Form No. 3352-617 この文書は英語(EN)からの翻訳です。 ® • プロスイープ 5200 Model No. 07065—Serial No.
もくじ はじめに ページ はじめに..........................................................................................2 安全..................................................................................................3 管理者の責任..........................................................................3 運転の前に...............................................................................2 運転中に...................................................................................3 ダンプ中に...................................
• 操作方法をしっかり身につけ、緊急時にすぐにエンジ ンを停止できるようになってください。 この説明書では、死亡事故を含む人身事故防止のために 様々な方法でお客様の注意をうながしております。危険の 度合いに応じて、危険、警告、注意、の3種類の用語を使 い分けて説明を行っています。しかしながら、危険の度合 いに関係なく、常に細心の注意をもって製品をお取り扱い 下さいますようお願い申し上げます。 • ガードなどの安全装置やステッカー類は必ず所定の場 所に取り付けて使用してください。これらが破損・故障 したり、文字が読めなくなったりした場合は、作業前に 修理・交換してください。また、ゆるんでいるボルトやナ ットは締め付け、常に安全に使用できるようにしてくだ さい。 危険 は最重要安全注意事項であり、これを遵守しないと 死亡事故を含む重大な人身事故を引き起こす 大きな危険 があります。 • 作業には頑丈な靴を着用してください。サンダル、テニ スシューズ、スニーカー、裸足等での作業は危険です。 また、だぶついた衣類は機械にからみつく危険があり ますから着用しないでください。安全メガネ、安全靴、 長ズ
• スイーパと牽引車両の切り離しを行う時は、まず平らな 場所に停車し、ホッパーを空にし、ローラが地面に接触 するまでホッパーを下降させ、それから切り離し作業に かかってください。 – 斜面でエンストしたり、坂を登りきれなくなった時 は、絶対にUターンしないでください。必ずバック で、ゆっくりと、まっすぐに下がって下さい。 • 運転には十分な注意が必要です。安全への注意がおろ そかになると、転倒など思わぬ事故となり、けがや死亡 など重大な結果を招きます。運転は常に慎重に。転倒 や暴走事故を防止するために以下の点にご注意くださ い: 保守 • 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、 身体に重大 な損傷を引き起こします。油圧のピンホール・リークや ノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対 に手などを近づけない。リークの点検には新聞紙やボ ール紙を使う。万一、油圧オイルが体内に入った場合に は、 この種の労働災害に経験のある施設で数時間以 内に外科手術を受けないと壊疽(えそ)を起こします。 – 作業は日中または十分な照明のもとで行う。 – 運転は常に慎重に。 – 隠れた穴などに
音圧レベル この機械は、EC規則98/37およびその改訂に定める手順 に則って同型機で測定した結果、オペレータの耳の位置で の連続聴感補正音圧レベルが 88 dB(A)相当であること が確認されています。 安全ラベルと指示ラベル • 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったものは必ず新し いものに貼り替えてください。 107-1468 1. オペレーターズマニュアルを読むこと 108-0866 1. 接触事故の危険 - スイーパのアームの近くに人を近づけないこ と 108-0868 1. 警告 - スイーパのブラシに手足を近づけないこと 2. 転倒の危険 – 傾斜が 5 °以上の場所ではスイーパを上昇位置で 使わないことダンプを行う場合には、スイーパを必ず移動走行モ ードにすること 93-9899 1. 落下の危険 - シリンダ・ロックを装着すること 108-0870 1. 巻き込まれの危険 - 可動部に近づかない、また、カバー類を外し たままで使用しないこと 58-6520 1. グリス 108-0872 1.
108-0860 1. スイーパ下降 2. スイーパ上昇 3. ブラシ 4. 入 5. 切 6. オプション用スイッチ 7. 清掃位置へシフト 8. 移動走行位置へシフト 108-0862 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと。使用する前に全員がトレーニングを受けること。運転時には周囲に人を近づけないこと。 2. 巻き - 込まれる危険; ベルト- 可動部に近づかないこと。カバーを外したままで運転しないこと。 108-0873 1. 異物が飛び出す危険 - 人を近づけないこと 108-0865 1.
