Dell Latitude ST オーナーズマニュアル 規制モデル: T02G 規制タイプ: T02G001
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい ます。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2012 Dell Inc. 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、PowerConnect™、 OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標です。Intel®、 Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標です。AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 メモ、注意、警告.......................................................................................................................2 章 1: コンピューター内部の作業...........................................................................................7 コンピューター内部の作業を始める前に.........................................................................................................7 奨励するツール..........................................................................................................................................
章 8: バッテリーの取り外し..................................................................................................27 バッテリーの取り付け........................................................................................................................................28 章 9: WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)カードの取り外し.....29 WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)カードの取り付け....................................................30 章 10: WWAN(ワイヤレスワイドエリアネットワーク)カードの取り外し......31 WWAN(ワイヤレスワイドエリアネットワーク)カードの取り付け....................................
章 21: トラブルシューティング............................................................................................55 ePSA(強化された起動前システムアセスメント)......................................................................................55 ePSA 診断ユーティリティの実行......................................................................................................................55 ビープコード...............................................................................................................................................
コンピューター内部の作業 1 コンピューター内部の作業を始める前に コンピューターの損傷を防ぎ、ユーザー個人の安全を守るため、以下の安全に関するガイドラインに従って ください。特記がない限り、本書に記載される各手順は、以下の条件を満たしていることを前提とします。 • 「コンピューター内部の作業を始める」の手順を実行していること。 • コンピューターに付属の「安全に関する情報」を読んでいること。 • コンポーネントは交換可能であり、別売りの場合は取り外しの手順を逆順に実行すれば、取り付け可 能であること。 警告: コンピューター内部の作業を始める前に、コンピューターに付属の「安全に関する情報」に目を通 してください。安全に関するベストプラクティスについては、規制コンプライアンスに関するホームペ ージ(www.dell.
奨励するツール この文書で説明する操作には、以下のようなツールが必要です。 • 細めのマイナスドライバー • #0 プラスドライバ • #1 プラスドライバ • 小型のプラスチックスクライブ • フラッシュ BIOS アップデートプログラムの CD コンピューターの電源を切る 注意: データの損失を防ぐため、コンピューターの電源を切る前に、開いているファイルはすべて保存し て閉じ、実行中のプログラムはすべて終了してください。 1. オペレーティングシステムをシャットダウンします。 2.
2 概要 10 インチのタッチ画面スレートでの Windows 7 オペレーティングシステムを特徴とする Dell Latitude ST は、 タブレットのモバイル性とラップトップの管理性、セキュリティ、および互換性を兼ね備えています。 Latitude ST はタブレットプラットフォームという新たな分野を開拓することで、次のようなビジネスユーザ ーの独自のニーズに対応しています。 • ビジネスクラスのセキュリティ、管理性、および仮想化のサポート • Intel Atom CPU および注釈へのペン入力が可能な完全マルチタッチ機能 • Microsoft Windows 7 Home Premium および Professional での、医療、教育、金融分野に向けた特色のあ る機能 企業クラスのセキュリティ機能を備えているため、使い慣れたオペレーティングシステムのインタフェース で、外出先でもビジネス文書の作成や編集を行うことができます。手頃なサイズや重さにより企業アプリケ ーションを持ち運ぶことが可能であり、またタブレットのマルチタッチ機能により使いやすさが向上します。 Latitude
機能 説明 入力デバイス対応ツ 使用するペンまたはタッチに応じて、タブレット入力パネルおよびアイコンのサイズ ール が変化。 タブレットカーソル 標準的なマウスポインターとは異なる、タブレット PC 機能専用のタブレットカーソ ル。 タッチウィジェット 右クリックの代用となるタッチモードで表示される単独ツール。 カーソルフィードバ 可視的なフィードバックにより、ターゲットに正しくヒットしていることを確認でき ック る機能。 ペンの概要 Latitude ST ではいくつかの入力デバイスを使用します。標準的な外付け USB キーボードやマウスのほかに、 静電気ペンを使うことができ、また入力デバイスとして自分の指を使うこともできます。 Latitude ST では、タブレット PC モードで、特別に設計された静電気ペンまたはスタイラスを使用します。ス タイラスのエネルギー源は、バッテリー電源ではなく、デジタイザー内蔵の励振コイルが生成する磁気エネ ルギーです。スタイラスがコイルからの信号を受信することで、スタイラスは電場を送信します。 送信された電場は、スレート上の導電線マトリックスで検知されます。スタイ
ペンの調整方法 ペンはデフォルトの調整状態で使用することも、または各ユーザーがそれぞれに調整した状態で使用するこ ともできます。使用するユーザーごとにペンを調整することをお勧めします。調整を行うことで、ペンの使 い勝手をユーザーごとに最適な状態にすることができます。 1. コントロールパネルを開きます。 2. タブレット PC 設定をダブルクリックします。 3. タブレット PC 設定ウィンドウで、Calibrate(調整)をクリックします。 4.
