Dell EMC PowerEdge RAID Controller S150 ユーザーズガイド December 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2019~2020 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 6 PERC S150 の仕様................................................................................................................................................................6 対応オペレーティング システム.......................................................................................................................................8 サポートされる PowerEdge システム..............
仮想ディスクの作成..........................................................................................................................................................23 仮想ディスク作成中の仮想ディスクサイズの選択..............................................................................................23 仮想ディスクの削除..........................................................................................................................................................23 2 つの仮想ディスクの交換................................................
オプション ROM ユーティリティを使用した RAID の設定が無効.......................................................................... 47 警告メッセージ................................................................................................................................................................... 47 警告:劣化状態の仮想ディスクの検知...................................................................................................................48 警告:障害発生状態の仮想ディスクの検知........................................................................
1 概要 Dell EMC PowerEdge RAID コントローラ(PERC)S150 は、Dell EMC PowerEdge システム向けのソフトウェア RAID ソリューション です。S150 コントローラは、システムのバックプレーン構成に応じて、最大 30 台の不揮発性メモリ エクスプレス(NVMe)PCIe SSD、SATA SSD、SATA HDD をサポートします。 トピック: PERC S150 の仕様 対応オペレーティング システム サポートされる PowerEdge システム サポート対象物理ディスク PERC S150 用の管理アプリケーション • • • • • PERC S150 の仕様 次の表に、PERC S150 の SATA と NVMe PCIe SSD の仕様を示します。 メモ: 仕様はシステム モデルに応じて異なります。 表 1.
表 2. PERC S150 用 SATA の仕様 (続き) 仕様 SATA ドライブ用ソフトウェアベース RAID PERC S150 Windows RAID:ボリューム、RAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 10 Linux RAID:RAID 1 メモ: オペレーティング システムが RAID 1 ディスクにインストールされた後、ネイティブの Linux RAID ユーティリティーを使 用して、インストールされている Linux オペレーティング システムでサポートされている任意の RAID レベルの非起動仮想デ ィスクを作成することができます。 パススルー SSD をサポート 有 表 3. PERC S150 用 NVMe の仕様 仕様 PERC S150 サポートされている最大ネームスペース数 1 メモ: 複数のネームスペースを持つドライブが接続されている場合、ドライブはオフラインとマークされ、アクセスできませ ん。 NVMe コネクタ PCIe/スリムライン メモ: Dell 準拠の NVMe PCIe SSD 2.
表 4. SATA 構成の PERC S150 用仮想ディスクの仕様 (続き) 仕様 PERC S150 RAID 1 の物理ディスク最大数 2 RAID 5 の物理ディスク最大数 8 RAID 10 の物理ディスク最大数 8 ボリュームの物理ディスク最小数 1 RAID 0 の物理ディスク最小数 2 RAID 1 の物理ディスク最小数 2 RAID 5 の物理ディスク最小数 3 RAID 10 の物理ディスク最小数 4 メモ: 前掲の表に記載されている構成は、お使いのシステムのハードドライブ バックプレーンと異なる場合があります。 表 5.
○ Windows Server 2016 ● メモ: 次のオペレーティング システムを使用する場合は、Linux RAID 、p. 13 を参照してください。 Linux ○ Red Hat Enterprise Linux 7.6 以降 ○ SUSE Linux Enterprise Server バージョン 15 SP1 以降 メモ: S150 は、Linux MDRAID を有効にする設定ユーティリティー機能の起動前処理について、Linux のみをサポートしま す。詳細については、Linux RAID 、p.
エンクロージャに対してコントローラーとエンクロージャ機能を実行できます。詳細については、で『OpenManage Storage Management User's Guide』を参照してください。 ● Lifecycle Controller — これは PERC の管理アプリケーションです。詳細については、「」を参照してください。 ● iDRAC — iDRAC でサポートされている機能の詳細については、にある『iDRAC ユーザーズ ガイド』を参照してください。 10 概要
2 物理ディスク メモ: 仮想ディスク内の物理ディスクは、同じドライブ タイプ(HDD、SSD、NVMe PCIe SSD)でなければなりません。例え ば、HDD および NVMe PCIe SSD を同じ仮想ディスク内で混在させることはできません。 メモ: ディスク上でバックグラウンド タスクが実行されている間は、ドライブ アクティビティ LED が継続して点滅します。 トピック: • 物理ディスクの機能 物理ディスクの機能 物理ディスクローミング 物理ディスク ローミングでは、物理ディスクをひとつのケーブル接続またはバックプレーン スロットから同一コントローラ上の別 の部分に移動させます。コントローラは自動的に再配置された物理ディスクを認識し、これらのディスクをディスク グループの一 部である仮想ディスクに論理的に配置します。ディスク ローミングは、システムの電源が入っていないときにのみ実行可能です。 注意: ディスク ローミングはオンライン容量拡張(OCE)の実行中には行わないでください。仮想ディスクを損失する原因と なります。 物理ディスクのホットスワップ メモ: バックプレーンがホットスワッ
ミラーの再構築 RAID ミラー設定は、新しい物理ディスクが挿入され、その物理ディスクをホットスペアに指定した後に再構築できます。 メモ: システムを再起動する必要はありません。 フォールトトレランス PERC S150 では、次のフォールト トレランス機能を使用できます。 ● 物理ディスクの障害検出(自動) ● ホットスペアを使用した仮想ディスクの再構築(この機能用にホットスペアが設定されている場合は自動) ● パリティの生成とチェック(RAID 5 のみ)。 ● システムを再起動せずに物理ディスクを手動で交換するホットスワップ(ホットスワップが可能なバックプレーンを持つシステ ムの場合のみ) RAID 1(ミラー)の片側で障害が発生した場合、ミラーのもう一方の側の物理ディスクを使用してデータを再構築できます。 RAID 5 の 1 台の物理ディスクが故障した場合、パリティ データは残りの物理ディスク上に存在します。このデータを使用して、ホ ット スペアとして設定された新しい交換用の物理ディスクにデータを復元できます。 RAID 10 の物理ディスクが故障した場合、仮想ディスクは機能し続け、残りのミラーリ
ドライブ S150 オペレーティング システム ドラ イバー S150 UEFI ドライバー Samsung PM1733/PM1735 6.0.3.0007 6.0.3.0005 インテル P5500/P5600 6.0.3.0007 6.0.3.0005 キオクシア CM6/CD6 非対応 6.0.3.
