Dell EMC PowerEdge C6520 設置およびサービス マニュアル パーツ番号: E64S Series 規制タイプ: E64S001 年 5 月 2021 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 本書について........................................................................................................................... 6 章 2: Dell EMC PowerEdge C6520 システムの概要.............................................................................. 7 スレッドの内部.................................................................................................................................................................... 7 スレッドの背面図........................................................................
ライザーカードの取り外し........................................................................................................................................47 ライザーカードの取り付け....................................................................................................................................... 48 LOM ライザーカード........................................................................................................................................................ 50 LOM の取り外し..................................
章 8: 困ったときは......................................................................................................................... 87 リサイクルまたは生産終了サービスの情報................................................................................................................ 87 デル・テクノロジーズへのお問い合わせ.................................................................................................................... 87 QRL によるシステム情報へのアクセス....................................................................................
1 本書について 本書には、システムの概要、コンポーネントの取り付けと交換に関する情報、仕様詳細、診断ツール、特定のコンポーネントのイ ンストール中に従うべきガイドラインが記載されています。 6 本書について
2 Dell EMC PowerEdge C6520 システムの概要 Dell EMC PowerEdge C6520 システムは、次をサポートするハーフ幅スレッドです。 ● 第 3 世代 インテル Xeon スケーラブル プロセッサー(最大 40 コア) ● 16 DDR4 DIMM スロット メモ: PowerEdge C6520 は SAS エキクスパンダー バックプレーン構成をサポートしていません。 注意: Dell によって検証およびテストされていない GPU、ネットワーク カード、またはその他の PCIe デバイスをシステムに 取り付けないでください。未承認の、または無効なハードウェアのインストールによって損傷が発生すると、システム保証は 無効になります。 メモ: 詳細については、[製品マニュアル]ページの Dell EMC PowerEdge C6520 仕様詳細を参照してください。 トピック: • • • • • • • スレッドの内部 スレッドの背面図 ネットワーク ポート インジケータ コード スレッドからハードドライブへのマッピング C6400 シャーシ オプションとドライブ一覧 エ
13. 拡張カードライザー 2(R2) スレッドの背面図 図 2. スレッドの背面図 表 1. スレッドの背面図 アイテ ム 1 2 ポート、パネル、またはスロ ット PCIe 拡張カード ライザー 1 (R1a または R1b) アイコン 説明 該当なし PCI Express 拡張カードを接続できます。 スレッドのリリース ハンドル 該当なし スレッドをエンクロージャから取り外すことができます。 3 PCIe 拡張カード ライザー 2 (R2) 該当なし PCI Express 拡張カードを接続できます。 4 スレッドのリリース ロック 該当なし スレッドをエンクロージャから取り外すことができます。 5 OCP 3.0 該当なし このポートは OCP 3.
表 1. スレッドの背面図 (続き) アイテ ム ポート、パネル、またはスロ ット アイコン 説明 ュアなアクセスが選択されている場合、情報タグには iDRAC のデフォ ルトのセキュア パスワードも含まれます。 メモ: 詳細については、[製品マニュアル]ページの Dell EMC PowerEdge C6520 仕様詳細を参照してください。 ネットワーク ポート インジケータ コード 図 3. QSFP OCP カードの LAN インジケータ 1. リンクインジケータ 2. アクティビティインジケータ 表 2.
図 4. Ethernet ポートインジケータコード 1. スピードインジケータ 2. リンクおよびアクティビティインジケータ 表 3. Ethernet ポートインジケータコード 表記規則 ステータス 状態 A リンクおよびアクティビティイン ジケータが消灯 NIC がネットワークに接続されていません。 B リンクインジケータが緑色 NIC は、最大ポート速度において、有効なネットワークに接続されています。 C リンクインジケータが橙色 NIC は、最大ポート速度未満で有効なネットワークに接続されています。 D アクティビティインジケータが緑 色に点滅 ネットワークデータの送信中または受信中です。 スレッドからハードドライブへのマッピング 図 5. 24 台の 2.5 インチ ドライブを構成する場合のスレッドからドライブへのマッピング 2. スレッド 2 にマッピングされたドライブ 6 からドライブ 11 1. スレッド 1 にマッピングされたドライブ 0 からドライブ 5 3. ドライブ 3 にマッピングされたドライブ 12 からドライブ 17 4.
図 6. 12 台の 3.5 インチ ドライブを構成する場合のスレッドからドライブへのマッピング 1. スレッド 1 にマッピングされたドライブ 0 からドライブ 2 2. スレッド 2 にマッピングされたドライブ 3 からドライブ 5 3. スレッド 3 にマップピングされたドライブ 6 からドライブ 8 4. スレッド 4 にマッピングされたドライブ 9 からドライブ 11 メモ: ドライブの保証は、対応するスレッドのサービスタグに基づきます。 C6400 シャーシ オプションとドライブ一覧 [C6400 シャーシ:24 x 2.5 インチ NVMe ドライブ構成] 24 x 2.
図 8. 4 台の C6520 スレッド、それぞれ最大 6 台の SAS/SATA ドライブを搭載した C6400 シャーシ:24 x 2.5 インチ SAS/SATA バックプレーン [C6400 シャーシ:24 x 2.5 インチ SAS/SATA バックプレーン:ドライブの一覧 ] 図 9. 4 台の C6520 スレッドを搭載した 2.5 インチ ドライブ(24) 図 10. 3 台の C6520 スレッドを搭載した 2.5 インチ ドライブ(24) 図 11. 2 台の C6520 スレッド(スレッド 1 および 3)を搭載した 2.5 インチ ドライブ(24) 図 12. 1 台の C6520 スレッドを搭載した 2.
