SCv3000 および SCv3020 ストレージシステム オーナーズマニュアル
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2017 ~ 2018 Dell Inc. またはその関連会社。All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、 それぞれの所有者の商標である場合があります。 2018 - 11 Rev.
目次 このマニュアルについて......................................................................................................................................... 5 改訂履歴............................................................................................................................................................................. 5 対象読者.............................................................................................................................................................................
ライザー 1...................................................................................................................................................................... 26 I/O カード..................................................................................................................................................................... 28 メザニンカード.........................................................................................................................................................
前書き このマニュアルについて このマニュアルでは、SCv3000 および SCv3020 ストレージシステム の機能および技術仕様について説明しています。 改訂履歴 文書番号:680-137-001 リビジョン 日付 説明 A 2017 年 10 月 初版発行 B 2018 年 4 月 不足していた FRU を追加 C 2018 年 11 月 電源インレットタイプを追加 対象読者 このマニュアルで提供されている情報は、Dell エンドユーザーを対象としています。 Dell へのお問い合わせ Dell では、オンラインおよび電話ベースのサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。サポートとサービスは国および製品によって異なり、お住 まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。 セールス、テクニカルサポート、またはカスタマサービスに関する問題について Dell にお問い合わせ頂く場合は、Dell.
1 SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムハード ウェア SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムは、Dell Enterprise Plus Value ドライブ、冗長電源装置 / 冷却ファンモジュール 2 台、冗長ストレージ コントローラ 2 台とともに出荷されます。各ストレージコントローラは、ストレージシステムのフロントエンド、バックエンド、管理通信ポートで構成されていま す。 SCv3000 および SCv3020 ストレージシステム前面パネル 図 ストレージシステムの前面パネルには、電源およびステータスインジケータ、システム識別ボタンが含まれます。 さらに、ハードドライブの取り付けと取り外しはストレージシステムシャーシの前面から行います。 図 1.
項目 名前 アイコン 説明 • 3 青色の点滅(連続) – ユーザーがストレージシステムにコマンドを送信して、ラック内のスト レージシステムを識別できるよう LED が点滅しました。 識別ボタン • • 4 ハードドライブ オレンジの点滅 – 障害が検出されました — 識別 LED がシャーシのコントロールパネルで点滅し、ラックの前面を見たときにストレー ジシステムを見つけられます。 ストレージコントローラの識別 LED も点滅し、これにより、ラックの背面を見たときにスト レージシステムを見つけられます。 最大 30 台の内蔵 2.5 インチ SAS ハードドライブを搭載できます SCv3000 および SCv3020 ストレージシステム背面パネル 図 ストレージシステムの背面パネルには、ストレージコントローラインジケータと電源装置インジケータがあります。 図 2.
項目 名前 アイコン 説明 3 電源スイッチ(2) — ストレージシステムの電源を制御します。電源装置 / 冷却ファンモジュールごとに 1 個の電 源スイッチがあります。 4 電源装置 / 冷却ファンモジ ュール LED ハンドル — 電源装置 / 冷却ファンモジュールのハンドルは、電源装置およびファンの DC 電源ステータ スを示します。 電源ソケット(2) 5 — • 点灯していない – 電源が切れています • 緑色の点灯 – 電源装置に有効な電源があり、動作しています。 • 橙色の点滅 – 電源装置にエラー状態が発生しています。 • 緑色の点滅 – ファームウェアがアップデートされています。 • 緑色の点滅、その後消灯 – 電源装置の不一致 次の標準のコンピュータ電源コードを使用できます。 • IEC320-C13(世界各地での展開に対応) • IEC60320-C19(日本での展開に対応) SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムドライブ SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムは、Dell Enterpri
Storage Manager ではデバイスが XX-YY として識別されます。XX はストレージシステムのユニット ID の番号で、YY はストレージシステム内部のドライ ブの位置を表します。 図 4. SCv3000 ストレージシステムドライブの番号付け 図 5. SCv3020 ストレージシステムドライブの番号付け SCv3000 および SCv3020 ストレージコントローラの機能 とインジケータ SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムには 2 つのインタフェーススロットに 2 台のストレージコントローラが搭載されています。 SCv3000 および SCv3020 ストレージコントローラ 次の図は、ストレージコントローラの機能とインジケータを示しています。 図 6.
