Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システム 設置およびサービス マニュアル 規制モデル: E41S Series 規制タイプ: E41S001
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 Dell Inc. またはその関連会社。All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞれの 所有者の商標である場合があります。 2018 - 10 Rev.
目次 1 Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの概要.......................................................7 システムの前面図.................................................................................................................................................................7 左コントロール パネルの図..............................................................................................................................................9 右コントロール パネル..............................................................
iDRAC の IP アドレスを設定するためのオプション........................................................................................................ 29 iDRAC へのログイン......................................................................................................................................................30 ファームウェアとドライバをダウンロードする方法...................................................................................................................30 ドライバとファームウェアのダウンロード...................................................
ファントレイの取り外し...................................................................................................................................................67 ファントレイの取り付け.................................................................................................................................................. 68 イントルージョンスイッチ....................................................................................................................................................... 69 イントルージョン スイッチの取り外し.....
セットアップ ユーティリティを使用したシステム サービス タグの入力............................................................................. 104 Trusted Platform Module...............................................................................................................................................105 TPM(Trusted Platform Module)のアップグレード...............................................................................................105 TXT ユーザー向け TPM 1.2 の初期化....................................................................
1 Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの概要 メモ: この文書の情報は、Dell EMC XC940 シリーズ アプライアンスと Dell EMC XC Core システム製品の両方に適用されます。製品のいず れかひとつ(XC シリーズまたは XC Core)にのみ適用される項または情報については、その旨が明記されます。 Dell EMC XC940 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは 3U ラック システムで、次の構成で使用できます。 表 1.
図 1. 24 x 2.5 インチ ハード ドライブ システムの前面図 表 2.
左コントロール パネルの図 図 2. 左コントロール パネルの図 表 3.
表 4.
表 5.
iDRAC Quick Sync 2 インジケータ コード 状態 対応処置 橙色に点滅 IDRAC Quick Sync 2 機能が正常に応答しな いことを示します。 システムを再起動します。問題が解決しない場合は、「困 ったときは」を参照してください。 右コントロール パネル 図 5. 右コントロール パネル 表 7. 右コントロール パネル アイテム ボタンまたはポート 1 電源ボタン アイコン 説明 システムの電源がオンかオフかを示します。電源ボタンを押して、NAS システ ムの電源を入れます。 メモ: 電源ボタンを押し、 ACPI 対応のオペレーティングシステムを 正常にシャットダウンします。 2 iDRAC ダイレクトポート iDRAC ダイレクト ポートは microUSB 2.0 対応です。このポートから iDRAC ダイレクトの機能にアクセスできます。詳細については、Dell.
表 8. iDRAC ダイレクト LED インジケータコード iDRAC ダイレクト LED インジ 状態 ケータ コード 2 秒間緑に点灯 ラップトップまたはタブレットが接続されていることを示します。 緑色の点滅(2 秒間点灯し、 ラップトップまたはタブレットの接続が認識されていることを示します。 2 秒間消灯) 消灯 ラップトップまたはタブレットが接続されていないことを示します。 システムの背面図 システムの背面からは、次のコンポーネントにアクセスできます。 図 6. 後部ビュー機能 表 9.
アイテム スロット、ボタン、またはコネク アイコン タ 説明 6 ビデオポート ディスプレイ デバイスをシステムに接続できるようにします。詳細については、「技 術仕様」を参照してください。 7 シリアルポート シリアル デバイスをシステムに接続できるようにします。詳細については、「技術 仕様」を参照してください。 8 iDRAC9 Enterprise ポート iDRAC へのリモート アクセスができます。詳細については、Dell.com/ idracmanuals で iDRAC ユーザーズ ガイドを参照してください。 9 USB ポート(2) USB ポートは 9 ピンで、USB 3.
ステータス 状態 リンクインジケータが緑色に点滅、アクティビティが消灯 NIC 識別が、NIC 設定ユーティリティ経由で有効になっています。 電源装置ユニットインジケータコード AC PSU(電源装置ユニット)にはインジケータの役割を果たす、点灯する半透明のハンドルがあります。 DC PSU にはインジケータの役割を果たす LED があります。 このインジケータは、電力が供給されているか、電源障害が発生しているかどうかを示します。 図 8. AC PSU ステータスインジケータ 1 AC PSU ステータスインジケータ / ハンドル 表 11.
電源インジケータコード 状態 注意: 2 台の PSU を使用する場合は、両方のタイプと最大出力電力が同一である必要があります。 注意: AC PSU と DC PSU との組み合わせはサポートされておらず、不整合の原因となります。 図 9. DC PSU ステータスインジケータ DC PSU ステータスインジケータ 1 表 12.
ドライブ インジケータ コード 各ドライブキャリアには、アクティビティ LED インジケータとステータス LED インジケータがあります。これらのインジケータは、ドライブの現在のステータスに関 する情報を提供します。アクティビティ LED インジケータはドライブが使用中かどうかを示します。ステータス LED インジケータは、ドライブの電源状態を示 します。 図 10. ドライブ インジケータ 1 ドライブ アクティビティ LED インジケータ 3 ドライブ 2 ドライブ ステータス LED インジケータ メモ: ドライブが AHCI(Advanced Host Controller Interface)モードの場合、ステータス LED インジケータは点灯しません。 表 13.
お使いのシステムのサービス タグの位置 お使いのシステムは、一意のエクスプレス サービス コードおよびサービス タグで識別されます。エクスプレス サービス コードおよびサービス タグは、システム の前面から情報タグを引き出して確認します。または、システムのシャーシに貼られたシールにこの情報が記載されている場合があります。Mini EST (Enterprise サービスタグ)はシステムの背面にあります。この情報は、Dell EMC がサポートへのお電話を適切な担当者に転送するために使用します。 図 11.
2 マニュアルリソース Dell EMC のドキュメントは、出荷時に同梱されているか、またはデルのウェブサイト Dell.com/XCSeriesmanuals で入手できます。 Dell EMC iDRAC 用の Dell EMC のドキュメントは Dell.com/idracmanuals で入手できます。 Dell EMC のドキュメントにアクセスするには、次の手順を実行します。 1 Dell EMC サポートのページのサービスタグ、シリアル ナンバー、サービス リクエスト、モデル、またはキーワードを入力してくださいのボックスに、お 使いの Dell EMC アプライアンスのサービスタグを入力し、送信をクリックします。 メモ: サービスタグをお持ちでない場合は、使用中の製品を検出を選択して、システムがサービスタグを自動的に検出できるようにする か、またはすべての製品の参照を選択して、すべての製品ページからお使いの製品を選択します。 2 製品サポートページでマニュアルおよび文書をクリックし、必要なドキュメントを選択します。 表 14.