3 仮想ディスク PERC S150 に接続された物理ディスクの論理的なグループ化は、仮想ディスク最大数 30 を超えることなく、同じ RAID レベルの仮 想ディスクを複数作成することを可能にします。 PERC S150 コントローラでは次のことが可能です。 ● S150 コントローラ上での異なる RAID レベルの仮想ディスクの作成。 メモ: 同じ物理ディスク内で、RAID レベルを混在させないようにしてください。 ● アプリケーションごとに特性の異なるさまざまな仮想ディスクの構築。 ● NVMe PCIe SSD 2.
パススルーの SSD 上の TRIM を実行するには 1. パススルーの SSD ドライブ上でボリュームを作成します。 2. Windows オペレーティング システムで、Defragmentation and Optimize Drive ツールに移動します。 3.
仮想ディスクのキャッシュポリシー メモ: NVMe PCIe SSD での仮想ディスク キャッシュ ポリシーの設定はサポートされていません。 PERC S150 では、システム メモリの一部がキャッシュに使用されます。次のキャッシュ オプションをサポートしています。 ● 読み取り先行 / ライトバック ● 読み取り先行なし / ライトバック ● 読み取り先行 / ライトスルー ● 読み取り先行なし / ライトスルー 表 6.
注意: 移行が行われた後、すべての物理ディスクが移行されており、適切な仮想ディスク内に設置されていることを確認しま す。 仮想ディスク容量の拡張 オンライン容量拡張/再設定(OCE/再設定)を使用して、仮想ディスクの容量をオンラインで拡張することができます。OCE/再 設定とは、既存の仮想ディスクに対してストレージ容量を追加するプロセスです。ほとんどの場合、追加のストレージ容量は、シ ステムをオフラインにしなくても追加できます。 メモ: ただし、新たな物理ディスクを追加する必要がある場合、そのシステムがホットスワップに対応していなければ、シス テムの電源を切る必要があります。 OCE/ 再設定では、未使用のストレージを仮想ディスクに統合することで、仮想ディスクの総ストレージ容量を増やすことができま す。 物理ディスクが追加される間(システムがホットスワップ機能に対応している場合)、および仮想ディスク上のデータが再分配され ている間、データにアクセスできます。 ボリューム、RAID 1 および RAID 10 では、OCE/再設定は、仮想ディスクのメンバーであった物理ディスクの利用可能な空き容量を 使用して、
4 S150 のドライブのケーブル接続 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限 り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な 修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属してい るマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: システム パーツの取り外しおよび再取り付けに関する詳細は、の『PowerEdge システム オーナーズ マニュアル』を参照し てください。 このセクションには、内蔵 PERC S150 コントローラのケーブル接続に関する詳細が記載されています。 メモ: S150 用の SATA および NVMe PCIe SSD のケーブル接続の詳細については、の、システムのオーナーズマニュアルを参照 してください。 1.
図 1. ケーブル配線 - 4 x 3.
図 2. ケーブル配線 - 10 x 2.5 インチ NVMe ドライブ バックプレーン トピック: AHCI デバイスのディスク接続 • AHCI デバイスのディスク接続 S150 コントローラは最大で 2 台の AHCI デバイスを搭載したシステムをサポートします。2 台の AHCI デバイスを搭載したシステ ムの場合、1 つ目の AHCI デバイスはポート 0~7 のドライブを接続し、2 つ目の AHCI デバイスはポート 8 のドライブを接続しま す。 次の表には、Sirius PowerEdge システムでサポートされる AHCI デバイスへのディスク接続に関する情報が記載されています。 表 7.
