Dell Precision 5750 サービスマニュアル 規制モデル: P92F 規制タイプ: P92F001 May 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2020 年 Dell Inc.またはその子会社。不許複製・禁無断転載。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 1 コンピュータ内部の作業................................................................................................................. 5 安全にお使いいただくために........................................................................................................................................... 5 コンピューター内部の作業........................................................................................................................................... 5 PC 内部の作業を終えた後に.........................................................
ディスプレイアセンブリ................................................................................................................................................. 39 ディスプレイ アセンブリーの取り外し.................................................................................................................. 39 ディスプレイ アセンブリーの取り付け................................................................................................................... 41 システム ボード.......................................................................
1 コンピュータ内部の作業 安全にお使いいただくために 身体の安全を守り、PC を損傷から保護するために、次の安全に関する注意に従ってください。特に記載のない限り、この文書に 記載される各手順は、お使いの PC に付属の「安全にお使いいただくための注意事項」をすでにお読みいただいていることを前提と します。 メモ: PC 内部の作業を行う前に、お使いの PC に付属している「安全にお使いいただくために」をお読みください。安全にお使 いいただくためのベストプラクティスの詳細については、法令遵守ホームページ(www.dell.
3. PC および取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから外します。 4. キーボード、マウス、モニターなど取り付けられているすべてのネットワークデバイスや周辺機器を PC から外します。 注意: ネットワーク ケーブルを外すには、まずケーブルのプラグを PC から外し、次にケーブルをネットワークデバイスか ら外します。 5.
• • • • 首に装着した状態で、リストストラップのボンディングワイヤーをテスターに接続し、ボタンを押してテストを行います。テス ト合格の場合には緑の LED が点灯し、テスト不合格の場合には赤い LED が点灯し、アラームが鳴ります。 絶縁体要素 – プラスチック製のヒートシンクの覆いなど、ESD に敏感なデバイスを、高く帯電していることが多いインシュレ ータ内蔵パーツから遠ざけることが重要です。 作業現場環境 – ESD フィールド・サービス・キットを配備する前に、お客様の場所の状況を評価します。たとえば、サーバ環境用 にキットを配備するのと、デスクトップや携帯デバイス用にキットを配備することは異なります。サーバは通常、データセン ター内のラックに設置され、デスクトップや携帯デバイスはオフィスのデスク上か、仕切りで区切られた作業場所に配置されま す。物品が散乱しておらず ESD キットを広げるために十分な平らな広いエリアを探してください。このとき、修理対象のシス テムのためのスペースも考慮してください。また、作業場所に ESD の原因と成り得る絶縁体がないことも確認します。ハード ウェアコンポーネ
2 テクノロジとコンポーネント この章には、システムで使用可能なテクノロジーとコンポーネントの詳細が掲載されています。 USB の機能 USB(ユニバーサル シリアル バス)は 1996 年に導入されました。これにより、ホスト コンピューターと周辺機器(マウス、キー ボード、外付けドライバー、プリンターなど)との接続が大幅にシンプルになりました。 表 1. USB の進化 タイプ データ転送速度 カテゴリ 導入された年 USB 2.0 480 Mbps High Speed 2000 USB 3.0/USB 3.1 Gen 1 5 Gbps ポート SuperSpeed 2010 USB 3.1 Gen 2 SuperSpeed 2013 10 Gbps USB 3.0/USB 3.1 Gen 1(SuperSpeed USB) 長年にわたり、USB 2.
高精細ビデオ コンテンツ、テラバイトのストレージ デバイス、超高解像度のデジタル カメラなどのデータ転送に対する要求がます ます高まっている現在、USB 2.0 は十分に高速ではない可能性があります。さらに、理論上の最大スループットである 480 Mbps を 達成する USB 2.0 接続は存在せず、現実的なデータ転送率は最大で約 320 Mbps(40 MB/s)となっています。同様に、USB 3.0/USB 3.1 Gen 1 接続が 4.8 Gbps のスループットを達成することはありません。実際には、オーバーヘッドを含めて 400 MB/s の 最大転送率であると想定されますが、このスピードでも、USB 3.0/USB 3.1 Gen 1 は USB 2.0 の 10 倍向上しています。 用途 USB 3.0/USB 3.
