Dell EMC PowerEdge C6525 設置およびサービス マニュアル 規制モデル: E63S Series 規制タイプ: E63S001 4 月 2021 年 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2019~ 2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 本書について........................................................................................................................... 6 章 2: Dell EMC PowerEdge C6525 の概要.......................................................................................... 7 スレッドの内面図................................................................................................................................................................ 7 スレッドの背面図...................................................................
拡張カードの取り外し................................................................................................................................................35 拡張カードの取り付け................................................................................................................................................38 ライザーカードの取り外し........................................................................................................................................ 41 ライザーカードの取り付け..................................
章 7: 困ったときは..........................................................................................................................77 リサイクルまたはサービス終了の情報.........................................................................................................................77 Dell へのお問い合わせ.......................................................................................................................................................77 QRL によるシステム情報へのアクセス.................................................
1 本書について 本書には、システムの概要、コンポーネントの取り付けと交換に関する情報、仕様詳細、診断ツール、特定のコンポーネントのイ ンストール中に従うべきガイドラインが記載されています。 6 本書について
2 Dell EMC PowerEdge C6525 の概要 PowerEdge C6525 は、以下をサポートするハーフ幅のスレッドです。 ● 2 x AMD EYPC 7002 シリーズ プロセッサー ● DIMM スロット × 16 また、拡張および接続用に PCIe および Open Compute Project(OCP)ライザーもサポートされます。 詳細については、[製品マニュアル]ページの『Dell EMC PowerEdge C6525 仕様詳細』を参照してください。 トピック: • • • • • スレッドの内面図 スレッドの背面図 ネットワーク ポート インジケータ コード エクスプレス サービス コードとサービス タグの位置 システム情報ラベル スレッドの内面図 PowerEdge C6525 スレッドの内面図: 図 1. PowerEdge C6525 スレッドの内面図 1. 3. 5. 7. 9. uSD カード スロット メモリー モジュール ソケット(CPU 1 用) プロセッサー ソケット 2 サポート ブラケット M.2 ライザー 2. 4. 6. 8. 10.
スレッドの背面図 図 2. スレッドの背面図 1. 3. 5. 7. 9. 11. PCIe 拡張カード ライザー 1 PCIe 拡張カード ライザー 2 OCP 3.0 SFF カード スロット iDRAC ダイレクト マイクロ USB ポート Mini display port USB 3.0 ポート 2. 4. 6. 8. 10. 12. スレッドのリリース ハンドル スレッドのリリース ロック システム識別 LED スレッドの電源ボタン iDRAC または NIC ポート 情報タグ 詳細については、[製品マニュアル]ページの『Dell EMC PowerEdge C6525 仕様詳細』を参照してください。 ネットワーク ポート インジケータ コード 図 3. QSFP OCP カードの LAN インジケータ 1. リンクインジケータ 2. アクティビティインジケータ 表 1.
表 1. OCP カード インジケータ コードの QSFP ポート 接続状態 QSFP 上部の緑色の LED QSFP 下部の緑色の LED Ethernet リンク – トラフィックなし 緑色 緑色 Ethernet - トラフィック 緑色 点滅 メモ: LED の点滅速度は、トラフィックの帯域幅に応じて異なります。 図 4. Ethernet ポートインジケータコード 1. スピードインジケータ 2. リンクおよびアクティビティインジケータ 表 2.
1. 2. 3. 4. 5. 情報タグ(上面図) エクスプレス サービス タグ ラベル ネットワーク MAC アドレス情報ラベル iDRAC MAC アドレス情報ラベル 情報タグ(底面図) Mini Enterprise サービス タグ(MEST)ラベルは、システムの背面にあります。これにはサービス タグ(ST)、エクスプレス サー ビス コード(Exp Svc Code)、製造日(Mfg.Date)が含まれています。Exp Svc Code は、Dell EMC がサポート宛ての電話を適切な 担当者に転送する際に使用されます。 またサービス タグの情報は、シャーシの左側にあるラベルに記載されています。 システム情報ラベル 図 6.
図 7. 機械的概要 図 8.
図 9. ジャンパの設定 図 10.
3 システムの初期セットアップと設定 この項では、Dell EMC システムの初期セットアップと設定を行うためのタスクについて説明します。この項では、システムをセッ トアップするために必要な一般的なステップと、詳細情報についてのリファレンス ガイドを提供します。 トピック: • • • システムのセットアップ iDRAC 構成 オペレーティング システムをインストールするリソース システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 手順 1. システムを開梱します。 2. システムをラックに取り付けます。詳細については、www.dell.com/poweredgemanuals にあるお使いのレールとケーブルの管理 ソリューションに関連する、レールの取り付けとケーブル管理の周辺機器に関するガイドを参照してください。 3. 周辺機器をシステムに接続し、システムをコンセントに接続します。 4.
