Form No. 3414-903 Rev B Workman® GTX 電 動 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 07041—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 07043—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 モデル番号 シリアル番号 警告 この説明書では、危険についての注意を促すための 警告記号図 2を使用しております。これらは死亡事故 を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら、必ずお守りください。 カリフォルニア州 第 65号 号決議による警告 この製品の電源コードには鉛が使用されて おり、カリフォルニア州では発ガン性や先天 性異常を引き起こす物質とされています。 取り扱い後は手をよく洗ってください。 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 g000502 図2 1.
目次 ステアリングとサスペンション関係部分を点検 する .........................................................39 前輪のトーインの調整 ....................................40 トランスアクスルオイルの交換 ..........................41 ブレーキの整備 .................................................... 41 駐車ブレーキの点検 ......................................41 駐車ブレーキの調整 ......................................41 ブレーキオイル量の点検 .................................42 ブレーキの点検.............................................42 常用ブレーキと駐車ブレーキのパッドの交 換.......................................
安全について 運転の前に • 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人 身事故につながります。事故を防止するため、以下 に示す安全上の注意や安全注意標識のついている遵 注意 、警 警告 、および危 危険 守事項は必ずお守りください注 の文字は、人身の安全に関わる注意事項を示してい ます。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人 身事故が発生することがあります。 • • • この機械はSAE J2258規格に適合しています。 重 要 CE 規 制 適 合 に 必 要 な デ ー タ に つ い て は 、 機 械 に付属する適合宣誓書をご参照ください。 • • 安全な運転のために 重要 この車両はオフロード用として設計製造されたも のであり、公道上を通常走行するためのものではあ りません。 この車両で公道上を走行する場合には、各地域の法 令などに従い、また、ヘッドライド、方向指示器、低 速走行車両表示など、定められたアクセサリを必ず 装備してください。 • • 安全防災面については十分な配慮のもとに設計・製造 されておりますが、安全な御使用のためには、機械や 装置の設計や構成だけでな
– バンカーや川、減速ランプ、不案内な場所など では必ず減速し、安全距離を取り、十分な注 意をはらう。 マルチパッセンジャーキット搭載車両 についてのご注意 – 隠れた穴などの見えない障害に警戒を怠らない でください。 • マルチパッセンジャーキット搭載車では、通常の 積載物以外に、乗せている人の重量が車両総重 量GVWに加わっていることを念頭にした運転が 必要です。 • 荷台に荷物を載んでいる場合に多くの人を乗せる と、車両総重量を超過する可能性がありますから 注意が必要です。 • 座席以外の場所に人を乗せないでください。荷台に 人を乗せないでください。 • 運転中は必ず全員が着席してください。 • 車両が長くなっている分だけ旋回半径が大きくなっ ていますので注意が必要です。 – 斜面を走行する場合には安全に特に注意す る。斜面では通常はまっすぐに上るか下るかす る。小さな旋回をする時や斜面で旋回を行う 時には必ず減速する斜面での旋回は可能な 限り避ける。 – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状態 などでの運転には十二分の注意を払う。満載状 態では停止時間が長くなることを忘れ
不整地での運転 斜面での運転 不整地、ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の近 くなど路面が一定でない場所では必ず減速してくださ い。また、そのような場所を走行する場合には、積荷 を減らしてください。車体が揺れると重心が移動し、運 転が不安定になります。 警告 斜面では転倒しやすくなる上、バッテリーが急激 に消耗して斜面を登りきれないときにはモータが 停止してしまう場合もあります。 あわてると人身 事故を起こす危険があります。 警告 • 急斜面に乗り入れないこと。 • 下り坂で、特に荷を積んでいる場合には、急 加速や急ブレーキをしないでください。 • 坂を登りきれないで停止したり、しそうになった りした時は まず落ち着いてゆっくりとブレーキを 踏み、必ずバックで ゆっくりと下がってください • 斜面では速度を十分に落とし、慎重に運転 すること。 • 斜面での旋回は避けること。 • 積荷をなるべく軽くし、速度を落として運転し てください。 • 斜面での停止、特に荷を積んだままでの停 止は避けてください。 • 注 この車両用のアクセサリとして、2 柱式 ROPS 横転 保護
バッテリーの取り扱い • • • • • • • • 火災防止のため、バッテリーやモータの周囲に、 余分なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜まらな いようご注意ください。 電気系統の作業を行う時は、必ず事前にバッテ リーケーブルを外してください バッテリーの接続を外 す (ページ 36)を参照。 注 バッテリーケーブルを全部取り外すと、電気系 統は遮断されます。 バッテリー液には硫酸が含まれています。 硫酸か らは水素ガスが発生し、条件次第では爆発を起 こします。 – 車両の整備、保管、充電は必ず換気の行き届 いた場所で行う。 – バッテリーに火花や裸火を近づけない。 – バッテリーの近くで喫煙しない。 – バッテリー液の点検には、絶対に火を使用しな い。 バッテリー液の取り扱いに注意してください。 硫酸 は皮膚の火傷を起こすほか、衣類を焼き、 蒸気を 吸い込むと肺に害を与えます。 – 目、手、顔を保護するための適切な防具を着 用する。 – バッテリーに覆いかぶさるような姿勢をとらない。 – バッテリーからの蒸気を吸い込まない。 – バッテリー液の補充などは、必ず緊急洗浄用の 真水が十分にある場
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decal131-8551 131-8551 decal99-7345 99-7345 1. 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 熱い表面で火傷の危険高温部分に近づきすぎないこと。 3. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 4. 荷台に押しつぶされる危険 支え棒で荷台を支えること。 ヒューズに関する情報は オ ペレーターズマニュアル を 3. オプションの昇降キット15A 4. 主電源 10A 参照のこと。 2. ホーン 30A decal115-2047 decal131-8598 115-2047 1. 131-8598 警告 ― 高温部に触れないこと。 1. 荷台の最大積載重量 91kg 2.
