Dell XC630 ウェブスケールハイパーコンバージ ドアプライアンス オーナーズマニュアル 規制モデル: E14S Series 規制タイプ: E14S001
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2016 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法で保護 されています。Dell、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使 用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2016 - 05 Rev.
目次 1 システムについて................................................................................................... 8 サポートされる構成...............................................................................................................................8 前面パネルの機能とインジケータ.........................................................................................................8 診断インジケータ................................................................................................................................
起動マネージャの起動 ..................................................................................................................44 起動マネージャのメインメニュー.................................................................................................44 起動順序の変更....................................................................................................................................45 システム起動モードの選択..................................................................................................................
拡張カードの取り付けガイドライン............................................................................................. 69 拡張カードの取り外し....................................................................................................................71 拡張カードの取り付け................................................................................................................... 72 拡張カードライザーの取り外し.....................................................................................................72 拡張カードライザーの取り付け.........
BitLocker ユーザー向け TPM の再有効化................................................................................... 105 TXT ユーザー向け TPM の再有効化............................................................................................ 106 5 システムのトラブルシューティング............................................................... 107 作業にあたっての注意....................................................................................................................... 107 システム起動エラーのトラブルシューティング.......................................
パスワードを忘れたとき................................................................................................................... 125 8 困ったときは...................................................................................................... 126 デルへのお問い合わせ....................................................................................................................... 126 Dell SupportAssist.................................................................................................................
1 システムについて Dell XC630 は、Intel Xeon E5-2600 v3 プロセッサシリーズベースの 2 つのプロセッサ、最大 24 の DIMM、 および最大 10 ドライブスロットのストレージ容量をサポートする Dell PowerEdge R630 ベースのウェブス ケール統合型アプライアンスです。 メモ: このシステムは、ホットスワップ対応の内蔵ハードドライブのみをサポートします。 メモ: 本書では、HDD とは総称的に HDD と SSD の両方を指します。 サポートされる構成 表 1. サポートされる構成 システム 構成 ハードドライブ 10 台搭載のシステ 2.5 インチハードドライブ 10 台 ム 前面パネルの機能とインジケータ 図 1.
表 2.
項目 インジケータ、ボタン、 またはコネクタ 7 情報タグ 8 説明 サービスタグ、NIC、MAC アドレスなどのシステム 情報を記録することができる、引き出し式のラベル パネルです。 ハードディスクドライブ (10 台) 9 アイコン Quick Sync 最大 10 台のホットスワップ対応 2.5 インチハード ドライブ。最大 6 台のホットスワップ対応 2.5 イン チのハードドライブと最大 4 台の 2.5 インチ Dell PowerEdge Express Flash デバイス(PCIe SSD) 。 Quick Sync が有効化されたシステムであることを 示します。オプションの Quick Sync 機能には、 Quick Sync ベゼルが必要です。この機能は、モバイ ルデバイスを使用してシステムを管理することを可 能にします。この機能を使用すると、ハードウェア またはファームウェアのインベントリと、システム のトラブルシューティングに使用できる様々なシス テムレベルの診断およびエラー情報が集約されま す。詳細については、Dell.
アイコン 説明 状態 対応処置 ハードドライ ハードドライブにエラーが発 エラーが発生している HDD または SSD を特 ブインジケー 生すると、インジケータが黄 定するには、システムイベントログを参照し タ 色に点滅します。 てください。適切なオンライン診断テストを 実行します。システムを再起動し、組み込み 型診断(ePSA)を実行します。 電気インジケ システムに電気的なエラー ータ (電圧の異常、電源装置ユニッ トや電圧レギュレータの障害 など)が発生すると、このイ ンジケータが橙色に点滅しま す。 特定の問題については、 「システムイベントロ グ」または「システムメッセージ」を参照し てください。電源装置が原因である場合は、 電源装置の LED を確認します。電源装置を いったん取り外して取り付けなおします。問 題が解決しない場合は、 「困ったときは」を参 照してください。 温度インジケ システムに温度に関するエラ 次の状態が発生していないことを確認してく ータ ー(温度の異常やファンの障 ださい。 害など)が発生すると、この • 冷却ファンが取り外されている、または故 障している。
ハードドライブインジケータコード 図 2. ハードドライブインジケータ 1. ハードドライブアクティビティインジケーター 2. 3. ハードドライブ ハードドライブステータスインジケータ メモ: ハードディスクドライブが AHCI(Advanced Host Controller Interface)モードの場合、ステー タスインジケータ(右側)は機能せず、消灯したままになります。 表 4.
図 3. iDRAC ダイレクト LED インジケータ 1. iDRAC ダイレクトステータスインジケータ 次の表は、管理ポート(USB XML インポート)を使用して、iDRAC ダイレクトを設定する際の、 iDRAC ダイレ クトの動作状況を示しています。 表 5. 管理ポートを使用した iDRAC ダイレクト LED インジケータ 表記規則 iDRAC ダイレク ト LED インジケ ータパターン 状態 A 緑色 ファイル転送の開始時と終了時に最低 2 秒間、緑色に点灯します。 B 緑色の点滅 ファイル転送や操作タスクを示します。 C 緑色の消灯 ファイル転送が完了したことを示します。 D 消灯 USB を取り外す準備ができたことを示しているか、タスクが完了した ことを示しています。 以下の表は、ノートブック PC とケーブル(ノートブック PC 接続)を使用して iDRAC ダイレクトの設定す る時にの iDRAC ダイレクトの動作状況を示しています。 表 6.
背面パネルの機能とインジケータ 図 4. 背面パネルの機能とインジケータ - ハードディスクドライブ 10 台搭載システム(PCIe 拡張カード 3 枚) 表 7.
Icon 項目 インジケータ、ボタン、 またはコネクタ 5 シリアルコネクタ シリアルデバイスをシステムに接続するときに使用 します。 6 LP PCIe 拡張カードスロ ット(ライザー 2) ロープロファイル PCI Express 拡張カードを 1 枚接 続できます。 7 ビデオコネクタ VGA ディスプレイをシステムに接続するときに使用 します。 8 USB コネクタ(2) システムに USB デバイスを接続できます。ポート は USB 3.
NIC インジケータコード 図 5. NIC インジケータ 1. リンクインジケータ 2. アクティビティインジケータ 表 8.
図 6. AC 電源装置ユニットのステータスインジケータ 1. AC 電源装置ユニットのステータスインジケー タ / ハンドル 表 9.
表記規則 電源インジケータ 状態 のパターン 注意: 電源装置のミスマッチを解決する場合は、インジケータが点 滅している電源装置ユニットのみを交換してください。ペアを一 致させるために反対側の電源装置を交換すると、エラー状態およ び予期しないシステムシャットダウンの原因となる場合がありま す。高出力構成から低出力構成、またはその逆へ変更するには、 システムの電源を切る必要があります。 注意: AC 電源装置は、220 V および 110 V 入力電圧の両方をサポ ートします。220 V のみをサポートする Titanium 電源装置を除 き、2 台の同じ電源装置に異なる入力電圧が供給されると、異な るワット数が出力され、不一致を生じる場合があります。 注意: 2 台の電源装置を使用する場合は、どちらも同じタイプで最 大出力電力も同一である必要があります。 注意: AC および DC 電源ユニットの併用はサポートされておら ず、ミスマッチの原因となります。 E 消灯 電源が接続されていません。 図 7. DC 電源装置ユニットのステータスインジケータ 1.
表 10.
図 8.
2 初期システム設定の実行 システムの受け取り後は、システムをセットアップし、オペレーティングシステムをインストール(事前に インストールされていない場合)して、システムの iDRAC IP アドレスをセットアップして設定する必要があ ります。 システムのセットアップ 1. サーバを開梱します。 2. サーバーをラックに取り付けます。ラックへのサーバーの取り付けに関する詳細については、Dell.com/ xcseriesmanuals にあるお使いのシステムの『Rack Installation Placemat』 (ラック取り付けプレースマ ット)を参照してください。 3. 周辺機器をシステムに接続します。 4. システムを電源コンセントに接続します。 5. 電源ボタンを押す、または iDRAC を使用してシステムの電源を入れます。 6.
iDRAC へのログインに関する情報 iDRAC には、iDRAC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ユーザーとしてログインすることができます。また、シングルサインオンまたは スマートカードを使用してログインすることも可能です。デフォルトのユーザー名は root 、パスワードは calvin です。iDRAC へのログインおよび iDRAC ライセンスの詳細については、Dell.com/idracmanuals に ある『Integrated Dell Remote Access Controller User's Guide』 (Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド)を参照してください。 RACADM を使用して iDRAC にアクセスすることもできます。詳細については、Dell.
