Precision 3650 Tower サービスマニュアル 規制モデル: D24M 規制タイプ: D24M005 4 月 2021 年 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
1 PC 内部の作業 安全にお使いいただくために 身体の安全を守り、PC を損傷から保護するために、次の安全に関する注意に従ってください。特に記載のない限り、この文書に 記載される各手順は、お使いの PC に付属の「安全にお使いいただくための注意事項」をすでにお読みいただいていることを前提 とします。 警告: PC 内部の作業を行う前に、お使いの PC に付属している「安全にお使いいただくために」をお読みください。安全にお 使いいただくためのベストプラクティスの詳細については、法令遵守ホームページ(www.dell.
. キーボード、マウス、モニターなど取り付けられているすべてのネットワークデバイスや周辺機器を PC から外します。 注意: ネットワーク ケーブルを外すには、まずケーブルのプラグを PC から外し、次にケーブルをネットワークデバイスか ら外します。 5.
● 静電気の影響を受けやすいすべてのコンポーネントは、静電気のない場所で扱います。可能であれば、静電気防止フロアパッ ドおよび作業台パッドを使用します。 ● 静電気の影響を受けやすいコンポーネントを輸送用段ボールから取り出す場合は、コンポーネントを取り付ける準備ができる まで、静電気防止梱包材から取り出さないでください。静電気防止パッケージを開ける前に、必ず身体から静電気を放出して ください。 ● 静電気の影響を受けやすいコンポーネントを輸送する場合は、あらかじめ静電気防止コンテナまたは静電気防止パッケージに 格納します。 ESD フィールド・サービス・キット 最も頻繁に使用されるサービスキットは、監視されないフィールド・サービス・キットです。各フィールド・サービス・キット は、静電対策マット、リストストラップ、そしてボンディングワイヤーの 3 つの主要コンポーネントから構成されています。 ESD フィールド・サービス・キットのコンポーネント ESD フィールド・サービス・キットのコンポーネントは次のとおりです。 ● 静電対策マット - 静電対策マットは散逸性があるため、サービス手順の間にパーツを置いてお
PC 内部の作業を終えた後に このタスクについて 注意: PC 内部にネジが残っていたり、緩んでいたりすると、PC に深刻な損傷を与える恐れがあります。 手順 1. すべてのネジを取り付けて、PC 内部に外れたネジが残っていないことを確認します。 2. PC での作業を始める前に、取り外したすべての外付けデバイス、周辺機器、ケーブルを接続します。 3. PC での作業を始める前に、取り外したすべてのメディアカード、ディスク、その他のパーツを取り付けます。 4. PC、および取り付けられているすべてのデバイスをコンセントに接続します。 5.
2 分解および再アセンブリ 推奨ツール この文書で説明する操作には、以下のツールが必要です。 ● #0 プラス ドライバー ● #1 プラス ドライバ ● #2 プラス ドライバ ● プラスチック スクライブ:フィールド技術者に推奨 ● T-30 トルクス ドライバ ネジのリスト 次の表には、各種コンポーネント別のネジのリストと画像を記載しています。 メモ: コンポーネントからネジを取り外す際は、ネジの種類、ネジの数量をメモし、その後ネジの保管箱に入れておくことを お勧めします。これは、コンポーネントを交換する際に正しいネジの数量と正しいネジの種類を保管しておくようにするため です。 メモ: 一部のコンピューターには、磁性面があります。コンポーネントを交換する際、ネジが磁性面に取り付けられたままに なっていないことを確認してください。 メモ: ネジの色は、発注時の構成によって異なります。 表 1. ネジのリスト コンポーネント ネジの種類 数 サイドカバー M6-32x12.7 1 M.2 2280 SSD M2x3.5 1 WLAN カード M2x3.
システムの主要なコンポーネント 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. サイドカバー メモリー モジュール I/O パネル USB の機能 ファンとヒートシンク アセンブリー プロセッサー ソリッドステート ドライブ 電源ボタン システム ボード シャーシ 前面ベゼル 3.5 インチ ハードドライブ システム ファン グラフィックス カード 光学ドライブ(オプション) 電源装置ユニット サイドカバー サイド カバーの取り外し 前提条件 1.