外観 動作 機能 画面にペンを触れ、Windows がカーソルの周 マウスでの右クリックと同じです。 りに完全な円を描くまでペンを動かしませ ん。 ペンとしてのペンの使用方法 手書き認識ソフトウェアにより、アプリケーションにテキストをペンで簡単に入力することができます。 Windows Journal などのアプリケーションでは、アプリケーションウィンドウにペンで直接書き込むことがで きます。 タブレット PC 入力パネル ペン入力を直接サポートしていないアプリケーションの場合、Tablet PC Input Panel(タブレット PC 入力パネ ル)を使用すれば、アプリケーションにテキストを入力することができます。編集可能な領域をタップする と、タブレット PC 入力パネルのアイコンが表示されます。このアイコンをタップすると、ディスプレイの端 から入力パネルがスライドして出てきます。 Input Panel(入力パネル)タブを画面の端に沿って上下にドラッグすれば、そのタブを移動することができま す。続いてそのタブをタップすると、タブがあった画面上の同じ水平位置に入力パネルが開きます。 ファイ
テキストの入力方法 テキスト入力には、手書き認識またはタッチキーボードが使用できます。 表 3.
次に示す画像は、ペンフリックのデフォルト設定です。 スタート → コントロールパネル → Pen and Touch (ペンとタッチ)の順に移動して、Flicks(フリック)タブ をクリックすれば、これらをカスタマイズすることができます。 タッチの使用方法 タブレット PC の重要な利点のひとつに、ペン入力からタッチ入力に簡単に切り替えられる機能があります。 Touch Mode(タッチモード)では、タッチポインターと呼ばれるコンピューターマウスの半透明な画像が指 の下に表示されます。タッチポインターには左と右のマウスボタンがあり、指でタップすることができます。 ボタンの下の領域は、タッチポインターをドラッグするために使用します。 14
タッチポインターを表示するには、スタート → コントロールパネル → Pen and Touch (ペンとタッチ)の順 に移動し、Touch(タッチ)タブをクリックします。続いて、Touch Pointer(タッチポインター)セクション で、オプションである Show the touch pointer when I'm interacting with items on the screen.(画面上の項目を操作 しているときにタッチポインターを表示する)をオンにします。 ドッキングステーション Latitude ST 用に設計されたドッキングステーションは、dell.com から別途購入することができます。詳細につ いては、support.dell.
図 1. ドッキングステーション正面図 1. ドックコネクター 2. 電源 LED 図 2. ドッキングステーション背面図 1. AC アダプターコネクター 2. USB 2.0 コネクター(1) 3. USB 2.0 コネクター(2) 4. ネットワークコネクター(RJ45) 5. HDMI コネクター 6.
SD メモリカードの取り外し 3 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. SD メモリカードを押して、コンピューターから取り出します。 3. SD メモリカードをコンピューターから引き出します。 SD メモリカードの取り付け 1. カチッと所定の位置に収まるまで、メモリカードをコンパートメントに押し込みます。 2.
デジタイザーペンの取り外し 4 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. デジタイザーペンを押して、コンピューターから取り出します。 3. デジタイザーペンをコンピューターから引き出します。 デジタイザーペンの取り付け 1. カチッと所定の位置に収まるまで、デジタイザーペンをコンパートメントに押し込みます。 2.
ラベルドアの取り外し 5 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを固定しているリリースラッチを押します。 3. ラベルドアを斜めに持ち上げて、コンピューターから取り外します。 ラベルドアの取り付け 1. ラベルドアを斜めに置き、端にある固定クリップの位置に合わせます。 2. カチッと所定の位置に収まるまで、ラベルドアの端を押します。 3.
SIM カードの取り外し 6 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 3. SIM カードホルダーをスライドさせて、SIM カードスロットのロックを解除します。 4. SIM カードホルダーを裏返して、上向きにします。 5.
