ユーザー マニュアル NetXtreme-E Broadcom® NetXreme-C および NetXtreme-E ユーザー マニュアル NetXtreme-E-UG100 2018 年 2 月 26 日
改訂履歴 修正 日付 変更の説明 NetXtreme-E-UG100 2018 年 2 月 26 日 20.6 用の初版リリース © 2018 by Broadcom. All rights reserved. Broadcom®、パルス型のロゴ、Connecting everything®、Avago Technologies、および A のロゴは、 Broadcom および/または合衆国内とその他各国および EU にある関連企業の商標です。「Broadcom」は、 ブロードコム リミテッドおよび/またはその子会社を指します。詳細については、www.broadcom.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 目次 目次 法規制および安全に関する承認 ..................................................................................................................... 7 法規制...................................................................................................................................................... 7 安全 ......................................................................................................................................................... 7 電磁両立性 (EMC) ...................
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 目次 ハードウェアをインストールする................................................................................................................ 26 取り扱い注意事項.................................................................................................................................. 26 システム要件......................................................................................................................................... 26 ハードウェア要件 .......................................................
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 目次 iSCSI の設定 .................................................................................................................................. 39 Comprehensive Configuration Management......................................................................................... 39 デバイス ハードウェアの設定 ....................................................................................................... 39 MBA コンフィギュレーション メニュー ..................................................................
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 目次 NPAR:設定および使用例 ........................................................................................................................... 62 機能と要件 ............................................................................................................................................ 62 各種制限 ................................................................................................................................................ 62 構成 .....................................
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 法規制および安全に関する承認 法規制および安全に関する承認 以下のセクションでは、NetXtreme-E ネットワーク インターフェイス カードが法規制、安全、電磁両立性 (EMC)、および静電気放電 (ESD) の各標準に準拠していることを示します。 法規制 表 1:規制当局による承認 項目 該当する標準 承認 / 認証 CE/欧州連合 EN 62368-1:2014 CB レポートおよび証明書 UL/USA IEC 62368-1 ed. 2 CB レポートおよび証明書 CSA/カナダ CSA 22.2 No.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 法規制および安全に関する承認 電磁両立性 (EMC) 表 3:電磁両立性 標準 / 国 認証の種類 準拠 CE/EU EN 55032:2012/AC:2013 クラス B EN 55024:2010 EN 61000-3-2:2014 EN 61000-3-3:2013 CE レポートおよび CE DoC FCC/USA CFR47、Part 15 クラス B FCC/IC DoC および EMC レポート、 FCC および IC 規格参照 IC/カナダ ICES-003 クラス B FCC/IC DoC およびレポート、 FCC および IC 規格参照 ACA/オーストラリア、 ニュージーランド AS/NZS CISPR 22:2009 +A1:2010 / AS/NZS CISPR 32:2015 ACA 認証 BSMI/台湾 CNS13438 クラス B BSMI 認証 BSMI/台湾 CNS15663 BSMI 認証 MIC/韓国 KN32 クラス B KN35 韓国当局による認証 MSIP マーク V
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能の説明 機能の説明 デルは、10GBase-T、10G SFP+、および 25G SFP28 ネットワーク インターフェイス カード (NIC) をサポー トしています。これらの NIC については、表 5 で説明しています。 表 5:機能の説明 ネットワーク インターフェイス カード 説明 BCM957402A4020DLPC/BCM957402A4020DC/BCM957412A4120D/BCM957412M4120D レート PCI-E デュアル ポート 10 Gbps イーサネット Gen 3 x8a インターフェイス 10 Gbps 用 SFP+ デバイス Broadcom BCM57402/BCM57412 10 Gbps MAC コントローラ (デュアル チャネル 10 Gbps SFI トランシーバ統合) NDIS 名 Broadcom NetXtreme E シリーズ デュアルポート 10Gb SFP+ イーサネット PCIe アダプタ UEFI 名 Broadcom デュアル 10Gb SFP+ イーサネット
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能の説明 図 1:BCM957402A4020DC、BCM957412A4120D ネットワーク インターフェイス カード 2018 年 2 月 26 日 • NetXtreme-E-UG100 ページ 10
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能の説明 図 2:BCM957404A4041DLPC、BCM957414A4141D ネットワーク インターフェイス カード 2018 年 2 月 26 日 • NetXtreme-E-UG100 ページ 11
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能の説明 図 3:BCM957406A4060DLPC、BCM957416A4160D ネットワーク インターフェイス カード 図 4:BCM957414M4140D ネットワーク ドーター カード (rNDC) 2018 年 2 月 26 日 • NetXtreme-E-UG100 ページ 12
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能の説明 図 5:BCM957412M4120D ネットワーク ドーター カード (rNDC) 図 6:BCM957416M4160 ネットワーク ドーター カード (rNDC) 2018 年 2 月 26 日 • NetXtreme-E-UG100 ページ 13