3 技術仕様 本項では、お使いのシステムの技術仕様と環境仕様の概要を示します。 トピック: • システムの寸法 • システム重量 • プロセッサの仕様 • PSU の仕様 • システムバッテリーの仕様 • 拡張バスの仕様 • メモリの仕様 • ストレージコントローラの仕様 • リモート管理ポートの仕様 • ドライブの仕様 • ポートおよびコネクタの仕様 • ビデオの仕様 • 環境仕様 システムの寸法 本項では、システムの物理的寸法について説明します。 20 技術仕様
図 12. XC940 シリーズ システムのシステム寸法 表 15. XC940 シリーズ システムのシステム寸法 システム XC940 シリーズ システム Xa Xb Y Za(ベゼルを Za(ベゼルを Zb 含む) 含まない) Zc 482.0 mm 434.0 mm 130.3 mm 35.0 mm 22.0 mm 726.2 mm 777.046 mm (18.9 インチ) (17.08 インチ)(5.13 インチ)(1.37 インチ)(0.86 インチ)(28.59 インチ)(30.59 インチ) システム重量 表 16. XC940 シリーズ システムのシステム重量 システム 最大重量(すべてのハードドライブ /SSD を含む) XC940 シリーズ システム 49.9 kg(110.
PSU の仕様 XC940 シリーズ システムは、最大 2 台の AC または DC 電源装置ユニット(PSU)をサポートします。 表 17. PSU の仕様 PSU クラス 熱消費(最大) 周波数 電圧 電源定格 電流 1100 W AC Platinum 4100 BTU/ 時 50/60 Hz 100~120 V AC、オートレン ジ 1050 W まで低下 12 A ~ 6.
表 18. システム基板でサポートされる拡張カード スロット システム基板上の PCIe スロット プロセッサの接続 システム基板上の PCIe スロ ット(ハイト) システム基板上 リンク幅 の PCIe スロット (レングス) スロット幅 スロット 1 プロセッサ 1 フルハイト ハーフ レングス x8 x16 スロット 2 プロセッサ 1 フルハイト ハーフ レングス x16 x16 スロット 3 プロセッサ 1 フルハイト ハーフ レングス x16 x16 スロット 4 プロセッサ 2 フルハイト ハーフ レングス x16 x16 スロット 5 プロセッサ 2 フルハイト ハーフ レングス x8 x16 スロット 6 プロセッサ 2 フルハイト ハーフ レングス x8 x16 スロット 7 プロセッサ 2 フルハイト ハーフ レングス x16 x16 表 19.
リモート管理ポートの仕様 XC940 シリーズ システムは、オプションのカードでの専用 1Gbe イーサネット ポートを 1 個、およびオプションの共有 NIC ポートを最大 2 個サポートしま す。 ドライブの仕様 ハードドライブ XC940 シリーズ システムは、ホット スワップ対応 2.5 インチ内蔵 SAS または SATA SSD/ハード ドライブを最大で 24 台サポートします。 ポートおよびコネクタの仕様 USB ポート XC940 シリーズ システムでは、次のポートをサポートします。 • 前面パネルの USB 3.0 対応ポート(2) • 背面パネルの USB 3.0 対応ポート(1) • USB 3.
ビデオの仕様 XC940 シリーズシステムは、Matrix G200eW3 グラフィックス コントローラーと 16 MB のビデオ フレーム バッファの統合をサポートします。 表 21. ビデオモードの解像度情報 解決策 リフレッシュレート(Hz) 1024 x 768 60 1280 x 800 60 1280 x 1024 60 1360 x 768 60 1440 x 900 60 1600 x 900 60(RB) 1600 x 1200 60 1680 x 1050 60(RB) 1920 x 1080 60 1920 x 1200 60 環境仕様 メモ: 特定のシステム構成でのその他の環境条件の詳細については、Dell.com/environmental_datasheets を参照してください。 表 22.
表 25. 最大衝撃の仕様 最大耐久衝撃 仕様 動作時 x、y、z 軸の正および負方向に 6 連続衝撃パルス、11 ミリ秒以下で 6 G。 ストレージ x、y、z 軸の正および負方向に 6 連続衝撃パルス(システムの各面に対して 1 パル ス)、2 ミリ秒以下で 71 G。 表 26. 最大高度の仕様 最大高度 仕様 動作時 3048 m(10,000 ft) ストレージ 12,000 m(39,370 フィート) 表 27.
粒子汚染 仕様 • 空気中の残留ダストは、潮解点が相対湿度 60% 未満である必要がありま す。 メモ: この条件は、データセンター環境と非データセンター環境に適用され ます。 表 29. ガス状汚染物質の仕様 ガス状汚染物 仕様 銅クーポン腐食度 クラス G1(ANSI/ISA71.04-1985 の定義による)に準じ、ひと月あたり 300 Å 未 満。 銀クーポン腐食度 AHSRAE TC9.9 の定義に準じ、ひと月あたり 200 Å 未満。 メモ: 50% 以下の相対湿度で測定された最大腐食汚染レベル 標準動作温度 表 30. 動作時の標準温度の仕様 標準動作温度 仕様 継続動作(高度 950 m(3117 フィート)未満) 10~35 °C(50~95 °F) 、装置への直射日光なし。 相対湿度範囲 最大露点 26 °C(78.8 °F)で 10~80 % の相対湿度。 動作時の拡張温度 表 31. 動作時の拡張温度の仕様 動作時の拡張温度 仕様 年間動作時間の 10%以下 相対湿度 5~85%、露点温度 29°C(84.
動作時の拡張温度範囲に関する制約 • 5°C 未満でコールドブートを行わないでください。 • 動作温度は最大高度 3050 m(10,000 フィート)を想定しています。 • 150 W/8 コア以上のワット プロセッサー(TDP(熱設計電力)が 165 W を超えるもの)はサポートされません。 • 冗長電源ユニットが必要です。 • Dell EMC 認定外の周辺機器カードおよび/または 25 W を超える周辺機器カードはサポートされません。 • NVMe ドライブはサポートされません。 熱に関する制限 次の表は、効率的な冷却のために必要な構成の一覧です。 表 32. 効率的な冷却のための熱に関する制限 Configuration プロセッサ数 ヒートシンク プロセッサダミー DIMM ダミー ファン 24 台の 2.
4 システムの初期セットアップユーティリティと設定 メモ: NVMe のドライブ スロットは、20、21、22、23 です。 ドライブ スロットの番号はシャーシに対して 0 番から始まります。NVMe ドライブはすべて最後のスロットに取り付けられ、最大 4 台サポートされます。 トピック: • システムのセットアップ • iDRAC 設定 • ファームウェアとドライバをダウンロードする方法 • ドライバとファームウェアのダウンロード システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 1 システムを開梱します。 2 システムをラックに取り付けます。システムのラックへの取り付けの詳細については、Dell.
インタフェース マニュアル/項 iDRAC ダイレクトおよ Dell.