項目 コントロール / 機能 アイコ ン 説明 – • すべて消灯 – 電源が切れています – すべて点灯 – 起動中 – 橙色の点滅 – 4 Gbps アクティビティ – 緑色の点滅 – 8 Gbps アクティビティ – 黄色の点滅 – 16 Gbps アクティビティ – 橙色と黄色の点滅 – ビーコン – すべての点滅(同時) – ファームウェアが初期化されました – すべての点滅(交互) – ファームウェア障害 32 GB ファイバチャネルポートの LED には、次の意味があります。 – すべて消灯 – 電源が切れています – すべて点灯 – 起動中 – 橙色の点滅 – 8 Gbps アクティビティ – 緑色の点滅 – 16 Gbps アクティビティ – 黄色の点滅 – 32 Gbps アクティビティ – 橙色と黄色の点滅 – ビーコン – すべての点滅(同時) – ファームウェアが初期化されました – すべての点滅(交互) – ファームウェア障害 iSCSI I/O カード – ポートには、左から右に 1 から 4 の番号が付けら
項目 コントロール / 機能 アイコ ン 説明 • 5 シリアルポート(マイクロ USB) 6 MGMT ポート – 緑色でゆっくり点滅(2 秒点灯、1 秒消灯) – オペレーティングシステムが起動中 – 緑色で点滅(1 秒点灯、1 秒消灯) – システムがセーフモード – 緑色の高速点滅(毎秒 4 回)– ファームウェアをアップデート中 緑色の点灯 – 正常に動作中 テクニカルサポートの監視の下でシステムのトラブルシューティングとサポートを行うために使 用されます。 — ストレージシステムの管理および Storage Manager へのアクセスに使用される Ethernet ポートです。 ポートにある 2 つの LED は、リンクステータス(左 LED)とアクティビティステータス(右 LED)を示します。 • • • • リンクインジケータおよびアクティビティインジケータが消灯 – ネットワークに接続されてい ません リンクインジケータが緑色 – NIC は、最大ポート速度で有効なネットワークに接続され ています。 リンクインジケータがオレンジ – NIC は、最大ポート
2 ストレージシステムコンポーネントの交換 この章では、SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムのコンポーネントの取り外し方法と取り付け方法について説明します。交換用のコンポーネン トが手元にあり、いつでも取り付け作業を開始できる状態にあることを前提としています。 安全に関する注意事項 けがを防ぎ、Storage Center 機器への損傷を避けるため、常にこれらの安全に関する注意事項に従ってください。 本ガイドで説明されている機器を Dell が指定する以外の方法で使用した場合、機器によって提供される保護機能が損なわれることがあります。お客 様の安全と保護のため、以下の項に説明されているルールをお守りください。 メモ: 各 Storage Center コンポーネントに同梱されている、安全および認可機関に関する情報を参照してください。保証情報は、別の文書に 掲載されています。 取り付け時の安全に関する注意事項 SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムを取り付けるときは、これらの安全に関する注意事項に従ってください。 • Dell では、ラックへの SCv3000 お
静電気放出に関する注意 けがを防ぎ、Storage Center 機器への損傷を避けるため、常に静電気放電(ESD)の注意事項に従ってください。 静電気放出 (ESD) は、、2 つの異なる電荷の物体が接触することによって発生します。その結果として生じる静電放電は、電子コンポーネントやプリン ト基板を損傷する場合があります。お使いの機器を ESD から保護するため、次のガイドラインに従ってください。 • Dell シャーシ内部にあるコンポーネントの作業を行う間は、静電マットと静電ストラップを常に使用することをはお勧めしています。 • プラグインモジュールとコンポーネントの取り扱い時には、ESD に関する通常の注意事項のすべてに従うようにしてください。 • 適切な ESD 防止用のリストストラップまたはアンクルストラップを使用してください。 • バックプレーンコンポーネントおよびモジュールコネクタとの接触を避けてください。 • すべてのコンポーネントとプリント基板(PCB)は、使用準備が整うまで静電気防止バッグ内に保管するようにしてください。 一般的な安全に関する注意 けがを防ぎ、Stora
Storage Center の動作モードのメンテナンスモードへの変更 コンポーネントを交換する前に、Storage Center の動作モードをメンテナンスモードに変更します。 1 Dell Storage Manager を使用して、Storage Center に接続します。 2 サマリ タブで 設定の編集 をクリックします。Storage Center 設定の編集 ダイアログボックスが開きます。 3 全般 タブをクリックします。 4 動作モード フィールドで、メンテナンス を選択します。メンテナンス を選択すると、アラートが通常の動作中に発生するアラートと区別されます。 5 OK をクリックします。 ストレージシステムおよび拡張エンクロージャのシャットダウン 交換用コンポーネントがホットスワップ対応ではない場合は、Dell Storage Manager を使用して、ストレージシステムと拡張エンクロージャをシャットダウン します。ストレージシステムと拡張エンクロージャをシャットダウンするとシステムが停止するため、これらの手順はメンテナンス期間中に実行するように計画 してください。
図 7.