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知 ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知 BCM957402AXXXX/BCM957412AXXXX SFP+ ポートには、トラフィック アクティビティおよびリンク速度を示す 2 つの LED があります。これらの LED は、図 7 に示す通り、ブラケットのカットアウト部分から確認できます。LED の機能については、表 6 で説明します。 図 7:BCM957402AXXXX/BCM957412AXXXX のアクティビティおよびリンク LED の場所 ポート 1 SFP+ ケージ ポート 1 アクティビティ LED ポート 1 リンク LED ポート 2 SFP+ ケージ ポート 2 アクティビティ LED ポート 2 リンク LED 表 6:BCM957402AXXXX/BCM957412AXXXX のアクティビティおよびリンク LED の場所 LED タイプ 色 / 挙動 メモ タスク OFF アクティビティなし トラッフィックが流れている リンク 緑の点滅 OFF
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知 BCM957404AXXXX/BCM957414AXXXX SFP28 ポートには、トラフィック アクティビティおよびリンク速度を示す 2 つの LED があります。これら の LED は、図 8 に示す通り、ブラケットのカットアウト部分から確認できます。LED の機能については、 表 7 で説明します。 図 8:BCM957404AXXXX/BCM957414AXXXX のアクティビティおよびリンク LED の場所 ポート 1 SFP28 ケージ ポート 1 アクティビティ LED ポート 1 リンク LED ポート 2 SFP28 ケージ ポート 2 アクティビティ LED ポート 2 リンク LED 表 7:BCM957404AXXXX/BCM957414AXXXX のアクティビティおよびリンク LED の場所 LED タイプ 色 / 挙動 メモ タスク OFF アクティビティなし トラッフィックが流れている リンク 緑の点滅 OFF リンクなし 緑 25 Gbps でリ
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知 BCM957406AXXXX/BCM957416AXXXX RJ-45 ポートには、トラフィック アクティビティおよびリンク速度を示す 2 つの LED があります。これらの LED は、図 9 に示す通り、ブラケットのカットアウト部分から確認できます。LED の機能については、表 8 で説明します。 図 9:BCM957406AXXXX/BCM957416AXXXX のアクティビティおよびリンク LED の場所 表 8:BCM957406AXXXX/BCM957416AXXXX のアクティビティおよびリンク LED の場所 LED タイプ 色 / 挙動 コメント タスク OFF アクティビティなし リンク 緑の点滅 OFF リンクなし 緑 10 Gbps でリンク 黄色 1 Gbps でリンク 2018 年 2 月 26 日 • NetXtreme-E-UG100 トラッフィックが流れている ページ 16
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知 BCM957414M4140D SFP28 ポートには、トラフィック アクティビティおよびリンク速度を示す 2 つの LED があります。これら の LED は、図 10 に示す通り、ブラケットのカットアウト部分から確認できます。 図 10:BCM957414M4140D ネットワーク ドーター カード (rNDC) のアクティビティおよびリンク LED の場所 表 9:BCM957414M4140D ネットワーク ドーター カード (rNDC) のアクティビティおよびリンク LED の場所 LED タイプ 色 / 挙動 コメント タスク OFF アクティビティなし 緑の点滅 トラッフィックが流れている OFF リンクなし 緑 25 Gbps でリンク 黄色 10 Gbps でリンク リンク 2018 年 2 月 26 日 • NetXtreme-E-UG100 ページ 17
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知 BCM957412M4120D この rNDC には、SFP+ ポートと RJ-45 ポートがあり、それぞれのトラフィックアクティビティとリンク速 度を示す 2 つの LED があります。LED は 図 11 のように確認できます。 図 11:BCM957412M4120D ネットワーク ドーター カード (rNDC) のアクティビティおよびリンク LED の場所 表 10:BCM957412M4120D ネットワーク ドーター カード (rNDC) のアクティビティおよび リンク LED の場所、SFP+ ポート 1 および 2 LED タイプ 色 / 挙動 コメント タスク OFF アクティビティなし 緑の点滅 トラッフィックが流れている OFF リンクなし 緑 10 Gbps でリンク リンク 表 11:1000BaseT ポート 3 および 4 LED タイプ 色 / 挙動 コメント タスク OFF アクティビティなし 緑の点滅 トラッフィックが流れている O
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知 BCM957416M4160 この rNDC には、10GBaseT と 1000BaseT の RJ-45 ポートがあり、それぞれのトラフィックアクティビティ とリンク速度を示す 2 つの LED があります。LED は 図 12 のように確認できます。 図 12:BCM957416M4160 ネットワーク ドーター カード (rNDC) のアクティビティおよびリンク LED の場所 表 12:BCM957416M4160 ネットワーク ドーター カード (rNDC) のアクティビティおよび リンク LED の場所、10GBaseT ポート 1 および 2 LED タイプ 色 / 挙動 コメント タスク OFF アクティビティなし 緑の点滅 トラッフィックが流れている リンク OFF リンクなし 緑 10 Gbps でリンク 黄色 1 Gbps でリンク 2018 年 2 月 26 日 • NetXtreme-E-UG100 ページ 19
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能 機能 デバイスの機能については、以下のセクションを参照してください。 ソフトウェアおよびハードウェア機能 表 13 に、ホスト インターフェイスの機能の一覧を示します。 表 13:ホスト インターフェイスの機能 機能 詳細 ホスト インターフェイス PCIe v3.0 (Gen 3:8 GT/s、Gen 2:5 GT/s、Gen 1:2.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能 表 13:ホスト インターフェイスの機能 ( 続き ) 機能 詳細 NIC パーティション化 (NPAR) ポートごとに最大 8 の物理機能 (PF) をサポートし、シリコンご とに最大 16 の PF をサポート。 このオプションは、NVRAM で設定可能。 RDMA over Converge Ethernet (RoCE) BCM5741X は、Windows、Linux、および VMware 用の RoCE v1/v2 をサポート。 データ センター ブリッジング (Data Center Bridging、DCBX) NCSI (Network Controller Sideband Interface) Wake on LAN (WOL) BCM5741X は、DCBX (IEEE および CEE 仕様)、PFC、 および AVB をサポート。 サポート。 10GBase-T、SFP+、および SFP28 インターフェイスを備えた rNDC でサポート。 PXE ブート サポート。 UEFI ブート サポート。 フロー
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能 VXLAN IETF RFC 7348 で定義されている Virtual eXtensible Local Area Network (VXLAN) は、複数のテナントを持つ 仮想化データ センター内のオーバーレイ ネットワークのニーズに対処するために使用します。VXLAN はレ イヤ 3 で実行するレイヤ 2 オーバーレイまたはトンネリング スキームです。同じ VXLAN セグメント内の VM 間でのみ、相互通信が可能です。 NVGRE/GRE/IP-in-IP/Geneve IETF RFC 7637 で定義されている Network Virtualization using GRE (NVGRE) は、VXLAN と同様です。 ステートレス オフロード RSS Receive Side Scaling (RSS) は Toeplitz アルゴリズムを使用します。このアルゴリズムは、受信フレームに 4 タプル マッチを使用し、フレーム処理のためにそれを決定論的な CPU に転送します。これによって、合理 化されたフレーム処理が可能になり、CPU
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能 ステートレス トランスポート トンネル オフロード ステートレス トランスポート トンネル オフロード (STT) は、仮想化データ センター内にオーバーレイ ネッ トワークを実現するトンネル カプセル化です。STT は、TCP に類似したヘッダを使用する、IP ベースのカ プセル化です。トンネルに TCP 接続状態が関連付けられていないため、STT はステートレスになります。 Open Virtual Switch (OVS) は STT を使用します。 STT フレームには STT フレーム ヘッダとペイロードが含まれます。STT フレームのペイロードは、タグ付 けされていないイーサネット フレームです。STT フレーム ヘッダとカプセル化されたペイロードは、TCP ペイロードおよび TCP に類似したヘッダとして扱われます。IP ヘッダ (IPv4 または IPv6) およびイーサネッ ト ヘッダは、転送される各 STT セグメント用に作成されます。 OS のマルチキュー サポート NDIS VMQ NDIS Virtual Machine Qu
