Dell EMC XC640 Series の XC シリーズ アプライアン スおよび XC Core システム 設置およびサービスマニュアル 規制モデル: E39S Series 規制タイプ: E39S001
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2017 - 2018 Dell Inc. またはその関連会社。All rights reserved.Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標は、そ れぞれの所有者の商標である場合があります。 2018 - 10 Rev.
目次 1 XC640 Series および XC Core システムの概要.................................................................................................. 8 システムの前面図.................................................................................................................................................................8 左のコントロールパネル図...............................................................................................................................................9 右コントロールパネルビュー.................................
ファームウェアとドライバをダウンロードする方法................................................................................................................... 33 ドライバとファームウェアのダウンロード............................................................................................................................33 BOSS デバイス(PCIe カード M.2 ドライブ)についての重要情報................................................................................. 34 起動デバイス上で実行されない書き込み集中型アプリケーションの例.......................................................................
システムメモリ.......................................................................................................................................................................71 システムメモリ ガイドライン............................................................................................................................................. 71 メモリモジュール取り付けガイドライン............................................................................................................................ 73 モードごとのガイドライン..................
USB モジュールの取り付け.......................................................................................................................................... 113 電源装置ユニット.............................................................................................................................................................. 114 ホットスペア機能..........................................................................................................................................................115 電源装置ユニットダミーの取り外し..
自動再構築............................................................................................................................................................... 138 BOSS カードの導入......................................................................................................................................................... 138 BOSS カードの取り外し..............................................................................................................................................139 BOSS カードの取り付け..
1 XC640 Series および XC Core システムの概要 メモ: この文書の情報は、Dell EMC XC640 シリーズ アプライアンスおよび Dell EMC XC Core システム製品の両方に適用されます。どちら かの製品(XC シリーズまたは XC Core)のみに適用されるセクションや情報については、その旨が明示されています。 XC640 Series システムは 1U サイズのラックサーバです。サポート上限は次の通りです。 • インテル Xeon プロセッサー スケーラブル ファミリー プロセッサー 2 基 • 前面パネルに 2.5 インチハードドライブ 10 台、または前面パネルに 3.5 インチハードドライブ 4 台 • DIMM スロット 24 台 • AC または DC 冗長電源装置ユニット 2 台 トピック: • システムの前面図 • システムの背面図 システムの前面図 前面図は、システムの前面で利用できる機能を表示しています。 図 1. 10 x 2.5 インチハードドライブシステムの正面図 図 2. 4 x 3.
項目 ポート、パネル、およびスロ ット アイコン 説明 メモ: iDRAC Quick Sync 2 インジケータは、特定の構成でのみ 使用できます。 2 ビデオコネクタ 3 右のコントロールパネル 4 USB ポート(オプション) 5 ハードドライブスロット • ステータス LED:障害が発生したハードウェアコンポーネントを識別がで きます。最大 5 つのステータス LED と、システム全体の状態 LED(シャ ーシの状態およびシステム ID)バーがあります。詳細については、ステー タス LED インジケータを参照してください。 • Quick Sync 2(ワイヤレス):Quick Sync が有効なシステムであること を示します。Quick Sync 機能はオプションです。この機能により、モバイ ルデバイスを使用してシステムを管理できるようになります。この機能を 使用すると、ハードウェアまたはファームウェアのインベントリと、システムの トラブルシューティングに使用できるさまざまなシステムレベルの診断およ びエラー情報が集約されます。詳細については、Dell.
表 2.
アイコン 説明 状態 対応処置 取り付け直します。問題が解決しない場合は、「困ったときは」 を参照してください。 PCIe インジケータ PCIe カードにエラーが発生すると、このイ ンジケータが橙色に点灯します。 システムを再起動します。PCIe カードに必要なドライバをすべ てアップデートします。カードを取り付け直します。問題が解決 しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 メモ: サポートされている PCIe カードの詳細について は、「拡張カードの取り付けガイドライン」を参照してく ださい。 システムの正常性とシステム ID インジケータコード システムの正常性およびシステム ID は、お使いのシステムの左のコントロールパネルにあります。 図 4. システムの正常性とシステム ID インジケータ 表 4.
図 5. iDRAC Quick Sync 2 インジケータ 表 5.
右コントロールパネルビュー 図 6. 右のコントロールパネル 表 6. 右のコントロールパネル 項目 インジケータまたはボタン 1 電源ボタン アイコン 説明 システムの電源がオンかオフかを示します。電源ボタンを押し て、NAS システムの電源を入れます。 メモ: 電源ボタンを押し、 ACPI 対応のオペレーティ ングシステムを正常にシャットダウンします。 2 USB ポート 3 iDRAC ダイレクト LED 4 iDRAC ダイレクトポート USB ポートは、 4 ピン 2.0 準拠します。USB デバイスをシステ ムに接続できます。 該当なし iDRAC ダイレクト LED インジケータは、iDRAC ダイレクト ポー トとデバイスとの接続がアクティブなときに点灯します。 iDRAC ダイレクト ポートは、マイクロ USB 2.0 対応です。この ポートでは、iDRAC ダイレクトの機能を利用できます。詳細に ついては、Integrated Dell Remote Access Controller ユー ザーズ ガイド(Dell.
表 7. iDRAC ダイレクト LED インジケータコード iDRAC ダイレクト LED イン ジケータコード 状態 2 秒間緑に点灯 ノートブックが接続されていることを示します。 緑色の点滅(2 秒間点灯し、 ノートブックの接続が認識されていることを示しています。 2 秒間消灯) 消灯 ノートブックが電源に接続されていないことを示します。 システムの背面図 背面図は、システムの背面で利用できる機能を表示しています。 図 7. 3 PCIe 拡張スロットがついたシステムの背面図 表 8.
項目 ポート、パネル、またはスロッ ト アイコン 説明 テム ID ボタンを使用して、iDRAC をリセットし、ステップスルーモードで BIOS にア クセスすることもできます。 NIC インジケータコード システムの背面の各 NIC には、アクティビティとリンク状態についての情報を示すインジケータがあります。アクティビティ LED はデータが NIC 経由で、流れ るとリンクの LED インジケータは、接続しているネットワークの速度を示した場合のインジケータを示します。 図 8. NIC インジケータコード 1 リンク LED インジケータ 2 アクティビティ LED インジケータ 表 9.
図 9. AC PSU ステータスインジケータ AC PSU ステータスインジケータ / ハンドル 1 表 10.
図 10. ハードドライブインジケータ 1 ハードドライブアクティビティ LED インジケータ 3 ハードドライブ 2 ハードドライブステータス LED インジケータ メモ: ハードドライブが Advanced Host Controller Interface(AHCI)モードの場合、ステータス LED インジケータは点灯しません。 表 11.
LCD パネルのステータスおよび条件がここに記載されています。 • 正常な動作中は、LCD バックライトが白色に点灯します。 • システムに注意が必要な場合は、LCD バックライトが橙色に点灯し、エラーコードと、エラーコードに続いてエラーの内容を説明するテキストが表示さ れます。 メモ: システムが電源に接続されている状態でエラーが検知されると、システムの電源がオンかオフかに関係なく、LCD が橙色に点灯しま す。 • システムがオフになり、エラーがないときは、5 分間活動がないと、LCD はスタンバイモードに入ります。オンにするには LCD 上のボタンを押します。 • LCD パネルが応答を停止した場合は、ベゼルを取り外して再度取り付けます。問題が解決しない場合は、「困ったときは」を参照してください。 • iDRAC ユーティリティ、LCD パネル、またはその他のツールを使用して LCD メッセージをオフにしている場合、LCD バックライトは消灯のままです。 図 11. LCD パネルの機能 表 12.
セットアップメニュー メモ: セットアップメニューでオプションを選択すると、次の動作に進む前にオプションを確認する必要があります。 オプション 説明 iDRAC DHCP または 静的 IP を選択してネットワークモードを設定します。静的 IP を選択した場合の使用可能なフィールドは、IP、 サブネット(Sub) および ゲートウェイ(Gtw) です。DNS のセットアップ を選択して DNS を有効化し、ドメインアドレスを 表示します。2 つの個別の ENS エントリが利用できます。 エラーの設定 SEL の IPMI 記述に一致するフォーマットで LCD エラーメッセージを表示させるには、SEL を選択します。これにより、LCD メッ セージと SEL エントリを一致させることができます。 シンプル を選択すると、LCD エラーメッセージが簡潔で分かりやすい説明で表示されます。エラーメッセージの詳細について は、Dell.
図 12.