分解および再アセンブリ 9
手順 1. 1 本のネジ(M6.32x12.7)を外して、リリース ラッチのロックを解除します。 2. リリース ラッチを引いて、PC からサイド カバーを外します。 3.
手順 1.
2. サイド カバーのタブをシャーシのスロットに合わせます 3. サイド カバーをゆっくりと押し込みます。 4. リリース ラッチによってスライド カバーが自動的に PC にロックされます。 5. リリース ラッチを固定するネジ(M6.32x12.7)を取り付けます。 次の手順 1. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 電源装置ユニット ケージ 電源供給ユニット ケージを開く 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
手順 1. 右側を下にして PC を倒します。 2. PSU ヒンジと PSU リリース ラッチをスライドさせて、PSU ケージのロックを解除します。 3.
分解および再アセンブリ
手順 1. PSU ケージを回転させます 2. PSU ケージを押し下げ、PSU ヒンジと PSU リリース ラッチをスライドさせて、PSU ケージをロックします。 次の手順 1. サイド カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 前面ベゼル 前面ベゼルの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
手順 1. 固定タブを持ち上げて、PC から前面ベゼルを外します。 2. 前面ベゼルをわずかに引いて慎重に回転させ、ベゼルの他のタブを PC のシャーシのスロットから外します。 3.
手順 1. ベゼルのタブがシャーシのスロットに合うように、前面ベゼルの位置を調整します。 2. タブがカチッと所定の位置に収まるまで、ベゼルを押し込みます。 次の手順 1. サイド カバーを取り付けます。 2. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 メモリモジュール メモリー モジュールの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
手順 1. メモリー モジュールが持ち上がるまで、メモリー モジュールの両側にある固定クリップを引きます。 2.
手順 1. メモリーモジュールの切り込みをメモリーモジュールスロットのタブに合わせます。 2. メモリモジュールを斜めにしてスロットにしっかりと差し込み、所定の位置にカチッと収まるまでメモリモジュールを押し込 みます。 メモ: カチッという感触がない場合は、メモリーモジュールを取り外して、もう一度差し込んでください。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ソリッドステート ドライブ M.2 2280 PCIe SSD の取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
手順 1. SSD をシステム ボードに固定しているネジ(M2x3.5)を外します。 2. SSD をスライドさせて持ち上げ、システム ボードから取り外します。 M.
手順 1. SSD の切り込みを、SSD コネクターのタブに合わせます。 2. SSD を、システム ボードのスロットに 45 度の角度で挿入します。 3. ネジ(M2x3.5)を取り付けて、M.2 2280 SSD をシステム ボードに固定します。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 2.5 インチハード ドライブ 2.5 インチ HDD の取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3. PSU ケージを開きます。 このタスクについて 次の画像は 2.
手順 1. 2.5 インチ HDD モジュールのコネクターからハード ドライブ データ ケーブルと電源ケーブルを外します。 2. HDD ブラケットの両側にあるリリース タブを押して、PC のシャーシのスロットから外します。 3. HDD アセンブリーを持ち上げて PC から取り外します。 メモ: 正しく取り付け直せるように HDD の向きをメモしておきます。 2.5 インチ HDD の取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 次の画像は 2.
手順 1. HDD ブラケット上のリリース タブを押して、HDD アセンブリーを PC のシャーシのスロットに挿入するために少し後ろに合わ せます。 2. ハード ドライブ データ ケーブルと電源ケーブルを、2.5 インチ HDD モジュールのコネクターに接続します。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 3.5 インチハードドライブ 3.5 インチ HDD アセンブリーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3. PSU ケージを開きます。 このタスクについて 次の画像は 3.
手順 1. グラフィックス カードにある PCIe ホルダーの側面を持ち上げます。 2. PCIe ホルダーをスライドさせて、シャーシのスロットからタブを外します 3. 3.5 インチ HDD モジュールのコネクターからハード ドライブ データ ケーブルと電源ケーブルを外します。 4. HDD ブラケットの両側にあるリリース タブを押して、PC のシャーシのスロットから外します。 5. HDD アセンブリーを持ち上げて PC から取り外します。 メモ: 正しく取り付け直せるように HDD の向きをメモしておきます。 3.5 インチ HDD アセンブリーの取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 次の画像は 3.