図 9. SCv3020 ストレージシステムドライブの番号付け 故障したドライブの識別 どのドライブに障害が発生したかを確認するには、Dell Storage Manager を使用します。 1 ハードウェア タブをクリックします。 2 ハードウェア タブのナビゲーションペインで、エンクロージャ ノードを選択します。 3 ディスク タブをクリックします。 4 ステータスが Down のドライブを見つけます。 5 名前 行からドライブの場所を記録します。 故障したドライブの取り外し この手順を使用して、SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムから故障したドライブを取り外します。 前提条件 • ドライブを取り外す前に、以下のアラートが Dell Storage Manager の アラート タブに表示されることを確認します。 Drive # is ready to be removed.
次の手順 1 前面ベゼルをストレージシステムに取り付けます。 2 Dell Storage Manager を使用して、Storage Center の設定を編集し、Storage Center の動作モードを本番モードに設定します。 3 Dell Storage Manager を使用して、SupportAssist の情報をテクニカルサポート へ送信します。 電源装置と冷却ファンモジュール SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムは、2 台のホットスワップ可能な電源装置 / 冷却ファンモジュールをサポートします。 ストレージシステムを冷却する冷却ファンと電源装置は、電源装置 / 冷却ファンモジュールに統合されており、個別に交換することはできません。1 台の 電源装置 / 冷却ファンモジュールに障害が発生しても、2 台目のモジュールが引き続きストレージシステムに電力を供給します。 メモ: 電源装置 / 冷却ファンモジュールに障害が発生した場合、十分な冷却能力を提供するために残りのモジュールの冷却ファン速度が大幅 に上昇します。新しい電源装置 / 冷却ファンモジュールが取り付けら
モジュールのオーバーヒートを防ぐには、3 分以内に交換します。 2 LED ハンドルへの電源ケーブルを固定しているマジックテープストラップを取り外し、電源ケーブルを電源装置 / 冷却ファンモジュールから外します。 図 10. 電源ケーブルからのマジックテープストラップの取り外し 3 電源装置 / 冷却ファンモジュールにあるリリースタブを右側に押し、ハンドルを使用してモジュールをスライドさせてシャーシから取り出します。 注意: 電源装置 / 冷却ファンモジュールには重量があります。けがを避けるため、モジュールを取り外すときは両手を使用してください。 図 11.
メモ: ストレージシステムが電源装置 / 冷却ファンモジュールを認識し、そのステータスを判断するまで数秒待ちます。電源装置 / 冷却フ ァンモジュールが正常に機能している場合は、AC 電源ステータスインジケータが緑色に点灯し、3 つの障害インジケータが消灯します。 8 Dell Storage Manager で、交換した電源装置が認識され、稼動中と表示されていることを確認します。 次の手順 1 Dell Storage Manager を使用して、Storage Center の設定を編集し、Storage Center の動作モードを本番モードに設定します。 2 Dell Storage Manager を使用して、SupportAssist の情報をテクニカルサポート へ送信します。 ストレージコントローラ この手順を使用して、シャーシからストレージコントローラを取り外します。 ストレージコントローラまたはその内部のコンポーネントが故障した場合は、ストレージコントローラを取り外します。 注意: 各ストレージコントローラのカバーにあるラベルは、ストレージコントローラを取り付けるスロットを示しま
図 12.
図 13.
