Dell ストレージ vSphere Client Plugin バージョン 6.0 管理者ガイド January 2021 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2020 – 2021 Dell Inc. またはその関連会社。。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
前書き 『Dell Storage vSphere Client Plugin 管理者ガイド』では、Dell Storage vSphere Client Plugin をインストール、設定、使用する手順につ いて説明します。このプラグインは、VMware vSphere Client で Dell ストレージの管理を行います。 変更履歴 文書番号:680-054-010 リビジョン 日付 説明 A 2020 年 3 月 イニシャル リリース B 2020 年 4 月 VMware vCenter Server のサポートを明確化 C 2020 年 6 月 サポート対象の VMware バージョンを更新 D 2021 年 1 月 サポート対象のソフトウェアのバージョンを更新 対象読者 本ガイドは、Dell Storage Center と Dell Storage Manager の両方についての中級~上級レベルの知識を有する IT 技術者を対象として います。また、VMware vSphere Client、VMware vCenter、VMware ESXi の管理作業に精
目次 章 1: はじめに..................................................................................................................................6 特長......................................................................................................................................................................................... 6 vSphere Client Plugin の要件..............................................................................................................................................
ボリューム スナップショットの表示...................................................................................................................... 36 プロトコル エンドポイントの表示.......................................................................................................................... 37 レプリケーションと Live Volume の設定.................................................................................................................38 Dell ストレージ グラフの表示.........................................................................
1 はじめに Dell Storage vSphere Client Plugin は、Dell ストレージの管理を行います。 メモ: 特に記述がない限り、VMware vSphere Client では、本書のすべての手順を実行できます。 トピック: • • • • • 特長 vSphere Client Plugin の要件 Dell Storage vSphere Client Plugin の設定 VASA プロバイダ vSphere Client Plugin の管理 特長 Dell Storage vSphere Client Plugin には、次のような機能があります。 ● Storage Center 上でのデータストアのような VMFS ストレージの追加および削除 ● Dell ストレージ上での仮想マシンのプロビジョニング ● Dell ストレージ上での VMware ESXi ホストの設定 ● VMFS データストア用の Storage Center Replay の作成および管理 ● Storage Center 間での VMFS データストアの複製 ● Live Volume
● Storage Center:Dell Storage Manager または Unisphere で、ソースおよびターゲット両方の Storage Center を設定する必要があ ります。設定には、vSphere Client Plugin に対して使用する Dell Storage Manager または Unisphere のユーザー資格情報を設定す る必要があります。 ● QoS 定義:レプリケーション用のソース Storage Center 上で Quality of Service(QoS)定義がセットアップされている必要があ ります。QoS 定義の作成手順については、『Dell Storage Manager 管理者ガイド』を参照してください。 レプリケーションに iSCSI 接続を使用している場合は、次の前提条件を満たす必要があります。 ● 宛先 Storage Center は、ソース Storage Center 側で iSCSI リモート システムとして定義されている必要があります。 ● ソース Storage Center は、宛先 Storage Center 側で iSCSI
前提条件 Dell Storage Integration Tools for VMware(DSITV)をインストールし、『Dell Storage Integration Tools for VMware 管理者ガイド』に記 載されている説明に従って、Dell Storage vSphere Client Plugin を vCenter Server に登録してください。 メモ: このバージョンの vSphere Client Plugin では、VMware vCenter Server アプライアンスのみがサポートされます。Microsoft Windows vCenter Server はサポートされていません。 手順 1. vSphere Client にログインします。 2. [vSphere Client]ウィンドウで、[メニュー]を選択して、[ 管理]をクリックします。 3. [管理]ペインで[Dell ストレージ]をクリックします。 4. 管理 タブをクリックします。 5.
VASA プロバイダーの登録 VASA プロバイダーは、次の手順に従って登録します。 前提条件 vSphere Client が Dell Storage Manager に追加されていることを確認してください。 手順 1. vSphere Client にログインします。 2. [vSphere Client]ウィンドウで、[メニュー]を選択して、[ 管理]をクリックします。 3. [管理]ペインで[Dell ストレージ]をクリックします。 4. 管理 タブをクリックします。 5. アップデート をクリックします。 [Connection Manager]ダイアログ ボックスが開きます。 図 2. [Connection Manager]ダイアログ ボックス 6. [vCenter パスワード]に、vCenter ユーザーのパスワードを入力します。 7. [Dell Storage Manager パスワード]に、管理者権限を持つ Storage Manager ユーザーのパスワードを入力します。 8. 保存 をクリックします。 9.