手順 1. HDD ブラケットのリリース タブを押して、HDD アセンブリーを PC のシャーシにあるスロットに合わせて挿入します。 2. ハード ドライブ データ ケーブルと電源ケーブルを、3.5 インチ HDD モジュールのコネクターに接続します。 3. PCIe カード ホルダーのタブをシャーシのスロットに挿入し、グラフィックス カードに固定されるまでゆっくりと押し下げま す。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 WLAN カード WLAN カードの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
このタスクについて 次の画像はワイヤレス カードの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. WLAN カードをシステム ボードに固定しているネジ(M2x3.5)を外します。 2. WLAN カード ブラケットを持ち上げて WLAN カードから取り外します。 3. WLAN カードからアンテナケーブルを外します。 4.
手順 1. WLAN カードにアンテナケーブルを接続します。 次の表は、お使いの PC の WLAN カード用アンテナケーブルの色分けを示したものです。 表 2. アンテナケーブルの色分け ワイヤレスカードのコネクター アンテナケーブルの色 メイン(白色の三角形) 白色 補助(黒色の三角形) 黒色 2. WLAN カード ブラケットを取り付けて WLAN アンテナ ケーブルを固定します。 3. WLAN カードをシステム ボードのコネクタに差し込みます。 4. ネジ(M2x3.5)を取り付けて、プラスチック製のタブを WLAN カードに固定します。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3.
薄型光学ドライブ 薄型光ディスク ドライブの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3. PSU ケージを開きます。 このタスクについて 次の画像は薄型 ODD の位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. 薄型 ODD からデータ ケーブルと電源ケーブルを外します。 2. 固定タブを引いて、シャーシから薄型 ODD を外します。 3.
薄型光ディスク ドライブの取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 次の画像は、薄型 ODD の位置を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 手順 1. 薄型 ODD アセンブリーを ODD スロットに差し込みます。 2. 所定の位置にカチッと収まるまで、薄型 ODD アセンブリーをスライドさせます。 3. 電源ケーブルとデータ ケーブルをルーティング ガイドに沿って配線し、ケーブルを薄型 ODD に接続します。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 グラフィックスカード グラフィックス カードの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
このタスクについて 次の画像はグラフィックス カードの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. グラフィックス カード(PCI Express)の位置を確認します。 2. グラフィックス カードにある PCIe ホルダーの側面を持ち上げます。 3. PCIe ホルダーをスライドさせて、シャーシのスロットから外します。 4.
手順 1. グラフィックス カードをシステム ボードの PCI-Express カード コネクタの位置に合わせます。 2. 位置合わせポストを使用してグラフィックス カードをコネクターに接続し、しっかりと押し下げます。カードがしっかりと装 着されていることを確認します。 3. PCIe カード ホルダーのタブをシャーシのスロットに挿入し、グラフィックス カードに固定されるまでゆっくりと押し下げま す。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 システム ファン システム ファンの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
手順 1. システム ボード上のコネクターからシステム ファン ケーブルを外します。 2. システム ファン ブラケットを PC のシャーシに固定している 1 本のネジ(#6-32)を外します。 3.
手順 1. システム ファンをセットして、PC のシャーシにあるスロットに合わせます。 2. システム ファンを PC のシャーシに固定する 1 本のネジ(#6-32)を取り付けます。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 コイン型電池 コイン型電池の取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4.
手順 1. プラスチック スクライブを使って、コイン型電池をシステム ボードのスロットから慎重に取り外します。 2. コイン型電池を PC から取り外します。 コイン型電池の取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 次の図は、コイン型電池の場所を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 手順 1. コイン型電池の(+)記号側を上に向けて挿入し、コネクターのプラス側にある固定タブの下にスライドをさせます。 2.
