Dell EMC XC740xd シリーズハイパーコンバージドア プライアンス 取り付けおよびサービスマニュアル 規制モデル: E38S Series 規制タイプ: E38S001
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 12 Rev.
目次 1 概要............................................................................................................................................................... 8 システムの正面図.................................................................................................................................................................8 左のコントロールパネル図...............................................................................................................................................9 右のコントロールパネル図...
システムのセットアップ..........................................................................................................................................................33 iDRAC 設定.......................................................................................................................................................................33 iDRAC の IP アドレスを設定するためのオプション........................................................................................................ 33 iDRAC へのログイン..................
冷却ファンアセンブリの取り外し.................................................................................................................................... 69 冷却ファンアセンブリの取り付け.................................................................................................................................... 70 冷却ファン............................................................................................................................................................................71 冷却ファンの取り外し....................
ネットワークドーターカードの取り付け.......................................................................................................................... 107 ハードドライブバックプレーン...............................................................................................................................................108 ハードドライブバックプレーンコネクタ.............................................................................................................................109 ハードドライブバックプレーンの取り外し........................................
BOSS カードについて........................................................................................................................................................ 134 対応オペレーティングシステム......................................................................................................................................134 対応 XC Series システム........................................................................................................................................... 134 BOSS カードの機能...................
1 概要 Dell EMC XC740xd シリーズハイパーコンバージドシステムは、以下をサポートする 2U ラックシステムです。 • インテル Xeon スケーラブルプロセッサファミリの最大 2 基のプロセッサ • 最大 1,536 GB のメモリをサポートする DIMM スロット 24 個 • 最大 2 台の AC または DC 電源装置ユニット • 最大 24 台の SAS、SATA、Nearline SAS ハードドライブまたは SSD、および最大 12 台の NVMe ドライブ。サポートされているドライブの詳細につ いては、サポートマトリックス(Dell.com/XCSeriesmanuals)を参照してください。 トピック: • システムの正面図 • システムの背面図 • ハードドライブインジケータコード • LCD パネル • お使いのシステムのサービスタグの位置 システムの正面図 この図では、システムの前面で利用可能な機能を確認できます。 図 1. 3.
図 2. 2.5 インチハードドライブ 24 台搭載システムの正面図 表 1. システムの前面で利用可能な機能 アイテム パネルとスロット アイコン 説明 1 左のコントロールパネル 該当なし ステータス LED インジケータ、システム正常性およびシステム ID インジケータ が搭載されています。 2 ハードドライブ 該当なし システムでサポートされているドライブを取り付けることができます。ドライブの 詳細については、サポートマトリックス(Dell.com/XCSeriesmanuals)を参 照してください。 3 右のコントロールパネル 該当なし 電源ボタン、VGA ポート、iDRAC ダイレクトのマイクロ USB ポート、および 2 つの USB 2.
表 2.
アイコン 説明 状態 対応処置 と、このインジケータが橙色に点灯しま す。 メモリインジケータ メモリエラーが発生すると、このインジケー タが橙色に点灯します。 障害が発生したメモリの位置については、システムイベントログ またはシステムメッセージを確認してください。メモリモジュールを 取り付け直します。問題が解決しない場合は、「困ったときは」 を参照してください。 PCIe インジケータ PCIe カードにエラーが発生すると、このイ ンジケータが橙色に点灯します。 システムを再起動します。PCIe カードに必要なドライバをすべ てアップデートします。カードを取り付けなおします。問題が解決 しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 メモ: サポートされる PCIe カードの詳細については、 「拡張カードの取り付けガイドライン」を参照してくださ い。 システム正常性およびシステム ID インジケータコード システム正常性およびシステム ID インジケータは、お使いのシステムの左のコントロールパネルにあります。 図 4. システム正常性およびシステム ID インジケータ 表 4.
図 5. iDRAC Quick Sync 2 インジケータ 表 5.
右のコントロールパネル図 図 6. 右のコントロールパネル図 表 6. 右のコントロールパネルの機能 アイテム インジケータ、ボタン、また はコネクタ 1 電源ボタン アイコン 説明 システムの電源がオンかオフかを示します。システムを手動でオンまたはオフに するには、電源ボタンを押します。 メモ: 電源ボタンを押し、 ACPI 対応のオペレーティングシステムを 正常にシャットダウンします。 2 USB ポート(2) USB ポートは、4 ピンで 2.0 対応です。この USB ポートで、USB デバイスを システムに接続することができます。 3 iDRAC ダイレクトポート iDRAC ダイレクトポートは、マイクロ USB 2.0 に対応しています。このポート から iDRAC Direct の機能にアクセスできます。詳細については、Dell.
表 7. iDRAC ダイレクト LED インジケータコード iDRAC ダイレクト LED イン ジケータコード 状態 2 秒間緑に点灯 ラップトップまたはタブレットが接続されていることを示します。 緑色の点滅(2 秒間点灯し、 接続されているラップトップまたはタブレットが認識されていることを示します。 2 秒間消灯) 消灯 ラップトップまたはタブレットが電源に接続されていないことを示します。 システムの背面図 図 7. システムの背面図 表 8.
アイテム パネル、ポート、スロット アイコン 説明 8 シリアルポート シリアルデバイスをシステムに接続することができます。詳細については、「技術仕 様」を参照してください。 9 IDRAC9 専用ポート iDRAC にリモートアクセスすることができます。詳細については、Dell.
図 9. AC PSU ステータスインジケータ AC PSU ステータスインジケータ / ハンドル 1 表 10.
図 10. DC PSU ステータスインジケータ 1 DC PSU ステータスインジケータ 表 11.
図 11. ハードドライブインジケータ 1 ハードドライブアクティビティ LED インジケータ 3 ハードドライブ 2 ハードドライブステータス LED インジケータ メモ: ハードドライブが Advanced Host Controller Interface(AHCI)モードの場合、ステータス LED インジケータは点灯しません。 メモ: ドライブステータスインジケータの動作は Storage Spaces Direct によって管理されます。すべてのドライブステータスインジケータが使用 されるわけではありません。 表 12.
Dell.
c d Home(ホーム)アイコンを選択します。 Home(ホーム)画面で Select(選択)ボタンを押して、メインメニューを選択します。 セットアップメニュー メモ: セットアップメニューでオプションを選択すると、次の動作に進む前にオプションを確認する必要があります。 オプション 説明 iDRAC DHCP または Static IP(静的 IP)を選択してネットワークモードを設定します。Static IP(静的 IP)を選択した場合の使 用可能なフィールドは、IP、Subnet(Sub)(サブネット(サブ))および Gateway(Gtw)(ゲートウェイ(Gtw))です。 Setup DNS(DNS のセットアップ)を選択して DNS を有効化し、ドメインアドレスを表示します。2 つの個別の ENS エントリ が 利用できます。 Set error SEL の IPMI 記述に一致するフォーマットで LCD エラーメッセージを表示させるには、SEL を選択します。これにより、LCD メッ セージと SEL エントリを一致させることができます。 Simple(シンプル)を選択すると、LCD
図 13.
2 マニュアルリソース Dell EMC のマニュアルは、出荷時に同梱されているか、またはデルの Web サイト Dell.com/XCSeriesmanuals で入手できます。 Dell EMCDell EMC iDRAC のマニュアルは Dell.com/idracmanuals で入手できます。 デルのマニュアルにアクセスするには、次の手順を実行します。 1 Dell EMC サポートページで General Support(一般的なサポート) まで下方向にスクロールして、Servers, Storage & Networking(サー バ、ストレージ、およびネットワーキング) をクリックします。 2 Engineered Solutions をクリックし、必要なマニュアルを選択します。 表 14.
