Dell Wyse ThinOS バージョン 8.5.
メモ、注意、警告について メモ:メモに記載されている内容は、製品の使用方法に関する重要な情報です。 注意:注意は、ハードウェアが破損するかデータが失われるおそれがあることを示し、問題を防止する方法を説明します。 警告:警告は、損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 Dell Inc. or its subsidiaries.All rights reserved. Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.またはその関連会社の商標です。その 他の商標は各社の商標である可能性があります。 2018 - 08 Rev.
目次 1 はじめに ....................................................................................................................................................................................7 このガイドについて ................................................................................................................................................................7 テクニカルサポート .........................................................................................................................................
ENET 設定の設定 ...........................................................................................................................................................31 WLAN 設定の設定 ..........................................................................................................................................................34 プロキシ設定の設定 .......................................................................................................................................................36 リモート接続の設定 .
Dell vWorkspace ブローカー接続の設定 ...................................................................................................................... 118 Amazon Web Services または WorkSpaces の設定 ............................................................................................................ 118 Amazon WorkSpaces ブローカー接続の設定 ............................................................................................................... 118 6 ローカル設定の設定 .....................................................
Windows ネットワークプリンタのためのプリンタ設定ダイアログボックスの使用.....................................................183 Windows ネットワークプリンタ(LPD)のための INI パラメータの使用 ....................................................................184 プリントサーバとしてのシンクライアントの使用 ..............................................................................................................185 LPD サービスの設定のためのプリンタ設定ダイアログボックスの使用 .......................................................................185 LPD サービスの設定のための INI パラメータの使用 ...........................
1 はじめに Dell Wyse ThinOS ファームウェアを実行するシンクライアントは、シンクライアントのセキュリティおよびパフォーマンスの最適化 に特化して設計されています。この特定用途向けに設計された効率性の高いシンクライアントは、Citrix、Microsoft、VMware および Dell vWorkspace 環境やその他の主要インフラストラクチャで、ウイルスおよびマルウェアに抵抗力があり、アプリケーション、ファ イルおよびネットワークリソースに極めて高速にアクセスできます。ThinOS ベースのシンクライアントは自己管理型で、電源投入か ら数秒で完全に稼働する、公開されている API がないローカルでアクセス可能なファイルシステムまたはブラウザです。ウイルスまた はマルウェアから保護するためにローカルの McAfee ウイルス対策ソフトウェアやファイアウォールは必要ありません。 このガイドについて このガイドは、Wyse ThinOS を実行するシンクライアントの管理者を対象としています。このガイドでは、ThinOS 環境の設計および 管理に役立つ情報と詳細なシステム設定について説明します
2 使用開始にあたって 次の情報を利用すると、短時間で基本事項を習得し、シンクライアントを使い始めることができます。 • First Boot ウィザードを使用した ThinOS の設定 • リモートサーバへの接続 • デスクトップの使用 • シンクライアント設定および接続設定の設定 • プリンタとの接続 • モニタとの接続 • シンクライアントのロック • サインオフとシャットダウン • 使用開始にあたっての補足情報 メモ: ThinOS は、INI ファイルによって一元的に管理、設定され、使用環境内のすべてのサポート対象シンクライアントに対して、自動 でアップデートと要求されたデフォルト設定を強制的に実行します。「一元設定:アップデートと設定の自動化」を参照してくだ さい。 INI ファイルが検出されない場合は、各シンクライアントのローカルのダイアログボックスを使用して、使用可能な設定を作成できます。 ThinOS では、解像度、マウス、キーボードなど、ローカルで設定されるこれらの設定の多くを保存し、再起動後も維持します。ただし、 INI ファイルが検出されると、再起動に
工場出荷時の設 定にリセット 成功 USB から ThinOS 設定 をロードしますか? はい いいえ 中断 設定読み取り システムが USB drive/wnos の設定フ ァイルを確認 再試行 システム環境設定 Locale/KBD/ Time Zone... システムがユニッ トの有線ネットワ ーク接続を確認 OK OK をクリックし て再起動 成功 失敗 設定ファイルなし または読み取りエラー 終了 WYSE ThinOS >>>詳細設定 終了 成功 失敗 失敗 ようこそ画面 ユニットモデル識別 済み システムが DHCP にフ ァイルサーバ/WDM/ WMS の設定があるか検 証 OK システムが DHCP か ら払い出された IP ア ドレスを検証 管理設定 OK ファイル サーバ/ WDM/WMS 戻る 次へ 次へ コネクション ブローカー設定 図 1.
工場出荷時の設 定にリセット システムがユニッ トの有線ネットワ ーク接続を確認 失敗 USB から ThinOS 設定 をロードしますか? はい いいえ システムが USB drive/wnos の設定 ファイルを確認 設定読み取り OK OK をクリックして 再起動 成功 失敗 再試行 システム環境設定 Locale/KBD/Time Zone... 中断 設定ファイルなし または読み取りエラー 終了 WYSE ThinOS >>> 詳細設定 次へ Ethernet ケーブルを接続 するかワイヤレスの設定 をしてください 終了 終了 成功 システムが DHCP にフ ァイルサーバ/WDM /WMS の設定がある か検証 OK ようこそ画面 ユニットモデ ル識別済み システムが DHCP か ら払い出された IP ア ドレスを検証 失敗 管理設定 失敗 ファイルサーバ/ WDM/WMS 戻る 次へ コネクション ブローカー設定 図 2.
First Boot ウィザードを設定するには: 1 新しいシンクライアントまたは既存のシンクライアントを、有線接続を使って Ethernet に接続します。First Boot ウィザードを開 始するためには、既存のシンクライアントを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする必要があります。 2 シンクライアントの電源をオンにします。 シンクライアントが有線ネットワーク接続をチェックします。ネットワーク接続に成功したら、シンクライアントのモデル名が入 った「ようこそ」画面が表示されます。 シンクライアントが DHCP から払い出された IP アドレスを検証します。DHCP にファイルサーバがあるか、Wyse Device Manager または Wyse Management Suite の設定がある場合、First Boot ウィザードを起動せず、ThinOS システムのデスクトップ がロードされます。DHCP の検証でエラーになるか、Ethernet に接続していない場合は、次の手順に従います。 メモ:ようこそ画面でネットワーク接続状況のチェック中に First Boot ウィザードを終了する場合
• ロケール——言語を選択して、地域特定の言語で ThinOS を開始します。 • キーボードレイアウト——キーボードレイアウトを選択して、地域特定の言語のキーボードレイアウトを設定します。 • タイムゾーン——タイムゾーンを選択して、シンクライアントのタイムゾーンを設定します。 • Time サーバー―—オプションのタイムサーバのポート番号とともに、IP アドレスまたはホスト名を表示します。 • Advanced——Advanced をクリックして、夏時間、時間のフォーマット、日付のフォーマット、タイムサーバなどの設定を 行います。 メモ:システム設定 画面を終了して ThinOS システムデスクトップをロードするには、終了をクリックし ます。 Ethernet に接続していない場合は設定を続けることができず、Ethernet ケーブルを接続してください画面が表示されます。 次のいずれかの操作を行います。 • Ethernet ケーブルをシンクライアントに接続します。
• または無線接続を設定してください をクリックします。一覧からワイヤレスネットワークを選択して、接続をクリックしま す。 メモ: – ワイヤレス接続を設定するオプションは、WLAN モジュールを搭載していないシンクライアントでは 利用できません。 – Ethernet ケーブルを接続してください 画面を終了して ThinOS システムデスクトップをロードする には、終了をクリックします。 接続が確立されると、シンクライアントは DHCP から払い出された IP アドレスを検証します。DHCP にファイルサーバがある か、Wyse Device Manager または Wyse Management Suite の設定がある場合、ThinOS システムデスクトップがロードされま す。DHCP の検証でエラーになるか、ネットワーク接続に失敗すると、管理の構成 画面が表示されます。手順 6~9 に従いま す。 5 次へをクリックし、管理の構成設定を開きます。 6 管理の構成画面で次の項目を設定します。 • ファイルサーバー——ファイルサーバの詳細情報を入力し、INI ファイル、ファームウェア、
• Citrix——ブローカーによって、XenDesktop を使用してフルデスクトップに接続、または Citrix Receiver Client 経由で一 元化されたホストから XenApp を使用して個々のアプリケーションに接続できます。 – サーバアドレス——ブローカー接続のホスト名または IP アドレスを入力します。 – テーマの有効化:ThinOS Lite——このチェックボックスをオンにすると、シンクライアンを ThinOS Lite モードで起動します。 – StoreFront スタイル——このチェックボックスをオンにすると、シンクライアントで公開されたアプリケーションとデス クトップを、Citrix StoreFront ベースのレイアウトにすることが可能になります。 • Microsoft——ブローカーによって、RemoteApp と Desktop 接続を使用して仮想デスクトップに接続できます。ブローカー 接続のホスト名または IP アドレスを入力します。 • VMware——ブローカーによって、VMware Horizon Client を使用してリモート デスク
初回にワイヤレスで一元設定に接続する必要がある場合は、ネットワーク設定ダイアログボックスの無線タブを使用して、ネットワー ク管理者が要求するか、または設定した SSID と暗号化設定を入力します。詳細については、「ネットワーク設定の設定」を参照して ください。 一元設定――INI ファイルを使用して自動検出を設定している場合は、「Dell Wyse ThinOS INI ガイド」を参照してください。シンク ライアントは、起動プロセス中に、設定済みのリモートサービスを検出し、そのリモートサービスに自動で接続します。電源ボタンを 押して、シンクライアントに電源を入れると Login ダイアログボックスが表示されます。ユーザー名、パスワード、およびドメインを 入力し、Login をクリックします。認証に成功すると、使用可能な接続が表示されます。 メモ: INI の下位互換性を確保するため、シンクライアントはデフォルトでクラシックデスクトップを使用します。ただし、INI ファイル の SysMode = VDI パラメータを使用するか、ダイアログボックスのデスクトップオプションを選択すると、ゼロデスクトップを表 示す
• ゼロデスクトップを使用するユーザー - ゼロツールバーを備えたゼロデスクトップが表示され、割り当て済みの接続のリストが示 され、そのリストから選択できます。このオプションは、VDI およびフルスクリーンのみの接続に対してお勧めします。ゼロデス クトップの使用方法の詳細については、「ゼロデスクトップの機能」を参照してください。 どのデスクトップの場合でも、希望するデスクトップオプション(クラシックデスクトップまたはゼロデスクトップ)を選択し、リモ ート接続設定ダイアログボックスの表示設定タブを使用して必要な接続を作成できます。リモート接続設定ダイアログボックスを開く には、次のいずれかの手順を実行します。 • クラシックデスクトップ――ユーザー名をクリックし、システム設定 → リモート接続設定を選択します。 メモ:ユーザーは、ログインしているユーザーのことで、タスクバーの左下ペインに表示されています。 • ゼロデスクトップ――ゼロツールバーでシステム設定アイコンをクリックし、リモート接続設定を選択します。 シンクライアント設定および接続設定の設定 INI ファイルを使用して、ユーザー向けにシンク
サインオフとシャットダウン シャットダウンダイアログボックスを使用して、目的の使用可能なオプションを選択します。 • クラシックデスクトップ――接続マネージャまたはデスクトップメニューでシャットダウンをクリックします。 • ゼロデスクトップ――ゼロツールバーでシャットダウンアイコンをクリックします。 メモ:リモート接続設定ダイアログボックスを使用すると、すべてのデスクトップセッションが終了した後の自動的な動作を設定す ることもできます。「一元設定:アップデートと設定の自動化」を参照してください。 使用開始にあたっての補足情報 このセクションでは、次に関する補足情報を示します。 • ゼロデスクトップの機能 • クラシックデスクトップの機能 • Login ダイアログボックスの機能 • システム情報へのアクセス ゼロデスクトップの機能 このセクションでは、次に関する情報を示します。 • インタラクティブなゼロデスクトップのガイドライン • ゼロツールバー • 接続のリスト インタラクティブなゼロデスクトップのガイドライン ゼロデスクトップにはデフォルトの背景が表示され、画面左側
メモ: • アプリケーションセッション間、およびセッションとデスクトップ間でコピーして貼り付けることができます。ただし、この 機能はセッションサーバの設定に依存します。 • 2 つのボタンが付いた標準的なマウス以外にも、シンクライアントでは、Microsoft ホイールマウスを使用してスクロールでき ます。その他の類似のタイプのホイールマウスについては、動作は保証されていません。 左ボタンと右ボタンを切り替えるには、周辺機器ダイアログボックスを使用します。「周辺機器設定の設定」を参照してください。 ゼロツールバー ゼロツールバーは、通常、ゼロデスクトップの左隅に表示されます。ただし、管理者の設定によって、このツールバーを削除または非 表示にすることができます。ユーザーがマウスポインタをデスクトップ画面の左端に移動したときにのみ表示されます。 管理者はダイアログボックス(「リモート接続の設定」を参照)または wnos.ini ファイルの SysMode パラメータ(『Dell Wyse ThinOS INI ガイド』を参照)を使用してツールバーの設定を設定できます。 表 4.
オプション 機能 メモ:開いていない接続の Close アイコンは、グレーアウトさ れます。 編集アイコン 接続オプションを変更するには、Connection Settings ダイアログボック スを開きます。 メモ:ユーザーの権限レベルによっては、編集オプションは使用 できない場合があります。 接続設定の追加 新しい接続を設定または追加できます。 接続設定全般 INI ファイルを使用しないでグローバル接続設定を提供する場合は、接続設 定全般をクリックして接続設定全般ダイアログボックスを開いて使用し、 リスト内のすべての接続に影響する設定を設定できます。 ゼロテーマの使用 ゼロテーマオプションを使用して、Citrix、VMware、Classic または VDI モードの、ThinOS の画面レイアウトや操作性をカスタマイズ します。ゼロテーマを有効にするには、ゼロテーマ環境設定に基づいて INI パラメータをデプロイし、シンクライアントを再起動しま す。表示設定が変更されましたメッセージが表示され、シンクライアントが選択されたゼロテーマをロードします。 ZeroTheme={Classic,
• デスクトップで右クリックすると、ショートカットメニューが表示されます。「ショートカットメニューの使用」を参照してくだ さい。 • ユーザー名をクリックするか、デスクトップをクリックすると、デスクトップメニューが開きます。「デスクトップメニューの使 用」を参照してください。 メモ: • ユーザーは、ログインしているユーザーのことで、タスクバーの左下ペインに表示されています。 • 管理者が表示するよう設定している場合、ボリュームコントロールはタスクバーの右隅に表示され、現在の日時は、カーソル が時刻の上に置かれると表示されます。シンクライアントは、クロックを簡易ネットワーク管理プロトコル(SNTP)サーバ が提供する時刻と同期できます。 ショートカットメニューの使用 ショートカットメニューを使用するには: 1 管理者としてログインします。 2 デスクトップで右クリックします。 ショートカットメニューが表示されます。 3 ショートカットメニューには、次のオプションが表示され、使用できます。 a 管理者モード――管理者がシンクライアントでさまざまなローカルの設定を設定できます。 b すべてのウィンド
• プリンタ――シンクライアントに接続されたネットワークプリンタおよびローカルプリンタを設定できます。詳細につ いては、「プリンタ設定の設定」を参照してください。 b システム情報――シンクライアントのシステム情報を提供します。「システム情報へのアクセス」を参照してください。 c システムツール—デバイス、証明書、パッケージ、グローバル INI、ユーザーINI、wdm または ccm.