decal131-8412 131-8412 1. 2. 3. ホーン 前 ニュートラル 5. OFF 6. ON 7. 始動手順1) 運転席に座り2) 駐車ブレーキを解除し 3) キーを START 位置に回し て4) ペダルを踏み込む。 4. 後退 8. 停止手順1) ペダルから足を はなし2) 駐車ブレーキを掛 け3) キーを STOP 位置に 回して4) キーを抜き取る。 decal131-8411 131-8411 1. ヘッドライト ON 3. 荷台を上昇させる。 2. ヘッドライト OFF 4.
decal131-8527 131-8527 1. 通常モード 2. エコモード decal131-8414 131-8414 decal131-8495 131-8495 1. バッテリーが上がってい る。 3. バッテリー充電完了。 2. バッテリーほぼ充電完了。 4. 充電異常 チャージャのマ ニュアルで確認のこと。 10 1. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 3. 転倒の危険斜面の横切り や登り走行は低速で行うこ と時速 26 km以上で運転し ないこと荷物積載時は速度 に十分注意して行うこと不 整地の走行は速度に十分 注意して行うこと。 2. 警告使用前に適切な講習 を受けること。 4.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 ハンドル ステアリングハンドルのカバー ワッシャ ½" ダストカバー 1 1 1 1 ハンドルを取り付けます米国外用モデ ルの場合のみ 2 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検す る。 3 オペレーターズマニュアル 安全講習資料 登録カード PDI納品前検査票 品質検査証明書 キー 充電器用コード米国内用モデルのみ 1 1 1 1 1 2 1 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 5. ハンドルにキャップを取り付ける図 3。 1 ハンドルを取り付ける 米国外 用モデルの場合のみ この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 ステアリングハンドルのカバー 1 ワッシャ ½" g198932 図3 ダストカバー 1 ステアリングハンドルのカ バー 2. ロックナット½" 1. 手順 1.
2 3 オイル類の量とタイヤ空気圧 を点検する マニュアルを読み安全トレーニ ング資料を見る 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 1 オペレーターズマニュアル 1 安全講習資料 1. 運転前に、バッテリーの水量を点検する バッテ リーの水量の点検 (ページ 35)を参照。 1 登録カード 2. バッテリーが適切な充電状態であることを確認す る バッテリーの充電 (ページ 34)を参照。 1 PDI 納品前検査票 1 品質検査証明書 3. 初めての運転の前に、ブレーキオイルの量を点 検する ブレーキオイル量の点検 (ページ 42) を 参照。 2 キー 1 充電器用コード米国内用モデルのみ タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 21)を参照。 手順 4.
製品の概要 g034154 図4 1. フードのラッチ 3. 荷台 5. バッテリーチャージャ 2. ハンドル 4. 牽引用トング 6. 荷台用レバー g034544 図5 1. 助手席用手すり 2. 駐車ブレーキレバー 3. 4.
各部の名称と操作 g034161 図6 1. ライトスイッチ 7. 駐車ブレーキレバー 2. アワーメータ 8. ブレーキペダル 9. アクセルペダル 3. バッテリー残量メータ 4. ホーンボタン米国外用モデルのみ 10. USB電源 5. ギアシフトセレクタ 11. 6.
