PowerVault NX Series ネットワーク接続型スト レージ システム Windows Storage Server 2016 管理者ガイド January 2021 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2018~ 2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 5 iSCSI 導入...............................................................................................................................................................................5 サポートするハードウェアおよびソフトウェア........................................................................................................... 5 お使いのシステムに事前インストールされた役割およびサービス設定................
新規 AD LDS インスタンスの作成..................................................................................................................................24 NFS ユーザーマッピングのサポートのための AD LDS スキーマの拡張................................................................. 24 AD LDS インスタンスにデフォルトのインスタンス名を設定.................................................................................25 Active Directory スキーマのアップデート................................................................................................................
1 概要 Windows Storage Server 2016 は、高レベルのパフォーマンスと信頼性を実現する高機能ストレージおよびファイル サービス ソリュ ーションです。Windows Storage Server 2016 OS(オペレーティング システム)を実行する Dell NAS(Network Attached Storage) システムは、コスト パフォーマンスに優れ、ストレージ ソリューションの管理も容易です。 2016 の新しい特徴と機能を確認するには、https://technet.microsoft.
役割と役割サービス 事前インストールされている役割と役割サービスは次のとおりです。 ファイルサービスとストレージ サービス ファイル サーバーとストレージを管理します。 ファイルサービスと iSCSI サービス NFS プロトコルを使用して、ファイル サーバーとストレージの 管理、ファイルのレプリケーションとキャッシュ、ディスク領 域使用率の削減、およびファイルの共有を行います。 ファイル サーバー 共有フォルダを管理し、ユーザーがネットワークからシステム上 のファイルにアクセスすることを可能にします。 データ重複排除 ボリュームレベルで機能し、モードデータを少ない物理ディスク 領域に保存します。データ重複排除は重複したデータチャンク を識別し、各チャンクの単一コピーを維持します。冗長コピーが 単一コピーの参照に置き換わります。 DFS 名前空間 異なるサーバにある共有フォルダーを 1 つ、または複数の論理的 に構築された名前空間にグループ化します。 DFS レプリケーション 複数サーバー上のフォルダを、ローカルまたはワイド エリア ネ ットワーク(WAN)接続を介して同期化します。
WoW64 サポート Server Core インストールでの 32 ビットアプリケーションの実 行をサポートします。 概要 7
2 NAS システムの設定 初期設定後、サーバ マネージャーを使用して役割、役割サービス、および機能を設定します。 トピック: NAS システムの初期設定 サーバーマネージャーの役割、役割サービス、および機能 サーバーマネージャー役割、役割サービス、および機能のインストールまたはアンインストール NAS システム用の管理ツールへのアクセス コンピュータの管理へのアクセス ワークフォルダ 新しい DFS 名前空間の作成 新しい DFS レプリケーショングループの作成 ディスプレイへの DFS 名前空間の追加 ディスプレイへのレプリケーショングループの追加 ファイルサーバーリソースマネージャ マルチパス I/O • • • • • • • • • • • • NAS システムの初期設定 NAS システムの初期設定には、システムのケーブル配線、電源投入、およびサーバ マネージャを使用したシステムの設定が含まれ ます。NAS システムの設定を完了するには次の手順を実行します。 このタスクについて メモ: NX Series システムは BIOS モードのみをサポートします。UEFI モードではシステムがアプライ