f リストから仮想接続を選択し、再起動をクリックして、選択した接続をリセットします。 g 接続設定全般タブをクリックして接続設定全般ダイアログボックスを開いて使用し、リスト内のすべての接続に影響する設 定を設定します。 接続設定全般ダイアログボックスの詳細については、「3 グローバル接続設定」を参照してください。 Login ダイアログボックスの機能 Login ダイアログボックスでは、サーバへのログインの他にも、次のことが行えます。 • • • • システム情報の取得 シンクライアント設定を設定するための管理者モードへのアクセス 自分自身のパスワードの変更またはリセット、および自分のアカウントのアンロック CTRL + ALT + DELETE を使用して、シャットダウンダイアログボックスを開く Login ダイアログボックスでは、次のガイドラインに従います。 • システム情報――システム情報ボタンをクリックし、システム情報ダイアログボックスを開きます。システムのバージョン、IP ア ドレス、シンクライアントに接続されているデバイスに関する情報、イベントログなどのシンクライアントのシステム情
• イベントログタブ――シンクライアントの起動ステップを表示します。通常は、システムのバージョンから始まり、ファームウェ アのチェックまでを表示します。または問題のデバッグに役立つエラーメッセージを表示します。シンクライアントに接続されて いるモニタと USB の詳細、およびブルートゥースの初期設定も表示されます。 • 統計タブ――TCP パフォーマンス関連パラメータ、UDP パフォーマンス関連パラメータ、CPU のビジー状態、システムの稼働時 間、Wyse Management Suite ステータス、空きメモリ、アクティブなセッション、および WDM ステータスに関するステータス情 報を表示します。 • IPv6 タブ――リンクローカルアドレス、IPv6 アドレス、および IPv6 デフォルトゲートウェイなどの IPv6 情報を表示します。 メモ:このタブは、ネットワーク設定ダイアログボックスの全般タブで IPv6 が有効な場合に表示されます。「ネ ットワーク設定の設定」を参照してください。 • 有線タブ――有線ネットワーク接続に関する情報を表示します。 Wyse 5070 シンクライアント
3 グローバル接続設定 INI ファイルを使用しないで一元設定(グローバル接続設定)をユーザーに提供する場合は、接続設定全般ダイアログボックスを使用 して、次のようにリスト内のすべての接続に影響する設定を設定できます。 • ゼロデスクトップ――接続のリストで接続設定全般をクリックします。 • クラシックデスクトップ――接続マネージャで接続設定全般をクリックします。 グローバル接続設定を設定するには: 1 デスクトップタスクバーで、接続マネージャ → 接続設定全般をクリックします。 接続設定全般ダイアログボックスが表示されます。 2 全セッション共通タブをクリックし、すべてのセッションで使用可能にするオプションのチェックボックスをオンにします。 スマートカードチェックボックスで、起動時にスマートカードリーダーに接続するときのデフォルト設定を指定します。 メモ: ICA セッションでは、接続されているスマートカードリーダーへの自動接続をいつでも使用できます。ディスクチェックボック スを使用して、接続されている USB スティックと自動接続する場合は、以下のガイドラインに従います。 • 同時に 2
a H264 の有効化チェックボックスをオンにします。このオプションによって、Horizon Client で H.264 デコードが可能となり ます。 H.
4 接続方法の設定 この章は、安全な接続に対するさまざまな構成設定を理解するのに役立ちます。Connectivity メニューでは、次の操作を行うことがで きます。 • ネットワーク設定の設定 • リモート接続の設定 • 一元設定の設定 • VPN マネージャの設定 メモ:クラシックデスクトップ設定を設定するには、デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、設定用のタブを使用しま す。ゼロデスクトップ設定を設定するには、ゼロツールバーでシステム設定アイコンをクリックし、設定用のタブを使用します。 ネットワーク設定の設定 ネットワーク設定を設定するには、次のオプションを使用します。 • 一般設定の設定 • オプション設定の設定 • 有線設定の設定 • WLAN 設定の設定 • プロキシ設定の設定 一般設定の設定 メモ:Wyse 5070 シンクライアントに Wireless LAN(WLAN)モジュールが含まれている場合は、このセクションが適用されます。 Wyse 5070 シンクライアントが、オプションモジュール(Registered Jack 45(RJ45)または
ネットワーク設定ダイアログボックスが表示されます。 2 全般タブをクリックし、次のガイドラインに従います。 a デフォルトゲートウェイを設定するには、使用可能なオプションからネットワークインターフェイスのタイプを選択しま す。 1 シングルネットワークのサポート――ワイヤレスネットワークまたは有線ネットワークのいずれかに接続します。 • ENET――Ethernet 有線ネットワーク接続を設定する場合に、このオプションをクリックします。 • WLAN――ワイヤレスネットワーク接続を設定する場合に、このオプションをクリックします • ユーザーが ENET 接続の選択後にワイヤレスネットワークを使用する場合、または WLAN 接続の選択後に有線接続 ネットワーク使用する場合は、最初の場合についてはシステムログ「WLAN:set default gate way xx.xx.xx.xx」が、 2 番目の場合は「ENET:set default gate way xx.xx.xx.
WINS の使用はオプションです。使用可能な WINS ネームサーバのネットワークアドレスを入力します。WINS によっ て、IP アドレスではなく、ホスト名を使用してリモートシステムを指定できます。接続用に(名前の代わりに)特定の IP アドレスを入力すると、そのアドレスを使用して接続を作成できます。DHCP を使用している場合は、これらのエン トリーは DHCP を介して提供できます。DNS と WINS は、基本的には名前解決という同じ機能を提供します。DNS と WINS の両方が使用可能な場合、シンクライアントは最初に DNS を使用して名前の解決を試行してから、次に WINS を使用します。 セミコロン、カンマまたはスペースで区切って、2 つの WINS サーバアドレス(プライマリとセカンダリ)を入力でき ます。 c 3 30 秒の乗数を TCP Timeout ボックスに入力し、TCP 接続のタイムアウト値を入力します。この値は、1 または 2 にする必 要があります。つまり、接続タイムアウト値は 30 秒(1 x 30)から 60 秒(2 x 30)となります。サーバに接続するためのデ ー
2 全般タブをクリックし、次のガイドラインに従います。
a デフォルトゲートウェイを設定するには、次のオプションからネットワークインターフェイスのタイプを選択します。 • ENET0——1 番目の Ethernet 有線ネットワーク接続をセットアップできるようにします。 • ENET1——2 番目の Ethernet 有線ネットワーク接続をセットアップできるようにします。 メモ:シンクライアントを 2 つの有線ネットワーク接続に同時に接続できます。デフォルトゲートウェイは、UI 設定によって決定されます。ただし、UI は自動では変更されません。 b 固定のネームサーバを使用——デフォルトではこのチェックボックスはオフで、シンクライアントは DHCP からサーバの IP アドレスを取得します。このチェックボックスをオンにすると、手動で静的 IP アドレスを割り当てます。 GUI、INI またはリンクダウン/アップによってネームサーバが変更された場合、イベントログに詳細が表示されます。 ダイナミックモードでは、ネットワークが稼働していない場合、DNS/WINS は Ethernet 0 と Ethernet 1 からマージされる 可能性があります。 1
3 a DHCP オプション IDs――サポートする DHCP オプションを入力します。それぞれの値は 1 回だけ使用可能で、128~254 の間にする必要があります。DHCP オプションについては、DHCP オプションを参照してください。 b DHCP ベンダ固有情報を解釈する――ベンダー情報を自動で解釈するには、このチェックボックスをオンにします。 c DHCP ベンダ ID――Dynamically allocated over DHCP/BOOTP オプションが選択されている場合に、DHCP ベンダーID を 表示します。 d DHCP ユーザクラス ID――Dynamically allocated over DHCP/BOOTP オプションが選択されている場合に、DHCP ユーザ ークラス ID を表示します。 OK をクリックして設定を保存します。 有線設定の設定 有線設定を設定するには 1 デスクトップメニューで、システム設定をクリックし、ネットワーク設定をクリックします。 ネットワーク設定ダイアログボックスが表示されます。 2 有線タブをクリックし、次のガイドライン
図 4.
続できます(ネットワーク間でルーティング、つまり IP パケットを送信します)。デフォルトゲートウェイを使用す ると、インターネットまたは複数のサブネットがあるイントラネットにアクセスできます。ゲートウェイが指定され ていない場合、シンクライアントがアドレス指定できるのは同一サブネット上の他のシステムのみです。シンクライ アントをインターネットに接続するルーターのアドレスを入力します。このアドレスは、IP アドレスとサブネットマ スクで定義されているとおりに、シンクライアントと同じサブネットに存在する必要があります。DHCP を使用して いる場合は、アドレスは DHCP を介して提供できます。 d IPv6 チェックボックスをオンにし、詳細をクリックして、使用可能なチェックボックスで、IPv6 をサポートするさまざまな 設定オプションを選択します。 次のチェックボックスが、IPv6 詳細設定ダイアログボックスに表示されます。 • IPv6 有効時、IPv4 無効化を可能にする • 両方有効時、IPv6 より IPv4 を優先する • ステートレスアドレス自動設定(SLAAC)を無効にする •
• LEAP――このオプションを選択し、プロパティをクリックして、認証設定ダイアログボックスを設定します。認証に は、正しいユーザー名とパスワードを使用します。ユーザー名またはパスワードの最大長は 31 文字です。 • PEAP――このオプションを選択し、プロパティをクリックして、認証設定ダイアログボックスを設定します。 EAP_GTC または EAP_MSCHAPv2 のいずれかを選択し、正しいユーザー名、パスワードおよびドメインを使用しま す。サーバ証明書を検証はオプションです。 • FAST――このオプションを選択し、プロパティをクリックして、認証設定ダイアログボックスを設定します。 EAP_GTC または EAP_MSCHAPv2 のいずれかを選択し、正しいユーザー名、パスワードおよびドメインを使用しま す。サーバ証明書を検証はオプションです。 EAP-GTC を構成するには、ユーザー名のみを入力します。認証時には、パスワードまたは PIN が必要です。EAPMSCHAPv2 を設定するには、ユーザー名、パスワードおよびドメインを入力します。 メモ:Username ボックスではドメイン/ユ
a 追加――このオプションを使用して、新しい SSID 接続を追加、設定します。 使用可能なセキュリティタイプのオプションから SSID 接続を設定できます。 SSID 接続を設定すると、追加した SSID 接続が無線タブのページに表示されます。
3 b 削除――SSID 接続をリストで選択して削除する場合は、このオプションを使用します。 c プロパティ――このオプションを使用して、リストに表示されている SSID 接続の認証プロパティを表示、構成します。 d ワイヤレスデバイスを無効にする場合は、Wi-Fi 無効化チェックボックスをオンにします。 • 常に——ワイヤレスデバイスを常に無効にする場合は、このラジオボタンをクリックします。 • ENET 検出——有線ネットワークが接続されているときに必ずワイヤレスデバイスを無効にする場合は、このラジオボ タンをクリックします。 OK をクリックして設定を保存します。 重要:ネットワーク設定を変更するのにデバイスのリブートは必要ありません。すべての変更が即座に有効となります。 たとえば、ThinOS は再起動なしですぐに、新しいワイヤレス SSID に接続します。ただし ARM プラットフォーム、つまり Wyse 3010 シンクライアントと Wyse 3020 シンクライアントについては、再起動が必要となります。 メモ: • • サポート対象のチップセット:Intel Dual Ba
a HTTP プロキシポート番号または HTTPS プロキシポート番号、ユーザ名およびパスワードを各フィールドに入力します。 ただし、資格情報パススルー($UN/$PW)は、ユーザーサインオン前に開始するので避けてください。 Wyse Management Suite は、WMS/MQTT サーバとの通信には、HTTP/HTTPS および MQTT の両方のプロトコルを使用 します。ただし HTTP プロキシは、SOCKS5 プロキシサーバを必要とする MQTT サーバに、TCP パッケージをリダイレク トすることはできません。HTTP サーバのみが使用可能な場合、MQTT を必要とする実時間コマンドは動作しません。 HTTP/HTTPS プロキシのデフォルトポートは 808 で、SOCKS5 プロキシのデフォルトポートは 1080 です。 b すべてのプロトコルに同じプロキシを使用チェックボックスをオンにして、すべてのプロトコルが HTTP プロキシフィール ドで同じサーバを使用できるようにします。HTTP と HTTPS のプロキシはどちらも同じホストとポートを使用し、 SOCKS5 プロキシエージ
リモート接続の設定 リモート接続設定ダイアログボックスを使用して、ICA、RDP、Citrix XenDesktop、Microsoft、VMware View、Dell vWorkspace およ びその他のブローカーサーバ接続など、シンクライアントのリモート接続を設定します。このダイアログボックスを使用すると、視覚 的なオプションおよび一般的な接続設定も設定できます。 • ブローカーセットアップの設定 • 視覚的な設定の設定 • 一般的なオプションの使用 • 認証設定の設定 メモ:クラシックデスクトップオプションでは、リモート接続設定ダイアログボックスによって、デフォルトの RDP 接続を作成 して、使用できます。デフォルト以外の接続を作成する場合は、接続マネージャを使用します。詳細については、「接続マネージ ャの使用」を参照してください。 ブローカーセットアップの設定 ブローカーセットアップを設定するには 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、リモート接続設定をクリックします。 リモート接続設定ダイアログボックスが表示されます。 2 ブローカータブのドロップダウンリス
メモ:ブローカータブで入力した Citrix ブローカーサーバに対して StoreFront スタイルチェックボックスをオンにしてい ると、表示設定タブはグレーアウトされます。 a クラシックデスクトップ――ThinOS ユーザーが使い慣れているフルタスクバー、デスクトップ、および接続マネージャを表 示します。このオプションは、ターミナルサーバ環境に対して、および ThinOS 6.
