Form No. 3355-725 ® • プロコア648 エアレータ Model No.
• 警告 ページ 運転操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19 各部の名称とはたらき. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19 エンジンの始動と停止. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20 インタロック(安全装置). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 整備用ラッチ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
はじめに 安全 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身事 故につながります。事故を防止するため、以下に示す安全 上の注意や安全注意標識のついている遵守事項は必ずお 守りください。• これは「注意」、 「警告」、 「危険」など、 人身の安全に関わる注意事項を示しています。これらの注 意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生するこ とがあります。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に 理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故や製 品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されています。製 品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意を払って おりますが、この製品を適切かつ安全に使用するのはお客 様の責任です。 整備について、また純正部品についてなど、分からないこ とはお気軽に弊社代理店またはカスタマー・サービスに おたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモ デル番号とシリアル番号をお知らせください。モデル番号 とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置は図1の通 りです。 安全な運転のために 以下の注意事項は ANSI規格B71-1999 から抜粋したもの です。
• 屋内での給油や燃料の抜き取りは絶対にしない。 ださい。 滑りやすくなっているために走行力が十分発 揮できず、制御できなくなる危険があります。 • オペレータ・コントロールやインタロック・スイッチなど の安全装置が正しく機能しているか、また安全カバー などが外れたり壊れたりしていないか点検してくださ い。これらが正しく機能しない時には芝刈り作業を行 わないでください。 • 急旋回したり不意に速度を変えたりしないでくださ い。 • 斜面では速度を落とし、より慎重な運転を心がけまし ょう。 • 作業場所に岩や木の幹などの障害物がある場合には 目に付きやすいマークをつけておきましょう。深い芝生 に隠れて障害物が見えないことがあります。 運転操作 • 締め切った場所では絶対にエンジンを運転しないでく ださい。 • 溝、穴、岩、 くぼみ、 マウンドなどに注意しましょう;不 用意に入ると機体が転倒する危険があります。 • 作業は十分な照明のもとで行い、隠れて見えない穴な どの障害物に注意してください。 • 下り坂では制御不能にならないよう慎重に運転してく ださい。重心が前輪側に移動するとスリップを起こし
音力レベル • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い場 所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切 り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜いてお いてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確 実に絶縁されたものを使ってください。 この機械は、EC規則2000/14 に定める手順に則って同型 機で測定した結果、音力レベルが 102 dBA/1pW である ことが確認されています。この数値はEC規則2000/14及 びその改訂に定める手順に則って同型機で測定した結果 です。 • 各部品が良好な状態にあり、ボルトナット類が十分にし まっているか常に点検してください。擦り切れたり破損 したりしたステッカーは貼り替えてください。 振動レベル • 弊社が認可していないアタッチメントは使用しないでく ださい。認可されていないアタッチメントを御使用にな ると製品保証を受けられなくなる場合があります。 この機械は、ISO 5349 規定に則って同型機で測定した結 果、手・腕部の最大振動レベルが 2.
2 3 6 5 4 107-7534 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと 2. 警告 - 整備作業前にはエンジンキーを抜き取り、 マニュアルを読むこと。 3. 巻き込まれる危険 - 可動部に近づかないこと。 4. 手足に大怪我をする危険 ― 周囲の人を十分に遠ざけること 5. 手や胴体が押しつぶされる危険 ― コアリング・ヘッドを上昇させたときには、整備用ラッチで固定すること。 6. 整備前にマニュアルを読むこと ― タインボルトのトルク値は41 Nm(4.1 kg.m) 2 3 4 2 1 1 107-7548 1. オペレーターズマニュアルを読むこと。 2. レンチのサイズ 3. ボルトのサイズ 4. トルク 3 1 93-9363 7 1. 駐車ブレーキ 8 6 3 ロック解除 2. ロック 9 10 2 4 3. 11 12 5 106-8835 1. On/Off バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります. 2. 出力 3. ソレノイドバルブ下降 1. 爆発の危険 4. ソレノイドバルブ上昇 2.
1 2 1 106-8853 106-8856 1. オペレーターズマニュアルを読むこと。 1. オペレーターズマニュアルを読むこと。 2. 穴あけ深さ 1 2 93-9084 1. 吊り上げポイント 2. ロープ掛けポイント 1 107-7555 93-6696 1.
1 3 2 4 5 8 7 6 9 106-8855 1. レバーを上にすると後退 2. レバーを下にすると前進 3. PTO解除、ヘッド上昇 4. PTO接続、ヘッド下降 5. 警告 - 整備作業前にはエンジンを停止させ、 マニュアルを読むこと。 6. 警告:給油前にはエンジン停止。 7. 巻き込まれ危険:人を乗せないこと。 8. ベルトへの巻き込まれと手足を潰される危険:可動部に近づかないこと。人を遠ざけること。 9. 転倒危険:高速移動中は急旋回禁止。旋回時は速度を落すこと。斜度15°以上の法面への乗り入れ禁止。 107-7547 1. 巻き込まれる危険 - 可動部に近づかないこと。 2.
