PowerEdge FX2 および FX2s 向け Dell Chassis Management Controller バージョン 2.3 ユーザーズガイド July 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2014 ~ 2019 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要....................................................................................................................................... 11 主な機能............................................................................................................................................................................... 12 本リリースの新機能..................................................................................................................................................... 12 管理機能..............
章 3: CMC へのログイン................................................................................................................. 35 SSH 経由の公開キー認証の設定..................................................................................................................................... 35 Windows を実行するシステム用の公開キーの生成..............................................................................................35 Linux を実行するシステム用の公開キーの生成................................................................................
ストレージスレッドの情報および正常性状態の表示................................................................................................ 57 IOM の情報および正常性状態の表示............................................................................................................................ 57 ファンの情報と正常性状態の表示.................................................................................................................................58 ファンの設定..........................................................................................
構文解析規則.................................................................................................................................................................73 RACADM を使用した複数の CMC の設定.................................................................................................................... 74 構文解析規則................................................................................................................................................................ 75 CMC IP アドレスの変更...............
サーバー状態ページからの iDRAC の起動............................................................................................................... 95 サーバー状態ページからの iDRAC の起動............................................................................................................... 95 サーバーステータスページからのリモートコンソールの起動................................................................................... 95 章 8: ストレージスレッドの設定.......................................................................................................
スマートカードでログインするためのブラウザの設定............................................................................................ 113 RACADM を使用した Active Directory ユーザー用 CMC SSO ログインまたはスマートカードログインの 設定 ................................................................................................................................................................................. 113 ウェブインタフェースを使用した Active Directory ユーザーの CMC SSO またはスマートカードログイ ンの設定.............................................................................
章 15: VLAN Manager の使用......................................................................................................... 136 IOM への VLAN の割り当て........................................................................................................................................... 136 CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の設定 ............................................................................................136 CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の表示..................................................................
LED の色と点滅パターンの解釈.............................................................................................................................. 154 ネットワーク問題のトラブルシューティング......................................................................................................156 一般的なトラブルシューティング................................................................................................................................ 157 FX2 シャーシのストレージモジュールのトラブルシューティング............................................................
1 概要 Dell EMC PowerEdge FX2/FX2s 用 Dell Chassis Management Controller(CMC)は、PowerEdge FX2/FX2s シャーシを管理するため のシステム管理ハードウェアおよびソフトウェア ソリューションです。CMC には独自のマイクロ プロセッサーとメモリーがあり、 接続されているモジュラー シャーシによって電源が供給されています。 CMC により、IT 管理者は以下が可能です。 • • • • • • インベントリの表示。 設定および監視タスクの実行。 シャーシおよびサーバーのリモートでの電源オン / オフ。 サーバーモジュール内のサーバーおよびコンポーネントでのイベントに対するアラートの有効化。 PCIe のマッピング情報を表示し、PCIe スロットを再割り当てします。 シャーシ内の iDRAC と I/O モジュールへの 1 対多の管理インタフェースの提供。 CMC には、サーバー用に複数のシステム管理機能が提供されています。電源および温度管理は CMC の主な機能であり、次のよう にリストされています。 • エンクロージャレ
• Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス 主な機能 CMC の機能は、管理とセキュリティ機能のグループに分けられます。 本リリースの新機能 Dell EMC PowerEdge FX2/FX2s 向け CMC の本リリースは次の機能をサポートしています。 • • • シャーシ プロファイル拡張による iDRAC ネットワーク パラメーターの設定。 Racadm インターフェイスを使用したサーバー プロファイルの適用。 オープンソースのセキュリティ脆弱性対処。 管理機能 CMC は次の管理機能を提供します。 • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • IPv4 および IPv6 のダイナミック DNS(DDNS)登録。 ローカルユーザー、Active Directory、および LDAP のログイン管理と設定。 SNMP、ウェブインタフェース、KVM、内蔵 Telnet または SSH 接続を利用したリモートシステム管理と監視。 監視 — システム情報やコンポーネントのステータスへのアクセスを提供。 システムイベントログへ
• • ○ ハードウェアに保存されたユーザー ID とパスワード。 役割ベースの権限 — システム管理者が各ユーザーに特定の権限を設定可能。 ウェブインタフェースを介したユーザー ID およびパスワードの設定。ウェブインタフェースは、128 ビット SSL 3.0 暗号化と 40 ビット SSL 3.
図 2. シャーシの前面パネル 表 2. シャーシの前面パネル - コンポーネント アイテム インジケータ、ボタン、またはコネクタ 1 システム識別ボタン 2 エンクロージャ電源インジケータ、電源ボタン 3 診断インジケータ 4 KVM 選択ボタン 5 コンピュートスレッド 6 ビデオコネクタ 7 USB コネクタ 8 ストレージスレッド 対応リモートアクセス接続 次の表では、対応リモートアクセス接続をリストします。 表 3.
表 3.
表 4. BIOS、iDRAC、および Lifecycle Controller 用の最新ファームウェアバージョン (続き) サーバー BIOS iDRAC Lifecycle Controller PowerEdge FC430 2.7.1 2.52.52.52 2.52.52.52 PowerEdge FM120 1.70 2.52.52.52 2.52.52.52 PowerEdge FC640 1.37 3.18.18.18 3.18.18.18 サーバーコンポーネントのアップデートでサポートさ れているファームウェアバージョン 次の表は、CMC PowerEdge FX2/FX2s ファームウェアのバージョンが 2.0 から 2.1 にアップデートされる一方で、サーバコンポーネ ントが次のバージョンにアップデートされない場合に、サポートされるサーバコンポーネントのファームウェアバージョンのリスト です。 表 5.
表 5. N バージョンへのサーバーコンポーネントアップデートでサポートされているサーバーコンポーネントのバージ ョン (続き) プラットフォーム サーバーコンポーネント 以前のコンポーネントのバージョン (N-1 バージョン) BIOS 1.3.7 アップデート後のコンポーネントの バージョン(N バージョン) 1.4.8 サポートされるネットワークアダプタ 以下の表には、PowerEdge FX2/FX2s でサポートされるネットワークアダプタがリストされています。 表 6.
表 6.
ライセンスのタイプ 提供されるライセンスには次のタイプがあります。 • • 30 日間の評価および延長 - このライセンスは 30 日後に失効しますが、期限を 30 日間延長することもできます。評価ライセン スは継続時間ベースであり、電力がシステムに供給されているときにタイマーが稼動します。このライセンスはストレージスレ ッドには適用できません。 永続 — サービスタグにバインドされたライセンスで、永続的です。 メモ: 評価およびサイトライセンスは CMC にのみ適用されます。 ライセンスの取得 次のいずれかの方法を使用して、ライセンスを取得できます。 • • • E-メール — テクニカルサポートセンターにライセンスを要求すると、ライセンスが添付された E-メールが送付されます。 セルフサービスポータル — CMC から、セルフサービスポータルへのリンクを利用できます。このリンクをクリックして、ライ センスを購入できるインターネット上のライセンスセルフサービスポータルを開きます。詳細については、セルフサービスポー タルページのオンラインヘルプを参照してください。 販売時 — システムの発注時にライ
メモ: PowerEdge FM120x4 のライセンスを、PowerEdge FC630 にインストールしようとすると、ライセンスのインスト ールに失敗します。ライセンス付与の詳細については、『Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ユーザーズ ガイド』を参照してください。 CMC におけるライセンス取得可能な機能 お持ちのライセンスに基づいて有効化されている CMC 機能のリストがこの表に示されます。 表 7.
ライセンスコンポーネントの状態または状況と使用可能な操 作 次の表は、ライセンスの状態または状況に基づいて使用できるライセンス操作をリストしています。 表 8. 状態および状況に基づいたライセンス操作 ライセンス / コンポー ネントの状態または状 況 インポート エクスポート 削除 置き換え もっと詳しく知る 非システム管理者ログ イン 無 有 無 無 有 アクティブなライセン ス 有 有 有 有 有 期限切れのライセンス 無 有 有 有 有 ランセンスがインスト 無 ールされているが、コン ポーネントが欠落して いる 有 有 無 有 CMC ウェブインタフェースのローカライズバージョ ンの表示 CMC ウェブインタフェースのローカライズバージョンを表示するには、ウェブブラウザのマニュアルをお読みください。ローカラ イズバージョンを表示するには、ブラウザを希望の言語に設定します。 対応管理コンソールアプリケーション CMC は、Dell OpenManage Console との統合をサポートします。詳細については、dell.
• • • • • 『Integrated Dell Remote Access Controller 8(iDRAC)ユーザーズ ガイド』には、管理下システムでの iDRAC8 のインストール、設 定、およびメンテナンスに関する情報が記載されています。 『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』には、Server Administrator のインストールと使用方法について記載さ れています。 『Dell OpenManage SNMP for iDRAC and Chassis Management Controller リファレンスガイド』は、SNMP MIB についての情報を 提供します。 『Dell Update Packages ユーザーズガイド』には、システムアップデート対策の一環としての Dell Update Packages の入手方法と使 い方が記載されています。 Dell システム管理アプリケーションのマニュアルでは、システム管理ソフトウェアのインストール方法と使い方を説明していま す。 また、次のシステムマニュアルには、CMC
○ ユーティリティ ○ 仮想化ソリューション 4.
2 CMC のインストールと設定 本項では、CMC ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を使用するための管理環境の設定、および CMC の設定 の各種方法について説明します。 • • • • CMC への初期アクセスの設定。 ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 CMC ユーザーの追加と設定。 CMC ファームウェアのアップデート。 トピック: • • CMC ハードウェアの取り付け サーバーモードでのシャーシ管理の設定 CMC ハードウェアの取り付け CMC はシャーシに事前に取り付けられているため、取り付けは必要ありません。 シャーシ設定のチェックリスト 次のタスクによって、シャーシを正確に設定することができます。 1.
6. シャーシの電源をオンにするには、電源ボタンを押すか、タスク 6 を完了してから次のインタフェースを使用します。Web イ ンターフェイスを使用して、[シャーシ概要] > [電源] > [制御] > [電源制御オプション] > [システムの電源を入れる] の順に移動します。適用 をクリックします。 コマンド ライン インターフェイスを使用してシャーシの電源をオンにすることも可能で、その場合は racadm chassisaction powerup コマンドを使用します。 メモ: サーバーの電源は入れないでください。 7. デフォルトの CMC のネットワーク設定は、静的な CMC IP アドレス 192.168.0.
表 9.
4 つの FX2 CMC モジュールをデイジーチェーン接続するには、以下の手順 に従います。 1. 最初のシャーシの FX2 CMC の GB ポートを管理ネットワークに接続します。 2. 2 つ目のシャーシの FX2 CMC の GB ポートを最初のシャーシの FX2 CMC の STK ポートに接続します。 3. 3 つ目のシャーシがある場合は、そのシャーシの FX2 CMC の GB ポートを 2 つ目のシャーシの FX2 CMC の STK ポートに接続し ます。 4.
表 10.
表 10. CMC インタフェース (続き) インタフェー ス / プロトコル 説明 • • • • DTMF Web サイト — dmtf.org/standards/profiles/ WSMan リリースノートファイル。 www.wbemsolutions.com/ws_management.html DMTF WS-Management 仕様:www.dmtf.
管理者のコマンドプロンプトを開いて、racadm と入力し、Enter を押します。RACADM のヘルプ手順が表示される場合は、ソフ トウェアが正しくインストールされていることを意味しています。 Linux 管理ステーションへのリモート RACADM のインストー ル 1. 管理下システムコンポーネントを取り付けようとしている、サポートされた Red Hat Enterprise Linux または SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行するシステムに、root 権限でログインします。 2. DVD ドライブに『Dell Systems Management Tools and Documentation』DVD を挿入します。 3.
Microsoft フィッシングフィルタ Microsoft フィッシング詐欺検出機能がお使いの管理システムの Internet Explorer で有効になっており、また CMC にインターネット へのアクセスがない場合、CMC へのアクセスが数秒遅れることがあります。この遅延は、このブラウザ、またはリモート RACADM などの別のインタフェースを使用中に生じる可能性があります。フィッシング詐欺検出機能を無効にするには、次の手順を実行し ます。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール > フィッシング詐欺検出機能 をクリックしてから、フィッシング詐欺検出機能の設定をクリックします。 3.
