Chassis Management Controller for Dell PowerEdge VRTX バージョン 2.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 12 Rev.
目次 1 概要........................................................................................................................ 14 本リリースの新機能............................................................................................................................. 15 主な機能............................................................................................................................................... 15 管理機能........................................................................................
Internet Explorer でのアニメーションの有効化........................................................................... 33 CMC への初期アクセスのセットアップ............................................................................................. 33 初期 CMC ネットワークの設定..................................................................................................... 34 CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコル......................................................... 37 その他のシステム管理ツールを使用した CMC の起動.................................................
RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更....................................................... 52 デフォルトパスワード警告メッセージの有効化または無効化 .......................................................... 52 ウェブインタフェースを使用したデフォルトパスワード警告メッセージの有効化または無 効化................................................................................................................................................ 52 RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージの有効 化または無効化............................................................................................
ネットワーク共有を使用したサーバーコンポーネントのシングルクリックアップデート.......... 71 ネットワーク共有アップデートモードを使用するための前提条件.............................................. 71 CMC ウェブインタフェースを使用した、ネットワーク共有からのサーバーコンポーネント ファームウェアのアップグレード................................................................................................. 71 スケジュールされたサーバーコンポーネントファームウェアジョブの削除..................................... 72 ウェブインタフェースを使用したスケジュール済みサーバーコンポーネントファームウェ アジョブの削除...................................................................................................
CMC の仮想 LAN タグプロパティ...................................................................................................... 90 RACADM を使用した CMC 用仮想 LAN タグプロパティの設定.................................................. 90 ウェブインタフェースを使用した CMC の仮想 LAN タグプロパティの設定...............................91 サービスの設定.................................................................................................................................... 91 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定.........................................................
RACADM を使用した最初の起動デバイスの設定........................................................................ 111 サーバー FlexAddress の設定.............................................................................................................112 リモートファイル共有の設定.............................................................................................................112 サーバー設定複製を使用したプロファイル設定の実行.................................................................... 112 サーバープロファイルページへのアクセス....................................
CMC ウェブインタフェースを使用した汎用 LDAP ディレクトリサービスの設定....................150 RACADM を使用した汎用 LDAP ディレクトリサービスの設定................................................. 150 10 シングルサインオンまたはスマートカードログイン用 CMC の設定........152 システム要件......................................................................................................................................152 クライアントシステム................................................................................................................. 153 CMC......................................
シャーシレベルのファブリックおよびスロット用 FlexAddress の設定......................................171 ワールドワイドネーム/メディアアクセスコントロール(WWN/MAC)アドレス の表示.............. 172 ファブリック設定.........................................................................................................................172 WWN/MAC アドレスの情報の表示................................................................................................... 172 ウェブインタフェースを使用した基本 WWN/MAC アドレス情報の表示........................................ 174 ウェブインタフェースを使用した詳細 WWN/MAC アドレス情報の表示.
電力バジェットと冗長性の設定........................................................................................................ 192 節電と電力バジェット................................................................................................................. 192 最大節電モード............................................................................................................................ 193 電源バジェットを維持するためのサーバー電力の低減.............................................................. 193 110V PSU AC 操作....................
RACADM を使用した仮想ディスクプロパティの表示......................................................................207 CMC ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクの作成.......................................................... 207 仮想ディスクへの仮想アダプタアクセスポリシーの適用................................................................208 CMC ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクプロパティの変更........................................208 CMC ウェブインタフェースを使用したエンクロージャプロパティの表示.................................... 209 16 PCIe スロットの管理............................................................
DVD マッピング.......................................................................................................................... 228 エンクロージャメニュー............................................................................................................. 228 IP 概要メニュー........................................................................................................................... 228 設定................................................................................................................
1 概要 Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX は、PowerEdge VRTX シャーシを 管理するためのシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアソリューションです。CMC には独自のマイ クロプロセッサとメモリがあり、差し込まれたモジュラシャーシによって電源供給されます。 CMC により、IT 管理者は以下を行うことが可能になります。 • インベントリの表示 • タスクの設定および監視 • シャーシおよびサーバーのリモートでの電源オン / オフ • サーバーモジュール内のサーバーおよびコンポーネントでのイベントアラートの有効化 • VRTX シャーシ内のストレージコントローラとハードディスクドライブの表示と管理 • VRTX シャーシ内の PCIe サブシステムの管理 • シャーシ内の iDRAC と I/O モジュールに 1 対多の管理インタフェースを提供 PowerEdge VRTX シャーシは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC
– ユーザーアクセスセキュリティ。 – ストレージコントローラ用のフォールトトレラントモードを含むストレージコンポーネント – PCIe スロット。 温度、ハードウェアの誤った構成、停電、ファン速度、送風装置などの警告やエラーについて E-メールアラ ートや SNMP トラップアラートを送信するように CMC を設定することができます。 本リリースの新機能 Dell PowerEdge VRTX 向け CMC の本リリースは以下をサポートしています: • 第 13 世代サーバーモジュール。 メモ: 該当するサーバーについての詳細は、dell.com/support/home で利用可能の『Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX バージョン 2.
• ローカルユーザー、Active Directory、および LDAP のログイン管理と設定。 • ECM(拡張冷却モード)やファンオフセットなどの高度な冷却オプションを有効にして冷却効果を高め、 パフォーマンスを改善。 • SNMP、ウェブインタフェース、KVM、Telnet または SSH 接続を利用したリモートシステム管理と監視。 • 監視 — システム情報やコンポーネントのステータスへのアクセスを提供。 • システムイベントログへのアクセス — ハードウェアログとシャーシログへのアクセスを提供。 • 各種シャーシコンポーネントのファームウェアアップデート — CMC、サーバー上の iDRAC、シャーシイ ンフラストラクチャ、およびシャーシストレージのファームウェアアップデートが可能。 • Lifecycle Controller を使用したシャーシ内の複数サーバーにおける、BIOS、ネットワークコントローラ、 ストレージコントローラなどのサーバーコンポーネントのファームウェアアップデート。 • 共有ストレージ SPERC 8 のためのフォールトトレランスモード •
• ウェブインタフェースを介したユーザー ID およびパスワードの設定。ウェブインタフェースは、128 ビ ット SSL 3.0 暗号化と 40 ビット SSL 3.
項目 インジケータ、ボタン、またはコネクタ 1 PCIe 拡張カードスロットロープロファイル(5) 2 PCIe 拡張カードスロットフルハイト(3) 3 CMC GB Ethernet ポート(CMC-2) 4 CMC GB Ethernet ポート(CMC-1) 5 シリアルコネクタ 6 送風機モジュール(4) 7 I/O モジュールポート 8 PSU 4 9 PSU 3 10 PSU 1 11 PSU 2 次に、シャーシの前面パネル図と、CMC で利用できる部品およびデバイスを記した表を示します。 18
図 1. 前面パネルの機能とインジケータ - 3.5 インチハードディスクドライブシャーシ 項 目 インジケータ、ボタン、また はコネクタ 説明 1 USB コネクタ(2) キーボードとマウスをシステムに接続することができます。 2 LCD パネル システムが正常に動作しているとき、またはシステムに注意が必要な ときを示すシステム情報、状態、およびエラーメッセージが表示され ます。 3 LCD メニュースクロールボタ カーソルを 1 段ずつ移動させます。 ン(4) 4 選択(「チェック」)ボタン LCD 画面上のアイテムを選択して保存し、次の画面に移動します。 5 エンクロージャ電源インジケ ータ、電源ボタン 電源インジケータは、エンクロージャの電源が入っている時に点灯し ます。電源ボタンによってシステムへの PSU の供給を制御します。 6 ハードディスクドライブ (HDD) 2.5 インチハー ドドライブエン クロージャ 最大 25 台のホットスワップ対応 2.
項 目 インジケータ、ボタン、また はコネクタ 説明 3.5 インチハー ドディスクドラ イブエンクロー ジャ 最大 12 台のホットスワップ対応 3.
対応リモートアクセス接続 次の表で、サポートされているリモートアクセスコントローラをリストします。 表 3.
ライセンスの管理 CMC 機能は、購入したライセンス(CMC Express または CMC Enterprise)に基づいて使用可能になりま す。CMC を設定または使用できるインタフェースでは、ライセンス許諾された機能のみが使用可能です。た とえば、CMC ウェブインタフェース、RACADM、WS-MAN などです。CMC ライセンス管理およびファー ムウェアアップデート機能は常に、CMC ウェブインタフェースおよび RACADM を介して使用できます。 ライセンスのタイプ 提供されるライセンスには次のタイプがあります。 • 30 日間の評価および延長 - このライセンスは 30 日後に失効しますが、期限を 30 日間延長することもで きます。評価ライセンスは継続時間ベースであり、電力がシステムに供給されているときにタイマーが稼 動します。 • 永続 — サービスタグにバインドされたライセンスで、永続的です。 ライセンスの取得 次のいずれかの方法を使用して、ライセンスを取得できます。 • E-メール — テクニカルサポートセンターにライセンスを要求すると、ライセンスが添付された E-メール が
• 評価ライセンスは、アップグレードされた評価ライセンスまたは購入したライセンスと置換できます。 • 購入したライセンスは、アップデートされたライセンス、またはアップグレードされたライセンスと置き 換えることができます。ライセンスについての詳細は、デルソフトウェアライセンス管理ポータルをクリ ックしてください。 • 詳細表示 — インストールされているライセンス、またはサーバーにインストールされているコンポーネ ントに使用可能なライセンスの詳細を表示します。 メモ: 詳細オプションが正しいページを表示するため、セキュリティ設定の信頼済みサイトのリスト に *.dell.
RACADM コマンドの詳細については、dell.
PK 認証 いいえ はい リモートファイル共有 はい はい スロットリソース管理 いいえ はい エンクロージャレベルの いいえ* 電力制限 はい *デフォルト以外の電力制限設定の場合、Express ライ センスで許可されるのは電力制限の復元のみです。電 力制限の復元は、電力制限設定を工場出荷時のデフォル トにリセットします。 動的電源供給 いいえ* はい *デフォルト以外の DPSE 設定の場合、Express ライセ ンスで許可されるのは DPSE の復元のみです。DPSE の復元は、DPSE を工場出荷時のデフォルトにリセット します。 マルチシャーシ管理 いいえ はい 詳細設定 いいえ はい エンクロージャレベルの いいえ バックアップ はい FlexAddress の有効化 いいえ* はい *デフォルト以外の FlexAddress 設定の場合、Express ラ イセンスで許可されるのはデフォルトの復元のみです。 デフォルトの復元は、FlexAddress 設定を工場出荷時の デフォルトにリセットします。 PCIe アダプタマッピン グ は
対応管理コンソールアプリケーション CMC は、Dell OpenManage コンソールとの統合をサポートします。詳細については、dell.com/support/ manuals にある OpenManage コンソールのマニュアルを参照してください。 本ユーザーズガイドの使用方法 本ユーザーズガイドの記載内容は、次を使用したタスクの実行を可能にします。 • ウェブインタフェース:本書では、タスクに関連した情報のみが提供されます。各種フィールドやオプシ ョンの詳細については、ウェブインタフェースから開くことができる『CMC for Dell PowerEdge VRTX オンラインヘルプ』を参照してください。 • RACADM コマンド:本書では、使用する必要のある RACADM コマンドまたはオブジェクトが提供され ます。RACADM コマンドの詳細については、dell.
• システムに同梱のセットアッププレースマットには、初期のシステムセットアップおよび設定の情報が記 載されています。 • サーバーモジュールの『オーナーズマニュアル』には、サーバーモジュールの機能に関する情報が記載さ れており、サーバーモジュールのトラブルシューティング方法およびサーバーモジュールのコンポーネン トの取り付けまたは交換方法が説明されています。このマニュアルは、dell.com/poweredgemanuals か らオンラインで使用できます。 • ラックソリューションに付属のマニュアルでは、システムをラックに取り付ける方法について説明してい ます(必要な場合)。 • 本書で使用されている略語や頭字語の正式名については、dell.
– Serviceability Tools – クライアントシステム管理 – 接続クライアントシステム管理 d.
CMC のインストールと設定 2 本項では、CMC ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を使用するための管理環境の設 定、および CMC の設定の各種方法について説明します。 • CMC への初期アクセスの設定。 • ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 • CMC ユーザーの追加と設定。 • CMC ファームウェアのアップデート。 冗長 CMC 環境の取り付けと設定の詳細については、 「冗長 CMC 環境について」を参照してください。 作業を開始する前に CMC 環境をセットアップする前に、PowerEdge VRTX 用の最新バージョンの CMC ファームウェアを dell.
7. ウェブブラウザを使用してデフォルトのユーザー名(root)とパスワード(calvin)を入力することで、 CMC IP アドレスに接続します。 8. CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC に IP アドレスを指定し、LAN と IPMI インタフェースを有効に します。 メモ: サーバーによっては、デフォルトで iDRAC LAN インタフェースが無効になっています。こ の情報は、CMC ウェブインタフェースの サーバー概要 → セットアップ で確認できます。これ は、高度なライセンスオプションである可能性があり、その場合は、サーバーごとに セットアッ プ 機能を使用する必要があります。 9. CMC ウェブインタフェースで、IO モジュールを IP アドレスで入力します。IP アドレスは、I/O モジュ ール概要 をクリックしてから、セットアップ をクリックすることで取得できます。 10. ウェブブラウザを介して各 iDRAC に接続し、iDRAC の最終設定を行います。デフォルトユーザー名は root、パスワードは calvin です。 11.
メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、DVD が -noexec mount オプ ションで自動的にマウントされます。このオプションは DVD からの実行ファイルの実行を許可し ません。DVD-ROM を手動でマウントしてから、コマンドを実行する必要があります。 4. SYSMGMT/ManagementStation/linux/rac ディレクトリに移動します。RAC ソフトウェアをインスト ールするには、次のコマンドを入力します。 rpm -ivh *.rpm 5.
Internet Explorer Internet Explorer の例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション → 接続 をクリックします。 3. ローカル エリア ネットワーク(LAN)設定 セクションで、LAN の設定 をクリックします。 4. プロキシサーバー セクションで、LAN にプロキシサーバーを使用する(これらの設定はダイヤルアップ または VPN 接続には適用されません) オプションを選択し、詳細設定 をクリックします。 5. 例外 セクションのリストに管理ネットワーク上の CMC と iDRAC のアドレスをセミコロンで区切って 追加します。エントリに DNS 名やワイルドカードを使用できます。 Mozilla Firefox Mozilla Firefox バージョン 19.0 で例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Mozilla Firefox を起動します。 2.
Internet Explorer を使用した CMC からのファイルのダウンロード Internet Explorer を使って CMC からファイルをダウンロードする場合、暗号化されたページをディスクに 保存しない オプションが有効化されていないときに問題が発生することがあります。 暗号化されたページをディスクに保存しない オプションを有効化するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション → 詳細設定 をクリックします。 3.
ョンもあります。CMC と個々の iDRAC ネットワークインタフェースは、VLAN を使用するように設定する ことができます。 初期 CMC ネットワークの設定 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性がありま す。 CMC の初期ネットワーク設定は、CMC に IP アドレスが与えられる前でも後でも行うことができます。IP アドレスが与えられる前に CMC の初期ネットワーク設定を行う場合は、次のいずれかのインタフェースを 使用できます。 • シャーシの前面にある LCD パネル • Dell CMC シリアルコンソール IP アドレスが与えられた後に CMC の初期ネットワーク設定を行う場合は、次のいずれかのインタフェース を使用できます。 • シリアルコンソール、Telnet、SSH、Dell CMC コンソールなどのコマンドラインインタフェース(CLI) 。 • リモート RACADM • CMC ウェブインタフェース • LCD パネルインタフェース CMC では、IPv4 と IPv6 の両方のアドレス指定モードがサポート
クイックセットアップを使用した CMC の設定(DHCP) LCD パネルインタフェースを使用してネットワークを設定するには、次の手順に従います。 1. ネットワーク設定 パネルから クイックセットアップ (DHCP)を選択します。パネルに次のメッセージ が表示されます。 About to get DHCP addresses. Ensure CMC network cable is connected. 2. 中央のボタンを押して同意ボタンをハイライト表示します。中央のボタンを再度押して設定を確定す る、または戻る矢印に移動して中央のボタンを押し、前に戻って設定を変更します。 詳細セットアップを使用した CMC の設定 1. ネットワーク設定 パネルで 詳細セットアップ を選択した場合、CMC を設定することを確認する次のメ ッセージが表示されます。 Configure CMC? 2.
ク、およびゲートウェイ)を取得します。CMC には、ネットワーク上で割り振られた固有の IP アドレ スが割り当てられます。DHCP を選択する場合は、中央のボタンを押してから中央のボタンを再度押し ます。iDRAC の設定 パネルが表示されます。この作業後半の手順 12 に進みます。 9. 静的 を選択した場合は、LCD パネルの指示にしたがって IP アドレス、ゲートウェイ、およびサブネッ トマスクを入力します。 入力した IP 情報が表示されます。中央のボタンを押し、再度中央のボタンを押します。CMC 設定 画面 に、入力した 静的 IP アドレス、サブネットマスク、および ゲートウェイ の設定が表示されます。設定 に誤りがないことを確認します。設定を修正するには、適切なボタンを押します。中央のボタンを押 し、再び中央のボタンを押します。DNS を登録しますか? パネルが表示されます。 10.
c. d. e. サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。 ネットワーク概要 画面に、入力した 静的 IP アドレス、サブネッ トマスク、および ゲートウェイ の設定が表示されます。設定に誤 りがないことを確認します。設定を修正するには、適切なボタン を押してから、中央のボタンを押します。 入力した設定が正確であることを確認したら、手順 10 に進みま す。 IPMI オーバー LAN パネルが表示されます。 14. IPMI オーバー LAN パネルから、有効化 または 無効化 を選択して、IPMI オーバー LAN を有効または無 効にします。中央のボタンを押して続行します。 15. iDRAC 設定 パネルに、次のメッセージが表示されます。 Apply settings to installed servers? 取り付けられたサーバーにすべての iDRAC ネットワーク設定を適用するには、チェックアイコンを選 択してから中央のボタンを押します。適用しない場合は、 「X」アイコンを選択して中央のボタンを押し ます。 16.
表 4. CMC インタフェース インタフェース 説明 ウェブインタフェース グラフィカルユーザーインタフェースを使って CMC へのリモートアクセ スを提供します。ウェブインタフェースは CMC のファームウェア内蔵 で、管理ステーションにある対応ウェブブラウザから NIC インタフェース を介してアクセスします。 対応するウェブブラウザのリストは、デルサポートサイト dell.
インタフェース 説明 (Windows)や OpenWSMAN クライアント(Linux)などの WS-MAN ク ライアントを使用する必要があります。WS-MAN インタフェースのスク リプトには Power Shell および Python を使用することもできます。 WSMAN は、システム管理用に使用される SOAP(Simple Object Access Protocol)ベースのプロトコルです。CMC は、Distributed Management Task Force(DMTF)の Common Information Model(CIM)ベースの管 理情報の伝達に WS-Management を使用します。CIM 情報は、管理下シ ステムで変更できるセマンティックタイプや情報タイプを定義します。 CMC WS-MAN の実装は、トランスポートセキュリティに対してポート 443 の SSL を使用し、基本認証をサポートしています。WS-Management で使用できるデータは、DMTF プロファイルおよび拡張プロファイルにマ ップされている、CMC 計装インタフェースによって提供されます
シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 ネットワーク上のシャーシを識別するために、データセンターでのシャーシの物理的な場所とシャーシ名(デ フォルト名は Dell Rack System)を設定できます。たとえば、シャーシ名での SNMP クエリで、設定した名 前が返されます。 ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの場所およびシャーシ名を設定するには、次の手順を実行し ます。 1. 左ペインで、シャーシ概要 に移動し、セットアップ をクリックします。 2. 一般シャーシ設定 ページで、場所のプロパティとシャーシ名を入力します。シャーシプロパティの設定 の詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: シャーシの場所 フィールドはオプションです。データセンター、通路、ラック、および ラッ クスロット フィールドを使用して、シャーシの物理的な場所を示すことを推奨します。 3.