次の手順 1. 内蔵 GPU を取り付けます。 メモ: この手順は、システムの構成に内蔵 GPU が含まれている場合にのみ必要です。 2. PSU ケージを閉じます 3. サイド カバーを取り付けます。 4. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 プロセッサー ファンとヒートシンク アセンブリー プロセッサー ファンとヒートシンク アセンブリーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 警告: 通常のオペレーション中に、ヒート シンクが高温になる場合があります。温度が十分に下がりヒート シンクが冷え るのを待って、触ってください。 注意: プロセッサーの冷却効果を最大にするために、ヒート シンクの放熱部分には触れないでください。皮脂が付着する と、サーマルグリースの放熱機能が低下する場合があります。 2. サイド カバーを取り外します。 3. PSU ケージを開きます。 このタスクについて 次の画像はプロセッサー ファンとヒートシンクの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1.
プロセッサー ファンとヒートシンク アセンブリーの取り付け 前提条件 メモ: プロセッサーまたはヒート シンクのいずれかを交換する場合は、熱伝導性を確実にするために、キット内のサーマル グ リースを使用します。 このタスクについて 次の画像はプロセッサー ファンとヒートシンク アセンブリーの位置を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 手順 1. プロセッサファンおよびヒートシンクアセンブリーのネジ穴を、システム ボードのネジ穴に合わせます。 2. プロセッサー ファンとヒートシンク アセンブリーをシステム ボードに固定する 4 本の拘束ネジを締めます。 3. システム ボード上のコネクタにプロセッサファンケーブルを接続します。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 プロセッサ プロセッサーの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. サイド カバーを取り外します。 3.
4. プロセッサー ファンとヒートシンク アセンブリーを取り外します。 メモ: プロセッサーは、コンピューターのシャットダウン後もまだ熱を帯びている場合があります。プロセッサーが冷えてか ら取り外し作業を行ってください。 このタスクについて 次の画像はプロセッサーの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. リリース レバーを押し下げてプロセッサーから離し、プロセッサーを固定タブから外します。 2. レバーを持ち上げて、プロセッサー カバーを持ち上げます。 注意: プロセッサーを取り外す際には、ソケット内のどのピンにも触れないでください。また、ソケット内のピンの上に物 が落ちないように注意してください。 3.
このタスクについて 次の画像はプロセッサーの位置を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 手順 1. プロセッサソケットのリリースレバーが所定の位置まで完全に開いていることを確認します。 2. プロセッサーの切り込みをプロセッサー ソケットのタブの位置に合わせて、プロセッサーをプロセッサー ソケットにセットし ます。 メモ: プロセッサーのピン 1 の角には、プロセッサー ソケットのピン 1 の角にある三角に合わせるための三角があります。 プロセッサが適切に装着されると、4 つの角がすべて同じ高さになります。プロセッサの角が 1 つでも他の角より高い場 合、プロセッサは適切に装着されていません。 3. プロセッサーがソケットに完全に装着されたら、リリースレバーを下向きに回して、プロセッサー カバーのタブの下にくるよ うにします。 次の手順 1. 2. 3. 4.
電源ボタン 電源ボタンの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 サイド カバーを取り外します。 PSU ケージを開きます。 前面ベゼルを取り外します。 このタスクについて 次の画像は電源ボタンの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. システム ボードのコネクタから電源ボタン ケーブルを外します。 2. 電源ボタン ヘッドのリリース タブを押して、電源ボタン ケーブルを PC の前面シャーシから引き出します。 3. 電源ボタン ケーブルを PC から引き出します。 電源ボタンの取り付け 前提条件 コンポーネントを交換する場合、取り付け手順を実行する前に、既存のコンポーネントを取り外してください。 このタスクについて 次の画像は電源ボタン スイッチの位置を示すもので、取り付け手順を視覚的に表しています。 手順 1. 電源ボタン ケーブルを PC の前面からスロットに挿入し、電源ボタン ヘッドをカチッと所定の位置に収まるまでシャーシに押 し込みます。 2.
このタスクについて 次の画像は、イントルージョン スイッチの位置を示すもので、取り外し手順を視覚的に表しています。 手順 1. イントルーダー ケーブルをシステム ボードのコネクターから外します。 2.