一般的なオプションの設定 一般的なオプションを設定するには 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、リモート接続設定をクリックします。 リモート接続設定ダイアログボックスが表示されます。 2 一般設定タブをクリックし、次のガイドラインに従います。 a 使用可能なオプションをクリックし、開いているすべてのデスクトップを終了した後のアクションを選択します。使用でき るオプションは、無し、自動的にサインオフ、自動的にシャットダウンおよび自動的に再起動です。 メモ:デフォルトでは、無しが選択され、シンクライアントは自動的にターミナルデスクトップに戻ります。 b 既定のユーザ――デフォルトのユーザー名を入力します。 c 既定のパスワード――デフォルトのパスワードを入力します。 d 既定のドメイン――デフォルトのドメインを入力します。 e ローカル接続設定の削除をクリックして、ローカルに保存した接続をクリアします。 メモ:3 つのデフォルトのサインオン資格情報(ユーザー名、パスワード、ドメイン)をすべて入力した場合は、シス テムが起動すると、自動的にデスクトップにログオンします。 認
2 認証設定タブをクリックし、認証タイプを選択します。 次の認証のオプションが表示されます。 3 • Imprivata——Imprivata OneSign サーバの設定 • Caradigm——Caradigm サーバの設定 • SECUREMATRIX——SECUREMATRIX の設定 • HealthCast——HealthCast 入門 望ましい認証を設定し、OK をクリックして設定を保存します。 Imprivata OneSign サーバの設定 OneSign Virtual Desktop Access では、仮想デスクトップ環境で、シームレスな認証処理を提供し、No Click Access と統合してデスク トップとアプリケーションへのシングルサインオンを可能にします。 OneSign サーバを設定するには、OneSign サーバの詳細を入力し(https://ip または https://FQDN のいずれかの値)、クライアントを 再起動して Log on ダイアログボックスを表示します。次に、資格情報を入力し、ログオンに使用する VDI broker ダイアログ
次の OneSign 機能またはアクションをサポートします。 • クライアントおよびブローカーの認証 – Citrix XenApp – Citrix XenDesktop – VMware View • キオスクモード • 迅速なユーザー切り替え • OneSign 以外のユーザーによる VDI アクセス • ホットキーの切断 • 近接カードリーダーのリダイレクト • 質問と回答でガイドするログイン • パスワードによる認証 • パスワードによる認証およびパスワードの変更 • パスワードによる認証およびパスワードの変更または無効な新規パスワード • 近接カードとパスワードによる認証 • 近接カードと PIN による認証 • 近接カードと PIN による認証または PIN 未登録 • 近接カードによる認証のみまたはパスワードの取得 • ユーザーID のパスワードの取得 • ユーザーID のパスワードのリセット • ユーザーID のパスワードの更新 • 近接カードの登録 • 近接カードによるターミナルのロック/アンロック Th
2 – チェックボックスをオンにしてこの機能を有効にすると、シャットダウンしてリスタートするためのアイコンが、 ThinOS のログインウィンドウとロックされたウィンドウに表示されます。 – チェックボックスをオフにすると、シャットダウンしてリスタートするためのアイコンはグレーアウトされます。 • FailedOneSignAuth Allow——Yes または No のオプションのみサポートされます。No ラジオボタンをクリックすると、 OneSign 以外のユーザーがブローカーにログインできます。 • Logging Allow – この機能を使用すると、OneSign ログを ThinOS に出力できます。これに応じた INI 設定が必要です。 – Loglevel = 0/1/2/3。デフォルト値は 0 です。0 を設定すると、ログは表示されません。 • Display name format――ポップアップ通知にさまざまな形式でアカウント名を正しく表示できます。 Walk Away 設定オブジェクトの設定 Imprivata サーバで、Computer policy をクリックし、
• 3 Suspend action――サーバ設定が、ThinOS 上でこの機能を制御します。そのため、SuspendAction = 0/1 という新しい INI が追加されました。0 はロックを意味し、1 はサインオフを意味します。 SSPR 設定オブジェクトの設定 SSPR 設定オブジェクトが、ユーザーによるセルフサービスのパスワードリセット操作を制御します。有効化された属性によっ て、緊急でアクセスが必要な場合に、パスワードのリセットをユーザーに許可するかどうかを指定できます。必須の属性によっ て、緊急でアクセスが必要な場合に、ユーザーが必ずパスワードをリセットする必要があるかどうかを指定できます。 4 RFIDeas 設定オブジェクトの設定 RFIDeas 設定オブジェクトが、RFIDeas リーダーの動作を制御します。この設定は、2 つの方法で設定できます。1 つは OneSign サーバのコンピュータポリシーで、もう 1 つは ThinOS INI です。 5 カスタム背景設定オブジェクトの設定 Imprivata サーバで、Computer policy をクリックし、Custom
8 Password Self-Services force enrollment 機能 このチェックボックスをオンにすると、プライマリの認証パスワードをリセットできます。 Imprivata OneSign サーバの INI 設定 新しい INI パラメータ、AutoAccess = command が追加されました。新しい値は AutoAccess = Local です。AutoAccess が Local に設 定されている場合、ThinOS は Imprivata OneSign アプライアンスに設定されているブローカーを無視し、wnos.
1 近接カードをタップします。カードを登録するページが表示されます。 2 資格情報を入力し、OK をクリックします。 近接カードが正常に登録されます。
Imprivata の生体認証によるシングルサインオン 指紋認証機能は信頼性が高く、複製、改ざん、悪用が簡単にはできません。 OneSign サーバの前提条件は、次のとおりです。 • WebAPI v5 以降のバージョンをサポートする、Imprivata v4.
2 指紋認証を使用して、仮想デスクトップのロック解除を行います。 • ThinOS Global Connection 設定から、Imprivata の仮想チャネルを有効にします。 • セッション中に仮想デスクトップをロックすると、Fingerprint ウィンドウが自動的に表示されます。
3 仮想デスクトップで Fingerprints を管理します。 • Legend Fingerprint Management は、サポートされています。 • Imprivata Confirm ID が有効になった Fingerprint 管理は、サポートされていません。登録を終了するには管理者とユーザーの 両方が必要となり、この操作を行う際は Windows プラットフォームを使用することをお奨めします。 指紋を管理するには、以下の操作を行います。 a システムトレイの OneSign agent アイコンを右クリックします。 b Manage Fingerprints をクリックし、指紋を管理するために、表示されたウィンドウに正しい資格情報を入力します。
Caradigm サーバの設定 Caradigm Single Sign-on and Context Management(SSO & CM)は、Caradigm 社の製品で、シングルサインオンサービスとコンテ キスト管理サービスを提供します。Caradigm のソリューションは、ThinOS 8.
3 a SSO & CM Server――シングルサインオン(SSO)サーバとコンテキスト管理(CM)サーバの IP アドレスを入力します。 b Default Group Name——Default Group Name ボックスに、デフォルトグループの名前を入力します。 c Enable logoff remote desktop • チェックボックスをオンにし、システムサインオフの前に現在のユーザーをサインオフします。 • チェックボックスをオフにし、セッションを切断します。 OK をクリックして設定を保存します。 Caradigm Vault Server の設定 ThinOS で Caradigm Vault Server を設定するには 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、リモート接続設定をクリックします。 リモート接続設定ダイアログボックスが表示されます。 2 Authentication タブをクリックし、Caradigm ボタンをクリックし、SSO & CM Server の IP アドレスを入力し、OK クリックし ます。 3 Caradig
4 5 SSO&CM → Advanced Configurations をクリックし、次のガイドラインに従います。 a Enable Proximity Support チェックボックスがオンになっていることを確認します。 b Enable way2care チェックボックスがオンになっていることを確認します。 Caradigm Vault Server に対して証明書を準備するには、次のガイドラインに従います。 Caradigm Vault Server では、Tap Server とシンクライアント間の接続の検証に、証明書を使用します。 a b 証明書を要求するには、次の操作を行います。 • 証明書は、自社の証明機関によって発行される必要があります。 • 証明書を以下の 2 つの形式で用意します。 – プライベートキーを含む PFX 形式 – PEM 形式。つまり、Base64 でエンコードされたテキストベースの DER ファイル。Caradigm.cer、Caradigm.
Thin Client Certificates ページを使用して、シンクライアントデバイスの証明書を追加します。証明書は PEM 形式のテキ スト、つまり Base64 でエンコードされたテキストベースの DER ファイルにする必要があります。 • メモ帳で DER cert ファイルを開きます。 • Vault Server Admin Console にログインし、Appliance → Thin Client Certificates をクリックします。 • メモ帳のテキストを Vault サーバにコピーします。 VDI サーバおよびデスクトップでの設定 Caradigm の ThinOS ソリューションでは、VMware View Horizon 6、Citrix XenApp 6.5、Citrix XenDesktop 5.6 および Citrix XenDesktop 7.
b Authentication タブをクリックし、HealthCast をクリックします。 c 表示されたボックスに、HealthCast サーバの詳細情報を入力します。
d クライアント証明書をインポートするには、Browse をクリックして使用する適切な証明書を選択します。 e OK をクリックして設定を保存します。 INI 設定 INI パラメータで設定するには、次の INI パラメータを wnos.ini ファイルに追加します。 HealthCastServer——クライアントが HealthCast Web API サーバに接続するのに必要なサーバアドレスとオプション。 HealthCastServer= セキュリティモード= ClientCertificate= 例:HealthCastServer=https://server1.example.com セキュリティモード=full ClientCertificate=client-cert.pfx.
一度だけこれを実施すれば、どこにインストールされた HealthCast であっても近接カードを使用できます。 • 手動ログインと端末のロック/アンロック——カードを持っていない場合やカード使用を選択しない場合、ユーザー名とパスワー ドを使用して手動でログインします。管理者は、ユーザーが近接カードでサインオンすることを望む場合は、手動ログインを無効 にできます。手動ログインでサインオンした場合は、端末をロック/アンロックすることもできます。
• 近接カードログインと端末のロック/アンロック——近接カードを登録後、カードを端末にタップしてログインします。 安全のためにセッションをロックできますが、戻ったときにすぐにアクセスできるようリモートセッションに接続したままにして おきます。これをするには近接カードをタップし、これでセッションがロックされます。 セッションを再開するには、再度カードをタップします。 • 離席——セッションがオープンされたままの場合にロックまたはログオフするよう、端末を設定できます。自動的にロックまたは ログオフされるまでの時間は、便利なウェブ管理アプリケーションを使用して管理者が設定できます。 • タップオーバー——セッションがロックまたはオープンされたままの場合は、次のユーザーは自分の近接カードをタップすること で前のセッションを切断し、自分のセッションにログインできます。
• カード忘れ——カードを家に忘れた場合、テンポラリカードを受取って、このセクションで説明した簡単な登録手続きと同じ手続 きで、その一日用に登録できます。 • カードの紛失または盗難——ユーザーがカードの紛失または盗難の届けをした場合は、便利なウェブ管理アプリケーションを使用 して管理者はすぐにそのカードを無効にできます。これによって他人によるカードの使用を防ぎます。 • セルフサービスパスワードリセット(SSPR)——管理者が SSPR を有効にした場合、ユーザーは SSPR を登録すると、ヘルプデ スクに電話することなくパスワードのリセットができます。 • 使いやすいウェブベースの管理ツール——管理者は、ウェブベースの管理ツールを使用して、迅速かつ簡単に近接カードとユーザ ーの設定と管理ができます。 一元設定の設定 管理サーバ設定ダイアログボックスを使用して、ファイルサーバ、オプションの WDM サーバ設定、およびオプションのクラウドクラ イアントマネージャなど、シンクライアントの一元的な接続設定を設定します。 次のオプションを使用して、一元設定を設定します。 • 一般的な一元設定の設定
FTP サーバ/パス、ユーザ名およびパスワード――システムソフトウェアイメージとアップデートイメージを提供するファイルサ ーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。DHCP を使用している場合は、アドレスは DHCP を介して提供できます。 3 a FTP サーバ/パス——ファイルサーバには最大 127 文字、ルートパスには最大 127 文字を使用できます。このデータによっ て、サーバにアクセスするときに使用するパスの一部を指定します。すべてのデータが長さの制限に収まる限り、複数のフ ァイルサーバ/パスを指定できます。 b ユーザ名――ファイルサーバにログインするユーザー名を入力します。最大 31 文字を使用できます。 c パスワード――ファイルサーバにログインするパスワードを入力します。最大 31 文字を使用できます。 OK をクリックして設定を保存します。 Wyse Device Agent 設定の設定 このタブを使用して、Wyse Device Manager と Wyse Management Suite の設定を行います。 ThinOS は、すべての Wyse Manage
デフォルトでは、WMS オプションが選択されています。クライアントが起動された後、Wyse Management Suite サービスが自動 的に実行されます。 最初の検出で、たとえば Wyse Management Suite サービスがエラーになった場合、次の優先順位、たとえば WDM サービスを検 索します。検出が成功するまでこれを継続します。すべての検出がエラーになった場合、一定時間(24 時間)経過後に自動的に 再開します。 a Wyse Management Suite(WMS)で端末を管理——チェックボックスをオンにして Wyse Management Suite がシンクラ イアントを検出できるようにします。 b DNS SRV レコード——シンクライアントに、DNS サーバから Wyse Management Suite の値を取得させ、Wyse Management Suite サーバへの登録を試行させる場合、このチェックボックスをオンにします。デフォルトではチェックボッ クスはオンになっています。チェックボックスの選択が取り消された場合、シンクライアントは DNS サーバから Wy
# グループトークン DNS レコードタイプ:DNS Text レコード名:_WMS_GROUPTOKEN. 戻り値:グループトークン(文字列) 例:_WMS_GROUPTOKEN .WDADEV.com # CA Validation DNS レコードタイプ:DNS Text レコード名:_WMS_CAVALIDATION. 戻り値:TRUE または FALSE(文字列) 例:_WMS_CAVALIDATION.WDADEV.
1 WDM をクリックして、以下のガイドラインに従います。 2 WDM サーバ――WDM を使用する場合、IP アドレスまたはホスト名を入力します。ユーザーの INI プロファイルを使用する場 合、場所もユーザープロファイルから指定できます。 3 DNS ホスト名レコード――(動的検出)デバイスは DNS ホスト名ルックアップ方式を使用して、WDM サーバを検出します。 4 DHCP オプションタグ――(動的検出)デバイスは DHCP Inform を使用して、WDM サーバを検出します。 5 Check-in 失敗後の自動検出を有効化――何回チェックインが行われなかったら、自動検出を有効にするのかを選択します。 6 OK をクリックして設定を保存します。 Wyse Device Manager オプションは、次の INI パラメータを使用して無効にできます。 • WMSService=no • Service=wdm disable=yes • RapportDisable=yes VPN マネージャの設定 VPN マネージャ(VPN Manager)は、VPN 接続を管
3 新規をクリックして、新しいセッションを作成します。 a セッション名(最大 21 文字)――セッション名を入力します。これは、必須のオプションではありません。フィールドが空 白のままの場合は、VPN サーバ名がセッション名として使用されます。 b VPN サーバ(最大 63 文字)――VPN サーバの IP アドレスを入力します。これは、IP アドレスまたはホスト名のいずれか として定義されます。これは、必須のオプションです。 c VPN ユーザ名(最大 31 文字)――ログインユーザー名を入力します。これは、必須のオプションです。 d パスワード(最大 31 文字)――ユーザーのパスワードを入力します。これは、必須のオプションではありません。 e システムのスタートアップ時に自動接続するチェックボックスをオンにします。 f 進行状況を詳細に表示するチェックボックスをオンにします。 g OK をクリックします。
接続が作成されると、Description 列にセッション名が表示され、Auto 列にはユニットのリスタート時に自動接続される接続 が示されます。1 つのセッションのみ、自動接続するよう設定できます。 4 接続をクリックします。 接続ステータスが表示されます。
5 コネクションブローカーの設定 Virtual Desktop Infrastructure(VDI)環境では、コネクションブローカーは、ユーザーが使用可能なデスクトップに接続することを許 可するソフトウェアエンティティです。コネクションブローカーによって、集中管理されたデスクトップ環境を安全かつ効率的に管理 できる VDI 環境が促進されます。 メモ: • • • Citrix、VMware、Dell vWorkspace のブローカーで、Linux ホストのデスクトップがサポートされています。 複数のブローカーで Windows 10 デスクトップはサポートされています。 – Windows 10 は、Citrix、VMware、RDS ブローカーでサポートされています。 – Microsoft RDS から公開された Windows 10 リモートデスクトップは、MMR をサポートしません。VMware Horizon と Citrix Xen から公開された Windows 10 リモートデスクトップは、MMR をサポートしています。 ICA マルチキャスト機能は、ThinOS 8.
Citrix HDX の RealTime Multimedia Engine または RealTime Optimization Pack HDX RealTime Optimization Pack(RTOP)では、Microsoft Skype for Business を使用して、オーディオビデオ会議と Voice over Internet Protocol(VoIP)企業テレコミュニケーションを実現するスケーラブルなソリューションを提供します。Optimization Pack は、ThinOS デバイスのユーザーの XenDesktop と XenApp 環境をサポートします。HDX RealTime Optimization Pack の詳細について は、Citrix ドキュメントを参照してください。 このセクションでは、RealTime Multimedia Engine(RTME)のサポート対象プラットフォーム、RTME パッケージのインストール、 Citrix リモートサーバ/デスクトップホストの準備、ThinOS での設定、RTME ステータスチェック、およびトラブルシューティングに
RTME.i386 パッケージをインストールするには 1 RTME.i386.
受信パケット、送信パケット、ビデオフレームレート、ビデオ解像度、オーディオコーデック、ビデオコーデックなどの属性が上 記ウィンドウに表示されます。 RTME 1.8 ステータスの確認 Citrix HDX RealTime Connector for Microsoft Lync 2013 ダイアログボックスでは、RTME 1.