代替モード USB Type-C は、とても小さな新しいコネクタ規格で、サイズは古い USB Type-A プラグの約 3 分の 1 です。すべてのデバイスで使 用できる単一のコネクタ規格です。USB Type-C ポートは、「代替モード」を使用してさまざまなプロトコルをサポートできるので、 単一の USB ポートから HDMI、VGA、DisplayPort、またはその他の接続タイプを出力できるアダプタを持つことができます。 USB Power Delivery(USB による電源供給) USB PD 仕様は、USB Type-C とも密接に絡み合っています。現在、スマートフォン、タブレット、その他のモバイル デバイスは、 充電に USB 接続を使用することがほとんどです。USB 2.0 接続は最大 2.
4. USB Power Delivery - サポート対象のコンピューターに最大 130 W を給電 USB Type-C に関する Thunderbolt 3 の主要機能 1. 2. 3. 4. 5. 1 本のケーブルで USB Type-C を介した Thunderbolt、USB、DisplayPort および給電(製品によって機能は異なります) コンパクトでリバーシブルな USB Type-C コネクタとケーブル Thunderbolt ネットワーキングのサポート(*製品によって異なります) 最大 4K ディスプレイのサポート 最大 40 Gbps メモ: データ転送速度はデバイスによって異なります。 Thunderbolt アイコン 図 2. Thunderbolt アイコンのバリエーション HDMI 1.4a このトピックでは、HDMI 1.
• • • オーディオ HDMI は、標準ステレオからマルチチャネル サラウンド サウンドまで複数のオーディオ形式をサポートします。 HDMI は、ビデオとマルチチャネル オーディオを 1 本のケーブルにまとめることで、A/V システムで現在使用している複数のケ ーブルの費用、複雑さ、混乱を取り除きます。 HDMI はビデオ ソース(DVD プレーヤーなど)と DTV 間の通信をサポートし、新しい機能に対応します。 電源オンと LED の動作(指紋認証リーダー搭載の場 合) 電源オンと LED の動作(指紋認証リーダー搭載の場合) • • • • • • • • • 50 ミリ秒~2 秒間電源ボタンを押すと、デバイスの電源が入ります。 電源ボタンをさらに押しても、SOL(Sign-Of-Life)がユーザーに提供されるまで反応しません。 電源ボタンを押すと、システム LED が点灯します。 使用可能なすべての LED(キーボードのバックライト付/ キーボードの Caps Lock LED/バッテリー充電 LED)が点灯して、指定 された動作を表示します。 聴覚トーンはデフォルトでオフになっています。BI
• 電源アダプターの LED: • ○ コンセントからの電源供給中は、電源アダプター コネクタの LED が白に点灯します。 バッテリー インジケータ LED ○ コンピュータがコンセントに接続されている場合、バッテリーライトは次のように動作します。 1. ソリッド ホワイトの点灯 ― バッテリの充電中です。充電が完了すると、LED が消灯します。 ○ コンピューターがバッテリーで実行されている場合、バッテリー ライトは次のように動作します。 • 1. 消灯 - バッテリーは十分に充電されています(またはコンピューターの電源がオフ)。 2. 橙色の点灯 - バッテリーの残量が非常に少なくなっています。低バッテリ状態とは、残りのバッテリー持続時間が約 30 分以下の場合です。 カメラ LED • ○ カメラがオンの場合、白色の LED がアクティブになります。 マイク ミュート LED: • ○ アクティブ化(ミュート)すると、F4 キーのマイク ミュート LED が白色に点灯します。 LAN ポート(RJ45)の LED: ○ 表 2.
3 分解および再アセンブリ ベースカバー ベース カバーの取り外し 前提条件 1.
