Windows Storage Server 2016 または 2012 R2 を 使用する Dell Storage Network Attached Storage (NAS)システム 管理者ガイド
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 04 Rev.
目次 1 概要............................................................................................................................................................... 5 iSCSI 導入...........................................................................................................................................................................5 サポートされる Dell のハードウェアおよびソフトウェア.............................................................................................................
アイデンティティマッピングソースとしての Windows 2012 または 2016 ドメインコントローラ................................................. 19 アイデンティティマッピングソースとしてのユーザー名マッピングサーバー................................................................................. 19 アイデンティティマッピングソースとしての Active directory ライトウェイトディレクトリサービス...............................................20 NFS 用サービスのための AD LDS 設定............................................................................................................................ 20 AD LDS サーバーロールのインストール..........
1 概要 Windows Storage Server 2016 または 2012 R2 は、高レベルのパフォーマンスと信頼性を実現する高機能ストレージおよびファイルサービスソリューショ ンです。Windows Storage Server 2016 または 2012 R2 オペレーティングシステム(OS)を実行する Dell Network Attached Storage(NAS)シス テムは、コスト効率がよく、ストレージソリューションの管理が簡単です。 2016 の新しい特徴と機能を確認するには、https://technet.microsoft.com/en-us/windows-server-docs/storage/whats-new-file-storageservices-windows-server-2016 にアクセスしてください。 2012 R2 の新しい特徴と機能を確認するには、https://technet.microsoft.com/en-us/library/dn250019.
表 1.
記憶域サービス ストレージ管理機能を提供します。 機能 事前インストールされた機能は次のとおりです。 .NET Framework 3.5 Windows Communication Foundation(WCF)アクティブ化サービスを使用する機能で、HTTP または TCP プロトコルを使 (.NET 2.0 と 3.0 を含 用することによって、ネットワーク上でアプリケーションをリモートに呼び出します。 む)および 4.5 機能 マルチパス I/O Remote Server Administration Tools (RSAT) SMB/CIFS ファイル 共有のサポート Windows で、ひとつのストレージデバイスへの複数データパスの使用に対するサポートを提供します。 役割と機能をリモートで管理します。 ファイル共有プロトコルおよびコンピュータブラウザプロトコルをサポートしています。 Windows PowerShell 何百もの組み込みコマンドによってローカルおよびリモート管理を自動化します。 (Windows PowerShell 5.1、2.
