Dell EMC XC6420 シリーズ ハイパーコンバージド ア プライアンス ソリューションガイド 規制モデル: E43S Series 規制タイプ: E43S001
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。Dell、EMC、およびその他の商標は Dell Inc.またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞ れの所有者の商標である可能性があります。 2018 - 03 Rev.
目次 1 Dell EMC XC6420 シリーズ ハイパーコンバージド アプライアンス ソリューションについて.......................................... 5 2 参照文書........................................................................................................................................................6 3 ライセンス管理.................................................................................................................................................7 Nutanix カスタマポータルのセットアップ........................................................................
ESXi および AHV 用 RASR USB ディスクの作成.............................................................................................................
1 Dell EMC XC6420 シリーズ ハイパーコンバージド ア プライアンス ソリューションについて Dell EMC では、Dell EMC アプライアンスと Nutanix からのソフトウェア(仮想アプライアンスとして使用)を含む、XC6420 シリーズ ハイパーコンバージド アプライアンス ソリューションを提供しています。このソリューションは、クラスタ環境に導入された単一のアプライアンスにコンピューター、ストレージ、ネットワ ークを統合することにより、仮想化をシンプル化します。次の図は XC6420 シリーズ ハイパーコンバージド アプライアンスを示したものです。 メモ: Dell EMC XC6420 シリーズ ハイパーコンバージド アプライアンス導入の詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にあるマニュア ルを参照してください。 図 1.
2 参照文書 表 1 には、Nutanix ソリューション ソフトウェアのドキュメントに対するデル サポート サイトの参照文書のリンク、Dell EMC のドキュメント、サポートされるハ ードウェア、ファームウェア、ソフトウェアが記載されています。 表 1. 参照文書 情報 リンク Nutanix ソリューション ソフトウェアのドキュメント Dell EMC ドキュメント 対応ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェア 6 参照文書 Dell.
3 ライセンス管理 メモ: この章は、XC Core アプライアンスには適用されません。 Nutanix 仮想コンピューティング プラットフォームは、管理者が、お使いの環境や将来的な要件に従って環境を管理できるようにするためのさまざまな機 能で構成されています。 Nutanix ソリューションソフトウェアのデフォルトの機能セットを使用して、強化機能セットへのアップグレード、ライセンスの期限の延長、または必要に応じ て既存のライセンスをノードまたはクラスタに再割り当てすることができます。 ライセンスには次の 2 つのオプションがあります。 • Starter ライセンス • Pro および Ultimate ライセンス Starter ライセンス: 各 Nutanix ノードおよびブロックは、アプライアンス注文の出荷日から 6 年間有効のデフォルトの Starter ライセンスとともに提供されます。ノードのご購入 時、お客様に割り当てられた Nutanix カスタマー ポータル アカウントでこのライセンスを登録する必要はありません。 Pro および Ultimate ライセンス Pro ライセンスおよび
カスタマー ポータル アカウントが作成され、ライセンスを管理できるようになります。 ライセンスの管理 このタスクについて 次の手順を実行して、ライセンスの管理を行います。 手順 1 Nutanix Documentation portal で『Web Console Guide』を開き、「License Management」の項を参照してください。 『Web Console Guide』へのアクセスの詳細については、Dell.
4 アプライアンスの導入 作業を開始する前に アプライアンスを導入する前にこの文書をよくお読みになり、手順および必要な機材について理解してください。 警告: アプライアンスをセットアップして操作する前に、お使いのストレージ エンクロージャに同梱の「安全にお使いいただくために」を確認してく ださい。 警告: 設置されたすべての物理ディスク ドライブを含むアプライアンスの重量(全重量)は、41.46 Kg(91.
アプライアンスの初回使用時のセットアップ 前提条件 お使いのアプライアンスのコンポーネントが正しく取り付けられていることを確認します。お使いのアプライアンスには、物理ディスク ドライブ、PSU(電源装 置ユニット)、ファン コンポーネントが同梱されています。すべてのコンポーネントが正しく装着されており、外れていないか、または配送中に損傷していない かを確認します。 手順 1 レールにアプライアンスを取り付けます。 アプライアンスには、互換性のあるラックおよびラック取り付けキットが必要です。アプライアンス向けレールの取り付けの詳細については、お使いのアプ ライアンスに同梱の『ラック取り付け手順』を参照してください。 2 次の画像に示されているケーブル接続のベスト プラクティス図に基づいて、ソリューションのケーブルを接続してください。 メモ: クラスタには、少なくとも 3 つのアプライアンスがあります。 図 2.