3 技術仕様 本項では、お使いのシステムの技術仕様と環境仕様の概要を示します。 トピック: • システムの寸法 • シャーシの重量 • プロセッサの仕様 • PSU の仕様 • システムバッテリーの仕様 • 拡張バスの仕様 • メモリの仕様 • ストレージコントローラの仕様 • ドライブの仕様 • ポートおよびコネクタの仕様 • ビデオの仕様 • 環境仕様 システムの寸法 本項では、システムの物理的寸法について説明します。 技術仕様 23
図 14. XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスのシステムの寸法 表 15. 寸法 システム Xa Xb Y Za(ベゼルを 含む) Za(ベゼルを 含まない) Zb Zc 434.0 mm 86.8 mm 35.84 mm 22.0 mm 678.8 mm 715.5 mm XC740xd シリーズハイパーコン 482.0 mm (3.42 インチ) (26.72 インチ) (28.17 インチ) バージドアプライアンス (18.98 インチ)(17.09 インチ) (1.41 インチ) (0.87 インチ) シャーシの重量 表 16. シャーシの重量 システム 最大重量(すべてのハードドライブ /SSD を含む) 2.5 インチハードドライブシステム 28.1 kg(61.95 ポンド) 3.5 インチハードドライブシステム 33.1 kg(72.
プロセッサの仕様 XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスには、インテル Xeon スケーラブルプロセッサファミリのプロセッサを最大 2 基搭載できます。 PSU の仕様 XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスは、最大 2 つの AC または DC 電源装置ユニット(PSU)をサポートします。 表 17. PSU の仕様 PSU クラス 熱消費(最大) 周波数 電圧 電流 750 W AC Platinum 2891 BTU/ 時 50/60 Hz 100~240 V AC、オートレンジ 10 A ~ 5 A 750 W AC Titanium 2843 BTU/ 時 50/60 Hz 200~240 V AC、オートレンジ 5A 1100 W AC Platinum 4100 BTU/ 時 50/60 Hz 100~240 V AC、オートレンジ 12 A ~ 6.
表 18.
ハードドライブ XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスは、SAS、SATA、Nearline SAS ハードドライブ /SSD、または NVMe ドライブをサポートしていま す。 表 20. XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスでサポートされているハードドライブオプション ドライブ 12 台のシステム スロット 0 ~ 11 の前面からアクセス可能な最大 12 台の 3.5 インチドライブ(SAS、SATA、または Nearline SAS) ドライブ 24 台のシステム スロット 0 ~ 23 の前面からアクセス可能な最大 24 台の 2.5 インチドライブ(SAS、SATA、または Nearline SAS) ドライブ 24 台のシステム スロット 0 ~ 19 の前面からアクセス可能な最大 20 台の 2.5 インチドライブ(SAS、SATA、または Nearline SAS) 、およびユニバーサルスロット 20 ~ 23 の最大 4 台の 2.
VGA ポート ビデオグラフィックアレイ(VGA)ポートでは、システムを VGA ディスプレイに接続することができます。XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンス は、前面および背面パネルで 15 ピン VGA ポートを 2 つサポートしています。 シリアルコネクタ XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスは、背面パネルでシリアルコネクタを 1 個サポートします。このコネクタは、9 ピンコネクタ、データ端末 装置(DTE)、16550 準拠です。 IDSDM/vFlash カード IDSDM/vFlash カードは、IDSDM または vFlash(あるいはその両方)の機能を単一のモジュールに統合します。 ビデオの仕様 XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスは、16 MB のビデオフレームバッファを搭載した内蔵 Matrix G200eW3 グラフィックコントローラをサ ポートしています。 表 21.
表 22. 温度の仕様 温度 仕様 ストレージ -40°C ~ 65°C(-40°F ~ 149°F) 継続動作(高度 950 m(3117 フィート)未満) 10~35 °C(50~95 °F) 、装置への直射日光なし。 最大温度勾配(動作時および保管時) 20°C/h(68°F/h) 表 23. 相対湿度の仕様 相対湿度 仕様 ストレージ 最大露点 33 °C(91 °F)で 5~95 % の相対湿度。空気は常に非結露状態で あること。 動作時 最大露点 29°C(84.2°F)で 10~80% の相対湿度。 表 24. 最大振動の仕様 最大耐久震度 仕様 動作時 0.26 Grms(5 ~ 350 Hz)(全 3 軸)。 ストレージ 1.88 Grms (10~500 Hz) で 15 分間(全 6 面で検証済)。 表 25.
標準動作温度 表 28. 動作時の標準温度の仕様 標準動作温度 仕様 継続動作(高度 950 m(3117 フィート)未満) 10~35 °C(50~95 °F) 、装置への直射日光なし。 動作時の拡張温度 表 29. 動作時の拡張温度の仕様 動作時の拡張温度 仕様 継続動作 相対湿度 5~85%、露点温度 29°C(84.
熱制限 次の表に、効率的な冷却を実現するために必要な構成を示します。 表 30.
表 32. 粒子状汚染物質の仕様 粒子汚染 仕様 空気清浄 データセンターの空気清浄レベルは、ISO 14644-1 の ISO クラス 8 の定義に準じて、 95% 上限信頼限界です。 メモ: ISO クラス 8 の条件は、データセンター環境にのみ適用されます。こ の空気ろ過要件は、事務所や工場現場などのデータセンター外での使用 のために設計された IT 装置には適用されません。 メモ: データセンターに吸入される空気は、MERV11 または MERV13 フィ ルタで濾過する必要があります。 伝導性ダスト 空気中に伝導性ダスト、亜鉛ウィスカ、またはその他伝導性粒子が存在しないよう にする必要があります。 メモ: この条件は、データセンター環境と非データセンター環境に適用され ます。 腐食性ダスト • 空気中に腐食性ダストが存在しないようにする必要があります。 • 空気中の残留ダストは、潮解点が相対湿度 60% 未満である必要がありま す。 メモ: この条件は、データセンター環境と非データセンター環境に適用され ます。 表 33.
4 システムの初期セットアップユーティリティと設定 システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 1 システムを開梱します。 2 システムをラックに取り付けます。システムのラックへの取り付けについての詳細は、Dell.
メモ: iDRAC にアクセスするには、イーサネットケーブルを、iDRAC Direct ポートに接続します。また、システムを共有 LOM モードにしている場 合は、共有 LOM モードを通じて iDRAC にアクセスできます。 iDRAC へのログイン iDRAC には次の資格情報でログインできます。 • iDRAC ユーザー • Microsoft Active Directory ユーザー • Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ユーザー iDRAC へのセキュアなデフォルトのアクセスを選択した場合は、システムの情報タグの裏に記載されている iDRAC のセキュアなデフォルトのパスワードを使 用できます。iDRAC へのセキュアなデフォルトのアクセスを選択していない場合は、デフォルトのユーザー名は root、パスワードは calvin です。シング ルサインオンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます。 メモ: iDRAC にログインするには、iDRAC 資格情報が必要です。 メモ: iDRAC IP アドレスをセットアップ
5 プレオペレーティングシステム管理アプリケーション システムのファームウェアを使用して、オペレーティングシステムを起動せずにシステムの基本的な設定や機能を管理することができます。 トピック: • プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するためのオプション • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • PXE 起動 プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するため のオプション お使いのシステムには、プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するための次のオプションがあります。 • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • Preboot Execution Environment(PXE) セットアップユーティリティ セットアップユーティリティ 画面を使用して、お使いのシステムの BIOS 設定、iDRAC 設定およびデバイス設定を行うことができます。 メモ: デフォルトでは、選択したフィールドのヘルプテキ
セットアップユーティリティ詳細 セットアップユーティリティメインメニュー 画面の詳細は次のとおりです。 メモ: XC Series アプライアンスは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 オプション 説明 システム BIOS BIOS 設定を構成できます。 iDRAC 設定 iDRAC を設定できます。 iDRAC 設定ユーティリティは、iDRAC パラメーターをセットアップして設定するためのインタフェースです。iDRAC 設定ユーティリ ティを使用することで、さまざまな iDRAC パラメーターを有効または無効にすることができます。このユーティリティの詳細につい ては、Dell.
