Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム ソリューションガイド 規制モデル: E41S Series 規制タイプ: E41S001
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 - 2019 Dell Inc. その関連会社。不許複製・禁無断転載.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、それ ぞれの所有者の商標である場合があります。 2019 - 02 Rev.
目次 1 Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムについて..................................................... 5 2 参照文書........................................................................................................................................................ 7 3 ライセンス管理.................................................................................................................................................8 Nutanix カスタマポータルのセットアップ.............................................................
ESXi および AHV 用 RASR USB ディスクの作成.............................................................................................................
1 Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムについて メモ: このドキュメントの情報は Dell EMC XC940 シリーズ アプライアンスと Dell EMC XC Core システム製品の両方に適用されます。いずれ かの製品(XC シリーズまたは XC Core)のみに適用されるセクションまたは情報については、その旨が明記されます。 Dell EMC XC940 シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム ソリューションには、Dell EMC アプライアンスと Nutanix ソフトウェア(仮想アプライアン スとして使用)が組み込まれており、クラスタ環境に導入された 1 つのアプライアンスにコンピューター、ストレージ、ネットワークを統合することによって仮想 化をシンプルにします。次の図は、XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムを示したものです。 メモ: Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの導入の詳細については、Dell.
図 2. 2.
2 参照文書 表 1 には、Nutanix ソリューション ソフトウェアのドキュメントに対するデル サポート サイトの参照文書のリンク、Dell EMC のドキュメント、サポートされるハ ードウェア、ファームウェア、ソフトウェアが記載されています。 表 1. 参照文書 情報 リンク Nutanix ソリューション ソフトウェアのドキュメント Dell EMC ドキュメント Dell.
3 ライセンス管理 メモ: この章は、XC Core アプライアンスには適用されません。 Nutanix 仮想コンピューティング プラットフォームは、管理者が、お使いの環境や将来的な要件に従って環境を管理できるようにするためのさまざまな機 能で構成されています。 XC シリーズ アプライアンスのライセンス機能は、強化機能セットへアップグレードできます。これにより、長期のライセンスにアップデートされるか、Dell EMC Nutanix EULA に記載されているライセンス条項により許可されているノードまたはクラスタに再度割り当てられます。 ライセンスには次の 2 つのオプションがあります。 • Starter ライセンス • Pro および Ultimate ライセンス Starter ライセンス: 各 Nutanix ノードおよびブロックは、アプライアンス注文の出荷日から 6 年間有効のデフォルトの Starter ライセンスとともに提供されます。ノードのご購入 時、お客様に割り当てられた Nutanix カスタマー ポータル アカウントでこのライセンスを登録する必要はありません。 Pro および
ライセンスの管理 このタスクについて 次の手順を実行して、ライセンスの管理を行います。 手順 1 Nutanix Documentation portal で『Web Console Guide』を開き、「License Management」の項を参照してください。 Web Console Guide へのアクセスの詳細については、Dell EMC XC940 Series ハイパーコンバージド アプライアンス Support Matrix(Dell.
4 アプライアンスの導入 作業を開始する前に XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムを導入する前に、本書をよくお読みになり、手順および必要な機材について理解してください。 警告: アプライアンスをセットアップして操作する前に、お使いのストレージ エンクロージャに同梱の「安全にお使いいただくために」を確認してく ださい。 警告: 設置されたすべての物理ディスク ドライブを含むアプライアンスの重量(全重量)は、49.9 kg(110.
アプライアンスの初回使用時のセットアップ 前提条件 お使いのアプライアンスのコンポーネントが正しく取り付けられていることを確認します。お使いのアプライアンスには、物理ディスク ドライブ、PSU(電源装 置ユニット)、ファン コンポーネントが同梱されています。すべてのコンポーネントが正しく装着されており、外れていないか、または配送中に損傷していない かを確認します。 手順 1 レールにアプライアンスを取り付けます。 アプライアンスには、互換性のあるラックおよびラック取り付けキットが必要です。アプライアンス向けレールの取り付けの詳細については、お使いのアプ ライアンスに同梱の『ラック取り付け手順』を参照してください。 2 次の画像に示されているケーブル接続のベスト プラクティス図に基づいて、ソリューションのケーブルを接続してください。 メモ: クラスタには、少なくとも 3 つのアプライアンスがあります。 図 3.