2 NAS システムの初期設定 このタスクについて NAS システムの初期設定には次の手順が含まれます。 • iSCSI を使用したシステムまたはソリューションのケーブル配線 • NAS ソリューションの電源オンおよび接続 • サーバーマネージャー を使用したシステム設定 NAS システムの初期設置を完了するには、次の手順を実行します。 手順 1 Windows Storage Server 2016 または 2012 R2 を実行する NAS システムを初めて起動するときは、デフォルトパスワード 画面で OK をクリックし てください。 メモ: パスワードを変更する前に、システム言語をご希望に応じて変更するようにしてください。 お使いのシステムは、デフォルトのユーザー名 administrator およびパスワード Stor@ge! で設定されています。 管理者パスワードを変更するには、Ctrl+Alt+Delete キーを押して、パスワードの変更 をクリックします。 2 初回ログイン時には、サーバーマネージャー が自動的に起動します。 サーバーマネージャー で、このローカルサーバーの構成
• マルチパス I/O(MPIO) 関連するリンク Dell Rapid Appliance Self Recovery(RASR) サーバーマネージャーの役割、役割サービス、および機能 サーバーマネージャーは、物理的アクセスや、リモートデスクトッププロトコル(RDP)接続なしでデスクトップからリモートおよびローカルサーバーを管理する 管理コンソールです。 システムマネージャーでは次が可能です。 • サーバープールにリモートサーバーを追加する。 • サーバーグループを作成または編集する(特定の目的、または地理的位置のため)。 • 役割、役割サービス、および機能をインストールまたはアンインストールし、ローカルまたはリモートサーバーを表示または変更する。 • お使いのサーバーと役割のステータスをリモートで取得する。 • サーバーステータスの特定、重大イベントの識別、設定問題や不具合の分析とトラブルシューティングを行う。 • サーバーマネージャー ダッシュボードに表示されるイベント、パフォーマンスデータ、サービス、および Best Practices Analyzer(BPA)結果をカス
コンピュータの管理へのアクセス コンピュータの管理 ツールにアクセスするには、サーバーマネージャー で ツール > コンピュータの管理 と進みます。すべてのツールが 3 つのグループに分 別された コンピュータの管理 ウィンドウが表示されます。これらのツールを以下で説明します。 システムツール タスクスケジューラ システムが特定の時刻に自動的に実行するタスクの作成と、ベーシックタスクの管理を行います。作成されたタスクはタスクスケ ジューラライブラリに保存されます。また、タスクステータス および失効していないアクティブなタスク も追跡します。 イベントビューア カスタムビューを作成またはインポートし、特定のノードやログで発生したイベントを表示するために使用されます。また、管理ロ グの概要、最近表示されたノード、および ログ概要 も表示されます。 共有フォルダー システム上のファイルを一元的に管理するために使用されます。共有フォルダでは、オープンファイルとユーザーの表示と管理の 他、ファイル共有の作成、および許可の設定を行うことができます。 ローカルユーザーとグ ループ コンピュータ上にローカルに
開を含めて展開できます。ユーザーファイルは、同期共有と呼ばれるサーバー上のフォルダに保存されます。ワークフォルダの詳細については、 technet.microsoft.com/en- us/library/dn265974.
DFS の管理 ウィンドウが表示されます。 アクション で、新しい名前空間 をクリックします。 2 新しい名前空間ウィザード が表示されます。 新しい名前空間ウィザード のタスクを完了し、ウィザードを閉じます。 3 メモ: サーバーがオフの場合、名前空間サーバーは作成できません。 新しい DFS レプリケーショングループの作成 このタスクについて 新しい DFS レプリケーショングループを作成するには、次の手順を実行します。 手順 サーバーマネージャーで、ツール > DFS の管理の順にクリックします。 1 DFS の管理 ウィンドウが表示されます。 2 アクション で、新しいレプリケーショングループ をクリックします。 新しいレプリケーショングループウィザード が表示されます。 3 新しいレプリケーショングループウィザード のタスクを完了し、ウィザードを閉じます。 ディスプレイへの DFS 名前空間の追加 このタスクについて ディスプレイに DFS 名前空間を追加するには、次の手順を実行します。 手順 サーバーマネージャーで、ツール > DFS の管理の順にクリックします。 1 D
なストレージレポートの生成を行うことができます。この高度な機能の一式は、管理者による既存のストレージリソースの効率的な監視だけでなく、将来 的なポリシー変更の計画および実装にも役立ちます。FSRM タスクには次が含まれます。 • クォータ管理 • ファイルスクリーニング管理 • ファイル管理タスク • ストレージレポート管理 • 分類管理 マルチパス I/O(MPIO) Microsoft マルチパス I/O(MPIO)は、Microsoft によって提供されるフレームワークで、ストレージプロバイダによるハードウェア固有の情報を含むマルチ パスソリューションの開発を可能にします。これにはストレージアレイとの接続性を最適化することが必要です。これらのモジュールは Device-Specific Module(DSM)と呼ばれます。MPIO はプロトコル非依存で、Windows Server OS のファイバチャネル、インターネット SCSI(iSCSI) 、およびシリアル アタッチド SCSI(SAS)インタフェースで使用することができます。 MPIO は次の機能を提供します。 • フェー