オプション 説明 SATA 設定 内蔵 SATA コントローラとポートの有効 / 無効を切り替えるオプションを指定します。 NVMe の設定 NVMe 設定を変更するオプションを指定します。システムに RAID アレイに構成する NVMe ドライブが含まれる場合、このフィ ールドと、SATA 設定 メニューの 組み込み SATA フィールドの両方を RAID モードに設定する必要があります。また、起動モ ード の設定を UEFI に変更する必要がある場合もあります。それ以外の場合は、このフィールドを 非 RAID モードにします。 起動設定 起動モード(BIOS または UEFI)を指定するオプションの設定を行います。UEFI と BIOS の起動設定を変更することができま す。 ネットワーク設定 UEFI ネットワーク設定および起動プロトコルを管理するためのオプションの設定を行います。 レガシーネットワークの設定は、デバイス設定 メニューで管理されます。 内蔵デバイス 内蔵デバイスコントローラとポートを管理するためのオプションの設定を行います。また、関連する機能とオプションの設定を行い
オプション 説明 システム BIOS バージ システムにインストールされている BIOS バージョンを指定します。 ョン システム管理エンジン バージョン 管理エンジンファームウェアの現在のバージョンを指定します。 システムサービスタグ システムのサービスタグを指定します。 システムメーカー システムメーカーの名前を指定します。 システムメーカー連絡 システムメーカーの連絡先情報を指定します。 先情報 システム CPLD バー ジョン システムコンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)ファームウェアの現在のバージョンを指定します。 UEFI 準拠バージョン システムファームウェアの UEFI 準拠レベルを指定します。 メモリ設定 メモリ設定 画面を使用して、メモリの設定をすべて表示し、システムメモリのテストやノードのインターリービングなど特定のメモリ機能を有効または無効に できます。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メモリ設定の表示 メモリ設定 画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 シス
オプション 説明 メモリ動作モード メモリの動作モードを指定します。使用可能なオプションは、オプティマイザモード、シングルランクスペアリングモード、マルチ ランクスペアリングモード、ミラーモード、Dell 耐障害性モード です。このオプションは、デフォルトで オプティマイザモード に 設定されています。 メモ: メモリ動作モード オプションには、お使いのシステムのメモリ構成に基づいて、異なるデフォルトおよび利用可能 オプションがあります。 メモ: Dell 耐障害性モード オプションは、耐障害性を持つメモリ領域を確立します。このモードは、この機能をサポー トするオペレーティングシステムによる、重要なアプリケーションのロード、またはオペレーティングシステムカーネルの有 効化のための使用が可能で、システムの可用性を最大化します。 メモリの動作モードの メモリの動作モードの現在の状態を指定します。 現在の状態 ノードインターリーブ 不均一メモリアーキテクチャ(NUMA)をサポートするかどうかを指定します。このフィールドが 有効 に設定されている場合、対 称型メモリ構成がインストールされていれば、メモリイン
オプション 説明 NVDIMM-N メモリの 各チャネルの NVDIMM-N の場所を指定します。 場所 NVDIMM-N メモリサ NVDIMM-N の容量に関する情報を指定します。 イズ NVDIMM-N メモリ速 NVDIMM-N の速度に関する情報を指定します。 度 NVDIMM-N メモリの NVDIMM-N の現在のファームウェアバージョンに関する情報を指定します。 ファームウェアバージョ ン NVDIMM-N メモリの NVDIMM-N のシリアル番号に関する情報を指定します。 シリアル番号 NVDIMM-N の工場 特定の NVDIMM-N のデータをクリアすることができます。データクリアによって特定の NVDIMM-N のデータが失われます。 出荷時リセットおよび セキュア削除 プロセッサ設定 プロセッサ設定 画面を使用して、プロセッサ設定を表示し、仮想化テクノロジ有効化、ハードウェアプリフェッチャ、論理プロセッサアイドリング、機会的セ ルフリフレッシュなどの特定の機能を実行できます。 プロセッサ設定の表示 プロセッサ設定 画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 システムの
オプション 説明 使用できるオプションは、最大データレート、10.4 Gt/s、および 9.
オプション 説明 オプション 説明 コア数 プロセッサごとのコア数を指定します。 SATA 設定 SATA 設定 画面を使用して、SATA デバイスの SATA 設定を表示し、お使いのシステムで SATA を有効にすることができます。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 SATA 設定の表示 SATA 設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、 SATA 設定 をクリックします。 SATA 設定の詳細 SATA 設定 画面の詳細は、次の通りです。 メモ: XC Seri
起動設定 起動設定 画面を使用して、起動モードを BIOS、または UEFI に設定することができます。起動順序を指定することも可能です。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 • • UEFI:Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)は、オペレーティングシステムとプラットフォームファームウェア間の新しいインタフェースです。 このインタフェースは、プラットフォーム関連情報を含むデータテーブル、オペレーティングシステムおよびそのローダーに使用可能な、ブートおよびランタイ ムサービスコールで構成されます。起動モード を UEFI に設定すると、以下のメリットが得られます。 • 2 TB 以上のハードドライブパーティションのサポート。 • セキュリティの強化(たとえば、UEFI セキュアブート)。 • 起動時間短縮。 BIOS:BIOS 起動モード はレガシー起動モードです。下位互換性が維持されます。 起動設定の表示 起動設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 シス
オプション 説明 を試みます。このオプションは、UEFI 起動モード では有効になっていません。このオプションは、デフォルトで 無効 に設定され ています。 起動オプション設定 起動順序と起動デバイスを設定します。 BIOS 起動設定 BIOS 起動オプションを有効または無効にします。 メモ: このオプションは、起動モードが BIOS の場合にのみ有効になります。 UEFI 起動設定 UEFI 起動オプションを有効または無効にします。 起動オプションには IPv4 PXE および IPv6 PXE が含まれます。このオプションは、デフォルトで IPv4 に設定されています。 メモ: このオプションは、起動モードが UEFI の場合にのみ有効になります。 システム起動モードの選択 セットアップユーティリティ では、以下のオペレーティングシステムのいずれかのインストール用起動モードを指定することができます。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 • BIOS 起動モード(デフォルト)は、標準的な BIOS レベルの起動インタフェー
ネットワーク設定 ネットワーク設定 画面を使用して、UEFI PXE、iSCSI、および HTTP 起動設定を変更できます。ネットワーク設定オプションは UEFI モードでのみ使用 可能です。 メモ: BIOS モードでは、BIOS はネットワーク設定を管理しません。BIOS 起動モードの場合、ネットワークコントローラのオプションの ROM が ネットワーク設定を処理します。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 ネットワーク設定の表示 ネットワーク設定 画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で
UEFI iSCSI 設定の表示 UEFI iSCSI 設定 画面を表示するには、次の手順を実行します。 このタスクについて メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 手順 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、ネットワーク設定 をクリックします。 5 ネットワーク設定 画面で、UEFI iSCSI 設定 をクリックします。 UEFI iSCSI 設定の詳細 UEFI iSCSI 設定 画面の詳細は、次の通りです。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 オプション 説明
メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、内蔵デバイス をクリックします。 内蔵デバイスの詳細 内蔵デバイス 画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 ユーザーのアクセスが ユーザーがアクセス可能な USB ポートを設定します。背面ポートのみをオン を選択すると、前面 USB ポートがオフになりま 可能な USB ポート す。全ポートオフ を選択すると、前面と背面のすべての USB ポートがオフになります。全ポートオフ(ダイナミック) を選択す ると、POST 中に前面と背面の全 USB がオフになり、システムをリセットせずに権限のあるユーザーが動的に前面ポートのオ ン / オフを切り替えることができます。 USB キーボードおよびマウスは、選択に応じて起動プロセスの間に特定の USB ポートで機能します。起動プロセスが完了し たあとで、設定
