Dell Storage Compellent Integration Tools for VMware 管理者ガイド バージョン 3.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2016 - 2018 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。Dell、EMC、およびその他の商標は Dell Inc.またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である可能性があります。 2018 - 01 Rev.
目次 前書き............................................................................................................................................................... 5 リビジョン履歴....................................................................................................................................................................... 5 対象読者...................................................................................................................................................................
VASA プロバイダの再スタート.......................................................................................................................................22 VASA プロバイダログファイルの保存............................................................................................................................. 22 RMSV のトラブルシューティング.......................................................................................................................................... 22 RMSV の再スタート........................................
前書き 前書き 本書は、Compellent Integration Tools for VMware(CITV)のインストールおよび以下のアプリケーション設定の手順を提供しています。 • Dell VASA プロバイダ • Dell Replay Manager Service for VMware(RMSV) • Dell Storage vSphere Web Client Plugin トピック: • リビジョン履歴 • 対象読者 • 関連する出版物 • Dell サポートへのお問い合わせ リビジョン履歴 文書番号:680-079-004 表 1. リビジョン履歴 リビジョン 日付 説明 A 2016 年 3 月 CITV バージョン 3.
Replay Manager のインストール方法およびサーバー上のデータのバックアップおよび復元のためのソフトウェア使用方法を説明しています。 • 『Storage Center System Manager Administrator’s Guide』(Storage Center System Manager 管理者ガイド) Storage Center System Manager を使用して、Storage Center 上のストレージの設定と管理を行う方法について説明しています。 Dell サポートへのお問い合わせ デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、 国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへのお問い合わせは、 dell.
1 CITV のインストール CITV は、Dell Storage アプリケーションを VMware vSphere 環境に統合する仮想アプライアンスです。 CITV のご紹介 CITV は、Dell VASA プロバイダ、Replay Manager Service for VMware、vSphere Web Client Plugin の、VMware vSphere との統合を行います。 • Dell VASA プロバイダは、Storage Center の利用可能なストレージトポロジ、機能、およびステータスに関する情報を収集し、この情報を VMware vCenter に渡して、vSphere クライアントがアクセスできるようにします。この情報により、VMware vCenter Administrator は、新しい仮想マシンを 配置するデータストアを選択するときに、インテリジェントな決定を下すことができます。Dell VASA プロバイダを設定、登録、および使用するには、 VASA プロバイダ を参照してください。 • Dell Replay Manager Service for V
