Form No. 3355-247 この文書は英語(EN)からの翻訳です。 ® • プロスイープ 5200 Model No. 07065—Serial No.
目次 ページ はじめに..............................................................................................2 安全.......................................................................................................2 管理者の責任.............................................................................2 運転の前に..................................................................................2 運転中に.......................................................................................3 ダンプ中に..........................
この説明書では、死亡事故を含む人身事故防止のため に様々な方法でお客様の注意をうながしております。危 険の度合いに応じて、危険、警告、注意、の3種類の用語 を使い分けて説明を行っています。しかしながら、危険 の度合いに関係なく、常に細心の注意をもって製品をお 取り扱い下さいますようお願い申し上げます。 い。このマニュアルを読み、内容をきちんと理解した 人のみが取り扱ってください。 • 薬物やアルコールを摂取している時は絶対に本機を 運転しないでください。 • 各部の操作や緊急の停止方法に十分慣れておきまし ょう。 危険は最重要安全注意事項であり、これを遵守しない と死亡事故を含む重大な人身事故を引き起こす恐れが あります。 • 安全カバー、安全装置、ステッカーなどは所定の場 所に正しく取り付けて御使用ください。これらが破 損・故障したり、文字が読めなくなったりした場合は、 作業前に修理・交換してください。また、ゆるんでいる ボルトやナットは締め付け、常に安全に使用できるよ うにしてください。 警告は重要安全注意事項であり、これを遵守しないと死 亡事故を含む人身事故を引き起こす恐れがあります
• 転倒は重大な人身事故に直結します。 • ダンプ作業には大きな危険が伴います。後退中やダ ンプ中はホッパーから 十分に離れてください。 – 急な斜面では絶対に作業しないでください。 • まれにですが、ぬれたごみや落ち葉などが発熱する ことがあります。ホッパーにごみを入れたままで格納 しないように注意してください。 – 斜面での清掃は上り下り方向に行い、横切り方向 には絶対に行わない。 – 斜面では急停止・急発進しない。 – 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠らない ようにしましょう。転倒などの危険を回避するため に、溝や小川、切り立った場所から十分離れて作 業してください。 • ホッパーのドアを上げ下げするとき、近くにいる人や 動物に当たると危険です。ダンプする時、ホッパーの ドアを操作する時などは、周囲から人や動物を十分 に遠ざけてください。 – オフセット状態では、絶対に移動走行を行わない でください。 • 予期せぬ感電事故などを防止するために、ダンプを 行う際には必ず頭上の安全を確認してください。 – 斜面でエンストしたり、坂を登りきれな
音圧レベル 位置での最大音圧レベルが 105 dBA 相当であることが 確認されています。 この機械は、EC規則98/37およびその改訂に定める手 順に則って同型機で測定した結果、オペレータの耳の位 置での連続聴感補正音圧レベルが 88 dB(A)相当であ ることが確認されています。 安全ラベルと指示ラベル • 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。 読めなくなったものは必 ず新しいものに貼り替えてください。 107-1468 1. オペレーターズマニュアルを読むこと 108-0866 1. 接触事故の危険 - スイーパのアームの近くに人を近づけないこ と 108-0868 1. 警告 - スイーパのブラシに手足を近づけないこと 2. 転倒の危険 – 傾斜が 5 °以上の場所ではスイーパを上昇位置で 使わないこと ダンプを行う場合には、スイーパを必ず移動走行 モードにすること 93-9899 1. 落下の危険 - シリンダ・ロックを装着すること 108-0870 1.
108-0862 1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと。使用する前に全員がトレーニングを受けること。運転時には周囲に人を近づけないこと。 2. 巻き込まれの危険 - 可動部に近づかない、また、カバー類を外したままで使用しないこと 108-0873 1. 異物が飛び出す危険 - 人を近づけないこと 108-0865 1. 警告 - ダンプする時には周囲の人を十分遠ざけること 108-0861 1. 警告オペレーターズマニュアルを読むこと。使用する前に全員がトレーニングを受けること。 2. 他人を重大事故に巻き込む危険 - 人を乗せないこと。 3. 頭上の電線による感電の危険 - 頭上に電線がないか確認すること。 4. 制御不能になる危険 - スイーパの最大積載重量は 1590 kg。ヒッチ重量は 114 kg。急な下り坂を走行しないこと。 5. 警告 - 最高速度 24 km/h を守ること。 6.