シャーシ上のコンポーネントを識別するための LED の設定 シャーシ上のコンポーネントを識別できるようにするために、コンポーネント(シャーシ、サーバー、物理 ディスクドライブ、仮想ディスク、および I/O モジュール)の LED の点灯を有効化することができます。 メモ: これらの設定を変更するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した LED 点滅の設定 1 つ、複数、またはすべてのコンポーネント LED を点滅させるには、次の手順を実行します。 • 左ペインで、次のいずれかのページに移動します。 – シャーシ概要 → トラブルシューティング。 – シャーシ概要 → シャーシコントローラ → トラブルシューティング。 – シャーシ概要 → サーバー概要 → トラブルシューティング。 メモ: このページではサーバーのみを選択できます。 – シャーシ概要 → I/O モジュール概要 → トラブルシューティング 。 – ストレージ → トラブルシューティング。 メモ: このページでは、物理ディスクドライブおよび仮想ディスクのみを選択できます。 コンポーネント
CMC ウェブインタフェースを使用した iDRAC 起動方法の設 定 シャーシの一般設定 ページから iDRAC 起動方法を設定するには、次の手順を実行します。 1. 左側のペインで、シャーシ概要 → セットアップ をクリックします。 シャーシの一般設定 ページが表示されます。 2. iDRAC 起動方法 プロパティのドロップダウンメニューで、 IP アドレス または DNS を選択します。 3. 適用 をクリックします。 メモ: DNS ベースの起動は、以下の場合のみ、特定の iDRAC に使われます。 • シャーシ設定が DNS である。 • 特定の iDRAC が DNS 名で設定されていることを CMC が検出した。 RACADM を使用した iDRAC 起動方法の設定 RACADM を使用して CMC ファームウェアをアップデートするには、 cfgRacTuneIdracDNSLaunchEnable サブコマンドを使用します。詳細については、 dell.
RACADM を使用したログインロックアウトポリシー属性の 設定 RACADM を指定して、以下の機能にログインロックアウトポリシー属性を設定することができます。 • ユーザーブロック • IP アドレスブロック • 許容されるログイン試行回数 • ロックアウト失敗回数が生じる期間 • ロックアウトペナルティ時間 • ユーザーブロック機能を有効化するには、以下を使用します。 racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneUserBlkEnable <0|1> • IP ブロック機能を有効化するには、以下を使用します。 racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIPBlkEnable <0|1> • ログイン試行回数を指定するには、以下を使用します。 racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkFailCount • ロックアウト失敗回数が生じる必要がある期間を指定するには、以下を使用します。 racadm config –g cfgRacTu
メモ: CMC フェールオーバーが発生すると、すべての iDRAC 接続およびすべてのアクティブな CMC セッションがログオフされます。セッションからログオフしたユーザーは、新しいアクティブ CMC に再接続する必要があります。 スタンバイ CMC について スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同一で、そのミラーとして維持されています。アクティブ CMC とス タンバイ CMC には共に同じファームウェアリビジョンがインストールされている必要があります。ファー ムウェアリビジョンが異なる場合、「冗長性劣化」として報告されます。 スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同じ設定とプロパティを引き継ぎます。両方の CMC のファームウ ェアリビジョンは同じである必要がありますが、スタンバイ CMC に設定を全く同じにする必要はありませ ん。 メモ: CMC の取り付けについては、『VRTX オーナーズマニュアル』を参照してください。スタンバイ CMC への CMC ファームウェアのインストール手順については、 「ファームウェアのアップデート」を 参照してください。 CMC フェイルセーフモード
いる状態で AC 電源を入れると、CMC シャーシスロット 1 に取り付けられている CMC が通常アクティブ CMC の役割を担います。アクティブ CMC は青色 LED で示されます。 既に電源が入っているシャーシに 2 台の CMC を挿入する場合、自動アクティブまたはスタンバイネゴシエ ーションに最大 2 分間かかることがあります。通常のシャーシの動作は、ネゴシエーション完了時に再開さ れます。 冗長 CMC の正常性状態の取得 ウェブインタフェースでスタンバイ CMC の正常性状態を表示できます。ウェブインタフェースでの CMC の正常性状態へのアクセスについての詳細は、 「シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネントの正常性状 態の監視」を参照してください。 前面パネルの設定 次を設定することができます。 • 電源ボタン • LCD • DVD ドライブ 電源ボタンの設定 シャーシの電源ボタンを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 前面パネル → セットアップ をクリックします。 2.
KVM を使用したサーバーへのアクセス サーバーを KVM にマップし、KVM インタフェースを介したサーバーリモートコンソールへのアクセスを有 効化するには、CMC ウェブインタフェース、RACADM、または LCD インタフェースを使用できます。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーの KVM へのマッピング KVM コンソールがシャーシに接続されていることを確認してください。 KVM にサーバーをマップするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 前面パネル → セットアップ をクリックします。 2.
CMC へのログイン 3 CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてロ グインできます。デフォルトのユーザー名とパスワードは、それぞれ root および calvin です。シングル サインオンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます。 CMC ウェブインタフェースへのアクセス ウェブインタフェースを使用して CMC にログインする前に、サポートされているウェブブラウザ(Internet Explorer または Firefox)が設定されており、必要な権限を持つユーザーアカウントが作成されていることを 確認してください。 メモ: Microsoft Internet Explorer を使用しており、プロキシで接続して、エラーメッセージ The XML page cannot be displayed が表示された場合、続行するためにはプロキシを無効にする必要があ ります。 CMC ウェブインタフェースにアクセスするには、次の手順を実行します。 1.
メモ: • • セキュリティ強化のために、初期設定時に、ルートアカウントのデフォルトパスワードを変更する ことを強く推奨します。 証明書検証が有効になっているときは、システムの FQDN を指定する必要があります。証明書検証 が有効で、ドメインコントローラに IP アドレスが指定されていると、ログインに失敗します。 CMC では、ß、å、é、ü などの拡張 ASCII 文字、および主に英語以外の言語で使用されるその他の文字がサ ポートされていません。 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインするには、次の手順を 実行します。 1. ユーザー名 フィールドにユーザー名を入力します。 • CMC ユーザー名: <ユーザー名> • Active Directory ユーザー名:<ドメイン>\<ユーザー名>、<ドメイン>/<ユーザー名> または <ユーザ ー>@<ドメイン> • LDAP ユーザー名: <ユーザー名> メモ: このフィールドでは大文字と小文字が区別されます。 2.
• DNS サーバーを設定します。 • Active Directory ログインを有効にします。 • スマートカードログインを有効にします。 スマートカードを使用して CMC に Active Directory ユーザーとしてログインするには、次の手順を実行し ます。 1. 次のリンクを使用して CMC にログインします。 https:// スマートカードの挿入を求める CMC ログイン ページが表示されます。 メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、: を使って CMC ウェブページにアクセスします。ここで、cmcname は CMC の CMC ホスト名、domain-name はドメイン名、port number は HTTPS のポート番号をそ れぞれ表します。 2. スマートカードを挿入し、ログイン をクリックします。 PIN ダイアログボックスが表示されます。 3.
CMC は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインしたときにブラウザによってキャッシュ された Kerberos 資格情報でユーザーをログインします。ログインに失敗すると、ブラウザは通常の CMC ログインページにリダイレクトされます。 メモ: Active Directory ドメインにログインしておらず、Internet Explorer 以外のブラウザを使用し ている場合、ログインに失敗し、ブラウザには空白ページのみが表示されます。 シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン シリアル、Telnet、または SSH 接続を介して CMC にログインできます。 管理ステーションのターミナルエミュレータソフトウェアおよび管理下ノード BIOS を設定した後、次のタ スクを実行して CMC にログインします。 1. 管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアを使って、CMC に接続します。 2.
SSH 経由で CMC にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認します。この機能を 使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 たとえば、次のとおりです。 • ログイン:ssh service@ または ssh service@。ここで、IP アドレスは CMC IP アドレスです。 • RACADM コマンドの送信: ssh service@ racadm getversion および ssh service@ racadm getsel サービスアカウントを使用してログインする際、公開キーまたは秘密キーのペアを作成するときにパスフレ ーズを設定した場合には、そのパスフレーズの再入力を求められる可能性があります。パスフレーズがキー と共に使用される場合は、Windows および Linux を実行しているクライアントシステムによって、その方法 を自動化するメソッドが提供されます。Windows を実行するクライアントシステムでは、Pageant アプリケ ーションを使用できます。このアプリケ
メモ: CMC ログイン ページで 今後この警告を表示しない オプションが選択されている場合、CMC ロ グメッセージが生成されます。 ウェブインタフェースを使用したデフォルトログインパスワードの変更 CMC ウェブインタフェースにログインするときに、デフォルトパスワード警告 ページが表示された場合、 パスワードを変更できます。これを行うには、次の手順を実行します。 1. デフォルトパスワードの変更 オプションを選択します。 2. 新しいパスワード フィールドに、新しいパスワードを入力します。 パスワードの最大文字数は 20 文字です。文字はマスクされます。次の文字がサポートされています。 • 0~9 • A~Z • a~z • 特殊文字:+、&、?、>、-、}、|、.、!、(、'、,、_、[、"、@、#、)、*、;、$、]、/、§、%、=、<、:、{、 I、\ 3. パスワードの確認 フィールドに、もう一度パスワードを入力します。 4.
または、この機能が有効になっていて、今後のログイン操作で警告メッセージを表示したくない場合は、 デフォルトパスワード警告 ページで、今後この警告を表示しない オプションを選択し、適用 をクリッ クします。 RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセ ージの有効化または無効化 RACADM を使用してデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージを有効化するには、 racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneDefCredentialWarningEnable<0> or <1> オブジェクトを使用します。詳細については、dell.
4 ファームウェアのアップデート 以下のファームウェアをアップデートできます。 • CMC - アクティブとスタンバイ • シャーシインフラストラクチャ • I/O モジュール • iDRAC • PERC • エキスパンダおよび HDD 以下のサーバーコンポーネントのファームウェアをアップデートできます。 • iDRAC • BIOS • Lifecycle Controller • 32 ビット診断 • オペレーティングシステムドライバパック • ネットワークインタフェースコントローラ • RAID コントローラ CMC ファームウェアのダウンロード ファームウェアのアップデートを開始する前に、デルサポートサイト support.dell.com から最新のファーム ウェアバージョンをダウンロードし、ローカルシステムに保存します。 VRTX シャーシファームウェアのアップデート中は、次の順序でシャーシコンポーネントのファームウェア バージョンをアップデートすることをお勧めします。 1. ブレードコンポーネントファームウェア 2.
現在インストールされているファームウェアのバージョンの 表示 CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、現在インストールされているファームウェアのバ ージョンを表示できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した現在インストールされているファームウ ェアバージョンの表示 現在インストールされているファームウェアバージョンを表示するには、CMC ウェブインタフェースで次の いずれかのページに移動します。 • シャーシ概要 → アップデート • シャーシ概要 → シャーシコントローラ → アップデート • シャーシ概要 → サーバー概要 → サーバーコンポーネントアップデート • シャーシ概要 → I/O モジュール概要 → アップデート • シャーシ概要 → ストレージ → ストレージコンポーネントアップデート ファームウェアアップデート ページに、リストされた各コンポーネントに対するファームウェアの現行バー ジョンが表示され、ファームウェアを最新バージョンにアップデートすることを可能にします。 シャーシに iDRAC がリカバリモードにある前世代のサーバーが存在する
シャーシに冗長 CMC を取り付けた場合、両方の CMC を一度の操作で同時に同じファームウェアバージョ ンにアップデートすることをお勧めします。ファームウェアのバージョンが異なるときにフェールオーバー が発生した場合、不測の結果が生じることがあります。 メモ: • 1600W 電源装置搭載のシャーシでは、CMC ファームウェアを 2.0 を除く以前のバージョンにアッ プデートすることはできません。 • CMC ファームウェアのアップデートまたはロールバックは、ファームウェアバージョン 1.2、1.25、 1.3、1.31、1.35、1.36、2.
ウェブインタフェースを使用した CMC ファームウェアのアップデート メモ: CMC ファームウェアをアップデートする前に、シャーシをオンになっていても、シャーシ内のサ ーバーはすべてオフになっていることを確認してください。 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行しま す。 1. 左ペインで、次のいずれかのページに移動します。 • シャーシ概要 → アップデート • シャーシ概要 → シャーシコントローラ → アップデート 2. ファームウェアアップデート ページの CMC ファームウェア セクションで、アップデートする CMC(ス タンバイ CMC が存在する場合は複数になります)の ターゲットのアップデート 列で必要なコンポーネ ントを選択します。その後、CMC アップデートを適用 をクリックします。 3.
メモ: シャーシインフラストラクチャファームウェアをアップデートする場合は、シャーシの電源がオ ンで、サーバーの電源がオフになっていることを確認してください。 CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインフラストラクチャファーム ウェアのアップデート 1. 次のいずれかのページに移動します。 • シャーシ概要 → アップデート。 • シャーシ概要 → シャーシコントローラ → アップデート。 2. ファームウェアアップデート ページの シャーシインフラストラクチャファームウェア セクションにあ る ターゲットのアップデート 列でオプションを選択し、シャーシインフラストラクチャファームウェア の適用 をクリックします。 3. ファームウェアアップデート ページで 参照 をクリックし、適切なシャーシインフラストラクチャファ ームウェアを選択します。 4.
ウェブインタフェースを使用したサーバー iDRAC ファームウェアのアップデー ト サーバーの iDRAC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 • シャーシ概要 → アップデート。 • シャーシ概要 → シャーシコントローラ → アップデート。 • シャーシ概要 → I/O モジュールの概要 → アップデート。 ファームウェアのアップデート ページが表示されます。 メモ: サーバー iDRAC ファームウェアは、シャーシ概要 → サーバー概要 → アップデート を使用してア ップデートすることもできます。詳細については、「サーバーコンポーネントファームウェアのア ップデート」を参照してください。 2.
Lifecycle Controller は、iDRAC7 以降のサーバーに対してモジュールアップデートサポートを提供します。 メモ: Lifecycle Controller ベースのアップデート機能を使用する前に、サーバーファームウェアのバー ジョンをアップデートする必要があります。また、サーバーコンポーネントファームウェアモジュール をアップデートする前に、CMC ファームウェアをアップデートする必要もあります。 メモ: コンポーネントのファームウェアをアップデートするには、サーバーに対して CSIOR が有効化さ れている必要があります。以下のサーバーで CSIOR を有効にするには、次の手順を実行します。 • 第 12 世代サーバー以降 — サーバーを再起動した後、F2 セットアップから、iDRAC 設定 → Lifecycle Controller を選択して CSIOR を有効にし、変更を保存します。 • 第 13 世代サーバー — サーバーを再起動した後、プロンプトが表示されたら、F10 キーを押して Lifecycle Controller にアクセスします。ハードウェア構成 → ハー
メモ: シングルクリックですべてのブレードをアップデートする方法には、次の利点があります。 • 最小のクリック数で、すべてのブレードサーバーのすべてのコンポーネントをアップデートするこ とが可能。 • すべてのアップデートがひとつのディレクトリにパッケージ化されているため、各コンポーネント のファームウェアの個別アップロードが不要。 • サーバーコンポーネントをアップデートするためのより短時間かつ一貫的な方法。 • サーバーコンポーネントの必要なアップデートバージョンで標準イメージを維持することができ、 一回の操作で複数のサーバーをアップデートするために使用することが可能。 • Dell Server Update Utility(SUU)ダウンロード DVD からアップデートのディレクトリをコピー、 または Dell Repository Manager(DRM)に必要なアップデートバージョンを作成してカスタマイ ズすることができます。このディレクトリの作成には最新版の Dell Repository Manager は不要で すが、Dell Repository Manager バージョ
サーバーコンポーネントのアップデート順序 個々のコンポーネントのアップデートを行う場合は、次の順序に従って、サーバーコンポーネントのファー ムウェアバージョンをアップデートする必要があります。 • iDRAC • Lifecycle Controller • 診断(オプション) • OS ドライバパック(オプション) • BIOS • NIC • RAID • その他のコンポーネント メモ: すべてのサーバーコンポーネントのファームウェアバージョンを 1 度にアップデートする場合 は、アップデート手順は Lifecycle Controller で処理されます。 Lifecycle Controller の有効化 サーバーへの電源投入時に次の操作を実行することによって Lifecycle Controller サービスを有効化するこ とができます。 • iDRAC サーバーの場合、起動コンソールで セットアップユーティリティ にアクセスするには、 キ ーを押します。 • セットアップユーティリティメインメニュー ページで iDRAC 設定 → Lifecycle
CMC ウェブインタフェースを使用した、サーバーコンポーネントファームウェア のアップデートタイプの選択 サーバーコンポーネントのアップデートのタイプを選択するには、次のようにします。 1. システムツリーで、サーバーの概要 へ移動し、 アップデート → サーバーコンポーネントのアップデー ト をクリックします。 サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアアップデートのためのコンポーネントの フィルタ デバイスをフィルタするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで サーバー概要 に移動し、アップデート をクリックします。 2.
ファームウェアインベントリの表示 シャーシ内に現在存在するすべてのサーバーについて、すべてのコンポーネントおよびデバイスのファーム ウェアバージョンの概要の他それらの状態を表示することができます。 メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアインベントリの表示 ファームウェアインベントリを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。 2.
表 6.
メモ: Dell Repository Manager アプリケーションは、シャーシ内で使用可能なすべてのブレードに 対するアップデートのリポジトリを作成するために、Inventory.xml ファイルを入力として使用し ます。このリポジトリは、後ほどネットワーク共有にエクスポートすることができます。ネットワ ーク共有からアップデート モードのファームウェアアップデートは、すべてのサーバーのコンポ ーネントのアップデートにこのネットワーク共有を使用します。個々のサーバーで CSIOR を有効 にし、シャーシハードウェアおよびソフトウェア設定への変更が行われるたびにシャーシインベン トリレポートを保存する必要があります。 CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の 設定 ネットワーク共有の場所または資格情報を設定または編集するには、次のようにします。 1. CMC ウェブインタフェースのシステムツリーで サーバー概要 に移動し、ネットワーク共有 をクリック します。 2.