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能 SR-IOV PCI-SIG は、Single-Root IO Virtualization (SR-IOV) のオプションのサポートを定義します。SR-IOV は、VM が仮想機能 (VF) を使用して直接デバイスにアクセスできるように設計されています。NIC の物理機能 (PF) は複数の仮想機能 (VF) に分けられ、各 VF は PF としてVM に提示されます。 SR-IOV は IOMMU 機能を使用して、変換テーブルに基づいて PCI-E 仮想アドレスを物理アドレスに変換し ます。 物理機能 (PF) および仮想機能 (VF) の数は、UEFI HII メニュー、CCM、および NVRAM の設定によって管理 されます。SRIOV は NPAR モードと組み合わせてサポートできます。 ネットワーク パーティション化 (NPAR) ネットワーク パーティション化 (NPAR) 機能を使用すると、1 つの物理ネットワーク インターフェイス ポート を、複数のネットワーク デバイス機能としてシステムに表示できます。NPAR モードが有効になって
NetXtreme-E ユーザー マニュアル 機能 サポートされる組み合わせ 次のセクションでは、このデバイスでサポートされる機能の組み合わせについて説明します。 NPAR、SR-IOV、および RoCE 表 15 に、NPAR、SR-IOV、RoCE のサポートされている機能の組み合わせを示します。 表 15:NPAR、SR-IOV、および RoCE SW 機能 コメント NPAR 最大 8 PF または 16 PF SR-IOV 最大 128 VF (チップごとの合計) PF 上の RoCE 最大 4 PF VF 上の RoCE RoCE 対応 PF に接続された VF で有効 ホスト OS Linux、Windows、ESXi (vRDMA サポートなし) ゲスト OS Linux および Windows DCB 非共有予約メモリを持つポートごとに最大 2 COS NPAR、SR-IOV、および DPDK 表 16 に、NPAR、SR-IOV、DPDK のサポートされている機能の組み合わせを示します。 表 16:NPAR、SR-IOV、および DPDK SW 機
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ハードウェアをインストールする ハードウェアをインストールする 取り扱い注意事項 注意事項: アダプタは、死亡事故につながる恐れのある電圧で動作するシステム内に設置されてい ます。システムのカバーを取り外すときは、以下の注意事項に従い、怪我などのないよう、またシ ステム コンポーネントに損傷を与えないように注意してください。 • 両手・両手首からは、金属品や貴金属類を外してください。 • 利用する工具が、絶縁されているものであるか、または不伝導性のものであることを確認して ください。 • システムの電源が切れていることを確認し、内部コンポーネントに触れる際はプラグも抜いて ください。 • アダプタの取り付け・取り外しは、静電気の起きない環境で行ってください。できる限り、正し く接地されたリスト ストラップや帯電防止デバイス、帯電防止マットなどを利用してください。 システム要件 Broadcom NetXtreme-E イーサネット アダプタの取り付けを開始する前に、以下のシステム要件が満たされ ていることを確認してください。 ハードウェア要件
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ハードウェアをインストールする アダプタを取り付ける サーバーに Broadcom NetXtreme-E イーサネット アダプタ (アドイン NIC) を取り付けるときは、以下の手順 に従ってください。ご使用中のサーバーによっては実行しなくてはならないタスクがあります。詳細は、 サーバーに添付されている文書類をご覧ください。 1. アダプタを取り付ける前に、26 ページの “取り扱い注意事項” および “インストール事前チェックリスト” を確認してください。システムの電源が切ってあることを確認してから、コンセントからプラグを抜き ます。さらに、電気の接地手順が遵守されていることを確認してください。 2. システムのケースを開き、未使用の任意の PCI Express Gen 3 x8 スロットを選択します。 3. スロットから保護用カバー プレートを取り外します。 4. アダプタのコネクタの端をシステム内のコネクタ スロットに合わせます。 5. アダプタをアダプタ クリップまたはねじで固定します。 6.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ハードウェアをインストールする 表 17:サポートされているケーブルおよびモジュール ( 続き ) 光モジュール Dell 部品番号 FTLX8574D3BCL-FC WTRD1 または PLRXPLSCS43811 アダプタ 説明 BCM57402X、BCM57404X、 10 Gbps-SR SFP+ トランシーバ BCM57412X、BCM57414X 注: 1. IEEE 標準準拠の直接接続ケーブル (DAC) でアダプタに接続できます。 2.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ソフトウェア パッケージとインストール ソフトウェア パッケージとインストール ソフトウェア パッケージとインストールに関する情報については、以下のセクションを参照してください。 サポートされているオペレーティング システム 表 18 に、サポートされているオペレーティング システムの一覧を示します。 表 18:サポートされているオペレーティング システムの一覧 OS フレーバー ディストリビューション Windows Windows 2012 R2 以降 Linux Redhat 6.9、Redhat 7.1 以降 SLES 11 SP 4、SLES 12 SP 2 以降 VMware ESXi 6.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ソフトウェア パッケージとインストール ファイルが抽出されれば、Device Manager (devmgmt.msc) によって「ドライバ アップグレード」機能を使 用して、INF インストールが実行されます。Device Manager を開き、該当の NIC を選択し、右クリックして アップグレード ドライバを選択して更新を実行します。 Linux Linux ドライバは RPM、KMP、およびソース コードの形式で提供されます。Linux でソース コードからデバ イス ドライバを構築するには、以下の例を参照してください。 1. Root ユーザーとして Linux システムにログオンします。 2. scp またはcp を使用して、ドライバ tar ボールを Linux システムにコピーします。一般的な例。 cp /var/run/media/usb/bnxt_en-.tar.gz /root/ 3. 次のコマンドを実行します。 tar –zxvf /root/bnxt_en-.tar.gz 4.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ソフトウェア パッケージとインストール Linux Ethtool コマンド 注:表 19 内の ethX は、実際のインターフェイス名で置き換えてください。 表 19:Linux Ethtool コマンド コマンド 説明 ethtool -s ethX speed 25000 autoneg off 速度を設定します。リンクが 1 つのポートでアップになってい る場合、ドライバはもう一方のポートに矛盾した速度を設定で きないようにします。 ethtool -i ethX 出力にはパッケージ バージョン、NIC BIOS バージョン (ブート コード) が含まれます。 ethtool -k ethX オフロード機能を表示します。 ethtool -K ethX tso off TSO をオフにします。 ethtool -K ethX gro off lro off GRO/LRO をオフにします。 ethtool -g ethX リング サイズを表示します。 ethtool -G ethX rx N リング サイズを設定します。
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ソフトウェア パッケージとインストール 表 19:Linux Ethtool コマンド ( 続き ) コマンド 説明 echo 4 > /sys/bus/pci/devices/0000:82:00.0/ バス 82、Device 0 および Function 0 での 4 つの VF の SR-IOV sriov_numvfs を有効化します。 ip link set ethX vf 0 mac 00:12:34:56:78:9a VF MAC アドレスを設定します。 ip link set ethX vf 0 state enable VF 0 の VF リンク ステートを設定します。 ip link set ethX vf 0 vlan 100 VLAN ID 100 の VF 0 を設定します。 VMware VMware 標準の VIB 形式で ESX ドライバが提供されます。 1.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ソフトウェア パッケージとインストール 表 20:VMware コマンド ( 続き ) コマンド 説明 esxcli network nic up –n vmnic6 vmnicX を有効化します。 bnxtnetcli –s –n vmnic6 –S “25000” リンク速度を設定します。以前の ESX バージョンでは、25G の速度設定をサポートするために Bnxtnetcli が必要です。 ファームウェアをアップデートする 以下のいずれかの方法で NIC ファームウェアをアップデートできます。 • システムが OS ブート状態のときに Dell Update Package (DUP) を使用する。この方法はオペレーティン グ システムが Windows および Linux の場合のみ使用可能です。 • Dell iDRAC (Lifecycle Controller) を使用する。この方法はオペレーティング システムに関係なく使用可能 です。システムで VMware が稼働している場合、ファームウェアのアップグレードには Lifec
NetXtreme-E ユーザー マニュアル Windows ドライバ詳細プロパティおよびイベント ログ メッセージ Windows ドライバ詳細プロパティおよびイベント ログ メッセージ ドライバ詳細プロパティ 表 21 に、Windows ドライバ詳細プロパティを示します。 .
