Dell EMC XC6420 シリーズ ハイパーコンバージド ア プライアンス 設置およびサービス マニュアル 規制モデル: E43S Series 規制タイプ: E43S001
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。Dell、EMC、およびその他の商標は Dell Inc.またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞ れの所有者の商標である可能性があります。 2018 - 03 Rev.
目次 1 XC6420 シリーズの概要................................................................................................................................... 7 XC6420 Series スレッドの背面図....................................................................................................................................... 7 ネットワーク ポート インジケータ コード.................................................................................................................................. 8 ハード ドライブへのスレッドのマッピング.........................
セットアップユーティリティ詳細........................................................................................................................................27 システム BIOS...............................................................................................................................................................27 iDRAC 設定ユーティリティ............................................................................................................................................ 46 デバイス設定......................
M.2 SATA x16 ライザーの取り付け...............................................................................................................................71 M.2 SATA カードの取り外し.........................................................................................................................................72 M.2 SATA カードの取り付け........................................................................................................................................ 73 メザニンと OCP カード.................................
ドライバのインストール......................................................................................................................................................... 97 BOSS のトラブルシューティング........................................................................................................................................... 97 物理ディスクがオペレーティング システムに表示されない..............................................................................................97 オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスク...................................
1 XC6420 シリーズの概要 XC6420 シリーズのスレッドは、プロセッサーあたり 28 コアのインテル Xeon スケーラブル E5-2600 製品ファミリー プロセッサーを 2 個までサポートします。 また、拡張と接続性のために、16 個のメモリ モジュール、専用のメザニン、PCIe、OCP(オープン コンピュート プロジェクト)アダプタもサポートします。 メモ: ファブリック コネクタ付きのインテル Xeon スケーラブル プロセッサーはネイティブ Omni-Path とも呼ばれます。 トピック: • XC6420 Series スレッドの背面図 • ネットワーク ポート インジケータ コード • ハード ドライブへのスレッドのマッピング • お使いのシステムのサービス タグの位置 XC6420 Series スレッドの背面図 図 1. XC6420 Series スレッドの背面図 表 1.
アイテム インジケータ、ボタン、またはコネクタ アイコン 説明 5 背面電源ボタン 該当なし 背面からスレッドの電源をオンにできます。 6 iDRAC または NIC ポート IDRAC へのリモートアクセスができます。詳細については、Dell.
図 3. QSFP メザニン カードの LAN インジケータ 1 リンクインジケータ 2 アクティビティインジケータ 表 2.
図 4. Ethernet ポートインジケータコード スピードインジケータ 1 2 リンクおよびアクティビティインジケータ 表 3. Ethernet ポートインジケータコード 表記規則 ステータス 状態 A リンクおよびアクティビティインジケータが消灯 NIC がネットワークに接続されていません。 B リンクインジケータが緑色 NIC は、最大ポート速度で有効なネットワークに接続され ています。 C リンクインジケータが橙色 NIC は、最大ポート速度未満で有効なネットワークに接続 されています。 D アクティビティインジケータが緑色に点滅 ネットワークデータの送信中または受信中です。 ハード ドライブへのスレッドのマッピング 図 5. エンクロージャが 24 x 2.
お使いのシステムのサービス タグの位置 お使いのシステムは、一意のエクスプレス サービス コードおよびサービスタグナンバーで識別されます。エクスプレス サービス コードおよびサービス タグは、ス レッドの背面から EST タグを引き出して確認します。この情報は、Dell EMC がサポートへのお電話を適切な担当者に転送するために使用します。 図 6.
2 マニュアルリソース Dell EMC のマニュアルは、出荷時に同梱されているか、またはデルの Web サイト Dell.com/XCSeriesmanuals で入手できます。 Dell EMCDell EMC iDRAC のマニュアルは Dell.com/idracmanuals で入手できます。 Dell EMC のドキュメントにアクセスするには、次の手順を実行します。 1 Dell EMC サポートページで General Support(一般的なサポート) まで下方向にスクロールして、Servers, Storage & Networking(サー バ、ストレージ、およびネットワーキング) をクリックします。 2 Engineered Solutions をクリックし、必要なマニュアルを選択します。 表 4.
3 技術仕様 本項では、お使いのシステムの技術仕様と環境仕様の概要を示します。 トピック: • XC6420 Series スレッドの寸法 • シャーシの重量 • プロセッサの仕様 • システムバッテリー • 拡張バスの仕様 • メモリの仕様 • ハードドライブとストレージの仕様 • ビデオの仕様 • 環境仕様 XC6420 Series スレッドの寸法 図 7. XC6420 Series スレッドの寸法 表 5. XC6420 Series スレッドの寸法 X Y Z 17.44 mm(6.86 インチ) 4.05 mm(1.59 インチ) 57.45 mm(22.
シャーシの重量 表 6. XC6420 Series スレッドのシャーシ重量 システム 最大重量(すべてのスレッドとドライブを含む) 24 x 2.5 インチ ハードドライブ システム 41.46 Kg(91.40 lb) バックプレーン システムなし 34.56 Kg(76.19 lb) プロセッサの仕様 XC6420 Series スレッドは、4 個の独立スレッドのそれぞれにおいて Intel Xeon スケーラブル E5-2600 製品ファミリーのプロセッサーを 2 個までサポートし ています(プロセッサーあたり最大 28 コアをサポート)。 システムバッテリー XC6420 Series のスレッドには、交換可能な CR 2032 3V リチウム コイン型電池を使用します。 拡張バスの仕様 XC6420 Series のスレッドは 4 つの第 3 世代対応 PCIe スロットをサポートしています。2 つのスロットには、基本構成が実装されています。 表 7.