次の手順 Dell Storage Manager を使用して、SupportAssist の情報を、テクニカルサポート へ送信します。 故障したストレージコントローラの交換 故障したストレージコントローラを交換用ストレージコントローラと交換します。 前提条件 注意: 両方のストレージコントローラの電源を切らないでください。故障したストレージコントローラの電源が切断されたとき、他のストレージコ ントローラが動作を続けます。両方のストレージコントローラの電源が誤って切断された場合は、故障したストレージコントローラを交換する前 にストレージシステムを再起動します。 このタスクについて ストレージコントローラのカバーは、ストレージコントローラが動作するスロットを示します。 • ストレージコントローラ 1 は、上部のスロットになります。 • ストレージコントローラ 2 は、下部のスロットになります。 手順 1 ストレージコントローラに接続されたすべてのケーブルにラベルがあることを確認します。 2 故障したストレージコントローラからケーブルを外します。 3 シャーシから故障したストレージコントローラを取
次の手順 1 Dell Storage Manager を使用して、Storage Center の設定を編集し、Storage Center の動作モードを本番モードに設定します。 2 Dell Storage Manager を使用して、SupportAssist の情報をテクニカルサポート へ送信します。 ストレージコントローラのカバー ストレージコントローラのカバーは、ストレージコントローラ内部のコンポーネントを保護します。 ストレージコントローラのカバーの取り外し ストレージコントローラのカバーを取り外して、内部のコンポーネントにアクセスします。 1 ストレージコントローラのカバーにある青色のタッチポイントを押して、カバーを後方にスライドします。 2 カバーの両側をつかみ、カバーをストレージコントローラから慎重に持ち上げて取り外します。 注意: カバーのない状態でストレージコントローラを操作しないでください。カバーが開いた状態でストレージコントローラをシャーシに戻 さないでください。 図 14.
ストレージコントローラのカバーの交換 ストレージシステムシャーシに再挿入する前に、ストレージコントローラのカバーを交換します。 1 ストレージコントローラの上にカバーをセットします。 2 所定の位置にロックされるまで、ストレージコントローラの背面に向かってカバーをスライドさせます。 注意: カバーのない状態でストレージコントローラを操作しないでください。 図 15.
前提条件 • Dell Storage Manager を使用して、SupportAssist の情報を、テクニカルサポート へ送信します。 • Dell Storage Manager を使用して、Storage Center 設定を編集し、Storage Center の動作モードをメンテナンスモードに設定します。 手順 1 Dell Storage Manager を使用してストレージコントローラをシャットダウンします。 2 ストレージコントローラに接続されたすべてのケーブルにラベルがあることを確認します。 3 シャットダウンされたストレージコントローラからケーブルを外します。 4 シャーシからストレージコントローラを取り外します。 注意: ストレージシステムのサーマルシャットダウンを防止するため、サービスバッフルは、ストレージコントローラを取り外してから 3 分以内 に取り付ける必要があります。 5 シャーシの空きスロットにサービスバッフルを取り付けます。 6 ストレージコントローラのバッテリ LED がオフになっていることを確認します。LED がオフになるには数秒かかる場合
手順 1 ストレージコントローラ内のバッテリーケージの上にバッテリバックアップユニットをセットします。 2 バッテリの面と揃うまでハンドルを下げます。 バッテリはケージコネクタの中にスライドします。 3 シャーシからサービスバッフルを取り外します。 注意: ストレージシステムのサーマルシャットダウンを防止するため、ストレージコントローラは、サービスバッフルを取り外してから 3 分以内 に取り付ける必要があります。 4 シャーシにストレージコントローラを取り付けます。 5 ケーブルをストレージコントローラに再接続します。 6 Dell Storage Manager の ハードウェア タブから、ストレージコントローラの交換ステータスをクリアします。 手順については、 『Storage Manager Administrator’s Guide』(Storage Manager 管理者ガイド)を参照してください。 次の手順 • Dell Storage Manager を使用して、Storage Center の設定を編集し、Storage Center の動作モードを本番モードに設定します
図 17.
次の手順 1 Dell Storage Manager を使用して、Storage Center の設定を編集し、Storage Center の動作モードを本番モードに設定します。 2 Dell Storage Manager を使用して、SupportAssist の情報をテクニカルサポート へ送信します。 I/O カード ストレージコントローラは、1 つの PCI スロットの I/O カードをサポートしています。 フロントエンド接続では、次のタイプの I/O カードを使用できます。 • ファイバチャネル • iSCSI • SAS ライザー 1 からの I/O カードの取り外し この手順を使用して、ライザー 1 から I/O カードを取り外します。 前提条件 • Dell Storage Manager を使用して、SupportAssist の情報を、テクニカルサポート へ送信します。 • Dell Storage Manager を使用して、Storage Center 設定を編集し、Storage Center の動作モードをメンテナンスモードに設定します。 手順 1
図 18.
