Dell SC7020 および SC7020F ストレ ージシステム はじめに 規制モデル: E03T 規制タイプ: E03T001
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避する ための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示していま す。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその 他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標で ある場合があります。 2017–10 Rev.
ストレージシステムのセットアップ SC7020 シリーズストレージシステムをセットアップする場合は、以下のベストプラクティスを考慮 してください。 • Dell では、Fibre Channel または iSCSI ストレージシステムを使用したデータ転送に、専 用 SAN ネットワークを使用することをお勧めします。 • データパスの一つに障害が発生した場合にホストサーバーに対するパスを提供するため、 常に冗長データパスを設定するようにしてください。 • ストレージシステムとホストサーバーまたは拡張エンクロージャの間のケーブル接続を行う前 に、各ポートおよびコネクタにラベルを貼っておきます。 • ネットワーク全体でパワーサイクルを実行する場合は、常に正しい電源投入および電源切 断手順に従うようにしてください。重要なネットワークコンポーネントが個別の電源回路に 設定されていることを確認してください。 メモ: この製品は、専用の設備室や機器クローゼットなどの、アクセスが制限されて いる場所で使用することを想定されています。 警告: 密閉型ラックアセンブリまたはマルチユニットラックアセンブリに設置した場
警告: レーザー放射。レーザー光線への直接曝露は避けてください。 本ユニットは、米国では DHHS 21 CFR 第 1 章、J 項 クラス I(1)レーザー製品の要件を満 たすものとして認証され、その他の国々では IEC 60825-1:2007 の要件に準拠する Class I レ ーザー製品として認証されています。 クラス I レーザー製品は、危険とはみなされていません。レーザーシステムおよびユニットは、通 常動作やユーザーメンテナンス中、または指定された保守条件下においてクラス I レベルを超 えるレーザー放射への人体のアクセスがないことを前提に設計されています。 サービスタグの位置 ストレージシステムは固有のサービスタグおよびエクスプレスサービスコードで識別されます。 サービスタグおよびエクスプレスサービスコードは、システム前面で情報タグを引き出して確認し ます。または、ストレージシステムシャーシの背面に貼られたシールに情報が記載されている場 合があります。この情報は、電話によるサポートのお問い合わせを、デルが適切な担当者に転 送するために使用されます。 メモ: Quick Resource Lo
取り付けと設定 取り付け作業を開始する前に、ストレージシステムを取り付ける場所に、独立した電源から、 または UPS 搭載のラック配電ユニットからの標準電力が備わっていることを確認します。 さらに、ラックの下側の 20U の中に、ストレージシステムを取り付けるための 3U のスペースがあ ることを確認します。ラックの下側の 20U より上側にストレージシステムの取り付けを計画する 場合は、けがを防止するため機械式リフトを使用する必要があります(機械式リフトはお客様 が用意してください)。 Storage Center 機器の開梱 ストレージシステム を開梱して、同梱されている物品を確認します。 図 1. SC7020 シリーズストレージシステム コンポーネント 1. マニュアル 2. ストレージシステム 3. ラックレール 4. USB ケーブル(2) 5. 電源ケーブル(2) 6.
ストレージシステムのラックへの取り付け ストレージシステムおよび他の Storage Center システムのコンポーネントをラックに取り付けま す。 このタスクについて ストレージシステムと拡張エンクロージャを、ラック内で拡張可能なように、またラックの上段側 の方が重くならないように注意して、ラックに載せます。 SC7020 シリーズストレージシステム には ReadyRails II キットが付属しています。レールには、 ツール付きのタイプとツール付きでないタイプの 2 種類があります。お手元のレールのタイプに応 じて、レールキットに同梱された取り付け説明書の指示に従ってください。 メモ: レールの取り付け作業は 2 人で行うことをお勧めします。1 人がラックの前面 に、もう 1 人がラックの背面にスタンバイします。 手順 1. 端の「FRONT」(前)ラベルを内側に向けて左右のレールの位置を揃えます。 2.
図 2. レールのラックへの取り付け 3. 完全に固定されてラッチが所定の位置にロックされるまで、レールの後ろの端をはめ込み ます。 4. 完全に固定されてラッチが所定の位置にロックされるまで、レールの前の端をはめ込みま す。 5.
図 3. ストレージシステムをレールに挿入 6.
図 4. ネジを締める Storage Center システムに拡張エンクロージャが含まれている場合は、拡張エンクロージャをラ ックにマウントします。詳細な手順については、拡張エンクロージャに付属の取扱説明書を参 照してください。 前面ベゼルの取り付け ストレージシステムの前面にベゼルを取り付けます。 1.