ユーザーの選択した項目に該当するドライバが表示されます。 4 ドライバを USB ドライブ、CD、または DVD にダウンロードします。 システムの初期セットアップユーティリティと設定 31
5 プレオペレーティングシステム管理アプリケーション Dell EMC では出荷時の設定を変更しないことをお勧めします。XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの設定は工場で設定されます。 トピック: • プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するためのオプション • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • PXE 起動 プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するため のオプション お使いのシステムには、プレ オペレーティング システムのアプリケーションを管理するための次のオプションがあります。 • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • Preboot Execution Environment(PXE) セットアップユーティリティ セットアップユーティリティ 画面を使用して、お使いのシステムの BIOS 設定、iDRAC 設定およびデバイス設定を行うことができます。 メモ: デフォルトで
セットアップユーティリティ詳細 セットアップユーティリティメインメニュー 画面の詳細は次のとおりです。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 オプション 説明 システム BIOS BIOS 設定を構成できます。 iDRAC 設定 iDRAC を設定できます。 iDRAC 設定ユーティリティは、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用することで iDRAC パラメーターをセット アップして設定するためのインタフェースです。iDRAC 設定ユーティリティを使用することで、さまざまな iDRAC パラメーターを有 効または無効にすることができます。このユーティリティの詳細については、Dell.
オプション 説明 SATA 設定 内蔵 SATA コントローラとポートの有効 / 無効を切り替えるオプションを指定します。 NVMe の設定 NVMe 設定を変更するオプションを指定します。RAID アレイでの構成対象の NVMe ドライブがシステムに含まれる場合、こ のフィールドおよび[SATA 設定]メニューの[組み込み SATA]フィールドを[RAID]モードに設定する必要があります。ま た、場合によっては[起動モード]の設定を[UEFI]に変更する必要があります。それ以外の場合は、このフィールドを[非 RAID]モードに設定します。 起動設定 システムの起動モードとして BIOS または UEFI を設定できます。 ネットワーク設定 UEFI ネットワーク設定および起動プロトコルを管理するためのオプションの設定を行います。 レガシーネットワークの設定は、デバイス設定 メニューで管理されます。 内蔵デバイス 内蔵デバイスコントローラとポートを管理するためのオプションの設定を行います。また、関連する機能とオプションの設定を行い ます。 シリアル通信 シリアル ポートを管理するため
オプション 説明 システム BIOS バージ システムにインストールされている BIOS のバージョンを指定します。 ョン システム管理エンジン のバージョン 管理エンジン ファームウェアの現在のバージョンを指定します。 システムのサービスタ グ システムのサービスタグを指定します。 システムの製造元 システムの製造元の名前を指定します。 システムの製造元の 連絡先情報 システムの製造元の連絡先情報を指定します。 システム CPLD バー ジョン システムの CPLD(コンプレックス プログラマブル ロジック デバイス)ファームウェアの現在のバージョンを指定します。 UEFI 準拠バージョン システム ファームウェアの UEFI 準拠レベルを指定します。 メモリ設定 メモリ設定 画面を使用して、メモリの設定をすべて表示し、システムメモリのテストやノードのインターリービングなど特定のメモリ機能を有効または無効に できます。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メモリ設定の表示 メモ
オプション 説明 システムメモリテスト システムの起動中にシステムメモリテストを実行するかどうかを設定します。オプションは 有効 および 無効 です。このオプション は、デフォルトで 無効 に設定されています。 メモリ動作モード メモリの動作モードを指定します。使用可能なオプションは、オプティマイザモード、シングルランクスペアリングモード、マルチ ランクスペアリングモード、ミラーモード、Dell 耐障害性モード です。このオプションは、デフォルトで オプティマイザモード に 設定されています。 メモ: メモリ動作モード オプションには、お使いのシステムのメモリ構成に基づいて、異なるデフォルトおよび利用可能 オプションがあります。 メモ: Dell 耐障害性モード オプションは、耐障害性を持つメモリ領域を確立します。このモードは、この機能をサポー トするオペレーティングシステムによる、重要なアプリケーションのロード、またはオペレーティングシステムカーネルの有 効化のための使用が可能で、システムの可用性を最大化します。 メモリの動作モードの メモリの動作モードの現在の状態を指定します。 現在の状態 ノ
オプション 説明 CPU のインターコネ クト速度 システム内の CPU の間の通信リンクの周波数を管理することができます。 メモ: 標準および基本的なビンのプロセッサは、より低いリンク周波数をサポートします。 使用できるオプションは、最大データレート、10.4 Gt/s、および 9.
オプション 説明 オプション 説明 レベル 3 キャッシュ L3 キャッシュの合計を指定します。 コア数 プロセッサごとのコア数を指定します。 SATA 設定 SATA 設定 画面を使用して、SATA デバイスの SATA 設定を表示し、お使いのシステムで SATA を有効にすることができます。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 SATA 設定の表示 SATA 設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、 SATA 設定 をクリックし
オプション Port B(ポート B) 説明 オプション 説明 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 選択したデバイスのドライブ タイプを設定します。[組み込み SATA 設定]が[ATA]モードに設定されている場合、BIOS サ ポートを有効にするには、このフィールドを[自動]に設定する必要があります。BIOS サポートをオフにするには、[オフ]に設 定します。 AHCI または RAID モードの場合、BIOS のサポートは常に有効です。 Port C(ポート C) オプション 説明 機種 選択されたデバイスのドライブモデルを指定します。 ドライブタイプ SATA ポートに接続されているドライブのタイプを指定します。 容量 ハードドライブの合計容量を指定します。このフィールドは、光学ドライブなどのリムーバブルメディア デバイスには定義されていません。 選択したデバイスのドライブ タイプを設定します。[組み込み SATA 設定]が[ATA]モードに設定されている場合、BIOS サ
メモ: これらのドライブを RAID ドライブとして構成するには、[SATA 設定]メニューにある[組み込み SATA]オプションを[RAID]モードに 設定します。RAID ドライブとして構成しない場合は、このフィールドを[非 RAID]モードに設定します。 NVMe 設定の表示 [NVMe 設定]画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリックします。 4 [システム BIOS]画面で、[NVMe 設定]をクリックします。 NVMe 設定の詳細 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、RAID 機能付
メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、起動設定 をクリックします。 起動設定の詳細 メモ: NVDIMM-N、RAID または UEFI の設定はサポートされません。 起動設定 画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 起動モード システムの起動モードを設定できます。 注意: OS インストール時の起動モードが異なる場合、起動モードを切り替えるとシステムが起動しなくなることがあ ります。 OS が UEFI をサポートしている場合は、このオプションを[UEFI]に設定できます。このフィールドを[BIOS]に設定すると、 UEFI 非対応の OS との互換性が有効になります。このオプションは、[][BIOS]に設定されています。 メモ: このフィールドを UEFI に設定すると、BIOS 起動設定 メニューが無効になります。 起動シーケン
このタスクについて メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 手順 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、内蔵デバイス をクリックします。 内蔵デバイスの詳細 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 User Accessible USB Ports(ユーザー のアクセスが可能な USB ポート) USB ポートを有効または無効にできます。[すべてのポートをオフ]を選択すると、すべての USB ポートが無効になります。 USB キーボードお
オプション 説明 SR-IOV Global シングルルート I/O 仮想化(SR-IOV)デバイスの BIOS 設定の有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで Enable(SR-IOV グロ (無効)Enabled(有効)に設定されています。 ーバル有効) 内部 SD カードポート IDSDM(内蔵デュアル SD モジュール)の内蔵 SD カード ポートの有効/無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで [オン]に設定されています。 内部 SD カードの冗 長性 IDSDM(内蔵デュアル SD モジュール)の冗長モードを設定します。[ミラー]モードに設定すると、データは両方の SD カー ドに書き込まれます。いずれかのカードが故障し、そのカードを交換すると、システム起動時にアクティブなカードのデータがオフラ イン カードにコピーされます。 [内蔵 SD カードの冗長性]を[無効]に設定すると、プライマリ SD カードのみが OS に認識されます。このオプションは、デ フォルトで[無効]に設定されています。 内蔵 SD プライマリカ [冗長性]を[無効]に設定すると、いず
オプション スロットの分岐 説明 オプション 説明 スロット 6 PCIe スロット 6 の有効/無効を切り替えます。あるいは起 動ドライバのみを無効にします。このオプションは、デフォルト で[有効]に設定されています。 [プラットフォームのデフォルトの分岐]、[分岐の自動検出]、[分岐の手動制御]を可能にします。デフォルトの設定は[プ ラットフォームのデフォルトの分岐]です。スロット分岐フィールドは、設定が[分岐の手動制御]の場合にアクセス可能とな り、[プラットフォームのデフォルトの分岐]または[分岐の自動検出]の場合にはグレー表示されます。 表 36.
