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CASIO CONFIDENTIAL 1 概要 ................................................................................................................................................................ 2 2 プリンタ......................................................................................................................................................... 2 2-1 概要 .........................................................................................................................................................
CASIO CONFIDENTIAL 1 概要 本仕様書は、DT-9700 の拡張デバイスである「プリンタ」 「シリアルバーコードリーダ」の機能仕様につい て説明します。 2 プリンタ 2-1 概要 本章では、DT-9700 のプリンタ機能仕様について説明します。 本プリンタは、下記の機能を実装しています。 • 印字機能 • 検出機能 2-2 印字機能 本プリンタは、大きく分けて 2 つの機能を持っています。 • オリジナル API による文字フォント/ビットイメージの印字 • 印刷システムによる印字(現在、未対応) 2-2-1 オリジナル API による印字 印字文字種 ANK4 種類/漢字 3 種類のマルチフォントに加え、縦横 5 サイズ(計 25 サイズ)の印字、および 4 通りの文 字装飾が可能です。 文字フォント ANK、漢字、OCR-B それぞれ下記の種類のフォントを搭載しています。 文字種 ANK 漢字 OCR-B フォント 6×7 ドットフォント 6×12 ドットフォント 8×16 12×24 12×12 16×16 24×24 16×30 24×45 ドットフォン
CASIO CONFIDENTIAL 国際文字セット (入力コードが ANK 指定時に有効) 文字コードが同じでも、国によってフォントが異なるものがあります。そのため、ANK コードの一部 を置き換えて各国に対応します。下表は国際文字選択機能によって置き換えられる文字と国の関係を表 しています。横軸の数字は、下記の国を意味します。 0. アメリカ 1. フランス 2. ドイツ 3. イギリス 4. デンマーク 5. スウェーデン 6. イタリア 7. スペイン 8. 日本 文字サイズ 標準サイズに対して、1、1.5、2、3、4 倍の計 5 種類をサポートしています。 1 1.5 2 3 4 1 1.
CASIO CONFIDENTIAL 文字修飾 下記の 4 種類を組み合わせて、文字を修飾することができます。それぞれの修飾に対して下記の注意が 必要です。 種類 反転 強調 淡調 スムージング 注意事項 印字デューティが極端に増加するため、消費電流が増加し印字速度が低下します。 横方向に強調されます。 1 ドット毎に間引いて印字するため、文字サイズが 2 倍以下では文字が読取れな い場合があります。 縦/横方向ともに、2 倍以上の文字サイズに対して行います。ただし、このスム ージングは明朝体フォント(24dot フォント)のみ対応しており、それ以外のフォン トではスムージングは出来ません。 ※ 拡大したフォントの修飾は、拡大したイメージに対して行います。 ※ OCR-B フォントには一切の文字修飾はできません。 ※ また、複数の文字修飾を行った場合には以下の順番で文字フォントに対して修飾を行います。 スムージング • → 強調 → 反転 → 淡調 スムージング ⇒ • 強調/反転/単調 修飾なし 強調 白黒反転 淡調 強調+反転 強調+淡調 反転+淡調 強調+反転+淡
CASIO CONFIDENTIAL 印字機能 大きく分けて、「文字フォントの印字」と「ビットイメージの印字」の 2 つの機能を実装しています。 印字開始条件 プリンタは、印字開始条件が成立した場合に印字します。印字開始条件は、下記の通りです。 1. CR/LF/FF コードが出力された場合 (CR/LF が連続で入力された場合は LF を無視します) 2. 1 行バッファフルになった場合 3. ビットイメージ印字(ビットマップ、画面印刷等を含む)の場合 用紙幅指定 プリンタライブラリ関数の用紙幅指定で、使用する用紙の用紙幅を指定します。指定可能な用紙幅は下 記の通りです。 1. 80mm 2.
CASIO CONFIDENTIAL 印字速度指定 ESC コマンド「印字速度指定」で、印字速度を下記のように指定することができます。 1. 低速印字(高品位印字) 2. 高速印字 3.