表 3. iDRAC IP アドレスを設定するためのインターフェイス (続き) インターフェイス ドキュメントのリンク メモ: お使いのプラットフォームに関する最新の iDRAC リ リースと最新のドキュメント バージョンを確認するには、 KB 記事「https://www.dell.com/support/article/sln308699」 を参照してください。 Dell OpenManage 導入ツールキット iDRAC ダイレクト https://www.dell.com/openmanagemanuals から入手可能な 『OpenManage 導入ツールキット ユーザーズ ガイド』 > OpenManage Deployment Toolkit。 の Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイドま た https://www.dell.com/idracmanuals はシステム固有の Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイドにつ いては、https://www.dell.
自動化ツール Redfish API を使用して iDRAC にアクセスすることもできます。詳細については、https://www.dell.com/idracmanuals にある iDRAC9 with Lifecycle Controller Redfish API ガイドを参照してください。 オペレーティング システムをインストールするリソース システムにオペレーティング システムがインストールされないで出荷された場合、表に記載されたリソースのいずれかを使用して サポート対象のオペレーティング システムをインストールできます。オペレーティング システムのインストール方法の詳細につ いては、表に記載されているドキュメントのリンクを参照してください。 表 4. オペレーティング システムをインストールするリソース Resource ドキュメントのリンク iDRAC の Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイドまた https://www.dell.
OS ドライバーのダウンロードおよびインストール オプション 次のいずれかのオプションを選択して、OS ドライバーをダウンロードしてインストールすることができます。OS ドライバーをダ ウンロードまたはインストールする方法の詳細については、表に記載されているドキュメントのリンクを参照してください。 表 6. OS ドライバーのダウンロードおよびインストール オプション オプション マニュアル Dell EMC サポート サイト 「ドライバーとファームウェアのダウンロード」の項。 iDRAC 仮想メディア https://www.dell.com/idracmanuals の『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイド』またはシステム固有の 『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイド』に ついては、https://www.dell.
4 システム コンポーネントの取り付けと取り外し トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • • 安全にお使いいただくために システム内部の作業を始める前に システム内部の作業を終えた後に 推奨ツール スレッド エアフローカバー システム メモリー サポート ブラケット 拡張カード M.2 ライザー M.
手順 1. すべての周辺機器を含むシステムの電源を切ります。 2. システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 3. スレッドをエンクロージャから取り外します。 システム内部の作業を終えた後に 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1. 周辺機器を再度接続し、システムをコンセントに接続します。 2. 接続されている周辺機器の電源を入れてから、システムの電源を投入します。 推奨ツール 取り外しと取り付け手順を実行するには、以下のツールが必要になります。 ● ベゼルロックのキー。このキーは、お使いのシステムにベゼルが含まれている場合にのみ必要となります。 ● #1 プラスドライバー ● #2 プラスドライバ ● #T20 トルクスドライバ ● 5mm 六角ナット ドライバ ● プラスチックスクライブ ● 1/4 インチ マイナスドライバ ● 接地された静電気防止用リストバンド ● ESD マット スレッド スレッドの取り外し 前提条件 1.
図 11. スレッドの取り外し 次の手順 1. スレッドを取り付けます。 スレッドの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。 メモ: けがを防ぐため、スレッドが下からサポートされていることを確認してください。 手順 1.
図 12. スレッドの取り付け 2. 青色の固定ラッチを押してスレッドをエンクロージャにスライドさせ、次の画像に示す通り、スレッドの挿入を完了する前に 20~30 mm 手前でスレッドを止めます。 注意: スレッドのピンへの損傷を防ぐため、スレッドをエンクロージャに無理に押し込まないでください。二段階での挿入 を守り、スレッドを慎重にエンクロージャにスライドさせます。 図 13. 挿入を完了する前に、スレッドを 20-30 mm 手前で止めます 3.
スレッドの取り付けガイドライン 注意: システム内でスレッド モデルを混在させることはできません。先行機種のスレッド モデルを PowerEdge C6525 スレ ッドと一緒に取り付けないでください。 注意: シャーシに PowerEdge C6420 および PowerEdge C6525 スレッド構成の混在アーキテクチャがないことを確認しま す。 メモ: すべての空のスロットにスレッド ダミーを取り付けるようにしてください。ダミーのないエンクロージャを使用する と、過熱状態になります。 メモ: 最適化された熱動作については、次に示すスレッドの装着順序に従うようにしてください。 図 14.
エアフローカバー エアフローカバーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. 必要に応じて、PERC バッテリ ケーブルをシステム ボードのコネクタから外します。 手順 1. 青いクリップを押して、エア フロー カバーを持ち上げます。 2. シャーシのスロットからエア フロー カバーのフックを外し、エア フロー カバーを取り外します。 図 15. エアフローカバーの取り外し 次の手順 1. エアフロー カバーを取り付けます。 エアフローカバーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 必要に応じて、PERC バッテリ ケーブルをシステム ボードのコネクタに接続します。 手順 1.
図 16. エアフローカバーの取り付け 次の手順 1.