手順 1. dell.com/support/drivers にアクセスします。 2. 左上の、ホームアイコンの右側にあるサポートをクリックし、サポートセクションのサービスタグまた はエクスプレスサービスコードボックスにお使いのシステムのサービスタグを入力します。 メモ: サービスタグがない場合は、使用の検出を選択してシステムにサービスタグを自動的に検出 させるか、製品サポートでお使いの製品を選択します。 3. ドライバおよびダウンロードをクリックします。 ユーザーの選択した項目に該当するドライバが表示されます。 4.
3 プレオペレーティングシステム管理アプリ ケーション お使いのシステムのプレオペレーティングシステム管理アプリケーションは、オペレーティングシステムを 起動せずに、お使いのシステムの異なる設定や機能を管理するために役立ちます。 お使いのシステムには、次のプレオペレーティングシステム管理アプリケーションがあります。 • セットアップユーティリティ • 起動マネージャ • Dell Lifecycle Controller Dell Lifecycle Controller では、BIOS およびハードウェアの設定、オペレーティングシステムの導入、ドラ イバのアップデート、およびハードウェアプロファイルの保存などの便利なタスクを実行することができま す。Dell Lifecycle Controller の詳細については、Dell.
キー 説明 F10 Dell Lifecycle Controller を起動することができます。 F11 起動マネージャを起動することができます。 F12 PXE ブートを起動することができます。 セットアップユーティリティについて セットアップユーティリティを使用して、お使いのシステムの BIOS 設定、iDRAC 設定およびデバイス設定 を構成できます。 メモ: システムのセットアップ中、UEFI または RAID といったこのシステムには適用されない汎用サー バー設定がいくつか表示されます。 セットアップユーティリティにアクセスするには、次の 2 つの方法があります。 • 標準グラフィカルブラウザ— デフォルトでは有効になっています。 • テキストブラウザ— コンソールのリダイレクトを使用して有効にします。 コンソールリダイレクトを有効にするには、次の手順を実行します。 • System Setup(セットアップユーティリティ)ページで、System BIOS(システム BIOS)をクリックし ます。 • Serial Communications(シリアル通信)ページで
セットアップユーティリティのメインメニュー 表 11. セットアップユーティリティのメインメニュー オプション 説明 System BIOS(システム BIOS) BIOS 設定を構成できます。 iDRAC Settings(iDRAC 設 定) iDRAC を設定できます。 iDRAC 設定ユーティリティは、UEFI を使用することで iDRAC パラメータ をセットアップして設定するためのインタフェースです。iDRAC 設定ユー ティリティを使用することで、さまざまな iDRAC パラメータを有効または 無効にすることができます。このユーティリティの詳細については、 Dell.
メニュー項目 説明 シリアル通信 シリアルポートの有効 / 無効の切り替え、および関連する機能とオプション の指定を行うオプションが表示されます。 システムプロファイル設定 プロセッサの電力管理設定、メモリ周波数などを変更するオプションが表示 されます。 システムセキュリティ その他の設定 システムパスワード、セットアップパスワード、Trusted Platform Module (TPM)セキュリティなどのシステムセキュリティ設定を行うオプションが 表示されます。また、システムの電源ボタンおよび NMI ボタンの有効 / 無 効の切り替えも可能です。 システムの日時などを変更するオプションが表示されます。 システム情報の編集 System Information(システム情報)画面を使用して、サービスタグ、システムモデル、および BIOS バー ジョンなどのシステムプロパティを表示することができます。 1. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)にアクセスし、System BIOS (システム BIOS)をクリックします。 2.
メモリ設定の編集 Memory Settings(メモリ設定)画面を使用して、すべてのメモリ設定を表示することができます。システ ムメモリテストやノードインターリービングといったいくつかのメモリ設定を有効化または無効化すること も可能です。 1. 2. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)にアクセスし、System BIOS (システム BIOS)をクリックします。 System BIOS( システム BIOS)画面で、 Memory Settings(メモリ設定)をクリックします。 Memory Settings(メモリ設定)画面が表示されます。 メモリ画面設定 Memory Settings(メモリ設定)画面の詳細は、次の通りです。 表 14.
メニュー項目 説明 Node Interleaving(ノードイ NUMA(Non-Uniform Memory Architecture)をサポートするかどうかを ンターリーブ) 指定します。このフィールドが Enabled(有効)になっている場合は、対 称的なメモリ構成がインストールされている場合にメモリのインタリービ ングがサポートされます。Disabled(無効)になっている場合は、システ ムは NUMA(非対称)メモリ構成をサポートします。デフォルトでは、Node Interleaving(ノードインタリーブオプション)は Disabled(無効)に設定 されています。 Snoop Mode(スヌープモー ド) スヌープモードオプションを指定します。使用可能なスヌープモードオプ ションは、Home Snoop(ホームスヌープ)、Early Snoop(アーリースヌ ープ)、Cluster on Die(クラスタオンダイ)です。デフォルトでは、スヌ ープモードは Early Snoop(アーリースヌープ)に設定されています。ノー ドインタリーブが Disabled(無効)の場合のみ、フィールドは
メニュー項目 説明 レスに変換します。デフォルトでは、オプションは Enabled(有効)に設 定されています。 隣接キャッシュラインのプリ シーケンシャルメモリアクセスの頻繁な使用が必要とされるアプリケーシ フェッチ ョンのためにシステムを最適化します。デフォルトでは、Adjacent Cache Line Prefetch(隣接キャッシュラインのプリフェッチ)オプションが Enabled(有効)に設定されています。ランダムメモリアクセスの頻繁な使 用が必要とされるアプリケーションについては、このオプションを無効にす ることができます。 ハードウェアプリフェッチャ ハードウェアプリフェッチャーを有効また無効にします。Hardware ー Prefetcher(ハードウェアプリフェッチャ)オプションはデフォルトで Enabled(有効)に設定されています。 DCU ストリーマプリフェッ チャー データキャッシュユニット(DCU)ストリーマプリフェッチャを有効化ま たは無効化することができます。DCU ストリーマプリフェッチャ オプシ ョンは、デフォルトで 有効 に設定されています。 DCU IP プリ
メニュー項目 説明 • • • • Brand(ブランド) :プロセッサによって報告されるブランド名が表示さ れます。 Level 2 Cache(レベル 2 キャッシュ) :L2 キャッシュの合計が表示され ます。 Level 3 Cache(レベル 3 キャッシュ) :L3 キャッシュの合計が表示され ます。 Number of Cores(コア数):各プロセッサのコア数が表示されます。 SATA 設定の編集 SATA Settings(SATA 設定)画面を使用して、SATA デバイスの SATA 設定を表示し、お使いのシステムで RAID を有効にすることができます。 1. 2.
メニュー項目 説明 Port B(ポート B) 選択されたデバイスのドライブタイプを設定します。 Embedded SATA settings(組み込み SATA 設定)が ATA モードに設定されている場合、BIOS サポートを有効にするには、このフィールドを Auto(自動)に設定する必 要があります。BIOS サポートをオフにするには、OFF(オフ)に設定しま す。 AHCI モードまたは RAID モードの場合は、BIOS サポートは常に有効とな ります。 Model(モデル):選択されたデバイスのドライブモデルを表示します。 Drive Type(ドライブタイプ):SATA ポートに接続されているドライブの タイプを表示します。 Capacity(容量) :ハードドライブの合計容量を表示します。このフィール ドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディアデバイス用には定義されて いません。 Port C(ポート C) 選択されたデバイスのドライブタイプを設定します。 Embedded SATA settings(組み込み SATA 設定)が ATA モードに設定されている場合、BIOS サポ
メニュー項目 説明 要があります。BIOS サポートをオフにするには、OFF(オフ)に設定しま す。 AHCI モードまたは RAID モードの場合は、BIOS サポートは常に有効とな ります。 Model(モデル):選択されたデバイスのドライブモデルを表示します。 Drive Type(ドライブタイプ):SATA ポートに接続されているドライブの タイプを表示します。 Capacity(容量) :ハードドライブの合計容量を表示します。このフィール ドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディアデバイス用には定義されて いません。 Port F(ポート F) 選択されたデバイスのドライブタイプを設定します。 Embedded SATA settings(組み込み SATA 設定)が ATA モードに設定されている場合、BIOS サポートを有効にするには、このフィールドを Auto(自動)に設定する必 要があります。BIOS サポートをオフにするには、OFF(オフ)に設定しま す。 AHCI モードまたは RAID モードの場合は、BIOS サポートは常に有効とな ります。 Model(モデル):選択された
メニュー項目 説明 AHCI モードまたは RAID モードの場合は、BIOS サポートは常に有効とな ります。 Model(モデル):選択されたデバイスのドライブモデルを表示します。 Drive Type(ドライブタイプ):SATA ポートに接続されているドライブの タイプを表示します。 Capacity(容量) :ハードドライブの合計容量を表示します。このフィール ドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディアデバイス用には定義されて いません。 Port I(ポート I) 選択されたデバイスのドライブタイプを設定します。 Embedded SATA settings(組み込み SATA 設定)が ATA モードに設定されている場合、BIOS サポートを有効にするには、このフィールドを Auto(自動)に設定する必 要があります。BIOS サポートをオフにするには、OFF(オフ)に設定しま す。 AHCI モードまたは RAID モードの場合は、BIOS サポートは常に有効とな ります。 Model(モデル):選択されたデバイスのドライブモデルを表示します。 Drive Type(ドライブタイプ):S
Boot Settings(起動設定)画面が表示されます。 起動設定 Boot Settings(起動設定)画面の詳細は、次の通りです。 表 17.
