Dell Management Plug-In for VMware vCenter クイックインストールガイドバージョン 1.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい ます。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、 PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標で す。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標です。 AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 メモ、注意、警告.......................................................................................................................2 章 1: インストールのクイックスタート..............................................................................5 インストールについて..........................................................................................................................................5 作業を開始する前に.........................................................................................................................
インストールのクイックスタート 1 インストールについて このガイドは、Dell サーバーへの Dell Management Plug-in のインストールおよび設定方法を手順を追って説明 します。 インストールが完了したら、インベントリ管理、監視とアラート、ファームウェアのアップデー ト、展開とプロビジョン、および保証管理に関するすべての側面について、『Dell Management Plug-in User's Guide』(Dell Management Plug-in ユーザーズガイド)を参照してください。 メモ: PowerEdge 第 12 世代サーバー上のホストへのインストールでは、OMSA エージェントのインストー ルは必要ありません。PowerEdge 第 11 世代サーバーへのインストールでは、展開プロセス中に OMSA エ ージェントが自動的にインストールされます。OMSA について詳細は、『Dell Management Plug-in User's Guide』(Dell Management Plug-in ユーザーズガイド)の「第 11 世代ホスト向けの OMSA について
• VMware vSphere 環境は仮想アプライアンス、ポートアクセス、およびリスニングポートの各要件に合 致する必要があります。さらに、vSphere Client システムに Adobe Flash player 10.
b. vSphere クライアントを使用する Dell Management Plug-in を含む OVF(Open Virtualization Format)フ ァイルを展開します。 c. ライセンスファイルをアップロードします。 d. 管理者コントロールを使用して vCenter サーバーに Dell Management Plug-in を登録します。 2. 設定ウィザードを完了します。 3. Dell イベントを有効化します。 a. 設定ページでイベントフィルタオプションをセットアップします。 4. ファームウェアアップデートを有効化します。 a. ファームウェアアップデートをダウンロードし、適用されるシステムで使用可能となるようにしま す。 5. Dell iDRAC のユーザー名およびパスワードを設定します。 vSphere クライアントを使用した Dell Management Plug-in OVF の展開 本手順は、製品 zip ファイル(Dell_Management_Plug-in_<バージョン>.<ビルド番号>.
図 1. vSphere からの OVF テンプレートの展開 6. ソース ウィンドウで、参照 ボタンを使用して OVF パッケージの場所を確認します。この場所はローカル ドライブ、ネットワークドライブ、CD/DVD または、インターネットの場所のいずれかです。Dell Management Plug-in のファイルサイズは約 1.8GB です。 メモ: OVF パッケージがネットワーク共有にある場合、インストールには 10~30 分かかります。短 時間でインストールしたい場合は、 OVF をローカルドライブでホストすることをお勧めします。 7. 次へ をクリックします。 8. OVF テンプレートの詳細 ウィンドウで、表示される情報を確認します。 9. 次へ をクリックします。 10. 名前と場所ウィンドウで次の手順を実行します。 a. 名前 テキストボックスで、テンプレートの名前を入力します。この名前は半角文字で 80 文字以下 となるようにします。 b. インベントリの場所 リストで、テンプレートを保存する場所を選択します。 11. 次へ をクリックします。 12.
すが、最初に書き込まれるブロックのパフォーマンスは遅くなります。それに続く書き込みは、 Eager-zeroed シックディスクと同じパフォーマンスとなります。 b. シックプロビジョン Eager Zeroed [推奨] Eager-zeroed シックディスクには、作成と同時にすべての容量が割り当てられてゼロが書き込まれ ています。このディスクタイプは、ディスクを作成する時間が長くかかりますが、各ブロックに対 する最初の書き込み時でさえも、最高のパフォーマンスが得られます。 c. シンプロビジョン [推奨されません] シンプロビジョンの仮想ディスクに必要な容量は、作成の時ではなく最初の書き込みの時に割り当 てられてゼロが書き込まれます。何も書かれていないファイルブロックに最初に書き込むときの I/O コストは大きく(Lazy-zeroed のシックディスクと同様)なりますが、その後のシンプロビジョ ンディスクでの書き込みでは、Eager-zeroed シックディスクと同じパフォーマンスとなります。 15. 次へ をクリックします。 16.