手順 1. イントルージョン スイッチをスロットに差し込み、スライドさせてスロットに固定します。 2. イントルーダー ケーブルをシステム ボードのコネクターに接続します。 次の手順 1. PSU ケージを閉じます 2. サイド カバーを取り付けます。 3. 「PC 内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 前面 I/O パネル IO パネルの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4.
手順 1. システム ボードのコネクターから IO オーディオ、SD カード、USB Type-C、IO USB の各ケーブルを外します。 2.
手順 1. IO パネルをスロットに差し込み、スライドさせてスロットに固定します。 2. IO パネルを PC のシャーシに固定する 1 本のネジ(#6-32)を取り付けます。 3. システム ボードのコネクターに IO オーディオ、SD カード、USB Type-C、IO USB の各ケーブルを接続します。 次の手順 1. 2. 3. 4.
システム ボード システム ボードのレイアウト 1. E24 コネクター 2. オプションの 2.5 GbE RJ-45 コネクター 3. プロセッサーの電源コネクター 4. E25 コネクター 5. システムファンコネクター 6. シャーシ侵入検出コネクター 7. メモリー モジュール スロット 8. 電源ボタン コネクタ 9. システム ボードの電源コネクター 10. SD カードコネクタ 11. 前面パネル USB コネクタ 12. 前面パネルの USB-C コネクター 13. 前面パネルの USB 電源コネクター 14. コイン型電池 15. SATA 0(青)、SATA 1(白)、SATA 2 および SATA 3(黒)のコネクター 16. M.2 PCIe SSD コネクター 17. システム ファン コネクター(前面) 18. Thunderbolt 4 AIC コネクター 19. E20 コネクター 20. E23 コネクター 21. CAC_PIV 電源コネクター 22. P30 コネクター 23. CMOS クロック リセット ジャンパー 24. 25.
26. 27. ハード ドライブ ファン コネクター 28. 前面パネル オーディオ コネクター 29. 内蔵スピーカー コネクター 30. M.2 PCIe SSD コネクター 31. フル ハイト PCIe x4 スロット(オープンエンド) 32. PCI-32 スロット 33. フル ハイト PCIe x16 スロット 34. M.2 PCIe SSD コネクター 35. プロセッサファンコネクタ 36. プロセッサー ソケット 37. オプションのビデオ カード コネクター 38. USB-C コネクタ システム ボードの取り外し 前提条件 1. 「PC 内部の作業を始める前に」の手順に従います。 メモ: システム ボードには、PC のサービス タグが保存されています。システム ボードを取り付けた後、BIOS セットアッ ププログラムでこのサービス タグを入力する必要があります。 メモ: システム ボードを取り付けると、BIOS セットアップ プログラムを使用して BIOS に行った変更がすべて削除されま す。システム ボードを取り付けた後に、再度適切な変更を行う必要があります。 2. 3. 4.
分解および再アセンブリ
手順 1. システム ボードに接続されているケーブルをすべて外します。 2. システム ボードをシャーシに固定する 8 本のネジ(#6-32)を取り外します。 3.
手順 1. システム ボードの背面 I/O ポートをシャーシの背面 I/O スロットに差し込みます。 2. システム ボードのネジ穴とシャーシのネジ穴に合わせます。 3. システム ボードをシャーシに固定する 8 本のネジ(#6-32)を取り付けます。 4. すべてのケーブルを配線し、システム ボードのコネクタに接続します。 次の手順 1. プロセッサーを取り付けます。 2. プロセッサー ファンおよびヒートシンク アセンブリーを取り付けます。 3. コイン型電池を取り付けます。 4. グラフィックス カードを取り付けます。 5. /M.2 2280 SSD を取り付けます。 6. WLAN を取り付けます。 7. メモリ モジュールを取り付けます。 8. PSU ケージを閉じます 9. 前面ベゼルを取り付けます。 10. サイド カバーを取り付けます。 11.