ネットワーク設定画面 Network Sttings(ネットワーク設定)画面の詳細は、次の通りです。 表 18. ネットワーク設定 メニュー項目 説明 PXE Device n(PXE デバイス デバイスを有効または無効にします。有効の場合は、UEFI 起動オプション をデバイスに作成します。 n)(n は 1~4) PXE Device n Settings(PXE PXE デバイスの設定を制御できます。 デバイス n 設定) (n は 1~4) 内蔵デバイス詳細の編集 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面を使用して、ビデオコントローラ、内蔵 RAID コントローラおよび USB ポートを含むすべての内蔵デバイスの設定を表示および設定することができます。 1. 2.
メニュー項目 Embedded NIC1 and NIC2(内蔵 NIC1 および NIC2) I/OAT DMA エンジン 説明 メモ: Embedded NIC 1 and NIC 2 オプションは Integrated Network Card(内蔵ネットワークカード 1)がないシステムでのみ使用できます。 Embedded NIC 1 および NIC 2 の有効 / 無効を切り替えます。 Disabled(無効) に設定されている場合、NIC は、組込み管理コントローラにより共有ネットワ ークアクセス用に引き続き使用可能となっている可能性があります。埋め込み の NIC 1 と NIC 2 オプションは NDC がないシステムでのみご利用いただけま す。このオプションは、内蔵ネットワークカード 1 オプションと同時に指定す ることはできません。この機能をシステムの NIC 管理ユーティリティを使用す るように設定してください。 I/OAT オプションの有効 / 無効を切り替えます。ハードウェアおよびソフトウ ェアがこの機能をサポートしている場合にのみ有効にします。 Embedded Video
シリアル通信設定の編集 Serial Communication(シリアル通信)画面を使用して、シリアル通信ポートのプロパティを表示します。 1. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)にアクセスし、System BIOS (システム BIOS)をクリックします。 2. System BIOS( システム BIOS)画面で Serial Communication(シリアル通信)をクリックします。 Serial Communication(シリアル通信)画面が表示されます。 シリアル通信画面設定 シリアル通信(Serial Communication)画面の詳細は次の通りです。 表 20.
メニュー項目 説明 イルセーフボーレートは、その試みが失敗した場合にのみ使用されます。ま た、値は変更しないでください。デフォルトでは、Failsafe Baud Rate(フ ェイルセーフボーレート) オプションは 115200 に設定されています。 リモートターミナルのタイプ リモートコンソールターミナルのタイプを設定します。デフォルトでは、 Remote Terminal Type(リモートターミナルのタイプ)オプションは VT 100/VT 220 に設定されています。 オペレーティングシステム の読み込み時に BIOS コンソールのリダイレク トの有効または無効を切り替えることができます。デフォルトでは、 Redirection After Boot(起動後のリダイレクト)オプションは有効に設定 されています。 起動後のリダイレクト システムプロファイルの編集 System Profile Settings(システムプロファイル設定)画面を使用して、電源管理などのシステムパフォー マンス設定を有効にできます。 1.
メニュー項目 説明 省エネルギーターボ(EET)は、プロセッサのコア周波数を作業負荷に基づくター ボ範囲内に調節するオペレーションモードです。 • • • • • • • • C1E:プロセッサがアイドル状態の時における、プロセッサの最小パフォーマンス 状態への切り替えを有効または無効にします。C1E オプションはデフォルトで Enabled(有効)に設定されています。 C States(C ステート):利用可能なすべての電源状態でのプロセッサの動作を有 効または無効にします。C States(C ステート)オプションはデフォルトで Enabled(有効)に設定されています。 Collaborative CPU Performance Control:CPU 電源管理を有効または無効にし ます。Enabled(有効)に設定すると、CPU 電源管理が OS DBPM およびシステ ム DBPM(DAPC)によって制御されます。このオプションは、デフォルトで Disabled(無効)に設定されています。 Memory Patrol Scrub(メモリパトロールスクラブ):メモリパトロールスクラブ の頻度
System Security(システムセキュリティ)画面が表示されます。 システムセキュリティ画面設定 System Security Settings(システムセキュリティ設定)画面の詳細は次の通りです。 表 22.
メニュー項目 説明 AC 電源リカバリ AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定します。デフォルトでは、AC Power Recovery(AC 電源の回復)オプションは Last(前回)に設定され ています。 AC 電源リカバリ遅延 AC 電源が回復した後、電源投入の時期をシステムがどのようにサポートす るかを設定します。デフォルトで、AC Power Recovery Delay(AC AC 電 源リカバリ遅延)オプションは Immediate(即時)に設定されています。 ユーザー定義の遅延(60~ 240 秒) AC Power Recovery Delay(AC 電源リカバリ遅延)に User Defined(ユ ーザー定義)オプションが選択されている場合、User Defined Delay(ユー ザー定義の遅延)を設定します。 UEFI 変数アクセス さまざまなレベルのセキュア UEFI 変数を提供します。標準(デフォルト) に設定されている場合、UEFI 変数は UEFI 仕様によってオペレーティングシ ステムでアクセス可能です。Controlled(制御)に設定されている
その他の設定の編集 Miscellaneous Settings(その他の設定)画面を使用して、資産タグの更新やシステム日付と時刻の変更と いったいくつかの設定を行うことができます。 1. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)にアクセスし、System BIOS (システム BIOS)をクリックします。 2. System BIOS(システム BIOS)画面で、 Miscellaneous Settings(その他の設定)をクリックします。 Miscellaneous Settings(その他の設定)画面が表示されます。 その他の設定画面 Miscellaneous Settings(その他の設定)画面の詳細は、次の通りです。 表 24.
メニュー項目 説明 のオプションは、Enabled(有効) および Enabled - No Reboot(有効 - 再起動なし)です。 メモ: In-System Characterization(インシステ ムキャラクタライゼーション) のデフォルト設 定は今後の BIOS のリリースで変更されること があります。 有効の場合、In-System Characterization(インシス テムキャラクタライゼーション)は、システム設定 における関連変更の検知時に POST 中実行され、シ ステムの電力とパフォーマンスを最適化します。 ISC の実行には約 20 秒かかり、ISC の結果を適用す るにはシステムをリセットする必要があります。 Enabled - No Reboot(有効 - 再起動なし)オプショ ンでは、ISC を実行し、次のシステムリセットが行わ れるまで ISC の結果を適用せずに動作を継続しま す。Enabled(有効)オプションでは、ISC を実行 し、システムの即時リセットを強制して ISC 結果の 適用を可能にします。システムの強制リセットのた め、システムの準備には時間がか
メニュー項目 説明 Launch Lifecycle 起動マネージャを閉じ、Lifecycle Controller プログラムを起動します。 Controller (Lifecycle Controller の起動) System Utilities(シ システム診断および UEFI シェルなどのシステムユーティリティメニューを開きま ステムユーティリ す。 ティ) 起動順序の変更 USB キーまたは光学ドライブから起動する場合は、起動順序を変更する必要がある場合があります。ここに 示す指示は、Boot Mode(起動モード)に BIOS を選択した場合は異なる可能性があります。 1. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティのメインメニュー)画面で、System BIOS(シ ステム BIOS) → Boot Settings(起動設定)の順にクリックします。 2. Boot Option Settings(起動オプション設定) → Boot Sequence(起動順序)の順にクリックします。 3.
システムパスワードおよびセットアップパスワードの割り当 て 前提条件 メモ: パスワードジャンパによって、システムパスワードとセットアップパスワードの機能の有効 / 無 効を切り替えることができます。パスワードジャンパの設定に関する詳細については、「システム基板 のコネクタ」を参照してください。 新しい System Password(システムパスワード)と Setup Password(セットアップパスワード) の割り当 て、または既存の System Password(システムパスワード)と Setup Password(セットアップパスワード) の変更は、パスワードジャンパの設定が enabled(有効)で Password Status(パスワードステータス)が Unlocked(ロック解除)の場合のみ可能です。 パスワードジャンパの設定を無効にすると、既存の System Password(システムパスワード)と Setup Password(セットアップパスワード)は削除され、システムの起動にシステムパスワードを入力する必要が なくなります。 このタスクについて System Password(シ
既存のシステムパスワードおよびセットアップパスワードの 削除または変更 前提条件 既存のシステムパスワードおよび / またはセットアップパスワードの削除または変更を試みる前に、パスワ ードジャンパが有効に設定され、Password Status(パスワードステータス)が Unlocked(ロック解除)に なっていることを確認します。Password Status(パスワードステータス)が Locked(ロック)の場合、既 存のシステムパスワードやセットアップパスワードを削除または変更することはできません。 手順 1. System Setup(セットアップユーティリティ)にアクセスするには、電源投入または再起動の直後に F2 を押します。 2. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面で System BIOS(シス テム BIOS)を選択し、Enter を押します。 System BIOS(システム BIOS)画面が表示されます。 3.