[C6400 シャーシ:24 x 2.5 インチ SAS/SATA/8 x 2.5 インチ NVMe ドライブ構成 ] 24 x 2.5 インチ SAS/SATA または NVMe バックプレーン ドライブ構成の C6400 シャーシでは、合計 24 個の 2.5 インチ ドライブと C6520 スレッドあたり最大 6 台のドライブを使用できます。各スレッドには 2 基のユニバーサル ドライブ スロットがあり、NVMe ドライブや SAS/SATA ドライブを使用できます。4 基あるドライブ スロットの残りは SAS/SATA ドライブにすることができます。 ● シャーシは、ハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)、ハイ パフォーマンス データ分析(HPDA)、Saas/IaaS、財務モ デリング、HCI、vSAN、HPDA、SDS 向けに最適化されています。 ● それぞれの C6520 スレッドで M.2 起動ドライブを使用することで、前面にあるすべての 2.
図 15. 2.5 インチ NVMe バックプレーン シャーシ(それぞれに最大 2 台の NVMe ドライブを搭載した 2 台の C6520 スレッド付 き) 図 16. 2.5 インチ NVMe バックプレーン シャーシ(最大 2 台の NVMe ドライブを搭載した 1 台の C6520 スレッド付き) [C6400 シャーシ:バックプレーンなし] バックプレーンなしで構成された C6400 シャーシは、ローカル ストレージをほとんどまたはまったく必要とせず、主に外部スト レージを使用するユース ケース向けに最適化されています。このシャーシ内の各 C6520 スレッドは、オプションとしてローカル の M.
● それぞれの C6520 の LP スロットに NVMe PCI カードを使用して、書き込み/キャッシュに対応したハイ パフォーマンス ストレージを提供できます。このため、3.5 インチ バックプレーン搭載の C6400 シャーシは、ソフトウェア デファインド ストレージ、ハイパー コンバージド インフラストラクチャ、大容量ストレージを必要とするハイ パフォーマンス コンピ ューティング ノードなどに適しています。 図 18. C6400 シャーシ:12 x 3.5 インチ ダイレクト バックプレーン [C6400 シャーシ:3.5 インチ ダイレクト バックプレーン シャーシ:ドライブの一覧] 図 19. 4 台の 1U スレッドを搭載した 3.5 インチ ドライブ(12) 図 20. 3 台の 1U スレッドを搭載した 3.5 インチ ドライブ(12) 図 21. 2 台の 1U スレッドを搭載した 3.
図 22. お使いのシステムのサービス タグの位置 1. 2. 3. 4. 5. 情報タグ(上面図) エクスプレス サービス タグ ラベル ネットワーク MAC アドレス情報ラベル iDRAC MAC アドレス情報ラベル 情報タグ(底面図) Mini Enterprise サービス タグ(MEST)ラベルは、システムの背面にあります。これにはサービス タグ(ST)、エクスプレス サー ビス コード(Exp Svc Code)、製造日(Mfg.
システム情報ラベル 図 23.
図 24. 機械的概要とメモリー情報 図 25.
図 26. システム タスク:プロセッサー 1 ヒート シンクと BOSS / SATA M.
3 システムの初期セットアップと構成 このセクションでは、Dell EMC システムの初期セットアップと構成を行うためのタスクについて説明します。このセクションで は、システムをセット アップする一般的なステップと、詳細情報についてのリファレンス ガイドを提供します。 トピック: システムのセットアップ iDRAC 設定 オペレーティング システムをインストールするリソース • • • システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 手順 1. システムを開梱します。 2. システム コネクタから、I/O コネクタ カバーを外します。 注意: システムを取り付けながら、エンクロージャのスロットと正しく位置合わせされていることを確認し、システム コネ クタへの損傷を防ぎます。 3. システムをエンクロージャに取り付けます。 4. エンクロージャの電源をオンにします。 メモ: エンクロージャが初期化されるまで待ってから、エンクロージャの電源をオンにします。 5.
iDRAC の IP アドレスを設定するには、次のいずれかのインターフェイスを使用します。iDRAC IP アドレスの設定の詳細について は、表に記載されているドキュメントのリンクを参照してください。 表 4. iDRAC IP アドレスを設定するためのインターフェイス インターフェイス ドキュメントのリンク iDRAC 設定ユーティリティー https://www.dell.com/idracmanuals の Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイド、またはシステム固有の Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイドにつ いては、https://www.dell.com/poweredgemanuals >システムの [製品サポート]ページ>[ドキュメント]を参照してくださ い。 メモ: お使いのプラットフォームに関する最新の iDRAC リ リースと最新のドキュメント バージョンを確認するには、 KB 記事「https://www.dell.
iDRAC へのログ イン、および iDRAC ライセンスの詳細については、www.dell.com/idracmanuals で最新の『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズ ガイド』を参照してください。 メモ: お使いのプラットフォームに関する最新の iDRAC リリースと最新のドキュメント バージョンを確認するには、KB 記事 「https://www.dell.com/support/article/sln308699」を参照してください。 コマンドライン プロトコル RACADM を使用して iDRAC にアクセスすることもできます。詳細については、www.dell.com/ idracmanuals にある iDRAC with Lifecycle Controller RACADM CLI ガイドを参照してください。 自動化ツール Redfish API を使用して iDRAC にアクセスすることもできます。詳細については、https://www.dell.