2 マニュアルリソース Dell EMC のマニュアルは、出荷時に同梱されているか、またはデルの Web サイト Dell.com/XCSeriesmanuals で入手できます。 Dell EMC iDRAC のマニュアルは Dell.com/idracmanuals で入手できます。 Dell EMC のドキュメントにアクセスするには、次の手順を実行します。 1 Dell EMC サポートのページで、[サービスタグ、シリアル ナンバー、サービス リクエスト、モデル、またはキーワードを入力してください]のボックス に、お使いの Dell EMC アプライアンスのサービスタグを入力し、[送信]をクリックします。 メモ: サービスタグをお持ちでない場合は、[使用中の製品を検出]を選択してシステムがサービスタグを自動的に検出できるようにする か、または[すべての製品の参照]を選択して[すべての製品]ページからお使いの製品を選択します。 2 [製品サポート]ページで、[マニュアルおよび文書]をクリックして、必要なマニュアルを選択します。 表 13.
3 技術仕様 本項では、お使いのシステムの技術仕様と環境仕様の概要を示します。 トピック: • システムの寸法 • シャーシの重量 • プロセッサの仕様 • PSU の仕様 • システムバッテリーの仕様 • 拡張バスの仕様 • メモリの仕様 • ストレージコントローラの仕様 • ドライブの仕様 • ポートおよびコネクタの仕様 • 環境仕様 22 技術仕様
システムの寸法 図 13. システムの寸法 表 14. 寸法 システム 4 x 3.5 インチ または Xa Xb Y Za(ベゼルを 含む) Za(ベゼルを 含まない) Zb* Zc 482.0 mm 434.0 mm 42.8 mm 35.84 mm 22.0 mm 733.82 mm 772.67 mm (18.97 インチ)(17.08 インチ)(1.68 インチ) (1.41 インチ) (0.87 インチ) (29.61 インチ) 10 x 2.5 インチ (30.42 インチ) * Zb は名目上の背面外側の面(システム基板の I/O コネクタが配置されている場所)までの寸法を示します。 シャーシの重量 表 15. シャーシの重量 システム 最大重量(すべてのハードドライブ /SSD を含む) XC640 Series 21.
システム 最大重量(すべてのハードドライブ /SSD を含む) (48.28 ポンド) プロセッサの仕様 XC640 Series システムは、2 個の Intel Xeon Processor Scalable Family プロセッサをサポートします。 PSU の仕様 XC640 Series システムは、最大 2 台の AC または DC 電源装置ユニット(PSU)をサポートします。 表 16.
メモリの仕様 表 17.
• 前面パネルのマイクロ USB 2.0 対応ポート • 背面パネルの USB 3.0 対応ポート • 内蔵 USB 3.0 対応ポート メモ: 前面にあるマイクロ USB 2.0 対応ポートは、iDRAC ダイレクトまたは管理ポートとしてのみ使用することができます。 次の表には、USB の仕様についての詳細が記載されています。 表 19. USB の仕様 システム 前面パネル 背面パネル 内蔵 4 台のハードドライブシステ 4 ピン USB 2.0 対応ポート(1) ム 5 ピン、マイクロ USB 2.0 管理ポート (1) 9 ピン USB 3.0 対応ポート(2) 該当なし 該当なし 該当なし 10 台のハードドライブシス テム 9 ピン USB 3.0 対応ポート(2) 9 ピン USB 3.0 対応ポート(1) 該当なし 該当なし 4 ピン USB 2.0 対応ポート(1) 5 ピン、マイクロ USB 2.
表 20. サポートされているビデオ解像度のオプション 解像度 リフレッシュレート(Hz) 色深度(ビット) 640 x 480 60、70 8、16、32 800 x 600 60、75、85 8、16、32 1024 x 768 60、75、85 8、16、32 1152 x 864 60、75、85 8、16、32 1280 x 1024 60、75 8、16、32 1440 x 900 60 8、16、32 1920 x 1200 60 8、16、32 IDSDM/vFlash カード XC640 Series システムは、IDSDM(内蔵デュアル SD モジュール)と vFlash カードをサポートします。第 14 世代の XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムでは、IDSDM および vFlash カードは単一のモジュールに結合され、次のオプションで使用できます。 • vFlash または • vFlash と IDSDM IDSDM/vFlash カードは、Dell 独自の PCIe x1 スロットで USB 3.
表 22. 相対湿度の仕様 相対湿度 仕様 保管時 最大露点 33°C(91°F)で 5~95% の相対湿度。空気は常に非結露状態であ ること。 動作時 最大露点 29°C(84.2°F)で 10~80% の相対湿度。 表 23. 最大振動の仕様 最大振動 仕様 動作時 0.26 Grms (5~350 Hz) (全稼働方向)。 保管時 1.88 Grms (10~500 Hz) で 15 分間(全 6 面で検証済)。 表 24. 最大衝撃の仕様 最大衝撃 仕様 動作時 x、y、z 軸の正および負方向に 6 連続衝撃パルス、11 ミリ秒以下で 6 G。 保管時 x、y、z 軸の正および負方向に 6 連続衝撃パルス(システムの各面に対して 1 パル ス)、2 ミリ秒以下で 71 G。 表 25. 最大高度の仕様 最大高度 仕様 動作時 3048 m(10,000 フィート) 保管時 12,000 m(39,370 フィート) 表 26.
動作時の拡張温度 表 28.
設定 プロセッサ数 ヒートシンク プロセッサ / DIMM ダミー DIMM ダミー DIMM ダミーの最 大数 ファン プロセッサ 1 用に 必要 11 個のダミー 5 つの標準ファン FO* の 2 つの 1U 2 パイプヒートシンク XC640 Series 1 (3.
粒子状およびガス状汚染物質の仕様 次の表は、粒子状およびガス状の汚染物質による機器の損傷または故障を回避するのに役立つ制限を定義しています。粒子状またはガス状の汚染 物質物のレベルが指定された制限を超え、結果として機器が損傷または故障する場合は、環境条件の修正が必要になることがあります。環境条件の 改善はお客様の責任において行ってください。 表 31.
4 システムの初期セットアップユーティリティと設定 トピック: • システムのセットアップ • iDRAC 設定 • ファームウェアとドライバをダウンロードする方法 • BOSS デバイス(PCIe カード M.2 ドライブ)についての重要情報 システムのセットアップ 次の手順を実行して、システムを設定します。 1 システムを開梱します。 2 システムをラックに取り付けます。システムのラックへの取り付けについての詳細は、Dell.
インタフェース マニュアル/項 シャーシまたはシステ ムの LCD パネル 「LCD パネル」を参照してください。 iDRAC Direct および Dell.
手順 1 Dell.com/support/drivers にアクセスします。 2 ドライバおよびダウンロード セクションで、サービスタグを入力します ボックスにお使いのシステムのサービスタグを入力し、送信 をクリックします。 メモ: サービスタグがない場合は、製品の検出 を選択してシステムにサービスタグを自動的に検出させるか、すべての製品から選択 をク リックしてお使いの製品を選択します。 3 ドライバおよびダウンロード をクリックします。 ユーザーの選択した項目に該当するドライバが表示されます。 4 ドライバを USB ドライブ、CD、または DVD にダウンロードします。 BOSS デバイス(PCIe カード M.2 ドライブ)についての重 要情報 XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムに付属の BOSS(Boot Optimized Server Storage)カードは、アプライアンス起動デバイスです。こ の PCIe カードは、高い可用性を得るために RAID1 で設定された最大 2 台の M.
5 プレオペレーティング システム管理アプリケーション システムのファームウェアを使用して、オペレーティング システムを起動せずにシステムの基本的な設定や機能を管理することができます。 トピック: • プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するためのオプション • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • PXE 起動 プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するため のオプション お使いのシステムには、プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するための次のオプションがあります。 • セットアップユーティリティ • Dell Lifecycle Controller • ブートマネージャ • Preboot Execution Environment(PXE) セットアップユーティリティ セットアップユーティリティ 画面を使用して、お使いのシステムの BIOS 設定、iDRAC 設定およびデバイス設定を行うことができます。 メモ: デフォルトでは、選択したフィールドのヘルプテ
セットアップユーティリティ詳細 セットアップユーティリティメインメニュー 画面の詳細は次のとおりです。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 オプション 説明 システム BIOS BIOS 設定を構成できます。 iDRAC 設定 iDRAC を設定できます。 iDRAC 設定ユーティリティは、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用することで iDRAC パラメーターをセット アップして設定するためのインタフェースです。iDRAC 設定ユーティリティを使用することで、さまざまな iDRAC パラメーターを有 効または無効にすることができます。このユーティリティの詳細については、Dell.