RACADM を使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 コマンドラインインタフェースを使用してシャーシ名、場所、日付、および時刻を設定するには、setsysinfo および setchassisname コマンドを参照してください。 たとえば「racadm setsysinfo —c chassisname」や「racadm setsysinfo —c chassislocation」のように入力します。 詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンド ライン リファレンス ガイド』を参照 してください。 CMC の日付と時刻の設定 日付や時刻を手動で設定できます。またはネットワーク時間プロトコル(NTP)サーバーと日付と時刻を同期させることができま す。 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC の日付と時刻の設定 CMC で日付と時刻を設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > セットアップ > 日付 / 時刻 をクリックします。 2.
RACADM を使用した LED の点滅の設定 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm setled -m [-l ]。ここで には、設定する LED が存在するモジュールを指定し ます。設定オプションは次のとおりです。 • • • server-n の n は 1~4(PowerEdge FM120x4)で、server-nx の n は 1~4、x は a から b(PowerEdge FC630)です。 switch-1 cmc-active および は LED を点滅させるかどうかを指定します。設定オプションは次のとおりです。 • • 0 — 点滅なし(デフォルト) 1 — 点滅 CMC プロパティの設定 ウェブインタフェースまたは RACADM コマンドを使って、電力バジェット、ネットワーク設定、ユーザー、SNMP および E-メール アラートなどの CMC プロパティを設定できます。 前面パネルの設定 前面パネル ページを使用
CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーでのシャーシ 管理の設定 サーバーモードでシャーシ管理を有効にするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > セットアップ > 一般 をクリックします。 2.
3 CMC へのログイン CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインできます。シングル サインオンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます。 トピック: • • • • • • • • • SSH 経由の公開キー認証の設定 CMC ウェブインタフェースへのアクセス ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン スマートカードを使用した CMC へのログイン シングルサインオンを使用した CMC へのログイン シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 公開キー認証を使用した CMC へのログイン Web インターフェイスを使用した強制パスワード変更 複数の CMC セッション SSH 経由の公開キー認証の設定 SSH インターフェイス経由でサービス ユーザー名と併用できる公開キーは、最大 6 個まで設定できます。意図しないキーの上書きや 削除を防止するため、公開キーを追加ま
1. アプリケーションを起動し、生成するキーの種類として SSH-2 RSA を選択します(SSH-1 はサポートされていません)。 2. キーのビット数を入力します。RSA のキーサイズが 1024~4096 であることを確認します。 メモ: • 1024 未満または 4096 を超えるサイズのキーを追加すると、CMC がメッセージを表示しない場合でもログインに失敗 します。 • CMC は 4096 までのキー強度の RSA キーを容認しますが、推奨されるキー強度は 1024 です。 3. 生成 をクリックし、指示に従ってマウスポインタをウィンドウ内で移動させます。 キーを作成したら、キーコメントフィールドを変更できます。 キーをセキュリティ保護するパスフレーズを入力することもできます。秘密キーを保存したことを確認します。 4.
ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、また は LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン CMC にログインするには、CMC へのログイン権限を持つ CMC アカウントを持っている必要があります。デフォルトのルート ア カウントは、CMC に組み込まれているデフォルトの管理アカウントです。 メモ: セキュリティ強化のため、初期セットアップ時に、root アカウントのデフォルトパスワードを変更することが強く推奨 されます。 メモ: 証明書検証が有効になっているときは、システムの FQDN を指定します。証明書検証が有効で、ドメイン コントローラ ーに IP アドレスが指定されている場合は、ログインに失敗します。 CMC では、ß、å、é、ü などの拡張 ASCII 文字、および主に英語以外の言語で使用されるその他の文字がサポートされていません。 これらの文字を使用して値を設定すると、予期しない作動が発生します。 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインするには、次の手順を実行します。 1.
メモ: スマートカードログインでは、IP アドレスを使用して CMC にログインすることはできません。Kerberos は、完全修飾 ドメイン名(FQDN)を基にユーザーの資格情報を検証します。 スマートカードを使用して Active Directory ユーザーとしてログインする前に、次を実行する必要があります。 • • • • 信頼できる認証局(CA)証明書(CA 署名付き Active Directory 証明書)を CMC にアップロードします。 DNS サーバーを設定します。 Active Directory ログインを有効にします。 スマートカードログインを有効にします。 スマートカードを使用して CMC に Active Directory ユーザーとしてログインするには、次の手順を実行します。 1. 次のリンクを使用して CMC にログインします。 https:// スマートカードの挿入を求める CMC ログイン ページが表示されます。 メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、
これで CMC にログインされました。 公開キー認証を使用した CMC へのログイン パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマンドライン引数として SSH アプリケーションに送信できます。コマンドの完了後にセッションが終了するため、コマンドラインオプションはリモート RACADM と同様に動作します。 SSH 経由で CMC にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認します。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 たとえば、次のとおりです。 • ログイン:ssh service@ または ssh service@。ここで、IP アドレスは CMC IP アドレスです。 • RACADM コマンドの送信: ssh service@ racadm getversion および ssh service@ racadm getsel サービスアカウントを使用してログインする際、公開キーまたは秘密キーのペアを作成すると
4 ファームウェアのアップデート 以下のファームウェアをアップデートできます。 • • • CMC シャーシインフラストラクチャ I/O モジュール 以下のサーバーコンポーネントのファームウェアをアップデートできます。 • • • • • • • • BIOS iDRAC7 iDRAC8 Lifecycle Controller 32 ビット診断 オペレーティングシステムドライバパック ネットワークインタフェースコントローラ RAID コントローラ トピック: • • • • • • • 署名済みの CMC ファームウェアイメージ CMC ファームウェアのダウンロード 現在インストールされているファームウェアのバージョンの表示 CMC ファームウェアのアップデート DUP を使用した CMC のアップデート シャーシインフラストラクチャファームウェアのアップデート サーバー iDRAC ファームウェアのアップデート 署名済みの CMC ファームウェアイメージ CMC ファームウェアには署名が含まれています。CMC ファームウェアは、アップロードされたファームウェアの信憑性を確実にす るため、署名検
CMC ウェブインタフェースを使用した現在インストールされ ているファームウェアバージョンの表示 現在インストールされているファームウェアバージョンを表示するには、CMC ウェブインタフェースで次のいずれかのページに移 動します。 • • • シャーシ概要 > アップデート シャーシ概要 > シャーシコントローラ > アップデート シャーシ概要 > サーバー概要 > サーバーコンポーネントアップデート ファームウェアアップデート ページに、リストされた各コンポーネントに対するファームウェアの現行バージョンが表示され、フ ァームウェアを最新バージョンにアップデートすることを可能にします。 シャーシに iDRAC がリカバリモードにある前世代のサーバーが存在する場合、または iDRAC のファームウェアが破損していること を CMC が検出した場合には、これらの前世代 iDRAC も ファームウェアアップデート ページにリストされます。 RACADM を使用した現在インストールされているファームウ ェアバージョンの表示 racadm getversion コマンドを使用して、現在インストールされているファー
ウェブインタフェースを使用した CMC ファームウェアのア ップデート CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、次のいずれかのページに移動します。 • • シャーシ概要 > アップデート シャーシ概要 > シャーシコントローラ > アップデート 2. ファームウェアアップデート ページの CMC ファームウェア セクションで、アップデートする CMC の ターゲットのアップデー ト 列から必要なコンポーネントを選択します。その後、CMC アップデートを適用 をクリックします。 3. ファームウェアイメージ フィールドで、管理ステーション上または共有ネットワーク上にあるファームウェアイメージファイル へのパスを入力、または 参照 をクリックしてファイルの場所を参照します。CMC ファームウェアイメージファイルのデフォル ト名は fx2_cmc.bin です。 4.
• OS または Lifecycle Controller 経由のアップデートについては、iDRAC オプションの OS/USC 経由の共有コンポーネントアップ デートの有効化 を有効にする必要があります。このオプションを有効にする方法の詳細については、『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド』を参照してください。 メモ: DUP を使用して CMC をアップデートするときは、CMC イメージで使用できる IOM コプロセッサへのアップデートは次 回のシャーシ電源投入サイクルで適用されます。 シャーシインフラストラクチャファームウェアのア ップデート シャーシインフラストラクチャアップデート操作は、メインボードのコンポーネントをアップデートします。 メモ: シャーシインフラストラクチャファームウェアをアップデートする前に、必要に応じてシャーシ内のすべてのサーバーの 電源をオフにします。 CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインフラスト ラクチャファームウェアのアップデート 1.
• • iDRAC7 ファームウェアバージョンが 1.57.57 以降である。 iDRAC8 ファームウェアバージョンが 2.05.05 以降である。 ファームウェアアップデート後は、iDRAC(サーバー上)がリセットされ、一時的に使用不可になります。 ウェブインタフェースを使用したサーバー iDRAC ファームウ ェアのアップデート サーバーの iDRAC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 • • シャーシ概要 > アップデート。 シャーシ概要 > シャーシコントローラ > アップデート。 ファームウェアのアップデート ページが表示されます。 メモ: サーバー iDRAC ファームウェアは、シャーシ概要 > サーバー概要 > アップデート を使用してアップデートすることもでき ます。詳細については、「サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート」を参照してください。 2.
メモ: 次に注意してください。 • アップデートする個別のサーバコンポーネントを選択する場合は、選択したコンポーネント間に依存関係がないことを確認 してください。アップデートの際、他のコンポーネントに依存しているコンポーネントを選択すると、サーバの機能が急に 中断する原因になることがあります。 • 推奨される順序でサーバコンポーネントをアップデートしてください。そうでないと、コンポーネントのファームウェアア ップデートの処理に失敗する可能性があります。 サーバーコンポーネントファームウェアは常に以下の順序でアップデートしてください。 ○ iDRAC ○ Lifecycle Controller ○ BIOS シングル クリックですべてのブレードをアップデートします。または、 [ネットワーク共有からアップデート]を使用すれば、ネッ トワーク共有に保存されている DUP ファイルを使用してサーバー コンポーネントのファームウェアをアップデートすることができ ます。Dell Repository Manager(DRM)ベースのアップデート機能を使用すると、ネットワーク共有に保存されている DUP ファイル
また、サーバー オペレーティング システムで実行される適切なインストール パッケージから Lifecycle Controller ファームウェアをイ ンストールすることもできます。詳細については、『Dell Lifecycle Controller ユーザーズ ガイド』を参照してください。 Lifecycle Controller サービスがサーバーで無効になっている場合、コンポーネント / デバイスファームウェアインベントリ セクショ ンに次のメッセージが表示されます。 Lifecycle Controller may not be enabled.
• ネットワーク共有からアップデート ファームウェアアップデートのためのコンポーネントのフィ ルタ 全サーバー全体のコンポーネントおよびデバイスすべての情報は、一度に取得されます。この大量な情報に対処するため、Lifecycle Controller はさまざまなフィルタリングメカニズムを提供します。 メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 サーバーコンポーネントのアップデート ページの コンポーネント / デバイスアップデートフィルタ セクションでは、コンポーネン トに基づいた情報のフィルタが可能ですが、これは ファイルでアップデート モードのみで使用可能です。 これらのフィルタにより、次が可能になります。 • • • 簡単に表示できるよう、1 つまたは複数のカテゴリーのコンポーネントやデバイスを選択。 サーバー全体のコンポーネントおよびデバイスのファームウェアのバージョンを比較。 タイプやモデルに基づいて特定のコンポーネントまたはデバイスのカテゴリを絞り込むための、選択されたコンポーネントおよ びデバイスの自動フィルタリング。 メモ: 自動フィルタリング機能は、
○ サーバー管理に新たに Lifecycle Controller 機能を導入するために、サーバーの iDRAC ファームウェアがアップデートされ た。 ○ サーバーに新しいデバイスが挿入された。 iDRAC 設定ユーティリティに対するこのアクションを自動化するには、起動コンソールからアクセスできるオプションがあ ります。 a. 起動コンソールで、 を押して セットアップユーティリティ にアクセスします。 b.
CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインベントリ レポートの保存 シャーシインベントリレポートを保存するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで、サーバーの概要 へ移動し、 アップデート > サーバーコンポーネントのアップデート をクリックします。 サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2. インベントリレポートの保存 をクリックします。 Inventory.xml ファイルが、外部システムに保存されます。 メモ: Dell Repository Manager アプリケーションは、シャーシ内で使用可能なすべてのブレードに対するアップデートのリ ポジトリを作成するために、Inventory.