オプション 説明 内蔵 SD カード冗長性を 無効 に設定すると、プライマリ SD カードだけが OS から見えるようになります。このオプションはデフォ ルトで 無効 に設定されます。 内蔵 SD プライマリカ 冗長性 を 無効 に設定すると、SD カードのいずれかを選択して、プライマリカードに設定することで、マスストレージデバイスとし ード てそれ自体を提示できます。デフォルトで、プライマリ SD カードが SD Card 1 として選択されます。SD Card 1 が存在しない場 合は、コントローラが SD Card 2 をプライマリ SD カードに選択します。 OS ウォッチドッグタイ システムが応答を停止した場合、このウォッチドッグタイマーはオペレーティングシステムのリカバリに便利です。このオプションが 有効 に設定されている場合、オペレーティング システム はタイマーを初期化します。このオプションが 無効 に設定されている マー 場合、タイマーはシステムに何ら影響しません。 4GB を超える I/O の 容量の大きいメモリを必要とする PCle デバイスのサポートの有効 / 無効を切り替えます。
オプション 説明 オプション 説明 スロット 4 の分岐 X16 または X4 または X8 または X4X4X4X8 または X8X4X4 分岐 スロット 5 の分岐 X4 分岐または X8 分岐 シリアル通信 シリアル通信 画面を使用して、シリアル通信ポートのプロパティを表示します。 シリアル通信の表示 シリアル通信 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、シリアル通信 をクリックします。 シリアル通信の詳細 シリアル通信 画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 シリアル通信 BIOS でシリアル通信デバイス(シリ
オプション 説明 メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC で保存された設定でシリアル MUX を同期します。iDRAC におい て、シリアル MUX の設定を 独立して変更することができます。BIOS セットアップユーティリティから BIOS のデフォル ト設定をロードしても、シリアルデバイス 1 のデフォルト設定に戻らない場合があります。 フェイルセーフボーレ ート コンソールリダイレクトに使用されているフェイルセーフボーレートが表示されます。BIOS は自動的にボーレートの決定を試みま す。このフェイルセーフボーレートは、その試みが失敗した場合にのみ使用されるので、値は変更しないようにしてください。この オプションは、デフォルトで 115200 に設定されています。 リモートターミナルタイ リモートコンソールターミナルのタイプを設定します。このオプションは、デフォルトで ANSIVT100/VT220 に設定されています。 プ 起動後のリダイレクト OS をロードするときに、BIOS コンソールリダイレクトの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで 有効 に
オプション 説明 C1E アイドル状態の時の、プロセッサの最小パフォーマンス状態への切り替えを有効または無効にします。このオプションは、デフォル トで 有効 に設定されています。 C State すべての使用可能な電源状態で動作するプロセッサの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで 有効 に設 定されています。 書き込みデータ CRC 書き込みデータ CRC の有効 / 無効を切り替えます。このオプションはデフォルトで 有効無効 に設定されています。 メモリ巡回スクラブ メモリ巡回スクラブの頻度を設定します。このオプションは、デフォルトで 標準 に設定されています。 メモリリフレッシュレー ト メモリリフレッシュレートを 1x または 2x のいずれかに設定します。このオプションは、デフォルトで 1x に設定されています。 アンコア周波数 プロセッサアンコア周波数 オプションを選択することが可能になります。 動的モードでは、プロセッサで実行時のコアおよびアンコア全体の電源リソースを最適化できます。電力を節約、またはパフォ ーマンスを最適化するためのアンコア周波数
メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で システムセキュリティ をクリックします。 システムセキュリティ設定の詳細 システムセキュリティ設定 画面の詳細は次の通りです。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 オプション 説明 インバンド管理インタ フェース 無効 に設定すると、管理エンジン(ME)、HECI デバイス、およびシステムの IPMI デバイスがオペレーティングシステムに表示 されません。このため、ME による電力制限の設定変更やすべてのインバンド管理ツールへのアクセスがオペレーティングシステ ムではできなくなります。すべての管理をアウトオブバンドで行う必要があります。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定さ れています 。 メモ: BIOS アップデートには HEC
オプション 説明 AC 電源リカバリ遅延 AC 電源が回復した後のシステムへの電源投入の時間遅延を設定します。このオプションは、デフォルトで 即時 に設定されて います。 ユーザー定義の遅延 (60~240 秒) AC 電源リカバリ遅延 に ユーザー定義 オプションが選択されている場合、ユーザー定義の遅延 オプションを設定します。 UEFI 変数アクセス さまざまなレベルのセキュア UEFI 変数を提供します。標準(デフォルト)に設定されている場合、UEFI 変数は UEFI 仕様に よってオペレーティングシステムでアクセス可能です。制御 に設定されている場合、選択した UEFI 変数は環境に保護され、 新しい UEFI 起動エントリは、現在の起動順序の最後に行なわれます。 セキュアブート セキュアブートを有効にします。ここでは BIOS はセキュアブートポリシーの証明書を使用して各プリブートイメージを認証しま す。セキュアブートはデフォルトで 無効 に設定されています。 セキュアブートポリシ ー セキュアブートポリシーが 標準 に設定されている場合、BIOS はシステムの製造元のキーと証明
システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 このタスクについて セットアップパスワードが設定されている場合、システムはセットアップパスワードをシステムパスワードの代用として受け入れます。 手順 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 システムパスワードを入力し、Enter を押します。 次の手順 パスワードステータス が ロック に設定されている場合は、再起動時に画面の指示に従ってシステムパスワードを入力し、Enter を押します。 メモ: 間違ったシステムパスワードを入力すると、システムがパスワードの再入力を求めるメッセージを表示します。3 回目までに正しいパスワー ドを入力してください。間違ったパスワードを 3 回入力すると、システムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システムの電源を切る必要 があります。システムの電源を切って再起動しても、正しいパスワードを入力するまでは、このエラーメッセージが表示されます。 システムおよびセットアップパスワードの削除または変更 前提条件 メモ: パスワードステータス が ロック に設定されている場合、既存のシステムパスワードまたはセット
冗長 OS 制御 冗長 OS 制御 画面を使用して、冗長 OS 制御用の冗長 OS 情報を設定することができます。また、お使いのシステムの物理的なリカバリディスクを構 成できます。 冗長 OS 制御の表示 冗長 OS 制御 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、冗長 OS 制御 をクリックします。 冗長 OS 制御画面の詳細 冗長 OS 制御 画面の詳細は、次の通りです。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 オプション 説明 冗長 OS の場所 以下のデバイスからバックアッ
その他の設定 その他の設定 画面を使用して、アセットタグの更新やシステムの日付と時刻の変更などの特定の機能を実行できます。 その他の設定の表示 その他の設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、その他の設定 をクリックします。 その他の設定の詳細 その他の設定 画面の詳細は、次の通りです。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 オプション 説明 システムの時刻 システムの時刻を設定することができます。 システムの日付 システムの日付を設定することができます。 アセット
メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メモ: 一部の iDRAC 設定ユーティリティ機能へのアクセスには、iDRAC Enterprise ライセンスのアップグレードが必要です。 iDRAC 使用についての詳細に関しては、Dell.
ブートマネージャのメインメニュー メニュー項目 説明 通常の起動を続行 システムは起動順序の先頭にあるデバイスから順に起動を試みます。起動が失敗すると、システムは起動順序内の次のデバ イスから起動を試みます。起動が成功するか、起動オプションがなくなるまで処理は続行されます。 ワンショット起動メニュ 起動メニューにアクセスし、ワンタイム起動デバイスを選択して、このデバイスから起動できます。 ー セットアップユーティリ ティの起動 セットアップユーティリティにアクセスできます。 Lifecycle Controller ブートマネージャを終了し、Dell Lifecycle Controller プログラムを起動します。 の起動 システムユーティリティ システム診断および UEFI シェルなどのシステムユーティリティメニューを起動できます。 ワンショット BIOS 起動メニュー ワンショット BIOS 起動メニュー では、起動元となる起動デバイスを選択することができます。 システムユーティリティ システムユーティリティ には、起動可能な次のユーティリティが含まれています。 • 診断プログラムの起
6 システムコンポーネントの取り付けと取り外し メモ: システムコンポーネントを交換する場合は、利用可能な最新の BIOS および iDRAC のバージョンにシステムをアップデートする必要があ ります。詳細については、Dell.