5 BIOS 設定ユーティリティ Ctrl+R またはオプション ROM(OPROM)とも呼ばれる BIOS 設定ユーティリティは、システムの起動中に F2 を使用してアクセス 可能なシステム BIOS に統合されたストレージ管理アプリケーションであり、SATA ドライブ上の RAID ディスク グループおよび仮 想ディスクを設定および維持します。BIOS Configuration Utility (Ctrl+R)は、オペレーティング システムに依存しません。 メモ: 初期セットアップとディザスタリカバリには、Ctrl+R を使用します。OpenManage ストレージ管理アプリケーションを介 して高度な機能を使用することができます。 メモ: BIOS 構成ユーティリティを使用した NVMe PCIe SSD の設定はサポートされていません。 メモ: 起動前に、S150 UEFI 設定ユーティリティのみを使用して NVMe PCIe SSD を設定するようにしてください。NVMe PCIe SSD の RAID モードを有効にするには、「NVMe PCIe SSD の RAID モードへの設定 、p.
注意: SATA コントローラが RAID モードに設定されていない場合は、データが破壊されることがあります。モードを変更す る前に、すべてのデータをバックアップするようにしてください。 メモ: BIOS Configuration Utility が表示されず、PERC S150 を使用している場合、F2 を押してシステム BIOS に アクセスします。SATA Settings フィールドで、SATA コントローラが RAID モードに設定されていることを確認します。設 定が正しいときに BIOS Configuration Utility が表示されない場合は、のデル サポートにお問い合わせくださ い。 BIOS 設定ユーティリティの終了 1. 任意のメニュー画面で Esc を押します。 選択内容を確認するためのダイアログボックスが表示されます。 2.
6. Enter を押します。 選択した物理ディスクが非 RAID ディスクに変換されます。 仮想ディスクの作成 1. BIOS Configuration Utility を起動します。「BIOS 設定ユーティリティの起動 、p. 21」を参照してください。 2. Main Menu(メインメニュー)画面から Create Virtual Disks(仮想ディスクの作成)を選択し、 を押します。 メモ: S150 コントローラは、最大 30 個の仮想ディスクをサポートします。仮想ディスクの数が最大数の 30 を超える場合 は、UEFI または OPROM の機能設定を変更することはできません。この問題のトラブルシューティングについての詳細は、 「UEFI または OPROM で機能の設定を変更できない 、p. 45」を参照してください。 3. Physical Disks フィールドで、仮想ディスクを作成する物理ディスクを選択します。 a. 物理ディスクを選択するには、Insert を押します。 b. 仮想ディスクに組み込む物理ディスクを選択したら、Enter を押します。 4.
2 つの仮想ディスクの交換 1. BIOS Configuration Utility を起動します。「BIOS 設定ユーティリティの起動 、p. 21」を参照してください。 2. Main Menu 画面で、Swapping Two Virtual Disks を選択し、Enter を押します。 3. 矢印キーを使用して、Virtual Disk(仮想ディスク)フィールドの仮想ディスクをハイライト表示します。Insert を押します。 4. 矢印キーを使用して、もう 1 つの仮想ディスクをハイライト表示します。Insert を押します。 5.
5. Insert を押します。ホット スペアを削除するには、Enter を押します。 6. C キーを押して、操作を確認します。 物理ディスクの詳細の表示 1. BIOS Configuration Utility を起動します。「BIOS 設定ユーティリティの起動 、p. 21」を参照してください。 2. メインメニュー画面 で、View Physical Disk Details(物理ディスクの詳細の表示)を選択し、 を押します。 3. 矢印キーを使用して、物理ディスクを選択します。 4. 次の物理ディスクの詳細が表示されます。 a. b. c. d. e. f. g. h. i. 物理ディスク番号 チャネル番号 物理ディスクのサイズ 物理ディスクのステータス:Non-RAID/Ready/Online(非 RAID / 準備完了 / オンライン) 空き領域の容量 製造元とモデル番号 ワールドワイドアドレス SATA キャッシュポリシー(有効または無効) S.M.A.R.T. 状態:エラー(S.M.A.R.T.エラーのディスクが検出された場合) 5.
コントローラオプション Controller Options(コントローラオプション)機能を使用すると、 エラー時の BIOS 停止 オプションを使用できるようになりま す。Pause if...(... の 場合は一時停止)を有効にすると、起動プロセスは一時停止し、仮想ディスクは Degraded(劣化)または Failed(障害あり)になります。起動を続行するには、 キーを押します。 ウィンドウにエラーメッセージが表示されます。Pause...(一時停止)が OFF(オフ)の場合、エラーメッセージが少しの間表示さ れますが、起動プロセスは続行します。 1. BIOS Configuration Utility を起動します。「BIOS 設定ユーティリティの起動」を参照してください。 2. [Main Menu] 画面で、矢印キーを使用して Controller Options(コントローラオプション)を選択します。 3. Controller Options(コントローラオプション)フィールドで、上矢印キーまたは下矢印キーを使用して、必要なコントローラオ プションまでスクロールします。 a.