ハードドライブとストレージの仕様 XC6420 Series スレッドは、SAS および SATA のハードドライブと SSD(ソリッド ステート ドライブ)をサポートしています。 表 9. XC6420 Series スレッドでサポートされているドライブ オプション エンクロージャ内のドライブの最大数 スレッドごとの割り当てられたドライブの最大数 24 台の 2.5 インチ ドライブ システム スレッドあたり 6 台の SAS/SATA ハードドライブおよび SSD 24 台の NVMe 搭載 2.5 インチ ドライブ システム NVMe バックプレーンが次のいずれかの構成をサポート: • スレッドあたり 2 台の NVMe ドライブと、4 台の SAS/SATA ハードドラ イブおよび SSD • スレッドあたり 6 台の SAS/SATA ハードドライブおよび SSD M.2 SATA ドライブ M.2 SATA カードでは 120 GB の容量をサポート microSD カード 各スレッドの PCIe ライザーで 1 枚 表 10. M.
温度の仕様 表 12. 温度の仕様 温度 仕様 ストレージ -40°C ~ 65°C(-40°F ~ 149°F) 継続動作(高度 950 m(3117 フィート)未満) 10~35 °C(50~95 °F) 、装置への直射日光なし。 最大温度勾配(動作時および保管時) 20 °C/h(36 °F/h) メモ: 一部の構成では低い周囲温度が必要です。詳細については、標準の動作温度の仕様を参照してください。 相対湿度の仕様 表 13. 相対湿度の仕様 相対湿度 仕様 ストレージ 最大露点 33 °C(91 °F)で 5~95 % の相対湿度。空気は常に非結 露状態であること。 動作時 29°C(84.2°F)で 10~80%の相対湿度。 最大振動の仕様 表 14. 最大振動の仕様 最大耐久震度 仕様 動作時 0.26 Grms(5~350 Hz)(全稼働方向)。 ストレージ 1.
最大衝撃の仕様 表 15. 最大衝撃の仕様 最大耐久衝撃 仕様 動作時 X、y、z 軸の正および負方向に 24 回連続衝撃パルス(システムの各側 で 4 パルス)、11 ミリ秒以下で 6 G。 ストレージ X、y、z 軸の正および負方向に 6 回連続衝撃パルス(システムの各側で 1 パルス)、2 ミリ秒以下で 71 G。 最大高度の仕様 表 16. 最大高度の仕様 最大高度 仕様 動作時 3048 m(10,000 ft) ストレージ 12,000 m(39,370 フィート) 動作時温度ディレーティングの仕様 表 17.
粒子状およびガス状汚染物質の仕様 表 18. 粒子状汚染物質の仕様 粒子汚染 仕様 空気清浄 データセンターの空気清浄レベルは、ISO 14644-1 の ISO クラス 8 の定義に準じて、95% 上限信頼限界です。 メモ: この条件は、データセンター環境にのみ適用されます。空気清浄要件は、事務所や工場現場などのデータセンター外での使用のた めに設計された IT 装置には適用されません。 メモ: データセンターに吸入される空気は、MERV11 または MERV13 フィルタで濾過する必要があります。 伝導性ダスト 空気中に伝導性ダスト、亜鉛ウィスカ、またはそ の他伝導性粒子が存在しないようにする必要が あります。 メモ: この条件は、データセンター環境と非データセンター環境に適用されます。 腐食性ダスト 空気中に腐食性ダストが存在しないようにする 必要があります。 空気中の残留ダストは、潮解点が相対湿度 60% 未満である必要があります。 メモ: この条件は、データセンター環境と非データセンター環境に適用されます。 表 19.
表 20. 動作時の標準温度の仕様 標準動作温度 仕様 温度範囲(高度 950 m(3117 フィート)未満) 10~35 °C(50~95 °F) 、装置への直射日光なし。 メモ: 一部の構成では、低い周囲温度が必要です。詳細については、次の表を参照してください。 表 21. 非ファブリック デュアル プロセッサー構成での最大連続動作温度 TDP(W) プロセッサの サポートされる モデル番号 ヒートシンク 205W 8180 8180M 8168 200W 6154 165W 6150 6146 8176 8176M 8170M CPU1: FMM2M | CPU2: V2DRD CPU あたり 24x 2.5 イ 20x 2.5 イン 16x 2.5 イン 12x 2.5 イン 8x 2.5 イン 4x 2.5 イン の DIMM ンチ HDD エ チ HDD エン チ HDD エン チ HDD エン チ HDD エン チ HDD エン 最大数 ンクロージャ クロージャ クロージャ クロージャ クロージャ クロージャ CPU1:6 | CPU2:8 21°C/ 69.
TDP(W) プロセッサの サポートされる モデル番号 ヒートシンク 8170 155W 6144 150W 6148 6142 6136 8164 8160M 8160 140W 6132 6152 6140M 6140 20 技術仕様 CPU あたり 24x 2.5 イ 20x 2.5 イン 16x 2.5 イン 12x 2.5 イン 8x 2.5 イン 4x 2.
TDP(W) プロセッサの サポートされる モデル番号 ヒートシンク CPU あたり 24x 2.5 イ 20x 2.5 イン 16x 2.5 イン 12x 2.5 イン 8x 2.5 イン 4x 2.
TDP(W) プロセッサの サポートされる モデル番号 ヒートシンク 4114 4112 4110 4108 3106 3104 70W 4109T CPU あたり 24x 2.5 イ 20x 2.5 イン 16x 2.5 イン 12x 2.5 イン 8x 2.5 イン 4x 2.