SIM カードの取り付け 1. カチッと所定の位置に収まるまで、SIM カードを SIM カードスロットに押し込みます。 2. ラベルドアを取り付けます。 3.
底部カバーの取り外し 7 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 メモ: コンピューターへの損傷を防ぐために、スタイラスペンとダミーの SD カードを取り外します。 3. 底部カバーをコンピューターに固定しているネジを外します。 4. ラッチを押して、底部カバーの上部を取り出します。 5. 図の矢印で示す順に、底部カバーを固定しているタブを引き出します。 6.
底部カバーの取り付け 1. 底部カバーをコンピューターに装着します。 2. 完全に固定されるまで、底部カバーの端を固定クリップに押し込みます。 3. 底部カバーを固定するネジを締めます。 4. ラベルドアを取り付けます。 5.
バッテリーの取り外し 8 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 3. 底部カバーを取り外します。 4. バッテリーケーブルを外します。 5. バッテリーをコンピューターに固定しているネジを外します。 6.
バッテリーの取り付け 1. バッテリーをバッテリーコンパートメントに置きます。 2. バッテリーを固定するネジを締めます。 3. バッテリーケーブルを接続します。 4. 底部カバーを取り付けます。 5. ラベルドアを取り付けます。 6.
9 WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワ ーク)カードの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 3. 底部カバーを取り外します。 4. バッテリーを取り外します。 5. WLAN カードに接続されているアンテナを外します。 6. WLAN カードを固定しているネジを外します。 7.
WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)カードの 取り付け 1. WLAN カードをスロットに差し込みます。 2. WLAN カードを所定の位置に固定するネジを締めます。 3. WLAN カードのカラーコードに従ってアンテナを接続します。 4. バッテリーを取り付けます。 5. 底部カバーを取り付けます。 6. ラベルドアを取り付けます。 7. 「コンピューター内部の作業の後に」の手順に従います。 8.
10 WWAN(ワイヤレスワイドエリアネットワー ク)カードの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 3. 底部カバーを取り外します。 4. バッテリーを取り外します。 5. WWAN カードに接続されているアンテナを外します。 6. WWAN カードを固定しているネジを外します。 7.
WWAN(ワイヤレスワイドエリアネットワーク)カードの取 り付け 1. WWAN(ワイヤレスワイドエリアネットワーク)カードをスロットに差し込みます。 2. WWAN カードを所定の位置に固定するネジを締めます。 3. WWAN カードのカラーコードに従ってアンテナを接続します。 4. バッテリーを取り付けます。 5. 底部カバーを取り付けます。 6. ラベルドアを取り付けます。 7.
11 内蔵ストレージデバイス(ソリッドステート ドライブ)の取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 3. 底部カバーを取り外します。 4. バッテリーケーブルを外します。 5. ソリッドステートドライブをコンピューターに固定しているネジを外します。 6. ソリッドステートドライブを斜めに持ち上げて、コンピューターから取り外します。 内蔵ストレージデバイス(ソリッドステートドライブ)の取 り付け 1. 内蔵ストレージデバイス(ソリッドステートドライブ)をスロットに差し込みます。 2. 内蔵ストレージデバイスの接続を固定するネジを締めます。 3. バッテリーケーブルを接続します。 4. 底部カバーを取り付けます。 5. ラベルドアを取り付けます。 6.
コイン型バッテリーの取り外し 12 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 3. 底部カバーを取り外します。 4. バッテリーを取り外します。 5. 内蔵ストレージデバイスを取り外します。 6. コイン型バッテリーケーブルを外します。 7. コイン型バッテリーケーブルを取り出し、コイン型バッテリーをコンピューターから取り外します。 コイン型バッテリーの取り付け 1. コイン型バッテリーをコンパートメントに置き、コイン型バッテリーケーブルを配線します。 2. 内蔵ストレージデバイスの接続を固定するネジを締めます。 3. 内蔵ストレージデバイスを取り付けます。 4. バッテリーを取り付けます。 5. 底部カバーを取り付けます。 6. ラベルドアを取り付けます。 7.
スピーカーの取り外し 13 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. ラベルドアを取り外します。 3. 底部カバーを取り外します。 4. バッテリーを取り外します。 5. スピーカーをコンピューターに固定しているネジを外します。 6. スピーカーケーブルを外します。 7.