4 システムコンポーネントの取り付けと取り 外し 安全にお使いいただくために 警告: システムを持ち上げる必要がある場合は、必ずだれかの手を借りてください。けがを防ぐため、 決してシステムを一人で持ち上げようとしないでください。 警告: システムの電源が入っている状態でシステムカバーを開いたり取り外したりすると、感電するお それがあります。 注意: システムは、カバー無しで 5 分以上動作させないでください。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: デルは、システム内部のコンポーネントでの作業中は常に静電マットと静電ストラップを使用す ることをお勧めします。 メモ: システムの正常な動作と冷却を確保するため、システム内のす
推奨ツール 取り外しと取り付け手順を実行するには、以下のツールが必要になります。 • ベゼルロック用のキー。これはベゼルが装着されている場合のみ必要です。 • #2 プラスドライバ DC 電源装置ユニット(PSU)のケーブルをまとめるのに、以下のツールが必要です。 • AMP 90871-1 圧着ハンドツールまたは同等のツール • Tyco Electronics 58433-3 または同等のもの • サイズ 10 の AWG ソリッドワイヤまたは絶縁された銅製のより線から絶縁材を除去できる絶縁電線プラ イヤ メモ: アルファワイヤパーツナンバー 3080 または同等のもの(65/30 より線)を使用します。 前面ベゼル(オプション) 前面ベゼルの取り外し 1. ベゼルの左端でベゼルロックを解除します。 2. ベゼルロックの横にあるリリースラッチを押し上げます。 3. ベゼルの左端を手前に引いてベゼル右端のフックを外し、ベゼルを取り外します。 図 9.
前面ベゼルの取り付け 1. ベゼルの右端をシャーシに取り付けます。 2. ベゼルのもう一方の端をシステムにはめ込みます。 3. キーロックでベゼルを固定します。 システムカバーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. システムとすべての周辺機器の電源を切ります。 3. システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 4. オプションのベゼルを取り外します。詳細については、 「前面ベゼルの取り外し」を参照してください。 手順 1. ラッチリリースロックをロック解除位置に回します。 2.
図 10. システムの取り外しと取り付け 1. ラッチリリースロック 3. ラッチ 2. システムカバー システムカバーの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 手順 1. システムカバーのスロットをシャーシのタブに合わせます。 2. カバーリリースラッチを押し、ラッチが所定の位置にロックされるまでカバーをシャーシの前方に向か って押します。 3. ラッチリリースロックを時計方向に回してロック位置にします。 4. オプションのベゼルを取り付けます。 5.
図 11. システムの内部 — ハードドライブ 10 台搭載システム 1. コントロールパネルアセンブリ 2. 冷却ファン(7) 3. プロセッサ 1 4. DIMM(6) 5. PSU コネクタ 6. 電源装置(2) 7. ライザーカード 3 8. ネットワークドーターカード 9. ライザーカード 1 10. ライザーカード 2 11. DIMM(6) 12. プロセッサ 2 13. DIMM(12) 14. エクスパンダボード 15.
冷却エアフローカバーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 注意: 冷却用エアフローカバーを取り外した状態でシステムを使用しないでください。システムが急激 にオーバーヒートする可能性があり、システムのシャットダウンや、データ損失の原因となります。 手順 タッチポイントを持ち、冷却エアフローカバーを持ち上げてシステムから取り外します。 図 12. 冷却エアフローカバーの取り外しと取り付け 1. 冷却エアフローカバー 次の手順 1.
手順 1. 冷却エアフローカバーのタブをシャーシの固定スロットに合わせます。 2.
図 13.
表 25. メモリ構成の例 DIMM のタイプ 装着 DIMM/ チャネル 動作周波数(単位:MT/s) 最大 DIMM ランク / チャネル 1.
モードごとのガイドライン 各プロセッサに 4 つのメモリチャネルが割り当てられます。使用可能な構成は、選択するメモリモードによ って異なります。 メモ: x4 と x8 DRAM ベースの DIMM が併用でき、RAS 特性がサポートされます。ただし、特定の RAS 特性に関するすべてのガイドラインに準拠している必要があります。x4 DRAM ベースの DIMM は、メ モリ最適化(独立チャネル)モードで SDDC(Single Device Data Correction)を維持します。x8 DRAM ベースの DIMM が SDDC を獲得するには、アドバンス ECC モードを必要とします。 以下の各項では、各モードの詳しいメモリ装着ガイドラインを説明します。 アドバンス ECC(ロックステップ) Advanced ECC(アドバンス ECC)モードでは、SDDC が x4 DRAM ベースの DIMM から x4 と x8 の両方の DRAM に拡張されます。これにより、通常動作中のシングル DRAM チップ障害から保護されます。 メモリ取り付けガイドライン: • メモリモジュールは、サイズ、速度、
用されます。修正不能なエラーが発生した場合、システムはミラーリングされたコピーに切り替えられます。 これにより、SDDC とマルチビットの保護が確保されます。 メモリ取り付けガイドライン: • メモリモジュールは、サイズ、速度、テクノロジが同一のものを取り付けてください。 • 白のリリースレバーが付いているメモリソケットには同一の DIMM を取り付ける必要があり、黒色およ び緑色のリリースタブが付いているソケットについても、同様のルールが当てはまります。このルールに 従うことで、同一の DIMM が確実にペアで取り付けられます。たとえば、A1 と A2、A3 と A4、A5 と A6 …という具合です。 メモリ構成の例 該当するメモリのガイドラインに則したメモリの構成例(プロセッサが 1 基および 2 基の場合)を以下の表 に示します。 メモ: 以下の表で、1R、2R、4R はそれぞれ、シングル、デュアル、クアッドランクの DIMM を表しま す。 表 26.
メモリモジュールの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 3.
3. メモリモジュールソケットのイジェクタ (2) メモリモジュールの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 3. 冷却エアフローカバーを取り外します。 4. 冷却ファンアセンブリの取り外し 警告: メモリモジュールは、システムの電源を切った後もしばらくは高温です。メモリモジュールが冷 えるのを待ってから作業してください。メモリモジュールはカードの両端を持って取り扱い、メモリモ ジュールのコンポーネントまたは金属製の接触部には触らないようにしてください。 手順 1.
図 15. メモリモジュールの取り付け 1. 3. メモリモジュール 2. 位置合わせキー メモリモジュールソケットのイジェクタ (2) メモリモジュールがソケットに適切に装着されると、メモリモジュールソケットのレバーがメモリモジ ュールが装着されている別のソケットのレバーと同じ位置に揃います。 5. 本作業の手順 1~4 を繰り返して、残りのメモリモジュールを取り付けます。 次の手順 1. 冷却エアフローカバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 3. F2 を押してセットアップユーティリティを起動し、System Memory(システムメモリ)設定を確認し ます。システムは、取り付けられたメモリを反映するためにすでに値を変更しています。 4. 値が正しくない場合、1 つ、または複数のメモリモジュールが適切に取り付けられていない可能性があ ります。本手順の手順 1~4 を繰り返して、メモリモジュールがそれぞれのソケットにしっかりと装着 されていることをチェックしてください。 5.
注意: ハードドライブのフォーマット中は、システムの電源を切ったり、再起動を行ったりしないでく ださい。ハードドライブの故障の原因となります。 メモ: ハードドライブバックプレーン用として使用が認められているテスト済みのハードドライブのみ を使用してください。 ハードドライブをフォーマットする場合は、フォーマットの完了までに十分な時間の余裕をみておいてくだ さい。大容量のハードドライブはフォーマットに数時間を要する場合があります。 2.5 インチハードドライブダミーの取り外し 前提条件 注意: システムの正常な冷却状態を維持するために、空のハードドライブスロットすべてにハードドラ イブダミーを取り付ける必要があります。 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 手順 リリースボタンを押し、ハードドライブダミーをハードドライブスロットから引き出します。 図 16. 2.5 インチハードドライブダミーの取り外しと取り付け 1. ハードドライブダミー 2. リリースボタン 2.
ホットスワップ対応ハードドライブの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 必要に応じて、ベゼルを取り外します。 メモ: データの損失を防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがホットスワップ対応ドライブ の取り付けに対応していることを確認してください。お使いのオペレーティングシステムのマニュア ルを参照してください。 手順 1. リリースボタンを押してハードドライブキャリアリリースハンドルを開きます。 2.
ホットスワップ対応ハードドライブの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 1.
