Dell EqualLogic PS4210 ストレージアレイ インストールおよびセットアップガイド
メモ、注意、警告 メモ: メモマークは、ハードウェアまたはソフトウェアを使いやすくするための重要な情報を説明して います。 注意: 注意マークは、手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性がある ことを示しています。 警告: 警告マークは、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc.
目次 前書き..........................................................................................................................5 対象読者................................................................................................................................................. 5 関連マニュアル...................................................................................................................................... 5 Dell オンラインサービス........................................................................
リモートセットアップウィザードを使用したソフトウェアの設定..............................................26 メンバー RAID ポリシーの設定........................................................................................................... 26 CLI を使用した RAID ポリシーの設定........................................................................................... 27 Group Manager GUI を使用した RAID ポリシーの設定............................................................... 27 5 ストレージの割り当て.........................................................................
前書き 前書き Dell™ EqualLogic® PS Series アレイは、容量、パフォーマンス、およびネットワークのロードバランシング を自動化することによってリソースを最適化します。さらに、PS Series は全機能を統合したアレイ管理ソフ トウェアおよびファームウェアアップデートも提供します。Dell EqualLogic FS Series アプライアンスは、 PS Series アレイと組み合わせることによって、高パフォーマンス、高可用性、かつ拡張可能な NAS ソリュ ーションを提供します。 対象読者 本書の情報は、ハードウェア管理者を対象としています。管理者にネットワークまたはストレージシステム における豊富な経験は必要ありませんが、以下について理解しておくことが推奨されます。 • 基本的なネットワークの概念 • 現在のネットワーク環境 • ユーザーのディスクストレージ要件 • RAID 設定 • ディスクストレージ管理 メモ: 本書では、一般的なネットワーク構成での PS アレイの使用例を用いていますが、ネットワーク のセットアップに関する詳細な説明は本書の範囲外
テクニカルサポートとカスタマーサービス Dell のサポートサービスは、PS Series SAN アレイに関するご質問にお答えします。エクスプレスサービスコ ードをお持ちの場合は、お問い合わせの際にご用意してください。このコードは、Dell の自動サポート電話 システムがより効率的にお電話を転送するために役立ちます。 デルへのお問い合わせ デルでは、オンラインおよび電話ベースのサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。サ ポートとサービスは国および製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけな い場合があります。 お電話での Dell EqualLogic テクニカルサポートへのお問い合わせは、800-945-3355(米国にお住まいの場 合)にお電話いただけます。Dell EqualLogic の国際サポート番号のリストについては、dell.
1 アレイ取り付け手順について お使いのアレイをセットアップし、iSCSI SAN アレイの使用を開始するには、次の手順に従います。 1. アレイをラックに取り付けます。アレイのラックマウントを参照してください。 2. アレイを電源およびネットワークに接続します。電源ケーブルの接続と固定およびネットワークへの アレイの接続を参照してください。 3. PS Series ソフトウェアを設定します。まず最初に、アレイを初期化してネットワーク上でアクセスでき るようにします。次に、そのアレイを最初のグループメンバーとするグループを作成するか、既存グル ープに追加します。グループを拡張すると、容量およびパフォーマンスも自動的に増加します。設定方 法の選択を参照してください。 4.
2 アレイのラックマウント 正しい動作のため、PS Series ストレージアレイはラックに正しく取り付けられていることが必要です。この 項では、PS Series アレイについての一般的な静電気、安全性、ネットワーク、および取り付け情報について 説明します。 アレイをラックに取り付けたら、第 3 章に説明されているとおりに電源ケーブルとネットワークケーブルを 接続します。 作業を開始する前に アレイを取り付ける前に、次の作業を行ってください。 • Dell™ EqualLogic® Customer Support Account に登録します。カスタマーサービスサポートアカウン トをお持ちでない方は、eqlsupport.dell.
• ラックの前面から背面までの最小奥行きが 100 cm(40 インチ)である。 • ReadyRails™ II レールキットの場合、前面の表面と背面のラックポスト(マウント面)間の距離が、四角 穴のラックでは 595~914 mm(23.4~36.0 インチ)、丸穴ラックでは 581~907 mm(22.9~35.7 イン チ)、ネジ穴ラックでは 595~929 mm(23.4~36.6 インチ)の範囲である。 • ラックをさらに安定させるため、床に固定されている。 • アレイはラックの下から順に設置する。 • ラックドアとアレイの前面の間は、アレイの前面ベゼルに対応するため、少なくとも 4.1 cm(1.6 イン チ)の隙間を空ける。 • ラック(アレイが取り付けられている状態)が ulstandardsinfonet.ul.com/scopes/scopes.asp? fn=60950-1.