表 6. ファームウェアのダウンロード オプション (続き) オプション ドキュメントのリンク Dell OpenManage Deployment Toolkit(DTK)を使用 www.dell.com/openmanagemanuals > OpenManage Deployment Toolkit iDRAC 仮想メディアを使用 www.dell.com/idracmanuals OS ドライバーのダウンロードおよびインストール オプション 次のいずれかのオプションを選択して、OS ドライバーをダウンロードしてインストールすることができます。OS ドライバーをダ ウンロードまたはインストールする方法の詳細については、表に記載されているドキュメントのリンクを参照してください。 表 7. OS ドライバーのダウンロードおよびインストール オプション オプション マニュアル Dell EMC サポート サイト 「ドライバーとファームウェアのダウンロード」の項。 iDRAC 仮想メディア https://www.dell.
4 システム コンポーネントの取り付けと取り外し トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • 安全にお使いいただくために システム内部の作業を始める前に システム内部の作業を終えた後に 推奨ツール スレッド エアフローカバー サポート ブラケット 拡張カードおよび拡張カードライザー LOM ライザーカード M.
システム内部の作業を終えた後に 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1. 該当する場合、システム コネクターから、I/O コネクター カバーを取り外します。スレッドをエンクロージャに取り付けます。 2.
図 27. スレッドの取り付けガイドライン スレッドの取り外し 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 メモ: スレッドのダミーまたはスレッドを取り外す手順は類似しています。 手順 1. スレッドのハンドルを持って、固定ラッチを押し、スレッドを解放します。 2.
図 28. スレッドの取り外し 次の手順 スレッドを取り付けます。 スレッドの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1.
図 29. スレッドの取り付け 2. スレッドをエンクロージャに挿入します。スレッド ハンドルを使用して、スレッドをスライドさせて、次の画像に示すように、 完全に挿入される 20~30mm 手前で止めます。 注意: スレッドのピンへの損傷を防ぐため、スレッドをエンクロージャに無理に押し込まないでください。二段階での挿入 を守り、スレッドを慎重にエンクロージャにスライドさせます。 図 30. 挿入を完了する前に、スレッドを 20-30 mm 手前で止めます 3.
エアフローカバー エアフローカバーの取り外し 前提条件 注意: エア フロー カバーを取り外した状態でシステムを使用しないでください。システムが急激にオーバーヒートする可能 性があり、システムのシャットダウンや、データ損失の原因となります。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 手順 1. 青いクリップを押して、エア フロー カバーを持ち上げます。 2. シャーシのスロットからエア フロー カバーのフックを外し、エア フロー カバーを取り外します。 図 31. エアフローカバーの取り外し 次の手順 エア フロー カバーを取り付けます。 エア フローカバーの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1.
メモ: SATA ケーブルがエア フロー カバー クリップの後ろに配線されていることを確認します。 メモ: ケーブルが挟まれたり折れ曲がったりしないように、正しく配線します。 2. 青いクリップが所定の位置にロックされるまで、エア フロー カバーを下ろします。 図 32. エア フローカバーの取り付け 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 サポート ブラケット サポート ブラケットの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 手順 1.
図 33. サポート ブラケットの取り外し 2. サポート ブラケットをシャーシから取り外します。 次の手順 サポート ブラケットを取り付けます。 サポート ブラケットの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1. サポート ブラケットをシャーシ上の突起に合わせます。 2.
図 34. サポート ブラケットの取り付け 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 拡張カードおよび拡張カードライザー メモ: 拡張カード ライザーがサポートされていない、または欠落している場合は、システム イベント エントリーは iDRAC Lifecycle Controller に記録されます。システムの電源投入には支障ありません。ただし、エラー メッセージを伴う F1/F2 の一 時停止が発生する場合は、www.dell.
拡張カードの取り付けガイドライン 図 35. 拡張カード スロット コネクター 1. ライザー 1a または SNAP I/O モジュールをサポートするライザー 1a(スロット 1) 2. ライザー 2b(スロット 2) 次の表には、拡張カード ライザーの構成が記載されています。 表 8. 拡張カードライザー構成 構成 拡張カードラ PCIe イザー スロ ット プロセッサー の制御 高さ 長さ スロッ ト幅 サポートされる構成 構成 1。1x LP R1a 1 プロセッサー 1 および 2 ロー プロ ファ イル ハーフ レング ス x16 ● ● ● ● ● 12 x 3.5 インチ ドライブ 24 x 2.5 インチ ドライブ 8 x 2.5 インチ NVMe ドライブ 2.
図 36. ライザー 1a:スロット 1、x16、LP-HL 図 37.
次の表は、冷却効果が確保され機械的にも適合するように拡張カードを取り付けるためのガイドラインです。表に示すスロットの 優先順位に従って、優先度の最も高い拡張カードを最初に取り付ける必要があります。その他すべての拡張カードは、カードの優 先順位とスロットの優先順位に従って取り付けてください。 表 9.
表 10.
表 11. 構成 3:R1b (続き) カード タイプ スロットの優先順位 最大カード数 Dell BOSS M.
