Chassis Management Controller for Dell PowerEdge VRTX バージョン 1.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 Copyright © 2014 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 03 Rev.
目次 1 概要..............................................................................................................................15 本リリースの新機能.............................................................................................................................16 主な機能............................................................................................................................................... 16 管理機能....................................................................................
CMC への初期アクセスのセットアップ............................................................................................. 33 初期 CMC ネットワークの設定..................................................................................................... 34 CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコル.........................................................38 その他のシステム管理ツールを使用した CMC の起動.................................................................39 CMC ファームウェアのダウンロードとアップデート...................................................................
デフォルトパスワード警告メッセージの有効化または無効化 .......................................................... 52 ウェブインタフェースを使用したデフォルトパスワード警告メッセージの有効化または無 効化................................................................................................................................................ 52 RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージの有効 化または無効化.............................................................................................................................. 53 4 ファームウェアのアップデート.................................
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネントの正常性状態の監視........ 71 シャーシとコンポーネント概要の表示................................................................................................ 71 シャーシの図解.............................................................................................................................. 72 選択したコンポーネントの情報.....................................................................................................73 サーバーモデル名とサービスタグの表示.............................................................................
シャーシグループへのメンバーの追加......................................................................................... 90 リーダーからのメンバーの削除.................................................................................................... 90 シャーシグループの無効化........................................................................................................... 90 メンバーシャーシでの個別のメンバーの無効化........................................................................... 91 メンバーシャーシまたはサーバーのウェブページの起動....................................
プロファイルの編集..................................................................................................................... 112 プロファイル設定の表示.............................................................................................................. 112 保存プロファイル設定の表示.......................................................................................................112 プロファイルログの表示..............................................................................................................
Active Directory スキーマ用の CMC の設定..................................................................................... 151 SSO ログイン用のブラウザの設定.....................................................................................................151 Internet Explorer ......................................................................................................................... 151 Mozilla Firefox .............................................................................................................
コマンドメッセージ...........................................................................................................................173 FlexAddress DELL ソフトウェア製品ライセンス契約.......................................................................174 13 ファブリックの管理............................................................................................. 177 無効な構成..........................................................................................................................................177 初回電源投入シナリオ.
外部電源管理................................................................................................................................192 CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェットと冗長性の設定.................................. 192 RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定................................................................ 193 電源制御操作の実行...........................................................................................................................195 シャーシに対する電源制御操作の実行......................................................
RACADM を使用した PCIe スロットの管理..................................................................................... 208 PCIe 電源ライドスルー.....................................................................................................................209 CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe ライドスループロパティの表示........................ 209 RACADM を使用した PCIe ライドスループロパティ状態の表示.............................................. 209 CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe ライドスループロパティの設定.........................210 RACADM を使用した PCIe ライドスループロパティ状態の設定........
RACADM............................................................................................................................................233 リモートシステムの管理と復元........................................................................................................ 234 ..................................................................................................................................................... 235 Active Directory....................................................................
1 概要 Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX は、PowerEdge VRTX シャーシを 管理するためのシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアソリューションです。CMC には独自のマイ クロプロセッサとメモリがあり、差し込まれたモジュラシャーシによって電源供給されます。 CMC により、IT 管理者は以下を行うことが可能になります。 • インベントリの表示 • タスクの設定および監視 • シャーシおよびサーバーのリモートでの電源オン / オフ • サーバーモジュール内のサーバーおよびコンポーネントでのイベントアラートの有効化 • VRTX シャーシ内のストレージコントローラとハードディスクドライブの表示と管理 • VRTX シャーシ内の PCIe サブシステムの管理 • シャーシ内の iDRAC と I/O モジュールに 1 対多の管理インタフェースを提供 PowerEdge VRTX シャーシは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC
– ユーザーアクセスセキュリティ。 – ストレージコントローラ用のフォールトトレラントモードを含むストレージコンポーネント – PCIe スロット。 温度、ハードウェアの誤った構成、停電、ファン速度、送風装置などの警告やエラーについて E-メールアラ ートや SNMP トラップアラートを送信するように CMC を設定することができます。 本リリースの新機能 Dell PowerEdge VRTX 向け CMC の本リリースは以下をサポートしています: • 共有ストレージの「Shared PERC 8」のフォールトトレランス(アクティブ / パッシブ)モード。 • M820 サーバプラットフォームのサポート。 • PCIe 電源ライドスルーの実装。 主な機能 CMC の機能は、管理とセキュリティ機能のグループに分けられます。 管理機能 CMC は次の管理機能を提供します。 • 冗長 CMC 環境。 • IPv4 および IPv6 のダイナミック DNS(DDNS)登録。 • ローカルユーザー、Active Directory、および LDAP のログイン管理と設定。 • ECM(拡
• • • • • • • • • • • FlexAddress 機能 — 特定のスロットに対して、工場で割り当てられたワールドワイドネーム / メディアア クセスコントロール(WWN/MAC)ID のシャーシに割り当てられた WWN/MAC ID への置き換え シャーシのコンポーネントステータスおよび状態のグラフィック表示。 単一およびマルチスロットサーバーのサポート。 LCD iDRAC 設定ウィザードによる iDRAC ネットワーク設定のサポート。 iDRAC シングルサインオン。 ネットワークタイムプロトコル(NTP)対応。 サーバーサマリ、電力レポート、電力制御ページの強化。 強制 CMC フェールオーバー、およびサーバーの仮想再装着。 最大 8 つまでのシャーシをリードシャーシから監視できるマルチシャーシ管理。 シャーシ上のストレージコンポーネントの設定。 サーバーおよびそれらの識別情報への PCIe スロットのマッピング。 セキュリティ機能 CMC は次のセキュリティ機能を提供しています。 • パスワードレベルのセキュリティ管理 — リモートシステムへの無許可のアクセスを防止。 • 次によ
項目 インジケータ、ボタン、またはコネクタ 1 ステータス / 識別インジケータ(CMC 1) 2 電源インジケータ(CMC 1) 3 CMC コネクタポート(2) 4 電源インジケータ(CMC 2) 5 ステータス / 識別インジケータ(CMC 2) 次に、シャーシの背面パネル図と、CMC で利用できる部品およびデバイスを記した表を示します。 項目 インジケータ、ボタン、またはコネクタ 1 PCIe 拡張カードスロットロープロファイル(5) 2 PCIe 拡張カードスロットフルハイト(3) 3 CMC GB Ethernet ポート(CMC-2) 4 CMC GB Ethernet ポート(CMC-1) 18
項目 インジケータ、ボタン、またはコネクタ 5 シリアルコネクタ 6 送風機モジュール(4) 7 I/O モジュールポート 8 PSU 4 9 PSU 3 10 PSU 1 11 PSU 2 次に、シャーシの前面パネル図と、CMC で利用できる部品およびデバイスを記した表を示します。 図 1. 前面パネルの機能とインジケータ - 3.
項 目 インジケータ、ボタン、また はコネクタ 3 LCD メニュースクロールボタ カーソルを 1 段ずつ移動させます。 ン(4) 4 選択(「チェック」)ボタン LCD 画面上のアイテムを選択して保存し、次の画面に移動します。 5 エンクロージャ電源インジケ ータ、電源ボタン 電源インジケータは、エンクロージャの電源が入っている時に点灯し ます。電源ボタンによってシステムへの PSU の供給を制御します。 6 説明 ハードディスクドライブ (HDD) 2.5 インチハー ドドライブエン クロージャ 最大 25 台のホットスワップ対応 2.5 インチハ ードディスクドライブ。 3.5 インチハー ドディスクドラ イブエンクロー ジャ 最大 12 台のホットスワップ対応 3.
接続 シリアルポート 機能 • システム起動、リセット、電源投入、シャットダウンコマンドを含む Telnet/SSH コマンドコンソールおよび RACADM CLI コマンドのサポ ート。 • システム起動、リセット、電源投入、シャットダウンコマンドを含む シリアルコンソールおよび RACADM CLI コマンドのサポート。 特定タイプの I/O モジュール へのバイナリプロトコルによる通信を行 うために特別に設計されたアプリケーション用バイナリ交換のサポー ト。 シリアルポートは、connect(または racadm connect)コマンドを使 ってサーバーのシリアルコンソールまたは I/O モジュールに内部的に 接続可能。 アクティブ CMC のみへのアクセスを提供。 • • • 対応プラットフォーム CMC は、PowerEdge VRTX プラットフォーム用に設計されたモジュラーサーバーをサポートします。CMC との互換性の詳細については、デバイスのマニュアルを参照してください。 最新の対応プラットフォームについては、dell.
• • 30 日間の評価および延長 - このライセンスは 30 日後に失効しますが、期限を 30 日間延長することもで きます。評価ライセンスは継続時間ベースであり、電力がシステムに供給されているときにタイマーが稼 動します。 永続 — サービスタグにバインドされたライセンスで、永続的です。 ライセンスの取得 次のいずれかの方法を使用して、ライセンスを取得できます。 • • • E-メール — テクニカルサポートセンターにライセンスを要求すると、ライセンスが添付された E-メール が送付されます。 セルフサービスポータル — CMC から、セルフサービスポータルへのリンクを利用できます。このリンク をクリックして、ライセンスを購入できるインターネット上のライセンスセルフサービスポータルを開き ます。詳細については、セルフサービスポータルページのオンラインヘルプを参照してください。 販売時 — システムの発注時にライセンスを取得します。 ライセンス操作 ライセンス管理の作業を実行する前に、ライセンスを取得しておく必要があります。詳細については、 support.dell.
ライセンス / コン ポーネントの状態 または状況 インポート エクスポート 削除 置き換え もっと詳しく知る 非システム管理者 ログイン はい いいえ いいえ いいえ はい アクティブなライ センス はい はい はい はい はい 期限切れのライセ ンス いいえ はい はい はい はい ランセンスがイン いいえ ストールされてい るが、コンポーネン トが欠落している はい はい いいえ はい CMC ウェブインタフェースを使用したライセンスの管理 CMC ウェブインタフェースを使用してライセンスを管理するには、シャーシ概要 → セットアップ → ライセ ンス と移動します。 ライセンスをインポートする前に、ローカルシステムまたは CMC がアクセス可能なネットワーク共有上に 有効なライセンスファイルを保存しておくようにしてください。ライセンスは組み込まれているか、セルフ サービスウェブポータル またはライセンスキー管理ツールからメールで送信されています。 ライセンス ページに、デバイスに関連付けられたライセンス、またはインストールされているもののデバイ
CMC セットアップのバ ックアップ なし あり CMC セットアップの復 元 あり あり WS-MAN あり あり snmp あり あり Telnet あり あり SSH あり あり ウェブベースのインタフ あり ェース あり 電子メールアラート あり あり LCD 導入 あり あり 拡張 iDRAC 管理 あり あり リモート Syslog なし あり ディレクトリサービス なし* あり iDRAC シングルサイン オン なし あり 2 要素認証 なし あり PK 認証 なし あり リモートファイル共有 あり あり スロットリソース管理 なし あり *デフォルト以外のディレクトリサービス設定の場合、 Express ライセンスで許可されるのはディレクトリサ ービスのリセットのみです。ディレクトリサービスの リセットは、ディレクトリサービスを工場出荷時のデフ ォルトに設定します。 エンクロージャレベルの なし* 電力制限 あり *デフォルト以外の電力制限設定の場合、Express ライ センスで許可され
詳細設定 なし あり エンクロージャレベルの なし バックアップ あり FlexAddress の有効化 なし* あり PCIe アダプタマッピン グ あり(*) あり 仮想アダプタからスロッ なし* トへのマッピング あり 仮想アダプタとスロット あり のマッピング解除 あり サーバークローニング なし あり 1 対多のサーバーファー ムウェアアップデート なし あり iDRAC の 1 対多設定 なし あり *デフォルト以外の FlexAddress 設定の場合、Express ラ イセンスで許可されるのはデフォルトの復元のみです。 デフォルトの復元は、FlexAddress 設定を工場出荷時の デフォルトにリセットします。 *Express ライセンスでは、サーバー 1 台につき最大 2 台の PCIe アダプタを割り当てることができます。 *デフォルト以外の仮想アダプタマッピングの場合、 Express ライセンスで許可されるのはデフォルトマッ ピングのみです。デフォルトの復元は、仮想アダプタの マッピングを工場出荷時のデフォルトに変更します。 他言語の
その他の必要マニュアル デルサポートサイトからマニュアルにアクセスします。dell.com/support/manuals では、本リファレンス ガイドに加え、以下のガイドにアクセスできます。 • 『VRTX CMC オンラインヘルプ』には、ウェブインタフェースの使用に関する情報が記載されています。 このオンラインヘルプにアクセスするには、CMC ウェブインタフェースで ヘルプ をクリックします。 • 『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge VRTX RACADM バージョン 1.0 コマンドラインリ ファレンスガイド』には、VRTX 関連の RACADM 機能の使用に関する情報が記載されています。 • 『Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX バージョン 1.
上、およびシステムに同梱のシステムセットアッププレースマットにあるクイックリソースロケータ (QRL)をスキャンしてください。QRL アプリケーションをモバイルデバイスで有効にするには、モバイ ルプラットフォームからこのアプリケーションをダウンロードします。 システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更を説明するために、アップデート情報がシステムに付属 していることがあります。このアップデート情報はしばしば他の文書の差し替となることから、常に最初に お読みください。 デルサポートサイトからの文書へのアクセス 必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。 • 次のリンクからアクセスできます。 – すべてのシステム管理マニュアル - dell.com/softwaresecuritymanuals – エンタープライズシステム管理マニュアル — dell.com/openmanagemanuals – リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — dell.com/esmmanuals – Serviceability Tools マニュアル — dell.
CMC のインストールと設定 2 本項では、CMC ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を使用するための管理環境の設 定、および CMC の設定の各種方法について説明します。 • CMC への初期アクセスの設定。 • ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 • CMC ユーザーの追加と設定。 • CMC ファームウェアのアップデート。 冗長 CMC 環境の取り付けと設定の詳細については、 「冗長 CMC 環境について」を参照してください。 作業を開始する前に CMC 環境をセットアップする前に、PowerEdge VRTX 用の最新バージョンの CMC ファームウェアを dell.
8. CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC に IP アドレスを指定し、LAN と IPMI インタフェースを有効に します。 メモ: サーバーによっては、デフォルトで iDRAC LAN インタフェースが無効になっています。こ の情報は、CMC ウェブインタフェースの サーバー概要 → セットアップ で確認できます。これ は、高度なライセンスオプションである可能性があり、その場合は、サーバーごとに セットアッ プ 機能を使用する必要があります。 9. CMC ウェブインタフェースで、IO モジュールを IP アドレスで入力します。IP アドレスは、I/O モジュ ール概要 をクリックしてから、セットアップ をクリックすることで取得できます。 10. ウェブブラウザを介して各 iDRAC に接続し、iDRAC の最終設定を行います。デフォルトユーザー名は root、パスワードは calvin です。 11. ウェブブラウザを使用して I/O モジュールに接続し、I/O モジュールの最終設定を行います。 12.
3. DVD を必要なロケーションにマウントするには、mount コマンドまたは類似のコマンドを使用します。 メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、DVD が -noexec mount オプ ションで自動的にマウントされます。このオプションは DVD からの実行ファイルの実行を許可し ません。DVD-ROM を手動でマウントしてから、コマンドを実行する必要があります。 4. SYSMGMT/ManagementStation/linux/rac ディレクトリに移動します。RAC ソフトウェアをインスト ールするには、次のコマンドを入力します。 rpm -ivh *.rpm 5.
プロキシサーバー 管理ネットワークにアクセスしていないプロキシサーバーから閲覧するには、管理ネットワークアドレスを ブラウザの例外リストに追加します。これは、ブラウザに対して管理ネットワークにアクセスする際にプロ キシサーバーを迂回する指示を出します。 Internet Explorer Internet Explorer の例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション → 接続 をクリックします。 3. ローカル エリア ネットワーク(LAN)設定 セクションで、LAN の設定 をクリックします。 4. プロキシサーバー セクションで、LAN にプロキシサーバーを使用する(これらの設定はダイヤルアップ または VPN 接続には適用されません) オプションを選択し、詳細設定 をクリックします。 5.
CRL フェッチングを無効にするには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション をクリックしてから、 詳細設定 をクリックします。 3. セキュリティセクションにスクロールして、発行元証明書の取り消しを確認する オプションをクリア し、OK をクリックします。 Internet Explorer を使用した CMC からのファイルのダウンロード Internet Explorer を使って CMC からファイルをダウンロードする場合、暗号化されたページをディスクに 保存しない オプションが有効化されていないときに問題が発生することがあります。 暗号化されたページをディスクに保存しない オプションを有効化するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション → 詳細設定 をクリックします。 3.
シャーシ管理はデータネットワークから分離することが推奨されます。データネットワーク上における潜在 的なトラフィックのため、内部管理ネットワーク上の管理インタフェースがサーバー向けのトラフィックに よって飽和状態になる可能性があります。このため、CMC と iDRAC 間の通信に遅延が発生します。これら の遅延は、iDRAC が稼動中であっても CMC が iDRAC をオフライン状態と見なしたりするなどの予期しない シャーシ動作が発生し、他の不要な動作が発生する原因になります。管理ネットワークを物理的に分離する ことができない場合は、CMC および iDRAC トラフィックをそれぞれ異なる VLAN に分離するというオプシ ョンもあります。CMC と個々の iDRAC ネットワークインタフェースは、VLAN を使用するように設定する ことができます。 初期 CMC ネットワークの設定 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性がありま す。 CMC の初期ネットワーク設定は、CMC に IP アドレスが与えられる前でも後でも行うことができます。IP アドレスが与
• クイックセットアップ(DHCP) - DHCP アドレスを用いて CMC をすばやくセットアップするに は、このモードを選択します。このモードを使用した CMC の設定についての情報は、クイックセッ トアップ(DHCP)を使用した CMC の設定 を参照してください。 • 詳細セットアップ - 詳細設定のために CMC をセットアップするには、このモードを選択します。 このモードを使用した CMC の設定についての情報は、詳細セットアップを使用した CMC の設定 を参照してください。 クイックセットアップを使用した CMC の設定(DHCP) LCD パネルインタフェースを使用してネットワークを設定するには、次の手順に従います。 1. ネットワーク設定 パネルから クイックセットアップ (DHCP)を選択します。パネルに次のメッセージ が表示されます。 About to get DHCP addresses. Ensure CMC network cable is connected. 2.