CASIO CONFIDENTIAL 低温でヘッド温度が低くなっている場合、印字する前に自動的にヘッド温度を暖めることができます。 これにより、低温下での印字品位の向上を図ります。 ※低温下ではヘッド温度上昇させるために 1 分以上の時間を要する場合があります。 横印字 文字フォントを回転することにより横印字を実現します。ただし、回転可能な文字サイズは縦横方向に 等倍されたサイズのみです。文字フォントの回転指定は行頭でのみ有効で、行途中での指定は無視され ます。また、回転指定は回転指定を解除するまで有効になります。 但し、ANK フォントの場合は前後のフォントによって印字結果が異なります。 1. 偶数個連続して同一フォント、同一サイズのコードが出力された場合(あいう ABCD え) 2.
CASIO CONFIDENTIAL ESC コマンドによってバッファフル印字の有効/無効を切り替えることができます。切り替えた場合 の動作は以下のようになります。 1. バッファフル印字有効の場合 文字コード印字中に印字開始条件が成立する前に行バッファが一杯になる場合、当該文字の印字を 改行後に行います。例えば 80mm 用紙使用時に、文字間スペース 0 で 16 ドット漢字を印字すると 1行に 36 文字印字することができますが、37 文字目に文字コードがきた場合は 36 文字分の印字 後、次の行の先頭に 37 文字目の文字コードが印刷されます。 37 文字目 2.
CASIO CONFIDENTIAL 指定ドットライン分のイメージデータを印刷します。1 ドットライン分のデータ長は、80mm 用紙の場 合 576 ドット(72 バイト)ですが、左右マージンが指定されている場合は、その分を減じた長さを引き 渡します。つまり左右マージンをそれぞれ 40 ドットに指定した場合(マージンは 8 ドット単位での指定)、 576−(40+40)=496(62 バイト)が 1 ドットライン分のデータ長になります。 ※ビットマップファイルについて 2 階調のビットマップファイルは、プリンタライブラリ関数を使用して印字することができます。 ビットイメージの合成印字 テキストとビットイメージを合成して印字することができます。 ビットイメージ 銀行 テキスト 現地 外字印刷 128 の文字分の外字を登録する事ができます。登録できるフォントサイズは 24/16/12 ドットです。同 一文字コードに 24/16/12 ドットをそれぞれ登録する場合は、別々に登録する必要しなければなりませ ん。また未定義の文字コードを指定した場合は、全角スペースが印字されます。 外字登録範囲を下記に示します。
CASIO CONFIDENTIAL 12/16/24 ドットフォントの外字は、それぞれ 24/32/72 バイトのイメージデータから構成されます。 12dot フォント 16dot フォント 12dot+4dot(ダミー) 16dot 24dot 2 1 2 3 3 4 3 4 4 5 6 23 24 31 32 70 71 72 LSB MSB 24dot 1 16dot 2 12dot 1 MSB 注意! 24dot フォント LSB MSB LSB 12dot フォントの横方向データは、ダミーの 4dot を加えて 2 バイトとします。 12dot フォントのデータ構成例 第 1 バイト 第 2 バイト 第 23 バイト 第 24 バイト ダミーデータ 印字中の APO 禁止 印字中は APO しないように、プリンタライブラリ関数(PrnOpen)で APO 機能を無効にします。印字 終了後にプリンタライブラリ関数(PrnClose)が実行されると、印字開始前の設定に戻ります。 ※ PRNOpen/PrnClose にて
CASIO CONFIDENTIAL バーコード印字 本プリンタでは、オリジナル API を利用してバーコード(1D)を印刷することが可能です。 コード指定 下記のバーコードを印字できます。API 使用時にバーコードの種類を指定します。 ● JAN ● UPC-E ● NW-7 ● CODE39 ● ITF ● CODE-128(※EAN-128) ※ CODE-128 を指定し、EAN-128 のデータフォーマットに合わせれば EAN-128 のバーコード を印字できます。ただし、AI(アプリケーション識別子)を()で囲んで印刷することはできませ ん。 高さ指定 印刷するバーコードの高さをミリ単位で指定できます。指定範囲は、下記の通りです。 • 高さ 1 ∼ 63mm (58mm 用紙時:1 ∼ 39mm) C/D(チェックデジット)指定 チェックデジットを自動計算して、バーコードに付加するかを指定できます。 コード JAN UPC(UPC-E) NW-7 CODE39 ITF CODE128 C/D 指定 必ず付加する 必ず付加する 必ず付加しない 付加する/付加しない 付