スピーカーの取り付け 1. スピーカーケーブルをシステム基板に接続します。 2. スピーカーを固定するネジを締めます。 3. バッテリーを取り付けます。 4. 底部カバーを取り付けます。 5. ラベルドアを取り付けます。 6.
ミドルフレームアセンブリの取り外し 14 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. デジタイザーペンを取り外します。 3. ラベルドアを取り外します。 4. 底部カバーを取り外します。 5. バッテリーを取り外します。 6. ミドルフレームアセンブリをコンピューターに固定しているネジを外します。 7. ディスプレイアセンブリにアンテナを固定しているテープをはがします。 8. ディスプレイケーブルを外します。 9.
ミドルフレームアセンブリの取り付け 1. ミドルフレームアセンブリをコンピューターに装着します。 2. 完全に固定されるまで、ミドルフレームアセンブリの端を固定クリップに押し込みます。 3. ディスプレイケーブルを接続します。 4. ディスプレイアセンブリにアンテナを固定するテープを貼ります。 5. ミドルフレームアセンブリをコンピューターに固定するネジを締めます。 6. バッテリーを取り付けます。 7. 底部カバーを取り付けます。 8. ラベルドアを取り付けます。 9.
カメラの取り外し 15 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. デジタイザーペンを取り外します。 3. ラベルドアを取り外します。 4. 底部カバーを取り外します。 5. バッテリーを取り外します。 6. ミドルフレームアセンブリを取り外します。 7. カメラケーブルをシステム基板から外します。 8. カメラケーブルをシステム基板に固定している接着用テープからはがします。 9. ミドルフレームアセンブリを裏返して、カメラ LED ケーブルを外します。 10.
11. カメラボードを持ち上げて、コンピューターから取り外します。 12. カメラボードからカメラケーブルを外します。 カメラの取り付け 1. カメラケーブルをカメラボードに接続します。 2. カメラをディスプレイアセンブリの上端部に置きます。 3. カメラを所定の位置に固定するネジを締めます。 4. ミドルフレームアセンブリを裏返して、カメラ LED ケーブルを接続します。 5. カメラケーブルをシステム基板に固定する接着用テープを貼り付けます。 6. カメラケーブルをシステム基板に接続します。 7. ミドルフレームアセンブリを取り付けます。 8. バッテリーを取り付けます。 9. 底部カバーを取り付けます。 10. ラベルドアを取り付けます。 11.
16 入力/出力(I/O)ボードの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. デジタイザーペンを取り外します。 3. ラベルドアを取り外します。 4. 底部カバーを取り外します。 5. バッテリーを取り外します。 6. ミドルフレームアセンブリを取り外します。 7. I/O ボードケーブルをシステム基板から外します。 8. I/O ボードをコンピューターに固定しているネジを外します。 9.
入力/出力(I/O)ボードの取り付け 1. I/O ボードをディスプレイアセンブリの上端部に置きます。 2. I/O ボードをコンピューターに固定するネジを締めます。 3. I/O ボードケーブルをシステム基板に接続します。 4. ミドルフレームアセンブリを取り付けます。 5. バッテリーを取り付けます。 6. 底部カバーを取り付けます。 7. ラベルドアを取り付けます。 8.
ドッキングボードの取り外し 17 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. デジタイザーペンを取り外します。 3. ラベルドアを取り外します。 4. 底部カバーを取り外します。 5. バッテリーを取り外します。 6. ミドルフレームアセンブリを取り外します。 7. ドッキングボードケーブルをシステム基板から外します。 8. ミドルフレームアセンブリを裏返します。ドッキングボードを持ち上げて、コンピューターから取り外 します。 9.
10. 固定クリップを持ち上げて、ドッキングボードからドッキングボードケーブルを外します。 ドッキングボードの取り付け 1. ドッキングボードにドッキングボードケーブルを接続し、固定クリップを押し下げます。 2. ドッキングケーブルが上向きで接続されており、「DB」のラベルと矢印がシステム基板コネクターから 外側の方向を指していることを確認します。方向を間違えると、ドッキングボードが誤動作する原因と なる可能性があります。 3. ドッキングボードにケーブルコネクターを固定する黒色のテープを貼り付けます。 4. ミドルフレームアセンブリを裏返して、ドッキングボードケーブルをシステム基板に接続します。 5. ミドルフレームアセンブリを取り付けます。 6. バッテリーを取り付けます。 7. 底部カバーを取り付けます。 8. ラベルドアを取り付けます。 9. デジタイザーペンを取り付けます。 10.
