Dell EMC PowerEdge RAID コントローラー S130 ユーザーズガイド
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2019 Dell Inc. またはその関連会社。。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2019 - 11 Rev.
目次 1 概要.............................................................................................................................................6 PERC S130 仕様.................................................................................................................................................................... 6 対応オペレーティング システム....................................................................................................................................... 7 サポートされる PowerEdge システム........
ホットスペアディスクの管理......................................................................................................................................... 22 グローバルホットスペアディスクの割り当て.......................................................................................................22 専用ホットスペアディスクの割り当て...................................................................................................................22 ホットスペアディスクの割り当て解除................................................................................
Windows 2012/2012 R2 オペレーティングシステムのインストール中に新しいパーティションを作成で きない ............................................................................................................................................................................. 38 4K セクタディスクの使用中にシステムで 0x0000003B または 0x0000007E 停止エラーが発生する........... 38 物理ディスク書き込みキャッシュポリシーを無効にするとパフォーマンスが低下する.................................. 39 UEFI または OPROM で機能の設定を変更できない..................................................................................................
1 概要 Dell PowerEdge RAID コントローラ(PERC)S130 は Dell PowerEdge システムの経済的な RAID ソリューションです。S130 コントロ ーラは、システムのバックプレーン構成に応じて、最大 10 台の SATA HDD または SATA SSD をサポートします。 トピック: • • • • • PERC S130 仕様 対応オペレーティング システム サポートされる PowerEdge システム サポート対象物理ディスク PERC S130 用の管理アプリケーション PERC S130 仕様 次の表は、PERC S130 ハードウェアの仕様を提供しています。 表 1.
仕様 PERC S130 ホット スペアの最大数 システム内の空きディスクの数に応じて異なります。 パススルー SSD をサポート 有 次の表は、PERC S130 仮想ディスク仕様を提供しています。 表 2.
メモ: Windows Server 2012 オペレーティング システムをインストールするときは、support.microsoft.com/kb/ 2789962 で利用できるホット フィックス アップデートをインストールするようにしてください。 • Linux • • • • • • SLES 15 以降 SLES 12 SP1 以降 SLES 11 SP4 RHEL 8.0 RHEL 7.
• ーおよびエンクロージャに対してコントローラー機能とエンクロージャ機能を実行できます。詳細については、dell.com/ openmanagemanuals にある「Dell OpenManage Storage Management User Guide」を参照してください。 Lifecycle Controller:もう 1 つの PERC の管理アプリケーションです。詳細については、dell.
2 物理ディスク メモ: 仮想ディスク内の物理ディスクは、同じドライブタイプ(HDD または SSD)である必要があります。たとえば、HDD および SSD を同じ仮想ディスク内で混在させることはできません。 メモ: 仮想ディスクでの 512 バイトのネイティブドライブと 512 バイトのエミュレートドライブの混在は許可されますが、512 バイトのドライブと 4 KB のネイティブドライブの混在は許可されません。 トピック: • 物理ディスクの機能 物理ディスクの機能 物理ディスクローミング 物理ディスクローミングとは、物理ディスクをあるケーブル接続またはバックプレーンスロットから、同じコントローラ上の別の ケーブル接続またはバックプレーンスロットに移動することです。コントローラは、位置が変更された物理ディスクを自動的に認識 し、ディスクグループの一部である仮想ディスク内に論理的に配置します。ディスクローミングは、システムの電源がオフの場合 にのみ実行できます。 注意: オンライン容量拡張(OCE)の実行中にディスクローミングを行わないでください。仮想ディスクの損失の原因となり ます。 物理ディスクの
