Form No. 3352-822 ® • プロコア 660 および 880 エアレータ Model No. 09701–250000001 and Up Model No. 09701TE–250000001 and Up Model No. 09702–250000001 and Up Model No.
もくじ はじめに 安全について 安全な運転のために 安全ラベルと指示ラベル 仕様 主な仕様:660 エアレータ 主な仕様:880 エアレータ 作業性能 組み立て 付属部品表 トラクタについて バラストについて 下リンク・アームを接続する 上リンクを接続する サイド・ガードを取り付ける PTO シャフトの長さを調整する PTO シャフトを接続する キャスタ/安全スタンドを取り付ける スウェイ・リンクを調整する エアレータの左右の水平調整を行う 3点ヒッチのリフト・ストップを調整する タイン/タインヘッドを取り付ける ターフ・ガードを取り付ける ローラ・スクレーパを調整する ターフ・ガードを調整する トラクタからエアレータを切り離すには アクセサリ・チャート アクセサリ・チャート 各部の名称とはたらき 深さ調整ハンドル 深さガイド 運転操作 タインの打ち込み深さを調整する 深さチャート トラクタの運転について 作業概要 トレーニング期間 エアレーションの前に エアレーションの手順 移動のための運転 使用後の洗浄と点検 運転のヒント ウィンドロア(コア寄せ装置:オプション) フローテーション・キット(オプション)
警告は、死亡事故を含む人身事故を防止するための重 要安全注意事項です。 には、機械を使用する前に修理や交換を行ってくだ さい。また、常に機械全体の安全を心掛け、ボルト、 ナット、ネジ類が十分に締まっているかを確認してく ださい。 注意は、けがなどを防止するための安全注意事項です。 • サンダルやテニスシューズ、スニーカーやショーツで の作業は避けてください。また、だぶついた衣類は機 械にからみつく危険がありますから着用しないでく ださい。作業には、必ず長ズボンと頑丈な靴を着用し てください。安全メガネ、安全靴、聴覚保護具、およ びヘルメットの着用をおすすめします。地域によって はこれらの着用が義務付けられています。 この他に2つの言葉で注意を促しています。重要 は製品 の構造などについての注意点を、また、注: はその他の 注意点を表しています。 安全について 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に示す 安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項 は必ずお守りください。これは「注意」、 「警告」、 「危 険」 「人身の安全に関わる注意事
移動走行 保守 • 公道を走行する場合には地域の交通規則や法令を 遵守してください。 • 整備・調整・切り離し作業などの場合は、必ずPTOを 停止させ、エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛けて ください。後キャスタ/安全スタンドがきちんと床の 上に降りており、その上にエアレータが確実に支えら れているのを確認してください。 • 法律で定められているリフレクタ(反射板)やライト を必ず取り付け、それらが他の車両から確実に認識 できるようにしておいてください。 • エアレータの下で作業を行う場合には、後キャス タ/安全スタンドで機体を確実に支えてください。ト ラクタの油圧装置などで機体を支えただけで整備作 業を行うのは絶対にやめてください。 • 人を乗せないでください。 • 凹凸のある場所では十分に速度を落としてくださ い。 • エアレータの保守整備、調整や輪止めを外す時に は、必ずすべての制御装置をニュートラルに戻し、エ ンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、機械の動作 が完全に停止するのを待ってください。 • 道路を走行する場合には、左右の独立ブレーキを必 ずロックしておいてください。 PTO
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりはがれ たりした場合は新しいラベルを貼付してください。 1 93-9879 1. 力が掛かっていて危険:オペレーターズマニュアルを読むこと。 1 100-3613 1. 全身が巻き込まれる危険:可動部に近づかないこと。 1 100-3614 1. 手足や身体切断の危険:後部用安全スタンドを使用すること。 1 1 100-5443 1. PTO速度 100-5442 1. 深さゲージ 1 100-3611 1. 警告:オペレーターズマニュアルを読むこと:10運転時間後お よびその後の50運転時間ごとにラグ・ナットのトルク締め(50N. m=5 k.g.