動作時の拡張温度 仕様 40~45°C の場合、950 m を超える場所では 125 m(228 フィート)上昇するごとに最大許容 温度を 1°C(1°F) 下げます。 メモ: 動作時の拡張温度範囲で使用すると、システムのパフォーマンスに影響が生じる場合があります。 メモ: 拡張温度範囲でシステムを使用している際に、システムイベントログに周囲温度の警告が報告される場合があります。 技術仕様 23
4 システムの初期セットアップユーティリティと設定 システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 このタスクについて メモ: 工場出荷時の設定は一切変更しないでください。 手順 1 システムを開梱します。 2 システムをラックに取り付けます。システムのラックへの取り付けの詳細については、Dell.
iDRAC へのログイン iDRAC には次の資格情報でログインできます。 • iDRAC ユーザー • Microsoft Active Directory ユーザー • Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ユーザー iDRAC へのセキュアなデフォルトのアクセスを選択した場合は、システムの情報タグの裏に記載されている iDRAC のセキュアなデフォルトのパスワードを使 用できます。iDRAC へのセキュアなデフォルトのアクセスを選択していない場合は、デフォルトのユーザー名は root、パスワードは calvin です。シング ルサインオンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます。 メモ: iDRAC にログインするには、iDRAC 資格情報が必要です。 メモ: iDRAC IP アドレスをセットアップした後は、デフォルトのユーザー名とパスワードを変更してください。 iDRAC へのログイン、および iDRAC ライセンスの詳細については、Dell.
5 プレオペレーティングシステム管理アプリケーション Dell EMC では、工場出荷時の設定を一切変更しないことを推奨します。XC シリーズは工場出荷時に設定が行われています。 トピック: • プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するためのオプション • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • PXE 起動 プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するため のオプション お使いのシステムには、プレ オペレーティング システムのアプリケーションを管理するための次のオプションがあります。 • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • Preboot Execution Environment(PXE) セットアップユーティリティ セットアップユーティリティ 画面を使用して、お使いのシステムの BIOS 設定、iDRAC 設定およびデバイス設定を行うことができます。 メモ: デフォルトでは、選択したフィールドのヘルプ
セットアップユーティリティ詳細 セットアップユーティリティメインメニュー 画面の詳細は次のとおりです。 メモ: XC Series システムでは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしていません。 オプション 説明 システム BIOS BIOS 設定を構成できます。 iDRAC 設定 iDRAC を設定できます。 iDRAC 設定ユーティリティは、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用することで iDRAC パラメーターをセット アップして設定するためのインタフェースです。iDRAC 設定ユーティリティを使用することで、さまざまな iDRAC パラメーターを有 効または無効にすることができます。このユーティリティの詳細については、Dell.
オプション 説明 SATA 設定 内蔵 SATA コントローラとポートの有効 / 無効を切り替えるオプションを指定します。 NVMe の設定 NVMe 設定を変更するオプションを指定します。RAID アレイでの構成対象の NVMe ドライブがシステムに含まれる場合、こ のフィールドおよび[SATA 設定]メニューの[組み込み SATA]フィールドを[RAID]モードに設定する必要があります。ま た、場合によっては[起動モード]の設定を[UEFI]に変更する必要があります。それ以外の場合は、このフィールドを[非 RAID]モードに設定します。 起動設定 システムの起動モードとして BIOS または UEFI を設定できます。 ネットワーク設定 UEFI ネットワーク設定および起動プロトコルを管理するためのオプションの設定を行います。 レガシーネットワークの設定は、デバイス設定 メニューで管理されます。 内蔵デバイス 内蔵デバイスコントローラとポートを管理するためのオプションの設定を行います。また、関連する機能とオプションの設定を行い ます。 シリアル通信 シリアル ポートを管理するため
オプション 説明 システム BIOS バージ システムにインストールされている BIOS のバージョンを指定します。 ョン システム管理エンジン のバージョン 管理エンジン ファームウェアの現在のバージョンを指定します。 システムのサービスタ グ システムのサービスタグを指定します。 システムの製造元 システムの製造元の名前を指定します。 システムの製造元の 連絡先情報 システムの製造元の連絡先情報を指定します。 システム CPLD バー ジョン システムの CPLD(コンプレックス プログラマブル ロジック デバイス)ファームウェアの現在のバージョンを指定します。 UEFI 準拠バージョン システム ファームウェアの UEFI 準拠レベルを指定します。 メモリ設定 メモリ設定 画面を使用して、メモリの設定をすべて表示し、システムメモリのテストやノードのインターリービングなど特定のメモリ機能を有効または無効に できます。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メモリ設定の表示 メモリ設定 画面を表示するには、次の手
オプション 説明 システムメモリテスト システムの起動中にシステムメモリテストを実行するかどうかを設定します。オプションは 有効 および 無効 です。このオプション は、デフォルトで 無効 に設定されています。 メモリ動作モード メモリの動作モードを指定します。使用可能なオプションは、オプティマイザモード、シングルランクスペアリングモード、マルチ ランクスペアリングモード、ミラーモード、Dell 耐障害性モード です。このオプションは、デフォルトで オプティマイザモード に 設定されています。 メモ: メモリ動作モード オプションには、お使いのシステムのメモリ構成に基づいて、異なるデフォルトおよび利用可能 オプションがあります。 メモ: Dell 耐障害性モード オプションは、耐障害性を持つメモリ領域を確立します。このモードは、この機能をサポー トするオペレーティングシステムによる、重要なアプリケーションのロード、またはオペレーティングシステムカーネルの有 効化のための使用が可能で、システムの可用性を最大化します。 メモリの動作モードの メモリの動作モードの現在の状態を指定します。 現在の状態 ノ