3 ドライバおよびダウンロード ドライバおよびダウンロード ドライバのトラブルシューティング、ダウンロードまたはインストールを行うときには、Dell ナレッジベースの記事「ドライバお よびダウンロードに関するよくあるお問い合わせ」(SLN128938)を読むことが推奨されます。 ドライバおよびダウンロード 49
4 システム セットアップ ブート シーケンス ブート シーケンスを利用すると、セットアップ ユーティリティーで定義されたデバイス起動順序をバイパスし、特定のデバイス (例:光学ドライブまたはハード ドライブ)から直接起動することができます。電源投入時の自己テスト(POST)中に Dell のロゴ が表示されたら、以下が可能になります。 ● F2 キーを押してセットアップ ユーティリティにアクセスする ● F12 キーを押して 1 回限りの起動メニューを立ち上げる ワンタイム ブート メニューでは診断オプションを含むオプションから起動可能なデバイスを表示します。起動メニューのオプシ ョンは以下のとおりです。 ● リムーバブルドライブ(利用可能な場合) ● STXXXX ドライブ(利用可能な場合) メモ: XXX は、SATA ドライブの番号を意味します。 ● 光学ドライブ(利用可能な場合) ● SATA ハード ドライブ(利用可能な場合) ● 診断 ブート シーケンス画面ではセットアップ画面にアクセスするオプションを表示することも可能です。 システム セットアップのオプション メモ: PC および取り付けら
表 3.
表 4. システム セットアップ オプション:起動設定メニュー (続き) 起動設定 [セキュア ブート] セキュア ブートを有効にする セキュア ブート機能を有効または無効にします。 このオプションはデフォルトで無効になっています。 セキュア ブート モード セキュア ブート モード オプションの変更を、有効または無効にします。 デフォルトでは、[展開モード]が有効になっています。 [エキスパートキー管理] カスタムモードを有効にする カスタムモードを有効または無効にします。 デフォルトでは[カスタム モード]オプションが無効になっています。 カスタム モード キー管理 エキスパートキー管理用にカスタム値を選択します。 表 5.
表 6.
表 7. システム セットアップのオプション:ディスプレイ メニュー (続き) ディスプレイ デフォルトでは、[自動]オプションが有効になっています。 [フル スクリーン ロゴ] フル スクリーン ロゴを有効または無効にします。 このオプションはデフォルトで無効になっています。 表 8.
表 9. システム セットアップのオプション:電源メニュー (続き) 電源 [ブロック スリープ] このオプションでは、オペレーティング システムでスリープ(S3)モードに入 ることを防止できます。 デフォルトでは、[Block Sleep]オプションは無効に設定されています。 [ディープ スリープ コントロール] ディープ スリープ モードのサポートを有効または無効にします。 デフォルトでは、[無効]オプションが有効になっています。 [ファン コントロール オーバーライド] ファン コントロール オーバーライド機能を有効または無効にします。 デフォルトでは、このオプションは無効になっています。 [インテル Speed Shift テクノロジー] Intel Speed Shift Technology のサポートを有効または無効にします。 デフォルトでは、[Intel Speed Shift Technology]は有効になっています。 表 10. システム セットアップユーティリティのオプション — セキュリティ メニュー セキュリティ [TPM 2.0 セキュリティ ] TPM 2.
表 10. システム セットアップユーティリティのオプション — セキュリティ メニュー (続き) セキュリティ Absolute オプションの Absolute Software 社製 Absolute Persistence Module サービスの BIOS モジュール インターフェイスを、有効、無効、または恒久的に無効にしま す。 デフォルトでは、[Absolute を有効にする]オプションが有効になっています。 UEFI 起動パス セキュリティ F12 起動メニューから UEFI 起動パス デバイスを起動する際に、PC がユーザーに 管理者パスワード(設定されている場合)を入力するように求めるかどうかを制 御します。 デフォルトでは、[常に内蔵 HDD を除く]オプションは有効になっています。 表 11.
表 11. システム セットアップ オプション — パスワード メニュー (続き) パスワード 管理者以外による PSID 復元の許可を有効 にする Dell Security Manager プロンプトからの、NVMe ハードドライブの物理セキュリ ティ ID(PSID)の復元へのアクセスを制御します。 デフォルトでは、このオプションは無効になっています。 表 12.