手順 1. ベース カバーをパームレストとキーボード アセンブリーに固定している 8 本のネジ(M2.5x4)を外します。 2.
メモ: ベース カバーの底面にあるオーディオ ボードの接地用ピンは壊れやすいものです。ピンの損傷を防ぐため、ベース カ バーを清潔な面に置きます。 メモ: 次の手順は、PC から他のコンポーネントをさらに取り外す場合のみ行います。 メモ: バッテリー ケーブルを外すか、バッテリーを取り外して、お使いの PC の BIOS 設定をリセットします。 3.
手順 1. 必要に応じて、バッテリーケーブルをシステム ボードに接続します。 2. ベースカバーのネジ穴をパームレストとキーボード アセンブリーのネジ穴に合わせて、ベース カバーを所定の位置にはめ込みま す。 3. ベース カバーをパームレストとキーボード アセンブリーに固定する 8 本のネジ(M2.5x4)を取り付けます。 次の手順 1. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 バッテリー バッテリーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
手順 1. バッテリー ケーブルの接続がシステム ボードから外れていなければ、外します。 2. ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットとバッテリーをパームレストとキーボード アセンブリーに固定している 7 本 のネジ(M2x4)を外します。 メモ: バッテリーの上部を固定する 2 本のネジ(M2x4)は、ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットもシステム ボードに固定します。 3.
手順 1. 各ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットのネジ穴を、パームレストとキーボード アセンブリーの対応するネジ穴に合 わせます。 2. バッテリーのネジ穴をソリッドステート ドライブのサーマル ブラケット、パームレスト、およびキーボード アセンブリーのネジ 穴に合わせます。 メモ: バッテリーの上部を固定する 2 本のネジ(M2x4)は、ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットもシステム ボードに固定します。バッテリーとシステム ボードの間に、ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットが取り付け られていることを確認します。 3. バッテリーの上部とソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットをパームレストとキーボード アセンブリーに固定する 2 本のネジ(M2x4)を取り付けます。 4. バッテリーの下部をパームレストとキーボード アセンブリーに固定する 5 本のネジ(M2x4)を取り付けます。 5. バッテリーケーブルをシステム ボードに接続します。 次の手順 1. ベース カバーを取り付けます。 2.
手順 1. メモリー モジュールを覆っているフラップをはがします。 2. メモリモジュールスロットの両端にある固定クリップを、メモリモジュールが持ち上がるまで指先で慎重に広げます。 3.
手順 1. 2. 3. 4. メモリーモジュール スロットを覆っているフラップをはがします。 メモリーモジュールの切り込みをメモリーモジュールスロットのタブに合わせます。 メモリ モジュールを傾けて、メモリモジュール スロットにしっかりと差し込みます。 所定の位置にカチッと収まるまで、メモリーモジュールを押し込みます。 メモ: カチッという感触がない場合は、メモリーモジュールを取り外して、もう一度差し込んでください。 メモ: 取り付ける別のメモリー モジュールがある場合は、手順 1~4 を繰り返します。 次の手順 1. ベース カバーを取り付けます。 2.
SSD1 スロットのソリッドステート ドライブ M.2 2230 ソリッドステート ドライブを SSD1 スロットから 取り外す 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ベース カバーを取り外します。 3. バッテリーを取り外します。 このタスクについて メモ: この手順は、SSD1 スロットに取り付けられた M.2 2230 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 メモ: 発注時の構成に応じて、お使いの PC は、SSD1 スロットの M.2 2230 ソリッドステート ドライブと M.2 2280 ソリッド ステート ドライブのいずれかをサポートする場合があります。 次の画像は SSD1 スロットに取り付けられている M.2 2230 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的 に表しています。 手順 1. ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットとソリッドステート ドライブをシステム ボードに固定しているネジ(M2x4) を外します。 2.