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。Dell EMC が認 めていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 注意: システムカバーを取り外した状態でシステムを長時間動作させると、部品の損傷が発生する可能性があります。 メモ: Dell EMC は、システム内部のコンポーネントでの作業中は常に静電マットと静電ストラップを使用することをお勧めしています。 メモ: 正常な動作と冷却を確保するため、システム内のすべてのベイおよびシステムファンにコンポーネントまたはダミーを常時装着しておく必要 があります。 システム内部の作業を始める前に 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 システムとすべての周辺機器の電源を切ります。 2 システ
• サイズ 10 AWG ソリッドワイヤ、または絶縁銅撚線から絶縁材を除去するためのワイヤストリッパープライヤ メモ: アルファワイヤパーツナンバー 3080 または同等のもの(65/30 より線)を使用します。 オプションの前面ベゼル オプションの金属製ベゼルをシステムの前面に取り付けて、システムブランディングを示すことができます。ベゼルのロックを使用すると、ハードドライブへの不 正アクセスを防止できます。使用できるベゼルには次の 2 つのバージョンがあります。 • LCD パネルあり • LCD パネルなし LCD パネルありのベゼルでは、LCD パネルでシステムのステータスを表示できます。詳細については、「LCD パネル」を参照してください。 LCD ベゼルはホットプラグ対応のため、システムがもともと LCD ベゼルありで注文されなかった場合でも、同じブランドの任意のサーバで使用できます。 オプションの前面ベゼルの取り外し オプションの前面ベゼルの取り外し手順は、LCD パネルの有無に関係なく同じです。 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。
オプションの前面ベゼルの取り付け オプションの前面ベゼルの取り付け手順は、LCD パネルの有無に関係なく同じです。 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 ベゼルキーの位置を確認して取り外します。 メモ: ベゼルキーは LCD ベゼルのパッケージに含まれています。 2 ベゼルの右端をシステムに取り付けます。 3 リリースボタンを押して、ベゼルの左端をシステムにはめ込みます。 4 キーを使用してベゼルをロックします。 図 16.
手順 1 マイナスまたはプラスドライバを使用して、リリースラッチロックを反時計方向に回してロック解除位置にします。 2 システムカバーを後方にスライドさせ、システムカバーのタブがシステムのガイドスロットから外れるまでラッチを持ち上げます。 3 カバーの両側をつかんで持ち上げて、システムから取り外します。 図 17.
図 18.
図 19.
図 20.
図 21.
エアフローカバーの取り外し 前提条件 注意: エアフローカバーを取り外した状態でシステムを使用しないでください。システムが急激にオーバーヒートする可能性があり、システムのシ ャットダウンや、データ損失の原因となります。 注意: エアフローカバーを取り外した状態でプロセッサ 2 基のシステムを使用しないでください。システムが急激にオーバーヒートする可能性が あり、システムのシャットダウンや、データ損失の原因となります。 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 フルレングス PCIe カードが取り付けられている場合は、取り外します。 4 必要に応じて、GPU カードを取り外します。 5 必要に応じて、2 台のファンを取り外します。 手順 エアフローカバーの両端を持って持ち上げて、システムから取り外します。 図 22.
手順 1 エアフローカバーのタブをシステムのスロットに合わせます。 2 しっかりと装着されるまで、エアフローカバーをシステム内に押し下げます。 しっかり装着されると、エアフローカバーに刻印されているメモリソケット番号がそれぞれのメモリソケットと揃います。 図 23.
図 24.
図 25.
手順 リリースタブを押し、冷却ファンを持ち上げて冷却ファンアセンブリから取り外します。 図 26.
図 27.
図 28.
図 29. イントルージョンスイッチの取り付け 次の手順 1 冷却ファンアセンブリを取り付けます。 2 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 ハードドライブ ハードドライブは、ハードドライブスロットに収まるホットスワップ対応のハードドライブキャリアに装着された状態で提供されます。 注意: システムの動作中にハードドライブを取り付けたり取り外したりする前に、ストレージコントローラカードのマニュアルを参照して、ホストア ダプタが正しく設定されていることを確認します。 注意: ハードドライブのフォーマット中は、システムの電源を切ったり、再起動を行ったりしないでください。ハードドライブの故障の原因となりま す。 ハードドライブをフォーマットする場合は、フォーマットの完了までに十分な時間の余裕をみておいてください。大容量のハードドライブはフォーマットに時間 がかかる場合があります。 ハードドライブダミーの取り外し 2.5 インチハードドライブと 3.
図 30. ハードドライブダミーの取り外し 次の手順 ハードドライブダミーを取り付けます。 ハードドライブダミーの取り付け 2.5 インチハードドライブと 3.5 インチハードドライブのダミーの取り付け手順は同じです。 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 注意: 旧世代の XC シリーズシステムのハードドライブダミーを混在させることはできません。 手順 ハードドライブダミーをハードドライブスロットに挿入し、リリースボタンが所定の位置にカチッと収まるまで押し込みます。 図 31.
ホットスワップ対応ハードドライブの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 必要に応じて、前面ベゼルを取り外します。 3 管理ソフトウェアを使用して、ハードディスクドライブを取り外す準備をします。 ハードドライブがオンラインの場合、ドライブの電源が切れている間、緑色のアクティビティ / 障害インジケータが点滅します。ハードドライブインジケー タが消灯したら、ハードドライブを取り外すことができます。詳細については、ストレージコントローラのマニュアルを参照してください。 注意: システムの動作中にハードドライブを取り付けたり取り外したりする前に、ストレージコントローラカードのマニュアルを参照して、ハ ードドライブの取り外しと挿入をサポートするように、ホストアダプタが正しく設定されていることを確認します。 注意: 旧世代のシステムのハードドライブを混在させることはできません。 注意: データロスを防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがドライブの取り付けに対応していることを確認してください。お使いの オペレーティングシステムに同梱のマニ
ホットスワップ対応ハードドライブの取り付け 前提条件 注意: システムの動作中にハードドライブを取り付けたり取り外したりする前に、ストレージコントローラカードのマニュアルを参照して、ハードド ライブの取り外しと挿入をサポートするように、ホストアダプタが正しく設定されていることを確認します。 注意: 旧世代の XC シリーズシステムのハードドライブを混在させることはできません。 注意: ハードドライブバックプレーン用として使用が認められているテスト済みのハードドライブのみを使用してください。 注意: 同じ RAID ボリューム内での SAS および SATA ハードドライブの組み合わせはサポートされていません。 注意: ハードドライブの取り付け時は、隣接するドライブが完全に取り付けられていることを確認してください。完全に取り付けられていないキャ リアの隣にハードドライブキャリアを挿入してハンドルをロックしようとすると、完全に取り付けられていないキャリアのシールドバネが損傷し、使 用できなくなる可能性があります。 注意: データの損失を防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがホットスワップによるドライブの取
ハードドライブキャリアからのハードドライブの取り外し 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 注意: 旧世代の XC シリーズシステムのハードドライブを混在させることはできません。 手順 1 #1 プラスドライバを使用して、ハードドライブキャリアのスライドレールからネジを外します。 2 ハードドライブを持ち上げてハードドライブキャリアから取り出します。 図 34.
図 35.
図 36. メモリソケットの位置 メモリチャネルの構成は次のとおりです。 表 37.
このシステムはフレキシブルメモリ構成をサポートしているため、あらゆる有効なチップセットアーキテクチャ構成でシステムを構成し、使用することができま す。メモリモジュールの取り付け推奨ガイドラインは次のとおりです。 • RDIMM と LRDIMM を併用しないでください。 • x4 と x8 DRAM ベースのメモリモジュール は併用できます。詳細については、「モードごとのガイドライン」を参照してください。 • ランクカウントに関係なく、RDIMM はチャネルごとに 2 枚まで装着できます。 • ランクカウントに関係なく、LRDIMM はチャネルごとに 2 枚まで装着できます。 • 速度の異なるメモリモジュールを取り付けた場合は、取り付けられているメモリモジュールのうちで最も遅いものの速度で動作します。または、システム の DIMM 構成によってはさらに遅い動作になります。 • プロセッサが取り付けられている場合に限り、メモリモジュールソケットに装着してください。シングルプロセッサシステムの場合、ソケット A1 ~ A12 を使 用できます。デュアルプロセッサシステムの場合は、ソケット A
シングルランクのメモリスペアリングを有効にすると、オペレーティングシステムが利用できるシステムメモリは各チャネルにつき 1 ランク少なくなります。たとえ ば、16 GB のデュアルランクメモリモジュールを 24 枚使用するデュアルプロセッサ構成では、利用可能なシステムメモリは 24(メモリモジュール)x 16 GB = 384 GB とはならず、3/4(ランク / チャネル)x 24(メモリモジュール)x 16 GB = 288 GB となります。この計算は、スペアリングがシングルランクかマルチ ランクかによって異なります。マルチランクのスペアリングでは、係数が 1/2(ランク / チャネル)になります。 メモ: メモリスペアリングは、マルチビットの修正不能なエラーには対応できません。 メモリミラーリング メモリミラーリングはメモリモジュールの最も信頼性に優れたモードであり、修正不能なマルチビットのエラーに対応する機能が向上しています。ミラーリング 構成では、使用可能なシステムメモリの総量は取り付けられた総物理メモリの 2 分の 1 です。取り付けられたメモリの半分は、アクティブなメモリモジュー ルのミラー
図 37.