オプション 説明 SATA 設定 内蔵 SATA コントローラとポートの有効 / 無効を切り替えるオプションを指定します。 NVMe の設定 NVMe 設定を変更するオプションを指定します。RAID アレイでの構成対象の NVMe ドライブがシステムに含まれる場合、こ のフィールドおよび[SATA 設定]メニューの[組み込み SATA]フィールドを[RAID]モードに設定する必要があります。ま た、場合によっては[起動モード]の設定を[UEFI]に変更する必要があります。それ以外の場合は、このフィールドを[非 RAID]モードに設定します。 起動設定 システムの起動モードとして BIOS または UEFI を設定できます。 ネットワーク設定 UEFI ネットワーク設定および起動プロトコルを管理するためのオプションの設定を行います。 レガシーネットワークの設定は、デバイス設定 メニューで管理されます。 内蔵デバイス 内蔵デバイスコントローラとポートを管理するためのオプションの設定を行います。また、関連する機能とオプションの設定を行い ます。 シリアル通信 シリアル ポートを管理するため
オプション 説明 システム BIOS バージ システムにインストールされている BIOS のバージョンを指定します。 ョン システム管理エンジン のバージョン 管理エンジン ファームウェアの現在のバージョンを指定します。 システムのサービスタ グ システムのサービスタグを指定します。 システムの製造元 システムの製造元の名前を指定します。 システムの製造元の 連絡先情報 システムの製造元の連絡先情報を指定します。 システム CPLD バー ジョン システムの CPLD(コンプレックス プログラマブル ロジック デバイス)ファームウェアの現在のバージョンを指定します。 UEFI 準拠バージョン システム ファームウェアの UEFI 準拠レベルを指定します。 メモリ設定 メモリ設定 画面を使用して、メモリの設定をすべて表示し、システムメモリのテストやノードのインターリービングなど特定のメモリ機能を有効または無効に できます。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 メモリ設定の表示 メモ
オプション 説明 システムメモリテスト システムの起動中にシステムメモリテストを実行するかどうかを設定します。オプションは 有効 および 無効 です。このオプション は、デフォルトで 無効 に設定されています。 メモリ動作モード メモリの動作モードを指定します。使用可能なオプションは、オプティマイザモード、シングルランクスペアリングモード、マルチ ランクスペアリングモード、ミラーモード、Dell 耐障害性モード です。このオプションは、デフォルトで オプティマイザモード に 設定されています。 メモ: メモリ動作モード オプションには、お使いのシステムのメモリ構成に基づいて、異なるデフォルトおよび利用可能 オプションがあります。 メモ: Dell 耐障害性モード オプションは、耐障害性を持つメモリ領域を確立します。このモードは、この機能をサポー トするオペレーティングシステムによる、重要なアプリケーションのロード、またはオペレーティングシステムカーネルの有 効化のための使用が可能で、システムの可用性を最大化します。 メモリの動作モードの メモリの動作モードの現在の状態を指定します。 現在の状態 ノ
オプション 説明 NVDIMM-N メモリの 各チャネルの NVDIMM-N の場所を指定します。 場所 NVDIMM-N メモリサ NVDIMM-N の容量に関する情報を指定します。 イズ NVDIMM-N メモリ速 NVDIMM-N の速度に関する情報を指定します。 度 NVDIMM-N メモリの NVDIMM-N の現在のファームウェアバージョンに関する情報を指定します。 ファームウェアバージョ ン NVDIMM-N メモリの NVDIMM-N のシリアル番号に関する情報を指定します。 シリアル番号 NVDIMM-N の工場 特定の NVDIMM-N のデータをクリアすることができます。データクリアによって特定の NVDIMM-N のデータが失われます。 出荷時リセットおよび セキュア削除 プロセッサ設定 プロセッサ設定 画面を使用して、プロセッサ設定を表示し、仮想化テクノロジ有効化、ハードウェアプリフェッチャ、論理プロセッサアイドリング、機会的セ ルフリフレッシュなどの特定の機能を実行できます。 プロセッサ設定の表示 プロセッサ設定 画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 システムの
オプション 説明 使用できるオプションは、最大データレート、10.4 Gt/s、および 9.
SATA 設定 SATA 設定 画面を使用して、SATA デバイスの SATA 設定を表示し、お使いのシステムで SATA を有効にすることができます。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 SATA 設定の表示 SATA 設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、 SATA 設定 をクリックします。 SATA 設定の詳細 SATA 設定 画面の詳細は、次の通りです。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVD
• • UEFI:Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)は、オペレーティングシステムとプラットフォームファームウェア間の新しいインタフェースです。 このインタフェースは、プラットフォーム関連情報を含むデータテーブル、オペレーティングシステムおよびそのローダーに使用可能な、ブートおよびランタイ ムサービスコールで構成されます。起動モード を UEFI に設定すると、以下のメリットが得られます。 – 2 TB 以上のハードドライブパーティションのサポート。 – セキュリティの強化(たとえば、UEFI セキュアブート)。 – 起動時間短縮。 BIOS:BIOS 起動モード はレガシー起動モードです。下位互換性が維持されます。 起動設定の表示 起動設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了する
オプション 説明 起動オプションには IPv4 PXE および IPv6 PXE が含まれます。このオプションは、デフォルトで IPv4 に設定されています。 メモ: このオプションは、起動モードの設定が UEFI の場合にのみ有効になります。 システム起動モードの選択 セットアップユーティリティ では、以下のオペレーティングシステムのいずれかのインストール用起動モードを指定することができます。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしません。 • • BIOS 起動モード(デフォルト)は、標準的な BIOS レベルの起動インタフェースです。 UEFI 起動モードは、拡張 64 ビット起動インタフェースです。 UEFI モードで起動するようにお使いのシステムを設定した場合、システム BIOS が置き換えられます。 メモ: このシステムは BIOS 起動モードのみをサポートしています。 1 セットアップユーティリティメインメニュー で、起動設定 をクリックし、起動モード を選択します。 2 システムを起動させ
ネットワーク設定の表示 ネットワーク設定 画面を表示するには、次の手順を実行します。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、ネットワーク設定 をクリックします。 ネットワーク設定画面の詳細 ネットワーク設定 画面の詳細は、次の通りです。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしません。 オプション 説明 PXE デバイス n(n は デバイスを有効または無効にします。有効の場合は、UEFI PXE 起動オプションをデバイスに作成します。 1~4) UEFI PXE 設定 デバイスを有効または無効にします
手順 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、ネットワーク設定 をクリックします。 5 ネットワーク設定 画面で、UEFI iSCSI 設定 をクリックします。 UEFI iSCSI 設定の詳細 UEFI iSCSI 設定 画面の詳細は、次の通りです。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしません。 オプション 説明 iSCSI イニシエータ名 iSCSI イニシエータの名前を指定します(iqn 形式)。 iSCSI Device1 iSCSI デバイスを有効または無効にします。 無効の場合は、 UEF
内蔵デバイスの詳細 内蔵デバイス 画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 ユーザーのアクセスが ユーザーがアクセス可能な USB ポートを設定します。背面ポートのみをオン を選択すると、前面 USB ポートがオフになりま 可能な USB ポート す。全ポートオフ を選択すると、前面と背面のすべての USB ポートがオフになります。全ポートオフ(ダイナミック) を選択す ると、POST 中に前面と背面の全 USB がオフになり、システムをリセットせずに権限のあるユーザーが動的に前面ポートのオ ン / オフを切り替えることができます。 USB キーボードおよびマウスは、選択に応じて起動プロセスの間に特定の USB ポートで機能します。起動プロセスが完了し たあとで、設定に応じて USB ポートは有効または無効になります。 内蔵 USB ポート 内蔵 USB ポートの有効 / 無効を切り替えます。このオプションはデフォルトで 有効 に設定されています。 内蔵 RAID コントロー 内蔵 RAID コントローラの有効 / 無効を切り替えます。このオプションはデフォルトで 有効 に設定されています。
オプション 説明 内蔵 SD プライマリカ 冗長性が無効に設定されている場合は、SD カードのどちらかを選択し、プライマリ カードに設定することで、それ自身を大容 ード 量ストレージ デバイスとして表示できます。デフォルトでは、プライマリ SD カードには、SD カード 1 が選択されています。SD カー ド 1 が存在しない場合は、コントローラにより SD カード 2 がプライマリ SD カードとして選択されます。 OS ウォッチドッグタイ システムが応答を停止した場合、このウォッチドッグタイマーはオペレーティングシステムのリカバリに便利です。このオプションが 有効 に設定されている場合、オペレーティング システム はタイマーを初期化します。このオプションが 無効 に設定されている マー 場合、タイマーはシステムに何ら影響しません。 4GB を超える I/O の 容量の大きいメモリを必要とする PCle デバイスのサポートの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは 64 ビットオペレーテ メモリマップ化 ィングシステムのみで有効にします。このオプションは、デフォルトで 有効 に設定されています。
オプション 説明 オプション 説明 スロット 5 の分岐 X4 分岐または X8 分岐 シリアル通信 シリアル通信 画面を使用して、シリアル通信ポートのプロパティを表示します。 シリアル通信の表示 シリアル通信 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、シリアル通信 をクリックします。 シリアル通信の詳細 シリアル通信 画面の詳細は、次のとおりです。 オプション 説明 シリアル通信 BIOS でシリアル通信デバイス(シリアルデバイス 1 およびシリアルデバイス 2)を選択します。BIOS コンソールリダイレクトを有 効にして、ポートア