M.2 2230 ソリッドステート ドライブを SSD1 スロットに取 り付ける 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて メモ: この手順は、SSD1 スロットに取り付けられた M.2 2230 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 メモ: 発注時の構成に応じて、お使いの PC は、SSD1 スロットの M.2 2230 ソリッドステート ドライブと M.2 2280 ソリッド ステート ドライブのいずれかをサポートする場合があります。 メモ: ソリッドステート ドライブの取り付けブラケットを取り付けます(取り付けられていない場合)。 次の画像は SSD1 スロットに取り付けられている M.2 2230 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り付け手順を視覚的 に表しています。 手順 1. 2. 3. 4. 5.
M.2 2280 ソリッドステート ドライブを SSD1 スロットから 取り外す 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ベース カバーを取り外します。 3. バッテリーを取り外します。 このタスクについて メモ: この手順は、SSD1 スロットに取り付けられた M.2 2280 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 メモ: 発注時の構成に応じて、お使いの PC は、SSD1 スロットの M.2 2230 ソリッドステート ドライブと M.2 2280 ソリッド ステート ドライブのいずれかをサポートする場合があります。 次の画像は SSD1 スロットに取り付けられている M.2 2280 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的 に表しています。 手順 1. ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットとソリッドステート ドライブをシステム ボードに固定しているネジ(M2x4) を外します。 2. サーマル プレートを持ち上げてシステム ボードから取り外します。 3.
このタスクについて メモ: この手順は、SSD1 スロットに取り付けられた M.2 2280 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 メモ: 発注時の構成に応じて、お使いの PC は、SSD1 スロットの M.2 2230 ソリッドステート ドライブと M.2 2280 ソリッド ステート ドライブのいずれかをサポートする場合があります。 メモ: ソリッドステート ドライブの取り付けブラケットを取り付けます(取り付けられていない場合)。 次の画像は SSD1 スロットに取り付けられている M.2 2280 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り付け手順を視覚的 に表しています。 手順 1. 2. 3. 4. 5.
SSD2 スロットのソリッドステート ドライブ M.2 2230 ソリッドステート ドライブを SSD2 スロットから 取り外す 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ベース カバーを取り外します。 3. バッテリーを取り外します。 このタスクについて メモ: この手順は、SSD2 スロットに取り付けられた M.2 2230 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 メモ: 発注時の構成に応じて、お使いの PC は SSD2 スロットの M.2 2230 ソリッドステート ドライブと M.2 2280 ソリッドス テート ドライブのいずれかをサポートする場合があります。 次の画像は SSD2 スロットに取り付けられている M.2 2230 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り外し手順を視覚 的に表しています。 手順 1. ソリッドステート ドライブをパームレストとキーボード アセンブリーに固定しているネジ(M2x4)を外します。 2.
M.2 2230 ソリッドステート ドライブを SSD2 スロットに取 り付ける 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて メモ: この手順は、SSD2 スロットに取り付けられた M.2 2230 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 メモ: 発注時の構成に応じて、お使いの PC は、SSD2 スロットの M.2 2230 ソリッドステート ドライブと M.2 2280 ソリッド ステート ドライブのいずれかをサポートする場合があります。 メモ: ソリッドステート ドライブの取り付けブラケットを取り付けます(取り付けられていない場合)。 次の画像は SSD2 スロットに取り付けられている M.2 2230 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り付け手順を視覚 的に表しています。 手順 1. ソリッドステート ドライブの取り付けブラケットをパームレストとキーボード アセンブリーのスロットに差し込みます(取り付 けられていない場合)。 2.
M.2 2280 ソリッドステート ドライブを SSD2 スロットから 取り外す 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ベース カバーを取り外します。 3. バッテリーを取り外します。 このタスクについて メモ: この手順は、SSD2 スロットに取り付けられた M.2 2280 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 次の画像は SSD2 スロットに取り付けられている M.2 2280 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り外し手順を視覚 的に表しています。 手順 1. ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットとソリッドステート ドライブをシステム ボードに固定しているネジ(M2x4) を外します。 2. サーマル プレートを持ち上げてシステム ボードから取り外します。 3. ソリッドステート ドライブをスライドさせて持ち上げ、SSD2 スロットから取り外します。 M.