初回起動スクリプト お使いのアプライアンスおよび関連付けられているハイパーバイザに適用される初回起動スクリプト情報を使用します。 Nutanix AOS の初回起動スクリプト Nutanix AOS は、各アプライアンスにインストールされます。Nutanix AOS は事前設定されているため、それ以上の初回設定は必要ありません。CVM ですべてのサービスが動作すると、XC Series アプライアンスはハイパーバイザーから起動され、クラスタ化の準備が整います。 VMware vSphere 用初回起動スクリプトの実行 アプライアンスがラックに設置され、ケーブル接続されたら、VMware vSphere の起動スクリプトを実行します。初回起動スクリプトを実行すると、次のタス クが完了します。 メモ: これらの初回起動スクリプトは、アプライアンスの初回の起動時に自動的に実行され、複数回再起動します。 • vSwitch Nutanix、内外ポート グループ、vmkernal インターフェイスを内部ポート グループのアドレスで作成 • vMotion および管理をデフォルトの外部 vmkernel インタ
• クラスタ化の準備が整っていてローカルで検出されたすべてのアプライアンスから Nutanix Foundation を使用する • コマンド ライン インターフェイスを使用してクラスタを手動で作成する このプロセスを使用して、以下のパラメーターを設定できます。 • クラスタの最大冗長ファクタ(RF) • クラスタ名 • クラスタの仮想 IP(AHV および vSphere の場合はオプション) • サブネット マスクおよびデフォルト ゲートウェイ(iDRAC、ハイパーバイザー、CVM) • DNS(ドメイン ネーム サーバ) • ネットワークタイムプロトコル(NTP)サーバー(Hyper-V の場合はハイパーバイザー NTP は使用不可 ) • ハイパーバイザーホスト名 • アプライアンス IP(iDRAC、ハイパーバイザー、CVM) • 新規のハイパーバイザーおよび CVM の再インストール(Nutanix Foundation CVM ではオプション) Nutanix Prism を使用したクラスタの設定 メモ: Nutanix の詳細については、Dell.
メモ: デフォルトのパスワードは ESXi ホスト用に設定されていません。 表 2.
5 ソフトウェアアプリケーションのダウンロードとインストー ル OpenManage Essentials は、アプライアンスとそのコンポーネントの包括的なビューを提供するハードウェア管理アプリケーションです。OpenManage Essentials では、次の操作が可能です。 • アプライアンスインベントリのリストの検出 • アプライアンスの正常性の監視 • アプライアンスアップデートおよびリモートタスクの実行 • ハードウェアインベントリおよびコンプライアンスレポートの表示 メモ: サポートされる OpenManage Essentials のバージョンの詳細については、Dell.
• Dell OpenManage Essentials • Dell Repository Manager メモ: Dell Repository Manager は、ファームウェアバンドルとアップデートパッケージをカスタマイズする場合にのみインストールしてくださ い。 Dell Nautilus Dell Nautilus は、SAS および SATA ドライブ(またはディスク)用のファームウェアをアップデートするための、汎用メンテナンスリリースユーティリティです。 このタスクについて メモ: サポートされる Dell Nautilus バージョン番号の詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある『Dell EMC XC6420 Series ハイ パーコンバージド アプライアンス Support Matrix』を参照してください。 SAS および SATA ディスクの SSD(ソリッド ステート ドライブ)向けの Dell Nautilus ファームウェア アップデート ユーティリティをダウンロードするには、次の 手順を実行します。 手順 1 Dell.
6 XC Series アプライアンスのモニタリング アプライアンスは、次のいずれかを使用して監視することができます。 • iDRAC • OpenManage Essentials • Nutanix Prism • Nutanix ウェブコンソール 次の表には、コンポーネントおよびモニタ ユーティリティが一覧表示されています。 表 3.
3 各アプライアンスにプリインストールされた OMSA の機能を使用するには、『OpenManage Essentials User’s Guide』(OpenManage Essentials ユーザーズガイド)を使用して設定してください。 4 検出されたアプライアンスのリストにアプライアンスを追加するには、IP アドレスの範囲を使用して、アプライアンスを検出します。 Nutanix Web Console を使用したアプライアンスのモニタリ ング クラスタ、仮想マシン、パフォーマンス、アラート、イベントの正常性を監視するため、Nutanix Web Console はさまざまな範囲のステータス チェック機能を 提供しています。Nutanix Web Console を使用してアプライアンスを監視するには、Nutanix documentation portal で利用可能な『Prism Web Console Guide』を参照してください。 メモ: 『Nutanix Prism Web Console Guide』へのアクセスの詳細については、Dell.