NetXtreme-E ユーザー マニュアル Windows ドライバ詳細プロパティおよびイベント ログ メッセージ 表 21:Windows ドライバ詳細プロパティ ( 続き ) ドライバ キー パラメタ RSS load balancing profile (RSS ロード バランス プロファイル) NUMA スケーリング (スタティッ デフォルトは NUMA スケーリン ク)、最近接プロセッサ、最近接 グ (スタティック) です。 プロセッサ (スタティック)、 Conservative スケーリング、 NUMA スケーリング。 Speed and Duplex (速度とデュプレックス) 1 Gbps、10 Gbps、25 Gbps、 オート ネゴシエーション。 10 Gbps 銅ポートは速度をオート ネゴシエーション可能、25 Gbps ポートは強制速度に設定され ます。 SR-IOV 有効または無効。 デフォルト:Enable (有効)。この パラメタは HW に設定された SRIOV、および BIOS に設定された SR-IOV 設定と連携して動作し ます。 TCP/UDP
NetXtreme-E ユーザー マニュアル Windows ドライバ詳細プロパティおよびイベント ログ メッセージ 表 22:Windows のイベント ログのメッセージ ( 続き ) メッセージ ID コメント 0x000E リンク 10Gb が成功しました。 0x000F ドライバ レイヤのバインドに失敗しました。 0x0011 属性の設定に失敗しました。 0x0012 スキャッター ギャザー DMA が失敗しました。 0x0013 デフォルトのキューの初期化に失敗しました。 0x0014 互換性のないファームウェアバージョン。 0x0015 1 つの割り込み。 表 23:イベント ログのメッセージ 0x0016 ファームウェアは、割り当てられた時間内に応答し ませんでした。 0x0017 ファームウェアが失敗ステータスを返しました。 0x0018 ファームウェアは不明な状態です。 0x0019 光モジュールはサポートされていません。 0x001A ポート 1 とポート 2 の間では、速度の選択に互換性が ありません。報告されたリンク速度は正確であり
NetXtreme-E ユーザー マニュアル チーム化 チーム化 Windows Dell プラットフォームにインストールされている Broadcom NetXtreme-E デバイスは、Microsoft チーミング ソリューションを使用する NIC チーミング機能に参加できます。次のリンクで説明されている Microsoft の公 開文書類を参照してください。https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40319 Microsoft LBFO は、Windows OS で使用できるネイティブ チーミング ドライバです。また、チーミング ドライバは、VLAN タグ付け機能も提供します。 Linux Linux のボンディングは、Linux でのチーミングに使用されます。コンセプトは、ボンディング ドライバを ロードし、トラフィックのロード バランスをとるボンドにチーム メンバーを追加します。 Linux のボンディングのセットアップには次の手順を実行します。 1.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 システムレベル設定 システムレベル NIC 設定の情報については、以下のセクションを参照してください。 UEFI HII メニュー Broadcom NetXtreme-E シリーズのコントローラは、[HII (ヒューマン インターフェイス)] メニューを使用す る SR-IOV などのプレブート、iSCSI、および高度な設定を構成することができます。 設定を構成するには、システムのブート中に F2 -> [システム セットアップ] -> [デバイス設定] の順に選択し ます。希望するネットワーク アダプタを選択して、設定を表示および変更します。 メイン コンフィギュレーション ページ このページには、現在のネットワーク リンク ステータス、PCI-E のバス、デバイス、機能、アダプタおよび イーサネット デバイスの MAC アドレスが表示されます。 10GBaseT カードにより、ユーザーは、Energy Efficient Ethernet (EEE) を有効または無効にすることができ ます。 ファームウェア イメージのプロパティ
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 iSCSI の設定 iSCSI ブート設定は、[メイン コンフィギュレーション ページ] -> [iSCSI の設定] を使用して設定することが できます。IPV4 または IPV6、iSCSI イニシエータ、または iSCSI ターゲットなどのパラメタはこのページで 設定することができます。 設定情報の詳細については、49 ページの “ISCSI ブート” を参照してください。 Comprehensive Configuration Management プリブート設定は、[Comprehensive Configuration Management (CCM)] メニュー オプションを使用して設定 することができます。システム BIOS POST中に、Broadcom のバナー メッセージには、[Control-S] メニュー を使用してパラメタを変更するためのオプションが表示されます。Control-S が押されると、デバイスのリス トには、システムで検出されたすべての Broadcom ネットワーク アダプタが表示されます。設定に
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 自動ネゴシエーションの設定 注:1 つのポートを複数の PCI 機能で共有している NPAR (NIC パーティション化) デバイスでは、 ポート速度はあらかじめ設定されており、ドライバでは変更できません。 Broadcom NetXtreme-E コントローラは、次の自動ネゴシエーション機能をサポートしています。 • リンク速度の自動ネゴシエーション • ポーズ/フロー コントロールの自動ネゴシエーション • FEC - 前方向誤り訂正自動ネゴシエーション 注:SFP+、SFP28 コネクタを使用している場合、リンク速度 AN に対応するには、AN をサポート する DAC またはマルチモード光トランシーバを使用します。リンク パートナー ポートが一致する 自動ネゴシエーション プロトコルに設定されていることを確認します。たとえば、ローカルの Broadcom ポートが IEEE 802.3by AN プロトコルに設定されている場合、リンク パートナーは AN をサポートしており、IEEE 802.