• ロールバック • アップデート • ジョブの削除 一度に実行できる操作は 1 種類のみです。サポートされていないコンポーネントとデバイスがインベントリ の一部としてリストされる可能性がありますが、Lifecycle Controller 操作を許可しないでください。 Lifecycle Controller 操作を実行するには、以下が必要です。 • CMC:サーバー管理者権限。 • iDRAC:iDRAC の設定 権限および iDRAC へのログイン権限。 サーバーでスケジュールされた Lifecycle Controller 操作は、完了に 10~15 分かかる場合があります。この プロセスでは、ファームウェアのインストールが実行されるサーバーの再起動が数回行われ、これにはファ ームウェアの検証ステージも含まれます。この処理の進行状況を、サーバーコンソールで表示することがで きます。サーバー上にアップデートの必要があるコンポーネントまたはデバイスが複数ある場合、すべての アップデートを 1 つの操作に統合してスケジュールすることにより、再起動の必要回数を最小限に減らすこ とができます
サーバーコンポーネントファームウェアのロールバック 1 つまたは複数のサーバー上の、選択されたコンポーネントまたはデバイスに以前インストールされたファ ームウェアの、ファームウェアイメージをインストールすることができます。ファームウェアイメージは、 ロールバック 操作のために Lifecycle Controller 内で使用可能です。これら機能の可用性は、Lifecycle Controller のバージョン互換性ロジックによって異なります。Lifecycle Controller はまた、以前のバージョ ンのアップデートが Lifecycle Controller によって行われたものとみなします。 メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェア のロールバック サーバーコンポーネントファームウェアバージョンを以前のバージョンにロールバックするには、次の手順 を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要→ アップデート をクリックします。 2.
ェアアップデートファイルの合計サイズが 48 M を超えることがあります。このような場合には、それらの コンポーネントアップデートのうちの 1 つのアップデートが、アップデートファイルの切り捨てによって失 敗します。1 つのサーバー上で複数のコンポーネントをアップデートするには、最初に Lifecycle Controller および 32 ビット診断のコンポーネントをまとめてアップデートすることをお勧めします。これにはサーバ ーの再起動が不要で、比較的短時間で完了します。その後、その他のコンポーネントをまとめてアップデー トすることができます。 すべての Lifecycle Controller アップデートは、即時に実行するようにスケジュールされます。ただし、シス テムサービスにより、これらの実行が遅延されることもあります。そのような状況では、CMC にホストされ ているリモート共有が実行時に利用不可となり、その結果アップデートが失敗します。 CMC ウェブインタフェースを使用した、ファイルからのサーバーコンポーネント ファームウェアのアップグレード ファイルからアップデート モードを使用して、サーバー
• 次回の再起動時 - サーバーの再起動は後で手動で行います。ファームウェアのアップデートは、次回 の再起動時に適用されます。 メモ: この手順は、Lifecycle Controller および 32 ビット診断のファームウェアアップデートでは 無効となります。これらのデバイスでは、サーバーの再起動は必要ありません。 7.
3. ネットワーク共有が接続されていない場合は、シャーシのネットワーク共有を設定します。ネットワー ク共有の詳細を設定または編集するには、ネットワーク共有プロパティテーブルで 編集 をクリックしま す。詳細については、「CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の設定」を参照してく ださい。 4. コンポーネントとファームウェア詳細を含むシャーシインベントリファイルをエクスポートするには、 インベントリレポートの保存 をクリックします。 Inventory.xml ファイルは外部システムに保存されます。Dell Repository Manager は inventory.xml フ ァイルを使用して、カスタマイズされたアップデートのバンドルを作成します。このリポジトリは、 CMC によって設定された CIFS または NFS 共有に保存されます。Dell Repository Manager を使用した リポジトリの作成の詳細については、dell.com/support/manuals で利用できる『Dell Repository Manager Data Center バージョン 1.
ウェブインタフェースを使用したスケジュール済みサーバーコンポーネントファ ームウェアジョブの削除 スケジュール済みサーバーコンポーネントファームウェアジョブを削除するには: 1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページで、コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オ プション)。 3. ジョブステータス 列でチェックボックスがジョブステータスの横に表示されている場合は、Lifecycle Controller ジョブが進行中で、現在の表示されている状態であることを意味します。そのジョブは、ジ ョブ削除操作の対象として選択できます。 4. ジョブの削除 をクリックします。選択されたコンポーネントまたはデバイスに対するジョブが削除さ れます。 CMC ウェブインタフェースを使用したストレージコンポー ネントのアップデート 必要なストレージコンポーネントの DUP がダウンロードされていることを確認してください。 ストレージコンポーネントをアップデートするには、次の手順を実行します。 1.
早い世代のサーバーでは、新しい iDRAC ファームウェアアップデート処理を使用して破損したファームウェ アを回復することができます。CMC が iDRAC ファームウェアの破損を検知すると、ファームウェアアップ デート ページにそのサーバーがリストされます。 「サーバー iDRAC ファームウェアのアップデート」に記載 されているタスクを完了してください。 74
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポー ネントの正常性状態の監視 次に関する情報の表示と正常性の監視を行うことができます。 • アクティブとスタンバイの CMC • すべてのサーバーと個々のサーバー • IO モジュール • ファン • 電源装置ユニット(PSU) • 温度センサー • ハードディスクドライブ • LCD アセンブリ • ストレージコントローラ • PCIe デバイス シャーシとコンポーネント概要の表示 CMC ウェブインタフェースにログインすると、シャーシ正常性 ページにシャーシの正常性とそのコンポー ネントが表示されます。そこでは、シャーシとそのコンポーネントがグラフィカルに表示されます。表示は 動的にアップデートされ、現在の状況を反映するようにコンポーネントのサブグラフィックオーバーレイお よびテキストヒントも自動的に変更されます。 シャーシの正常性を表示するには、シャーシ概要 をクリックします。システムがシャーシ、アクティブとス タンバイの CMC、サーバーモジュール、IO モジュール(IOM)、ファン、送風装置、電源装置ユニット 75
(PSU)、LCD アセンブリ、ストレージコントローラ、および PCIe デバイスの総合的な正常性ステータスを 表示します。各コンポーネントをクリックすると、そのコンポーネントの詳細情報が表示されます。さらに、 CMC ハードウェアログ内の最新のイベントも表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照し てください。 お使いのシャーシがグループリードとして設定されている場合は、ログイン後に グループ正常性 ページが表 示されます。これにはシャーシレベルの情報とアラートが表示され、すべてのアクティブ、重要、および非 重要アラートが表示されます。 シャーシの図解 シャーシは正面図と背面図で示されています(それぞれ上のイメージと下のイメージ)。サーバー、DVD、 HDD、KVM、および LCD は前面図、残りのコンポーネントは背面図で示されています。コンポーネントを 選択すると青色で表示され、必要なコンポーネントイメージをクリックすることで制御されます。シャーシ にコンポーネントが存在する場合、そのコンポーネントタイプのアイコンが、図中のコンポーネントが取り 付けられている場所(スロット)に表示されます。
アイコン 説明 サーバーは存在しません。 選択したコンポーネントの情報 選択したコンポーネントの情報は、次の 3 つの独立した項で表示されます。 • 正常性、パフォーマンスおよびプロパティ — ハードウェアログによって表示されているアクティブ、重 要、非重要イベント、および時間によって変化するパフォーマンスデータが表示されます。 • プロパティ — 時間によって変化しない、またはほとんど変化しないコンポーネントのプロパティが表示 されます。 • クイックリンク — 最も頻繁にアクセスするページと最も頻繁に実行される操作へ移動できるリンクが提 供されます。選択したコンポーネントに適用されるリンクのみが、この項に表示されます。 次の表は、ウェブインタフェースの シャーシの正常性 ページに表示されるコンポーネントプロパティと情報 のリストです。 コンポーネント 正常性とパフォーマンスプ ロパティ プロパティ クイックリンク LCD アセンブ リ フロントパネル設定 • LCD の正常性 • シャーシの電源ボタン • シャーシの正常性 • コントロールパネル LCD のロック
メモ: サーバーの電 源オフと正常なシ ャットダウンのた めのクイックリン クは、サーバーの電 源状態がオンの場 合にのみ表示され ます。サーバーの 電源状態がオフの 場合は、サーバーの 電源オンに対する クイックリンクが 表示されます。 KVM スロット DVD スロット 正常性 • KVM のマッピング • スロット 1:前面パネル USB/ ビデオ有効 • スロット 2:前面パネル USB/ ビデオ有効 • スロット 3:前面パネル USB/ ビデオ有効 • スロット 4:前面パネル USB/ ビデオ有効 • 正常性 • マップされた DVD • 電源状況 • SLOT 1:DVD 有効 • SLOT 2:DVD 有効 ディスクスロッ • ト • PCIe デバイス 78 前面パネル設定 • SLOT 3:DVD 有効 • SLOT 4:DVD 有効 正常性 • モデル • 物理ディスクの状態 状況 • シリアルナンバー • • 電源状態 物理ディスクのセットア ップ この物理ディスクのコン トローラを表示 • ファ
ファン 送風装置 SPERC スロッ ト IOM スロット • 電源状態 • 速度 • 警告しきい値 • ファンの状態 • PWM(最大に対する割 合) • 重要しきい値 • ファン設定 • ファンオフセット • 速度 • 警告しきい値 • ファンの状態 • PWM(最大に対する割 合) • 重要しきい値 • ファン設定 • 拡張冷却モード • 取り付け済み • モデル • コントローラの状態 • 割り当て済み • サーバースロットのマッ • ピング • ベンダ ID • デバイス ID • スロットタイプ • 割り当て済み電力 • ファブリック • 電源状態 • 電源状況 • モデル • 役割 • サービスタグ コントローラ設定 IOM 状態 IOM GUI の起動 サーバーモデル名とサービスタグの表示 各サーバーのモデル名とサービスタグは、次の手順で簡単に表示することができます。 1.
シャーシコントローラ状態 ページが表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してく ださい。 すべてのサーバーの情報および正常性状態の表示 すべてのサーバーの正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 • シャーシ概要 をクリックします。シャーシ正常性 ページに、シャーシに取り付けられているすべてのサ ーバーの概要がグラフィック表示されます。サーバーの正常性状態は、サーバーサブグラフィックのオー バーレイによって示されます。シャーシ正常性の詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してくだ さい。 • シャーシ概要 → サーバー概要 をクリックします。サーバー状態 ページに、シャーシ内のサーバーの概要 が示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 個々のサーバーの正常性状態と情報の表示 個々のサーバーの正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1.
ファンの情報と正常性状態の表示 CMC は、システムイベントに基づいてファン速度を増減することにより、シャーシのファン速度を制御しま す。ファンは、低、中、高といった 3 つのモードで稼働することができます。ファンの設定の詳細について は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 RACADM コマンドを使用してファンのプロパティを設定するには、CLI インタフェースで次のコマンドを入 力します。 racadm fanoffset [-s ] メモ: CMC はシャーシ内の温度センサーを監視し、必要に応じてファン速度を自動調整します。ただ し、racadm fanoffset コマンドによって、最小ファン速度を維持するように上書きすることができま す。このコマンドを使用して上書きすると、CMC は、シャーシにその速度でファンを動作させる必要 がなくても、常に選択された速度でファンを稼働させます。 RACADM コマンドの詳細については、dell.
PCIe カードを使用するときに使用します。ファンオフセット機能には、オフ、低、中、高のオプションがあ ります。これらの設定は、それぞれ最大速度の 20%、50%、および 100% のファン速度オフセット(上昇) に対応します。また、オプションごとに最小速度設定もあり、低は 35%、中は 65%、および高は 100% とな ります。 たとえば、中のファンオフセット設定を使用すると、ファン 1~6 の速度が最大速度の 50% 上昇します。こ の上昇は、取り付けられているハードウェア構成に基づいた冷却のためにシステムによってすでに設定され ている速度を上回ります。 ファンオフセットオプションのいずれかを有効にすると、電力消費が増加します。システム音は低オフセッ トで大きく、中オフセットでさらに大きく、高オフセットで著しく大きくなります。ファンオフセットオプ ションを無効にすると、ファン速度は、取り付けられたハードウェア構成のシステム冷却に必要なデフォル ト速度まで低下します。 オフセット機能を設定するには、シャーシ概要 → ファン → セットアップ と移動します。詳細ファン設定 ペ ージの ファン設定 表で、ファ
前面パネルプロパティの表示 前面パネルプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 前面パネル をクリックします。 2. プロパティ ページでは、次の項目を表示できます。 • 電源ボタンのプロパティ • LCD のプロパティ • KVM のプロパティ • DVD ドライブのプロパティ KVM の情報および正常性状態の表示 シャーシに関連した KVM の正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1. シャーシ概要 をクリックします。 シャーシ正常性 ページが表示されます。左ペインに、シャーシの正面図と、KVM の正常性状態が表示さ れます。KVM の正常性状態は、KVM サブグラフィックのレイオーバーで示されます。ポインタを KVM サブグラフィック上に移動すると、対応するテキストヒントまたは画面ヒントが表示されます。テキス トヒントは KVM に関する追加情報を提供します。KVM サブグラフィックをクリックすると、KVM 情報 が右ペインに表示されます。 2.
温度センサー状態 ページには、シャーシ全体(シャーシおよびサーバー)の温度プローブの状態と読み 取り値が表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: 温度プローブの値を編集することはできません。しきい値を超える変化にはアラートが生成 され、ファン速度が変化します。たとえば、CMC 環境温度プローブがしきい値を超えると、シャ ーシ内のファンの速度が上昇します。 ストレージコンポーネントのストレージ容量と状態の表示 ストレージコンポーネントの容量およびフォールトトレランス状態を表示するには、次のいずれかを実行し ます。 1.
CMC の設定 6 Chassis Management Controller は、リモート管理タスクを実行するためのプロパティの設定、ユーザーの セットアップ、およびアラートの設定を可能にします。 CMC の設定を始める前に、まず CMC ネットワーク設定を指定し、CMC がリモート管理できるようにする 必要があります。この初期設定によって、CMC へのアクセスを可能にするための TCP/IP ネットワークパラ メータが割り当てられます。詳細については、「CMC への初期アクセスのセットアップ」を参照してくださ い。 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC を設定できます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユー ザーとしてログインする必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもでき ます。 CMC のセットアップおよび基本的な設定の終了後、以下を実行できます。 • 必要に応じてネットワーク設定を変更。 • CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 • LCD ディス
シャーシ上にネットワークに接続されている CMC が 2 台(アクティブとスタンバイ)存在する場合、フェ ールオーバーが生じると、スタンバイ CMC がアクティブ CMC のネットワーク設定を自動的に引き継ぎま す。 IPv6 が起動時に有効化されると、3 つのルータ要請がその後 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークの スイッチがスパニングツリープロトコル(SPT)を実行している場合、外部スイッチポートが 13 秒以上ブロ ックされ、IPv6 ルータ要請が送信されます。このような場合、IPv6 ルータによってルータ広告が不要に送信 されるまで、IPv6 接続性が制限される期間が生じる場合があります。 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性がありま す。 メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変 更 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ネットワーク LAN 設定を表示および変更するには: 1.
CMC IPv6 アドレス指定を有効または無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 1 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 0 メモ: 次に注意してください。 • ネットワーク設定の変更から、その変更が適用されるまでには 30 秒の遅延があります。 • CMC IPv6 アドレス指定はデフォルトで無効になっています。 IPv4 では、CMC はデフォルトで DHCP サーバーから自動的に CMC IP アドレスを要求して取得します。こ の機能を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定できます。 IPv4 ネットワークで DHCP を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指 定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanN
DNS の静的 IP アドレスの設定 メモ: 静的 DNS IP アドレス設定は、DNS アドレス機能向けの DCHP が無効化されない限り、有効では ありません。 IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer1 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer2 DNS 設定のセットアップ(IPv4 と IPv6) • CMC 登録-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力
ここで、 は 10 または 100(デフォルト)です。 最大転送単位(MTU)の設定(IPv4 と IPv6) MTU プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズを設定できます。 MTU を設定するには、次を入力してください。 racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu ここで、 は 576~1500 の数値です(両方を含む。デフォルトは 1500) 。 メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効で、cfgNetTuningMtu の値がこれよりも 低い値に設定されている場合、CMC は 1280 の MTU を使用します。 CMC ネットワークおよびログインセキュリティ設定の実行 CMC における IP アドレスブロックおよびユーザーブロック機能によって、パスワード推測の試みによるセ キュリティ問題を防止することができます。この機能は、IP アドレス範囲と CMC にアクセスできるユーザ ーのブロックを可能にします。デフォルトで、CMC では I
RACADM を使用した IP 範囲属性の設定 RACADM を使用して、以下の CMC の IP 範囲属性を設定できます。 • IP 範囲チェック機能 • CMC アクセスからブロックする IP アドレスの範囲 • CMC アクセスからブロックする IP 範囲マスク IP フィルタは、受信ログインの IP アドレスを指定された IP アドレス範囲と比較します。受信 IP アドレスか らのログインは、以下の両方が一致したときのみ許可されます。 • cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および受信 IP アドレス • cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および cfgRacTuneIpRangeAddr で指定された IP アドレス メモ: • IP 範囲チェック機能を有効化するには、 cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeEnable <0/1> • CMC アクセスをブロックする IP アドレスの範囲を指定するには、cfgRacTuning グループで次のプロ パティを使用します
また、1つのコマンドで VLAN ID と VLAN 優先順位を指定できます。 racadm setniccfg -v たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -v 1 7 4. CMC VLAN を削除するには、外部シャーシ管理ネットワークの VLAN 機能を無効にします。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicVLanEnable 0 次のコマンドを使用しても、CMC VLAN を削除できます。 racadm setniccfg -v ウェブインタフェースを使用した CMC の仮想 LAN タグプロパティの設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC 用仮想 LAN(VLAN)を設定するには、次の手順を実行します。 1.
• ネットワーク設定またはネットワークセキュリティプロパティが CMC ウェブユーザーインタフェース または RACADM を介して変更された。 • ウェブサーバーポートの設定がウェブユーザーインタフェースまたは RACADM を介して変更された。 • CMC がリセットされた。 • 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 メモ: サービス設定を変更するには、シャーシ設定管理者権限が必要です。 リモート Syslog は、追加の CMC ログターゲットです。リモート Syslog を設定したら、CMC によって生成 される新しい各ログエントリが 、それぞれの送信先に転送されます。 メモ: 転送されるログエントリのネットワーク伝送は UDP であるため、ログエントリが確実に配信され るという保証もなければ、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィードバックが CMC に送られることもありません。 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC サービスを設定するには、次の手順を実行します。 1. 2.
たとえば、次のとおりです。 $ racadm getconfig -g cfgSessionManagement -m server-1 # cfgSsnMgtWebServerMaxSessions=N/A # cfgSsnMgtWebServerActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtWebServerTimeout=N/A # cfgSsnMgtSSHMaxSessions=N/A # cfgSsnMgtSSHActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtSSHTimeout=N/A # cfgSsnMgtTelnetMaxSessions=N/A # cfgSsnMgtTelnetActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtTelnetTimeout=N/A CMC 拡張ストレージカードの設定 拡張不揮発性ストレージとして使用するため、オプションのリムーバブルフラッシュメディアの設定を有効 化または修復することができます。CMC の機能のなかには、動作が拡張不揮発性ストレージに依存するもの もあります。 CMC ウェブインタフェースを使用してリムーバ
CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシグループをセットアップするには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、シャーシ管理者権限でログインします。 2. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 3. シャーシグループ ページの 役割 で、リーダー を選択します。グループ名を追加するフィールドが表示 されます。 4. グループ名 フィールドにグループの名前を入力して、適用 をクリックします。 メモ: ドメイン名に適用される規則と同じものが、グループ名にも適用されます。 シャーシグルーブが作成されると、GUI が自動的に シャーシグループ ページに切り替わります。左ペイ ンにグループ名とリードシャーシでグループが示され、未実装のメンバーシャーシが左ペインに表示さ れます。 シャーシグループへのメンバーの追加 シャーシグループの設定後、そのグループにメンバーを追加するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシにシャーシ管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3.