メモ: システムを再起動する必要はありません。 フォールトトレランス PERC S130 では、次のフォールトトレランス機能を使用できます。 • • • • 物理ディスクの障害検出(自動) ホットスペアを使用した仮想ディスクの再構築(この機能用にホットスペアが設定されている場合は自動) パリティの生成とチェック(RAID 5 のみ)。 システムを再起動せずに物理ディスクを手動で交換するホットスワップ(ホットスワップが可能なバックプレーンを持つシステ ムの場合のみ) RAID 1(ミラー)の片側で障害が発生した場合、ミラーのもう一方の側の物理ディスクを使用してデータを再構築できます。 RAID 5 の 1 台の物理ディスクが故障した場合、パリティデータは残りの物理ディスク上に存在します。このデータを使用して、ホ ットスペアとして設定された新しい交換用の物理ディスクにデータを復元できます。 RAID 10 の物理ディスクが故障した場合、仮想ディスクは機能し続け、残ったミラーリングされた物理ディスクからデータが読み取 られます。各ミラーセット内で単一のディスク障害が発生した場合、その故障の仕方によっては機能が
メモ: Linux RAID では、物理ディスク書き込みキャッシュ ポリシーまたは仮想ディスク書き込みキャッシュ ポリシーの設定を サポートしていません。 Linux RAID Linux RAID 機能は、すべての Dell PowerEdge 第 13 世代システムでサポートされています。Linux RAID を使用して、複数のデバイス 間でデータを保護することができます。Linux RAID の設定の詳細については、「Linux RAID の設定」を参照してください。 メモ: お使いのシステムに、最新の BIOS ファームウェアがインストールされていることを確認してください。最新の BIOS フ ァームウェアは、dell.
3 仮想ディスク PERC S130 に接続された物理ディスクの論理的なグループ化は、コントローラの仮想ディスク最大数 10 を超えることなく、同じ RAID レベルの仮想ディスクを複数作成することを可能にします。 PERC S130 コントローラでは次のことが可能です。 • S130 コントローラ上での異なる RAID レベルの仮想ディスクの作成。 メモ: 同じ物理ディスク内で、RAID レベルを混在させないようにしてください。 • アプリケーションごとに特性の異なるさまざまな仮想ディスクの構築。 PERC S130 では、次が許可されません。 • • 異なる種類の物理ディスクから仮想ディスクを作成する場合。たとえば、RAID 10 の仮想ディスクを、2 台の SATA HDD 物理デ ィスクと、1 台の SATA SSD 物理ディスクから作成することはできません。すべての物理ディスクは、同じドライブタイプ(HDD または SSD)でなければなりません。 物理ディスクが仮想ディスクの物理ディスクとタイプが異なる場合、その物理ディスクを専用ホットスペアとして選択するこ と。 仮想ディスクとは、コ
バックグラウンドアレイスキャン 仮想ディスクのミラー、ボリュームまたはパリティデータ上の修正可能なメディアのエラーを検証および修正します。バックグラウ ンドアレイスキャン (BAS) は、オペレーティングシステム内に仮想ディスクを作成した後に自動的に起動されます。 チェックポイント 再起動後に最後のポイントで、さまざまなタイプのチェックポイント(BGI、CC、および再構築)の再開を可能にします。システ ムの再起動後、バックグラウンドチェックポイントは、最新のチェックポイントから再開します。 3 つのチェックポイントの機能は次の通りです。 • • • 整合性チェック(CC) バックグラウンド初期化 (BGI) 再構築 整合性チェック 整合性チェック(CC)は、フォールトトレラント物理ディスクのミラーまたはパリティデータを検証し修正するバックグラウンド 操作です。物理ディスクに対して定期的に整合性チェックを実行することをお勧めします。 デフォルトでは、CC によってミラーまたはパリティの不整合が修正されます。データが修正された後、ミラーセットのプライマリ 物理ディスク上のデータは正しいデータであると見なされ
カテゴリ S130 コントローラによってサポート 読み取り先行なし / ライトスルー はい メモ: 書き込みキャッシュモード有効化の現在のデフォルトは、 Write Through(ライトスルー)、 No Read Ahead (読み取り 先行なし)(WT、NRA)です。 ライトバック (WB) を有効にするには、UPS を推奨します。 メモ: 物理ディスク書き込みキャッシュポリシーの動作に関する詳細は、「システムのトラブルシューティング」セクションを参 照してください。 仮想ディスクの移行 PERC S130 は、ひとつの PERC S130 から別の PERC S130 への仮想ディスクの自動移行をサポートします。 注意: オンライン容量拡張 (OCE)/再設定中に仮想ディスクの移行を実行すると、その仮想ディスクは失われます。 メモ: 仮想ディスクを移行する前に、仮想ディスクデータをバックアップしてください。 メモ: 仮想ディスクを構成するすべての物理ディスクを移行するようにします。最適および劣化状態の仮想ディスクは、自動 的に移行されます。オフライン状態の仮想ディスクを移行してはなりません。
4 S130 のドライブのケーブル接続 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、また はオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行 うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に 同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 メモ: システムパーツの取り外しおよび再取り付けに関する詳細は、dell.com/poweredgemanuals の「PowerEdge システム オーナーズマニュアル」を参照してください。 このセクションには、内蔵 PERC S130 コントローラのケーブル接続に関する詳細が記載されています。 メモ: S130 のドライブのケーブル接続に関する詳細は、dell.com/poweredgemanuals にある特定のシステムのハードウェア オーナーズマニュアルを参照して ください。 1.