駐車ブレーキレバー 前進後退セレクタ 駐車ブレーキレバーはコントロールパネルにあります 図 6。 前進後退セレクタは、駐車ブレーキレバーの左側にあ ります。前進後退セレクタには3つの位置があります 前 進、後退、ニュートラルです図 6。 車両を停止させたら、車体が不意に動き出さないよう、 必ず駐車ブレーキを掛けてください。急な斜面に停車 する場合にも、必ず駐車ブレーキを掛けてください。 注 どの位置にセットしても構いませんが、走行するた めには、前進 または 後退 位置にセットする必要が あります。 レバーを引き上げると駐車ブレーキがかかります図 7。 重要 前進後退の切り替えは必ず車両を停車して行っ てください。 ホーンボタン 米国外用モデルのみ ホーンボタンはコントロールパネルについています図 6。押すと警笛がなります。 ライトスイッチ ライトスイッチはハンドルシャフトの左側にあります (図 6)。ヘッドライトの点灯と消灯を行います。上へ押すと ヘッドライトが点灯し、下に押すと消灯します。 g033923 図7 1.
速度制限スイッチ 状態表示ランプ 座席アセンブリの下にあり、PERFORMANCE 通常モー ド と ECONOMY エコノミーモードのつの位置がありま す。スイッチを右に回してECONOMY 位置にすると、最 高速度が 19km/hに制限されます。 キーを左に回して PERFORMANCE 位置にするとで抜き取ると、図 9に示す ように最高速度が 26 km/hになります。 コントロールパネル上、駐車ブレーキレバーの右側に あります 図 6 。 車両のスイッチを入れると、この状態表示ランプが緑色 に点灯または点滅します。 点灯状態であれば、異常なしです。点滅している場合 は、何等かの異常がありますので、原因の究明と問 題解決を行ってください。 状態表示ランプが 2 回の点滅をする時は、駐車ブレー キが掛かっているのに前進後退切り替えスイッチが 前進 または 後退 にセットされていることを示してい ます。この場合は駐車ブレーキを解除すれば正常の 点滅状態に変わります。 状態表示ランプが 2 回より多く点滅する時は、故障探 究 (ページ 45)を参照してください。 助手席用手すり 各座席の外側に手すりが
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 乾燥重量 633 kg 定格容量 平坦路面の場合 総重量 544 kgオペレータの体重を 90.7kg、助手席乗員の体重を 91 kg とし、積載物とアクセサリの重量を含む 最大車両重量 平坦地で 1177 kg上記重量を全て含む 最大積載量平坦路面の場合 363 kg後部搭載アクセサリを含む 荷台後部アクセサリ用マウントの積載重量 45 kg 牽引能力 トング重量は 91kgトレーラの最大重量は 454kg 全幅: 119 cm 全長 302 cm 全高 127.5 cm 地上高 21.6cm車両前部乗員や荷物を乗せない 14cm車両後部乗員や荷 物を乗せない ホイールベース 220 cm トレッド センターライン間 119cm 前 、119cm 後 荷台長さ 102cm (内法) , 114.3cm (外法) 荷台幅 98cm内法 107.
運転操作 注意 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 荷台の後部に積荷が集中していると、ラッチを開 けた際に荷台が急に開いて周囲の人間が怪我を する恐れがある。 安全第一 • 積荷はできる限り荷台の中央に載せる。 このマニュアルに記載されている安全上の注意やス テッカーの記号や表示内容を良く読んでください。オペ レータや周囲の人を事故から守る重要な情報が掲載 されています。 • ラッチを開放する際には、荷台を手でしっかり と押さえ、荷台に寄りかかっている人間や荷台 のすぐ後ろに人がいないことを確認する。 • 整備のために荷台を上昇させる際には、積荷 をすべて降ろす。 危険 1.
テールゲートの操作 荷台を整備位置まで上げるには 1. 荷台内側左にあるレバーを引き上げて荷台を持 ち上げる 図 11 。 1. 荷台が完全に降りていてラッチが掛かっている ことを確認する。 2. プロップロッドを整備位置の固定スロットにはめ 込んで荷台を固定する図 12。 2. 両手でテールゲート上部の峰の部分をつかんで テールゲートを持ち上げる図 13。 3. 荷台と面一になるまで、テールゲートを下げる 図 13 。 荷台を下げる 警告 荷台は相当の重さになる。 万一手などを挟まれる と大けがをする。 荷台を降ろすときには、荷台に手やその他の部分 を近づけないよう十分注意すること。 1. ラッチバーを引き上げて荷台をかるく持ち上げ る 図 11)。 2. 荷台の底部のスロットにはめ込んであった支え 棒を外す 図 12 。 3.