オプション 説明 隣接キャッシュライン のプリフェッチ シーケンシャルメモリアクセスの頻繁な使用を必要とするアプリケーション用にシステムを最適化します。このオプションは、デフォ ルトで 有効 に設定されています。このオプションは、ランダムメモリアクセスの高頻度の使用を必要とするアプリケーションには無 効にできます。 ハードウェアプリフェッ ハードウェアプリフェッチャの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定されています。 チャ DCU ストリーマプリフ データキャッシュユニット(DCU)ストリーマプリフェッチャの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで 有効 に ェッチャ 設定されています。 DCU IP プリフェッチャ データキャッシュユニット(DCU)IP プリフェッチャの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定さ れています。 サブ NUMA クラスタ サブ NUMA クラスタの有効 / 無効を切り替えます。このオプションはデフォルトで 無効 に設定されています。 論理プロセッサのアイ システムのエネルギ
SATA 設定の表示 SATA 設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、 SATA 設定 をクリックします。 SATA 設定の詳細 メモ: XC Series システムでは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしていません。 SATA Sttings(SATA 設定)画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 Embedded SATA(組 組み込み SATA オプションを、[AHCI]または[RAID]モードに設定できます。このオプションは、デフォルトで[AHCI]に設 み込み SATA) 定されています。 Secu
オプション Port C(ポート C) 説明 オプション 説明 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 選択したデバイスのドライブ タイプを設定します。[組み込み SATA 設定]が[ATA]モードに設定されている場合、BIOS サ ポートを有効にするには、このフィールドを[自動]に設定する必要があります。BIOS サポートをオフにするには、[オフ]に設 定します。 AHCI または RAID モードの場合、BIOS のサポートは常に有効です。 Port D(ポート D) オプション 説明 機種 選択されたデバイスのドライブモデルを指定します。 ドライブタイプ SATA ポートに接続されているドライブのタイプを指定します。 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 選択したデバイスのドライブ タイプを設定します。[組み込み SATA 設定]が[ATA]モードに設定されている場合、BIOS サ
オプション Port G(ポート G) 説明 オプション 説明 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 選択したデバイスのドライブ タイプを設定します。[組み込み SATA 設定]が[ATA]モードに設定されている場合、BIOS サ ポートを有効にするには、このフィールドを[自動]に設定する必要があります。BIOS サポートをオフにするには、[オフ]に設 定します。 AHCI または RAID モードの場合、BIOS のサポートは常に有効です。 Port H(ポート H) オプション 説明 機種 選択されたデバイスのドライブモデルを指定します。 ドライブタイプ SATA ポートに接続されているドライブのタイプを指定します。 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 選択したデバイスのドライブ タイプを設定します。[組み込み SATA 設定]が[ATA]モードに設定されている場合、BIOS サ
3 System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 [システム BIOS]画面で、[NVMe 設定]をクリックします。 NVMe 設定の詳細 メモ: XC Series システムでは、RAID 構成の NVMe ドライブをサポートしていません。 メモ: XC Series システムでは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしていません。 [NVMe 設定]画面の詳細は次のとおりです。 オプション 説明 NVMe モード NVMe モードを設定できます。このオプションは、デフォルトで[非 RAID]に設定されています。 起動設定 起動設定 画面を使用して、起動モードを BIOS、または UEFI に設定することができます。起動順序を指定することも可能です。 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 • • UEFI:Unified Extensible Firmware Interface(UEFI
オプション 説明 注意: OS インストール時の起動モードが異なる場合、起動モードを切り替えるとシステムが起動しなくなることがあ ります。 OS が UEFI をサポートしている場合は、このオプションを[UEFI]に設定できます。このフィールドを[BIOS]に設定すると、 UEFI 非対応の OS との互換性が有効になります。このオプションは、[][BIOS]に設定されています。 メモ: このフィールドを UEFI に設定すると、BIOS 起動設定 メニューが無効になります。 起動シーケンス再試 行 起動シーケンス再試行 機能の有効 / 無効を切り替えます。このオプションが 有効 に設定された状態でシステムが起動に失 敗した場合、システムは 30 秒後に起動シーケンスを再試行します。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定されていま す。 ハードディスクフェイル 障害が発生しているハードドライブを特定します。起動オプション設定 メニューの ハードディスクドライブシーケンス でデバイ オーバー スを選択します。このオプションが 無効 に設定されている場合は、リストの始めにあるハードドライブのみ起動を
内蔵デバイスの詳細 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 User Accessible USB Ports(ユーザー のアクセスが可能な USB ポート) USB ポートを有効または無効にできます。[すべてのポートをオフ]を選択すると、すべての USB ポートが無効になります。 USB キーボードおよびマウスは、特定のオペレーティング システムでの起動プロセス中に動作します。起動プロセスが完了した ら、ポートが無効の場合は USB キーボードとマウスは機能しません。このオプションは、デフォルトで[すべてのポートをオン]に 設定されています。 Internal USB Port 内蔵 USB ポートの有効/無効を切り替えます。このオプションは[オン]または[オフ]に設定します。デフォルトでは[オン] (内蔵 USB ポート) に設定されています。 メモ: PCIe ライザー上の内蔵 SD カード ポートが内蔵 USB ポートによって制御されます。 iDRAC Direct USB ポート iDRAC Direct USB ポートは、ホ
オプション 説明 Slot Disablement(ス お使いのシステムで利用可能な PCIe スロットの有効/無効を切り替えます。スロット無効化機能により、指定のスロットに取り ロット無効化) 付けられている PCIe カードの設定が管理されます。スロットは、取り付けられている周辺カードによってオペレーティング システ ムからの起動が妨げられている場合、またはシステムの起動に遅延を生じさせている場合にのみ、無効化するようにしてくださ い。スロットが無効になると、Option ROM と UEFI ドライバの両方が無効になります。システムに存在するスロットのみが制御 に利用可能となります。 表 24.