オプション 説明 フェイルセーフボーレ ート コンソールリダイレクトに使用されているフェイルセーフボーレートが表示されます。BIOS は自動的にボーレートの決定を試みま す。このフェイルセーフボーレートは、その試みが失敗した場合にのみ使用されるので、値は変更しないようにしてください。この オプションは、デフォルトで 115200 に設定されています。 リモートターミナルタイ リモート コンソール ターミナルのタイプを設定します。このオプションは、デフォルトで VT100/VT220 に設定されています。 プ 起動後のリダイレクト OS をロードするときに、BIOS コンソールリダイレクトの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで 有効 に設 定されています。 システムプロファイル設定 システムプロファイル設定 画面を使用して、電源管理などの特定のシステムパフォーマンス設定を有効にできます。 システムプロファイル設定の表示 システムプロファイル設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示
オプション 説明 書き込みデータ CRC 書き込みデータ CRC の有効/無効を切り替えます。このオプションはデフォルトで有効に設定されています。 メモリ巡回スクラブ メモリ巡回スクラブの頻度を設定します。このオプションは、デフォルトで 標準 に設定されています。 メモリリフレッシュレー ト メモリリフレッシュレートを 1x または 2x のいずれかに設定します。このオプションは、デフォルトで 1x に設定されています。 アンコア周波数 プロセッサアンコア周波数 オプションを選択することが可能になります。 動的モードでは、プロセッサで実行時のコアおよびアンコア全体の電源リソースを最適化できます。電力を節約、またはパフォ ーマンスを最適化するためのアンコア周波数の最適化は、省エネルギーポリシー オプションの設定の影響を受けます。 省エネルギーポリシー 省エネルギーポリシー オプションを選択することが可能になります。 CPU はプロセッサの内部動作を操作するための設定を使用して、より高いパフォーマンスを求めるか、それともより良い省電力 を求めるかを判断します。 プロセッサ 1 でのター ボブー
システムセキュリティ設定の詳細 システムセキュリティ設定 画面の詳細は次の通りです。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI の設定をサポートしません。 オプション 説明 インバンド管理インタ フェース 無効に設定されている場合、ME(管理エンジン)、HECI デバイス、システムの IPMI デバイスがオペレーティング システムから 表示されなくなります。これにより、オペレーティング システムでは ME の電力制限設定を変更できなくなり、すべての帯域内 管理ツールへのアクセスがブロックされます。すべての管理は帯域外で行う必要があります。このオプションは、デフォルトでは有 効に設定されています。 メモ: BIOS のアップデートでは HECI デバイスが動作可能でなければならず、DUP のアップデートでは IPMI インタ ーフェイスが動作可能でなければなりません。アップデートのエラーを防ぐには、この設定を有効にする必要がありま す。 Intel AES-NI Advanced Encryption Standard Instr
オプション 説明 UEFI 変数アクセス さまざまなレベルのセキュア UEFI 変数を提供します。標準(デフォルト)に設定されている場合、UEFI 変数は UEFI 仕様に よってオペレーティングシステムでアクセス可能です。制御 に設定されている場合、選択した UEFI 変数は環境に保護され、 新しい UEFI 起動エントリは、現在の起動順序の最後に行なわれます。 セキュアブート セキュアブートを有効にします。ここでは BIOS はセキュアブートポリシーの証明書を使用して各プリブートイメージを認証しま す。セキュアブートはデフォルトで 無効 に設定されています。 セキュアブートポリシ ー セキュアブートポリシーが 標準 に設定されている場合、BIOS はシステムの製造元のキーと証明書を使用してプリブートイメー ジを認証します。セキュアブートポリシーが カスタム に設定されている場合、BIOS はユーザー定義のキーおよび証明書を使 用します。セキュアブートポリシーはデフォルトで 標準 に設定されています。 セキュアブートポリシ ーサマリ イメージを認証するためにセキュアブートが使用する証明書と
手順 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 システムパスワードを入力し、Enter を押します。 次の手順 パスワードステータス が ロック に設定されている場合は、再起動時に画面の指示に従ってシステムパスワードを入力し、Enter を押します。 メモ: 間違ったシステムパスワードを入力すると、システムがパスワードの再入力を求めるメッセージを表示します。3 回目までに正しいパスワー ドを入力してください。間違ったパスワードを 3 回入力すると、システムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システムの電源を切る必要 があります。システムの電源を切って再起動しても、正しいパスワードを入力するまでは、このエラーメッセージが表示されます。 システムおよびセットアップパスワードの削除または変更 前提条件 メモ: Password Status(パスワードステータス)が Locked(ロック)に設定されている場合、既存のシステムパスワードまたはセットアップパ スワードを削除または変更することはできません。 手順 1 セットアップユーティリティを起動するには、システムの電源投入または再起動の直後に F2
冗長 OS 制御の表示 冗長 OS 制御 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、冗長 OS 制御 をクリックします。 冗長 OS 制御画面の詳細 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 冗長 OS 制御 画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 冗長 OS の場所 以下のデバイスからバックアップディスクを選択できます。 • なし • IDSDM(内蔵 SD カード) • AHCI モードの SATA ポート • BOSS PC
その他の設定の表示 その他の設定 画面を表示するには、次の手順を実行してください。 1 システムの電源を入れるか、または再起動します。 2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。 F2 = System Setup メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム を起動してやり直してください。 3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。 4 システム BIOS 画面で、その他の設定 をクリックします。 その他の設定の詳細 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 その他の設定 画面の詳細は、次の通りです。 オプション 説明 システムの時刻 システムの時刻を設定することができます。 システムの日付 システムの日付を設定することができます。 アセットタグ アセットタグを指定して、セキュリティと追跡のために変更することができます。 キーボ
デバイス設定 デバイス設定 では、デバイスパラメータを設定することができます。 Dell Lifecycle Controller Dell Lifecycle Controller(LC)は、システム導入、設定、アップデート、保守、および診断を含む、高度な内蔵システム管理機能を提供します。LC は iDRAC 帯域外ソリューションおよび Dell システム内蔵の Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)アプリケーションの一部として提供されます。 メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムは、NVDIMM-N、RAID、UEFI 設定をサポートしません。 組み込み型システム管理 Dell Lifecycle Controller により、システムのライフサイクル中、高度な組み込みシステム管理が実行できます。Dell Lifecycle Controller は起動中に開 始でき、オペレーティングシステムに依存せずに機能することができます。 メモ: 一部のプラットフォーム構成では、Dell Lifecycle Controller の
メニュー項目 説明 通常の起動を続行 システムは起動順序の先頭にあるデバイスから順に起動を試みます。起動が失敗すると、システムは起動順序内の次のデバ イスから起動を試みます。起動が成功するか、起動オプションがなくなるまで処理は続行されます。 ワンショット起動メニュ 起動メニューにアクセスし、ワンタイム起動デバイスを選択して、このデバイスから起動できます。 ー セットアップユーティリ ティの起動 セットアップユーティリティにアクセスできます。 Lifecycle Controller ブートマネージャを終了し、Dell Lifecycle Controller プログラムを起動します。 の起動 システムユーティリティ システム診断および UEFI シェルなどのシステムユーティリティメニューを起動できます。 ワンショット BIOS 起動メニュー ワンショット BIOS 起動メニュー では、起動元となる起動デバイスを選択することができます。 システムユーティリティ システムユーティリティ には、起動可能な次のユーティリティが含まれています。 • 診断プログラムの起動 • BIOS アップデート
6 システムコンポーネントの取り付けと取り外し メモ: システムコンポーネントを交換する場合は、利用可能な最新の BIOS および iDRAC のバージョンにシステムをアップデートする必要があ ります。詳細については、Dell.
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンライ ンサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。Dell の許 可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属する「安全にお使いいただくために」をよく読み、指示に従ってくだ さい。 メモ: システム内部のコンポーネントでの作業中は、静電マットと静電ストラップを常に使用することが推奨されています。 メモ: 正常な動作と冷却を確保するため、システム内のすべてのベイおよびシステムファンにコンポーネントまたはダミーを常時装着しておく必要 があります。 システム内部の作業を始める前に 前提条件 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。 手順 1 システムとすべての周辺機器の電源を切ります。 2 システムを電源コンセントと周辺機器から外します。 3 必要に応じて、システムをラックから取り外します。 詳細については、Dell.