図 1. 静電気防止用リストバンドの使い方 2. バンドを手首にしっかりと巻きつけます。 3. バンドを接地に接続します。バナナコネクタを適合するアース付きコンセントに差し込むか、適合する ワニ口クリップに取り付けて、そのクリップを接地されたデバイスに取り付けます。適切な接地には、 ESD マット、または接地された装置の金属フレームなどがあります。 配送ボックスの内容と必要なハードウェア 配送ボックスに、表 1 で説明されている内容がすべて揃っていることを確認します。設置場所の環境に固有、 または配送ボックスに含まれていないハードウェアについては、ご自分でご用意いただく必要があります。 表 2 を参照してください。 表 1. 配送ボックスの内容 コンポーネント 説明 PS Series アレイ PS4210 Series ストレージアレイには次が含まれています。 • • • 2 台のタイプ 19 コントロールモジュール 2 台の電源装置および冷却モジュール 最高 24 台の 2.5 インチ 10K、または 12 台の 3.5 インチ 7.
コンポーネント 説明 • 『Installation and Setup Guide』(インストールおよびセットアップガイド) (本マニュアル) • 『License, Regulatory, and Warranty Information』 (ライセンス、法規制、お よび保証情報) (安全、環境、および • 『Safety, Environmental, and Regulatory Information』 認可機関に関する情報)の冊子 表 2.
ラック内でのマウントレールの設置位置の決定 シャーシのために十分なスペースがラック内にあることを確認してください。標準ラックでは、2U シャーシ は穴 6 個分のスペースを使用します。 ラックへのレールとアレイの取り付け レールキットに同梱の安全上の注意事項およびラックへの取り付け手順に従って、ラックにレールを取り付 けます。 密閉型またはマルチユニットラックアセンブリに取り付ける場合、ラック環境の動作温度が室内の温度を超 える場合があります。そのため、アレイはメーカーによって指定された最高温度に適合する環境内に取り付 けるようにしてください。詳細については、仕様を参照してください。 ラックへのアレイの挿入 図 2 に示すように、アレイをラック内に挿入します。 図 2. アレイのラックへの取り付け 図 3 は、3.5 インチドライブアレイの前面を示しています。 図 3. 3.
図 4 は、2.5 インチドライブアレイの前面を示しています。 図 4. 2.5 インチドライブアレイ - 前面図(ベゼルなし) 誰かの手を借りて、アレイを水平に保ちながら持ち上げ、アレイがしっかりと収まるまで取り付けレールに アレイを挿入します。 マウントレールへのアレイの取り付け アレイ前部にあるシャーシの固定ファスナーがマウントレール前部のネジ穴と揃っていることを確認した上 で、固定ファスナーをレールに手動で固定します。 メモ: 蝶ネジをきつく締めすぎないようにしてください。 ベゼルの取り付け ベゼルの取り付け手順は、すべてのアレイモデルで共通です。 1. ベゼルの右端をシャーシの右側に掛けます。 2. ベゼルの左端をシャーシの左側にむけて回します。 3. ベゼルを所定の場所にリリースラッチが閉じるまで押し入れます。 4. 同梱のキーを使用してベゼルをロックし、安全な場所にキーを保管します(図 5 を参照)。 図 5.
3 アレイケーブルの接続 アレイをラックに取り付けた後は、ネットワークケーブルと電源ケーブル(オプションでシリアルケーブル) を接続する必要があります。 まず最初に、最小および推奨ケーブル構成に記載されているネットワークの推奨事項を確認してください。 次のリストでは、アレイを電源およびネットワークに接続するための一般的な手順を説明しています。 1. 電源ケーブルを接続します。この時点ではアレイの電源を入れないでください。電源ケーブルの接続 と固定を参照してください。 2. アレイをネットワークに接続します。ネットワークへのアレイの接続を参照してください。 3.