3 NAS システムの管理 次の管理ツールはお使いのシステムにインストール済みです。 • Dell OpenManage Server Administrator • 管理用リモートデスクトップ トピック: • Dell OpenManage server administrator • 管理用リモートデスクトップ • DVD を使用した NAS オペレーティングシステムの再インストール • Dell Rapid Appliance Self Recovery(RASR) Dell OpenManage server administrator Dell OpenManage Server Administrator は、2 つの方法で包括的な一対一のシステム管理ソリューションを提供します。 • 統合的なウェブブラウザベースのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI) — Server Administrator ホームページからの管理 • コマンドラインインタフェース(CLI) — OS からの管理 Server Administrator は、ネットワークの NAS シス
リモートデスクトップ接続のアクティブ化 このタスクについて マイ PC のリモートデスクトップ接続をアクティブにするには、次の手順を実行します。 手順 1 サーバーマネージャー で ローカルサーバー をクリックします。 または、スタート アイコンを右クリックし、この PC をクリックして、システム > リモート設定 を選択します。 プロパティ ウィンドウが表示されます。 2 プロパティ ウィンドウで リモートデスクトップの有効ハイパーリンク をクリックします。 Windows Storage Server 2016 または 2012 R2 では、リモート管理がデフォルトで有効にされています。 システムのプロパティ ウィンドウが表示されます。 3 リモート タブの リモートデスクトップ セクションから、 このコンピュータへのリモート接続を許可する を選択します。 メモ: ネットワークレベル認証を持つリモートデスクトップがシステムへの接続を許可されます。 4 ユーザーの選択 ボタンをクリックします。 リモートデスクトップユーザー ウィンドウが表示されます。 5 追加 または 削除 ボタンをクリックし
DVD を使用した NAS オペレーティングシステムの再インス トール このタスクについて メモ: DVD を使用した NAS オペレーティングシステムの再インストールは、Windows 2012 R2 でのみサポートされます。Windows 2016 での DVD を使用した NAS オペレーティングシステムの再インストールについては、本マニュアルの「RASR」の項を参照してください。 注意: NAS オペレーティングシステムの再インストールまたはアップグレードを行う前に、お使いのシステムの内蔵ディスクドライブをバックアップ してください。この DVD 再インストールプロセスは、OS ディスク(仮想ディスク 0)をフォーマットまたは削除するため、あらゆるデータまたはイン ストール済みアプリケーションが失われることになります。DVD 再インストールプロセスは、RASR USB Recovery アプリケーションをインストー ルしません。 手順 1 すべての内蔵ディスクドライブまたは外付けのストレージアレイに保存されているデータをバックアップしてください。 2 必要に応じて、外付け USB DVD ドライブを
6 RASR アプリケーションが起動したら、復元操作を何も実行せずにアプリケーションを終了し、システムを再起動します。 この手順で、USB 復元ドライブが正常に作成されたことを確認できます。 RASR USB ドライブは、今後の使用のため安全な場所に保管してくださ い。 RASR USB 復元ドライブを使用した OS の復元 このタスクについて RASR ドライブから OS を復元するには、次の手順を実行します。 手順 1 RASR USB ドライブをシステムの USB ポートに挿入します。 2 システムを起動し、Power On Self-Test(POST) 中に を押して 起動マネージャ を選択します。 3 起動マネージャ画面で、 ワンショット BIOS 起動メニューを選択します。 4 RASR USB ドライブを起動デバイスとして選択します。 5 システムが RASR USB ドライブで起動します。 6 RASR を開始するには、次の手順を実行します。 a b c d キーボードのレイアウトを選択します。 [トラブルシューティング] アイコンをクリックします。 [R