108-0863 1. 落下事故および異物の落下の危険 - ホッパーを上昇させるときに は周囲の人や機械を十分に遠ざけること 110-7998 1. 警告 — スイーパが上昇位置にあってランプが点灯していると きには移動走行を行わないこと;ランプが消えている場合に は、安全に移動走行を行うことができる。 2. スイーパ下降 3. スイーパ上昇 4. ブラシ 5. ON 6. OFF 7. スイッチ(オプション用) 8. 清掃位置へシフト 9. 移動走行位置へシフト 110-7999 1. 警告 2. 転倒の危険 — 清掃作業位置にあるときにスイーパをダンプ位置 に上昇させないこと。 3.
仕様 主な仕様 特長 プラスチック製の対称形ホッパーを左右の外付け車輪の間に配置。コアの回収に際して 大型フローテーション・タイヤが車両総重量を「均等に」受け持つように配置している。 サブ・フレーム・ピボットによりトングに常時下向きの力が掛かる。トングのオフセットと ロック操作は手動式、スイーパのヘッドはフロート式(前後左右方向)、作業幅 132 cm、 スイーパ・ヘッド近接ゴム製フラップ(ドリブル防止サイド・フラップ及び滞留低減前フ ラップ)。ハイダンプ(Toro ワークマンまたは類似の車両の荷台に容易に荷降ろしが可 能)。 構成 被牽引型2輪式トレーラ。作業時に牽引車両の後ろ脇にシフトするトングを装備する。 左右対称形の車輪配置(両輪ともホッパーの外側に配置される)。ハイダンプはホッパ ー後部から行う。前部にスイーパ用ブラシを配し、ヘッドをフロートさせながら清掃を行 う。 ホッパー 回転射出成型による一体構造。ダンプ位置に上昇すると蝶番式のカバーが開いて荷降 ろしを行う。カバーに後部換気口を形成。 スイーパ・ヘッド 投げ上げ回収方式。作業幅は 132 cm。清掃ブラシの直径は 356 mm
寸法諸元(概算値) 幅 221 cm 全高 202 cm ダンプ時の高さ(クリアラ 173 cm ンス) ホッパー降下 – 167 cm 長さ ホッパー上昇 – 220~240 cm 空車時の重量 680 kg 車両総重量 (GVW) 1,587 kg 注:仕様および設計は予告なく変更される場合がありま す。 オプション機器 トング・オフセット・キット Model No. 07088 ブレーキ・キット Model No. 07086 トレーラ・ジャッキ Part No. 106-9699 コントロール・ボックス・アダプタ用マウント. (2003年以前のワークマン用) Part No. 107-2811-03 バックミラー. (2003年以前のワークマン用) Part No. 92-2670 バックミラー. (2004年以降のワークマン用) Part No. 107-8048 低速走行車両キット(SMV) Part No. 107-1372 ヒッチ・ピン Part No. 13-6200 タイヤ・スクレーパ Part No.
付属部品表 注:組み立てに必要な部品がそろっているか以下の表で確認してください。全部そろっていないと正しい組み立てが できません。 内容 数量 用途 ヒッチ・トング ヒッチ・ピン キャップスクリュ, 3/8-16 x 11/4 in. ナット, 3/8-16 1 1 1 1 スイーパに取り付けます。 アクチュエータのタブ アクチュエータのアーム キャップスクリュ, 1/2-13 x -23/4 in. 平ワッシャ, .531 x .063 ナット, 1/2-13 アイドラ・ピン 1 1 3 6 3 1 スイーパとヒッチ・トングに取り付けます。 ヒッチ・ピン ヘアピン・コッター 1 1 スイーパのヒッチ・トングを牽引車両のヒッチに固 定します。 パワー・ワイヤのハーネス 1 牽引車両のバッテリーに接続します。 コントロール・ボックスとワイヤ・ハーネス コントロール・ボックスのマウント ネジ, 1/4-20 x 3/8 in. 1 1 4 コントロール・ボックスをマウントに取り付けま す。 Jクリップ ネジ, 3/8-16 x 3/4 in.
