Dell EMC PowerEdge R340 BIOS および UEFI リファレンス ガイド パーツ番号: E58S Series 規制タイプ: E58S001 Dec 2020 Rev.
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目次 章 1: プレオペレーティング システム管理アプリケーション................................................................... 4 プレオペレーティング システム アプリケーションを管理するためのオプション.........................................4 システム セットアップ.......................................................................................................................................................4 セットアップユーティリティの表示..........................................................................................................................4 セットアップユーティリティ詳細..........
1 プレオペレーティング システム管理アプリケー ション システムのファームウェアを使用して、オペレーティング システムを起動せずにシステムの基本的な設定や機能を管理することが できます。 トピック: プレオペレーティング システム システム セットアップ Dell Lifecycle Controller ブートマネージャー PXE 起動 • • • • • アプリケーションを管理するためのオプション プレオペレーティング システム 理するためのオプション アプリケーションを管 お使いのシステムには、プレオペレーティング システム アプリケーションを管理するための次のオプションがあります。 ● ● ● ● システム セットアップ Dell Lifecycle Controller ブートマネージャー PXE(Preboot Execution Environment) システム セットアップ システム セットアップ画面を使用して、お使いのシステムの BIOS 設定、iDRAC 設定、、デバイス設定を構成できます。 メモ: デフォルトでは、選択したフィールドのヘルプ テキストはグラフィカル ブ
セットアップユーティリティ詳細 System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面の詳細は次のとおりです。 オプション 説明 システム BIOS BIOS を設定できます。 iDRAC 設定 iDRAC を設定できます。 iDRAC 設定ユーティリティは、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用することで iDRAC パラメ ーターをセットアップして設定するためのインタフェースです。iDRAC 設定ユーティリティを使用すること で、さまざまな iDRAC パラメーターを有効または無効にすることができます。このユーティリティの詳細に ついては、の『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイド』を参照してください。 デバイス設定 デバイスを設定できます。 システム BIOS System BIOS 画面を使って、起動順序、システムパスワード、セットアップパスワードなどの特定の機能を編集し、SATA モード を設定し、USB ポートの有効/無効を切り
オプション 説明 シリアル通信 シリアルポートの管理、および関連する機能とオプションの指定を行うオプションを指定します。 システムプロファ イル設定 プロセッサの電力管理設定、メモリ周波数などを変更するオプションを指定します。 システムセキュリ ティ システムパスワード、セットアップパスワード、Trusted Platform Module(TPM)セキュリティなどのシステ ムセキュリティ設定を行うオプションを指定します。システムの電源ボタンや UEFI ボタンも管理します。 システムの電源ボタンを押します。 冗長 OS 制御 このフィールドでは、冗長 OS 制御用の冗長 OS 情報を設定します。 その他の設定 システムの日時などを変更するオプションを指定します。 システム情報 システム情報画面を使用して、サービス タグ、システム モデル名、BIOS バージョンなどのシステムのプロパティを表示できます。 システム情報の表示 System Information(システム情報)画面を表示するには、次の手順を実行します。 手順 1. システムの電源を入れるか、または再起動します。 2.
オプション 説明 UEFI 準拠バージョ ン システム ファームウェアの UEFI 準拠レベルを指定します。 メモリー設定 メモリー設定画面を使用して、メモリーの設定をすべて表示し、システムのメモリーのテストやノードのインターリービングなど、 特定のメモリー機能を有効または無効にできます。 メモリ設定の表示 Memory Settings(メモリ設定)画面を表示するには、次の手順を実行します。 手順 1. システムの電源を入れるか、または再起動します。 2. 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティング システムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、 システムを再起動してもう一度やり直してください。 3. システム セットアップ メイン メニュー画面で、システム BIOS をクリックします。 4.
プロセッサ設定 Processor Setting(プロセッサ設定)画面を使用して、プロセッサ設定を表示し、仮想化テクノロジ、ハードウェアプリフェッチ ャ、論理プロセッサアイドリングなどの特定の機能を実行できます。 プロセッサ設定の表示 Processor Settings 画面を表示するには、次の手順を実行します。 手順 1. システムの電源を入れるか、または再起動します。 2. 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティング システムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、 システムを再起動してもう一度やり直してください。 3. システム セットアップ メイン メニュー画面で、システム BIOS をクリックします。 4.