1 100-3612 1. 巻き込まれる危険:可動部に近づかないこと。 1 1 2 3 100-5444 1. 上昇または下降させて打ち込み深さを調整する。 4 5 6 100-3615 1. 警告:オペレーターズマニュアルを読むこと。 2. 整備作業前にはエンジンキーを抜き取り、 マニュアルを読むこ と。 3. 巻き込まれる危険:可動部に近づかないこと。 4. 手足や身体を押し潰される危険機体をゆっくりと床まで 降下させ ること。 5. 手足を押し潰される危険周囲の人を十分に 遠ざけること。 5.
仕様 主な仕様:660 エアレータ 作業幅 1.5 m 全幅 1.83 m 全長 0.84 m 全高 0.86 m タイン・ヘッドの数 6 ローラの直径 152 mm 重量 554 Kg PTO速度 540 rpm 動力要求 24 hp (17.5 Kw) ヒッチ・カテゴリ カテゴリ1; 3点リンク 最小~最大深さ 0〜105 mm 駆動ベルト 5VX (3)/タインペア 主な仕様:880 エアレータ 作業幅 2m 全幅 1.83 m 全長 0.84 m 全高 0.
作業性能 km/h 前進穴あけ間隔 左右穴あけ間隔 ミニ・タイン 左右穴あけ間隔: 4タイン・ヘッド 左右穴あけ間隔 3タイン・ヘッド m2/h 660 m2/h 880 1 25 mm 30 mm 62 mm 81 mm 1,403 1,871 1.3 38 mm 30 mm 62 mm 81 mm 1,877 2,503 1.7 51 mm 30 mm 62 mm 81 mm 2,858 3,811 2.3 64 mm 30 mm 62 mm 81 mm 3,579 4,772 2.7 76 mm 30 mm 62 mm 81 mm 4,274 5,699 3.2 89 mm 30 mm 62 mm 81 mm 4,995 6,660 3.
組み立て 注:前後左右は運転位置からみた方向です。 付属部品表 注:組み立てに必要な部品がすべてそろっているか、以下の表で確認してください。1つでも欠けていると 組み立て を完成させることができません。 内容 数量 用途 PTO 駆動シャフト 1 トラクタからエアレータへ駆動力を伝達する部材です。 後キャスタ/安全シールド 1 整備作業や保管時にエアレータを支える部材です。 側面ガード 2 手足がタインに触れないようにする部材です。 キー 2 TE モデルのフード・ラッチ用キーです。 オペレーターズマニュアル 2 ご使用前にお読みください。 パーツカタログ 1 交換部品のリストです。 必要なトラクタ 下リンクアームを接続する • 660: 24馬力 1. 凹凸のない水平場所にエアレータを駐車する。 • 880: 32馬力 2. トラクタを後退させてエアレータのすぐ前に寄せ、下 リンク・アームをヒッチ・ピンに整列させる。 • 正しい空気圧 • 660 : 3 点ヒッチ(カテゴリ1)、最小吊り上げ能力 637 kg 以上 3.
上リンクを接続する サイド・ガードを取り付ける 注: きれいなエアレーション穴を開けるためには、エア レータの正面が直立、またはわずかに前傾している状態 であることが必要です(図3)。この設定は、深さ調整を 行うと変化します。従って、上リンクでこの角度を再調整 する必要があります。詳細については、17ページの「運 転」を参照してください。 1. エアレータのフレームの各下端に仮止めしてあるナッ ト(4個)、ロックワッシャ、ワッシャを取る。 2. サイドガード(左右の別あり)をスタッドに取り付ける (図5)。 図3 1. 上リンクをブラケットの下穴に接続し、リンク・ピンと リンチ・ピンで固定する(図4)。 図5 1. 側面ガード(左用) 1 3. 先に取り外したナット類で、各サイドガードを固定す る。 PTO シャフトの長さを調整する 2 3 図4 1. 上リンク 2. リンク・ピン 3. リンチ・ピン 2. 調整リンクを回してリンクを締める。締めすぎると エアレータの後部が浮き上がってしまうので注意す る。 3.