オプション 説明 Serial Port Address シリアル デバイスのポート アドレスを設定することができます。このフィールドでは、シリアル ポート アドレスを COM1 または (シリアルポートアドレ COM2(COM1=0x3F8、COM2=0x2F8)に設定します。このオプションは、デフォルトで[シリアル デバイス 1=COM2、シリ ス) アル デバイス 2=COM1]に設定されています。 メモ: シリアルオーバー LAN (SOL) 機能にはシリアルデバイス 2 のみ使用できます。SOL でコンソールのリダイレク トを使用するには、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポートアドレスを設定します。 メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC に保存されたシリアル MUX 設定を同期します。iDRAC で、シリ アル MUX 設定を 独立して変更することができます。BIOS セットアップユーティリティから BIOS のデフォルト設定を ロードしても、シリアル MUX 設定を Serial Device 1(シリアルデバイス 1)のデフォルト設定に必ず戻せるとは限り
オプション 説明 メモ: システムプロファイル設定画面のすべてのパラメータは、System Profile(システムプロファイル)オプションが Custom(カスタム)に設定されている場合のみ使用可能です。 CPU Power CPU 電力の管理を設定します。このオプションは、デフォルトで[システム DBPM(DAPC) ]に設定されています。DBPM は Management(CPU Demand-Based Power Management(デマンド ベースの電力管理)の略です。その他のオプションには、[OS DBPM]、 電力の管理) [最大パフォーマンス]、[ハードウェア P 状態]などがあります。 Memory Frequency システム メモリの速度を設定します。[最大パフォーマンス]、[最大限の信頼]、または特定の速度を選択できます。このオプ (メモリ周波数) ションは、デフォルトで[最大パフォーマンス]に設定されています。 Turbo Boost(ターボ ターボブーストモードで動作するプロセッサの有効/無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設 ブース
システムセキュリティの表示 システムセキュリティ 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で システムセキュリティ をクリックします。 システムセキュリティ設定の詳細 System Security Settings(システムセキュリティ設定)画面の詳細は次の通りです。 オプション 説明 インバンド管理インタ ーフェイス この設定を[無効]にすると、ME(管理エンジン)のデバイス、HECI デバイス、システムの IPMI デバイスがオペレーティング システムに表示されなくなります。これにより、オペレーティング システムによる ME の電力制御設定の
オプション 説明 注意: TPM をクリアすると、TPM 内のすべてのキーが失われます。TPM キーが失われると、OS の起動に影響する おそれがあります。 [TPM セキュリティ]が[オフ]に設定されている場合、このフィールドは読み取り専用になります。このコマンドを有効にする には、再起動を行う必要があります。 Intel(R) TXT Intel Trusted Execution Technology(TXT)オプションを有効または無効にします。Intel TXT オプションを有効にするには、 仮想化テクノロジと TPM セキュリティを起動前測定ありで有効にする必要があります。このオプションは、デフォルトで Off(オ フ)に設定されています。 電源ボタン システムの前面にある電源ボタンを有効または無効にします。このオプションは、デフォルトで[有効]に設定されています。 AC Power Recovery AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定します。このオプションは、デフォルトで[前回]に設定されています。 (AC 電源リカバリ) AC Power Recovery AC 電源が回復
オプション 説明 オプション 展開モード 説明 [展開モード]は最もセキュアなモードです。[展開モード]では、PK をインストールする必要があ ります。これにより、プログラムによるポリシー オブジェクト アップデートの試行に対して、BIOS がシグ ネチャの検証を行います。 [展開モード]はプログラムによるモードの移行を制限します。 Secure Boot Policy イメージを認証するためにセキュアブートが使用する証明書とハッシュのリストを指定します。 Summary(セキュアブ ートポリシーサマリ) セキュアブートカスタ ムポリシーの設定 セキュア ブート カスタム ポリシーを設定します。このオプションを有効にするには、[セキュア ブート ポリシー]を[カスタム]オ プションに設定します。 システムパスワードおよびセットアップパスワードの作成 前提条件 パスワード ジャンパが有効になっていることを確認します。パスワード ジャンパは、システム パスワードとセットアップ パスワード機能を有効または無効にし ます。詳細については、「」システム基板のジャンパ設定「」「」を参照してください。 メモ: パ
手順 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 システムパスワードを入力し、Enter を押します。 次の手順 パスワードステータス が ロック に設定されている場合は、再起動時に画面の指示に従ってシステムパスワードを入力し、Enter を押します。 メモ: 間違ったシステムパスワードを入力すると、システムがパスワードの再入力を求めるメッセージを表示します。3 回目までに正しいパスワー ドを入力してください。間違ったパスワードを 3 回入力すると、システムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システムの電源を切る必要 があります。システムの電源を切って再起動しても、正しいパスワードを入力するまでは、このエラーメッセージが表示されます。 システムおよびセットアップパスワードの削除または変更 前提条件 メモ: Password Status(パスワードステータス)が Locked(ロック)に設定されている場合、既存のシステムパスワードまたはセットアップパ スワードを削除または変更することはできません。 手順 1 セットアップユーティリティを起動するには、システムの電源投入または再起動の直後に F2
冗長 OS 制御 冗長 OS 制御 画面を使用して、冗長 OS 制御用の冗長 OS 情報を設定することができます。また、お使いのシステムの物理的なリカバリディスクを構 成できます。 冗長 OS 制御の表示 冗長 OS 制御 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、冗長 OS 制御 をクリックします。 冗長 OS 制御画面の詳細 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 冗長 OS 制御 画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 冗長 OS の場所 以下のデバイスからバックアッ
その他の設定 その他の設定 画面を使用して、アセットタグの更新やシステムの日付と時刻の変更などの特定の機能を実行できます。 その他の設定の表示 その他の設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、その他の設定 をクリックします。 その他の設定の詳細 メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 その他の設定 画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 システムの時刻 システムの時刻を設定することができます。 システムの日付 システムの日付を設定することができます。 アセット
メモ: XC Series システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メモ: 一部の iDRAC 設定ユーティリティ機能へのアクセスには、iDRAC Enterprise ライセンスのアップグレードが必要です。 iDRAC 使用についての詳細に関しては、Dell.