推奨 説明 用には 10GBASE-T インタフェース搭載のスイッチが必要となり、SFP+ ポート の使用には SFP+ スイッチが必要です。 異なるネットワークスイ ッチへの複数のネットワ ーク接続 拡張帯域幅および可用性を向上させるには、各コントロールモジュールを異な る 2 つのスイッチに接続します。これらのスイッチは、インタースイッチリン クを使用して、またはスタッキング機能によって接続されている必要がありま す。これらのリンクには、iSCSI トラフィックを処理するために十分な帯域幅が 『EqualLogic 必要です。インタースイッチリンクの推奨サイズについては、 Configuration Guide』(EqualLogic 設定ガイド)を参照してください。デルで は、スパニングツリーの影響を削減するため、ビジネス高可用性の必要性に応 じて高帯域幅ポートリンクアグリゲーション、または VLT、vPC、MLAG などの マルチパスプロトコルをお勧めします。ネットワークインタフェースの接続 後、Group Manager GUI または CLI を使用して、IP アドレス、ネットマスク、 およ
推奨 説明 VLAN DCB(データセンターブリッジング)を使用するには、 他のネットワークトラ フィックから iSCSI SAN トラフィックを分離するために VLAN を使用するよう にスイッチを設定します。 DCB VLAN を有効にしておく必要があります。DCB の詳細については、『Dell EqualLogic Group Manager Administrator's Manual』(Dell EqualLogic Group Manager 管理者マニュアル)および『Dell EqualLogic Group Manager CLI Reference Guide』(Dell EqualLogic Group Manager CLI リファレンスガイド) を参照してください。 最小および推奨ケーブル構成 デュアルコントロールモジュールアレイの推奨構成は、両方のコントロールモジュールのイーサネット 0 に ネットワークケーブルを接続し、各コントロールモジュールをネットワークスイッチに接続する構成です。 パフォーナンスおよび可用性を向上させるには、接続を複数のネットワークスイッチに分散し
図 6. 推奨ネットワーク構成 電源ケーブルの接続と固定 アレイに同梱されている電源ケーブルを取り出します。アレイに電源ケーブルが同梱されていなかった場合 は、電源ケーブルについて PS Series サポートプロバイダまたは再販業者にお問い合わせください。 1. 電源ケーブルを接続する前に、電源スイッチがオフ(O)の位置になっていることを確認してください。 2. 電源ケーブルの接続と固定で説明されているとおりに電源ケーブルを電源に接続します。 3. 電源ケーブルをシステムに固定します。 a. 付属のマジックテープストラップ使用して、システムの電源コンセントの横にあるブラケットに電源 ケーブルをしっかりと固定します。 b. ストラップがブラケットの固定金具にきっちりと取り付けられいることを確認します(たるみがあれ ば、付け直します)。 c. 電源ケーブルをストラップに対して斜めに合わせ、ストラップをしっかりと巻きつけてケーブルを電 源ケーブルコネクタの肩部に固定します。 4.
• 各 UPS(同梱されていません)は、別々の回路に接続され、正しいタイプの電圧を十分な時間提供 できる必要があります。 • または、1 台の電源装置冷却モジュールを UPS システムに接続し、もう 1 台を異なる電源に接続し ます。 注意: アレイの電源はまだ入れないでください。 図 7.
メモ: 一台の電源装置(どちらでもかまいません)に先に電源投入、または両方の電源装置に同時に電 源投入することもできます。 1. 電源プラグの下にある電源スイッチを確認します。図 8 を参照してください。 2. 電源スイッチをオン位置に押します。電源インジケータが点灯します。 バッテリの充電が始まり、一部のハードウェアコンポーネントが同期を開始します。LED は、これらの正常 なアクティビティを示します。各コントローラに取り付けられているバッテリバックアップユニットは、部 分的に静電気放電された状態で出荷されています。 システムに初めて電源を投入したときは、バッテリが完全に充電されるまで、最大 30 分の起動遅延が発生 することがあります。 LED の位置を以下の図に示します。表 4 は LED の説明です。 図 8. AC 電源装置スイッチと LED 表 4.