PTO シャフトを接続する り37 mm 以上大きくない場合には、PTO シャフトが 長すぎるので、以下の5.を行う。すき間の大きさが十 分にある場合には、以下の10.に進む。 1. PTOシャフトをギアボックスの入力軸に接続する(図 7)。 1 2 図6 1. PTO シャフト 5. 図7 1. PTO シャフト 37 mm のすき間を作るために必要な長さを、以下 の計算で求める。 A. 上記3.で測定した長さから、2.で測定した長さを 差し引く。 金ノコを使って、ガード(黄色)とパイプ(スチール 部)を必要な長さに切る。PTO シャフトの両方を同 じだけ切り落とす。PTO シャフトの両方を同じだけ 切り落とす。 7. 切り口のバリを落としてなめらかにする。 8. パイプ部分を十分きれいにする。 9. スチール部にグリスをたっぷり塗布する。 安全チェーン 2. PTOシャフトをトラクタの後部PTO 出力軸に接続す る。 3. PTOシャフトを一番前までスライドさせる。 B.
キャスタ/安全スタンドを取り付ける 6. 希望する設定にピンを差し込む(図10)。キャスタ・ノ ブを締め付ける。 注: 平らで硬い床面でエアレータを移動する時、トラク タとの位置合わせを行う時、保管する時などは、キャスタ ・ホイールを使用します。エアレータが水平な姿勢を保つ よう、深さ調整用矢印がサイドガードのすぐ上にくるよう にローラを調整してください。 1. 後キャスタ/セーフティスタンドを出荷用パレットに固 定しているボルトとナットを取り外す(図8)。このボルト ナットとワッシャはキャスタホイールの取り付けに使 用するのでなくさないようにする。 2 1 図8 1. 出荷用パレット 2. キャスタ/安全スタンド 図10 1. ピン 2. キャスタ・ノブ 2. エアレータをパレットから上昇させる。 7. エアレータをゆっくりと床に降ろす。 3. パレットを取り除く。 スウェイ・リンクを調整する 4.
るのがスウェイ・リンクでなくスウェイ・チェーンの場 合は、下リンク・アームとリンチ・ピンの間にワッシャを 挟んでリフト・ピンへのオーバーハング負荷を小さくし てやる。 注: 取り付け、調整の詳細については、トラクタのマ ニュアルを参照してください。 エアレータの左右の水平調整を行 う 1 1. トラクタとエアレータを平らで硬い面に駐車する。ト ラクタとエアレータの深さゲージが同じ設定になって いることを確認する。 図13 2. エアレータの上に水準器を置いて左右方向の水平を チェックする(図12)。 1.
ターフ・ガードを取り付ける 豊富な種類のターフガードがあります。13 ページのアク セサリ一覧表からお選びください。 2 1. ターフ・ガード・クランプをターフ・フィンガー・ツールバ ーに固定しているナットをゆるめる(図14)。 5 1 3 図15 1. スペーサ位置(各端に1つ) 4 2 2. ローラ・スクレーパのタブ B. フィンガーブラケットを上に跳ねて、スタッドの間 にワッシャをはさむ。 1 C. フィンガーブラケットを戻して角度をチェックす る。 図14 1. ターフ・ガード D. ナットで固定する。 2. ターフ・フィンガー・ツールバー 注: タイン・ヘッドとターフ・ガード間のクリアランスを確 保するために、穴あけ深さを小さくする必要がでてくる 場合があります。エアレーション作業の前にクリアランス を確認してください。 3. ターフ・ガード・クランプ 4. ノッチ 5. ロケータ・キー 2.
ターフ・ガードを調整する 初めて運転する前に、後キャスタ・スタンドを外し、深さ コントロールローラが地表面に付くまで3 点ヒッチでエ アレータを降下させます。取り付け終わったら、機体の 真後ろから見て、各タインがガードのすきまの中央位置 にあることを確認してください。必要に応じて適切なタ ーフガード(図16)を取り付けてください。 7. エアレータをゆっくりと降下させてキャスタ/安全ス タンドを着地させる。 8. 深さ調整ハンドルでローラを床面まで下げる。 9. ロックナットをゆるめ、調整リンクを回してエアレー タとトラクタの間を完全にゆるめる。 10. 中央のリンクをブラケットに固定しているリンチ・ピ ンと上リンク・ピンを外す。 11. ピンを押し出してトラクタのPTO 出力軸との接続を 外す。 12. シャフトをスライドさせてトラクタから外す。 13.