オプション 説明 メモ: シリアルオーバー LAN (SOL) 機能にはシリアルデバイス 2 のみ使用できます。SOL でコンソールのリダイレク トを使用するには、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポートアドレスを設定します。 メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC に保存されたシリアル MUX 設定を同期します。iDRAC で、シリ アル MUX 設定を 独立して変更することができます。BIOS セットアップユーティリティから BIOS のデフォルト設定を ロードしても、シリアル MUX 設定を Serial Device 1(シリアルデバイス 1)のデフォルト設定に必ず戻せるとは限りま せん。 Failsafe Baud Rate コンソール リダイレクト用のフェイルセーフ ボー レートを指定します。BIOS は自動的にボー レートの決定を試みます。このフェイ (フェイルセーフボーレ ルセーフ ボー レートは、その試みが失敗した場合にのみ使用され、値は変更されません。このオプションは、デフォルトで ート) [115200]に設定されています。 Remote Termi
オプション 説明 CPU Power CPU 電力の管理を設定します。このオプションは、デフォルトで[システム DBPM(DAPC) ]に設定されています。DBPM は Management(CPU Demand-Based Power Management(デマンド ベースの電力管理)の略です。その他のオプションには、[OS DBPM]、 電力の管理) [最大パフォーマンス]、[ハードウェア P 状態]などがあります。 Memory Frequency システム メモリの速度を設定します。[最大パフォーマンス]、[最大限の信頼]、または特定の速度を選択できます。このオプ (メモリ周波数) ションは、デフォルトで[最大パフォーマンス]に設定されています。 Turbo Boost(ターボ ターボブーストモードで動作するプロセッサの有効/無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設 ブースト) 定されています。 アイドル状態時の、プロセッサの最小パフォーマンス状態への切り替えを有効または無効にします。このオプションは、デフォルト で (有効)Disabled(無効)に設定され
システムセキュリティ システムセキュリティ 画面を使用して、システムパスワード、セットアップパスワードの設定や、電源ボタンの無効化などの特定の機能を実行できます。 システムセキュリティの表示 システムセキュリティ 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で システムセキュリティ をクリックします。 システムセキュリティ設定の詳細 System Security Settings(システムセキュリティ設定)画面の詳細は次の通りです。 オプション 説明 インバンド管理インタ ーフェイス この設定を[無効]にすると、ME(管理エンジン)のデバイス、HE
オプション TPM Command (TPM コマンド) 説明 TPM(Trusted Platform Module)を制御します。[なし]に設定すると、TPM にコマンドが送信されません。[アクティブ 化]に設定すると、TPM が有効になり、アクティブ化されます。[非アクティブ化]に設定すると、TPM が無効になり、非アク ティブ化されます。[クリア]に設定すると、TPM の内容がすべてクリアされます。このオプションは、デフォルトで[なし]に設 定されています。 注意: TPM をクリアすると、TPM 内のすべてのキーが失われます。TPM キーが失われると、OS の起動に影響する おそれがあります。 [TPM セキュリティ]が[オフ]に設定されている場合、このフィールドは読み取り専用になります。このコマンドを有効にする には、再起動を行う必要があります。 Intel(R) TXT Intel Trusted Execution Technology(TXT)オプションを有効または無効にします。Intel TXT オプションを有効にするには、 仮想化テクノロジと TPM セキュリティを起動前測定ありで
オプション 説明 オプション 説明 BIOS はプリ ブート イメージに対してシグネチャの検証を行い、その結果をイメージの実行情報テー ブルに記録します。ただし、検証結果の合否に関係なくイメージを実行します。 展開モード [展開モード]は最もセキュアなモードです。[展開モード]では、PK をインストールする必要があ ります。これにより、プログラムによるポリシー オブジェクト アップデートの試行に対して、BIOS がシグ ネチャの検証を行います。 [展開モード]はプログラムによるモードの移行を制限します。 Secure Boot Policy イメージを認証するためにセキュアブートが使用する証明書とハッシュのリストを指定します。 Summary(セキュアブ ートポリシーサマリ) セキュアブートカスタ ムポリシーの設定 セキュア ブート カスタム ポリシーを設定します。このオプションを有効にするには、[セキュア ブート ポリシー]を[カスタム]オ プションに設定します。 システムパスワードおよびセットアップパスワードの作成 前提条件 パスワード ジャンパが有効になっていることを確認します。パスワード
システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 このタスクについて セットアップパスワードが設定されている場合、システムはセットアップパスワードをシステムパスワードの代用として受け入れます。 手順 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 システムパスワードを入力し、Enter を押します。 次の手順 パスワードステータス が ロック に設定されている場合は、再起動時に画面の指示に従ってシステムパスワードを入力し、Enter を押します。 メモ: 間違ったシステムパスワードを入力すると、システムがパスワードの再入力を求めるメッセージを表示します。3 回目までに正しいパスワー ドを入力してください。間違ったパスワードを 3 回入力すると、システムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システムの電源を切る必要 があります。システムの電源を切って再起動しても、正しいパスワードを入力するまでは、このエラーメッセージが表示されます。 システムおよびセットアップパスワードの削除または変更 前提条件 メモ: Password Status(パスワードステータス)が Locked(ロック)に設定されている
• 既存のシステムパスワードは、無効にすることも変更することもできません。 メモ: 不正な変更からシステムパスワードを保護するために、パスワードステータスオプションをセットアップパスワードオプションと併用することが できます。 冗長 OS 制御 冗長 OS 制御 画面を使用して、冗長 OS 制御用の冗長 OS 情報を設定することができます。また、お使いのシステムの物理的なリカバリディスクを構 成できます。 冗長 OS 制御の表示 冗長 OS 制御 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、冗長 OS 制御 をクリックします。 冗長 OS 制御画面の
オプション 説明 有効 に設定すると、冗長 OS の場所 で指定されたデバイスが BIOS によって起動されます。 無効 に設定すると、BIOS によ って現在の起動リストの設定が保持されます。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定されています。 その他の設定 その他の設定 画面を使用して、アセットタグの更新やシステムの日付と時刻の変更などの特定の機能を実行できます。 その他の設定の表示 その他の設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、その他の設定 をクリックします。 その他の設定の詳細 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび
iDRAC 設定ユーティリティ iDRAC 設定ユーティリティは、UEFI を使用して iDRAC パラメータをセットアップおよび設定するためのインタフェースです。iDRAC 設定ユーティリティを使 用して、さまざまな iDRAC パラメータを有効または無効にできます。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メモ: 一部の iDRAC 設定ユーティリティ機能へのアクセスには、iDRAC Enterprise ライセンスのアップグレードが必要です。 iDRAC 使用についての詳細に関しては、Dell.