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの導入には、初回起動スクリプトの実行、XC クラスタの作成、ハイパーバイザー管理インターフェイス を使用したストレージ クラスタの設定が含まれます。 Nutanix 初回起動スクリプト お使いのアプライアンスおよび関連づけられているハイパーバイザーに該当する Nutanix 初回起動スクリプトの情報を参照してください。 Nutanix AOS の初回起動スクリプト Nutanix AOS は、各アプライアンスにデルの工場でプリインストールされます。Nutanix AOS は事前設定されているため、初回設定は必要ありません。 CVM ですべてのサービスが稼働開始後に、XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム(ハイパーバイザーから起動)はクラスタ化の準備が整 います。 VMware vSphere 用の Nutanix 初回起動スクリプトの実行 アプライアンスをラックに設置し、ケーブル接続を行い、電源を入れると、Nutanix 初回起動スクリプトが自動的に実行されます。スクリプトの実行が正常 に完了するまで待ちます。実行され
クラスタの作成 次のいずれかの方法を使用して、Nutanix ストレージ クラスタを作成できます。 • クラスタ化の準備が整っていてローカルで検出されたすべてのアプライアンスから Nutanix Foundation を使用する • コマンド ライン インターフェイスを使用してクラスタを手動で作成する このプロセスを使用して、以下のパラメーターを設定できます。 • クラスタの最大冗長ファクタ(RF) • クラスタ名 • クラスタの仮想 IP(AHV および vSphere の場合はオプション) • サブネット マスクおよびデフォルト ゲートウェイ(iDRAC、ハイパーバイザー、CVM) • DNS(ドメイン ネーム サーバ) • ネットワークタイムプロトコル(NTP)サーバー(Hyper-V の場合はハイパーバイザー NTP は使用不可 ) • ハイパーバイザーホスト名 • アプライアンス IP(iDRAC、ハイパーバイザー、CVM) • 新規のハイパーバイザーおよび CVM の再インストール(Nutanix Foundation CVM ではオプション) Nuta
デフォルトのクラスタの資格情報 アプライアンスのデフォルトのクラスタの資格情報は、すべての Nutanix ドキュメントの冒頭に記載されているものとは異なります。次の表には、アプライアン スの各インターフェイスのそれぞれのデフォルトの資格情報が含まれます メモ: デフォルトのパスワードは ESXi ホスト用に設定されていません。 表 2.
5 ソフトウェアアプリケーションのダウンロードとインストー ル OpenManage Essentials は、アプライアンスとそのコンポーネントの包括的なビューを提供するハードウェア管理アプリケーションです。OpenManage Essentials では、次の操作が可能です。 • アプライアンスインベントリのリストの検出 • アプライアンスの正常性の監視 • アプライアンスアップデートおよびリモートタスクの実行 • ハードウェアインベントリおよびコンプライアンスレポートの表示 メモ: サポートされている OpenManage Essentials のバージョンについての詳細は、Dell.
• Dell OpenManage Essentials • Dell Repository Manager メモ: Dell Repository Manager は、ファームウェアバンドルとアップデートパッケージをカスタマイズする場合にのみインストールしてく ださい。 Dell Nautilus Dell Nautilus は、SAS および SATA ドライブ(またはディスク)用のファームウェアをアップデートするための、汎用メンテナンスリリースユーティリティです。 このタスクについて メモ: サポートされる Dell Nautilus バージョン番号の詳細については、Dell EMC XC940 Series ハイパーコンバージド アプライアンス Support Matrix(Dell.com/XCSeriesmanuals 内)を参照してください。 SAS および SATA ディスクの SSD(ソリッド ステート ドライブ)向けの Dell Nautilus ファームウェア アップデート ユーティリティをダウンロードするには、次の 手順を実行します。 手順 1 Dell.
6 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの 監視 アプライアンスは、次のいずれかを使用して監視することができます。 • iDRAC • OpenManage Essentials • Nutanix Prism • Nutanix ウェブコンソール 次の表は、コンポーネントおよび監視ユーティリティのリストです。 表 3.
詳細については、『デバイスの検出とインベントリ』の項を参照してください。 3 各アプライアンスにプリインストールされた OMSA の機能を使用するには、『OpenManage Essentials ユーザーズ ガイド』を使用して設定してくださ い。 4 アプライアンスを検出されたアプライアンスのリストに追加するには、IP 範囲を使用してアプライアンスを検出します。 Nutanix Web Console を使用したアプライアンスの監視 クラスタ、VM、パフォーマンス、アラート、イベントの正常性を監視するため、、Nutanix Web Console では、さまざまなステータス チェック機能を提供して います。Nutanix Web Console を使用してアプライアンスを監視するには、Prism Web Console Guide(Nutanix documentation portal 内)を参照 してください。 メモ: Nutanix Prism Web Console Guide へのアクセスの詳細については、Dell.
