Dell Storage Center SC180 拡張エンクロージャ はじめに 規制モデル: E11J 規制タイプ: E11J001
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 03 Rev.
作業を開始する前に SC180 拡張エンクロージャをセットアップする前に、以下のベストプラクティスについて検討してくださ い。 • ストレージシステム と 拡張エンクロージャの間のケーブルを接続する前に、各ポートおよびコネクタに 物理的にラベルを付けます。 • ネットワーク全体でパワーサイクルを実行する場合は、常に正しい電源投入および電源切断手順に従うよ うにしてください。重要なネットワークコンポーネントが個別の電源回路に設定されていることを確認 してください。 メモ: この製品は、専用の設備室や機器クローゼットなどの、アクセスが制限されている場所で使用す ることを想定されています。 警告: 密閉型ラックアセンブリまたはマルチユニットラックアセンブリに設置した場合、ラック環境内 の動中周囲温度が室温を上回ることがあります。このため、製造元の指定する最高周囲温度(Tma)に 適合する環境に機器を設置できるような考慮が必要となります。 安全上の警告 完全構成済みの SC180 拡張エンクロージャの重量は最大 130 kg(287 ポンド)です。空の拡張エンクロージャの重量は 62 kg(137 ポンド)
• 『Dell Storage Center Dell Storage Client Administrator’s Guide』(Dell Storage Center Dell Storage Client 管理者ガイド)は、Storage Center を管理するための Dell Storage Client の使用方法について説 明しています。 取り付けと設定 取り付けを開始する前に、拡張エンクロージャ を取り付ける予定の場所で、独立した電源または UPS を備 えたラック電源供給ユニットからの標準電源が利用できることを確認してください。 安全に関する注意事項 けがを防ぎ、Storage Center 機器への損傷を避けるため、常にこれらの安全に関する注意事項に従ってくだ さい。 本書で説明されている機器が Dell 指定以外の方法で使用された場合、機器によって提供される保護機能が損 なわれる場合があります。お客様の安全と保護のため、以下の項に説明されているルールをお守りください。 メモ: 各 Storage Center コンポーネントに同梱の、安全および認可機関に関する情報を参照してくださ い
図 1. SC180 拡張エンクロージャのコンポーネント 1. マニュアル 2. ハードドライブ 3. 拡張エンクロージャ 4. ラックレール 警告: 拡張エンクロージャ を持ち上げる際に怪我を避けるには、持ち上げ用ベルトを使用して、2 人で 作業をしてください。 ラックへの 拡張エンクロージャ の取り付け SC180 拡張エンクロージャ をラックに取り付けます。 メモ: ラック内に拡張が可能で、ラックの上部が重くならないような形で 拡張エンクロージャ を取り付 けます。 警告: 拡張エンクロージャ をラックの 20U の下部より高い場所に取り付ける場合は、けがをしないよ うに、お客様が用意した機械リフトを使用する必要があります。 1. お使いの 拡張エンクロージャ に同梱の、安全のための注意、およびラック取り付け手順に従って、レー ルを取り付けます。 2. ラックのどこに 拡張エンクロージャ を取り付けるかを決め、その場所に印を付けます。 3. 印を付けた位置に、ラックレールを取り付けます。 4.
図 2. ラック内に 拡張エンクロージャ を取り付けます。 1. 5. SC180 拡張エンクロージャ 2. ストレージシステム ストレージシステムシャーシを固定ブラケットを使用してラックに固定します。 拡張エンクロージャの取り付けの詳細については、『Dell Storage Center SCv2080 Storage System Deployment Guide(Dell Storage Center SCv2080 ストレージシステム導入ガイド)』(Dell Storage Center SC2000/SC2020 ストレージシステム導入ガイド)を参照してください。 ハードドライブの取り付け ハードドライブは、Disk Drive in Carrier(DDIC)ハードドライブキャリアを使用して、ドロワーのバックプ レーンに接続されます。 SC180 拡張エンクロージャ の最小ドライブ数は 28 です(上部ドロワーの前列 1 列すべて、下部ドロワーの 前列 1 列すべて)。 1.
図 3. ドロワーへの DDIC の取り付け 1. DDIC 2. 下部ドロワー 注意: DDIC がラッチしない場合は、使用せずに Dell Technical Support Services に部品の交換 を要請してください。閉じたドロワー内で不具合のある DDIC のラッチが外れると、ドロワを 開けることができなくなります。 3. DDIC の挿入後、ドロワーを閉じます。 a. ドロワー両側のランナー沿いの中ほどにある 2 つのロックリリースボタンを見つけます。 b. ロックリリースボタンを内側に向かって押し、体全体を使って、ロックが解除されるまでドロワーを シャーシに向かって押し入れます。 c. 前面ベゼルに手を置いて、ベゼルとシャーシが平らに揃い、前面ドロワーのロックがはめ込まれるま で、引き続きドロワーをシャーシ内に押し入れます。 警告: ドロワーを閉じるときは、シャーシから指を離してください。 4.