メモ:ThinOS 上の RTME オーディオデバイスには、ThinOS のローカルの再生デバイスから 1 つのデバイスのみ表示され ます。この RTME オーディオデバイスは、ThinOS のローカルの再生デバイスおよび録音デバイスで設定されたとおりに実 際に動作できます。着信音の RTME オーディオデバイスは、ThinOS のローカルの再生デバイスのみ使用できます。これは 既知の問題です。 Video Device タブをクリックし、RTME ビデオ設定を設定します。ドロップダウンリストから、ビデオ通話に使用する Web カメ 4 ラを選択します。 Call Forwarding タブをクリックし、通話転送設定を設定します。 5 次のオプションを設定できます。 • 通話転送のオフ • すべての通話を特定の番号に転送 • 同時呼び出し メモ:一番新しく設定した通話転送設定がダイアログボックスの下のペインに表示されます。 トラブルシューティングの詳細については、docs.citrix.
10 RTME connector メニューでコール統計(Call Statistics)を確認します。
メモ:RTME 2.2 以降のバージョンでは、さまざまな通話シナリオをサポートします。詳細については、「Citrix ドキュメン ト」を参照してください。 RTME 2.2 以降のバージョンでは、UVC(USB Video Class)1.1 および 1.5 のカメラのハードウェアエンコーディング/H.264 (CAM)がサポートされています。これは限定されたカメラ(Logitech C930e など)にのみ適用されます。 Call Statistics ウィンドウでは、Sent カラムの P2P RTME ビデオ通話に対して、Video Codec = H.264-UC (CAM)が表示されま す。標準の SFB でのグループ通話の場合は、コール統計により Sent カラムに、Video Codec = H.264-UC (CAM)が表示されま す。これによって、Video Codec H.
2 セッションバーリスト、接続マネージャリスト、App メニューリストで、アプリケーションがリフレッシュされます。 イベントログウィンドウに次のログが表示されます。 ICA: refresh store “xxx”…” or “ICA: refresh PNAgent”xxx”… 3 マルチファーム(StoreFront または PNAgent サーバ)またはマルチログオン(StoreFront または PNAgent サーバ)の場合、リフ レッシュするサーバを 1 つ選択するか、すべてをリフレッシュをクリックしてすべてのサーバをリフレッシュします。 メモ: アプリケーションをリフレッシュするとき、アプリケーションをオープンまたは編集または削除すると、警告メッセージが表示さ れます。 4 リフレッシュの範囲には、アプリケーションの削除、追加、複製、無効化、有効化、アイコン/タイトルの変更、デスクトップの オン/オフなどの局面も含まれます。 開始したアクティブなセッションは、アプリケーションのリフレッシュの影響を受けません。 5 リモート接続でログイン時に自動再接続を有効にするが有効になっている
Citrix セッションでのマルチオーディオの使用 ThinOS では、XenDesktop または XenApp バージョン 7.
す。
3 OK をクリックします。 認証に成功したら、Citrix セッションにログインされます。
ICA 接続の設定 ICA 接続を設定するには: 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、リモート接続設定をクリックします。 リモート接続設定ダイアログボックスが表示されます。 2 ブローカータブでは、ドロップダウンリストでブローカー選択をなしと選択します。 3 ICA 接続プロトコルをクリックし、接続設定の編集をクリックします。 Default ICA ダイアログボックスが表示されます。 メモ:Default ICA は常に公開されたアプリケーションへの直接接続に使用され、StoreFront または PNAgent には使用されませ ん。 4 接続タブをクリックします。 ICA 接続を設定するには、次の操作を行います。
図 5.
メモ:ホスト名は、3 つのメカニズムのいずれかを使用して解決できます。ICA マスターブラウザ、DNS、WINS のいず れかです。マスターブラウザは、公開アプリケーションに対して DNS で手動入力を行っていない場合、公開アプリケー ションを解決できる唯一のメカニズムです。DNS は、ネットワークコントロールパネルのデフォルトドメイン名を使用 して、FQDN を作成しようとしますが、デフォルトを使用しない名前の解決も試みます。 e 暗号化レベル――シンクライアントと ICA サーバ間の通信のセキュリティレベルを選択できます。 基本設定(デフォルトオプション)が最低のセキュリティレベルです。Basic では、高レベルの暗号化よりも必要な処理が 少ないため、デバイスと ICA サーバ間で高速な通信ができます。 メモ:選択した暗号化は、シンクライアントと ICA サーバ間の通信のセキュリティに対してのみ適用されます。この設 定は、ICA サーバ上の各アプリケーションのセキュリティ設定とは別のものです。たとえば、Web でのほとんどの金融 取引には、シンクライアントで 128 ビット暗号化が必要です。シンクライア
図 6.
図 7.
表 7.
パスワードのリセットやアカウントのロック解除の前に パスワードのリセットやアカウントのロック解除の前に、セキュリティに関する質問を登録する必要があります。セキュリティに関す る質問への回答を登録するには、次の操作を行います。 1 PNMenu で、Manage Security Questions オプション(クラシックおよび StoreFront のみ)をクリックします。 Security Questions Enrollment ウィンドウが表示されます。 2 セキュリティに関する質問に対して、適切な回答を入力します。
3 セキュリティに関する質問を登録するには、OK をクリックします。 アカウントセルフサービスを使用する セキュリティに関する質問の登録が完了した後は、セルフサービスパスワードリセットを有効にして ThinOS を StoreFront サーバに接 続すると、サインオンウィンドウにアカウントセルフサービスアイコンが表示されます。 メモ:サインオンウィンドウで 5 回以上パスワードの入力を間違えると、クライアントは自動的にアカウントロック解除プロセス に入ります。 1 アカウントセルフサービスアイコンをクリックし、アカウントのロックを解除するか、パスワードのリセットをします。 メモ:アカウントロックの解除またはパスワードのリセットを使用する前に、ユーザーのセキュリティに関する質問を登録する必 要があります。
2 自分の選択に基づいて、Unlock account または Reset password をクリックし、OK をクリックします。 アカウントロックの解除 セキュリティに関する質問を登録した後、アカウントロックを解除するには、次の操作を行います。 1 Account Self-Service ウィンドウで、タスク(Unlock account)を選択します。 2 ユーザー名を入力します。 Unlock Account ダイアログボックスが表示されます。 3 セキュリティに関する質問に登録された回答を入力します。
入力された回答が登録された回答と一致すると、Unlock Account ダイアログボックスが表示されます。 4 OK をクリックしてアカウントロックを解除します。
メモ: • 入力された回答が間違っている場合は、次のエラーメッセージが表示されます。 • 4 回以上間違った回答を入力した場合、アカウントロックの解除またはパスワードのリセットはできず、次のエラーメッセー ジが表示されます。 パスワードのリセット セキュリティに関する質問を登録した後、パスワードをリセットするには、次の操作を行います。 1 Account Self-Service ウィンドウで、タスク(Reset password)を選択します。 2 ユーザー名を入力します。 Reset Password ダイアログボックスが表示されます。
3 セキュリティに関する質問に登録された回答を入力します。 入力された回答が登録された回答と一致すると、Reset Password ダイアログボックスが表示されます。
4 新しいパスワードを入力し、確認フィールドに同じパスワードを入力します。 5 OK をクリックしてパスワードを変更します。 間違った回答を入力すると、パスワードはリセットできず、エラーメッセージが表示されます。 QUMU または ICA Multimedia URL Redirection QUMU は、ICA Multimedia URL Redirection を利用します。この機能を動作させるには、ブラウザのプラグインをインストールする必 要があります。 ThinOS の初期のリリースでは、ICA Multimedia URL Redirection は部分的にサポートされていました。ThinOS 8.
HTML5 Video Redirection を確認——ビデオを再生中に画面のブラウザを移動したり、ブラウザをスクロールしたりすると、ビデオ ウィンドウで映像の遅延や抜けが目立ちます。こうした動きはビデオがリダイレクトされることによるものです。 RAVE MMR の ThinOS イベントログも表示されます。 参考資料 • Citrix サンプルビデオ——www.citrix.com/virtualization/hdx/html5-redirect.html。 • ICA Multimedia ポリシー設定——www.docs.citrix.com/en-us/xenapp-and-xendesktop/7-12/policies/reference/ica-policy-settings/ multimedia-policy-settings.html。 ICA SuperCodec ICA SuperCodec は、ThinOS ICA クライアント側で統合された H.264 デコーダです。サーバは、セッションイメージを H.
図 8. 圧縮設定にビデオコーデックを使用 • ThinWire Plus——Do not use video codec オプションに相当 • Fullscreen H.264——For the entire screen オプションに相当 • Selective H.
匿名ログオン 匿名ログオン――この機能では、認証されていないストアが設定された Storefront サーバに、ユーザーが Active Directory(AD)ユー ザー資格情報を使用しないでログオンできます。この機能によって、AD アカウントではなく、認証されていないユーザーがアプリケ ーションにアクセスできます。 メモ:Storefront サーバのレガシーモードでは、匿名ログオンはサポートされていません。 Citrix UPD プリンタの設定 Citrix ユニバーサルプリンタドライバ(Citrix UPD)を使用すると、新しいプリンタドライバをデータセンターに統合することなく、ク ライアントに接続されたすべてのプリンタを仮想デスクトップやアプリケーションセッションからでも使用できます。Citrix UPD は、 Citrix ユニバーサルプリンタの基盤です。Citrix ユニバーサルプリンタは、Citrix UPD を使用し、クライアントで定義されている特定の プリンタに関連付けられていない、自動作成のプリンタオブジェクトです。 ThinOS での Citrix UPD の使用方法を設定するには
サーバでの Citrix UPD 設定 a プリンタポリシーを有効にするには、次のガイドラインに従います。 1 XenApp 6.
4 XenApp/XenDesktop 7.
b レジストリを確認し、同じドライバがインストールされていることを確認します。 1 接続するサーバまたはデスクトップのレジストリのドライバを確認します。サーバまたはデスクトップのレジストリに ps、pcl5、pcl4 の各ドライバがあり、同じドライバがサーバまたはデスクトップにインストールされている必要があり ます。 2 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\UniversalPrintDrivers\に移動します。ThinOS では、EMF と XPS をサポ ートしていません。 メモ:次の表のサポート対象のドライバは、ThinOS で使用される Citrix UPD のサポート対象のドライバ の一つです。推奨されるドライバの一つがここに例として挙げられています。 次の表に、サポート対象のドライバを示します。 表 8.
2 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Citrix\UniversalPrintDrivers\PCL5c\の下にある DriverAlias および DriverName を HP LaserJet 2200 Series PCL 5 に変更します。 Flash リダイレクト Flash リダイレクトソリューションは、Flash コンテンツを ThinOS クライアントにオフロードして、ローカルで Flash の再生のレンダ リングとデコードを行います。このオフロードは、Citrix HDX Flash リダイレクトによって実行されます。ローカルレンダリングおよ びデコード処理は、ThinOS 上で、ローカルで実行されるカスタマイズした Flash Player とその他のマルチメディア処理によって行わ れます。
サポート対象環境――XenApp 6.5 以降のバージョンおよび XenDesktop 7.0 以降のバーションを使用した Citrix 接続のみをサポートし ます。 必要なパッケージ この機能が動作するには、ユーザーは FR.i386.pkg パッケージをインストールする必要があります。 パッケージのインストール 必要なパッケージをインストールするには、ここで説明するステップに従います。 1 パッケージを¥wnos¥pkg¥ディレクトリにアップロードします。 2 INI の autoload が 0 に設定されていないことを確認します。wnos.
Citrix HDX Flash リダイレクトとポリシー設定の基本操作の詳細については、Citrix ドキュメントを参照してください。 既知の問題 a Flash ビデオは、通常のセキュリティ設定の Internet Explorer ブラウザで再生してください。 b Flash ビデオはロード後、初期のサイズが保持されます。たとえば、ブラウザのサイズを変更してもビデオコンテンツのサイ ズは変更されません。 c 英語フォントのみがサポートされます。たとえば、他の言語の字幕は適切に表示されません。 d Linux または Windows クライアントの HDX FR で動作可能なビデオで再生します。msn.com、espn.com、 movies.yahoo.com、dell.com など、Citrix HDX FR ソリューションで動作しないことが確認されているビデオや Web サイトが 複数あります。Flash ビデオでは、HDX FR ソリューションを使用して、これらの Web サイトをロードできません。これらの 一部は、一定期間動作しています。たとえば、dell.
• 3 – 選択可能な組み合わせ全て——デスクトッププールで、ユーザーのプロトコル選択の許可を yes と設定した場合、すべての 使用可能な接続のデスクトップを表示するには、このプロトコル接続を選択します。デスクトップでデフォルトプロトコル を PCoIP と設定し、ユーザーのプロトコル選択の許可を no と設定した場合は、ThinOS は PCoIP 接続のデスクトップのみ 表示します。 – RDP のみ——RDP 接続のデスクトップのみ表示するには、このプロトコル接続を選択します。デスクトッププールで、デ フォルトプロトコルを View Admin コンソールで PCoIP、ユーザーのプロトコル選択の許可を no と設定した場合、ユーザ ーがそのデバイスにサインインすると、このデスクトップは ThinOS に表示されません。 – PCoIP のみ—このオプションは、PCoIP が使用可能なクライアントにのみ利用できます。ブローカーの各プールに、PCoIP 接続のデスクトップのみ表示するには、このプロトコル接続を選択します。デスクトッププールで、デフォルトプロトコル を View Admin コ
ウトされます。
USB redirection RDS desktop through PCoIP/Blast——この機能はサポートされます。 Using unauthenticated access——VMware セッションにリモートアプリケーションを使って匿名でログインできます。 非認証オプションを使用するには、次の操作を行います。 1 AD サーバで、2 人の匿名ユーザー(たとえば、anonymous1、anonymous2)を作成します。 2 View Admin ウェブポータルにログインします。 3 Users and Groups > Unauthenticated Access と進んで、View 接続マネージャに新しい 2 人の匿名ユーザーを追加します。 4 View Configurations > Select Servers > Connection Servers と進んで、今お使いのコネクションサーバを選択します。 5 Edit > Authentication タブを順にクリックし、Enabled for unauthenticated access チェックボックスをオンにし
Hide Server URL——サーバ URL は、Horizon View ブローカーUI で非表示にすることができます。次の方法のいずれかを使って、こ の設定を行うことができます。 • View Connection Server ウェブポータルを使用する a View Connection Server ウェブポータルにログインします。 b View Configuration > Global Settings > Edit と順に進んで、Hide server information in client user interface チェックボッ クスをオンにし、Hide domain list in client user interface チェックボックスをオフにします。 c OK をクリックします。 d VMware Horizon ブローカーにログインします。 サーバ URL は非表示で、ドメインリストは表示されます。 • INI パラメータを使用する INI パラメータ「ConnectionBroker=vmware DisableShowServer=yes」を使
3 VMware の仮想マイクを使用してシステムのオーディオ録音を確認します。 4 VoIP アプリケーションのオーディオ設定を確認します。
5 VMware の仮想 Web カメラを使用して VoIP アプリケーションのビデオ設定を確認します。 6 音声通話またはビデオ通話を開始します。 依存関係と既知の問題 • 依存関係:RTAV ビデオには、RTME.i386.
VMware Blast のサポート VMware Blast 表示プロトコルは、リモートアプリケーションに使用できます。また、RDS ホストの仮想マシンか共有セッションデス クトップを使用するリモートデスクトップにも使用できます。Blast プロトコルのデスクトップを表示するには、このプロトコル接続 を選択します。 メモ:接続アイコンにポインタを合わせると、対応する接続プロトコルがツールチップに表示されます。これは RDSH アプリケ ーション用に設計されています。ThinOS 8.4 リリース以降、PCoIP と Blast の両方のプロトコルに、RDSH アプリケーションが サポートされています。これら 2 つのプロトコルは、同じアプリケーションアイコンを共有しているので、プロトコルを見分ける には、接続アイコンにポインタを合わせる必要があります。 ThinOS の Blast 機能マトリックス 表 9. Blast 機能マトリックス Blast 機能 ThinOS のサポート コメント/既知の問題 H.