荷台後部アクセサリ用マウン トの使い方 テールゲートの閉め方 テールゲートを開いて砂、砂利、木材チップなどの資 材を降ろした後は、テールゲートの蝶番部分にこれら の資材が残っている場合があります。テールゲートを 閉める前に、以下を行う。 1. 蝶番部分に残っている砂などをできるだけ除去 する。 2. テールゲートを 45°程度の角度にする図 14。 荷台後部アクセサリ用マウントを使うと荷台の後ろにア クセサリを搭載することができます。 積 載 能 力 : 45kg 1. T 字ハンドルを右に回してゆるめる図 15。 g034545 図 15 g034023 図 14 1. 2. 3. この位置から、テールゲー 3. トを数回揺らす。 1. 蝶番部 テールゲートを 45°程度の 角度にする。 この位置から、テールゲートを小刻みに前後に振 るように数回往復させる図 14。 レシーバ 2. T 字ハンドル 2. レシーバにアクセサリを挿入し、穴どうしが並ぶ まで押し込む図 15。 3.
始動前の点検を行う バッテリーの特性と適切な使 い方 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 毎日、運転前に以 下の項目を点検してください。 • 運転前に、バッテリーが適切な充電状態であること を確認する バッテリーの充電 (ページ 34)。 ディープサイクル・バッテリーについて • バッテリーの液量を点検する バッテリーの水量の 点検 (ページ 35)。 • ブレーキオイルの量を点検し、必要に応じて所定の オイルを追加する ブレーキオイル量の点検 (ペー ジ 42)を参照。 • タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 21)を参照。 • ブレーキペダルの作動状態を点検する。 このマシンには個のディープサイクル鉛硫酸蓄電池が 使用されており、これらを電源として走行用のモータや アクセサリを駆動しています。ディープサイクル・バッテ リーは自動車用の通常のバッテリーとは違います。 自 動車の場合には、エンジンを始動するわずかの時間だ け大電流を供給し、照明用などには大量の電気は使用 されません。 そして、走行中はオルタネータが常時充 電を行っています。 従って、
• バッテリーの手入れ保守整備が不適切だとバッテ リーの寿命は大幅に縮みます。 • 放電の深さが深いほ 充電と充電の間の放電の深さ放 どバッテリーの寿命は短くなります。 • 充電の頻度充電するときは、必ず満充電しましょ う。 バッテリー残量メータに表示されているバーが、左か ら 2 つめのブロックまで短くなったら充電してください 図 19 。 重要 バッテリーを完全放電させてしまうと、寿命が 大きく縮みます。 鉛の 電 極 板 が 露 出 し て し ま っ た バ ッ テ 水位の低下鉛 リーは完全に使用不能になっている可能性があ り ま す 。 電解液の水位を維持するために以下を 行ってください • バ ッ テ リ ー を 充 電 し た ら バッテリーに蒸留水を補給 する バッテリーの水量の点検 (ページ 35)と バッテ リーに蒸留水純水を補給する (ページ 35)を参照。 重要 バッテリーを満充電した後に、バッテリーに水 を追加するようにしてください。充電中は電解液の 体積が増えるので、充電前に水を追加すると、充電 中に電解液があふれ出してしまう恐れがあります。 g192309
車両の停止手順 荷台への搭載について 重要 斜面で停止するときは、ブレーキで完全停止 後、駐車ブレーキを掛けて車両を固定してください。ア クセルペダルで車両を斜面に停止させておくとモータの 過熱やバッテリーの消耗が発生します。 荷台に資材を積み込んだ状態で運転する場合には、 以下の注意点を守ってください 1. アクセルペダルから足を離す。 2. ゆっくりとブレーキペダルを踏み込んでブレーキを 掛けて車両を完全に停止させる。 • 注 積荷などの定格値は、平地での使用について の数字ですからご注意ください。 注 停止距離は積荷や走行速度などの条件に よって異なります。 車両の駐車手順 1. ブレーキペダルを十分に踏み込んで車両を停 止させる。 2. 駐車ブレーキレバーを引き上げて駐車ブレーキ を掛ける。 3. キーを左に回して OFF 位置にする。 4.
積荷の種類と重量との関係については以下の表を参 照してください 密度 荷台の最大積載量 平坦路面の場合 砂利, 乾燥 1,522 kg/m3 (43.09 kg/ft3) 満載 砂利, ぬれた状態 1,922 kg/m3 (54.43 kg/ft3) 荷台に3/4 砂, 乾燥 1,442 kg/m3 (40.82 kg/ft3) 満載 砂, ぬれた状態 1,922 kg/m3 (54.43 kg/ft3) 荷台に3/4 木材 721 kg/m3 (20.41 kg/ft3) 満載 バーク <721 kg/m3 (<45 lb/ft3) 満載 土嚢 1,602 kg/m3 (100 lb/ft3) 荷台に3/4おおよそ 資材名 g034273 図 21 1.