ブートマネージャのメインメニュー メモ: XC Series システムでは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしていません。 メニュー項目 説明 通常の起動を続行 システムは起動順序の先頭にあるデバイスから順に起動を試みます。起動が失敗すると、システムは起動順序内の次のデバ イスから起動を試みます。起動が成功するか、起動オプションがなくなるまで処理は続行されます。 ワンショット起動メニュ 起動メニューにアクセスし、ワンタイム起動デバイスを選択して、このデバイスから起動できます。 ー セットアップユーティリ ティの起動 セットアップユーティリティにアクセスできます。 Lifecycle Controller ブートマネージャを終了し、Dell Lifecycle Controller プログラムを起動します。 の起動 システムユーティリティ システム診断および UEFI シェルなどのシステムユーティリティメニューを起動できます。 ワンショット BIOS 起動メニュー ワンショット BIOS 起動メニュー では、起動元となる起動デバイスを選択することができます。 システムユー
6 システムコンポーネントの取り付けと取り外し 安全にお使いいただくために 警告: システムを持ち上げる必要のある場合は、必ず 2 人以上で行ってください。けがを防ぐために、決してシステムを 1 人で持ち上げようとし ないでください。 警告: システムの電源が入っている状態でシステムカバーを開いたり取り外したりすると、感電するおそれがあります。 注意: カバーを外した状態でシステムを 5 分以上運転しないでください。コンポーネントの損傷を招くおそれがあります。 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンライ ンサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。Dell の許 可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属する「安全にお使いいただくために」をよく読み、指示に従ってくだ さい。 メモ: システム内部のコンポーネントでの作業中は、静電マットと静電ストラップを常に使用することが推奨されています。 注意: 正常な動作と冷却を
• #4 ナット ドライバ • #T30 トルクスドライバ • 静電気防止用リストバンド • ESD マット スレッドの内部 注意: このシステムは、過熱を防ぐためにシステムカバーを取り付けた状態で使用する必要があります。 図 8. XC6420 スレッドの内部 1 スレッドのプルハンドル 2 メザニンカード 3 SATA 4 メモリ スロット(4) 5 CPU1 プロセッサー ヒートシンク モジュール 6 CPU2 プロセッサー ヒートシンク モジュール ソケット 7 サポート ブラケット 8 M.2 SATA ライザー 9 メモリ スロット(4) 10 PCIe 拡張カード ライザー アセンブリ XC6420 Series スレッド XC6420 Series スレッドは、XC6400 Series エンクロージャ内に取り付けられているサーバ ユニットです。このスレッドが特徴とするのは、デュアル プロセッ サー、メモリ、PCIe 拡張スロット、メザニン カード、オンボード ストレージ(SD カードおよび M.
図 9.
図 10.
図 11.
図 12.
図 13.
図 14.
図 15. メモリソケットの位置 メモリチャネルの構成は次のとおりです。 表 25.
モードごとのガイドライン 各プロセッサーには 5 つのメモリ チャネルが割り当てられています。使用可能な構成は、選択するメモリ モードによって異なります。メモリを[メモリの最適 化]モードに設定することをお勧めします。 メモ: RAS 特性をサポートするために x4 と x8 DRAM ベースの DIMM を混在させることが可能ですが、特定の RAS 特性に関するすべてのガ イドラインに従う必要があります。x4 DRAM ベースの DIMM は、メモリ最適化(独立チャネル)モードで SDDC(Single Device Data Correction)を維持します。x8 DRAM ベースの DIMM が SDDC を獲得するには、アドバンス ECC モードを必要とします。 メモリモジュールの取り外し 前提条件 1 安全にお使いいただくためにに示す安全ガイドラインに従ってください。 2 システム内部の作業を始める前にの手順に従ってください。 3 エアフローカバーを取り外します。 警告: メモリ モジュールは、システムの電源をオフにした後に冷却します。メモリ モジュールを取り扱うときは、カードの両端を
メモリモジュールの取り付け 前提条件 安全にお使いいただくためにに示す安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。 注意: 各モジュールは、端だけを持ち、メモリ モジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってください。 注意: 取り付け中のメモリ モジュール、またはメモリ モジュール ソケットへの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを折ったり曲げたりしないで ください。メモリ モジュールの両端を同時に挿入する必要があります。 2 メモリモジュールソケットのイジェクタを外側に向かって開き、メモリモジュールをソケットに挿入できる状態にします。 3 メモリモジュールのエッジコネクタをメモリモジュールソケットの位置合わせキーに合わせ、メモリモジュールをソケット内に挿入します。 注意: メモリモジュールの中央にかけないようにしてください。メモリモジュールの両端に均等に力を加えてください。 メモ: メモリモジュールソケットには位置合わせキーがあり、メモリモジュールをソケットに一方向でしか取り付けられないようになっています。 4 ソケットレバーが所定
サポート ブラケット サポート ブラケットの取り外し 前提条件 1 安全にお使いいただくためにに示す安全ガイドラインに従ってください。 2 システム内部の作業を始める前にの手順に従ってください。 3 スレッドをエンクロージャから取り外します。 手順 プラスドライバの 1 番を使用して、サポート ブラケットを固定してしてるネジを取り外し、ブラケットをスレッドから取り外します。 図 18.
図 19. サポート ブラケットの取り付け 次の手順 1 スレッドをエンクロージャに取り付けます。 2 システム内部の作業を終えた後にの手順に従ってください。 拡張カード システム内の拡張カードは、拡張バス経由でシステムに機能を追加するためにシステム基板ライザーカードの拡張スロットに挿入できるプリント基板で す。 メモ: 拡張カード ライザーがないか、サポートされていない場合、SEL(システムイベントログ)イベントとして記録されます。システムの電源投 入に支障はなく、BIOS、POST メッセージも F1/F2 一時停止のメッセージも表示されません。 PCIe スロットの優先順位 表 26.
ライザー フォームファクタ スロット CPU マッピング または、 メザニン 1 CPU1 Skylake-Fabric OCP MEZZ は SKL-F 25 W QSFP キャリア カードが 占有 1 CPU2 Skylake または Skylake-Fabric OCP メザニン スロット (スロット 3) ライザー スロット(SATA ロープロファイル M.2)(スロット 5) スロット幅 最高電力消費量 M.2 SATA ライザーで 25 W 使用されていない PCIe コネクタ データ レ ーン メモ: 拡張バスの仕様については、拡張バスの仕様を参照してください。 表 27. サポートする拡張カード 場所 カードのタイプ フォームファクタ リンク幅 スロットの優先順位 最大カード数 メザニン(スロット 1) Dell HBA H330 ミニ ア メザニン ダプタ x8 1 1 スロット 5 SATA M.