サーバーマネージャーの役割、役割サービス、および機能 サーバーマネージャーは、物理的アクセスや、リモートデスクトッププロトコル(RDP)接続なしでデスクトップからリモートおよ びローカルサーバーを管理する管理コンソールです。 システムマネージャーでは次が可能です。 ● サーバープールにリモートサーバーを追加する。 ● サーバーグループを作成または編集する(特定の目的、または地理的位置のため)。 ● 役割、役割サービス、および機能をインストールまたはアンインストールし、ローカルまたはリモートサーバーを表示または変更 する。 ● お使いのサーバと役割のステータスをリモートで取得する。 ● サーバ ステータスを使用して、重大イベントの識別、設定問題や不具合の分析とトラブルシューティングを行う。 ● サーバーマネージャー ダッシュボードに表示されるイベント、パフォーマンスデータ、サービス、および Best Practices Analyzer (BPA)結果をカスタマイズ。 ● タスクを複数サーバーで一斉に実行する。 サーバーマネージャーの起動と終了 サーバーマネージャーは、管理者がシステムにログインするとデフォル
システムツール タスクスケジュー ラ システムが特定の時刻に自動的に実行する基本タスクの作成と管理に使用されます。作成されたタスクは タスク スケジューラー ライブラリに保存されます。また、タスク ステータスおよび失効していないアクティ ブなタスクも追跡します。 イベントビューア カスタム ビューを作成またはインポートし、特定のノードやログで発生したイベントを表示するために使用 されます。また、管理ログの概要、最近表示されたノード、およびログ概要も表示されます。 共有フォルダー システム上のファイル共有を一元的に管理するために使用されます。共有フォルダーでは、オープン ファイ ルとユーザーの表示と管理の他、ファイル共有の作成、および許可の設定を行うことができます。 ローカルユーザーと コンピューター上にローカルに保存されたユーザーとグループの作成と管理に使用されます。 グループ パフォーマンス リアルタイム、またはログを使用してパフォーマンスを監視するために使用されます。結果を分析し、レポ ートを表示するため、設定データが収集され、イベントがトレースされます。 デバイスマネージ ャ ハードウ
2. 次へ をクリックします。 メモ: 開始する前に ウィンドウで、インストールする役割と機能の対象サーバーとネットワーク環境を確認してください。 3. Select installation type ウィンドウで、次のいずれかを選択し、Next をクリックします。 ● 役割または機能の全部分をインストールする場合は、Role-based or feature-based installation ● 仮想マシンベースのデスクトップ インフラストラクチャ、またはリモート デスクトップ サービス用のセッションベースのデ スクトップ インフラストラクチャをインストールする場合は、Remote Desktop Services installation 4. Select destination server ウィンドウで、サーバ プールからサーバを選択するか、Windows Storage Server がすでにインストー ルされているオフライン仮想ハード ディスク(VHD)を選択し、Next をクリックします。 5.
手順 1. Server Manager で、Tools > DFS Management の順にクリックします。 DFS の管理 ウィンドウが表示されます。 2. アクション で、新しいレプリケーショングループ をクリックします。 新しいレプリケーショングループウィザード が表示されます。 3. 新しいレプリケーショングループウィザード のタスクを完了し、ウィザードを閉じます。 ディスプレイへの DFS 名前空間の追加 ディスプレイに DFS 名前空間を追加するには、次の手順を実行します。 手順 1. Server Manager で、Tools > DFS Management の順にクリックします。 DFS の管理 ウィンドウが表示されます。 2. アクション で、ディスプレイへの DFS 名前空間の追加 をクリックします。 ディスプレイへの DFS 名前空間の追加 ウィンドウが表示されます。 3. スコープ で 参照 をクリックし、親ドメインを探します。 4. 名前空間の表示 をクリックし、親ドメイン上の名前空間を選択します。OK をクリックします。 DFS 管理に名前空間が \\parentdom
呼ばれます。MPIO はプロトコル非依存で、Windows Server OS の Fibre Channel、インターネット SCSI(iSCSI)、および Serial Attached SCSI(SAS)インターフェイスで使用することができます。MPIO は、ストレージ アレイへの接続性を最適化するのに必要です。 MPIO は次の機能を提供します。 ● フェールオーバークラスタリングによるアプリケーションの高可用性 ● ストレージアレイに対する高可用性 ● SAS ディスク互換性 ● Windows PowerShell コマンドレットを使用して MPIO タスクを実行する機能 メモ: Microsoft 提供の DSM で作業するには、ストレージが SCSI Primary Commands-3 (SPC-3)対応である必要があります。 MPIO でのデバイスの追加 MPIO でデバイスを追加または削除するには、次の手順を実行します。 手順 1. サーバ マネージャーで、[ツール][MPIO]の順にクリックします。 MPIO のプロパティ ウィンドウが表示されます。 2.