アレイに同梱のシリアルケーブルは、両端がメス DB9 コネクタの標準ヌルモデムケーブルです。一部のター ミナルサーバーモデルに対するアレイの接続には、アダプタケーブル(DB9 コネクタ 1 つと RJ45 コネクタ 1 つ)の作成または購入が必要となる場合があります。シリアルケーブルのピンアウト情報を参照してくだ さい。 このケーブルをアクティブコントロールモジュールのシリアルポート、およびコンソールターミナルまたは ターミナルエミュレータを実行するコンピュータに接続します。アクティブコントロールモジュールには 2 つの緑色の LED があり、セカンダリコントロールモジュールには、緑色の LED が 1 つと橙色の LED が 1 つ あります。 図 9(正確な縮尺ではありません)を参照してください。 シリアル接続に必要な特性は次のとおりです。 • 9,600 ボー • 1 ストップビット • パリティなし • 8 データビット • フロー制御なし メモ: シリアルケーブルは保管しておいてください。シリアルケーブルは、ネットワークアクセスが ない場合のグループ、または特定のアレイの管理に必要
図 10. シリアルケーブル DB9 コネクタ - ピンの位置 表 5.
4 ソフトウェア設定 アレイハードウェアの取り付けが完了したら、アレイを初期化して、そのアレイを最初のグループメンバー とする PS Series グループを作成することができます。または、アレイを既存グループに追加することもでき ます。グループを拡大すると、容量とパフォーマンスもユーザーに影響を与えることなく自動的に拡大され ます。 ソフトウェアの設定が完了したら、ストレージを割り当てて、iSCSI SAN アレイの使用を開始することがで きます。ストレージの割り当てを参照してください。 設定方法の選択 ソフトウェアの設定には 2 つの方法があります。どちらかひとつを選択してください。 • Windows または Linux 用のリモートセットアップウィザードを使用します。リモートセットアップウィ ザードの使用方法については、『Dell EqualLogic Host Integration Tools for Microsoft Installation and User’s Guide』(Dell EqualLogic Host Integration Tools for Microsoft インス
プロンプト 説明 IP アドレス アレイネットワークインタフェースのネットワークアドレス。 メモ: 各メンバーには、グループ IP アドレスと同じサブネット上にネット ワークインタフェースが少なくとも 1 つ必要です。 ネットマスク デフォルトゲートウェイ (オプション) アレイネットワークインタフェースがあるサブネットを識別するために IP アド レスと組み合わされるアドレス(デフォルトは 255.255.255.
プロンプト 説明 Microsoft サービスユー ザー名とパスワード(オ プション) グループへの VSS(Volume Shadow Copy Service)または VDS(Virtual Disk Service)などの Microsoft サービスアクセスを可能にするために使用される CHAP ユーザー名およびパスワード。ユーザー名は 3~63 文字の英数字、パス ワードは 12~16 文字の英数字である必要があり、大文字と小文字が区別されま す。グループ内での VSS スナップショットの作成、または VDS の使用には、コ ンピュータで実行されている Microsoft サービスに対してグループへのアクセ スを許可する必要があります。 リモートセットアップウィザードを使用してグループを作成する場合にのみ該 当します。 ソフトウェア設定の開始 setup ユーティリティ、またはリモートセットアップウィザードを使用してアレイを初期化し、そのアレイ を最初のグループメンバーとしてグループを作成するか、既存グループにアレイを追加します。 ソフトウェアの設定が完了すると、アレイがグループのメンバーと
192.17.2.41 Netmask [255.255.255.0]: Default gateway [192.17.2.1]: Enter the name and IP address of the group that the array will join. Group name []: group1 Group IP address []: 192.17.2.20 Searching to see if the group exists. This may take a few minutes. The group does not exist or currently cannot be reached. Make sure you have entered the correct group IP address and group name. Do you want to create a new group (yes | no) [yes]? yes Group Configuration Group Name: group1 Group IP address: 192.17.2.
RAID ポリシーは、RAID レベルおよびスペアディスク設定で構成されます。RAID ポリシーを選択すると、メ ンバーのディスクは、選択した RIAD レベルと適切なスペアディスク数で自動的に設定されます。 リモートセットアップウィザードを使用してグループを作成した場合は、ソフトウェア設定時の RAID ポリ シーの選択に従って最初のメンバーの RAID ポリシーが自動的に設定されており、ストレージは使用可能で す。ストレージの割り当てを参照してください。 グループの作成や拡張に setup ユーティリティを使用した場合、またはリモートセットアップウィザードを 使用して既存グループにアレイを追加した場合は、グループメンバーに RAID ポリシーを設定する必要があ ります。 Group Manager コマンドラインインタフェース(CLI)またはグラフィカルユーザーインタフェース(GUI) を使用して、RAID ポリシーを設定します。 CLI を使用した RAID ポリシーの設定 Group Manager CLI を使用して新規グループメンバーの RAID ポリシーを設定するには、次の手順を実行し ます。
5. メンバーの設定 - 一般設定ダイアログボックスで RAID ポリシーを選択します。 6. (オプション)メンバーストレージの初期化が完了するまで待機する を選択します。 7. 次へ をクリックします。 8.