図 20.
図 21.
図 22.
図 23.
図 24.
図 25.
図 26.
図 27. ライザーカードの取り付け 次の手順 1 拡張カードが取り外されている場合は、取り付けます。 2 拡張カード ライザー アセンブリを取り付けます。 3 スレッドをエンクロージャに取り付けます。 4 システム内部の作業を終えた後にの手順に従ってください。 M.2 SATA ドライブ BOSS カードは、特にサーバのオペレーティング システムの起動用に設計されたシンプルな RAID ソリューション カードです。このカードは、6 Gbps の M.2 SATA ドライブを 2 台までサポートします。BOSS アダプタ カードに装備されている 2 レーン PCIe Gen 2.0 を使用する x8 コネクタは、ロー プロファイルお よびハーフ ハイトのフォーム ファクターでのみ使用できます。 M.
図 28. M.2 SATA x16 ライザーの取り外し 次の手順 M.2 SATA x16 ライザーを取り付けます。 M.2 SATA x16 ライザーの取り付け 前提条件 1 安全にお使いいただくためにに示す安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 データ ケーブルをライザーに接続します。 2 M.
図 29. M.2 SATA x16 ライザーの取り付け 次の手順 1 スレッドをエンクロージャに取り付けます。 2 システム内部の作業を終えた後にの手順に従ってください。 M.2 SATA カードの取り外し 前提条件 1 安全にお使いいただくためにに示す安全ガイドラインに従ってください。 2 システム内部の作業を始める前にの手順に従ってください。 3 スレッドをエンクロージャから取り外します。 4 該当する場合は、拡張カード ライザー アセンブリを取り外します。 5 M.2 x16 ライザーを取り外します。 手順 1 プラスドライバの 1 番を使用して、M.
図 30. M.2 SATA x16 ライザーからの M.2 SATA カードの取り外し 次の手順 M.2 SATA カードを取り付けます。 M.2 SATA カードの取り付け 前提条件 1 安全にお使いいただくためにに示す安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 M.
図 31. SATA x16 ライザーへの M.2 SATA カードの取り付け 次の手順 1 拡張カード ライザー アセンブリが取り外されている場合は、取り付けます。 2 M.
図 32.
手順 1 メザニン カード ブラケットをメザニン カードに取り付けて固定します。 2 カードの両端を持って、カードエッジコネクタをシステム基板上のブリッジボードのコネクタに合わせるようにカードをセットします。 3 カードエッジコネクタを挿入して、カードがブリッジボードに完全に装着されるまで、しっかりと押し込みます。 4 プラスドライバの 2 番を使用して、メザニン カードとブラケット アセンブリをスレッドにネジ止めします。 図 33.
メザニンカードブリッジボードの取り外し 前提条件 1 安全にお使いいただくためにに示す安全ガイドラインに従ってください。 2 システム内部の作業を始める前にの手順に従ってください。 3 スレッドをエンクロージャから取り外します。 4 拡張カード ライザー アセンブリを取り外します。 5 メザニン カードを取り外します。 手順 メザニンカードブリッジボードをシステム基板のメザニンスロットから引き出します。 図 34.
図 35.
図 36.
図 37.
図 38.
図 39.
注意: TPM プラグイン モジュールをいったん取り付けると、特定のシステム基板に暗号化されてバインドされます。取り付けた TPM プラグイン モジュールを取り外そうとすると、暗号化されたバインドが破壊され、取り外した TPM の再取り付けまたは他のシステム基板への取り付けがで きなくなります。 TPM の取り外し 1 システム基板の TPM コネクタの位置を確認します。 2 モジュールを押し下げたまま、TPM モジュールに同梱の安全トルクス 8 ビットを使用してネジを外します。 3 TPM モジュールをコネクタから引き出します。 4 プラスチック製リベットを TPM コネクタから押し出し、反時計回りに 90° 回してシステム基板から外します。 5 プラスチック製リベットをシステム基板上のスロットから引き出します。 TPM の取り付け 手順 1 TPM を取り付けるには、TPM のエッジ コネクタを TPM コネクタのスロットの位置に合わせます。 2 プラスチック製のリベットがシステム基板のスロットに合うように、TPM を TPM コネクタに挿入します。 3 所定の位置に収まる
9 Intel TXT(Intel TXT )オプションで、On(オン)を選択します。 TXT ユーザー向け TPM 2.
7 システム診断プログラムの使用 システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システム診断プログラムを使うと、 特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サ ービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 Dell 組み込み型システム診断 メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。 組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。 • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを
システム診断プログラムのコントロール メニュー 説明 設定 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。 結果 実行された全テストの結果が表示されます。 システム正常性 システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。 イベントログ システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示されます。少なくとも 1 つのイベントの説明が記録されて いれば、このログが表示されます。 86 システム診断プログラムの使用
8 ジャンパとコネクタ このトピックでは、ジャンパについての具体的な情報を説明します。また、ジャンパおよびスイッチに関する基本情報を提供し、アプライアンス内のさまざま な基板上のコネクタについても説明しています。システム基板上のジャンパは、アプライアンス パスワードとセットアップ パスワードの無効化に役立ちます。 コンポーネントおよびケーブルを正しく取り付けるには、システム基板上のコネクタを知っておく必要があります。 トピック: • システム基板のジャンパ設定 • システム基板のコネクタ • パスワードを忘れたとき システム基板のジャンパ設定 パスワード ジャンパをリセットしてパスワードを無効にする方法については、パスワードを忘れたときを参照してください。 表 28.
システム基板のコネクタ 図 41. XC6420 システム基板コネクタ 表 29.