図 1. S130 コントローラへのケーブル接続 1. バックプレーン 2. システム基板 3. 1 つ目の AHCI デバイスのコネクタ ( J_SATA A ) 4.
チップセット プラットフォーム Intel C236 PowerEdge R330、R230、T330、T130 シ すべてのドライブス ステム ロット 18 S130 のドライブのケーブル接続 AHCI デバイス 1 AHCI デバイス 2 ブート LUN 制限 該当なし 該当なし
5 BIOS 設定ユーティリティ ()とも呼ばれる BIOS 設定ユーティリティは、システム BIOS に統合されたストレージ管理アプリケーションで、 RAID ディスクグループや仮想ディスクの設定とメンテナンスに使用できます。BIOS 設定ユーティリティ () はオペレー ティングシステムに依存しません。 メモ: 初期セットアップと災害復旧には、BIOS 設定ユーティリティ( ) を使用します。Dell OpenManage ストレ ージ管理アプリケーションを介して、アドバンス機能を使用することができます。 次の項では、BIOS 設定ユーティリティ( ) の使用方法を説明します。詳細については、BIOS 設定ユーティリティ ( ) で を押して、オンラインヘルプオプションを参照してください。 次の表は、BIOS 設定ユーティリティ ()で PERC S130 によってサポートされている、またはサポートされていないタス クを示します。 表 5.
メモ: PERC S130 アダプタは、デルがサポートする SATA ベースのテープデバイスをサポートします。S130 コントローラ では、内蔵の Dell RD 1000 テープデバイスを使用して、システムをテープデバイスから起動することができます。テープ デバイスから起動するよう設定したら、System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)に戻る まで、 を押すか、任意のブラウザ画面で Back(戻る)をクリックします。 が選択され、RD 1000 から起動することはできができない場合、RD 1000 オプションは起動順序リストの最後になります。 BIOS 設定ユーティリティの終了 1. 任意のメニュー画面で を押します。 選択内容を確認するためのダイアログボックスが表示されます。 2.
仮想ディスクの作成 1. BIOS 設定ユーティリティを起動します。「BIOS 設定ユーティリティの起動」を参照してください。 2. Main Menu(メインメニュー)画面から Create Virtual Disks(仮想ディスクの作成)を選択し、 を押します。 メモ: 起動仮想ディスクをシステムのスロット 0~3 に装着されたディスクドライブからのみ作成します。 AHCI デバイス のディスク接続に関する詳細は、「AHCI デバイスのディスク接続」を参照してください。 メモ: S130 コントローラは、物理ディスクごとに最大 10 の仮想ディスクをサポートします。仮想ディスクの数が最大数の 10 を超える場合は、UEFI または OPROM の機能設定を変更することはできません。この問題のトラブルシューティング についての詳細は、「UEFI または OPROM で機能の設定を変更できない」を参照してください。 3.