内容 数量 用途 畝寄せブレード取り付けアセンブリ キャップスクリュ, 7/16 x 3–1/4 in. 平ワッシャ スペーサ ロックナット 畝寄せブレード 平ワッシャ スペーサ ロックナット チェーン キャップスクリュ, 3/8 x 1–1/4 in.
ヒッチ・トングを取り付ける 1 1. ヒッチ・トングの後端部をスイーパの取り付けプレー トの間に入れ、取り付け穴を整列させる(図2)。 注: ホース・ガイドがヒッチ・トングの上に来ます。 2 2. ヒッチ・ピン(図2)を使って、ヒッチ・トングを取り付 けプレートに固定する。 3. 3/8–16 x 1–1/4” キャップスクリュと 3/8–16 ロック ナットで、ヒッチ・ピンを取り付けプレートに固定する (図2)。 3 図3 1. スイーパのフレーム 2. 後アクチュエータ・タブ 2. アクチュエータ・アームのタブ(溶接付け)の端を前ア クチュエータ・タブのピン(溶接付け)の間に差し込 む (図 4)。 2 1 5 1 4 図2 1. ヒッチ・トング 2 2. スイーパの取り付けプレート 3. ヒッチ・ピン 3 図4 アクチュエータ・アームを取り付け る 1. アクチュエータのアーム 2. アクチュエータ・アームの溶接付けタブの端部 3. 前アクチュエータ・アーム 4. ヒッチ・ピン 1. キャップスクリュ(1/2–13 x 2–3/4”; 2本), 平ワッシ ャ(0.
パワー・ワイヤ・ハーネスを取り付 ける 4. J クリップ(2個)をトランスミッションの上にネジ. (8 mm x 2)で固定する(図 5)。 5. 図 5 に示すようにハーネスを左側の J クリップに通 す。 1. パワー・ワイヤ・ハーネスのリング状の端子を牽引車 両のバッテリーまで配線する(図 5 と図 7)。 3 1 6. 図 6 に示すように、ハーネスを車両の後部に配線す る。 3 2 図5 1 1. パワー・ワイヤのハーネス 2. Jクランプ(2個) 3. ワイヤ・タイ 図6 注: ハーネスは高温部や可動部から確実に離して配線 してください。 1. パワー・ワイヤのハーネス 2. パワー・ワイヤ・ハーネスのリング状端子を牽引車両 のバッテリー端子に接続する(図 7)。 注: 使用しない時はループバック・コネクタを端子に接 続しておいてください。 3. ハーネスをワイヤ・タイで固定する。図 5 を参照。 3 2 1 4 5 6 図7 1. スイーパのハーネスへのコネクタ 2. ループバック・コネクタ 3. バッテリーのマイナス端子へのコネクタ 4.
牽引車両に接続する ごみを確実に拾うことができるよう、スイーパのフレー ムが地表面に対して平行になるように接続してくださ い。 4 2 1. スイーパを平らな床の上におく。 2. 牽引車両をバックさせてスイーパに寄せる。 3. 牽引車両のヒッチをスイーパのヒッチと同じ高さに 調整する。スイーパのヒッチ・トングが床と平行にな る。 4. ヒッチ・ピンとヘアピン・コッターを使って、スイーパ のヒッチ・トングを牽引車両のヒッチに接続する(図 8)。 1 3 1 図9 1. レシーバ・アセンブリ 2 2. 取り付けアセンブリ 3. ノブ 4. コントロール・ボックス 図8 2. ヘアピン・コッター コントロール・ボックスをスイーパ に取り付ける コントロール・ボックスをワークマ ンに取り付ける 1. キャップスクリュ(3/8–16 x 1/2 in; 2 本),ワッシャ. (4 枚)とナット(2個)を使って、レシーバ・アセンブリ をスイーパのフレームのブラケットに取り付ける。各 部材は図10のように組み付ける。 1. ヒッチ・ピン 1.