Blast 機能 ThinOS のサポート コメント/既知の問題 Copy Paste テキスト サポート VMware Horizon のサーバとクライアントの設定とドキュメント を参照してください。 VPN 接続 サポート 該当なし AES 128/256 サポート ThinOS AES の設計に関する記事を参照してください。 デュアルディスプレイ/4K/32 ビット サポート VMware Blast のサポートに関する情報を参照してください。た とえば、前提条件は仮想マシンビデオ RAM です。 ClearType フォントのサポート サポート ThinOS は TrueType フォントをサポートします。 3D ディスプレイ サポート VMware Blast のサポートに関する情報を参照してください。 ネットワーク切断から Blast の復旧 サポート Horizon View Agent 7.0.
ハードウェアバージョン Windows バージョン サポートされる 4K ディスプレイの数 11 8、8.x、および 10 1 • 3D レンダリング——接続したデスクトップに 3D グラフィックスのレンダリングを設定できます。3D レンダリング機能を使用す るには、最大 1920 x 1200 の解像度のモニタを最大 2 台使用します。4K(3840 x 2160)の解像度については、モニタは 1 台だけ サポートされます。 • Blast H.264——次の表には、VMware Blast 表示プロトコルを使用する VMware Horizon セッションの H.264 デコーダのパフォー マンスが記載されています。 表 12. Blast H.264 デコード VMware の画面解像度 Horizon Blast セッション VMware Horizon の Blast H.264 デコード 要約 Blast セッション セッションの表示幅は 1920 ピクセル以下 です。 Blast H.264 デコードは常に有効です。 H.
PCoIP Multi モニタサポート Wyse 5070 Extended シンクライアント 水平 はい はい 垂直 はい はい グリッド 該当 なし はい 該当 なし 該当 なし 該当 なし はい はい はい はい はい はい 該当 なし はい はい 1920×1200 解像度 ディスプ レイレイ アウト 該当 なし 該当 はい なし 該当 はい なし はい ディスプレ イの数 2 3 水平 はい はい 垂直 はい はい 該当 なし 該当 なし 該当 なし 該当 該当な はい なし し 該当 該当な はい なし し 該当 該当な 該当な なし し し 2560 x 1440 4 5 6 該当 なし 該当 なし 該当 なし 該当 なし 該当 なし 該当 なし 2 3 はい はい はい はい 該当 該当な 該当 なし し なし 該当 該当な 該当 なし し なし 該当 該当な 該当 なし し なし 3840 x 2160 4 5 6 該当 なし 該当 なし 該当 なし 該当 なし 該当 なし 該当 なし
図 9. d 6 プリンタ設定 Ok をクリックし設定を保存します。 オプションタブをクリックし、次の操作を行います。 a LPT1: <プリンタ名>をデフォルトプリンタとして設定します。 メモ:.
図 10. 7 オプション VMware Blast セッションに接続します。Control Panel > Devices and Printers に進みます。ThinOS でローカルに設定されたプ リンタは、このセッションにマップされます。 マップされたプリンタのドライバは TP PS Driver で、ポートは TPVM ポートです。 仮想プリンタによって、ThinOS ローカルプリンタは、そのセッションでプリンタドライバをインストールしなくても、VMware Blast セッションにマップされます。 Teradici SDK のサポート PCoIP Client Software Development Kit(SDK)は、PCoIP クライアントのビルドやカスタマイズに利用できる一連のライブラリとバ イナリです。 ThinOS は、Teradici SDK バージョン 2.
Microsoft リモートデスクトップブローカー接続の設定 Microsoft リモートデスクトップのブローカー設定を設定するには: 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、リモート接続設定をクリックします。 リモート接続設定ダイアログボックスが表示されます。 2 3 ブローカータブでは、ドロップダウンリストで Microsoft を選択し、次の操作を行います。 • ブローカーサーバ――ブローカーサーバの IP アドレス/ホスト名/FQDN を入力します。 • 自動接続リスト——個別のブローカーにログイン後、自動的に起動させたいデスクトップの名前を入力します。複数のデスク トップの入力が可能です。各デスクトップの名前はセミコロンで区切り、大文字と小文字は区別します。 OK をクリックして設定を保存します。 RDP 接続の設定 リモート接続設定で選択した RDP 接続オプションを設定するには 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、リモート接続設定をクリックします。 リモート接続設定ダイアログボックスが表示されます。 2 ブローカータブでは、ドロップダウンリスト
a b 接続の説明――接続リストに表示するわかりやすい名前を入力します(最大 38 文字)。 ホスト名――リストを使用して有効な DNS サーバ名またはシンクライアントが接続するサーバの IP アドレスを選択しま す。ボックスの横にある Browse アイコンを使用しても、希望する選択ができます。たとえば、ローカルネットワーク上の WTS サーバのリストから選択できます。 メモ:サーバ名は、2 つのメカニズム(DNS と WINS)のいずれかを使用して解決できます。DNS は、ネットワークコン トロールパネルのデフォルトドメイン名を使用して、FQDN を作成しようとしますが、デフォルトを使用しない名前の解 決も試みます。 c コンソール接続――オンにすると、Windows コンソールモードで RDP 接続を設定します。 d 解像度――この接続の画面解像度を選択します。 色— RDP セッションの表示色を選択できます。High Colors(16 bits)または True Colors(32 bits)が選択されていて、RDP サ ーバがその表示色をサポートしていない場合、シンクライアントは表示色を
オプションは、接続の設定(RDP)ダイアログボックスの接続タブでリセットできます。そのためには、Reset VM コマン ドボタンをクリックします。このコマンドボタンは、ダイアログボックスの右上に表示されます。このボタンは、VDM ブロ ーカー接続でのみ表示されます。 5 ログオンタブをクリックし、次のガイドラインに従います。 a ログオン設定――Login Username、Password、および Domain name に入力します。これらのボックスに入力されていない 場合は、接続時に RDP サーバログイン画面に情報を手動で入力できます。次のガイドラインに従います。 • ユーザ名――最大 31 文字まで入力できます。 • パスワード――最大 19 文字まで入力できます。 • ドメイン名――最大 31 文字まで入力できます。 b アプリケーション(最大 127 文字)と作業ディレクトリ(最大 63 文字)――関連付けられた作業ディレクトリなど、接続 時に自動的にサーバ上で開始する初期化文字列と引数を入力します。 c TS Gateway 利用――接続時にターミナルサービスゲートウ
6 オプションタブをクリックし、次のガイドラインに従います。 a 壁紙――オンにすると、デスクトップの壁紙を無効にします。 b アニメーション表示――オンにすると、メニューまたはウィンドウのアニメーションを無効にします。 c テーマ――オンにすると、デスクトップのテーマを無効にします。 d ウィンドウ内容のドラック――デフォルトでは、ウィンドウのタイトルバーをつかんで移動すると、ウィンドウの内容も一 緒に移動します。これをオンにすると、ウィンドウの内容の表示を無効にし、ドラッグしている間はウィンドウをドロップ するまで、ウィンドウの輪郭だけが移動します。このオプションは処理能力の消費を抑えるため、役立ちます。 e フォントスムージング――ベクトルテキストをビットマップに変換して、見やすくします。 f ローカルデバイスに自動接続――任意のオプション(プリンタ、シリアル、USB、スマートカード、およびディスク)を選 択し、シンクライアントがこれらのデバイスに自動的に接続するようにします。 メモ:USB――シンクライアント上でローカル接続されている USB デバイスを Microsoft
RDP プロトコルの機能 Remote Desktop Protocol(RDP)は、Microsoft によって開発されたネットワーク通信プロトコルで、仮想デスクトップとアプリケー ションへのリモートアクセスを可能にするものです。このセクションでは、RDP プロトコルで接続する ThinOS の機能について説明し ます。 RDP セッションでのマルチモニタのサポート ThinOS はマルチモニタディスプレイをサポートし、各モニタには RDP デスクトップを起動します。 ユーザーのシナリオ: 1 複数のモニタを ThinOS デバイスに接続します。 2 システム設定のディスプレイのダイアログボックスで、ミラーモードを無効にし、ディスプレイレイアウトを設定します。 3 RDP デスクトップをフルスクリーンで立ち上げます。 次の表に記載されているすべてのデータは、RemoteFX/vGPU が有効に設定されていない仮想マシンに基づいたものです。 表 14.
表 16. RDP H.264 デコードマトリックス(Wyse 5070 シンクライアント) ユニットタイプ GPU AMD Wyse 5070 Extended シンクラ イアント Intel Wyse 5070 シンクライアント— —Celeron Processor Wyse 5070 シンクライアント— —Pentium Processor Intel セッション Windows 10/Windows Server 2016 Windows 8.1/Windows Server 2012 R2 ディスプレイ解像度 H.264AVC444 デコード H.
4 • リモートデスクトップ接続の H.264/AVC 444 Graphics モードの優先順位を決めます。 • リモートデスクトップ接続の H.264/AVC ハードウェアエンコードを設定します。 cmd.exe を開始して gpupdate /force を実行するか、サーバを再起動します。 RDP セッションの VOR コーデック RDP セッションでビデオを再生しているときは(Windows 8.1、Windows 2012 R2、Windows 10 および Windows 2016)、VOR コー デックが使用されます。次のログがイベントログタブに表示されます。 図 11. イベントログタブ メモ: • • • • 依存関係 1——RDP GFX ステータス、H.264 および VOR は、GFX が有効の場合のみ機能します。 依存関係 2——VOR は動的です。このため、ビデオの解像度が変化(拡大/縮小)すると、VOR の有効化/無効化が動的に 変化します。 依存関係 3——H.
サーバのオペレーティングシステム TS Gateway II TS Gateway III WebSocket Windows 2016 サポートする サポートする サポートする メモ: • • • TS Gateway II または III の接続の設定では、Terminal Server (TS) Gateway サーバとシンクライアントの間は、半二重通信を 2 本使用します。 WebSocket 接続では、セッション接続の設定で、TS Gateway とシンクライアントの間は、二重通信を使用します。 TS Gateway II および TS Gateway III は、Windows Server 2016 と下位互換性があります。つまり、WebSocket 接続が失敗 した場合や、TS Gateway サーバまたはシンクライアントのバージョンで WebSocket をサポートしない場合は、TS Gateway II または TS Gateway III が使用されます。 次のスクリーンショットには、TS Gateway II 接続の設定ログが表示されています。 図 12.
Dell vWorkspace の設定 Workspace Virtualization では、アプリケーションまたはデスクトップのカタログを、1 つの完全な仮想ワークスペースとして提供しま す。これはコンピュータのワークスペース全体を分離し一元化するものです。vWorkspace は、複数の仮想プラットフォームから仮想 ワークスペースを提供することで、場所やプラットフォームに依存しない柔軟なアクセスを実現します。 このセクションでは、Dell vWorkspace ブローカー接続を ThinOS デバイスに設定する方法について説明します。 Dell vWorkspace ブローカー接続の設定 vWorkspace ブローカー設定を設定するには: 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、リモート接続設定をクリックします。 リモート接続設定ダイアログボックスが表示されます。 2 ブローカータブでは、ドロップダウンリストで Dell vWorkspace を選択し、次の操作を行います。 • ブローカーサーバ――ブローカーサーバの IP アドレス/ホスト名/FQDN を入力します。 • 自
• 接続プロトコル——ドロップダウンリストは AWS ブローカーには無効です。このオプションは、デフォルトでは PCoIP の みに設定されています。 3 OK をクリックして設定を保存します。 AWS WorkSpaces および AWS EC2 PCM for AWS WorkSpaces の導入の詳細については、www.teradici.com/web-help/ Connecting_ZC_AWS_HTML5/TER1408002_Connecting_ZC_AWS.htm#03_DeployPCM.htm%3FTocPath%3D3 を参照してくだ さい。 「Broker Server address = PCM の URI(https://)」の設定の詳細については、 www.teradici.com/webhelp/Connecting_ZC_AWS_HTML5/TER1408002_Connecting_ZC_AWS.htm#05_Connect.
6 ローカル設定の設定 次を使用して、シンクライアントで、使用可能なシンクライアント設定を設定できます。ユーザーの権限レベルによっては、一部のダ イアログボックスが使用できない場合があります。 • ローカル設定メニュー • リセット機能 メモ:シンクライアント設定を設定する際にダイアログボックスを使用することは推奨していませんが、これらのダイアログボッ クスは、一時的にデフォルトの一元設定をオーバーライドする場合や一元設定を設定できない(小規模な環境)場合に備えて用意 されています。一般的には、一元設定を使用してアップデートと目的のデフォルト設定を、使用環境内のすべてのサポート対象シ ンクライアントに自動的にプッシュすることをお勧めします。「一元設定:アップデートと設定の自動化」を参照してください。 ローカル設定メニュー ローカル設定メニューでは、次の操作を行うことができます。 • システム環境の設定 • ディスプレイ設定の設定 • 周辺機器設定の設定 • プリンタ設定の設定 ローカル設定メニューにアクセスするには • ゼロデスクトップ――ゼロツールバーでシステム設定アイコンをクリッ
a スクリーンセーバ――スクリーンセーバーの種類を選択できます。デフォルトは、モニタ信号を切るです。 他に利用可能なスクリーンセーバーとして、フライングバブル、ムービングイメージ、画像を表示、および None がありま す。 b 待ち時間――スクリーンセーバーがアクティブになるまでの時間を選択します。スクリーンセーバ無効、1 分、3 分、5 分、10 分(デフォルト)、15 分または 30 分のいずれかを選択します。 指定した時間、シンクライアントがアイドル状態のままになると、スクリーンセーバが起動します。 c 端末名――シンクライアントの名前を入力できます。デフォルトは、14 文字の文字列で、WT という文字の後にシンクライ アントの Ethernet MAC アドレスが続きます。 一部の DHCP サーバでは、DHCP マネージャの画面でこの値を使用して IP アドレスのリースを識別します。 OK をクリックして設定を保存します。 d 3 ロケール――ユーザーのログイン操作の際に有効にする言語を、Japanese、または English(デフォルト)のいずれかから 選択します。
時刻と日付の設定 時刻と日付の設定を設定するには: 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、システム設定をクリックします。 システム設定ダイアログボックスが表示されます。 2 時間/日付タブをクリックし、次のガイドラインに従います。 a タイムゾーン――ドロップダウンリストから、シンクライアントが稼働するタイムゾーンを選択します。デフォルト値は未 指定です。 b 夏時間を有効にする――夏時間の設定を有効にできます。選択する場合は、開始ボックスと終了ボックスを適切に夏時間の 開始期間(月/週/日)と終了期間(月/週/日)を定義します。 次のガイドラインに従って、開始日と終了日を入力します。 • 月――1 年の1月から 12 月までの月を選択します。 • 週――月の 1 から 4 までの週を選択します。最終週は月の最終週を表します。 • 曜日――週の月曜日から日曜日までの曜日を指定します。 c 時刻表示形式――12 時間または 24 時間形式を選択できます。デフォルトは 24 時間形式です。 d 日付表示形式――yyyy/mm/dd(年/月/日)または dd/mm/yy
カスタム情報の設定 カスタム情報タブを使用して、WMS/WDM ソフトウェアで使用する設定文字列を入力します。設定文字列には、場所、ユーザー、管 理者などの情報を含めることができます。 カスタム情報を設定するには 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、システム設定をクリックします。 システム設定ダイアログボックスが表示されます。 2 カスタム情報タブをクリックして、WDM ソフトウェアで使用する設定文字列を入力します。設定文字列には、場所、ユーザー、 管理者などの情報を含めることができます。OK をクリックすると、ダイアログボックスに入力するカスタムフィールド情報が Windows レジストリに転送されます。これでこの情報は、WDM クライアントマネージャで使用できます。シンクライアントソフ トウェアのリモート管理とアップグレードで、カスタムフィールドを使用する方法および WDM を使用する方法の詳細について は、WDM のドキュメントを参照してください。 3 OK をクリックして設定を保存します。 ディスプレイ設定の設定 デュアルディスプレイ設定は、マルチモニタをサポートするために
図 14.