例えば:https://10.210.126.120 or https://myesxihost となります。URL は大文字と小文字を区別しません。 図 3. 管理コンソール 6.
図 4. 管理コンソール内からの vCenter 登録ウィンドウ 7. vCenter 登録 ウィンドウで、新規 vCenter サーバーの登録 をクリックします。 8. 新規 vCenter の登録 ウィンドウで、次の手順を実行します。 a) vCenter の名前 で、vCenter サーバー IP またはホスト名 テキストボックスにサーバー IP またはホスト 名を入力した後で、説明 テキストボックスにオプションの詳細説明を入力します。 b) 管理者ユーザーアカウント の 管理者ユーザー名 テキストボックスに、管理者ユーザー名を入力しま す。ユーザー名は、ドメイン\ユーザー、ドメイン/ユーザー、またはユーザー@ドメインの形式で入 力してください。管理者ユーザーアカウントは、vCenter 管理用の Dell Management Plug-in によって使 用されます。 c) パスワード テキストボックスにパスワードを入力します。 d) パスワードの確認 テキストボックスにパスワードを再度入力します。 9. 登録 をクリックします。 10.
図 5. Dell Managment Plug-in が vCenter に正常に追加されました インストールの検証 Dell Management Plug-in のインストールが正常に行われたかを検証するには、次の手順を行います。 1. Dell Management Plug-in アイコンが vSphere クライアント内部に表示されていることを確認します。表 示されない場合、vSphere クライアントを再起動して再度確認します。 2. vCenter サーバーから仮想アプライアンス IP アドレスまたはホスト名宛てに ping コマンドを実行するこ とで、vCenter が Dell Management Plug-in と通信可能であることを確認します。 3.
2 ウィザードを使用した Dell Management Plugin の設定方法について Dell Management Plug-in の基本的なインストール後、設定する必要があります。これは通常 設定ウィザード を使用して行いますが、Dell Management Center 設定オプションの設定 ページを使用して行うこともできま す。 両方共、ユーザーインタフェースは似通っていますが、ウィザードでは 保存して続行をクリックするのに対 し、設定オプションでは適用 をクリックします。 本項ではウィザードを使用した設定方法について説明します。Dell Management Plug-in を設定する Dell Management Center の設定オプションの使用についての詳細は、Dell Management Plug-in ユーザーズガイド を 参照してください。 設定ウィザード使用の設定タスク 設定ウィザードを使用して Dell Management Plug-in を設定するには、このタスクを使用します。 1. 設定ウィザードようこそページ 2. 新しい接続プロファイルの作成 3.
メモ: 第 12 世代サーバー使用のホストでのインストールでは、OMSA エージェントのインストールは必 要ありません。第 11 世代サーバーへのインストールでは、OMSA エージェントは展開プロセス中に自動 的にインストールされるようになりました。 接続プロファイルで Active Directory 資格情報を使用する前に、Active Directory に Active Directory ユーザーアカ ウントが存在し、このアカウントが iDRAC で既に有効化されている必要があります。このウィザードは、 Active Directory アカウントの作成、または iDRAC における Active Directory の有効化用ではありません。 ウィザードを使用する新規接続プロファイルの作成には、以下を行います。 1. 接続プロファイル タブで、新規作成 をクリックします。 2. プロファイル名と説明 ページで、カスタム接続プロファイルの管理に役立つ 接続プロファイル名 とオ プションの 接続プロファイルの説明 を入力します。 3.