1 1 1 前から見た図 図12 1 1. ケーブル・タイ(6本) 2 1 図10 1. レシーバ・アセンブリ 2. ノブ 1 後から見た図 油圧ホースとワイヤ・ハーネスの配 線を行う 1. 油圧ホースとワイヤ・ハーネスをホース・ガイドに通し てヒッチ・トングの前へ引き出す(図 11)。 図13 1. ケーブル・タイ(2本) コントロール・ボックスのハーネス を取り付ける 1. ワークマンのダッシュ・パネルの右側をセンター・コ ンソールに固定しているネジ(前後に 2 つ)を外す. (図14)。 1 2 2 図11 1 1. 油圧ホースとワイヤ・ハーネス 図14 2. ホース・ガイド 1. ダッシュ・パネル 2. 油圧ホースとワイヤ・ハーネスを図12と13に示すよう に固定する。 2.
2. 外したネジと新しいワッシャ(2 枚)を使って、J ク リップ(2 本)をダッシュ・パネルに取り付ける(図 15)。 1 1 図15 図18 1. Jクリップ(2個) 5. コントロール・ボックスのハーネスを ROPS とバック ・パネルとの間に通す(図 19)。 3. コントロール・ボックスのハーネスを J クリップに通 して、図16と17のように配線する。 図19 図16 図17 4.
6. キャップスクリュ(3/8–16 x 3/4” ; 1本)を使って、図 20のように、J クリップを牽引車両のフレームのクロ ス部材に取り付ける。そして、このJ クリップを通して ハーネスを図20のように配線する。. 9. レールの上にハーネスを這わせてトランスミッション の上まで引き入れる(図22)。 1 1 1 図22 1. ハーネス 10. 図23のように、ハーネスを右側の J クリップに通す。 図20 1. Jクリップ 7. キャップスクリュ(3/8–16 x 3/4” ; 1本)を使って、図 20のように、J クリップを牽引車両のフレームのクロ ス部材に取り付ける。ハーネスを輪にして、J クリッ プを通して図20のように配線する。 8. キャップスクリュ(3/8–16 x 3/4” ; 1本)を使って、図 21のように、J クリップを牽引車両のフレームのレー ルに取り付ける。そして、このJ クリップを通してハー ネスを図21のように配線する。 2 1 図23 1 1. Jクリップ 2. ハーネス 11.
注: 高圧側のホースにケーブル・タイを巻くなどして印 をつけておくと便利です(図26)。 1 1 2 図26 1. 高圧側ホース 図24 2. ケーブル・タイ 1. コントロール・ボックスのハーネス ハーネスを接続する 油圧ホースを接続する スイーパからのハーネスを牽引車両のハーネスに接続し ます(図 25)。 スイーパからの油圧ホースを牽引車両の油圧クイック・ カップラに接続します(図 25)。 1 1 2 図25 1. 油圧ホース 2.
畝寄せブレードを取り付ける 3. ブレード取り付けアセンブリにチェーン取り付ける. (3/8 x 1–1/4”キャップスクリュとナットを使用)。 1. ブレード取り付けアセンブリを、スイーパのフレーム の左端部に取り付ける(7/16 x 3–14”キャップスクリ ュ, 平ワッシャ3枚, スペーサ, ロックナットを使用)。 各部が図27 のようになる。 4. スナップ・リンクを使って、チェーンのもう一方の端を フレームのスロットに固定する(図27)。チェーンに 多少のたるみを持たせること。 5. ブレード取り付けアセンブリのフィッティングとブレ ードのハブに2号リチウム系グリスを塗布する。 2.
運転の前に ブラシの高さを調整する ブラシの先端がターフの表面にわずかに触れるがターフに入り込まないようにスイーパの調整を行います。ターフにブ ラシが入り込むような設定をするとごみをうまく拾えない場合が出てきます。 推奨設定値については下の表をご覧ください。 作業内容 ローラ/ブラシの調整 前フラップの調整 注 グリーン/ティー 1番下から 2~4 ノッチ 床から6~13 mm ブラシがわずかにターフに かかる フェアウェイ 1番下から 3~5 ノッチ 床から13~25 mm ブラシがターフの 1/3 まで 入り込む スポーツ・フィールド 1番下から 5~7 ノッチ 床から25~75 mm ブラシがターフの 1/3 まで 入り込む 落ち葉清掃 1番下から 5~9 ノッチ 前パネルを外す ブラシがターフの 1/3 まで 入り込む A スロットの 開度 B タブ 上 C タブ 下 5.500 6.000 5.625 0 5.750 1 5.875 6.000 ブラシの 回転方向 2 6.600 6.625 6.375 6.875 6.750 6.