メモ: アルファワイヤパーツナンバー 3080 または同等のもの(65/30 より線)を使用します。 オプションの前面ベゼル オプションの金属製ベゼルは、システムブランドを表示するためにシステム前面に取り付けられます。ベゼル上のロックは、ハードドライブを不正アクセスから 保護するために使用されます。次のようにベゼルには 2 つのバージョンがあります • LCD パネル搭載 • LCD パネル非搭載 LCD パネル搭載ベゼルでは、システムステータスを LCD パネルに表示できます。詳細については、「LCD パネル」を参照してください。 LCD ベゼルはホットプラグ対応で、最初にその LCD ベゼルと一緒にシステムを注文しなかった場合でも、同じブランドの XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムで使用できます。 オプションの前面ベゼルの取り外し LCD パネルのあるオプションの前面ベゼルを取り外す手順は、LCD パネルのない前面ベゼルを取り外す場合と同じです。 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 手順 1 ベゼルキーを使ってベゼル
手順 1 ベゼルキーの位置を確認して取り外します。 メモ: ベゼルキーは LCD ベゼルパッケージの一部です。 2 ベゼルの右端をシステムに合わせて挿入します。 3 リリースボタンを押して、ベゼルの左端をシステムに取り付けます。 4 キーを使用してベゼルをロックします。 図 15.
図 16.
図 17.
図 18.
図 19. バックプレーンカバーの取り付け 次の手順 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従ってください。 システムの内部 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンライ ンサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。Dell の許 可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属する「安全にお使いいただくために」をよく読み、指示に従ってくだ さい。 メモ: ホットスワップ対応のコンポーネントは橙色、コンポーネントのタッチポイントは青色で示してあります。 図 20.
1 右コントロールパネルケーブルカバー 2 ハードドライブケージ 3 バックプレーンカバー 4 バックプレーンリリースラッチ 5 ケーブルラッチ 6 冷却ファン(8) 7 エアフローカバー 8 プロセッサまたは DIMM ダミー 9 プロセッサ 2 のスロット 10 IDSDM/vFlash モジュールスロット 11 拡張カードライザー 2 A 12 ネットワークドーターカード 13 拡張カードライザー 1 A 14 PCIe エアフローカバー 15 内蔵ストレージコントローラカード 16 プロセッサ 1 17 イントルージョンスイッチ 18 ケーブルラッチ 19 ハードドライブバックプレーン 20 左コントロールパネルケーブルカバー エアフローカバー エアフローカバーは、システム全体に通気を誘導します。エアフローカバーによってシステムの過熱が防止され、システム内部の均一な通気が維持されま す。 エアフローカバーの取り外し 前提条件 注意: エアフローカバーを取り外した状態でシステムを使用しないでください。システムが急激にオーバ
手順 エアフローカバーの両端をつかんで持ち上げて、システムから取り外します。 図 21.
図 22.
手順 1 冷却ファンのタッチポイントをつかみ、ファンを持ち上げてシステム基板上のコネクタからファンのコネクタを取り外します。 2 ファンを持ち上げてシステムから取り出します。 図 23.
図 24.
図 25. メモリソケットの位置 メモリチャネルの構成は次のとおりです。 表 36.
メモリモジュール取り付けガイドライン システムの最適なパフォーマンスを確保するには、システムメモリを構成する際に、次の一般的なガイドラインに従ってください。お使いのシステムのメモリ構 成がこれらのガイドラインに従っていない場合は、システムが起動しなかったり、メモリ構成中に応答が停止したり、少ないメモリで動作したりする場合があ ります。 メモリ バスの動作周波数には 2666 MT/s、2400 MT/s、2133 MT/s があり、以下の要因に応じて異なります。 • 選択されたシステム プロファイル(たとえば、パフォーマンスの最適化、またはカスタム[高速または低速で実行できます]) • プロセッサーでサポートされている DIMM の最大速度 • サポートされている DIMM の最大速度 メモ: MT/s は DIMM の速度単位で、MegaTransfers/ 秒の略語です。 このシステムはフレキシブルメモリ構成をサポートしているため、あらゆる有効なチップセットアーキテクチャ構成でシステムを構成し、使用することができま す。メモリモジュールの取り付け推奨ガイドラインは次のとおりです。 • DIM
• DIMM の数が 8 個の場合は、スロット 1、2、4、5、7、8、10、11 に装着します。 モードごとのガイドライン 可能な構成は、システム BIOS で選択されるメモリ モードによって異なります。 表 37.
Memory Operating Mode(メモリ動作モード) 説明 デル耐障害性モード デル耐障害性モードが有効な場合は、BIOS によって耐障害性を持つメ モリ領域が作成されます。このモードは、この機能をサポートする OS によ る、重要なアプリケーションのロード、または OS カーネルの有効化のための 使用が可能で、システムの可用性を最大化します。 最適化モード このモードでは、使用するデバイス幅が x4 のメモリモジュールについてのみ Single Device Data Correction(SDDC)がサポートされます。スロット装着 に関する特定の要件はありません。 • デュアル プロセッサー:プロセッサー 1 からラウンド ロビン シーケンスでスロットを装着します。 メモ: プロセッサー 1 とプロセッサー 2 の装着は、一致させる必要があります。 表 38.
表 39.
プロセッサ 構成 シングル ランクのスペアリング 装着順序 マルチ ランクのスペアリング装 着順序 耐障害装着順序 メモリ装着 メモリ装着情報 A{1}、B{1}、 A{2}、B{2}、 A{3}、B{3}、 A{4}、B{4}、 A{5}、B{5}、 A{6}、B{6} • A{1}、B{1}、 A{2}、B{2}、 A{3}、B{3}、 A{4}、B{4}、 A{5}、B{5}、 A{6}、B{6} • A{1、2、3、4、5、6}、 B{1、2、3、4、5、6}、 A{7、8、9、10、11、12}、 B{7、8、9、10、11、12} • • DIMM は指定された順序で取り付ける必要がありま す。 チャネルごとに複数のランクが必要です。 DIMM は指定された順序で取り付ける必要がありま す。 チャネルごとに 3 つ以上のランクが必要です。 プロセッサーあたり 6 個または 12 個の DIMM がサポート されます。 メモリ最適化(独立チャネル)モード このモードでは、使用するデバイス幅が x4 のメモリモジュールについてのみ Single Device Data
メモリミラーリング メモリミラーリングはメモリモジュールの信頼性に優れており、修正不能なマルチビットのエラーに対応する機能が向上しています。ミラーリング構成では、使 用可能なシステムメモリの総量は取り付けられた総物理メモリの 2 分の 1 です。取り付けられたメモリの半分は、アクティブなメモリモジュールのミラーリング に使用されます。修正不能なエラーが発生すると、システムはミラーリングされたコピーに切り替えられます。これにより、Single Device Data Correction (SDDC)とマルチビットの保護が確保されます。 メモリモジュールの取り付けガイドラインは次のとおりです。 • メモリモジュールは、サイズ、速度、テクノロジが同一のものを取り付けてください。 • メモリミラーリングを有効にするには、CPU ごとに 6 つのメモリモジュールが装着されている必要があります。 表 41.
図 26.
図 27.
図 28.
図 29. プロセッサブラケットを緩める 4 ブラケットとプロセッサを持ち上げてヒートシンクから取り外し、プロセッサのコネクタ側を下に向けてプロセッサトレイにセットします。 5 ブラケットの外縁を曲げて、ブラケットからプロセッサを取り外します。 メモ: ヒートシンクを取り外した後、プロセッサとブラケットがトレイにセットされていることを確認します。 図 30.
プロセッサとヒートシンクモジュールへのプロセッサの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 手順 1 プロセッサをプロセッサトレイにセットします。 メモ: プロセッサトレイのピン 1 インジケータが、プロセッサのピン 1 インジケータに揃っていることを確認します。 2 プロセッサがブラケットのクリップにロックされるように、プロセッサ周辺のブラケットの外縁を曲げます。 メモ: ブラケットをプロセッサにセットする前に、ブラケットのピン 1 インジケータがプロセッサのピン 1 インジケータに揃うようにします。 メモ: ヒートシンクを取り付ける前に、プロセッサとブラケットがトレイにセットされていることを確認します。 図 31.
図 32.
図 33.
メモ: 次のネジに進む前に、ネジが完全に締まっていることを確認します。 メモ: プロセッサとヒートシンクモジュールの固定ネジを 0.13 kgf-m(1.35 N.m または 12 in-lbf)を超えて締めつけないでください。 図 34.