4 NAS システムの使い方 サーバーメッセージブロック共有の作成 Windows Storage Server 2016 または 2012 R2 には、サーバーメッセージブロック(SMB)3.
NFS 共有 ネットワークファイルシステム(NFS)プロトコルは、アクセス制御(UNIX ベースのファイルシステム用)を提供し、ネットワーク名を使用して特定のクライ アントシステムおよびグループに許可を与えることによって実装されます。 NFS 共有を作成する前に、管理者はアイデンティティマッピングを設定する必要があります。アイデンティティマッピングのソースは次のいずれかにすることが できます。 • Microsoft Active Directory ドメイン名サーバー(Microsoft Windows Server 2003 ドメインコントローラ、Microsoft Windows Server 2008 ドメ インコントローラ、または Microsoft Windows Server 2012 ドメインコントローラ、および Microsoft Windows Server 2016 ドメインコントローラ) • User Name Mapping(UNM)サーバー • Active Directory Lightweight Directory Services (AD LDS) NFS 共有
ネットワークファイルシステム用サービス ウィンドウが表示されます。 2 NFS 用サービス をクリックし、プロパティ を選択します。 NFS 用サービスのプロパティ ウィンドウが表示されます。 3 ユーザー名マッピング をアイデンティティマッピングソースとして選択し、ユーザー名マッピングサーバーのホスト名を入力します。 4 UNM サーバーへ移動してパスワードをコピーし、前の手順で収集したファイルをローカルディスクにグループ化します。 5 プログラムの追加と削除 > Windows コンポーネントの追加 > 他のネットワークファイルと印刷サービスを選択の順にクリックします。 6 詳細 をクリックします。 7 NFS 用 Microsoft サービスを選択して、詳細をクリックし、ユーザー 名 マッピングを選択します。 8 次へ をクリックし、インストールを完了します。 メモ: インストール完了後、システムを再起動してください。 9 NFS クライアントに移動し、/etc/passwd と /etc/group files を取得して、USB ドライブにコピーします。 10 UN
5 Active Directory スキーマをアップデートします。 6 ユーザーおよびグループアカウントマップを UNIX ベースのコンピュータから Windows ベースコンピュータに追加します。 7 ADS LDS 名前空間オブジェクトへの適切なアクセスを認証します。 8 マッピングソースを設定します。 関連するリンク AD LDS サーバーロールのインストール AD LDS サーバーロールのインストール このタスクについて AD LDS サーバーロールをインストールするには、次の手順を実行します。 手順 1 サーバーマネージャー で、管理 > 役割と機能の追加の順にクリックします。 役割と機能の追加ウィザード が表示されます。 2 次へ をクリックします。 3 インストールの種類の選択 ウィンドウで 役割ベースまたは機能ベースのインストール をクリックして役割または機能の全部分をインストール、また は リモートデスクトップサービスのインストール をクリックして、仮想マシンベースのデスクトップインフラストラクチャ、またはリモートデスクトップサービス 用のセッションベースのデスクト
メモ: この文字列は、慣例に従って完全修飾ドメイン名に基づいています。例えば、インスタンス名が nfsadldsinstance であ り、サーバー名が server 1 である場合、パーティション名は CN=nfsadldsinstance, DC=server1 になります。 8 パーティション名を入力したら、次へ をクリックします。 9 ファイルの場所 ウィンドウで、データファイル および データ回復ファイル フィールドに AD LDS に関連するファイルを保存する場所を入力するか参 照し、次へ をクリックします。 10 サービスアカウントの選択 ウィンドウで、Network サービスアカウント を選択して 次へ をクリックします。 メモ: システムがドメインのメンバーではない場合、AD LDS instance cannot replicate data with AD LDS instances on other computers while using this service account(このサービスアカウントを使用中、AD LDS インスタンスは他のコンピュータ上の AD LD