108-0861 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと。使用する前に全員がトレーニングを受けること。 2. 他人を重大事故に巻き込む危険 - 人を乗せないこと 3. 頭上の電線による感電の危険 - 頭上に電線がないか確認すること 4. 制御不能になる危険 - スイーパの最大積載重量は 1590 kg。ヒッチ重量は 114 kg。急な下り坂を走行しないこと。 5. 警告 - 最高速度 24 km/h を守ること 6. 力が掛かっていて危険(トレーラ) - 切り離しを行う時は、まずホッパーを下降させ、機体をジャッキで支え、機体を切り離し、油圧と電気 のハーネスを切り離す。ホッパーを上昇させたままで走行しないこと。 108-0863 1.
仕様 主な仕様 特長 プラスチック製の対称形ホッパーを左右の外付け車輪の間に配置。コアの回収に際して大 型フローテーション・タイヤが車両総重量を「均等に」受け持つように配置している。サブ・ フレーム・ピボットによりトングに常時下向きの力が掛かる。トングのオフセットとロック操 作は手動式、スイーパのヘッドはフロート式(前後左右方向)、作業幅 132 cm、スイーパ・ ヘッド近接ゴム製フラップ(ドリブル防止サイド・フラップ及びへばり防止前フラップ)。ハイ ダンプ(Toro ワークマンまたは類似の車両の荷台に容易に荷降ろしが可能)。 構成 被牽引型2輪式トレーラ。作業時に牽引車両の後ろ脇にシフトするトングを装備する。左右 対称形の車輪配置(両輪ともホッパーの外側に配置される)。ハイダンプはホッパー後部 から行う。前部にスイーパ用ブラシを配し、ヘッドをフロートさせながら清掃を行う。 ホッパー 回転射出成型による一体構造。ダンプ位置に上昇すると蝶番式のカバーが開いて荷降ろ しを行う。カバーに後部換気口を形成。 スイーパ・ヘッド 投げ上げ回収方式。作業幅は 132 cm。清掃ブラシの直径は 356 mm。シ
寸法諸元(概算値) 幅 220 cm 高さ 202 cm ダンプ時の高さ(クリア ランス) 173 cm 長さ ホッパー降下 – 173 cm ホッパー上昇 – 220~240 cm 空車時の重量 車両総重量 (GVW) 680 kg 1587 kg 注: 仕様および設計は予告なく変更される場合がありま す。 オプション機器 トング・オフセット・キット Model No. 07088 ウインドロー(畝寄せ)キット Model No. 07087 ブレーキ・キット Model No. 07086 トレーラ・ジャッキ Part No. 106-9699 コントロール・ボックス・アダプタのマウント. (2003年以前のワークマン用) Part No. 107-2811-03 バックミラー. (2003年以前のワークマン用) Part No. 92-2670 バックミラー. (2004年以降のワークマン用) Part No. 107-8048 低速走行車両キット(SMV) Part No. 107-1372 ヒッチ・ピン Part No.
付属部品表 注: 組み立てに必要な部品がそろっているか以下の表で確認してください。全部そろっていないと正しい組み立てができ ません。 名称 数量 用途 ヒッチ・トング ヒッチ・ピン キャップスクリュ, 3/8–16 x 1-1/4 in. ナット, 3/8-16 1 1 1 1 スイーパに取り付けます。 アクチュエータのタブ アクチュエータのアーム キャップスクリュ,1/2–13 x 2-3/4 in. 平ワッシャ, 0.531 x 0.063 ナット, 1/2-13 アイドラ・ピン 1 1 3 6 3 1 スイーパとヒッチ・トングに取り付けます。 ヒッチ・ピン ヘアピン・コッター 1 1 スイーパのヒッチ・トングを牽引車両のヒッチに固定 します。 パワー・ワイヤのハーネス 1 牽引車両のバッテリーに接続します。 コントロール・ボックスとワイヤ・ハーネス コントロール・ボックスのマウント ネジ, 1/4-20 x 3/8 in. 1 1 4 コントロール・ボックスをマウントに取り付けます。 J クリップ ネジ, 3/8 x -16 x 3/4 in.