図 15.
• 解像度——解像度ドロップダウンリストで、お使いのモニタでサポートされているディスプレイ解像度を選択します。 ミラーモードでは、接続されたすべてのモニタの解像度の共通部分から解像度の一覧が得られます。 スパンモードでは、モニタブロックを選択し、解像度ドロップリストで解像度を変更します。 • 3 回転——回転ドロップダウンリストで、モニタ画面を異なる方向に回転させるオプション(左へ 90 度回転または右へ 90 度回 転)を選択します。このオプションはデフォルトでは無しに設定されています。 適用をクリックします。 新しい表示設定が適用され、修正されたディスプレイを表示できます。 4 OK をクリックして新しい設定を確定します。 メモ:識別オプションを使用すると、接続されたモニタの表示順序番号が分かります。 ハードウェアの能力 このセクションではハードウェアの表示能力について説明しています。 表 18.
ディスプレイの数 サポートされている表示解像度 3840 x 2160 @ 60 Hz 最大 2560 x 1600 @ 60 Hz ディスプレイ 1 台 はい はい ディスプレイ 2 台 はい ディスプレイ 3 台 いいえ はい はい 2 1 1 VGA ポートは 4K 表示をサポートしません。ただし、画面解像度 1080p のディスプレイはサポートします。 2 または 4K ディスプレイ以外では、2560 x 1600 @ 60 Hz までの画面解像度が、VGA を除くすべてのポートでサポートされていま す。VGA ポートは解像度 1080p のみサポートします。 表 20.
メモ:USB Type-C ポートの 4K 解像度@ 60 Hz は、Type-C to HDMI/DP 変換アダプタを使用してテストしました。USB Type-C ポート付き Dell モニタ S2718D は、最大解像度 2560 x 1440 をサポートします。 Wyse 5070 Extended シンクライアント(AMD GPU 搭載) 表 23.
DP1 mDP4 DP2 VGA DP3 図 16.
周辺機器設定の設定 周辺機器ダイアログボックスでは、キーボード、マウス、オーディオ、シリアル、カメラ、タッチスクリーンおよび Bluetooth 設定を 設定できます。 • キーボード設定の設定 • マウス設定の設定 • オーディオ設定の設定 • シリアル設定の設定 • カメラ設定の設定 • タッチスクリーン設定の設定 • Bluetooth 設定の設定 キーボード設定の設定 キーボード設定を設定するには: 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、周辺機器をクリックします。 周辺機器ダイアログボックスが表示されます。 2 キーボードタブをクリックし、文字セット、キーボード言語、リピート前の遅延およびリピート速度パラメータを設定します。次 の表ではキーボードパラメータについて説明しています。 表 25.
パラメータ 説明 欧州言語に対応する追加の文字が含まれています。 キーボード言語 現在、キーボード言語ドロップダウンリストに表示されている キーボード言語がサポートされています。デフォルト値は日本語 です。 リピート前の遅延 押したままのキーに対する repeat パラメータを指定します。 Delay before repeat の値には、1/5 秒、1/4 秒、1/3 秒、1/2 秒、3/4 秒、1 秒、2 秒 s またはリピートなしのいずれかを選 択します。デフォルトは 1/3 秒です。 リピート速度 遅く、普通、または早くを選択します。デフォルト値は普通で す。 3 OK をクリックして設定を保存します。 マウス設定の設定 マウス設定を設定するには: 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、周辺機器をクリックします。 周辺機器ダイアログボックスが表示されます。 2 マウスタブをクリックし、マウスの速度とマウスの向きを選択します。 3 左右のボタン機能を切り替えるチェックボックスをオンにすると、左利きの操作に対応するようマウスボタンが入れ替わります。 4 マウ
オーディオ設定の設定 オーディオ設定を設定するには 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、周辺機器をクリックします。 周辺機器ダイアログボックスが表示されます。 2 音声タブをクリックして、接続されているデバイスのボリューム設定を選択します。 図 17.
g DP オーディオの有効のチェックボックスをオンにすると、シンクライアントの DisplayPort オーディオ機能が有効になりま す。 h アナログヘッドセットをフロントヘッドセットジャックに差し込んだ時に、ヘッドセットポップアップの有効化のダイアロ グボックスを表示させたい場合は、ヘッドセットポップアップの有効化のチェックボックスをオンにします。 、ヘッドセットポップアップダイアログボックスでは、次のオーディオデバイスのいずれか 1 つを選択します。 • ヘッドセット • ヘッドフォン • スピーカ メモ:、ヘッドセットポップアップダイアログボックスを無効にするには、Not show again チェックボックスをオンに し、OK をクリックします。INI パラメータを使用してヘッドセットポップアップダイアログボックスを有効または無効 にすることもできます。INI パラメータの詳細については、最新の『Dell Wyse ThinOS INI Reference Guide』を参照し てください。 既知の問題の詳細については、最新の『Dell Wyse ThinOS リリースノート』を参
3 a ポートの選択――ボタンをクリックして、ポートを選択します。デフォルトは COM 1 です。 b ボーレート――ドロップダウンリストでボーレートを選択します。デフォルトは 9600 です。 c パリティ――ボタンをクリックして、パリティを選択します。 d ストップ――ボタンをクリックして、ストップビットを 1、1.
メモ: (Web カメラが Universal Video Driver をサポートしている場合)CPU への最適化チェックボックスをオフにすると、シンクライ アントから直接パフォーマンスを最適化し、1 秒あたりのフレームレートを変更できます。サポートする値は、1/1、1/2、1/3、 1/4、1/5 および 1/6 です。 また、この機能は CPU を集中的に使用するため、ハイパフォーマンス製品で推奨されます。 タッチスクリーン設定の設定 タッチパネルタブを使用して、シンクライアントに接続されているタッチスクリーンを設定します。シンクライアントによって、タッ チスクリーンが USB ポートまたはシリアルポートを介して接続されていて、設定または調整がまだ実行されていないことが検出され た場合、このタブは使用できます(グレーアウトされません)。Touch Setup ウィンドウにより、画面上の 2 つの円にタッチし、校正 で必要な調整を行うよう求められます。調整された校正値は、システムが工場出荷時のデフォルトにリセットされるか、別のタイプの タッチモニタが接続されるまでローカルターミナルの NVRAM に保存
周辺機器ダイアログボックスが表示されます。 2 Bluetooth タブをクリックし、次のガイドラインに従います。 シンクライアント環境で使用可能なヘッドセットやマウスなどの Bluetooth 対応デバイスが、Bluetooth ページに表示されます。 次の属性が、リストに表示されます。 • 名前――Bluetooth 対応デバイスの名前を指定します。 • 種類――ヘッドセット、マウスおよびキーボードなどの Bluetooth 対応デバイスのタイプを指定します。 ヒューマンインターフェイスデバイス(HID)およびヘッドセット Bluetooth デバイスの両方がサポートされます。 – – HID タイプ ◦ HID には、マウスやキーボードなどが含まれます。 ◦ 接続可能な HID の最大数は 7 です。 Headset タイプ ◦ このリリースでは、Bluetooth ヘッドセットがサポートされています。 ◦ 接続可能な Bluetooth ヘッドセットの最大数は 1 です。 重要: その他のタイプの Bluetooth デバイスはスキャンされず、サポートされません。ヘッドセ
表 27.
USB サポート USB ポート——USB 3.0 は USB 2.0 と互換性があります。USB 2.0 デバイスが 3.0 ポートに接続されている場合は、デバイスの動作 に変更はありません。USB 3.0 デバイスを 3.0 ポートに接続するには、デバイスの種類が 5 Gbps のデバイスにする必要があります。 すべての種類の USB デバイスが、USB 3.0 ポートとの接続時に動作します。 USB ハードディスク——USB ハードディスクを 10 個以上のドライブに差し込まないでください。または、10 個以上の USB キーを ThinOS クライアントに差し込まないでください。USB ディスクが 10 個以上のドライブに接続されると、ThinOS は USB ディスクを 検知できません。 既知の問題——カメラのプレビューに既知の問題がいくつかあります。 USB Type-C のサポート Wyse 5070 シンクライアントは、USB Type-C ポートをサポートします。 • USB 3.
a ポートの選択――リストからポートを選択します。 LPT1 または LPT2 により、直接接続された USB プリンタへの接続を 選択できます。 b プリンタ名――(必須)プリンタのリストに表示する名前を入力します。 USB に直接接続されたプリンタでは、ほとんどの場合、自動的にプリンタ名が報告または入力されます。 メモ:このプリンタの LPD サービスを有効にするが選択されている場合、他のクライアントが LPR を使用してこのプ リンタに印刷する際のキュー名になります。 c プリンタ ID――大文字やスペースも含めて、Windows プリンタドライバの名前とまったく同じになるように、プリンタのタ イプまたはモデルを入力します。USB に直接接続されたプリンタでは、ほとんどの場合、自動的にプリンタ識別情報が報告 または入力されます。 ここには、Microsoft Windows システムのプリンタに対応するデバイスドライバ名か、デバイスドライバにマップするキーを 入力する必要があります。指定していないと、Windows ホストとの接続時に、標準の直接接続の USB プリンタの場合は、 デフォルトで
LPD 設定の設定 LPD 設定を設定するには: 1 デスクトップメニューでシステム設定をクリックし、プリンタをクリックします。 プリンタ設定ダイアログボックスが表示されます。 2 Windows 以外のネットワークプリンタに印刷する場合は、LPD タブをクリックし、次のガイドラインに従います。 メモ:プリンタがラインプリンタ要求の印刷要求を受け付けられることを、ベンダーに確認してください。 a LPD ポートの選択――リストからポートを選択します。 b プリンタ名――(必須)プリンタのリストに表示する名前を入力します。 c プリンタ ID――大文字やスペースも含めて、Windows プリンタドライバの名前とまったく同じになるように、プリンタのタ イプまたはモデルを入力します。 この名前は、Microsoft Windows システムのプリンタに対応するデバイスドライバ名か、デバイスドライバにマップするキー にする必要があります。指定していないと、Windows ホストとの接続時に、標準の直接接続の USB プリンタの場合は、デ フォルトで名前はプリンタが提供する識別情報になり、USB 以外
この名前は、ベンダーごとに変えることができます。このフィールドは必須で、ネットワークプリンタが、送信されるプリ ンタジョブを正しく受け付けるために、正確に指定する必要があります。たとえば、HP LaserJet 4200n PCL6 の場合、HP の Web サイトにあるドキュメントに従って、auto を使用できます。 メモ:ネットワーク上でプリンタが別のシンクライアントに接続されている場合、LPD キュー名は、プリンタが接続され ているシンクライアントのプリンタ名ボックスの内容と一致する必要があります。 3 f プリンタクラス――(オプション)リストからプリンタクラスを選択します。 g プリンタデバイスを有効にする――選択して、プリンタを有効にする必要があります。このオプションにより、デバイスは 有効になり、リモートホストで表示されます。 OK をクリックして設定を保存します。 メモ:LPD プリンタが 1 つのセッションにマップされ、ユーザーが LPD サービスホストにアクセスできない場合、TCP 接続 は LPD サービスホストへの接続を試みます。タイムアウト時間は 60 秒です。このタイム
この名前は、Microsoft Windows システムのプリンタに対応するデバイスドライバ名か、デバイスドライバにマップするキー にする必要があります。指定していないと、Windows ホストとの接続時に、標準の直接接続の USB プリンタの場合は、デ フォルトで名前はプリンタが提供する識別情報になり、USB 以外で接続されたプリンタの場合は Generic / Text になりま す。ドライバ名のマッピングは、システムによってグローバルプロファイル(wnos.ini)の一部として読み取られるプリンタ マッピングファイルを介して行われるか、MetaFrame サーバによって MetaFrame プリンタ設定ファイル (¥winnt¥system32¥wtsprnt.
Printer Identification is supplied by printer device.Change it to a Window’s printer driver name or setup a driver mapping file.
リセット機能 リセット機能では、次の操作を行うことができます。 • G キーリセットを使用した工場出荷時のデフォルトへのリセット • シャットダウンリセットを使用した工場出荷時のデフォルトへのリセット • V キーリセットを使用したディスプレイ設定のリセット G キーリセットを使用した工場出荷時のデフォルトへのリ セット 権限の強いユーザーまたはスタンドアロンユーザーは、G キーリセット機能を使用して、シンクライアントを工場出荷時のデフォルト 設定にリセットできます。 シンクライアントを工場出荷時のデフォルト設定にリセットするには、シンクライアントをリスタートし、リスタート処理中に G キー を連続してタップします。G キーリセットは、ローカルの NV-RAM に定義されたネットワーク設定と接続だけでなく、それら以外を 含むすべての設定項目に影響します。 メモ:ロックダウンモードでは、G キーリセットは、権限の弱いユーザーと権限のないユーザーに対して無効です。 シャットダウンリセットを使用した工場出荷時のデフォル トへのリセット 権限の強いユーザーまたはスタンドアロンユーザーは、シャットダウンダ
7 診断の実行 診断には、以下が必要です。 • システムツール • トラブルシューティングのオプションの使用 システムツール システムツールダイアログボックスを使用して、デバイス詳細、パッケージ詳細および Global INI/User INI 情報を表示します。証明 書タブを使用して証明書をインポートすることもできます。 1 デスクトップメニューで、システムツールをクリックします。 システムツールダイアログボックスが表示されます。 2 デバイス参照タブをクリックし、該当するプラットフォームの USB、シリアルおよびパラレルなど、ローカルで接続されている デバイスをすべて表示します。シンクライアントに接続されているモニタの詳細も表示されます。 Device Viewer ボタンは、以前はシステム情報ダイアログボックスのデバイス参照タブで使用できました。 メモ:ミラーファイルサーバタブは Global Ini タブから表示できるようになったため、システムツールダイアログボック スからは削除されました。
3 4 証明書タブをクリックし、次のガイドラインに従います。 a 証明書をインポートするには、USB Storage または File Server のいずれかをドロップダウンリストから選択し、登録をクリ ックして必要な証明書をインポートします。 b インポートした証明書を削除するには、削除をクリックします。 c バージョン、有効期間およびシリアル番号など、インポートした証明書の情報を表示するには、証明書参照をクリックしま す。証明書のパスと証明書のステータスも表示できます。デフォルト証明書の詳細については、「デフォルト証明書につい て」を参照してください。 d 証明書の要求をクリックし、手動でクライアントの証明書を要求します。Simplified Certificate Enrollment Protocol の詳細に ついては、「Simplified Certificate Enrollment Protocol」を参照してください。 パッケージタブをクリックし、次のガイドラインに従います。 シンクライアントにインストールされている ThinOS パッケージが、パッケージタブに表示さ
a 削除ボタンをクリックし、選択したパッケージを削除します。 b すべて削除ボタンをクリックし、すべてのパッケージを削除します。 次のパッケージが、パッケージタブに表示されます。 • base.i386.pkg • FR.i386.pkg——このパッケージは、Flash リダイレクトをサポートするために導入されます。 • RTME.i386.pkg——このパッケージは、Citrix RTME および VMware Realtime Audio-Video をサポートするために導入されま す。 • Horizon.i386.pkg——このパッケージは、VMware Blast プロトコルをサポートするために導入されます。パッケージのバージ ョン番号は、最新の Horizon クライアントと一致するように更新されます。 このパッケージをインストールするには、PKG インストール INI ファイルを、AddPkg=“horizon”に変更する必要があります。 • pcoip.i386.pkg——このパッケージは、PCoIP 対応クライアントにのみ利用できます。 • TCX.i386.