表 13. システム セットアップのオプション:システム管理メニュー (続き) システム管理 デフォルトでは、このオプションは無効になっています。 [USB プロビジョン] USB プロビジョンを有効にする USB ストレージ デバイス経由でローカル プロビジョニング ファイルを使用し て、インテル AMT のプロビジョニングを有効または無効にします。 デフォルトでは、このオプションは無効になっています。 [SERR メッセージ] SERR メッセージを有効または無効にします。 このオプションはデフォルトで有効になっています。 [Dell Development Configuration] フラッシュ アップデート シグネチャ オー BIOS を制御する特定の機能を有効または無効にします バーライドを有効にする デフォルトでは、このオプションは無効になっています。 表 14.
表 16.
BIOS のフラッシュ このタスクについて 更新がある場合やシステム基板を取り付けるときに BIOS のフラッシュ(更新)を行う必要があります。 次の手順に従って、BIOS のフラッシュを行います。 手順 1. コンピュータの電源を入れます。 2. www.dell.com/support にアクセスします。 3. [Product Support(製品サポート)]をクリックし、お使いのコンピュータのサービスタグを入力して、[Submit(送信)]をク リックします。 メモ: サービスタグがない場合は、自動検出機能を使用するか、お使いのコンピュータのモデルを手動で参照してくださ い。 4. [Drivers & downloads(ドライバとダウンロード)] > [Find it myself(自分で検索)]をクリックします。 5. お使いのコンピュータにインストールされているオペレーティングシステムを選択します。 6. ページを下にスクロールして、 [BIOS ]を展開します。 7.
11. ファイルを PC に保存する場合は、[保存]をクリックします。 12.[実行]をクリックしてお使いの PC に更新された BIOS 設定をインストールします。 画面の指示に従います。 BitLocker が有効なシステムでの BIOS のアップデート 注意: BitLocker を一時停止せずに BIOS をアップデートすると、次回システムを再起動した際、BitLocker キーが認識されま せん。その後、続行するためにはリカバリー キーの入力を求められ、これは再起動のたびに要求されるようになります。リカ バリー キーが不明な場合は、データ ロスの原因となったり、本来必要のないオペレーティング システムの再インストールが 必要になったりする可能性があります。この問題の詳細については、次のナレッジベース記事を参照してください。 https:// www.dell.
システムパスワードおよびセットアップパスワード 表 19. システムパスワードおよびセットアップパスワード パスワードの種類 説明 システムパスワード システムにログオンする際に入力が必要なパスワードです。 セットアップパスワード お使いの PC の BIOS 設定にアクセスして変更をする際に入力 が必要なパスワードです。 システムパスワードとセットアップパスワードを作成してお使いの PC を保護することができます。 注意: パスワード機能は、PC 内のデータに対して基本的なセキュリティを提供します。 注意: コンピュータをロックせずに放置すると、コンピュータ上のデータにアクセスされる可能性があります。 メモ: システムパスワードとセットアップパスワード機能は無効になっています。 システム セットアップパスワードの割り当て 前提条件 ステータスが[未設定]の場合のみ、新しい[システム パスワードまたは管理者パスワード]を割り当てることができます。 このタスクについて システム セットアップを起動するには、電源投入または再起動の直後に F2 を押します。 手順 1.
[システムセキュリティ]画面が表示されます。 2. [システムセキュリティ]画面で[パスワードステータス]が[ロック解除]に設定されていることを確認します。 3. [システム パスワード]を選択し、既存のシステム パスワードを変更または削除して、Enter または Tab を押します。 4. [セットアップ パスワード]を選択し、既存のセットアップ パスワードを変更または削除して、Enter または Tab を押します。 メモ: システム パスワードおよび/またはセットアップ パスワードを変更する場合、プロンプトが表示されたら、新しいパ スワードを再入力します。システム パスワードおよびセットアップ パスワードを削除する場合、プロンプトが表示される ので削除を確認します。 5. Esc を押すと、変更の保存を求めるメッセージが表示されます。 6.