図 38.
手順 1 #T30 トルクスドライバを使用してヒートシンクのネジを緩めます。 メモ: ネジが緩んでいることを確認してから次のネジに進んでください。 2 両方の固定クリップを同時に押して、プロセッサとヒートシンクモジュール(PHM)を持ち上げてシステムから取り外します。 3 プロセッサを上に向けて PHM モジュールを横に置いておきます。 図 39. ヒートシンク(2U)の取り外し 図 40.
プロセッサヒートシンクモジュールからのプロセッサの取り外し 前提条件 警告: ヒートシンクは、システムの電源を切った後もしばらくは高温の場合があります。ヒートシンクが冷えるのを待ってから取り外してください。 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 プロセッサおよびヒートシンクモジュールを取り外します。 手順 1 プロセッサを上に向けてヒートシンクを置きます。 2 黄色のラベルが付いたリリーススロットにマイナスドライバを挿入します。ドライバを回して(力を込めずに)サーマルペーストシールを破ります。 3 プロセッサブラケットの固定クリップを押して、ブラケットをヒートシンクからアンロックします。 図 41.
図 42.
図 43. プロセッサブラケットの取り付け 3 既存のヒートシンクを使用している場合は、糸くずの出ない清潔な布で、ヒートシンクからサーマルグリースを拭き取ります。 4 プロセッサキットに含まれているサーマルグリースアプリケータ(注射器)で、グリースをプロセッサ上部に四角形に塗布します。 注意: 塗布するサーマルグリースの量が多すぎると、過剰グリースがプロセッサソケットに付着し、汚れるおそれがあります。 メモ: サーマルグリースアプリケータ(注射器)は、1 回のみ使用することを目的としています。使用後は、破棄してください。 図 44.
メモ: • ブラケットの 2 つのガイドピンホールが、ヒートシンクの合わせ穴と一致していることを確認します。 • ヒートシンクをプロセッサとブラケットにセットする前に、ヒートシンクのピン 1 インジケータがブラケットのピン 1 インジケータに揃うようにします。 図 45.
注意: ヒートシンクのフィンが損傷しないようにするために、ヒートシンクフィンを押し下げないでください。 メモ: コンポーネントを損傷しないように PHM がシステム基板と平行に固定されていることを確認します。 2 ヒートシンクが所定の位置に収まるように、青色の保持クリップを内側に押します。 3 #T30 トルクスドライバを使用してネジを 1 つずつ締めます。 メモ: 次のネジに進む前に、ネジが完全に締まっていることを確認します。 メモ: プロセッサとヒートシンクモジュールの拘束ネジを 0.13 kgf-m(1.35 N.m または 12 in-lbf)を超えて締めつけないでください。 図 46. プロセッサとヒートシンクモジュール(2U)の取り付け 図 47.
3 必要に応じて、エアフローカバーを取り付けます。 4 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 拡張カードおよび拡張カードライザー システム内の拡張カードは、システム基板上の拡張スロットに挿入可能なアドオンカード、あるいは拡張バスを介してシステムに拡張機能を追加するライ ザーカードです。 メモ: 拡張カードライザーがサポートされていない、または欠落している場合は、システムイベントログ(SEL)が記録されます。システムへの電 源投入には支障がありません。ただし、F1/F2 一時停止が発生する場合は、エラーメッセージが表示されます。 拡張カードの取り付けガイドライン XC740xd シリーズシステムには最大 8 枚の PCI Express(PCIe)Generation 3 拡張カードを搭載できます。この拡張カードは、拡張カードライザーを 使用してシステム基板に取り付けることができます。次の表で、拡張カードライザーの仕様について詳しく説明します。 表 40.
カードタイプ スロットの優先順位 カードの最大数 1 GB NIC 7、2、3、5、1、8、4 7 BOSS 3 1 メモ: スロットのフォームファクタの詳細については、拡張カードライザー構成の表を参照してください。 メモ: 拡張カードスロットはホットスワップ対応ではありません。 メモ: ダブル幅の GPU はライザー構成 4 でのみサポートされており、シングル幅の GPU はライザー構成 6 でのみサポートされています。 メモ: x16 カードが x16 スロット以外に取り付けられていないことを確認してください。ライザー構成によっては、スロット 2、7、または 8 を使用で きない場合があります。 メモ: 内部ストレージアダプタを交換する場合は、利用可能な最新の BIOS および iDRAC のバージョンにシステムをアップデートする必要があ ります。詳細については、Dell.
図 48.
図 49.
図 50. 拡張カードライザー 2 からの拡張カードの取り外し 図 51.
拡張カードライザーへの拡張カードの取り付け 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 新しい拡張カードを取り付ける場合は、開梱してカード取り付けの準備をします。 メモ: 手順については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 3 カードをライザー 2 または 3 に取り付ける場合は、PCIe カードホルダラッチを開きます。 手順 1 拡張カードラッチを引き上げます。 2 フィラーブラケットが取り付けてある場合は、取り外します。 メモ: 将来使用するためにフィラーブラケットを保管しておきます。システムの FCC(米国連邦通信委員会)認可を維持するために、空の 拡張カードスロットにフィラーブラケットを取り付ける必要があります。ブラケットには、システム内へのごみやほこりの侵入を防ぐほか、シス テム内部の正常な冷却と換気を助ける役割もあります。 3 カードの両端を持って、カードエッジコネクタをライザーの拡張カードコネクタに合わせます。 4 カードが完全に装着されるまで、カードエッジコネクタを拡張カードコネクタにしっかりと挿入します。
拡張カードライザー 1 の取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 拡張カードが取り付けられている場合は、ライザーから取り外します。 4 ライザーに接続されているケーブルをすべて外します。 手順 リリースラッチを押し、ライザーを持ち上げて、システム基板上のライザーコネクタから外します。 図 53.
図 54.
図 55.
図 56.
図 57.
図 58.
micro SD カードの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 メモ: お使いのシステムで SD カードを使用するには、セットアップユーティリティで Internal SD Card Port(内蔵 SD カードポート)が有効に 設定されていることを確認します。 メモ: micro SD カードは、取り外し時に付けたラベルを確認し、前と同じスロットに取り付けてください。 手順 1 内蔵デュアル SD モジュール上の SD カードコネクタの位置を確認します。SD カードを正しい向きにして、カードの接続ピン側をスロットに挿入しま す。 メモ: スロットは正しい方向にしかカードを挿入できないように設計されています。 2 カードをカードスロットに押し込み、所定の位置にロックします。 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 IDSDM カードの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 必要に応
図 59.
図 60.
図 61.
図 62. ネットワークドーターカードの取り付け 次の手順 1 拡張カードライザー 2 を取り付けます。 2 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 ハードドライブバックプレーン お使いのシステム構成に応じて: 表 42. サポートされているハードドライブオプション システム サポートされているハードドライブオプション XC740xd シリーズ 108 システムコンポーネントの取り付けと取り外し 2.5 インチ(x24)SAS、SATA、または NVMe バックプレーン 3.