仕様 エンジン コーラー空冷 2 気筒ガソリンエンジン, 排気量 674 cc, 出力 19HP(14.2kW)@3000 rpm, トルク: 32.5 lb–ft.(4.5 kg.m) @ 3000 rpm(44.1 Nm) 32.7 lb–ft 最大(44.3 Nm) @ 2400 rpm. ハイ・アイドル 3400 rpm,ロー・アイドル 1400 rpm。排気量 41 cu–in.(674 cc)。大型ドライエレメント式エアクリーナ。スピンオン式オイル・フィルタ。ハイフロー・ ブロア・ファンを搭載。 タイヤ 前後とも 20x10-10, 2 プライ, スムース・トレッド, チューブレス。リム脱着式。タイヤ空気圧 は 0.84 kg/cm2。 各部の名称とはたらき 始動キー, スロットル, チョーク, 駐車ブレーキ, 走行レバー, 昇降スイッチ, 穴あけ間隔設定 レバー, 芝面追従セレクタ, システム・リセット・スイッチ, 穴あけ深さ調整レバー 電気系統 オルタネータ/ジェネレータ:12V, 15A レギュレータ付き充電システム。 バッテリー:BCI グループ No.
アクセサリ・チャート オプション・アクセサリ 畝寄せキット 09220 タイヤ・スクレーパ 09225 追加用ウェイト 99–6166–01 プロコア 648 幅 1.2 m モデル番号 09200 必要なタイン・ヘッド ミニ・タイン10本付けヘッド 1.6”(51 mm)間隔 3/8”(19 mm)シャンク モデル番号 09222 ニードル・タイン5本付けヘッド 1.6”(51 mm)間隔 モデル番号 09221 必要なターフ・ホルダー 105-1110 2本 105-1111 1本 必要なターフ・ホルダー 105-1110 2本 105-1111 1本 タイン 30本必要 タイン 60本必要 使用できるクラシック・タイン 3/8” 9.5 mm むく 100–3622 3/16” 4.5 mm 側面排出 94–3417 1/4” 6.5 mm 側面排出 106–8941 3/16” 5.0 mm 中空 100–3625 3本付けヘッド 2.6”(51 mm)間隔 3/4”(19 mm)シャンク モデル番号 09223 3本付けヘッド 2.
組み立て 注: 前後左右は運転位置からみた方向です。 付属部品表 注 組み立てに必要な部品がすべてそろっているか、以下の表で確認してください。1つでも欠けていると組み立てを完成 させることができません。 名称 数量 ロックナット, 1/2–20 3 ケーブル・ガイド 1 キャップスクリュ, 5/16 x 1/2 in. 2 フード・プレート 1 ポップ・リベット 3 キャップスクリュ, #10–24 x 2 in. 1 ナット, #10–24 1 ロックナット, #10–24 1 キャップスクリュ, 1/4–20 x 1 in. 1 ロックナット, 1/4–20 1 キャリッジ・ボルト, 5/16 x 3/4 in. 2 フランジ・ナット, 5/16 2 始動キー 2 キャリッジ・ネジ, 3/8 x 1.25 in.
注:梱包を解いた後にコアリング・ヘッドを上昇させるに は、エンジンを始動し、RESETボタンを押してください。詳 細は、このマニュアルの「運転操作」の項を参照してくださ い。 4. ケーブルを取り巻くようにケーブル・ガイドを取り付け る。 5. キャップスクリュ(5/16 x 1/2"; 2 本)を使って、フォー ク上部にケーブル・ガイドを取り付ける(図3)。 後輪を取り付ける バッテリーへの補給、充電および 接続 1. エアレータ後部をパッケージに固定しているラグナット (8個)を外す。 2. 各ハブにホイールを取り付ける(図2;1つのホイールに ラグナット4個)ナットを 45–55 ft.–lb.にトルク締めす る(61–75 Nm=6.2~7.6 kg.m)。 警告 • • カリフォルニア州 注: 各ホイールとハブの間にベアリング・プレートが入 っているのを確認してください。 第65号決議による警告 バッテリーの電極部や端子などの部分には鉛や鉛含有 物質が含まれており、カリフォルニア州では、これらの物 質が癌や先天性異常の原因となるとされている。取り扱 い後は手を洗うこと。 3.
• 警告 • 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づけ ない。 6. 充電器に接続し、充電電流を 3~4 A にセットする。 3~4Aで充電する。電解液の比重が 1.250 以上、液温 が16℃以上、全部の電極板から泡が出ていれば充電 終了である。 7. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜き、バ ッテリー端子からはずす。 注: 最初の充電以後は、バッテリー液が不足した場合に は蒸留水以外補給しないでください。この機械に使用 しているバッテリーはメンテナンス・フリーですので、通 常は水の補給もほとんど必要ありません。 • 警告 • バッテリーの端子に金属製品やトラクタの金属部分が 触れるとショートを起こして火花が発生する。それによ って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがあ る。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端 子と金属部を接触させないように注意する。 図5 1. バッテリー・トレイ • バッテリーの端子と金属を接触させない。 2. バッテリー押さえ 8.
後フードを固定する ベルト・カバーを固定する (CE要求) (CE要求) 1. ポップ・リベット(3本)を使ってフード・プレートを後フ ードに固定する(図7)。 1. 1/4 x 1in キャップスクリュをベルト・カバーのラッチ・ レバーに通し、1/4 ロックナットで固定する(図8 と 9) 。 2. #10 x 2 inキャップスクリュに#10 ナットを嵌める。 3. キャップスクリュをフード・プレートに通す(図7)。 1 2 1 図8 1. ベルト・カバー 2. ラッチ・レバー 図6 1. 後フード 2 1 2 1 3 図9 1. ラッチ・レバー 2. キャップスクリュとナット 図7 1. フード・プレート タイン・ホルダー、ターフ・ガード、 タインを取り付ける 2. ポップ・リベット 3. キャップスクリュとナット 4.