図 3. [Connection Manager]ダイアログ ボックス 6. [vCenter パスワード]に、vCenter ユーザーのパスワードを入力します。 7. [Dell Storage Manager パスワード]に、管理者権限を持つ Storage Manager ユーザーのパスワードを入力します。 8. 保存 をクリックします。 9.
Storage Center 情報の表示 [Dell ストレージ]ページの[サマリー]タブには、Storage Center の概要情報が表示されます。 [モニター]タブには、Storage Center のパフォーマンスおよび使用状況のグラフが表示されます。 Storage Center 情報の表示 [サマリー]タブには、Storage Center コントローラーの情報、およびストレージ タイプの情報が表示されます。 手順 1. vSphere Client にログインします。 2. [vSphere Client]ウィンドウで、[メニュー]を選択して、[ 管理]をクリックします。 3. [管理]ペインで[Dell ストレージ]をクリックします。 4. サマリ タブをクリックします。 5.
使用状況 [使用状況]タブには、選択した Storage Center の空きディスク容量/使用済みディスク容量の情報が表示されます。 ラベル/オプション 説明 使用可能な容量 Storage Center のディスク上で利用可能なディスク容量の合計 Allocated space Storage Center のディスク上でボリュームでの使用のために割り当てられて いるディスク容量 使用容量 Storage Center 上のボリュームによって使用されているディスク容量 空き容量 Storage Center で使用可能なディスク容量 システムによって予約されている容量 Replay と RAID オーバーヘッドによって消費されている容量 RAID 10 に対する節約量 RAID 10 ストレージの代わりに Dell ダイナミックブロックアーキテクチャを 使用することにより節約されたディスク容量 グラフのイメージを.
2 Dell ストレージの操作 Dell Storage vSphere Client Plugin は、Dell Storage Manager と通信して、Dell ストレージの管理を行います。 トピック: • • • • Dell ストレージの概要 Storage Center での VMFS データストアの作成と管理 スナップショットの設定、作成、および復元 レプリケーションと Live Volume の作成および管理 Dell ストレージの概要 Dell Storage vSphere Client Plugin を使用して、Storage Center 上の Dell ストレージを管理できます。 Storage Center では、次の設定に基づいてストレージが設定および使用されます。 ストレージ用語 説明 ストレージティア ストレージ ティアは、Storage Center 内のすべての物理ストレージ メディアの分類 を表します。Storage Center は、割り当て済みディスク フォルダー内の使用可能な メディアを各ストレージ ティアに自動的に配置します。 ● ティア 1:頻繁
ストレージ用語 説明 ボリュームに適用され、Storage Center 上で ● 推奨:Data Progression がライセンスされている Storage Center 上でのみ使用で きます。推奨プロファイルを使用すると、Storage Center 上で Data Progression のデータの移行方法を決定する およびパフォーマンスが最適化されます。推奨プロファイルでは、データのタイ プと使用状況に基づいてストレージ タイプ間およびストレージ ティア間でデー タが自動的に移行されます。 ● 高優先度:高優先度プロファイルは、ティア 1 ストレージに保持し続ける必要の あるデータが入っているボリュームに対してのみ使用します。つまり、高優先度 プロファイルをボリュームに適用すると、そのボリュームデータがほか他のティ アに移行されることはありません。 ● 中優先度:中優先度プロファイルは、ティア 2 ストレージに保持し続ける必要の あるデータが入っているボリュームに対してのみ使用します。つまり、中優先度 プロファイルをボリュームに適用すると、そのボリュームデータがほかのティア に移行されること
メモ: 既存のボリュームは、フォーマット済みの VMFS データストアである必要があります。 新規 Dell ボリュームを使用したデータストアの追加 データストアの追加ウィザードでは、1 つ以上のデータストアを作成します。 前提条件 ● SAS マッピング プロトコルは、フロントエンド SAS をサポートする Storage Center でのみ選択できます(SCv2000 シリーズお よび SC4020 の Storage Center)。 ● [ボリューム]ページでストレージ プロファイルとディスク フォルダーの値を変更できるのは、Storage Center の環境設定が[許 可]に設定されている場合だけです。環境設定管理に関する詳細については、『Dell Storage Manager 管理者ガイド』または 『Unisphere for SC シリーズ管理者ガイド』を参照してください。 手順 1. インベントリ内でデータストアの親となるオブジェクトを選択します。 ● データセンター ● ホスト ● クラスタ 2.