Lifecycle Controller のジョブ操作 メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 次のような Lifecycle Controller 操作が可能です。 • • • • 再インストール ロールバック アップデート ジョブの削除 一度に実行できる操作は 1 種類のみです。サポートされていないコンポーネントとデバイスがインベントリの一部としてリストさ れる可能性がありますが、Lifecycle Controller 操作を許可しないでください。 Lifecycle Controller 操作を実行するには、以下が必要です。 • • CMC:サーバー管理者権限。 iDRAC の場合:iDRAC の設定権限および iDRAC へのログイン。 サーバーでスケジュールされた Lifecycle Controller 操作は、完了に 10~15 分かかる場合があります。このプロセスでは、ファームウ ェアのインストールが実行されるサーバーの再起動が数回行われ、これにはファームウェアの検証ステージも含まれます。この処理 の進行状況を、サーバーコンソールで表示することが
1. 左ペインで、サーバー概要→ アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページの アップデートタイプの選択 セクションで、適切なタイプをクリックします。 3. ロールバックバージョン 列で、ファームウェアをロールバックするコンポーネントまたはデバイスのオプションを選択します。 4. 次のオプションのいずれかを選択します。 • • 今すぐ再起動 - サーバーをただちに再起動します。 次の起動時 - サーバーを後ほど手動で再起動します。 5.
動的にフィルタします。このような自動的なフィルタ動作の一番の理由は、カテゴリに対して指定できるのが 1 個のファームウ ェアイメージファイルのみであるということです。 メモ: 拡張ストレージ機能がインストールされ、有効になっている場合は、単一 DUP、または組み合わされた DUP のいず れもアップデートサイズ制限を無視できます。拡張ストレージの有効化については、「CMC 拡張ストレージカードの設定」 を参照してください。 5. 選択されたコンポーネントまたはデバイスのファームウェアイメージファイルを指定します。これは Microsoft Windows Dell Update Package(DUP)ファイルです。 6.
Inventory.xml ファイルは外部システムに保存されます。Dell Repository Manager は inventory.xml ファイルを使用して、カスタマ イズされたアップデートのバンドルを作成します。このリポジトリは、CMC によって設定された CIFS または NFS 共有に保存 されます。Dell Repository Manager を使用したリポジトリの作成の詳細については、dell.com/support/manuals で利用できる 『Dell Repository Manager Data Center バージョン 1.8 ユーザーズガイド』および『Dell Repository Manager Business Client バージョ ン 1.8 ユーザーズガイド』を参照してください。 5.
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネント の正常性状態の監視 次に関する情報の表示と正常性の監視を行うことができます。 • • • • • • • • CMC すべてのサーバーと個々のサーバー IO モジュール ファン 電源装置ユニット(PSU) 温度センサー PCIe デバイス ストレージスレッド トピック: • • • • • • • • • • シャーシとコンポーネント概要の表示 シャーシ概要の表示 シャーシコントローラ情報と状態の表示 すべてのサーバーの情報および正常性状態の表示 ストレージスレッドの情報および正常性状態の表示 IOM の情報および正常性状態の表示 ファンの情報と正常性状態の表示 前面パネルプロパティの表示 KVM の情報および正常性状態の表示 温度センサーの情報と正常性状態の表示 シャーシとコンポーネント概要の表示 CMC Web インターフェイスにログインすると、 [シャーシの正常性]ページにシャーシとそのコンポーネントの正常性が表示されま す。シャーシとそのコンポーネントのグラフィカルなビューが表示されます。これは動的にアップデートされ、コンポーネントのサ ブグラ
第 13 世代システムでのサーバアイコン状況 イメージ 説明 サーバが存在しており、電源がオンで、正常に動作しています。 サーバは存在するものの、電源はオフです。 サーバは存在するものの、非重要エラーが報告されています。 サーバは存在するものの、重要エラーが報告されています。 第 14 世代システムでのサーバアイコン状況 イメージ 説明 サーバが存在しており、電源がオンで、正常に動作しています。 サーバは存在するものの、電源はオフです。 サーバは存在するものの、非重要エラーが報告されています。 サーバは存在するものの、重要エラーが報告されています。 メモ: シャーシの電源がオフのときに第 14 世代 PowerEdge サーバを挿入すると、デフォルトではデルの第 13 世代 PowerEdge システムのサーバ状況アイコンが表示されます。 選択したコンポーネントの情報 選択したコンポーネントの情報は、次の 3 つの独立した項で表示されます。 • • • 正常性、パフォーマンスおよびプロパティ — ハードウェアログによって表示されているアクティブ、重要、非重要イベント、 および時間によって変化す
表 13.
ストレージモデル名とサービスタグの表示 各ストレージスレッドのモデル名とサービスタグは、次の手順で表示することができます。 1. 左ペインの サーバー概要 ツリーノードの下に、すべてのストレージスレッドがリスト表示されます。ストレージスレッドがスロ ットに存在しない場合、図内の対応するイメージはグレー表示されます。 2.
ファンの情報と正常性状態の表示 CMC は、システムイベントに基づいてファン速度を増減することにより、シャーシのファン速度を制御します。ファンは、低、 中、高といった 3 つのモードで稼働させることができます(ファンオフセット)。ファンの設定に関する詳細については、『CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s オンラインヘルプ』を参照してください。 RACADM コマンドを使用してファンのプロパティを設定するには、CLI インタフェースで次のコマンドを入力します。 racadm fanoffset [-s ] RACADM コマンドの詳細については、dell.
RACADM コマンドを使用してこれらの機能を設定するには、次のコマンドを使用します。 racadm fanoffset [-s ] 前面パネルプロパティの表示 前面パネルプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > 前面パネル をクリックします。 2.
6 CMC の設定 Chassis Management Controller は、リモート管理タスクを実行するためのプロパティの設定、ユーザーのセットアップ、およびア ラートの設定を可能にします。 CMC の設定を始める前に、リモートで管理できるように CMC のネットワークを設定する必要があります。この初期設定によって、 CMC へのアクセスを有効にする TCP/IP ネットワークパラメータが割り当てられます。 CMC の設定、または CMC RACADM への初期アクセスのセットアップは、ウェブインタフェースを使用して行うことができます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユーザーとしてログインする 必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもできます。 CMC のセットアップおよび基本的な設定の終了後、以下を実行できます。 • • • • • • • • • • 必要に応じてネットワーク設定を変更。 CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 必要に応じてシャーシグループを設定。 サーバー、I/
DHCP を有効にして、DHCP サーバーから自動的に IP アドレスを取得することができます。 DNS IP アドレス用 DHCP の有効化または無効化 CMC の DNS アドレス用 DHCP 機能はデフォルトで無効になっています。この機能を有効にすると、プライマリおよびセカンダリ DNS サーバーアドレスが DHCP サーバーから取得されます。この機能を使用している間、DNS サーバーの静的 IP アドレスを設定す る必要はありません。 DNS アドレス用 DHCP 機能を有効化し、優先および代替 DNS サーバーの静的アドレスを指定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServersFromDHCP 1 IPv6 のために DNS アドレス用 DHCP 機能を有効化し、優先および代替 DNS サーバーの静的アドレスを指定するには、次を入力し ます。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServersFromDHCP6 1 静的 DNS IP アドレスの設定
• • getniccfg getconfig IPv6 設定を表示するには、cfgIpv6LanNetworking に getconfig サブコマンドを併用します。 シャーシの IPv4 と IPv6 アドレス指定情報を表示するには、getsysinfo サブコマンドを使用します。 サブコマンドおよびオブジェクトの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンド ライン リファレンス ガイド』を参照してください。 CMC ネットワークインタフェースの有効化 CMC ネットワークインタフェースで IPv4 と IPv6 を有効または無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 1 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicEnable 0 メモ: CMC ネットワークインタフェースを無効にすると、無効化操作が次の処置を実行します。 • iDRAC および IOM 管理を含
racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6Gateway IPv4 および IPv6 DNS の設定 • CMC 登録-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRegisterRac 1 メモ: 31 文字以内の名前しか登録できない DNS サーバーもあります。指定する名前が DNS で要求される上限以下である ことを確認してください。 メモ: 次の設定は、cfgDNSRegisterRac を 1 に設定することで DNS サーバー上に CMC を登録した場合にのみ有効です。 • CMC 名 - デフォルトでは、DNS サーバ上の CMC 名は cmc-<サービスタグ> です。DNS サーバ上の CMC 名を変更するには、次 のように入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRacName ここで、< name > は 63 文字以内の英数
管理ネットワークポート冗長用に CMC を実際に事前設定しておかなければ、CMC をその用途のためにケーブル接続することはで きません。CMC は、展開のために標準のシングルネットワーク接続を使用する必要があり、その後で 2 つめの冗長接続が可能とな ります。 メモ: 管理ポート 2 が冗長向けに設定されいるが、スタッキング向けにケーブル配線されているというときは、ダウンストリー ム CMC(TOR スイッチから離れているもの)のネットワークリンクがなくなります。 メモ: 管理ポート 2 がスタッキング向けに設定されているが、冗長向けにケーブル配線されている(TOR スイッチへの 2 つの 接続)というときは、ルーティングループによってネットワークストームが発生する可能性があります。 冗長操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 1 コマンドを使用します。 スタッキング操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 0 コマンドを
• • • • • • • RACADM WSMan SSH v2 SMTP Kerberos NTP クライアント ネットワーク ファイルシステム メモ: SNMP は FIPS に準拠していません。FIPS モードでは Message Digest Algorithm 5(MD5)認証以外のすべての SNMP 機能が機能します。 CMC ウェブインタフェースを使用した FIPS モードの有効化 FIPS を有効にするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 をクリックします。 シャーシの正常性ページが表示されます。 2. メニューバーで ネットワークをクリックします。 ネットワーク設定 ページが表示されます。 3. 連邦情報処理標準(FIPS)セクションで、FIPS モードドロップダウンメニューから、有効化を選択してください。 FIPS を有効にするとリ CMC がデフォルト設定にリセットされることを通知するメッセージが表示をされます。 4.
ウェブサーバーがリセットされた場合は、サービスが再び利用可能になるまで少なくとも 1 分間お待ちください。ウェブサーバーの リセットは、通常以下のいずれかのイベントの結果として発生します。 ネットワーク設定またはネットワークセキュリティプロパティが CMC ウェブユーザーインタフェースまたは RACADM を介し て変更された。 ウェブサーバーポートの設定がウェブユーザーインタフェースまたは RACADM を介して変更された。 CMC がリセットされた。 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 • • • • メモ: サービス設定を変更するには、シャーシ設定管理者権限が必要です。 リモート Syslog は、追加の CMC ログターゲットです。リモート Syslog を設定したら、CMC によって生成される新しい各ログエン トリが 、それぞれの送信先に転送されます。 メモ: 転送されるログエントリのネットワーク伝送は UDP であるため、ログエントリが確実に配信されるという保証もなけれ ば、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィードバックが CMC に送られることもありません。
シャーシグループのセットアップ CMC では、単一のリードシャーシから複数のシャーシを監視することが可能になります。シャーシグループを有効にした場合、リ ードシャーシの CMC は、シャーシ内のリードシャーシとすべてのメンバーシャーシの状態のグラフィカル表示を生成します。この機 能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 シャーシグループの機能は以下のとおりです。 • • • • • リーダーおよび各メンバーシャーシの前面と背面を描写した画像がそれぞれ 1 セットずつ表示されます。 グループのリーダーおよび各メンバーの正常性に関する懸念がある場合、その症状があるコンポーネントは赤色または黄色およ び X または ! で表示されます。詳細情報は、シャーシの画像または 詳細 をクリックすると、そのシャーシ画像の下に表示され ます。 メンバーシャーシまたはシャーシのウェブページを開くには、クィック起動リンクを使用することができます。 グループに対する、サーバーと入力 / 出力インベントリが利用可能です。 新しいメンバーがグループに追加されたときに、新しいメンバーのプロパティをリーダーのプロパ
リーダーからのメンバーの削除 グループのメンバーをリードシャーシから削除することができます。メンバーを削除するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシにシャーシ管理者権限でログインします。 2. 左ペインで、リードシャーシを選択します。 3. セットアップ > グループ管理 とクリックします。 4. メンバーの削除 リストで、削除対象のメンバーの名前を選択し、適用 をクリックします。 その後、リードシャーシは、グループから削除されたメンバー(1 つまたは複数)との通信を行います。メンバー名が削除されま す。ネットワーク上の問題によりリードとメンバー間の通信が妨げられている場合、メンバーシャーシがメッセージを受信しな い場合があります。そのような場合には、メンバーシャーシからそのメンバーを無効にして削除を完了させてください。 シャーシグループの無効化 リードシャーシからグループを解除するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに管理者権限でログインします。 2. 左ペインで、リードシャーシを選択します。 3. セットアップ > グループ管理 とクリックします。 4.