トレーラを牽引する場合 ワークマンでトレーラやアタッチメントを牽引することが できます。 ワークマン自体やトレーラ自体が過積載にならないよう に注意してください。 どちらかひとつでも過積載状態で は、車両の性能が十分発揮できないばかりか、ブレー キ、車軸、トランスアクスル、モータ、ハンドル機構、 サスペンション、ボディー構造、タイヤ等を破損する場 合もあります。必ず積載重量の60をトレーラの前側に 振り分けてください。 これにより、ヒッチプレートに掛か る負荷がトレーラの総重量グロスの約10となります。 車両総重量GTWを含めた最大積載重量が 454 kg を 超えてはなりません。例総重量グロスが 181.
保守 注 www.Toro.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態 ギアシフト/ニュートラルの 操作 バッテリーの水量を点検す る。 ブレーキオイルの量を点 検する。 運転操作時の異常音。 タイヤ空気圧を点検する。 オイル類が漏れていない か点検する。 計器類の動作を確認す る。 アクセルペダルの作動状 態を確認する。 各グリス注入部のグリス アップを行う。 塗装傷のタッチアップを行 う。 警告 上昇させた荷台が万一落下すると、人身事故となる。 日常整備の一部は荷台を上げて行う必要がある。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷台を支えておくこと。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしておく。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもマシンを始動させることができ、危険である。 整 備 ・ 調 整 作 業 の 前 に は 必 ず キ ー を OFF に し て 抜 き 取 り 、 バ ッ テ リ ー ケ ー ブ ル を 外 し て お く こ と 。 27
整備前に行う作業 特殊な使用条件下で使用する 場合の保守整備について 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通 常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってください • 砂漠、荒れ地での作業 • 酷寒地気温10℃以下での使用 • トレーラ作業 • 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 • 建設現場での使用 • 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用した場合 は、直後にブレーキの洗浄と点検を行う。これによ り無用な摩耗を防止することができる。 g034043 図 22 1. 前部のジャッキアップ位置 車体後部のジャッキアップポイントはアクスルチュー ブの下側です 図 23 。 • 車両の保守作業を行うための 準備 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 g034407 図 23 1.
フードへのアクセス 座席アセンブリの倒し方 フードを上げる 座席アセンブリを倒すには、アセンブリがハンドルに 当たるまで前方に倒します図 25。 1. フードの両側についているゴム製ラッチのハンド ルを上げる (図 24)。 座席アセンブリを通常位置に戻すには、アセンブリを後 方倒します 図 25 。 g034045 図 24 g190066 図 25 2. フードを上げる。 フードを閉じる 1. 静かにフードをシャーシの上に降ろす。 2.
潤滑 シートアセンブリを取り外す 1. 座席ベースを前に倒す図 25。 2. 座席アセンブリを横にスライドさせてピンから外 して吊り上げる図 26。 グリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—ベアリングとブッシュのグ リスアップを行う。 悪条件下で作業 を行っている場合にはグリスアップ間 隔を短くしてください。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続し、1-2回のポ ンプ動作でグリスを注入する。 3. はみ出したグリスは表面からきれいにふき取る。 グリスフィッティングの位置は、コントロールアームの内 側端部、タイロッドのボールジョイント、コントロール アームの外側端部です図 28と図 29。 g190187 図 26 1. 1. ピン 座席アセンブリを取り付ける 座席アセンブリを横にスライドさせてピンに取り付ける 図 27 。 g034057 図 28 g190186 図 27 1.
前ホイールベアリングのグリ スアップ 4. ハブからダストキャップを取る図 32。 整 備 間 隔 : 300運転時間ごと グ リ ス の 仕 様 Mobilgrease XHP™-222 ハブとロータを取り外す 1. 2. 機体の前部を持ち上げてジャッキスタンドで支 える。 ホイールをハブに固定しているラグナット4個を 外す 図 30 。 g192346 図 32 1. コッターピン 2. スピンドル 4. 5. スピンドルナット ナットリテーナ 3. タブワッシャ 6. ダストキャップ 5. スピンドルとスピンドルナットから、コッターピン とナットリテーナを外す図 32。 6. スピンドルからスピンドルナットを外し、スピン ドルからハブローラアセンブリを取り出す 図 32 と 図 33 。 g033046 図 30 1. ハブ 2. 車輪 3. 3.