組み立ての手順 3 ワークマンなどの作業用車両(牽 引用車両)に関する特別なご注 意: • Toro プロスイープを使用するためには、流量 11~15 リットル毎分(140 kg/cm2)の油圧装置を装備し、 ゴ ルフ場グリーン用のターフタイヤを装着している作業 車が必要です。また、作業車に、重量 1587 kg を牽引 できる牽引装置と 、これに見合った十分なブレーキが 搭載されている必要があります。牽引についての詳細 は、作業車のオペレーターズマニュアルをご参照くださ い。 2 1 • ワークマン作業車で牽引する場合には、ヘビー・デュー ティー牽引バー(モデル 44212 または 44213)および ハイフロー油圧キット(モデル 07228)を装備している ことが必要となります。 (グリーンへの出入りに斜面や 不整地がある場合には、4WD モデルの使用をお奨め します。) 図2 1. ヒッチ・トング 2. スイーパの取り付けプレート 3.
注: ハーネスは高温部や可動部から確実に離して配線し てください。 5 1 2. パワー・ワイヤ・ハーネスのリング状端子を牽引車両の バッテリー端子に接続する(図 7)。 4 3. ハーネスをワイヤ・タイで固定する。図 5 を参照。 4. J クリップ(2個)をトランスミッションの上にネジ(8 mm x 2)で固定する(図 5)。 2 5. 図 5 に示すようにハーネスを左側の J クリップに通 す。 3 6. 図 6 に示すように、ハーネスを車両の後部に配線す る。 図4 1. アクチュエータのアーム 2. アクチュエータ・アームの溶接付けタブの端部 3. 前アクチュエータ・アーム 4. ヒッチ・ピン 5. 後アクチュエータ・アーム 3. アクチュエータ・アームを前アクチュエータ・タブにヒッ チ・ピンで固定する (図 4)。 4. アクチュエータ・アームの後端部を後アクチュエータ・ タブに差し入れて取り付け穴を整列させる(図 4)。 1 5. キャップスクリュ(1/2-13 x 2-3/4” ; 1本)、平ワッシャ (0.531 x .
3 1 2 4 5 6 図7 1. スイーパのハーネスへのコネクタ 2. ループバック・コネクタ 3. バッテリーのマイナス端子へのコネクタ 4. バッテリーのプラス端子へのコネクタ 5. ブレーキ・コントロール・キット(オプション) 6. ループバック・コネクタ 牽引車両に接続する コントロール・ボックスをワークマ ンに取り付ける ごみを確実に拾うことができるよう、スイーパのフレーム が地表面に対して平行になるように接続してください。 1. キャップスクリュ(5/16-18 x 1 in; 4本)とナットを使用 して、レシーバ・アセンブリをワークマンのダッシュボー ドに取り付ける。各部材は図9のように組み付ける。 1. スイーパを平らな床の上におく。 2. 牽引車両をバックさせてスイーパに寄せる。 3. 牽引車両のヒッチをスイーパのヒッチと同じ高さに調整 する。スイーパのヒッチ・トングが床と平行になる。 4 2 4. ヒッチ・ピンとヘアピン・コッターを使って、スイーパのヒ ッチ・トングを牽引車両のヒッチに接続する(図 8)。 1 2 1 3 図8 1.