このタスクについて メモ: この手順は、SSD2 スロットに取り付けられた M.2 2280 ソリッドステート ドライブが搭載されている PC にのみ適用さ れます。 メモ: ソリッドステート ドライブの取り付けブラケットを取り付けます(取り付けられていない場合)。 次の画像は SSD2 スロットに取り付けられている M.2 2280 ソリッドステート ドライブの位置を示すもので、取り付け手順を視覚 的に表しています。 手順 ソリッドステート ドライブの切り込みを SSD2 スロットのタブに合わせます。 ソリッドステート ドライブを SSD2 スロットにスライドさせます。 ガイド ポストを使用して、ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットをソリッドステート ドライブ上にセットします。 ソリッドステート ドライブ サーマル ブラケットのネジ穴を、システム ボードのネジ穴に合わせます。 ソリッドステート ドライブのサーマル ブラケットとソリッドステート ドライブをシステム ボードに固定しているネジ(M2x4) を取り付けます。 6.
このタスクについて 次の画像は右側のファン 1 の位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 メモ: 画像で示されているファンは専用グラフィックスを搭載したシステム用であり、UMA ファンと異なるように見える場合 がありますが、同じ方法で取り付けます。 手順 1. 右側のファン(ファン 1)をシステム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーに固定している 2 本のネジ (M2x4)と 1 本のネジ(M1.6x4)を外します。 2. 右側のファン ケーブルをシステム ボードから取り外します。 3.
手順 1. 右側のファン(ファン 1)ケーブルをシステム ボードに接続します。 2. ファン 1 のネジ穴を、システム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーのネジ穴に合わせます。 3. 右側のファン(ファン 1)をシステム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーに固定する 2 本のネジ(M2x4)と 1 本のネジ(M1.6x4)を取り付けます。 次の手順 1. ベース カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ファン 2 の取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
手順 1. 左側のファン(ファン 2)をシステム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーに固定している 2 本のネジ (M2x4)と 1 本のネジ(M1.6x4)を外します。 2. ファン ケーブルをシステム ボードから外します。 3.
手順 1. 左側のファン(ファン 2)のネジ穴を、システム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーのネジ穴に合わせま す。 2. 左側のファン(ファン 2)をシステム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーに固定する 2 本のネジ(M2x4)と 1 本のネジ(M1.6x4)を取り付けます。 3. 左側のファン(ファン 2)ケーブルをシステム ボードに接続します。 次の手順 1. ベース カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ヒートシンク ヒート シンクの取り外し(内蔵グラフィックス カード搭載の PC 用) 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 注意: プロセッサーの冷却効果を最大にするために、ヒート シンクの放熱部分には触れないでください。皮脂が付着する と、サーマルグリースの放熱機能が低下する場合があります。 メモ: 通常のオペレーション中に、ヒート シンクが高温になる場合があります。温度が十分に下がりヒート シンクが冷える のを待って、触ってください。 2.
手順 1. ヒート シンク上の表示とは逆の順序で、ヒート シンクをシステム ボードに固定している 4 本のネジ(M2x6.5)を外します。 2.
手順 1. ヒート シンクのネジ穴をシステム ボードのネジ穴に合わせます。 2. ヒート シンク上に表示されている順番に従って、ヒート シンクをシステム ボードに固定する 4 本のネジ(M2x6.5)を取り付け ます。 次の手順 1. ベース カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ヒート シンクの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 注意: プロセッサーの冷却効果を最大にするために、ヒート シンクの放熱部分には触れないでください。皮脂が付着する と、サーマルグリースの放熱機能が低下する場合があります。 メモ: 通常のオペレーション中に、ヒート シンクが高温になる場合があります。温度が十分に下がりヒート シンクが冷える のを待って、触ってください。 2. ベース カバーを取り外します。 3.