シャーシグループの無効化 リードシャーシからグループを解除するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、管理者権限でログインします。 2. 左ペインで、リードシャーシを選択します。 3. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 4.
リーダーシャーシプロパティのメンバーシャーシへの伝達 グループのリーダーシャーシからメンバーシャーシにプロパティを伝達することができます。リーダープロ パティとメンバーを同期化するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシに、管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 4. シャーシプロパティ伝達 セクションで、伝達タイプのいずれかを選択します。 • 変更時の伝達 — 選択したシャーシプロパティ設定の自動伝達には、このオプションを選択します。 プロパティの変更は、リーダーのプロパティが変更されるたびに、現在のグループメンバーすべてに 伝達されます。 • 5.
エクスポートされたデータ サーバーインベントリレポートには、シャーシグループリーダーの通常のポーリング(30 秒ごと)中に各シ ャーシグループメンバーによって最近返されたデータが含まれます。 最も正確なサーバーインベントリレポートを取得するには、以下の条件を満たしている必要があります。 • シャーシグループのリーダーシャーシとシャーシグループのすべてのメンバーシャーシが シャーシ電源 状況オン になっている。 • 関連シャーシ内のすべてのサーバーの電源がオンになっている。 関連シャーシとサーバーのインベントリデータは、シャーシグループの一部のメンバーシャーシが以下の場 合は、インベントリレポートに含まれない可能性があります。 • シャーシ電源状況オフ 状況 • 電源オフ メモ: シャーシの電源がオフの状態でサーバーを挿入した場合、シャーシの電源が再びオンになるま で、モデル番号はウェブインタフェースのどこにも表示されません。 次の表は、各サーバーについてレポートされる特定のデータフィールドとフィールドの特定の要件を示して います。 表 8.
データフィールド 例 メモ: メンバー上に VRTX CMC 1.0(以降)が存 在している必要があります。存在しなければ、 何も表示されません。 CPU 情報 Intel (R) Xeon (R) CPU E5502 @1.87GHzn メモ: メンバー上に VRTX CMC 1.0(以降)が存 在している必要があります。存在しなければ、 何も表示されません。 データフォーマット インベントリレポートは、Microsoft Excel などのさまざまなツールにインポートできるように、.CSV ファ イルフォーマットで生成されます。インベントリレポート .
シャーシグループファームウェアバージョン ページにグループ内のすべてのシャーシが表示されます。 2. シャーシの選択 セクションで、インベントリを表示したいメンバーシャーシを選択します。 ファームウェア表示フィルタ セクションに選択したシャーシのサーバーインベントリ、およびすべての サーバーコンポーネントのファームウェアバージョンが表示されます。 ウェブインタフェースを使用した選択されたサーバーコンポーネントのファーム ウェアバージョンの表示 CMC ウェブインタフェースを使用して選択されたサーバーコンポーネントのファームウェアバージョンを 表示するには、次の手順を実行します。 1. 左側のペイン グループ を選択します。プロパティ → ファームウェアバージョン をクリックします。 シャーシグループファームウェアバージョン ページにグループ内のすべてのシャーシが表示されます。 2. シャーシの選択 セクションで、インベントリを表示したいメンバーシャーシを選択します。 3. ファームウェア表示フィルタ セクションで コンポーネント を選択します。 4.
getconfig -f myfile.cfg サブコマンドは、アクティブ CMC の設定を要求し、myfile.cfg ファイ ルを生成します。必要に応じて、ファイル名の変更、または別の場所への保存を行うことができます。 getconfig コマンドを使用して、次の操作を実行できます。 • グループのすべての設定プロパティを表示する(グループ名とインデックスで指定)。 • ユーザーのすべての設定プロパティをユーザー名別に表示する。 config サブコマンドは、この情報をその他の CMC にロードします。サーバー管理者は config コマ ンドを使ってユーザーとパスワードのデータベースを同期します。 CMC 設定ファイルの作成 CMC 設定ファイル .cfg は、単純なテキストファイルを作成するために racadm config -f .cfg コマンドと共に使用されます。このコマンドを使うと、 (.ini ファイルに類似した)設定 ファイルを構築し、このファイルから CMC を設定することができます。 ファイル名は自由に指定できます。ここでは拡張子 .
ックス、およびその他のパラメータがすべて含まれていることを確認してください。オブジェクトとグル ープの完全なリストについては、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマ ンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 注意: racresetcfg サブコマンドを使用して、データベースと CMC ネットワークインタフェース 設定を元のデフォルト設定にリセットし、すべてのユーザーとユーザー設定を削除します。root ユ ーザーは使用可能ですが、その他のユーザー設定もデフォルト設定にリセットされます。 • racadm getconfig -f <ファイル名> .cfg と入力すると、このコマンドは現在の CMC 設定のため に .cfg ファイルを作成します。この設定ファイルは、固有の .
次のコマンドを使用して、手動でインデックスオブジェクトを削除する必要があります。 racadm config -g -o -i "" メモ: NULL 文字列(2 つの " 文字で示される)は、指定したグループの索引を削除するように CMC に命令します。 インデックス付きグループの内容を表示するには、次のコマンドを実行します。 • • racadm getconfig -g -i インデックス付きグループの場合、オブジェクトアンカーが [ ] ペアの後の最初のオブジェクトである必 要があります。次に、現在のインデックス付きグループの例を示します。 [cfgUserAdmin] cfgUserAdminUserName= リモート RACADM を使用して設定グループをファイル内に取り込むときに、グループ内のキープロパテ ィが設定されていない場合、その設定グループは設定ファイルの一部として保存されません。これらの設 定グループを別の CMC にクローンする必要が
メモ: セッションを終了するには、シャーシ設定管理者 の権限が必要です。 ウェブインタフェースを使用した CMC セッションの表示と終了 ウェブインタフェースを使用してセッションを表示または終了するには: 1. 左側のペインで、シャーシ概要 へ移動し、ネットワーク → セッション をクリックします。 セッション ページにセッション ID、ユーザー名、IP アドレス、およびセッションタイプが表示されま す。これらのプロパティの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。 2. セッションを終了するには、セッションの 終了 をクリックします。 RACADM を使用した CMC セッションの表示と終了 RACADM を使用して CMC セッションを終了するには、管理者権限が必要です。 現在のユーザーセッションを表示するには、getssninfo コマンドを使用します。 ユーザーセッションを終了するには、closessn コマンドを使用します。 これらのオブジェクトの詳細については、dell.
7 サーバーの設定 サーバーの次の設定を行うことができます。 • スロット名 • iDRAC ネットワーク設定 • DRAC 仮想 LAN タグ設定 • 最初の起動デバイス • サーバー FlexAddress • リモートファイル共有 • サーバークローンを使用した BIOS の設定 スロット名の設定 スロット名は個別のサーバーを識別するために使用します。スロット名を選択するとき、次のルールが適用 されます。 • 名前には、最大 15 文字の非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32 から 126 まで)を含めることができます。 また、標準文字および特殊文字を使用することもできます。 • スロット名はシャーシ内で一意である必要があります。複数のスロットに同じ名前を割り当てることは できません。 • スロット名では大文字と小文字は区別されません。Server-1, server-1, and SERVER-1 はすべて 同じ名前と見なされます。 • スロット名には、次の文字列で始まる名前を付けることはできません。 – Switch– Fan– PS– DRAC
ウェブインタフェースでのスロット名の設定は、CMC にしか保存されません。サーバーがシャーシから取り 外されると、スロット名の設定はサーバーに残りません。 CMC ウェブインタフェースで設定したスロット名の設定は、iDRAC インタフェースに表示されている名前 の変更に常に上書きします。 CMC ウェブインタフェースを使用してスロット名を編集するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → サーバー概要 → セットアップ → スロット名 に移動します。 2. スロット名 ページの スロット名 フィールドで、スロット名を編集します。 3. サーバーのホスト名をスロット名として使用するには、ホスト名をスロット名として使用する オプショ ンを選択します。これにより、サーバーのホスト名(またはシステム名)がある場合は、静的スロット 名がこれで上書きされます。この操作には、サーバーに OMSA エージェントをインストールすることが 必要です。OMSA エージェントの詳細については、dell.
設定 説明 • • れている場合は root ユーザーパスワードが含 まれます。 サーバープロファイルのみ — このオプション を選択して、新しいサーバーがシャーシに挿入 された時に、割り当てられたサーバープロファ イルを適用します。 QuickDeploy とサーバープロファイル — この オプションを選択して、新規サーバーがシャー シに挿入された時、まず最初に iDRAC ネット ワーク設定を適用してから、割り当てられたサ ーバープロファイルを適用します。 。 106 サーバー挿入時の iDRAC root パスワードの設定 このオプションを選択して、サーバーが挿入され たときに iDRAC root パスワード フィールドに入 力された値と一致するように iDRAC root パスワ ードを変更します。 iDRAC root パスワード サーバー挿入で iDRAC root パスワードを設定 お よび QuickDeploy 有効 オプションが選択されて いる場合、シャーシにサーバーが挿入されたとき に、このパスワードがサーバーの iDRAC root ユー ザーパスワードに割り当て
設定 説明 開始 iDRAC IPv4 アドレス(スロット 1) エンクロージャのスロット 1 に搭載されているサ ーバーの iDRAC の固定 IP アドレスを指定します。 各後続 iDRAC の IP アドレスは、スロットごとにス ロット 1 の IP アドレスから1ずつ増加します。IP アドレスにスロット数を足した値がサブネットマ スクより大きいと、エラー メッセージが表示され ます。 メモ: サブネットマスクとゲートウェイは、IP アドレスのように増加することはありませ ん。 たとえば、開始 IP アドレスが 192.168.0.250 で サブネットマスクが 255.255.0.0 である場合、 スロット 15 の QuickDeploy IP アドレスは 192.168.0.265 です。サブネットマスクが 255.255.255.
ロンプトが表示されます。現在の iDRAC 設定と異なるネットワーク構成設定が存在する場合、それらの 変更を受け入れるか拒否するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。 メモ: LAN または IPMI オーバー LAN の違いが存在する場合は、ユーザーに QuickDeploy IP アド レス設定を受け入れるためのプロンプトがメッセージが表示されます。その違いが DHCP である 場合は、ユーザーに DHCP QuickDeploy 設定を受け入れるためのプロンプトが表示されます。 QuickDeploy 設定を iDRAC ネットワーク設定 セクションにコピーするには、QuickDeploy 設定を使用 して自動入力する をクリックします。QuickDeploy ネットワーク構成設定が、 iDRAC ネットワーク構 成設定 テーブルの対応するフィールドにコピーされます。 メモ: QuickDeploy フィールドの変更はただちに適用されますが、1 つ、または複数の iDRAC サー バーネットワーク構成設定を変更した場合は、CMC から iDRAC に反映されるまで数分かかる場合 があります。更新 を
iDRAC ネットワーク設定 表は、将来のネットワーク構成を反映するため、インストールされているサー バーに対して表示されている値は、現在インストールされている iDRAC ネットワーク構成と一致しない 場合もあります。更新 をクリックして変更後の iDRAC ネットワーク構成で iDRAC の導入 ページを更 新します。 メモ: QuickDeploy フィールドの変更は即座に実施されますが、1 つまたは複数の iDRAC サーバー ネットワーク構成を変更した場合は、CMC から iDRAC に反映されるまで数分かかる場合がありま す。更新 をクリックするタイミングが早すぎると、 1 つまたは複数の iDRAC サーバーのデータが 部分的にしか正しく表示されない場合があります。 RACADM を使用した iDRAC ネットワーク設定の変更 RACADM config または getconfig コマンドでは、次の設定グループに対する -m オプション がサポートされています。 • cfgLanNetworking • cfgIPv6LanNetworking • cfgRacT
たとえば、次のとおりです。 racadm setniccfg -m server-1 -v ウェブインタフェースを使用した iDRAC 仮想 LAN タグの設定 サーバー用の 仮想 LAN(VLAN)を設定するには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 • 左ペインで、シャーシ概要 → ネットワーク → VLAN をクリックします。 • 2. 3.
起動デバイス 説明 仮想 CD/DVD 仮想 CD /DVD ドライブ、または CD/DVD ISO イメージから起動します。この光学ドライ ブまたは ISO イメージファイルは管理ネットワーク上の別のコンピュータまたは起動ディ スク上にあり、iDRAC GUI コンソールビューアで連結されます。 ローカル SD カード ローカル SD カードから起動します(iDRAC 6 および iDRAC 7 システムをサポートするサ ーバーのみで可能)。 ローカルフロ ッピー ローカルのフロッピーディスクドライブにあるフロッピーディスクから起動します。 リモートファ イル共有 リモートファイル共有(RFS)イメージから起動します。イメージファイルは iDRAC GUI コンソールビューアで接続されます。 CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの最初の起動デバイスの設 定 メモ: サーバーの最初の起動デバイスを設定するには、サーバー管理者 権限または シャーシ設定システ ム管理者 権限、および iDRAC ログイン 権限を持っている必要があります。 複数のサーバーに最初の起動デバイスを設定する
デバイスで 1 度だけ起動することを有効にするには、cfgServerBootOnce オブジェクトを使用します。 これらのオブジェクトの詳細については、dell.
• BIOS およびブート- このグループにはサーバーの BIOS およびブート設定のみが含まれています。これ らのプロファイルは PowerEdge VRTX 向け CMC バージョン 1.00 以降から生成されます。 • すべての設定 — このバージョンには、サーバーとサーバー上のコンポーネントのすべての設定が含まれ ます。これらのプロファイルは、次のサーバーから生成されます。 – CMC for PowerEdge VRTX バージョン 1.00 以降 – iDRAC7 1.00.00 以降および Lifecycle Controller 2 バージョン 1.1 以降を搭載した第 12 世代サーバ ー – iDRAC8 および Lifecycle Controller 2.00.00.
プロファイルを追加または保存するには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページを開きます。 サーバープロファイル セクションで プロファイルの保存と 適用 をクリックします。 2. プロファイルの生成元となるサーバーを選択し、プロファイルの保存 をクリックします。 プロファイルの保存 セクションが表示されます。 3. プロファイルを保存する場所として、拡張ストレージ または ネットワーク共有 を選択します。 メモ: ネットワーク共有がマウントされており、アクセス可能な場合に限り、ネットワーク共有 オ プションが有効化され、保存プロファイル に詳細が表示されます。ネットワーク共有が接続され ていない場合、シャーシにはネットワーク共有を設定します。ネットワーク共有を設定するには、 保存プロファイル セクションの 編集 をクリックします。ネットワーク共有の設定についての詳 細は、「CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の設定」を参照してください。 4.
新しいサーバープロファイルの適用は現在の設定を上書きし、選択したサーバーを再起動するというメ ッセージが表示されます。操作を続行する場合は、それを確認するプロンプトが表示されます。 メモ: サーバークローニング操作をサーバーで実行するには、サーバーに対する CSIOR オプション が有効になっている必要があります。CSIOR オプションが無効の場合、CSIOR がサーバーに対し て有効になっていないという警告メッセージが表示されます。ブレードのクローニング操作を完 了するためには、サーバーで CSIOR オプションを有効化するようにしてください。 4. OK をクリックして、選択したサーバーにプロファイルを適用します。 選択したプロファイルがサーバーに適用され、サーバーは必要に応じて直ちに再起動される場合があり ます。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 プロファイルのインポート 管理ステーションに保存されたサーバープロファイルを、CMC にインポートすることができます。 保存されたプロファイルを CMC からインポートするには、次の手順を実行します。 1.
4. • ローカル を選択する場合は、ローカルディレクトリにプロファイルを保存できるダイアログボック スが表示されます。 • 拡張ストレージ または ネットワーク共有 を選択する場合は、プロファイルの保存 ダイアログボッ クスが表示されます。 プロファイルの保存 をクリックして、選択した場所にプロファイルを保存します。 プロファイルの編集 CMC 不揮発性メディア(SD カード)に保存されたサーバープロファイルの名前と説明、またはリモート共 有に保存されたサーバープロファイルの名前を編集することができます。 保存されたプロファイルを編集するには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに移動します。保存されたプロファイル セクションで必要なプロファイ ルを選択してから、プロファイルの編集 をクリックします。 サーバープロファイルの編集 — <プロファイル名> セクションが表示されます。 2.
• 第 13 世代サーバー — サーバーの再起動後、プロンプトが表示されたら、F10 キーを押して Dell Lifecycle Controller にアクセスします。ハードウェア構成 → ハードウェアインベントリとクリックして、ハード ウェアインベントリ ページに移動します。ハードウェアインベントリ ページで、Collect System Inventory on Restart(CSIOR)をクリックします。 保存プロファイル設定の表示 保存されているサーバープロファイルのプロファイル設定を表示するには、サーバープロファイル ページに 進みます。保存プロファイル セクションで、必要なサーバープロファイルの プロファイルの表示 列の 表示 をクリックします。設定の表示 ページが表示されます。表示された設定についての詳細は、『オンラインヘ ルプ』を参照してください。 プロファイルログの表示 プロファイルログを表示するには、サーバープロファイル ページで、最近のプロファイルログ セクションを 確認します。このセクションは、サーバー設定操作から直接 10 件の最新プロファイルログエントリを表示し ます。各
サーバープロファイルのスロットへの割り当て サーバープロファイル ページでは、サーバープロファイルをスロットへ割り当てることができます。プロフ ァイルをシャーシスロットへ割り当てるには、以下の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページで、QuickDeploy 用のプロファイル をクリックします。 現在のプロファイルの割り当てが、プロファイルの割り当て 列に含まれる選択ボックスのスロットに対 して表示されます。 メモ: QuickDeploy 処置を実行できるのは、iDRAC の導入 ページで サーバー挿入時の処置 オプシ ョンが サーバープロファイル または Quick Deploy とサーバープロファイル に設定されている 場合のみです。このオプションを選択することにより、新しいサーバーがシャーシに挿入された時 に、割り当てられたサーバープロファイルを適用することができます。 2. 3.
この機能はシングルサインオンを活用するため、ユーザーは一度ログインすると、二度目からはログインせ ずに iDRAC ウェブインタフェースを起動することができます。シングルサインオンポリシーは次の通りで す。 • サーバー管理者の権限を持つ CMC のユーザーは、シングルサインオンで自動的に iDRAC にログインさ れます。iDRAC のサイトが表示されたら、そのユーザーに管理者権限が自動的に許可されます。これは、 iDRAC のアカウントを持たない同じユーザーや、アカウントに管理者権限のない場合でも同様です。 • サーバー管理者の権限を 持たない CMC ユーザーでも、iDRAC に同じアカウントがある場合は、シング ルサインオンで iDRAC に自動ログインできます。iDRAC のサイトが表示されたら、iDRAC アカウントに 対して作られた権限が許可されます。 • サーバー管理者の権限、または iDRAC に同じアカウントを持たない CMC ユーザーは、シングルサイン オンで iDRAC に自動ログイン されません。このユーザーが iDRAC GUI の起動 をクリックすると、 iDRAC ロ
• ホストシステムに JRE(Java Runtime Environment)6 アップデート 16 以降がインストールされてい る。 • ホストシステム上のブラウザで、ポップアップウィンドウが許可されている(ポップアップブロッキング が無効)。 リモートコンソールは、iDRAC ウェブインタフェースから起動することもできます。詳細については、 dell.com/support/manuals にある『iDRAC ユーザーズガイド』を参照してください。 シャーシ正常性ページからのリモートコンソールの起動 CMC ウェブインタフェースからリモートコンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、次に プロパティ をクリックします。 2. シャーシ正常性 ページのシャーシ図で、指定のサーバーをクリックします。 3. クイックリンク セクションで、リモートコンソール リンクをクリックしリモートコンソールを起動しま す。 サーバー状態ページからのリモートコンソールの起動 個別にサーバーのリモートコンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1.