1 3 3 4 2 2 5 1 図29 1. ロックナット 2. 高さ調整キー 図30 3. ローラの高さ調整ナット 1. 前フラップ 4. ローラの高さ調整プレート 5. ローラ・スクレーパの高さ調整ナット 1. ブラシ・ハウジングに金属製ストラップと前フラップ を固定しているナットをゆるめる(図 31)。 4. ローラの高さ調整ロックナットをゆるめる(図29)。 5. 高さ調整キーを引き出し、ローラの高さ調整プレー トを上下させて後ローラの高さ希望位置に調整する (図 29)。 注: ノッチ(高さ調整プレート)1つずらすと、後ロー ラの高さが約 6 mm(1/4”)変化します。高さ調整キ ーを 180°回すと約 3 mm(1/8”)の調整ができま す。. 2 6. 調整ができたらロックナットを締めて調整を固定す る。 1 7. 同じ調整をブラシの反対側でも行う。左右の調整が 同じになるようにすること。 ローラ・スクレーパの高さを調整す る 図31 1. 前フラップ 2. 金属製ストラップ ローラ・スクレーパ(図29)は、 スクレーパとローラとの 間に 1.
各部の名称とはたらき ホイール・ナットのトルクを点検す る • 警告 コントロール・ボックス • 締め付けトルクが不適切であると車輪がはずれ人身 事故につながる恐れがあるので十分注意する。ホイー ル・ナットの締め付けトルク値は60~75 Nm (6.2 ~ 7.6 kg.m)。 昇降スイッチ 上を押すとホッパーが下降します。下を押すとホッパーが 上昇します。 1 3 1 2 図33 1. 昇降スイッチ 2. ブラシ回転スイッチ 図32 3. トング移動スイッチ取付位置(オプション) 1.
運転操作 4. ヒッチ・ピンを取り付けてアクチュエータ・アームを前 アクチュエータ・タブ (図 34)に固定する。 警告 • 5. 清掃作業が終了したら、スイーパを元の「移動走行 位置」に戻す。 • 回転部に巻き込まれると重大な人身事故となる。 ホッパーの安全サポートの使い方 • 作動中はスイーパのリールに手足を近づけないこ と。 • 事故防止のために、可動部に手足や髪の毛、衣服な どを近づけないよう十分に注意すること。 ホッパーを上昇させた状態で作業を行う必要があるとき には、必ず、昇降シリンダに安全サポートを取り付けてく ださい。 • カバー、ガード、シュラウドなどを外したままでの運 転は絶対にしないこと。 1. 昇降シリンダが完全に伸びるまでホッパーを上げ る。 1. 平らな場所に停車して駐車ブレーキを掛ける。 2. スイーパのフレームについている格納ブラケット(図 36)に安全サポートを固定しているヘアピン・コッタ ーとピンを抜き取る。安全サポートを外す。 2.
• ターフの清掃では、コア、小枝、刈りカス、落ち葉、松 かさ、松葉、ちいさなゴミなどを拾い上げることがで きる。 • また、スイーパの通過時にターフはグルーミングを受 けるので、 芝草がよく立ち、直後に芝刈りを行うとき れいで均一なカットになる。清掃しながら軽い掻き切 り動作が行われるので水や栄養分の浸透が良くなり 修復作業を減らすことができる。 重要: スイーパを使用している最中は小さな旋 回をしないでください。ターフを傷つける場合があり ます。 1 清掃作業中の注意点 図37 危険 1. 安全サポート • • 4.