6. プロトコル パネルで、CMC に使用するインターネットプロトコル(IPv4 のみ、IPv6 のみ、または 両 方)を選択し、中央のボタンを押した後、再度中央ボタンを押します。 7. • IPv4 または 両方 を選択する場合は、DHCP または 静的 モードを選択します。手順 8 に進みます。 • IPv6 を選択する場合は、iDRAC の設定 パネルが表示されます。この作業後半の手順 11 に進みます。 8. モード パネルで、CMC が NIC IP アドレスを取得する必要があるモードを選択します。DHCP を選択す ると、CMC がお使いのネットワークにある DHCP サーバーから自動的に IP 設定(IP アドレス、マス ク、およびゲートウェイ)を取得します。CMC には、ネットワーク上で割り振られた固有の IP アドレ スが割り当てられます。DHCP を選択する場合は、中央のボタンを押してから中央のボタンを再度押し ます。iDRAC の設定 パネルが表示されます。この作業後半の手順 12 に進みます。 9.
a. スロット 1 の IP を使用して自動的に増分するかどうかを尋ねる、 次のメッセージが表示されます。 IPs will auto-increment by slot number. 中央のボタンをクリックします。スロット 1 の IP 番号を入力す るように求める、次のメッセージが表示されます。 Enter slot 1 (starting) IP b. c. d. e. スロット 1 の IP 番号を入力し、中央のボタンを押します。 サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。 サブネットマスクを設定してから中央のボタンを押します。 ネットワーク概要 画面に、入力した 静的 IP アドレス、サブネッ トマスク、および ゲートウェイ の設定が表示されます。設定に誤 りがないことを確認します。設定を修正するには、適切なボタン を押してから、中央のボタンを押します。 入力した設定が正確であることを確認したら、手順 10 に進みま す。 IPMI オーバー LAN パネルが表示されます。 14.
CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコ ル CMC ネットワークの設定後、さまざまなインタフェースを使って CMC にリモートアクセスすることができ ます。次の表は、リモートで CMC にアクセスするために使用できるインタフェースを示しています。 メモ: Telnet は他のインタフェースほどセキュアではないため、デフォルトでは無効です。Telnet は、 ウェブ、ssh またはリモート RACADM を使用して有効化します。 メモ: 複数のインタフェースを同時に使用すると、予期しない結果が生じることがあります。 表 2. CMC インタフェース インタフェース 説明 ウェブインタフェース グラフィカルユーザーインタフェースを使って CMC へのリモートアクセ スを提供します。ウェブインタフェースは CMC のファームウェア内蔵 で、管理ステーションにある対応ウェブブラウザから NIC インタフェース を介してアクセスします。 対応するウェブブラウザのリストは、デルサポートサイト dell.
インタフェース 説明 SSH SSH を使用して RACADM コマンドを実行します。 高度なセキュリティ を実現するために暗号化されたトランスポート層を使用して、Telnet コン ソールと同じ機能を提供します。デフォルトで SSH サービスは CMC で 有効になっており、無効にすることができます。 WS-MAN WSMAN Services は、一対多のシステム管理タスクを実行するため、Web Services for Management(WSMAN)プロトコルをベースとしています。 LC-Remote Services 機能を使用するには、WinRM クライアント (Windows)や OpenWSMAN クライアント(Linux)などの WS-MAN ク ライアントを使用する必要があります。WS-MAN インタフェースのスク リプトには Power Shell および Python を使用することもできます。 WSMAN は、システム管理用に使用される SOAP(Simple Object Access Protocol)ベースのプロトコルです。CMC は、Distributed Man
CMC ファームウェアのダウンロードとアップデート CMC ファームウェアをダウンロードするには、 「DCMC ファームウェアのダウンロード」を参照してくださ い。 CMC ファームウェアをアップデートするには、 「DCMC ファームウェアのアップデート」を参照してくださ い。 シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 ネットワーク上のシャーシを識別するために、データセンターでのシャーシの物理的な場所とシャーシ名(デ フォルト名は Dell Rack System)を設定できます。たとえば、シャーシ名での SNMP クエリで、設定した名 前が返されます。 ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの場所およびシャーシ名を設定するには、次の手順を実行し ます。 1. 左ペインで、シャーシ概要 に移動し、セットアップ をクリックします。 2.
RACADM を使用した CMC の日付と時刻の設定 コマンドラインインタフェースを使用して日付と時刻を設定するには、dell.
racadm raid 。ここで 動作 値は blink または unblink であり、 FQDD はコンポーネントの物理ディスクドライブおよび仮想ディスクのものです。 CMC プロパティの設定 ウェブインタフェースまたは RACADM コマンドを使って、電力バジェット、ネットワーク設定、ユーザー、 SNMP および E-メールアラートなどの CMC プロパティを設定できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した iDRAC 起動方法の設 定 シャーシの一般設定 ページから iDRAC 起動方法を設定するには、次の手順を実行します。 1. 左側のペインで、シャーシ概要 → セットアップ をクリックします。 シャーシの一般設定 ページが表示されます。 2. iDRAC 起動方法 プロパティのドロップダウンメニューで、 IP アドレス または DNS を選択します。 3.
4. 5.
• アクティブ CMC で CMC ファームウェアフラッシュアップデートを行った場合 。 • アクティブ CMC が機能していない場合 メモ: CMC フェールオーバーが発生すると、すべての iDRAC 接続およびすべてのアクティブな CMC セッションがログオフされます。セッションからログオフしたユーザーは、新しいアクティブ CMC に再接続する必要があります。 スタンバイ CMC について スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同一で、そのミラーとして維持されています。アクティブ CMC とス タンバイ CMC には共に同じファームウェアリビジョンがインストールされている必要があります。ファー ムウェアリビジョンが異なる場合、「冗長性劣化」として報告されます。 スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同じ設定とプロパティを引き継ぎます。両方の CMC のファームウ ェアリビジョンは同じである必要がありますが、スタンバイ CMC に設定を全く同じにする必要はありませ ん。 メモ: CMC の取り付けについては、『VRTX オーナーズマニュアル』を参照してください。スタンバイ CMC への
アクティブ CMC の選択プロセス 2 つの CMC スロットには違いはありません。つまり、スロットは優先順位を示しているわけではなく、最 初に取り付けた、または起動した CMC がアクティブ CMC の役割を担います。CMC が 2 つ取り付けられて いる状態で AC 電源を入れると、CMC シャーシスロット 1 に取り付けられている CMC が通常アクティブ CMC の役割を担います。アクティブ CMC は青色 LED で示されます。 既に電源が入っているシャーシに 2 台の CMC を挿入する場合、自動アクティブまたはスタンバイネゴシエ ーションに最大 2 分間かかることがあります。通常のシャーシの動作は、ネゴシエーション完了時に再開さ れます。 冗長 CMC の正常性状態の取得 ウェブインタフェースでスタンバイ CMC の正常性状態を表示できます。ウェブインタフェースでの CMC の正常性状態へのアクセスについての詳細は、 「シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネントの正常性状 態の監視」を参照してください。 前面パネルの設定 次を設定することができます。 • 電源ボタン • LCD •
3. 適用 をクリックします。 KVM を使用したサーバーへのアクセス サーバーを KVM にマップし、KVM インタフェースを介したサーバーリモートコンソールへのアクセスを有 効化するには、CMC ウェブインタフェース、RACADM、または LCD インタフェースを使用できます。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーの KVM へのマッピング KVM コンソールがシャーシに接続されていることを確認してください。 KVM にサーバーをマップするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 前面パネル → セットアップ をクリックします。 2.
CMC へのログイン 3 CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてロ グインできます。デフォルトのユーザー名とパスワードは、それぞれ root および calvin です。シングル サインオンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます。 CMC ウェブインタフェースへのアクセス ウェブインタフェースを使用して CMC にログインする前に、サポートされているウェブブラウザ(Internet Explorer または Firefox)が設定されており、必要な権限を持つユーザーアカウントが作成されていることを 確認してください。 メモ: Microsoft Internet Explorer を使用しており、プロキシで接続して、エラーメッセージ The XML page cannot be displayed が表示された場合、続行するためにはプロキシを無効にする必要があ ります。 CMC ウェブインタフェースにアクセスするには、次の手順を実行します。 1.
CMC では、ß、å、é、ü などの拡張 ASCII 文字、および主に英語以外の言語で使用されるその他の文字がサ ポートされていません。 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインするには、次の手順を 実行します。 1. ユーザー名 フィールドにユーザー名を入力します。 • CMC ユーザー名: <ユーザー名> • Active Directory ユーザー名:<ドメイン>\<ユーザー名>、<ドメイン>/<ユーザー名> または <ユーザ ー>@<ドメイン> • LDAP ユーザー名: <ユーザー名> メモ: このフィールドでは大文字と小文字が区別されます。 2. パスワード フィールドにユーザーパスワードを入力します。 メモ: Active Directory ユーザーの場合、ユーザー名 フィールドでは大文字と小文字が区別されま す。 3.
スマートカードを使用して CMC に Active Directory ユーザーとしてログインするには、次の手順を実行し ます。 1. 次のリンクを使用して CMC にログインします。 https:// スマートカードの挿入を求める CMC ログイン ページが表示されます。 メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、: を使って CMC ウェブページにアクセスします。ここで、cmcname は CMC の CMC ホスト名、domain-name はドメイン名、port number は HTTPS のポート番号をそ れぞれ表します。 2. スマートカードを挿入し、ログイン をクリックします。 PIN ダイアログボックスが表示されます。 3.
シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン シリアル、Telnet、または SSH 接続を介して CMC にログインできます。 管理ステーションのターミナルエミュレータソフトウェアおよび管理下ノード BIOS を設定した後、次のタ スクを実行して CMC にログインします。 1. 管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアを使って、CMC に接続します。 2.
• ログイン:ssh service@ または ssh service@。ここで、IP アドレスは CMC IP アドレスです。 • RACADM コマンドの送信: ssh service@ racadm getversion および ssh service@ racadm getsel サービスアカウントを使用してログインする際、公開キーまたは秘密キーのペアを作成するときにパスフレ ーズを設定した場合には、そのパスフレーズの再入力を求められる可能性があります。パスフレーズがキー と共に使用される場合は、Windows および Linux を実行しているクライアントシステムによって、その方法 を自動化するメソッドが提供されます。Windows を実行するクライアントシステムでは、Pageant アプリケ ーションを使用できます。このアプリケーションはバックグラウンドで実行され、パスフレーズの入力操作 は透過的に行われます。Linux を実行するクライアントシステムでは、ssh エージェントを使用できます。こ れらのいずれかのアプリ
ウェブインタフェースを使用したデフォルトログインパスワードの変更 CMC ウェブインタフェースにログインするときに、デフォルトパスワード警告 ページが表示された場合、 パスワードを変更できます。これを行うには、次の手順を実行します。 1. デフォルトパスワードの変更 オプションを選択します。 2. 新しいパスワード フィールドに、新しいパスワードを入力します。 パスワードの最大文字数は 20 文字です。文字はマスクされます。次の文字がサポートされています。 • 0~9 • A~Z • a~z • 特殊文字:+、&、?、>、-、}、|、.、!、(、'、,、_、[、"、@、#、)、*、;、$、]、/、§、%、=、<、:、{、 I、\ 3. パスワードの確認 フィールドに、もう一度パスワードを入力します。 4.
RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセ ージの有効化または無効化 RACADM を使用してデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージを有効化するには、 racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneDefCredentialWarningEnable<0> or <1> オブジェクトを使用します。詳細については、dell.
4 ファームウェアのアップデート 以下のファームウェアをアップデートできます。 • CMC - アクティブとスタンバイ • シャーシインフラストラクチャ • I/O モジュール • iDRAC7 以下のサーバーコンポーネントのファームウェアをアップデートできます。 • iDRAC • BIOS • Lifecycle Controller • 32 ビット診断 • オペレーティングシステムドライバパック • ネットワークインタフェースコントローラ • RAID コントローラ CMC ファームウェアのダウンロード ファームウェアのアップデートを開始する前に、デルサポートサイト support.dell.
ファームウェアアップデート ページに、リストされた各コンポーネントに対するファームウェアの現行バー ジョンが表示され、ファームウェアを最新バージョンにアップデートすることを可能にします。 シャーシに iDRAC がリカバリモードにある前世代のサーバーが存在する場合、または iDRAC のファームウ ェアが破損していることを CMC が検出した場合には、これらの前世代 iDRAC も ファームウェアアップデー ト ページにリストされます。 RACADM を使用した現在インストールされているファームウェアバージョンの 表示 RACADM を使用して iDRAC と CMC の IP 情報、および CMC サービスタグまたは資産タグを表示するには、 racadm getsysinfo サブコマンドを実行します。その他の RACADM コマンドの詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参 照してください。 CMC ファームウェアのアップデート ウェブインタフェースまたは RACADM を
ェアバージョン 2.
• アップデート状態 フィールドにファームウェアのアップデート状態が表示されます。 メモ: CMC のアップデートプロセスには数分かかる場合があります。 シャーシインフラストラクチャファームウェアのアップデー ト シャーシインフラストラクチャアップデート操作は、メイン基板および PCIe サブシステム管理ファームウ ェアなどのコンポーネントをアップデートします。 メモ: シャーシインフラストラクチャファームウェアをアップデートする場合は、シャーシの電源がオ ンで、サーバーの電源がオフになっていることを確認してください。 CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインフラストラクチャファーム ウェアのアップデート 1. 次のいずれかのページに移動します。 • シャーシ概要 → アップデート。 • シャーシ概要 → シャーシコントローラ → アップデート。 2. ファームウェアアップデート ページの シャーシインフラストラクチャファームウェア セクションにあ る ターゲットのアップデート 列でオプションを選択し、シャーシインフラストラクチャファームウェア の適用 をクリックします。 3.
ファームウェアアップデート後は、iDRAC(サーバー上)がリセットされ、一時的に使用不可になります。 メモ: Chassis Management Controller を使用して iDRAC ファームウェアをアップデートするには、シ ャーシ内で SD カードが使用可能である必要があります。ただし、iDRAC ウェブインタフェースを介し て iDRAC ファームウェアをアップデートする場合は、CMC 内に SD カードは必要ありません。CMC からの iDRAC ウェブインタフェースの起動に関する詳細については、「サーバー状態ページからの iDRAC の起動」を参照してください。 ウェブインタフェースを使用したサーバー iDRAC ファームウェアのアップデー ト サーバーの iDRAC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1.
の詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファ レンスガイド』を参照してください。 サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート Lifecycle Controller サービスは各サーバー上で利用することができ、iDRAC によって円滑化されます。 Lifecycle Controller サービスを使って、サーバー上のコンポートおよびデバイスのファームウェアの管理を 行うことができます。Lifecycle Controller はファームウェアのアップデートに最適化アルゴリズムを使用 して再起動の数を効率的に削減します。 Dell Update Packages(DUP)は Lifecycle Controller を使ったファームウェアのアップデートを行うために 使用します。オペレーティングシステムドライバパックコンポーネントの DUP はこの制限を超えており、拡 張ストレージ機能を使用して別途アップデートする必要があります。 Lifecycle Controller は、iDRAC7
Lifecycle Controller の有効化 サーバーへの電源投入時に次の操作を実行することによって Lifecycle Controller サービスを有効化するこ とができます。 • iDRAC6 サーバーの場合、起動コンソールで次のメッセージが表示されたら、 を押します。 Press for Remote Access Setup within 5 sec.
• BIOS フィルタが選択されると、全サーバーの BIOS インベントリのみが表示されます。複数サーバーモ デルで構成される一連のサーバーがあり、そのうちの 1 つのサーバーが BIOS アップデートの対象として 選択された場合、自動フィルタリングロジックにより、選択されたサーバーのモデルと異なるモデルのサ ーバーはすべて自動的に除外されます。これにより、BIOS ファームウェアアップデートイメージ (DUP)の選択が、サーバーの正しいモデルと適合することが保証されます。 場合よっては、1 つの BIOS ファームウェアアップデートイメージが複数のサーバーモデルと互換性を持 つことがあります。この互換性が将来失われる場合に備え、このような最適化は無視されます。 • 自動フィルタリングは、ネットワークインタフェースコントローラ(NIC)や RAID コントローラのファ ームウェアアップデートにおいて重要です。これらのデバイスカテゴリには、種々のタイプやモデルが存 在します。同様に、ファームウェアアップデートイメージ(DUP)が最適化された形式(ある特定のカテ ゴリ内の複数のタイプまたはモデルのデバイスを
racadm getversion -l [-m ] [-f ] 詳細については、dell.
CMC ウェブインタフェースを使用したファームウェアインベントリの表示 ファームウェアインベントリを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。 2.