5 ストレージの割り当て グループのストレージをユーザーに割り当てるには、次の手順が必要です。 1. ボリュームの作成。 2. コンピュータからボリュームへの接続。 ストレージを割り当てた後は、グループをカスタマイズして、より高度な機能を使用できます。グループの セットアップ後の作業を参照してください。 ボリュームの作成 グループストレージ容量をユーザーおよびアプリケーションに割り当てるには、Group Manager CLI または GUI を使用します。ボリュームは iSCSI ターゲットとしてネットワークに表示されます。ボリュームを作成 するときは、表 8 で説明されている情報を指定します。 表 8.
ログインプロンプトで、グループの作成時に指定した grpadmin アカウント名およびパスワードを入力 します。 2. Group Manager のコマンドプロンプトで、次のコマンドを使用してボリュームを作成します。 volume create volume_name size [GB] ボリュームの名前とサイズを指定します(デフォルトの測定単位はメガバイトです)。 3.
手順 1:ボリューム設定 フィールド 説明 ショートカットキー Alt+A 名前 (必須)ボリュームを一意に識別する名前。63 文字 以下の ASCII 文字(ピリオド、ハイフン、およびコ ロンを含む)です。 説明 (オプション)ボリュームの目的、またはその他特色 Alt+D についての説明テキスト。最大文字数は 127 文字で す。 Alt+F フォルダでのボリューム の作成 グループにボリュームフォルダがある場合、このチ ェックボックスをチェックし、ドロップダウンリス トからフォルダを選択して、このフォルダ内にボリ ュームを作成します。フォルダは、ボリュームの大 型コレクションをを論理グループに分類するために 役立ちます。ボリュームは、作成後にフォルダに移 動することもできます。 ストレージプール割り当 て グループに複数のストレージプールがある場合、ボ なし リュームを作成するストレージプールを選択しま す。プールの名前の横にあるラジオボタンをクリッ クしてプールを選択します。特に指定のない場合 は、デフォルトのストレージプールが使用されます。 手順 2: 容量 フィールド 説明
フィールド 説明 ショートカットキー 報告されたボリュームサ イズ ボリューム上の容量割り当ての図解。シンプロビジ ョニングが有効化されると、この図は、それぞれ紫 色、黄色、赤色の 3 つのスライディングポインタを 装備した容量割り当てツールになります。これらの ポインタをクリックおよびドラッグして、前後にス ライドさせます。 スペースバーを押すと、 マーカー値の調整 ダイア ログボックスが開きま す。 • • • ストレージプール内の推 定変化 紫 = 最小ボリューム予約。ボリューム割り当て られる使用可能容量を、ボリュームサイズの割合 で指定します。 黄 = 使用中警告制限。最小ボリューム予約の指 定割合が消費されると、警告メッセージを生成し ます。たとえば、最小ボリューム予約が 20 GB で、警告制限が 80 % の場合、16 GB が消費され ると(または空き容量が 4 GB 未満になると)、警 告メッセージが生成されます。 赤 = 最大使用中容量。ボリュームに割り当てる ことができる最大容量。この容量はデフォルト で 100 %(ボリュームサイズ全体)ですが、必要 に応じて減らす
表 9. 別のボリュームからアクセスコントロールをコピーする フィールド 説明 ショートカットキー アクセスコントロールの コピー元ボリュームを選 択する 別のボリュームからのアクセスコントロールを適用 するには、マウスまたは上下矢印を使用してボリュ ームを選択します。 Alt+V アクセスコントロール 選択したボリュームに対するアクセスコントロール のプロパティを表示します。この情報は、新しいボ リュームにコピーするボリュームのアクセスコント ロールを選択するために役に立ちます。 なし 表 10.