油圧ホースとワイヤ・ハーネスの配 線を行う 3. 取り付けアセンブリの支柱をレシーバに差し込んでク レビス・ピンとコッター・ピンで固定する(図 9)。 4. レシーバのノブを締めて支柱を固定する(図 9)。 1. 油圧ホースとワイヤ・ハーネスをホース・ガイドに通して ヒッチ・トングの前へ引き出す(図 11)。 コントロール・ボックスをスイーパ に取り付ける 1. キャップスクリュ(3/8-16 x 1/2 in; 2 本),ワッシャ(4 枚)とナット(2個)を使って、レシーバ・アセンブリをス イーパのフレームのブラケットに取り付ける。各部材は 図10のように組み付ける。 1 2. 取り付けアセンブリの支柱をレシーバに差し込んでク レビス・ピンとコッター・ピンで固定する(図 10)。 3. レシーバのノブを締めて支柱を固定する(図 10)。 2 図 11 1. 油圧ホースとワイヤ・ハーネス 2. ホース・ガイド 2. 油圧ホースとワイヤ・ハーネスを図12と13に示すように 固定する。 . 1 1 2 1 1 図 10 1. レシーバ・アセンブリ 2.
3. コントロール・ボックスのハーネスを J クリップに通し て、図16と17のように配線する。 1 図 13 1. ケーブル・タイ(2本) コントロール・ボックスのハーネス を取り付ける 図 16 1. ワークマンのダッシュ・パネルの右側を センター・コ ンソールに固定しているネジ(前後に 2 つ)を外す(図 14)。 2 2 後から 見た図 1 図 17 図 14 4. コントロール・ボックスのハーネスを助手席の後ろに通 す(図 18)。 1. ダッシュ・パネル 2. 取り付けネジ 2. 外したネジと新しいワッシャ(2 枚)を使って、 J クリ ップ(2 本)をダッシュ・パネルに、図15のように取り付 ける。 1 1 図 18 図 15 5. コントロール・ボックスのハーネスを ROPS とバック・ パネルとの間に通す(図 19)。 1.
8. キャップスクリュ(3/8-16 x 3/4” ; 1本)を使って、図21 のように、J クリップを牽引車両のフレームのレール部 に取り付ける。そして、このJ クリップを通してハーネス を図21のように配線する。 1 図 19 6. キャップスクリュ(3/8-16 x 3/4” ; 1本)を使って、図20 のように、J クリップを牽引車両のフレームのクロス部 材に取り付ける。そして、このJ クリップを通してハーネ スを図20のように配線する。 図 21 1. J クリップ 9. レールの上にハーネスを這わせてトランスミッションの 上まで引き入れる(図22)。 1 1 1 図 22 1. ハーネス 図 20 1. J クリップ 7.
油圧ホースを接続する 10. 図 23 に示すようにハーネスを右側の J クリップに通 す。 スイーパからの油圧ホースを牽引車両の油圧クイック・カッ プラに接続します(図 25)。 1 2 1 2 1 図 23 1. J クリップ 2. ハーネス 図 25 1. 油圧ホース 2. ハーネス 11. 図 24 に示すように、ハーネスを車両の後部に配線す る。 重要 ブラシが正しい方向に回転していることを確 認してください(モータ側から見た時に右回転しているの が正しい回転です)。左回転している場合には油圧ホース の接続を逆にしてください)。注: 高圧側のホースにケー ブル・タイを巻くなどして印をつけておくと便利です(図 26)。 1 1 図 24 2 1. コントロール・ボックスのハーネス 図 26 1. 高圧側ホース 2.
運転の前に ブラシの高さを調整する ブラシの先端がターフの表面にわずかに触れるがターフに入り込まないようにスイーパの調整を行います。ターフにブラ シが入り込むような設定をするとごみをうまく拾えない場合が出てきます。 推奨設定値については下の表をご覧ください。 作業内容 ローラ/ブラシの調整 前フラップの調整 注 グリーン/ティー 1番下から 2~4 ノッチ 床から6~13 mm ブラシがわずかにターフにか かる フェアウェイ 1番下から 3~5 ノッチ 床から13~25 mm ブラシがターフの 1/3 まで入 り込む スポーツ・フィールド 1番下から 5~7 ノッチ 床から25~75 mm ブラシがターフの 1/3 まで入 り込む 落ち葉清掃 1番下から 5~9 ノッチ 前パネルを外す ブラシがターフの 1/3 まで入 り込む A スロット の開度 B. タブ 上 C タブ 下 5.500 0 6.000 5.625 5.750 1 ブラシの回 転方向 6.250 5.875 6.000 2 6.125 6.625 6.375 6.