フィールド 説明 コンポーネン ト / デバイス サーバー上のコンポーネントおよびデバイスの情報を表示します。列幅が狭すぎる 場合、マウスオーバーツールで説明が表示されます。 現在のバージ ョン サーバー上のコンポーネントとデバイスの現在のバージョンを表示します。 ロールバック バージョン サーバー上のコンポーネントとデバイスのロールバックバージョンを表示します。 ジョブ状態 そのサーバー上でスケジュールされているすべての操作のジョブ状態を表示します。 ジョブ状態は継続的に動的にアップデートされます。状態が完了となっているジョ ブの完了が検出されると、コンポーネントまたはデバイスのいずれかでファームウェ アバージョンが変更された場合に備えて、サーバー上のコンポーネントおよびデバイ スのファームウェアバージョンが自動的に更新されます。現在の状況の隣には情報 アイコンも表示され、現在のジョブ状態に関する追加情報を提供します。この情報 は、アイコンをクリックする、またはカーソルを置くことで表示できます。 アップデート サーバー上のファームウェアをアップデートするコンポーネントまたはデバイスを
アップデートを 1 つの操作に統合してスケジュールすることにより、再起動の必要回数を最小限に減らすこ とができます。 操作が別のセッションまたはコンテキストを介したスケジュールのために操作が送信されている最中に、別 の操作が試行されることがあります。この場合、その状況と、その操作を送信できないことを示す確認メッ セージが表示されます。この操作は、処理中の操作が完了するのを待ってから、再度送信してください。 スケジュールのために操作を送信した後は、他のページに移動しないでください。他のページに移動しよう とすると、ページ移動をキャンセルするための確認のメッセージが表示されます。キャンセルしない場合は、 操作が中断されます。操作の中断(特にアップデート操作中の中断)は、ファームウェアイメージファイル のアップロードが正しく完了せずに終了する原因となる可能性があります。スケジュールのために操作を送 信した後は、その操作のスケジュールが正常に行われたことを示す確認メッセージを承認するようにしてく ださい。 サーバーコンポーネントファームウェアの再インストール 1 つ、または複数のサーバー全体で、選択されたコンポーネ
CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェア のロールバック サーバーコンポーネントファームウェアバージョンを以前のバージョンにロールバックするには、次の手順 を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要→ アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページで、コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オ プション)。 3. ロールバックバージョン 列で、ファームウェアをロールバックするコンポーネントまたはデバイスのオ プションを選択します。 4. 次のオプションのいずれかを選択します。 5.
CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェア のアップデート ファームウェアバージョンを次のバージョンにアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページで、コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オ プション)。 3.
ウェブインタフェースを使用したスケジュール済みサーバーコンポーネントファ ームウェアジョブの削除 スケジュール済みサーバーコンポーネントファームウェアジョブを削除するには: 1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページで、コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オ プション)。 3. ジョブステータス 列でチェックボックスがジョブステータスの横に表示されている場合は、Lifecycle Controller ジョブが進行中で、現在の表示されている状態であることを意味します。そのジョブは、ジ ョブ削除操作の対象として選択できます。 4. ジョブの削除 をクリックします。選択されたコンポーネントまたはデバイスに対するジョブが削除さ れます。 CMC ウェブインタフェースを使用したストレージコンポー ネントのアップデート 必要なストレージコンポーネントの DUP がダウンロードされていることを確認してください。 ストレージコンポーネントをアップデートするには、次の手順を実行します。 1.
デート ページにそのサーバーがリストされます。 「サーバー iDRAC ファームウェアのアップデート」に記載 されているタスクを完了してください。 70
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポー ネントの正常性状態の監視 次に関する情報の表示と正常性の監視を行うことができます。 • アクティブとスタンバイの CMC • すべてのサーバーと個々のサーバー • IO モジュール • ファン • 電源装置ユニット(PSU) • 温度センサー • ハードディスクドライブ • LCD アセンブリ • ストレージコントローラ • PCIe デバイス シャーシとコンポーネント概要の表示 CMC ウェブインタフェースにログインすると、シャーシ正常性 ページにシャーシの正常性とそのコンポー ネントが表示されます。そこでは、シャーシとそのコンポーネントがグラフィカルに表示されます。表示は 動的にアップデートされ、現在の状況を反映するようにコンポーネントのサブグラフィックオーバーレイお よびテキストヒントも自動的に変更されます。 シャーシの正常性を表示するには、シャーシ概要 をクリックします。システムがシャーシ、アクティブとス タンバイの CMC、サーバーモジュール、IO モジュール(IOM)、ファン、送風装置、電源装置ユニット (PSU
CMC ハードウェアログ内の最新のイベントも表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照し てください。 お使いのシャーシがグループリードとして設定されている場合は、ログイン後に グループ正常性 ページが表 示されます。これにはシャーシレベルの情報とアラートが表示され、すべてのアクティブ、重要、および非 重要アラートが表示されます。 シャーシの図解 シャーシは正面図と背面図で示されています(それぞれ上のイメージと下のイメージ)。サーバー、DVD、 HDD、KVM、および LCD は前面図、残りのコンポーネントは背面図で示されています。コンポーネントを 選択すると青色で表示され、必要なコンポーネントイメージをクリックすることで制御されます。シャーシ にコンポーネントが存在する場合、そのコンポーネントタイプのアイコンが、図中のコンポーネントが取り 付けられている場所(スロット)に表示されます。空の場所は、背景色が濃い灰色で表示されます。コンポ ーネントアイコンは、コンポーネントの状態を視覚的に示します。その他のコンポーネントには、物理コン ポーネントを視覚的に表すアイコンが表示されます。コンポーネント
アイコン 説明 サーバーは存在しません。 選択したコンポーネントの情報 選択したコンポーネントの情報は、次の 3 つの独立した項で表示されます。 • 正常性、パフォーマンスおよびプロパティ — ハードウェアログによって表示されているアクティブ、重 要、非重要イベント、および時間によって変化するパフォーマンスデータが表示されます。 • プロパティ — 時間によって変化しない、またはほとんど変化しないコンポーネントのプロパティが表示 されます。 • クイックリンク — 最も頻繁にアクセスするページと最も頻繁に実行される操作へ移動できるリンクが提 供されます。選択したコンポーネントに適用されるリンクのみが、この項に表示されます。 サーバーモデル名とサービスタグの表示 各サーバーのモデル名とサービスタグは、次の手順で簡単に表示することができます。 1.
バーレイによって示されます。シャーシ正常性の詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してくだ さい。 • シャーシ概要 → サーバー概要 をクリックします。サーバー状態 ページに、シャーシ内のサーバーの概要 が示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 個々のサーバーの正常性状態と情報の表示 個々のサーバーの正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1. シャーシの概要 → → 正常性 と移動します。 シャーシ正常性 ページは、シャーシにインストールされたすべてのサーバーをグラフィック表示しま す。サーバーの正常性ステータスは、サーバーサブグラフィックのオーバーレイで示されます。カーソ ルをそれぞれのサーバーのサブグラフィック上へ動かします。そのサーバーについてテキストヒントま たはスクリーンヒントが表示され、追加情報が提供されます。サーバーのサブグラフィックをクリック すると、I/O モジュール情報が右側に表示されます。詳細については、オンラインヘルプを参照してく ださい。 2.
個々の I/O モジュールの情報および正常性ステータスの表示 個々の I/O モジュール の正常性ステータスを表示するには、CMC ウェブインターフェースで次のいずれか を実行します。 1. シャーシの概要 → プロパティ → 正常性 へ移動します。 シャーシの正常性 ページが表示されます。シャーシ図の下方部はシャーシ背面を示し、I/O モジュール の正常性ステータスが含まれています。I/O モジュールの正常性ステータスは、I/O モジュールサブグラ フィックのオーバーレイで表示されています。個々の I/O モジュールのサブグラフィックの上にカーソ ルを移動すると、その I/O モジュールに関する追加情報がテキストヒントで表示されます。 I/O モジュ ールのサブグラフィックをクリックすると、I/O モジュールの情報が右側に表示されます。 2.
ファンの正常性状態を表示するには、CMC ウェブインタフェースで次のいずれかを実行します。 1. シャーシ概要 に移動します。 シャーシ正常性 ページが表示されます。シャーシ図の下部にはシャーシの左側が表示され、これにはフ ァンの正常性状態が含まれています。ファンの正常性状態は、ファンのサブグラフィックのオーバーレ イで示されます。カーソルをファンのサブグラフィック上に移動します。テキストヒントがファンに関 する追加情報を提供します。ファン情報を右ペインに表示するには、ファンのサブグラフィックをクリ ックします。 2.
ファンオフセット関連の RACADM コマンドの詳細については、dell.
LCD の情報と正常性の表示 LCD の正常性状態を表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 をクリックします。 シャーシ正常性 ページが表示されます。左ペインには、シャーシの正面図が表示されます。LCD の正常 性状態は、LCD サブグラフィックのオーバーレイで示されます。 2. カーソルを LCD のサブグラフィックに移動します。対応するテキストのヒントまたはスクリーンのヒ ントに、LCD の追加情報が表示されます。 3.
温度センサーの情報と正常性状態の表示 温度センサーの正常性状態を表示するには、次の手順を実行します。 左ペインで、シャーシ概要 → 温度センサー をクリックします。 温度センサー状態 ページには、シャーシ全体(シャーシおよびサーバー)の温度プローブの状態と読み 取り値が表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: 温度プローブの値を編集することはできません。しきい値を超える変化にはアラートが生成 され、ファン速度が変化します。たとえば、CMC 環境温度プローブがしきい値を超えると、シャ ーシ内のファンの速度が上昇します。 ストレージコンポーネントのストレージ容量と状態の表示 ストレージコンポーネントの容量およびフォールトトレランス状態を表示するには、次のいずれかを実行し ます。 1.
CMC の設定 6 Chassis Management Controller は、リモート管理タスクを実行するためのプロパティの設定、ユーザーの セットアップ、およびアラートの設定を可能にします。 CMC の設定を始める前に、まず CMC ネットワーク設定を指定し、CMC がリモート管理できるようにする 必要があります。この初期設定によって、CMC へのアクセスを可能にするための TCP/IP ネットワークパラ メータが割り当てられます。詳細については、「CMC への初期アクセスのセットアップ」を参照してくださ い。 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC を設定できます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユー ザーとしてログインする必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもでき ます。 CMC のセットアップおよび基本的な設定の終了後、以下を実行できます。 • 必要に応じてネットワーク設定を変更。 • CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 • LCD ディス
IPv6 が起動時に有効化されると、3 つのルータ要請がその後 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークの スイッチがスパニングツリープロトコル(SPT)を実行している場合、外部スイッチポートが 13 秒以上ブロ ックされ、IPv6 ルータ要請が送信されます。このような場合、IPv6 ルータによってルータ広告が不要に送信 されるまで、IPv6 接続性が制限される期間が生じる場合があります。 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性がありま す。 メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変 更 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ネットワーク LAN 設定を表示および変更するには: 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、ネットワーク をクリックします。ネットワーク設定 ページ に現在のネットワーク設定が表示されます。 2.
メモ: 次に注意してください。 • ネットワーク設定の変更から、その変更が適用されるまでには 30 秒の遅延があります。 • CMC IPv6 アドレス指定はデフォルトで無効になっています。 IPv4 では、CMC はデフォルトで DHCP サーバーから自動的に CMC IP アドレスを要求して取得します。こ の機能を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定できます。 IPv4 ネットワークで DHCP を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指 定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanNetworking -o cfgNicUseDHCP 0 racadm config -g -o cfgNicIpAddress racadm config -g -o cfgNicGateway racadm config -g
IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer1 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer2 DNS 設定のセットアップ(IPv4 と IPv6) • CMC 登録-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRegisterRac 1 メモ: 31 文字以内の名前しか登録できな
最大転送単位(MTU)の設定(IPv4 と IPv6) MTU プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズを設定できます。 MTU を設定するには、次を入力してください。 racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu ここで、 は 576~1500 の数値です(両方を含む。デフォルトは 1500)。 メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効で、cfgNetTuningMtu の値がこれよりも 低い値に設定されている場合、CMC は 1280 の MTU を使用します。 CMC ネットワークおよびログインセキュリティ設定の実行 CMC における IP アドレスブロックおよびユーザーブロック機能によって、パスワード推測の試みによるセ キュリティ問題を防止することができます。この機能は、IP アドレス範囲と CMC にアクセスできるユーザ ーのブロックを可能にします。デフォルトで、CMC では IP アドレスブロック機能が有効になっています。 メモ: IP アドレスによる
• CMC アクセスからブロックする IP アドレスの範囲 • CMC アクセスからブロックする IP 範囲マスク IP フィルタは、受信ログインの IP アドレスを指定された IP アドレス範囲と比較します。受信 IP アドレスか らのログインは、以下の両方が一致したときのみ許可されます。 • cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および受信 IP アドレス • cfgRacTuneIpRangeMask(ビットワイズ)および cfgRacTuneIpRangeAddr で指定された IP アドレス メモ: • IP 範囲チェック機能を有効化するには、 cfgRacTuning グループで次のプロパティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeEnable <0/1> • CMC アクセスをブロックする IP アドレスの範囲を指定するには、cfgRacTuning グループで次のプロ パティを使用します。 cfgRacTuneIpRangeAddr • CMC アクセスをブロックする IP 範囲マスクを指定するには、cfgRacTuning グループで次
4. CMC VLAN を削除するには、外部シャーシ管理ネットワークの VLAN 機能を無効にします。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicVLanEnable 0 次のコマンドを使用しても、CMC VLAN を削除できます。 racadm setniccfg -v ウェブインタフェースを使用した CMC の仮想 LAN タグプロパティの設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC 用仮想 LAN(VLAN)を設定するには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 • 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、ネットワーク → VLAN をクリックします。 • 左ペインで、シャーシ概要 → サーバー概要 をクリックし、ネットワーク → VLAN をクリックしま す。 VLAN タグ設定 ページが表示されます。VLAN タグはシャーシプロパティです。このタグは、コンポー ネントを削除した後もシャーシに残ります。 2.
• 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 メモ: サービス設定を変更するには、シャーシ設定管理者権限が必要です。 リモート Syslog は、追加の CMC ログターゲットです。リモート Syslog を設定したら、CMC によって生成 される新しい各ログエントリが 、それぞれの送信先に転送されます。 メモ: 転送されるログエントリのネットワーク伝送は UDP であるため、ログエントリが確実に配信され るという保証もなければ、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィードバックが CMC に送られることもありません。 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC サービスを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 をクリックし、ネットワーク → サービス をクリックします。サービス管理 ペ ージが表示されます。 2.
cfgSsnMgtSSHActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtSSHTimeout=N/A # cfgSsnMgtTelnetMaxSessions=N/A # cfgSsnMgtTelnetActiveSessions=N/A # cfgSsnMgtTelnetTimeout=N/A CMC 拡張ストレージカードの設定 拡張不揮発性ストレージとして使用するため、オプションのリムーバブルフラッシュメディアの設定を有効 化または修復することができます。CMC の機能のなかには、動作が拡張不揮発性ストレージに依存するもの もあります。 CMC ウェブインタフェースを使用してリムーバブルフラッシュメディアを有効化または修復するには、次の 手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 に移動し、シャーシコントローラ → フラッシュメディア をクリックします。 2.
4. グループ名 フィールドにグループの名前を入力して、適用 をクリックします。 メモ: ドメイン名に適用される規則と同じものが、グループ名にも適用されます。 シャーシグルーブが作成されると、GUI が自動的に シャーシグループ ページに切り替わります。左ペイ ンにグループ名とリードシャーシでグループが示され、未実装のメンバーシャーシが左ペインに表示さ れます。 シャーシグループへのメンバーの追加 シャーシグループの設定後、そのグループにメンバーを追加するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシにシャーシ管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 4. グループ管理 にある ホスト名 /IP アドレス フィールドで、メンバーの IP アドレスまたは DNS 名を入力 します。 5. ユーザー名 フィールドに、メンバーシャーシに対するシャーシ管理者権限を持つユーザー名を入力しま す。 6. パスワード フィールドに、対応するパスワードを入力します。 7.
4. シャーシグループ ページの 役割 で なしを選択し、適用 をクリックします。 その後、リードシャーシはすべてのメンバーに、グループから削除されたことを伝えます。このリード シャーシは、新しいグループのリーダーまたはメンバーに割り当てることができます。 ネットワーク問題によってリーダーとメンバーの間の通信ができない場合、メンバーシャーシがメッセ ージを受信しない可能性があります。その場合は、メンバーシャーシからメンバーを無効にして、削除 プロセスを完了させてください。 メンバーシャーシでの個別のメンバーの無効化 リードシャーシによるグループからのメンバーの削除を実行できない場合があります。このような状況は、 メンバーへのネットワーク接続が失われた場合に発生します。メンバーシャーシでグループからメンバーを 削除するには、次の手順を実行します。 1. メンバーシャーシにシャーシ管理者権限でログインします。 2. 左ペインで、シャーシ概要 → セットアップ → グループ管理 をクリックします。 3.
5. 伝達プロパティ セクションで、メンバーシャーシに伝達されるリーダーの設定プロパティのカテゴリを 選択します。 シャーシグループのメンバー全体で同一に設定する設定カテゴリだけを選択します。 例えば、ロギング とアラートプロパティ カテゴリを選択して、グループ内の全シャーシがリーダーシャーシのロギングお よびアラート設定を共有するようにします。 6.
メモ: シャーシの電源がオフの状態でサーバーを挿入した場合、シャーシの電源が再びオンになるま で、モデル番号はウェブインタフェースのどこにも表示されません。 次の表は、各サーバーについてレポートされる特定のデータフィールドとフィールドの特定の要件を示して います。 表 6. サーバーモジュールインベントリフィールドの説明 データフィールド 例 シャーシ名 データセンターのシャーシリーダー シャーシ IP アドレス 192.168.0.