15.(オプション)ボリューム データを 2 つ目の Storage Center に複製し、両方の Storage Center がボリュームの I/O 要求を処理で きるようにする場合は、[レプリケーション/Live Volume の作成]を選択します。詳細については、「レプリケーションと Live Volume の作成および管理 、p. 19」を参照してください。 a. ターゲット Storage Center を選択して、[次へ]をクリックします。 b. [ターゲット ボリューム設定]を選択して、[次へ]をクリックします。 c. [レプリケーション オプション]を選択して、[次へ]をクリックします。 16. 次へ をクリックします。 [終了準備完了]ページが開きます。 17.
前提条件 QoS プロファイルは、Storage Manager で作成および管理されます。QoS プロファイルの管理に関する詳細については、『Dell Storage Manager 管理者ガイド』または『Unisphere for SC シリーズ管理者ガイド』を参照してください。 手順 1. データストアを選択します。 2. [アクション] > [すべての Dell ストレージ アクション] > [データストアの編集]の順に選択します。 データストアの編集ウィザードが開き、[データストアの拡張]ページが表示されます。 3. データストアの新しいサイズを選択して、[次へ]をクリックします。 [ボリューム設定]ページが開きます。 4.
手順 1. データストアを選択します。 2. [アクション] > [すべての Dell ストレージ アクション] > [データストアの削除]の順に選択します。 データストアの削除ウィザードが開きます。 3. 削除するデータストアを 1 つ以上選択します。 4. 保存のオプションを選択します。 ● ボリュームの割り当て解除:データストアとサーバーの間のマッピングを削除します。 ● ごみ箱に入れる:データストアをごみ箱に移動します。 ● 永久に削除:ごみ箱に入れないで、データストアを永久に削除します。 5. [次へ]をクリックして、ウィザードに進みます。 [終了準備完了]ページが開きます。 6.
6. 終了 をクリックします。 データストアのスナップショットの削除 スナップショットが作成されると、そのスナップショットには失効時刻が割り当てられます。ただし、この失効時刻は、スナップ ショットを明示的に削除することにより変更できます。スナップショットを削除すると、そのスナップショットは Storage Center から削除されます。 手順 1. スナップショットを削除するデータストアを選択します。 2. [アクション] > [すべての Dell ストレージ アクション] > [スナップショット] > [データストアのスナップショットの削 除]の順に選択します。 Storage Center スナップショットの失効ウィザードが起動します。 3. 削除するスナップショットを選択します。 4. [次へ]をクリックします。 [終了準備完了]ページが開きます。 5.