アラートを送信するための CMC の設定 8 シャーシで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。デバイスまたはサ ービスの状態が変更された、またはエラー状況が検出されると、イベントが発生します。イベントがイベン トフィルタに一致し、そのフィルタがアラートメッセージ(電子メールアラートまたは SNMP トラップ)を 生成するように設定されている場合、アラートが電子メールアドレス、IP アドレス、外部サーバーなど、1 つ、または複数の設定済みの宛先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. シャーシイベントアラート オプションを有効にします。 2. オプションとして、アラートをカテゴリまたは重要度でフィルタします。 3. E-メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行います。 4.
メモ: シャーシイベントの設定変更を適用するには、アラート設定権限が必要です。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → アラート をクリックします。 2. シャーシイベント ページの アラートフィルタ セクションで、次のカテゴリの 1 つまたは複数を選択し ます。 3. • システム正常性 • 保管時 • 構成 • 監査 • アップデート 次の重要度から 1 つまたは複数を選択します。 • 重要 • 警告 • 情報 監視対象アラート セクションには、選択したカテゴリと重要度に基づいた結果が表示されます。このペ ージのフィールドの説明については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 適用 をクリックします。 RACADM を使用したイベントアラートの設定 イベントアラートを設定するには、eventfilters コマンドを実行します。詳細については、dell.
• 送信先 フィールドに有効な IP アドレスを入力します。ドットで 4 つに区切られた IPv4 フォーマッ ト、標準 IPv6 アドレス表記、または FQDN を使用します。例:123.123.123.123、 2001:db8:85a3::8a2e:370:7334、dell.
5. トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr -i ここで、 は有効な IP アドレスで、 は手順 4 で指定したインデックス値です。 6.
3. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 4. E-メールのテスト で 送信 をクリックして、指定した E-メールアラートの宛先にテスト E-メールを送信 します。 RACADM を使用した E-メールアラートの設定 RACADM を使用して E-メールアラートの送信先にテスト E-メールを送信するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2. アラートの生成を有効にします。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1 メモ: SNMP と E-メールアラートの両方とも、設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。フィル タマスクをすでに設定した場合は、手順 3 のタスクは実行しないでください。 3.
詳細については、dell.
9 ユーザーアカウントと権限の設定 CMC を使用したシステムの管理、およびシステムセキュリティの維持を行うために、特定の権限(役割ベー スの権限)を持つユーザーアカウントをセットアップすることができます。デフォルトで、CMC はローカル 管理者アカウントで設定されます。デフォルトユーザー名は root で、パスワードは calvin です。管理者 として、他のユーザーが CMC にアクセスすることを許可するようにユーザーアカウントをセットアップす ることができます。 最大 16 のローカルユーザーをセットアップ、または Microsoft Active Directory または LDAP などのディレ クトリサービスを使用して追加ユーザーアカウントをセットアップすることができます。ディレクトリサー ビスを使用すると、認証されたユーザーアカウントを管理するための中枢的な場所が提供されます。 CMC は、関連する一連の権限を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、管理 者、オペレータ、読み取り専用、またはなしです。役割は、利用可能な最大権限を定義します。 ユーザーのタイプ ユーザーには
権限 説明 限が復元した場合にも、その前に与えられていたその他のすべての権 限を保持できます。 シャーシ設定システム管理者 ユーザーは、次のデータの追加や変更ができます。 • • • • シャーシを識別する(シャーシ名やシャーシの位置など)。 シャーシに特別に割り当てられている(IP モード(静的または DHCP) 、静的 IP アドレス、静的ゲートウェイ、静的サブネットマ スクなど)。 シャーシにサービスを提供する(日時、ファームウェアアップデ ート、CMC リセットなど)。 シャーシに関連している(スロット名やスロットの優先順位な ど)。これらのプロパティはサーバーに適用されますが、正確には サーバーそのものでなくスロットに関連付けられるシャーシプロ パティです。このため、スロット名とスロットの優先順位は、サ ーバーがスロットにあるなしに関係なく、追加または変更するこ とができます。 サーバーが異なるシャーシに移動されると、サーバーは新しいシャー シで使用するスロットに割り当てられたスロット名と優先順位を継 承します。前のスロット名と優先順位はそのまま前のシャーシに残 ります。 メモ: シャーシ
権限 説明 サーバーシステム管理者 権限がない場合、シャーシで作成されたユー ザーは以下のすべての条件が満たされた場合にのみ、サーバー上でコ マンドを実行することができます。 • • • 同じユーザー名がサーバー上に存在する サーバー上の同じユーザー名は同じパスワードが所有する必要が ある。 ユーザーはコマンドを実行する権限を持っている サーバーシステム管理者 権限のない CMC ユーザーがサーバー上で 実行する処置を出す場合、CMC はユーザーのログイン名とパスワー ドを入力して、対象のサーバーにコマンドを送信します。ユーザーが サーバー上に存在しない、またはパスワードが一致しない場合は、ユ ーザーは処置を実行することができません。 ユーザーが対象のサーバーに存在し、パスワードが一致する場合は、 サーバーはユーザーがサーバー上で与えられた権限を使って応答し ます。CMC ファームウェアはサーバーから返された権限に基づいて ユーザーに処置を実行する権利があるかどうかを決定します。 以下のリストに、サーバーシステム管理者が持っているサーバー上の 権限と処置を示します。これらの権利は、シャーシユーザーがシャ
権限 説明 ファブリック C システム管理者 ユーザーはファブリック C をセットアップし、設定できます。これ は、サーバー内の 2 番目のメザニンカードに対応し、メインボードの 共有 PCIe サブシステム内のファブリック C 回路に接続されます。 CMC ユーザーグループは、あらかじめ割り当てられたユーザー権限を持つ一連のユーザーグループを提供し ます。 メモ: システム管理者、パワーユーザー、またはゲストユーザーを選択し、事前に定義された設定から 権限を追加または削除した場合、CMC グループ は自動的に カスタム に変更されます。 表 12.
表 13.
ローカル CMC ユーザーを追加し、設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、次に ユーザー認証 をクリックします。 2. ローカルユーザー ページの ユーザー ID 列で、ユーザー ID 番号をクリックします。ユーザー設定 ペー ジが表示されます。 メモ: ユーザー ID 1 は CMC にデフォルトで組み込まれているルートユーザーアカウントです。 これを変更することはできません。 3. ユーザー ID を有効にして、そのユーザーのユーザー名、パスワード、およびアクセス権限を指定しま す。オプションの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 4.
RACADM を使用した CMC ユーザーの追加 CMC 設定に新しいユーザーを追加するには、次の手順を実行します。 1. ユーザー名を設定します。 2. パスワードを設定します。 3. ユーザー権限を設定します。ユーザー権限の詳細については、 「ユーザーのタイプ」を参照してくださ い。 4.
メモ: 特定のユーザー権限に対して有効なビットマスク値のリストについては、dell.
役割グループ デフォルトの権限レベル 許可する権限 • • • • • 2 なし • • • • • • ビットマスク シャーシ制御システ ム管理者(電源コマン ド) Server Administrator テストアラートユー ザー デバッグコマンドシ ステム管理者 ファブリック A シス テム管理者 CMC ログインユーザ 0x00000ed9 ー ログのクリアシステ ム管理者 シャーシ制御システ ム管理者(電源コマン ド) Server Administrator テストアラートユー ザー ファブリック A シス テム管理者 3 なし CMC ログインユーザー 0x00000001 4 なし 権限の割り当てなし 0x00000000 5 なし 権限の割り当てなし 0x00000000 メモ: ビットマスク値は、RACADM で標準スキーマを設定する場合に限り使用されます。 メモ: ユーザー権限の詳細については、「ユーザーのタイプ」を参照してください。 標準スキーマ Active Directory の設定 Active Directory ログインアクセスのため
CMC ウェブインタフェースを使用した標準スキーマでの Active Directory の設定 メモ: さまざまなフィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 1. 左ペインで、シャーシ概要 に移動し、ユーザー認証 → ディレクトリサービス をクリックします。ディ レクトリサービス ページが表示されます。 2. Microsoft Active Directory(標準スキーマ) を選択します。標準スキーマ用に設定される設定が同じペ ージに表示されます。 3.
DNS サーバーの IP アドレスを手動で入力するには、DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得す る チェックボックスのチェックを外し、プライマリおよび代替 DNS サーバーの IP アドレスを入力しま す。 14.
SSL ハンドシェイク中に証明書の検証を実施する場合は、次のコマンドを実行します(オプション)。 • config コマンドを使用:racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADCertValidationEnable 1 この場合、次の RACADM コマンドを実行して CA 証明書をアップロードする必要があります。 racadm sslcertupload -t 0x2 -f メモ: 証明書の検証が有効になっている場合、ドメインコントローラサーバーアドレスおよびグロ ーバルカタログ FQDN を指定します。DNS が正しく設定されていることを確認してください。 拡張スキーマ Active Directory 概要 拡張スキーマソリューションを使用する場合は、Active Directory スキーマの拡張が必要です。 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性とクラスの分散データベースです。Active Directory スキーマには、データ ベースに追加、または含め
ただし、各関連オブジェクト(または、ユーザー、ユーザーグループ、あるいは RAC デバイスオブジェク ト)は、1 つの権限オブジェクトにしかリンクすることができません。この例では、システム管理者が、特 定の CMC で各ユーザーの権限をコントロールすることができます。 RAC デバイスオブジェクトは、Active Directory に照会して認証と許可を実行するための RAC ファームウェ アへのリンクです。RAC をネットワークに追加した場合、システム管理者は RAC とそのデバイスオブジェ クトをその Active Directory 名で設定して、ユーザーが Active Directory で認証と認可を実行できるようにす る必要があります。さらに、ユーザーが認証できるように、RAC を少なくとも 1 つの関連オブジェクトに追 加する必要があります。 メモ: RAC 権限オブジェクトは CMC に適用されます。 関連オブジェクトは、必要に応じて多くも少なくも作成できます。ただし、少なくとも 1 つの関連オブジェ クトを作成する必要があり、Active Directory を統合するネットワーク上の
5. ユーザー 1 と ユーザー 2 をグループ 1 にグループ化します。グループ 1 のグループスコープはユニバ ーサルである必要があります。 6. グループ 1 を関連オブジェクト 1(A01)のメンバ、特権 1 を A01 の特権オブジェクトとして、RAC1 と RAC2 を A01 の RAC デバイスとして追加します。 7. ユーザー 3 を関連オブジェクト 2(A02)のメンバ、特権 2 を A02 の特権オブジェクト、RAC2 を A02 の RAC デバイスとして追加します。 拡張スキーマ Active Directory の設定 Active Directory を設定して CMC にアクセスするには、次の手順を実行します。 1. Active Directory スキーマを拡張します。 2. Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを拡張します。 3. Active Directory に CMC ユーザーと権限を追加します。 4. 各ドメインコントローラ上で SSL を有効にします。 5.
4. 次へ をクリックして、Dell Schema Extender を実行します。 5. 終了 をクリックします。 スキーマが拡張されます。スキーマ拡張子を確認するには、MMC と Active Directory スキーマスナップ インを使用して、クラスと属性があることを確認します。クラスと属性に関する詳細は、「クラスと属 性」 を参照してください。MMC および Active Directory スキーマスナップインの使い方は、Microsoft のマニュアルを参照してください。 クラスと属性 表 15. Active Directory スキーマに追加されたクラスのクラス定義 クラス名 割り当てられたオブジェクト識別番号(OID) delliDRACDevice 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.1 delliDRACAssociation 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.2 dellRAC4Privileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.
表 18. dellRAC4Privileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3 説明 CMC デバイスの権限(承認権限)を定義します。 クラスの種類 補助クラス SuperClasses なし 属性 dellIsLoginUser dellIsCardConfigAdmin dellIsUserConfigAdmin dellIsLogClearAdmin dellIsServerResetUser dellIsTestAlertUser dellIsDebugCommandAdmin dellPermissionMask1 dellPermissionMask2 表 19. dellPrivileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.4 説明 デルの権限(許可権限)のコンテナクラスとして使 用されます。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses ユーザー 属性 dellRAC4Privileges 表 20.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.1 識別名: (LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellProductMembers FALSE 説明:この役割に属する dellRacDevices オブジ ェクトのリスト。この属性は、 dellAssociationMembers バックワードリンク へのフォワードリンクです。 リンク ID:12070 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.2 識別名:(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellIsCardConfigAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスの設定権限がある場合に は TRUE。 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.4 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 属性:dellIsServerResetUser TRUE 説明:ユーザーがデバイスのサーバーリセット権限 がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.7 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsTestAlertUser TRUE 説明:ユーザーがデバイスのテスト警告ユーザー権 限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.10 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsDebugCommandAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスのデバッグコマンドシス テム管理者権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.11 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 性は、dellProductMembers にリンクされた属性への バックワードリンクです。 リンク ID:12071 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.14 識別名(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellPermissionsMask1 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.1 整数(LDAPTYPE_INTEGER) 属性:dellPermissionsMask2 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.
4. RAC デバイスオブジェクト を選択し、OK をクリックします。 権限オブジェクトの作成 権限オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 メモ: 権限オブジェクトは、関係のある関連オブジェクトと同じドメイン内に作成する必要があります。 1. MMC コンソールルート ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. 新規 → Dell リモート管理オブジェクトの詳細設定 を選択します。 3. 新規オブジェクト ページで、新しいオブジェクトの名前を入力します。 4. 権限オブジェクト を選択し、OK をクリックします。 5. 作成した権限オブジェクトを右クリックして プロパティ を選択します。 6.
権限オブジェクト タブをクリックして、RAC7 デバイスに対して認証を行うときにユーザーまたはユー ザーグループの権限を定義する関連に、権限オブジェクトを追加します。関連オブジェクトに追加でき る権限オブジェクトは、1 つだけです。 RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの追加 RAC デバイスまたは RAC デバイスグループを追加するには、次の手順に従います。 1. 製品 タブを選択して 追加 をクリックします。 2. RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの名前を入力し、OK をクリックします。 3.
ドメインコントローラの SSL 証明書は、ルート認証局の署名付き証明書で署名されていなければなりま せん。CMC にアクセスする管理ステーションで、ルート認証局の署名付き証明書が使用可能である必要 があります。 注意: デフォルトでは、SSL 証明書の検証が必要です。この証明書を無効にすることは推奨されま せん。 7. シングルサインオン(SSO)を有効にした場合、Kerberos Keytab セクションで 参照 をクリックし、 keytab ファイルを指定して アップロード をクリックします。アップロードを完了したら、アップロー ドに成功または失敗したかを通知するメッセージが表示されます。 8. 適用 をクリックします。 適用 をクリックした後、CMC ウェブサーバーが自動的に再起動します。 9. CMC ウェブインタフェースにログインします。 10. システムツリーで シャーシ を選択し、ネットワーク タブをクリックしてから、ネットワーク サブタブ をクリックします。ネットワーク設定 ページが表示されます。 11.
メモ: 証明書の検証が有効な場合、ドメインコントローラサーバーのアドレスおよび FQDN を指定しま す。DNS が正しく設定されていることを確認してください。 次の RACADM コマンドの使用はオプションです。 racadm sslcertdownload -t 0x1 -f 汎用 LDAP ユーザーの設定 CMC は Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ベースの認証をサポートするための汎用ソリュー ションを提供します。この機能は、ディレクトリサービス上のどのスキーマ拡張にも必要です。 CMC 管理者は、LDAP サーバーのユーザーログインを CMC と統合することが可能です。この統合を行うに は、LDAP サーバーと CMC の両方での設定が必要です。Active Directory 側では、標準グループオブジェク トが役割グループとして使用されます。CMC のアクセス権を持つユーザーは、役割グループのメンバーとな ります。特権は、Active Directory サポートを伴う標準スキーマセットアップの動作に似た認証のため
CMC ウェブインタフェースを使用した汎用 LDAP ディレクトリサービスの設定 汎用 LDAP ディレクトリサービスを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ユーザー認証 → ディレクトリサービス をクリックします。 2. 汎用 LDAP を選択します。 3. 以下を指定します。 同じページに、標準スキーマ用に設定される設定が表示されます。 メモ: 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 • 共通設定 • LDAP で使用するサーバー: – 静的サーバー — FQDN または IP アドレスおよび LDAP ポート番号を指定します。 – DNS サーバー — DNS 内で SRV レコードを検索して、LDAP サーバーのリストを取得するための DNS サーバーを指定します。 次の DNS クエリが SRV レコードに対して実行されます。 _[Service Name]._tcp.
メモ: 初めてのセットアップで LDAP 設定をテストするには、testfeature -f LDAP コマンドを使 用することをお勧めします。この機能は、IPv4 と IPv6 を両方サポートします。 必要なプロパティの変更には、LDAP ログインの有効化、サーバー FQDN または IP の設定、LDAP サーバー のベース DN の設定があります。 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPEnable 1 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPServer 192.168.0.
10 シングルサインオンまたはスマートカード ログイン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用 の CMC 設定に関する情報を提供します。 SSO は認証方法として kerberos を使用するため、サインインしたユーザーが Exchange など次に使用する アプリケーションに自動サインオンまたはシングルサインオンすることが可能になります。シングルサイン オンでログインする場合、CMC はクライアントシステムの資格情報を使用します。この資格情報は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインした後、オペレーティングシステムによってキャッシュされま す。 2 要素認証は、ユーザーがパスワードまたは PIN、および秘密キーまたはデジタル証明書を含む物理カード を所有ことを必要とするため、高レベルのセキュリティを提供します。Kerberos では、この 2 要素認証メカ ニズムを使用しており、これによってシステムの信頼性を確認します。 メモ: ログイン方法を選択しても、他のログインインタフェー
• DHCP サーバー(推奨) • DNS サーバー用のリバース(逆引き)ゾーンには Active Directory サーバーと CMC 用のエントリが必要 です。 クライアントシステム • Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能 なプログラムが必要です。詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.
ktpass ツールを使用して keytab ファイルを生成するには、次の手順を実行します。 1. ktpass ユーティリティを、Active Directory 内のユーザーアカウントに CMC をマップするドメインコン トローラ(Active Directory サーバー)上で実行します。 2. 次の ktpass コマンドを使用して、Kerberos keytab ファイルを作成します。 C:\>ktpass -princ HTTP/cmcname.domain_name.com@REALM_NAME.COM - mapuser dracname -crypto DES-CBC-MD5 -ptype KRB5_NT_PRINCIPAL -pass * -out c: \krbkeytab メモ: cmcname.domainname.