5 Global INI タブをクリックし、wnos.
6 User INI タブをクリックし、wnos.
WCM 機能は、総合的なクライアントの設定を行うために WDM からサポートされます。可能な場合、クライアントはサーバから の設定なく、キャッシュした設定(wdm.
b 対象デバイスを選択し、Package Distribution Wizard から構成設定を発行します。
Wyse Device Manager(WDM)の Package Manager および Profile Manager の詳細については、『WDM 管理者ガイド』を参照 してください。 8 OK をクリックして設定を保存します。
Simplified Certificate Enrollment Protocol Simplified Certificate Enrollment Protocol(SCEP)は、すべてのエンドポイントが信頼できる、クローズドネットワークで使用するよ うに設計されました。SCEP の目的は、拡張性のある方法で、証明書をネットワークデバイスに安全に発行するのを支援することで す。企業ドメイン内で、ドメイン資格のないネットワークデバイスが、Certification Authority(CA)の証明書を登録できるようにしま す。 このプロトコルで定義されたトランザクションの最後で、ネットワークデバイスは、CA が発行したプライベートキーとそれに関連付 けられた証明書を取得します。デバイスのアプリケーションは、そのキーと関連付けられた証明書を使用して、ネットワークの他のエ ンティティと情報のやり取りをします。このネットワークデバイスの証明書が最もよく使われるのは、IPSec セッションでのデバイス 認証です。 ThinOS はネットワークデバイスとして扱われます。ThinOS SCEP の機能には、手動証明書
2 証明書の要求ダイアログボックスに適切な値を入力し、証明書の要求ボタンをクリックします。 証明書要求がサーバに送信され、クライアントはサーバからの回答を受信し、CA 証明書とクライアント証明書の両方をインスト ールします。 3 OK をクリックして変更を保存します。 メモ: • • CA 証明書ハッシュ型タイプは現在、MD5、SHA1 および SHA256 をサポートしています。 要求サーバの URL は、HTTP リンクでも HTTPs リンクでも可能です。URL の前にプロトコルプレフィックスを 付けることができます。 証明書を自動的に要求 INI パラメータを使用して、証明書の要求と更新処理を自動化します。関連する INI パラメータはグローバルスコープで、INI パラメー タ ScepAutoEnroll と共に使用する必要があります。 INI パラメータの使用の詳細については、最新の『Dell Wyse ThinOS INI Reference Guide』を参照してください。
デフォルト証明書について ThinOS の中にあるデフォルト証明書が証明書ダイアログボックスに表示されます。デフォルト証明書を表示するには、ThinOS を工場 出荷時の設定に設定し、デスクトップで、システム設定 > システムツール > 証明書を順にクリックします。次のデフォルト証明書 が、cacerts フォルダに、拡張可能なツリー構造フォーマットで表示されます。 • BTCTRoot.crt • Class3PA_G2_v2.crt • Class4PA_G2_v2.crt • Entrust_G2.crt • EquafaxCA1.crt • gd-class2–root.crt • GTECTGlobalRoot.crt • Pc32ss_v4.crt • PCA-3G5.
証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット C=IE 有効期限の開始 2000–05–12 18:46:00 有効期限の終了 2025–05–12 23:59:00 サブジェクト Baltimore CyberTrust Root CN=Baltimore CyberTrust Root OU=CyberTrust O=Baltimore C=IE 公開キー RSA(2048 ビット)。 キーのビット数は、ウィンドウ下部のペインに表示されていま す。 キー使用法 証明書の検証、CRL の署名検証 サブジェクトキー識別子 e5 9d 59 30 82 47 58 cc ac fa 08 54 36 86 7b 3a b5 04 4d f0 基本制限 Subject Type=CA, Path Length Constraints=None サムプリントアルゴリズム sha1 拇印 d4 de 20 d0 5e 66 fc 53 fe la 50 88 2c 78 db 28 52 ca e4 74 証明書の名前——Class3PCA_G2_v2.crt 表 29.
証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット C=US 公開キー RSA(1024 ビット)。 キーのビット数は、ウィンドウ下部のペインに表示されていま す。 拇印アルゴリズム sha1 拇印 85 37 1c a6 e5 50 14 3d ce 28 03 47 1b de 3a 09 e8 f8 77 0f 証明書の名前——Class4PCA_G2_v2.crt 表 30. Class4PCA_G2_v2.crt Certificate の詳細 証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット バージョン V1 シリアル番号 32 88 8e 9a d2 f5 eb 13 47 f8 7f c4 20 37 25 f8 署名アルゴリズム sha1RSA 発行者 VeriSign Trust Network OU=VeriSign Trust Network OU=(c) 1998 VeriSign, Inc.
表 31. Entrust_G2.crt Certificate の詳細 証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット バージョン V3 シリアル番号 4a 53 8c 28 署名アルゴリズム sha256RSA 発行者 Entrust Root Certification Authority CN=Entrust Root Certification Authority—G2 OU=(c) 2009 Entrust, Inc. – For authorized use only OU=www.entrust.net/legal-terms を参照してください。 O=Entrust, Inc. C=US 有効期限の開始 2009–07–07 17:25:54 有効期限の終了 2030–12–07 17:55:54 サブジェクト Entrust Root Certification Authority CN=Entrust Root Certification Authority—G2 OU=(c) 2009 Entrust, Inc.
証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット C=US 有効期限の開始 1999–06–21 04:00:00 有効期限の終了 2020–06–21 04:00:00 サブジェクト Equifax Secure eBusiness CN=Equifax Secure eBusiness CA-1 0=Equifax Secure Inc.
証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット キー使用法 デジタル署名、キー暗号化、データ暗号化、キーの共有、証明 書の署名、CRL の署名、暗号化専用、復号専用 サブジェクトキー識別子 d2 c4 b0 d2 91 d4 4c 11 71 b3 61 cb 3d a1 fe dd a8 6a d4 e3 認証局鍵識別子 キーのビット数は、ウィンドウ下部のペインに表示されていま す。 基本制限 Subject Type=CA, Path Length Constraints=None 拇印アルゴリズム sha1 拇印 27 96 ba e6 3f 18 01 e2 77 26 1b a0 d7 77 70 02 8f 20 ee e4 証明書の名前——GTECTGlobalRoot.crt 表 34. GTECTGlobalRoot.
証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット 発行者 Class 3 Public Primary Certification Authority OU=Class 3 Public Primary Certification Authority O=VeriSign, Inc. C=US 有効期限の開始 1996–01–29 00:00:00 有効期限の終了 2028–08–01 23:59:59 サブジェクト Class 3 Public Primary Certification Authority OU=Class 3 Public Primary Certification Authority O=VeriSign, Inc. C=US 公開キー RSA(1024 ビット)。 キーのビット数は、ウィンドウ下部のペインに表示されていま す。 拇印アルゴリズム sha1 拇印 74 2c 31 92 e6 07 e4 24 eb 45 49 54 2b e1 bb c5 3e 61 74 e2 証明書の名前——PCA-3G5.crt 表 36. PCA-3G5.
証明書のフィールド デフォルト値/フォーマット 公開キー RSA(2048 ビット)。 キーのビット数は、ウィンドウ下部のペインに表示されていま す。 キー使用法 証明書の検証、CRL の署名検証 サブジェクトキー識別子 7f d3 65 a7 c2 dd ec bb f0 30 09 f3 43 39 fa 02 af 33 31 33 基本制限 Subject Type=CA, Path Length Constraints=None 拇印アルゴリズム sha1 拇印 4e b6 d5 78 49 9b 1c cf 5f 58 le ad 56 be 3d 9b 67 44 a5 e5 トラブルシューティングのオプションの使用 システム診断ダイアログボックスを使用して、追跡およびイベントログの設定、クライアントの CPU とメモリ、ネットワーク情報を 表示するパフォーマンスモニタのグラフ、および CMOS 管理による設定の抽出と復元を設定できます。また、トラブルシューティン グの目的で、wnos.
3 • CMOS のパックアップ――このオプションをクリックすると、選択した目的のデバイスに基づいて、CMOS 設定が USB キー またはファイルサーバに抽出されます。 • CMOS のリストア――このオプションをクリックすると、CMOS 設定が USB キーからターゲットシンクライアントに書き込 まれます。 • パフォーマンスモニタ――このオプションをクリックすると、シンクライアントの CPU、メモリおよびネットワーク情報が 表示されます。グラフは、すべてのウィンドウで最上部に表示されます。 • 強制コアダンプ――このオプションを使用すると、システムが応答しないときに、技術調査用にデバッグ情報が強制的に生成 されます。コアダンプファイルとトラップ情報イメージは両方ともローカルドライブに保存されます。シンクライアントを再 起動後、コアダンプファイルとトラップ発行スクリーンショットファイルは、ファイルサーバか USB ドライブの /wnos/troubleshoot/ディレクトリにアップロードされます。 • シャドウ tmp のエクスポート——デバッグ目的のテンポラリログをエクスポートする
エラーメッセージを有効にするには、次のガイドラインに従います。 • 一回限りまたは常に有効オプションのいずれかをクリックすると、予期しないエラーメッセージをログに記録できます。 • ログをオフにしてから、ftp:/wnos/trouble_shoot フォルダにあるログファイルを確認します。 • wnos.
XenDesktop サーバまたはネットワークにログインし、これらのサーバまたはネットワークを使用すると、 /wnos/troubleshoot/[Terminal Name]_[ENET or WS]. [Date_Time].pcap ファイルが USB ドライブに保存されます。このフ ァイルは、ネットワークのトラブルシューティングや分析に使用するパケットアナライザなどのソフトウェアによって分析で きます。 たとえば、Ethernet の場合は、ファイル名は、yx008064b2bfd7_ENET.20150415_064455.pcap です。ワイヤレスの場合は、 ファイル名は、yx008064b2bfd7_WS.20150415_064455.
メモ: Ping では、Echo 要求をネットワークホストに送信します。ホストパラメータは有効なホスト名か IP アドレスのいずれか です。ホストが稼働していてネットワーク上にある場合、そのホストは Echo 要求に応答します。Ping では、1 秒あたり 1 つの Echo 要求を送信して往復時間とパケット損失に関する統計を計算します。計算が完了すると簡単な要約を表示しま す。 Ping ユーティリティは、次の目的に使用できます。 • ネットワークおよびさまざまな外部ホストのステータスを特定します。 • ハードウェアおよびソフトウェアの問題を追跡したり、切り分けたりします。 • ネットワークをテスト、測定、および管理します。 • ホスト名だけがわかっている場合に、ホストの IP アドレスを特定します。 重要: Ping はサービス拒否攻撃で一般的に使用されるメカニズムであるため、すべてのネットワーク機器が Ping のパケッ トに応答するとは限りません。応答がない状態でも、Ping の宛先がその他の用途に使用できないとは限りません。 6 TraceRoute タブをクリックし、tracer
8 TCX Suite Dell Wyse TCX Suite は、クラウドクライアントコンピュータの利点を提供する、単体のソフトウェアソリューションです。Dell Wyse TCX Suite のサポート対象となる環境は、Microsoft Remote Desktop Services、Citrix XenApp、Citrix XenDesktop、Teradici、および VMware Horizon View です。Dell Wyse TCX で使用される Collaborative Processing Architecture(CPA)によって、作業負荷がサーバ と Plug-n-Play USB デバイスに配分されます。TCX Suite は、確立されたソフトウェアプロトコルを使用して、クラウドクライアント コンピュータ環境に、画期的なマルチメディアおよびオーディオ技術を提供します。TCX 機能の詳細については、最新の『Dell Wyse TCX 管理者ガイド』を参照してください。 TCX Suite によって、鮮やかな Flash 動画の再生、マルチモニタ認識、鮮やかなマルチメディア再生、高品
9 Trusted Platform Module バージョン 2.0 Wyse 5070 シンクライアントは、Trusted Platform Module(TPM)バージョン 2.
– ディスクパーティションがフォーマットされると、ディスプレイ設定、ユーザー証明書、ワイヤレス設定(第 1 SSID は NVRAM に保管されているので除く)、クッキー、ミラーファイルサーバデータなど、一部のユーザー設定は失われます。
10 ThinOS の BIOS 管理 この付録では、デル標準 BIOS を搭載した ThinOS の BIOS 管理について説明します。 Wyse と Dell BIOS の BIOS 管理に一貫性をもたせるために、デル標準 BIOS の INI パラメータ Device=DellCmos が導入されます。 BIOS 設定にパスワードが設定されている場合は、設定を変更するには、パスワードの入力が必要になります。たとえば、設定を更新 する INI パラメータの後に、「CurrentPassword={}」を付ける必要があります。これは Dell BIOS には必須です。 BIOS 機能マトリックス 表 37.
主要要件 BIOS 管理の INI パラメータ Wyse 5070 シンクライアント INI で USB ポート管理 Device=cmos USBController={yes, はい no} Device=DellCmos USBRearPort={yes, no} USBFrontPort={yes, no} (Rear/Front for Dell BIOS only) INI で Admin ロックアップ管理 Device=DellCmos AdminLock= {yes, はい no} Wake on USB のサポート Device=DellCmos WakeOnUSB={yes, no} Wake On LAN Device=cmos WakeOnLan= {yes, はい no} Device=DellCmos WakeOnLan= {Disable, LAN, PXE} はい BIOS 設定のアクセス シンクライアントを起動すると、短時間、Dell のロゴが表示されます。ロゴが表示されている間に、F2 キーを押し続けます。 プロンプトが表示されたら、パスワード Fi
パラメータ デバイスブート 設定 – 毎日 – 平日 – 日を選択 • Wake-On-USB • USB ブート • PXE ブート INI パラメータとその使用法の詳細については、最新の『Dell Wyse ThinOS INI Reference Guide』を参照してください。 次が INI パラメータの例です。 • Device=DellCmos newpassword=1234567 または newpasswordenc=encrypted strings——パスワードが設定されていないと きに admin パスワードを作成するには、この INI パラメータを使用します。 • Device=DellCmos currentpassword=1234567 newpassword=""または currentpasswordenc=encrypted strings——既存のパ スワードをクリアするときは、この INI パラメータを使用します。 Wyse 5070 シンクライアントの BIOS のアップグレード このセクションでは、ThinOS を搭載した Wyse
11 セキュリティ 新しいグローバルセキュリティポリシーが、ThinOS 用に定義されました。このポリシーは、若干の例外はあるものの、すべてのセキ ュアな接続(https/SSL connections)に適用されます。 目的——セキュリティレベルをデフォルトで強化し、グローバル設定を追加することです。このセキュリティポリシーによって、各ア プリケーションのセキュリティ設定が統一されます。 表 39.
• Wyse Management Suite、Microsoft RDS ブローカー、Citrix ブローカー、および SecureMatrix は常に Full です。 File Server のデフォルトプロトコルは、WDM/DHCP/INI で設定されなければ FTP のままで、常にプロトコルプレフィックス付きのフ ルアドレスを表示します。ここでは例として ftp://を使用します。 新しいファームウェア/クライアントのデプロイ情報 • SecurityPolicy=Full または Warning の場合、ファームウェアを更新する前に、それぞれの File、View、AWS、WDM、Wyse Management Suite、OneSign、および/または Caradigm サーバから、ThinOS クライアントに証明書を追加する必要がありま す。 • プロトコルが設定されなければ、File Server のデフォルトプロトコルは引き続き FTP で、ftp prefix が自動的に追加されます。 エラーと警告には分かりやすく修正されたメッセージを表示 UI の変更はなく、セキュリティエ
警告セキュリティモードでは、次の警告メッセージが表示されます。 WDM サーバが https と設定されている場合は、サーバアドレスは http に変換されません。 • 以前のシナリオでは、WDM サーバが HTTPS なしで設定され、ローカル WDM サーバアドレスが HTTPS で指定されている場合、 システムはサーバアドレスを HTTP アドレスに変換します。 • 現在のシナリオでは、システムは WDM サーバアドレスを HTTP に変換しません。 トランスポート層セキュリティ トランスポート層セキュリティ(TLS)は、クライアントアプリケーションとサーバアプリケーション間の通信におけるセキュリティ を確保するプロトコルです。 トランスポート層セキュリティ(TLS)のアップグレード——ThinOS 8.2 リリースでは、TLS がバージョン 1.0 からバージョン 1.2 に アップグレードされました。デフォルトでは、ThinOS クライアントは通常 TLS 1.