3 NAS システムの管理 以下のツールを使用して、システムを管理できます。 メモ: NX Series システムは BIOS モードのみをサポートします。UEFI モードではシステムがアプライアンス OS をロードできな いため、起動モードを UEFI に変更しないでください。 トピック: • • • • Dell OpenManage Server Administrator 管理用リモートデスクトップ DVD を使用した NAS オペレーティング システムの再インストール Dell EMC Rapid Appliance Self Recovery Dell OpenManage Server Administrator Dell OpenManage Server Administrator は、デル・テクノロジーズ サポート サイトからダウンロードできます。Dell OpenManage Server Administrator は、次の 2 種類の方法で、包括的な 1 対 1 のシステム管理ソリューションを提供します。 ● 統合的な Web ブラウザー ベースのユーザー インターフェイス:S
手順 1. サーバーマネージャー で ローカルサーバー をクリックします。 2. Properties ウィンドウで、Remote Desktop オプションの横にある Enabled リンクをクリックします。 Windows Storage Server では、リモート管理がデフォルトで有効化されています。 システムのプロパティ ウィンドウが表示されます。 3. Remote タブの Remote Desktop セクションで、Allow remote connections to this computer を選択します。 メモ: ネットワーク レベル認証を持つリモート デスクトップがシステムへの接続を許可されます。 4. Select Users をクリックします。 リモートデスクトップユーザー ウィンドウが表示されます。 5. Add または Remove をクリックしてユーザーにアクセス権を付与し、OK をクリックします。 6.
OS パーティションのリカバリ 破損した OS パーティションをリカバリするには、次の手順を実行します。 前提条件 ● 故障した OS ドライブが新しい空の HDD に置き換えられました。 注意: データ ドライブまたはそれらに関連した物理ドライブ上にある元のパーティションを削除しないでください。 手順 1. システムの電源を入れるかリスタートし、F2 を押して、システム セットアップを起動します。 2. デバイス設定をクリックします。 3. Integrated RAID コントローラー 1:Dell PERC 構成ユーティリティをクリックします。 4. 構成ユーティリティメニューで、仮想ディスク管理をクリックします。 5. 次の点を確認します。 ● 元のデータ パーティションまたはパーティションが表示されます ● OS パーティションは表示されません 6. データ パーティションを変更せずに戻るをクリックします。 7. 構成ユーティリティで仮想ディスク管理をクリックします。 8.
前提条件 ● OS ドライブがインストールされ、パーティション分割されました。 ● 外付け USB DVD ROM が使用できます。 ● Windows Storage Server 2016 プロダクト キーが使用できます。これは、システム カバーに貼ってあります。 手順 1. まだ完了していない場合、システムを再起動し、F10=Lifecycle Controller を押します。 2. 左ナビゲーション ペインで、OS Deployment を選択します。 [OS Deployment]ウィザードが起動します。 3. Select Deployment path ページで、Go directly to OS Deployment を選択し、Next をクリックします。 4.
RASR USB 復元ドライブの作成 RASR USB 回復ドライブを作成するには、アプリケーションを起動する前に USB ドライブをインストールしてシステムに認識させ る必要があります。USB ドライブは 8 GB で十分です。 前提条件 オペレーティング システム ドライブがバックアップされます。 手順 1. USB ドライブをシステムに挿入します。 メモ: RASR USB 復元ドライブを作成すると、USB ドライブ上のすべてのデータが削除されます。 2. Windows デスクトップの RASR USB 回復ドライブの作成アイコンをダブルクリックして、アプリケーションを起動します。 Dell EMC NX#### - Rapid Appliance Self Recovery(RASR)ページが表示されます。RASR は、RASR 復元アプリケーション が確認した各 USB ドライブの情報を表示します。 3. 複数の USB ドライブが検出された場合は、RASR アプリケーションをインストールする USB ドライブを選択します。 4.