Mozilla Firefox 1. Firefox では、アドレスバーに about:config と入力します。 メモ: ブラウザに 「保証が無効になる場合があります」という警告が表示された場合は、注意する ことをお約束します をクリックします。 2. フィルタ ボックスに、negotiate と入力します。 ブラウザには、「negotiate」という単語を含んだプリファレンス名のリストが表示されます。 3. 表示されたリストから、network.negotiate-auth.trusted-uris をダブルクリックします。 4.
『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』 を参照してください。 Keytab ファイルのアップロード Kerberos keytab ファイルは Kerberos データセンター(KDC)に対する CMC のユーザ名とパスワード資格 情報として使用され、これによって Active Directory にアクセスすることができます。Kerberos 領域の各 CMC は Active Directory を使って登録し、一意の keytab ファイルがあることが必要です。 Active Directory Server 関連で生成される Kerberos Keytab をアップロードできます。ktpass.
11 CMC にコマンドラインコンソールの使用を 設定する方法 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能 について、およびコンソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説 明します。コマンドラインコンソールを介した CMC での RACADM コマンドの使用方法については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参 照してください。 CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。 • 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアントの同時接続。 • 最大 4 つのセキュアシェル(SSH)クライアント同時接続。 • RACADM コマンドに対応。 • サーバーおよび I/O モジュールのシリアルコンソールに接続するための組み込み connect コマンド。こ れは racadm
コマンド 説明 exit、logout、quit これらすべてのコマンドは同じ処置を実行し、現在 のセッションを終了してログインコマンドラインイ ンタフェースに戻ります。 CMC での Telnet コンソールの使用 CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。 管理ステーションで Microsoft Windows XP または Microsoft Windows Server 2003 を実行している場合 は、CMC の telnet セッションで文字の不具合が発生する可能性があります。リターンキーが応答しなかっ たり、パスワードプロンプトが表示されないログインのフリーズ状態として発生することがあります。 この問題を解決するには、support.microsoft.
サポート対象の SSH 暗号スキーム SSH プロトコルを使用して CMC と通信するため、次の表に示す複数の暗号化スキームがサポートされてい ます。 表 23.
たとえば、コメント PC1 およびコメント PC2 を持つ 2 つの公開キーが設定されている場合は、次のように なります。 racadm getssninfo Type User IP Address Login Date/Time SSH PC1 x.x.x.x 06/16/2009 09:00:00 SSH PC2 x.x.x.
-c を使用すると、公開キーコメントを変更できます。これはオプションです。 はオプションです。コマンドを完了したら、パブリックファイルを使用してファイルをアッ プロードするために RACADM に渡します。 CMC の RACADM 構文メモ racadm sshpkauth コマンドを使用する場合、次を確認します。 • –i オプションを使用する場合は、パラメータが svcacct である必要があります。CMC では、-i への それ以外のパラメータの使用は失敗します。svcacct は、CMC で SSH 経由の公開キー認証を行うため の特殊なアカウントです。 • CMC にログインするには、ユーザーはサービスである必要があります。他のカテゴリのユーザーは、 sshpkauth コマンドを使用して入力した公開キーにアクセスできません。 公開キーの表示 CMC に追加した公開キーを表示するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k all –v キーを一度に 1 つずつ表示するには、all を数字の 1~6 に置き換えます。たとえ
次の副項にあるタスクを完了して、必要なタイプのターミナルソフトウェアを設定します。 Linux Minicom の設定 Minicom は Linux 用のシリアルポートアクセスユーティリティです。次の手順は Minicom バージョン 2.0 の設定に有効な手順です。他の Minicom バージョンは多少異なる場合がありますが、同じ基本的な設定が必 要です。他のバージョンの Minicom を設定するには、本ユーザーズガイドの「必要な Minicom 設定」の項 を参照してください。 Minicom バージョン 2.0 の設定 メモ: 最適な結果を得るには、cfgSerialConsoleColumns プロパティをコンソールの列数に一致するよ うに設定します。プロンプトには 2 列分が使用されることに注意してください。たとえば、80 列のタ ーミナルウィンドウでは、次のように設定します。 racadm config –g cfgSerial –o cfgSerialConsoleColumns 80 1.
connect コマンドを使用したサーバーまたは I/O モジュー ルの接続 CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できま す。 サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。 • CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの 実行の詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドライ ンリファレンスガイド』を参照してください。 • iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。 • iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。 シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは I/O モジュールへのシリアル接続の確立に connect コマンドをサポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ 画面の両方と、オペレーティングシステムシリアルコンソールが
connect server-n コマンドでは、ユーザーによるサーバーのシリアルポートへのアクセスが可能になり ます。この接続が確立されると、ユーザーは CMC のシリアルポート経由でサーバーのコンソールリダイレ クトを表示できます。これには、BIOS シリアルコンソールとオペレーティングシステムシリアルコンソール が含まれます。 メモ: BIOS 起動画面を表示するには、サーバーの BIOS セットアップでシリアルリダイレクトが有効に なっている必要があります。また、ターミナルエミュレータウィンドウを 80 x 25 に設定しておく必要 もあります。それ以外の設定では、ページの文字が正しく表示されません。 メモ: BIOS セットアップのページでは、一部のキーが動作しません。そのため、 などに対して適切なキーボードショートカットを入力します。必要なキーボードショートカットは、最 初のリダイレクト画面に表示されます。 シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定 iDRAC ウェブインタフェースを使用して、リモートコンソールセッションによる
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。 1. ファイル内の一般設定セクションを見つけ、次の 2 行を新たに入力します。 serial --unit=1 --speed=57600 terminal --timeout=10 serial 2. カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。 kernel console=ttyS1,57600 3. /etc/grub.conf に splashimage ディレクティブがある場合は、コメントアウトします。 次の例は、この手順で説明した変更を示しています。 # grub.conf generated by anaconda # # Note that you do not have to rerun grub after making changes # to this file # NOTICE: You do not have a /boot partition. This means that # all kernel and initrd paths are relative to /, e.g.
kicked in, cancel it.
12 FlexAdress および FlexAddress Plus カード の使用 本項では、FlexAddress、FlexAddress Plus カード、およびそれらのカードの設定と使用について説明しま す。 メモ: FlexAddress 機能を使用するにはエンタープライズライセンスがインストールされている必要が あります。 FlexAddress について サーバーが交換されても、スロットの FlexAddress はそのサーバースロット用にそのまま維持されます。サ ーバーが新しいスロットまたはシャーシに挿入された場合は、新しいスロット用にそのシャーシで FlexAddress 機能が有効化されている場合を除き、サーバー割り当ての WWN/MAC が使用されます。サーバ ーを取り外すと、サーバー割り当てアドレスに戻ります。新しいサーバーを識別するために、各ファブリッ クの導入フレームワーク、DHCP サーバー、およびルータを再設定する必要はありません。 すべてのサーバーモジュールには製造プロセスの一環として固有の WWN および / または MAC アドレスが 割り当てられます。FlexAdd
FlexAddress 機能カードには、広範囲の MAC アドレスが含まれています。FlexAddress をインストールする 前に、USB メモリカードリーダーに SD カードを挿入し、pwwn_mac.
表 26. featurecard -s コマンドによって返される状態メッセージ 状態メッセージ 処置 No feature card inserted. CMC をチェックして、SD カードが正しく挿入され ていることを確認します。冗長 CMC 構成では、SD 機能カードが取り付けられている CMC がスタンバ イ CMC ではなく、アクティブな CMC であることを 確認してください。 The feature card inserted is valid and contains the following feature(s) FlexAddress: bound. 処置の必要はありません。 The feature card inserted is valid and contains the following feature(s) FlexAddress: bound to another chassis, svctag=ABC1234, SD card SN = 1122334455.
FlexAddress の非アクティブ化 RACADM コマンドを使用して、FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを取り付け前の状態に戻 すことができます。ウェブインタフェースには、非アクティブ化機能はありません。非アクティブ化すると、 SD カードは別のシャーシ内に装着し、アクティブ化することが可能な元の状態に戻ります。この文脈では、 用語 FlexAddress は FlexAddress と FlexAddressPlus の両方を意味します。 メモ: SD カードは、物理的に CMC に取り付ける必要があります。また、非アクティブ化コマンドを実 行する前に、シャーシの電源をオフにする必要があります。 SD カードが取り付けられていない状態、または異なるシャーシからのカードが取り付けられている状態で非 アクティブ化コマンドを実行すると、この機能は非アクティブ化されますが、そのカードに対して変更は行 われません。 FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを復元するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm feature -d -c flexa
メモ: FlexAddress は、次回の再起動までサーバーモジュール上で有効になりません。FlexAddress 機能 が特定のサーバーモジュール上に初めて導入されたときは、FlexAddress を有効にするために電源切断 および投入シーケンスが必要です。イーサネットデバイスの FlexAddress はサーバーモジュール BIOS によってプログラムされます。サーバーモジュール BIOS がアドレスをプログラムするには、サーバー モジュール BIOS が動作可能である必要があり、これにはサーバーモジュールに電源投入する必要があ ります。電源切断および投入シーケンスが完了すると、シャーシ割り当ての MAC アドレスが WakeOn-LAN(WOL)機能用に使用できるようになります。 シャーシレベルのファブリックおよびスロット用 FlexAddress の設定 FlexAddress 機能は、ファブリックおよびスロット用にシャーシレベルで有効化または無効化することがで きます。FlexAddress は、ファブリックごとに有効化され、次に機能に参加させるスロットが選択されます。 FlexAddress を
スロットを有効化または無効化するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm setflexaddr [-i ここで、 = 1 or 4 および = 0 or 1 です。 0 は無効、1 は有効を示します。 setflexaddr コマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 メモ: Dell PowerEdge VRTX と共に FlexAddress または FlexAddressPlus 機能をご購入いただいた場 合、これらの機能は事前にインストール済みで、全スロットおよびファブリックで有効化されていま す。この機能のご購入には、dell.
メモ: – ファブリック A には、取り付けられている入力/出力ファブリックのタイプが表示されます。フ ァブリック A を有効にすると、未使用スロットにはファブリック A にシャーシ割り当ての MAC アドレスが表示されます。 – iDRAC 管理コントローラはファブリックではありませんが、その FlexAddress はファブリック として扱われます。 – コンポーネントに関連付けられたチェックボックスが選択されている場合は、ファブリックが FlexAddress または FlexAddressPlus に対して有効化されていることを示します。 • NIC アダプタポートで使用中のプロトコルです。たとえば、LAN、iSCSI、FCoE などがあります。 • シャーシ内スロットのファイバチャネルワールドワイド名(WWN)設定および MAC(メディアアクセ スコントロール)アドレス。 • MAC アドレスの割り当てタイプおよび現在アクティブなアドレスタイプです(サーバー割り当て、 FlexAddress、または I/O アイデンティティ MAC)。黒のチェックマークは、サーバー割り当て、シャー シ割り
ウェブインタフェースを使用した基本 WWN/MAC アドレス 情報の表示 各サーバースロット、またはシャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレスを基本モードで表示するには、 次の手順を実行します。 1. サーバー概要 → プロパティ → WWN/MAC をクリックします。 WWN/MAC サマリ ページに、WWN/MAC アドレス情報が表示されます。 または、サーバー概要 → スロット → セットアップ → FlexAddress をクリックして、特定のサーバ ースロットの WWN/MAC アドレス情報を表示します。FlexAddress ページが表示されます。 2. WWN/MAC アドレス 表で エクスポート をクリックして、ローカルに WWN/MAC アドレスを保存しま す。 3. スロットに対応するプラス 記号をクリック、または すべて展開 / 折りたたむ をクリックして、 WWN/MAC アドレス表内の特定のスロット、またはすべてのスロットについての属性を展開または折り たたみます。 4.
3. WWN/MAC アドレス 表で エクスポート をクリックして、ローカルに WWN/MAC アドレスを保存しま す。 4. スロットに対する または すべて展開 / 折りたたむ をクリックして、WWN/MAC アドレス表内の特 定のスロット、またはすべてのスロットに対する属性を展開または折りたたみます。 5. サーバースロット ドロップダウンメニューから、それぞれ すべてのサーバー または特定のスロットを 選択して、すべてのサーバーまたは特定のスロット内のサーバーに対する WWN/MAC アドレスの属性 を表示します。 6. ファブリック ドロップダウンメニューから、1 つのファブリックタイプを選択して、そのサーバーに関 連付けられているすべて、または特定タイプの管理ファブリックまたは I/O ファブリックの表示します。 7. プロトコル ドロップダウンメニューから、すべてのプロトコル またはリストされているネットワークプ ロトコルのいずれかを選択して、選択したプロトコルに関連付けられているすべての MACS または MAC を表示します。 8.
すべての LOM またはメザニンカードのコンソール指定の MAC/WWN を表示するには、次の RACADM コマ ンドを実行します。 racadm getmacaddress -c all シャーシ指定の WWN/MAC アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm getmacaddress -c flexaddress すべての LOM またはメザニンカードの MAC/WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを実 行します。 racadm getmacaddress -c factory すべての iDRAC/LOM/ メザニンカードのイーサネットおよび iSCSI MAC/WWN アドレスを表示するには、 次の RACADM コマンドを実行します。 racadm getmacaddress -a getflexaddr および getmacaddress サブコマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくださ
状況 コマンド 出力 シャーシ上でアクティブではな い。 ゲストユーザーによるスロット / ファブリックへの FlexAddress の 設定試行。 $racadm setflexaddr [-f < エラー: 操作を実行するための特 ファブリック名> <スロット状況 権が不足しています >] $racadm setflexaddr [-i < スロット番号> <スロット状況>] シャーシの電源がオンの状態での FlexAddress 機能の無効化。 racadm feature -d -c flexaddress エラー: シャーシの電源がオンの ため、機能を非アクティブ化でき ません ゲストユーザーによるシャーシ上 の機能の無効化試行。 racadm feature -d -c flexaddress エラー: 操作を実行するための特 権が不足しています サーバーモジュールの電源がオン の状態での、スロット / ファブリ ックの FlexAddress 設定の変更。 $racadm setflexaddr -i 1 1 エラー: 電源がオンになっている サーバーに影響を与えるため
用」とします。本ソフトウェアを配布する各コンピュータに個別のライセンスがある場合に限り、他のコン ピュータへの配布を唯一の目的として、ネットワークサーバーにインストールすることは「使用」ではあり ません。お客様は、ネットワークサーバーにインストールされたソフトウェアを使用する人数が、お持ちの ライセンス数を超えないことを確認する必要があります。 ネットワークサーバーにインストールされた本 ソフトウェアを使用するユーザー数がライセンス数を超える場合は、追加ユーザーに本ソフトウェアの使用 を許可する前に、ライセンス数とユーザー数が同じになるように追加ライセンスを購入する必要があります。 お客様が Dell または Dell 関連会社の法人顧客である場合、お客様は、Dell または Dell により選出された代 理人に対して、通常の営業時間内に本ソフトウェア使用に関する監査を行う権利をここに付与します。お客 様は、このような監査において Dell に協力することに同意し、かつ、本ソフトウェア使用に合理的に関連す るすべての記録を Dell に提供することに同意するものとします。監査は、お客様による本契約諸条件の順守
ソフトウェアの使用、または使用できなかった場合に起きる利益の損失、ビジネスの中断、ビジネス情報の 消失、または金銭的喪失などを含む(ただしこれに限定されません)あらゆる損害に対し、Dell またはその サプライヤーは、そのような可能性が事前に何らかの形で指摘されていたとしても、責任は負いません。一 部の地域では、付随的または偶発的な損害に対する除外または制限が許可されないため、上記制限はお客様 に適用されない場合があります。 オープンソースソフトウェア 本 CD にはオープンソースソフトウェアが含まれている場合があります。オープンソースソフトウェアは、 そのソフトウェアの配布に関する特定のライセンスの条項および条件に基づいてご使用いただけます。 このオープンソースソフトウェアは、有益であることを意図して配布されていますが、明示的であるかまた は黙示的であるかにかかわらず、商品性、特定目的への適合性を含む(ただしこれに限定されません)、あら ゆる保証なくして「現状のまま」で提供されています。いかなる事態が発生しようとも、著作権保有者であ る DELL または寄与メンバーは、直接的、間接的、偶発的、特殊的、典型的
13 ファブリックの管理 シャーシはファブリック A というファブリックタイプをサポートしています。ファブリック A は単一の I/O モジュールによって使用され、常にサーバーのオンボードイーサネットアダプタに接続されます。 シャーシに存在する I/O モジュール(IOM)は 1 個だけで、パススルーまたはスイッチモジュールになりま す。この I/O モジュールはグループ A に分類されます。 シャーシ IOM は ファブリック と呼ばれる離散データパスが使用されます。このファブリックには A とい う名前が付けられており、イーサネットのみをサポートします。各サーバー IO アダプタ(メザニンカードま たは LOM)には、機能に応じて 2 個または 4 個のポートを搭載できます。メザニンカードスロットには、 PCIe カード(IO モジュールではなく)に接続される PCIe 拡張カードが装着されます。イーサネット、 iSCSI、またはファイバチャネルネットワークを導入するときは、最大の可用性のために、バンク 1 および 2 の間にそれらの冗長リンクをスパンします。離散 IOM はファブリック識別子で識別されま
グループ A 内の IOM のネットワーク設定を設定するには、ファブリック A システム管理者の権限が必要で す。 メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)と帯域外の管理 IP アドレスは同じにすること も、同じネットワーク上にすることもできません。同じにすると、帯域外 IP アドレスが設定されなく なります。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについては、IOM のマニュアルを参照してください。 メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク 設定を行わないでください。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用ネットワークの設定 I/O モジュールのネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。 1.