2. 昇降スイッチを操作してホッパーを上昇させる。 重要: ダンプ作業に際しては、スイーパと牽引 車両のヒッチとが、ヒッチ・ピンとクレビス・ピンで確 実に接続されていることを確認してください。 1 1 図39 1. 機体前方のロープ掛けポイント 図38 3. 昇降スイッチを操作してホッパーを下降させる。 • 注意 • ダンプ操作は、周囲の人間や動物に危険な作業であ る。 1 • ダンプ操作に際してはホッパーの周囲から人や動物 を十分に遠ざけること。 1 図40 1.
潤滑 フィッティングとベアリングのグリ スアップ スイーパには全部で9か所のグリス・ポイントがありま す。使用するグリスは使用するグリスはNo.2リチウム系 グリスです。通常の使用では 50 運転時間ごとに行いま すが、機体を水洗いしたあとは整備間隔に関係なく直ち にグリスアップしてください。非常にホコリの多い所で作 業をしている場合には内部の磨耗の進行を防止するた めに毎日のグリスアップ作業が必要です。 ホコリの多い 環境ではベアリングやブッシュに異物が侵入しやすく、 一旦侵入が起こると内部の磨耗が急激に進行します。 図42 1. グリス・ポイントは以下の通り: • ホッパーのピボット(上) (2ヶ所:図 41) • ブラシのピボット(2ヶ所:図 42) • 昇降シリンダ(2ヶ所:図 43) • ホッパーのピボット(下) (2ヶ所:図 44) 図43 • ヒッチ・トングのピボット(1ヶ所:図 45) • 畝寄せブレードのマウント(図46) • 畝寄せブレードのハブ(図46) 2. 異物が入らないように、グリスニップル部分をウェス できれいにぬぐう。 3.
図46 図45 保守 推奨定期整備一覧表 定期整備間隔 最初の 10 運転時間後 25運転時間ごと 50運転時間ごと 100運転時間ごと 200運転時間ごと 600 運転時間ごとまた は1 年ごとのうち早く到 達した方の時期 整備内容 • • • • • • • • 車輪のラグ・ナットのトルク締め リールの駆動部分の清掃 各グリス注入部のグリスアップ タイヤの状態を点検 ブラシを交換 車輪のラグ・ナットのトルク締め 前フラップを交換 ホッパーに破損がないか点検 27
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第 点検項目 月 週 火 水 インタロックの動作を点検する。 運転操作時の異常音 タイヤ空気圧を点検する 油圧ホースの磨耗損傷を点検 油圧オイルの漏れ コントロール装置の作動 ホッパーの状態 ブラシに巻きついている異物がないか ブラシの磨耗具合.1 グリスアップ2 塗装傷のタッチアップ 1.
故障探究 作業内容 ごみを拾わない 振動が激しい 考えられる原因 対策 1. ブラシの破損 1. ブラシを交換する 2. ブラシの高さが高い 2. ブラシの高さを調整 「ブラシの高 さを調整する」を参照 3. 前フラップが低いまたは高い 3. 前フラップの高さを調整 「前フラ ップを調整する」を参照 1. ブラシ・シャフトのベアリングを触 って点検。非常に高温であれば破 損の可能性大 1. 交換 2. ブラシに異物が巻きついている 2.
格納保管 4. 必要な個所全部にグリスアップを行う。はみ出したグ リスはふき取る。 5. ブラシの状態を点検する。必要に応じて修理する。 1. 機体に、砂や泥、葉やごみが残っていないよう十分に 清掃する。 2. タイヤに空気を入れる(0.88 kg/cm2) 3.
電気回路図 31
Toro一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 ® • 保証条件および保証製品 Toro社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、 両社の 合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上また は製造上の欠陥に対して、 2年間または1500運転時間* のうちいず れか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。こ の品質保証の対象となった場合には、 弊社は無料で「製品」の修 理を行います。この無償修理には、 診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は 「製品」が納品された時点から有効となりま す。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • 外的な要因によって生じた損害。外的な要因とは、天候、格納条 件、汚染、弊社が認めていない冷却液や潤滑剤、添加剤の使用 などが含まれます。 • 通常の使用にともなう「汚れや傷」。通常の使用に伴う「汚れや 傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、ステッカー類、窓など に発生する汚れや傷を含みます。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、 「製品」を納入した弊社代 理店(ディストリビュータ