手順 5:サマリ このページでは、新しいボリュームに適用される設定を確認することができます。設定のいくつかは、先ほ どウィザードで指定した設定であり、その他はソフトウェアでデフォルトとして設定されたものです。 これらの設定を確認してから 終了 をクリックしてボリュームを作成します。 フィールド 説明 一般設定 ボリューム名、ストレージプール割り当て、ボリュームサイズ、セクタサイズ、 および説明を表示します。 スナップショット設定 スナップショット予約容量と、容量警告を発行するタイミングと容量リカバリ の管理方法の現在のデフォルト設定を表示します。 iSCSI アクセス 適用されるアクセスタイプとアクセス制御ルールを含む、ボリュームに対する iSCSI 設定を表示します。 コピー このリンクをクリックして、テキストバージョンのサマリ設定をコピーしてコ ンピューターのクリップボードに貼り付けます。 • 設定を変更するには、必要に応じて 戻る ボタンを使用し、前の場面に戻ります。 • 現在の設定でボリュームを作成するには、終了 ボタンをクリックします。 • ボリュームを作成せずにダイア
• 4. GUI を使用する場合は、左端のパネルで ボリューム を展開し、ボリューム名を選択してから 接続 タ ブをクリックします。 コンピュータで iSCSI イニシエータユーティリティを使用し、iSCSI 検出アドレスとしてグループ IP ア ドレスを指定します。イニシエータが検出プロセスをサポートする場合、コンピュータがアクセスでき る iSCSI ターゲットのリストを返します。 イニシエータが検出をサポートしない場合はターゲット名も指定しますが、場合によっては標準 iSCSI ポート番号(3260)も指定する必要があります。 5.
6 グループのセットアップ後の作業 グループのセットアップ後は、ストレージ環境をより効果的に管理するためにグループをカスタマイズする ことができます。また、製品機能の全セットを使用し始めることもできます。以下のマニュアルおよび追加 製品は、ご購入いただいたアレイに含まれており、いつでも使用することができます。 • 『Hardware Owner's Manual』 (ハードウェアオーナーズマニュアル)には、お使いの PS Series ストレー ジアレイハードウェアの基本的なストレージアレイ情報、メンテナンス情報、およびトラブルシューティ ング情報が含まれています。 • 『Dell EqualLogic Group Manager Administrator's Guide』 (Dell EqualLogic Group Manager 管理者ガイ ド)は、各アレイにインストールされた PS Series ファームウェアの設定および使用についての詳細を提 供します。また、ストレージの概念、およびグループを管理するための Group Manager GUI の使用法に ついての情報も提供します。 • 『Dell
タスク 説明 を使用して IP アドレスおよびネットマスクをインタフェースに割り当ててか ら、それらを有効にすることをお勧めします。 管理アカウントの作成 grpadmin アカウントは、デフォルトの管理アカウントです。デルでは、各管 理者に対して追加アカウントをセットアップし、デフォルトの grpadmin アカ ウントはファームウェアアップグレードなどのメンテナンス作業用に保留して おくことをお勧めします。アカウントは、PS Series グループ、RADIUS を介し て、または LDAP、Active Directory 認証を使用して認証されるように設定でき ます。 イベント通知のセットア ップ 重要イベントの時宜に即した通知を受けるため、E-メールまたは syslog 通知を 設定します。 SNMP の設定 グループからのトラップを監視するには、SNMP を使用することができます。 さらに、手動転送ユーティリティ、およびその他サードパーティ監視ツールを 使用するように SNMP を設定する必要があります。 iSNS の設定 iSCSI ターゲットの検出を自動化するには、iSNS
タスク 説明 異なるグループにまたが るレプリケーションのセ ットアップ レプリカは、異なるグループに保存されたボリュームデータのポイントインタ イムコピーです。 ボリュームまたはスナッ プショットのクローン クローンにより、グループに新しいボリュームが作成されます。 スナップショットまたは レプリカからのデータの 回復 スナップショットまたはレプリカからのデータの回復には、さまざまなオプシ ョンがあります。 グループのセットアップ後の作業 39
7 必要なその他の情報 システムに同梱の安全および認可機関に関する情報を参照してください。保証情報は、この文書に含まれて いる、または別の文書である場合があります。 • ラックソリューションに付属のラックマニュアルでは、システムをラックに取り付ける方法について説明 しています。 • 『PS4210 Hardware Owner's Manual』 (PS4210 ハードウェアオーナーズマニュアル)では、システムの 機能、トラブルシューティングの方法、およびシステムコンポーネントの取り付け方や交換方法について 説明しています。この文書は eqlsupport.dell.com からオンラインで入手できます。 NOM 情報(メキシコのみ) 本項の情報は、メキシコの公式規格(NOM)の要件に準拠して、本書で説明されている装置に関して提供さ れています。 メキシコ向け AC 電源装置 NOM 情報 輸入者 Dell México S.A. de C.V. Paseo de la Reforma 2620 - 11° Piso Col. Lomas Altas 11950 México, D.F.