図 19. ライザー 1 上の I/O カードコネクタの場所 1 3 カードコネクタ カードエッジコネクタを I/O カードコネクタにしっかりと挿入し、カードを固定します。 注意: I/O カードが I/O カードコネクタに完全に装着されていることを確認してください。I/O カードがコネクタにしっかり挿入されていない と、SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムで予期しない障害が発生する可能性があります。 4 I/O カードリテイナの面が I/O カードの背面と合うようにリテイナを回します。 図 20.
8 ラッチを下げてライザーを所定の位置に保持します。 9 ストレージコントローラのカバーを交換します。 10 シャーシからサービスバッフルを取り外します。 注意: ストレージシステムのサーマルシャットダウンを防止するため、ストレージコントローラは、サービスバッフルを取り外してから 3 分以内 に取り付ける必要があります。 11 シャーシにストレージコントローラを取り付けます。 12 ケーブルをストレージコントローラに再接続します。 13 Dell Storage Manager の ハードウェア タブから、ストレージコントローラの交換ステータスをクリアします。 手順については、 『Storage Manager Administrator’s Guide』(Storage Manager 管理者ガイド)を参照してください。 次の手順 1 Dell Storage Manager を使用して、Storage Center の設定を編集し、Storage Center の動作モードを本番モードに設定します。 2 Dell Storage Manager を使用して、SupportAs
図 21.
図 22.
ラックレール ラックレールは、ストレージコントローラをラックに取り付けるために使用します。 ラックレールの取り外し 前提条件 1 SupportAssist を使用して、テクニカルサポート に診断データを送信します。 2 Storage Manager Client を使用してストレージシステムをシャットダウンします。 このタスクについて メモ: ラックレールの交換は、Storage Center システムがネットワークで使用できない、スケジュールされたメンテナンス時間中に実行する必要 があります。 手順 1 すべてのケーブルにラベルが付けられていることを確認してください。 2 ストレージシステムからすべてのケーブルを外します。 3 シャーシをラックに固定しているシャーシ耳のネジを緩めます。 図 23.
手順 1 ラックに交換用ラックレールを取り付けます。 2 ストレージシステムをラックに取り付けます。 3 シャーシをラックに固定しているシャーシ耳のネジを締めます。 図 24.
3 SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムの技術 仕様 この付録には、SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムの技術仕様が含まれます。 技術仕様 次の表は、SCv3000 および SCv3020 ストレージシステムの技術仕様を示したものです。 ドライブ SAS ハードドライブ SCv3000 最大 16 台の 3.5 インチホットスワップ対応ハードドライブ(12 Gb SAS) SCv3020 最大 30 台の 2.
背面パネルポートコネクタ(ストレージコントローラごと) メモ: SAS コネクタは SFF-80644 に準拠しています。 シリアルコネクタ(micro USB) 初期設定およびサポート限定機能に使用 LED インジケータ 前面パネル ハードドライブキャリア ストレージコントローラ 電源装置 / 冷却ファン • システムステータス用の 2 色 LED インジケータ(1 個) • 電源ステータス用の単色 LED インジケータ、1 個 • 単色 LED 付き識別ボタン • 単色のアクティビティ LED(1 個) • 各ドライブにつき 2 色の LED ステータスインジケータ 1 個 • アクティビティおよびリンクスピードを示す単色 LED(Ethernet ポートごとに 2 個) • ポートアクティビティおよびステータスを示す 2 色 LED(SAS コネクタごとに 1 個) • ステータスを示す単色 LED(1 個) • システム障害を示す単色 LED(1 個) • システム識別用の単色 LED(1 個) 電源装置および冷却ファンのステータスを示す 2 色 L
寸法 重量概算(最大構成) SCv3000 45 kg SCv3020 43 kg 重量概算(ドライブなし) 32.5 kg(72 ポンド) 環境 特定のストレージシステム構成における環境測定値の詳細については、dell.com/environmental_datasheets を参照してください。 温度 動作時 1 時間当たり最大 20 °C(36 °F)の温度変化で 10~35 °C(50~95 °F) 35 °C を超える温度での動作はデータロスの原因になる可能性があります ストレージ 最大高度 12,000 m(39,370 ft)で–40~65°C(–40~149°F) 相対湿度 動作時 最大露点 26 °C(78.8 °F)で 10~80%(結露しないこと) ストレージ 最大露点 33°C(91°F)で 5~95%(結露しないこと) 最大振動 動作時 0.26 Grms(5 ~ 350 Hz)(全可動方向) ストレージ 1.88 Grms(10 ~ 500 Hz)で 15 分間(全 6 面で検証済) 最大衝撃 動作時 パルス持続時間 2.