メモ: ライザー 1a またはライザー 1b を取り外す手順は類似しています。 手順 1. #1 プラス ドライバーを使用して、拡張カード ライザー 1 を固定するネジを外します。 2. 青色のタッチ ポイントとハンドルを持ち、拡張カード ライザーを持ち上げてシステム ボード上のライザー コネクターから外 します。 図 38. 拡張カードライザー 1 の取り外し 次の手順 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 拡張カードライザー 1 の取り付け 前提条件 メモ: システムが FCC(米国連邦通信委員会)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カードフィラーブラケ ットを取り付ける必要があります。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化 します。 1. 2. 3. 4.
図 39. 拡張カードライザー 1 の取り付け 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 拡張カード ライザー 2 の取り外し 前提条件 メモ: システムの連邦通信委員会(FCC)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カード フィラー ブラケット を取り付けます。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 手順 1. #1 プラス ドライバーを使用して、拡張カード ライザー 2 を固定しているネジを取り外します。 2.
図 40. 拡張カード ライザー 2 の取り外し 次の手順 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 拡張カードライザー 2 の取り付け 前提条件 メモ: システムが FCC(米国連邦通信委員会)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カードフィラーブラケ ットを取り付ける必要があります。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化 します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 手順 1. ライザーのネジ穴をシャーシのネジ穴の位置に合わせます。 2. ライザー カードがスロットに完全に装着されるまで、ライザーを下ろします。 3.
図 41. 拡張カードライザー 2 の取り付け 次の手順 1. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 拡張カードの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. 拡張カード ライザー 1a または 1b を取り外し、その後、拡張カード ライザー 2 を取り外します。 手順 1. #2 プラス ドライバーを使用して、拡張カードをライザーに固定しているネジを外します。 2.
図 42. ライザー 1 からの拡張カードの取り外し 図 43.
3. 拡張カードを交換しない場合は、フィラー ブラケットを取り付け、カード保持ラッチを閉じます。 メモ: システムの FCC(米国連邦通信委員会)の認証を維持するには、空の拡張カード スロットにフィラーブラケットを 取り付ける必要があります。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化し ます。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 44.
図 45. ライザー 2 への拡張カード フィラーブラケットの取り付け 次の手順 拡張カードを交換します。 拡張カードの取り付け 前提条件 注意: 拡張カードは拡張カードライザーのスロットにのみ取り付けることができます。拡張カードをシステム ボードのライザ ーコネクタに直接取り付けたりしないでください。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 拡張カードを開梱し、取り付けの準備をします。手順については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 手順 1. フィラーブラケットを取り付けている場合は、次の手順を実行して取り外します。 a. フィルタブラケットを固定しているネジを外します。 b.
図 46. ライザー 1 の拡張カード フィラー ブラケットの取り外し 図 47. ライザー 2 の拡張カード フィラー ブラケットの取り外し 2. カードの両端を持ち、カードをライザー上のスロットに揃えます。 3. カードがスロットに完全に装着されるまでしっかりと挿入します。 4.
図 48. ライザー 1 への拡張カードの取り付け 図 49.
次の手順 1. 拡張カード ライザーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 ライザーカードの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. 拡張カード ライザーを取り外します。 4. 取り付けられている場合、拡張カードを取り外します。 5. 必要に応じて、ケーブルをライザー カードから外します。 手順 1. #2 プラス ドライバーを使用して、ライザー カードを拡張カード ライザーに固定しているネジを外します。 2. 拡張カード ライザーからライザー カードを取り外します。 メモ: ライザー 1B カードの取り外し手順は、ライザー 1A カードの取り外しと同様です。 図 50.
図 51. ライザー 2 からのライザー カードの取り外し 次の手順 ライザー カードを取り付けます。 ライザーカードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 手順 1. ライザー カードをライザーのネジ穴に合わせて挿入します。 2.
図 52. ライザー 1 へのライザー カードの取り付け 図 53. ライザー 2 へのライザー カードの取り付け 次の手順 1. 2. 3. 4.
LOM ライザーカード LOM の取り外し 前提条件 メモ: システムの連邦通信委員会(FCC)の認証を維持するには、空いている拡張スロットに拡張カード フィラー ブラケット を取り付けます。ブラケットはゴミや埃からシステムを保護し、システム内部の冷却とエアフローを効率化します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 手順 1. #1 プラス ドライバーを使用して、LOM を固定しているネジを外します。 2. LOM カードをシステム ボード上のコネクターから持ち上げます。 図 54.
1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. エアー フローカバーを取り外します。 4. 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 5. 必要に応じて、ケーブルを接続します。 メモ: ライザー 1a または 1b を取り付ける手順は類似しています。 手順 1. LOM のネジ穴をシャーシのネジ穴の位置にそろえます。 2. LOM カードがスロットに完全に装着されるまで、LOM を下ろします。 3. #1 プラス ドライバーを使用して、LOM カードをシステム ボードに固定するネジを締めます。 図 55. LOM の取り付け 次の手順 1. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 M.2 SSD モジュール M.2 ライザーの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3.
手順 1. #2 プラス ドライバーを使用して、ライザーをシャーシに固定しているネジを外します。 2. 青色のタグを持ち、ライザーを持ち上げて、システム ボードのコネクターから外します。 3. SATA ケーブルをライザーから外します。 図 56. M.2 ライザーの取り外し 次の手順 M.2 ライザーを取り付けます。 M.2 ライザーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. エアー フローカバーを取り外します。 手順 1. SATA ケーブルを M.2 ライザーに接続します。 2. M.2 ライザーをシステム ボードの突起に合わせて、ライザーがスロットに完全に装着されるまでしっかりと挿入します。 3.