ハードドライブバックプレーンコネクタ 図 63. 2.5 インチバックプレーン x 24 の背面図 1 エキスパンダ基板コネクタ(BP_XCEDE_3)へのバックプレーン 2 エキスパンダ基板コネクタ(BP_XCEDE_2)へのバックプレーン 3 エキスパンダ基板コネクタ(BP_XCEDE_31)へのバックプレーン 4 信号コネクタ(J_BP_SIG) 5 電源コネクタ(J_PWR_A) 6 電源コネクタ(J_PWR_B) 7 PCIe コネクタ(BP PCIE A2) 8 PCIe コネクタ(BP PCIE B2) 9 PCIe コネクタ(BP PCIE A1) 10 PCIe コネクタ(BP PCIE B1) 11 PCIe コネクタ(BP PCIE A0) 12 PCIe コネクタ(BP PCIE B0) 図 64. 3.
ハードドライブバックプレーンの取り外し バックプレーンの取り外し手順は、すべてのバックプレーン構成で同じです。 前提条件 注意: ドライブおよびバックプレーンの損傷を防ぐため、バックプレーンを取り外す前にハードドライブをシステムから取り外す必要があります。 注意: 後で同じ場所に取り付けることができるように、取り外す前に各ハードドライブの番号を書き留め、一時的にラベルを貼っておきます。 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 エアフローカバーを取り外します。 4 冷却ファンアセンブリを取り外します。 5 バックプレーンカバーを取り外します。 6 すべてのハードドライブを取り外します。 7 バックプレーンからすべてのケーブルを外します。 手順 リリースタブを押し、バックプレーンを持ち上げて、システムのフックからバックプレーンを外します。 図 65.
手順 1 システムのフックをガイドとして使用し、ハードドライブバックプレーンの位置を合わせます。 2 リリースタブが所定の位置に固定されるまで、ハードドライブバックプレーンを下ろします。必要に応じて、バックプレーンの拘束ネジを締めます。 図 66.
注意: バッテリの取り付け、取り外しの際には、バッテリコネクタが破損しないようにしっかり支えてください。 2 プラスチックスクライブを使用して、次の図に示すようにシステムバッテリーを取り出します。 図 67. システムバッテリの取り外し 3 新しいシステムバッテリを取り付けるには、プラス側を上にしてバッテリを持ち、固定タブの下にスライドさせます。 4 所定の位置に収まるまでバッテリをコネクタに押し込みます。 図 68.
メモ: 同一の PSU が 2 台取り付けられている場合、電源装置の冗長性(1+1 - 冗長性あり、または 2+0 - 冗長性なし)がシステム BIOS で 設定されています。冗長モードでは、ホットスペアが無効の場合、システムへの電力供給は両方の PSU から同等に行われます。ホットスペアが 有効になっているときは、効率を最大限に高めるため、システムの使用率が低い場合には 1 台の PSU がスリープモードに切り替わります。 メモ: 2 台の PSU を使用する場合、最大出力電力が同じである必要があります。 電源装置ユニットの取り外し AC PSU と DC PSU の取り外し手順は同じです。 前提条件 注意: システムが正常に動作するには、電源装置ユニット(PSU)1 台が必要です。冗長電源システムでは、電源が入ったシステムでの PSU の取り外しと取り付けは、一度に 1 台ずつ行ってください。 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 電源、および取り外す PSU から電源ケーブルを外し、PSU ハンドルのストラップからケーブルを外します。 3 PS
冗長 PSU をサポートしているシステムでは、2 台の PSU のタイプと最大出力電力が同じになるようにしてください。 2 メモ: 最大出力電力(ワット数で表記)は PSU ラベルに記載されています。 手順 PSU が完全に装着され、リリースラッチが所定の位置にカチッと収まるまで、PSU をシステムに差し込みます。 図 70. 電源装置ユニットの取り付け 次の手順 1 ケーブル管理アームのラッチを外している場合は、再びラッチをかけます。ケーブル管理アームの詳細については、Dell.
入力電源の要件 • 供給電圧:–(48–60)V DC • 消費電流:32 A(最大) キットの内容 • Dell EMC パーツナンバー 6RYJ9 ターミナルブロックまたは同等の製品(1) • #6-32 ロックワッシャー付きナット(1) 必要なツール サイズ 10 AWG ソリッドワイヤ、または絶縁銅撚り線から絶縁材を除去できるワイヤストリッパープライヤ メモ: アルファワイヤパーツナンバー 3080 または同等のもの(65/30 より線)を使用します。 必要なワイヤ • UL 10 AWG、最長 2 m(より線)ブラックワイヤ 1 本(-(48 ~ 60)V DC) • UL 10 AWG、最長 2 m(より線)レッドワイヤ 1 本(V DC リターン) • UL 10 AWG、最長 2 m(より線)、緑に黄縞ワイヤ 1 本(アース端子付き) 安全用接地線の組み立てと接続 前提条件 警告: -(48 ~ 60)V DC 電源装置ユニット(PSU)を使用する装置の DC 電源接続およびアース接続は、適切な資格を持つ電気技術者 が行う必要があります。DC 電源またはアースの接
手順 1 DC 電源ワイヤの端から絶縁材を剥がし、銅製ワイヤを約 13 mm(0.
注意: システム基板は、メモリモジュール、プロセッサ、またはその他のコンポーネントを持って持ち上げないでください。 2 システム基板ホルダをつかみ、リリースピンを緩めてシステム基板を少し持ち上げ、シャーシの前方にスライドさせます。 システム基板をシャーシの前方にスライドさせ、コネクタをシャーシ背面のスロットから外します。 3 システム基板を持ち上げてシャーシから取り外します。 図 71.
図 72.
Trusted Platform Module Trusted Platform Module(TPM)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計された専用マイクロプロセッ サです。ソフトウェアは Trusted Platform Module を使用してハードウェアデバイスを認証できます。各 TPM チップには製造時に固有のシークレット RSA キーが埋め込まれるため、プラットフォーム認証操作を実行することができます。 注意: システム基板から Trusted Platform Module(TPM)を外そうとしないでください。TPM が取り付けられた後、TPM はその特定のシス テム基板に暗号でバインドされます。取り付け済みの TPM を取り外そうとすると、暗号バインドが壊れるため、再度取り付けることも他のシス テム基板に取り付けることもできなくなります。 メモ: これは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。取り外しおよび取り付け手順は、Dell EMC 認証のサービス技術者のみが行う必要が あります。 Trusted Platform Module(TP
TXT ユーザー向け TPM 1.
左のコントロールパネルの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 冷却ファンアセンブリを取り外します。 4 エアフローカバーを取り外します。 メモ: システム基板からケーブルを取り外すときに、ケーブル配線をメモするようにしてください。ケーブルを取り付けるときは、ケーブルが 挟まれたり、折れ曲がったりしないように正しく配線してください。 手順 1 ケーブルラッチを引いて、システム基板コネクタからコントロールパネルケーブルを外します。 2 #1 プラスドライバを使用して、ケーブルカバーを固定しているネジを取り外します(ケーブルカバーによってコントロールパネルとケーブルチューブがシス テムに固定されています)。 3 コントロールパネルとケーブルチューブの両端を持って、コントロールパネルとケーブルチューブをシステムから取り外します。 図 74.
4 #1 プラスドライバを使用して、ケーブルパネルとケーブルチューブをシステムに固定するネジを取り付けます。 図 75.
図 76.
図 77.
7 システム診断プログラムの使用 システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システム診断プログラムを使うと、 特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サ ービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 Dell 組み込み型システム診断 メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。 組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。 • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを
システム診断プログラムのコントロール メニュー 説明 設定 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。 結果 実行された全テストの結果が表示されます。 システム正常性 システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。 イベントログ システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示されます。少なくとも 1 つのイベントの説明が記録されて いれば、このログが表示されます。 126 システム診断プログラムの使用
8 ジャンパとコネクタ このトピックでは、ジャンパについて具体的に説明します。また、ジャンパおよびスイッチに関する基本情報を提供し、システム内のさまざまな基板上のコネ クタについても説明します。システム基板上のジャンパは、システムパスワードとセットアップパスワードの無効化に役立ちます。コンポーネントおよびケーブ ルを正しく取り付けるには、システム基板上のコネクタを知っておく必要があります。 トピック: • システム基板のジャンパとコネクタ • システム基板のジャンパ設定 • パスワードを忘れたとき ジャンパとコネクタ 127
システム基板のジャンパとコネクタ 図 78. システム基板のジャンパとコネクタ 表 43.