トした後で追加情報を求めるメッセージが表示される場合は、カンマ区切りを選択してファイルを MS Excel にインポートしてください。 シャーシグループインベントリとファームウェアバージョン シャーシグループファームウェアバージョン ページは、シャーシ内のサーバーおよびサーバーコンポーネン トのグループインベントリとファームウェアバージョンを表示します。このページでは、インベントリ情報 を分類し、ファームウェアバージョン表示をフィルタすることも可能です。表示されるビューは、サーバー または以下のシャーシサーバーコンポーネントのいずれかに基づいたものです。 • BIOS • iDRAC • CPLD • USC • 診断 • OS ドライバ • RAID • NIC メモ: シャーシグループ、メンバーシャーシ、サーバー、およびサーバーコンポーネントについて表示 されるインベントリ情報は、グループに対するシャーシの追加または削除が行われるたびにアップデー トされます。 シャーシグループインベントリの表示 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシグループを表示するには、左ペイ
4. コンポーネント リストで、ファームウェアバージョンを表示させたい BIOS、iDRAC、CPLD、USC、診 断、OS ドライブ、RAID デバイス(最大 2 台)、NIC デバイス(最大 6 台)といった必要コンポーネン トを選択します。 選択されたメンバーシャーシ内のすべてのサーバーに対する選択されたコンポーネントのファームウェ アバージョンが表示されます。 RACADM を使用した複数の CMC の設定 RACADM を使用すると、同じプロパティで 1 つまたは複数の CMC を設定できます。 グループ ID と オブジェクト ID を使って特定の CMC カードをクエリすると、RACADM は取得した情報か ら racadm.cfg 設定ファイルを作成します。このファイルを 1 つ、または複数の CMC にエクスポートする ことにより、お使いのコントローラを最短の時間で同じプロパティに設定できます。 メモ: 一部の設定ファイルには、他の CMC にファイルをエクスポートする前に変更しなければならな い固有の CMC 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれています。 1.
ファイル名は自由に指定できます。ここでは拡張子 .cfg を付けて説明していますが、その必要はありませ ん。 メモ: getconfig サブコマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 RACADM は、.cfg ファイルが CMC に初めてロードされるときにそのファイルをパースして、有効なグルー プ名およびオブジェクト名が存在し、シンプルな構文規則に沿っていることを確認します。エラーはエラー を検出した行番号と共に示され、メッセージによりその問題が説明されます。ファイル全体が正確性のため にパースされ、すべてのエラーが表示されます。.
モデムパラメータでは文字列に # 文字が含まれている場合があります。エスケープ文字は必要ありませ ん。racadm getconfig -f .cfg コマンドで .cfg を生成し、エスケープ文字を追加せ ずに、racadm config -f .
次は、この動作と対応するキープロパティを示したインデックス化されたグループを一覧にしたもので す。 – – – – – cfgUserAdmin — cfgUserAdminUserName cfgEmailAlert — cfgEmailAlertAddress cfgTraps — cfgTrapsAlertDestIPAddr cfgStandardSchema — cfgSSADRoleGroupName cfgServerInfo — cfgServerBmcMacAddress CMC IP アドレスの変更 設定ファイルで CMC の IP アドレスを変更する場合は、不必要なすべての = エン トリを削除します。IP アドレスの変更に関する 2 つの = エントリを含む、[ と ] で 囲まれた実際の変数グループのラベルのみが残ります。 例: # # Object Group "cfgLanNetworking" # [cfgLanNetworking] cfgNicIpAddress=10.35.10.
ユーザーセッションを終了するには、closessn コマンドを使用します。 これらのオブジェクトの詳細については、dell.
7 サーバーの設定 サーバーの次の設定を行うことができます。 • スロット名 • iDRAC ネットワーク設定 • DRAC 仮想 LAN タグ設定 • 最初の起動デバイス • サーバー FlexAddress • リモートファイル共有 • サーバークローンを使用した BIOS の設定 スロット名の設定 スロット名は個別のサーバーを識別するために使用します。スロット名を選択するとき、次のルールが適用 されます。 • 名前には、非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32~126)を最大 15 文字含めることができます。 • スロット名はシャーシ内で一意である必要があります。複数のスロットに同じ名前を割り当てることは できません。 • スロット名では大文字と小文字は区別されません。Server-1, server-1, and SERVER-1 はすべて 同じ名前と見なされます。 • スロット名には、次の文字列で始まる名前を付けることはできません。 – Switch– Fan– PS– DRAC – MC– Chassis – Housing-Left – Hou
CMC ウェブインタフェースで設定したスロット名の設定は、iDRAC インタフェースに表示されている名前 の変更に常に上書きします。 CMC ウェブインタフェースを使用してスロット名を編集するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → サーバー概要 → セットアップ → スロット名 に移動します。 2. スロット名 ページの スロット名 フィールドで、スロット名を編集します。 3. サーバーのホスト名をスロット名として使用するには、ホスト名をスロット名として使用する オプショ ンを選択します。これにより、サーバーのホスト名(またはシステム名)がある場合は、静的スロット 名がこれで上書きされます。この操作には、サーバーに OMSA エージェントをインストールすることが 必要です。OMSA エージェントの詳細については、dell.com/support/manuals にある『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。 4.
iDRAC QuickDeploy の設定を有効にし、設定を行うには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 → セットアップ → iDRAC をクリックします。 2. iDRAC の導入 ページの QuickDeploy 設定 セクションで、次の表に示されている設定を指定します。各 フィールドの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 表 7.
設定 説明 ールドが無効になり、各 iDRAC へのこれらの設定 の自動割り当てに DHCP が使用されるため、変更 できません。このオプションを選択するには、 iDRAC IPv4 を有効にする オプションを選択して おく必要があります。 開始 iDRAC IPv4 アドレス(スロット 1) エンクロージャのスロット 1 に搭載されているサ ーバーの iDRAC の固定 IP アドレスを指定します。 各後続 iDRAC の IP アドレスは、スロットごとにス ロット 1 の IP アドレスから1ずつ増加します。IP アドレスにスロット数を足した値がサブネットマ スクより大きいと、エラー メッセージが表示され ます。 メモ: サブネットマスクとゲートウェイは、IP アドレスのように増加することはありませ ん。 たとえば、開始 IP アドレスが 192.168.0.250 で サブネットマスクが 255.255.0.0 である場合、 スロット 15 の QuickDeploy IP アドレスは 192.168.0.265 です。サブネットマスクが 255.255.255.
3.
• [cfgLanNetworking] • cfgIPv6LanNetworking • cfgRacTuning • cfgRemoteHosts • cfgSerial • cfgSessionManagement プロパティのデフォルト値および範囲の詳細については、dell.
3.
CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの最初の起動デバイスの設 定 メモ: サーバーの最初の起動デバイスを設定するには、サーバー管理者 権限または シャーシ設定システ ム管理者 権限、および iDRAC ログイン 権限を持っている必要があります。 複数のサーバーに最初の起動デバイスを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 → セットアップ → 最初の起動デバイス をクリックします。サーバーのリス トが表示されます。 2. 最初の起動デバイス 列で、サーバーに対応するドロップダウンメニューから各サーバーに使用する起動 デバイスを選択します。 3. 選択した同じデバイスから毎回起動するようにサーバーを設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起 動 チェックボックスの選択を解除します。選択したデバイスから次回のみ起動するようにサーバーを 設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起動 チェックボックスを選択します。 4.
リモートファイル共有の設定 リモート仮想メディアファイル共有機能は、オペレーティングシステムを導入またはアップデートするため に、ネットワーク上の共有ドライブのファイルを CMC を介して 1 つまたは複数のサーバーにマップします。 接続されると、リモートファイルがローカルサーバー上でアクセス可能なファイルと同様にアクセス可能に なります。サポートされているメディアはフロッピードライブと CD/DVD ドライブの 2 種類です。 リモートファイル共有操作(接続、切断、または導入)を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限 または サーバー管理者 権限が必要です。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 リモートファイル共有を設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 → セットアップ → リモートファイル共有 をクリックします。 2. リモートファイル共有の導入 ページで、各フィールドに適切なデータを入力します。各フィールドの詳 細な説明については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
• iDRAC は必要最低限のバージョンでなければいけません。iDRAC7 サーバーにはバージョン 1.00.00 が 必要です。 • サーバーの電源がオンになっている。 サーバーバージョンおよびプロファイルの互換性は次のとおりです。 • iDRAC7 with Lifecycle Controller 2 バージョン 1.1 は、どのプロファイルバージョンにも対応します。 • Lifecycle Controller 2 バージョン 1.0 の iDRAC 7 は BIOS あるいは BIOS とブートプロファイルしか受 け付けません。 • Lifecycle Controller 2 バージョン 1.
プロファイルを追加または保存するには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに進みます。サーバープロファイル セクションで、プロファイルの生成元 となるサーバーを選択し、プロファイルの保存 をクリックします。 サーバープロファイルの保存 セクションが表示されます。 2.
リモートファイル共有に保存されたプロファイルをインポートするには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページの SD カード上のプロファイル セクションで、プロファイルのインポート をクリックします。 サーバープロファイルのインポート セクションが表示されます。 2. 参照 をクリックし、必要な場所からのプロファイルにアクセスしてから、プロファイルのインポート を クリックします。 詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 プロファイルのエクスポート CMC 不揮発性メディア(SD カード)に保存された保存サーバープロファイルは、リモートファイル共有の 指定されたパスにエクスポートすることができます。 保存されたプロファイルをエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに進みます。SD カード上のプロファイル セクションで、必要なプロファ イルを選択してから プロファイルのエクスポート をクリックします。 ファイルを開くか保存するかをたずねる ファイルのダウンロード メッセージが表示されます。 2.
ーの プロファイルの表示 列で 表示 をクリックします。設定の表示 ページが表示されます。表示設定に関 する詳細については、オンラインヘルプを参照してください。 プロファイルログの表示 プロファイルログを表示するには、サーバープロファイル ページで、最近のプロファイルログ セクションを 確認します。このセクションは、サーバークローニング操作から直接 10 件の最新プロファイルログエントリ を表示します。各ログエントリーには、重大度、サーバー設定レプリケーション操作提出の日時、およびレ プリケーションログメッセージの説明が表示されます。ログエントリは、RAC ログでも使用可能です。その 他のエントリを表示するには、プロファイルログに移動 をクリックします。プロファイルログ ページが表示 されます。詳細に関しては、オンラインヘルプを参照してください。 完了状態とトラブルシューティング 適用済みの BIOS プロファイルの完了状態をチェックするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → サーバー概要 → セットアップ → プロファイル をクリックします。 2.
メモ: スロットからすべてのプロファイル割り当てを削除するには、ドロップダウンメニューで プロフ ァイル未選択 を選択します。 メモ: Quick Deploy プロファイル 機能を使用してプロファイルがサーバーに展開されるときは、アプ リケーションの進捗と結果がプロファイルログに維持されます。 シングルサインオンを使った iDRAC の起動 CMC は、サーバーなどの個別シャーシコンポーネントの限定された管理機能を提供します。これらの各コン ポーネントを完全に管理するため、CMC は、サーバーの管理コントローラ(iDRAC)のウェブベースインタ フェースの起動ポイントを提供します。 この機能はシングルサインオンを活用するため、ユーザーは一度ログインすると、二度目からはログインせ ずに iDRAC ウェブインタフェースを起動することができます。シングルサインオンポリシーは次の通りで す。 • サーバー管理者の権限を持つ CMC のユーザーは、シングルサインオンで自動的に iDRAC にログインさ れます。iDRAC のサイトが表示されたら、そのユーザーに管理者権限が自動的に許可されます。これは、 iDRA
サーバー状態ページからの iDRAC の起動 サーバー状態 ページから iDRAC 管理コンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで サーバー概要 をクリックします。 2. サーバー状態 ページで、iDRAC ウェブインタフェースを起動するサーバーの iDRAC の起動 をクリック します。 リモートコンソールの起動 サーバーでキーボード - ビデオ - マウス(KVM)セッションを直接起動できます。リモートコンソール機能 は、次の条件がすべて満たされた場合のみサポートされます。 • シャーシに電源が入っている。 • iDRAC 7 をサポートするサーバー。 • サーバーの LAN インタフェースが有効である • ホストシステムに JRE(Java Runtime Environment)6 アップデート 16 以降がインストールされている • ホストシステム上のブラウザで、ポップアップウィンドウが許可されている(ポップアップブロッキング が無効) リモートコンソールは、iDRAC ウェブインタフェースから起動することもできます。詳細については、 dell.
アラートを送信するための CMC の設定 8 シャーシで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。デバイスまたはサ ービスの状態が変更された、またはエラー状況が検出されると、イベントが発生します。イベントがイベン トフィルタに一致し、そのフィルタがアラートメッセージ(電子メールアラートまたは SNMP トラップ)を 生成するように設定されている場合、アラートが電子メールアドレス、IP アドレス、外部サーバーなど、1 つ、または複数の設定済みの宛先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. シャーシイベントアラート オプションを有効にします。 2. オプションとして、アラートをカテゴリまたは重要度でフィルタします。 3. E-メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行います。 4.
メモ: シャーシイベントの設定変更を適用するには、アラート設定権限が必要です。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → アラート をクリックします。 2. シャーシイベント ページの アラートフィルタ セクションで、次のカテゴリの 1 つまたは複数を選択し ます。 3. • システム正常性 • 保管時 • 構成 • 監査 • アップデート 次の重要度から 1 つまたは複数を選択します。 • 重要 • 警告 • 情報 監視対象アラート セクションには、選択したカテゴリと重要度に基づいた結果が表示されます。このペ ージのフィールドの説明については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 適用 をクリックします。 RACADM を使用したイベントアラートの設定 イベントアラートを設定するには、eventfilters コマンドを実行します。詳細については、dell.
CMC ウェブインタフェースを使用した SNMP トラップアラート送信先の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して IPv4 または IPv6 アラート宛先を設定するには、次の手順を実行しま す。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → アラート → トラップの設定 をクリックします。 2. シャーシイベントアラート送信先 ページで、次の値を入力します。 • 送信先 フィールドに有効な IP アドレスを入力します。ドットで 4 つに区切られた IPv4 フォーマッ ト、標準 IPv6 アドレス表記、または FQDN を使用します。例:123.123.123.123、 2001:db8:85a3::8a2e:370:7334、dell.
4. トラップアラートを有効にします。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsEnable 1 -i ここで、 は 1~4 の値です。CMC はインデックス番号を使用して、トラップアラート用の設 定可能送信先を最大 4 つまで識別します。送信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(IPv6 また は IPv4)、または完全修飾ドメイン名(FQDN)で指定できます。 5. トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr -i ここで、 は有効な IP アドレスで、 は手順 4 で指定したインデックス値です。 6.
CMC ウェブインタフェースを使用した E-メールアラートの設定 ウェブインタフェースを使用して E-メールアラートを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → アラート → E-メールアラートの設定 をクリックします。 2. SMTP E-メールサーバー設定と、アラートを受信する E-メールアドレスを指定します。フィールドの説 明については『オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 4. E-メールのテスト で 送信 をクリックして、指定した E-メールアラートの宛先にテスト E-メールを送信 します。 RACADM を使用した E-メールアラートの設定 RACADM を使用して E-メールアラートの送信先にテスト E-メールを送信するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2.
7. SMTP ホストをセットアップするには、次のコマンドを実行します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSmtpServerIpAddr host.domain ここで host.domain は FQDN です。 E-メールアラートを受け取る送信先 E-メールアドレスは、最大 4 件設定できます。E-メールアドレスを 追加するには、手順 2~6 のタスクを実行します。 メモ: 手順 2~6 のコマンドは、指定するインデックス(1~4)に設定されている既存設定をすべ て上書きします。インデックスに既に値が設定されているかを調べるには、racadm getconfig -g cfgEmailAlert — I を入力します。インデックスが設定されていると、 cfgEmailAlertAddress オブジェクトおよび cfgEmailAlertEmailName オブジェクトに値が表示さ れます。 詳細については、dell.