図 18. ハードドライブの取り外しとハードドライブキャリアへの取り付け 1. ネジ(4) 3. ハードドライブキャリア 2. ハードドライブ ハードドライブキャリアへのハードドライブの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 #1 プラスドライバを手元に用意します。 手順 1. ハードディスクドライブのコネクタ側をキャリア後部に向けて、ドライブをハードディスクドライブキ ャリアに挿入します。 2. ハードドライブのネジ穴をハードドライブキャリアのネジ穴のセットに合わせます。 正しく揃うと、ハードドライブの背面がハードドライブキャリアの背面と同一面に揃います。 3.
メモ: 書き込み集中型のアクティビティおよび XC アプライアンスによって利用されるプロセスは、起 動デバイスではなく SSD および HDD 上で実行されるようになっています。 ハイパーバイザーの起動デバイスは、アプリケーションでの使用を意図していません。 警告: 書き込み集中型のソフトウェアをさらに SATADOM に起動ディスクに追加すると、設計された仕 様以上にデバイスが摩耗し、その結果として早期にハードウェア障害が発生します。 ハイパーバイザーオペレーティングシステムでアプリケーションを実行しないでください。 書き込み集中型アプリケーションの例 以下は、書き込み集中型アプリケーションの例です。 • System Center エージェント。 – System Center Configuration Manager (CCMExec.exe)。 – System Center Operations Manager ( MonitoringHost.
図 19. SATADOM の取り外しと取り付け 1. SATADOM 2. SATA コネクタ 3. 電源ケーブル 4. 電源アダプタ 5. SATADOM TBU 電源コネクタ 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 SATADOM の取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」を必ずお読みください。 2.
メモ: デルでは、SATADOM の読み取り / 書き込みデフォルト設定は変更しないことをお勧めします。 手順 1. SATADOM のロックリリースを押し、システム基板にある優先 SATADOM コネクタに SATADOM を差 し込みます。 メモ: 優先 SATADOM コネクタは SATA9 であり、青色表示です。黒色表示の SATA8 コネクタを使 用することも可能です。 2. システム基板の SATADOM TBU 電源コネクタに電源ケーブルを接続します。 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 冷却ファン お使いのシステムは、ホットスワップ対応の冷却ファンをサポートします。 メモ: 特定のファンに問題が発生した場合には、システム管理ソフトウェアによってファン番号が示さ れるため、冷却ファンアセンブリ上のファン番号をメモして、問題のファンを容易に識別し、交換する ことができます。 冷却ファンの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2.
図 20. 冷却ファンの取り外しと取り付け 1. 冷却ファン(7) 2. 冷却ファンコネクタ(7) 冷却ファンの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. 冷却ファンの底部にあるプラグをシステム基板のコネクタに合わせます。 2.
表 27. 3 枚の PCIe 拡張カードをサポートするシステム ライザー PCIe スロ プロセッサの接続 ット 高さ 長さ 1 1 プロセッサ 2 ロープロファイ ル ハーフレング x16 ス x16 1 2 プロセッサ 2 ロープロファイ ル ハーフレング x8 ス x16 3 3 プロセッサ 1 ロープロファイ ル ハーフレング x16 ス x16 リンク幅 スロット 幅 メモ: ライザー 1 スロットを使用するには、両方のプロセッサを取り付ける必要があります。 表 28.
拡張カードの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。ユーザーは、製品マ ニュアルで許可されている範囲で、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチーム の指示に従って、トラブルシューティングと簡単な修理を行う必要があります。デルで認められていな い修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いいた だくために」をお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. 拡張カードまたは拡張カードライザーに取り付けられているケーブルをすべて外します。 2. 拡張カードを取り外すには、拡張カードラッチを持ち上げます。 3. 拡張カードの端を持ち、ライザーの拡張カードコネクタから取り外します。 4.
拡張カードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: 両方のプロセッサが取り付けられている場合、使用できるのは拡張カードライザー 1 およびライ ザー 2 スロットの x16 リンクのみです。 手順 1. 拡張カードを開梱し、取り付けの準備をします。 手順については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 2. システム基板 / ライザー上の拡張カードコネクタの位置を確認します。 3.
メモ: 両方のプロセッサが取り付けられている場合、使用できるのは拡張カードライザー 1 およびライ ザー 2 スロットの x16 リンクのみです。 手順 1. タッチポイントを持ち、拡張カードライザーを持ち上げてシステム基板のライザーコネクタから外しま す。 図 22. 拡張カードライザー 1 の取り外しと取り付け 1. 拡張カードライザー 1 3. ライザーガイドピン 2.
図 23. 拡張カードライザー 3 の取り外しと取り付け 1. コネクタ 3. 拡張カードリリースラッチ 2. 拡張カードライザー 3 2. 該当する場合、ライザーへの拡張カードの取り付け、または取り外しを行います。 3. 拡張カードライザーを取り付けます。 次の手順 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 拡張カードライザーの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. 該当する場合、拡張カードを拡張カードライザーに再度取り付けます。 2. 拡張カードライザーをシステム基板上のコネクタとライザーガイドピンに合わせます。 3.
内蔵デュアル SD モジュール 内蔵デュアル SD モジュール (IDSDM) カードには SD カードスロット 2 個が用意されています。このカード には次の機能があります。 • デュアルカードオペレーション — 両方のスロットで SD カードを使用してミラーリング構成を維持し、 冗長性を提供します。 メモ: セットアップユーティリティの Integrated Devices(内蔵デバイス)画面で Redundancy(冗 長性)オプションが Mirror Mode(ミラーモード)に設定されている場合、1 枚の SD カードから 別の SD カードに情報が複製されます。 • シングルカード動作 — シングルカード動作はサポートされますが、冗長性は提供されません。 内蔵デュアル SD モジュールの取り外し 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理
図 24. 内蔵デュアル SD モジュール(IDSDM)の取り外しと取り付け 1. 内蔵デュアル SD モジュール 2. LED ステータスインジケータ(2) 3. SD カード(2) 4. SD カードスロット 2 5. SD カードスロット 1 6. IDSDM コネクタ 次の表は、IDSDM インジケータコードについて説明しています。 表 30.
表記規則 IDSDM インジケータコ ード 説明 D 橙色 カードがオフライン、故障している、または書き 込みが禁止されていることを示します。 E 消灯 カードが取り付けられていないか、起動していな いことを示します。 次の手順 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 内蔵デュアル SD モジュールの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 手順 1.
手順 内蔵デュアル SD モジュール、またはバックプレーンエキスパンダボード上の SD カードスロットの位置 を確認し、カードを内側方向に押してスロットから解放して、カードを取り出します。 次の手順 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 内蔵 SD カードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2.
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. 内蔵ストレージコントローラケーブルをシステム基板の内蔵ストレージコントローラカードコネクタに 固定しているネジを緩めます。 2. 内蔵ストレージコントローラケーブルを持ち上げて外します。 3. カードの一方の端を持ち上げて傾け、システム基板の内蔵トレージコントローラカードホルダから取り 外します。 4. カードを持ち上げてシャーシから取り出します。 図 25. 内蔵ストレージコントローラカードの取り外しと取り付け 1. 内蔵ストレージコントローラケーブル 2. 内蔵ストレージコントローラカード 3.
内蔵ストレージコントローラカードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 3. 冷却エアフローカバーを取り外します。 4. 拡張カードライザー 1 を取り外します。 5. #2 プラスドライバをお手元にご用意ください。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. コネクタの反対側の内蔵ストレージコントローラカードの端を内蔵ストレージコントローラカードホル ダに合わせます。 2.
手順 1. 拡張カードライザー 3 を取り外します。 2. #2 プラスドライバを使用して、ネットワークドーターカードをシステム基板に固定している 2 本のネ ジを緩めます。 3. タッチポイント両側の端部でネットワークドーターカードを持ち、カードを持ち上げてシステム基板の コネクタから取り外します。 4. Ethernet コネクタが背面パネルのスロットから取り出されるまで、ネットワークドータカードをシステ ム背面から引き出します。 5. ネットワークドーターカードをシステムから持ち上げて取り出します。 図 26. ネットワークドーターカードの取り外しと取り付け 1. ネジソケット(2) 2. システム基板上のコネクタ 3. 固定ネジ(2) 4. タッチポイント(2) 5. ネットワークドーターカード 6. Ethernet コネクタ用背面パネルスロット ネットワークドーターカードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2.
3. #1 プラスドライバを手元に置いておきます。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: サーバーに 3 枚の PCIe カードが備えられている場合は、お使いのシステムに PCle 冷却エアフロ ーカバーを取り付けるようにしてください。、 手順 1. Ethernet コネクタが背面パネルのスロットに入る角度にカードを傾けます。 2. カードの後部にあるネジを、システム基板のネジ穴に合わせます。 3. カードのタッチポイントを押して、カードのコネクタがシステム基板のコネクタと確実に接触するよう にします。 4.