接続の設定 ダイアログボックスが表示されます。 a 接続ポイント で、周知のネーミングコンテキストの選択 オプションを選択して、ドロップダウンメニューから 設定 を選択します。 b コンピュータ で ドメインまたはサーバーを選択または入力 オプションを選択し、テキストボックスに localhost:389 と入力します。 メモ: この例ではデフォルト LDAP ポート番号 389 を使用しています。Active Directory ライトウェイトディレクトリサービスセットアッ プウィザード で異なるポート番号を指定した場合は、かわりにその値を使用します。 3 OK をクリックします。 ADSI エディタ が更新され、新規接続が表示されます。 4 表示されたツリーの 設定 ノードで、CN=Configuration、CN=Sites、CN=Default-First-Site-Name、CN=Servers、CN=server1$ nfsadldsinstance、CN=NTDS Settings の順にクリックします。 5 CN=NTDS Settings を右クリックし、プロパティ をクリ
e 追加 をクリックして スキーマオブジェクトの選択 ダイアログボックスを開きます。 f uidNumber をクリックして、OK をクリックします。 g OK をクリックします。 注意: ユーザー を右クリックの代わりに間違って左クリックすると、手順 g の実行後にエラーを受け取りもう一度やり直す必要があり ます。これを防ぐには、右クリックするか、Active Directory スキーマノードまで戻ってクリックし、手順 a を繰り返します。 14 次の手順を実行して、gidNumber 属性をグループクラスに追加します。 a 15 Active Directory スキーマ ノード、および クラス ノードを展開します。 b グループ を右クリックし、プロパティ をクリックします。 c グループの プロパティ ダイアログボックスで、属性 タブをクリックします。 d 追加 をクリックして スキーマオブジェクトの選択 ダイアログボックスを開きます。 e gidNumber をクリックして、OK をクリックします。 f OK をクリックします。 MMC を終了し、保存 をク
メモ: 例えば、デフォルトのネーミングコンテキスト localhost:389 では、次のプロパティ: CN=nfsadldsinstance, DC=server1 を選択します。 7 オブジェクトの作成 ダイアログボックスで、コンテナ クラスを選択し、次へ をクリックします。 8 値 ボックスで Users を入力し、次へ をクリックします。 この値は、ユーザーアカウントマッピングを保持するために使用されるコンテナオブジェクトの名前を指定します。 9 終了 をクリックします。 ユーザーアカウントマップの追加 このタスクについて ユーザーアカウントマップを追加するには、次の手順を実行します。 手順 1 ADSI 編集 で デフォルトのネーミングコンテキスト ノードを展開してから、パーティション名を展開します。 2 CN=Users を右クリックし、 新規 をクリックして オブジェクトをクリックします。 3 オブジェクトの作成 ダイアログボックスで ユーザー クラスを選択し、次へ をクリックします。 4 値 テキストボックスでユーザー名を入力し、次へ をクリックします。 メモ: ユーザー
Window CLI アイコンがプログラムの下に表示されます。 2 コマンドプロンプト を右クリックし、管理者として実行 を選択して管理者権限のコマンドプロンプトを開きます。 3 C:\WINDOWS\ADAM ディレクトリに移動し、次のように dsacls コマンドを実行して 全員 グループにマッピングデータストアへの読み取りアクセス許 可を付与します。 dsacls "\\server1:389\CN=nfsadldsinstance,dc=server1" /G everyone:GR /I:T 4 オプションとして、複数の NFS サーバーがアカウントマッピングにクエリを行う許可をするため、共有 AD LDS ストアを設定する場合、マッピングデータ ストアを ACL に追加して、次のように匿名ログオンアカウントに読み取りアクセス許可を付与します。 dsacls "\\server1:389\CN=nfsadldsinstance,dc=server1" /G "anonymous logon":GR /I:T メモ: コンピュータからマッピングデータストア間に共有アクセスがない場合は、この手