6 UEFI RAID 設定ユーティリティ Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)RAID 設定ユーティリティは、システム BIOS < F2 >に統合されたストレージ管理アプ リケーションで、RAID、仮想ディスク、および物理ディスクの設定と管理に使用できます。このユーティリティはオペレーティン グ システムに依存しません。 メモ: 次の項では、UEFI RAID 設定ユーティリティの使用方法について説明します。詳細については、UEFI RAID 設定ユーティ リティのオンライン ヘルプ オプションを参照してください。 メモ: 起動前に、S150 UEFI 設定ユーティリティのみを使用して NVMe PCIe SSD を設定するようにしてください。NVMe PCIe SSD の RAID モードを有効にするには、以下を参照してください。 NVMe PCIe SSD の RAID モードへの設定 、p.
図 3. Dell PERC S150 設定ユーティリティ DELL PERC S150 設定ユーティリティの終了 ユーティリティを終了して、セットアップ画面に戻るには、画面の右下隅にある Finish をクリックします。 コントローラ管理 コントローラプロパティの表示 The View Controller Information 画面では、コントローラのプロパティとファームウェアのプロパティを表示することができます。 System Setup Main Menu で、Device Settings > Dell PERC S150 Configuration Utility > Controller Management > View Controller Information の順にクリックします。 この表では、コントローラ情報を表示 画面の詳細を説明します。 表 10.
表 10. コントローラ情報の表示 (続き) メニュー項目 説明 UEFI のドライババージョン システムにインストールされている UEFI ドライバ バージョン が表示されます。 ファームウェアビルド時刻 ファームウェアが最後にアップデートされたときの時間および 日付を表示します。 図 4. コントローラ情報画面の表示 仮想ディスクの起動順序を変更する Set Bootable Device で仮想ディスクの起動順序を変更することができます。 1. Dell PERC S150 Configuration Utility を起動します。「DELL PERC S150 設定ユーティリティの起動 、p. 27」を参照してくださ い。 2. コントローラの管理 > コントローラプロパティの変更の順にクリックします。 3. Set Bootable Device をクリックします。 [ 変更順序 ] ダイアログボックスに使用可能な仮想ディスクのリストが表示されます。 4. 矢印キーを使用して、仮想ディスクを設定し、 + または - で、最初に起動する必要がある、仮想ディスクの順序を変更します。 5.
重要な BIOS エラーが存在する場合は、システムを起動させない The Change Controller Properties 画面では、手動による介入を必要とする重要な BIOS エラーが存在する場合、システムの起動を 停止するオプションを有効または無効にすることができます。 1. Dell PERC S150 Configuration Utility を起動します。「DELL PERC S150 設定ユーティリティの起動」を参照してください。 2. コントローラの管理 > コントローラプロパティの変更の順にクリックします。 3. Enable BIOS Stop On Error(エラー時の BIOS 停止の有効化)を有効または無効にすることができます。 物理ディスクの非 RAID ディスクへの変換 1. Dell PERC S150 Configuration Utility を起動します。有効な文字については、 DELL PERC S150 設定ユーティリティの起動 、 p. 27 2.
Windows RAID の設定 メモ: NVMe PCIe SSD の RAID モードを有効にするには、「NVMe PCIe SSD の RAID モードへの設定 、p. 40」を参照してくださ い。 1. Dell PERC S150 Configuration Utility を起動します。「DELL PERC S150 設定ユーティリティの起動」を参照してください。 2. Controller Management>Convert to RAID Capable Disk とクリックします。 3. RAID タイプ Windows RAID を選択します。 4. Interface Type を選択します。 オプションは SATA、NVMe です。 5. 物理ディスクを選択し、Apply Changes をクリックします。 確認画面が表示されます。 6. Yes(はい)をクリックして続行します。 7. Back をクリックして、構成オプション画面に戻ります。 8.
メモ: オペレーティング システムに SLES を選択する場合、物理ディスク領域のすべて、または一部を使用して仮想ディス クを作成することができます。 10. Select the Physical Disk(物理ディスクの選択)をクリックします。 11. インターフェイス タイプ、メディア タイプ、セクタ サイズ、および物理ディスクを選択します。 12. 変更の適用 をクリックします。 13. 仮想ディスクの作成 をクリックします。 仮想ディスクが準備されました。 図 5. Linux RAID 選択ページへの変換 RAID の混在設定 お使いのシステムが Windows と Linux RAID ディスクの両方がある RAID の混在設定を検知した場合、S150 UEFI 設定ユーティリテ ィは、次のタスクの実行が推奨される混在設定画面を表示します。 1. Linux RAID ディスクを変換するには: a. WARNING: MIXED CONFIGURATION(警告: 混在設定)画面で Windows RAID 設定を選択します。 b.
メモ: S150 コントローラは RAID の混在設定をサポートしていません。Windows と Linux RAID ディスクの両方がある RAID の混 在設定が検知されたら、それらの物理ディスクをクリアするか、物理ディスクを変換するまで、これ以上のタスクを実行する ことはできません。 仮想ディスクプロパティの管理 Manage Virtual Disk Properties 画面では、物理ディスク ライト キャッシュ ポリシーを変更して、関連付けられている物理ディス クとそのプロパティとポリシーを表示することができます。 System Setup Main Menu で、Device Settings > Dell PERC S150 Configuration Utility > Virtual Disk Management > Manage Virtual Disk Properties とクリックします。この表は、Manage Virtual Disk Properties 画面の詳細を説明するものです。 表 11.