F11 = Boot Manager F11 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システムを起動してやり 直してください。 ブートマネージャのメインメニュー メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メニュー項目 説明 通常の起動を続行 システムは起動順序の先頭にあるデバイスから順に起動を試みます。起動が失敗すると、システムは起動順序内の次のデバ イスから起動を試みます。起動が成功するか、起動オプションがなくなるまで処理は続行されます。 ワンショット起動メニュ 起動メニューにアクセスし、ワンタイム起動デバイスを選択して、このデバイスから起動できます。 ー セットアップユーティリ ティの起動 セットアップユーティリティにアクセスできます。 Lifecycle Controller ブートマネージャを終了し、Dell Lifecycle Controller プログラムを起動します。 の起動 システムユーティリティ システム診断お
6 システムコンポーネントの取り付けと取り外し 本項には、XC940 シリーズ コンポーネントの取り付けおよび取り外しに関する情報が記載されています。 トピック: • 安全にお使いいただくために • システム内部の作業を始める前に • システム内部の作業を終えた後に • 推奨ツール • オプションの前面ベゼル • システムカバー • システムの内部 • エアフローカバー • 冷却ファン • ファンケージ • イントルージョンスイッチ • ドライブ • ハードドライブバックプレーン • システムメモリ • 拡張カードおよび拡張カードライザー • ネットワークドーターカード • ストレージコントローラカード • IDSDM • 電源装置ユニット • システムバッテリー • Trusted Platform Module 安全にお使いいただくために 警告: システムを持ち上げる必要がある場合は、必ずだれかの手を借りてください。けがを防ぐため、決してシステムを一人で持ち上げようとし ないでください。 警告: システムの電源が入っている
システム内部の作業を始める前に 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 システムとすべての周辺機器の電源を切ります。 2 システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 3 システムカバーを取り外します。 システム内部の作業を終えた後に 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 システム カバーを取り付けます。 2 周辺機器を再度接続し、システムをコンセントに接続します。 3 接続されている周辺機器の電源を入れてから、システムの電源を入れます。 推奨ツール 取り外しと取り付け手順を実行するには、以下のツールが必要になります。 • ベゼルロックのキー • #1 プラスドライバ • #2 プラスドライバ • #T30 トルクスドライバ • #T8 トルクスドライバ • 静電気防止用リストバンド キーは、お使いのシステムにベゼルが含まれている場合にのみ必要となります。 DC 電源装置ユニットのケーブルの組み立てには、次の工具が必要です。 • AMP
3 右端のフックを外し、ベゼルを取り外します。 図 13.
図 14.
図 15.
図 16.
図 17.
手順 4 プロセッサー構成のシステムからエア フロー カバーを取り外すには、次の手順を実行します。 a b 拡張カード ライザーを取り外します。「拡張カード ライザーの取り外し」を参照してください。 拡張カード ライザー上の I/O ライザー ハンドルを使用して、システムの側面に拡張カード ライザーを取り付けます。 c 注意: 拡張カード ライザーの NVMe カードに接続されている PCIe ケーブルへの損傷を回避するため、I/O ライザー ハンドルを使 用してライザーをシステムに取り付けてください。 エア フロー カバーの両端を持って持ち上げ、システムから取り外します。 図 18.
図 19.
図 20.
図 21.
図 22.
図 23.
図 24.
図 25.
6 ファン トレイ上の青色のリリースタブを押して、トレイの両側を下げます。 7 システム基板上のイントルージョン スイッチ コネクタ(INTRUSION)に接続されているケーブルを外します。 手順 1 ブラケットのタブがシステムの側面のスロットから外れるまで、ケーブル管理ブラケットを押し下げます。 2 ケーブル管理ブラケットを持ち上げてシステムから取り外します。 3 イントルージョン スイッチ ケーブル コネクタのタブを押して、システム基板上のイントルージョン スイッチ コネクタ(INTRUSION)に接続されているケー ブルを外します。 4 システム右側のケーブル配線フックを通して配線されているケーブルを取り外します。 5 イントルージョン スイッチ スロットからイントルージョン スイッチを押し出します。 図 26.
4 ブラケットを押して、ブラケットのタブをシステムの右側のスロットに差し込みます。 5 ケーブルをシステム基板のコネクタ(INTRUSION)に接続します。 図 27.
ドライブ ダミーの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 前面ベゼルが取り付けられている場合は、取り外します。 注意: システムの正常な冷却状態を維持するため、ドライブ ダミーを空のドライブ スロットに取り付ける必要があります。 注意: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの旧世代のドライブ ダミーとの混在はサポートされません。 手順 リリース ボタンを押し、ドライブ ダミーをドライブ スロットから引き出します。 図 28. ドライブ ダミーの取り外し 次の手順 1 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 2 ドライブまたはドライブ ダミーを取り付けます。 ドライブ ダミーの取り付け 2.5 インチ ドライブ ダミーと 3.
図 29.
図 30.
図 31.
図 32.
図 33. ドライブ キャリアへのドライブの取り付け ハードドライブバックプレーン メモ: NVMe のドライブ スロットは、20、21、22、23 です。 ドライブ スロットの番号はシャーシに対して 0 番から始まります。NVMe ドライブはすべて最後のスロットに取り付けられ、最大 4 台サポートされます。 お使いのシステムは 2.5 インチ(x24)SAS/SATA バックプレーンをサポートしています。 図 34. XC940-24 XC940-24 の設定一覧を次に示します。 表 37. XC940-24 の設定 名前 状態 スロット番号 サイズ セキュリティ状態 バスプロトコル メディアの種類 PCle SSD(ベイ 1、 準備完了 スロット 20) 20 1490.42 GB 適用なし PCle SSD PCle SSD(ベイ 1、 準備完了 スロット 21) 21 1490.