図 57. M.2 ライザーの取り付け 次の手順 1. エア フロー カバーをリプレースします。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 M.2 SSD モジュールの取り外し 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. M.2 ライザーを取り外します。 手順 1. #1 プラス ドライバーを使用して、M.2 SSD モジュールを M.2 ライザーに固定しているネジを外します。 2. M.2 SSD モジュールを引っ張り、M.
図 58. M.2 ライザーからの M.2 SSD モジュールの取り外し 次の手順 M.2 SSD モジュールをリプレースします。 M.2 SSD モジュールの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 手順 1. M.2 SSD モジュールを斜めにして、M.2 ライザー上のコネクタに合わせます。 2. M.2 ライザーのコネクターに完全に装着されるまで、M.
図 59. M.2 ライザーへの M.2 SSD モジュールの取り付け 3. #1 プラス ドライバーを使用して、ネジで M.2 SSD モジュールを M.2 ライザーに固定します。 次の手順 1. M.2 ライザーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 リンク基板と PCIe ケーブル リンク基板と PCIe ケーブルの取り外し 前提条件 メモ: スレッドから取り外す際、ケーブルの配線を確認してください。ケーブルを再び取り付ける際に、挟まれたり折れ曲が ったりしないように、正しく配線します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. エアー フローカバーを取り外します。 4. サポート ブラケットを取り外します。 5. 拡張ライザー 1 を取り外します。 手順 1.
図 60. リンク基板と PCIe ケーブルの取り外し 4. リンク ボード コネクターを取り外すには、MB ケーブルを持ち上げてスレッドの前面に向かって押し込みます。 5. MB ケーブルをスレッドから外します。 次の手順 リンク ボードと PCIe ケーブルを取り付けます。 リンク基板と PCIe ケーブルの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 手順 1. MB ケーブルをシャーシ側面に沿って配線します。 2. リンク ボード コネクターをシャーシのネジ穴に合わせて、#2 プラス ドライバーを使用して拘束ネジを締め、リンク ボード ケ ーブル コネクターをシャーシに固定します。 3.
図 61. リンク基板と PCIe ケーブルの取り付け 4. 該当する場合は、M.2 ライザー データ ケーブルを M.2 ライザーに接続します。 次の手順 1. 2. 3. 4. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 サポート ブラケットを取り付けます。 エア フロー カバーを取り付けます。 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 システム メモリー システム メモリー ガイドライン PowerEdge C6520 システムは、DDR4 レジスタード DIMM(RDIMM)、および負荷軽減 DIMM(LRDIMM)をサポートしています。 システム メモリー、プロセッサーで実行されている手順を保持します。 お使いのシステムには 16 個のメモリー ソケットが含まれており、プロセッサーあたり 8 個のチャネルを構成します。 メモリー チャネルは次のように構成されます。 表 13.
図 62. メモリー ソケットの位置 表 14. サポートされているメモリー マトリックス DIMM のタ イプ ランク 容量 DIMM の定格電圧および電圧速度 チャネルごとの DIMM (DPC) RDIMM 1R 8 GB DDR4(1.2 V)、3200 MT/s 3200 MT/s 2R 16 GB/32 GB/64 GB DDR4(1.2 V)、3200 MT/s 3200 MT/s 4R 128 GB DDR4(1.2 V)、2666 MT/s 2666 MT/秒 8R 128 GB DDR4(1.
表 15.
図 63. メモリー モジュールの取り外し 次の手順 1. メモリー モジュールをリプレースします。 2. メモリモジュールを取り外したままにする場合は、メモリモジュールのダミーカードを取り付けます。メモリモジュールダミ ーの取り付け手順は、メモリモジュールの取り付け手順と同様です。 メモ: シングル プロセッサーでシステムを操作する場合は、プロセッサー 2 メモリー ソケットにメモリー モジュール ダミ ーを取り付けます。 . メモリー モジュールの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. エアー フローカバーを取り外します。 手順 1. 該当するメモリー モジュールソケットの位置を確認します。 注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリー モジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱って ください。 2.
3. イジェクターがカチッと所定の位置にしっかり収まるまで、メモリー モジュールを親指で押し込みます。メモリモジュールが ソケットに適切に装着されると、メモリモジュールソケットのレバーがメモリモジュールが装着されている別のソケットのレ バーと同じ位置に揃います。 図 64. メモリー モジュールの取り付け 次の手順 1. エア フロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 3. メモリー モジュールが適切に取り付けられているかどうかを確認するには、F2 を押して、[[System Setup Main Menu]> [System BIOS]>[Memory Settings]]に移動します。 [Memory Settings]画面では、システム メモリー サイズが、取り付けら れているメモリーのアップデート後の容量を反映している必要があります。 4. システム メモリー サイズが正しくない場合、1 つ、または複数のメモリー モジュールが適切に取り付けられていない可能性が あります。メモリー モジュールをしっかりとソケットに装着してください。 5.
2. アンチチルト ワイヤをアンロック位置(内側の位置)に設定します。 図 65. ネジを緩めて、アンチチルト ワイヤをアンロック位置に設定します 3. プロセッサーとヒート シンク モジュール(PHM)を持ち上げてシステムから取り外し、プロセッサー側を上に向けて PHM を 横に置いておきます。 図 66.