CASIO CONFIDENTIAL 印刷方向指定 バーコードを印刷する方向を指定します。 • 縦方向印刷 • 横方向印刷 縦方向印刷 横方向印刷 データの補正 • JAN ・ ・ ・ • CODE39 ・ ・ • ・ C/D 有りを指定しても、付加しません。 データの途中に A∼D の文字があった場合、またはデータがスタート∼ストップキャラク タの形式でない場合はデータエラーとなります。 A∼D の文字は、a∼d を使用した場合も同様に扱います。 UPC-E ・ ・ • データの前後に”*”が無い場合は自動的に付加されます。 データの途中に”*”があった場合はエラーとなります。 NW7 ・ ・ • 7/8/12/13 桁のデータのみ受け付けます。 7 桁/8 桁の場合は短縮型、12/13 桁の場合は標準型で印刷します。 7/12 桁の場合は自動的に C/D を付加し、8/13 桁の場合は再計算されます。 短縮された形式のデータのみ受け付けます。 短縮前のデータを入力した場合は、エラーとなります。 ITF ・ ・ データの桁数が奇数で、C/D 無しの場合は先頭に 0
CASIO CONFIDENTIAL • CODE128 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ データは、スタートキャラクタ・ファンクションキャラクタ・コードセットキャラクタ、 シフトキャラクタ・データキャラクタを必要に応じて指定します。 ※ (上記のキャラクタとストップキャラクタを総称してシンボルキャラクタと呼びます。 データキャラクタ以外のシンボルキャラクタは特殊シンボルキャラクタと呼びます。) アスキーコードの 00h∼1Fh と 7Fh、 “¥” 、“#” 、“,”及び特殊シンボルキャラクタは、前 置文字“¥”を付加した特殊表記を使用します。これらのデータは最初に 1 個のシンボル キャラクタに置き換えられ、その後データとして評価されます。 (表記方法については後述) スタートキャラクタが指定されていない場合は、最初に現れるデータキャラクタにより、 コードセット A または B が自動的に決定されますが、コードセットキャラクタがデータキ ャラクタより先に現れた場合にはこれがスタートキャラクタと置き換えられます。ただし、 コードセット C を使用する場合は自動決定されないので指定が必要です
CASIO CONFIDENTIAL • コードセットキャラクタ コードセットキャラクタの内、CODE A または B への移行は自動的に行います。ただし、コー ドセット C へ移行する場合は、¥cC を指定する必要があります。 コードセット C から他のコードセットに移行する場合は、¥cA または¥cB を指定する必要があり ますが、コードセット C が指定されている状態で他のコードセットのキャラクタが現れた場合は、 自動的にコードセットの移行を行います。 キャラクタ名称 CODE A CODE B CODE C • 表記 ¥cA ¥cB ¥cC シフトキャラクタ シフトキャラクタを記述すると次の1組のキャラクタのみコードセットA→B、B→Aの移行を行 います。このキャラクタの自動挿入は行いません。 キャラクタ名称 SHIFT • 表記 ¥sF ストップキャラクタ ストップキャラクタは自動挿入します。データの表記方法はありません。 キャラクタ名称 表記 STOP なし - 14 -
CASIO CONFIDENTIAL • データキャラクタ コード 16進 表記 コード セット コード 文字 表記 16進 表記 コード セット コード 文字 表記 16進 表記 コード セット A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A AB AB AB AB AB AB AB AB AB AB AB AB AB AB AB AB 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 3A 3B 3C 3D 3E 3F 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 4A 4B 4C 4D 4E 4F 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 5A 5B 5C 5D 5E 5F 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; < = > ? @ A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z [ ¥¥ ] ^ _ ¥x30 ¥x31 ¥x32 ¥x33 ¥x34 ¥x35 ¥x36 ¥x37 ¥x38
CASIO CONFIDENTIAL 印刷仕様 縦方向に印刷した場合の印刷仕様を下記に示します。横方向に印刷した場合に異なる仕様は、()に示し ます。 • 80mm 用紙 コード 印字桁数 JAN UPC-E NW-7 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 CODE39 印字データ C/D 印字桁数 ITF CODE128 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印刷仕様 8/13 桁 C/D 含む 8 桁:25.125mm 13 桁:35.625mm 数字:0∼9 必須:モジュラス 10・自動計算 6桁 19.125mm 数字:0∼9 必須:モジュラス 10・自動計算 3∼23 桁(28 桁) スタートストップコード含む 9.25∼69.25(84.25) mm 数字:0∼9 スタートストップコード:A∼D/a∼d 記号:-,$,:,/,.,+ 付加しない 3∼18 桁(22 桁) スタートストップコード含む 11.125∼69.25(84.