9 ユーザーアカウントと権限の設定 CMC を使用したシステムの管理、およびシステムセキュリティの維持を行うために、特定の権限(役割ベー スの権限)を持つユーザーアカウントをセットアップすることができます。デフォルトで、CMC はローカル 管理者アカウントで設定されます。デフォルトユーザー名は root で、パスワードは calvin です。管理者 として、他のユーザーが CMC にアクセスすることを許可するようにユーザーアカウントをセットアップす ることができます。 最大 16 のローカルユーザーをセットアップ、または Microsoft Active Directory または LDAP などのディレ クトリサービスを使用して追加ユーザーアカウントをセットアップすることができます。ディレクトリサー ビスを使用すると、認証されたユーザーアカウントを管理するための中枢的な場所が提供されます。 CMC は、関連する一連の権限を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、管理 者、オペレータ、読み取り専用、またはなしです。役割は、利用可能な最大権限を定義します。 ユーザーのタイプ ユーザーには
権限 説明 限が復元した場合にも、その前に与えられていたその他のすべての権 限を保持できます。 シャーシ設定システム管理者 ユーザーは、次のデータの追加や変更ができます。 • • • • シャーシを識別する(シャーシ名やシャーシの位置など)。 シャーシに特別に割り当てられている(IP モード(静的または DHCP) 、静的 IP アドレス、静的ゲートウェイ、静的サブネットマ スクなど)。 シャーシにサービスを提供する(日時、ファームウェアアップデ ート、CMC リセットなど)。 シャーシに関連している(スロット名やスロットの優先順位な ど)。これらのプロパティはサーバーに適用されますが、正確には サーバーそのものでなくスロットに関連付けられるシャーシプロ パティです。このため、スロット名とスロットの優先順位は、サ ーバーがスロットにあるなしに関係なく、追加または変更するこ とができます。 サーバーが異なるシャーシに移動されると、サーバーは新しいシャー シで使用するスロットに割り当てられたスロット名と優先順位を継 承します。前のスロット名と優先順位はそのまま前のシャーシに残 ります。 メモ: シャーシ
権限 説明 サーバーシステム管理者 権限がない場合、シャーシで作成されたユー ザーは以下のすべての条件が満たされた場合にのみ、サーバー上でコ マンドを実行することができます。 • • • 同じユーザー名がサーバー上に存在する サーバー上の同じユーザー名は同じパスワードが所有する必要が ある。 ユーザーはコマンドを実行する権限を持っている サーバーシステム管理者 権限のない CMC ユーザーがサーバー上で 実行する処置を出す場合、CMC はユーザーのログイン名とパスワー ドを入力して、対象のサーバーにコマンドを送信します。ユーザーが サーバー上に存在しない、またはパスワードが一致しない場合は、ユ ーザーは処置を実行することができません。 ユーザーが対象のサーバーに存在し、パスワードが一致する場合は、 サーバーはユーザーがサーバー上で与えられた権限を使って応答し ます。CMC ファームウェアはサーバーから返された権限に基づいて ユーザーに処置を実行する権利があるかどうかを決定します。 以下のリストに、サーバーシステム管理者が持っているサーバー上の 権限と処置を示します。これらの権利は、シャーシユーザーがシャ
権限 説明 ファブリック C システム管理者 ユーザーはファブリック C をセットアップし、設定できます。これ は、サーバー内の 2 番目のメザニンカードに対応し、メインボードの 共有 PCIe サブシステム内のファブリック C 回路に接続されます。 CMC ユーザーグループは、あらかじめ割り当てられたユーザー権限を持つ一連のユーザーグループを提供し ます。 メモ: システム管理者、パワーユーザー、またはゲストユーザーを選択し、事前に定義された設定から 権限を追加または削除した場合、CMC グループ は自動的に カスタム に変更されます。 表 10.
表 11.
ローカル CMC ユーザーを追加し、設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、次に ユーザー認証 をクリックします。 2. ローカルユーザー ページの ユーザー ID 列で、ユーザー ID 番号をクリックします。ユーザー設定 ペー ジが表示されます。 メモ: ユーザー ID 1 は CMC にデフォルトで組み込まれているルートユーザーアカウントです。 これを変更することはできません。 3. ユーザー ID を有効にして、そのユーザーのユーザー名、パスワード、およびアクセス権限を指定しま す。オプションの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 4.
RACADM を使用した CMC ユーザーの追加 CMC 設定に新しいユーザーを追加するには、次の手順を実行します。 1. ユーザー名を設定します。 2. パスワードを設定します。 3. ユーザー権限を設定します。ユーザー権限の詳細については、 「ユーザーのタイプ」を参照してくださ い。 4.
許可を持つ iDRAC7 ユーザーの有効化 特定の管理許可(役割ベースの権限)を持つユーザーを有効にするには、次の手順を実行します。 1. 次のコマンド構文を使用して使用可能なユーザーインデックスを見つけます。 racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i <インデックス> 2. 新しいユーザー名とパスワードで次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i <インデックス> <ユー ザー権限ビットマスク値> メモ: 特定のユーザー権限に対して有効なビットマスク値のリストについては、dell.
表 12.
3. CMC にアクセスするには、Active Directory ユーザーを Active Directory グループのメンバーとして追 加します。 CMC ウェブインタフェースを使用した標準スキーマでの Active Directory の設定 メモ: さまざまなフィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 1. 左ペインで、シャーシ概要 に移動し、ユーザー認証 → ディレクトリサービス をクリックします。ディ レクトリサービス ページが表示されます。 2. Microsoft Active Directory(標準スキーマ) を選択します。標準スキーマ用に設定される設定が同じペ ージに表示されます。 3.
13. ネットワーク設定 で DHCP を使用(CMC ネットワークインターフェース IP アドレス用)が選択されて いる場合、DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得 を選択します。 DNS サーバーの IP アドレスを手動で入力するには、DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得す る チェックボックスのチェックを外し、プライマリおよび代替 DNS サーバーの IP アドレスを入力しま す。 14.
RACADM を使用した標準スキーマの Active Directory の設定 RACADM コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。 • config コマンドを使用: racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADEnable 1 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADType 2 racadm config -g cfgStandardSchema -i < インデックス> -o cfgSSADRoleGroupName <役割グループの共通名> racadm config -g cfgStandardSchema -i <インデックス> -o cfgSSADRoleGroupDomain <完全修飾ドメイ ン名> racadm config -g cfgStandardSchema -i <インデックス> -o cfgSSADRoleGroupPrivilege <特定の役割グループ許可のためのビットマスク値> racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgAD
racadm sslcertupload -t 0x2 -f メモ: 証明書の検証が有効になっている場合、ドメインコントローラサーバーアドレスおよびグロ ーバルカタログ FQDN を指定します。DNS が正しく設定されていることを確認してください。 拡張スキーマ Active Directory 概要 拡張スキーマソリューションを使用する場合は、Active Directory スキーマの拡張が必要です。 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性とクラスの分散データベースです。Active Directory スキーマには、データ ベースに追加、または含めるデータのタイプを決定する規則があります。データベースに格納されるクラス の一例として、ユーザークラスがあります。ユーザークラス属性の一例として、ユーザーの姓、名、電話番 号などがあります。 特定の要件を満たす属性およびクラスを追加して、データベースを拡張できます。デルでは、スキーマを拡 張して、Active Directory を使用したリモート管理の認証と許可を
クトをその Active Directory 名で設定して、ユーザーが Active Directory で認証と認可を実行できるようにす る必要があります。さらに、ユーザーが認証できるように、RAC を少なくとも 1 つの関連オブジェクトに追 加する必要があります。 メモ: RAC 権限オブジェクトは CMC に適用されます。 関連オブジェクトは、必要に応じて多くも少なくも作成できます。ただし、少なくとも 1 つの関連オブジェ クトを作成する必要があり、Active Directory を統合するネットワーク上の RAC(CMC)ごとに、1 つの RAC デバイスオブジェクトが必要です。 関連オブジェクトは、必要な数だけのユーザーおよび / またはグループの他、RAC デバイスオブジェクトに も対応できます。ただし、関連オブジェクトには、関連オブジェクトにつき 1 つの権限オブジェクトしか含 めることができません。関連オブジェクトは、RAC(CMC)に対して権限を持つユーザーを連結します。 また、Active Directory オブジェクトは、単一ドメイン、または複数ドメインで設定することができます。た
拡張スキーマ Active Directory の設定 Active Directory を設定して CMC にアクセスするには、次の手順を実行します。 1. Active Directory スキーマを拡張します。 2. Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを拡張します。 3. Active Directory に CMC ユーザーと権限を追加します。 4. 各ドメインコントローラ上で SSL を有効にします。 5.
5. 終了 をクリックします。 スキーマが拡張されます。スキーマ拡張子を確認するには、MMC と Active Directory スキーマスナップ インを使用して、クラスと属性があることを確認します。クラスと属性に関する詳細は、「クラスと属 性」 を参照してください。MMC および Active Directory スキーマスナップインの使い方は、Microsoft のマニュアルを参照してください。 クラスと属性 表 13. Active Directory スキーマに追加されたクラスのクラス定義 クラス名 割り当てられたオブジェクト識別番号(OID) delliDRACDevice 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.1 delliDRACAssociation 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.2 dellRAC4Privileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3 dellPrivileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.
表 16. dellRAC4Privileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3 説明 CMC デバイスの権限(承認権限)を定義します。 クラスの種類 補助クラス SuperClasses なし 属性 dellIsLoginUser dellIsCardConfigAdmin dellIsUserConfigAdmin dellIsLogClearAdmin dellIsServerResetUser dellIsTestAlertUser dellIsDebugCommandAdmin dellPermissionMask1 dellPermissionMask2 表 17. dellPrivileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.4 説明 デルの権限(許可権限)のコンテナクラスとして使 用されます。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses ユーザー 属性 dellRAC4Privileges 表 18.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.1 識別名: (LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellProductMembers FALSE 説明:この役割に属する dellRacDevices オブジ ェクトのリスト。この属性は、 dellAssociationMembers バックワードリンク へのフォワードリンクです。 リンク ID:12070 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.2 識別名:(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellIsCardConfigAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスの設定権限がある場合に は TRUE。 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.4 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 属性:dellIsServerResetUser TRUE 説明:ユーザーがデバイスのサーバーリセット権限 がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.7 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsTestAlertUser TRUE 説明:ユーザーがデバイスのテスト警告ユーザー権 限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.10 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsDebugCommandAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスのデバッグコマンドシス テム管理者権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.11 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 性は、dellProductMembers にリンクされた属性への バックワードリンクです。 リンク ID:12071 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.14 識別名(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellPermissionsMask1 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.1 整数(LDAPTYPE_INTEGER) 属性:dellPermissionsMask2 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.
4. RAC デバイスオブジェクト を選択し、OK をクリックします。 権限オブジェクトの作成 権限オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 メモ: 権限オブジェクトは、関係のある関連オブジェクトと同じドメイン内に作成する必要があります。 1. MMC コンソールルート ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. 新規 → Dell リモート管理オブジェクトの詳細設定 を選択します。 3. 新規オブジェクト ページで、新しいオブジェクトの名前を入力します。 4. 権限オブジェクト を選択し、OK をクリックします。 5. 作成した権限オブジェクトを右クリックして プロパティ を選択します。 6.
権限の追加 権限を追加するには、次の手順を実行します。 1. 権限オブジェクト タブを選択し、追加 をクリックします。 2. 権限オブジェクト名を入力し、OK をクリックします。 権限オブジェクト タブをクリックして、RAC7 デバイスに対して認証を行うときにユーザーまたはユー ザーグループの権限を定義する関連に、権限オブジェクトを追加します。関連オブジェクトに追加でき る権限オブジェクトは、1 つだけです。 RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの追加 RAC デバイスまたは RAC デバイスグループを追加するには、次の手順に従います。 1. 製品 タブを選択して 追加 をクリックします。 2. RAC デバイスまたは RAC デバイスグループの名前を入力し、OK をクリックします。 3.
6. 証明書の検証を有効にした場合、ドメインフォレストのルート認証局の署名付き証明書を CMC にアッ プロードする必要があります。証明書を管理 セクションで、証明書のファイルパスを入力するか、参照 をクリックして証明書ファイルを選択します。アップロード をクリックしてファイルを CMC にアップ ロードします。 メモ: アップロードする証明書の相対ファイルパスが File Path の値に表示されます。フルパス と正しいファイル名とファイル拡張子を含む絶対ファイルパスを入力する必要があります。 ドメインコントローラの SSL 証明書は、ルート認証局の署名付き証明書で署名されていなければなりま せん。CMC にアクセスする管理ステーションで、ルート認証局の署名付き証明書が使用可能である必要 があります。 注意: デフォルトでは、SSL 証明書の検証が必要です。この証明書を無効にすることは推奨されま せん。 7.
SSL ハンドシェイク中に証明書の検証を実施する場合は、次のコマンドを実行します(オプション)。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADCertValidationEnable 1 この場合、CA 証明書をアップロードする必要があります。 racadm sslcertupload -t 0x2 -f メモ: 証明書の検証が有効な場合、ドメインコントローラサーバーのアドレスおよび FQDN を指定しま す。DNS が正しく設定されていることを確認してください。 次の RACADM コマンドの使用はオプションです。 racadm sslcertdownload -t 0x1 -f 汎用 LDAP ユーザーの設定 CMC は Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ベースの認証をサポートするための汎用ソリュー ションを提供します。この機能は、ディレクトリサービス上のどのスキーマ拡張にも必要です。 CMC 管理者は、LDAP サーバーのユーザーログインを CM
LDAP ユーザーの承認 ユーザーを承認するには、次の手順を実行します。 1. 設定された各グループで、member or uniqueMember 属性内のユーザーのドメイン名を検索します。 ユーザードメインは管理者が設定できます。 2. ユーザーが所属するユーザーグループごとに、適切なユーザーアクセス権と権限をユーザーに付与しま す。 CMC ウェブインタフェースを使用した汎用 LDAP ディレクトリサービスの設定 汎用 LDAP ディレクトリサービスを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ユーザー認証 → ディレクトリサービス をクリックします。 2. 汎用 LDAP を選択します。 3.
RACADM を使用した汎用 LDAP ディレクトリサービスの設定 ディレクトリサービスを設定するには、cfgLdap および cfgLdapRoleGroup RACADM グループにあるオ ブジェクトを使用します。 LDAP ログインの設定には、数多くのオプションがあります。大半の場合、デフォルト設定とともにいくつ かのオプションを使います。 メモ: 初めてのセットアップで LDAP 設定をテストするには、testfeature -f LDAP コマンドを使 用することをお勧めします。この機能は、IPv4 と IPv6 を両方サポートします。 必要なプロパティの変更には、LDAP ログインの有効化、サーバー FQDN または IP の設定、LDAP サーバー のベース DN の設定があります。 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPEnable 1 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPServer 192.168.0.
10 シングルサインオンまたはスマートカード ログイン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用 の CMC 設定に関する情報を提供します。 SSO は認証方法として kerberos を使用するため、サインインしたユーザーが Exchange など次に使用する アプリケーションに自動サインオンまたはシングルサインオンすることが可能になります。シングルサイン オンでログインする場合、CMC はクライアントシステムの資格情報を使用します。この資格情報は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインした後、オペレーティングシステムによってキャッシュされま す。 2 要素認証は、ユーザーがパスワードまたは PIN、および秘密キーまたはデジタル証明書を含む物理カード を所有ことを必要とするため、高レベルのセキュリティを提供します。Kerberos では、この 2 要素認証メカ ニズムを使用しており、これによってシステムの信頼性を確認します。 メモ: ログイン方法を選択しても、他のログインインタフェー
• DNS サーバー用のリバース(逆引き)ゾーンには Active Directory サーバーと CMC 用のエントリが必要 です。 クライアントシステム • Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能 なプログラムが必要です。詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.
ktpass ツールを使用して keytab ファイルを生成するには、次の手順を実行します。 1. ktpass ユーティリティを、Active Directory 内のユーザーアカウントに CMC をマップするドメインコン トローラ(Active Directory サーバー)上で実行します。 2. 次の ktpass コマンドを使用して、Kerberos keytab ファイルを作成します。 C:\>ktpass -princ HTTP/cmcname.domain_name.com@REALM_NAME.COM - mapuser dracname -crypto DES-CBC-MD5 -ptype KRB5_NT_PRINCIPAL -pass * -out c: \krbkeytab メモ: cmcname.domainname.
Mozilla Firefox 1. Firefox では、アドレスバーに about:config と入力します。 メモ: ブラウザに 「保証が無効になる場合があります」という警告が表示された場合は、注意する ことをお約束します をクリックします。 2. フィルタ テキストボックスに、negotiate と入力します。 ブラウザには、「negotiate」という単語を含んだプリファレンス名のリストが表示されます。 3. 表示されたリストから、network.negotiate-auth.trusted-uris をダブルクリックします。 4.
メモ: オプションの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 1. ユーザーアカウントのセットアップのために Active Directory を設定している間に、次の追加手順を実 行します。 • keytab ファイルをアップロードします。 • SSO を有効にするには、シングルサインオンを有効にする オプションを選択します。 • スマートカードログインを有効にするには、スマートカードログインを有効にする オプションを選 択します。 メモ: これら 2 つのオプションが選択されても、セキュアシェル(SSH) 、Telnet、シリアル、 リモート RACADM などのすべてのコマンドライン帯域外インタフェースは変化しません。 2.
スマートカードログインを有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次の オブジェクトに従います。 • cfgSmartCardLogonEnable • cfgSmartCardCRLEnable 154
11 CMC にコマンドラインコンソールの使用を 設定する方法 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能 について、およびコンソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説 明します。コマンドラインコンソールを介した CMC での RACADM コマンドの使用方法については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参 照してください。 CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。 • 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアントの同時接続。 • 最大 4 つのセキュアシェル(SSH)クライアント同時接続。 • RACADM コマンドに対応。 • サーバーおよび I/O モジュールのシリアルコンソールに接続するための組み込み connect コマンド。こ れは racadm
コマンド 説明 exit、logout、quit これらすべてのコマンドは同じ処置を実行し、現在 のセッションを終了してログインコマンドラインイ ンタフェースに戻ります。 CMC での Telnet コンソールの使用 CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。 管理ステーションで Microsoft Windows XP または Microsoft Windows Server 2003 を実行している場合 は、CMC の telnet セッションで文字の不具合が発生する可能性があります。リターンキーが応答しなかっ たり、パスワードプロンプトが表示されないログインのフリーズ状態として発生することがあります。 この問題を解決するには、support.microsoft.
サポート対象の SSH 暗号スキーム SSH プロトコルを使用して CMC と通信するため、次の表に示す複数の暗号化スキームがサポートされてい ます。 表 21.
たとえば、コメント PC1 およびコメント PC2 を持つ 2 つの公開キーが設定されている場合は、次のように なります。 racadm getssninfo Type User IP Address Login Date/Time SSH PC1 x.x.x.x 06/16/2009 09:00:00 SSH PC2 x.x.x.