次の手順 プロセッサー ヒート シンク モジュールからプロセッサーを取り外します。 プロセッサー ヒート シンク モジュールからのプロセッサーの取り外し 前提条件 警告: プロセッサーまたはヒート シンクを交換する場合にのみ、プロセッサーとヒート シンク モジュール(PHM)からプロ セッサーを取り外します。 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エアー フローカバーを取り外します。 プロセッサーとヒート シンク モジュール(PHM)を取り外します。 注意: プロセッサーまたはシステム ボードの交換後、システム電源投入の最初のインスタンス中に、CMOS バッテリー ロスま たは CMOS Checksum エラー メッセージが表示されることがあります。この問題を解決するには、セットアップ オプション に移動して、システム設定を構成します。 手順 1. プロセッサーを上に向けてヒート シンクを置きます。 2.
図 68. プロセッサーのピン 1 マークをトレイにそろえる メモ: TIM ブレーク レバーを必ず元の位置に戻してください。 4. 親指と人差し指で、まずピン 1 コネクターの固定クリップ リリース タブを持ち、固定クリップ リリース タブの先端を引き出 してから、固定クリップをヒート シンクから部分的に持ち上げます。 5. 固定クリップの残り 3 個の角についても同じ手順を繰り返します。 6. すべての角がヒート シンクからリリースされたら、固定クリップをヒート シンクのピン 1 の角から持ち上げます。 図 69.
プロセッサー ヒート シンク モジュールへのプロセッサーの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1. プロセッサーをプロセッサー トレイの上に置きます。 メモ: プロセッサー トレイのピン 1 インジケータが、プロセッサーのピン 1 インジケータに揃っていることを確認します。 2. ピン 1 インジケーターをプロセッサーに合わせながら、プロセッサー固定クリップをプロセッサー トレイ内のプロセッサーの 上に置きます。 メモ: 固定クリップをプロセッサーにセットする前に、固定クリップのピン 1 インジケーターがプロセッサーのピン 1 イン ジケーターにそろうようにします。 メモ: ヒート シンクを取り付ける前に、プロセッサーと固定クリップがトレイに置かれていることを確認します。 図 70. プロセッサー固定クリップの取り付け 3.
図 71. 固定クリップの 4 辺を押す 4. 既存のヒート シンクを使用している場合は、糸くずの出ない清潔な布で、ヒート シンクからサーマル グリースを拭き取りま す。 5. プロセッサー キットに含まれているサーマル グリース アプリケーター(注射器)で、グリースをヒート シンクの下部に薄く、 らせん状に塗布します。 図 72.
6. 新しいヒート シンクでは、ヒート シンクの底面からサーマル インターフェイス マテリアル(TIM)保護フィルムを取り外しま す。 図 73. サーマル インターフェイス マテリアル(TIM)保護フィルムの取り外し 7.
図 74. ヒート シンクをプロセッサーに取り付けます。 次の手順 1. プロセッサーとヒート シンク モジュールを取り付けます。 2. エア フロー カバーを取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 プロセッサーとヒート シンクモジュールの取り付け 前提条件 注意: プロセッサーを取り付ける場合を除き、ヒート シンクをプロセッサーから取り外さないでください。ヒート シンクは適 切な温度条件を保つために必要です。 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 エアー フローカバーを取り外します。 プロセッサーのダストカバーを取り付けている場合は、取り外します。 手順 1. アンチチルト ワイヤをヒート シンクのアンロック位置(内側の位置)に設定します。 2.
図 75. プロセッサーとヒート シンク(PHM)の取り付け 3. アンチチルト ワイヤをロック位置(外側の位置)に設定し、次に、トルクス#T30 ドライバーを使用して、ヒート シンク上の ネジ(8 in-lbf)を次の順序で締めます。 a. b. c. d.
図 76. アンチチルト ワイヤをロック位置に設定し、ネジを締める 次の手順 1. エア フロー カバーを取り付けます。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 オプションの OCP カード OCP フィラーの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4.
図 77. OCP カード フィラーの取り外し 次の手順 1. OCP カードを取り付けます。 2. 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 OCP カードの取り付け 前提条件 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 4. 拡張カード ライザー 2 を取り外します。 5. OCP フィラーを取り外します。 手順 1. OCP カードをスレッドに合わせて挿入します。OCP カードをスライドさせて、システム ボードのコネクターに完全に接続され るまで押し込みます。 メモ: OCP カード固定ラッチがロック位置にある場合は、必ず持ち上げてください。 2.
図 78. OCP カードの取り付け 次の手順 1. 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 2. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 3. 「システム内部の作業を終えた後に」に記載の手順に従います。 OCP カードの取り外し 前提条件 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている処理手順に従います。 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 拡張カード ライザー 2 を取り外します。 手順 1. OCP カードの固定ラッチを持ち上げます。 2.
図 79. OCP カードの取り外し 3. OCP カードの固定ラッチを押してロックします。 次の手順 1. OCP フィラーを取り付けます。 2. 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 3. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 OCP カード フィラーの取り付け 前提条件 1. 2. 3. 4.