表 42. 拡張カードライザー構成 拡張カードライザー ライザー上の PCIe スロッ ト プロセッサの接続 高さ 長さ スロット幅 ライザー 1A スロット 1 プロセッサ 1 ロープロファイル ハーフレングス x16 スロット 2 プロセッサ 1 ロープロファイル ハーフレングス x16 スロット 3 プロセッサ 2 フルハイト ハーフレングス x16 ライザー 2A メモ: 拡張カードスロットはホットスワップ対応ではありません。 次の表は、冷却効果が確保され機械的にも適合するように拡張カードを取り付けるためのガイドラインです。表に示すスロットの優先順位に従って、優 先度の最も高い拡張カードを最初に取り付ける必要があります。その他すべての拡張カードは、カードの優先順位とスロットの優先順位に従って取り付 けてください。 表 43.
図 35. 拡張ライザー 1A の取り外し 図 36.
手順 1 拡張カードが取り外されている場合、拡張カードを拡張カードライザーに取り付けます。 2 タッチポイントを持ち、拡張カードライザーをシステム基板上のコネクタとライザーガイドピンに合わせます。 メモ: ライザー 1 B を取り付ける際には、タブを押してタッチポイントを持ち、拡張カードライザーをシステム基板上のライザーガイドピンに 合わせます。 3 拡張カードライザーを所定の位置に下ろし、拡張カードライザーコネクタがシステム基板上のコネクタに完全に装着されるまでしっかり挿入します。 図 37. 拡張カードライザー 1A の取り付け 図 38.
拡張カードライザーからの拡張カードの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 3 エアフローカバーが取り付けられている場合は、取り外します。 4 必要であれば、ケーブルを拡張カードから外します。 メモ: ライザー 1 からカードを取り外す際は、PCIe カードホルダラッチを開きます。必要であれば PCIe ガイドを外し、拡張カードを外します。 手順 1 必要であれば、スロットから拡張カードラッチを持ち上げます。 2 拡張カードの端をつかんで、ライザー上の拡張カードコネクタからカードエッジコネクタが外れるまでカードを引きます。 図 39.
図 40. ライザー 2A からの拡張カードの取り外し 3 拡張カードを取り外したままにする場合は、空の拡張スロットの開口部に金属製のフィラーブラケットを取り付け、拡張カードラッチを閉じます。 メモ: システムが FCC(米国連邦通信委員会)の認証を維持するには、空の拡張カードスロットにブラケットを取り付ける必要がありま す。また、ダミーブラケットはゴミやホコリがシステムに入るのを防ぎ、システム内部の適正な冷却と通気を助ける働きがあります。 図 41.
拡張カードライザーへの拡張カードの取り付け 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 拡張カードを開梱し、取り付けの準備をします。 メモ: 手順については、カードに付属のマニュアルを参照してください。 メモ: ライザー 1 にカードを取り付ける場合は、PCIe カードホルダラッチを開きます。必要に応じて、PCIe ガイドを開いて拡張カードを取り付け ます。 手順 1 必要に応じて、拡張カードラッチを引き上げてフィラーブラケットを取り外します。 メモ: 将来使用するためにフィラーブラケットを保管しておきます。システムの FCC(米国連邦通信委員会)の認可を維持するため、空 の拡張カードスロットにフィラーブラケットを取り付ける必要があります。ブラケットには、システム内へのごみやほこりの侵入を防ぐほか、シ ステム内部の正常な冷却と換気を助ける役割もあります。 図 42.
図 43. 拡張ライザー 1A への拡張カードの取り付け 図 44.
micro SD カードの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 手順 1 IDSDM モジュール上の SD カードスロットの位置を確認し、カードを押してスロットから部分的に外します。 2 SD カードを持ち、スロットから取り外します。 メモ: 取り外した後、各 SD カードに対応するスロット番号のラベルを一時的に付けてください。 次の手順 micro SD カード を取り付けます。 micro SD カードの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 メモ: お使いのシステムで SD カードを使用するには、セットアップユーティリティで Internal SD Card Port(内蔵 SD カードポート)が有効に 設定されていることを確認します。 メモ: micro SD カードは、取り外し時に付けたラベルを確認し、前と同じスロットに取り付けてください。 手順 1 内蔵デュアル SD モジュール上の SD カードコネクタ
図 45.
図 46.
図 47.
図 48.
図 49. 内蔵ストレージコントローラケーブルの取り外し 3 カードの一方の端を持ち上げて傾け、システム基板のカードホルダからカードを外します。 4 カードを持ち上げてシステムから取り出します。 図 50.
次の手順 内蔵ストレージコントローラカードを取り付けます。 内蔵ストレージコントローラカードの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 手順 1 内蔵ストレージコントローラカードの角度を調整し、カードの端をシステム基板のコントローラカードコネクタに合わせます。 2 内蔵ストレージコントローラカードのコネクタ側を、システム基板の内蔵ストレージコントローラカードコネクタに押し下げます。 メモ: システム基板のスロットが、内蔵ストレージコントローラカードコネクタのネジ穴の位置に合っていることを確認します。 図 51.
図 52.
手順 リリースボタンを押し、ハードドライブダミーをハードドライブスロットから引き出します。 図 53. ハードディスクドライブダミーの取り外し 次の手順 ハードドライブまたはハードドライブダミーを取り付けます。 ハードドライブダミーの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 注意: 旧世代の XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムのハード ドライブ ダミーの混在はサポートされません。 手順 リリースボタンが所定の位置にカチッと収まるまで、ハードドライブダミーをハードドライブスロットに押し込みます。 図 54.
ハードドライブの取り外し 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 必要であれば、前面ベゼルを取り外します。 3 管理ソフトウェアを使用して、ハードドライブを取り外す準備をします。 ハードドライブがオンラインの場合、ドライブの電源が切れると緑色のアクティビティ / 障害インジケータが点滅します。ハードドライブのインジケータが 消灯したら、ハードドライブを取り外すことができます。詳細については、ストレージコントローラのマニュアルを参照してください。 注意: システムの動作中にハードドライブを取り付けたり取り外したりする前に、ストレージコントローラカードのマニュアルを参照して、ハ ードドライブの取り外しと挿入をサポートするように、ホストアダプタが正しく設定されていることを確認します。 注意: 旧世代の XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムのハード ドライブの混在はサポートされません。 注意: データの損失を防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがドライブの取り付けに対応していることを確認してください。お使 いのオペレーテ
ハードドライブの取り付け 前提条件 注意: システムの動作中にハードドライブを取り付けたり取り外したりする前に、ストレージコントローラカードのマニュアルを参照して、ハードド ライブの取り外しと挿入をサポートするように、ホストアダプタが正しく設定されていることを確認します。 注意: 旧世代の XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムのハード ドライブの混在はサポートされません。 注意: ハードドライブの取り付け時は、隣接するドライブが完全に取り付けられていることを確認してください。完全に取り付けられていないキャ リアの隣にハードドライブキャリアを挿入してハンドルをロックしようとすると、完全に取り付けられていないキャリアのシールドバネが損傷し、使 用できなくなる可能性があります。 注意: 同じ RAID ボリューム内で SAS と SATA ドライブを組み合わせることはサポートされていません。 注意: データの損失を防ぐために、お使いのオペレーティングシステムがホットスワップによるドライブの取り付けに対応していることを確認してく ださい。お使いの OS のマニュアルを参照してください。 注意
ハードドライブキャリアからのハードドライブの取り外し 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 注意: 旧世代の XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムのハード ドライブの混在はサポートされません。 手順 1 #1 プラスドライバを使用して、ハードドライブキャリアのスライドレールからネジを外します。 2 ハードドライブを持ち上げてハードドライブキャリアから取り出します。 図 57.
図 58. ハードドライブキャリアへのハードドライブの取り付け ハードドライブバックプレーン メモ: NVMe ドライブ スロットは 6、7、8、9 です。XC640-4 は NVMe ドライブをサポートしません。 ドライブ スロットはシャーシに対して 0 から番号が付けられます。NVMe ドライブはすべて最後のスロットに取り付けられます。最大で 4 台の NVMe ドライ ブがサポートされます。 お使いのシステム構成によりますが、XC640 Series でサポートされているドライブ バックプレーンをここに一覧表示します。 表 44. XC640 シリーズ アプライアンスおよび Core システムでサポートされるバックプレーンのオプション システム サポートされているドライブオプション XC640 Series 2.5 インチ(x10)SAS、SATA、または NVMe バックプレーン 3.5 インチ(x4)SAS/SATA バックプレーン メモ: 同じバックプレーン上での 2.5 インチの 10 K または 15 K のハード ドライブと 2.5 インチ 7.