メモ: 起動仮想ディスクの交換中に、起動仮想ディスクがシステムのスロット 0 ~ 3 に装着されているディスクドライブか ら作成されていることを確認します。 AHCI デバイスのディスク接続に関する詳細は、「AHCI デバイスのディスク接続」を 参照して ください。 ディスクスロットの詳細は、dell.com/poweredgemanuals のシステム固有のオーナーズマニュアル を参照してください。 3. 矢印キーを使用して、Virtual Disk(仮想ディスク)フィールドの仮想ディスクをハイライト表示します。 を押します。 4. 矢印キーを使用して、もう 1 つの仮想ディスクをハイライト表示します。 を押します。 5.
メモ: 物理ディスクが Failed(障害あり)状態を報告する場合、または物理ディスクに接続された SAS/SATA ケーブルまたは 電源ケーブルが外された場合、仮想ディスクは Failed(障害あり)または Degraded(劣化)です。 メモ: 専用ホットスペアが割り当てられた仮想ディスクが削除されると、専用ホットスペアも同時に削除され、物理ディスク の状態が Ready(準備完了)に変更されます。 専用ホットスペアを割り当てるには、以下の手順を実行します。 1. BIOS Configuration utility(BIOS 設定ユーティリティ)を起動します。「BIOS 設定ユーティリティの起動」を参照してくださ い。 2. Main Menu(メインメニュー)画面で、Manage Hot Spare(ホットスペアの管理)を選択し、 を押します。 3.
2. [Main Menu](メインメニュー )画面で、 View Virtual Disk Details (仮想ディスク詳細の表示)を選択し、 を押しま す。 3. 矢印キーを使用して、仮想ディスクを選択します。 4. 仮想ディスクが表示され、次の詳細が表示されます。 a) b) c) d) 仮想ディスク番号 RAID レベル サイズ Status(ステータス) (読み取り先行 / ライトバック、読み取り先行なし / ライトバック、読み取り先行 / ライトスルー、読 み取り先行なし / ライトスルー) 5.
システムが正常に再起動します。 BIOS 設定ユーティリティ 25
6 UEFI RAID 設定ユーティリティ UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) RAID 設定ユーティリティ は、システム BIOS に統合されたストレージ管理アプリ ケーションで、RAID、仮想ディスク、および物理ディスクの設定と管理に使用できます。このユーティリティはオペレーティング システムに依存しません。 メモ: 以下の項では、UEFI RAID 設定ユーティリティの使用方法を説明します。詳細については、UEFI RAID 設定ユーティリ ティのオンラインヘルプオプションを参照してください。 メモ: UEFI RAID 設定ユーティリティを使用して初期設定を行うことができます。 トピック: DELL PERC S130 設定ユーティリティの起動 DELL PERC S130 設定ユーティリティの終了 コントローラ管理 仮想ディスク管理 物理ディスク管理 • • • • • DELL PERC S130 設定ユーティリティの起動 1. システムの電源を入れます。 2.
セットアップユーティリティメインメニューで、デバイス設定 > Dell PERC S130 設定ユーティリティ > コントローラ管理 > コント ローラ情報の表示の順にクリックします。 この表では、コントローラ情報を表示 画面の詳細を説明します。 メニュー項目 説明 PCI ID PCI ID を表示されます。 物理ディスクの数 システムで利用可能な物理ディスクの合計数を表示されます。 仮想ディスクカウ ント 使用可能な仮想ディスクの合計数が表示されます。 UEFI のドライババ システムにインストールされている UEFI ドライババージョンが表示されます。 ージョン ファームウェアビ ルド時刻 ファームウェアを最後に更新した日時が表示されます。 仮想ディスクの起動順序を変更する ブータブルデバイスの設定 で仮想ディスクの起動順序を変更することができます。 1. Dell PERC S130 設定ユーティリティを起動します。「DELL PERC S130 設定ユーティリティの起動」を参照してください 。 2.