手順 1. ヒート シンク上の表示とは逆の順序で、ヒート シンクをシステム ボードに固定しているネジを外します。 • 内蔵グラフィックス カード搭載のシステム ボードのヒート シンク:4 本のネジ(M2.5x6) • 専用グラフィックス カード搭載のシステム ボードのヒート シンク:6 本のネジ(M2.5x6) 2.
手順 1. ヒート シンクのネジ穴をシステム ボードのネジ穴に合わせます。 2. ヒート シンク上に表示されている順番に従って、ヒート シンクをシステム ボードに固定するネジを取り付けます。 • • 内蔵グラフィックス カード搭載のシステム ボードのヒート シンク:4 本のネジ(M2.5x6) 専用グラフィックス カード搭載のシステム ボードのヒート シンク:6 本のネジ(M2.5x6) 次の手順 1. バッテリーを取り付けます。 2. ベース カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 I/O ボード I/O ボードの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ベース カバーを取り外します。 3.
手順 1. 2. 3. 4.
手順 1. I/O ボードのネジ穴をパームレストとキーボード アセンブリーのネジ穴に合わせます。 2. I/O ボードをパームレストとキーボード アセンブリーに固定する 3 本のネジ(M2x4)を取り付けます。 3. I/O ボード ケーブルをシステム ボードと I/O ボードのコネクターに接続します。 次の手順 1. バッテリーを取り付けます。 2. ベース カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ディスプレイアセンブリ ディスプレイ アセンブリーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
分解および再アセンブリ
手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. ディスプレイケーブル ブラケットをシステム ボードに固定している 2 本のネジ(M2x4)を外します。 ディスプレイアセンブリー ケーブル ブラケットを持ち上げ、システム ボードから取り外します。 カメラ コネクターとディスプレイ コネクターをシステム ボードから押し出して、システム ボードから外します。 左のディスプレイ ヒンジをパームレストとキーボード アセンブリーに固定している 3 本のネジ(M2.5x5)を外します。 右側のディスプレイ ヒンジをパームレストとキーボード アセンブリーに固定している 3 本のネジ(M2.
分解および再アセンブリ
手順 1. パームレストとキーボード アセンブリーをディスプレイのヒンジの下にスライドさせます。 2. パームレスト アセンブリーのネジ穴を、左右のディスプレイ ヒンジのネジ穴に合わせます。 3. 左側のディスプレイ ヒンジをシステム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーに固定する 3 本のネジ(M2.5x5) を取り付けます。 4. 右側のディスプレイ ヒンジをシステム ボード、パームレスト、およびキーボード アセンブリーに固定する 3 本のネジ(M2.5x5) を取り付けます。 5. モニター ケーブルとカメラ ケーブルをディスプレイアセンブリー ケーブルに接続します。 6. ディスプレイアセンブリー ケーブル ブラケットのネジ穴をシステム ボードのネジ穴に合わせます。 7. ディスプレイアセンブリー ケーブル ブラケットをパームレストとキーボード アセンブリーに固定する 2 本のネジ(M2x4)を取 り付けます。 メモ: ネジ山の損傷を防ぐため、2 本のネジ(M2x4)を固定する際にはゆっくりと回転させてください。 次の手順 1. ベース カバーを取り付けます。 2.
システム ボード システム ボードの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 メモ: PC のサービス タグはシステム ボードに記載されています。システム ボードを取り付けた後、BIOS セットアップ プ ログラムにサービス タグを入力する必要があります。 メモ: システム ボードを取り付けると、BIOS セットアップ プログラムを使用して BIOS に行った変更がすべて削除されま す。システム ボードを取り付けた後、適切な変更を再度行います。 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. メモ: システム ボードからケーブルを外す前に、各コネクタの位置をメモしておき、システム ボードの取り付け後に正しく 元の場所に戻すことができるようにしてください。 ベース カバーを取り外します。 バッテリーを取り外します。 メモリー モジュールを取り外します。 M.2 2230 ソリッドステート ドライブまたは M.2 2280 ソリッドステート ドライブを SSD1 スロットから取り外します。 M.2 2230 ソリッドステート ドライブまたは M.