Prime MD 840 スマートカードの既知の問題:最初のコンテナが使用されると、Xen ブローカーのログオンはエラーになります。 • • OMNIKEY スマートカードリーダー——次の OMNIKEY スマートカードリーダーはサポートされています。 – Omnikey 5427 CK(0x5427、0x076b)リーダーは、iclass15693、14443a、125k カードをサポート – Omnikey 5326 DFR(0x5326、0x076b)リーダーは、iclass15693 カードをサポート – Omnikey 5025 CL(0x502a、0x076b)リーダーは、125k カードをサポート – Ominkey 5325 CL, 5125(0x5125、0x076b)リーダーは、125k カードをサポート – Omnikey 5321 V2 CLi(0x532a、0x076b)リーダーは、13.56 MHz カードをサポート – Omnikey 5021 CL(0x5340、0x076b)リーダーは、13.
A 一元設定を使用したアップデートと設定の自動化 この付録では、3 つの簡単なステップで、ThinOS を実行するシンクライアントに自動的なアップデートと設定を提供する環境の設定 方法を説明します。 メモ: Dell Wyse シンクライアントには、デバイス管理ソフトウェアは必要ありません。Dell Wyse シンクライアントは、DHCP サーバから IP アドレス、およびファームウェアと設定手順がある場所を取得するよう設定されています。ただし、Wyse Device Manager(WDM)または Wyse Management Suite(WMS)を使用すると、シンクライアントをより詳細に管理できます。シンクラ イアントと WDM サーバまたは Wyse Management Suite との通信の設定方法については、『Dell Wyse ThinOS INI ガイド』の関 連する INI パラメータを参照してください。 自動アップデートおよび自動設定の設定方法 ThinOS を実行しているシンクライアントが正常に INI ファイルにアクセスし、サーバからシンクライアント自身をアップデートする には、I
オプション 説明 メモ 54 DHCP サーバ IP アドレス 推奨。 55 パラメータ要求リスト シンクライアントによって送信されます。 57 最大 DHCP オプション(常にシンクライアントによって送 信されます)。 メッセージサイズ 58 T1(更新)時間 オプションですが、推奨されます。 59 T2(再バインド)時間 オプションですが、推奨されます。 61 クライアント識別子 常に送信されます。 161 ファイルサーバ(ftp/http/https) オプションの文字列。ファイルサーバの名前ま たは IP アドレスのいずれかです。名前を指定す ると、オプション 6 で指定した DNS サーバによ って名前が解決されます。サーバが指定するオ プションが空白であるか、サーバがフィールド に値を指定しない場合は、DHCP サーバが存在 するマシンも、ファイルサーバであると仮定さ れます。 162 ファイルサーバ(ftp/http/https)へのル ートパス オプションの文字列。サーバが指定するオプシ ョンが空白で、サーバがフィールドに値を指定 しない場合
オプション 説明 メモ 166 WMS MQTT サーバ オプションの文字列。MQTT サーバの IP アドレ スを指定します。 167 WMS CA Validation オプションの文字列。 181 PNAgent/PNLite サーバのリスト オプションの文字列。シンクライアントは、サ ーバを使用してユーザーの Windows 資格情報を 認証し、検証された資格情報に対して有効な ICA 公開アプリケーションのリストを取得しま す。ユーザーはシンクライアントにログインす るときに、これらの資格情報を指定します。 182 PNAgent/PNLite の NT ドメインリスト オプションの文字列。シンクライアントは、オ プション 182 で提供された情報からドメインの プルダウンリストを作成します。このリスト は、DHCP オプションに指定した順序で、シン クライアントログインで表示されます(たとえ ば、指定された最初のドメインはデフォルトに なります)。選択したドメインは、ユーザーID とパスワードを認証する必要があります。選択 したドメインだけが、認証プロセスで使用され ま
オプション 説明 メモ 190 WDM セキュアポート オプションの番号、ワードまたは 2 バイト配 列。WDM との通信に、HTTP ではなく HTTPS を使用するために指定します。 192 WDM サーバポート オプションの番号、ワードまたは 2 バイト配 列。 メモ:このオプションの値は、オプション タグ 187 と同じ情報を表します。違いは、 ThinOS ではこのオプションタグの値が正 しい順序で解釈されることにあります(た とえば、値 0x0050 は 0x0050 と解釈され ます)。DHCP サーバがオプションタグ 192 と 187 の両方を提供する場合は、オプ ションタグ 192 が優先されます。 194 WDM FQDN オプションの WDM の完全修飾ドメイン名。 199 Wyse Management Suite のグループキ ー オプションの文字列。Wyse Management Suite エージェントの Wyse Management Suite グルー プ登録キーを入力できます。Wyse Management Suite が無効で、Wyse Ma
B 一般的な印刷設定の例 この付録では、印刷を行う一般的な状況でのプリンタ設定ダイアログボックスと ThinOS INI パラメータの使用例を説明します。「プ リンタセットアップの設定」での説明に加えて、これらの一般的なガイドラインにも従ってください。 重要: ホストベースのプリンタはサポートされていません。 以下の内容が含まれます。 • ローカルの USB プリンタまたはパラレルプリンタへの印刷 – – • Windows 以外のネットワークプリンタ(LPD)への印刷 – – • Windows ネットワークプリンタのためのプリンタ設定ダイアログボックスの使用 Windows ネットワークプリンタ(LPD)のための INI パラメータの使用 プリントサーバ(LPD)としてのシンクライアントの使用 – – • Windows 以外のネットワークプリンタ(LPD)のためのプリンタ設定ダイアログボックスの使用 Windows 以外のネットワークプリンタ(LPD)のための INI パラメータの使用 Windows ネットワークプリンタ(SMB)への印刷 – – • ローカルの USB プリンタ
a ポートの選択――LPT1 または LPT2 ポートを選択します。 b プリンタ名――プリンタのリストに表示する名前を入力します。USB に直接接続されたプリンタでは、ほとんどの場合、自 動的にプリンタ名が報告または入力されます。 プリンタ ID――大文字やスペースも含めて、Windows プリンタドライバの名前とまったく同じになるように、プリンタのタ イプまたはモデルを入力します。USB に直接接続されたプリンタでは、ほとんどの場合、自動的にプリンタ識別情報が報告 または入力されます。この例では、HP LaserJet 4000 Series PCL と入力します。 プリンタクラス――デフォルトのままでかまいません。 プリンタデバイスを有効にする――直接接続されたプリンタを有効にするために選択する必要があります。プリンタデバイ スを有効にして、リモートホストに表示します。 c d e 3 OK をクリックして設定を保存します。 ローカルの USB プリンタまたはパラレルプリンタのための INI パラメ ータの使用 ThinOS INI パラメータを使用してローカル印刷を設定すると、わかりやす
関連付けられたキューの名前を入力します。この名前は、ベンダーごとに変えることができます。このフィールドは必須 で、ネットワークプリンタが、送信されるプリンタジョブを正しく受け付けるために、正確に指定する必要があります。例 では、HP LaserJet 4200n PCL6 に対して、HP の Web サイトにあるドキュメントに従って、auto を使用できます。 メモ:ネットワーク上でプリンタが別のシンクライアントに接続されている場合、LPD キュー名は、プリンタが接続 されているシンクライアントのプリンタ名ボックスの内容と一致する必要があります。 f g プリンタクラス――デフォルトのままでかまいません。 プリンタデバイスを有効にする――プリンタを有効にするために選択する必要があります。プリンタデバイスを有効にし て、リモートホストに表示します。 Windows 以外のネットワークプリンタ(LPD)のための INI パラメータの使用 ThinOS INI パラメータを使用してネットワーク印刷を設定すると、わかりやすい簡単な方法で環境内のすべてのクライアント用にプリ ンタを設定できます(すべてのプリンタが同
c d e f 必要なドメイン資格情報を入力した後に、プリンタ設定ダイアログボックスが表示されます。 プリンタ名――プリンタのリストに表示する名前を入力します。 プリンタ ID――大文字やスペースも含めて、Windows プリンタドライバの名前とまったく同じになるように、プリンタのタ イプまたはモデルを入力します。 この例では、HP LaserJet 4100 Series PCL と入力します。 プリンタクラス――デフォルトのままでかまいません。 プリンタデバイスを有効にする――選択して、プリンタを有効にする必要があります。 このオプションにより、デバイスは有効になり、リモートホストで表示されます。 テスト印刷をクリックすると、Windows 資格情報を入力するよう求められます。この資格情報を使用して、プリンタ共有に アクセスします。このダイアログボックスは、このプリンタに印刷しようとするときにユーザーに表示されるダイアログボ ックスと同じです。 Windows ネットワークプリンタ(LPD)のための INI パラ メータの使用 ThinOS INI パラメータを使用して SMB 印刷を設定すると、わ
PrinterID="HP LaserJet 4100 Series PCL" \ Enabled=yes \ Username=$UN \ Password=$PW \ Domain=$DN プリントサーバとしてのシンクライアントの使用 ThinOS のシンクライアントを基本的なネットワークプリントサーバとして設定すると、他のシンクライアントとローカルプリンタを 共有できます。 LPD サービスの設定のためのプリンタ設定ダイアログボッ クスの使用 クラシックデスクトップモードでのみ、ネットワーク上でシンクライアントをプリンタサーバにして、LPD(Line Printer Daemon)サ ービスを提供するようシンクライアントを設定できます。次のように、LPD プリントサービスを提供するシンクライアントをセットア ップします。 プリンタ設定ダイアログボックスを使用して、LPD サービスを設定するには、次の操作を行います。 1 デスクトップメニューで、システム設定 > ネットワーク設定をクリックし、ネットワーク設定ダイアログボックスを開きます。 2 シンクライアントの静的 IP アドレスを入力します。
次に示すのは、INI パラメータの例です。 Printer = LPT1 \ Name="HP LaserJet 4000" \ PrinterID="HP LaserJet 4000 Series PCL" \ Enabled=yes \ EnableLPD = yes メモ:PrinterID は Windows プリンタドライバとまったく同じテキストになります。よって、Windows でプリンタドライバの名 前が HP LaserJet 4000 Series PCL という場合は、INI パラメータの PrinterID フィールドでも大文字やスペースを含めてまった く同じ名前にする必要があります。 ThinPrint の設定 ThinPrint 固有の設定は、シンクライアントでは使用できません。そのため、ThinPrint を使用可能にするには、ユーザーは最初にユー ザードキュメントに従ってプリンタをセットアップし、プリンタ設定ダイアログボックスを使用してシンクライアント上で ThinPrint を設定する必要があります。 ThinPrint を設定するには、次のガイドラインに従います。 • •
C 重要なメモ VNC RFB のバージョンのアップグレード——ThinOS 8.0_214 以降、VNC RFB のバージョンは 3.8 にアップグレードされました。こ のバージョンのアップグレードによって、DameWare などのアプリケーションがサポートされます。このため現在では管理者は、 DameWare または VNC Viewer を使用して、リモートから ThinOS デバイスを利用できます。8.
D トラブルシューティング このセクションでは、何らかの問題を経験したときに、実施できる基本的なトラブルシューティングについて説明します。 • ファームウェア/パッケージのアップデート:パッケージのアップデートでエラーになる場合、新しいバージョンのファームウェア にアップデート後動作しない(デスクトップに接続できない)場合、あるいはそれ以上のエラーがある場合の回避策としては、す べてのパッケージを削除し、リブートしてパッケージを再インストールします。 • Blast 接続:起動に問題がある場合、リモートデスクトップのステータスとネットワークのステータスを確認します。たとえば、ユ ニットを何度か再起動してみて、デスクトップが正常に接続されるか、などです。
E よくある質問 質問: RDP windows 10 セッションで USB リダイレクトを有効にする方法は? 回答——ポリシーを変更する必要があります。Computer Configuration > Administrative Templates > Windows Components > Remote Desktop Service > Remote Desktop Session Host > Device and Resource Redirection > Do not allow supported Plug and Play device redirection と順番に進み、このポリシーを無効にします。
F ファームウェアのインストール ファームウェアのインストールとは、シンクライアントに ThinOS ファームウェアをインストールする一連の作業です。ThinOS ファ ームウェアをインストールするには、次の方法のいずれか 1 つを使用します。 • File Transfer Protocol(FTP)Windows サーバ • HTTP/HTTPS Windows サーバ • Dell Wyse Management Suite バージョン 1.2 • Dell Wyse USB Imaging Tool バージョン 3.1.0 表 41.
る必要があります。 FTP サーバを使用した ThinOS ファームウェアのアップグレード: 1 www.dell.com/support にアクセスします。 2 お使いのシンクライアントのモデルに対応する、最新の ThinOS ファームウェアおよび最新の ThinOS パッケージをダウンロード します。ファームウェアとパッケージが圧縮された自己解凍形式(.EXE)または ZIP ファイル形式(.ZIP)の場合は、ファイルを 抽出します。 3 抽出したファームウェアファイルとパッケージは FTP サーバのそれぞれ C:¥inetpub¥ftproot¥WYSE¥wnos フォルダと C:¥inetpub¥ftproot¥WYSE¥wnos¥pkg に置きます。 C:¥inetpub¥ftproot¥WYSE¥wnos フォルダに、次の INI パラメータを持つ wnos.
IIS をインストールすると、デフォルトディレクトリ C:¥inetpub¥WWWroot が作成されますが、これは WWW ルートと呼ばれます。 WWWroot ディレクトリに、フォルダ WYSE とサブフォルダ wnos を作成します。 ディレクトリ構造は、 C:\inetpub\wwwroot\WYSE\wnos となる必要があります。 HTTP または HTTPS サーバを使用した ThinOS ファームウェアのアップグレード: 1 www.dell.com/support にアクセスします。 2 お使いのシンクライアントのモデルに対応する、最新の ThinOS ファームウェアおよび最新の ThinOS パッケージをダウンロード します。ファームウェアとパッケージが圧縮された自己解凍形式(.EXE)または ZIP ファイル形式(.ZIP)の場合は、ファイルを 抽出します。 3 抽出したファームウェアとパッケージは、HTTP または HTTPS サーバのそれぞれ C:\inetpub\wwwroot\WYSE\wnos フォルダと C:\inetpub\wwwroot\WYSE\wnos\pk
11 デバイス設定ペインで、ファームウェアのアップグレードをクリックし、この項目を設定するをクリックします。 12 プラットフォームタイプドロップダウンリストで、お使いのシンクライアントのモデルを選択します。 13 自動導入のためのファームウェアドロップダウンリストで、シンクライアントのモデルに対応するファームウェアファイルを選択 します。 14 保存して公開をクリックします。 シンクライアントが再起動され、ファームウェアのバージョンがアップグレードされます。 Dell Wyse USB Imaging Tool を使用したファーム ウェアのインストール Dell Wyse USB Imaging Tool バージョン 3.1.0 を使用して、シンクライアントに ThinOS Merlin のイメージをインストールしま す。インストール手順の詳細については、downloads.dell.com/wyse/USBFT/3.1.0/の『Dell Wyse USB Imaging Tool version 3.1.