メモ: MCM では、サーバーに関連付けられたすべての[クイック リンク]は表示されません。 リーダーシャーシプロパティのメンバーシャーシへの伝達 グループのリーダーシャーシからメンバーシャーシにプロパティを伝達することができます。リーダープロパティとメンバーを同期 化するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3. セットアップ > グループ管理 とクリックします。 4. シャーシプロパティ伝達 セクションで、伝達タイプのいずれかを選択します。 • • 変更時の伝達 — 選択したシャーシプロパティ設定の自動伝達には、このオプションを選択します。プロパティの変更は、 リーダーのプロパティが変更されるたびに、現在のグループメンバーすべてに伝達されます。 手動伝達 — シャーシグループリーダプロパティのメンバーへの手動伝達には、このオプションを選択します。リーダーシャ ーシのプロパティ設定は、リーダーシャーシの管理者が 伝達 をクリックした時にのみ、グループメンバーに伝達されます。 5.
サーバーインベントリレポートの保存 CMC ウェブインタフェースを使用してサーバーインベントリレポートを保存するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、グループ を選択します。 2. シャーシグループ正常性 ページで、インベントリレポートの保存 をクリックします。ファイルを開くか、または保存するかを 尋ねる ファイルダウンロード ダイアログボックスが表示されます。 3.
メモ: XML ファイルに保存されている設定を表示するには、保存プロファイル セクションで、保存されているファイルを 選択して、プロファイルの表示 列で 表示 をクリックます。 シャーシ設定プロファイルの復元 バックアップファイル(.xml または .bak)をローカルの管理ステーションまたはシャーシの設定が保存されているネットワーク 共有にインポートすることでシャーシの設定を復元することができます。設定には、CMC ウェブインタフェース、RACADM コマン ド、または設定で利用可能なすべてのプロパティが含まれます。 シャーシを復元するには、次のタスクを実行します。 1. シャーシ設定プロファイル ページに移動します。設定の復元 > シャーシ設定の復元 のセクションで、参照 をクリックして、保 存されたシャーシ設定をインポートするためのバックアップファイルを選択します。 2. 設定の復元 をクリックして、暗号化されたバックアップファイル(.bak)または .
シャーシ設定プロファイルのエクスポート ネットワーク共有に保存されているシャーシ設定プロファイルを、管理ステーション上の指定したパスにエクスポートすることがで きます。 保存されたプロファイルをエクスポートするには、次のタスクを実行します。 1. シャーシ設定プロファイル ページに移動します。シャーシ設定プロファイル > 保存プロファイル のセクションで必要なプロフ ァイルを選択してから、プロファイルのコピーのエクスポート をクリックします。 ファイルを開くか保存するかをたずねる ファイルのダウンロード メッセージが表示されます。 2. 保存 または 開く をクリックして、プロファイルを必要な場所にエクスポートします。 シャーシ設定プロファイルの編集 シャーシのシャーシ設定プロファイル名を編集することができます。 シャーシ設定プロファイル名を編集するには、次のタスクを実行します。 1.
2. get コマンドを使用して、シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとして NFS ネットワーク共有にエクスポートする には、次のように入力します。 racadm get –f clone.xml –t xml –l xx.xx.xx.xx:/PATH リモート RACADM インタフェースを使用して、シャーシ設定プロファイルをネットワーク共有にエクスポートできます。 1. シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとして CIFS ネットワーク共有にエクスポートするには、次のように入力しま す。 racadm –r xx.xx.xx.xx –u USERNAMECMC –p PASSWORDCMC get –f clone.xml –t xml –l // xx.xx.xx.xx/PATH –u USERNAME –p PASSWORD 2. シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとして NFS ネットワーク共有にエクスポートするには、次のように入力します。 racadm –r xx.xx.xx.
属性:名前と値があります。これらのフィールドは編集できます。たとえば、Asset Tag の値を次のように編集できます。 • xxxxxx XML ファイルの例は次のとおりです。 PAGE 75config サブコマンドは、この情報をその他の CMC にロードします。サーバー管理者は config コマンドを使ってユーザーとパ スワードのデータベースを同期します。 構文解析規則 • ハッシュ文字 (#) で始まる行はコメントとして取り扱われます。 コメント行は、1 列目で始まる必要があります。他の列の「#」文字は、「#」文字として扱われます。 一部のモデム パラメーターには、文字列に「#」文字が含まれる場合があります。エスケープ文字は必要ありません。racadm getconfig -f .cfg コマンドで.cfg を生成し、エスケープ文字を追加せずに別の CMC に対して racadm config -f .
インデックス付きグループの場合、オブジェクト アンカーは[]ペアに後続する最初のオブジェクトである必要があります。 次に示すのは、現在のインデックス付きグループの例です。 • [cfgUserAdmin] cfgUserAdminUserName= リモート RACADM を使用して設定グループをファイル内に取り込むときに、グループ内のキー プロパティが設定されていない 場合、その設定グループは設定ファイルの一部として保存されません。これらの設定グループを別の CMC にクローンする必要 がある場合は、キー プロパティを設定してから、getconfig -f コマンドを実行する必要があります。あるいは、getconfig -f コマンドを実行した後で、必要なプロパティを設定ファイルに手動で入力することもできます。これは、RACADM インデ ックス付きグループのすべてに適用されます。 • 次は、この動作と対応するキープロパティを示したインデックス化されたグループを一覧にしたものです。 ○ ○ ○ ○ ○ cfgUserAdmin — cfgUserAdminUserName
7 サーバーの設定 サーバーの次の設定を行うことができます。 • • • • • • • スロット名 iDRAC ネットワーク設定 DRAC VLAN タグ設定 最初の起動デバイス サーバー FlexAddress リモートファイル共有 サーバークローンを使用した BIOS の設定 トピック: • • • • • • • • • スロット名の設定 iDRAC ネットワークの設定 最初の起動デバイスの設定 スレッドのネットワークアップリンクの設定 リモートファイル共有の導入 サーバー FlexAddress の設定 サーバー設定複製を使用したプロファイル設定の実行 シングルサインオンを使った iDRAC の起動 サーバーステータスページからのリモートコンソールの起動 スロット名の設定 スロット名は個別のサーバを識別するために使用します。スロット名を選択する際には、次のルールが適用されます。 • • • • • 名前には、非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32~126)を最大 24 文字含めることができます。また、標準文字や特殊文字も使用 できます。 スロット名は、シャーシ内で一意である必
1. 左ペインで、[シャーシ概要] > [サーバー概要] > [セットアップ] > [スロット名]の順に移動します。 2. スロット名 ページの スロット名 フィールドで、スロット名を編集します。 3. サーバのホスト名をスロット名として使用するには、スロット名にホスト名を使用 オプションを選択します。これにより、サ ーバのホスト名(またはシステム名)が存在する場合は、静的なスロット名がそのホスト名(またはシステム名)で上書きされ ます。この操作には、サーバに OMSA エージェントをインストールすることが必要です。OMSA エージェントの詳細について は、dell.com/support/manuals の『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。 4.
表 15.
表 15.
• 図 4. シャーシ内に 4 台のハーフワイドスレッド シャーシ内に 8 台のクォーターワイドスレッド: メモ: 予約済み QuickDeploy IP アドレスは、最低 8 に設定する必要があります。 • 図 5. シャーシ内に 8 台のクォーターワイドスレッド シャーシ内に 4 台の FM120x4 スレッド: メモ: 予約済み QuickDeploy IP アドレスを 16 に設定する必要があります。 • 図 6. シャーシ内に 4 台の FM120x4 スレッド 上段列にはクォーターワイドスレッドのみ、下段列にはハーフワイドスレッドのみを搭載: メモ: 予約済み QuickDeploy IP アドレスは、最低 8 に設定する必要があります。 • 図 7. 上段列にあるクォーターワイドスレッドと下段列にあるハーフワイドスレッド 上段列にはフルワイドスレッドのみ、下段列にはハーフワイドスレッドのみを搭載: • 図 8.
[iDRAC ネットワーク設定]の表には、今後のネットワーク設定値が反映されます。インストールされているサーバー用に表示 される値は、現在インストールされている iDRAC ネットワーク設定と同じ場合と異なる場合があります。 [更新]をクリックし て、変更後のインストールされている各 iDRAC ネットワーク設定値で[iDRAC の導入]ページをアップデートします。 メモ: QuickDeploy フィールドへの変更は即座に反映されますが、iDRAC サーバー ネットワークの 1 つ以上の設定を変更し た場合は、CMC から iDRAC に反映されるまでに数分かかることがあります。[更新]のクリックが早すぎると、1 台以上 の iDRAC サーバーで、データが部分的にしか正しく表示されないことがあります。 RACADM を使用した iDRAC ネットワーク設定の変更 RACADM config または getconfig コマンドでは、次の設定グループに対する -m オプションがサポートされていま す。 • • • • • • cfgLanNetworking cfgIPv6LanNetw
たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m server-1 -v 1 7 たとえば、次のとおりです。 • サーバー VLAN を削除するには、指定したサーバーのネットワークの VLAN 機能を無効にします。 racadm setniccfg -m server- -v の有効値は 1~16 です。 たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m server-1 -v 最初の起動デバイスの設定 各サーバーについて、CMC の最初の起動デバイスを指定できます。これはサーバーの実際の最初の起動デバイスでなくてもよく、 またそのサーバー上に存在するデバイスを示すものでなくてもかまいません。ここで指定するのは、CMC によってサーバーに送信 され、そのサーバーの最初の起動デバイスとして使用されるデバイスです。このデバイスは、最初のデフォルト起動デバイスとし て設定できるほか、診断の実行や OS の再インストールなどのタスクを実行するためのイメージから起動できるように、1 回限りの 起動デバイスとして設定することもできます。 次回起動のみ、または後続のすべ
表 16. 起動デバイス (続き) 起動デバイス 説明 ローカルフロッピ ローカルのフロッピーディスクドライブにあるフロッピーディスクから起動します。 ー CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの最初の 起動デバイスの設定 メモ: サーバーの最初の起動デバイスを設定するには、サーバー管理者 権限または シャーシ設定システム管理者 権限、および iDRAC ログイン 権限を持っている必要があります。 複数のサーバーに最初の起動デバイスを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 > セットアップ > 最初の起動デバイス をクリックします。サーバーのリストが表示されます。 2. 最初の起動デバイス 列で、サーバーに対応するドロップダウンメニューから各サーバーに使用する起動デバイスを選択します。 3.
• • • ネットワークアダプタ隔離(セキュリティ強化) :標準設定と似たアップリンク設定ですが、ローカルノード間のルーティングを 設定することはできません。 孤立ネットワーク:各ノードの LOM 1 が IOM A1 に、LOM2 が IOM A2 にマップされているアップリンク設定です。 強化ネットワークアダプタ孤立:マルチテナント設定でのセキュリティ強化のためのアップリンク設定です。この設定では、 各ノードの LOM にマップされた専用の IOM ポートで個々のネットワークアダプタが分離されます。 各ノード上の LOM 1 のみ が動作可能です。 メモ: CMC バージョン 1.3 以降からダウングレードする際に、スレッドのネットワークアップリンク設定 が 強化ネットワーク アダプタ孤立 に設定されている場合は、CMC 1.
○ iDRAC8 2.05.05 および Lifecycle Controller 2.00.00.00 以降を搭載した第 13 世代サーバー サーバークローニング機能は iDRAC7 および iDRAC8 サーバーをサポートします。古い世代の RAC サーバーもリストされますが、メ インページではグレー表示になり、この機能の使用には有効化されません。 サーバー設定複製機能を使用するには、以下が必要です。 • • iDRAC が必要最低限のバージョンになっている。iDRAC7 サーバーではバージョン 2.05.05、iDRAC8 サーバーでは 2.05.