3. Select physical disks from slots other than slots 0-3 を選択して、スロット 4 およびその後のスロットすべてにある物理ディ スクの選択を有効にします。 4. 物理ディスクを選択し、OK をクリックします。 確認画面が表示されます。 5. Yes(はい)をクリックして続行します。 物理ディスクの RAID 対応ディスクへの変換 1. Dell PERC S130 Configuration Utility(Dell PERC S130 設定ユーティリティ)を起動します。「DELL PERC S130 設定ユーティリ ティの起動」を参照してください 。 2. Controller Management(コントローラ管理) > Convert to RAID capable disk(RAID 対応ディスクに変換する)とクリック します。 3. 物理ディスクを選択して、RAID 対応ディスクに変換します。 4. OK をクリックします。 確認画面が表示されます。 5. Yes(はい)をクリックして続行します。 ディスクの再スキャン 1.
メモ: Linux RAID 機能はすべての第 13 世代システムでサポートされています。 メモ: PowerEdge R330、R230、T330、および T130 システムで RHEL 7.2 向けの Linux RAID を設定している場合、https:// access.redhat.com/downloads/content/69/ver=/rhel---7/7.2/x86_64/product-software から利用できる最新のドライバ ーアップデートディスク(DUD)をダウンロードするようにしてください。 メモ: PowerEdge R330 システム、R230 システム、T330 システム、T130 システムで、SLES 11 SP4 または SLES 12 SP2 向 けの Linux RAID を設定している場合、https://drivers.suse.com/dell/Dell_PowerEdge_13G/sle-11-sp4-x86_64/1.0/ install-readme.
仮想ディスクプロパティの管理 View Virtual Disk Properties(仮想ディスクプロパティの表示)画面では、仮想ディスクプロパティおよびポリシーを表示するこ とができます。 System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)で、Device Settings(デバイス設定) > Dell PERC S130 Configuration Utility(Dell PERC S130 設定ユーティリティ) > Virtual Disk Management(仮想ディスク管理) > Manage Virtual Disk Properties(仮想ディスクプロパティの管理)とクリックします。 この表は、Manage Virtual Disk Properties(仮想ディスクプロパティの管理)画面の詳細を説明するものです。 メニュー項目 説明 Virtual Disk Status 仮想ディスクのステータスを表示します。 (仮想ディスクステ ータス) Virtual Disk 仮想ディスクの容量が表示されます。 Capacity(仮想ディ スク容量)
メニュー項目 説明 仮想ディスク容量 仮想ディスクの容量が表示されます。 セクタサイズ 有効なセクタサイズが表示されます。 読み取りキャッシ ュポリシー 仮想ディスクに関連付けられている読み取りキャッシュポリシーが表示されます。 書き込みキャッシ ュポリシー 仮想ディスクに関連付けられている読み取りキャッシュポリシーが表示される 関連する物理ディ スク 各仮想ディスクに関連付けられている物理ディスクを表示します。 仮想ディスクの削除 1. Dell PERC S130 設定ユーティリティを起動します。「DELL PERC S130 設定ユーティリティの起動」を参照してください 。 2. 仮想ディスクの管理 > 仮想ディスク操作の選択 をクリックします。 3. 削除する仮想ディスクをドロップダウンメニューから選択します。 4. Delete Virtual Disks(仮想ディスクの削除)リンクをクリックします。 続行するには、選択したオプションを確認します。 5.
