Dell Customer Communication DELL Japan Inc WYSE MANAGEMENT SUITE 1.1 検証ガイド 1.0 版 本ドキュメントでは、Dell Wyse Management Suite 1.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 1 Wyse Management Suite 1.1 概要 WMS は、Dell の全てのシンクライアントをサポートする管理ツールです。導入時のキッティングから、運用中の設定変更、アプ リケーションの更新といったシンクライアントのライフサイクル全般の運用負荷を軽減いただけます。 1.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 2 Wyse Management Suite 1.1 の導入 WMS は Windows Server OS 上に構築するサーバアプリケーションです。WMS 1.1 Quick Start Guide に記載のシステム 要件に従って導入する OS 環境を準備します。 https://downloads.dell.com/wyse/WMS/1.1/Dell_Wyse_Management_Suite_1.1_QSG.pdf WMS.exe を下記 URL よりダウンロードし実行します。 https://downloads.dell.com/wyse/WMS/1.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 項番 1 画面 操作 Welcome [Next] ボタンを押します 2 Setup Type セットアップ方法を選択します。 本書では[Custom] を選択し、 [Next]ボタンを押します。 WMS1.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4 MariaDB Database Server WMS で使用する MariaDB の設 定を行います。本書では WMS サ ーバに MariaDB を同居させる構 成 と し ま す の で 、[Embedded MariaDB] を選択します。 MariaDB のユ ーザ アカ ウン ト stratus のパスワードを設定し、 [Next] ボタンを押します。 5 Port selection WMS の各サービスで使用する ポート番号を設定し、[Next]ボ タンを押します。 6 Credential 管理者ユーザアカウントの設定 を行います。WMS のローカルア カウントを作成することになり ます。 First Name, Last Name, Email Address とパスワードを入力し ます。 ここで入力した Email Address が以降の WMS UI で使用する管 理者になります。 [Next] ボタンを押します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 7 Destination WMS をインストールするフォ ルダ、およびローカルレポジトリ として使用するフォルダを指定 します。 [Next]ボタンを押します。 8 Pre-Installation Summary ウィザードで設定した内容を確 認の上、[Next]ボタンを押しま す。 9 以上の入力が終わると、インスト ールが開始されます。 環境に依存しますが、5 分程度で 完了します。 10 左画面が表示されたらインスト ール完了です。 [Launch] ボタンを押すことで 初期セットアップウィザードを 起動します。
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Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4 入力したライセンスが確認され、 問題なければ [次へ] ボタンを 押します。 5 電子メールアラートの設定 WMS からのメール通知機能を 設定します。本書ではメール通知 機能は設定しませんので、[スキ ップ]ボタンを押して先に進みま す。 6 証明書のインポート WMS で使用する証明書を設定 します。 本書では管理 UI にて設定するた め、ここでの設定は割愛します。 [スキップ] を押して次に進みま す。 7 以上にて初期セットアップウィ ザードの操作は完了です。 2.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc だけるメールアドレスは、お客様ドメインにつき 1 つとなります。登録いただいた E メールアドレスは、評価後に WMS Pro をご購入いただいた際に、Pro のライセンスを付与させていただくアドレスとなります。 https://www.wysemanagementsuite.com/trial.
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Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4 新しいテンプレートのプロパティ セキュリティ->グループ名またはユーザ名 にて WMS をホストするコンピュータアカウ ントを追加します。 [追加] ボタンを押します 5 [オブジェクトの種類] ボタンを押し、コンピ ュータを選択します。 [選択するオブジェクト名を入力してくださ い]の欄に WMS のホスト名を入力し、[名前の 確認] ボタンを押します。 完了したら [OK] ボタンを押します 6 追加したコンピュータアカウントに対するア クセス許可設定を追加します。 [登録] のアクセスの「許可」にチェックを入れ て、OK を押します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 7 証明機関管理ツールを起動します。 「証明書テンプレート」を右クリックし、「発 行する証明書テンプレート」を選択します。 8 先ほど作成した WMS の証明書テンプレート を選択して「OK」ボタンをクリックします。 9 WMS を導入したホストにログインし、 MMC を 起動し、ローカルコンピュータアカウントの 「証明書」スナップインを追加します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 10 証明書->個人->証明書 を右クリックし、す べてのタスク->新しい証明書の要求を選択し ます。 11 開始する前に [次へ] をクリックします。 12 証明書登録ポリシーの選択 [Active Directory 登録ポリシー] を選択し、 [次へ] ボタンを押します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 13 証明書の要求 先ほど新規作成したテンプレートを選択し、 [プロパティ] ボタンを押します。 14 証明書のプロパティ サブジェクトタブにて必要事項を入力します。 本書では下記を設定します 共通名 wms11.selab.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 16 証明書の登録 [登録] ボタンを押します。 17 新しく登録した証明書を右クリックし、 すべてのタスク->エクスポート を選択します。 18 証明書のエクスポートウィザード [次へ] ボタンを押します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 19 秘密キーのエクスポート 「はい、秘密キーをエクスポートします」を選 択し、[次へ] を押します。 20 エクスポートファイルの形式 「Personal Information Exchange – PKCS #12 (.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 21 セキュリティ パスワードのチェックボックスへチェックを 入れ、パスワードを入力します。 「次へ」をクリックします。 22 エクスポートファイル 保存先とファイル名を入力して、[次へ] を押 します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 22 [完了]を押します。 23 WMS の Web コンソールにサインインし、 「ポ ータル管理」タブを選択します。 24 システム-> セットアップ を選択します。 PKCS-12 横の [参照…] ボタンを押し、エク スポートした証明書ファイルを選択し、[保存] ボタンを押します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 25 アラート がポップアップします。 [保存して再起動] を押します。WMS サービス が再起動し、設定が完了します。 26 本 書 の 手 順 の 場 合 、「 Can not CRL for certificate, CN=wms11.selab.