運転の前に • 危険 • 使用推奨ガソリン ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こ す。 燃料は自動車用「無鉛」レギュラーガソリン(オクタン価 85以上)をご使用ください。無鉛ガソリンが入手できない 場合には有鉛ガソリンを使用して差し支えありません。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で行 う。こぼれたガソリンはふき取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、絶対に本 機への燃料補給をしてはならない。 重要 メタノール、メタノール添加ガソリン、10%以上のエ タノールを添加したガソリンなどは本機の燃料システムを 損傷しますから絶対に使用しないでください。ガソリンに オイルを混合しないでください。 • 警告 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タンク の首の根元から6~13 mm 程度下までとする。これ は、温度が上昇して燃料は膨張したときにあふれな いように空間を確保するためである。 • • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶 対に近づけない。 ガソリンを吸い込むと健康に害がある
燃料を補給する 1 燃料タンク容量は約 28.4 リットルです。 1. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停 止したのを確認してから運転位置から離れる。 2 2. 燃料タンクのキャップ(図10)周辺をきれいに拭く。燃 料タンクのキャップを取って、タンクの天井から約1.5 cm 下(給油口の根元)まで燃料を入れる。これは、温 度が上昇して燃料は膨張したときにあふれないように 空間を確保するためである。燃料タンク一杯に入れな いこと。 図 11 1. ディップスティック 1 2. 補給管 3. ディップスティック(図12)を抜き、先端部をウェスで 拭う。 4. ディップスティックを根元まで確実に差し込む。ディッ プスティックを抜き取り、オイルの量を見る(図12)。オ イルの量が不足している場合は、Full マークまで、補給 口から少量ずつゆっくりと補給する。 2 図 10 1 1. 燃料タンクのキャップ 3. 燃料タンクのキャップをしっかりとはめる。こぼれたガ ソリンはふき取る。 図 12 エンジン・オイルの量を点検する 1. ディップスティック 2.
油圧オイルを点検する グループ3 生分解油圧オイル 本機の油圧システムはアンチ・ウェア作動油を使用します。 油圧オイル・タンクに約 6.
タイヤ空気圧を点検する 1 前後のタイヤとも規定値に調整して運転してください。各 タイヤで空気圧がバラバラだと、均一な深さにコアリング できません。空気圧は空気バルブ(図16)で測定し、50運 転時間ごと、または1ヶ月に1回のうち早い方の時期に点検 してください。測定はタイヤが冷えている状態で行うのが ベストです。 前後とも: 83 kPa(0.84 kg/cm2) 図 14 1. 油圧オイル・タンクのキャップ 4. 補給口の首からディップスティックを抜き、きれいなウ ェスでていねいに拭う。もう一度首に差し込んで引き抜 き、オイルの量を点検する。FULL 位置(図15)まであ ればよい。 2 1 図 16 1. 空気バルブ 2. ホイール用ウェイト • 注意 • ホイール用ウェイトは非常に重い(32 kg); タイヤから ウェイトを外すときには安全に十分注意すること。 図 15 1. ディップスティック 2. FULL マーク 5. 不足であれば、適正量まで補給する。 6.
運転操作 始動スイッチ 始動スイッチ(図19)はエンジンの始動と停止を行うスイ ッチで、OFF, RUN, START の 3 つの位置があります。キー を右に回して START 位置にすると、スタータ・モータが作 動します。キーは自動的に ON 位置まで戻ります。キーを OFF 位置に回せばエンジンは停止します。 注: 前後左右は通常の運転位置からみた方向です (図17)。 左側 エアレーション・スイッチ ヘッド上昇 – スイッチ(図18)の上部を押すとコアリング・ ヘッドが上昇します。この動作は油圧動作ですので、エン ジンが掛かっている必要があります。コアリング・ヘッドが 移動走行高さまで上昇しない場合には24ページ「システ ム・コントロール回路のリセット」を参照してください。 作業方向 下降/エアレーション開始 – スイッチ(図18)の下部を押す とコアリング・ヘッドが下降してエアレーションを開始しま す。走行レバーが「走行」位置にセットされていないと、こ のスイッチは入りません。 右側 図 17 各部の名称とはたらき 注意 • 実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分の
穴あけ間隔レバー 希望する穴あけ間隔にセットしてください。移動走行時に はトランスポート位置 "T" にセットしてください。 したら、エンジンがスムーズに回転を続けられるように調 整してください。なるべく早く、開位置に戻すようにしてく ださい。 手動芝面追従スイッチ スロットル・コントロール スロットル(図19)はエンジンの回転速度を調整しま す。FAST の方へ動かすとエンジンの回転数が増加し、 SLOW 方向へ動かすと遅くなります。 コアリング・ヘッドや 走行速度はスロットル速度に依存しています。 1 下向きに回すと TrueCore 機能を解除します(図19)。こ のスイッチを操作するには、ネジを外す必要があります。 システム・リセット・スイッチ 非常時(例えばガス欠でコアリング・ヘッドが地面に刺さっ たまま停止した場合など)に、このスイッチ(図19)を押す と、コアリング・ヘッドを上昇させることができます。 穴あけ深さレバー 3 4 希望する深さにセットしてください(図20)。 5 2 1 6 7 図 19 1. イグニッション 2. 穴あけ間隔レバー 3. スロットル 4.