アクセサリ・チャート ProCore 660 エアレータ モデル番号 09701 モデル番号 09701TE ニードル・タイン 6本付け ヘッド (41mm 間隔) ミニ・タイン8本 付け ヘッド (41mm 間隔) 3本付けヘビー デューティー・ヘ ッド (82mm 間隔) 4本付けヘビー デューティー・ヘ ッド (61mm 間隔) 3 本付けヘッド (82mm 間隔) 4本付けヘッド (61mm 間隔) 必要なタインヘ ッド 6 本必要 モデル番号 09720 必要なタイン・ヘ ッド 6 本必要 モデル番号 09721 必要なタイン・ヘ ッド 6 本必要 モデル番号 09733 必要なタイン・ヘ ッド 6 本必要 モデル番号 09734 必要なタイン・ヘ ッド 6 本必要 モデル番号 09722 必要なタイン・ヘッド 6 本必要 モデル番号 09723 必要なターフ・ガ ード 6 x #100-5418 1 x #100-5419* 必要なターフ・ガ ード 1 x #100-5420* 8 x #100-5421 必要なターフ・ガ ード 2 x #100-5414 3 x #
アクセサリ・チャート ProCore 880 エアレータ モデル番号 09702 モデル番号 09702TE ニードル・タイン 6本付け ヘッド 41 mm)間隔 ミニ・タイン8本 付け ヘッド 41 mm間隔 3本付けヘビー デューティー・ヘ ッド 41 mm間隔 4本付けヘビー デューティー・ヘ ッド 41 mm間隔 3本付けヘッド 82mm間隔 4本付けヘッド 61mm間隔 必要なタイン・ヘ ッド 8 本必要 Model No. 09720 必要なタイン・ヘ ッド 8 本必要 Model No. 09721 必要なタイン・ヘ ッド 8 本必要 Model No. 09733 必要なタイン・ヘ ッド 8 本必要 Model No. 09734 必要なタイン・ヘ ッド 8 本必要 Model No. 09722 必要なタイン・ヘ ッド 8 本必要 Model No.
各部の名称とはたらき 深さ調整ハンドル リンチピンを抜いてハンドルを回しタインの打ち込み深 さを調整することができます(図17)。 1 1 図18 1. 深さガイド 2 図17 1. 深さ調整ハンドル 2.
運転操作 タインの打ち込み深さを調整する タインの打ち込み深さの調整は、以下の手順で行いま す: 1. 機体左右についている深さ調整ハンドルからリンチ ピンを抜き取る(図19)。 1 1 図20 1. 深さガイド 重要 深さを大きく変更するばあいには、機体左右で 交互に少しずつ変更し、ローラの脚の長さが同じにな るように注意してください。 注: 深さ調整を行った後は、機体の前傾角度を再調 整するために上リンクの長さの再調整が必要になり ます。8ページの「上リンクを接続する」を参照してく ださい。 重要 穴あけ深さは、エアレータの取り付け角度と深 さ設定の両方に影響されます。機体が後ろに傾いて いると、タインヘッドがターフガードに接触して破損 させる場合があります。また、直立状態では、深さガ イドの26 、27 の設定は使用できません。深さチャー トを参照してください。 図19 1. 深さ調整ハンドル 2. ハンドルでローラの高さを調整する。上げると深く、 下げると浅くなる。 注: 深さの調整が終わったら、必ずローラを着地さ せてください。 3.
図21 機体を少し前傾させる方がきれいな穴あけができる場 合がありますが、この場合、深さはわずかに小さくなり、 ターフガードとのクリアランスが大きくなります。前傾さ せる場合は、4度ぐらいの設定から始めるのが適当です。 マグネットで機体に密着する傾斜計を使って角度を決め るか、以下の方法を利用します: 図23 D. H1-H2が希望する前傾角度と等しくなるように上リン クを調整する(下の表を参照)。 A. 平らな場所に駐車する。 B. エアレータのローラが着地していること、深さ設定が 希望通りであることを確認する(図22)。 1 図22 1. 深さガイド C.