図 80. OCP カード フィラーの取り付け 次の手順 1. 拡張カード ライザー 2 を取り付けます。 2. 拡張カード ライザー 1 を取り付けます。 システム バッテリー システムバッテリーの交換 前提条件 警告: バッテリーの取り付け方が間違っていると、破裂するおそれがあります。交換用のバッテリーには、同じ製品か、また は製造元が推奨する同等品を使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。詳細につ いては、システムに付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してください。 1. 2. 3. 4. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 拡張カード ライザー 1 を取り外します。 必要に応じて、電源ケーブルまたはデータ ケーブルを拡張カードから外します。 手順 1. バッテリーを取り外すには、次の手順を実行します。 a.
メモ: バッテリのプラス側がバッテリ ホルダー クリップに向くようにします。 図 81. システム バッテリーの取り外し 注意: バッテリーの取り付け、取り外しの際には、バッテリコネクターが破損しないようにしっかり支えてください。 2. 新しいシステムバッテリーを取り付けるには、以下の手順に従います。 a. バッテリー ホルダー クリップを押して取り除きます。 メモ: バッテリのプラス側がバッテリ ホルダー クリップに向くようにします。 b. バッテリ ホルダー クリップが所定の位置にカチッと収まるまで、バッテリをバッテリ ホルダーに挿入します。 注意: バッテリ ホルダー クリップの損傷を避けるため、バッテリの取り付けまたは取り外しを行う際に、バッテリ ホ ルダー クリップを曲げないようにしてください。 図 82.
次の手順 1. 該当する場合は、拡張カード ライザー 1 を取り付け、ケーブルを拡張カードに接続します。 2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 3. 次のステップを実行して、バッテリが正常に動作していることを確認します。 a. 起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。 b. システム セットアップの[Time]および[Date]フィールドで正しい時刻と日付を入力します。 c. システム セットアップを[終了します]。 d. 新しく取り付けたバッテリをテストするには、システムをエンクロージャから 1 時間以上取り外したままにします。 e. 1 時間後に、システムをエンクロージャに取り付け直します。 f.
図 83. システム ボードのネジ 3. シャーシのスロットからポートを取り外すには、システム ボードをシャーシの前面に向かってスライドさせます。 4. システム ボードを一定の角度に傾け、システム ボードをシャーシから持ち上げます。 メモ: 画像上の数字は、正確なステップを表したものではありません。数字は順序を示したものです。 図 84.
システム ボードの取り付け 前提条件 メモ: システム ボードを交換する前に、情報タグの古い iDRAC MAC アドレス ラベルを新しいシステム ボードの iDRAC MAC アドレス ラベルと交換します。 1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3. システム ボードを交換する場合は、システム ボードの取り外しセクションにリストされるすべてのコンポーネントを削除しま す。 注意: システム ボードへの損傷を防ぐため、システム ボードをスレッドに挿入する際は、システム ボードがスレッド シャー シの側面に触れないようにしてください。 手順 1. 新しいシステム ボード アセンブリーのパッケージを開きます。 注意: システム基板は、メモリモジュール、プロセッサ、またはその他のコンポーネントを持って持ち上げないでくださ い。 注意: システム ボードをシャーシに取り付ける際には、システム識別ボタンに損傷を与えないように注意してください。 2.
図 86. システム ボード上のネジを締める 次の手順 1. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. トラステッドプラットフォームモジュール(TPM) メモ: TPM モジュールは、新しいシステム ボードの取り付け中にのみ交換する必要があります。 b. エアフローカバー c. 拡張カードライザー d. プロセッサー e. ヒート シンク モジュール f. メモリモジュール g. OCP カード h. リンク ボード 2. すべてのケーブルをシステム ボードに再接続します。 メモ: システム内のケーブルがシャーシ側面に沿って配線され、ケーブル固定ブラケットで固定されていることを確認しま す。 3. 次の手順を実行していることを確認します。 a. Easy Restore(簡易復元) 機能を使用してサービス タグを復元します。「Easy Restore 機能を使用したシステムの復元」の 項を参照してください。 b.
● 以前に作成した[ハードウェア サーバ プロファイル]からデータを復元するには、[F10]を押します。 メモ: 復元プロセスが完了したら、BIOS はシステムの設定データの復元を促すプロンプトを表示します。 ● システムの設定データを復元するには、[Y]を押します。 ● デフォルトの構成設定を使用するには、[N]を押します。 メモ: 復元プロセスが完了すると、システムは再起動します。 サービス タグの手動アップデート システム ボードの交換後に、簡易復元が失敗した場合は、このプロセスに従い、 [システム セットアップ]を使用してサービス タ グを手動で入力します。 このタスクについて システムのサービス タグがわかっている場合は、[システム セットアップ]メニューを使用してサービス タグを入力します。 手順 1. システムに電源を入れます。 2. [システム セットアップ]を起動するには、[F2]を押します。 3. [Service Tag Settings](サービス タグ設定)をクリックします。 4.
TPM の取り付け 手順 1. TPM のエッジコネクタを TPM コネクタのスロットの位置に合わせます。 2. プラスチック製のリベットがシステム ボードのスロットに合うように、TPM を TPM コネクタに挿入します。 3. 所定の位置に収まるまでプラスチック製のリベットを押します。 4. TPM をシステム ボードに固定するネジを取り付けます。 図 87. TPM の取り付け ユーザー向け TPM の初期化 手順 1. TPM を初期化します。 詳細については、「ユーザー向け TPM の初期化」を参照してください。 2. [TPM Status](TPM ステータス)は[Enabled, Activated](有効、アクティブ)に変更されます。 ユーザー向け TPM 1.2 の初期化 手順 1. システムの起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。 2. [System Setup Main Menu]画面で、[System BIOS]>[System Security Settings]の順にクリックします。 3.