システムレベル設定 NetXtreme-E ユーザー マニュアル 表 24:サポートされるリンク速度設定の組み合わせ Port 2 Link Setting Port1 Link Speed Setting Forced 1G Forced 10G Forced 25G Forced 1G Forced 10G Forced 25G AN Enabled AN Enabled {1G} {10G} AN Enabled {25G} AN Enabled {1/ 10G} AN Enabled {1/ 25G} AN Enabled {10/ 25G} AN Enabled {1/10/ 25G} P1: no AN P1: no AN P1: no AN P1: no AN P1: no AN P1: no AN P1: no AN P1: no AN P1: no AN P1: no AN P2: no AN P2: no AN P2: no AN P2: {1G} P2: AN {10G} P2: AN {25G} P2: AN {1/10G} P2
システムレベル設定 NetXtreme-E ユーザー マニュアル • {link speed} – 予想されるリンク速度 • [AN {link speeds}] – 通知され、サポートされている自動ネゴシエーション リンク速度。 表 25 に、ローカルの設定およびリンク パートナーの設定に基づいて予想されるリンク速度を示します。 表 25:予想されるリンク速度 Link Partner Speed Settings Local Speed Settings Forced Forced 1G 10G Forced 25G AN AN Enabled Enabled {10G} {1G} AN Enabled {25G} AN Enabled {1/10G} AN Enabled {1/ AN Enabled AN Enabled 25G} {10/25G} {1/10/25G} Forced 1G 1G No link No link No link No link No link No link No link No link No link Forced
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 動作リンク速度 このオプションでは、プリブート (MBA および UEFI) ドライバ (Linux、ESX)、OS ドライバ、およびファー ムウェアで使用するリンク速度を設定します。この設定は、OS の現在状態のドライバ設定によって上書き されます。Windows ドライバ (bnxtnd_.sys) は、ドライバ .inf ファイルの linkspeed 設定を使用します。 ファームウェア リンク速度 このオプションは、デバイスが D3 にあるときにファームウェアが使用するリンク速度を設定します。 自動ネゴシエーション プロトコル これは、サポートされている自動ネゴシエーション プロトコルであり、リンク パートナーとリンク速度をネ ゴシエートするために使用されます。このオプションは、リンク パートナー ポートの AN プロトコル設定と 一致する必要があります。Broadcom NetXtreme-E NIC は、次の自動ネゴシエーション プロトコルをサポー トしています。IEEE 802.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 サポート対象として通知される速度は以下のとおりです。 • 0x020 – 1000baseT 全二重 • 0x1000 – 10000baseT 全二重 • 0x80000000 – 25000baseCR 全二重 ethtool -A eth0 autoneg on|off ポーズ フレーム自動ネゴシエーションを有効または無効にするには、このコマンドを使用します。 ethtool -a eth0 現在のフロー コントロールの自動ネゴシエーション設定を表示するには、このコマンドを使用します。 ESXi ドライバの設定 注:10GBase-T NetXtreme-E ネットワーク アダプタの場合は、自動ネゴシエーションを有効にす る必要があります。10GBase-T アダプタで速度を強制すると、esxcli コマンドが失敗します。 注:VMWare は、ESX6.0 では 25G の速度をサポートしません。この場合、2 番目のユーティリ ティ (BNXTNETCLI) を使用して 25G の速度を設定します。ESX6.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 FEC 自動ネゴシエーション リンク FEC の自動ネゴシエーションを有効/無効にするには、システムの BIOS HII メニューまたは CCM で次のオプションを有効にすることができます。 • システムの [BIOS] -> [デバイス設定] -> [NetXtreme-E NIC] -> [デバイス レベル設定] FEC 自動ネゴシエーションでは、ネゴシエーションの情報交換時に、FEC capable および FEC request の2 つのパラメタが使用されます。 NIC が FEC 自動ネゴシエーション対応として通知した場合、FEC 設定はスイッチによって制御されます。 通知後、FEC を有効にするスイッチまたは FEC を無効にするスイッチでリンクできます。 例: – switch – capable=1, request = 1 の場合、リンクは FEC リンクです。 – switch – capable= N/A, request= 0 = の場合、FEC は無効です。 NetXtreme-E イーサネット コントロー
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 表 27:BCM5741X でサポートされる FEC 設定 リンク パートナー FEC 設定 ローカル FEC 設定 強制速度、 強制速度、 Base-R FEC FEC なし CL74 強制速度、 RS-FEC CL91/ CL108 AN (なし) An (なし、Base-R) AN (なし、 Base-R、RS) 強制、 FEC なし リンクあり/ リンクなし FEC なし リンクなし リンクなし リンクなし リンクなし 強制速度、 Base-R FEC CL74 リンクなし Base-R FEC CL74 リンクなし リンクなし リンクなし リンクなし 強制、RSFEC CL91/ CL108 リンクなし リンクなし RS-FEC CL91/ CL108 リンクなし リンクなし リンクなし AN (なし) リンクなし リンクなし リンクなし リンクあり、 Base-R FEC CL74 FEC なし RS-FEC CL91/CL108 AN (なし、 Base-R) リンク
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 表 28:リンク トレーニングにおけるメディアの種類と速度の関係 リンク パートナー リンク トレーニングの設定 ローカルおよびメディア ケーブル の種類 Force Speed Link Training 無効 強制速度、DAC (SFP+/SFP28/QSFP28) リンク トレーニングを 実行しないリンク Force Speed optical リンク トレーニングを (トランシーバ/AOC) 実行しないリンク AN DAC (SFP+SFP28/QSFP28) リンクなし 強制速度リンク トレーニング有効 AN (自動リンク トレーニング) リンク トレーニングを実 リンク トレーニングを実 行するリンク 行するリンク リンク トレーニングを実 10–5以上 行しないリンク リンクなし リンク トレーニングを実 行するリンク メディアの自動検出 SerDes では並列検出がサポートされていないため、リンク検出を強化する方法として、ファームウェアはメ ディアの自動検出を実装しました。図 13 に示したように、この機能は
NetXtreme-E ユーザー マニュアル システムレベル設定 表 29 と 表 30 にメディアの自動検出機能を有効にした場合のリンク結果を示します。 表 29:BCM5730X および BCM5740X でのメディアの自動検出 リンク パートナー リンク トレーニングの設定 リンク パートナー設定 メディアの自動検出 レート FEC 10G FEC なし リンク Base-R でリンク Base-R リンクなし Base-R でリンク FEC なし リンク リンク Base-R リンクなし Base-R でリンク 無効 リンク リンク 自動 FEC リンク Base-R でリンク Base-R Base-R でリンク Base-R でリンク 25G AN FEC なし Base-R FEC 表 30:BCM5741X でのメディアの自動検出 リンク パートナー リンク トレーニングの設定 リンク パートナー設定 レート FEC 10G FEC なし 25G AN メディアの自動検出 FEC なし Base-R FEC RS-F