ハブとロータを取り付ける ホイールベアリングのグリスアップ 1. ハブから外側のベアリングとベアリングレースを 取る 図 34 。 1. スピンドルに所定のグリスを薄く塗る図 35。 g192344 図 35 g033050 図 34 1. シール 4. ベアリングのキャビティ 2. 内側のベアリング 5. 外側ベアリングのレース 3. 内側ベアリングのレース 6. 外側のベアリング 1. ナットリテーナ 4. 外側ベアリング 2. スピンドルナット 5. ハブ、ロータ、内側ベアリ ング、レース、シール 3. タブワッシャ 6. スピンドル 2. ハブとロータをスピンドルに取り付ける。ロータを 内側にすること図 35。 2. ハブから、シール、内側のベアリングを外す図 34 。 3. 3. シールをきれいに拭いて摩耗や破損がないか 点検する。 スピンドルに外側ベアリングを取り付けてレース にはめる 図 35 。 4. スピンドルにタブワッシャを取り付ける図 35。 5.
電気系統の整備 バッテリーの保守 まず、座席アセンブリを倒して荷台を上昇させる 座席 アセンブリの倒し方 (ページ 29)と 荷台を整備位置ま で上げるには (ページ 19)を参照。 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 g192345 図 36 1. 2. 9. コッターピン ナットリテーナ 3. ダストキャップ コッターピンを取り付け、ピンの足をリテーナに 巻き付けるように曲げる図 36。 10. ハブにダストキャップを取り付ける図 36。 11. マシンの反対側のハブとロータについても 1から 10 の作業を行う。 ブレーキとホイールを取り付ける 1. フランジヘッドボルト⅜" x ¾"2本をきれいに拭き、 ねじ山に固着防止剤を塗る。 2. ブレーキパッドをロータのそれぞれの側に合わ せ図 31、キャリパブラケットの穴と、スピンド ルフレームのブレーキ取り付け部の穴を整列さ せる 図 35 。 3.
バッテリーの清掃 注 周囲温度が高い場合には、座席アセンブリ を外すことにより充電時間を多少短縮することが できます シートアセンブリを取り外す (ページ 30) を参照。充電装置が非常に高温になっている場 合は、適切に充電されていない可能性がありま す。周囲温度が低い場合には、通常よりも充電 時間が長くかかる場合があります。 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと 1. 全部のバッテリーのキャップが確実にしまってい るのを確認する。 2. ペーパータオルでバッテリーをきれいに拭く。 3. 端子部に腐食が発生した場合には、重曹水水重 曹で清掃します。端子やケーブルクランプは専用 のクリーナで洗浄する。 注 これらの部分は金属光沢がでるまで磨いて おく。 4.
充電状態を表す色の意味については、下の表と図 37 で確認してください。 バッテリーに蒸留水 純水 を補給する 充電表示ランプの意味 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと/2週間ごと いずれか早く 到達した方 充電表示ランプの色 点灯か点滅か 重要 バッテリーを満充電した後に、バッテリーに水を 追加するようにしてください。充電中は電解液の体積 が増えるので、充電前に水を追加すると、充電中に電 解液があふれ出してしまう恐れがあります。 意味 緑 点灯 充電用コンセント 緑 点滅 短い点滅 残 量 80% 未 満 長い点滅 残量 80% 以上 重要 必ず蒸留水 純水 を使用してください。水道水など を使用するとバッテリーの寿命が短くなります。 濃いオレンジ 点滅 バッテリー保護モー ドAC 電圧が低いま たは内部チャージャ 温度が高い直ちに 充電が必要 赤 点滅 充電エラー チャー ジャをリセットする。 その後も点滅が続 く場合には、チャー ジャのマニュアルを 参照 1.
バッテリーの充電 バッテリーの交換 走行距離が極端に短くなった、あるいは充電から次の 充電までの時間が極端に短くなった場合には、バッテ リーの寿命が尽きたものと考えられます。代理店に依 頼してバッテリーの検査を受け、交換すべきかどうかを 判断してください。 バッテリーの交換は代理店が行って くれます。 ご自分で作業をされる場合には以下の手 順で行ってください 1. 各バッテリーを接続している中間接続ケーブルを すべて取り外す。 2. バッテリーの間にあるリテーナを取り外す。 3. バッテリーを全部取り出し、法令などに則って 適切に処分する。 4. ステップ 3でバッテリーを外した場所に、新しい バッテリーを配置する。 注 バッテリーを新しく積み込む場合には、極性 に十分注意してください図 40。 バッテリーの接続を外す 1. 荷台を上げ、キーを OFF 位置に回してキーを 抜き取る。 2. バッテリーと車体のアース端子を接続しているメ インのマイナスケーブル黒を、バッテリーから 外す 図 40 。 5.