表 45. XC640-10 の設定 名前 状態 スロット番号 サイズ セキュリティ状態 バスプロトコル メディアの種類 ベイ 1 のスロット 6 の PCle SSD 準備完了 6 1490.42 GB 適用なし PCle SSD ベイ 1 のスロット 7 の PCle SSD 準備完了 7 1490.42 GB 適用なし PCle SSD ベイ 1 のスロット 8 の PCle SSD 準備完了 8 1490.42 GB 適用なし PCle SSD ベイ 1 のスロット 9 の PCle SSD 準備完了 9 1490.
図 60. ハードドライブバックプレーンの取り外し 図 61. 4 x 3.
メモ: エキスパンダボードのあるバックプレーンを取り付ける場合は、バックプレーンを取り付けた後に拘束ネジを締めます。 図 62.
ケーブルの配線 図 63. ケーブル配線 - 2.
図 64. ケーブル配線 - 3.
注意: バッテリの取り付け、取り外しの際には、バッテリコネクタが破損しないようにしっかり支えてください。 2 プラスチックスクライブを使用して、次の図に示すようにシステムバッテリーを取り出します。 図 65. システムバッテリーの取り外し 3 新しいシステムバッテリーを取り付けるには、プラス側を上にしてバッテリーを持ち、固定タブの下にスライドさせます。 4 所定の位置に収まるまでバッテリをコネクタに押し込みます。 図 66.
メモ: ケーブルをシステム基板から取り外すときは取り回しをメモしてください。ケーブルが挟まれたり折れ曲がったりすることを避けるた め、再配線時にはケーブルを正しく配線してください。 メモ: USB 3.0 と USB 2.0 モジュールを取り外す手順は似ています。 手順 1 システム基板上の USB コネクタから USB ケーブルを外します。詳細については、「システム基板のジャンパとコネクタ」を参照してください。 2 #1 プラスドライバを使用して、USB モジュールのネジを取り外します。 3 前面パネルにある USB モジュールスロットから外れるまで、システムからモジュールをスライドさせます。 図 67. USB モジュールの取り外し 次の手順 USB モジュールを取り付けます。 USB モジュールの取り付け 前提条件 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 メモ: USB 3.0 および USB 2.
図 68.
ホットスペア機能 お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、電源装置ユニット(PSU)の冗長性に関連する電力のオーバーヘッドが著しく軽減されて います。 ホットスペア機能を有効に設定すると、1 台の冗長 PSU がスリープ状態に切り替わります。アクティブな PSU がシステム負荷の 100% を支えるため、効 率良く動作します。スリープ状態の PSU がアクティブな PSU の出力電圧を監視します。アクティブな PSU の出力電圧が低下すると、スリープ状態の PSU が、アクティブな出力状態に戻ります。 1 台の PSU をスリープ状態にするよりも、両方の PSU をアクティブする方が効率的な場合は、アクティブな PSU でスリープ状態の PSU をアクティブにで きます。 デフォルトの PSU 設定は次の通りです。 • アクティブな PSU の負荷が PSU 定格電力の 50% を超えている場合、冗長 PSU はアクティブ状態に切り替えられます。 • アクティブな PSU の負荷が PSU 定格電力の 20% を下回った場合、冗長 PSU はスリープ状態に切り替えられます。 ホットス
前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 電源装置ユニット(PSU)ダミーは、2 つ目の PSU ベイにのみ取り付けます。 手順 PSU ダミーを PSU スロットに合わせて、所定の位置にカチッと収まるまで PCU スロットに押し込みます。 図 70. 電源ユニット(PSU)ダミーの取り付け 電源装置ユニットの取り外し AC PSU と DC PSU の取り外し手順は同じです。 前提条件 注意: システムが正常に動作するには、電源装置ユニット(PSU) 1 台が必要です。冗長電源システムでは、電源が入ったシステムでの PSU の取り外しと取り付けは、一度に 1 台ずつ行ってください。 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 電源および取り外す PSU から電源ケーブルを外し、ケーブルを PSU ハンドルのストラップから外します。 3 PSU の取り外しの邪魔になる場合、ラッチを外してオプションのケーブル管理アームを持ち上げます。 ケーブル管理アームについての情報は、Dell.
図 71.
図 72. 電源装置ユニットの取り付け 次の手順 1 ケーブルマネージメントアームのラッチを外している場合は、再びラッチをかけます。ケーブルマネージメントアームの詳細については、Dell.
キットの内容 • Dell 部品番号 6RYJ9 ターミナルブロックまたは同等のもの(1) • #6-32 ロックワッシャー付きナット(1) 必要なツール サイズ 10 AWG ソリッドワイヤ、または絶縁銅撚り線から絶縁材を除去できるワイヤストリッパープライヤ メモ: アルファワイヤパーツナンバー 3080 または同等のもの(65/30 より線)を使用します。 必要なワイヤ • UL 10 AWG、最長 2m(より線)ブラックワイヤ 1 本[– 48/60 V DC] 。 • UL 10 AWG、最長 2m(より線)レッドワイヤ 1 本(V DC リターン)。 • UL 10 AWG、最長 2m(より線) 、緑に黄縞ワイヤ 1 本(アース端子付き)。 安全用接地線の組み立てと接続 前提条件 警告: –(48~60)V DC 電源装置ユニット(PSU)を使用する装置の DC 電源接続およびアース接続は、適切な資格を持つ電気技術者 が行う必要があります。DC 電源またはアースの接続はご自分で行わないでください。すべての電気接続は、システムの使用地域およびその 国の条例と慣行に準拠する必要があ
4 嵌合コネクタを電源装置に挿入します。 システム基板 システム基板(「マザーボード」とも呼ばれます)は、システムのメインのプリント基板で、システムのさまざまなコンポーネントまたは周辺機器との接続に使 用する各種コネクタを備えています。システム基板は、システム内のこれらのコンポーネントとの通信に電気的接続を使用します。 メモ: システム基板を交換した後、使用可能な最新の BIOS および iDRAC のバージョンにシステムをアップデートする必要があります。詳細に ついては、Dell.
図 73.
図 74. システム基板の取り付け 次の手順 1 Trusted Platform Module(TPM)を取り付けます。 メモ: TPM プラグインモジュールがシステム基板に接続されているため、削除できません。TPM プラグインモジュールがインストールされ た場合、TPM プラグインモジュールを交換するとシステム基板をすべて交換することになります。 2 以下を取り付けます。 a 内蔵ストレージコントローラカード b USB 3.
Trusted Platform Module Trusted Platform Module(TPM)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計された専用マイクロプロセッ サです。ソフトウェアは TPM を使用してハードウェアデバイスを認証できます。各 TPM チップには、それぞれの TPM の製造時に固有のシークレット RSA キーが焼き付けられており、プラットフォーム認証操作を実行することができます。 Trusted Platform Module(TPM)の取り付け 前提条件 1 「安全にお使いいただくために」の安全に関するガイドラインに従ってください。 2 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従ってください。 メモ: • お使いのオペレーティングシステムが、インストールされている TPM モジュールのバージョンをサポートしていることを確認してください。 • お使いのシステムに最新の BIOS ファームウェアがダウンロードされインストールされていることを確認してください。 • BIOS が UEFI 起動モードを有効にするように設定され
TXT ユーザー向け TPM 1.
図 76. ケーブルカバーの取り外し 3 #1 プラスドライバを使用して、コントロールパネルをシステムに固定しているネジを外します。 図 77.
図 78. 左のコントロールパネルの取り付け 5 #1 プラスドライバを使用して、ケーブルカバーをシステムに固定するネジを取り付けます。 図 79.
手順 1 ケーブルラッチを引き、コントロールパネルケーブルをシステム基板コネクタから外します。 2 #1 プラスドライバを使用して、ケーブルカバーを固定しているネジを外します。 図 80. ケーブルカバーの取り外し 3 #1 プラスドライバを使用して、コントロールパネルをシステムに固定しているネジを外します。 図 81.
4 #1 プラスドライバを使用して、コントロールパネルをシステムに固定するネジを取り付けます。 図 82. 右のコントロールパネルの取り付け 5 #1 プラスドライバを使用して、ケーブルカバーをシステムに固定するネジを取り付けます。 図 83.
7 システム診断プログラムの使用 システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行してください。システム診断プログラムを使うと、 特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サ ービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 Dell 組み込み型システム診断 メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA)診断としても知られています。 組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が可能です。 • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを
システム診断プログラムのコントロール メニュー 説明 設定 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。 結果 実行された全テストの結果が表示されます。 システム正常性 システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。 イベントログ システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示されます。少なくとも 1 つのイベントの説明が記録されて いれば、このログが表示されます。 130 システム診断プログラムの使用
8 ジャンパとコネクタ このトピックでは、ジャンパについての具体的な情報を説明します。また、ジャンパおよびスイッチに関する基本情報を提供し、アプライアンス内のさまざま な基板上のコネクタについても説明しています。システム基板上のジャンパは、アプライアンスパスワードとセットアップパスワードの無効化に役立ちます。コ ンポーネントおよびケーブルを正しく取り付けるには、システム基板上のコネクタを知っておく必要があります。 トピック: • システム基板のジャンパ設定 • システム基板のジャンパとコネクタ • パスワードを忘れたとき システム基板のジャンパ設定 パスワードジャンパをリセットしてパスワードを無効にする方法については、「パスワードを忘れたとき」の項を参照してください。 表 46.