CMC の RACADM 構文メモ racadm sshpkauth コマンドを使用する場合、次を確認します。 • • –i オプションを使用する場合は、パラメータが svcacct である必要があります。CMC では、-i への それ以外のパラメータの使用は失敗します。svcacct は、CMC で SSH 経由の公開キー認証を行うため の特殊なアカウントです。 CMC にログインするには、ユーザーはサービスである必要があります。他のカテゴリのユーザーは、 sshpkauth コマンドを使用して入力した公開キーにアクセスできません。 公開キーの表示 CMC に追加した公開キーを表示するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k all –v キーを一度に 1 つずつ表示するには、all を数字の 1~6 に置き換えます。たとえば、キー 2 を表示するに は、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 2 –v 公開キーの追加 ファイルのアップロードオプション -f を使用して、CMC に公開キーを追加するには、コマンドライン
要です。他のバージョンの Minicom を設定するには、本ユーザーズガイドの「必要な Minicom 設定」の項 を参照してください。 Minicom バージョン 2.0 の設定 メモ: 最適な結果を得るには、cfgSerialConsoleColumns プロパティをコンソールの列数に一致するよ うに設定します。プロンプトには 2 列分が使用されることに注意してください。たとえば、80 列のタ ーミナルウィンドウでは、次のように設定します。 racadm config –g cfgSerial –o cfgSerialConsoleColumns 80 1. Minicom 設定ファイルがない場合には、次の手順に進んでください。Minicom 設定ファイルがある場合 は、minicom を入力し、手順 12 に進みます。 2. Linux コマンドプロンプトで、minicom -s と入力します。 3. シリアルポートセットアップ を選択し、 を押します。 4.
connect コマンドを使用したサーバーまたは I/O モジュー ルの接続 CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できま す。 サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。 • CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの 実行の詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドライ ンリファレンスガイド』を参照してください。 • iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。 • iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。 シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは I/O モジュールへのシリアル接続の確立に connect コマンドをサポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ 画面の両方と、オペレーティングシステムシリアルコンソールが
connect server-n コマンドでは、ユーザーによるサーバーのシリアルポートへのアクセスが可能になり ます。この接続が確立されると、ユーザーは CMC のシリアルポート経由でサーバーのコンソールリダイレ クトを表示できます。これには、BIOS シリアルコンソールとオペレーティングシステムシリアルコンソール が含まれます。 メモ: BIOS 起動画面を表示するには、サーバーの BIOS セットアップでシリアルリダイレクトが有効に なっている必要があります。また、ターミナルエミュレータウィンドウを 80 x 25 に設定しておく必要 もあります。それ以外の設定では、ページの文字が正しく表示されません。 メモ: BIOS セットアップのページでは、一部のキーが動作しません。そのため、 などに対して適切なキーボードショートカットを入力します。必要なキーボードショートカットは、最 初のリダイレクト画面に表示されます。 シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定 iDRAC7 ウェブインタフェースを使用して、リモートコンソールセッションによ
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。 1. ファイル内の一般設定セクションを見つけ、次の 2 行を新たに入力します。 serial --unit=1 --speed=57600 terminal --timeout=10 serial 2. カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。 kernel console=ttyS1,57600 3. /etc/grub.conf に splashimage ディレクティブがある場合は、コメントアウトします。 次の例は、この手順で説明した変更を示しています。 # grub.conf generated by anaconda # # Note that you do not have to rerun grub after making changes # to this file # NOTICE: You do not have a /boot partition. This means that # all kernel and initrd paths are relative to /, e.g.
kicked in, cancel it.
12 FlexAdress および FlexAddress Plus カード の使用 本項では、FlexAddress、FlexAddress Plus カード、およびそれらのカードの設定と使用について説明しま す。 メモ: FlexAddress 機能を使用するにはエンタープライズライセンスがインストールされている必要が あります。 FlexAddress について FlexAddress 機能は、オプションのアップグレードです。この機能により、工場出荷時にサーバーモジュー ルに割り当てられたワールドワイドネームおよびメディアアクセスコントロール(WWN/MAC)のネットワ ーク ID を、シャーシによって提供される WWN/MAC ID に置き換えることが可能となります。 すべてのサーバーモジュールには製造プロセスの一環として固有の WWN および / または MAC ID が割り当 てられます。FlexAddress の導入前は、サーバーモジュールを他のモジュールと交換する必要がある場合に WWN/MAC ID が変更され、新規サーバーモジュールを識別するためにはイーサネット管理ツールおよび SAN
たとえば、次のとおりです。 (starting_mac)00188BFFDCFA + 0xCF = (ending_mac)00188BFFDDC9 メモ: USB メモリカードリーダーに SD カードを挿入する際、SD カードの内容が誤って変更されないよ うに事前にロックしてください。CMC に挿入する前に SD カードのロックを解除する必要がありま す。 FlexAddress Plus について FlexAddress Plus は、カードバージョン 2.0 に追加された新機能であり、FlexAddress カードバージョン 1.
4.
FlexAddress には アクティブ または 非アクティブ の値があります。アクティブ という値は、機能がシャー シにインストール済みであることを示し、非アクティブ は機能がシャーシにインストールされておらず、使 用されていないことを示します。 SD 機能カードとその状態を確認するには、以下の RACADM コマンドを実行します。 racadm featurecard -s 表 25. featurecard -s コマンドによって返される状態メッセージ 状態メッセージ 処置 No feature card inserted. CMC をチェックして、SD カードが正しく挿入され ていることを確認します。冗長 CMC 構成では、SD 機能カードが取り付けられている CMC がスタンバ イ CMC ではなく、アクティブな CMC であることを 確認してください。 The feature card inserted is valid and contains the following feature(s) FlexAddress: bound.
FlexAddress の非アクティブ化 RACADM コマンドを使用して、FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを取り付け前の状態に戻 すことができます。ウェブインタフェースには、非アクティブ化機能はありません。非アクティブ化すると、 SD カードは別のシャーシ内に装着し、アクティブ化することが可能な元の状態に戻ります。この文脈では、 用語 FlexAddress は FlexAddress と FlexAddressPlus の両方を意味します。 メモ: SD カードは、物理的に CMC に取り付ける必要があります。また、非アクティブ化コマンドを実 行する前に、シャーシの電源をオフにする必要があります。 SD カードが取り付けられていない状態、または異なるシャーシからのカードが取り付けられている状態で非 アクティブ化コマンドを実行すると、この機能は非アクティブ化されますが、そのカードに対して変更は行 われません。 FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを復元するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm feature -d -c flexa
getflexaddr コマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 全サーバーの FlexAddress 情報の表示 すべてのサーバーに対する FlexAddress 状態を表示するには、サーバー概要 → プロパティ → WWN/MAC を クリックします。 WWN/MAC サマリ ページに、次の情報が表示されます。 • WWN 設定 • シャーシ内のすべてのスロットの MAC アドレス ファブリックの 設定 ファブリック A には、取り付けられている入力 / 出力ファブリックのタイプが表示され ます。 iDRAC には、サーバー管理 MAC アドレスが表示されます。 メモ: ファブリック A が有効になっている場合、未使用スロットにはファブリック A 用にシャーシ割り当ての MAC アドレスが表示されます。 WWN/MAC ア ドレス シャーシ内の各スロットの FlexAddress 設定を表示します。表示される情報は次のとお りです。 •
FlexAddress の設定 FlexAddress はオプションのアップグレードで、工場出荷時にサーバーモジュールに割り当てられた WWN/MAC ID を、シャーシ提供の WWN/MAC ID に置き換えることを可能にします。 メモ: 本項では、FlexAddress という用語は FlexAddress Plus も意味します。 メモ: racresetcfg サブコマンドを使用して、CMC の Flex Address を工場出荷時設定の「無効」に リセットすることができます。RACADM 構文は、次のとおりです。 racadm racresetcfg -c flex FlexAddress 関連の RACADM コマンドの詳細およびその他工場出荷時のデフォルト設定の詳細に関し ては、dell.
CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシレベルファブリックおよびスロット用 FlexAddress の設定 スロットにサーバーがある場合は、そのスロットで FlexAddress 機能を有効化する前にサーバーの電源を切 ってください。 CMC ウェブインタフェースを使用して、ファブリックおよびスロットによる FlexAddress 機能の使用を有効 化または無効化するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 → セットアップ → FlexAddress をクリックします。 2. FlexAddress の導入 ページの シャーシ割り当て WWN/MAC のファブリックの選択 画面で、 FlexAddress を有効にするファブリックタイプ(ファブリック A または iDRAC)を選択します。無効に するには、オプションをクリアします。 3. シャーシ割り当て WWN/MAC のスロットの選択 ページで、FlexAddress を有効にするスロットに対し て 有効 オプションを選択します。無効にするには、オプションをクリアします。 メモ: 次に注意してください。 4.
メモ: racresetcfg サブコマンドを使用して、CMC の Flex Address を工場出荷時設定の「無効」に リセットすることができます。RACADM 構文は、次のとおりです。 racadm racresetcfg -c flex FlexAddress 関連の RACADM コマンドの詳細およびその他工場出荷時のデフォルト設定の詳細に関し ては、dell.
状況 コマンド 何らかの理由(SD カードが挿入さ $racadm setflexaddr [-f < れていない、破損した SD カード、 ファブリック名> <スロット状況 >] 機能の非アクティブ化後、SD カー ドが異なるシャーシにバインドさ $racadm setflexaddr [-i < れている)で FlexAddress 機能が スロット番号> <スロット状況>] シャーシ上でアクティブではな い。 ゲストユーザーによるスロット / ファブリックへの FlexAddress の 設定試行。 出力 エラー: FlexAddress 機能は シャーシ上で有効になっていませ ん $racadm setflexaddr [-f < エラー: 操作を実行するための特 ファブリック名> <スロット状況 権が不足しています >] $racadm setflexaddr [-i < スロット番号> <スロット状況>] シャーシの電源がオンの状態での FlexAddress 機能の無効化。 racadm feature -d -c flexaddress エラー: シャーシの電源がオンの ため、機
しない場合は、すべてのソフトウェア(ディスク、印刷物、およびパッケージ)をすみやかに返却し、一切 の事前ロードまたは組込みのソフトウェアを削除してください。 本ソフトウェアは、1 度につき 1 部を 1 台のコンピュータにのみインストールして使用することができます。 本ソフトウェアのライセンスを複数所有されている場合はいつでも、ライセンスの数だけ本ソフトウェアを 使用できます。コンピュータの一時メモリまたは永久ストレージに本ソフトウェアをロードする場合を「使 用」とします。本ソフトウェアを配布する各コンピュータに個別のライセンスがある場合に限り、他のコン ピュータへの配布を唯一の目的として、ネットワークサーバーにインストールすることは「使用」ではあり ません。お客様は、ネットワークサーバーにインストールされたソフトウェアを使用する人数が、お持ちの ライセンス数を超えないことを確認する必要があります。 ネットワークサーバーにインストールされた本 ソフトウェアを使用するユーザー数がライセンス数を超える場合は、追加ユーザーに本ソフトウェアの使用 を許可する前に、ライセンス数とユーザー数が同じになるように追加ライセン
Dell は、Dell およびそのサプライヤーを代表して、本ソフトウェアおよびそれに付属する印刷物に対し、明 示的であるかまたは黙示的であるかにかかわらず、商品性、特定目的への適合性、または権利や非侵害に対 するいかなる保証を含む(ただしこれに限定されません)、その他のあらゆる保証を否認します。本限定保証 は、特定の法的権利をお客様に付与するものです。お客様は、管轄区域ごとに異なる権利を有することもあ ります。 ソフトウェアの使用、または使用できなかった場合に起きる利益の損失、ビジネスの中断、ビジネス情報の 消失、または金銭的喪失などを含む(ただしこれに限定されません)あらゆる損害に対し、Dell またはその サプライヤーは、そのような可能性が事前に何らかの形で指摘されていたとしても、責任は負いません。一 部の地域では、付随的または偶発的な損害に対する除外または制限が許可されないため、上記制限はお客様 に適用されない場合があります。 オープンソースソフトウェア 本 CD にはオープンソースソフトウェアが含まれている場合があります。オープンソースソフトウェアは、 そのソフトウェアの配布に関する特定のライセンスの
13 ファブリックの管理 シャーシはファブリック A というファブリックタイプをサポートしています。ファブリック A は単一の I/O モジュールによって使用され、常にサーバーのオンボードイーサネットアダプタに接続されます。 シャーシに存在する I/O モジュール(IOM)は 1 個だけで、パススルーまたはスイッチモジュールになりま す。この I/O モジュールはグループ A に分類されます。 シャーシ IOM は ファブリック と呼ばれる離散データパスが使用されます。このファブリックには A とい う名前が付けられており、イーサネットのみをサポートします。各サーバー IO アダプタ(メザニンカードま たは LOM)には、機能に応じて 2 個または 4 個のポートを搭載できます。メザニンカードスロットには、 PCIe カード(IO モジュールではなく)に接続される PCIe 拡張カードが装着されます。イーサネット、 iSCSI、またはファイバチャネルネットワークを導入するときは、最大の可用性のために、バンク 1 および 2 の間にそれらの冗長リンクをスパンします。離散 IOM はファブリック識別子で識別されま
パススルーモジュールとスイッチは、ファブリックが同じである場合、同じグループに属することが可能で す。スイッチとパススルーモジュールは、異なるベンダーによって製造されたものである場合でも、同じグ ループに存在できます。 IOM 正常性の監視 IOM 正常性の監視については、「IOM の情報および正常性状態の表示」を参照してください。 IOM 用ネットワークの設定 IOM を管理するために使用されるインタフェースのネットワーク設定を指定することができます。イーサ ネットスイッチには帯域外管理ポート(IP アドレス)が設定されます。帯域内管理ポート(つまり VLAN1) の設定にはこのインタフェースは使用されません。 IOM のネットワーク設定を行う前に、IOM の電源がオンになっている事を確認してください。 グループ A 内の IOM のネットワーク設定を設定するには、ファブリック A システム管理者の権限が必要で す。 メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)と帯域外の管理 IP アドレスは同じにすること も、同じネットワーク上にすることもできません。同じにすると、帯域外 IP アドレスが
RACADM を使用した IOM 用ネットワークの設定 RACADM を使用して、IOM にネットワークを設定するには、日付と時刻を設定します。『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の deploy コ マンドの項を参照してください。 RACADM deploy コマンドを使用して、IOM のユーザー名、パスワード、および SNMP 文字列を設定するこ とができます。 racadm deploy -m switch -u <ユーザー名> -p <パスワード> racadm deploy -m switch -u -p <パスワード> -v SNMPv2 ro racadm deploy -a [サーバー|スイッチ] -u <ユーザー名> -p <パスワード> I/O モジュールの電源制御操作の管理 I/O モジュール用に電源制御操作を設定するための情報については、 「IOM での電源制御操作の実行」を参照 してください。 I/O モジュールの LED 点滅の有効化
14 電力の管理と監視 Dell PowerEdge VRTX シャーシは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージャです。高効率 の電源装置とファンを装備するように設計されており、システム内の通気がより良く行われるように最適化 されたレイアウトと、電力最適化されたコンポーネントをエンクロージャ全体に備えています。最適化され たハードウェア設計と、Chassis Management Controller(CMC) 、電源装置、および iDRAC 内蔵の高性能 電源管理機能が一体となり、電力効率のよいサーバー環境のさらなる強化が可能になります。 PowerEdge VRTX の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減し、環境固有の必要に合わせて電力 を調整するためにエンクロージャの設定を行う際に役立ちます。 PowerEdge VRTX モジュラーエンクロージャは AC 電力を利用し、その負荷をアクティブな内部電源装置ユ ニット(PSU)すべてに振り分けます。このシステムは、サーバーモジュールおよび関連エンクロージャイ ンフラストラクチャに割り当てられた最大 5000 ワットの AC 電力を供
冗長性ポリシー 冗長性ポリシーとは、CMC がシャーシへの電力をどのように管理するかを決定する、設定可能なプロパティ の一式です。次の冗長性ポリシーは動的な PSU 電源供給の有無に関わらず、設定可能です。 • グリッド冗長性 • 電源装置冗長性 グリッド冗長性ポリシー グリッド冗長性ポリシーの目的は、モジュラーエンクロージャシステムが AC 電源障害に耐えることのでき るモードで動作できるようにすることです。これらの障害は、AC 電源グリッド、ケーブル配線と電源供給、 または PSU 自体に起因することが考えられます。 グリッド冗長性に対応するようシステムを設定する場合、PSU はグリッドに分割されます:スロット 1 およ び 2 の PSU は第 1 グリッド、スロット 3 および 4 の PSU は第 2 グリッドに振り分けられます。CMC マネ ジャーは、いずれかのグリッドが故障した場合、システムが劣化することなく動作を継続するよう電力を管 理します。グリッド 冗長性は個々の PSU の故障にも耐えます。 メモ: グリッド冗長性の役割のひとつは、電源グリッド全体に障害が発生してもサーバーがシー
グリッド冗長性とは異なり、電源冗長性が選択されると、CMC では PSU ユニットを特定の PSU スロット位 置に設置する必要がありません。 メモ: 動的電源供給(DPSE)では、PSU をスタンバイにすることが可能になります。スタンバイ状況 は、電力を供給していない PSU の物理的な状況を示します。DPSE を有効化すると、効率性を向上さ せ、電力を節約するために、追加の PSU がスタンバイモードに設定される場合があります。 動的電源供給 デフォルトでは、動的電源供給(DPSE)モードは無効になっています。DPSE は、シャーシに電力を供給す る PSU の電力効率を最適化することにより、電力を節約します。これにより、PSU の寿命も延び、発熱も低 減されます。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 CMC はエンクロージャの電力割り当て全体を監視し、PSU をスタンバイ状況にして、シャーシの全電力割 り当てを少数の PSU で供給するようにします。オンライン PSU は高利用率での動作時に効率が良くなるこ とから、オンライン PSU の効率が向上し、スタンバイ PSU
デフォルトの冗長性設定 次の表に示されているように、シャーシのデフォルトの冗長性設定は、シャーシに取り付けられている PSU の台数によって異なります。 表 27.
iDRAC は、サーバーへの電源投入前に CMC にパワーエンベロープ要件を提示します。パワーエンベロープ には、サーバーの動作を維持するために必要な最大および最低電力要件が含まれています。iDRAC の初期推 定値は、サーバー内のコンポーネントについての当初の理解に基づいています。動作が開始され、コンポー ネントがさらに検出されると、iDRAC は初期電力要件を増加または削減する場合があります。 エンクロージャ内でサーバーの電源がオンになると、iDRAC ソフトウェアは電力要件を推定し直して、パワ ーエンベロープの次回変更を要求します。 CMC は要求された電力をサーバーに供給し、割り当てられたワット数は利用可能バジェットから差し引かれ ます。サーバーの電力要求が認められた後、サーバーの iDRAC ソフトウェアが実際の電力消費を継続的に監 視します。実際の電力要件に基づいて、iDRAC パワーエンベロープは時間の経過と共に変化する場合があり ます。サーバーが割り当てられた電力を完全に使用していると、iDRAC が電力増加を要求します。 高負荷下では、電力消費がユーザー設定のシステム入力電力上限未満に留まる
• ストレージアダプタ、PCIe カード、物理ディスクドライブ、およびメイン基板の電源オフ • シャーシの電源オフ状態への移行 システム入力電力上限は、シャーシの電源がオンであるかオフであるかに関わらず、再設定することができ ます。 サーバースロットの電力優先順位の設定 CMC では、エンクロージャ内の 4 個のサーバースロットのそれぞれに電力優先順位を設定することができ ます。優先順位設定は、1(最高)から 9(最低)になります。これらの設定はシャーシ内のスロットに割り 当てられ、スロットの優先順位はそのスロットに挿入されるサーバーによって引き継がれます。CMC はスロ ットの優先順位を使用して、エンクロージャ内で優先順位が最も高いサーバーに優先的に電力をバジェット します。 デフォルトのサーバースロット優先順位設定では、電力はすべてのスロットに均等に分配されます。スロッ トの優先順位を変更することによって、システム管理者は電力割り当ての優先権が与えられたサーバーを優 先することができます。より重要なサーバーモジュールをデフォルトのスロット優先順位 1 のままにする と、重要度の低いサーバーモジュ
CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーへの優先度 レベルの割り当て 優先度レベルを割り当てるには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 → 電源 → 優先度をクリックします。 2. 優先度 ドロップダウンメニューから、1 台、複数台、またはすべてのサーバーのために優先度レベル(1 ~9、ここでは 1 が最優先)を選択します。デフォルトの値は 1 です。同じ優先度レベルを複数のサーバ ーに割り当てることができます。 3.