● 出荷時設定へのリセット — Windows OS を RASR USB ドライブにあるイメージから復元します。OS が不安定になり再イ ンストールする必要がある場合や、ハード ドライブの壊滅的な故障によりオペレーティング システムが故障している場合に このオプションを使用します。 9. 表示された警告メッセージで、[はい]をクリックすると OS の復元を続行します。[いいえ]をクリックすると、システムが RASR プロセス停止します。 ウィンドウが開き、オペレーティング システム復元の進行状況が表示されます。USB ドライブの速度に応じて、復元プロセス には最長で 40 分かかる場合があります。 10. 終了 をクリックして、復元プロセスを終了します。 11.
4 NAS システムの使い方 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • サーバーメッセージブロック共有の作成 メッセージブロック共有の変更 NFS 共有 アイデンティティ マッピング ソースとしての Windows ドメイン コントローラー アイデンティティマッピングソースとしてのユーザー名マッピングサーバー アイデンティティ マッピング ソースとしての AD LDS NFS 用サービスのための AD LDS 設定 AD LDS サーバーロールのインストール 新規 AD LDS インスタンスの作成 NFS ユーザーマッピングのサポートのための AD LDS スキーマの拡張 AD LDS インスタンスにデフォルトのインスタンス名を設定 Active Directory スキーマのアップデート UNIX ベース システムから Windows ベース システムへのユーザーおよびグループ アカウント マップの追加 ADS LDS ネームスペース オブジェクトへのアクセスの承認 マッピングソースの設定 NFS アカウントマッピング問
3. この共有のプロファイルの選択 ウィンドウで、要件に応じてファイル共有プロファイル(SMB 共有 – 簡易、詳細またはアプ リケーション)のチェック ボックスを選択し、次へをクリックします。 4. この共有のサーバーとパスの選択 ウィンドウで、新しい共有のサーバー名および共有の場所を選択し、次へ をクリックします。 共有の場所はボリューム、またはカスタムパスを入力することで選択できます。 5. 共有名の指定 ウィンドウで、共有名および共有の説明を入力し、次へ をクリックします。 共有フォルダが存在しない場合は、共有へのローカルパスがフォルダを自動的に作成します。 6. 共有設定の構成 ウィンドウで必要な設定を選択し、次へ をクリックします。 7. アクセスを制御する許可の指定 ウィンドウで、必要に応じてあらゆる組み合わせのフォルダ許可を設定し、次へ をクリックし ます。 8. 選択内容の確認 ウィンドウで設定を確認し、作成 をクリックします。 結果の表示 ウィンドウに正常な共有の作成が表示されます。 9.
メモ: UNIX 用 ID 管理のインストール後、システムを再起動します。/quiet パラメーターは、インストール完了後にシステ ムを自動的に再起動します。 3. NFS クライアント に移動し、ユーザー名、グループ名、UID、 および GID の詳細を書き留めます。 4. ドメイン コントローラー に移動します。 5. Active Directory ユーザーとコンピュータ を開き、UNIX ユーザー名とグループを作成します。 6. 前記手順で作成したグループにそのユーザーを追加します。 7. 新しく作成したユーザーを選択し、プロパティ > UNIX 属性 と進みます。UID、GID、シェル、ホーム ディレクトリー、およびド メイン詳細(先ほど NFS クライアントから取得)を変更します。 8. 新しく作成したグループを選択して GID のチェック(UNIX GID と一致していることを確認)、UNIX プロパティの変更を行い、 手順 6 で追加したメンバーとユーザーを追加して、適用 をクリックします。 9.