1 3 3 4 2 2 5 1 図 28 1. ロックナット 2. 高さ調整キー 図 29 3. ローラの高さ調整ナット 1. 前フラップ 4. ローラの高さ調整プレート 5. ローラ・スクレーパの高さ調整ナット 1. ブラシ・ハウジングに金属製ストラップと前フラップを 固定しているナットをゆるめる(図 30)。 4. ローラの高さ調整ロックナットをゆるめる(図28)。 5. 高さ調整キーを引き出し、ローラの高さ調整プレートを 上下させて 後ローラを適当な高さに調整する(図 28)。 注: ノッチ(高さ調整プレート)1つずらすと、後ローラ の高さが約 6 mm(1/4”)変化します。高さ調整キーを 180°回すと約 3 mm(1/8”)の調整ができます。 6. ロックナットを締めて調整を固定する。 2 7. 同じ調整をブラシの反対側でも行う。左右の調整が同 じになるようにすること。 1 ローラ・スクレーパを調整する ローラ・スクレーパ(図28)は、スクレーパとローラとの間 に 1.
ホイール・ナットのトルクを点検す る • 警告 • 締め付けトルクが不適切であると車輪がはずれ人身事 故につながる恐れがあるので十分注意する。ホイール・ ナットの締め付けトルク値は60~75 Nm (6.2 ~ 7.6 kg.m)。 1 図 31 1.
各部の名称とはたらき コントロール・ボックス 昇降スイッチ 昇降スイッチ(図32)の上側を押すとホッパーが下降しま す。下を押すとホッパーが上昇します。 3 1 2 図 32 1. 昇降スイッチ 2. ブラシ回転スイッチ 3.
運転中に 4. ヒッチ・ピンを取り付けて、アクチュエータ・アームを前 アクチュエータ・タブに固定する(図 33)。 警告 • 5. 清掃作業が終了したら、スイーパを元の「移動走行位 置」に戻す。 • 回転部に巻き込まれると重大な人身事故となる。 • 作業中はスイーパのリール部に手足を近づけない。 ホッパーの安全サポートの使い方 • 事故防止のため、可動部に手足や衣服などを近づけな いよう十分に注意する。 ホッパーを上昇させた状態で作業を行う必要があるとき には、必ず、昇降シリンダに安全サポートを取り付けてく ださい。 • カバーやシュラウドやガードは必ず取り付けて使用す る。 1. 昇降シリンダが完全に伸びるまでホッパーを上げる。 2. スイーパのフレームについている格納ブラケットに安 全 安全サポートを固定しているヘアピン・コッターとピ ンを抜き取る(図35)。安全サポートを外す。 1. 平らな場所に停車して駐車ブレーキを掛ける。 2.
• ターフの清掃では、コア、小枝、刈りカス、落ち葉、松 かさ、松葉、ちいさなゴミなどを拾い上げることができ る。 • また、スイーパの通過時にターフはグルーミングを受け るので、芝草がよく立ち、直後に芝刈りを行うときれい で均一なカットになる。清掃しながら軽い掻き切り動 作が行われるので水や栄養分の浸透が良くなり修復作 業を減らすことができる。 重要 スイーパを使用している最中は小さな旋 回をしないでください。ターフを傷つける場合がありま す。 1 清掃作業中の注意点 図 36 • 1. 安全サポート 5. 安全サポートの取り付けや取り外しは、必ずホッパー の後ろ側から行う。 6.