5. フルレングス PCIe カードが取り付けられている場合は、取り外します。 6. 冷却エアフローカバーを取り外します。 警告: ヒートシンクとプロセッサは、システムの電源を切った後もしばらくは触れられないほど高温で す。ヒートシンクとプロセッサが冷えるのを待ってから作業してください。 注意: プロセッサを取り外す場合を除き、ヒートシンクをプロセッサから取り外さないでください。ヒ ートシンクは適切な温度条件を保つために必要です。 手順 1. ヒートシンクを取り外すには、次の手順を行います。 a. ヒートシンクをシステム基板に固定しているネジのうち 1 つを緩めます。 ヒートシンクとプロセッサの接続が緩むまで、30 秒ほど待ちます。 b. 最初に取り外したネジの筋向いのネジがを取り外します。 c. 残りの 2 本のネジについても同じ手順を繰り返します。 d. ヒートシンクを取り外します。 図 27. プロセッサヒートシンクの取り外しと取り付け 1. ネジ(4) 2. ヒートシンク 3. プロセッサソケット 4.
図 28. プロセッサシールド 1. クローズファーストソケットリリース レバー 2. ロックアイコン 3. プロセッサ 4. オープンファーストソケットリリー スレバー 5. アンロックアイコン 2. プロセッサを取り外すには: a. アンロックアイコンの近くにあるオープンファーストソケットのリリースレバーを解除します レバーを押し下げてタブの下から外します。 b. 同様に、ロックアイコンの近くにあるクローズファーストソケットリリースレバーを解除します レバーを押し下げてタブの下から外します。レバーを 90 度上に持ち上げます。 c.
図 29. プロセッサの取り外しと取り付け 1. クローズファーストソケットリリース レバー 2. プロセッサのピン 1 インジケータ 3. プロセッサ 4. スロット(4) 5. プロセッサシールド 6. オープンファーストソケットリリー スレバー 7. ソケット 8. ソケットキー(4) d. プロセッサシールドのタブを持ち、オープンファースト ソケットリリースレバーが持ち上がるまで、 プロセッサシールドを持ち上げます。 注意: ソケットピンは壊れやすく、損傷して修復できなくなることがあります。プロセッサをソ ケットから取り外す際には、ソケットのピンを曲げないように気をつけてください。 e.
2. 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 プロセッサの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許 可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全 にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. #2 プラスドライバをお手元にご用意ください。 3. システムをアップグレードする場合は、dell.com/support から最新バージョンのシステム BIOS をダウ ンロードし、圧縮されたダウンロードファイルに説明されている手順に従い、システムにアップデート をインストールします。 メモ: システム BIOS のアップデートは Lifecycle Controller を使用して行います。 4.
注意: プロセッサを無理に押し込まないでください。プロセッサの位置が合っていれば、簡単に ソケットに入ります。 b. プロセッサのピン 1 インジケータをソケットの三角形に揃えます。 c. プロセッサのソケットがソケットキーに合うように、プロセッサをソケットに置きます。 注意: プロセッサを無理に押し込まないでください。プロセッサの位置が合っていれば、簡単に ソケットに入ります。 d. プロセッサシールドを閉じます。 e. ロックアイコンの近くにあるクローズファーストソケットリリースレバーを下げます。 タブの 下に押してロックします。 f. 同様に、アンロックアイコンの近くにあるオープンファーストソケットリリースレバーを下げます。 タブの下に押してロックします。 9. 次の手順でヒートシンクを取り付けます。 a. 必要に応じて、清潔な糸くずの出ない布でヒートシンクからサーマルグリースを拭き取ります。 b.
3. サーマルグリースアプリケータ(注射 器) メモ: サーマルグリースは、1 回のみ使用することを目的としています。使用後は、アプリケー タ(注射器)を破棄してください。 c. ヒートシンクをプロセッサの上に置きます。 d. ヒートシンクをシステム基板に固定する 4 本のネジを締めます。 メモ: 対角関係にあるネジを締めていきます。ヒートシンクを取り付ける際に、ヒートシンク固 定ネジを締めすぎないでください。締めすぎを避けるには、ヒートシンク固定ネジを抵抗を感 じ始めるまで締めて、ネジが固定されたらそれ以上締めないようにします。ネジの張力が 6 inlb(6.9 kg-cm)を超えないようにしてください。 次の手順 1. 冷却エアフローカバーを取り付けます。 2. 該当する場合、PCIe カードを取り付けます。 3. 冷却ファンアセンブリを取り外した場合は、取り付けます。 4. 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 5. 起動中に F2 を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が新しいシステム構成 と一致していることを確認します。 6.
ィブな電源装置の出力電圧を監視します。アクティブな電源装置の出力電圧が低下すると、スリープ状態の 電源装置がアクティブな出力状態に戻ります。 両方の電源装置をアクティブにするほうが、1 台の電源装置をスリープ状態にするよりも効率的である場合 は、アクティブな電源装置は、スリープ中の電源装置をアクティブにすることもできます。 電源装置のデフォルト設定は次のとおりです。 • アクティブな電源装置の負荷が 50% を超えると、 冗長電源装置がアクティブ状態に切り替えられます。 • アクティブな電源装置の負荷が 20% を下回ると、 冗長電源装置がスリープ状態に切り替えられます。 ホットスペア機能の設定は、iDRAC 設定を使用して行います。iDRAC 設定の詳細については、dell.
図 31. 電源装置ダミーの取り外しと取り付け 1. 電源ユニットダミー 2.
図 32. AC 電源装置ユニットの取り外しと取り付け 1. リリースラッチ 2. 電源装置ユニットケーブルコネクタ 3. 電源装置ユニット 4. コネクタ 5. 電源装置ユニットのハンドル AC 電源装置ユニットの取り付け 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. 両方の電源装置ユニットがの同じタイプであり、最大出力電力が同じであることを確認します。 メモ: 最大出力電力(ワット数で表記)は PSU ラベルに記載されています。 2. 該当する場合は、電源装置ユニットダミーを取り外します。 3.
メモ: 新しい電源装置ユニットを取り付ける、新しい電源装置ユニットにホットスワップまたはホ ットアッドを行う場合は、システムが電源装置を認識してそのステータスを決めるまで 15 秒間待 ってください。電源の冗長性は、検出が完了するまで発生しない場合があります。もう 1 台の電源 装置ユニットを取り外す前に、新しい電源装置ユニットが検出され、有効になるまでお待ちくださ い。電源装置ユニットのステータスインジケータが緑色に点灯すれば、電源装置ユニットは正常に 機能しています。 DC 電源装置ユニットのケーブル接続の手順 お使いのシステムには、– 48 / 60 V DC 電源ユニットを 2 台取り付けることができます(利用可能時)。 警告: –(48~60)V DC 電源装置ユニット(PSU)を使用する装置の DC 電源接続およびアース接続 は、適切な資格を持つ電気技術者が行う必要があります。DC 電源またはアースの接続はご自分で行わ ないでください。すべての電気接続は、システムの使用地域およびその国の条例と慣行に準拠する必要 があります。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に同
DC 電源装置ユニットの取り外し 前提条件 警告: –(48~60)V DC 電源装置ユニット(PSU)を使用する装置の DC 電源接続およびアース接続 は、適切な資格を持つ電気技術者が行う必要があります。DC 電源またはアースの接続はご自分で行わ ないでください。すべての電気接続は、システムの使用地域およびその国の条例と慣行に準拠する必要 があります。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に同梱の安全 にお使いいただくための注意をすべてお読みになり、指示に従ってください。 注意: システムが正常に動作するには、電源装置が 1 台は必要です。冗長電源が装備されたシステムで も、電源が入った状態で一度に取り外し、取り付けができる電源装置は、1 台だけです。 メモ: 電源装置の取り外しに支障がある場合は、ラッチを外してオプションのケーブルマネージメント アームを持ち上げる必要があります。ケーブルマネージメントアームの詳細については、システムのラ ックに関するマニュアルを参照してください。 手順 1. 電源から電源ワイヤを、取り外す電源装置からコネクタを外します。 2.
DC 電源装置ユニットの取り付け 前提条件 警告: –(48~60)V DC 電源装置ユニット(PSU)を使用する装置の DC 電源接続およびアース接続 は、適切な資格を持つ電気技術者が行う必要があります。DC 電源またはアースの接続はご自分で行わ ないでください。すべての電気接続は、システムの使用地域およびその国の条例と慣行に準拠する必要 があります。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に同梱の安全 にお使いいただくための注意をすべてお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. 両方の電源装置のタイプと最大出力電力が同じであることを確認します。 メモ: 最大出力電力(ワット数で表記)は PSU ラベルに記載されています。 2. 電源装置ダミーが取り付けられている場合は、取り外します。 3.