メモ: In an SC180 拡張エンクロージャ, the left ストレージコントローラ is ストレージコントローラ 1 and the right ストレージコントローラ is ストレージコントローラ 2. 1. Connect a SAS cable from ストレージコントローラ 1: port A to the 拡張エンクロージャ: left EMM, port C. 2. Connect a SAS cable from ストレージコントローラ 2: port B to the 拡張エンクロージャ: left EMM, port B. 3. Connect a SAS cable from ストレージコントローラ 2: port A to the 拡張エンクロージャ: right EMM, port C. 4. Connect a SAS cable from ストレージコントローラ 1: port B to the 拡張エンクロージャ: right EMM, port B. 図 4.
図 5. 電源ケーブル 3. それぞれの電源ケーブルを、ストレインリリーフファスナーを使用して、拡張エンクロージャのシャー シに固定します。 4. 電源ケーブルのもう一方の端をアースされた電源コンセントまたは UPS(無停電電源装置)や配電装置 (PDU)などの電源に接続します。 注意: ラックの中には十分な奥行きがないものもあるため、ラックの背面扉を閉じる際には、電源 コードの周囲に十分なスペースがあることを確認してください。 拡張エンクロージャの電源投入 すべての Storage Center コンポーネントの収納および配線が完了したら、SC180 拡張エンクロージャ に電 源を投入します。 両方の電源スイッチを同時に押して、拡張エンクロージャ の電源を入れます。 図 6.
NOM 情報(メキシコのみ) 以下は、メキシコの公式規格(NOM)の仕様に準拠する、本書で取り上げている装置に関する情報です。 輸入者: Dell Inc.de México, S.A.de C.V.Paseo de la Reforma 2620-11°Piso Col.Lomas Atlas 11950 México, D.F. モデル番号: E11J 供給電圧: 200~240 VAC 周波数: 50/60 Hz 消費電流: 16 A 技術仕様 次の表は、SC180 拡張エンクロージャの技術仕様を示したものです。 ドライブ SAS ハードドライブ 最大 84 台の 3.5 インチ SAS ホットスワップ対応ハードドライブ(6.
背面パネルコネクタ(各 EMM ごと) • 汎用に形成された Mini-SAS HD to Mini-SAS ケーブルをサポートします。 現在サポートされている長さは次のとおりです。 SCv2080 から SC180: – – – – 0.
電源装置 電圧 200~240 VAC(16 A) 熱消費 191~147 W 入力周波数 50/60 Hz 最大入力電力 1791 VA 入力電流 7.4 A@241 VAC 最大突入電流 通常のラインコンディションのもと、システムの動作環境全範囲で、電源装置 1 台に付き 10 ミリ秒以下で 55 A の入電量を許容 使用可能なハードドライブ電力(各スロットごと) サポートされているハー ドドライブ消費電力(連 続) +5 V で最大 1.16 A +12 V で最大 1.6 A IO カード電力(スロットあたり) IO カードによる最大消費 +12 V で 11 W 電力 最大供給可能電力 +12 V で 100 W 最小供給可能電力 +5 V で 1 W(スタンバイ) 物理的仕様 高さ 22.23 cm(8.75 インチ) 幅 48.26 cm(19 インチ) 奥行き(前面取り付けブ ラケットから背面) 91.
環境 相対湿度 稼働時 1 時間当たり最大 10 % の湿度変化で 20~80 %(結露しないこと) 保管時 5~100%(結露しないこと) 最大振動 稼働時 15 分間にわたり 5~500 Hz で 0.21 G 保管時 15 分間にわたり 2~200 Hz で 1.04 G 最大衝撃 稼働時 パルス持続時間 10 ms +/- 10% で半正弦波衝撃 5 G +/- 5% (可動方向のみ) 保管時 • • Z 軸:30 g 10 ms の半正弦波 X および Y 軸:20 g 10 ms の半正弦波 高度 稼働時 -30.5~3000 m(-100~10,000 フィート) メモ: 最高 2134 m(7000 フィート)までで最大 35°C、2134~3000 m (7000~10,000 フィート)では 30°C に低減 保管時 -300~12,192 m(-1000~40,000 フィート) 空気汚染物質レベル クラス G2 またはそれ未満(ISA-S71.