オプション 説明 オプション 説明 ブランド ブランド名を指定します。 Level 2 Cache L2 キャッシュの合計を指定します。 Level 3 Cache L3 キャッシュの合計を指定します。 Number of Cores プロセッサーごとのコア数を指定します。 Microcode マイクロコードを指定します。 SATA 設定 SATA 設定画面を使用して、SATA デバイスの SATA 設定を表示し、お使いのシステムで SATA を有効にすることができます。 SATA 設定の表示 SATA Settings(SATA 設定)画面を表示するには、次の手順を実行してください。 手順 1. システムの電源を入れるか、または再起動します。 2. 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティング システムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、 システムを再起動してもう一度やり直してください。 3.
起動設定 起動設定画面を使用して、起動モードを BIOS または UEFI のいずれかに設定することができます。起動順序を指定することも可能 です。 ● UEFI: Unified Extensible Firmware Interface(uefi) は、オペレーティング システムとプラットフォームファームウェア間に新しい インタフェース。このインターフェイスは、プラットフォーム関連の情報を含んだデータ テーブル郡と、オペレーティング シス テムとそのローダーが使用できるブートおよびランタイム サービス コールから構成されています。起動モードが UEFI に設定さ れている場合は、次のメリットが得られます。 ○ 2 TB を超えるドライブパーティションをサポートします。 ○ 強化されたセキュリティ ( 例えば、 UEFI セキュア ブート ) します。 ○ 高速起動時間。 ● BIOS: では、 BIOS 起動モード は、レガシー起動モードがあります。後方互換性がサポートされています。 起動設定の表示 Boot Settings (起動設定)画面を表示するには、次の手順を実行してください。 手順 1.
オプション 説明 汎用 USB 起動 汎用 USB 起動を有効または無効にします。このオプションは、デフォルトで Disabled(無効)に設定され ています。 ハードディスク ド ライブのプレース ホルダ ハードディスク ドライブのプレースホルダーを有効または無効にします。 UEFI 起動設定 UEFI 起動オプションを有効または無効にします。 起動オプションを含めるには IPV4 PXE および IPV6 PXE を押します。このオプションは、デフォルトで Last(前回)に設定されています。 メモ: このオプションは、起動モードが UEFI の場合にのみ有効になります。 UEFI Boot Sequence 起動デバイスの順序を変更できます。 Boot Options Enable/Disable 起動デバイスの有効/無効を選択できます。 ネットワーク設定 ネットワーク設定画面を使用して、UEFI PXE、iSCSI、および HTTP の起動設定を変更できます。ネットワーク設定オプションは UEFI モードでのみ使用できます。 メモ: BIOS モードでは、BIOS はネットワー
オプション 説明 HTTP デバイス n 設定(n は 1~4) HTTP デバイスの設定を制御できます。 UEFI iSCSI 設定 iSCSI デバイスの設定を制御できます。 表 1.
オプション 説明 iDRAC Direct USB Port iDRAC ダイレクト USB ポートは iDRAC によってのみ管理され、ホストからは見えません。このオプション は On または OFF に設定されています。OFF に設定されている場合、iDRAC はこの管理対象ポートに取り付 けられた USB デバイスを検出しません。デフォルトでは、このオプションは On に設定されています。 Embedded NIC1 and NIC2 メモ: 組み込み NIC1 および NIC2 オプションは、内蔵ネットワーク カード 1 がないシステムでのみ使用 できます。 組み込み NIC1 および NIC2 オプションを有効または無効にします。Disabled に設定されている場合、組み込 み管理コントローラによって、NIC は共有ネットワークアクセス用に引き続き使用可能となっている可能性 があります。組み込み NIC1 および NIC2 オプションはネットワーク ドーター カード(NDC)がないシステム でのみご利用いただけます。組み込み NIC1 および NIC2 オプションは、内蔵ネットワーク カ
シリアル通信 Serial Communication(シリアル通信)画面を使用して、シリアル通信ポートのプロパティを表示します。 シリアル通信の表示 Serial Communication(シリアル通信)画面を表示するには、次の手順を実行してください。 手順 1. システムの電源を入れるか、または再起動します。 2. 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティング システムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、 システムを再起動してもう一度やり直してください。 3. システム セットアップ メイン メニュー画面で、システム BIOS をクリックします。 4.