メモ: ネットワーク共有がマウントされており、アクセス可能な場合に限り、ネットワーク共有 オプションが有効化され、 保存プロファイルに詳細が表示されます。ネットワーク共有が接続されていない場合、シャーシにはネットワーク共有を設 定します。ネットワーク共有を設定するには、保存プロファイル セクションの 編集 をクリックします。詳細については、 「CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の設定」を参照してください。 4. プロファイル名 および 説明 フィールドに、プロファイル名と説明(オプション)を入力し、プロファイルの保存 をクリックし ます。 メモ: サーバープロファイルを保存するときにプロファイル名でサポートされていない文字には、ハッシュ(#)、コンマ(,)、疑 問符(?)があります。 標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされており、次の特殊文字、 )、“、.、*、>、<、\、/、:、および | はサポートされません。 CMC が LC と通信して利用可能なサーバープロファイル設定を取得し、それらを命名したプロファイルとして保存します。 進捗状況インジケータが、進行中の保存操作を示しま
保存されたプロファイルを CMC からインポートするには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページの 保存プロファイル セクションで、プロファイルのインポート をクリックします。 サーバープロファイルのインポート セクションが表示されます。 2. 参照 をクリックし、必要な場所からのプロファイルにアクセスしてから、プロファイルのインポート をクリックします。 詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 プロファイルのエクスポート 保存されたサーバープロファイルを、管理ステーションの指定されたパスにエクスポートすることができます。 保存されたプロファイルをエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに移動します。保存プロファイル セクションで必要なプロファイルを選択してから、プロファイ ルのコピーのエクスポート をクリックします。 ファイルを開くか保存するかをたずねる ファイルのダウンロード メッセージが表示されます。 2.
メモ: CMC サーバー設定複製機能は、Collect System Inventory on Restart(CSIOR))オプションが有効の場合に限り、特 定のサーバーの設定を取得して表示します。 CSIOR を有効にするには、サーバーを再起動した後、F2 セットアップから、iDRAC 設定 > Lifecycle Controller を選択して CSIOR を有効にし、変更を保存します。 CSIOR を有効にするには、次の手順を実行します。 1. 第 12 世代サーバー — サーバーを再起動した後、F2 セットアップから、iDRAC 設定 > Lifecycle Controller を選択して CSIOR を有効にし、変更を保存します。 2.
メモ: Quick Deploy 処置を実行できるのは、iDRAC の導入 ページで サーバー挿入時の処置 オプションが サーバープロファ イル または Quick Deploy とサーバープロファイル に設定されている場合のみです。このオプションを選択することによ り、新しいサーバーがシャーシに挿入された時に、割り当てられたサーバープロファイルを適用することができます。 2. ドロップダウンメニューから、必要なスロットに割り当てるプロファイルを選択します。複数のスロットに適用するプロファイ ルを選択できます。 3.
起動 ID プロファイルの保存 起動 ID プロファイルを CMC ネットワーク共有に保存することができます。保存することのできるプロファイルの数は、利用可能 な MAC アドレスにより異なります。詳細については、「CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の設定」を参照し てください。 Emulex Fibre Channel(FC)カードでは、オプション ROM の SAN からの起動を有効化 / 無効化 属性はデフォルトで無効になって います。SAN から起動するには、オプション ROM で属性を有効にし、サーバーへ起動 ID プロファイルを適用します。 プロファイルを保存するには、次のタスクを実行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル のセクションで、プロファイルを設定するのに必要な設定 ができているサーバーを選択し、FQDD ドロップダウンメニューから FQDD を選択します。 2.
警告メッセージが表示されます。サーバー設定のレプリケーション操作を完了するには、サーバーの CSIOR オプションを有 効にします。 4. OK をクリックして、選択したサーバーに起動 ID プロファイルを適用します。 選択したプロファイルがサーバーに適用され、直ちにサーバーが再起動されます。詳細については、CMC のオンライン ヘルプ を参照してください。 メモ: 起動 ID プロファイルを一度に適用できるのは、サーバ内にある 1 つの NIC FQDD パーティションのみです。同じ起 動 ID プロファイルを別のサーバにある NIC FQDD パーティションに適用するには、最初に適用されているサーバからクリ アする必要があります。 起動 ID プロファイルのクリア 新しい起動 ID プロファイルをスタンバイサーバーに適用する前に、CMC ウェブインタフェースにある ID のクリア を使用して選択 したサーバーの既存の起動 ID 設定をクリアすることができます。 起動 ID プロファイルをクリアするには次の手順を実行します。 1.
起動 ID プロファイルの削除 ネットワーク共有に保存されている起動 ID プロファイルを削除することができます。 保存されたプロファイルを削除するには、次のタスクを実行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル > 保存プロファイル のセクションで、必要なプロファイル を選択して、プロファイルの削除 をクリックします。 プロファイルを削除すると選択したプロファイルが恒久的に削除されるという警告メッセージが表示されます。 2.
有効な値は 1 から 3000 です。 4. OK をクリックして、MAC アドレスを追加します。 詳細については、『Dell PowerEdge FX2/FX2s 向け CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 MAC アドレスの削除 CMC ウェブインタフェースにある MAC アドレスの削除 のオプションを使用して、ネットワーク共有から MAC アドレスの範囲を 指定して削除することができます。 メモ: MAC アドレスがノード上でアクティブになっている場合、またはプロファイルに割り当てられている場合は、削除する ことはできません。 ネットワーク共有から MAC アドレスを削除するには次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル > 仮想 MAC アドレスプールの管理 のセクションで、MAC アドレスの削除 をクリックします。 2. 開始 MAC アドレス のフィールドに、MAC アドレスプールの開始 MAC アドレスを入力します。 3. MAC アドレスの数 のフィールドに、削除する MAC アドレスの数を入力します。 4.
MCM では、メンバー シャーシから iDRAC Web インターフェイスを起動しているとき、リーダー シャーシとメンバー シャーシのユー ザー資格情報を同じにする必要があります。そうしないと、現在のメンバーシャーシのセッションが中止され、メンバーシャーシの ログインページが表示されます。 サーバー状態ページからの iDRAC の起動 各サーバーに対する iDRAC 管理コンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 を展開します。展開された サーバー概要 リストに 4 つのサーバーがすべて表示されます。 2. iDRAC ウェブインタフェースを起動するサーバーをクリックします。 3.
8 ストレージスレッドの設定 FX2s シャーシで使用されるハーフ幅ストレージスレッドには以下が含まれます。 • • 1 つまたは 2 つの RAID コントローラ 最大 16 台のディスクドライブ 2 つの RAID コントローラが格納されている個々のストレージスレッドを、次のモードで動作するように設定できます。 • • • スプリットシングル スプリットデュアル 結合 メモ: シャーシのスロット 1 はストレージスレッドのための有効な場所ではないため、ストレージスレッドを挿入しないように してください。 メモ: 本項は、デュアルコントローラストレージモジュールにのみ適用されます。 メモ: iDRAC Comprehensive Embedded Management(CEM)を使用して、ストレージ スレッドの設定とモニターを行うこ ともできます。詳細については、『Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ユーザーズ ガイド』を参照してくださ い。 トピック: • • • • • • • スプリットシングルモードのストレージスレッドの設定 スプリ
結合モードでのストレージスレッドの構成 結合モードでは、RAID コントローラは単一のコンピュートスレッドにマップされます。ただし、1 つのコントローラだけが有効化さ れ、すべてのディスクドライブはそのコントローラに接続されます。 CMC ウェブインタフェースを使用したストレージス レッドの設定 1. 左ペインで、シャーシ概要 > サーバー概要 をクリックし、ストレージスレッドをクリックします。 ストレージスレッドの詳細が表示されます。 2. 右側のメニューから、 設定 をクリックします。 ストレージ設定 ページが表示されます。 シャーシの正常性 ページ上でストレージスレッドを選択することで、ストレージ設定 ページにアクセスすることもできます。ク イックリンク で、 ストレージアレイのセットアップ をクリックしてください。 3.
2.
9 アラートを送信するための CMC の設定 シャーシで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。システムコンポーネントの状態が事前定 義された状態を超過すると、イベントが発生します。イベントがイベントフィルタに一致し、そのフィルタがアラートメッセージ (E-メールアラートまたは SNMP トラップ)を生成するように設定されている場合、アラートが E-メールアドレス、IP アドレス、外 部サーバーなど、1 つ、または複数の設定済みの宛先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. 2. 3. 4.
SNMP トラップアラート送信先の設定 SNMP トラップを受信する IPv6 または IPv4 アドレスを設定できます。 メモ: SNMP プロトコルとトラップの形式の設定についての詳細は、『Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用した SNMP トラップアラート送信先 の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して IPv4 または IPv6 アラート宛先を設定するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーでシャーシ概要に移動し、アラート > トラップ設定をクリックします。 シャーシイベントアラート送信先 ページが表示されます。 2. 以下を入力します。 • • 送信先 フィールドに、有効な IP アドレスを入力します。ドットで 4 つに区切られた IPv4 フォーマット、標準 IPv6 アドレス 表記、または FQDN(例:123.123.123.
5.
2. アラートの生成を有効にします。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1 3. E-メールアラートの生成を有効にします。 racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertEnable 1 -i ここで、は 1~4 の範囲の値です。CMC はインデックス番号を用いて、設定可能な最大 4 つの送信先 E メール アドレ スを区別します。 4. E-メールアラートを受信する送信先 E-メールアドレスを指定します。 racadm config -g cfgEmailAlert -o cfgEmailAlertAddress -i ここで、は有効な E メール アドレスで、は手順 4 で指定したインデックス値です。 5.
10 ユーザーアカウントと権限の設定 CMC を使用したシステムの管理、およびシステムセキュリティの維持を行うため、特定の権限(役割ベースの権限)を持つユー ザーアカウントをセットアップすることができます。デフォルトで、CMC はデフォルトのルートアカウントで設定されています。 管理者は、他のユーザーによる CMC へのアクセスを許可するようにユーザーアカウントを設定することができます。 最高 16 のローカルユーザーをセットアップしたり、Microsoft Active Directory または LDAP などのディレクトリサービスを使用し て、追加のユーザーアカウントをセットアップできます。ディレクトリサービスの使用は、認証されたユーザーアカウントを管理す るための中心点を提供します。 CMC は、関連する一連の権限を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、管理者、オペレータ、読み取 り専用、またはなしです。役割は、利用可能な最大権限を定義します。 トピック: • • • • • ユーザーのタイプ root ユーザー管理者アカウント設定の変更 ローカルユーザーの設定 Activ
表 17.
表 17. ユーザータイプ (続き) 権限 説明 • • • • 電源オフ 電源の入れ直し 正常なシャットダウン サーバーの再起動 テストアラートユーザー ユーザーはテストアラートメッセージを送信できます。 デバッグコマンドシステ ム管理者 ユーザーはシステム診断コマンドを実行できます。 ファブリック A システム 管理者 ユーザーは、ファブリック A IOM をセットアップし、設定できます。 CMC ユーザーグループは、あらかじめ割り当てられたユーザー権限を持つ一連のユーザーグループを提供します。 メモ: システム管理者、パワーユーザー、またはゲストユーザーを選択し、事前に定義された設定から権限を追加または削除し た場合、CMC グループ は自動的に カスタム に変更されます。 表 18.
表 19. CMC システム管理者、パワーユーザー、ゲストユーザー間の権限の比較 (続き) 権限セット システム管理者の許可 パワーユーザーの許可 ゲストユーザーの許可 ユーザー設定システム管理者 有 無 無 ログのクリアシステム管理者 有 有 無 シャーシ制御システム管理者(電源コマンド) 有 有 無 Server Administrator 有 有 無 テストアラートユーザー 有 有 無 デバッグコマンドシステム管理者 有 無 無 ファブリック A システム管理者 有 有 無 root ユーザー管理者アカウント設定の変更 セキュリティを強化するため、ルート(ユーザー 1)アカウントのデフォルトパスワードを変更することを強くお勧めします。ルー トアカウントは、CMC に組み込まれているデフォルトの管理アカウントです。 ルートアカウントのデフォルトパスワードを変更するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、次に ユーザー認証 をクリックします。 2.