この表は、 View Virtual Disk Properties(仮想ディスクのプロパティ)画面の詳細を説明します。 表 12.
図 6. 仮想ディスク プロパティ画面 仮想ディスクの削除 1. Dell PERC S150 Configuration Utility を起動します。「DELL PERC S150 設定ユーティリティの起動」を参照してください。 2. 仮想ディスクの管理 > 仮想ディスク操作の選択 をクリックします。 3. 削除する仮想ディスクをドロップダウンメニューから選択します。 4. Delete Virtual Disk をクリックします。 5.
物理ディスクプロパティの表示 View Physical Disk Properties 画面では、物理ディスクのプロパティを表示することができ、関連する仮想ディスクについての詳 細も提供されます。 System Setup Main Menu で、Device Settings > Dell PERC S150 Configuration Utility > Physical Disk Management > View Physical Disk Properties とクリックします。この表は、View Physical Disk Properties(物理ディスクのプロパティの表示)画面 の詳細を説明するものです。 表 13.
図 7. 物理ディスク プロパティ画面 SATA ドライブの物理ディスク書き込みキャッシュ ポリシーの管理 次の手順を実行して物理ディスク書き込みキャッシュポリシーを有効にします。 1. Dell PERC S150 Configuration Utility を起動します。「DELL PERC S150 設定ユーティリティの起動」を参照してください。 2. Physical Disk Management(物理ディスクの管理) Select Physical Disk Operations(物理ディスク操作の選択)の順にクリ ックします。 3. Manage Physical Disk Properties(物理ディスクプロパティの管理)リンクをクリックします。 Manage Physical Disk Properties(物理ディスクプロパティの管理)画面が表示されます。 4. ライト キャッシュ ポリシーを適用するには、1 つまたは複数の物理ディスクを選択します。 5.
物理ディスク書 説明 き込みキャッシ ュポリシー 無効化 機能は選択したディスクで無効になっています。 6. Apply(適用)をクリックして変更を保存します。 メモ: 再構築後は、グローバルホットスペアディスクの物理ディスク書き込みキャッシュポリシーを、最後に設定された仮 想ディスクの書き込みキャッシュポリシーに変更するようにしてください。 メモ: View Virtual Disk Properties 画面で、その仮想ディスクに関連付けられている物理ディスク全体で物理ディスク ラ イト キャッシュ設定が統一されていることを確認してください。 メモ: システムに Linux RAID を設定した場合、物理ディスクキャッシュポリシー機能設定を変更できません。 メモ: 物理ディスク ライト キャッシュの動作に関する詳細は、「システムのトラブルシューティング 、p. 44」の項を参照し てください。 グローバルホットスペアの割り当て 1.
暗号的消去 警告: 暗号的消去を実行すると、データが永久に失われる結果となります。 メモ: 暗号的消去は、NVMe PCIe SSD および ISE 対応 SATA ドライブのみでサポートされています。 1. Dell PERC S150 Configuration Utility を起動します。「DELL PERC S150 設定ユーティリティの起動」を参照してください。 2. Physical Disk Management>Select Physical Disk Operations の順にクリックします。 3. インターフェイス タイプを選択します。 オプションは SATA、NVMe です。 4. ドロップダウン メニューから物理ディスクを選択することができます。 5. Cryptographic Erase を選択します。 6.
7 ドライバーのインストール PowerEdge RAID コントローラー(PERC)S150 では、対応オペレーティング システムでの動作にソフトウェア ドライバーが必要で す。インストールするドライブは、システムおよびインストールされているオペレーティング システムのタイプによって異なりま す。 メモ: オペレーティング システムの互換性を確認するには、を参照してください。 メモ: オペレーティング システムが PERC または BOSS のデバイスにインストールされている場合は、BIOS 設定中に、SATA と NVMe が RAID モードになっている間、ソフトウェア RAID OS ドライバーが Dell Update Package(DUP)を使用してインストー ルされていることを確認してください。 メモ: ライフ サイクル コントローラーを使用した SWRAID ドライバーのインストールはサポートされていません。 トピック: • • インストール前の要件 Windows ドライバインストール用デバイスドライバメディアの作成 インストール前の要件 オペレーティングシステムをインストールする前
7. [終了]をクリックします。 図 9. BIOS の NVMe 設定 メモ: NVMe モード設定を RAID から非 RAID に変更する場合は、NVMe ドライバ(Microsoft またはサードパーティ製 NVMe ドライバ)が Windows 環境に手動でインストールされていることを確認します。 仮想ディスクの作成 仮想ディスクの作成の詳細については、「仮想ディスクの作成 、p. 23」を参照してください。 PERC S150 オプションとブート リストの優先順位の確認 1. Virtual Disks フィールドでブータブル仮想ディスクが一番最初にリストされていることを確認してください。ブータブル仮想 ディスクが一番最初にリストされていない場合、「2 つの仮想ディスクの交換 、p.