Next(次へ) をクリックします。 6 End User License Agreement(エンドユーザー使用許諾契約)ページが表示されます。 7 使用許諾契約を読み、Accept(同意する)をクリックします。 8 Next(次へ) をクリックします。 Name and Location(名前および場所)ページが表示されます。 仮想アプライアンスの名前および場所を指定します。 9 • (オプション)Name(名前)フィールドで仮想アプライアンスの名前を変更します。仮想アプライアンスのデフォルト名は、Compellent Integration Tools for VMware です。 • (オプション)Inventory Location(インベントリの場所)ペインで、仮想アプライアンスを導入するフォルダを選択します。 10 Next(次へ) をクリックします。 11 仮想アプライアンスを導入するホストまたはクラスタを選択します。 Host/Cluster(ホスト / クラスタ) ページが表示されます。 クラスタを選択した場合、Next(次へ)をクリックして仮想アプライアンスを導入す
6 時刻または日付が正しくない場合は、適切なフィールドに正しい時刻または日付を入力します。 7 OK をクリックします。 8 View(表示) > Inventory(インベントリ) > VMs and Templates(VM およびテンプレート) の順に選択します。 Virtual Machines & Templates(仮想マシンおよびテンプレート) ビューが開きます。 9 CITV 仮想アプライアンスファイルを右クリックし、Edit Settings(設定の編集)を選択します。 Virtual Machine Properties(仮想マシンのプロパティ) ダイアログボックスが開きます。 10 Options(オプション)タブをクリックして、VMware Tools(VMware ツール)オプションを選択します。 11 Synchronize guest time with host(ゲストの時刻をホストと同期する) チェックボックスが選択されていることを確認します。 12 OK をクリックします。 CITV へのログイン CITV にログインするには、vSphere C
CITV のタイムゾーン設定 1 CITV にログインします。 2 CLI プロンプトで、1 と入力し、Enter を押します。 3 地理的な場所を使用してタイムゾーンを指定します。 4 正しいタイムゾーンが表示されたら、1 と入力し、Enter を押して変更を保存します。 5 タイムゾーンが設定されたら、Enter を押してメインメニューに戻ります。 関連するリンク CITV へのログオン CITV のネットワーク設定 1 CITV にログインします。 2 CLI プロンプトで、2 と入力し、Enter を押します。 3 CITV のホスト名を入力して Enter を押します。 4 管理ネットワークの CITV IP アドレスを入力して、Enter を押します。 5 管理ネットワークのネットワークマスクを入力して Enter を押します。 6 管理ネットワークのゲートウェイ IP アドレスを入力して、Enter を押します。 7 管理ネットワークの DNS サーバー IP アドレスを入力して、Enter を押します。 8 第 2 の DNS サーバーを指定
現在のバージョンの CITV の表示 1 CITV にログインします。 2 CLI プロンプトで、15 と入力し、Enter を押します。次のオプションが表示されます。 ------------------------------------------1. Appliance version 2. Check for updates 3. Install update 4. Return to main menu Enter selection [1 - 4]: 3 1 を入力して Enter を押します。仮想アプライアンスの現在のバージョンが表示されます。 Version - 03.xx.xx.xxx Description - Updates to the Dell Compellent Integration Tools for VMware appliance press [enter] to continue...
手順 1 CITV にログインします。 CLI プロンプトで、15 と入力し、Enter を押します。次のオプションが表示されます。 ------------------------------------------1. Appliance version 2. Check for updates 3. Install update 4.
関連するリンク CITV へのログオン 仮想アプライアンスへのアップデートのコピー 1 デルテクニカルサポートに問い合わせて、最新の DellCitvUpdate.zip ファイルを取得します。 2 インターネットにアクセスできるコンピュータを使用して、仮想アプライアンスのオペレーティングシステムである、CentOS リリース 5.11 の unzip ツールを ダウンロードしてください。 3 セキュアコピー(SCP)を使用して DellCitvUpdate.zip ファイルをコピーし、ローカルコンピュータから仮想アプライアンスに RPM ファイルを解凍しま す。 4 CITV にログインします。 5 99 と入力して Enter を押し、インタラクティブシェルにアクセスします。 6 unzip ツールをインストールするには、次のコマンドを入力します。 rpm -ivh [unzip_package_name].