深さチャート ヘビー・デューティー & 標準タイン (長さ: 5.75”/146 mm) ミニタイン (長さ: 4.0”/102 mm) エアレータの前傾角度 エアレータの前傾角度 深 さ ゲージ 0度 1 4度 2 3 4 8度 0度 4度 8度 タインは地表に届かない インチ mm 0.1 3 0.3 8 0.5 13 0.7 18 0.9 23 1.1 28 インチ 1.3 33 0.1 3 12 1.5 38 0.3 8 13 1.7 43 0.5 14 14 1.9 48 0.8 19 インチ 15 2.1 53 1.0 25 0.0 2.3 68 1.2 30 2.5 63 1.4 2.7 68 2.9 5 6 7 8 9 10 11 16 17 18 19 20 21 22 23 タインは地表に届かない mm インチ mm mm 0 1 1 0.2 6 0.3 7 36 0.5 13 0.4 11 1.6 41 0.
• スロットル操作 • ギア操作 ることがありますから、予備のタインや工具を携帯する ほうがよいでしょう。 注:トラクタの運転操作については、トラクタのマニュア ルを参照してください。 エアレーションの手順 作業概要 注:ニードル・タイン用ヘッドを使用する場合は、開始手 順が多少異なります。製品のキットに付属する説明書を 必ずお読みください。 エアレータは、トラクタの3 点ヒッチで持ち上げた状態 で移動させ、作業現場で下降させて使用します。 トラクタからの駆動力はPTO シャフトとギアボックスを 通じてエアレータに伝えられ、そこから駆動ベルトとクラ ンクシャフトによってタインアームに伝達されます。 1. タインが一番下まで降りた時に地表すれすれの高さ となるように、エアレータを降下させる。 2.
10. 破損したタインは新しいものに交換し、既存のタイ ンに異常がないか確認してから作業を再開する。駆 動部分などに破損が見つかった場合には、必ず修理 してから作業を再開する。 移動のための運転 移動走行に移る前に、エアレータを上昇させ、PTO を解 除してください。斜面の横切り運転やアンジュレーショ ンのある場所では、確実な制御ができるよう、速度を十 分に落とすようにしましょう。 注:作業中にローラが地表から持ち上げられるのは、 地面が硬すぎてタインが完全に地中に入っていない からです。このような場合には、ローラが持ち上がら ない程度まで打ち込み深さを浅くしてください。 5. 地面が硬い場合には、まず穴あけ深さを浅くして作 業を行う。そして、コアを処理してからもう一度深い 設定で、 できれば散水をしてから、作業を行う。 6. プロコアは、トラクタのタイヤでコアを粉砕しないよ うにオフセットが取られている。このオフセットが取 られている側が、作業済みのうねの方を向くように作 業コースを作るとよい。 重要 移動走行速度は24 km/h までとしてください。 注意 4.
保守 潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアップ プロコアに使用されているベアリングの多くは、完全密 封タイプであり、特別な整備や潤滑作業をまったく必要 としません。従って、保守作業が非常に楽であり、また、 グリスでターフを汚すようなことも少なくなっています。 図26 定期的なグリスアップが必要な場所は以下の通りです。 SAE 高温高圧用(EP )汎用グリス又はSAE 汎用リチウ ム系グリスを使用してください。 グリスアップの間隔とグリス注入個所: 毎日のグリスアップ:PTO シャフト (3ヶ所) (図24) 図27 ギアボックスの潤滑 ギアボックスには85/140 ギアオイル又は同等品を使用 します。6 ヶ月または100 運転時間ごとに油量を点検し てください。 1. ギアボックス後部の点検プラグを外す(図28)。 2 図24 毎週のグリスアップ: ローラ・ベアリング(2ヶ所) (図 25) 深さジャッキ(2ヶ所) (図26), 駆動シャフトのベアリン グ(2ヶ所) (図27) 1 図28 1. 点検プラグ 2. 補給プラグ 2. オイルがプラグ穴まであることを確認する(図28)。 3.