Windows ドライバインストール用デバイスドライバメデ ィアの作成 デルのサポート用 Web サイトからの各種オペレーティング システム向 けの PERC S150 ドライバのダウンロード 1. にアクセスします。 2. Product Selection(製品の選択) セクションで、お使いのシステムのサービスタグを Service Tag or Express Service Code (サービスタグまたはエクスプレスサービスコード) フィールドに入力します。 メモ: サービスタグがない場合は、Automatically detect my Service Tag for me(サービスタグを自動的に検出する) を選 択してシステムにサービスタグを自動検出させるか、Choose from a list of all Dell products(すべてのデル製品のリスト から選択する) を選択して Product Selection(製品の選択) ページから製品を選択します。 3.
ZP ファイルへのアクセス 1. ZP ファイルをダウンロードする。ダウンロードしたファイルには拡張子.exe が付けられます。 2. ファイル拡張子を.zip に変更します。 3. コンテンツを展開します。 ドライバー ファイルは、展開されたフォルダに表示されます。ドライバーは、.inf ファイルを右クリックしてインストールでき ます。 メモ: S150 I/O ドライバー名は、bcraid .sys です。ここで xyz は、ドライバー バージョンの最初の 3 桁を示していま す。例えば、バージョンが 6.0.3.0007 である場合、ドライバー名は bcraid603.
8 システムのトラブルシューティング Dell PowerEdge RAID Controller(PERC)S150 のサポートを受けるには、デル テクニカル サービスの担当者にお問い合わせいただく か、にアクセスしてください。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • NVMe ドライブのホット リムーバルまたはホット インサートに関する注意事項 UEFI 設定ユーティリティを使用して Linux RAID を構成できない SATA 物理ディスク書き込みキャッシュ ポリシーを無効にするとパフォーマンスが低下する UEFI または OPROM で機能の設定を変更できない OS インストール中に追加の再起動が発生する サードパーティのドライバを使用した NVMe PCIe SSD への OS のインストールが失敗する SATA 構成での OS のインストール中に、サーバーのパフォーマンスが低下してクラッシュします NVMe 設定での OS のインストール中に、サーバーのパフォーマンスが低下します システム起動時の問題 BIOS 設定ユーティリティ オプションが表示されない オ
SATA 物理ディスク書き込みキャッシュ ポリシーを無効に するとパフォーマンスが低下する 推定要因 : ディスクの書き込み処理によって、パフォーマンスが低下する可能性があります。 対応処置: この問題を解決するには、物理ディスク書き込みキャッシュポリシーを有効にします。 メモ: システムに一定の電力供給があることを確認します(UPS を推奨)。 メモ: Dell LifeCycle Controller を使用して仮想ディスクを作成する場合は、物理ディスク ライト キャッシ ュ ポリシーがデフォルトに設定されます。物理ディスク ライト キャッシュ ポリシーの動作の詳細につ いては、「SATA ドライブの物理ディスク ライト キャッシュ ポリシーの管理」の項を参照してください。 UEFI または OPROM で機能の設定を変更できない 推定要因 : 仮想ディスクの数が 30 より多い場合は、UEFI または OPROM の設定を変更することはできません。 対応処置: この問題を解決するには、次の手順を実行してください。 1. オペレーティングシステムを起動します。 2.
NVMe 設定での OS のインストール中に、サーバーのパフ ォーマンスが低下します 推定要因 : NVMe 構成上のサーバーに 1 台以上の SAS ドライブが接続されています。 対応処置: サーバーに接続されている SAS ドライブを外します。 システム起動時の問題 システム起動時の問題をトラブルシューティングするには、次の項目を参照してください。 システムが起動しない システムが起動しない場合は、次の原因をチェックします。 ● System Setup で Controller Mode が間違っている ● Boot Mode、Boot Sequence、および/または Boot Sequence Retry が間違っている ● ブータブル仮想ディスクが Failed 状態になっている ● ブータブル仮想ディスクの Boot Order が間違っている ● システム再起動後、非 RAID 仮想ディスクが BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl+R)リストの先頭ではなくなる ● Linux RAID 設定では、作成された仮想ディスクが最大数の 30 を超え、起動仮想ディスクが UEFI 設定ユー
ブータブル仮想ディスクが障害発生状態になっている 1. Ctrl+Alt+Del を押して再起動します。 2. システムを再起動してから、Ctrl+R キーを押します。起動可能な仮想ディスクのステータスを確認するには、 [Virtual Disk]フ ィールドで、あるいは[View Virtual Disks Details]をハイライト表示して Enter を押します。 3. 欠落した物理ディスクまたはオフラインの物理ディスクがないか確認します。 ブータブル仮想ディスクの起動順序が正しくない 1. システム起動時にプロンプトが表示されたら、Ctrl+R を押してシステム BIOS 設定ユーティリティにアクセスします。 2. Virtual Disks(仮想ディスク)をチェックし、ブータブル仮想ディスクが先頭にリストされている仮想ディスクであることを確 認します。 3.