表 7.
● 起動中に、選択した NPSx オプションがモデル番号と一致しない(例えば、プロセッサーのモデル番号が再起動の間に変更さ れた)場合、システムは POST の最後で停止し、UEFI0388 メッセージが表示されます。次回の再起動時に、システムは NPS1 のデフォルト設定に戻ります。 ● 起動中に、メモリー構成のために現在の NPSx の優先インターリーブができない(例えば、メモリー装着が優先インターリー ブと一致しない)場合、BIOS で警告メッセージ UEFI0391 が表示されます。 メモ: UEFI0391 メッセージが表示されている場合、システムは機能しています。ただし、最適なパフォーマンスのためにシ ステムが構成されていない可能性があります。 NPS システムの最適化 最適なシステム構成は、プロセッサーのモデル、メモリー構成、および NPS 設定によって異なります。メモリー構成をプロセッサ ーで使用可能な NPS 設定と一致させます。 表 8.
表 9.
システム メモリー ガイドライン PowerEdge C6525 システムでは、DDR4 レジスタード DIMM(RDIMM)、負荷軽減 DIMM(LRDIMM)、および 3DS 負荷軽減 DIMM (3DS LRDIMM)をサポートしています。システム メモリー、プロセッサーで実行されている手順を保持します。 お使いのシステムには 16 個のメモリー ソケットが含まれており、プロセッサーあたり 8 個のチャネルを構成します。 メモリー チャネルは次のように構成されます。 表 10. メモリー チャネル プロセッサ ー チャネル A チャネル B チャネル C チャネル D チャネル E チャネル F チャネル G チャネル H プロセッサ ー1 A6 A5 A2 A1 A8 A7 A4 A3 プロセッサ ー2 B6 B5 B2 B1 B8 B7 B4 B3 図 17. メモリー ソケットの位置 表 11.
手順 1. 該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。 注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってく ださい。 2. メモリモジュールソケットの両端にあるイジェ外側へ押し、ソケットからメモリモジュールを外します。 3. メモリモジュールを持ち上げてシステムから取り外します。 図 18. メモリモジュールの取り外し 次の手順 1. メモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリモジュールを取り外したままにする場合は、メモリモジュールのダミーカードを取り付けます。メモリモジュ ールダミーの取り付け手順は、メモリモジュールの取り付け手順と同様です。 メモリモジュールの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1.
図 19. メモリモジュールの取り付け 次の手順 1. エアフロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 3. メモリ モジュールが適切に取り付けられているかどうかを確認するには、F2 を押して、 [System Setup Main Menu]>[System BIOS]>[Memory Settings]に移動します。 [Memory Settings]画面では、システム メモリー サイズが、取り付けられている メモリのアップデート後の容量を反映している必要があります。 4. 値が正しくない場合、1 つ、または複数のメモリモジュールが適切に取り付けられていない可能性があります。メモリ モジュー ルをしっかりとメモリ モジュール ソケットに装着します。 5. システム診断プログラムでシステム メモリーのテストを実行します。 サポート ブラケット サポート ブラケットの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2.
図 20. サポート ブラケットの取り外し 2. サポート ブラケットをシャーシから取り外します。 次の手順 1. サポート ブラケットを取り付けます。 サポート ブラケットの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1. サポート ブラケットをシャーシ上の突起に合わせます。 2.
図 21. サポート ブラケットの取り付け 次の手順 1. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 拡張カード メモ: 拡張カード ライザーが見つからないかサポート対象外の場合は、システム イベント ログ(SEL)イベントが記録されま す。これによってシステムへの電源投入が妨げられることはなく、BIOS POST メッセージまたは F1/F2 一時停止が表示される こともありません。 拡張カードライザー 1 の取り外し 前提条件 メモ: システムの連邦通信委員会(FCC)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カード フィラー ブラケット を取り付けます。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 手順 1. #1 プラス ドライバーを使用して、拡張カード ライザー 1 を固定しているネジを外します。 2.
図 22. 拡張カードライザー 1 の取り外し 次の手順 1. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 拡張カードライザー 1 の取り付け 前提条件 メモ: システムが FCC(米国連邦通信委員会)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カードフィラーブラケ ットを取り付ける必要があります。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化 します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 手順 1. ライザーのネジ穴をシャーシのネジ穴の位置に合わせます。 2. ライザー カードがスロットにしっかりと装着されるまで、ライザーを下ろします。 3.
図 23. 拡張カードライザー 1 の取り付け 次の手順 1. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 拡張カード ライザー 2 の取り外し 前提条件 メモ: システムの連邦通信委員会(FCC)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カード フィラー ブラケット を取り付けます。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 手順 1. 必要に応じて、[MB_SL1]コネクタと[MB_SL2]コネクタを外します。 a. [MB_SL1]コネクタと[MB_SL2]コネクタを取り外すには、青色のプル タブを持って引きます。 2. #1 プラス ドライバーを使用して、拡張カード ライザー 2 を固定しているネジを外します。 3.