5 トラブルシューティング Dell SupportAssist 起動前システム パフォーマンス チェ ック診断 このタスクについて SupportAssist 診断(システム診断とも呼ばれる)ではハードウェアの完全なチェックを実行します。Dell SupportAssist 起動前シス テム パフォーマンス チェック診断は BIOS に組み込まれており、BIOS によって内部で起動します。組み込み型システム診断プロ グラムには、特定のデバイスまたはデバイス グループ用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。 ● テストを自動的に、または対話モードで実行 ● テストの繰り返し ● テスト結果の表示または保存 ● 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る ● テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示 ● テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示 メモ: 特定のデバイスについては、ユーザーによる操作が必要なテストもあります。診断テストを実行する際は、コンピュー ター端末の前に必ずいるようにしてください。
システム診断ライト 電源診断ライト 電源供給について、次のいずれかの状態を示します。 ● 消灯:電源が切れています ● 点灯:電力が供給されています。 電源ボタンライト 表 20. 電源ボタン LED の状態 電源ボタン LED の状態 システム状態 説明 消灯 ● S4 ● S5 休止状態またはオフの状態になっています。 ソリッド ホワイト S0 作動状態 橙色の点灯 さまざまなスリープ状態、または POST なし 橙色/白色の点滅 POST の失敗 このプラットフォームは、次の表に示されているように、電源ボタン LED ライトの橙色/白色に点滅するパターンで障害を判断し ます。 メモ: 点滅パターンは、2 個の数字で構成されます(最初のグループ:橙色で点滅、2 番目のグループ:白色で点滅)。 ● 最初のグループ:電源ボタン LED ライトが橙色で 1~9 回点滅して、数秒間 LED が消灯します。 ● 2 番目のグループ:電源ボタン LED ライトが白色で 1~9 回点滅し、その後、長めに消灯してから次のサイクルが再開され ます。 .
表 21.
表 22.
表 22.
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表 22. 診断エラーメッセージ (続き) エラーメッセージ 説明 [Dell Diagnostics](診断)プログラムの [System Memory] テ ストおよび [Keyboard Controller] テストを実行するか、デル にお問い合わせください。 X:\ IS NOT ACCESSIBLE. THE DEVICE IS NOT READY ディスクをドライブに挿入し、操作をやり直してください。 BIOS のフラッシュ このタスクについて 更新がある場合やシステム基板を取り付けるときに BIOS のフラッシュ(更新)を行う必要があります。 次の手順に従って、BIOS のフラッシュを行います。 手順 1. コンピュータの電源を入れます。 2. www.dell.com/support にアクセスします。 3. [Product Support(製品サポート)]をクリックし、お使いのコンピュータのサービスタグを入力して、[Submit(送信)]をク リックします。 メモ: サービスタグがない場合は、自動検出機能を使用するか、お使いのコンピュータのモデルを手動で参照してくださ い。 4.
手順 1. コンピュータの電源を切ります。 2. モデムの電源を切ります。 3. ワイヤレス ルータの電源を切ります。 4. 30 秒待ちます。 5. ワイヤレス ルータの電源を入れます。 6. モデムの電源を入れます。 7.
6 「困ったときは」と「Dell へのお問い合わせ」 セルフヘルプリソース セルフヘルプリソースを使って Dell 製品とサービスに関するヘルプ情報を取得できます。 表 23. セルフヘルプリソース セルフヘルプリソース リソースの場所 Dell 製品とサービスに関する情報 www.dell.com My Dell ヒント お問い合わせ Windows サーチに Contact Support と入力し、Enter を押し ます。 オペレーティング システムのオンライン ヘルプ www.dell.com/support/windows www.dell.com/support/linux トップ ソリューション、診断、ドライバー、およびダウンロー Dell PC は、サービス タグまたはエクスプレス サービス コード ドにアクセスし、ビデオ、マニュアル、およびドキュメントを によって一意に識別されます。Dell PC に関連するサポート リ 参照してお使いの PC に関する情報を取得してください。 ソースを表示するには、www.dell.