CASIO CONFIDENTIAL 58mm 用紙 コード 印刷仕様 印字桁数 JAN UPC-E NW-7 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 CODE39 印字データ C/D 印字桁数 ITF CODE128 印字幅 印字データ C/D 印字桁数 印字幅 印字データ C/D 8/13 桁 C/D 含む 8 桁:25.125mm 13 桁:35.625mm 数字:0∼9 必須:モジュラス 10・自動計算 6桁 19.125mm 数字:0∼9 必須:モジュラス 10・自動計算 3∼15 桁(28 桁) スタートストップコード含む 9.25∼45.25(84.25) mm 数字:0∼9 スタートストップコード:A∼D/a∼d 記号:-,$,:,/,.,+ 付加しない 3∼12 桁(22 桁) スタートストップコード含む 11.125∼46.00(84.75) mm 数字:0∼9 スタートストップコード:* 記号:-,.
CASIO CONFIDENTIAL 2-2-2 印刷システムによる印刷(現在未対応) 印刷システムのライブラリを使用することで、WindowsCE の GDI 関数を利用してデータを作成し、印刷 することができます。 印刷システムの構成 印刷システムの構成を下記に示します。 ・アプリケーションは、始めにプリンタのデバイスコンテキ ストを作成(取得)します。 アプリケーション 印刷ライブラリ GDI アプリケーションが印刷ジョブを開始(CpStartDoc)する と、スプーラはスプールファイルの作成を開始します。 ・プリンタのデバイスコンテキストに対して、GDI 関数等を 利用して印刷データを作成します。 プリンタドライバ スプーラ ・ ・ アプリケーションが印刷ジョブを終了すると、スプーラ はスプールファイルの作成を終了します。この時点でアプ リケーションの印刷制御は終了となります。 (スプールが完了した時点から実際の印刷が開始されます) ・ スプーラは、スプールファイルの作成完了後から印刷を 開始します。 (スプールファイルを指定のプリンタへ送信) ・ その後、プリンタの監視
CASIO CONFIDENTIAL 印刷中ダイアログ(内蔵プリンタ) キャンセルボタン : ダイアログを閉じる: 印刷が中断されます。 タスクトレイにアイコンが表示されます。 プリンタの監視 印刷システムでは、アプリケーションは印刷データのスプールファイルが作成された時点で印刷終了となり ます。その後のプリンタの監視は、ランゲージモニタがポートモニタを経由して行います。ランゲージモニ タがプリンタのエラーを検出した場合は、ダイアログボックスを表示して通知します。 エラー表示ダイアログ(内蔵プリンタ) 印刷中にエラーが発生するとエラーダイアログが開きます。 継続ボタン:印刷を続けます。 中止ボタン:印刷が中断されます。 プリンタの設定 印刷システムでは、プリンタプロパティダイアログを表示してプリンタの設定を行うことができます。 【用紙方向】 用紙方向を変更することができます。 縦/横 【印刷用紙】 フリーサイズ固定です 【幅】 幅の値を指定できます。直接入力かスピンコ ントロールにより設定可能です。 【長さ】 長さの値を指定できます。直接入力かスピン コントロールにより設定可能です。 【コピ
CASIO CONFIDENTIAL 【用紙名】 【印字速度】 【印字濃度】 【プリヒート】 【エラー時継続印字】 【マーカ検出】 - 20 - 用紙名を設定します。 F-200U9W6/HS360/AFP-235/ HG56S/TLC00 印字速度を設定します。 高速印字/低速印字(高品位)/ グラフィック印字 印字濃度を設定します。 レベル1 ∼ レベル9 プリヒートの可否を設定します。 チェックが ON の場合にプリヒート が行われます。 エラー時継続印字の可否を設定しま す。チェックが ON の場合にエラー 時継続印字が行われます。 マーカ検出の可否を設定します。チ ェックが ON の場合にマーカ検出が 行われます。