アイテム コネクタ 説明 8 INTRUSION_DET イントルージョンスイッチコネクタ 9 B7、B1、B8、B2、B9、B3 メモリモジュールソケット 10 J_FAN2U_3 冷却ファン 3 コネクタ 11 J_FAN2U_2 冷却ファン 2 コネクタ 12 J_BP_SIG1 バックプレーン 1 信号コネクタ 13 B6、B12、B5、B11、B4、B10 メモリモジュールソケット 14 J_BP1 バックプレーン 1 電源コネクタ 15 J_FAN2U_1 冷却ファン 1 コネクタ 16 P_LFT_CP 左のコントロールパネルコネクタ 17 CPU2 CPU2 プロセッサとヒートシンクのモジュールソケット(ダストカバー付 き) 18 J_R3_X24 ライザー 3 コネクタ 19 J_BP_SIG2 バックプレーン 2 信号コネクタ 20 J_BP_SIG0 バックプレーン 0 信号コネクタ 21 J_BP0(RSR3_225W) バックプレーン 0 電源コネクタ(ライザー 3 PCIe 225 W 電源)
システム基板のジャンパ設定 パスワードジャンパをリセットしてパスワードを無効にする方法については、「パスワードを忘れたとき」を参照してください。 表 44.
9 困ったときは トピック: • Dell EMC へのお問い合わせ • マニュアルのフィードバック • QRL によるシステム情報へのアクセス • SupportAssist による自動サポートの利用 Dell EMC へのお問い合わせ 前提条件 メモ: インターネットにアクセスできない場合には、注文書、配送伝票、請求書、または Dell EMC 製品カタログにある、お問い合わせ情報をご 利用ください。 このタスクについて Dell EMC では、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに異 なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。Dell EMC のセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順 でお問い合わせいただけます。 手順 1 Dell.
QRL によるシステム情報へのアクセス Quick Resource Locator(QRL)を使用すると、お使いのシステムに関する情報に即時にアクセスできます。QRL はシステムカバーの上部に記載されて おり、お使いのシステムに関する一般情報へのアクセスを提供します。システムサービスタグに固有の情報(構成や保証情報など)にアクセスしたい場合 は、システム情報タグに記載されている QR コードを使用します。 前提条件 お使いのスマートフォンまたはタブレットに QR コードスキャナがインストールされていることを確認します。 QRL には、お使いのシステムに関する次の情報が含まれています。 • ハウツービデオ • Dell EMC XC740xd シリーズハイパーコンバージドアプライアンスの取り付けおよびサービスマニュアル、LCD Diagnostics(診断)、機械的概要などの 参照資料 • テクニカルサポートやセールスチームへのお問い合わせのための Dell EMC への直接的なリンク 手順 1 Dell.
実際に得られるメリットは、お使いのデバイス向けに購入した Dell EMC サービス資格によって異なります。SupportAssist の詳細については、Dell.
A BOSS カード BOSS カードについて BOSS は、サーバのオペレーティングシステムを起動させるために特別に設計されたシンプルな RAID ソリューションカードです。カードは、最大で 2 台の 6 Gbps M.2 SATA ドライブをサポートします。この BOSS アダプタカードには、ロープロファイル、ハーフハイトフォームファクタでのみ使用できる PCIe gen 2.0 x2 レーンを使用した x8 コネクタがあります。BOSS モジュラーカードにはブレードサーバの中に専用スロットがあります。 メモ: BOSS にはステータス LED がありません。 図 80. BOSS カードの機能 1 SATA ドライブコネクタ(2) 3 80 mm M.2 SATA ドライブ 2 2 80 mm M.2 SATA ドライブ 1 対応オペレーティングシステム BOSS カードは、オペレーティングシステムの次の最小サポート対象バージョンをサポートします。 • Microsoft Windows Server 2012 R2 • • VMware ESXi 6.
• XC640 • XC740xd BOSS カードの機能 BOSS カードは次の機能をサポートします。 • 外部インポート • SMART 情報 • 自動再構築 外部インポート 仮想ディスクはアダプタにネイティブではない場合は、外部と見なされます。 • 次の場合、仮想ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 • • 仮想ディスクがアダプタに作成されるか、またはインポートされた。 次の場合、物理ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 • アダプタに以前の仮想ディスクメタデータがなく、物理ディスクが未設定。 • 物理ディスク上のすべての設定された仮想ディスクが削除される。 SMART 情報 SMART は、予測可能な物理ディスク障害の検知に役立てるため、すべてのモニタ、ヘッド、および物理ディスク電子機器における特定の物理的側面を 監視します。SMART 対応の物理ディスクは、データをモニタし、値の変化を識別して、値が限界値の範囲内かどうかを判断できます。多くの機械的お よび電気的な不具合では、不具合が発生する前にパフォーマンスの劣化が見られます。 SMART 検
BOSS カードの取り外し このタスクについて 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 手順 1 システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外し、周辺機器をシステムから外します。 メモ: システム内部のコンポーネントの取り外しや取り付けを行う際には、静電マットと静電ストラップを常に使用することをお勧めします。 2 システムを開きます。 3 システム基板上の BOSS カードの位置を確認します。 4 PCIe ブラケットに障害物がないことを確認してから、カードを持ち上げてシステム基板上のコネクタから取り外します。 注意: カードの損傷を避けるため、カードは両端部分だけを持つようにしてください。 図 81.
メモ: システム内部のコンポーネントの取り外しや取り付けを行う際には、静電マットと静電ストラップを常に使用することをお勧めします。 2 システムを開きます。 3 カードを取り外します。「BOSS カードの取り外し」を参照してください。 4 カードに M.2 SSD モジュールを固定するネジを緩めます。 5 カードから M.2 SSD モジュールを持ち上げます。 図 82. M.2 SSD モジュールの取り外し 1 モジュールコネクタ(2) 2 モジュール(2) M.2 SSD モジュールの取り付け このタスクについて 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 手順 1 M.
図 83. M.
図 84. BOSS カードの取り付け 1 BOSS カード 2 システム基板上のカードコネクタ ドライバのインストール BOSS カードは、サポート対象オペレーティングシステムのネイティブ AHCI ドライバを使用します。 Windows ドライバのインストール — デルでは、Windows Server 2012 R2 以降のオペレーティングシステムを実行しているシステム上のドライバをアッ プデートするための Dell Update Package(DUP)を提供しています。DUP は、特定のデバイスのドライバをアップデートする実行可能なアプリケーション です。DUP はコマンドラインインタフェースとサイレント実行をサポートしています。詳細については、Dell.com/support を参照してください。 メモ: サポート対象ドライバの詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals のサポートマトリックスを参照してください。 BOSS のトラブルシューティング Dell BOSS カードのサポートを受けるには、デルテクニカルサービスの担当者にお問い合わせいただくか、Dell.
オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスク 問題: RAID モードでは、使用される仮想ディスクは、オペレーティングシステムに表示されません。 考えられる原因: 仮想ディスクは、コントローラにネイティブでない場合は、システムに表示されません。 対応処置: HII を経由して、仮想ディスクをインポートします。 ドライブの交換 問題: 取り付けられたドライブは、BOSS 設定ユーティリティにリストされていません。 OpenManage から、PD がオフライン状態であるとレポートされます。 考えられる原因: ドライブがエラー状態にあるか、またはファームウェアが破損しています。 対応処置: ドライブを付け直してドライブが正しく挿入されていることを確認します。エラーが解決しない場合は、DUP を使用してドライブフ ァームウェアのアップデートを試行します。それでもエラーが解決しない場合は、エラーが発生しているドライブを交換します。 コントローラの交換 問題: コントローラの UEFI 設定ユーティリティのメニューエントリが表示されません。 考えられる原因: ファームウェアまたはハー
スロット 1 で M.2 を起動できない 問題: 2 台の未設定のブータブル M.