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Dell Customer Communication DELL Japan Inc 値:任意の値 アクション:固有の値ごとに宛先グループの下 にグループを作成する 最後に 「保存」 ボタンを押します。 3 以上で設定は完了です。 2.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 2 リソースレコードの種類 Service Location (SRV) を選択し、 [レコードの作成] を押します。 3 新しいリソースレコード 以下を入力し、[OK] を押します。 サービス:_WMS_MGMT プロトコル:_tcp ポート番号:443 このサービスを提供しているホスト:
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4 手順 2,3 同様に新しいリソースレコードを作 成します。 サービス:_WMS_MQTT プロトコル:_tcp ポート番号:1883 このサービスを提供しているホスト: 5 手順 2 同様に新しいリソースレコードを追加 します。 リソースレコードの種類として Text(TXT) を選択し、[レコードの作成] を押します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 6 新しいリソースレコード 以下を入力し、[OK] を押します。 エイリアス名:_WMS_CAVALIDATION テキスト:False 7 手順 5,6 同様に新しい TXT リソースレコー ドを作成します。 以下を入力し、[OK] を押します。 エイリアス名:_WMS_GROUPTOKEN テキスト:<管理対象外グループのトークン>
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 3 デバイスポリシー設定 WMS ではデバイスグループに所属するデバイスに対する設定を「ポリシー」として定義することができます。設定できる項目 はシステムの設定から、VDI 環境への接続設定情報、BIOS 設定(モバイルシンクライアント, Wyse 3040, 7040 のみ)に至 ります。 本書では Windows Embedded 端末に VMware Horizon への接続情報を設定してゆきます。 手順 1 画面 説明 WMS へサインインし、グループ&設定 タブを 選択します。 左ペインよりポリシーを定義するデバイスグ ループを選択します。 右ペイン、「ポリシーの編集」をクリックし、 OS 種別を選択します。 本書では WES を選択します。 2 左ペインより「リモート接続 VMware」を選択 し、右ペインの [この項目を設定する] を押し ます。 3 必要事項を入力し、[保存して公開] ボタンを 押します。 本書では下記を入力します。 接続名: Test Horizon VMware サー
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4 グループ&設定 タブの画面に戻ります。 設定したデバイスグループに先ほど入力した 設定内容が表示されます。 4 アプリケーションの配信 WMS にてアプリケーションや OS パッチを配信する場合、 「アプリケーションポリシー」を作成し、「ジョブ」としてスケジ ュールすることで配信することができます。アプリケーションポリシーでは、WMS レポジトリーに保存されている「どのア プリケーションパッケージ」を、 「どの対象」に展開するかを定義します。アプリケーションポリシーには「アプリポリシー」 と「詳細なアプリポリシー」があります。 「アプリポリシー」は単一のアプリケーションを指定し、対象に対して展開する場合 に使用します。 「詳細なアプリポリシー」では単一または複数のアプリケーションが指定可能であり、またアプリケーション 導入の事前/事後に実行するバッチなども指定することが出来るため、より細かな配信設定が可能であり、また複数アプリケ ーションを展開する際の端末のリブート回数を少なくすることができます。 WMS レポ
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 本書では Windows Embedded 端末に、最新の VMware Horizon Client を展開する手順を紹介します。 手順 1 画面 手順 Dell ダウンロードサイトより、 最新の VMware Horizon Client のモジュールをダウンロード します。 ダウンロードした exe ファイルを以下にコピ ーします。 \thinClientApp\ 2 WMS にサインインし、 ポータル管理 タブを選 択します。 コンソール設定->ファイルレポジトリを選択 し、該当するレポジトリにチェックを入れ、フ ァイルの同期 ボタンをクリックします。 3 WMS にてアプリとデータ タブを選択しま す。 アプリインベントリ->Thin Client を選択す ると、WMS インベントリー内に保存されてい るファイルが表示されます。 アプリポリシー -> Thin Client をクリックし ます。 4 [ポリシーの追加] を押します