図 24. 拡張カード ライザー 2 の取り外し 次の手順 1. 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 拡張カードライザー 2 の取り付け 前提条件 メモ: システムが FCC(米国連邦通信委員会)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カードフィラーブラケ ットを取り付ける必要があります。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化 します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 手順 1. ライザーのネジ穴をシステム ボードの突起に合わせて、ライザー カードがスロットにしっかりと装着されるまで挿入します。 2.
図 25. 拡張カードライザー 2 の取り付け 3. 必要に応じて、[MB_SL1]コネクタと[MB_SL2]コネクタを接続します。 a. [MB_SL1]コネクタと[MB_SL2]コネクタを接続するには、しっかりと装着されるまでコネクタを押します。 次の手順 1. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 拡張カードの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. 拡張カード ライザーを取り外します。 手順 1. #2 プラス ドライバーを使用して、拡張カードをライザーに固定しているネジを外します。 2.
図 26. ライザー 1 からの拡張カードの取り外し 図 27.
図 28.
図 29. ライザー 2 への拡張カード フィラーブラケットの取り付け 次の手順 1. 拡張カードを取り付けます。 拡張カードの取り付け 前提条件 注意: 拡張カードは拡張カードライザーのスロットにのみ取り付けることができます。拡張カードをシステム ボードのライザ ーコネクタに直接取り付けたりしないでください。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 拡張カードを開梱し、取り付けの準備をします。手順については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 手順 1. フィラーブラケットを取り付けている場合は、次の手順を実行して取り外します。 a. フィルタブラケットを固定しているネジを外します。 b. フィラーブラケットの端をつかんで、ライザーから取り外します。 メモ: システムが FCC(米国連邦通信委員会)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カードフィラー ブラケットを取り付ける必要があります。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフ ローを効率化します。 2.
図 30. 拡張カード フィラーブラケットの取り外し 図 31.
図 32.
図 33. ライザー 2 への拡張カードの取り付け 次の手順 1. 拡張カード ライザーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 ライザーカードの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. 拡張カード ライザーを取り外します。 4. 取り付けられている場合、拡張カードを取り外します。 5. 必要に応じて、ケーブルをライザー カードから外します。 手順 1.
2. 拡張カード ライザーからライザー カードを取り外します。 図 34. ライザー 1 からのライザー カードの取り外し 図 35. ライザー 2 からのライザー カードの取り外し 次の手順 1.
ライザーカードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 手順 1. ライザー カードをライザーのネジ穴に合わせて挿入します。 2. #2 プラス ドライバーを使用して、ライザー カードを拡張カード ライザーに固定するネジを締めます。 図 36.
図 37. ライザー 2 へのライザー カードの取り付け 次の手順 1. 2. 3. 4. 必要に応じて、ケーブルをライザー カードに接続します。 取り外されている場合は、拡張カードを取り付けます。 拡張カード ライザーを取り付けます。 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 M.2 ライザー M.2 ライザーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. エアフローカバーを取り外します。 手順 1. #2 プラス ドライバーを使用して、ライザーをシャーシに固定しているネジを緩めます。 2. ライザーを持ち上げて、システム ボードのコネクタから外します。 3.
図 38. M.2 ライザーの取り外し 次の手順 1. M.2 ライザーを取り付けます。 M.2 ライザーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. エアフローカバーを取り外します。 手順 1. データ ケーブルを M.2 ライザーに接続します。 2. M.2 ライザーをシステム ボードの突起に合わせて、カードがスロットにしっかりと装着されるまで挿入します。 3. #2 プラス ドライバーを使用して、ライザーをシャーシに固定するネジを締めます。 図 39. M.
次の手順 1. エア フロー カバーをリプレースします。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 M.2 SSD モジュール M.2 SSD モジュールの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. M.2 ライザーを取り外します。 手順 1. #1 プラス ドライバーを使用して、M.2 SSD モジュールを M.2 ライザーに固定しているネジを外します。 2. M.2 SSD モジュールを引っ張り、M.2 ライザーのコネクタから外します。 図 40. M.2 ライザーからの M.2 SATA カードの取り外し 次の手順 1. M.2 SSD モジュールの取り付けます。 。 M.2 SSD モジュールの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2.
2. M.2 ライザーのコネクタにしっかり装着されるまで、M.2 SSD モジュールを挿入します。 図 41. M.2 ライザーへの M.2 SATA カードの取り付け 3. #1 プラス ドライバーを使用して、ネジで M.2 SSD モジュールを M.2 ライザーに固定します。 次の手順 1. M.2 ライザーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 リンク基板と PCIe ケーブル リンク基板と PCIe ケーブルの取り外し 前提条件 メモ: スレッドから取り外す際、ケーブルの配線を確認してください。ケーブルを再び取り付ける際に、挟まれたり折れ曲が ったりしないように、正しく配線します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. エアフローカバーを取り外します。 4. サポート ブラケットを取り外します。 5. 拡張ライザー 1 を取り外します。 手順 1.