警告:劣化状態の仮想ディスクの検知 この警告メッセージは、少なくとも 1 個の仮想ディスクが Degraded 状態で、Pause if Degraded が BIOS Configuration Utility Ctrl +R で ON に設定されているときに表示されます。 警告の表示後、次のメッセージが表示されます。--- Press Enter to continue, or Ctrl+R to enter setup --Enter を押してオペレーティング システムに起動シーケンスを続行させるか、Ctrl+R を押して BIOS Configuration Utility Ctrl+R を起動し、Degraded 仮想ディスクの原因を調べます。 原因を調べるには、次を確認します。 ● 仮想ディスク内の物理ディスクが故障、またはオフラインになっているかどうか。Physical Disks (物理ディスク)フィールド でステータスを確認します。Degraded(劣化)ステータスは、仮想ディスクの RAID レベルおよび故障した物理ディスクの数に よります。 -RAID 1 または RAID 5 の仮想デ
原因を調べるには、次を確認します。 ● RAID 1 または RAID 5 仮想ディスクの物理ディスクのうち 1 台が故障したため、あるいは RAID 10 仮想ディスクの物理ディスク の 1 台が故障したために、仮想ディスクが Degraded(劣化) ステータスになっている場合。Ctrl+R を押し、物理ディスクがオ フラインまたは欠落しているか確認します。障害が発生した物理ディスクを取り外して交換します。2 台目の物理ディスクが 故障すると、 Degraded(劣化)仮想ディスクが Failed(障害あり)ステータスに変化することがあります。 ● 物理ディスクのうち 1 台以上が故障したため、仮想ディスクが Failed (障害あり)ステータスになっている場合。Ctrl+R を押 し、物理ディスクがオフラインまたは欠落しているか確認します。障害が発生した物理ディスクを取り外して交換します。 Samsung 1733 または 1735 のドライブのオフライン ステータス 説明: Samsung 1733 または 1735 のドライブは、UEFI とオープン管理ソフトウェアでオフラインとして表示されま
推定要因 : これは、NVMe 設定での想定内の動作であり、SATA 設定では発生しません。機能の損失がないためこのエ ラーは無視してかまいません。 S150 が 10 台を超える仮想ディスクを BIOS 設定ユーティリティ(CTRL +R)に表示しない 推定要因 : この機能はサポートされていません。 対応処置: 最後に追加された物理ディスク(複数可)を除く、すべての物理ディスクを取り外します。次に必要のない 仮想ディスクを削除します。現在使用されている仮想ディスクを考慮することも忘れないでください。 システム内に 30 台以上の仮想ディスクが存在する場合、仮想ディスクを 削除できない 推定要因 : この機能はサポートされていません。 対応処置: 最後に追加された物理ディスク(複数可)を除く、すべての物理ディスクを取り外します。次に必要のない 仮想ディスクを削除します。現在使用されている仮想ディスクを考慮することも忘れないでください。 BIOS 設定ユーティリティー()または UEFI HII 内での仮想 ディスク再構築ステータス 推定要因 : BIOS 設定ユーティ
6. Rescan(再スキャン)を実行して、次のいずれかを行います。 a. コントロールに接続されたストレージデバイスのステータスをアップデートします。 b. 仮想ディスクの削除または初期化によって発生したエラーを修正します。 BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl R)で物理ディスクが赤くハイライト表示されてい る 1. 物理ディスクを交換します。物理ディスクを交換します。仮想ディスクの RAID レベルによっては、データが失われる可能性が あります。 2. 再スキャンを実行して、新しいディスクが検出されたことを確認します 物理ディスクを初期化できない 物理ディスクが次に該当するかどうか確認します。 1. すでに仮想ディスクに含まれている。 2. 現在、グローバルまたは専用のホットスペアである。 3.
オペレーティング システムをインストールする NVMe PCIe SSD が見つ からない 推定要因 : NVMe が非 RAID モードになっている場合に、S150 ドライバがインストールされます。 対応処置: S150 ドライバをインストールする前に、NVMe が RAID モードになっていることを確認します。 仮想ディスク - 関連のエラー ● Linux の仮想ディスク作成時に古いパーティションがリスト表示される 、p. 52 ● 仮想ディスクの再構築の際、グローバル ホット スペアが HII または iDRAC でオンラインとしてリスト表示されていない 、p. 52 ● S150 が POST に 30 個の仮想ディスクではなく 22 個の仮想ディスクを表示する 、p. 53 ● S150 は、30 個の仮想ディスクではなく、POST 時に 43 仮想ディスクを表示します。 、p. 53 ● HII で障害が発生した仮想ディスクの表示 、p. 53 ● 仮想ディスクの作成時に、仮想ディスクのサイズ(小数点以下)がサポートされない 、p. 53 ● 仮想ディスクを作成できない 、p.