オプションの照明キット未使用 15 A 主電源 10 A ホーンオプション米国外用モデ ルでは標準装備 30 A ヘッドライトの整備 電球の交換 注意 所 定 よ り も 高 ワ ッ ト の 電 球 を 使 用 す る と 、 12V 電 装システムが破損するか、最低でもヒューズが飛 ぶ。 所 定 の Toro LED 電 球 以 外 は 使 用 し な い こ と 。 注意 電球は使用中に高温となる。高温の電球に触れ ると手などに火傷を負う危険がある。 電球を交換する際には、必ず電球が十分に冷え てから作業に掛かること。電球の取り扱いには十 分注意すること。 仕様 パーツカタログ を参照。 g036964 1. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 36)を参照。 2. フードを開ける フードへのアクセス (ページ 29)を 参照。 3. ヘッドライトハウジングの裏側からきているランプ アセンブリ用ハーネスコネクタを外す図 42。 図 41 1. ヒューズブロック g035852 図 42 37 1. ヘッドライトハウジング 2.
8. ヘッドライトの調整 バッテリーを元通りに接続し、フード降ろす バッテ リーを接続する (ページ 36)を参照。 ヘッドライトアセンブリの交換や取り外しを行った場合 には、以下の手順でヘッドライトの向きの調整を行っ てください。 ヘッドライトの交換 1. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 36)を参照。 1. キーを ON 位置に回してヘッドライトを点灯させ る。 2. フードを開ける フードへのアクセス (ページ 29)を 参照。 2. 3. ランプアセンブリのコネクタから、ハーネス用の コネクタを外す図 43。 ヘッドライトアセンブリの裏側部分にある調整ねじ 図 43を回してヘッドライトアセンブリの角度を変 えてビームの方向を調整する。 3. バッテリーを元通りに接続し、フード降ろす バッテ リーを接続する (ページ 36)を参照。 g035853 図 43 1. スピードクリップ 4. ヘッドライト 2. バンパーの開口部 5. ランプアセンブリ 3. 調整ねじ 6. ハーネスの電気コネクタ 4.
走行系統の整備 ステアリングとサスペンション 関係部分を点検する タイヤの保守 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—ステアリングとサスペン ション関係部分にゆるみや破損がな いか点検する。 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—タイヤとリムの状態を 点検する。 タイヤとリムの劣化・磨耗状態を点検する。 ハンドルを直進位置図 44から右一杯、左一杯に操作 した時、ハンドルが 13 mm 回転してもタイヤが動かな い場合には、以下のステアリングとサスペンション関係 部分にゆるみや破損がないか点検してください。 注 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リム • 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 1. が破損したり、トーインが狂ったりする可能性が ありますから、このような事故の後では必ず点検 してください。 2. ステアリングシャフトとステアリングラックのジョイ ント部分 重要 ピニオンシャフトのシールの状態と磨耗程度を 点 検 す る 図 45 。 ホイールナットを 108-122 N·m6.2-9.0 kg.
前輪のトーインの調整 整 備 間 隔: 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—前輪のトーインの点検を 行う。 が必 要 重 要 以 下 の 作 業 に は 、 特 殊 工 具 TORO 6010が です。トロ社代理店から購入してください。 トーインの適正値は 0 ± 3mm です。 タイヤの空気圧を点検し、前輪の空気圧が1.65 2.07bar1.72.1kg/cm2=2430psiに調整されている ことを確認する。 • g009235 図 47 運転席に人を着席させるか、運転士の平均的な体 重と同じ重さのおもりを運転席に載せるかする。 運転席に着席した人または運転士代わりのおも りは、以下の調整作業中、ずっと運転席にいる 必要がある。 • • 水平な床の上で、車両を 2-3 m まっすぐにバック させた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻す。 これにより、サスペンションが通常の作動状態に セットされる。 • 前輪をまっすぐ前に向けた状態でトーインを測定 する。 1. タイヤのセンターライン 後 側 2. タイヤのセンターライン 前 側 4. 3.
トランスアクスルオイルの交換 ブ レ ー キ の 整 備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 駐車ブレーキの点検 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し た方 オ イ ル の タ イ プ SAE 10W30 API 規格 SJ またはそ れ以上 1. 駐車ブレーキレバーを抵抗を感じるまで引き上げ て駐車ブレーキを掛ける。 2. ダッシュボードにある P の印から 11.4-16.5 cm 以 内で抵抗を感じない場合には、駐車ブレーキの 調整が必要である 駐車ブレーキの調整 (ページ 41)を参照。 オ イ ル の 量 1.4 リットル 1. ドレンプラグの下にオイルを受ける容器をおく図 49 。 駐車ブレーキの調整 1. 駐車ブレーキが解除されていることを確認する。 2. 機体後部をジャッキアップして保持する マシンを 持ち上げる (ページ 28)を参照。 3. レンチを2本使用し、1本のレンチでキャリパの調 整ポストが回らないように保持しながら、もう1本 でジャムナットを 1/4 回転ゆるめる図 50。 g034235 図 49 1. 2.