6. 次へ をクリックします。 7. ホスト資格情報ページの資格情報で、次のいずれかを実行します。 – – 使用する Active Directory 用にホストの設定および有効化が Active Directory ですでに行われている 場合は、Active Directory を使用する チェックボックスを選択します。それ以外は、iDRAC 資格情 報の設定に進みます。 * Active Directory ユーザー名 テキストボックスに、ユーザー名を入力します。ユーザー名 は、ドメイン\ユーザー名、ドメイン/ユーザー名、またはユーザー名@ドメインのいずれ かの形式で入力してください。ユーザー名は 256 文字に制限されています。ユーザー名 の制限については、Microsoft Active Directory マニュアルを参照してください。 * Active Directory パスワード テキストボックスにパスワードを入力します。パスワードは 127 文字に制限されています。 * パスワードの確認 テキストボックスにパスワードを再度入力します。 * 証明書チェックのドロップダウ
メモ: 12G より前のホストでは、vCenter でホストイベントを表示するには、仮想アプライアンスは OMSA でトラップ先に設定されている必要があります。 イベントおよびアラームを設定するには、以下を行います。 1. 設定ウィザードの イベント掲載レベルで、 以下のいずれかを選択します。 – すべてのイベントを掲載をしない - ハードウェアイベントはブロックされます。 – すべてのイベントを掲載する - すべてのハードウェアイベントが掲載されます。 – 重要および警告イベントのみを掲載する - 重要または警告レベルのハードウェアイベントのみが 掲載されます。 仮想化関連の重要および警告イベントのみを掲載する - 仮想化関連の重要および警告イベントの みが掲載されます。これはデフォルトのイベント掲載レベルです。 – 2. すべてのハードウェアアラームとイベントを有効化するには、Dell ホストのアラームを有効にするチェ ックボックスを選択します。 メモ: アラームが有効化されている Dell ホストは、重要イベントに対応して保守モードに入ります。 3.
メモ: Dell Management プラグインが常に更新された情報を表示することを確実にするため、定期的なイ ンベントリジョブをスケジュールすることをお勧めします。インベントリジョブは最小限のリソース しか使用せず、ホストパフォーマンスを劣化させません。 インベントリジョブのスケジュールには、以下を行います。 1. 設定ウィザード の インベントリのスケジュール ウィンドウで、以下の中から 1 つを行います。 – インベントリスケジュールを実行するには、選択した曜日 をクリックします。 – 2.
c) パスワードの確認 テキストボックスでパスワードを確認します。 3. 特定した資格情報を保存して設定ウィザードを続けるには、保存して続行 をクリックします。 デフォルトのファームウェアアップデートリポジトリの設定 ウィザード ファームウェアリポジトリ設定には、展開サーバーのアップデートに使用されるファームウェアカタログロ ケーションが含まれます。ファームウェアは、最初にウィザードで設定するか、あるいは、後に Dell Management Center 設定オプションで設定できます。さらに、ファームウェアアップデートは Dell Server Management タブから後ほど実行することもできます。 デフォルトのファームウェアアップデートリポジトリを設定するには、以下を行います。 1. 設定ウィザード の ファームウェアリポジトリ で、ファームウェアアップデートのためにデフォルトリ ポジトリを選択するには、以下のいずれか 1 つを選択します。 – Dell Online – ステージングフォルダを持つデフォルトのファームウェアリポジトリ(ftp.dell.
1. 設定ウィザードの OpenManage Server Admin ページで OMSA ウェブサーバーの URL テキストボックスを 使って OMSA URL を入力します。HTTPS を含む完全な URL を入力する必要があります。 2. この URL を保存して、設定ウィザードを終了するには、終了をクリックします。 Dell iDRAC 自動検出および初期始動の設定 工場出荷時に自動検出が有効化されたアプライアンスを注文しなかった場合、 『Dell Management Plug-in User’s Guide』(Dell Management Plug-in ユーザーズガイド)を読んで、有効化を手動で行うことができます。 トラップを送信するための OMSA エージェントの設定 ESX ウェブサイトにある OMSA エージェントのインストールおよび設定には、OMSA エージェントが Dell Management Plug-in 仮想アプライアンスサーバーにトラップを送信するための、詳細な手順およびサンプルの スクリプトが含まれています。URL は次のとおりです。 http://www.