オプション 説明 フェイルセーフボー コンソールのリダイレクトに使用されているフェイルセーフボーレートが表示されます。BIOS は自動的にボ レート ーレートの決定を試みます。このフェイルセーフボーレートは、その試みが失敗した場合にのみ使用されま す。また、値は変更しないでください。デフォルトでは、このオプションは 115200 に設定されています。 リモートターミナル リモートコンソールターミナルのタイプを設定します。このオプションは、デフォルトで ANSIVT100/ タイプ VT220 に設定されています。 起動後のリダイレ クト OS のロード時に BIOS コンソールのリダイレクトの有効または無効を切り替えることができます。このオ プションは、デフォルトで Enabled に設定されていまます。 システムプロファイル設定 System Profile Settings(システムプロファイル設定)画面を使用して、電源管理などの特定のシステムパフォーマンス設定を有 効にできます。 システムプロファイル設定の表示 System Profile Settings(システムプロファイル設定)画面を表
オプション 説明 メモリリフレッシ ュレート メモリリフレッシュレートを 1x または 2x に設定します。このオプションは、デフォルトで 1x に設定されて います。 Uncore Frequency Processor Uncore Frequency(プロセッサアンコア周波数)オプションを選択することが可能になります。 Dynamic mode(動的モード)では、プロセッサの実行時のコアおよびアンコアの全体に渡って電源リソー スを最適化できます。電力を節約、またはパフォーマンスを最適化するためのアンコア周波数の最適化は、 Energy Efficiency Policy(省エネルギーポリシー)の設定の影響を受けます。 プロセッサ 1 のタ ーボブースト対応コ アの数 Monitor/Mwait メモ: システムに取り付けられているプロセッサが 2 台ある場合は、 Number of Turbo Boost Enabled Cores for Processor 2(プロセッサ 2 のターボブースト有効コア数)のエントリが表示されます。 プロセッサ 1 のターボブースト対応コア数を制御します。コ
オプション 説明 System Password システムパスワードを設定します。このオプションは、デフォルトで Enabled に設定されており、システム にパスワード ジャンパが取り付けられていない場合は、読み取り専用になります。 Setup Password セットアップパスワードを設定します。システムにパスワードジャンパが取り付けられていない場合、この オプションは読み取り専用です。 Password Status システムパスワードをロックします。デフォルトでは、このオプションは Unlocked に設定されています。 TPM Security メモ: TPM メニューは、TPM モジュールがインストールされている場合のみ使用可能です。 TPM の報告モードを制御することができます。デフォルトでは、TPM Security オプションは Off に設定さ れています。変更できるのは、 [TPM Status]と、 [TPM Activation] (TPM Status フィールドが On with Preboot Measurements または On without Pre-b
オプション 説明 メモ: BIOS アップデートの HECI デバイスで動作可能と DUP アップデート IPMI インターフェイスを操 作可能にする必要が必要です。この設定をする必要がセットに なっている エラーのアップデートを避 けてください。 Secure Boot セキュア ブートを有効にします。ここでは BIOS はセキュア ブート ポリシーの証明書を使用して各プリブー トイメージを認証します。セキュア ブートはデフォルトで無効になっています。セキュア ブート ポリシー はデフォルトで 標準に設定されています。 Secure Boot Policy セキュア ブート ポリシーが Standard(標準)に設定されている場合、BIOS はシステムの製造元のキーと証 明書を使用して起動前イメージを認証します。セキュア ブートポリシーが カスタムに設定されている場合、 BIOS はユーザー定義のキーおよび証明書を使用します。セキュア ブートポリシーはデフォルトで 標準に設 定されています。 Secure Boot Mode BIOS がセキュア ブート ポリシーオブジェクト(PK、KEK、db
3. System Security(システムセキュリティ)画面で、Password Status(パスワードステータス)が Unlocked(ロック解除)に 設定されていることを確認します。 4. システムパスワードフィールドに、システムパスワードを入力して、Enter または Tab を押します。 以下のガイドラインに従ってシステムパスワードを設定します。 ● パスワードの文字数は 32 文字までです。 ● 0 から 9 までの数字を含めることができます。 ● 特殊文字は、次の文字のみが利用可能です:スペース、(”)、(+)、(,)、(-)、(.)、(/)、(;)、([)、(\)、(])、(`)。 システムパスワードの再入力を求めるメッセージが表示されます。 5. システムパスワードをもう一度入力し、OK をクリックします。 6. Setup Password(セットアップパスワード)フィールドに、セットアップパスワードを入力して、Enter または Tab を押しま す。 セットアップパスワードの再入力を求めるメッセージが表示されます。 7.