アイデンティティ マッピング ソースとしての AD LDS Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス(AD LDS)は、ユーザー マッピングをサポートするための Active Directory が存在しない環境で、Windows Storage Server を実行するシステムでのアイデンティティ マッピングに使用されます。 AD LDS マッピングを開始する前に次を実行します。 ● Windows ベースシステムのユーザーおよびグループにマップする必要のある UNIX ベースシステムのユーザーおよびグループを 特定。 ● 各 UNIX ユーザーの UID と GID 、および各 UNIX グループの GID を特定。 ● マップされる各 UNIX ユーザーおよびグループに対し、Windows ベースのコンピュータにユーザーまたはグループを作成。 メモ: 各 UID および GID にはそれぞれ固有のマッピングが必要です。一対多、または多対一マッピングは使用できません。 NFS 用サービスのための AD LDS 設定 NFS 用サービスのために AD LDS を設定するには
10. 閉じる をクリックしてウィザードを終了します。 Active Directory ライトウェイトディレクトリサービス の役割が サーバーマネージャー ダッシュボードページに作成されます。 新規 AD LDS インスタンスの作成 AD LDS インスタンスを作成するには次の手順を実行します。 手順 1. Server Manager で、Tools > Active Directory Lightweight Directory Services Setup Wizard の順にクリックします。 Active Directory ライトウェイトディレクトリサービスセットアップウィザード が表示されます。 2. 次へ をクリックします。 3. セットアップオプション ウィンドウで、一意のインスタンス を選択し、次へ をクリックします。 4. インスタンス名 ウィンドウで、インスタンス名 ボックスにインスタンス名を入力し、次へをクリックします。 メモ: 例えば、nfsadldsinstance をインスタンス名として使用できます。 5.
手順 1. タスクバーで スタート をクリックし、検索ボックスに cmd と入力します。 2. Command Prompt を右クリックし、Run as administrator を選択します。 3. C:\WINDOWS\ADAM ディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。 ldifde -i -u -f MS-AdamSchemaW2K8.LDF -s localhost:389 -j . -c "cn=Configuration,dc=X" #configurationNamingContext このコマンドは MS-AdamSchemaW2K8.
4. スタート をクリックし、実行 と入力します。 5. [Run]ダイアログを開き、MMC と入力して Microsoft 管理コンソール(MMC)を起動します。 6. [Console]ウィンドウで、File > Add/Remove Snap-in の順に選択します。 7. スナップインの追加と削除 ダイアログボックスで、Active Directory スキーマ をクリックします。 8. 追加 をクリックし、次に OK をクリックします。 9. Active Directory スキーマ ノードを右クリックし、次に Active Directory ドメインコントローラの変更 をクリックして、以前 に作成された AD LDS インスタンスに接続します。 注意: クリックして(右クリックではなく)エラーが発生した場合、MMC を再起動する必要があります。右クリックの代 わりに間違ってクリックした場合、これらの手順は機能しません。 10.
識別名、またはネーミングコンテキストへの接続 識別名、ネーミングコンテキストに接続するには、次の手順を実行します。 手順 1. Server Manager で、Tools > ADSI Edit の順にクリックします。 ADSI エディタ コンソールが表示されます。 2. コンソールで ADSI エディタ を右クリックして 接続 をクリックします。 または、ADSI Edit コンソールで、Actions > More Actions > Connect to と移動することもできます。 接続の設定 ダイアログボックスが表示されます。 3. 接続ポイント で、既知のネーミングコンテキストを選択する オプションを選択します。 デフォルトで、デフォルトのネーミングコンテキスト オプションがドロップダウンメニューから選択されています。 4. コンピュータ で ドメインまたはサーバーを選択または入力 オプションを選択し、テキストボックスにコロンで区切られたサー バー名とポート番号(例えば localhost:389)を入力します。 5.
3. オブジェクトの作成 ダイアログボックスで、グループ クラスを選択し、次へ をクリックします。 メモ: グループオブジェクトの名前が、グループアカウントマッピングが必要なグループアカウント名と一致することを確 認してください。 4. 新規グループオブジェクトの gidNumber および sAMAccountName 属性を設定します。 メモ: gidNumber はマップされている UNIX グループの GID であり、sAMAccountName は NFS 用サーバーを実行している Windows ベースコンピュータ上のローカルグループの名前と一致している必要があります。追加の属性 ボタンの選択後、 uidNumber および gidNumber が表示されない場合は、ADSI エディタ MMC を閉じて開きます。 5. OK をクリックして、終了 をクリックしウィザードを閉じます。 ADS LDS ネームスペース オブジェクトへのアクセスの承 認 ネームスペース オブジェクトへのアクセス権を付与するには、次の手順を実行します。 手順 1.