CMC のプロパティデータベースには 16 のユーザーを設定できます。CMC ユーザーを手動で有効にする前に、現在のユーザーが存在 するか確認します。 新しい CMC を設定している場合、または RACADM の racresetcfg コマンドを使用した場合、唯一の現行ユーザーアカウントは デフォルトのルートアカウントです。racresetcfg サブコマンドは、すべての設定パラメータをデフォルト値にリセットします。 それまでに行った変更はすべて失われます。 メモ: ユーザーをいつでも有効および無効に切り替えられますが、ユーザーを無効にしてもそのユーザーはデータベースから削 除されません。 ユーザーが存在するかどうかを確認するには、CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開き、ログインしてから、1~16 のイン デックスごとに、次のコマンドを一度入力します。 racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i メモ: racadm getconfig -f > と入力して、CMC 設定パラメータのすべてが含まれる myfile.
標準グループオブジェクトは、Active Directory では役割グループとして使用されます。CMC アクセスを持つユーザーは、役割グル ープのメンバーです。このユーザーに特定の CMC へのアクセスを与えるには、その特定 CMC に役割グループ名およびドメイン名 を設定する必要があります。役割および権限のレベルは、Active Directory ではなく、各 CMC で定義されます。各 CMC には最大 5 つまで役割グループを設定できます。次の表は、デフォルトの役割グループの権限を示します。 表 20.
汎用 LDAP ユーザーの設定 CMC は Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ベースの認証をサポートするための汎用ソリューションを提供します。この 機能は、ディレクトリサービス上のどのスキーマ拡張にも必要です。 CMC 管理者は、LDAP サーバーのユーザーログインを CMC と統合することが可能です。この統合を行うには、LDAP サーバーと CMC の両方での設定が必要です。Active Directory 側では、標準グループオブジェクトが役割グループとして使用されます。CMC のアク セス権を持つユーザーは、役割グループのメンバーとなります。特権は、Active Directory サポートを伴う標準スキーマセットアップ の動作に似た認証のため、CMC に引き続き保存されます。 LDAP ユーザーが特定の CMC カードにアクセスできるようにするには、その CMC カードに役割グループ名とそのドメイン名を設定 する必要があります。各 CMC には、5 つまで役割グループを設定できます。ユーザーは、オプションでディレクトリサービス内に 複数のグループを追
8. 証明書の検証有効 オプションを選択した場合、 証明書の管理 セクションで、SSL ハンドシェイク中に LDAP サーバー証明書を 検証する CA 証明を指定し、アップロード をクリックします。証明書が CMC にアップロードされ、詳細が表示されます。 9.
11 シングルサインオンまたはスマートカードログ イン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用の CMC 設定に関する情 報を提供します。 SSO は認証方法として kerberos を使用するため、サインインしたユーザーが Exchange など次に使用するアプリケーションに自動サ インオンまたはシングルサインオンすることが可能になります。シングルサインオンでログインする場合、CMC はクライアント システムの資格情報を使用します。この資格情報は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインした後、オペレーティン グシステムによってキャッシュされます。 2 要素認証は、ユーザーがパスワードまたは PIN、および秘密キーまたはデジタル証明書を含む物理カードを所有ことを必要とする ため、高レベルのセキュリティを提供します。Kerberos では、この 2 要素認証メカニズムを使用しており、これによってシステム の信頼性を確認します。 メモ: ログイン方法を選択しても、他のログインインタフェー
クライアントシステム • • Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能なプログラムが必要です。 詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.
Active Directory 拡張スキーマ用の CMC の設定については、「拡張スキーマ Active Directory 概要」を参照してください。 SSO ログイン用のブラウザの設定 シングルサインオン(SSO)は Internet Explorer バージョン 6.0 以降、および Firefox バージョン 3.0 以降でサポートされています。 メモ: 次の手順は、CMC が Kerberos 認証でシングルサインオンを使用する場合にのみ適用されます。 Internet Explorer Internet Explorer の例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール > インターネットオプション > 接続 をクリックします。 3. ローカル エリア ネットワーク(LAN)設定 セクションで、LAN の設定 をクリックします。 4.
ウェブインタフェースを使用した Active Directory ユーザーの CMC SSO またはスマートカードログイ ンの設定 CMC での Active Directory SSO またはスマートカードログインを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: オプションの詳細については、『CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s オンラインヘルプ』を参照してください。 1. ユーザーアカウントをセットアップするために Active Directory を設定する際に、次の追加手順を実行します。 • • • keytab ファイルをアップロードします。 SSO を有効にするには、シングルサインオンを有効にする オプションを選択します。 スマートカードログインを有効にするには、スマートカードログインを有効にする オプションを選択します。 メモ: これら 2 つのオプションが選択されても、セキュアシェル(SSH)、Telnet、シリアル、リモート RACADM など のすべてのコマンドライン帯域外インタフェースは変化しません。 2.
スマートカードログインを有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次のオブジェクトに従いま す。 • • cfgSmartCardLogonEnable cfgSmartCardCRLEnable シングルサインオンまたはスマートカードログイン用 CMC の設定 115
12 コマンドラインコンソールを使用するための CMC の設定 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能について、およびコン ソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説明します。コマンド ライン コンソールを介 した CMC での RACADM コマンドの使用方法については、『Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマ ンド ライン リファレンス ガイド』を参照してください。 トピック: • • • • • CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC での Telnet コンソールの使用 ターミナルエミュレーションソフトウェアの設定 connect コマンドを使用したサーバまたは入出力モジュールの接続 iDRAC RACADM プロキシを使用した CMC の管理 CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。 • • • • • • 単一
管理ステーションで Microsoft Windows XP または Microsoft Windows Server 2003 を実行している場合は、CMC の telnet セッショ ンで文字の不具合が発生する可能性があります。リターンキーが応答しなかったり、パスワードプロンプトが表示されないログイン のフリーズ状態として発生することがあります。 この問題を解決するには、support.microsoft.
SSH 経由の公開キー認証の設定 SSH インターフェイス経由でサービス ユーザー名と併用できる公開キーは、最大 6 個まで設定できます。意図しないキーの上書きや 削除を防止するため、公開キーを追加または削除する際は、事前に view コマンドを用いて設定済みのキーを確認してください。 サービス ユーザー名は、SSH 経由で CMC にアクセスするときに使用できる特殊なユーザー アカウントです。SSH 経由の PKA を正 しく設定し、使用すれば、CMC へのログインにユーザー名やパスワードを入力する必要がなくなります。この機能は、各種機能を 実行するための自動化されたスクリプトのセットアップに大変便利です。 メモ: この機能を管理するための GUI サポートはありません。使用できるのは RACADM のみです。 新しい公開キーを追加するときは、キーの追加先インデックスに、既存のキーがないことを確認してください。CMC では、新しい キーを追加する前に、前のキーが削除されているかの確認は行われません。SSH インターフェイスが有効化されている限り、新し いキーは追加されてすぐに自動で有効化されます。 公開キー
シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、サーバまたは I/O モジュールへのシリアル接続を確立するために、CMC で connect コマ ンドがサポートされています。サーバシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ画面の両方、およびオペレーティ ングシステムシリアルコンソールが備わっています。I/O モジュールには、スイッチシリアルコンソールを利用できます。シャーシ 上には IOM が 1 つ存在します。 注意: CMC シリアルコンソールからの実行時は、CMC がリセットされるまで connect -b オプションが接続されたままとな ります。この接続はセキュリティリスクとなる可能性があります。 メモ: connect コマンドには、–b(バイナリ)オプションがあります。–b オプションはバイナリのローデータを渡し、 cfgSerialConsoleQuitKey は使用しません。さらに、CMC シリアルコンソールを使用してサーバに接続した場合、DTR 信号が遷移しても(デバッガを接続するためにシリアルケーブルを取り外した場合など)、アプリケーションは終了しません。 メモ: IOM
3. シリアル通信 に移動し、 を押します。ダイアログボックス内のシリアル通信リストに次のオプションが表示されます。 • • • オフ コンソールリダイレクトなしでオン COM1 経由のコンソールリダイレクトでオン これらのオプション間を移動するには、矢印キーを押します。 メモ: COM1 経由のコンソールリダイレクトでオン オプションが選択されていることを確認してください。 4. 起動後のリダイレクト を有効化します(デフォルトは 無効) 。このオプションは次回再起動時に BIOS コンソールリダイレクト を有効化します。 5.
• 複数の GRUB オプションを開始してシリアル接続経由でコンソールセッションを起動するには、すべてのオプションに次の 行を追加します。 console=ttyS1,57600 この例は、最初のオプションだけに console=ttyS1,57600 が追加されたことを示します。 起動後のサーバーシリアルコンソールリダイレクトのための Linux の設定 /etc/inittab ファイルを次のように編集します。 COM2 シリアルポートに agetty を設定するための新しい行を追加します。 co:2345:respawn:/sbin/agetty -h -L 57600 ttyS1 ansi 次の例は、新しい行が追加されたファイルを示しています。 # # inittab This file describes how the INIT process # should set up the system in a certain # run-level.
表 24. CMC-iDRAC 特権のマッピング (続き) CMC 特権 プロキシの操作に必要な iDRAC 特権 シャーシ制御システム管理者 システム制御 Server Administrator システム制御 テストアラートユーザー システム操作 デバッグコマンドシステム管理者 デバッグ Fabric x Administrator(x は A、B、または C) システム制御 詳細については、『Dell PowerEdge FX2/FX2s 向け Chassis Management Controller バージョン 2.
13 FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使 用 本項は、FlexAddress についての情報、および FlexAddress Plus カードを使用した FlexAddress の設定方法について説明します。 メモ: FlexAddress はライセンス対象機能です。この機能ライセンスは、Enterprise ライセンスに含まれています。 トピック: • • • • • • • • FlexAddress について FlexAddress の設定 コマンドメッセージ FlexAddress DELL ソフトウェア製品ライセンス契約 WWN または MAC アドレスの情報の表示 Web インターフェイスを使用した基本 WWN または MAC アドレス情報の表示 Web インターフェイスを使用した詳細 WWN または MAC アドレス情報の表示 RACADM を使用した WWN/MAC アドレス情報の表示 FlexAddress について FlexAddress では、CMC が WWN/MAC ID を特定のスロットに割り当て、工場出荷時の ID を上書きすることが
ファイルがクリアされます。mac_count タグは SD カードが割り当てる MAC アドレスの総数です。割り当てられた MAC 範囲の 合計を特定するには、次の式を使用します。 + - 1 = たとえば、次のとおりです。 (starting_mac)00:18:8B:FF:DC:FA + (mac_count)0xCF – 1 = (ending_mac)00:18:8B:FF:DD:C8 メモ: USB メモリカードリーダーに SD カードを挿入する際、SD カードの内容が誤って変更されないように事前にロックして ください。CMC に挿入する前に SD カードのロックを解除する必要があります。 FlexAddress 有効化の検証 FlexAddress 機能のアクティブ化状態を表示するには、次の RACADM コマンドを実行します。 racadm featurecard -s Feature Name = FlexAddress Date/time Activated = 05 Oct 2013 - 11:50:49 Feature
表 25. featurecard -s コマンドによって返される状態メッセージ (続き) 状態メッセージ 処置 The feature card inserted is valid and contains the following feature(s) FlexAddress: not bound.
を選択できます。例えば、ファブリック A が有効化されていると、有効化されたスロットではいずれもファブリック A でのみ FlexAddress が有効になります。その他すべてのファブリックは、サーバーで工場出荷時割り当ての WWN/MAC を使用します。 メモ: FlexAddress 機能が特定のサーバーモジュール上に初めて導入されたときは、FlexAddress を有効にするために電源切断 および投入シーケンスが必要です。イーサネットデバイスの FlexAddress はサーバーモジュール BIOS によってプログラムさ れます。サーバーモジュール BIOS がアドレスをプログラムするには、サーバーモジュール BIOS が動作可能である必要があ り、これにはサーバーモジュールに電源投入する必要があります。電源切断および投入シーケンスが完了すると、シャーシ割り 当ての MAC ID が Wake-On-LAN(WOL)機能用に使用できるようになります。 シャーシレベルのファブリックおよびスロット用 FlexAddress の設定 FlexAddress 機能は、ファブリックおよびスロット用にシャーシレベ
表 26.