7 ファームウェアのアップデート 次のいずれかを使用して、アプライアンスのファームウェアをアップデートできます。 • iDRAC • DUP(Dell Update Package) • LCM • Nutanix Web Console • Dell EMC Nautilus メモ: 前面ハード ドライブおよび SSD でファームウェアをアップデートするには、Dell EMC Nautilus を Nutanix Web Console の代わりに 使用できます。 次の表には、コンポーネントおよびユーティリティが一覧表示されています。 表 4.
手順 1 コントローラ仮想マシン(CVM)の電源を切ります。 2 [メンテナンス]モードでハイパーバイザーを設定します。 3 CVM GUI にアクセスして、次の操作のいずれかを実行します。 • キーボード、モニタ、またはマウス デバイスを XC6420 アプライアンス上のポートに接続する。 • iDRAC GUI に接続します。 4 メモ: iDRAC GUI の設定とアクセスの詳細については、Dell.
8 ハードウェアの交換 本項では、アプライアンス内でコンポーネントを交換するための高度なタスクについて説明します。 ハードウェアの交換タスクを実行するには、Dell.com/XCSeriesmanuals から以下のドキュメントをダウンロードする必要があります。 • 『Nutanix Hardware Replacement Documentation』(Nutanix ハードウェア交換マニュアル) メモ: 『Nutanix Hardware Replacement Documentation』のダウンロードの詳細については、Dell.
メモ: 『Nutanix Hardware Replacement Guide』へのアクセスの詳細については、Dell.com/XCSeriesmanuals にある『Dell EMC XC6420 Series ハイパーコンバージド アプライアンス Support Matrix』の「Documentation Matrix」の項を参照してください。 クラスタデータが含まれる故障した前面ハードドライブおよ び SSD の交換 このタスクについて クラスタ データが含まれている故障した前面ハード ドライブおよび SSD を交換するには、次の手順に従います。 手順 1 故障したハード ドライブを特定します。 詳細については、Nutanix documentation portal で『Nutanix Hardware Replacement Documentation』の「Data Drive Failure」の項を参照し てください。 メモ: 『Nutanix Hardware Replacement Guide』へのアクセスの詳細については、Dell.
9 アプライアンスのリカバリ Dell EMC は、アプライアンスの障害またはクラスタ ノードに障害が発生した場合にアプライアンスを回復するオプションを提供しています。アプライアンスの リカバリの詳細については、Dell EMC サポートにお問い合わせください。 22 アプライアンスのリカバリ
10 困ったときは トピック: • Dell EMC へのお問い合わせ • Dell EMC SupportAssist • サービスタグの位置 • XC6420 システム用 Quick Resource Locator Dell EMC へのお問い合わせ 前提条件 メモ: インターネットにアクセスできない場合には、注文書、配送伝票、請求書、または Dell EMC 製品カタログにある、お問い合わせ情報を ご利用ください。 このタスクについて Dell EMC では、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに異 なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。Dell EMC のセールス、テクニカルサポート、またはカスタマサービスへは、次の手順で お問い合わせいただけます。 手順 1 Dell.
図 4. お使いのアプライアンスのサービス タグの位置 1 情報タグ(上面図) 2 情報タグ(背面図) 3 OMM(OpenManage Mobile)ラベル 4 MAC アドレスおよびセキュア パスワード ラベル 5 サービスタグラベル XC6420 システム用 Quick Resource Locator QRL(Quick Resource Locator)を使用して、システム情報や操作手順の動画に即時アクセスします。これは、Dell.com/QRL にアクセスするか、スマ ートフォンやタブレットと Dell EMC アプライアンスにあるモデル固有の QR(Quick Resource)コードを使用して、実行できます。QR コードを試すには、以 下のイメージをスキャンしてください。 図 5.
A ベアメタルリカバリ Dell EMC は、高速で効率的なベア メタル リカバリ オプションを維持するために、RASR(Rapid Appliance Self Recovery)ツールを使用することを推 奨します。 警告: RASR USB ディスクを作成すると、USB ディスク上に保存されたすべてのデータが削除されます。 警告: RASR USB バックアップ ディスクを使用してアプライアンスに工場出荷時への復元を実行すると、アプライアンスに保存されているすべ てのデータが削除されます。 ベア メタル リカバリの導入後は、次の方法のいずれかを使用して RASR USB ディスクを作成できます。 • Hyper-V 用 RASR USB ディスクの作成 • ESXi および AHV 用 RASR USB ディスクの作成 トピック: • Hyper-V 用 RASR USB ディスクの作成 • ESXi および AHV 用 RASR USB ディスクの作成 Hyper-V 用 RASR USB ディスクの作成 1 16 GB 以上の USB ディスクをアプライアンスの使用可能な USB ス