システム基板の取り外し 18 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. デジタイザーペンを取り外します。 3. SD メモリカードを取り外します。 4. ラベルドアを取り外します。 5. 電話 SIM を取り外します。 6. 底部カバーを取り外します。 7. バッテリーを取り外します。 8. WLAN カードを取り外します。 9. WWAN カードを取り外します。 10. 内蔵ストレージデバイスを取り外します。 11. ミドルフレームアセンブリを取り外します。 12. 固定クリップを持ち上げて、電源ボタンボードケーブル(1)と I/O ボードケーブル(2)を外します。 13. ミドルフレームアセンブリを裏返して、システム基板からカメラケーブル(1)、ドッキングボードケー ブル(2)、スピーカーケーブル(3)、コイン型バッテリーケーブル(4)を外します。 14.
15. システム基板を持ち上げて、コンピューターから取り外します。 システム基板の取り付け 1. システム基板をミドルフレームアセンブリに固定するネジを締めます。 2. ミドルフレームアセンブリを裏返して、システム基板にカメラケーブル、ドッキングボードケーブル、 スピーカーケーブル、コイン型バッテリーケーブルを接続します。 3. 電源ボタンボードケーブルと I/O ボードケーブルを接続して、これらの固定クリップを押し下げます。 4. ミドルフレームアセンブリを取り付けます。 5. 内蔵ストレージデバイスを取り付けます。 6. WWAN カードを取り付けます。 7. WLAN カードを取り付けます。 8. バッテリーを取り付けます。 9. 底部カバーを取り付けます。 10. 電話 SIM カードを取り付けます。 11. ラベルドアを取り付けます。 12. SD メモリカードを取り付けます。 13. デジタイザーペンを取り付けます。 14.
19 LVDS(低電圧差動信号)ケーブルの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. デジタイザーペンを取り外します。 3. ラベルドアを取り外します。 4. 底部カバーを取り外します。 5. バッテリーを取り外します。 6. ミドルフレームアセンブリを取り外します。 7. ディスプレイケーブルを固定しているテープをはがします。 8.
LVDS(低電圧差動信号)ケーブルの取り付け 1. ディスプレイケーブルをディスプレイパネルアセンブリに接続します。 2. ディスプレイケーブルを固定するテープを貼ります。 3. ミドルフレームアセンブリを取り付けます。 4. バッテリーを取り付けます。 5. 底部カバーを取り付けます。 6. ラベルドアを取り付けます。 7. デジタイザーペンを取り付けます。 8.
セットアップユーティリティ 20 セットアップユーティリティの概要 セットアップユーティリティでは次のことが可能です。 • コンピューターのハードウェアを追加、変更、または取り外した後でのシステム設定情報の変更。 • ユーザーパスワードなどユーザー選択が可能なオプションの設定または変更。 • 現在のメモリ容量の確認、または取り付けられたハードドライブの種類の設定。 • バッテリー状態の確認。 セットアップユーティリティを使用する前に、セットアップユーティリティの画面情報を後で参照できるよ うにメモしておくことをお勧めします。 注意: コンピューターの専門家でない限り、このプログラムの設定は変更しないでください。変更内容に よっては、コンピューターが正しく動作しなくなる場合があります。 セットアップユーティリティの起動 メモ: セットアップユーティリティを起動する前に、コンピューターの左側にある USB ポートに USB キ ーボードを接続してください。コンピューターがドッキングされている場合、USB ポートはドッキング ステーションの背面にあります。 1.