S150 が POST に 30 個の仮想ディスクではなく 22 個の仮想ディスクを 表示する 説明: OPROM でサポートされている仮想ディスクの最大数は 24 です。 ● 物理ディスクが接続されている場合は、22 個の仮想ディスクのみが表示されます。 ● オプティカル ドライブが接続されており、その中に DVD ディスクが挿入されている場合は、23 個の仮 想ディスクが表示されます。 ● DVD ディスクが挿入されているオプティカル ドライブが 2 台接続されている場合、24 個の仮想ディス クが表示されます。 対応処置: これは想定内の動作であり、アクションは必要ありません。 S150 は、30 個の仮想ディスクではなく、POST 時に 43 仮想ディスクを 表示します。 説明: UEFI でサポートされている仮想ディスクの最大数は 30 です。 ● 30 を超える仮想ディスクを作成することはできません。 ● 仮想ディスクの管理と再スキャンの実行中は、30 個の仮想ディスクのみが表示されます。これは予期さ れた動作です。 ● 仮想ディスクを持つドライブまたはドライブが別のシステムからインポー
1. コントローラが物理ディスクと通信できない。 2. ケーブルが緩んでいるか、損傷している。 3. 物理ディスクが SAS ドライブである可能性がある。 バックプレーンの物理ディスクを装着しなおし、それらのケーブルをチェックします。 選択された物理ディスクに十分な空き容量がない 仮想ディスクによって使用される物理ディスクには、十分な空き容量がある必要があります。 目的の RAID レベルに対して選択された物理ディスクの台数が正しくない RAID レベル、および各 RAID レベルで使用可能な物理ディスク台数の詳細については、『RAID テクノロジー ガイド』()の「RAID レ ベルの認識」を参照してください。 目的の物理ディスクが使用不可能である 物理ディスクが次の状態になっていないか確認します。 1. 専用ホットスペアになっていて、他の仮想ディスクに使用できない。 2.
2. 物理ディスクが最近取り外され、交換されていた場合、その物理ディスクがバックプレーンに正しく配置されていることを確認 します。物理ディスクとシステム基板のケーブル接続を確認します。 3. Rescan を実行します。 仮想ディスクの冗長性が失われている 仮想ディスクにある 1 つまたは複数の物理ディスクに障害が発生しました。故障した物理ディスク(複数可)があるため、仮想デ ィスクは冗長(ミラーまたはパリティ)データを維持しなくなっています。さらなる物理ディスクの故障はデータの損失につながり ます。 1. 物理ディスク(複数可)を交換します。 2. Storage Management を使用して物理ディスクを再構築します。にある、該当する Storage Management 画面を参照してくだ さい。 仮想ディスク内のメタデータの破損 1. 破損したメタデータのある仮想ディスクを削除します。 2. 物理ディスクをホットスペアとして割り当て、冗長仮想ディスクを再構築します。 3.
グローバルホットスペアを作成できない グローバルホットスペアを作成できない場合は、次の原因をチェックします。 1. 空の物理ディスクがない、または物理ディスクが RAID 対応ディスクに変換されていない 、p. 56。 2. 対象の物理ディスクがすでに仮想ディスクに含まれている。 3. グローバルホットスペアに割り当てられた物理ディスクで障害が発生している 、p. 56。 4.
専用スペアが BIOS 設定ユーティリティに表示されない、またはオフライン 1. 物理ディスクが取り外されていないか、または障害が発生していないかを確認します。 2. ケーブルに緩みや欠陥がないか確認します。 障害が発生した、または劣化した仮想ディスク 仮想ディスクから物理ディスクを 1 台削除すると、次のことが起こります。 1. ボリュームまたは RAID 0 の仮想ディスクは、Failed ステータスに変化します。 2. RAID 1 と RAID 5 の仮想ディスクは、Degraded(劣化)ステータスに変化します。 3.
9 困ったときは デルに問い合わせてデル製品のサポート受けたり、製品マニュアルに関するフィードバックを送信したりできます。 トピック: • • • • デルへのお問い合わせ エクスプレス サービス コードとサービス タグの位置 関連マニュアル マニュアルのフィードバック デルへのお問い合わせ デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを提供しています。お使いのコンピュータがインターネッ トに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの製品カタログでデルの連絡先をご確認くださ い。利用できるサービスは国や製品により異なる場合があります。また、地域によっては一部のサービスがご利用できない場合も あります。デルのセールス、テクニカル サポート、またはカスタマー サービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1. にアクセスします。 2. お住まいの国を、ページ右下隅のドロップダウンメニューから選択します。 3. カスタマイズされたサポートを利用するには、次の手順に従います。 a.
図 10. エクスプレス サービス コードとサービス タグの位置 1. 情報タグ(前面図) 3. OpenManage Mobile(OMM)ラベル 5. サービス タグ、エクスプレス サービス コード、QRL ラベル 2. 情報タグ(背面図) 4. iDRAC MAC アドレスと iDRAC セキュア パスワード ラベル Mini Enterprise サービス タグ(MEST)ラベルは、システムの背面にあります。これにはサービス タグ(ST)、エクスプレス サービ ス コード(Exp Svc Code)、製造日(Mfg.