CASIO CONFIDENTIAL 2-3 検出機能 2-3-1 マーカ検出 用紙裏面のマーカを検出する機能で、印字を行う際に印字位置を合わせるために使用します。マーカ検出機 能実行後、約 30cm 以内にマーカを検出できなかった場合はマーカ検出エラーを出力し停止します。マーカ 検出を行うには、ライブラリ関数を使用します。 ※ マーカ検出中にエラー(サスペンド処理を含む)が発生した場合は、マーカ検出を中止しエラーを返しま す。 2-3-2 プラテンオープン検出 印字、または用紙フィードを行う前に、プラテンの状態を自動的に検出します。プラテンが開いている状態 (プラテンオープン)ならば、印字、または用紙フィードを行いません。 ※ プラテンを開閉した後に印字を行うと、印字前に十数ドット分フィードします。これは、プラテンの開 閉によって発生するプリンタモータのギヤ間のバックラッシュ(隙間)を埋めるための動作です。 2-3-3 紙無し検出 印字、または用紙フィード中に用紙がなくなった場合は、紙無し(ペーパーエンド)を検出し自動的に停止し ます。また印字開始時に用紙がセットされていない場合は印字動作を行いません。
CASIO CONFIDENTIAL 2-4 エラー制御 エラーや電源 OFF 等が発生した場合の処理は、ESC のエラー時継続指定コマンドで設定した内容に従いま す。 エラー時継続指定:有効 印字データ エラー解除後動作 エラー要因 エラー時継続指定:無効 印字データ エラー解除後動作 電源 OFF/VDET2 保持 継続して印字 ※1 VDETP 保持 継続して印字 保持 紙無し 保持 継続して印字 クリア クリア プラテンオープン ヘッド温度 保持 継続して印字 ※2※3 停止 クリア クリア (印刷中に発生 した場合) 停止 停止 (印刷中に発生 した場合) 継続して印字 保持 停止 継続して印字 ※2 マーカ検出※4 − 停止 − 停止 ハードエラー クリア 停止 クリア 停止 ※1 現在印字中のドットラインを即時停止し、エラー解除後に停止したドットラインから印字を再開する ため、±1 ドットライン程度のズレが発生します。 ※2 VDETP やヘッド温度等のエラーは、ユーザー操作では回避することが困難であるため、システムと
CASIO CONFIDENTIAL 2-5 レジストリ情報 プリンタとして各種設定項目がありますが、その中で下記のものはレジストリに保存されています。したが って、リセットした場合でも設定を変更しない限り保存されているデータが有効になります。 レジストリキーは、下記の通りです。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥DRIVERS¥BUILDIN¥PRNDRV 項目 用紙設定 印字品質設定 機能設定 用紙種類指定 用紙幅指定 印字濃度指定 印字速度指定 オートローディング指定 プリヒート指定 エラー時印字継続指定 - 23 - レジストリキー値 PAPER_TYPE PAPER_WIDTH DEPTH_OF_COLOR PRINT_SPEED AUTOLOADING PREHEAT PRINT_CONTINUATION
CASIO CONFIDENTIAL 2-6 ESC コマンド一覧 プリンタを制御するための ESC コマンドを下記に示します。 コマンド CR、LF、FF BS CAN ESC B n1 n2 ESC b n1 n2 ESC r n ESC s n ESC A n ESC W n ESC J n ESC Y n ESC C n 名称 印字・紙送り 一文字削除 バッファクリア n(mm)紙送り n(dot)紙送り 右マージン指定 左マージン指定 改行ピッチ指定 文字間ピッチ指定 自動改行指定 入力文字コード選択 漢字変換設定 ESC u n 国際文字選択 ESC t n 文字コード表選択 ESC F n ESC S n1 n2 文字フォント指定 文字サイズ指定 ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC ESC 文字装飾指定/解除 横印字(回転)指定/解除 外字定義(登録) スタンプ定義(登録) スタンプ印刷 イメージデータ合成 ビットイメージサイズ指定 印字速度指定
CASIO CONFIDENTIAL 2-7 ESC コマンド詳細 CR、LF、FF 【名称】 【コード】 【機能】 【動作】 印字・紙送り 0Dh、0Ah、0Ch 印字後、紙送り動作をします ラインバッファにデータがある場合は、ラインバッファ内のデータを印字し、改行ピッチ 分の紙送りを行います。ラインバッファにデータが無い場合は、文字の高さ+改行ピッチ 分の紙送りを行います。 BS 【名称】 【コード】 【機能】 【動作】 一文字削除 08h 印字データの最終文字を削除します。 ラインバッファにデータがある場合は、ラインバッファ内の最終データを削除します。ラ インバッファにデータが無い場合は、何も処理しません。 CAN 【名称】 【コード】 【機能】 【動作】 バッファクリア 18h 印字データを全て消去します。 CAN コマンド前に送信されていて、まだ印刷されていないデータを全て消去します。必ず 送信データの先頭に CAN コマンドを入れて、PRNTextOut で送信して下さい。 ESC B n1 n2 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 n mm 順方向紙送り 1Bh