メモ: システム パスワードまたはセットアップパスワードを変更する場合は、新しいパスワードの再入力を求めるメッセー ジが表示されます。システム パスワードまたはセットアップパスワードを削除する場合は、削除の確認を求めるメッセージ が表示されます。 6. Esc を押してシステム BIOS 画面に戻ります。もう一度 Esc を押すと、変更の保存を求めるプロンプトが表示されます。 7.
Redundant OS Control 画面の詳細 Redundant OS Control 画面の詳細は、次のとおりです。 このタスクについて オプション 説明 冗長 OS の場所 次のデバイスからバックアップ ディスクを選択できます。 ● ● ● ● ● なし IDSDM SATA Ports in AHCI mode BOSS PCIe Cards(Internal M.
その他の設定の詳細 このタスクについて Miscellaneous Settings(その他の設定)画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 システム時刻 システムの時刻を設定することができます。 システム日付 システムの日付を設定することができます。 資産タグ 資産タグを指定して、セキュリティと追跡のために変更することができます。 キーボード NumLock NumLock が有効または無効のどちらの状態でシステムが起動するかを設定できます。デフォルトでは、この オプションは On(オン)に設定されています。 メモ: このフィールドは 84 キーのキーボードには適用されません。 エラー時 F1/F2 プ ロンプト エラー時の F1/F2 プロンプトを有効または無効にします。このオプションは、デフォルトで Enabled に設定 されていまます。F1/F2 プロンプトは、キーボードエラーも含みます。 レガシービデオオ プション ROM の ロード システム BIOS でビデオコントローラからレガシービデオ(INT 10H)オプション ROM をロードするかどうか を決定でき
組み込み型システム管理 Dell Lifecycle Controller により、システムのライフサイクル全体にわたって高度な組み込みシステム管理が提供されます。Dell Lifecycle Controller はブート シーケンス中に開始でき、オペレーティング システムに依存せずに動作することができます。 メモ: 一部のプラットフォーム構成では、Dell Lifecycle Controller の提供する機能の一部がサポートされない場合があります。 Dell Lifecycle Controller のセットアップ、ハードウェアとファームウェアの設定、およびオペレーティング システムの導入の詳細に ついては、で Dell Lifecycle Controller のマニュアルを参照してください。 ブートマネージャー Boot Manager(起動マネージャ)画面では、起動オプションと診断ユーティリティを選択できます。 ブートマネージャの表示 このタスクについて Boot Manager(ブートマネージャ)を起動するには、次の手順を実行してください。 手順 1.
システムユーティリティ System Utilities(システム ユーティリティ)には、起動可能な次のユーティリティが含まれています。 ● 診断プログラムの起動 ● BIOS アップデートファイルエクスプローラ ● システムの再起動 PXE 起動 Preboot Execution Environment (PXE) オプションを使用してネットワーク接続されたシステムをリモートに起動および設定するこ とができます。 PXE boot オプションにアクセスするには、BIOS セットアップから標準のブート シーケンスを使用するかわりに、システムを起動 してから POST 中に F12 を押します。それによってメニューが表示されたり、ネットワーク デバイスを管理できたりすることはあ りません。 24 プレオペレーティング システム管理アプリケーション