図 42. リンク基板と SATA ケーブルの取り外し 5. リンク基板コネクタを取り外すには、MB ケーブルを持ち上げてスレッドの前面に向かって押し込みます。 6. MB ケーブルをスレッドから外します。 次の手順 1. リンク基板と PCIe ケーブルを取り付けます。 リンク基板と PCIe ケーブルの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 手順 1. MB ケーブルをシャーシ側面に沿って配線します。 2. リンク基板コネクタをシャーシのネジ穴に合わせて、#2 プラス ドライバーを使用してキャプティブ スクリューを締め、リン ク基板ケーブル コネクタをシャーシに固定します。 3.
図 43. リンク基板と SATA ケーブルの取り付け 4. 該当する場合は、M.2 ライザー データ ケーブルを M.2 ライザーに接続します。 次の手順 1. 2. 3. 4. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 サポート ブラケットを取り付けます。 エアフロー カバーを取り付けます。 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 プロセッサおよびヒート シンク ヒート シンクの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. エアフローカバーを取り外します。 メモ: ヒートシンクとプロセッサーは、システムの電源を切った後もしばらくは非常に高温です。ヒートシンクとプロセッサ ーが冷えるのを待ってから作業してください。 手順 1. #T20 トルクス ドライバーを使用して、ヒートシンクに示す順序でキャプティブ スクリューを緩めます。 a. b. c. d.
図 44. ヒート シンクの取り外し 次の手順 1. 故障しているヒート シンクを取り外す場合はヒート シンクを取り付け、取り外さない場合はプロセッサーを取り外します。 プロセッサの取り外し 前提条件 注意: ヒート シンクは、システムの電源をオフにした後もしばらく高温になっている場合があります。ヒート シンクを取り外 す前に戻します。 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」の手順に従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 エアフローカバーを取り外します。 ヒート シンクを取り外します。 手順 1.
図 45. フォース プレートのネジの取り外し 2. 青色のラッチを持ち上げて、プロセッサー ソケット レール フレームを取り外します。 図 46. レール フレームの持ち上げ 3.
図 47. プロセッサー トレイの取り外し 次の手順 1. プロセッサーを交換します。 プロセッサの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エアフローカバーを取り外します。 4. ヒート シンクを取り外します。 5. プロセッサが新品でない場合は、糸くずの出ない布を使って、残っているサーマルグリースをプロセッサから拭き取ります。 6. プロセッサー キットに含まれているサーマル グリース アプリケータ(注射器)で、グリースをプロセッサー上部にらせん状に 塗布します。 注意: 塗布するサーマルグリースの量が多すぎると、過剰グリースがプロセッサソケットに付着し、汚れるおそれがあります。 メモ: サーマルグリースアプリケータは 1 回限りの使用を目的としています。使用後はアプリケータを廃棄してください。 手順 1.
図 48. レール フレームへのプロセッサー トレイの配置 2. 青色のラッチが所定の位置にロックされるまでレール フレームを押し込みます。 図 49. レール フレームを閉じる 3. ネジを 1、2、3 の順序で締め付けて、フォース プレートをプロセッサー ソケット ベースに固定します。3 本のネジをすべて完 全にねじ込むと、ソケットが作動します。3 本のネジを 12.0 ± 1.
図 50. フォース プレートの固定 次の手順 1. ヒート シンクを取り付けます。 2. エアフロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 ヒート シンクの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. エアフローカバーを取り外します。 手順 1. 既存のヒート シンクを使用している場合は、糸くずの出ない清潔な布で、ヒート シンクからサーマル グリースを拭き取りま す。 2.
図 51. プロセッサの上部へのサーマルグリースの塗布 3. ヒート シンクのネジをシステム ボードの突起ネジに合わせます。 4. #T20 トルクス ドライバーを使用して、次に示す順序で拘束ネジを締めます。 a. b. c. d. 拘束ネジ 1 と 2 をある程度締めます(約 3 回転)。 拘束ネジ 3 と 4 をある程度締めます(約 3 回転)。 拘束ネジ 1 と 2 を完全に締めます。 拘束ネジ 3 と 4 を完全に締めます。 図 52. ヒート シンクの取り付け 5.
次の手順 1. エアフロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンク 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンク カバーの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 必要に応じて、エア フロー カバーを取り外します。 必要に応じて、標準ヒート シンクを取り外します。 メモ: ヒートシンクとプロセッサーは、システムの電源を切った後もしばらくは非常に高温です。ヒートシンクとプロセッサ ーが冷えるのを待ってから作業してください。 手順 1. #1 プラス ドライバーを使用して、漏液センサー付き液体冷却ヒート シンク カバーを固定しているネジを外します。 図 53. 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンク カバーの取り外し 2.
漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンク カバーを取り外します。 メモ: ヒートシンクとプロセッサーは、システムの電源を切った後もしばらくは非常に高温です。ヒートシンクとプロセッサ ーが冷えるのを待ってから作業してください。 手順 1. 漏液センサー ケーブルをシステム ボードから外します。 2. 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクのチューブを液体冷却ヒート シンク ブラケットの溝から外します。 3. #T20 トルクス ドライバーを使用して、次に示す順序で拘束ネジを緩めます。漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクをシス テムから持ち上げます。 a. b. c. d.
漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. エア フローカバーを取り外します。 4. 必要に応じて、ヒート シンクを取り外します。 5. 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンク カバーを取り外します。 手順 1. 既存のヒート シンクを使用している場合は、糸くずの出ない清潔な布で、漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクからサーマ ル グリースを拭き取ります。 2. プロセッサキットに含まれているサーマルグリースアプリケータ(注射器)で、グリースをプロセッサ上部に薄く、らせん状 に塗布します。 注意: 塗布するサーマルグリースの量が多すぎると、過剰グリースがプロセッサソケットに付着し、汚れるおそれがありま す。 メモ: サーマル グリース アプリケーターは 1 回限りの使用を目的としています。使用後はアプリケータを廃棄してくださ い。 図 55. プロセッサの上部へのサーマルグリースの塗布 3.
図 56. 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクの取り付け 5. 最初のネジに戻って締めます。 6. 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクのチューブを液体冷却ヒート シンク ブラケットの溝に合わせて所定の位置に固定し ます。 7. 漏液センサー ケーブルをシステム ボードに接続します。 メモ: 漏液センサー ケーブルは、システム ボードに接続されている必要があります。そうでない場合、センサー メカニズ ム全体が機能しません。 次の手順 1. 漏液センサー付き液体冷却ヒート シンク カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 液体冷却ヒート シンク カバーの取り付け 前提条件 1. 2. 3. 4.
図 57. 液体冷却ヒート シンク カバーの取り付け メモ: 必要に応じて、液体冷却ヒート シンクのチューブを配線して、液体冷却ヒート シンク ブラケットの溝に取り付けます。 次の手順 1. 故障している液体冷却ヒート シンクを取り外す場合は漏液センサー付き液体冷却ヒート シンクを取り付け、取り外さない場合 はプロセッサーを取り外します。 2. 液体冷却ヒート シンクを標準ヒート シンクに交換する場合はヒート シンクを交換し、交換しない場合はプロセッサーを取り外 します。 3. 必要に応じて、エア フロー カバーをリ取り付けます。 4. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 OCP カード OCP フィラーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 3.
図 58. OCP カード フィラーの取り外し 次の手順 1. OCP カードを取り付けます。 2. 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 OCP カードの取り付け 前提条件 メモ: OCP のダミーの取り付け手順は、OCP カードの取り外しと同様です。 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 拡張カード ライザー 2 を取り外します。 OCP フィラーを取り外します。 手順 1. OCP カードをスライドさせて、システム ボードのコネクタにしっかりと接続されるまで押し込みます。 メモ: OCP カード固定ラッチがロック位置にある場合は、必ず持ち上げてください。 2.
図 59. OCP カードの取り付け 次の手順 1. 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 2. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 OCP カードの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 拡張カード ライザー 2 を取り外します。 手順 1. OCP カードの固定ラッチを持ち上げます。 2.
図 60. OCP カードの取り外し 3. OCP カードの固定ラッチを押してロックします。 次の手順 1. OCP フィラーを取り付けます。 2. 拡張ライザー 2 を取り付けます。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 OCP カード フィラーの取り付け 前提条件 1. 2. 3. 4.
図 61. OCP カード フィラーの取り付け 次の手順 1. 拡張ライザー 2 を取り付けます。 2. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 システムバッテリー システムバッテリの交換 前提条件 警告: バッテリーの取り付け方が間違っていると、破裂するおそれがあります。交換用のバッテリーには、同じ製品か、また は製造元が推奨する同等品を使用してください。詳細については、お使いのシステムに付属するするマニュアルで、安全に関 する情報を参照してください。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 メモ: バッテリソケットの位置を確認します。詳細については、システム ボードのコネクタの項を参照してください。 手順 1.
図 62. システムバッテリーの取り外し 3. システム バッテリを取り付けるには、バッテリ ホルダー クリップを押して取り外します。 4. バッテリ ホルダー クリップが所定の位置にカチッと収まるまで、バッテリをバッテリ ホルダーに挿入します。 注意: バッテリ ホルダー クリップの損傷を避けるため、バッテリの取り付けまたは取り外しを行う際に、バッテリ ホルダ ー クリップを曲げないようにしてください。 図 63. システムバッテリーの取り付け 次の手順 1. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載された手順に従ってください。 2. 次のステップを実行して、バッテリが正常に動作していることを確認します。 a. 起動中に[F2]を押して、システム セットアップを起動します。 b. システム セットアップの[Time]および[Date]フィールドで正しい時刻と日付を入力します。 c. システム セットアップを[終了します]。 d. 新しく取り付けたバッテリをテストするには、システムをエンクロージャから 1 時間以上取り外したままにします。 e.