I/O モジュールの LED 点滅の有効化または無効化 I/O モジュールの LED 点滅の有効化についての情報は、「シャーシ上のコンポーネントを識別するための LED の設定」を参照してください。 182
14 電力の管理と監視 PowerEdge VRTX シャーシは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージャです。高効率の電 源装置とファンを装備するように設計されており、システム内の通気がより良く行われるように最適化され たレイアウトと、電力最適化されたコンポーネントをエンクロージャ全体に備えています。最適化されたハ ードウェア設計と、Chassis Management Controller(CMC)、電源装置、および iDRAC 内蔵の高性能電源 管理機能が一体となり、電力効率のよいサーバー環境のさらなる強化が可能になります。 PowerEdge VRTX の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減し、環境固有の必要に合わせて電力 を調整するためにエンクロージャの設定を行う際に役立ちます。 PowerEdge VRTX モジュラーエンクロージャは AC 電力を利用し、その負荷をすべてのアクティブな内蔵電 源装置ユニット(PSU)に分散します。システムは、最大 4800 ワットの AC 電力を供給することが可能で あり、その電力はサーバーモジュールおよび関連するエンクロージャインフラストラ
冗長性ポリシー 冗長性ポリシーとは、CMC がシャーシへの電力をどのように管理するかを決定する、設定可能なプロパティ の一式です。次の冗長性ポリシーは動的な PSU 電源供給の有無に関わらず、設定可能です。 • グリッド冗長性 • 電源装置冗長性 グリッド冗長性ポリシー グリッド冗長性ポリシーの目的は、モジュラーエンクロージャシステムが AC 電源障害に耐えることのでき るモードで動作できるようにすることです。これらの障害は、AC 電源グリッド、ケーブル配線と電源供給、 または PSU 自体に起因することが考えられます。 グリッド冗長性に対応するようシステムを設定する場合、PSU はグリッドに分割されます:スロット 1 およ び 2 の PSU は第 1 グリッド、スロット 3 および 4 の PSU は第 2 グリッドに振り分けられます。CMC マネ ジャーは、いずれかのグリッドが故障した場合、システムが劣化することなく動作を継続するよう電力を管 理します。グリッド 冗長性は個々の PSU の故障にも耐えます。 メモ: グリッド冗長性の役割のひとつは、電源グリッド全体に障害が発生してもサーバーがシー
グリッド冗長性とは異なり、電源冗長性が選択されると、CMC では PSU ユニットを特定の PSU スロット位 置に設置する必要がありません。 メモ: 動的電源供給(DPSE)では、PSU をスタンバイにすることが可能になります。スタンバイ状況 は、電力を供給していない PSU の物理的な状況を示します。DPSE を有効化すると、効率性を向上さ せ、電力を節約するために、追加の PSU がスタンバイモードに設定される場合があります。 動的電源供給 デフォルトでは、動的電源供給(DPSE)モードは無効になっています。DPSE は、シャーシに電力を供給す る PSU の電力効率を最適化することにより、電力を節約します。これにより、PSU の寿命も延び、発熱も低 減されます。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 CMC はエンクロージャの電力割り当て全体を監視し、PSU をスタンバイ状況にして、シャーシの全電力割 り当てを少数の PSU で供給するようにします。オンライン PSU は高利用率での動作時に効率が良くなるこ とから、オンライン PSU の効率が向上し、スタンバイ PSU
デフォルトの冗長性設定 次の表に示されているように、シャーシのデフォルトの冗長性設定は、シャーシに取り付けられている PSU の台数によって異なります。 表 28.
iDRAC は、サーバーへの電源投入前に CMC にパワーエンベロープ要件を提示します。パワーエンベロープ には、サーバーの動作を維持するために必要な最大および最低電力要件が含まれています。iDRAC の初期推 定値は、サーバー内のコンポーネントについての当初の理解に基づいています。動作が開始され、コンポー ネントがさらに検出されると、iDRAC は初期電力要件を増加または削減する場合があります。 エンクロージャ内でサーバーの電源がオンになると、iDRAC ソフトウェアは電力要件を推定し直して、パワ ーエンベロープの次回変更を要求します。 CMC は要求された電力をサーバーに供給し、割り当てられたワット数は利用可能バジェットから差し引かれ ます。サーバーの電力要求が認められた後、サーバーの iDRAC ソフトウェアが実際の電力消費を継続的に監 視します。実際の電力要件に基づいて、iDRAC パワーエンベロープは時間の経過と共に変化する場合があり ます。サーバーが割り当てられた電力を完全に使用していると、iDRAC が電力増加を要求します。 高負荷下では、電力消費がユーザー設定のシステム入力電力上限未満に留まる
• ストレージアダプタ、PCIe カード、物理ディスクドライブ、およびメイン基板の電源オフ • シャーシの電源オフ状態への移行 システム入力電力上限は、シャーシの電源がオンであるかオフであるかに関わらず、再設定することができ ます。 サーバースロットの電力優先順位の設定 CMC では、エンクロージャ内の 4 個のサーバースロットのそれぞれに電力優先順位を設定することができ ます。優先順位設定は、1(最高)から 9(最低)になります。これらの設定はシャーシ内のスロットに割り 当てられ、スロットの優先順位はそのスロットに挿入されるサーバーによって引き継がれます。CMC はスロ ットの優先順位を使用して、エンクロージャ内で優先順位が最も高いサーバーに優先的に電力をバジェット します。 デフォルトのサーバースロット優先順位設定では、電力はすべてのスロットに均等に分配されます。スロッ トの優先順位を変更することによって、システム管理者は電力割り当ての優先権が与えられたサーバーを優 先することができます。より重要なサーバーモジュールをデフォルトのスロット優先順位 1 のままにする と、重要度の低いサーバーモジュ
サーバー優先順位 ページに、シャーシ内のすべてのサーバーがリストされます。 2. 優先度 ドロップダウンメニューから、1 台、複数台、またはすべてのサーバーのために優先度レベル(1 ~9、ここでは 1 が最優先)を選択します。デフォルトの値は 1 です。同じ優先度レベルを複数のサーバ ーに割り当てることができます。 3.
getpbinfo の詳細(出力の詳細を含む)については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の getpbinfo コマンドの項を参照してください。 冗長性状態と全体的な電源正常性 冗長性状態は全体的な電源正常性を特定するための要因です。たとえば、電源冗長性ポリシーがグリッド冗 長性に設定され、システムが冗長で稼動していることを冗長性状態が示している場合、全体的な電源状態は 通常 OK になります。ただし、グリッド冗長性で稼働するための条件を満たすことができない場合は冗長性 状態が いいえ になり、全体的な電源正常性は 重大 になります。これは、システムが設定された冗長性ポリ シーに従って稼働できないためです。 メモ: CMC では、冗長性ポリシーをグリッド冗長性に変更、またはグリッド冗長性から他のポリシーに 変更するときに、これらの条件の事前チェックを行いません。そのため、冗長性ポリシーの設定は、冗 長性の喪失、または冗長性の回復という結果を即時的に生じる場合があります。 PSU 障害発生
次の表は、前述したシナリオで新しいサーバーの電源をオンにしたときに CMC が行う処置を説明していま す。 表 29.
表 31.
メモ: シャーシ内の各サーバーに 1 から 9 の番号を割り当てることによって、それぞれの優先度レベル を割り当てることができます。すべてのサーバーのデフォルト優先度レベルは 1 です。番号が低くな るほど、優先度レベルは高くなります。 電力バジェットは、2 台の PSU セットのうち最も弱い PSU の最大値に制限されます。システム入力電力上限 値を越える AC 電力バジェット値を設定しようとすると、CMC がエラーメッセージを表示します。電力バジ ェットは 4800W に制限されています。 最大節電モード これは、グリッド冗長性または PSU 冗長性のために有効化されます。CMC は以下の場合に最大節電を実現 します。 • • 最大節電モードが有効化されている。 UPS デバイスにより発行された自動コマンドラインスクリプトが、最大節電モードを有効化する。 最大節電モードでは、すべてのサーバーが最低限の電力レベルで動作し始め、その後のサーバー電力割り当 て要求はすべて拒否されます。このモードでは、電源投入されたサーバーのパフォーマンスが劣化する可能 性があります。追加サーバーには、その優先順位にかかわ
外部電源管理を有効にすると、OMPC は次を管理します。 • 対応 VRTX サーバーのサーバー電源 • 対応 VRTX サーバーのサーバー優先順位 • システム入力電力容量 • 最大節電モード CMC は次の維持または管理を継続します。 • 冗長性ポリシー • リモート電力ログ • 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する • 動的電源供給 OPMC は次に、シャーシインフラストラクチャと前世代のサーバーノードへの電力の割り当て後に使用でき るバジェットから、対応 VRTX サーバーノードの優先順位付けと電力を管理します。リモート電力ログは、 外部電源管理には影響を受けません。 サーバーベースの電源管理モードが有効化された後、シャーシが PM3 管理用に準備されます。すべての対応 VRTX サーバーの優先順位は 1(高)に設定されています。PM3 はサーバー電力および優先順位を直接管理 します。PM3 は互換性のあるサーバー電力割り当てを制御するので、CMC は最大節電モードを制御しなく なります。従って、この選択は無効化されます。 最大節電モード が有効化されると、C
RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2.
• Open Manage Power Center(OPMC)によるリモート電源管理を有効にするには、次を入力しま す。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisServerBasedPowerMgmtMode 1 • CMC 電力管理を復元するには、次入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisServerBasedPowerMgmtMode 0 シャーシ電力の RACADM コマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の config、getconfig、getpbinfo、 および cfgChassisPower の項を参照してください。 電源制御操作の実行 シャーシ、サーバー、および IOM のために次の電源制御操作を実行できます。 メモ: 電源制御操作はシャーシ全体に影響します。 シャーシに対する電源制御操作の実行 CMC は、手順に従ったシャッ
サーバーに対する電源制御操作の実行 複数のサーバーに対して一度に、またはシャーシ内の個々のサーバーに対して電源管理処置をリモートで行 うことができます。 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの電源 制御操作 CMC ウェブインタフェースを使用して複数サーバーの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 → 電源 をクリックします。 電源制御 ページが表示されます。 2. 操作 列のドロップダウンメニューから、必要サーバーのために次の電源制御操作の 1 つを選択します。 • 操作なし • サーバーの電源を入れる • サーバーの電源を切る • 正常なシャットダウン • サーバーをリセットする(ウォームブート) • サーバーの電源を入れなおす(コールドブート) オプションの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4.
ここで、<処置> は実行する操作(power cycle)を示します。 198
15 シャーシストレージの管理 Dell PowerEdge VRTX 上では、次の操作を実行できます。 • 物理ディスクドライブとストレージコントローラの状態の表示。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、仮想ディスク、およびエンクロージャのプロパティの表示。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのセットアップ。 • 仮想アダプタの割り当て。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのトラブルシューティング。 • ストレージコンポーネントのアップデート。 • フォールトトレランスモードでの共有ストレージコントローラの使用。 • 共有 PERC8(内蔵 2)の有効化または無効化。 ストレージコンポーネントの状態の表示 ストレージコンポーネントの状態を表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → プロパティ → ストレージ概要 をクリックします。 2.
メモ: この CMC に関連付けられたストレージデバイスの制御をアクティブに行っているコントラ ーラ、およびスタンバイとして機能しているパッシブコントローラの名前を表示できます。 3. 取り付けられている各コントローラの下で、仮想ディスクを表示、<エンクロージャ名>、および 物理デ ィスクを表示 のリンクをクリックして、それぞれのページを開きます。 CMC ウェブインタフェースを使用した SPERC のフォール トトレランストラブルシューティング情報の表示 SPERC のフォールトトレラント機能の正しい機能性を示す属性を表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → トラブルシューティング → セットアップのトラブルシュー ティング をクリックします。 ストレージセットアップのトラブルシューティング ページが表示されます。 2.
– VA がサーバーまたはスロットからマップ解除されている。 – 影響を受けるすべてのサーバーの電源がオフになっている。 • 仮想ディスクが作成され、これらは 仮想アダプタ 1、仮想アダプタ 2、仮想アダプタ 3、または 仮想アダ プタ 4 として割り当てられます。詳細については、 「仮想ディスクへの仮想アダプタアクセスポリシーの 適用」を参照してください。 メモ: • 一度にマップできるのは、1 台のサーバーに対して 1 つの仮想アダプタのみです。 • 適切なライセンスがない場合は、VA – サーバー割り当てのマップ解除、または VA のデフォルトサ ーバーへのマップしか行うことができません。 • デフォルトのマッピングは VA1 - サーバースロット 1、VA2 - サーバースロット 2、VA3 - サーバー スロット 3、および VA4 - サーバースロット 4 です。 • フルハイトサーバーが挿入されている場合、上部スロットに VA がマップされており、下部スロッ トには何もマップされていません。例えば、スロット 1 のフルハイトでは VA1 がスロット 1 に割り 当てられており、V
サービスを復元することによってダウンタイムを最小限に抑え、これは多くの場合は機能障害がはっきりと 表れる前に行われますが、ダウンタイムを排除するわけではありません。フォールトトレランス(FT)は、 ストレージシステム内の、バックアップコンポーネントとして動作するように設定され、スタンバイモード に保たれる冗長コンポーネントを活用します。フォールトトレランスモードのストレージコントローラは、 ストレージサービスの中断を防ぎ、機能停止したコンポーネントのサービスを自動的に引き継ぎます。冗長 コンポーネント(コントローラ)は通常のの動作状況では使用されないため、フェールオーバープロセス中、 パフォーマンスの一貫性が維持されます。 フォールトトレランスを備えた高可用性には以下のような利点があります。 • コントローラが機能停止した場合でも、すべてのストレージアプリケーションにアップタイムを提供。 • シャーシの重要機能へのアクセスを常時提供。 • コントローラが機能停止、または故障したときに、サーバーが状況に対処することを可能にする。 • コンポーネント冗長性を利用する。 コントローラのフォールトトレ
詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレ ンスガイド』を参照してください。 外部設定のインポートまたはクリア 外部ディスクはシャーシに挿入されている必要があります。 外部設定をインポートまたはクリアするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → セットアップ をクリックします。 2.
{abortonerror | normal}] [-copybackmode {off | on | onwithsmart}] [-lb {auto | disabled}] [-prunconfigured {yes | no}] 詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレ ンスガイド』を参照してください。 共有 PERC コントローラ PERC コントローラが 2 台搭載された状態で出荷された VRTX システムでは、2 台目の PERC が無効化され ている可能性があります。このモードでは、シャーシはフォールトトレラントモードで動作しません。この 場合、システムは 1 台のアクティブなコントローラのみが パフォーマンス モードで動作している単一共有 PERC コントローラとして動作します。 RACADM コマンドラインインタフェースから racadm raid get controllers コマンドを実行して、お 使いのシステム上の共有 PERC コントローラの数をリストします。このコ
メモ: データの損失を防ぐには、コントローラの有効化または無効化操作を実行する前に、次を行って ください。 • 再構築やコピーバックといったすべての操作を完了する。 • データボリュームが最適状態であることを確認する。 メモ: 次の場合、2 つ目の PERC アダプタを有効にする間に警告メッセージが表示され、フォールトト レラントの状態が劣化状態になります。 • PERC アダプタの設定のいずれかが変更された。 • ファームがウェアアップデートされた。 フォールトトレラントシステム設定をフォールトトレラントモードに設定するには、共有 PERC のファ ームウェアおよび設定が一致していることを確認します。 ピアコントローラは、次の状況下に限り、無効にすることができます。 • シャーシ内のすべてのサーバーの電源が切れている。 • 内蔵 1 PERC が現在アクティブなコントローラである。 メモ: 内蔵 1 PERC が現在アクティブなコントローラではない場合は、シャーシのパワーサイクルを 実行してこのコントローラをアクティブにします。 • 両方の CMC にこの機能をサポートする同じファ
ピアコントローラを無効化するには、次を入力します。 racadm raid disableperc: メモ: RACADM インタフェースを使用したこの機能の詳細については、『iDRAC および CMC 向け RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用した物理ディスクプロパ ティの表示 物理ディスクがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 物理ディスクドライブのプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 物理ディスク に移動します。 プロパティ ページが表示されます。 2.
物理ディスクのセットアップ ページが表示されます。 2. グローバルホットスペア割り当て セクションの ホットスペア処置 ドロップダウンメニューから、各物 理ディスクドライブに対して 割り当て解除 または グローバルホットスペア を選択し、適用 をクリック します。あるいは、ホットスペア処置 - すべてに割り当て ドロップダウンメニューから、割り当て解除 または グローバルホットスペア を選択し、適用 をクリックします。 RACADM を使用したグローバルホットスペアの割り当て RACADM を使用してグローバルホットスペアを割り当てるには、コマンド racadm raid hotspare: assign yes -type ghs を実行します。 RACADM コマンドの使用の詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 物理ディスクの回復 物理ディスクを回復するには、以下を実行します。 1.
仮想ディスクを作成するには次のように入力します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 仮想ディスク → 作成 をクリックします。 2. 仮想ディスクの作成 ページの 設定 セクションに適切なデータを入力し、物理ディスクの選択 セクショ ンから、前に選択した RAID レベルに基づいた台数の物理ディスクドライブを選択して、仮想ディスク の作成 をクリックします。 仮想ディスクへの仮想アダプタアクセスポリシーの適用 物理ディスクドライブがインストールされており、仮想ディスクが作成されていることを確認します。 仮想アダプタアクセスポリシーを適用するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 仮想ディスク → 割り当て をクリックします。 2. 仮想ディスクの割り当て ページの 仮想アダプタのアクセスポリシー セクションで、仮想アダプタ <番号 > ドロップダウンメニューから各物理ディスクドライブについて フルアクセス を選択します。 3.
CMC ウェブインタフェースを使用したエンクロージャプロ パティの表示 エンクロージャプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → エンクロージャ → プロパティ をクリックします。 2.
PCIe スロットの管理 16 デフォルトでは、すべてのスロットがマップ解除されています。次を実行することができます。 • シャーシ内の全 PCIe スロットの状態の表示。 • サーバーに対する PCIe スロットを割り当ておよび割り当て解除。 PCIe スロットをサーバーに割り当てる前に、次を考慮してください。 • 空の PCIe スロットを電源がオンになっているサーバーに割り当てることはできません。 • サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、現在割り当てられているサーバー(ソー ス)の電源がオンになっている場合、別のサーバーに割り当てることはできません。 • サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、電源がオンになっている別のサーバー(タ ーゲット)に割り当てることはできません。 割り当てられている PCIe スロットをサーバーから削除する前に、以下の点を考慮します。 • PCIe スロットが空の場合、サーバーの電源がオンになっていても、スロットをサーバーから割り当て解 除できます。 • PCIe スロットにアダプタがあり、その電源
• 左ペインで、シャーシ概要 → PCIe 概要 → セットアップ → マッピング:PCIe スロットからサーバース ロット をクリックします。マッピング:PCIe スロットからサーバースロット ページの 処置 列内にある 処置 ドロップダウンメニューから、適切なサーバー名を選択し、適用 をクリックします。 次に注意してください。 • ライセンスがないと、ハーフハイトサーバーにマップすることができる PCIe スロットの最大数は 2 個で す。フルハイトサーバーが取り付けられている場合、PCIe スロットを上部サーバースロットに 2 個、お よび下部(拡張)サーバースロットに 2 個と、1 台のフルハイトサーバーにつき 4 個の PCIe スロットを マップすることができます。 • サーバースロットは、8 個の PCIe スロットのうちどのスロットにもマップすることができます。 • フルハイトサーバーでは上部メザニンと下部メザニンの両方が装着済みです。装着済みでない場合は、 POST 中、 または がページ上に表示された時にいずれかのキーを押す事ができるように、 POST
PCIe 電源ライドスルー CMC VRTX 内の新しく割り当てられた PCIe カードは、サーバーノードへの電源投入前に検出および初期化 する必要があります。検出および初期化プロセスには次の手順が含まれます。 • 取り付けられたカードの検出とインベントリ • サーバーモジュールへの公開のための PCIe カードの準備 • サーバー BIOS による設定のための複数のカードの準備 • ブレードノードへの電源投入前の全カードの初期化 これらのプロセスはすべて完了に数秒かかるため、PCIe カードの初期化に遅延を生じます。CMC VRTX の PCIe ライドスルー機能は、このプロセスのサイクル時間を短縮します。PCIe ライドスルー機能は、次を可 能にします。 • サーバーノードへの電源投入が迅速化されるため、PCIe カードへの電源投入も迅速化されます。 • 次のシナリオにおいて、PCIe カードの電源オン状態が事前設定された時間分延長されます。 – 関連するサーバーの電源がオフになった後 – アダプタ検出プロセスの終了後 メモ: 期間終了時、PCIe カードの電源がオフになります。ライ
CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe ライドスループロパティの設定 CMC VRTX の PCIe ライドスループロパティを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 → セットアップ → ライドスルー とクリックします。 PCIe ライドスルー設定 ページが表示されます。 2. PCIe ライドスルー機能を有効化または無効化するには、PCIe ライドスルーの有効化 オプションを選択 またはクリアします。 メモ: デフォルトではライドスルー機能が有効化されており、期間は 300 秒に設定されています。 3. タイムアウト フィールドに、ライドスルー機能を有効にする時間を入力します。 ゼロ(0)または 60~1800 秒の値を入力します。ゼロは無限のタイムアウトを示します。 4.