重要 スタータは10秒間以上連続で使用しないでくだ さい。もし10秒間以内にエンジンが始動しなかった場 合は、30秒間待って、それからもう一度始動を試みてく ださい。この手順を守らないとスタータ・モータを焼損 する恐れがあります。 5. エンジンが始動したらチョークを OFF にする。それで エンジンの回転が悪くなるようであれば、チョークを ON 位置に戻して数秒間待つ。様子を見ながらスロット ル・レバーを希望の位置に動かす。必要に応じてこの操 作を繰り返す。 エンジンの停止手順 インタロック・システムのテスト 機械を使用するまえに毎回点検してください。 • 走行レバーがニュートラル位置にある時のみエンジン のクランキングが可能。 安全装置が上記の通りに作動しない場合には、すぐに代理 店に修理を依頼してください。 2. エンジンをアイドル回転させた状態で 60 秒間待つ。 3. 始動キーを OFF 位置にして抜き取る。. 整備用ラッチ 4.
2 1 図 24 1. ターフ・ガード 1 2. ターフ・ガード・ブラケット 4. 各タイン・ホルダーにタイン・クランプを仮止めする (図26;3/8 x 1-1/2" キャップスクリュ 4 本を使用す る)。この時点ではキャップスクリュを締め付けない。 図 22 1. 整備用ラッチ(使用時)の位置 タイン・ホルダー、ターフ・ガード、 タインを取り付ける 5. タイン・ホルダー #2 と #5 (図25)にタインを取り付 け、キャップスクリュで固定する。 豊富な種類のタイン・ホルダー、ターフ・ガード、タインがあ ります。10 ページのアクセサリ一覧表から必要なものをお 選びください。 1. コアリング・ヘッドを上昇させ、整備用ラッチで固定す る。 2. 各タイン・アームにタイン・ホルダーを取り付ける(図23 ;1/2 x 1-1/4" キャップスクリュ 3 本を使用)。キャッ プスクリュを 75 ft.–lbs (10.5 kg.m)にトルク締めす る。 (キャップスクリュはホルダー・キットの付属品) 2 1 図 25 1. No. 5 タイン・ホルダー 2. 1 No.
6. 全部のタインが、ターフ・ガードの隙間の中心に整列し ている(図27)ことを確認する。必要に応じてターフ・ ガードの位置を調整し、ナットで固定する。 1 2 図 28 1. 穴あけ深さレバー 図 27 2. 打ち込み深さチャート 7. のこり全部のタイン・ホルダーにタインを取り付ける。 キャップスクリュを 4.1 kg.m にトルク締めする。 3. タインのもう一方の端の位置にあるローマ字を見て、そ れと同じ文字にレバーをセットする。 全部のタインを交換するときの手順: 注: タインは使用に伴って磨耗しますから、穴あけ深さを 同じに維持するためには、磨耗状態に合わせてセット位置 もずらして行く必要がでてきます。例えば、新品のタインの 時には「G」の位置であったものが、使用を続けているうち に 6mm 程度磨耗した場合には「H」の設定で使用すると 同じ穴あけ深さを維持できます。 1. コアリング・ヘッドを上昇させ、整備用ラッチで固定す る。 2. タイン・ホルダーのキャップスクリュをゆるめるてタイ ンを取り外す。 3. 新しいタインを差し込む。 手動による芝面追従 4.
2. レンチ(5/8")を使ってバイパス・バルブ(図31)を左回 りに 1 回転させる。これにより油圧オイルがバイパスさ れて、手引きや手押しによる移動が可能になる。 1 2 2 図 29 1 1. リンチ・ピン 2. スペーサと深さピン 3. セレクタ・スイッチのロック用キャップスクリュとナット を外す(図30)。 図 31 1. バイパス・バルブ 重要 バイパス・バルブは 1 回転以上させないでくださ い。これはバルブそのものがボディからゆるんでオイルが 漏れるのを防止するためです。 1 重要 手押し・手引きでの移動距離は 30 m 以内とし、移 動速度は時速 1.5 km 以下を厳守してください。. 3. 駐車ブレーキを解除して移動を開始する。 重要 バルブを開けたままで 10~15 秒間以上はエンジ ンを回さないでください。 2 通常の運転への復帰 図 30 1. 手動芝面追従スイッチ バイパス・バルブ(図31)を右に 1 回転させてください。 2. キャップスクリュとナット 注: バルブを締め込み過ぎないように注意してください。 4.
リセット方法:エンジンが掛かったらリセット・スイッチ( 図32)を押すとコアリング・ヘッドが上昇し、制御回路がリ セットされます。 牽引に使用するトレーラやトラックはヘビーデューティー 仕様のしっかりしたものをお使いください。 トレーラやトラックには、法令で定められた灯火類やマー クを必ず取り付けてください。安全に関する注意事項はす べてよく読んでください。あなたご自身やご家族、ペット、 周囲の人を事故から守るための情報です。 移送に際しての注意: • 駐車ブレーキを掛け、車輪止めを掛ける • 機体をチェーンやロープなどでしっかりと固定する(図 33~35) • トレーラの場合は安全チェーンで牽引車両に確実に接 続する。 1 警告 • 図 32 1.
破損したタインは新しいものに交換し、既存のタインに異 常がないか確認してから作業を続ける。駆動部分などに 破損が見つかった場合には、必ず修理してから作業を再 開する。 プロコア 648 は他の多くのマシンよりもよりも深いエアレ ーションを行うことができます。そのため、土盛りで造成し た(サンド仕様でない)グリーンで長い中空タインを使う と、コアの先端部がきれいに抜けないことがあります。これ は、タインの先端部分に土質の異なる土が入るためです。 側面排出型のタインを使うと、早い動作でもきれいにコア がぬけます。エアレーションと目土散布を継続的に行って いるうちに、このような現象は解消されます。 1 固い土壌 図 35 1.