図 5. 前面ベゼル 2. ベゼルの左端を、リリースラッチが所定の位置にカチッと収まるまで、固定スロットに挿入し ます。 3. キーロックでベゼルを固定します。 電源ケーブルの接続 電源ケーブルをストレージシステムに接続します。 1. 電源ケーブルを接続する前に、電源スイッチがオフの位置になっていることを確認してくだ さい。 2.
図 6. 電源ケーブルの接続 3. ストラップを使用して、電源ケーブルをストレージシステムシャーシに固定します。 図 7. 電源ケーブルの固定 4.
輸入者 Dell Inc. de México, S.A. de C.V Paseo de la Reforma 2620-11 ° Piso Col. Lomas Atlas 11950 México, D.F. モデル番号 E03T 供給電圧 200-240 VAC 周波数 50/60 Hz 消費電流 8.8 A 技術仕様 次の表は、SC7020 シリーズストレージシステムの技術仕様を示したものです。 ドライブ SC7020:SAS ハードドライブ SC7020F:SAS SSD 最大 30 台の 2.5 インチ SAS ホットスワップ対応ハード ドライブ(12 Gb SAS) 最大 30 台の 2.
ストレージ接続性 構成 SC7020:合計 500 のドライブ、SAS チェーンあたり 192 のドライブをサポートします。SAS チェーンごとに最大 16 台の SC400 拡張エンクロージャまたは最大 8 台の SC420 拡張エンクロージャをサポートします。 SC7020F:合計 500 の SSD、SAS チェーンあたり最大 192 の SSD をサポートします。SAS チェーンごとに最大 8 台の SC420F 拡張エンクロージャをサポートします。 RAID(Redundant Array of Independent Disks) コントローラ ホットスワップ対応のストレージコントローラ、2 台 管理 Storage Manager を使用する RAID 管理 背面パネルポートコネクタ(ストレージコントローラごと) Fibre Channel または iSCSI フロ Fibre Channel ファブリックまたは iSCSI ネットワークへ接 ントエンドコネクタ 続 イーサネットコネクタ MGMT:Storage Center 管理に使用される 1 Gbps ま たは 10 Gbp
LED インジケータ • ストレージコントローラ 電源装置 / 冷却ファン 各ドライブにつき 2 色の LED ステータスインジケータ 1個 • アクティビティおよびリンクスピードを示す単色 LED (Ethernet ポートごとに 2 個) • ポートアクティビティおよびステータスを示す 2 色 LED (SAS コネクタごとに 1 個) • ステータスを示す単色 LED(1 個) • システム障害を示す単色 LED(1 個) • システム識別用の単色 LED(1 個) 電源装置および冷却ファンのステータスを示す 2 色 LED ハンドル(1 個) 電源装置ユニット(PSU) AC 電源装置(各電源装置ご と) PSU タイプ 1 PSU タイプ 2(日本のみ) 最大出力電力 1485 W 1485 W 最大入力電力 1688 W 1707 W 最大入力電流 8.8 A 17.
寸法 高さ 13.34 cm(5.25 インチ) 幅 44.50 cm(17.5 インチ) 奥行き 78.27 cm(31 インチ) 重量概算(最大構成) 45 kg(100 ポンド) 重量概算(ドライブなし) 35 kg(77 ポンド) 環境 特定のストレージシステム構成における環境測定値の詳細については、dell.com/ environmental_datasheets を参照してください。 温度 動作時 1 時間当たり最大 20 °C(36 °F)の温度変化で 10~ 35 °C(50~95 °F) 35 °C を超える温度での動作はデータロスの原因になる 可能性があります ストレージ 最大高度 12,000 m(39,370 ft)で–40~65°C(–40 ~149°F) 相対湿度 動作時 最大露点 26 °C(78.8 °F)で 10~80%(結露しな いこと) ストレージ 最大露点 33°C(91°F)で 5~95%(結露しないこ と) 最大振動 動作時 15 分間にわたり 5~500 Hz で 0.
環境 動作時 パルス持続時間 2.6 ミリ秒 +/- 10% で 31 G +/5%(51 cm/秒に相当) ストレージ パルス持続時間 2 ミリ秒 +/- 10% で 71 G +/- 5%(89 cm/秒に相当) 高度 動作時 3,048 m(10,000 フィート) 最大定格 35 °C(95 °F)以下:950 m(3,117 フィ ート)より高い場所では、最大温度が 300 m ごとに 1 °C(547 フィートごとに 1 °F)下がります ストレージ 12,000 m(39,370 フィート) 空気汚染物質レベル クラス 16 G1 またはそれ未満(ISA-S71.