ンフィール ド) 定を変更するには < Enter > キーを押し、Options List(オプションリスト)に戻るには < ESC > キーを押します。 メモ: Options Field(オプションフィールド)に表示されている設定には、変更できないも のもあります。 Help(ヘル プ) セットアップユーティリティウィンドウの右側に表示されます。Options List(オプションリ スト)で選択したオプションに関するヘルプ情報を表示します。 セットアップユーティリティの画面内を移動するには次のキーを使用します。 キーストローク 動作 < F2 > セットアップユーティリティ内で選択したアイテムに関する情報を表示しま す。 < Esc > 現在のビューを終了するか、またはセットアップユーティリティの Exit(終了) ページに移動します。 < 上矢印 > または < 下矢印 > 表示するアイテムを選択します。 < 左矢印 > または < 右矢印 > 表示するメニューを選択します。 – または + 既存のアイテムの値を変更します。 < Enter > サブメニューを選択す
オプション 機能 BIOS Version(BIOS バージョン) BIOS のリビジョンが表示されます。 Service Tag(サービスタグ) お使いのコンピュータのサービスタグが表示されま す。 Asset Tag お使いのコンピュータの Asset Tag が表示されます。 CPU Type(CPU タイプ) プロセッサのタイプが表示されます。 CPU Speed(CPU スピード) プロセッサーの速度を表示します。 CPU ID プロセッサ ID が表示されます。 CPU Cache(CPU キャッシュ) プロセッサーのキャッシュサイズについての情報を 表示します。 L1 Cache size(L1 キャッシ プロセッサの L1 キャッシ ュサイズが表示されま ュサイズ) す。 L2 Cache Size(L2 キャッシ プロセッサの L2 キャッシュサイズが表示されます。 ュサイズ) Fixed HDD(固定 HDD) ハードドライブのモデル番号と容量が表示されま す。 システムメモリ コンピューターに内蔵されているメモリを表示しま す。 Extended
オプション 機能 Adapter Warnings(アダプター警 告) アダプター警告を有効または無効 にします。 Charger Behavior(充電器動作) AC 電源に接続したときに、コンピ デフォルト:Disabled(無効) ューターのバッテリーを充電する かどうかを指定します。 Express Charge(高速充電) Dell の高速充電テクノロジーです。 デフォルト:Enabled(有効) Battery Health(バッテリー状態) 現在のバッテリー状態を表示しま す。 デフォルト:Enabled(有効) Miscellaneous Devices(各種デバイ このフィールドでは、ボード上の 各ドライブを有効または無効にし ス) ます。 セキュリティ Security(セキュリティ)タブにはセキュリティの状態が表示され、コンピュータのセキュリティ機能を管理 することができます。 表 6.
トラブルシューティング 21 ePSA(強化された起動前システムアセスメント) ePSA はコンピューター付属の診断ユーティリティです。このユーティリティには、コンピューターのハード ウェア用のテストがいくつか含まれています。コンピューターにメディア(ハードドライブ、CD ドライブな ど)がまったくない場合でも、これらのテストを実行することができます。あるコンポーネントが ePSA テ ストに失敗した場合、システムはエラーコードを表示し、ビープコードを生成します。 機能 • グラフィカルユーザーインタフェース • 自動デフォルト動作 - すべてのデバイスでテストを実行、ユーザーは中断させることおよびデバイス を選択することが可能 • 全 OS 環境での起動に備えたマスター起動レコードの確認 • ノートブックパネルのテスト • ビデオメモリのテスト • バッテリーのテスト • 充電器のテスト • ファンのテスト • イベントログのスキャン • マルチプロセッサーキャッシュのテスト • 設定 - ケーブル接続、Bluetooth、WLAN、および WWAN デバイスのインストール状態の表示 • システム状態
2. コンピューターは始動し、ePSA ユーティリティを自動的に実行し始めます。 3. テストプロセスの間、ある質問に対して YES か NO で回答するように指示があります。YES を回答するに は音量上げボタンを、NO を回答するには音量下げボタンを押します。 4. テストが終了したら、セキュリティ(Ctrl-Alt-Del)ボタンを押し、OK をクリックします。 5.