• 必要に応じてスイッチ取り付けプレートをゆるめて一番 高い位置に引っ張り上げて固定しなおす。スイッチの 位置が高いほどクラッチの入りが早くなります。 スイッチの位置が一番高い位置にあるのにクラッチが入 らないのは、電気クラッチそのものの劣化が疑われます。 代理店に連絡するか、プロコア 648 のサービスマニュア ルを参照してください。 ミニ・タイン(クワッド・タイン) Toro のミニ・タインは 2 列構成となっているため、高速で 穴あけを行うことができます。このコアリング・ヘッドを使 用する場合には、穴あけ間隔を 5 cm にセットしてくださ い。2.
• 警告 • スプリング・プレートを急に開放すると怪我をする危険 がある。 重量移動スプリングの調整は 2 人で作業を行うこと。 1. スプリング・ブラケットをコアリング・ヘッドに固定して いるキャリッジボルトのナットをゆるめる。取り外さな いこと(図37)。 4. スプリング・プレートを回転させて次の穴にそろえ、キャ リッジボルトを通してナットで締め付ける。 注: スプリング・プレートを上に回すと重量移動が大きく なります。 追加用ウェイト 重量移動が大きくなると、非常に固い土壌ではエアレーシ ョン中に後輪(2 輪)が浮き上がってくる場合があります。 このようになると穴の形が崩れてしまいます。 これを解決するには、ウェイトを追加する必要があります。 追加のウェイト1 個の重量は 28.
出力回路はそれぞれ所定の入力がそろった時に通電状態 となります。出力表示用 LED として、SVL, SVR, SVQ が用 意されています。これらの LED はそれぞれの出力端子に 接続されたリレーの状態や電圧状態をモニタしています。 出力回路が健全でも、出力装置そのものが健全であること は保証できません。ですから電気系統の故障探究を行う 時には、出力LEDのチェック以外に各機器の通常のテスト やワイヤハーネスの検査が必要になります。各機器のイン ピーダンス測定、ワイヤハーネスをつないだ状態(ACMの 部分で切り離した状態)でのインピーダンス測定、一時的 な通電試験などを行ってみる必要があるでしょう。 ACMは外部のコンピュータや診断機器に接続することは できません。また、内部のプログラムを改変することもでき ませんし、発生した故障内容を記憶しておくこともできま せん。 ACM上のLEDには絵文字で識別されます。枠で囲まれた3 つが出力です。それ以外はすべて入力です。以下に記号と その意味を示します。 1 7 8 6 3 2 4 9 10 11 5 12 1. On/Off 2. 出力 3.
保守 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 最初の 8 運転時間後 最初の 50 運転時間後 使用ごと 25運転時間ごと 100運転時間ごと 200運転時間ごと 500運転時間ごと 長期格納の前 整備内容 • 油圧オイル ― 量を点検 • 油圧フィルタ ― 交換 • ポンプのベルト ― 張りを調整 • コアリング・ヘッドのボルト ― トルクを点検 • エンジン・オイルとフィルタを交換 • エンジン・オイル ― 量を点検 • インタロック ― 点検 • エンジンの空気取り入れ口 ― 清掃1 • ベルト ― 点検 • 油圧オイル ― 量を点検 • タイヤ ― 空気圧を点検 • 油圧ライン ― 点検 • エンジンのプレクリーナ ― 洗浄してオイルを含ませる • バッテリー ― 液を点検 • エンジン・オイルとフィルタ ― 交換1 • 主エアフィルタ ― 交換1 • 燃料フィルタの交換 • エンジンの冷却部 ― 清掃1 • 油圧フィルタ ― 交換 • 油圧リターン・フィルタを交換 • 油圧チャージ・フィルタを交換 •
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第 点検項目 週 月 火 水 木 金 土 日 インタロックの動作を点検する。 駐車ブレーキの作動を点検する。 燃料残量。 エンジン・オイルの量。 エア・クリーナを点検する。 冷却部の汚れ具合を点検する。 エンジンからの異常音がないか点検 する。 運転操作時の異常音。 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗がないか点検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧 計器類の動作。 タインの状態を点検する。 塗装傷のタッチアップ 点検担当者名: 内容 日付 記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 • 注意 • 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ずキーを抜きとり、念のために点火プラグのコードを外しておくこと。点火コードが絶対に 点火プラグと触れることのないよう、確実に隔離すること。 31
潤滑 ジャッキアップ このエアレータにはグリスアップの必要な箇所はありませ ん。 • • アタッチメントやタイヤを交換する場合など機体を浮か せる必要があるときには、適切なブロック、ホイスト、ジ ャッキなどを使用すること。まず機体を、コンクリートな どのしっかりした床の上に駐車する。ジャッキアップ前 に、吊上げの邪魔になったり整備作業にに不要なアタッ チメントなどは全て外す。車輪は、輪止めなどで確実に 保持する。必要に応じ、ジャッキ・スタンドや安全ラッチ などを利用して機体を確実に支える。この保持を怠る と、機体が動いたり落下する危険があり、重大な人身事 故になるおそれがある。 重要 ベアリングが、材質上の欠陥や製造上の瑕疵のため に破損することはめったにありません。破損原因のうちで 最も多いのは、水やホコリが保護シールを通り越えて内部 に侵入することです。グリスアップの必要なベアリングで は、定期的にグリスを注入することで、内部に侵入した異 物を外へ押し出していますから、定期的な整備が非常に 大切です。密封式のベアリングは、製造時に特殊なグリス を封入し、強力なシールによって内部を保護していま
機体後部のジャッキアップ エア・クリーナの整備 1. 機体が動かないように後タイヤをブロックする。 25 運転時間ごとにプレクリーナ (スポンジ) を清掃してオ イルを含ませます。しかし、ホコリのひどい場所で使用す る場合はより頻繁にエア・クリーナの手入れを行ってくだ さい。 重要 ホイール・モータ部分にジャッキを掛けないでく ださい。ホイール・モータが破損します。 2. 後ホイールのすぐ内側にあるフレーム・プレートの下 (図41)にジャッキを置く。 1. エアクリーナのノブ、Oリングとカバーを外す(図43)。 2. ペーパー・エレメントの周囲からスポンジを外す。 • スポンジを温水と洗剤で洗う。 • 洗い上がったら、 タオルにはさんで軽く押さえて水 分を取る。ねじって絞らないこと。自然乾燥させる。 • きれいなエンジン・オイルに十分ひたして引き上げ る。余分を軽く絞る。 1 図 41 1.