7. アンテナ ケーブル 9. 右側のファン ケーブル 8. 右側のアンテナ ケーブル(アクティブ アンテナ搭載の PC に のみ該当) 10.
手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17.
システム ボードの取り付け 前提条件 メモ: PC のサービス タグはシステム ボードに記載されています。システム ボードを取り付けた後、BIOS セットアップ プロ グラムにサービス タグを入力する必要があります。 メモ: システム ボードを取り付けると、BIOS セットアップ プログラムを使用して BIOS に行った変更がすべて削除されます。 システム ボードを取り付けた後、適切な変更を再度行います。 このタスクについて 次の画像は、システム ボードにあるコネクターの位置を示しています。 図 4. システムボードのコネクター 1. 電源ボタン コネクター 2. 3. 左側のアンテナ ケーブル(アクティブ アンテナ搭載の PC に 4. のみ該当) 5. キーボード ケーブル 6. 7. アンテナ ケーブル 8. 9. 右側のファン ケーブル 左側のファン コネクター 左側のスピーカー ケーブル 右側のスピーカー ケーブル 右側のアンテナ ケーブル(アクティブ アンテナ搭載の PC に のみ該当) 10.
分解および再アセンブリ
手順 1. 2. 3. 4. システム ボードのネジ穴をパームレストとキーボード アセンブリーのネジ穴に合わせます。 システム ボードをパームレストとキーボード アセンブリーに固定する 3 本のネジ(M2x4)を取り付けます。 ウーファー ケーブルをシステム ボードに接続し、ラッチを閉じてウーファー ケーブルをシステム ボードに固定します。 アンテナケーブルをワイヤレスカードに接続します。 次の表に、お使いの PC がサポートするワイヤレス カード用アンテナケーブルの色分けを示します。 表 3. アンテナケーブルの色分け 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16.
次の手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. ディスプレイ アセンブリーを取り付けます。 I/O ボードを取り付けます。 右側のファンを取り付けます。 左側のファンを取り付けます。 ヒート シンクを取り付けます。 M.2 2230 ソリッドステート ドライブまたは M.2 2280 ソリッドステート ドライブを SSD2 スロットに取り付けます。 M.2 2230 ソリッドステート ドライブまたは M.2 2280 ソリッドステート ドライブを SSD1 スロットに取り付けます。 メモリー モジュールを取り付けます。 バッテリーを取り付けます。 ベース カバーを取り付けます。 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 アンテナ アンテナの取り外し 前提条件 1.
手順 1. 2. 3. 4. 5. 6.
手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.
8. 9. 10. 11. 12. M.2 2230 ソリッドステート ドライブまたは M.2 2280 ソリッドステート ドライブを SSD1 スロットに取り付けます。 メモリー モジュールを取り付けます。 バッテリーを取り付けます。 ベース カバーを取り付けます。 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 パームレストとキーボードアセンブリ パームレストとキーボード アセンブリーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 メモ: PC のサービス タグはシステム ボードに記載されています。システム ボードを取り付けた後、BIOS セットアップ プ ログラムにサービス タグを入力する必要があります。 メモ: システム ボードを取り付けると、BIOS セットアップ プログラムを使用して BIOS に行った変更がすべて削除されま す。システム ボードを取り付けた後、適切な変更を再度行います。 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13.
「前提条件」の手順を実行すると、パームレストとキーボード アセンブリーが残ります。 パームレストとキーボード アセンブリーの取り付け 前提条件 このタスクについて 次の図は、パームレストとキーボード アセンブリーの場所を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 54 分解および再アセンブリ
手順 パームレストとキーボード アセンブリーを平らな面に置きます。 次の手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. アンテナを取り付けます。 システム ボードを取り付けます。 ディスプレイ アセンブリーを取り付けます。 I/O ボードを取り付けます。 ファン 2 を取り付けます。 ファン 1 を取り付けます。 ヒート シンクを取り付けます。 メモ: システム ボードは、取り付けられているヒート シンクと一緒に取り外したり取り付けたりすることができます。これ により、手順が簡素化され、システム ボードとヒート シンクの間の熱ボンドが壊れるのを防止できます。 M.2 2230 ソリッドステート ドライブまたは M.2 2280 ソリッドステート ドライブを SSD2 スロットに取り付けます。 M.2 2230 ソリッドステート ドライブまたは M.