名前 状態 スロット番号 サイズ セキュリティ状態 バスプロトコル メディアの種類 PCle SSD(ベイ 1、 準備完了 スロット 22) 22 1490.42 GB 適用なし PCle SSD PCle SSD(ベイ 1、 準備完了 スロット 23) 23 1490.
図 35. メモリソケットの位置 メモリチャネルの構成は次のとおりです。 表 38.
メモリモジュール取り付けガイドライン システムの最適なパフォーマンスを確保するには、システムメモリを構成する際に、次の一般的なガイドラインに従ってください。お使いのシステムのメモリ構 成がこれらのガイドラインに従っていない場合は、システムが起動しなかったり、メモリ構成中に応答が停止したり、少ないメモリで動作したりする場合があ ります。 メモリ バスの動作周波数には 2666 MT/s、2400 MT/s、2133 MT/s があり、以下の要因に応じて異なります。 • 選択されたシステム プロファイル(たとえば、パフォーマンスの最適化、またはカスタム[高速または低速で実行できます]) • プロセッサーでサポートされている DIMM の最大速度 • サポートされている DIMM の最大速度 メモ: MT/s は DIMM の速度単位で、MegaTransfers/ 秒の略語です。 このシステムはフレキシブルメモリ構成をサポートしているため、あらゆる有効なチップセットアーキテクチャ構成でシステムを構成し、使用することができま す。メモリモジュールの取り付け推奨ガイドラインは次のとおりです。 • DIM
• DIMM の数が 4 個の場合は、スロット 1、2、4、5 に装着します。 • DIMM の数が 8 個の場合は、スロット 1、2、4、5、7、8、10、11 に装着します。 モードごとのガイドライン 可能な構成は、システム BIOS で選択されるメモリ モードによって異なります。 表 39.
最適化モード このモードでは、使用するデバイス幅が x4 のメモリモジュールについてのみ Single Device Data Correction(SDDC)がサポートされます。スロット装着 に関する特定の要件はありません。 • デュアル プロセッサー:プロセッサー 1 からラウンド ロビン シーケンスでスロットを装着します。 • クアッド プロセッサー:プロセッサー 1 からラウンド ロビン シーケンスでスロットを装着します。 メモ: プロセッサー 1 とプロセッサー 2 の装着は、一致させる必要があります。 メモ: プロセッサー 1、プロセッサー 2、プロセッサー 3、およびプロセッサー 4 の装着は、一致させる必要があります。 表 40.
プロセッサ Configuration メモリ装着 メモリ装着情報 通常、最適化装着順序ではデュアル プロセッサーに 8 個と 16 個の DIMM を取り付けることはありません。 • 8 個の DIMM の場合は、A1、A2、A4、A5、B1、 B2、B4、B5 • 16 個の DIMM の場合: A1、A2、A4、A5、A7、A8、A10、A11 B1、B2、B4、B5、B7、B8、B10、B11 ミラーリング装着順序 シングル ランクのスペアリング 装着順序 マルチ ランクのスペアリング装 着順序 耐障害装着順序 クアッド プロセッサー(プロ 最適化装着順序(独立チャ セッサー 1 から始まり、プ ネル) ロセッサー 1、プロセッサー 2、プロセッサー 3、および プロセッサー 4 は、一致さ せる必要があります) A{1、2、3、4、5、6}、 B{1、2、3、4、5、6}、 A{7、8、9、10、11、12}、 B{7、8、9、10、11、12} ミラーリングはプロセッサーあたり 6 個または 12 個の DIMM がサポートされます。 A{1}、B{1}、 A{2}、B
プロセッサ Configuration メモリ装着 メモリ装着情報 C1、C2、C4、C5、C7、C8、C10、C11 D1、D2、D4、D5、D7、D8、D10、D11 ミラーリング装着順序 シングル ランクのスペアリング 装着順序 マルチ ランクのスペア装着順 序 耐障害装着順序 A{1、2、3、4、5、6}、 B{1、2、3、4、5、6}、 C{1、2、3、4、5、6}、 D{1、2、3、4、5、6}、 A{7、8、9、10、11、12}、 B{7、8、9、10、11、12}、 C{7、8、9、10、11、12}、 D{7、8、9、10、11、12} ミラーリングはプロセッサーあたり、6 個または 12 個の DIMM スロットがサポートされます。 A{1}、B{1}、C{1}、D{1}、 A{2}、B{2}、C{2}、D{2}、 A{3}、B{3}、C{3}、D{3}、 A{4}、B{4}、C{4}、D{4} • A{1}、B{1}、C{1}、D{1}、 A{2}、B{2}、C{2}、D{2}、 A{3}、B{3}、C{3}、D{3}、 A{4}、B{4}、C{4}、D{4}
注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってください。 2 メモリ モジュール ソケットの両端にあるイジェクタを外側に向かって押し、メモリ モジュールをソケットからリリースします。 3 メモリモジュールを持ち上げてシステムから取り外します。 図 36.
図 37.
ライザー ライザー 3 (IO_RISER3) 拡張カードライザーの プロセッサの接 ライザー上の PCIe スロ ライザー上の リンク幅 PCIe スロット 続 PCIe スロット ット(ハイト) (レングス) スロット幅 スロット 11 プロセッサ 4 フルハイト 3/4 レングス x16 x16 スロット 12 プロセッサ 4 フルハイト ハーフ レングス x16 x16 スロット 13 プロセッサ 4 フルハイト ハーフ レングス x16 x16 メモ: 拡張カードスロットはホットスワップ対応ではありません。 次の表は、冷却効果が確保され機械的にも適合するように拡張カードを取り付けるためのガイドラインです。表に示すスロットの優先順位に従って、優 先度の最も高い拡張カードを最初に取り付けてください。 表 42.
図 38. 拡張カード ライザー(右)の取り外し 図 39.
次の手順 拡張カードライザーを取り付けます。 拡張カードライザーの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 ライザーの側面にあるガイド レールを、シャーシの側面にあるスロットに合わせ、ライザーをシステムに下ろします。 2 ライザーのコネクタが PEM(プロセッサー拡張モジュール)のコネクタに接続するまで、リリース レバーを下げます。 注意: PEM のコネクタの損傷を回避するため、リリース レバーのみを使用して拡張カード ライザーを PEM にしっかりと装着する必要が あります。 図 40.
図 41.
図 42.
メモ: このステップは、拡張カードの取り付け先がライザー 3(IO_RISER3)のスロット 12 および 13 の場合およびライザー 2 (IO_RISER2)のスロット 9 および 10 の場合のみに該当します。 5 PCIe カードラッチを閉じます。 図 43.