3. ペーパー・エレメントに元通りに取り付ける。 ペーパー・エレメントは 25 運転時間ごとに点検し、破損し ちたり汚れがひどければ交換します。100運転時間で交換 が目安です。エレメントは使い捨てタイプですから、水や 圧縮空気で洗浄しないでください。 注: 分解されている間に、エアクリーナ各部の点検も同時 に行ってください。破損している部品を発見したら交換し てください。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停 止したのを確認してから運転位置から離れる。 3. 給油口からゴミが入ってエンジンを傷つけないように、 ディップスティック(図44)の周囲をウェスできれいに 拭く。 4. ディップスティックを抜き取り、付いているオイルをウェ スで拭きとる。 1. スポンジ、 ペーパエレメント、 ブリーザ・シール、スペー サ、内部カバー、ナットを元通りに取り付ける。95 in-lb (1.0 kg.m)にトルク締めする。 (11 Nm). 1 2. カバーとOリング、ノブを取り付ける。 3.
3. オイル・ドレンの下に廃油受けを置く。ドレン・プラグを 外してオイルを受ける(図46)。 4. オイルが完全に抜けたら、ドレン・プラグを取り付け る。 注: 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適切な方法 で処分する。 図 47 1. オイルフィルタ 2. ガスケット 3. アダプタ 5. アダプタに新しいフィルタを取り付ける。ガスケットが アダプタに当たるまで手でねじ込み、そこから更に 1/2 回転増し締めする(図47)。 1 6. 補給口から所定量のオイルを入れる。 34ページ「エン ジン・オイルの交換」を参照 図 46 1. オイルフィルタ 点火プラグの整備 5. 補給管(図44)から、必要量の80% 程度をゆっくり入 れる。34ページの「エンジン・オイルについて」を参 照。 点火プラグは200運転時間ごとに点検します。取り付ける 時には電極間のエア・ギャップを正しく調整しておいてくだ さい。取り付け、取り外しには必ず専用のレンチを使い、エ ア・ギャップの点検調整にはすきまゲージやギャップ調整 工具などを使ってください。必要に応じて新しい点火プラ グと交換してください。 6.
燃料フィルタの整備 燃料フィルタは100 運転時間ごとまたは1年のうち早く到 達した方の時期に交換を行ってください。 燃料フィルタの交換 汚れているフィルタを再取り付けするのは絶対にやめてく ださい。 1. マシンが冷えるのを待つ。 図 48 1. 点火コード 2. 点火プラグ 2. 運転位置を離れる前に、エンジンを停止し、キーを抜き 取り、可動部が完全に停止したのを確認する。 3. 燃料バルブ(図50)を閉じる。 点火プラグの点検 1. まず、点火プラグ中央(図49)を観察する。絶縁体部が うす茶色や灰色なら適正、碍子が黒くなっているのは 不完全燃焼である(エアクリーナの汚れが原因である ことが多い)。 2 重要 点火プラグは絶対に清掃しないでください。黒い 汚れ、電極の磨耗、油膜、亀裂などがあれば新しいも のと交換してください。 1 2. プラグの電極間のエア・ギャップ(図49)を点検し、調 整は側面電極をまげて行う。 図 50 1. 燃料フィルタ 2. 燃料バルブ 4. 燃料ホースのクランプをしっかり握り込んでゆるめ、フ ィルタから外す(図50)。 5.
燃料タンクの整備 • 危険 • 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な 損傷を引き起こす。 燃料タンクの内部清掃 • 警告 • 万一、油圧オイルが体内に入った場合には、この種の 労働災害に経験のある施設で数時間以内に外科手 術を受ける必要がある。処置が遅れると傷口が壊疽 を起こす危険がある。 • ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こ す。 • 油圧のピンホール・リークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけな い。 • エンジンが冷えてから燃料タンクからガソリンを抜 き取る。この作業は必ず屋外の広い場所で行う。こ ぼれたガソリンはふき取る。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶 対に近づけない。 1. ガソリンが完全に抜けるよう、平らな場所に駐車する。 そして、駐車ブレーキを掛け、キーを OFF 位置にして 抜き取る。キーを抜き取る。 2. 燃料バルブ(図50)を閉じる。 3.