メニュー項目 説明 Device Type(デバ デバイスの種類が表示されます。 イスタイプ) Certified(認定済 み) 物理ディスクがデルの認定を受けているかどうか表示します。 Connector Port(コ 物理ディスクが取り付けられているスロット番号を表示します。 ネクタポート) SAS Address(SAS SAS アドレスを表示します。 アドレス) Disk Cache 内蔵 USB が有効または無効かを表示します。 Setting(ディスク キャッシュ設定) Available Space(空 それぞれの物理ディスクの空き容量が表示されます。 き容量) Used Space(使用 それぞれの物理ディスクの使用容量が表示されます。 容量) Disk Protocol(ディ 物理ディスクのプロトコルが表示された場合にのみ表示されます。 スクのプロトコル) Media Type(メデ ィアタイプ) 選択したディスクのタイプが表示されます。 Disk Sector Size 有効なセクタサイズのタイプが表示されます。 (ディスクセクタサ イズ) Negotiated 転送されるデー
4. 次の物理ディスク書き込みキャッシュポリシーから選択します。 物理ディスク書 説明 き込みキャッシ ュポリシー Default(デフォル ト) 物理ディスク書き込みキャッシュ機能は以下に対して有効になっています。 • • SSD 3 Gbps HDD 物理ディスク書き込みキャッシュ機能は 6 Gbps HDD に対して無効になっています。 Enable(有効) 機能は選択したディスクで有効になっています。 Disable(無効) 機能は選択したディスクで無効になっています。 5.
専用ホットスペアの割り当て 1. Dell PERC S130 Configuration Utility(Dell PERC S130 設定ユーティリティ)を起動します。「DELL PERC S130 設定ユーティリ ティの起動」を参照してください 。 2. Virtual Disk Management(仮想ディスク管理)> Manage Virtual Disk Properties(仮想ディスクプロパティの管理)> Manage Dedicated Hot Spares(専用ホットスペアの管理)とクリックします。 メモ: 専用ホットスペアはシステムのスロット 0~3 に装着されているディスクドライブからのみ割り当てます。AHCI デ バイスのディスク接続に関する詳細は、「AHCI デバイスのディスク接続」を参照してください。ディスクスロットの詳細 は、dell.com/poweredgemanuals でシステム固有のオーナーズマニュアルを参照してください。 3. ドロップダウンメニューから、準備完了状態にある物理ディスクを選択します。 4.
7 ドライバのインストール Dell PowerEdge RAID Controller(PERC)S130 は、サポートされているオペレーティングシステムと動作するためのソフトウェアドラ イバが必要です。PERC S130 のためのドライバをインストールすることは、システムのタイプによって異なり、また、お持ちのオ ペレーティングシステムにより異なります。 メモ: オペレーティングシステムの互換性を確認するには、dell.
メモ: 非 RAID 仮想ディスクが使用されている(かつ Virtual Disk リストに表示されている)場合は、Swap Two Virtual Disks(2 つの仮想ディスクの交換)オプションはシステムに RAID 対応物理ディスクが存在する場合にのみ、有効になり ます。 2. Continue to Boot(起動の続行)を選択して、 を押します。 Windows ドライバインストール用デバイスドライバ メディアの作成 PERC ドライバを Dell サポートサイトからダウンロードする すべてのオペレーティングシステムに対する S130 1. dell.com/drivers にアクセスします。 2. 製品の選択 セクションで、お使いのシステムのサービスタグを サービスタグまたはエクスプレスサービスコード フィールドに 入力します。 メモ: サービスタグがない場合は、サービスタグを自動的に検出する を選択してシステムにサービスタグを自動検出させる か、すべてのデル製品のリストから選択する を選択して 製品の選択 ページから製品を選択します。 3.
6. Select the driver to be installed(インストールするドライバを選択してください)というウィンドウで、Dell PERC S130 コ ントローラを選択し、Next(次へ)をクリックしてドライバファイルをロードします。 7. ドライバーが読み込まれてから、Where do you want to install Windows?に戻ると、インストール手順を続行するために Next (次へ)をクリックし、インストール手順続行します。 インストールが完了したら、Dell OpenManage(OMSA) コンポーネントで使用される構成ドライバを(必要な場合)インストールし、 S130 コントローラ を構成します。 メモ: Windows Server 2012 オペレーティングシステムをインストールする際に、support.microsoft.
8 システムのトラブルシューティング Dell PowerEdge RAID Controller Shared(PERC)S130 のサポートを受けるには、Dell テクニカルサービスの担当者にお問い合わせい ただくか、dell.