Dell Storage vSphere Client Plugin では、データを Storage Center 間で移行するために、2 つの基本モデルがサポートされています。 ● レプリケーション ● Live Volume レプリケーションは Storage Center から別の Storage Center にボリューム データをコピーしてデータを保護します。Live Volume は ソースおよび宛先の Storage Center で同時にマッピングし、アクティブにすることができる、複製を行うボリュームです。 レプリケーションは同期と非同期があります。 ● 非同期レプリケーション:ソース ボリュームからターゲット ボリュームにスナップ ショットをコピーします。サーバーに応答す る前にローカルな Storage Center またはサイトに障害が発生すると、ターゲット ボリュームでは書き込みが行われないことがあ ります。 ● 同期レプリケーション:書き込み毎に、ソース ボリュームとターゲット ボリュームで書き込みが完了していることを確認してか らサーバーに応答するため、ソース ボリュームとターゲッ
○ 中優先度(ティア 2):このオプションを選択すると、ボリューム データはティア 2 ストレージに留まることを強制され ます。 ○ 低優先度(ティア 3):このオプションを選択すると、ボリューム データはティア 3 ストレージに留まることを強制され ます。 ● データ削減プロファイル:データ削減では、圧縮と重複排除により、ボリューム データが使用するディスク容量を削減しま す。圧縮は、データをエンコードして、ボリュームが使用する容量を削減します。重複排除は、重複ページを検出/削除して、 追加のコピーが使用するディスク領域を節約します。重複排除を使用すると、ボリュームに対して圧縮も行われます。 ● キャッシュ設定:[読み込みキャッシュを無効にする]チェック ボックスと[書き込みキャッシュを有効にする]チェック ボックスをオンまたはオフにして、新規ボリュームのデフォルト キャッシュ設定を指定します。 ● 選択したボリュームの QoS プロファイル:ボリュームの QoS プロファイルのデフォルト値を使用するか、 [変更する]をク リックして別の QoS プロファイルを選択します。 6.
● キャッシュ設定:[読み込みキャッシュを無効にする]チェック ボックスと[書き込みキャッシュを有効にする]チェック ボックスをオンまたはオフにして、新規ボリュームのデフォルト キャッシュ設定を指定します。 ● 選択したボリュームの QoS プロファイル:ボリュームの QoS プロファイルのデフォルト値を使用するか、 [変更する]をク リックして別の QoS プロファイルを選択します。 6. [次へ]をクリックします。 [スナップショット プロファイル]ページが開きます。 7. ボリュームに使用するスナップショット プロファイルを選択して、[次へ]をクリックします。 [レプリケーション オプション]ページが開きます。 8.
注意: ターゲット ボリュームを削除すると、ボリュームはターゲット Storage Center 上で復元できなくなります。その ボリュームは完全に削除されます。 6. [次へ]をクリックします。 [終了準備完了]ページが開きます。 7. 終了 をクリックします。 Live Volume アクション Dell Storage vSphere Client Plugin では、データストアに対して Live Volume の追加、変更、削除を行うことができます。自動フェー ルオーバーおよび復元機能を設定することもできます。 データストアへの Live Volume の追加 Dell Storage vSphere Client Plugin を使用して、Live Volume をデータストアに追加します。 手順 1. 複製するデータストアを選択します。 2. [アクション] > [デル製ストレージのアクション] > [レプリケーション/Live Volume] > [追加]の順に選択します。 レプリカまたは Live Volume の追加ウィザードを開きます。 3.
● [レプリケーション ターゲットの場所]を選択します。 8. 次へ をクリックします。 [Live Volume 設定]ページが開きます。 9. Live Volume のオプションを設定します。 ● ドロップダウン リストで[セカンダリー QoS 定義]を選択します。 ● Storage Center のスワップ オプションを選択または選択解除します。 [プライマリー Storage Center を自動的にスワップす る]を選択した場合は、[詳細設定の表示]をクリックして、スワップするタイミングを決定するための詳細なオプション を選択します。 ○ スワップ前にセカンダリに書き込まれる最小データ量 ○ スワップ前にセカンダリ上で発生する I/O の最小 % ○ スワップ前にプライマリでいる最小時間 ● 同期レプリケーションの場合は、[自動フェールオーバー]を選択して、サービスが中断した場合に Live Volume を自動的に フェールオーバーするように設定します。デフォルトで、[自動復元]も選択されます。 ● Live Volume セカンダリー マッピングのターゲットの場所を指定します。 10.
● ● ● ● ○ Live Volume、非同期 ○ Live Volume、同期 - 高可用性 ○ Live Volume、同期 - 高整合性 QoS 定義:レプリケーションに対して、事前に定義された QoS 定義を選択します。 アクティブなスナップショットの復元:ボリュームのアクティブなスナップショット領域のすべての書き込みがコピーされ ます。同期レプリケーションの場合は、このオプションを無効にすることはできません。 重複排除:各スナップショットでキャプチャされたデータすべてではなく、ソース ボリュームのスナップショット履歴の変 更のあった部分のみがコピーされます。重複排除により帯域幅は節約されますが、Storage Center のリソース消費量は増加 します。 [レプリケーション ターゲットの場所]を選択します。 9. [次へ]をクリックします。 Live Volume からレプリケーションへの変換を選択しなかった場合は、[Live Volume オプション]ページが表示されます。 10.