5. ディップスティックのFULLマークまで所定量のオイルを 入れる。手順については「油圧オイルの量を点検する」 を参照。 3. トラクション調整カムのロックナットをゆるめる (図53)。 6. エンジンを始動して2分間運転し、システム内のエアを パージする。エンジンを停止させ、オイル漏れがないか 点検する。 7. オイルが暖かいうちに量を再点検する。必要に応じて 補給する。入れすぎないように注意すること。 1 油圧システムのテストポート 油圧回路の検査用ポートが付いています。必要に応じ Toro代理店にご相談ください。 テスト・ポートG2(図52):走行チャージ回路の故障探究 用 テスト・ポートG1(図52):昇降回路の故障探究用 図 53 1. トラクション調整カム • 1 警告 • トラクション調整カムの最終調整は、エンジンを回転さ せながら行う必要がある。危険を伴う作業であるから、 マフラーなどの高温部分や回転部、可動部に顔や手足 を近づけぬよう十分注意すること。 4. エンジンを始動し駐車ブレーキを解除する。 2 5.
• 警告 • 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重大な 損傷を引き起こす。 • 万一、油圧オイルが体内に入った場合には、この種の 労働災害に経験のある施設で数時間以内に外科手 術を受ける必要がある。処置が遅れると傷口が壊疽 を起こす危険がある。 • 油圧のピンホール・リークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけな い。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実に解 放する。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに傷や変形 がないか接続部が確実に締まっているかを確認す る。 図 54 1. ターフ・ガード取り付けブラケット 2. 芝面追従レバー 芝面追従システムのリセット 3. アウトボード・ボール・スイッチ ターフ・ガードを交換する場合を除き、TrueCore 芝面追従 システムになんらかの整備や調整を行った場合、および、 タイン・ホルダーを一番低くセットするとターフ・ガードに 当たってしまう場合には、深さ調整タイロッドのリセットが 必要になります。 5. ロック・ピン 4.
1 1 図 55 1. サイド・シールド 図 57 ポンプ・ベルトの調整 1. ポンプ・シールド 使用開始後の 8 運転時間で、ポンプ・ベルトの張りを調整 してください。 3. ポンプ・ベルトのアイドラ(図58)を動かせる程度にボ ルトをゆるめる。 1. ラッチを外し、ベルト・カバーを取り外す(図56)。 2 1 1 図 58 1. アイドラ・ボルト 2. アイドラ・プーリ 図 56 1. ベルト・カバー 4. アイドラ・プーリの上部を軽くたたいて、テンション・ス プリングの聴力でベルトに張りを出す。 2. ポンプ・シールドの取り付けナット(2 個)を取り、シー ルドを外す(図57)。 注: テンション・スプリングの張力だけで張りを掛けて ください。これ以上の力を掛けると損傷する恐れがあり ます。 5. アイドラ・ボルトを締めて固定する。 6.
ターフ・ガードの交換 例: 通常の穴あけ間隔設定(5 cm)の場合 538 mm ÷ 10 穴 = 54 mm (図60) ターフ・ガードが割れたり、ひどく磨耗(厚みが 6 mm 以 下)した場合には交換してください。ターフ・ガードが割れ ていると芝を引っ掛けて損傷します。 470 mm(21.2 in)(10 穴) 図 60 478 mm ÷ 10 穴 = 48 mm (図61) 470 mm(18.8 in)(10 穴) 1 図 61 5. 調整する場合:ポンプのストップ・ボルト(図62)をスト ップ・プレートに近づけると穴あけ間隔が小さくなり、 遠ざけると間隔が大きくなる。 図 59 1. ターフ・ガード ターフ・ガードが薄くなると、しなりが大きくなり、自動芝面 追従が正確に機能できなくなります。 穴あけ間隔の調整 穴あけ間隔は走行速度の設定で決まります。工場から出 荷する時点では、通常の穴あけ間隔設定値から 3 mm 以 内に調整してあります。 1 間隔が希望通りに出ない場合には、以下の要領で調整し ます: 1. ラッチを外し、ベルト・カバーを取り外す(図56)。 2.
コアリング・ヘッドのボルトのトル ク 初めて機械の使用を開始してから 8 運転時間後に、コア リング・ヘッドの締め付け金具の点検を行い、適正な締め 付けトルクが維持kされていることを確認してください。適 正トルク値は、コアリング・ヘッドに貼付されているステッ カーに標示してあります。 ヒューズの整備 電気系統の保護のためにヒューズ(図65)を取り付けてい ます。ヒューズに関する整備は何も必要ありません。但し、 万一ヒューズが飛んだ場合には、配線がショートしていな いか点検してください。 1. ヒューズは引き抜けば外れる。 2. 新しいヒューズを取り付ける。 図 63 コアリング・ヘッドのタイミング コアリング・ヘッドには非常に分かりやすいタイミング・マ ークが付いています。 1 図 65 1.
各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない水を適正レ ベルまで補給してください。水を補給するときは上限を超 えないように注意してください。 • 危険 • 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である硫酸が含 まれている。 • バッテリー・ケーブルの接続ルートが不適切であるとケ ーブルがショートを起こして火花が発生する。それによ って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがあ る。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケーブ ルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを 取り付ける。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必ず十 分な量の真水を用意しておくこと。 バッテリーの保管 バッテリー上部はアンモニア水または重曹水に浸したブラ シで定期的に清掃してください。清掃後は表面を水で流し て下さい。清掃中はセル・キャップを外さないでください。 バッテリーのケーブルは、接触不良にならぬよう、端子にし っかりと固定してください。端子が腐食した場合は、 ケーブ ルを外し(マイナス・ケーブルから先に外すこと)、クランプ と端子とを別々に磨いてください。磨き終わったらケーブル をバッテ
故障探究 症状 スタータが動かない エンジンが掛からない。始動するがす ぐに停止する。 考えられる原因 対策 1. バッテリーがあがっている。 1. バッテリーを充電する。 2. 配線のゆるみ、腐食など。 2. 配線を点検修理する。 3. リレーやスイッチの故障。 3. 代理店に連絡する。 4. 走行レバーがニュートラル位置に ない 4. 走行レバーをニュートラルにする 5. ニュートラル・スイッチの調整不良 5. ニュートラル・スイッチを調整する 1. ガス欠 1. ガソリンを補給する。 2. チョークが掛かっていない 2. チョークを前に倒して始動する。 3. エア・クリーナが詰まっている。 3. エレメントを清掃または交換す る。 4. 点火プラグ・コードが外れているか 4. コードをしっかりとはめ込む。 ゆるい エンジンのパワーがすぐに落ちる。 オーバーヒートする。 5. 点火プラグの不良かギャップの調 整不良 5. 正しく調整された新しいものに交 換する。 6. 燃料フィルタが詰まっている 6. 燃料フィルタを交換する。 7.