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ISCSI ブート ISCSI ブート Broadcom NetXtreme-E Ethernet アダプタは、ディスクレス システムでのオペレーティング システムのネッ トワーク ブートを可能にするために、iSCSI ブートをサポートします。iSCSI ブートにより、リモートの iSCSI ターゲット マシンから標準 IP ネットワークを介して Windows、Linux、または VMware オペレーテ ィング システムをブートできます。 iSCSI ブート向けにサポートされているオペレーティング システム Broadcom NetXtreme-E Ethernet アダプタは、次のオペレーティング システムで iSCSI ブートをサポートし ます。 • Windows Server 2012 以降 64 ビット • • Linux RHEL 7.1 以降、SLES11 SP4 以降 VMware 6.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ISCSI ブート iSCSI ブート パラメタを設定する Broadcom iSCSI ブート ソフトウェアは、静的コンフィギュレーションまたは動的コンフィギュレーション 用に設定します。[General Parameters] メニューで使用できる設定オプションについては、表 31 を参照して ください。表 31 には、IPv4 と IPv6 の両方のパラメタがリストされます。IPv4 または IPv6 に固有なパラメ タには注記が付いています。 表 31:構成オプション オプション 説明 DHCP 経由の TCP/IP パラメタ これは、IPv4 に固有なオプションです。iSCSI ブート ホスト ソフトウェ アが DHCP を使用して IP アドレス情報を取得する (Enabled/有効) か、 または静的 IP コンフィギュレーションを使用する (Disabled/無効) かを制御します。 IP Autoconfiguration これは、IPv6 に固有なオプションです。DHCPv6 が存在しており、使用 されている場合 (イネーブルに
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ISCSI ブート MBA ブート プロトコル設定 ブート プロトコルを設定するには: 1. システムを再起動します。 2. PXE バナーで、CTRL+S キーを押します。[MBA Configuration Menu] が表示されます。 3. [MBAConfiguration Menu] で、上向きの矢印キーまたは下向きの矢印キーを使用して [Boot Protocol] オプションに移動します。左向きの矢印キーまたは右向きの矢印キーを使用して、[Boot Protocol] オプションを iSCSI に変更します。 4.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ISCSI ブート 注:IP アドレスを入力します。IP アドレスに関しては、重複や不適切なセグメント/ネットワーク 割り当てを検出するためのエラーチェックは実行されません。 5. ESC キーを押して [Main] メニューに戻ります。 6. [Main] メニューで、[1st Target Parameters] を選択します。 注:最初のセットアップでは、2 つ目のターゲットの設定はサポートされていません。 7. [1st Target Parameters] 画面で、[Connect] を有効にして iSCSI ターゲットに接続します。iSCSI ター ゲットの設定時に使用される値を使用して、次の項目の値を入力します。 • IP アドレス • TCP ポート • ブート LUN • iSCSI 名 8. ESC キーを押して [Main] メニューに戻ります。 9. ESC キーを押して、[Exit and Save Configuration] を選択します。 10.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル • ISCSI ブート DHCP オプション 43 (IPv4 のみ) が使用されている場合、[Initiator Parameters]、[1st Target Parameters]、 または [2nd Target Parameters] の各画面の設定は無視されるため、クリアする必要はありません。 動的コンフィギュレーションを使用して iSCSI ブート パラメタを設定するには: 1. [General Parameters Menu] 画面で、次のパラメタを設定します。 • TCP/IP parameters via DHCP – Enabled.(IPv4 の場合) • IP Autoconfiguration – Enabled.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ISCSI ブート iSCSI ブートをサポートするための DHCP サーバーを設定する DHCP サーバーはオプションのコンポーネントであり、動的 iSCSI ブート コンフィギュレーション セット アップにのみ必要です (52 ページの “動的 iSCSI ブート コンフィギュレーション”を参照してください)。 iSCSI ブートをサポートするように DHCP サーバーを設定する方法は、IPv4 と IPv6 で異なります。以下の セクションを参照してください: IPv4 の DHCP iSCSI ブート設定 DHCP プロトコルには、DHCP クライアントに設定情報を提供するいくつかのオプションがあります。 iSCSI ブートの場合、Broadcom アダプタは、次の DHCP コンフィギュレーションをサポートします。 DHCP オプション 17、ルート パス オプション 17 は、iSCSI ターゲット情報を iSCSI クライアントに渡すために使用されます。IETC RFC 4173 で定義されているルート パスの形式は、次のとおりです。 isc
NetXtreme-E ユーザー マニュアル ISCSI ブート 以下に、サブオプションを一覧します。 表 33:DHCP オプション 43 のサブオプションの定義 サブオプション 定義 201 標準ルート パス形式での最初の iSCSI ターゲットの情報 iscsi:"":"":"":"":" 203 iSCSI イニシエータ IQN DHCP オプション 43 を使用するには、DHCP オプション 17 よりも多くの設定が必要ですが、より豊富な機 能を備えた環境が提供され、より多くの設定オプションが提供されます。Broadcom では、動的 iSCSI ブー ト コンフィギュレーションを実行する場合には DHCP オプション 43 を使用することをお勧めします。 DHCP サーバーを設定する オプション 17 またはオプション 43 をサポートするように DHCP サーバーを設定します。 注:オプション 43 が使用されている場合は、オプション 60 を設定します。オプション 60 の値 は、DHCP
NetXtreme-E ユーザー マニュアル VXLAN:設定および使用例 表 34:DHCP オプション 17 のサブオプションの定義 サブオプション 定義 201 標準ルート パス形式での最初の iSCSI ター ゲットの情報 "iscsi:"[]":"":"": "":"" 203 iSCSI イニシエータ IQN 注:表 34 では、IPv6 アドレスの指定に括弧 [ ] が必要です。 オプション 17 の内容は、<2 バイト オプション番号 201|202|203> <2 バイト長> <データ> の形式にする必要 があります。 DHCP サーバーを設定する オプション 16 およびオプション 17 をサポートするように DHCP サーバーを設定します。 注:DHCPv6 オプション 16 およびオプション 17 の形式は、RFC 3315 で完全に定義されています。 VXLAN:設定および使用例 VXLAN のカプセル化は、同じサーバーにインストールされている NIC カードに関連付けられ