ビープコード ディスプレイがエラーや問題点を表示できない場合、コンピューターは起動中に連続したビープ音を発する ことがあります。ビープコードと呼ばれる連続したビープ音により、さまざまな問題を特定することができ ます。各ビープ音間のディレイは 300 ms、ビープ音の各セット間のディレイは 3 秒であり、ビープ音は 300 ms 続きます。各ビープ音とビープ音の各セットの後、BIOS が電源ボタンが押されたかどうかを検出します。 BIOS はループからジャンプして、通常のシャットダウンプロセスとシステムの電源投入を実行します。 コード 原因とトラブルシューティングの手順 1 BIOS ROM チェックサムが実行中、またはエラー発生 システム基板の障害です。BIOS の破損または ROM エラーを修復します 2 RAM が検出されない メモリが検出されませんでした 3 チップセットエラー(North と South Bridge チップセット、DMA/IMR、タイマーエラー)、時刻クロ ックテストの失敗、Gate A20 の障害、Super I/O チップの障害、キーボードコントローラーテストの 失敗
コード 原因とトラブルシューティングの手順 システム基板の障害です。BIOS の破損または ROM エラーを修復します 2 メモリ メモリ/RAM が検出されませんでした 3 チップセットエラー(North と South Bridge チップセット、DMA/IMR、タイマーエラー)、時刻クロ ックテストの失敗、Gate A20 の障害、Super I/O チップの障害、キーボードコントローラーテストの 失敗 システム基板の障害です 4 RAM 読み取り/書き込み障害 メモリの障害です 5 リアルタイムクロックの電源障害 CMOS バッテリーの障害です 6 ビデオ BIOS テストの失敗 ビデオカードの障害です 7 CPU キャッシュテストの失敗 プロセッサーの障害です 8 ディスプレイ ディスプレイの障害です N-trig デジタイザーのトラブルシューティング デジタイザーの設定を調整するには、N-trig Tablet Settings(N-trig タブレット設定)アプレットを使用します。 N-trig ドライバーが読み込まれると、システムトレイにアイコンが表示されます。 次
トラブルシューティングの手順: 1. N-trig ソフトウェアバンドルがインストールされていることを確認します。 コントロールパネル → Ntrig DuoSense Digitizer Settings(N-trig Duo Sense デジタイザー設定)の順に開きます。バンドルがインス トールされていない場合、オペレーティングシステムに適切なバンドルをインストールします。 2.
22 技術仕様 メモ: 提供される内容は地域によって異なります。次の仕様には、コンピューターの出荷に際し、法によ り提示が定められている項目のみを記載しています。お使いのコンピューターの設定については、スタ ート → ヘルプとサポート をクリックして、お使いのコンピューターに関する情報を表示するオプショ ンを選択してください。 システム情報 チップセット Intel SM35 Express チップセット DRAM バス幅 32 ビット フラッシュ EPROM SPI 16M ビット プロセッサー タイプ Intel Atom Z670 外付けバスの周波数 800 MHz メモリ メモリ容量 2 GB メモリのタイプ 800 MHz DDR2 オーディオ タイプ ベーシックオーディオグレード コントローラー IDT 92HD87 ステレオ変換 24 ビット(デジタル変換、アナログ変換) インタフェース: 内蔵 ハイデフィニッションオーディオ 外付け マイク入力/ステレオヘッドフォン/外付けスピーカーコ ネクター スピーカー (1) 内蔵スピーカーアンプ
ビデオ ビデオコントローラー Intel HD グラフィックス 600 ビデオメモリ 766 MB 通信 ネットワークアダプター ワイヤレス ドッキングステーション経由での RJ-45 コネクター(1) • • • ワイヤレスオン/オフ機能 WWAN および GNSS(全地球的航法衛星システ ム) Wi-Fi ポートおよびコネクター オーディオ マイクコネクター/ステレオヘッドフォン/スピーカーコ ネクター(1) ビデオ 19 ピン HDMI コネクター(1) USB 4 ピン USB 2.0 対応コネクター(1) メモリカードリーダー 3-in-1 メモリカードリーダー(1) ディスプレイ タイプ WXGA IPS LED サイズ 10.1 インチハイデフィニッション(HD) 寸法: 高さ 135.60 mm 幅 216.96 mm 対角線 255.85 mm 有効領域(X/Y) 216.96 mm / 135.
バッテリー 長さ 165.50 mm 高さ 5.90 mm 幅 114.10 mm 重量 200.00 g 電圧 7.4 VDC 温度範囲 動作時 0°C ~ 60°C 非動作時 –20°C ~ 60°C コイン型バッテリー 3 V CR2032 リチウムイオン AC アダプター タイプ 30 W 入力電圧 100 VAC ~ 240 VAC 入力電流(最大) 1.0 A 入力周波数 50 Hz ~ 60 Hz 出力電力 30 W 出力電流(30 W) 1.58 A 定格出力電圧 19 +/– 1.
環境 保管時 5 % ~ 95 %(結露しないこと) 高度(最大): 動作時 –15.20 m ~ 3048 m 非動作時 –15.20 m ~ 10,668 m 空気中浮遊汚染物質レベル 64 ISA-71.
デルへのお問い合わせ 23 メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、 請求書、またはデルの製品カタログで連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポート やサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもござい ます。デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせい ただけます。 1. support.dell.com にアクセスします。 2. サポートカテゴリを選択します。 3. 米国在住以外のお客様は、support.dell.com ページ下の国コードを選択してください。All を選択するとす べての選択肢が表示されます。 必要なサービスまたはサポートのリンクを選択します。 4.