前提条件 データストア Live Volume の設定には、次の属性を使用します。 ● 同期 ● 高可用性 ● 保護 手順 1. Live Volume 同期レプリケーションを高可用性に設定したインベントリーで、データ ストアを選択します。 vSphere Client Plugin ウィザードが、選択したデータストアの情報をロードします。 2. [アクション] > [デル ストレージのすべてのアクション] > [レプリケーション/Live Volume] > [設定の編集/変換]の順 に選択します。 [レプリケーションまたは/Live Volume の変更]ウィザードが開きます。 3. 変更するレプリケーションが選択されていることを確認し、[次へ]をクリックします。 [ボリューム設定]ページが開きます。 4. ボリューム設定が正しいことを確認して、[次へ]をクリックします。 [スナップショット プロファイル]ページが開きます。 5. 正しいスナップショット プロファイルが選択されていることを確認して、[次へ]をクリックします。 [レプリケーション オプション]ページが開きます。 6.
3 仮想マシンの操作 Dell Storage vSphere Client Plugin を使用すると、仮想マシンをプロビジョニングする機能や、仮想マシンのデータをスナップショッ トから復元する機能が追加されます。仮想マシンをプロビジョニング(作成)して、既存の VMS データストアまたは新しい VMFS データストアに展開することができます。 トピック: 既存の VMFS データストアへの仮想マシンの展開 新規 VMFS データストアへの仮想マシンの展開 • • 既存の VMFS データストアへの仮想マシンの展開 仮想マシンの[プロビジョニング]ウィザードを使用して、既存の VMFS データストアに 1 つまたは複数の仮想マシンを展開しま す。 前提条件 仮想マシン テンプレートは、展開可能な新しい仮想マシンを基にして作成する必要があります。仮想マシン テンプレートの作成ま たはアップデートの詳細については、vSphere ヘルプの仮想マシン テンプレートに関するトピックを参照してください。 手順 1. 仮想マシンの親となるオブジェクトを選択します。 ● データセンター ● ホスト 2.
新規 VMFS データストアへの仮想マシンの展開 仮想マシンの作成ウィザードを使用して、新しいデータストアに 1 つまたは複数の仮想マシンを展開します。 前提条件 仮想マシン テンプレートは、展開可能な新しい仮想マシンを基にして作成する必要があります。仮想マシン テンプレートの作成ま たはアップデートの詳細については、vSphere ヘルプの仮想マシン テンプレートに関するトピックを参照してください。 メモ: 仮想マシンを展開するときに表示されるオプションは、vSphere Client Plugin で定義されている Storage Manager ユーザー のボリューム環境設定によって異なります。 手順 1. 仮想マシンの親となるオブジェクトを選択します。 ● データセンター ● ホスト ● クラスタ 2. [アクション] > [すべての Dell ストレージ アクション] > [仮想マシンのプロビジョニング]の順に選択します。 [仮想マシンのプロビジョニング]ウィザードが開きます。 3.
13. ボリュームのスナップショット プロファイルを選択して、[次へ]をクリックします。 14. ボリュームをマッピングするための LUN を選択し、[次へ]をクリックします。 15. VMFS バージョンを選択して、[次へ]をクリックします。 16. このボリュームに使用する I/O プロトコルを選択して、[次へ]をクリックします。 17. データストアのプロパティを確認したり、データストア名を変更したりして、[次へ]をクリックします。 18.(オプション)ボリューム データを 2 つ目の Storage Center に複製し、両方の Storage Center がボリュームの I/O 要求を処理で きるようにする場合は、[レプリケーション/Live Volume の作成]を選択します。詳細については、「レプリケーションと Live Volume の作成および管理 、p. 19」を参照してください。 a. ターゲット Storage Center を選択して、[次へ]をクリックします。 b. [ターゲット ボリューム設定]を選択して、[次へ]をクリックします。 c.