RACADM を使用した電力バジェット状態の表示 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm getpbinfo getpbinfo の詳細(出力の詳細を含む)については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の getpbinfo コマンドの項を参照してください。 冗長性状態と全体的な電源正常性 冗長性状態は全体的な電源正常性を特定するための要因です。たとえば、電源冗長性ポリシーがグリッド冗 長性に設定され、システムが冗長で稼動していることを冗長性状態が示している場合、全体的な電源状態は 通常 OK になります。ただし、グリッド冗長性で稼働するための条件を満たすことができない場合は冗長性 状態が いいえ になり、全体的な電源正常性は 重大 になります。これは、システムが設定された冗長性ポリ シーに従って稼働できないためです。 メモ: CMC では、冗長性ポリシーをグリッド冗長性に変更、またはグリッド冗長性から他のポ
力を必要とする状況で電力が不足する場合に発生します。優先順位の低いサーバーに割り当てられた電力を 削減しても充分な電力を解放できない場合は、新規サーバーの電源をオンにすることができません。 これは、システム管理者が、サーバーに対するフル電源割り当てよりも低い電力制限をシャーシに設定して いるか、高電力を必要とするサーバーに利用可能な電力が不十分である場合に発生します。 次の表は、前述したシナリオで新しいサーバーの電源をオンにしたときに CMC が行う処置を説明していま す。 表 28.
システムイベントログにおける電源装置および冗長性ポリシーの変更 電源装置状況および電源冗長性ポリシーの変更はイベントとして記録されます。システムイベントログ (SEL)にエントリを記録する電源装置関連のイベントは、電源装置の挿入と取り外し、電源装置入力ケーブ ルの挿入と取り外し、および電源装置の出力アサートとアサート停止です。 次の表には、電源装置の変更に関連する SEL エントリがリストされています。 表 30.
節電と電力バジェット CMC は、ユーザー設定の電力最大制限に到達すると、節電を実行します。電力に対する需要がユーザー設定 のシステム入力電力上限を越えると、CMC は優先順位の高いサーバーおよびシャーシ内のその他モジュール のために電力を解放するために、優先順位の低いサーバー順にサーバーへの電力を削減します。 シャーシ内のすべて、または複数のスロットが同じ優先度レベルに設定されている場合、CMC はスロット番 号の低い順にサーバーの電力を削減します。たとえば、スロット 1 と 2 のサーバーの優先順位が同じである 場合、スロット 1 のサーバーの電力が先に削減され、次にスロット 2 のサーバーの電力が削減されます。 メモ: シャーシ内の各サーバーに 1 から 9 の番号を割り当てることによって、それぞれの優先度レベル を割り当てることができます。すべてのサーバーのデフォルト優先度レベルは 1 です。番号が低くな るほど、優先度レベルは高くなります。 電力バジェットは、2 台の PSU セットのうち最も弱い PSU の最大値に制限されます。システム入力電力上限 値を越える AC 電力バジェット値を設定しようと
リモートロギング 電力消費のレポートを、リモートのシステムログサーバーに報告することができます。収集期間中のシャー シの電力消費の合計量、最大値、最小値、および平均値をログすることができます。この機能の有効化、お よび収集 / ログ間隔の設定に関する詳細については、「電力の管理と監視」を参照してください。 外部電源管理 CMC 電源管理は、オプションとして OpenManage Power Center(OMPC)から制御することができます。 詳細については、『OMPC ユーザーズガイド』を参照してください。 外部電源管理を有効にすると、OMPC は次を管理します。 • 第 12 世代サーバーのサーバー電力 • 第 12 世代サーバーのサーバー優先順位 • システム入力電力容量 • 最大節電モード CMC は次の維持または管理を継続します。 • 冗長性ポリシー • リモート電力ログ • 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する • 動的電源供給 OPMC は次に、シャーシインフラストラクチャと前世代のサーバーノードへの電力の割り当て後に使用でき るバジェットから、第 1
電力バジェットを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → 電源 → 設定 をクリックします。 2. バジェット / 冗長性設定 ページで、次のプロパティのいずれかまたはすべてを必要に応じて選択しま す。各フィールドの説明については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2.
• CMC 電力管理を復元するには、次入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisServerBasedPowerMgmtMode 0 シャーシ電力の RACADM コマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の config、getconfig、getpbinfo、 および cfgChassisPower の項を参照してください。 電源制御操作の実行 シャーシ、サーバー、および IOM のために次の電源制御操作を実行できます。 メモ: 電源制御操作はシャーシ全体に影響します。 シャーシに対する電源制御操作の実行 CMC は、手順に従ったシャットダウンなど、ユーザーがシャーシ全体(シャーシ、サーバー、IOM、PSU) におけるいくつかの電力管理処置をリモートで実行することを可能にします。 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 ウェブインタフェースを使用したシャーシでの電源
メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの電源 制御操作 CMC ウェブインタフェースを使用して複数サーバーの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 → 電源 をクリックします。 電源制御 ページが表示されます。 2. 操作 列のドロップダウンメニューから、必要サーバーのために次の電源制御操作の 1 つを選択します。 • 操作なし • サーバーの電源を入れる • サーバーの電源を切る • 正常なシャットダウン • サーバーをリセットする(ウォームブート) • サーバーの電源を入れなおす(コールドブート) オプションの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4.
15 シャーシストレージの管理 Dell PowerEdge VRTX 上では、次の操作を実行できます。 • 物理ディスクドライブとストレージコントローラの状態の表示。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、仮想ディスク、およびエンクロージャのプロパティの表示。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのセットアップ。 • 仮想アダプタの割り当て。 • コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのトラブルシューティング。 • ストレージコンポーネントのアップデート。 • フォールトトレランスモードでの共有ストレージコントローラの使用 ストレージコンポーネントの状態の表示 ストレージコンポーネントの状態を表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → プロパティ → ストレージ概要 をクリックします。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用した SPERC のフォール トトレランストラブルシューティング情報の表示 SPERC のフォールトトレラント機能の正しい機能性を示す属性を表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → トラブルシューティング → セットアップのトラブルシュー ティング をクリックします。 ストレージセットアップのトラブルシューティング ページが表示されます。 2.
• 仮想ディスクが作成され、これらは 仮想アダプタ 1、仮想アダプタ 2、仮想アダプタ 3、または 仮想アダ プタ 4 として割り当てられます。詳細については、 「仮想ディスクへの仮想アダプタアクセスポリシーの 適用」を参照してください。 メモ: • 一度にマップできるのは、1 台のサーバーに対して 1 つの仮想アダプタのみです。 • 適切なライセンスがない場合は、VA – サーバー割り当てのマップ解除、または VA のデフォルトサ ーバーへのマップしか行うことができません。 • デフォルトのマッピングは VA1 - サーバースロット 1、VA2 - サーバースロット 2、VA3 - サーバー スロット 3、および VA4 - サーバースロット 4 です。 • フルハイトサーバーが挿入されている場合、上部スロットに VA がマップされており、下部スロッ トには何もマップされていません。例えば、スロット 1 のフルハイトでは VA1 がスロット 1 に割り 当てられており、VA3 はまだマップされていません。 • システムにエンタープライズライセンスがある場合は、4 つの VA のうちどの
ストレージシステム内の、バックアップコンポーネントとして動作するように設定され、スタンバイモード に保たれる冗長コンポーネントを活用します。フォールトトレランスモードのストレージコントローラは、 ストレージサービスの中断を防ぎ、機能停止したコンポーネントのサービスを自動的に引き継ぎます。冗長 コンポーネント(コントローラ)は通常のの動作状況では使用されないため、フェールオーバープロセス中、 パフォーマンスの一貫性が維持されます。 フォールトトレランスを備えた高可用性には以下のような利点があります。 • コントローラが機能停止した場合でも、すべてのストレージアプリケーションにアップタイムを提供。 • シャーシの重要機能へのアクセスを常時提供。 • コントローラが機能停止、または故障したときに、サーバーが状況に対処することを可能にする。 • コンポーネント冗長性を利用する。 コントローラのフォールトトレランス機能を使用することにより、アクティブおよびパッシブ(ピア)コン トローラを持つことによって達成される共有ストレージに関連するタスクを管理できます。アクティブコン トローラは、アクティブであり、
外部設定のインポートまたはクリア 外部ディスクはシャーシに挿入されている必要があります。 外部設定をインポートまたはクリアするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → セットアップ をクリックします。 2. コントローラ設定 ページの 外部設定 セクションで、各コントローラに対して次をクリックします。 • 外部設定のクリア。既存のディスク設定をクリアします。 • インポート / 回復。外部設定を持つディスクをインポートします。 ストレージコントローラの設定 ストレージコントローラの既存プロパティを変更したり、新しく取り付けられたストレージコントローラの プロパティを設定することができます。 CMC ウェブインタフェースを使用したストレージコントローラの設定 少なくとも 1 台のストレージコントローラがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 ストレージコントローラを設定するには、次の手順を実行します。 1.
詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレ ンスガイド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用した物理ディスクプロパ ティの表示 物理ディスクがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 物理ディスクドライブのプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 物理ディスク に移動します。 プロパティ ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用したグローバルホットス ペアの割り当て グローバルホットスペアを割り当てまたは割り当て解除するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 物理ディスク → セットアップ をクリックします。 物理ディスクのセットアップ ページが表示されます。 2.
詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレ ンスガイド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクの作成 物理ディスクがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 メモ: 仮想ディスクを削除すると、その仮想ディスクはコントローラの設定から削除されます。 仮想ディスクを作成するには次のように入力します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 仮想ディスク → 作成 をクリックします。 2. 仮想ディスクの作成 ページの 設定 セクションに適切なデータを入力し、物理ディスクの選択 セクショ ンから、前に選択した RAID レベルに基づいた台数の物理ディスクドライブを選択して、仮想ディスク の作成 をクリックします。 仮想ディスクへの仮想アダプタアクセスポリシーの適用 物理ディスクドライブがインストールされており、仮想ディスクが作成されていることを確認します。 仮想アダプタアクセスポリシーを適用するには、次の手順を実行します。 1.
CMC ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクプロパ ティの変更 仮想ディスクプロパティを変更するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → 仮想ディスク → 管理 をクリックします。 2.
PCIe スロットの管理 16 デフォルトでは、すべてのスロットがマップ解除されています。次を実行することができます。 • シャーシ内の全 PCIe スロットの状態の表示。 • サーバーに対する PCIe スロットを割り当ておよび割り当て解除。 PCIe スロットをサーバーに割り当てる前に、次を考慮してください。 • 空の PCIe スロットを電源がオンになっているサーバーに割り当てることはできません。 • サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、現在割り当てられているサーバー(ソー ス)の電源がオンになっている場合、別のサーバーに割り当てることはできません。 • サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、電源がオンになっている別のサーバー(タ ーゲット)に割り当てることはできません。 割り当てられている PCIe スロットをサーバーから削除する前に、以下の点を考慮します。 • PCIe スロットが空の場合、サーバーの電源がオンになっていても、スロットをサーバーから割り当て解 除できます。 • PCIe スロットにアダプタがあり、その電源
• 左ペインで、シャーシ概要 → PCIe 概要 → セットアップ → マッピング:PCIe スロットからサーバース ロット をクリックします。マッピング:PCIe スロットからサーバースロット ページの 処置 列内にある 処置 ドロップダウンメニューから、適切なサーバー名を選択し、適用 をクリックします。 次に注意してください。 • ライセンスがないと、ハーフハイトサーバーにマップすることができる PCIe スロットの最大数は 2 個で す。フルハイトサーバーが取り付けられている場合、PCIe スロットを上部サーバースロットに 2 個、お よび下部(拡張)サーバースロットに 2 個と、1 台のフルハイトサーバーにつき 4 個の PCIe スロットを マップすることができます。 • サーバースロットは、8 個の PCIe スロットのうちどのスロットにもマップすることができます。 • フルハイトサーバーでは上部メザニンと下部メザニンの両方が装着済みです。装着済みでない場合は、 POST 中、 または がページ上に表示された時にいずれかのキーを押す事ができるように、 POST
PCIe 電源ライドスルー CMC VRTX 内の新しく割り当てられた PCIe カードは、サーバーノードへの電源投入前に検出および初期化 する必要があります。検出および初期化プロセスには次の手順が含まれます。 • 取り付けられたカードの検出とインベントリ • サーバーモジュールへの公開のための PCIe カードの準備 • サーバー BIOS による設定のための複数のカードの準備 • ブレードノードへの電源投入前の全カードの初期化 これらのプロセスはすべて完了に数秒かかるため、PCIe カードの初期化に遅延を生じます。CMC VRTX の PCIe ライドスルー機能は、このプロセスのサイクル時間を短縮します。PCIe ライドスルー機能は、次を可 能にします。 • サーバーノードへの電源投入が迅速化されるため、PCIe カードへの電源投入も迅速化されます。 • 次のシナリオにおいて、PCIe カードの電源オン状態が事前設定された時間分延長されます。 – 関連するサーバーの電源がオフになった後 – CMC が機能停止した後 – CMC またはサーバーが再起動された後 メモ: 設定時間を超える
詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレ ンスガイド』を参照してください。 CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe ライドスループロパティの設定 CMC VRTX の PCIe ライドスループロパティを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 → セットアップ → ライドスルー とクリックします。 2. PCIe ライドスルー機能を有効化または無効化するには、PCIe ライドスルーの有効化 オプションを選択 またはクリアします。 PCIe ライドスルー設定 ページが表示されます。 メモ: ライドスルー機能はデフォルトで有効です。 3. タイムアウト フィールドに、ライドスルー機能を有効にする時間を入力します。 ゼロ(0)または 60~1800 秒の値を入力します。ゼロは無限のタイムアウトを示します。 4.