3 NDC ライザーをシステムから持ち上げます。 図 44.
図 45.
図 46.
図 47.
次の手順 1 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 2 microSD カードを取り付けます。 microSD カードの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 メモ: お使いのシステムで microSD カードを使用するには、セットアップ ユーティリティで[内蔵 SD カード ポート]が有効に設定されているこ とを確認します。 メモ: 再取り付けの場合、microSD カードは、取り外し時に付けたラベルに基づいて前と同じスロットに取り付けるようにしてください。 手順 1 IDSDM の microSD カード コネクタの位置を確認します。microSD カードを適正な向きにして、カードの接続ピンのエンドをスロットに差し込みま す。IDSDM の位置確認については、「システム基板のジャンパとコネクタ」を参照してください。 メモ: スロットは正しい方向にしかカードを挿入できないように設計されています。 2 カードをカードスロットに押し込み、所定の位置にロックします。 次の手順 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従いま
図 48.
図 49.
メモ: 同格の PSU が 2 台取り付けられている場合、電源装置の冗長性(1+1 – 冗長性あり、または 2+0 – 冗長性なし)は、システム BIOS で設定されています。冗長モードでは、ホット スペアが無効化されている場合、システムへの電力供給は両方の PSU から同等に行われます。 ホット スペアが有効化されている場合、効率を最大限に高めるため、システムの使用率が低いときには PSU のうち 1 台がスリープ モードに切 り替わります。 メモ: 2 台の PSU を使用する場合、最大出力電力が同じである必要があります。 ホットスペア機能 お使いのシステムではホット スペア機能がサポートされており、電源装置ユニット(PSU)の冗長性に関連する電力のオーバーヘッドが大幅に軽減され ています。 ホット スペア機能を有効化すると、冗長 PSU のうち 1 台がスリープ状態に切り替わります。アクティブな PSU がシステム負荷の 100%を支えるため、動 作効率が向上します。スリープ状態の PSU がアクティブな PSU の出力電圧を監視します。アクティブな PSU の出力電圧が低下すると、スリープ状態 の
図 50.
図 51. 電源装置ユニットの取り付け 次の手順 1 ケーブル マネージメント アームのラッチを外している場合は、再びラッチをかけます。ケーブル マネージメント アームの詳細については、システムのラッ クに関するマニュアル(Dell.
• 消費電流:32 A(最大) キットの内容 • Dell パーツナンバー 6RYJ9 ターミナルブロックまたは同等の製品(1) • #6-32 ロックワッシャー付きナット(1) 必要なツール サイズ 10 AWG ソリッドワイヤ、または絶縁銅撚り線から絶縁材を除去できるワイヤストリッパープライヤ メモ: アルファワイヤパーツナンバー 3080 または同等のもの(65/30 より線)を使用します。 必要なワイヤ • UL 10 AWG、最長 2 m(より線)ブラックワイヤ 1 本(– 48/60 V DC)。 • UL 10 AWG、最長 2 m(より線)レッドワイヤ 1 本(V DC リターン) 。 • UL 10 AWG、最長 2m(より線)緑に黄縞ワイヤ 1 本(アース端子付き)。 システムバッテリー システム バッテリは、システムの下位レベルの機能(リアルタイム クロックの電源やシステムの日時設定など)に使用されます。 本項では、システム バッテリの交換について説明します。 システムバッテリの交換 前提条件 警告: 新しいバッテリは取り付け方が間違っていると、破裂する恐れが
図 52. システムバッテリの取り外し 3 新しいシステムバッテリーを取り付けるには、プラス側を上にしてバッテリーを持ち、固定タブの下にスライドさせます。 4 所定の位置に収まるまでバッテリをコネクタに押し込みます。 図 53.
Trusted Platform Module TPM(Trusted Platform Module)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計された専用マイクロプロセッ サーです。ソフトウェアは TPM を使用してハードウェア デバイスを認証できます。各 TPM チップには TPM の製造時に組み込まれた一意のシークレット RSA キーがあるため、プラットフォーム認証処理を実行することができます。 本項では、TPM の取り付け、およびインテル TXT ユーザー向けの TPM の初期化について説明します。 TPM(Trusted Platform Module)のアップグレード 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。 メモ: • お使いのオペレーティング システムでインストールする TPM モジュールのバージョンがサポートされていることを確認してください。 • お使いのシステムに最新の BIOS ファームウェアがダウンロードされインストー
図 54. TPM の取り付け 次の手順 1 システム基板を取り付けます。 2 「システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。 TXT ユーザー向け TPM 1.
7 システム診断プログラムの使用 システムに問題が起こった場合、デルのテクニカル サポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システム診断プログラムを使うと、 特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サ ービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 Dell 組み込み型システム診断 メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。 組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。 • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージ
システム診断プログラムのコントロール メニュー 説明 Configuration 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。 Results 実行された全テストの結果が表示されます。 System Health(シス システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。 テム正常性) イベントログ 108 システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示されます。少なくとも 1 つのイベントの説明が記録されて いれば、このログが表示されます。 システム診断プログラムの使用
8 ジャンパとコネクタ このトピックでは、ジャンパについての具体的な情報を説明します。また、ジャンパおよびスイッチに関する基本情報を提供し、システム内のさまざまな基 板上のコネクタについても説明しています。システム基板上のジャンパは、システム パスワードとセットアップ パスワードの無効化に役立ちます。コンポーネ ントおよびケーブルを正しく取り付けるには、システム基板上のコネクタについて知っておく必要があります。 トピック: • システム基板のコネクタ • システム基板のジャンパ設定 • パスワードを忘れたとき ジャンパとコネクタ 109
システム基板のコネクタ 図 55. システム基板のジャンパとコネクタ 表 43.
アイテム コネクタ 説明 8 J_PEM_PWR_L 左 PEM 電源ボード コネクタ 9 A6、A12、A5、A11、A4、A10 メモリモジュールソケット 10 CPU1 CPU1 プロセッサー ヒートシンク モジュール ソケット 11 J_PEM_CLK PEM クロック コネクタ 12 RM_UPI_C UPI ケーブル コネクタ「C」 13 LFT_CTRL_PNL 左コントロール パネル コネクタ 14 RM_UPI_A UPI ケーブル コネクタ「A」 15 J_M.2 SATA M.2 コネクタ 16 INT_USB_3.0 内蔵 USB 3.
図 56. PEM(プロセッサー拡張モジュール)コネクタ 表 44.
アイテム コネクタ 説明 10 J_PEM_CLK PEM クロック コネクタ 11 RM_UPI_A UPI ケーブル コネクタ「A」 12 RM_UPI_D UPI ケーブル コネクタ「D」 13 J_IORR_PWR 右拡張カード ライザー電源コネクタ 14 IO_RISER3 ライザー 3 コネクタ 15 CPU4 CPU4 プロセッサー ヒートシンク モジュール ソケット システム基板のジャンパ設定 パスワード ジャンパをリセットしてパスワードを無効にする方法については、「パスワードを忘れたとき」を参照してください。 表 45.