4 トラブルシューティング SupportAssist 診断 このタスクについて SupportAssist 診断(以前は ePSA 診断と呼ばれていた)では、ハードウェアの完全なチェックを実行します。SupportAssist 診断は BIOS に組み込まれており、BIOS によって内部で起動します。SupportAssist 診断では、特定のデバイスまたはデバイス グループ用 の一連のオプションが用意されています。これにより、次の処理が可能です。 テストを自動的に、または対話モードで実行する。 テストの繰り返し テスト結果の表示または保存 詳細なテストで追加のテスト オプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータス メッセージを表示 テスト中に問題が発生したかどうかを知らせるエラー メッセージを表示 • • • • • • メモ: 一部のテストは特定のデバイス向けであり、ユーザーによる操作が必要です。診断テストを実行する際は、PC の前にい るようにしてください 詳細については、「SupportAssist 起動前システム パフォ
表 4. LED コード(続き) 診断ライト コード 問題の内容 2,4 メモリーまたは RAM(ランダム アクセス メモリー)の障害です 2,5 無効なメモリーが取り付けられています 2,6 システム ボードまたはチップセットのエラーです 2,7 ディスプレイの障害:SBIOS メッセージ 2,8 ディスプレイの障害:母線の障害が EC で検出されました 3,1 コイン型電池の障害です 3,2 PCI、ビデオ カード/チップの障害です 3,4 検出されたリカバリイメージは無効です 3,5 母線の障害です 3,6 システム BIOS のフラッシュが不完全です 3,7 マネジメント・エンジン(ME)エラー 4,1 メモリー DIMM:母線の障害です 4.
BIOS のフラッシュ このタスクについて 更新がある場合やシステム ボードを取り付ける場合に、BIOS のフラッシュ(更新)を行う必要があります。 次の手順に従って BIOS をフラッシュします。 警告: BIOS をアップデートする前に、BitLocker を無効にする必要があります。または、アップデート後に BitLocker リカバ リー キーが必要になります。 手順 1. PC の電源を入れます。 2. www.dell.com/support にアクセスします。 3. Product Support(製品サポート)をクリックし、お使いのコンピュータのサービス タグを入力して、Submit(送信)をクリ ックします。 メモ: サービス タグがない場合は、自動検出機能を使用するか、お使いの PC のモデルを手動で参照してください。 4. 5. 6. 7. 8. 9.
WiFi 電源の入れ直し このタスクについて お使いの PC が WiFi 接続の問題によりインターネットに接続できない場合、WiFi の電源を入れ直すことで問題を解決できる場合が あります。次の手順では、WiFi の電源の入れ直し方法について説明します。 メモ: 一部の ISP(インターネット サービス プロバイダー)は、モデム/ルーター コンボ デバイスを提供しています。 手順 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. PC の電源を切ります。 モデムの電源を切ります。 ワイヤレス ルーターの電源を切ります。 30 秒待ちます。 ワイヤレス ルーターの電源を入れます。 モデムの電源を入れます。 PC の電源を入れます。 待機電力のリリース このタスクについて 待機電力とは、PC の電源をオフにし、バッテリーをシステム ボードから取り外したあとも PC に残っている静電気のことです。以 下は、待機電力を放出する手順です。 手順 1. PC の電源を切ります。 2.
5 ヘルプ デルへのお問い合わせ 前提条件 メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの 製品カタログで連絡先をご確認ください。 このタスクについて デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は 国や製品ごとに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。デルのセールス、テクニカルサポート、 またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 手順 1. 2. 3. 4. 60 Dell.