5 アップグレード キット この表には、入手可能なアフター ポイント オブ セール(APOS)キットのリストが記載されています。 表 16. アップグレード キット キット サービス手順への関連リンク プロセッサー 「プロセッサーの取り付け」を参照してください。 ライザー メモリモジュール 「メモリー モジュールの取り付け」を参照してください。 ハード ドライブ ハード ドライブ SAS/SATA SSD ハード ドライブ NVMe SSD BOSS M.2 「M.
6 ジャンパとコネクター 本項には、ジャンパーとスイッチに関する重要な情報が具体的に記載されています。また、システム内のさまざまな基板上のコネ クターについても説明します。システム ボード上のジャンパは、システムを無効化してパスワードをリセットするために役立ちま す。コンポーネントとケーブルを正しく取り付けるには、システム ボードのコネクターを識別できる必要があります。 トピック: • • • システム ボード コネクター システム ボードのジャンパ設定 パスワードを忘れたとき システム ボード コネクター 図 88. システム ボードのジャンパとコネクタ 1. 3. 5. 7. 9. 11. 13. 15. 17. LOM カード BTB 上の BCM5720 コイン型バッテリー プロセッサー 1 チャネル A、B、C、D 用 DIMM Slimeline コネクター 1(SL1_CPU2_PA0) NIPO 3 PCIe コネクター(NIPO3_CPU2_PB0) プロセッサー 2 プロセッサー 1 リーク検出コネクター PCIe Gen 4 x16 スロット 2 2. 4. 6. 8.
システム ボードのジャンパ設定 パスワード ジャンパをリセットしてパスワードを無効にすることについての詳細は、「パスワードを忘れたとき」の項を参照して ください。 表 17.
7 システム診断とインジケータ コード このセクションでは、システム起動中にシステム ステータスを表示する、システムの前面パネルにある診断インジケーターについ て説明します。 トピック: システム診断プログラムの使用 • システム診断プログラムの使用 システムに問題が起こった場合、Dell のテクニカル サポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システ ム診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データ ロスの心配もありません。お 客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助け を行うことができます。 Dell 組み込み型システム診断 メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。 組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイス グループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の 処理が可能です。 ● テストを自動的に、または対話モードで実行 ●
システム診断プログラムのコントロール 表 18.
8 困ったときは トピック: • • • • リサイクルまたは生産終了サービスの情報 デル・テクノロジーズへのお問い合わせ QRL によるシステム情報へのアクセス SupportAssist による自動サポートの利用 リサイクルまたは生産終了サービスの情報 特定の国では、この製品の引き取りおよびリサイクル サービスが提供されます。システム コンポーネントを廃棄する場合は、 www.dell.com/recyclingworldwide にアクセスし、該当する国を選択します。 デル・テクノロジーズへのお問い合わせ Dell では、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを提供しています。インターネットに接続されていない 場合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、または Dell の製品カタログで連絡先をご確認ください。これらのサービスは国およ び製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。Dell のセールス、テクニカル サポート、またはカスタマー サービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 手順 1. www.dell.
● ● ● ● ハウツービデオ インストールおよびサービス マニュアル、、機械的概要などの参照資料 特定のハードウェア構成および保証情報に簡単にアクセスするためのシステムのサービス タグ テクニカルサポートや営業チームへのお問い合わせのための Dell への直接的なリンク 手順 1. www.dell.com/qrl にアクセスして、お使いの製品に移動するか、 2. お使いのスマートフォンまたはタブレットを使用して、お使いのシステムまたはクイック リソース ロケータ セクションで、モ デル固有のクイック リソース(QR)コードをスキャンします。 PowerEdge C6520 システム用 Quick Resource Locator 図 89.
9 マニュアルリソース 本項では、お使いのシステムのマニュアルリソースに関する情報を提供します。 マニュアル リソースの表に記載されているマニュアルを参照するには、次の手順を実行します。 ● Dell EMC サポート サイトにアクセスします。 1. 表の場所列に記載されているマニュアルのリンクをクリックします。 2. 目的の製品または製品バージョンをクリックします。 メモ: 製品名とモデルを確認する場合は、お使いのシステムの前面を調べてください。 3. [製品サポート]ページで、[ドキュメント]をクリックします。 ● 検索エンジンを使用します。 ○ 検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。 表 19. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース タスク 文書 場所 システムのセット アップ お使いのシステムのセット アップの詳細につい www.dell.com/poweredgemanuals ては、はじめにを参照してください マニュアルは、システムに同梱されています。 システムの設定 iDRAC 機能、iDRAC の設定と iDRAC へのログイ www.dell.
表 19. お使いのシステムのためのその他マニュアルのリソース (続き) タスク システムの管理 文書 場所 ドライバおよびファームウェアのアップデート についての情報は、本書の「ファームウェアと ドライバをダウンロードする方法」の項を参照 してください。 www.dell.com/support/drivers Dell が提供するシステム管理ソフトウェアにつ www.dell.com/poweredgemanuals いての情報は、『Dell OpenManage Systems Management 概要ガイド』を参照してください。 OpenManage のセットアップ、使用、およびト ラブルシューティングについての情報は、『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガ イド』を参照してください。 www.dell.com/openmanagemanuals > OpenManage Server Administrator Dell SupportAssist のインストールおよび使用の https://www.dell.