電源装置 入力周波数 電源装置:50/60 Hz 最大入力電力 990KVA PS4210X、XV(2.5 インチドライブ)、S、XS:990KVA PS4210E(3.5 インチドライブ):1450KVA 最大突入電流 AC PSU 装備の PS4210X および PS4210E:通常のラインコンディションのも と、システムの動作環境全範囲で、突入電流入が 10 ms 以下の間、電源装置ご とに 55A に達する場合があります。 物理的仕様 高さ 2U:8.68 cm(3.41 インチ)8.68 cm(3.41 インチ) 幅 44.63 cm(17.57 インチ) 奥行き PS4210 E(3.5 インチドライブ):57.5 cm(22.6 インチ)PS4210 X、XV(2.5 インチドライブ)54.1 cm(21.3 インチ) 重量(完全装備のアレイ) PS4210X、XV(2.5 インチドライブ)、S、XS:24.1 kg(53 lb)PS4210E(3.5 インチドライブ):44.
環境 保管時衝撃 PS4210X、XV(2.5 インチドライブ):PS4210E(3.5 インチドライブ): • • 動作高度 パルス持続時間 2 ms +/- 10% で正弦半波衝撃 71 G ± 5 % (全 6 面) 速度変化 200 インチ / 秒で矩形波衝撃 22 G(全 6 面) –16~3,048 m(–50~10,000 フィート) メモ: 高度が 2,950 フィートを超えると、動作時の許容最大温度は、550 フ ィートごとに 17.22222 °C(1 °F)ずつ低下します。 保管高度 –16~10,600 m(–50~35,000 フィート) 空気中浮遊汚染物質レベ ル クラス G2 またはそれ以下(ISA-S71.04-1985 の定義による) 音響 • • 必要なその他の情報 アイドルモード:7.3 ベル アクティブモード:7.4 ベル、A 特性音響パワーレベル、LwA-UL(ISO 7779 に応じて測定し、ISO 9296 に応じて公表されたもの) • アイドルモード:7.4 ベル • アクティブモード:7.
索引 記号 CHAP アカウント 設定 38 CLI RAID ポリシーの設定 27 ボリュームの作成 29 GUI RAID ポリシーの設定 27 Host Integration Tools 説明 26 iSNS 設定 38 NTP サーバー 設定 38 PS Series アレイ サブネットアクセスの推奨事項 16 ネットワークの推奨事項 15, 16 ネットワーク要件 15, 16 静電気放電からの保護 10 帯域幅の拡大 16 RAID ポリシー CLI での設定 27 GUI での設定 27 説明 26 RAID レベル 対応 26 setup ユーティリティ ソフトウェアの設定 25 説明 23 要件 23 snmp 設定 38 VLAN の推奨事項 17 アカウント セットアップ後の設定 38 アクセスコントロール CLI でのセットアップ 30 アクセスコントロールレコード 作成 30 アレイ RAID ポリシー 26 ソフトウェア設定 23 ネットワークアドレス 23 ラックへの取り付け 13 取り付け位置の選択 13 初期化 23 イニシエータ(iSCSI) コンピュータ要件 34 ボリ
グループ IP アドレス 24 パフォーマンスの向上 16 推奨事項 15 複数インタフェースの設定 37 要件 15, 16 ネットワーク:推奨事項; 16 ネットワークインタフェース 設定 23 ネットワークケーブル 19 ハードウェア 付属 11 要件 11 バッテリ 充電時間 20 フロー制御の推奨事項 16 ベゼル 取り付け 14 ホスト ジャンボフレームの推奨事項 16 フロー制御の推奨事項 16 ボリューム CLI を使用した作成 29 アクセスコントロール 30 アクセスコントロールレコード 作成 30 コンピュータからのアクセス 34 シンプロビジョニング設定 29 スナップショット容量 29 のターゲット名 34 作成 29 接続先 34 標準の作成 30 報告されたサイズ 29 命名 29 メンバー RAID ポリシー 26 デフォルトゲートウェイ 23 ネットマスク 24 ネットワークアドレス 23 命名 23 ユニキャストストーム制御の推奨事項 16 ラックマウント シャーシの取り付け 13 シャーシの挿入 13 レールの位置の選択 13 要件 9 リモートセットアップウィザード