7 ファームウェアのアップデート 次のいずれかを使用して、アプライアンスのファームウェアをアップデートできます。 • Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC) • DUP(Dell Update Package) • Nutanix LCM(Life Cycle Manager) • Nutanix Web Console 次の表には、コンポーネントおよびユーティリティが一覧表示されています。 表 4.
8 ハードウェアの交換 本項では、アプライアンス内でコンポーネントを交換するための高度なタスクについて説明します。 ハードウェア交換タスクを実行するには、Dell.com/XCSeriesmanuals から下記のマニュアルをダウンロードする必要があります。 • 『Nutanix Hardware Replacement Documentation』(Nutanix ハードウェア交換マニュアル) メモ: Nutanix Hardware Replacement Documentation のダウンロードの詳細については、Dell.
メモ: Nutanix Hardware Replacement Guide へのアクセスの詳細については、Dell EMC XC940 Series ハイパーコンバージド ア プライアンス Support Matrix(Dell.com/XCSeriesmanuals 内)の「Documentation Matrix」の項を参照してください。 クラスタデータが含まれる故障した前面ハードドライブおよ び SSD の交換 このタスクについて クラスタ データが含まれている故障した前面ハード ドライブおよび SSD を交換するには、次の手順に従います。 手順 1 故障したハード ドライブを特定します。 詳細については、Nutanix マニュアル ポータルにある『Nutanix Hardware Replacement Guide』の「Data Drive Failure」の項を参照してください。 メモ: Nutanix Hardware Replacement Guide へのアクセスに関する詳細については、Dell.
9 アプライアンスのリカバリ Dell EMC は、アプライアンスの障害またはクラスタ ノードに障害が発生した場合にアプライアンスを回復するオプションを提供しています。アプライアンスの リカバリの詳細については、Dell EMC サポートにお問い合わせください。 22 アプライアンスのリカバリ
10 困ったときは トピック: • Dell EMC へのお問い合わせ • Dell EMC SupportAssist • サービスタグの位置 • Quick Resource Locator(QRL) Dell EMC へのお問い合わせ 前提条件 メモ: インターネットにアクセスできない場合には、注文書、配送伝票、請求書、または Dell EMC 製品カタログにある、お問い合わせ情報を ご利用ください。 このタスクについて Dell EMC では、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに異 なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。Dell EMC のセールス、テクニカルサポート、またはカスタマサービスへは、次の手順で お問い合わせいただけます。 手順 1 Dell.
図 5. お使いのアプライアンスのサービス タグの位置 1 情報タグ(上面図) 2 情報タグ(背面図) 3 OMM(OpenManage Mobile)ラベル 4 MAC アドレスおよびセキュア パスワード ラベル 5 サービスタグラベル Quick Resource Locator(QRL) QRL(Quick Resource Locator)を使用すると、システム情報や操作手順の動画に即時アクセスできます。これには、Dell.com/QRL にアクセスする か、スマートフォンまたはタブレット、およびお使いの Dell EMC システムにあるモデル固有の QR(Quick Resource)コードを使用します。QR コードを試 すには、以下のイメージをスキャンしてください。 図 6.
A ベアメタルリカバリ Dell EMC は、高速で効率的なベア メタル リカバリ オプションを維持するために、RASR(Rapid Appliance Self Recovery)ツールを使用することを推 奨します。 警告: RASR USB ディスクを作成すると、USB ディスク上に保存されたすべてのデータが削除されます。 警告: RASR USB バックアップ ディスクを使用してアプライアンスに工場出荷時への復元を実行すると、アプライアンスに保存されているすべ てのデータが削除されます。 ベア メタル リカバリの導入後は、次の方法のいずれかを使用して RASR USB ディスクを作成できます。 • Hyper-V 用 RASR USB ディスクの作成 • ESXi および AHV 用 RASR USB ディスクの作成 トピック: • Hyper-V 用 RASR USB ディスクの作成 • ESXi および AHV 用 RASR USB ディスクの作成 Hyper-V 用 RASR USB ディスクの作成 1 16 GB 以上の USB ディスクをアプライアンスの使用可能な USB ス