4 Dell ストレージ情報の表示 Dell Storage vSphere Client Plugin を使用して、HBA と Storage Center の接続状態、データストア情報、パフォーマンス グラフなど、 Dell ストレージに関する情報を表示できます。 トピック: • • • • ホスト設定の表示 Storage Center 接続の設定 Dell ストレージ ビューの使用 Dell ストレージ グラフの表示 ホスト設定の表示 [Dell ストレージ設定]タブに、ESXi ホストと Storage Center の間の Fibre Channel、iSCSI、SAS 接続に関する情報を表示します。 [Dell ストレージ設定]ページには、ESXi ホストの[設定]タブからアクセスできます。 手順 1. 左側のナビゲーション ペインで、ホストを選択します。 2. [設定]タブをクリックします。 3. 中央のナビゲーション ペインで、下にスクロールして、[Dell ストレージ設定]を選択します。 ホストに関連付けられている HBA が表示されます。 4.
アダプタの詳細 表 2. 報告されるアダプター情報の説明 ラベル 説明 モデル アダプタモデル名 WWN Fibre Channel の場合はワールドワイド名(WWN)、iSCSI の場合は iSCSI Qualified Name (IQN) デバイス アダプタ名 タイプ ストレージアダプタタイプ(FC または iSCSI) ノード名 Fibre Channel ノード名 エイリアス iSCSI エイリアス名 ステータス アダプタのステータス ストレージの詳細 表 3.
Storage Center 接続の設定 HBA と Storage Center の間の接続の設定は、[Dell ストレージ設定]タブで行います。 手順 1. 左側のナビゲーション ペインで、ホストを選択します。 2. [設定]タブをクリックします。 3. 中央のナビゲーション ペインで、下にスクロールして、[Dell ストレージ設定]を選択します。 ホストに関連付けられている HBA が表示されます。 4. [HBA]領域で、[アダプターの詳細]を表示する HBA を選択します。 5. HBA を拡張して、HBA に接続されている Storage Center を表示します。 6. 設定可能な Storage Center アイコンが表示されている未設定の Storage Center 接続を選択します。 7.
Dell ストレージの[全般]タブ 次の図は、選択したオブジェクトの[全般]タブに表示される情報の例です。 図 5.
使用統計の表示 [Dell ストレージ モニター]ビューの[使用統計]タブには、選択したデータストアの使用状況に関する情報が表示されます。 手順 1. 左側のナビゲーション ペインで、次のいずれかの Storage Center オブジェクトを選択します。 ● ホスト ● データセンター ● データストア ● データストア クラスター ● 仮想マシン 2. [モニター]タブをクリックします。 3. 中央のナビゲーション ペインで、下にスクロールして、[Dell ストレージ]を選択します。 4. ビューの一番上のペインで、データストアを選択します。 5. ビューの下側のペインで、[使用状況統計]タブをクリックします。 [Dell ストレージ使用状況統計]タブ 次の図は、選択したデータストアの使用状況統計の例です。 図 6.
ラベル 説明 データ削減プロファイル 選択されたデータ削減オプションに応じて、[圧縮]か[なし]かの表示 データ削減一時停止 ボリューム上で現在データ圧縮が実行されているかの表示 圧縮節約率 圧縮によって節約されたボリューム容量の割合 圧縮率 圧縮を使用したボリューム効率の表示 圧縮によって節約されるディスク容 量 圧縮によって節約されたボリューム容量 ティア 1 ストレージ ティア 1 上のボリュームに対するアクティブなボリューム容量、アクティブなディスク容 量、およびスナップショット容量 ティア 2 ストレージ ティア 2 上のボリュームに対するアクティブなボリューム容量、アクティブなディスク容 量、およびスナップショット容量 ティア 3 ストレージ ティア 3 上のボリュームに対するアクティブなボリューム容量、アクティブなディスク容 量、およびスナップショット容量 グラフのイメージを.