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 5 標準アプリポリシーの追加 必要事項を入力し、[保存] ボタンを押します。 本書では下記を設定します。 ポリシー名:Update Horizon Client 4.7 グループ: <対象デバイスグループ名> タスク: アプリケーションのインストール OS タイプ: WES アプリケーション: VMwareHorizonClient_4_7_WIE.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 8 アプリポリシージョブ 必要事項を入力し、[プレビュー] ボタンを押 します。 本書では下記入力を行います。 ポリシー:Update Horizon Client for Win10 説明: Apply Horizon Client update 実行:即時 9 アプリポリシージョブ [スケジュール]ボタンを押します。 10 ジョブ 登録したジョブがリストされていることが確 認できます。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4 証明書が登録されたことが確認できます。 5 WMS のグループ&設定 タブを選択し、証明 書を展開するグループを選んで、右ペインより ポリシーの編集 -> WES を選択します。 6 左ペインより「セキュリティとロックダウン」 を選択します。 右ペインの「証明書をインストール」にチェッ クを入れます。 証明書の候補が現れますので、展開する証明書 にチェックを入れます。 最後に、右上の「保存して公開」をクリックし ます。 5 OS イメージング WMS ではアプリケーションと同様に、OS イメージポリシーを用いて、OS イメージの展開を行います。OS イメージポリシー では OS イメージファイルとその展開対象を定義します。作成した OS イメージポリシーをジョブとしてスケジュールすること で、実際の展開を行います。 5.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 手順 1 画面 説明 WMS にサインインし、デバイス タブを 選択します。 デバイスリストより OS イメージを取得 する端末のホスト名をクリックします。 2 [追加アクション]をクリックし、[OS イメ ージの引き出し] を選択します。 3 OS イメージの引き出し 必要事項を入力し、 [イメージのプルの準備] ボタンを 押します。 本書では下記を入力します。 イ メ ー ジ の 名 前 3460Master_20170825 File Repository: Local Repository Pull type: Default Default Option: Compress :
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 4 OS イメージの引き出し [イメージのプル] ボタンを押します。 5 Explorer にて C:\Windows\Setup フ ォルダを開きます。 Build Master.cmd を管理者として実行 します。 途中いくつかの質問に対する応答が求め られます。本書では下記の通り入力しま す。 設問:What would you like to do today(実施目的は?) 回答:1.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 作を実施するか?)(ポップアップ) 回答:いいえ 初期化が完了すると端末の電源がオフとなりま す。 6 端末の電源ボタンを押します。 自動的に OS Pull の処理が開始されます。 5.
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 3 WES/ThinLinux ポリシーの追加 必要事項を入力し、[保存] ボタンを押します。 本書では下記設定とします。 ポリシー名: Initialize5060WIE10 グループ: <デバイスグループ名> OS タイプ: WES OS サブフィルタ: WIE10 プラットフォームフィルタ:Wyse 5060 OS イメージ: ルール: このバージョンを強制 4 アラート OS イメージポリシーのジョブ設定をするか確 認されます。 本書では [後で] を押します 5 OS イメ ージ ポリシ ー -> WES/ThinLinux にて先ほど作成したポリシーが追加されてい ることが確認できます。 6 ジョブ タブを選択します。 [イメージポリシーのスケジュール] ボタンを 押します。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 7 イメージアップデートジョブ 必要事項を入力し、[プレビュー] ボタンを押 します。 本書では下記設定とします。 ポリシー: 説明: Initialize 5060 WIE10 実行: 即時 8 イメージアップデートジョブ [スケジュール] ボタンを押します。 9 シンクライアント側にて、「Image Update Request from System Admin」のポップアッ プウィンドウが現れます。 「Update Now」場端を押します。 (または2分後に自動的に再起動します) 端末が再起動し、黒い背景画面でイメージが転 送されるステータスが確認いただけます。
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 6 トラブルシューティング WMS ではシンクライアントデバイスでの問題発生時のトラブルシューティングを支援する機能を提供しています。 システム情報:デバイスの各種パラメータの確認(ホスト名、シリアル、BIOS 情報等) インストールされているアプリ:インストールされているアプリケーションパッケージ一覧 デバイスのログ:OS ログの遠隔ダウンロード トラブルシューティング:現在のスクリーンキャプチャの取得、プロセス/サービスリストの取得、パフォーマンス情報 の取得 デバイスログの取得方法 手順 1 画面 説明 WMS にサインインし、デバイスタブを選択し ます。 デバイス名をクリックします。 2 中央ペインの デバイスのログ タブを選択し ます
Dell Customer Communication DELL Japan Inc 3 [ ログファイルの要求 ] ボタンを押します 4 [ ログファイルの要求] 下に表示される “こ こをクリック” のハイパーリンクをクリック します。