アイテム コネクタ 説明 20 CPU 2 CPU ソケット 2(ダスト カバー付き) パスワードを忘れたとき システムのソフトウェアセキュリティ機能には、システムパスワードとセットアップパスワードの機能があります。パスワードジャンパーにより、パスワード機能を 有効または無効にすること、および現在使用中のパスワードを消去することができます。 前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンライ ンサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。Dell の許 可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属する「安全にお使いいただくために」をよく読み、指示に従ってくだ さい。 手順 1 周辺機器を含めてシステムの電源を切り、システムの電源コンセントを外します。 2 システムカバーを取り外します。 3 システム基板ジャンパ上のジャンパを 2 および 4 番ピンから 4 および 6 番ピンに動かします。 4
9 ヘルプ トピック: • デルへのお問い合わせ • マニュアルのフィードバック • QRL によるシステム情報へのアクセス • SupportAssist による自動サポート デルへのお問い合わせ Dell EMC では、オンラインおよび電話によるサポートとサービス オプションをいくつかご用意しています。アクティブなインターネット接続がない場合は、ご購 入時の納品書、出荷伝票、請求書、Dell EMC 製品カタログで連絡先をご確認いただけます。これらのサービスは国および製品によって異なり、お住ま いの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、テクニカル サポート、またはカスタマー サービスの問題に関する Dell EMC へ のお問い合わせに関しては、次の手順を実行してください。 1 Dell.
QRL には、お使いのシステムに関する次の情報が含まれています。 • ハウツービデオ • 『設置およびサービス マニュアル』や機械的な概要などの参考資料 • テクニカルサポートや営業チームへのお問い合わせのためのデルへの直接的なリンク 手順 1 Dell.com/QRL にアクセスして、お使いの製品に移動する、または 2 Dell EMC XC6420 ハイパーコンバージド アプライアンス上、または[クイック リソース ロケータ]セクションで、お使いのスマートフォンまたはタブレット を使用してモデル固有の QR(クイック リソース)コードをスキャンします。 XC6420 システム用 Quick Resource Locator 図 42.
A BOSS カード BOSS カードの概要 BOSS は、特にサーバのオペレーティング システムの起動用に設計されたシンプルな RAID ソリューション カードです。このカードは、6 Gbps の M.2 SATA ドライブを 2 台までサポートします。BOSS アダプタ カードに装備されている 2 レーン PCIe Gen 2.0 を使用する x8 コネクタは、ロー プロファイルおよびハー フ ハイトのフォームファクターでのみ使用できます。BOSS モジュラー カードには、ブレード サーバ内に専用スロットがあります。 メモ: BOSS カードにステータス LED はありません。 図 43. BOSS カードの機能 1 BOSS カード 2 M.2 SATA ドライブ コネクタ 3 80 mm M.2 SATA ドライブ 対応オペレーティングシステム BOSS カードは、オペレーティングシステムの次の最小サポート対象バージョンをサポートします。 • Microsoft Windows Server 2016 • VMware ESXi 6.
• XC6420 • XC740xd • XC940 BOSS カードの機能 BOSS カードは次の機能をサポートします。 • 外部インポート • SMART 情報 • 自動再構築 外部インポート 仮想ディスクはアダプタにネイティブではない場合は、外部と見なされます。 • 次の場合、仮想ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 – • 仮想ディスクがアダプタに作成されるか、またはインポートされた。 次の場合、物理ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 – アダプタに以前の仮想ディスクメタデータがなく、物理ディスクが未設定。 – 物理ディスク上のすべての設定された仮想ディスクが削除される。 SMART 情報 SMART は、予測可能な物理ディスク障害の検知に役立てるため、すべてのモニタ、ヘッド、および物理ディスク電子機器における特定の物理的側面を 監視します。SMART 対応の物理ディスクは、データをモニタし、値の変化を識別して、値が限界値の範囲内かどうかを判断できます。多くの機械的お よび電気的な不具合では、不具合が発生する前にパフォーマンスの劣化が見られ
手順 1 アプライアンスの電源を入れるか再起動し、F2 = System Setup というメッセージ表示されたらすぐに F2 を押して、デバイスの設定 を選択し ます。 2 AHCI Controller Configuration Utility を選択します。 3 [<仮想ディスク情報>]を選択して、仮想ディスクを表示します。 図 44.
図 45.
図 46.
図 47. ボスカードの起動順序 4 システムを再起動し、ESX が起動されることを確認します。 5 CVM にログインし、クラスタを開始します。 6 Prism ハードウェアダイアグラムですべてのノードが検出され表示されていることを確認します。 ドライバのインストール BOSS カードは、サポートされるオペレーティング システムのネイティブ AHCI ドライバを使用します。 Windows ドライバのインストール - デルは、Windows Server 2012 R2 以降のオペレーティング システムを実行しているシステム上のドライバをアップデ ートするため、DUP(Dell Update Package)を提供しています。DUP は、特定のデバイスのドライバをアップデートする実行可能なアプリケーションです。 DUP はコマンド ライン インターフェイスとサイレント実行をサポートしています。詳細については、Dell.com/support を参照してください。 メモ: サポートされているドライバの詳細については、Dell.
• 対応処置: BOSS コントローラに RAID メタデータがあり、物理ディスクに RAID メタデータがない。 RAID メタデータがコントローラ上にある場合は、コントローラ設定を消去します。 RAID メタデータが物理ディスク上にある場合は、物理ディスクで使用可能なデータを消去します。 RAID ドライブを保持したい場合は、オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスクを参照してください。 オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスク 問題: RAID モードでは、使用される仮想ディスクは、オペレーティングシステムに表示されません。 考えられる原因: 仮想ディスクは、コントローラにネイティブでない場合は、システムに表示されません。 対応処置: HII を経由して、仮想ディスクをインポートします。 ドライブの交換 問題: 取り付けられたドライブは、BOSS 設定ユーティリティにリストされていません。 OpenManage から、PD がオフライン状態であるとレポートされます。 考えられる原因: ドライブがエラー状態にあるか、またはファームウェアが破損しています。 対応処
考えられる原因: カード上のハードウェアの障害。 対応処置: BOSS アダプタを新しいアダプタと交換します。 スロット 1 で M.2 を起動できない 問題: 2 台の未設定のブータブル M.