手順 1 サーバーマネージャー ウィンドウで ファイルサービスと記憶域サービス サーバー役割に進み、共有 をクリックします。 共有、ボリューム および クォータ ペインがあるページが表示されます。 2 新しい共有を作成するには、共有セクションで次の手順のいずれかを実行します。 • 共有ファイルの作成に、新しい共有ウィザードを起動 リンクをクリックします。 • タスク ドロップダウンメニューから 新しい共有 を選択します。 新しい共有ウィザード ウィンドウが表示されます。 3 この共有のプロファイルの選択 ページで、要件に応じて ファイル共有プロファイル(NFS 共有 – 簡易または詳細) を選択し、次へ をクリックし ます。 4 この共有のサーバーとパスの選択 ウィンドウで、新しい共有の サーバー名 および 共有の場所 を選択し、次へ をクリックします。 共有の場所はボリューム、またはカスタムパスを入力することで選択できます。 5 共有名の指定 ウィンドウで、共有名 および 共有の説明 を入力し、次へ をクリックします。 共有フォルダが存在しない場合は、共有へのローカルパスがフォルダを自動
新規ボリュームの作成 このタスクについて 新しいボリュームを作成するには、次の手順を実行します。 メモ: この設定を行うための最小限のメンバーシップは、バックアップオペレータまたは管理者です。 手順 1 サーバーマネージャー で、ファイルサービスと記憶域サービス のサーバー役割をクリックし、ボリューム を選択します。 2 タスク ドロップダウンメニューからの ボリューム ペインで、新しいボリューム を選択します。 新しいボリュームウィザード ウィンドウが表示されます。 3 ウィザードの指示に従って、ボリュームのサイズ の選択、ドライブ文字 の割り当て、ファイルシステムの種類 の選択を行い、ボリュームラベル に入 力し、形式オプション を選択して データ重複排除 設定を入力します。 4 ボリューム作成設定を確認し、作成 をクリックします。 作成された新しいボリュームが ボリューム ペインに表示されます。 ボリュームの管理 ディスクの管理はディスクおよびボリュームの管理に使用されます。ディスクの管理にアクセスするには、ツールメニューからサーバーマネージャを起動し、 コ ンピュータの管理 > ストレージ
手順 1 CLI ウィンドウを開き、 diskpart と入力します。 2 DISKPART プロンプトで、list volume と入力します。 3 拡張するベーシックボリュームを書き留めます。 4 DISKPART プロンプトで次を実行します。 a b select volume <ボリュームの番号> と入力して、同じディスク上の連続した空き容量に拡張するベーシックボリュームの番号を選択しま す。 extend [size=<サイズ>] と入力して、選択したボリュームをメガバイト(MB)単位で拡張します。 ボリュームの縮小 このタスクについて プライマリパーティションおよび論理ドライブによって使用される容量は、同じディスク上の隣接する連続した容量内に縮小することで削減することができま す。例えば、追加パーティションが必要でも追加ディスクはないという場合、ボリュームの終りにある既存パーティションを縮小して、新規パーティション用に 使用できる新しい未割り当ての容量を作成することができます。 ボリュームを縮小するには、次の手順を実行します。 手順 1 サーバーマネジャ を起動して、ツール メニュー
ボリュームを削除する際の追加情報 ディスク管理の新機能は次のとおりです。 よりシンプルなパーテ ィション作成 ボリュームを右クリックすると、ベーシック、スパン、またはストライプのどのパーティションを作成するかをメニューから直接選択する ことができます。 ディスク変換オプショ ン ベーシックディスクに 4 つを越えるパーティションを追加すると、ディスクをダイナミックまたは GUID パーティションテーブル(GPT) パーティションスタイルに変換するプロンプトが表示されます。 パーティションの拡張 と圧縮 Windows インタフェースからパーティションを直接拡張および圧縮することができます。 データ重複排除 データ重複排除機能は、サブファイルレベルで機能し、小さなチャンクへのファイルのセグメント化によって、より少ない容量でより多くのデータを保存しま す。この機能は、重複データを識別し、各データチャンクの単一コピーを維持します。ファイルは圧縮され、システムボリューム情報フォルダ内の特別なコン テナファイルに分類されます。 ボリュームを重複排除向けに有効化し、データを最適化した後、ボリュームには未最適化
4 共有フォルダの シャドウコピー を有効にするボリュームを選択し、有効 をクリックします。 5 今すぐ作成 をクリックして、選択したボリュームのシャドウコピーを作成します。 6 ストレージの場所、容量の割り当て、およびスケジュールを変更するには、設定 をクリックします。 Windows Server バックアップ機能を使用したサーバーバッ クアップの実行 Windows Server バックアップ は、お使いのシステムに取り付けられているサーバーのための基本的なバックアップおよびリカバリタスクを実行するツール 一式とウィザードを提供する機能です。データバックアップはローカルまたはオンラインの場所で行うことができます。 前提条件 お使いのシステムに Windows Server バックアップ 機能をインストールするには、次の手順を実行します。 手順 1 サーバーマネージャーを起動し、管理 メニューから、 役割と機能の追加 を選択します。 役割と機能の追加ウィザード が表示されます。 2 役割と機能の追加ウィザード の画面の指示に従って、機能の選択 ダイアログボックスで、 Windows Serv