注意: バッテリーの取り付け、取り外しの際には、バッテリーコネクタが破損しないようにしっか り支えてください。 2. 新しいシステムバッテリを取り付けるには、プラス側を上にしてバッテリを持ち、固定タブの下に挿入 します。 3. 所定の位置に収まるまでバッテリーをコネクタに押し込みます。 次の手順 1. 冷却用エアフローカバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 3. 起動中に F2 を押してセットアップユーティリティを起動し、バッテリが正常に動作していることを確 認します。 4. セットアップユーティリティの Time(時刻)および Date(日付)フィールドで正しい時刻と日付を入 力します。 5. セットアップユーティリティを終了します。 ハードドライブバックプレーン ハードドライブ 10 台搭載システムは、2.5 インチ(x10)SAS/SATA バックプレーンをサポートしています。 ハードドライブバックプレーンの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2.
図 34. 2.5 インチ(x10)ハードドライブバックプレーンの取り外しと取り付け 96 1. SD 信号ケーブル 2. SD 信号ケーブルコネクタ 3. SAS ケーブル(2) 4. SAS ケーブルコネクタ (2) 5. ガイドピン 6. ガイドピンスロット 7. ハードドライブコネクタ 8.
図 35. ケーブル配線図 — 2.5 インチ(x10)システム 1. SAS バックプレーンエキスパンダカード 2. システム基板の信号ケーブルコネクタ 3. システム基板 4. 内蔵ストレージコントローラカード ハードドライブバックプレーンの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2.
手順 1. シャーシのフックをガイドとして使用し、ハードドライブバックプレーンの位置を合わせます。 2. リリースタブが所定の位置に固定されるまで、ハードドライブバックプレーンを下げます。 3. バックプレーンに SAS/SATA/SSD データ、信号、電源ケーブルを接続します。 次の手順 1. ハードドライブを元の場所に取り付けます。 2. 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 コントロールパネルアセンブリ コントロールパネルの取り外し - ハードドライブ 10 台 前提条件 1. 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 3.
図 36. コントロールパネルの取り外しと取り付け 1. コントロールパネルのリリースラッチ 2. ケーブル固定クリップ 3. システム基板に接続されたコントロールパ ネルケーブル 4. J_FP_USB コネクタケーブル 5. ネジ 6. コントロールパネル コントロールパネルの取り付け - ハードドライブ 10 台搭載システム 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 #1 プラスドライバを準備しておきます。 手順 1. シャーシを通してコントロールパネルケーブルを配線し、そのケーブルをコントロールパネルに接続し ます。 2.
メモ: システム基板上のコネクタを見つけるには、「システム基板コネクタ」を参照してください。 5.
i. 内蔵デュアル SD モジュール j. 内蔵 USB キー(取り付けられていた場合) k. ホットスワップ対応ハードドライブ l. ハードディスクドライブバックプレーン 注意: ミニ SAS ケーブルとコネクタの損傷を防ぐために、システム基板からミニ SAS ケーブ ルを取り外す際は正しい手順を守ってください。 手順 1. 次の手順でミニ SAS ケーブルをシステム基板から外します。 a. ミニ SAS ケーブルコネクタを押して、システム基板のコネクタにさらに深く挿入します。 b. ミニ SAS ケーブルコネクタの金属製タブを押し下げた状態に保ちます。 c. ミニ SAS ケーブルをシステム基板上のコネクタから外します。 2. システム基板から他のすべてのケーブルを外します。 注意: システム基板をシャーシから取り外す際には、システム識別ボタンに損傷を与えないように 注意してください。 3.
図 37. システム基板の取り外しと取り付け 1. システム基板ホルダ 3. リリースピン 2.
手順 1. 新しいシステム基板アセンブリのパッケージを開きます。 注意: システム基板は、メモリモジュール、プロセッサ、またはその他のコンポーネントを持って 持ち上げないでください。 注意: システム基板をシャーシに取り付ける際には、システム識別ボタンに損傷を与えないように 注意してください。 2. タッチポイントを持って、システム基板をシャーシ内に下します。 3. 正しく装着するまで、システム基板をシャーシの後方へ押し込みます。 次の手順 1. Trusted Platform Module(TPM)を取り付けます。TPM の取り付け方法についての情報は、「Trusted Platform Module の取り付け」を参照してください。TPM の詳細については、「Trusted Platform Module」を参照してください。 2. 以下を取り付けます。 3. a. 内蔵ストレージコントローラカード b. 内蔵デュアル SD モジュール c. すべての拡張カードライザー d. ヒートシンク / ヒートシンクダミーとプロセッサ / プロセッサダミー e.
手順 1. システムの電源を入れます。 2. F2 キーを押して System Setup(セットアップユーティリティ)を起動します。 3. サービスタグ設定をクリックします。 4. サービスタグを入力します。 メモ: Service Tag(サービスタグ)フィールドが空欄の場合のみサービスタグを入力できます。正 しいサービスタグを入力してください。一度サービスタグが入力されると、更新または変更できま せん。 5.
Trusted Platform Module(TPM)の取り付け このタスクについて 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 手順 1. システム基板上の TPM コネクタの位置を確認します。 2. TPM のエッジコネクタを TPM コネクタのスロットの位置に合わせます。 3. プラスチック製のボルトがシステム基板のスロットに合うように、TPM を TPM コネクタに挿入します。 4. 所定の位置に収まるまでプラスチック製のボルトを押します。 図 38. TPM の取り付け 1. TPM 2. TPM コネクタ 3.
TPM の初期化の詳細については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc753140.aspx を参照 してください。 TPM ステータスは有効、アクティブ化に変更されます。 TXT ユーザー向け TPM の再有効化 1. システムの起動中に F2 を押して、セットアップユーティリティを起動します。 2. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)で、System BIOS(システ ム BIOS) → System Security Settings(システムセキュリティの設定)の順にクリックします。 3. TPM Security(TPM セキュリティ)オプションで、 On with Pre-boot Measurements(起動前測定で オン)を選択します。 4. TPM Command(TPM コマンド)オプションで、Activate(アクティブ化)を選択します。 5. 設定を保存します。 6. システムを再起動します。 7.
5 システムのトラブルシューティング 作業にあたっての注意 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 システム起動エラーのトラブルシューティング オペレーティングシステムをインストールしたモードと同じ起動モードで起動する必要があります。 起動時に発生するその他すべての問題については、画面に表示されるシステムメッセージを書きとめておき ます。 外部接続のトラブルシューティング 外付けデバイスのトラブルシューティングを行う前に、すべての外部ケーブルがシステムの外部コネクタに しっかりと接続されていることを確認します。 ビデオサブシステムのトラブルシューティング 1. モニタへのシステムおよび電源接続をチェックします。 2.
3. これで問題が解決した場合は、システムを再起動し、セットアップユーティリティを起動して、機能し ていない USB ポートが有効になっているかどうかを確認します。 USB 3.0 がセットアップユーティリティで有効になっていることを確認します。有効になっている場合 は、無効にして、問題が解決するかどうかを確認します(古いオペレーティングシステムでは、USB 3.0 をサポートしていません)。 4. 5. IDRAC Settings Utility(IDRAC 設定ユーティリティ)で、USB Management Port Mode(USB 管理ポ ートのモード)が Automatic(自動)または Standard OS Use(標準 OS 使用)として設定されている ことを確認してください。 キーボード / マウスを動作確認済みの別のキーボード / マウスに取り替えます。 問題が解決しない場合は、次の手順に進んで、システムに取り付けられているその他の USB デバイスの トラブルシューティングを開始します。 6.
4. IDRAC Settings Utility(IDRAC 設定ユーティリティ)で、USB Management Port Mode(USB 管理ポ ートのモード)が、Automatic(自動)または iDRAC Direct Only(iDRAC Direct のみ)に設定されて いることを確認します。 5. iDRAC Managed: USB XML Configuration(iDRAC Managed: USB XML 設定)オプションが、Enabled (有効)、または Enabled only when the server has default credential settings(サーバーにデフォルト 認証設定がある場合のみ有効)のいずれかであることを確認してください。 6. USB ストレージデバイスを取り外して、再度挿入します。 7.
NIC のトラブルシューティング 手順 1. 適切な Diagnostic(診断)テストを実行します。 実行可能な診断テストについては、「システム診断プ ログラムの使用」を参照してください。 2. システムを再起動し、NIC コントローラに関するシステムメッセージがないかチェックします。 3. NIC コネクタの該当するインジケータを確認します。 • リンクインジケータが点灯しない場合は、すべてのケーブル接続を確認します。 • アクティビティインジケータが点灯しない場合は、ネットワークドライバファイルが損傷している か、失われた可能性があります。 該当する場合は、ドライバを削除し、再インストールします。NIC のマニュアルを参照してくださ い。 • 必要に応じて、オートネゴシエイション設定を変更します。 • スイッチまたはハブの別のコネクタを使用します。 4. 適切なドライバがインストールされ、プロトコルがバインドされていることを確認します。NIC のマニ ュアルを参照してください。 5.