ブレーキオイル量の点検 B. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 車両初めて作動 させる前に、ブレーキオイルの量を 点検する。 注 ブレーキ液を入れすぎないように注意し てください。 C. ブ レ ー キ オ イ ル の タ イ プ DOT 3 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、マシ ンを停止し、キーを抜き取る。 2. フードを持ち上げてブレーキのマスターシリンダ とブレーキ液タンクにアクセスできるようにする 図 51 。 最低ラインより上まで DOT 3 ブレーキ液を 補給する 図 52 。 5. タンクにキャップを取り付ける図 51。 フードを閉じる。 ブレーキの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと ブレーキは極めて重要な安全装置です。他の安全装 置と同様、定期的に入念に点検してください。 • ブレーキシューが磨耗や破損していないか点検す る。ライニングパッドの厚みが 1.
シャーシの保守 洗浄 荷台のラッチの整列調整手順 車体を清掃する 荷台のラッチが確実にはまらないと、走行するときに 荷台が上下に振動します。このような場合には、ラッ チのポストを調節して、荷台がシャーシにきれいに収 まるようにしてください。 必要に応じてマシンを洗浄する。水または水と洗剤で 洗浄します。 ウェスを使えますが、フードの表面のツ ヤがなくなる場合があります。 1. 重要 圧力洗浄機を使っての清掃は避けてください。電 装部や潤滑部に水が浸入すると、問題が起こりやすく なります。 コントロールパネルや、モータ、モータのコ ントローラ、チャージャ、ダッシュボードの裏側に大量 の水をかけないようにしてください。 荷台にラッチが掛かっていることを確認する。 注 ラッチがかかっていない場合、荷台のラッチ ストライカの位置が低すぎます。ラッチが掛かる が運転中に荷台が上下にガタつく場合、ラッチス トライカの位置が高すぎます。 2. 荷台を上げる 荷台をダンプ位置まで上げるに は (ページ 18)。 3.
保管 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、マシ ンを停止し、キーを抜き取る。 2. モータハウジングの外側をふくめた車両の外側 全体を洗浄する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。 高圧の水で洗浄すると電気系統やグリス部へ水 が浸入する恐れがあります。また、コントロール パネルやヘッドライド、モータ、バッテリー部に大 量の水をかけないようにしてください。 3. ブレーキを点検する ブレーキの点検 (ページ 42) を参照。 4. グリスアップを行う グリスアップ (ページ 30)を 参照。 5. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 21)を参照。 6. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや 交換、修理を行う。破損個所はすべて修理する。 7. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理を する。 注 ペイントは代理店で入手することができる。 8. 汚れていない乾燥した場所で保管する。 9. 保管中はキーを抜き取り、子どもなどの手の届 かない場所で保管する。 10.
故障探究 車両状態表示ランプの点滅パターン 問題 考えられる原因 対策 車両状態表示ランプが常時点灯する。 1. 正常に動作中 1. なし 車両状態表示ランプが1回点滅する。 1. コントローラの構成エラーが発生した。 1. 弊社の正規代理店に連絡する。 車両状態表示ランプが2回点滅する。 1. 駐車ブレーキが掛かったままの状態 で、前進走行または後退走行位置に セットされている。 1. 駐車ブレーキを解除する。 2. 走行スイッチのエラーが発生した。 2. 車両を止め、スイッチの機能を検査す る。 1. モータ電流がコントローラの定める最大 値を超えた。 1. キーを OFF にして数秒間待ってから、 もう一度 ON にする。解消しない場合 は全部のバッテリーと高電流コントロー ラとの接続を点検する。異常が見当た らない場合は、代理店に連絡する。 2. 内部電源機器にエラーが発生した。 2. 弊社の正規代理店に連絡する。 車両状態表示ランプが4回点滅する。 1. メインコンタクタに異常が発生した。 1.
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Toro 製 品 保 証 電動ワーク マン 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合 意に基づき、Toro 社の製品 「製品」と呼びます の材質上または製 造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早 く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。この品質 保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」の修理を行 います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含 まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • 通常の使用に伴って磨耗消耗する部品類。但しその部品に欠陥があっ た場合には保証の対象となります。通常の使用に伴って磨耗消耗する 部品類とは、バッテリー、カーボンブラシ、ブレーキ関連機器、タイ ヤ、フィルタ、ベルトなどを言います。 • 外的な要因によって生じた損害。 外的な要因とは、天候、格納条件、 汚染、弊社が認めていない冷却液や潤滑剤、添加剤、化学薬品の 使用などが含まれます。 • 通常の使用にともなう「汚れや傷