2. コマンドプロンプトを起動します。 3. 次のコマンドを実行します。 c:\windows\system32\compact.exe /U c:\windows\system32\drivers\*.sys 4. システムを再起動します。 5. 正常に起動したら、システム全体の NTFS 圧縮を無効にします。 6. もう一度システムを再起動します。 詳細については、KB 記事(https://support.microsoft.
• • • ブータブル仮想ディスクの Boot Order(起動順序)が間違っている システム再起動後、非 RAID 仮想ディスクが BIOS 設定ユーティリティ()リストの先頭ではなくなる Linux RAID 設定では、作成された仮想ディスクが最大数の 10 を超え、起動仮想ディスクが UEFI 設定ユーティリティでその 10 の仮想ディスクの 1 つとしてリストされていない場合。 コントローラモードが セットアップユーティリティ で正しく 設定されていない 1. システム起動時に Dell Power-On Self-Test(POST) 画面が表示されたら、 を押して Dell Inc.PowerEdge BIOS 画面を立 ち上げます。 2.
メモ: 非 RAID 仮想ディスクは非 RAID 物理ディスクから作成できます。(これは PERC S130 以外のコントローラにより初期 化された物理ディスクです)。 1. システム起動時にプロンプトが表示されたら、 を押して BIOS Configuration(BIOS 設定)にアクセスします。 2. 仮想ディスクをチェックし、ブータブル非 RAID 仮想ディスクがリストの先頭位置にないことを確認します。 3.
を押してオペレーティングシステムに起動シーケンスを続行させるか、 を押して BIOS Configuration Utility (BIOS 設定ユーティリティ)()を起動し、Failed(障害あり)仮想ディスクの原因を調べます。 メモ: 起動仮想ディスクが Failed(障害あり)状態の場合、オペレーティングシステムは起動しません。 原因を調べるには、次を確認します。 • • 非冗長仮想ディスクの 1 つまたは複数の物理ディスクに障害が発生したか判断します。[Yes] の場合、データは失われます。失 われたデータをバックアップのストレージソースから復元します。 非冗長仮想ディスクの 2 つ以上の物理ディスクに障害が発生したか判断します。[Yes] の場合、データは失われます。失われた データをバックアップのストレージソースから復元します。 メモ: RAID 10 構成の場合、各ミラーセット内で 1 台の物理ディスクが故障すると、冗長仮想ディスクは Degraded(劣化) ス テータスになりますが、データは失われません。ミラーセットのひとつで 2 台の物
BIOS 設定ユーティリティー()または UEFI HII 内での仮想ディスク再構築ステータス 推定要因 : BIOS 設定ユーティリティー()モードまたは UEFI HII モードで再構築がサポートされていませ ん。 対応処置: サポートされているオペレーティング システムで起動します。再構築が開始されます。再構築のステータス を表示するには、サポートされているストレージ アプリケーションをインストールします。 仮想ディスク - 関連のエラー • • • • • 仮想ディスクを作成できない 仮想ディスクが障害発生状態 仮想ディスクが劣化状態 専用ホットスペアを仮想ディスクに割り当てられない グローバルホットスペアを作成できない 仮想ディスクを作成できない 仮想ディスクを作成できない場合は、次の原因をチェックします。 1. 物理ディスクが表示されない。 2. 選択した物理ディスクに十分な空き容量がない。 3. 目的の RAID レベルに対して選択された物理ディスクの台数が正しくない . 4. 目的の物理ディスクが使用不可能である。 5.
注意: 仮想ディスクを削除すると、その仮想ディスク上のすべてのデータが破壊されます。 仮想ディスクが障害発生状態 仮想ディスクが障害発生状態である場合、次の原因を記載されている順にチェックします。 1. 仮想ディスクが 1 台以上の物理ディスクを失っている。 2. 仮想ディスク内の物理ディスクに障害が発生しているか、取り外されている。 3. 仮想ディスクが、RAID レベルごとの物理ディスクの最大許容台数を失っている。 仮想ディスクが 1 台以上の物理ディスクを失っている 障害の発生した物理ディスクを交換し、データをバックアップのストレージソースから復元します。 仮想ディスク内の物理ディスクに障害が発生しているか、取り外されてい る 1. 物理ディスクが誤って取り外されていた場合は、元の物理ディスクを再度取り付けます。再スキャンを実行します。 2.