• 電源装置ユニット • 冷却ファンアセンブリ(取り付けられている場合) • 冷却ファン • プロセッサとヒートシンク • メモリモジュール 4. システムを完全に乾燥させます(少なくとも 24 時間)。 5. 手順 3 で取り外したコンポーネントを取り付けます。 6. システムカバーを取り付けます。 7. システムと周辺機器の電源を入れます。 システムが正常に起動しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 8. システムが正常に起動する場合は、システムをシャットダウンして、取り外した拡張カードをすべて再 度取り付けます。 9.
次の手順 テストが失敗した場合は、「困ったときは」を参照してください。 システムバッテリのトラブルシューティング 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: システムの電源が長い期間(数週間から数か月)切られていた場合、NVRAM からシステム設定 情報が失われる可能性があります。この状態は不良バッテリが原因で発生します。 メモ: 一部のソフトウェアは、システム時間が速くなったり遅くなったりする原因となる場合がありま す。セットアップユーティリティの時刻以外はシステムが正常に動作していると思われる場合、この問 題は不良バッテリではなく、ソフトウェアに起因するものである可能性があります。 手順 1.
電源装置ユニットの問題 1. 接続が緩んでいないことを確認します。 たとえば、電源ケーブルの接続が緩んでいることがあります。 2. 電源ハンドル /LED に、電源装置が正常に機能していると表示されていることを確認します。 3. 最近システムをアップグレードした場合は、電源装置ユニットに新しいシステムをサポートするのに十 分な電力があることを確認してください。 4. 冗長構成の電源供給を使用している場合は、両方の電源装置ユニットのワット数およびタイプが同じで あることを確認してください。 LED が点灯しない場合は、ワット数がより大きな電源装置ユニットへのアップグレードが必要となる場 合もあります。 5. 必ず、背面に拡張電源パフォーマンス (EPP) のラベルが貼付されている電源装置ユニットのみを使用す るようにしてください。 6.
1. racadm help system.thermalsettings コマンドを実行します。 詳細については、dell.
5. システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 6. システムカバーを取り外します。 7. メモリチャネルをチェックし、正しく装着されていることを確認します。 メモ: 障害が発生しているメモリモジュールの位置については、システムイベントログまたはシス テムメッセージを参照します。メモリデバイスを再度取り付けます。 8. ソケットに装着されている各メモリモジュールを抜き差しします。 9. システムを取り付けます。 10. セットアップユーティリティを起動して、システムメモリの設定を確認します。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 11. システムカバーを取り外します。 12. Diagnostic(診断)テストまたはエラーメッセージで特定のメモリに障害があることが表示された場合、 そのモジュールを動作確認済みのメモリモジュールと取り替え、または交換します。 13.
メモ: SD カードに障害が発生すると、内蔵デュアル SD モジュールコントローラがシステムに通知 します。システムは、次回再起動時に障害を通知するメッセージを表示します。SD カードの障害 発生時に冗長性が有効になっている場合、重要アラートがログに記録され、シャーシの正常性が劣 化します。 4. 障害が発生した SD カードを新しい SD カードと交換します。 5. システムカバーを取り付けます。 6. システムおよびシステムに接続されているすべての周辺機器をコンセントに接続し、電源を入れます。 7. セットアップユーティリティを起動し、Internal SD Card Port(内蔵 SD カードポート)と Internal SD Card Redundancy(内蔵 SD カードの冗長性)モードが必要なモードに設定されていることを確認しま す。 正しい SD スロットが Primary SD Card(プライマリ SD カード)として設定されていることを確認しま す。 8. SD カードが正常に機能しているか確認します。 9.
ストレージコントローラのトラブルシューティング 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく ために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: SAS または PERC コントローラのトラブルシューティングを行う際には、オペレーティングシス テムのマニュアルおよびコントローラのマニュアルを参照してください。 1. 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」 を参照してください。 2. システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 3. システムカバーを取り外します。 4. 拡張カードが、取り付けガイドラインに従って取り付けられていることを確認します。 5.
メモ: 拡張カードのトラブルシューティングを行う際には、OS と拡張カードのマニュアルを参照して ください。 手順 1. 適切な Diagnostics(診断)テストを実行します。詳細については、「システム診断プログラムの実行」 を参照してください。 2. システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 3. システムカバーを取り外します。 4. 各拡張カードがコネクタに確実に装着されていることを確認します。 5. システムカバーを取り付けます。 6. 問題が解決しない場合は、システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムをコンセン トから外します。 7. システムカバーを取り外します。 8. システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。 9. システムカバーを取り付けます。 テストが失敗した場合は、「困ったときは」を参照してください。 10. 手順 8 で取り外した各拡張カードについて、次の手順を実行します。 a. b. c. d. e.
次の手順 問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 システムメッセージ システムコンポーネントを監視するシステムファームウェアおよびエージェントによって生成されたイベン トメッセージおよびエラーメッセージのリストについては、Dell.
6 システム診断の使用 システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行 してください。システム診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテス トでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サービスお よびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 Dell Embedded System Diagnostics メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA) 診断としても知 られています。 内蔵されたこのシステム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプション が用意されており、以下の処理が可能です。 • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかどう
ePSA Pre-boot System Assessment(ePSA 起動前システムアセスメント)ウィンドウが表示され、シ ステム内に検知された全デバイスがリストアップされます。Dell Diagnostics が検知された全デバイス のテストを開始します。 システム診断プログラムのコントロール 表 31. システム診断プログラムのコントロール メニュー 説明 構成 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。 結果 実行された全テストの結果が表示されます。 システムの正常性 システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。 Event Log(イベントログ) システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示さ れます。少なくとも 1 つのイベントの説明が記録されていれば、このログが 表示されます。 組み込み型システム診断の詳細については、dell.
7 ジャンパとコネクタ システム基板のジャンパ設定 パスワードジャンパをリセットしてパスワードを無効にする方法については、 「パスワードを忘れたとき」を 参照してください。 表 32.
システム基板のコネクタ 図 39. システム基板のコネクタとジャンパ 表 33. システム基板のコネクタとジャンパ 項目 コネクタ 説明 1. J_BP_SIG1 バックプレーン信号コネクタ 1 2. J_PS2 PSU 2 電源コネクタ 3. J_BP_SIG0 バックプレーン信号コネクタ 0 4 J_SATA_CD 光学ドライブ SATA コネクタ、SATADOM コネ クタ 5. J_SATA_TBU SATA テープバックアップユニットコネクタ 6. J_BP0 バックプレーン電源コネクタ 7.
項目 コネクタ 説明 9. J_IDSDM 内蔵デュアル SD モジュールコネクタ 10.
項目 コネクタ 説明 40 J_FAN2U 冷却ファンコネクタ 41 J_FAN1U_2 冷却ファンコネクタ 42 A12、A8、A4、A7、A11、A3 メモリモジュールソケット 43 J_FAN1U_1 冷却ファンコネクタ 44 J_CTRL_PNL コントロールパネルコネクタ 45 CPU1 プロセッサソケット 1 46 J_FP_USB 前面パネル USB コネクタ パスワードを忘れたとき システムのソフトウェアセキュリティ機能により、システムパスワードとセットアップパスワードを設定す ることができます。パスワードジャンパを使用すると、これらのパスワード機能を有効または無効にして、 現在使用中のパスワードをどれでもクリアすることができます。 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理 (内部作業)による損傷は
8 困ったときは デルへのお問い合わせ デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。アク ティブなインターネット接続がない場合は、ご購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタロ グで連絡先をご確認いただけます。これらのサービスは国および製品によって異なり、お住まいの地域では 一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、テクニカルサポート、またはカスタマーサー ビスの問題に関するデルへのお問い合わせは、 1. Dell.com/support にアクセスしてください。 2. お住まいの国を、ページ右下隅のドロップダウンメニューから選択します。 3. カスタマイズされたサポートを利用するには、次の手順に従います。 a. Enter your Service Tag(サービスタグの入力)フィールドに、お使いのシステムのサービスタグを 入力します。 b. Submit(送信)をクリックします。 さまざまなサポートのカテゴリのリストが掲載されているサポートページが表示されます。 4.
お使いのシステムのサービスタグの位置 お使いのシステムは一意のエクスプレスサービスコードおよびサービスタグ番号によって識別されます。エ クスプレスサービスコードおよびサービスタグは、システムの前面で情報タグを引き出して確認します。ま たは、システムのシャーシに貼られたステッカーに情報が記載されている場合があります。この情報は、デ ルが電話によるサポートのお問い合わせを適切な担当者に転送するために使用されます。 Quick Resource Locator(QRL) Quick Resource Locator(QRL) を使用して、システム情報やハウツービデオに素早くアクセスします。こ れには、Dell.com/QRL にアクセスするか、スマートフォンまたはタブレット、およびお使いの Dell システ ム上にあるモデル固有の Quick Resource(QR)コードを使用します。QR コードをお試しになるには、次 のイメージをスキャンしてください。 図 40.