17 トラブルシューティングとリカバリ 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリモートシステム上でのリカバリ、および問題のトラブル シューティングに関連したタスクの実行方法について説明します。 • シャーシ情報の表示。 • イベントログの表示。 • 設定情報、エラー状態、エラーログの収集。 • 診断コンソールの使用。 • リモートシステムの電源管理。 • リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 • コンポーネントのリセット。 • ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 • ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 • アラート問題に関するトラブルシューティング。 • システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 • シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 • エラーコードおよびログの表示。 RACDUMP を使用した設定情報、シャーシ状態、およびログ の収集 racdump サブコマンドは、包括的なシャーシ状態、設定状況情報、イベントログの履歴を収集するための
racdump には次のサブシステムが含まれており、次の RACADM コマンドを集約します。racdump の詳細 については、 『PowerEdge VRTX の CMC 用 RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくだ さい。 サブシステム RACADM コマンド システム / RAC の一般情報 getsysinfo セッション情報 getssninfo センサー情報 getsensorinfo スイッチ情報(IO モジュール) getioinfo メザニンカード情報(ドーターカード) getdcinfo 全モジュールの情報 getmodinfo 電力バジェット情報 getpbinfo KVM 情報 getkvminfo NIC 情報(CMC モジュール) getniccfg 冗長性情報 getredundancymode トレースログ情報 gettracelog RAC イベントログ getraclog システムイベントログ getsel SNMP Management Information Base(MIB)ファイルのダウ
電源のトラブルシューティング 次の情報は、電源装置および電源関連問題のトラブルシューティングに役立ちます。 • 問題:電源の冗長性ポリシー を グリッド冗長性 に設定すると、電源装置の冗長性喪失イベントが生じ た。 – 解決策 A: この設定には、モジュラーエンクロージャのサイド 1(左側 2 つのスロット)に少なくと も 1 台の電源装置、およびサイド 2 (右側 2 つのスロット)に 1 台の電源装置が存在し、動作可能で あることが必要です。さらに、各サイドの容量は、シャーシが グリッド 冗長性 を維持するための総 電力割り当てをサポートするために十分である必要があります。 (完全なグリッド冗長性動作のため、 4 台の電源装置が装備された完全な PSU 構成が利用可能であるようにしてください。 ) – 解決策 B:すべての電源装置が 2 つの AC グリッドに正しく接続されていることを確認します。サイ ド 1 の電源装置は一方の AC グリッドに、サイド 2 の電源装置は他方の AC グリッドに接続され、両 方の AC グリッドが機能していることが必要です。このうちひとつの AC グリッドが機能していな
• 不具合: シャーシが 4 台の電源装置でのグリッド冗長性 構成で稼働していたにも関わらず、AC グリッ ドに障害が発生した後、サーバーのサブセットが電力を失った。 – 解決策: この問題は、AC グリッド障害が発生した時に、電源装置が冗長 AC グリッドに正しく接続 されていなかった場合に発生します。グリッド冗長性 ポリシーでは、左側 2 台の電源装置がひとつの AC グリッドに接続され、右側 2 台の電源装置がもう一方の AC グリッドに接続されている必要があ ります。2 台の PSU が正しく接続されていない場合(例えば、PSU 2 と PSU 3 が誤った AC グリッド に接続されているなど)、AC グリッド障害は優先順位の最も低いサーバーでの電力喪失の原因になり ます。 • 問題: PSU に障害が発生した後、優先順位の最も低いサーバーが電力を失った。 – 解決策: サーバーの電源が切れる原因となる今後の電源装置障害を避けるには、シャーシに少なくと も 3 台の電源装置が装備され、PUS 障害がサーバー動作に影響しないように 電源装置冗長性 ポリシ ーが設定されているようにしてください。
CMC ウェブインタフェースを使用したハードウェアログの表示 ハードウェアログは表示、保存、およびクリアすることが可能です。ログは、列の見出しをクリックするこ とにより、重大度、日付 / 時刻、または説明を基準に並べ替えすることができます。列の見出しを再度クリ ックして、並び順を逆にします。 CMC ウェブインタフェースを使用してハードウェアログを表示するには、左ペインで シャーシ概要 → ログ をクリックします。ハードウェアログ ページが表示されます。管理下ステーションまたはネットワークに ハードウェアログのコピーを保存するには、ログの保存 をクリックしてから、ログのテキストファイルの場 所を指定します。 メモ: ログはテキストファイルとして保存されるため、ユーザーインタフェースで重大度を示すために 使用されるグラフィックイメージは表示されません。テキストファイルでは、重大度は OK、情報、不 明、警告、重大 という単語で示されます。日付 / 時刻のエントリは昇順で表示されます。日付 / 時刻 列に <システム起動> が表示される場合は、日付または時刻が利用できない、モジュールの電源オンま たは電源オフ中に
左ペインで、シャーシ概要 → ログ → シャーシログ をクリックします。シャーシログ ページが表示されま す。 お使いの管理下ステーションまたはネットワークにシャーシログのコピーを保存するには、ログの保存 をク リックして、ログファイルを保存する場所を指定します。 診断コンソールの使用 高度な技術を持つユーザーである、またはテクニカルサポートの指示に従っている場合、CLI コマンドを使 用してシャーシハードウェア関連の問題を診断することができます。 メモ: これらの設定を変更するには、デバッグコマンドシステム管理者 特権が必要です。 診断コンソールにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → トラブルシューティング → 診断 をクリックします。 診断コンソール ページが表示されます。 2.
シャーシ設定の保存と復元 これはライセンスが必要な機能です。CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ設定のバックアップ を保存または復元するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → セットアップ → シャーシバックアップ をクリックします。シャーシバッ クアップ ページが表示されます。シャーシ設定を保存するには、保存 をクリックします。デフォルトの ファイルパスを上書きし(オプション)、OK をクリックしてファイルを保存します。デフォルトのバッ クアップファイル名にはシャーシのサービスタグが含まれています。このバックアップファイルは、こ のシャーシの設定と証明書を復元する場合に限り、後から使用することができます。 2.
メモ: NTP は、再同期化のためにさらに 3 分時間を費やす場合があります。 NTP を無効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 0 NTP を有効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 1 NTP サーバーが正しく設定されているにもかかわらず、このエントリがトレースログに存在する場合は、 CMC が設定された NTP サーバーのいずれとも同期できないことが確実になります。 NTP サーバーの IP アドレスが設定されていない場合、次に似たトレースログエントリが記録される場合があ ります。 Jan 8 19:59:24 cmc ntpd[1423]: Cannot find existing interface for address 1.2.3.4 Jan 8 19:59:24 cmc ntpd[1423]: configuration of 1.2.3.
コンポーネント サーバー IOM(共通) IOM(パススルー) 送風装置 LED の色、点滅パターン 状態 青色、消灯 スタンバイ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 / スタックマスター 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし / スタックスレーブ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 不使用 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 ファン作動中 緑色、点滅 不使用 緑色、消灯 電源オフ 橙色、
コンポーネント PSU LED の色、点滅パターン 状態 橙色、消灯 不使用 (楕円)緑色、点灯 AC OK (楕円)緑色、点滅 不使用 (楕円)緑色、消灯 AC OK 外 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 橙色、消灯 障害なし (円)緑色、点灯 DC OK (円)緑色、無灯 DC OK 外 無応答 CMC のトラブルシューティング いずれのインタフェース(ウェブインタフェース、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使 用しても CMC にログインできない場合は、CMC 上の LED の観察、DB-9 シリアルポートを使用したリカバ リ情報の取得、または CMC ファームウェアイメージのリカバリなどを行うことにより、CMC が機能してい るかどうかを確認できます。 メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。 問題特定のための LED の観察 カードの左側には LED が 2 個あります。 • 左上の LED - 電源状態を示します。点灯していない場合は、次を確認してください。 – 少なくとも
リカバリ情報を取得するには、次の手順を実行します。 1. CMC システムとクライアントシステムの間に NULL モデムケーブルを取り付けます。 2. 任意のターミナルエミュレータ(HyperTerminal や Minicom など)を起動します。プロンプトが表示さ れたら、8 ビット、パリティ無し、フロー制御無し、ボーレート 115200 の仕様を入力します。 3.
トレースログには、管理下システムのオペレーティングシステムではなく、CMC の内部ファームウェアに関 連する CMC ファームウェア固有のエラーコードが含まれている場合もあります。 コントローラのトラブルシューティング コントローラをトラブルシューティングするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → トラブルシューティング をクリックしま す。 2.
LCD パネルインタフェースの使用 18 LCD パネルを使用して設定と診断を実行したり、シャーシやそのコンテンツの状態情報を取得することがで きます。 次の図は、LCD パネルの図解です。LCD 画面には、メニュー、アイコン、画像、およびメッセージが表示さ れます。 図 2. LCD ディスプレイ 1. 3. LCD 画面 スクロールボタン(4) 2.
表 32.
メインメニューから KVM マッピング を選択し、適切なサーバーに移動して、中央の チェック ボタンを押し ます。 DVD マッピング このページを使用することにより、DVD からサーバーへのマッピング情報の表示、別のサーバーのシャーシ 上 DVD ドライブへのマップ、または既存の接続のマッピング解除を行うことができます。サーバーが DVD にアクセスできるようにするには、メインメニューから DVD マッピング を選択し、必要なサーバーまで移 動して、中央の チェック ボタンを押します。 DVD ドライブをサーバースロットにマップできるのは、そのサーバースロットに対して DVD が有効になっ ている場合のみです。DVD ドライブは、いずれのサーバースロットからも使用されないように、マッピング を解除することもできます。DVD ドライブとメイン基板との間で SATA ケーブルが正しく接続されていな いと、DVD ドライブの正常性が重要状態になります。DVD ドライブの正常性が重要状態の場合、サーバー は DVD ドライブにアクセスできません。 メモ: DVD マッピング機能は、DVD ドライブが取り付けられて
上下矢印ボタンを使ってメニュー内のアイテムをハイライト表示するか、メインメニュー 画面に戻る場合は 戻る アイコンをハイライト表示します。 選択をアクティブにするには、中央のボタンを押します。 LCD 言語 LCD 言語 画面では、LCD パネルメッセージに使用する言語を選択することができます。現在アクティブな 言語が、水色背景でハイライト表示されます。 1. 上下左右の矢印ボタンを使って任意の言語をハイライト表示します。 2. 中央ボタンを押します。確定 アイコンがハイライト表示されます。 3.
前面パネル LCD メッセージ このセクションには 2 つのサブセクションがあり、前面パネル LCD に表示されるエラーと状態情報をリスト にします。 LCD の エラーメッセージ の形式は、CLI またはウェブインタフェースで表示されるシステムイベントログ (SEL)に似ています。 エラーセクションの表は、各種 LCD 画面に表示されるエラーおよび警告メッセージと、考えられるメッセー ジの原因をリストします。山括弧(< >)で囲まれたテキストは、そのテキストが様々であることを示しま す。 LCD の状態情報には、シャーシ内のモジュールについての記述的情報が含まれます。このセクションの表に は、各コンポーネントに対して表示される情報が説明されています。 LCD モジュールとサーバー状態情報 本項の表では、シャーシ内のコンポーネントタイプごとに前面パネル LCD に表示される状態項目について説 明します。 表 33.
表 34. シャーシまたはエンクロージャ状態 項目 説明 ユーザー定義名 例:「Dell ラックシステム」。これは、CMC CLI またはウェブインター フェースを使用して設定することができます。 エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセージ という順序でエラーメッセージがリストされます。 モデル番号 例:「PowerEdgeM1000」。 電力消費量 現在のワット単位での電力消費量です。 ピーク電力 ワット単位のピーク電力消費量です。 最小電力 ワット単位の最小電力消費量です。 周囲温度 現在の摂氏での周辺温度です。 サービスタグ 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 CMC 冗長性モード 非冗長または冗長になります。 PSU 冗長性モード 非冗長、グリッド冗長、または DC 冗長 表 35.
表 37. IOM 状態 項目 説明 名前 / 場所 IOM A エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 状態 オフまたはオン - IOM が機能しているかどうかを示します。 モデル IOM のモデルです。 ファブリックタイプ ネットワークタイプです。 IP アドレス IOM がオンの場合にのみ表示されます。パススルータイプ IOM の値 はゼロです。 サービスタグ 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 表 38.
表 40. 送風装置の状態 項目 説明 名前 / 場所 例:送風装置 1、送風装置 2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 RPM 現在の送風装置速度(RPM) 表 41.
表 43. ハードディスクドライブの状態 項目 説明 ハードディスクドライブ:< 番号 > ハードディスクドライブ (n はハードドライブ番号)形式でハー ドディスクドライブ名が表示されます。例:ハードディスクドライブ 1、ハードディスクドライブ 2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、 「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合 は、最初に重大なエラーメッセージ、次に警告関連のエラーメッセー ジという順序でエラーメッセージがリストされます。 電源状態 スピンアップ、移行、またはスピンダウン - ハードディスクドライブ の電源状態を示します。 製造元 製造元の名前 容量 ハードディスクドライブの使用可能なストレージ容量(GB) ファームウェアバージョン ハードディスクドライブのファームウェアバージョン 状況 オフライン、オンライン、またはスタンバイ - ハードディスクドライ ブの電源状態を示します。 表 44.
項目 説明 IP4 <有効、無効> 現在の IPv4 の有効化状況を表示します。 IP4 アドレス: <アドレス、取得中 IPv4 が有効な場合にのみ表示されます。 > IP6 <有効、無効> iDRAC が IPv6 をサポートする場合にのみ表示されます。現在の IPv6 有効化状況を表示します。 IP6 ローカルアドレス: <アドレス iDRAC が IPv6 をサポートし、かつ IPv6 が有効な場合にのみ表示され > ます。 IP6 グローバルアドレス: <アドレ iDRAC が IPv6 をサポートし、かつ IPv6 が有効な場合にのみ表示され ス> ます。 ファブリック上で有効化された FlexAddress 機能がインストールされている場合にのみ表示されます。このサーバ ー用に有効化されたファブリックをリストします(つまり、A、B、 C)。 表の情報は動的にアップデートされます。サーバーがこの機能をサポートしていない場合は、次の情報は表 示されません。サポートしている場合は、サーバー管理者のオプションは次のとおりです。 • オプション「なし」= LCD には一切の文字列を表示し
19 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 • RACADM • リモートシステムの管理と復元 • Active Directory • FlexAddress と FlexAddressPlus • IOM RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージ が表示されます。 racadm Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは何を意味しますか? 別のコマンドは、CMC がリセットを完了した後でのみ、発行される必要があります。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 • ローカルエラーメッセージ - ERROR: といった構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題で す。 RACADM help サブコマンドを使用して、正しい構文と使用方法を表示します。たとえば、シャーシロ グのクリアでエラーが発生した場合は、次のサブコマンド
リモートシステムの管理と復元 プロパティを変更すると、リモート RACADM とウェブベースのサービスを使用できなくなるのはなぜです か? CMC ウェブサーバーのリセット後は、リモート RACADM サービスとウェブインタフェースに再度アクセス できるようになるまで 1 分ほどかかる場合があります。 CMC ウェブサーバーは次の状況が発生するとリセットされます。 • CMC ウェブユーザーインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロ パティを変更する。 • cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更された(config -f(config ファイル)が変更する場合も含む)。 • racresetcfg が使用されたか、またはシャーシ構成のバックアップが回復された。 • CMC がリセットされた。 • 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 使用している DNS サーバーが CMC を登録しません。 一部の DNS サーバーは、最大 31 文字までの名前のみを登録します。 CMC ウェブインタフェースにアクセスする時、SSL 証明書が
SNMP 認証トラップが生成されないようにするには、 エージェントによって受け入れられるコミュニティ名 を入力してください。CMC では 1 つのコミュニティ名のみが許可されているため、IT Assistant 検出セット アップには同じ get コミュニティ名と set コミュニティ名を入力します。 CMC ウェブインタフェースへのアクセス時に、SSL 証明書のホスト名と CMC のホスト名が一致しないとい うセキュリティ警告が表示される。 CMC には、ウェブインタフェースとリモート RACADM 機能のネットワークセキュリティを確保するために デフォルトの CMC サーバー証明書が含まれています。この証明書が使用されると、デフォルト証明書が CMC のホスト名(たとえば IP アドレス)に一致しない場合、ウェブブラウザがセキュリティ警告を表示し ます。 このセキュリティ問題に対処するには、CMC の IP アドレスに発行された CMC サーバー証明書をアップロ ードします。証明書の発行のために使用される証明書署名要求(CSR)を生成するときは、CSR のコモンネ ーム(CN)が CMC の IP アドレ
これらの Dell 拡張オブジェクト(Dell 関連オブジェクト、Dell RAC デバイス、および Dell 権限オブジェク ト)をいくつかのドメインに分散できますか? 関連オブジェクトと特権オブジェクトは、同じドメインにある必要があります。Dell 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインは、これらの 2 つのオブジェクトを同じドメインでのみ作成すること ができます。その他のオブジェクトは異なるドメイン内に置くことができます。 ドメインコントローラの SSL 設定に何か制限はありますか? はい。CMC では、信頼できる認証局の署名付き SSL 証明書を 1 つしかアップロードできないため、フォレ スト内の Active Directory サーバーの SSL 証明書はすべて同じルート認証局によって署名される必要があり ます。 新規 RAC 証明書が作成されてアップロードされた後、ウェブインタフェースが起動しません。 RAC 証明書の生成に Microsoft 証明書サービスが使用された場合、証明書作成時にウェブ証明書ではなくユ ーザー証明書オプションが使用された可能性があ
カードのアクティブ化や変更はいずれも行われません。カードは CMC によって無視されます。この場合、 $racadm featurecard -s コマンドが次のメッセージを返します。 機能カードが挿入されていません。 エラー: ファイルを開くことができません シャーシのサービスタグが再プログラムされた場合、そのシャーシにバインドされている機能カードはどう なりますか? • そのシャーシ、または他のシャーシのアクティブな CMC に元の機能カードが存在する場合、ウェブイン タフェースが次のエラーメッセージを表示します。 This feature card was activated with a different chassis. It must be removed before accessing the FlexAddress feature.
問題は、FlexAddress が無効化されたときに SD カードが CMC になかった場合、別のシャーシに FlexAddress をインストールするためにそのカードを使用できないということです。カードを使用できるように回復する には、バインドされているシャーシの CMC にそのカードを挿入し直し、FlexAddress を再インストールし て、その後 FlexAddress を非アクティブ化します。 SD カードが正しく取り付けられ、ファームウェアまたはソフトウェアのアップデートもすべてインストール 済みです。FlexAddress がアクティブですが、サーバー導入画面に導入オプションが表示されません。何が 間違っていますか? これは、ブラウザのキャッシュの問題です。ブラウザからログオフし、再起動してください。 RACADM コマンド racresetcfg を使用してシャーシ設定をリセットする必要がある場合、FlexAddress はど うなりますか? FlexAddress 機能は引き続きアクティブ状態で使用可能です。すべてのファブリックとスロットがデフォル トとして選択されています。 メモ: RAC