Dell では、お客様が本ソフトウェアディスクを受領した日から 90 日間、通常の使用において材質または製作上の欠陥を生じないこ とを保証します。本保証は、お客様のみに限定され、譲渡することはできません。すべての黙示的保証は、お客様が本ソフトウェ アを受領した日から 90 日間に制限されます。国や地域によっては黙示的保証期間が制限されることがないため、この限定はお客 様に適用されない場合があります。Dell および Dell のサプライヤーの法的義務全域、およびお客様の排他的な救済は、本ソフトウ ェアに支払われた代金の返却、または(b)お客様の費用負担および自己責任において、Dell の返品確認番号と共に返却された本保 証の要件を満たさないすべてのディスクの交換、のいずれかとなるものとします。事故、誤用、乱用、または Dell 以外による修正 が原因でディスクが損傷した場合は、本限定保証は無効となります。交換されたディスクの保証期間については、オリジナルのデ ィスクの残余保証期間、または 30 日間のいずれか長い方が適用されます。 Dell および Dell のサプライヤーは、本ソフトウェアの機能がお客様の要
• • • • ○ コンポーネントに対するチェックマークは、ファブリックで FlexAddress または FlexAddressPlus が有効になっている ことを示します。 NIC アダプター ポートで使用中のプロトコル。たとえば、LAN、iSCSI、FCoE など。 シャーシ内スロットのファイバチャネルワールドワイド名(WWN)設定および MAC(メディアアクセスコントロール)アドレ ス。 MAC アドレスの割り当てタイプおよび現在アクティブなアドレス タイプ(サーバー割り当て、FlexAddress、または I/O アイデ ンティティー MAC)。緑のチェック マークは、アクティブなアドレス タイプ(サーバー割り当て、シャーシ割り当て、リモート 割り当てのいずれか)を示します。 パーティショニングをサポートしているデバイスの NIC パーティションのステータス WWN/MAC アドレス インベントリーは、Web インターフェイスまたは RACADM CLI を使用して表示することができます。インタ ーフェイスに応じて MAC アドレスをフィルタリングし、その機能やパーティションに対してどの WW
各フィールドの詳細については、CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s のオンライン ヘルプを参照してください。 Web インターフェイスを使用した詳細 WWN または MAC アドレス情報の表示 各サーバースロット、またはシャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレスを詳細モードで表示するには、次の手順を実行します。 1. サーバー概要 > プロパティ > WWN/MAC をクリックします。 WWN/MAC サマリ ページに、WWN/MAC アドレス情報が表示されます。 2.
すべてのサーバーの iSCSI MAC アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -t iscsi 特定サーバーの iSCSI MAC を表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress [-m [-x]] [-t iscsi] ユーザー定義の MAC および WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -c io-identity racadm getmacaddress -c io-identity -m server -2 すべての LOM またはメザニンカードの iSCSI MACS アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを実行します。 racadm getmacaddress -a すべての LOM またはメザニンカードのコンソール指定の MAC/WWN を表示するには、次の RACADM コマンドを実行します。 racadm getmacaddress -c all シャーシ割
14 ファブリックの管理 シャーシは、ファブリック A1 とファブリック A2 の 2 つのファブリックタイプをサポートしています。これらのファブリックは 2 台の I/O モジュールによって使用され、サーバーのオンボードイーサネットアダプタに常に接続されています。 メモ: PowerEdge FX2s シャーシでは、ファブリック B および C が PCIe 拡張カードへの PCIe 接続です。 次の I/O モジュールがサポートされています。 • • • 1GbE パススルー 10GbE パススルー I/O アグリゲータ どちらのファブリックもイーサネットのみをサポートしています。サーバー I/O アダプタ(LOM)には、それぞれ機能に応じて 2 個 または 4 個のポートがあります。メザニンカードスロットには、PCIe カード(I/O モジュールではなく)に接続された PCIe 拡張カ ードが装着されます。 メモ: CMC CLI では、IOM は規則に従って「switch」とされます。 トピック: • • • • • • • • IOM 正常性の監視 IOM 用ネットワークの設定 Web イン
1. 左ペインで[シャーシ概要] 、 [I/O モジュール概要]、 [セットアップ]の順にクリックします。あるいは、A1 および A2 として 使用可能な I/O モジュールのネットワークを設定するには、[A1 ギガビット イーサネット]または[A2 ギガビット イーサネッ ト]をクリックしてから[セットアップ]をクリックします。 I/O モジュールネットワーク設定の構成 ページで、適切なデータを入力し、適用をクリックします。 2.
その IOM スロットに固有の FCoE I/O モジュール ページが表示されます。 3.
IOA または MXL GUI CMC から IOA/MXL GUI を起動して IOA/MXL 設定を管理することができます。CMC から IOA/MXL GUI を起動するには、IOM が MXL または IOA に設定されていること、ユーザーがファブリック A の管理者権限を持っていることが必要です。 Dell PowerEdge FX2 MXL GUI は、MXL から IOA へのスイッチモードの変更をサポートしており、PowerEdge FX2 IOA GUI は、IOA から MXL へのスイッチモードの変更をサポートしています。 シャーシの概要、I/O モジュールの概要、I/O モジュールのステータス ページから MXL/IOA GUI を起動することができます。 メモ: MXL に初めてログインする際には、パスワードの変更を求めるメッセージが表示されます。 シャーシの概要ページからの IOA/MXL GUI の起動 [シャーシの概要] > [クイック リンク] > [I/O モジュール GUI の起動]の順に移動します。IOA/MXL ログインページが表示さ れます。 I/O モジュール
15 VLAN Manager の使用 VLAN Manager オプションを使用して、IOM での VLAN 設定の割り当てまたは表示を行うことができます。 メモ: この機能がサポートされるのは Dell PowerEdge I/O アグリゲータ のみです。 I/O Aggregator のモードをスタッキングからスタンドアロンに変更した後に、スタートアップ構成を削除し、I/O Aggregator をリ ロードします。I/O Aggregator をリロードしている間、システム設定を保存する必要はありません。 トピック: IOM への VLAN の割り当て CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の設定 CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の表示 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM の現在の VLAN 設定の表示 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用 VLAN の削除 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用のタグ無し VLAN のアップデート CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用 VLAN のリセット • • • • • •
7. 保存 をクリックして VLAN Manager ページで行った新規設定を保存します。 メモ: 全ポートの VLAN の概要セクションには、シャーシに存在する IOM と割り当て済み VLAN についての情報が表示さ れます。現在の VLAN 設定サマリの csv ファイルを保存するには、保存 をクリックします。 メモ: CMC 管理下 VLAN セクションに、IOM に割り当てられた全 VLAN のサマリが表示されます。 8. 適用 をクリックします。 ネットワーク設定が IOM 用に設定されました。 CMC ウェブインタフェースを使用した VLAN の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して VLAN を表示するには、次の手順を実行します。 1. I/O モジュール概要 に移動し、セットアップ > VLAN Manager をクリックします。 VLAN Manager ページが表示されます。全ポートの VLAN サマリセクションに、IOM の現在の VLAN の設定に関する情報が表 示されます。 2.
特定のスロットに対するチェックボックスを選択し、必要な IOM を選択します。 5. VLAN の編集 セクションで、ドロップダウンリストから タグ無し VLAN のアップデート を選択し、適用 をクリックします。 既存のタグ無し VLAN の設定が、新しく割り当てられたタグ無し VLAN の設定で上書きされるという警告メッセージが表示され ます。 6. OK をクリックして確定します。 タグ無し VLAN が、新しく割り当てられたタグ無し VLAN の設定でアップデートされます。 操作成功メッセージが表示されます。IOM に割り当てられた現在の VLAN 設定が VLAN 割り当て概要 フィールドに表示されま す。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用 VLAN のリセット CMC ウェブインタフェースを使用して IOM 用 VLAN をデフォルト設定にリセットするには、次の手順を実行します。 1. I/O モジュール概要に移動し、セットアップ > v VLAN Manager をクリックします。 VLAN Manager ページが表示されます。 2.
16 電力の管理と監視 Dell PowerEdge FX2/FX2s シャーシは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージャです。これには、効率性の高いの 電源装置とファンを装備するように設計されており、システム内の通気がより良く行われるように最適化されたレイアウトと、電 力最適化されたコンポーネントをエンクロージャ全体に備えています。最適化されたハードウェア設計と、Chassis Management Controller(CMC)、電源装置、および iDRAC 内蔵の高性能電源管理機能が一体となり、電力効率のよいサーバー環境のさらなる強 化が可能になります。 PowerEdge FX2/FX2s における電力管理は、PowerEdge VRTX とはやや異なっています。電力管理テクノロジで大きく異なる点は、 閉回路システムスロットル(CLST)の使用による希望のシャーシ電力上限の維持です。この技術を使用する目的は、より優れた制 御、およびシャーシが使用できる PSU を最大限に活用できるようにすることです。 PowerEdge FX2/FX2s の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減
グリッド冗長性ポリシー グリッド冗長性ポリシーは、1+1 のポリシーとも呼ばれ 1 つのアクティブ PSU と 1 つのスペア PSU を備えています。 グリッド冗長性ポリシーの目的は、エンクロージャが AC 電源障害に耐えるモードでエンクロージャシステムを動作させることにあ ります。これらの障害は、AC 電源グリッド、ケーブル配線と電源供給、または電源装置(PSU)自体が原因となる場合がありま す。システムをグリッド冗長性用に構成する際には、PSU 1 と PSU 2 を別々の電源グリッドに接続してください。 このモードでは、グリッドまたは 1 台の PSU で障害が発生した場合でも、CMC がシステムを劣化させることなく継続して動作す るように電力の使用を確実に維持します。サーバーの電源投入で使用できる電力は、1 台の PSU で使用できる電力に制限されます。 冗長性が維持できなくなる場合(PSU が故障した、または取り外されたなど)は、常にアラートがトリガされ、シャーシの正常性 が 重要 になります。 冗長性なしポリシー 冗長性なしポリシーは 2+0 ポリシーとも呼ばれます。 このモードでは、両方の
メモ: 最大電力カンバセーションモード(MPCM)がシャーシ上で有効になっている場合は、ブレードサーバーからすべての電 源要求は拒否されます。ホストでの電源の入れなおしを必要とするアクションが iDRAC またはブレードサーバーで行われて いる場合は、ブレードサーバーの電源は入りません。 電力消費量状態の表示 CMC は、システム全体の実際の入力電力消費量を提供します。 CMC ウェブインタフェースを使用した電力消費状態の表示 左ペインで、シャーシ概要 > 電源 > 電源監視 をクリックします。電源監視 ページに電源正常性、システム電源状態、リアルタイム 電力統計、およびリアルタイムエネルギー統計が表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: 電源装置下でも電源情報性状態を確認することができます。 RACADM を使用した電力消費状態の表示 RACADM を使用して電力消費状態を表示するには、次の手順を実行します。 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm getpminfo CMC ウ
PSU 障害発生後の電力管理 PSU に障害が発生した、または PSU が取り外された場合、サーバーに提供される電力が減少する可能性があります。極端な例で は、操作を維持しようとするためにサーバーの電源がオフになることもあります。グリッド冗長性を設定して維持することで、単 一の PSU 障害によるサーバーへの影響を回避することができます。 システムイベントログにおける電源装置および冗長性ポリシ ーの変更 電源装置の状況および電源冗長性ポリシーの変更はイベントとして記録されます。システム イベント ログ(SEL)にエントリーを 記録する電源装置関連のイベントは、電源装置の挿入と取り外し、電源装置入力ケーブルの挿入と取り外し、および電源装置の出 力アサートとアサート停止です。 次の表には、電源装置の変更に関連する SEL エントリがリストされています。 表 27.
CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 電力バジェットを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > 電源 > 設定 をクリックします。 2. バジェット / 冗長性設定 ページで、次のプロパティのいずれかまたはすべてを必要に応じて選択します。各フィールドの説明 については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 • • • 冗長性ポリシー シャーシ電源ボタンの無効化 最大電力節減モード 3. 適用 をクリックして変更を保存します。 RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2.