6 周辺機器を含めてシステムの電源を切り、システムの電源コンセントを外します。 7 システムカバーを取り外します。 8 システム基板ジャンパ上のジャンパを 4 および 6 番ピンから 2 および 4 番ピンに動かします。 9 システムカバーを取り付けます。 10 システムを電源コンセントに接続し、電源を入れます(接続されている各種周辺機器を含む)。 11 新しいシステムパスワードとセットアップパスワードの両方またはそのどちらか一方を設定します。 114 ジャンパとコネクタ
9 ヘルプ トピック: • デルへのお問い合わせ • マニュアルのフィードバック • QRL によるシステム情報へのアクセス • SupportAssist による自動サポートの受信 デルへのお問い合わせ Dell EMC では、オンラインおよび電話によるサポートとサービス オプションをいくつかご用意しています。アクティブなインターネット接続がない場合は、ご購 入時の納品書、出荷伝票、請求書、Dell EMC 製品カタログで連絡先をご確認いただけます。これらのサービスは国および製品によって異なり、お住ま いの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、テクニカル サポート、またはカスタマー サービスの問題に関する Dell EMC へ のお問い合わせに関しては、次の手順を実行してください。 1 Dell.
QRL には、お使いのシステムに関する次の情報が含まれています。 • ハウツービデオ • インストールおよびサービス マニュアル、LCD 診断、機械的概要などの参照資料 • 特定のハードウェア構成および保証情報に簡単にアクセスするためのシステムのサービスタグ • テクニカルサポートや営業チームへのお問い合わせのためのデルへの直接的なリンク 手順 1 Dell.com/QRL にアクセスして、お使いの製品に移動する、または 2 Dell EMC XC940 ハイパーコンバージド アプライアンス上、または「Quick Resource Locator」セクションで、お使いのスマートフォンまたはタブレットを 使用してモデル固有の QR(クイック リソース)コードをスキャンします。 XC940 シリーズシステム用 Quick Resource Locator 図 57.
A BOSS カード BOSS カードについて BOSS は、システムのオペレーティング システムを起動するために特別に設計されたシンプルな RAID ソリューション カードです。カードは最大 2 台の 6 Gbps M.2 SATA ドライブをサポートします。BOSS アダプタ カードには PCIe Gen 2.0 x2 レーンを使用する x8 コネクタがあり、ロー プロファイルおよびハー フ ハイト フォーム ファクターでのみ使用できます。BOSS モジュラー カードにはブレード システム専用のスロットがあります。 メモ: BOSS にはステータス LED がありません。 図 58. BOSS カードの機能 1 SATA ドライブコネクタ(2) 3 80 mm M.2 SATA ドライブ 2 2 80 mm M.2 SATA ドライブ 1 対応オペレーティングシステム BOSS カードは次の最小サポート対象バージョンのオペレーティング システムをサポートしています。 • Microsoft Windows Server 2016 • • VMware ESXi 6.
• XC640 • XC6420 • XC740xd • XC940 BOSS カードの機能 BOSS カードは次の機能をサポートします。 • 外部インポート • SMART 情報 • 自動再構築 外部インポート 仮想ディスクはアダプタにネイティブではない場合は、外部と見なされます。 • 次の場合、仮想ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 – • 仮想ディスクがアダプタに作成されるか、またはインポートされた。 次の場合、物理ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 – アダプタに以前の仮想ディスクメタデータがなく、物理ディスクが未設定。 – 物理ディスク上のすべての設定された仮想ディスクが削除される。 SMART 情報 SMART は、予測可能な物理ディスク障害の検知に役立てるため、すべてのモニタ、ヘッド、および物理ディスク電子機器における特定の物理的側面を 監視します。SMART 対応の物理ディスクは、データをモニタし、値の変化を識別して、値が限界値の範囲内かどうかを判断できます。多くの機械的お よび電気的な不具合では、不具合が発生する前にパフォー
BOSS カードの取り外し このタスクについて 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 手順 1 システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外し、周辺機器をシステムから外します。 メモ: システム内部のコンポーネントでの作業中は、静電マットと静電ストラップを常に使用することをお勧めします。 2 システム カバーを開きます。 3 システム基板上の BOSS カードの位置を確認します。 4 PCIe ブラケットに障害物がないことを確認してから、カードを持ち上げてシステム基板上のコネクタから取り外します。 注意: カードの損傷を避けるため、カードは両端部分だけを持つようにしてください。 図 59.
メモ: システム内部のコンポーネントでの作業中は、静電マットと静電ストラップを常に使用することをお勧めします。 2 システムカバーを開きます。 3 カードを取り外します。「BOSS カード の取り外し」を参照してください。 4 ネジを緩め、M.2 SSD モジュールを BOSS カードに固定している固定ストラップを持ち上げます。 5 M.2 SSD モジュールを BOSS カードから引き抜きます。 図 60. M.2 SSD モジュールの取り外し 1 モジュールコネクタ(2) 3 モジュール(2) 2 ネジ(2) M.
図 61. M.
図 62. BOSS カードの取り付け 1 BOSS カード 2 システム基板上のカードコネクタ ドライバのインストール BOSS カードは、サポートされるオペレーティング システムのネイティブ AHCI ドライバを使用します。 Windows ドライバのインストール - デルは、Windows Server 2012 R2 以降のオペレーティング システムを実行しているシステム上のドライバをアップデ ートするため、DUP(Dell Update Package)を提供しています。DUP は、特定のデバイスのドライバをアップデートする実行可能なアプリケーションです。 DUP はコマンド ライン インターフェイスとサイレント実行をサポートしています。詳細については、Dell.com/support を参照してください。 メモ: サポートされているドライバの詳細については、Dell.
RAID ドライブを保持したい場合は、オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスクを参照してください。 オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスク 問題: RAID モードでは、使用される仮想ディスクは、オペレーティングシステムに表示されません。 考えられる原因: 仮想ディスクは、コントローラにネイティブでない場合は、システムに表示されません。 対応処置: HII(Hardware-Independent Imaging)を使用して、仮想ディスクをインポートします。 ドライブの障害 問題: 取り付けられたドライブは、BOSS 設定ユーティリティにリストされていません。 OpenManage が物理ディスクのオフライン状態をレポートします。 考えられる原因: ドライブがエラー状態にあるか、またはファームウェアが破損しています。 対応処置: ドライブを付け直してドライブが正しく挿入されていることを確認します。エラーが解決しない場合は、DUP を使用してドライブフ ァームウェアのアップデートを試行します。それでもエラーが解決しない場合は、エラーが発生しているドライブを交換します
スロット 1 に取り付けられている M.2 ドライブを起動できない 問題: 2 台の未構成ブータブル M.