テーパ・ロック・アセンブリ ジャッキ・シャフト固定ネジのトル ク締め 最初の10 運転時間で、テーパロックブッシュを受動プ ーリに固定しているネジをトルク締めしてください(5.1 kg/cm2) (各プーリに2ヶ所) (図29)。 最初の10 運転時間、その後は50 運転時間ごとに、駆動 シャフトをギアボックスのシャフトに固定しているネジを 26~32 N.m(2.8~3.5 kg.m)にトルク締めしてください; ネジは各側に4 個ずつあります(図30)。 3 1 2 1 1 4 図29 1. キャップスクリュ(M16 ネジ, M14 六角レンチ) 2. リテーナ 3. テーパ・ロック・ブッシュ 4. ブッシュの固定ネジ( 特殊ネジ) 図30 1. 駆動軸の固定ネジ 万一、クランクアーム・アセンブリを分解した場合は、テ ーパ・ロック・ブッシュ・アセンブリを正しく固定する必要 がありますので、以下の手順で再組み立てを行ってくだ さい。 ベルトの張りの調整 機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するため に、ベルト類は正しく調整してください。 1.
4 5 7 2 2 6 3 3 1 1 図32 1. アイドラ・スプリングのゴム製ブーツ 2. ジャム・ナット 3. 調整ナット 4. アイドラ・ピンとヘアピン・コッター 4 5. アイドラ・プーリ 5. ヘアピン・コッター 7. 図31 1. アイドラ・スプリングのゴム製ブーツ タイン・アーム・アセンブリ 4. アイドラ・プーリ・アセンブリをアイドラシャフトに固定 しているヘアピン・コッターを外す(図32)。アイドラ アセンブリをシャフトから抜き取る。 2. ジャム・ナット 3. アイドラ・チューブ 4. ガイドチューブの下の溝 5. タイン・アームの上部をプーリに固定しているネジ、ロ ックワッシャ、平ワッシャを外す(図32)。 ベルトの交換 1. アイドラ・チューブをテンショナ・アームに固定してい るジャム・ナットをゆるめる(図32)。 2. アイドラ・アームの上に付いている6 部を回し、スプリ ングの張りを完全になくす(図32)。 注意 6.
8. エンド・カバーとベアリング・ハウジングをエアレータ のフレームに固定しているキャップスクリュ(8 個)と 平ワッシャを取る(図34)。 13. 新しいベルトを取り付ける。 14. エンド・カバーを駆動シャフトに取り付ける。取り外 しの際に付けておいたマークを目安に、エンド・カバ ーの位置を調整し、8本のキャップスクリュと平ワッ シャで仮止めする。 15. ベアリングの固定ネジを 10 N.m (1.1 kg.m)にトル ク締めする。 1 16. 分解時に外したナット等を使って、タイン・アームの 下部を下部リンクまたはロタリンク・アームに取り付 ける。 17. ネジ、ロックワッシャ、平ワッシャを使って、タインア ーム上部をプーリに接続する。ネジを 225 N.m (2.7 kg.m)にトルク締めする。 図34 1. エンド・カバー 18. ヘアピン・コッターで、アイドラ・プーリ・アセンブリを アイドラ・シャフトに固定する。 9. ベアリング固定ネジをゆるめる(図35)。 19. アイドラ・ピンとヘアピン・コッターを使って、スプリン グ・アセンブリの上部をフレームに固定する。 20.
Toro エアレータの品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、 両社の合意に基づき、Toro 社の製品であるHydroject 3000、 Hydroject 4000、グリーンズ・エアレータ、フェアウェイ・エアレータ およびProCore エアレータ(「製品」と呼びます)の材質上または 製造上の欠陥に対して、2年間または500運転時間のうちいずれ か早く到達した時点まで*の品質保証を共同で実施いたします。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」の 修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運 賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効とな ります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き て磨耗消耗する部品類とは、ブレード、リール、ベッドナイフ、 タイン、点火プラグ、キャスタホイール、タイヤ、フィルタ、ベル トなどを言います。 • 外的な要因によって生じた損害。外的な要因とは、天候、格納 条件、汚染、弊社が認めていない冷却液や潤滑剤、添加