NFS アカウントマッピング問題のためのデバッグメモ 次のレジストリキーを設定することによって、NFS 用のサーバーがアカウントマッピング障害を Windows Event Log サービスにログ するようにすることが可能です。 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\nfsserver\Parameters\VerboseMappingFailur eLogging INVALID USE OF SYMBOLS REG_DWORD = 1 このキーを作成した後は、NFS 用のサーバーを再起動する必要があります。 NFS 用のサーバー再起動 NFS 用のサーバーを再起動するには、次の手順を実行します。 手順 1. タスクバーで スタート をクリックし、検索ボックスに cmd と入力します。 2. Command Prompt を右クリックし、Run as administrator を選択します。 3.
ファイル サーバ リソース マネージャーを使用したクォー タの作成 ファイル サーバ リソース マネージャーツールを使用してクォータを作成します。 手順 1. Server Manager で、Tools > File Server Resource Manager の順にクリックします。 ファイルサーバーリソースマネージャ コンソールが表示されます。 2. Quota Management をダブルクリックして、Quotas フォルダーと Quota Template を表示します。 3. Quotas フォルダーをダブルクリックして、次のいずれかを実行します。 ● Quotas フォルダーを右クリックして、Create Quota を選択します。 ● Actions ペインから Create Quota を選択します。 4.
● ● ● ● ファイル システムのタイプ ボリューム ラベル フォーマット オプション データ重複排除 5.
ボリュームの縮小 プライマリ パーティションおよび論理ドライブによって使用される容量は、同じディスク上の隣接する連続した容量内に縮小する ことで削減することができます。例えば、追加パーティションが必要でも追加ディスクがないという場合、ボリュームの終りにあ る既存パーティションを縮小して、新規パーティション用に使用できる新しい未割り当ての容量を作成することができます。ボリ ュームを縮小するには、次の手順を実行します。 手順 1. Server Manager を起動して、Tools メニューから、Computer Management > Storage > Disk Management の順に選択しま す。 2. ディスクの管理 で、縮小する ベーシックボリューム を右クリックします。 3. ボリュームの縮小 をクリックします。 <ボリューム名>の縮小 ウィンドウが表示されます。 4.
データ重複排除 データ重複排除は、サブファイル レベルで機能し、小さなチャンクへファイルをセグメント化することで、より少ない容量でより 多くのデータを保存します。この機能は、重複データを識別し、各データ チャンクの単一コピーを維持します。ファイルは圧縮さ れ、システム ボリューム情報フォルダー内の特別なコンテナ ファイルに分類されます。 ボリュームを重複排除向けに有効化し、データを最適化した後、ボリュームには未最適化ファイル、最適化済みファイル、チャンク ストア、および追加の空き容量が含まれます。 Windows Storage Server のデータ重複排除は、仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)の展開で最適化されたリモート スト レージをサポートします。VDI でのデータ重複排除は、ストレージ サブシステムの IO パフォーマンスを向上させ、その結果、一般 的なファイル サーバと VDI ストレージでの既存サブシステムの利用率が上がります。 メモ: データ重複排除は、Windows Storage Server 2008 で使用された SIS(シングル インスタンス ストレージ)を置き換えま
前提条件 お使いのシステムに Windows Server バックアップをインストールするには、次の手順を実行します。 手順 1. サーバーマネージャーを起動し、管理 メニューから、 役割と機能の追加 を選択します。 役割と機能の追加ウィザード が表示されます。 2. Add Roles and Features Wizard の画面の指示に従って、Select features ダイアログ ボックスで、Windows Server Backup チ ェックボックスを選択し、Next をクリックします。 3. インストールする機能を確認し、インストール をクリックします。 お使いのコンピュータに Windows Server バックアップ 機能がインストールされました。 4.