図 7. データストアの接続情報 ラベル 説明 サーバー ポート サーバーの名前およびポート ストレージ ポート Storage Center 上のストレージ ポート LUN 「LUN のマッピング」 タイプ プロトコル(Fibre Channel、iSCSI、SAS) ステータス パスのステータス ボリューム スナップショットの表示 [Dell ストレージ モニター]ビューの[ボリューム スナップショット]タブには、選択したデータストアに対して行うスナップショ ットに関する情報が表示されます。 手順 1. 左側のナビゲーション ペインで、次のいずれかの Storage Center オブジェクトを選択します。 ● ホスト ● データセンター ● データストア ● データストア クラスター ● 仮想マシン 2. [モニター]タブをクリックします。 3. 中央のナビゲーション ペインで、下にスクロールして、[Dell ストレージ]を選択します。 4. ビューの一番上のペインで、データストアを選択します。 5.
図 8. [ボリューム スナップショット]タブ ラベル 説明 凍結時刻 スナップショットの取得時刻 期限切れ時刻 スナップショットが自動的に失効する時刻 スナップショット サイズ スナップショットが使用している合計容量 説明 スナップショットを自動的に作成したスナップショット プロファイルの名前。 プロトコル エンドポイントの表示 [Dell ストレージ モニター]ビューの[プロトコル エンドポイント]タブには、サーバーの VVol 操作に使用されるプロトコル エン ドポイントの詳細が表示されます。 手順 1. 左側のナビゲーション ペインで、次のいずれかの Storage Center オブジェクトを選択します。 ● ホスト ● データセンター ● データストア ● データストア クラスター ● 仮想マシン 2. [モニター]タブをクリックします。 3. 中央のナビゲーション ペインで、下にスクロールして、[Dell ストレージ]を選択します。 4. ビューの一番上のペインで、データストアを選択します。 5.
図 9. プロトコル エンドポイント タブ ラベル 説明 サーバー ポート サーバーの名前およびポート ストレージ ポート Storage Center 上のストレージ ポート Lun 「LUN のマッピング」 タイプ プロトコル(Fibre Channel、iSCSI、または SAS) ステータス パスのステータス サーバ HBA パスに使用される HBA ポート 読み取り専用 エンドポイントが読み取り専用であるかどうかを示します 動作状態 エンドポイント パスの現在の状態 レプリケーションと Live Volume の設定 [Dell ストレージ モニター]ビューの[レプリケーションおよび Live Volume]タブには、選択した Dell ボリュームに関するレプリ ケーションおよび Live Volume 情報が表示されます。 手順 1. 左側のナビゲーション ペインで、レプリケーションまたは Live Volume が設定された Storage Center のデータストアまたはボリ ュームを選択します。 2. [モニター]タブをクリックします。 3.
ラベル 説明 レプリケーションタイプ レプリケーションのタイプ 状況 レプリケーションの現在の状況 宛先 Storage Center レプリケーションの宛先(ターゲット)となる Storage Center 同期済み 現在同期されているデータのパーセンテージ 残り まだ同期されていないデータの量 レプリケーションごとの情報: 全般オプション レプリケーションに設定する設定項目 Live Volume オプション Live Volume をボリュームとして選択した場合に、Live Volume に設定する設定項目 ソースの詳細 レプリケーション ソースに関する情報 ターゲットの詳細 レプリケーション ターゲットに関する情報 ソース スナップショット ソース ボリュームの現在のスナップショット Dell ストレージ情報の表示 39
ラベル 説明 ターゲット スナップショット ターゲット ボリュームの現在のスナップショット Dell ストレージ グラフの表示 [Dell ストレージ グラフ]に、ESXi ホストに対する Storage Center のパフォーマンス情報を表示します。[Dell ストレージ グラフ] には、ホスト、クラスター、データストア、データストア クラスター、仮想マシン、データセンターの[モニター]タブからアクセ スできます。 手順 1. 左側のナビゲーション ペインで、次のいずれかの Storage Center オブジェクトを選択します。 ● ホスト ● データセンター ● データストア ● データストア クラスター ● 仮想マシン 2. [モニター]タブをクリックします。 3. 中央のナビゲーション ペインで、下にスクロールして、[Dell ストレージ グラフ]を選択します。 4.
図 11.