仮想ディスクの冗長性が失われている 仮想ディスク内の 1 つまたは複数の物理ディスクに障害が発生した場合、この物理ディスクに起因して、仮想ディスクは冗長(ミ ラーまたはパリティ)データを維持しなくなります。他の物理ディスクにさらに障害が発生すると、データの損失につながります。 1. 物理ディスクを交換します。 2. ストレージ管理を使用して、物理ディスクを再構築します。で、該当するストレージ管理画面を参照してください。 仮想ディスク内のメタデータの破損 1. 破損したメタデータのある仮想ディスクを削除します。 2. 物理ディスクをホットスペアとして割り当て、冗長仮想ディスクを再構築します。 3. 非冗長仮想ディスクを作成するには、仮想ディスク上のデータ削除して再構築し、バックアップストレージソースからデータを 復元します。 専用ホットスペアを仮想ディスクに割り当てられない 専用ホットスペアを仮想ディスクに割り当てられない場合、次の原因をチェックします。 1. RAID レベルが専用ホットスペアを作成できない 。 2. 指定された物理ディスクに、専用ホットスペアになるための十分な容量がない。 3.
空の物理ディスクがない、または物理ディスクが RAID 対応ディスクに変 換されていない 追加の物理ディスクを取り付け、それらを RAID 対応ディスクに変換します。既存の物理ディスクが Non-RAID(非 RAID)対応デ ィスクの場合、RAID 対応ディスクに変換する必要があります。 警告: 物理ディスクが RAID 対応ディスクに変換されると、物理ディスク上の全データが失われます。 メモ: Non-RAID(非 RAID)ステータスの物理ディスクは、必要に応じて RIAD 対応ディスクに変換できますが、Non-RAID (非 RAID)ではなくなります(RAID 対応ディスクへの変換により、PERC S130 設定情報が物理ディスクに追加されます)。 対象の物理ディスクがすでに仮想ディスクに含まれている 物理ディスクがすでに既存の仮想ディスクの一部である場合は、ホットスペアを選択できません。 グローバルホットスペアに割り当てられた物理ディスクで障害が発生し ている システム起動時にプロンプトが表示されたら、Ctrl+R を押して BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl+R)にアクセスします。BIO
BIOS 設定ユーティリティ()で物理ディスクが赤くハイライ ト表示されている 1. 物理ディスクを交換します。仮想ディスクの RAID レベルによっては、データが失われる可能性があります。 2. 再スキャンを実行して、新しいディスクが検出されたことを確認します 専用ホットスペアが故障した ホットスペアが故障した場合、次の原因をチェックします。 1. コントローラがホットスペアと通信できない。 2. 専用スペアが BIOS 設定ユーティリティに表示されない、またはオフライン。 コントローラがホットスペアと通信できない 1. コントローラから物理ディスクまでのケーブルが正しく接続されているか確認します。 2. 物理ディスクが引き続きグローバルまたは専用ホットスペアとして割り当てられていることを確認します。 3. ホットスペアとして割り当てられた物理ディスクが故障していないか確認します。 専用スペアが BIOS 設定ユーティリティに表示されない、またはオフライ ン 1. 物理ディスクが取り外されていないか、または障害が発生していないかを確認します。 2.
ステータス LED が動作しない システムがオペレーティングシステムで起動していることを確認します。 Dell Open Manage Server Administrator 管理ユーティ リティバージョン 7.
9 困ったときは Dell EMC へのお問い合わせ メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、または製品カ タログで連絡先をご確認ください。 Dell EMC では、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。これらのサービスは国 および製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。Dell EMC のセールス、テ クニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 Dell.