• 電力リモートログの間隔を指定するには、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval n • ここで n は 1~1440 分になります。 電力リモートログ機能が有効かどうかを判定するには、次のコマンドを入力します。 racadm getconfig -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingEnabled • 電力リモートログの間隔を確認するには、次のコマンドを入力します。 racadm getconfig -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval • 電力リモートログ機能は、以前に設定されたリモート Syslog ホストに依存します。1 つ、または複数のリモート Syslog ホス トへのロギングを有効化する必要があり、しなかった場合は電力消費がログされます。これは、ウェブ GUI または RACADM CLI のいずれかを使用して実行できます
CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの電源制 御操作 CMC ウェブインタフェースを使用して複数サーバーの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 > 電源 をクリックします。 電源制御 ページが表示されます。 2. 操作 列のドロップダウンメニューから、必要サーバーのために次の電源制御操作の 1 つを選択します。 • • • • • • 操作なし 正常なシャットダウン サーバーの電源を入れる サーバーの電源を切る サーバーをリセットする(ウォームブート) サーバーの電源を入れなおす(コールドブート) オプションの詳細については、CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s のオンライン ヘルプを参照してください。 3. 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4.
AC 電源リカバリー システムの AC 電源が中断した場合、シャーシは AC 電源が失われる前の以前の電源状態に復元されます。以前の電源状態への復元 は、デフォルトの動作です。次の要因が原因で中断が発生する可能性があります。 • • • 電源の停止 電源ケーブルが電源装置ユニット(PSU)から引き出されます 配電ユニット(PDU)の停止 バジェット/冗長性の設定 > AC 電源リカバリを無効化オプションが選択されている場合、シャーシは AC リカバリ後の電源がオフ のままになっています。 ブレードサーバーの自動電源投入が設定されていない場合、手動で電源を入れる必要があることがあります。 146 電力の管理と監視
17 PCIe スロットの設定 PowerEdge FX2/FX2s シャーシには、オプションで 8 個の PCIe スロットを搭載されており、各 PCIe スロットは特定のスレッドに 割り当てられています。デフォルトでは、すべての PCIe スロットがマップされています。サーバーへの PCIe スロットの割り当て は、CMC Web インターフェイスまたは RACADM を用いて有効化および無効化できます。 次の表は、フル幅、ハーフ幅、クォーター幅のコンピュートスレッドへの PCIe のマッピングを示しています。 表 29. フル幅コンピュートスレッドへの PCIe のマッピング PCIe スロット フル幅スレッド (PowerEdge FC830) へのマッピング PCIe スロット 1 3 PCIe スロット 2 3 PCIe スロット 3 1 PCIe スロット 4 1 PCIe スロット 5 3 PCIe スロット 6 3 PCIe スロット 7 1 PCIe スロット 8 1 表 30.
メモ: PCIe 管理は PowerEdge FX2s でのみサポートされており、PowerEdge FX2 ではサポートされていません。 PCIe スロットのマッピングの詳細については、『Dell PowerEdge FD332 オーナーズ マニュアル』を参照してください。 PCIe スロットの管理の詳細については、CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s のオンライン ヘルプを参照してください。 メモ: エージェント フリー モニタリング機能は、シャーシ PCIe スロット内の PCIe PERC およびネットワーク カードでは利用 できません。エージェント フリー モニタリングは、デルの第 12 世代 PowerEdge サーバー用のシステム管理ソリューションで す。この機能は一切のオペレーティング システム エージェントに依存せず、帯域外となっています。エージェント フリー モ ニタリングを用いることで、サーバー(PERC、ハード ディスク、エンクロージャなど)ネットワーク デバイスに接続された ストレージのモニタリングを、iDRAC を使用して実行でき、管理対象システムや管理ス
PCIe の再割り当て PCIe の再割り当て機能を使用すると、 下部ベイのコンピュートスレッドに割り当てられている PCIe スロットを上部ベイのコンピ ュートスレッドにマップすることができます。 CMC ウェブインタフェース、CMC WSMan または RACADM を使用して PCIe の再割り当てオプションを有効化または無効化する ことができます。再割り当ての設定を設定または変更するには、シャーシ構成権限が必要です。再割り当ての設定を変更する前に、 シャーシ内のコンピュートスレッドのすべての電源を切ります。再割り当てが変更された後に、コンピュートスレッドの電源がオン になると、下段のベイのコンピュートスレッドに以前に割り当てられていたスロットが、上段のベイのコンピュートスレッドに対 応してマップされます。以下に PCIe の再割り当ての例を示します。 • フル幅(FW)FC830 での PCIe 再割り当て。 • ○ FW スレッド -3(PCIe スロット 1~4)にマップされた PCIe スロットが、スレッド –1 に再割り当てられました。スレッド – 1 は PCIe スロット 1~8 に
18 トラブルシューティングとリカバリ 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリモートシステム上でのリカバリ、および問題のトラブルシューティングに関連 したタスクの実行方法について説明します。 • • • • • • • • • • • • • シャーシ情報の表示。 イベントログの表示。 設定情報、エラーステータス、エラーログの収集。 診断コンソールの使用。 リモートシステムの電源管理。 リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 コンポーネントのリセット。 ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 アラート問題に関するトラブルシューティング。 システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 エラーコードおよびログの表示。 トピック: RACDUMP を使用した設定情報、シャーシステータス、およびログの収集 一般的なトラブルシューティング システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット • • • RACDUMP を使用した設定情
表 32.
• ○ 解決策 A: AC ケーブルをチェックして交換します。電源装置に電力を供給している電力配分装置が期待通りに動作してい ることをチェックして確かめます。引き続き問題が解決しない場合は、電源装置の交換のため、Dell カスタマーサービスに お電話ください。 ○ 解決策 B: その PSU が他の PSU と同じ電圧に接続されていることをチェックします。ひとつの PSU が異なる電圧で動作 していることを CMC が検知した場合、その PSU の電源が切られ、障害とマーク付けされます。 問題: 新しいサーバーを十分な電源装置があるエンクロージャに挿入しましたが、サーバーの電源がオンになりません。 • ○ 解決策 A: システム入力電力上限の設定をチェックします。追加サーバーに電源を供給するには低すぎる設定になっている 場合があります。 問題: エンクロージャの構成を変更していないのに、利用可能な電力の表示が頻繁に変わる。 ○ 解決策: CMC にはエンクロージャがユーザー設定の電力上限のピーク近くで動作している場合にサーバーへの電力割り当て を一時的に減少させる動的ファン電源管理機能が搭載されています
診断コンソールの使用 高度な技術を持つユーザーである、またはテクニカルサポートの指示に従っている場合、CLI コマンドを使用してシャーシハードウ ェア関連の問題を診断することができます。 メモ: これらの設定を変更するには、デバッグコマンドシステム管理者 特権が必要です。 診断コンソールにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > トラブルシューティング > 診断 をクリックします。 診断コンソール ページが表示されます。 2.
• • • • ネットワークタイププロトコル(NTP)サーバ 1、NTP サーバ 2、NTP サーバ 3 の設定に問題がある。 無効なホスト名または IP アドレスが誤って入力された可能性がある。 CMC と設定済みの NTP サーバーとの通信を妨げるネットワーク接続問題がある。 NTP サーバーホスト名が解決されるのを妨げる DNS 問題がある。 NTP 関連の問題をトラブルシューティングするには、CMC トレースログの情報をチェックしてください。このログには NTP に関 連する障害のエラーメッセージが含まれています。CMC がどの設定済みリモート NTP サーバとも同期できない場合、CMC の時刻 はローカルシステムの時計と同期され、トレースログには次のようなエントリが記録されます。 Jan 8 20:02:40 cmc ntpd[1423]: synchronized to LOCAL(0), stratum 10 次の racadm コマンドを入力することで、ntpd 状態を確認することもできます。 racadm getractime –n 「*」が設定済みサーバのいずれか 1 つに付いているの
表 33.
表 33.
一般的なトラブルシューティング 操作(サーバープロファイルの保存など)完了後に成功メッセージが表示されても、処置が行われない場合があります。 この問題を解決するには、SSH、Telnet、HTTP、または HTTPS の CMC サービスポートが、111 などの OS サービスによって一般的 に使用されるポートを使用していないかどうかをチェックします。CMC サービスポートによって使用されている場合は、設定を未 予約ポートに変更します。予約済みポートの詳細については、http://www.iana.org/assignments/service-names-port-numbers/ service-names-port-numbers.
J_PWORD ジャンパは、次の図で示されるように 2 ピンコネクタを使用します。 J_PWORD ジャンパが取り付けられている場合、デフォルトのシステム管理者アカウントとパスワードが有効化され、次のデフォ ルト値に設定されます。 username: root password: calvin システム管理者アカウントは、アカウントが削除された、またはパスワードが変更されたかどうかにかかわらず、一時的にリセッ トされます。 メモ: J_PWORD ジャンパが取り付けられると、次のように(設定プロパティ値ではなく)デフォルトのシリアルコンソール 設定が使用されます。 cfgSerialBaudRate=115200 cfgSerialConsoleEnable=1 cfgSerialConsoleQuitKey=^\ cfgSerialConsoleIdleTimeout=0 cfgSerialConsoleNoAuth=0 cfgSerialConsoleCommand="" cfgSerialConsoleColumns=0 1.
メモ: 残りの手順が完了するまで、CMC モジュールがアクティブ状態になっていることを確認します。 4. CMC の再起動が完了するまで待ちます。Web インターフェイスのシステム ツリーで、[シャーシの概要]に移動し[電源] > [制御]をクリックして、[CMC のリセット(ウォーム ブート)]を選択、[適用]をクリックします。 5. デフォルトの管理者ユーザー名「root」とパスワード「calvin」を使用してアクティブな CMC にログインし、必要なユーザー アカウ ント設定を復元します。既存のアカウントとパスワードは無効にならず、アクティブなままです。 6. システム管理者パスワードの作成を含む、必要な管理処置を実行します。 7. 2 ピン J_PWORD ジャンパを取り外し、ジャンパプラグを元に戻します。 a. ハンドルの CMC リリース ラッチを押し、モジュールの前面パネルを引きます。CMC モジュールをエンクロージャから引き 出します。 b. 2 ピンジャンパを取り外し、ジャンパプラグを元に戻します。 c.
19 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 • • • • RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory IOM トピック: • • • • • RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory IOM イベントおよびエラーメッセージ RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージが表示されます。 racadm Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは何を意味しますか? 別のコマンドは、CMC がリセットを完了した後でのみ、発行される必要があります。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 • ローカルエラーメッセージ - ERROR: といった構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題です。 RACADM help サブコマンドを使用して、正しい構文と使用方法を表示します。た
CMC には、ウェブインタフェースとリモート RACADM 機能のためのネットワークセキュリティを確保するためにデフォルトの CMC サーバー証明書が備わっています。この証明書が使用される時、CMC のホスト名(たとえば IP アドレス)に一致しないデフ ォルト証明書が CMC デフォルト証明書に発行されるため、ウェブブラウザがセキュリティ警告を表示します。 このセキュリティ問題に対処するには、CMC の IP アドレスに発行された CMC サーバー証明書をアップロードします。証明書の発 行のために使用される証明書署名要求(CSR)を生成するときは、CSR のコモンネーム(CN)が CMC の IP アドレス(例えば 192.168.0.120)または登録済み DNS CMC 名に一致することを確認してください。 CSR を登録済み DNS CMC 名と一致させるには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 をクリックします。 2. ネットワーク をクリックします。 ネットワーク設定 ページが表示されます。 3. DNS に CMC を登録 オプションを選択します。 4.
はい。混在モードでは、CMC クエリプロセスで使用されるすべてのオブジェクト(ユーザー、RAC デバイスオブジェクト、関連オ ブジェクトなど)は同じドメインにある必要があります。 デル拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインはモードをチェックし、混合モードであれば、ドメイン間でオブジェ クトを作成するためにユーザーを制限します。 CMC と Active Directory の併用は、複数のドメイン環境をサポートしますか? はい。ドメインフォレスト機能レベルはネイティブモードまたは Windows 2003 モードである必要があります。さらに、関連オブジ ェクト、RAC ユーザーオブジェクト、および RAC デバイスオブジェクト(関連オブジェクトを含む)間のグループは、ユニバーサ ルグループである必要があります。 これらの Dell 拡張オブジェクト(Dell 関連オブジェクト、Dell RAC デバイス、および Dell 権限オブジェクト)をいくつかのドメ インに分散できますか? 関連オブジェクトと特権オブジェクトは、同じドメインにある必要があります。Dell 拡張 Act