2 VASA プロバイダ Dell VASA プロバイダは、Storage Center の使用可能なストレージトポロジ、機能、状態に関する情報、ならびに Storage Center のイベントおよびア ラートを収集します。VASA プロバイダはこの情報を VMware vCenter に伝達し、vSphere クライアントがアクセスできるようします。この情報によって、 VMware vCenter の管理者は、新規仮想マシンを配置するデータストアの選択において、情報に基づく判断を行うことができます。 VASA プロバイダの設定 前提条件 • Enterprise Manager Data Collector が Storage Center と通信していることを確認してください。 • CITV を展開し、タイムゾーンおよびネットワーク設定を設定します。 • Enterprise Manager Data Collector のホスト名または IP アドレスを特定します。 • Enterprise Manager Data Collector のウェブサーバーポート番号を特定します。デフォル
VASA プロバイダの登録 VMware vCenter Server および VASA プロバイダ間の接続を確立するには、Dell VASA プロバイダを登録する必要があります。VASA プロバイダの登 録後、VMware vCenter は 10 秒ごとに VASA プロバイダからのアラームデータを収集します。また、VASA プロバイダおよび VMware vCenter 間のデー タを手動で同期させるのに、Sync(同期) コマンドを使用することができます。 メモ: VASA プロバイダを登録するには、CITV アプライアンスは vCenter Server への DNS の解決を検証する必要があります。CITV CLI は、VASA プロバイダの登録を許可する前に DNS 設定の検証を求めるプロンプトを表示します。 VMware vCenter への VASA プロバイダの登録 1 vSphere Client を起動して、VMware vCenter Server に接続します。 2 View(表示) > Administration(管理) > Storage Providers(ストレー
ベンダープロバイダ詳細の検証 Dell VASA プロバイダが登録されたら、ベンダープロバイダリストから新しく作成されたストレージプロバイダを選択し、以下のベンダー ID およびモデル ID が Vendor Provider Details(ベンダープロバイダ詳細)ペインの表に表示されていることを確認します。 • Supported Vendor IDs(対応ベンダー ID)- COMPELNT • Supported Model IDs(対応モデル ID)- Compellent Vol ID が表示されない場合、Dell VASA プロバイダが正しく登録されていることを確認します。 VASA プロバイダ情報の使用 VASA プロバイダが収集するストレージ情報によって、VMware vCenter 管理者はストレージ管理を行うことができます。 プロファイル駆動型およびポリシーベースのストレージ VASA Provider では、パフォーマンス別にボリュームを分類してその情報をストレージプロファイルに格納するプロファイル駆動型ストレージがサポートされま す。プロファイル駆動型ストレージには、次の
ストレージプロファイル 説明 容量、RAID 5/6、レプリケーション済み 7 K ドライブ、RAID 5 または RAID 6、ボリュームはレプリケーション元 容量、RAID 10 7 K ドライブ、RAID 10 容量、RAID 10、レプリケーション済み 7 K ドライブ、RAID 10、ボリュームはレプリケーション元 容量、マルチ RAID 7 K ドライブ、複数 RAID レベル 容量、マルチ RAID、レプリケーション済み 7 K ドライブ、複数 RAID レベル、ボリュームはレプリケーション元 パフォーマンス、RAID 5/6 15 K または 10 K ドライブ、RAID 5 または RAID 6 パフォーマンス、RAID 5/6、レプリケーション済み 15 K または 10 K ドライブ、RAID 5 または RAID 6、ボリュームはレプリケ ーション元 パフォーマンス、RAID 10 15 K または 10 K ドライブ、RAID 10 パフォーマンス、RAID 10、レプリケーション済み 15 K または 10 K ドライブ、RAID 10、ボリュ
3 Replay Manager Service for VMware Replay Manager Service for VMware(RMSV)は、Replay Manger による VMware vCenter との通信、および Dell Storage Center 上で安定し た VMware 仮想マシンとデータストアとの Replay を実現します。 RMSV の設定 Replay Manager が VMware vCenter と通信を行うためには、RMSV に VMware vCenter Server に関する情報を設定する必要があります。 前提条件 注意: 複数の CITV 仮想アプライアンス上で RMSV の複数のインスタンスが単一の VMware vCenter Server と通信するように設定されて いる場合、VMware ESXi ホスト上でエラーが発生する可能性があります。RMSV の各インスタンスは、異なる VMware vCenter Server と 通信するように設定する必要があります。 • CITV を展開し、タイムゾーンおよびネットワーク設定を設定します。