システム ボード システム ボードの取り外し 前提条件 注意: システム ボードから TPM プラグインモジュールを取り外さないようにしてください。TPM プラグインモジュールは 取り付け後、その特定のシステム ボードに暗号バインドされます。取り付け済みの TPM プラグインモジュールを取り外した 場合、暗号形式バインドが破れ、再度の取り付けや別のシステム ボードへの取り付けができなくなります。 注意: システム ボードへの損傷を防ぐため、システム ボードをスレッドに挿入する際は、システム ボードがスレッド シャー シの側面に触れないようにしてください。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 3. シャーシからスレッドを取り外します。 4. エアフローカバーを取り外します。 5. 拡張カード ライザーを取り外します。 6. ヒート シンク モジュールを取り外します。 7. プロセッサーを取り外します。 8. メモリ モジュールを取り外します。 9.
図 65. システム ボードの取り外し 次の手順 1. システム ボードを取り付けます。 システム ボードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載された手順に従ってください。 注意: システム ボードへの損傷を防ぐため、システム ボードをスレッドに挿入する際は、システム ボードがスレッド シャー シの側面に触れないようにしてください。 手順 1. システム ボードの端をつかんで斜めに挿入し、シャーシに取り付けます。 2.
図 66. システム ボードの取り付け 3. 5 mm 六角ナットドライバーを使用して、システム ボードをシャーシに固定するスタンドオフ ネジを締めます。 4. #1 プラス ドライバーを使用して、システム ボードをシャーシに固定するネジを締めます。 次の手順 1. Trusted Platform Module(TPM)が取り付けられていない場合は、取り付けます。TPM を取り付ける方法の詳細については、 「Trusted Platform Module の取り付け」の項を参照してください。TPM の詳細については、 「Trusted Platform Module」の項を参 照してください。 メモ: いったん TPM プラグイン モジュールをシステム ボードに取り付けると、取り外すことができません。システム ボー ドを交換する場合は、TPM を持つすべてのシステム用にシステム ボードと共に TPM プラグインモジュールが提供されま す。 2. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. エアフローカバー b. 拡張カードライザー c. ヒート シンク モジュール d. プロセッサー e.
6. 新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートします。 詳細については、www.dell.
このタスクについて 注意: TPM プラグインモジュールは取り付け後、その特定のシステム ボードに暗号バインドされます。取り付け済みの TPM プラグインモジュールを取り外そうとすると暗号形式バインドが破れ、取り外した TPM を取り直したり、別のシステム ボー ドに取り付けることができなくなります。 TPM の取り外し 手順 1. システム ボードの TPM コネクタの位置を確認します。 2. モジュールを押し下げたまま、TPM モジュールに同梱の安全トルクス 8 ビットを使用してネジを外します。 3. TPM モジュールをコネクタから引き出します。 4. プラスチック製リベットを TPM コネクタから押し出し、反時計回りに 90° 回してシステム ボードから外します。 5. プラスチック製リベットをシステム ボード上のスロットから引き出します。 TPM の取り付け 手順 1. TPM のエッジコネクタを TPM コネクタのスロットの位置に合わせます。 2. プラスチック製のリベットがシステム ボードのスロットに合うように、TPM を TPM コネクタに挿入します。 3.
4. [TPM Command](TPM コマンド)オプションで、[Activate](アクティブ化)を選択します。 5. 設定を保存します。 6. システムを再起動します。 ユーザー向け TPM 2.0 の初期化 手順 1. システムの起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。 2. [System Setup Main Menu]画面で、[System BIOS]>[System Security Settings]の順にクリックします。 3. [TPM セキュリティ]オプションで、 [オン]を選択します。 4. 設定を保存します。 5.
5 ジャンパとコネクター このトピックでは、ジャンパとスイッチに関する基本的で具体的な情報について説明します。また、システム内のさまざまな基板 基板上のコネクタについても説明します。システム ボード上のジャンパは、システムを無効化してパスワードをリセットするため に役立ちます。コンポーネントとケーブルを正しく取り付けるには、システム ボード上のコネクターを知っている必要がありま す。 トピック: システム ボードのコネクター システム ボードのジャンパ設定 パスワードを忘れたとき • • • システム ボードのコネクター 図 68. システム ボードのコネクター 表 12. システム ボードのジャンパとコネクター アイテム コネクター 説明 1. SLOT1_X16(CPU1/2) ライザー 1 コネクター 2. PWRD_EN パスワードクリアジャンパ 3. NVRAM_CLR NVRAM クリアジャンパ 4. INT_USB1 内部 USB コネクター 5. TPM TPM コネクター 6.