ストレージタイプ 詳細 共有フォルダ リモート共有フォルダにバックアップを保存する場合、そのバックアップは新しいバックアップが作成されるたびに上書きされます。 一連のバックアップを保存したい場合は、このオプションを選択しないでください。 バックアップがすでに存在する共有フォルダにバックアップを作成しようとしている最中にバックアッププロセスが失敗すると、バック アップが全くない状態になる場合があります。この問題を回避するには、バックアップを保存するために、共有フォルダ内にサブフ ォルダを作成することができます。 DVD、その他の光学 バックアップを光学、またはリムーバブルメディアに保存する場合、回復できるのはボリューム全体のみで、アプリケーションや個 メディア、またはリムー 々のファイルを回復することはできません。さらに、空き容量が 1 GB 未満のメディアへのバックアップはサポートされていません。 バブルメディア ローカルハードディス ク バックアップを内蔵ハードディスクに保存すると、次が可能になります。 • ファイル、フォルダ、アプリケーションおよびボリュームの回復。 • 使用するバックアッ
このタスクについて サーバーで NIC チーミングを設定するには、次の手順を実行します。 手順 1 サーバーマネージャーを起動し、ローカルサーバーを選択します。 ローカルサーバーのプロパティが表示されます。 2 NIC チーミングの横にあるステータスをクリックします。 NIC チーミング ウィンドウが表示されます。 3 アダプターとインタフェース セクションに、チーミングできる利用可能なアダプタのリストが表示されます。 4 チームに追加するアダプタを選択します。右クリックして 新しいチームに追加 を選択します。 5 NIC チーミング ウィンドウで、追加するアダプタ用の チーム名 ボックスにチーム名を入力します。 6 追加のプロパティ で、チーミングモード、負荷分散モード、スタンバイアダプタ を選択し、OK をクリックします。 新しく作成された NIC チームが同じウィンドウの チーム セクションに表示されます。 7 NIC チームの作成と設定後、ネットワークと共有センター > アダプタの設定の変更 と進みます。 新しく作成された NIC チームがこのウィンドウに表示されます。 NAS
5 困ったときは トピック: • デルへのお問い合わせ • 関連マニュアル • お使いのシステムのサービスタグの位置 • ドライバとファームウェアのダウンロード • マニュアルのフィードバック デルへのお問い合わせ デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。アクティブなインターネット接続がない場合は、 ご購入時 の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタログで連絡先をご確認いただけます。これらのサービスは国および製品によって異なり、お住まいの 地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスの問題に関するデルへのお問い合わ せに関しては、次の手順を実行してください。 1 Dell.
製品のマニュアルには次が含まれます。 • 『Getting Started Guide』(はじめに)— システム機能、システムのセットアップ、および技術仕様の概要を説明しています。このマニュアルもシステム に同梱されています。 • 『Set-up Placemat』(セットアッププレイスマット)— システムのセットアップ、配線、および設定の概要を説明しています。 • 『Owner’s Manual』(オーナーズマニュアル)— システム機能についての情報を提供し、システムのトラブルシューティング方法、およびシステムコンポ ーネントの取り付けまたは交換方法について説明しています。 • 『Administrator’s Guide』(管理者ガイド)— システムの設定および管理についての情報を提供しています。 • 『Troubleshooting Guide』(トラブルシューティングガイド)— ソフトウェアおよびシステムのトラブルシューティングに関する情報を提供します。 • 『Dell OpenManage Server Administrator User’s Guide』(Dell Open