NetXtreme-E ユーザー マニュアル SR-IOV:設定および使用例 表 36:VXLAN コマンドおよび設定例 システム 1 システム 2 PxPy: ifconfig PxPy 1.1.1.4/24 PxPy: ifconfig PxPy 1.1.1.2/24 ip link add vxlan10 type vxlan id 10 group 239.0.0.10 dev PxPy dstport 4789 ip link add vxlan10 type vxlan id 10 group 239.0.0.10 dev PxPy dstport 4789 ip addr add 192.168.1.5/24 broadcast 192.168.1.255 dev vxlan10 ip addr add 192.168.1.10/24 broadcast 192.168.1.255 dev vxlan10 ip link set vxlan10 up ip link set vxlan10 up ip –d link show vxlan10 Ping 192.168.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル SR-IOV:設定および使用例 5. Bnxt en ドライバをインストールする a. Bnxt_en ドライバを OS にコピーし、make; make install; modprobe bnxt_en を実行します。 注:SRIOV VF で RDMA 機能を使用するため、netxtreme-bnxt_en.tar.gz を使用して、 bnxt_re と bnxt_en の両方をインストールします。 6. カーネル パラメタを使用して仮想機能を有効にする a. ドライバをインストールしたら、lspci でシステム内にある NetXtreme-E NIC を表示します。バス、 デバイス、および機能は、仮想機能のアクティブ化のために必要です。 b. 仮想機能を有効にするには、以下に示すコマンドを入力します。 echo X >/sys/bus/pci/device/0000\:Bus\:Dev.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル SR-IOV:設定および使用例 Windows の使用例 1. NIC カードの SR-IOV を有効にする a. NIC カードの SR-IOV は、[HII] メニューを使用して有効にすることができます。システム ブート中 に、[BIOS] -> [デバイス設定] -> [NetXtreme-E NIC] -> [デバイス レベル設定] でシステムにアクセス します。 b. SR-IOV に仮想モードを設定します。 c. 物理機能ごとの仮想機能の数を設定します。 d. VF ごとの MSI-X ベクトルの数および物理機能 MSI-X ベクトルの最大数を設定します。VF のリソース が不足している場合は、CCM を使用して VM ごとの MSI-X ベクトル 数のバランスをとります。 2. BIOS の仮想化を有効にする a. システム ブート中に、[BIOS] -> [プロセッサ設定] -> [仮想化テクノロジ] でシステムに入り、[有効] に設定します。 b.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル SR-IOV:設定および使用例 VMWare SRIOV の使用例 1. NIC カードの SR-IOV を有効にする a. NIC カードの SR-IOV は、[HII] メニューを使用して有効にすることができます。システム ブート中 に、[BIOS] -> [デバイス設定] -> [NetXtreme-E NIC] -> [デバイス レベル設定] でシステムにアクセス します。 b. SR-IOV に仮想モードを設定します。 c. 物理機能ごとの仮想機能の数を設定します。 d. VF ごとの MSI-X ベクトルの数および物理機能 MSI-X ベクトルの最大数を設定します。VF のリソース が不足している場合は、CCM を使用して VM ごとの MSI-X ベクトル 数のバランスをとります。 2. BIOS の仮想化を有効にする a. システム ブート中に、[BIOS] -> [プロセッサ設定] -> [仮想化テクノロジ] でシステムに入り、[有効] に設定します。 b.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル SR-IOV:設定および使用例 例: $ esxcli bnxtnet link set -S 25000 -D full -n vmnic5 e. リンクの統計情報を表示します。 $ esxcli bnxtnet link get -n vmnic6 f. ドライバ/ファームウェア/チップ情報を表示します。 $ esxcli bnxtnet drvinfo get -n vmnic4 g. NIC 情報 (例:BDF、NPAR、SRIOV の設定) を表示します。 $ esxcli bnxtnet nic get -n vmnic4 5.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル NPAR:設定および使用例 NPAR:設定および使用例 機能と要件 • OS/BIOS に依存しません。パーティションはオペレーティング システムに「リアルな」ネットワーク インターフェイスとして提供されるため、SR-IOV のような特別な BIOS や OS のサポートは必要ありま せん。 • 追加のスイッチ ポート、ケーブル、PCIe 拡張スロットを必要とせずに NIC を追加できます。 • トラフィック シェーピングに対応しています。各パーティションの帯域幅割り当ては、制限または予約 のために必要に応じて制御できます。 • スイッチに依存しない方法で使用できます。スイッチの利用には、NPAR を有効化するための特別な設定 や知識が必要とされません。 • RoCE および SR-IOV と併用できます。 • LSO、TPA、RSS/TSS、RoCE (ポートごとに 2 PF のみ) など、ステートレス オフロードをサポートし ます。 • 代替ルーティング ID に対応しており、物理デバイスごとに 8 個を超える機能をサポートします
NetXtreme-E ユーザー マニュアル NPAR:設定および使用例 NPAR は SR-IOV との組み合わせで有効になります。一部の ARI 対応 OEM システムでは、[NParEP] ボ タンで BCM5741X を明示的に設定して、最大 16 パーティションをサポートできます。シングル ファン クション モードからマルチファンクション モードに切り替える場合、デバイスの再列挙が必要です。 したがって、システムが再起動されるまで、変更は有効になりません。 2. NPAR が有効になると、[NIC Partitioning Main Configuration Menu/NIC パーティション メイン設定メ ニュー] オプションが、各物理ポートに関連付けられている NIC のメイン設定メニューに表示されるよう になります。 3.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル NPAR:設定および使用例 4.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル NPAR:設定および使用例 NIC のメモリ使用量を減らす場合の注意事項 この NIC でサポートするリンク速度をより速くするために、受信バッファのデフォルト数は大きな数値にし てあります。リンク速度を速くするほど、所定の時間内に到着するパケットが多くなります。ホスト システ ムで受信割り込みの処理が遅れており、すべての使用可能な受信バッファが使用中の場合、NIC はパケット を破棄する必要があります。 受信バッファのデフォルト値は、一般的な設定で適切に動作するように選択されています。ただし、システ ムに多数の NIC があり、複数の NIC で NPAR を有効にしている場合、または RAM のサイズが小さい場合、 一部の NIC のデバイス マネージャーにコード 12 の黄色い感嘆符が表示されることがあります。コード 12 は、十分なリソースがないためにドライバがロードに失敗したことを表します。この場合、リソースは非 ページ プール (NPP) メモリと呼ばれる特定タイプのカーネル メモリです。 コード 12 を受信している場合、またはその他の理由で NI