ストレージタイ 詳細 プ ローカルハードディ バックアップを内蔵ハードディスクに保存すると、次が可能になります。 スク ● ファイル、フォルダ、アプリケーションおよびボリュームの回復。 ● 使用するバックアップに重要なボリュームすべてが含まれている場合、システム状態およびオペレーティ ングシステムのリカバリを実行。 ただし、ひとつ、または複数の重要なボリュームが存在する物理ディスクと同じディスクにバックアップが あると、OS のリカバリは実行できません。 また、選択したローカルディスクが定期的バックアップの保存専用になっており、Windows Explorer で表示 されない場合も同じです。 外付けハードディ スク バックアップを外付けハードディスクに保存すると、次が可能になります。 ● ファイル、フォルダ、アプリケーションおよびボリュームの回復。 ● 使用するバックアップに重要なボリュームすべてが含まれている場合、システム状態およびオペレーティ ングシステムのリカバリを実行。 ● 防災のため、バックアップを現場外に簡単に移動。 定期的バックアップを外付けハードディスクに保存すると、ディスクはバックアップ
5 ヘルプ 本項では、Dell EMC テクニカル サポートに連絡する方法、システムの QR コードを使用して情報にアクセスする方法、および Dell EMC で使用できるドキュメント リソースに関する情報を提供します。 トピック: Dell EMC へのお問い合わせ システムサービスタグの位置 QRL によるシステム情報へのアクセス ドライバとファームウェアのダウンロード マニュアル リソース マニュアルのフィードバック • • • • • • Dell EMC へのお問い合わせ Dell EMC では、オンラインおよび電話によるサポートとサービス オプションをいくつかご用意しています。アクティブなインター ネット接続がない場合は、ご購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタログで連絡先をご確認いただけます。これ らのサービスは国および製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。販売、 テクニカルサポート、またはカスタマーサービスの問題に関する Dell EMC へのお問い合わせに関しては、次の手順を実行してくだ さい。 手順 1. Dell.
QRL によるシステム情報へのアクセス Quick Resource Locator(QRL)を使用すると、お使いのシステムに関する情報にすぐにアクセスできます。QRL はシステム カバー の上部にあり、お使いのシステムに関する一般的な情報にアクセスできます。構成や保証など、お使いのシステム特有の情報を確 認するには、システム情報タグにある QR コードにアクセスしてください。 前提条件 お使いのモバイル デバイスに QR コード スキャナーがインストールされていることを確認します。 QRL には、お使いのシステムに関する次の情報が含まれています。 ● ハウツービデオ ● 設置およびサービス マニュアル、LCD 診断、機械的概要などの参照資料 ● テクニカル サポートや営業チームへのお問い合わせのための Dell EMC への直接的なリンク 手順 1. https://QRL.dell.com にアクセスしてお使いの製品を閲覧する、または 2.
前提条件 ドライバとファームウェアをダウンロードする前に、ウェブブラウザのキャッシュをクリアするようにしてください。 手順 1. www.dell.com/support/drivers にアクセスします。 2. Drivers & Downloads(ドライバおよびダウンロード)セクションで、Service Tag or Express Service Code(サービスタグま たはエクスプレスサービスコード)ボックスにお使いのシステムのサービスタグを入力し、Submit(送信)をクリックします。 メモ: サービスタグがない場合は、Detect My Product(製品の検出)を選択してシステムにサービスタグを自動的に検出 させるか、製品サポートでお使いの製品を選択します。 3. Drivers & Downloads(ドライバおよびダウンロード)をクリックします。 ユーザーの選択した項目に該当するドライバが表示されます。 4.
タスク 文書 場所 Enterprise ユーザーズ ガイド』を参照してくださ い。 Dell Lifecycle Controller の機能の詳細について は、『Dell Lifecycle Controller ユーザーズ ガイド』 を参照してください。 www.dell.com/idracmanuals エンタープライズ システム管理パートナー プロ グラムの詳細については、『OpenManage Connections Enterprise Systems Management』マ ニュアルを参照してください。 www.dell.com/openmanagemanuals 接続およびクライアント システム管理の情報に www.dell.