表 12. システム ボードのジャンパとコネクター アイテム コネクター 説明 11. B1、B2、B5、B6 メモリー モジュール ソケット(CPU 2 用) 12. SL1_CPU2_PB2 スリムライン ケーブル コネクター 1 13. SL2_CPU2_PA2_SA2 スリムライン ケーブル コネクター 2 14. SLOT4_X16(CPU1/2) M.2 ライザー/BOSS カード S1V5 コネクター メモ: HW RAID BOSS カード用の M.2 ソリューションは Gen3 x8 です。 C6526 スロット 4 PCIe レーンは、CPU1 から Gen3 x8 + CPU2 から Gen4 x8 です。これはデル内部のみを対象としています。 15. B3、B4、B7、B8 メモリー モジュール ソケット(CPU 2 用) 16. A1、A2、A5、A6 メモリー モジュール ソケット(CPU 1 用) 17. NPIO2_CPU1_PB1 NVMe コネクター 18.
前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限 り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単 な修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属して いるマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 手順 1. システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外します。 2. システム カバーを取り外します。 3. システム ボード上のジャンパを 1 および 2 番ピンから 2 および 3 番ピンに移動します。 4.
6 システム診断プログラム システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システ ム診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データ ロスの心配もありません。お 客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助け を行うことができます。 トピック: • Dell 組み込み型システム診断 Dell 組み込み型システム診断 メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。 組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の 処理が可能です。 ● テストを自動的に、または対話モードで実行 ● テストの繰り返し ● テスト結果の表示または保存 ● 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る ● テストが問題なく終了したかどうか
システム診断プログラムのコントロール メニュー 説明 [構成] 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。 [結果] 実行された全テストの結果が表示されます。 システムの正常性 [イベント ログ] 76 システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。 システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示されます。少なくとも 1 つのイベ ントの説明が記録されていれば、このログが表示されます。 システム診断プログラム
7 困ったときは トピック: • • • • リサイクルまたはサービス終了の情報 Dell へのお問い合わせ QRL によるシステム情報へのアクセス SupportAssist による自動サポートの利用 リサイクルまたはサービス終了の情報 特定の国では、この製品の引き取りおよびリサイクル サービスを行っています。システム コンポーネントを廃棄する場合は、 www.dell.com/recyclingworldwide を参照して、該当する国を選択します。 Dell へのお問い合わせ Dell では、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを提供しています。インターネットに接続されていない 場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、または Dell の製品カタログで連絡先をご確認ください。これらのサービスは国およ び製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。Dell のセールス、テクニカル サポート、またはカスタマー サービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 手順 1. www.dell.
● ● ● ● ハウツービデオ インストールおよびサービス マニュアル、、機械的概要などの参照資料 特定のハードウェア構成および保証情報に簡単にアクセスするためのシステムのサービス タグ テクニカルサポートや営業チームへのお問い合わせのためのデルへの直接的なリンク 手順 1. www.dell.com/qrl にアクセスして、お使いの製品に移動する、または 2. お使いのスマートフォンまたはタブレットを使用して、お使いのシステムまたはクイック リソース ロケータ セクションで、モ デル固有のクイック リソース(QR)コードをスキャンします。 PowerEdge C6525 システム用 Quick Resource Locator 図 69.
8 マニュアルリソース 本項では、お使いのシステムのマニュアルリソースに関する情報を提供します。 マニュアル リソースの表に記載されているマニュアルを表示するには、次の手順を実行します。 ● Dell EMC サポート サイトにアクセスします。 1. 表の「場所」列に記載されているマニュアルのリンクをクリックします。 2. 目的の製品または製品バージョンをクリックします。 メモ: 製品名とモデルを確認する場合は、お使いのシステムの前面を調べてください。 3. [製品サポート]ページで、[[マニュアルおよび文書]]をクリックします。 ● 検索エンジンを使用します。 ○ 検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。 表 14. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース タスク 文書 場所 システムのセットア ップ システムをラックに取り付けて固 www.dell.
表 14. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース (続き) タスク 文書 場所 旧バージョンの iDRAC のマニュア ルについては、右記の URL にアク セスしてください。 www.dell.com/idracmanuals お使いのシステムで使用可能な iDRAC のバージョンを特定するに は、iDRAC Web インターフェイスで [[?]]、[[About]]の順にクリック します。 オペレーティング システムのイン www.dell.com/ ストールについての情報は、オペレ operatingsystemmanuals ーティング システムのマニュアル を参照してください。 ドライバおよびファームウェアの www.dell.com/support/drivers アップデートについての情報は、本 書の「ファームウェアとドライバを ダウンロードする方法」の項を参照 してください。 システムの管理 Dell が提供するシステム管理ソフト www.dell.
表 14. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース タスク 文書 場所 し、エラー コードを入力してから、 [検索]をクリックしてください。 システムのトラブル シューティング PowerEdge サーバーの問題を特定 www.dell.