NetXtreme-E ユーザー マニュアル RoCE:設定および使用例 RoCE:設定および使用例 このセクションでは、RoCE の設定と使用例について説明します。 PF または VF 用の RoCE を有効にするには、ホストまたはゲスト OS で RDMA オプションが適用される前 に、BIOS の HII メニューで RDMA の選択を有効にする必要があります。 シングル ファンクション モードで RDMA を有効にするには ([仮想モード] が [なし] または [SR-IOV] の場合): 1. システムの起動時に、[システム セットアップ] -> [デバイス設定] -> [NetXtreme-E NIC] -> [メイン コン フィギュレーション ページ] にアクセスし、[NIC+ RMDA Mode/NIC+ RMDA モード] を [有効] に設定し ます。 仮想モードが NPAR または NPAR+SR-IOV の場合に RDMA を有効にするには: 1.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル • RoCE:設定および使用例 OS ディストリビューションと併用できる IB スタックがあるディストリビューション: RH7.1/7.2/7.3/6.7/6.8、SLES12SP2、および Ubuntu 16.04 まだインストールされていない場合は、bnxt_re のコンパイル前に次のコマンドを実行して、IB スタック と有用なユーティリティを Redhat にインストールできます。 yum -y install libibverbs* inifiniband-diag perftest qperf librdmacm utils bnxt_re をコンパイルするには: $make • 外部 OFED を必要とするインストールすべきディストリビューション: SLES11SP4 bnxt_re ドライバのコンパイル前に、次のリンクから OFED のリリース ノートを参照し、OFED をインストールしてください。 http://downloads.openfabrics.org/downloads/OFED/release_notes/OFED_3.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル RoCE:設定および使用例 既知の問題 Bnxt_en と Bnxt_re はペアで機能するように設計されています。バージョン 1.7.x より前の Bnxt_en ドライバ は RDMA をサポートしていません。また、Bnxt_re (RDMA) ドライバと同時にロードすることはできません。 Bnxt_re に古い Bnxt_en ドライバがロードされていると、システムがクラッシュして再起動する可能性があり ます。Bnxt_en と Bnxt_re モジュールは、同じ netxtreme-bnxt_en-<1.7.x>.tar.gz バンドルからロードする ことをお勧めします。 bnxt_en と bnxt_re の一致しない組み合わせがロードされないようにするには、次のような対応が必要になり ます。 • RedHat/CentOS 7.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル RoCE:設定および使用例 Get-SmbMultichannelConnection | fl *RDMA* ClientRdmaCapable : True ServerRdmaCapable : True クライアントとサーバーの両方に True が表示される場合、この SMB 接続を介したすべてのファイル転 送に SMB が使用されます。 3.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル RoCE:設定および使用例 VMware ESX 各種制限 現行バージョンの RoCE 対応ドライバでは、ESXi-6.5.0 GA ビルド 4564106 以降が必要です。 BNXT RoCE ドライバの要件 ドライバのインストール前に、disable_roce=0 のモジュール パラメタで BNXTNET L2 ドライバをインス トールする必要があります。 モジュール パラメタを設定するには、次のコマンドを実行します。 esxcfg-module -s "disable_roce=0" bnxtnet ESX6.5 L2 ドライバ バージョン 20.6.9.0 (RoCE 対応 L2 ドライバ) 以降を使用してください。 インストール RoCE ドライバをインストールするには: 1. 次のコマンドを使用して、/var/log/vmware に -.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル RoCE:設定および使用例 準仮想化 RDMA ネットワーク アダプタを設定する 準仮想化 RDMA (PVRDMA) ネットワーク アダプタの設定と使用の詳細については、下記の VMware のリン クを参照してください。 https://pubs.vmware.com/vsphere-65/index.jsp#com.vmware.vsphere.networking.doc/GUID-4A5EBD44FB1E-4A83-BB47-BBC65181E1C2.html PVRDMA 用の仮想センターを設定する PVRDMA 用の仮想センターを設定するには: 1. DVS を作成します (PVRDMA 用の分散仮想スイッチが必要)。 2. ホストを DVS に追加します。 ESX ホストの PVRDMA で vmknic をタグ付けする ESX ホストで使用する PVRDMA で vmknic をタグ付けするには: 1. ホストを選択して [設定] を右クリックし、[管理] タブの設定ページに切り替えます。 2.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル RoCE:設定および使用例 Linux ゲスト OS で VM を設定する 注:下記の設定手順に進む前に、git を含む適切な開発ツールをインストールする必要があります。 1. 次のコマンドを使用して、PVRDMA ドライバとライブラリをダウンロードします。 git clone git://git.openfabrics.org/~aditr/pvrdma_driver.git git clone git://git.openfabrics.org/~aditr/libpvrdma.git 2. PVRDMA ゲスト ドライバとライブラリをコンパイルしてインストールします。 3. ドライバをインストールするには、ドライバのディレクトリで make && sudo insmod pvrdma.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル DCBX:データ センター ブリッジング DCBX:データ センター ブリッジング Broadcom NetXtreme-E コントローラは、IEEE802.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル DCBX:データ センター ブリッジング [DCBX Mode/DCBX モード] = [有効] (IEEE のみ) このオプションでは、ユーザーは指定された仕様で DCBX を有効/無効にできます。「IEEE のみ」は、 IEEE802.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル DCBX:データ センター ブリッジング 作成されたトラフィック クラスを表示するには、次のコマンドを使用します。 C:\> Get-NetQoSTrafficClass Name Algorithm Bandwidth(%) Priority --------------------------[Default] ETS 70 0-3,5-7 SMB class ETS 30 4 トラフィック クラスを変更するには、次のコマンドを使用します。 PS C:\> Set-NetQoSTrafficClass -Name "SMB class" -BandwidthPercentage 40 PS C:\> get-NetQosTrafficClass Name Algorithm Bandwidth(%) Priority -----------------------------------------------------------------[Default] ETS 60 0-3,5-7 SMB class ETS 40 4 トラフィック クラス
NetXtreme-E ユーザー マニュアル DCBX:データ センター ブリッジング 注:上記のコマンドは、SMB の新しいポリシーを作成します。-SMB は、TCP ポート 445 (SMB 用に予約済み) と一致するインボックス フィルタです。パケットが TCP ポート 445 に送信される と、パケットがネットワーク ミニポート ドライバに渡される前に、オペレーティング システムに より 802.
NetXtreme-E ユーザー マニュアル よくある質問 QoS ポリシーを削除するには、次のコマンドを使用します。 PS C:\> Remove-NetQosPolicy -Name "Network Management" よくある質問 • 25G 速度の AutoNeg はサポートしていますか? はい。詳細については、40 ページの “自動ネゴシエーションの設定”を参照してください。 • どのように SFP28 ケーブルを QSFP ポートに接続するのでしょうか? QSFP から 4xSFP28 ポートまでブレイクアウト ケーブルを使用できます。 • ポート速度の互換性とは? BCM57404AXXXX/BCM57414 デュアルポート デバイスの場合、各ポートのポート速度は、他のポート のポート速度と互換性がなければなりません。10 Gbps と 25 Gbps は、互換性がある速度ではありませ ん。片側のポートが 10 Gbps に設定されている場合、相手側のポートは 25 Gbps に設定できません。 互換性のないポート速度を設定すると、2 番目のポートは起動後にリンクされません