17 トラブルシューティングとリカバリ 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリモートシステム上でのリカバリ、および問題のトラブル シューティングに関連したタスクの実行方法について説明します。 • シャーシ情報の表示。 • イベントログの表示。 • 設定情報、エラー状態、エラーログの収集。 • 診断コンソールの使用。 • リモートシステムの電源管理。 • リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 • コンポーネントのリセット。 • ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 • ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 • アラート問題に関するトラブルシューティング。 • システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 • シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 • エラーコードおよびログの表示。 RACDUMP を使用した設定情報、シャーシ状態、およびログ の収集 racdump サブコマンドは、包括的なシャーシ状態、設定状況情報、イベントログの履歴を収集するための
racdump には次のサブシステムが含まれており、次の RACADM コマンドを集約します。racdump の詳細 については、 『PowerEdge VRTX の CMC 用 RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくだ さい。 サブシステム RACADM コマンド システム / RAC の一般情報 getsysinfo セッション情報 getssninfo センサー情報 getsensorinfo スイッチ情報(IO モジュール) getioinfo メザニンカード情報(ドーターカード) getdcinfo 全モジュールの情報 getmodinfo 電力バジェット情報 getpbinfo KVM 情報 getkvminfo NIC 情報(CMC モジュール) getniccfg 冗長性情報 getredundancymode トレースログ情報 gettracelog RAC イベントログ getraclog システムイベントログ getsel SNMP Management Information Base(MIB)ファイルのダウ
電源のトラブルシューティング 次の情報は、電源装置および電源関連問題のトラブルシューティングに役立ちます。 • 問題:電源の冗長性ポリシー を グリッド冗長性 に設定すると、電源装置の冗長性喪失イベントが生じ た。 – 解決策 A: この設定には、モジュラーエンクロージャのサイド 1(左側 2 つのスロット)に少なくと も 1 台の電源装置、およびサイド 2 (右側 2 つのスロット)に 1 台の電源装置が存在し、動作可能で あることが必要です。さらに、各サイドの容量は、シャーシが グリッド 冗長性 を維持するための総 電力割り当てをサポートするために十分である必要があります。 (完全なグリッド冗長性動作のため、 4 台の電源装置が装備された完全な PSU 構成が利用可能であるようにしてください。 ) – 解決策 B:すべての電源装置が 2 つの AC グリッドに正しく接続されていることを確認します。サイ ド 1 の電源装置は一方の AC グリッドに、サイド 2 の電源装置は他方の AC グリッドに接続され、両 方の AC グリッドが機能していることが必要です。このうちひとつの AC グリッドが機能していな
• 不具合: シャーシが 4 台の電源装置でのグリッド冗長性 構成で稼働していたにも関わらず、AC グリッ ドに障害が発生した後、サーバーのサブセットが電力を失った。 – 解決策: この問題は、AC グリッド障害が発生した時に、電源装置が冗長 AC グリッドに正しく接続 されていなかった場合に発生します。グリッド冗長性 ポリシーでは、左側 2 台の電源装置がひとつの AC グリッドに接続され、右側 2 台の電源装置がもう一方の AC グリッドに接続されている必要があ ります。2 台の PSU が正しく接続されていない場合(例えば、PSU 2 と PSU 3 が誤った AC グリッド に接続されているなど)、AC グリッド障害は優先順位の最も低いサーバーでの電力喪失の原因になり ます。 • 問題: PSU に障害が発生した後、優先順位の最も低いサーバーが電力を失った。 – 解決策: サーバーの電源が切れる原因となる今後の電源装置障害を避けるには、シャーシに少なくと も 3 台の電源装置が装備され、PUS 障害がサーバー動作に影響しないように 電源装置冗長性 ポリシ ーが設定されているようにしてください。
CMC ウェブインタフェースを使用したハードウェアログの表示 ハードウェアログは表示、保存、およびクリアすることが可能です。ログは、列の見出しをクリックするこ とにより、重大度、日付 / 時刻、または説明を基準に並べ替えすることができます。列の見出しを再度クリ ックして、並び順を逆にします。 CMC ウェブインタフェースを使用してハードウェアログを表示するには、左ペインで シャーシ概要 → ログ をクリックします。ハードウェアログ ページが表示されます。管理下ステーションまたはネットワークに ハードウェアログのコピーを保存するには、ログの保存 をクリックしてから、ログのテキストファイルの場 所を指定します。 メモ: ログはテキストファイルとして保存されるため、ユーザーインタフェースで重大度を示すために 使用されるグラフィックイメージは表示されません。テキストファイルでは、重大度は OK、情報、不 明、警告、重大 という単語で示されます。日付 / 時刻のエントリは昇順で表示されます。日付 / 時刻 列に <システム起動> が表示される場合は、日付または時刻が利用できない、モジュールの電源オンま たは電源オフ中に
左ペインで、シャーシ概要 → ログ → シャーシログ をクリックします。シャーシログ ページが表示されま す。 お使いの管理下ステーションまたはネットワークにシャーシログのコピーを保存するには、ログの保存 をク リックして、ログファイルを保存する場所を指定します。 診断コンソールの使用 高度な技術を持つユーザーである、またはテクニカルサポートの指示に従っている場合、CLI コマンドを使 用してシャーシハードウェア関連の問題を診断することができます。 メモ: これらの設定を変更するには、デバッグコマンドシステム管理者 特権が必要です。 診断コンソールにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → トラブルシューティング → 診断 をクリックします。 診断コンソール ページが表示されます。 2.
シャーシ設定の保存と復元 これはライセンスが必要な機能です。CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ設定のバックアップ を保存または復元するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → セットアップ → シャーシバックアップ をクリックします。シャーシバッ クアップ ページが表示されます。シャーシ設定を保存するには、保存 をクリックします。デフォルトの ファイルパスを上書きし(オプション)、OK をクリックしてファイルを保存します。デフォルトのバッ クアップファイル名にはシャーシのサービスタグが含まれています。このバックアップファイルは、こ のシャーシの設定と証明書を復元する場合に限り、後から使用することができます。 2.
パラメータを変更するには、次のコマンドを入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpMaxDist 32 変更後 NTP を無効化し、5~10 秒間待ってから再度 NTP を有効化します。 メモ: NTP は、再同期化のためにさらに 3 分時間を費やす場合があります。 NTP を無効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 0 NTP を有効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 1 NTP サーバーが正しく設定されているにもかかわらず、このエントリがトレースログに存在する場合は、 CMC が設定された NTP サーバーのいずれとも同期できないことが確実になります。 NTP サーバーの IP アドレスが設定されていない場合、次に似たトレースログエントリが記録される場合があ ります。 Jan 8 19:59:24 cmc ntpd[1423]: Cannot
コンポーネント サーバー IOM(共通) IOM(パススルー) 送風装置 222 LED の色、点滅パターン 状態 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 スタンバイ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 / スタックマスター 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし / スタックスレーブ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 不使用 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障
コンポーネント PSU LED の色、点滅パターン 状態 緑色、消灯 電源オフ 橙色、点灯 ファンタイプを認識できない、CMC ファー ムウェアのアップデート 橙色、点滅 ファン障害。タコメーターが範囲外 橙色、消灯 不使用 (楕円)緑色、点灯 AC OK (楕円)緑色、点滅 不使用 (楕円)緑色、消灯 AC OK 外 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 橙色、消灯 障害なし (円)緑色、点灯 DC OK (円)緑色、無灯 DC OK 外 無応答 CMC のトラブルシューティング いずれのインタフェース(ウェブインタフェース、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使 用しても CMC にログインできない場合は、CMC 上の LED の観察、DB-9 シリアルポートを使用したリカバ リ情報の取得、または CMC ファームウェアイメージのリカバリなどを行うことにより、CMC が機能してい るかどうかを確認できます。 メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。 問題特定のための LED の
DB-9 シリアルポートからのリカバリ情報の入手 下部の LED が橙色の場合、CMC の前面にある DB-9 シリアル ポートからリカバリ情報を取得できます。 リカバリ情報を取得するには、次の手順を実行します。 1. CMC システムとクライアントシステムの間に NULL モデムケーブルを取り付けます。 2. 任意のターミナルエミュレータ(HyperTerminal や Minicom など)を起動します。プロンプトが表示さ れたら、8 ビット、パリティ無し、フロー制御無し、ボーレート 115200 の仕様を入力します。 3.
トレースログは次の情報を追跡します。 • DHCP — DHCP サーバーから送受信されたパケットをトレースします。 • DDNS — 動的 DNS アップデート要求と応答をトレースします。 • ネットワークインタフェースへの設定変更。 トレースログには、管理下システムのオペレーティングシステムではなく、CMC の内部ファームウェアに関 連する CMC ファームウェア固有のエラーコードが含まれている場合もあります。 コントローラのトラブルシューティング コントローラをトラブルシューティングするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → トラブルシューティング をクリックしま す。 2.
LCD パネルインタフェースの使用 18 LCD パネルを使用して設定と診断を実行したり、シャーシやそのコンテンツの状態情報を取得することがで きます。 次の図は、LCD パネルの図解です。LCD 画面には、メニュー、アイコン、画像、およびメッセージが表示さ れます。 図 2. LCD ディスプレイ 1. LCD 画面 3. スクロールボタン(4) 2.
表 33.
メインメニューから KVM マッピング を選択し、適切なサーバーに移動して、中央の チェック ボタンを押し ます。 DVD マッピング このページを使用することにより、DVD からサーバーへのマッピング情報の表示、別のサーバーのシャーシ 上 DVD ドライブへのマップ、または既存の接続のマッピング解除を行うことができます。サーバーが DVD にアクセスできるようにするには、メインメニューから DVD マッピング を選択し、必要なサーバーまで移 動して、中央の チェック ボタンを押します。 DVD ドライブをサーバースロットにマップできるのは、そのサーバースロットに対して DVD が有効になっ ている場合のみです。DVD ドライブは、いずれのサーバースロットからも使用されないように、マッピング を解除することもできます。DVD ドライブとメイン基板との間で SATA ケーブルが正しく接続されていな いと、DVD ドライブの正常性が重要状態になります。DVD ドライブの正常性が重要状態の場合、サーバー は DVD ドライブにアクセスできません。 メモ: DVD マッピング機能は、DVD ドライブが取り付けられて
上下矢印ボタンを使ってメニュー内のアイテムをハイライト表示するか、メインメニュー 画面に戻る場合は 戻る アイコンをハイライト表示します。 選択をアクティブにするには、中央のボタンを押します。 LCD 言語 LCD 言語 画面では、LCD パネルメッセージに使用する言語を選択することができます。現在アクティブな 言語が、水色背景でハイライト表示されます。 1. 上下左右の矢印ボタンを使って任意の言語をハイライト表示します。 2. 中央ボタンを押します。確定 アイコンがハイライト表示されます。 3.
前面パネル LCD メッセージ このセクションには 2 つのサブセクションがあり、前面パネル LCD に表示されるエラーと状態情報をリスト にします。 LCD の エラーメッセージ の形式は、CLI またはウェブインタフェースで表示されるシステムイベントログ (SEL)に似ています。 エラーセクションの表は、各種 LCD 画面に表示されるエラーおよび警告メッセージと、考えられるメッセー ジの原因をリストします。山括弧(< >)で囲まれたテキストは、そのテキストが様々であることを示しま す。 LCD の状態情報には、シャーシ内のモジュールについての記述的情報が含まれます。このセクションの表に は、各コンポーネントに対して表示される情報が説明されています。 LCD モジュールとサーバー状態情報 本項の表では、シャーシ内のコンポーネントタイプごとに前面パネル LCD に表示される状態項目について説 明します。 表 34.
表 35. シャーシまたはエンクロージャ状態 項目 説明 ユーザー定義名 例:「Dell ラックシステム」。これは、CMC CLI またはウェブインター フェースを使用して設定することができます。 エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセージ という順序でエラーメッセージがリストされます。 モデル番号 例:「PowerEdgeM1000」。 電力消費量 現在のワット単位での電力消費量です。 ピーク電力 ワット単位のピーク電力消費量です。 最小電力 ワット単位の最小電力消費量です。 周囲温度 現在の摂氏での周辺温度です。 サービスタグ 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 CMC 冗長性モード 非冗長または冗長になります。 PSU 冗長性モード 非冗長、グリッド冗長、または DC 冗長 表 36.
表 38. IOM 状態 項目 説明 名前 / 場所 IOM A エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 状態 オフまたはオン - IOM が機能しているかどうかを示します。 モデル IOM のモデルです。 ファブリックタイプ ネットワークタイプです。 IP アドレス IOM がオンの場合にのみ表示されます。パススルータイプ IOM の値 はゼロです。 サービスタグ 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 表 39.
表 41. 送風装置の状態 項目 説明 名前 / 場所 例:送風装置 1、送風装置 2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 RPM 現在の送風装置速度(RPM) 表 42.
表 44. ハードディスクドライブの状態 項目 説明 ハードディスクドライブ:< 番号 > ハードディスクドライブ (n はハードドライブ番号)形式でハー ドディスクドライブ名が表示されます。例:ハードディスクドライブ 1、ハードディスクドライブ 2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 電源状態 スピンアップ、移行、またはスピンダウン - ハードディスクドライブ の電源状態を示します。 製造元 製造元の名前 容量 ハードディスクドライブの使用可能なストレージ容量(GB) ファームウェアバージョン ハードディスクドライブのファームウェアバージョン 状況 オフライン、オンライン、またはスタンバイ - ハードディスクドライ ブの電源状態を示します。 表 45.
項目 説明 IP4 <有効、無効> 現在の IPv4 の有効化状況を表示します。 IP4 アドレス: <アドレス、取得中 IPv4 が有効な場合にのみ表示されます。 > IP6 <有効、無効> iDRAC が IPv6 をサポートする場合にのみ表示されます。現在の IPv6 有効化状況を表示します。 IP6 ローカルアドレス: <アドレス iDRAC が IPv6 をサポートし、かつ IPv6 が有効な場合にのみ表示され > ます。 IP6 グローバルアドレス: <アドレ iDRAC が IPv6 をサポートし、かつ IPv6 が有効な場合にのみ表示され ス> ます。 ファブリック上で有効化された FlexAddress 機能がインストールされている場合にのみ表示されます。このサーバ ー用に有効化されたファブリックをリストします(つまり、A、B、 C)。 表の情報は動的にアップデートされます。サーバーがこの機能をサポートしていない場合は、次の情報は表 示されません。サポートしている場合は、サーバー管理者のオプションは次のとおりです。 • オプション「なし」= LCD には一切の文字列を表示し
19 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 • RACADM • リモートシステムの管理と復元 • Active Directory • FlexAddress と FlexAddressPlus • IOM RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージ が表示されます。 racadm Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは何を意味しますか? 別のコマンドは、CMC がリセットを完了した後でのみ、発行される必要があります。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 • ローカルエラーメッセージ - ERROR: といった構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題で す。 RACADM help サブコマンドを使用して、正しい構文と使用方法を表示します。たとえば、シャーシロ グのクリアでエラーが発生した場合は、次のサブコマンド
$ logout および $ quit コマンドの使用中に、Not Found というエラーメッセージが表示されます。 リモートシステムの管理と復元 プロパティを変更すると、リモート RACADM とウェブベースのサービスを使用できなくなるのはなぜです か? CMC ウェブサーバーのリセット後は、リモート RACADM サービスとウェブインタフェースに再度アクセス できるようになるまで 1 分ほどかかる場合があります。 CMC ウェブサーバーは次の状況が発生するとリセットされます。 • CMC ウェブユーザーインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロ パティを変更する。 • cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更された(config -f(config ファイル)が変更する場合も含む)。 • racresetcfg が使用されたか、またはシャーシ構成のバックアップが回復された。 • CMC がリセットされた。 • 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 使用している DNS サーバーが CMC を登録しません。 一部の DNS
SNMP 認証トラップが生成されないようにするには、 エージェントによって受け入れられるコミュニティ名 を入力してください。CMC では 1 つのコミュニティ名のみが許可されているため、IT Assistant 検出セット アップには同じ get コミュニティ名と set コミュニティ名を入力します。 CMC ウェブインタフェースへのアクセス時に、SSL 証明書のホスト名と CMC のホスト名が一致しないとい うセキュリティ警告が表示される。 CMC には、ウェブインタフェースとリモート RACADM 機能のネットワークセキュリティを確保するために デフォルトの CMC サーバー証明書が含まれています。この証明書が使用されると、デフォルト証明書が CMC のホスト名(たとえば IP アドレス)に一致しない場合、ウェブブラウザがセキュリティ警告を表示し ます。 このセキュリティ問題に対処するには、CMC の IP アドレスに発行された CMC サーバー証明書をアップロ ードします。証明書の発行のために使用される証明書署名要求(CSR)を生成するときは、CSR のコモンネ ーム(CN)が CMC の IP アドレ
これらの Dell 拡張オブジェクト(Dell 関連オブジェクト、Dell RAC デバイス、および Dell 権限オブジェク ト)をいくつかのドメインに分散できますか? 関連オブジェクトと特権オブジェクトは、同じドメインにある必要があります。Dell 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインは、これらの 2 つのオブジェクトを同じドメインでのみ作成すること ができます。その他のオブジェクトは異なるドメイン内に置くことができます。 ドメインコントローラの SSL 設定に何か制限はありますか? はい。CMC では、信頼できる認証局の署名付き SSL 証明書を 1 つしかアップロードできないため、フォレ スト内の Active Directory サーバーの SSL 証明書はすべて同じルート認証局によって署名される必要があり ます。 新規 RAC 証明書が作成されてアップロードされた後、ウェブインタフェースが起動しません。 RAC 証明書の生成に Microsoft 証明書サービスが使用された場合、証明書作成時にウェブ証明書ではなくユ ーザー証明書オプションが使用された可能性があ
カードのアクティブ化や変更はいずれも行われません。カードは CMC によって無視されます。この場合、 $racadm featurecard -s コマンドが次のメッセージを返します。 機能カードが挿入されていません。 エラー: ファイルを開くことができません シャーシのサービスタグが再プログラムされた場合、そのシャーシにバインドされている機能カードはどう なりますか? • そのシャーシ、または他のシャーシのアクティブな CMC に元の機能カードが存在する場合、ウェブイン タフェースが次のエラーメッセージを表示します。 This feature card was activated with a different chassis. It must be removed before accessing the FlexAddress feature.
問題は、FlexAddress が無効化されたときに SD カードが CMC になかった場合、別のシャーシに FlexAddress をインストールするためにそのカードを使用できないということです。カードを使用できるように回復する には、バインドされているシャーシの CMC にそのカードを挿入し直し、FlexAddress を再インストールし て、その後 FlexAddress を非アクティブ化します。 SD カードが正しく取り付けられ、ファームウェアまたはソフトウェアのアップデートもすべてインストール 済みです。FlexAddress がアクティブですが、サーバー導入画面に導入オプションが表示されません。何が 間違っていますか? これは、ブラウザのキャッシュの問題です。ブラウザからログオフし、再起動してください。 RACADM コマンド racresetcfg を使用してシャーシ設定をリセットする必要がある場合、FlexAddress はど うなりますか? FlexAddress 機能は引き続きアクティブ状態で使用可能です。すべてのファブリックとスロットがデフォル トとして選択されています。 メモ: RAC