症状 異常に振動する 考えられる原因 対策 1. エンジンの取り付けがゆるい。 1. 締め付ける。 2. ジャックシャフトまたはコアリン グ・ヘッドのベアリングが磨耗して いる。 2. ベアリングを交換する。 3. ジャックシャフトまたはコアリン グ・ヘッドのベアリングが磨耗して いる。 3. 締め付け又は交換する。 1. 駐車ブレーキが掛かっている。 1. 駐車ブレーキを解除する。 2. 油圧オイルの量が不足 2. 油圧オイルを補給する 3. バイパス・バルブが開いている。 3. バルブを閉じる。 4. 油圧装置の故障 4. 代理店に連絡する 1. クラッチの磨耗 1. 交換する 2. スイッチまたはリレーの磨耗 2. 交換する 3. スイッチまたはリレーの磨耗 3. 調整または交換する 4. 油圧オイルの量が不足 4. 油圧オイルを補給する 5. バイパス・バルブが開いている。 5. バルブを閉じる 6. 油圧装置の故障 6. 代理店に連絡する エアレーション中にヘッドがバウンド する 1. 地面が固すぎる 1.
症状 エアレーション時にターフがぼさぼさ になったり裂けたりする 穴の前部がへこむまたは押しつぶさ れる 考えられる原因 対策 1. コアリング・ヘッドの姿勢(角度) を点検 1. サービスマニュアルで仕様を確認 する 2. タインの選択が不適切 2. タインの直径を小さくする、ヘッド あたりのタイン数を減らす、または 穴あけ間隔を広くする。 3. 深すぎ 3. エアレーション深さを浅くする 4. 穴あけ間隔が狭すぎる 4. 穴あけ間隔を広くする 5. ターフ状態が悪い(根が浅すぎて 作業に耐えられない) 5. 作業方法や時期を変える 1. ロタリンクが「軟らかめ」に設定さ 1.
配線図 47
油圧回路図 48
洗浄と格納保管 注: スタビライザは、新しい燃料に添加して常時使 うのが最も効果的です。 1. 駐車ブレーキを掛け、キーを OFF 位置にして抜き取 る。点火ワイヤを外す。キーを抜き取る。 B. エンジンを掛け、燃料系に、保護剤入りの燃料を行 き渡らせる(5分)。 C. エンジンを停止し、温度が下がるのを待ってガソリン を抜き取る;「燃料タンクの整備」を参照。 2. 機体各部、特にエンジンや油圧装置に付着している泥 や刈りカスをきれいに落とす。特にエンジンのシリン ダ・ヘッドや冷却フィン部分やブロア・ハウジングを丁 寧に清掃する。 D. エンジンを再度始動し、自然停止するまで運転す る。 E. エンジンのチョークを引く。エンジンが掛からなく なるまで、エンジンの掛けっぱなしを繰り返す。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができます。た だし高圧洗浄器は使用しないでください。また、コント ロール・パネル、エンジン、油圧ポンプ、モータに大量の 水が掛からないように注意してください。 F.
メモ 50
® • 揮発性ガスの排出に関するメーカー保証 カリフォルニア州における揮発性ガスの排出規制に関するメーカー保証 お客様の権利および義務 はじめに お客様がお買い上げになった2006年モデルを対象とする揮発性ガス排出規制保証に関し、カリフォルニア州空気資源委員会および Toro® カンパニーよりご案内申し上げます。 カリフォルニア州においては、小型のオフロード用エンジンを使用する新しい機器は、州が定 めた最も厳しいスモッグ防止基準を満たすべく設計製造され、必要品の装備を行うことが義務付けられております。これに伴い、Toro® 社 には、お客様がお買い上げになった機器が濫用、怠慢、整備不良などの取り扱いを受けないことを条件として、それらの機器に取り付けら れている揮発性ガス排出防止システムに対し2年間の品質保証を行う責任が発生しております。お買い上げ製品の揮発性ガス排出防止シ ステムには次のような部品が使われている可能性があります:燃料ライン、燃料ライン用フィッティング、クランプ。 メーカーによる保証 揮発性ガス排出防止システムは、2年間の品質保証の対象となっています。お買い上げになった機器の揮発性ガス
Toro エアレータの品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の 合意に基づき、Toro Hydroject 3000, Hydroject 4000, グリーン ズ・エアレータ, フェアウェイ・エアレータ, 及び ProCore エアレー タ (以下「製品」 と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に対し て、2年間または 500 運転時間* のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この品質保証の対象とな った場合には、弊社は無料で「製品」の修理を行います。 この無償修 理には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含まれます。 この保証は、 「 製品」当初の購入者に納品された日から有功となります。 * アワー・メータを装備している「製品」に適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連 絡をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には