4 Dell Storage vSphere Web Client Plugin Dell Storage vSphere Web Client Plugin は、VMware vSphere Web Client で、ストレージ Administrator に Dell ストレージを管理する機能を提供 するプラグインです。 Dell Storage vSphere Web Client Plugin のインストール Dell Storage vSphere Web Client Plugin をインストールするには、VMware vCenter にプラグインを登録します。 前提条件 • CITV を展開し、タイムゾーンおよびネットワーク設定を設定します。 • VMware vCenter Server のホスト名または IP アドレスを特定します。 • 管理者権限を持つ VMware vCenter ユーザーのユーザー名およびパスワードを特定します。 • Enterprise Manager Data Collector が Storage Center と通信していることを確認してください
vSphere Web Client Plugin の削除 vSphere Web Client Plugin を削除するには、プラグインの登録を VMware vCenter から外します。 前提条件 • VMware vCenter Server のホスト名または IP アドレスを特定します。 • 管理者権限を持つ VMware vCenter ユーザーのユーザー名およびパスワードを特定します。 手順 1 CITV にログインします。 2 CLI プロンプトで、6 と入力し、Enter を押します。 3 VMware vCenter のホスト名または IP アドレスを入力して、Enter を押します。 4 管理者権限を持つ VMware vCenter ユーザーのユーザー名を入力して、Enter を押します。 5 管理者権限を持つユーザーのパスワードを入力して Enter を押します。 6 y を入力して Enter を押し、vSphere Web Client Plugin を削除します。 7 vSphere Web Client Plugin を削除した後、Enter を
A CITV アプリケーションのトラブルシューティング CITV アプリケーションでの問題を処理する方法: • Dell VASA プロバイダの問題をトラブルシューティングするには、VMware vCenter および VASA プロバイダのトラブルシューティング手順のアラートお よびイベントを使用します。 • Dell Replay Manager Service for VMware の問題をトラブルシューティングするには、RMSV トラブルシューティング手順を使用します。 • Dell Storage vSphere Web Client Plugin の問題をトラブルシューティングするには、vSphere Web Client Plugin のトラブルシューティング手順を使 用します。 トピック: • VASA アラートおよびイベント表示 • VASA プロバイダのトラブルシューティング • RMSV のトラブルシューティング • vSphere Web Client Plugin のトラブルシューティング VASA アラートおよびイベント表示 VASA プロバイダからのア
これ以上のトラブルシューティングが必要な場合、デルテクニカルサポートでは、分析のために VASA プロバイダのログのコピーが必要になる場合がありま す。VASA プロバイダの再スタート を参照してください。 メモ: VASA API の既知の問題によって、説明情報がイベントメッセージに表示されません。 VASA プロバイダの再スタート CLI でオプション 10 を使用して VASA プロバイダを再スタートします。 1 CITV にログインします。 2 CLI プロンプトで、10 と入力し、Enter を押します。次のメッセージが表示されます。 Waiting 15 seconds for the service to restart Starting Tomcat [ OK ] VASA プロバイダが Enterprise Manager との通信に使用する Tomcat サービスが停止し、再スタートします。 • OK が表示された場合は、VASA プロバイダが正常に開始されています。 • Failed(失敗) が表示された場合は、VASA プロバイダが開始に失敗しています。 関連するリンク
RMSV の再スタート CLI でオプション 11 を使用して RMSV を再スタートし、起動するか検証します。 1 CITV にログインします。 2 CLI プロンプトで、11 と入力し、Enter を押します。次のメッセージが表示されます。 Waiting 15 seconds for the service to restart Starting replaymanager: [ OK ] RMSV is stopped and restarted.(RMSV が停止し、再スタートしました) • OK が表示された場合は、RMSV が正常に開始されています。 • Failed(失敗) が表示された場合は、RMSV が開始に失敗しています。 関連するリンク CITV へのログオン RMSV ログファイルの保存 CLI でオプション 14 を使用して RMSV ログファイルを zip ファイルに保存します。 1 CITV にログインします。 2 CLI プロンプトで、14 と入力し、Enter を押します。次のオプションが表示されます。 1.
• /etc/init.
• ログレベルを変更するには、VMware Knowledge Base 文書「Enabling debug logging on the VMware vSphere 5.x/6.0 Web Client service (2011485)」(VMware vSphere 5.x/6.