2. 昇降スイッチを操作してホッパーを上昇させる。 重要 ダンプ作業に際しては、スイーパと牽引 車両のヒッチとが、ヒッチ・ピンとクレビス・ピンで確実 に接続されていることを確認してください。 1 1 図 38 1. 機体前方のロープ掛けポイント 図 37 3. 昇降スイッチを操作してホッパーを下降させる。 • 注意 • ダンプ操作は、周囲の人間や動物に危険な作業であ る。 1 • ダンプ操作に際してはホッパーの周囲から人や動物を 十分に遠ざけること。 1 図 39 1.
潤滑 フィッティングとベアリングのグリ スアップ スイーパには全部で 9 か所のグリス・ポイントがあります。 使用するグリスは使用するグリスはNo.2 リチウム系グリス です。通常の使用では 50 運転時間ごとに行いますが、機 体を水洗いしたあとは整備間隔に関係なく直ちにグリスア ップしてください。悪条件下(ホコリの多い環境)では毎回 グリスアップしてください。ベアリングやブッシュの内部に 異物が入ると急激に磨耗が進行します。 図 42 1. グリス・ポイントは以下の通り: • ホッパーのピボット(上) (2ヶ所:図 40) • ブラシのピボット(2ヶ所:図 41) • 昇降シリンダ(2ヶ所:図 42) • ホッパーのピボット(下) (2ヶ所:図 43) • ヒッチ・トングのピボット(1ヶ所:図 44) 2. 異物を押し込んでしまわないよう、各グリスニップルを きれいに拭く。 3. グリス・ガンでグリスを注入する。 4.
保守 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 最初の 10 運転時間後 25運転時間ごと 50運転時間ごと 100運転時間ごと 200運転時間ごと 600 運転時間ごとまたは 1 年ごとのうち早く到達 した方の時期 整備内容 • • • • • • ホイール・ナットのトルク締めを行う。 リールの駆動部分の清掃 各グリス注入部のグリスアップを行う。 タイヤの状態を点検 ブラシを交換 ホイール・ナットのトルク締めを行う。 • 前フラップを交換 • ホッパーに破損がないか点検 26
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第 点検項目 週 月 火 水 木 金 土 日 インタロックの動作を点検する。 運転操作時の異常音 タイヤ空気圧を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点検。 オイル漏れなど。 動作を確認する。 ホッパーを点検。 ブラシに絡み付いているものがあれば除 去。 ブラシの磨耗度合いを点検。1 各グリス注入部のグリスアップを行う。2 塗装傷のタッチアップ修理を行う。
故障探究 作業内容 考えられる原因 対策 1. ブラシを交換 1. ブラシの破損 コアを拾わない 2. ブラシの位置が高すぎる 2. ブラシの高さを調整する。 「ブラシ の高さ調整」を参照。 3. 前フラップの位置が高すぎまたは低 3. 前フラップの高さを調整する。 「前 すぎる フラップの調整」を参照。 振動がひどい 1. ブラシ・シャフトのベアリングを点 検異常に熱い場合には破損してい る可能性が高い。 2. ブラシに異物が絡み付いている 28 1. 破損しているベアリングは交換す る。 2.
格納保管 1. 機体にごみやほこりや木の葉などがついていないよう にきれいに清掃する。 2. タイヤに空気を入れる(0.88 kg/cm2) 3. 全部のボルトナット類を点検する。必要に応じて締め 付けを行う。 4. 必要な個所すべてのグリスアップはみ出したグリスはふ き取る。 5.
電気回路図 Electrical Schematic 30 30
油圧回路図 Hydraulic Schematic 31 31
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の 合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれ か早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。 時間* のうちいずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で実 施いたします。この品質保証の対象となった場合には、 弊社は無 料で「製品」の修理を行います。この無償修理には、 診断、作業工 賃、部品代、運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点か ら 有効となります。 * アワー・メータを装備している「製品」に適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連 絡をして頂くことが必要です。 連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある場 合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Ser