システム基板のジャンパとコネクタ 図 84. システム基板のジャンパとコネクタ 表 47. システム基板のジャンパとコネクタ 項目 コネクタ 説明 1. P_RG1_CP 右パネルコネクタ 2. J_WS_PWRBTN 電源ボタンコネクタ 3. J_INTRUSION_DET1 イントルージョンスイッチコネクタ 4. J_FAN1U_2 冷却ファンコネクタ 5. CPU2 プロセッサソケット 2 6. J_BATT_SIG バッテリ信号コネクタ 7.
項目 コネクタ 説明 8. CP 左コントロールパネルコネクタ 9. B6、B12、B5、B11、B4、B10、B7、B1、B8、B2、B9、B3 メモリモジュールソケット 10.
前提条件 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンライ ンサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。Dell の許 可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属する「安全にお使いいただくために」をよく読み、指示に従ってくだ さい。 手順 1 周辺機器を含めてシステムの電源を切り、システムの電源コンセントを外します。 2 システムカバーを取り外します。 3 システム基板ジャンパ上のジャンパを 2 および 4 番ピンから 4 および 6 番ピンに動かします。 4 システムカバーを取り付けます。 既存のパスワードは、ジャンパが 4 および 6 番ピンにある状態でシステムを起動するまで無効化(消去)されません。ただし、新しいシステムパスワ ードまたはセットアップパスワードを設定する前に、ジャンパを 2 および 4 番ピンに戻す必要があります。 メモ: 4 および 6 番ピンにジャンパがある状態で新しいシステムパスワー
9 困ったときは トピック: • SupportAssist による自動サポート受信 • Dell EMC へのお問い合わせ • マニュアルのフィードバック • QRL によるシステム情報へのアクセス SupportAssist による自動サポート受信 Dell EMC SupportAssist は、お使いの Dell EMC サーバ、ストレージ、およびネットワーキング デバイスのテクニカル サポートを自動化する Dell EMC Services のオプション サービスです。お使いの IT 環境に SupportAssist アプリケーションをインストールしてセットアップすることにより、次のメリットを受ける ことができます。 • 自動問題検知 - SupportAssist はお使いの Dell EMC デバイスを監視し、ハードウェアの問題をプロアクティブかつ予測的に自動的に検出します。 • ケースの自動作成 - 問題が検出されると、SupportAssist は Dell EMC テクニカル サポートによって自動的にサポート ケースを開きます。 • 自動診断収集 - Suppo
c お使いの製品を選択します。 さまざまなサポートのカテゴリをリストアップしているサポートページが表示されます。 5 Dell EMC グローバルテクニカルサポートへのお問い合わせ先詳細: a b Global Technical Support(グローバルテクニカルサポート)をクリックしてください。 テクニカルサポートに連絡 ページには、Dell EMC グローバルテクニカルサポートチームへの電話、チャット、または電子メール送信のための詳 細が記載されています。 マニュアルのフィードバック 任意の Dell EMC マニュアル ページでマニュアルを評価、またはフィードバックを書き、[フィードバックの送信]をクリックしてフィードバックを送信することが できます。 QRL によるシステム情報へのアクセス Quick Resource Locator(QRL)を使用して、お使いのシステムの情報にすぐにアクセスできます。 前提条件 お使いのスマートフォンまたはタブレットに QR コードスキャナがインストールされていることを確認します。 QRL には、お使いのシステムに関する次の情報が含まれています。 •
A BOSS カード BOSS カードについて BOSS は、システムのオペレーティング システムを起動するために特別に設計されたシンプルな RAID ソリューション カードです。カードは最大 2 台の 6 Gbps M.2 SATA ドライブをサポートします。BOSS アダプタ カードには PCIe Gen 2.0 x2 レーンを使用する x8 コネクタがあり、ロー プロファイルおよびハー フ ハイト フォーム ファクターでのみ使用できます。BOSS モジュラー カードにはブレード システム専用のスロットがあります。 メモ: BOSS にはステータス LED がありません。 図 86. BOSS カードの機能 1 SATA ドライブコネクタ(2) 3 80 mm M.2 SATA ドライブ 2 2 80 mm M.2 SATA ドライブ 1 対応オペレーティングシステム BOSS カードは、オペレーティングシステムの次の最小サポート対象バージョンをサポートします。 • Microsoft Windows Server 2016 • • VMware ESXi 6.
• XC640 • XC6420 • XC740xd • XC940 BOSS カードの機能 BOSS カードは次の機能をサポートします。 • 外部インポート • SMART 情報 • 自動再構築 外部インポート 仮想ディスクはアダプタにネイティブではない場合は、外部と見なされます。 • 次の場合、仮想ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 – • 仮想ディスクがアダプタに作成されるか、またはインポートされた。 次の場合、物理ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。 – アダプタに以前の仮想ディスクメタデータがなく、物理ディスクが未設定。 – 物理ディスク上のすべての設定された仮想ディスクが削除される。 SMART 情報 SMART は、予測可能な物理ディスク障害の検知に役立てるため、すべてのモニタ、ヘッド、および物理ディスク電子機器における特定の物理的側面を 監視します。SMART 対応の物理ディスクは、データをモニタし、値の変化を識別して、値が限界値の範囲内かどうかを判断できます。多くの機械的お よび電気的な不具合では、不具合が発生する前にパフォー
BOSS カードの取り外し このタスクについて 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサー ビスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められ ていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、 指示に従ってください。 手順 1 システムと周辺機器の電源を切り、システムをコンセントから外し、周辺機器をシステムから外します。 メモ: システム内部のコンポーネントでの作業中は、静電マットと静電ストラップを常に使用することをお勧めします。 2 システム カバーを開きます。 3 システム基板上の BOSS カードの位置を確認します。 4 PCIe ブラケットに障害物がないことを確認してから、カードを持ち上げてシステム基板上のコネクタから取り外します。 注意: カードの損傷を避けるため、カードは両端部分だけを持つようにしてください。 図 87.
メモ: システム内部のコンポーネントでの作業中は、静電マットと静電ストラップを常に使用することをお勧めします。 2 システムカバーを開きます。 3 カードを取り外します。「BOSS カード の取り外し」を参照してください。 4 ネジを緩め、M.2 SSD モジュールを BOSS カードに固定している固定ストラップを持ち上げます。 5 M.2 SSD モジュールを BOSS カードから引き抜きます。 図 88. M.2 SSD モジュールの取り外し 1 モジュールコネクタ(2) 3 モジュール(2) 2 ネジ(2) M.
図 89. M.
図 90. BOSS カードの取り付け 1 BOSS カード 2 システム基板上のカードコネクタ ドライバのインストール BOSS カードは、サポートされるオペレーティング システムのネイティブ AHCI ドライバを使用します。 Windows ドライバのインストール - デルは、Windows Server 2012 R2 以降のオペレーティング システムを実行しているシステム上のドライバをアップデ ートするため、DUP(Dell Update Package)を提供しています。DUP は、特定のデバイスのドライバをアップデートする実行可能なアプリケーションです。 DUP はコマンド ライン インターフェイスとサイレント実行をサポートしています。詳細については、Dell.com/support を参照してください。 メモ: サポートされているドライバの詳細については、Dell.
RAID ドライブを保持したい場合は、オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスクを参照してください。 オペレーティングシステムに表示されない仮想ディスク 問題: RAID モードでは、使用される仮想ディスクは、オペレーティングシステムに表示されません。 考えられる原因: 仮想ディスクは、コントローラにネイティブでない場合は、システムに表示されません。 対応処置: HII(Hardware-Independent Imaging)を使用して、仮想ディスクをインポートします。 ドライブの障害 問題: 取り付けられたドライブは、BOSS 設定ユーティリティにリストされていません。 OpenManage が物理ディスクのオフライン状態をレポートします。 考えられる原因: ドライブがエラー状態にあるか、またはファームウェアが破損しています。 対応処置: ドライブを付け直してドライブが正しく挿入されていることを確認します。エラーが解決しない場合は、DUP を使用してドライブフ ァームウェアのアップデートを試行します。それでもエラーが解決しない場合は、エラーが発生しているドライブを交換します
スロット 1 に取り付けられている M.2 ドライブを起動できない 問題: 2 台の未構成ブータブル M.