CASIO CONFIDENTIAL A ESC r n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 右マージン指定 1Bh 72h n 0≦n≦3Ch (用紙幅 80mm の場合) 0≦n≦24h (用紙幅 58mm の場合) 右マージンを n×8 ドットに設定します。 印字有効範囲に対し、右側余白を 8 ドット単位で設定します。80mm 指定時 n>3Ch の場合、 58mm 指定時 n>24h の場合は無視されます。本コマンドは行頭での設定のみ有効であり、 それ以外での設定は次行から有効になります。 また、左右マージン指定が以下の条件を満たさない場合は、無視されます。 プリンタ総ドット数(576 or 384) − (左マージン+右マージン) > 96 ※PRNSetPaperWidth で用紙幅を切り替えた場合、 左右マージンは 0 にリセットされます。 ESC s n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 左マージン指定 1Bh 73h n 0≦n≦3Ch (用紙幅 80mm の場合) 0≦n≦24h (用紙幅 58mm の場合) 左マージンを n×8 ドットに設定
CASIO CONFIDENTIAL ESC Y n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 入力文字コード選択 1Bh 59h n n=00h(Unicode)、01h(ANK 0020h∼00FFh) PRNTextOut にて入力する文字コードを選択します。 例 「Ç」を入力する場合(文字を印刷する前に、漢字変換を無効にする) Unicode ---> 00C7h ANK ---> 0080h(文字コード表:拡張グラフィック選択時) ESC C n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 漢字変換指定 1Bh 43 n n=00h(無効)、01h(有効) 印字において、指定されたデータ(Unicode)を Shift-JIS へ変換し、漢字変換を行います。 漢字以外のフォントや 80h 以降のキャラクタを印刷する場合は、無効を指定してください。 ESC u n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 国際文字選択 1Bh 75h n 00h≦n≦08h n の値により、下記の文字セットを選択します。 0:USA 1:フランス 2:ドイツ 3:イギリス 4:デンマーク 5:スウェーデ
CASIO CONFIDENTIAL ESC S n1 n2 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 文字サイズ指定 1Bh 53h n1 n2 00h≦n1≦04h (横サイズ) 00h≦n2≦04h (縦サイズ) n1 と n2 の組合せで、文字サイズ(倍率)を変更します。 n1 00h 01h 02h 03h 04h 【動作】 n2 00h 01h 02h 03h 04h 横サイズ 1.0 倍 1.5 倍 2.0 倍 3.0 倍 4.0 倍 縦サイズ 1.0 倍 1.5 倍 2.0 倍 3.0 倍 4.
CASIO CONFIDENTIAL ESC m n Data 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 外字定義(登録) 1Bh 6Dh n Data E100h≦n≦E17Fh 外字データを定義します。 文字フォント指定(ESC F n)で選択されたフォントに対して、登録します。登録に必要なデ ータサイズは、24dot 系フォントの場合は TCHAR 型で 72、16dot 系フォントの場合は TCHAR 型で 32、12dot 系フォントの場合は TCHAR 型で 24 となります。TCHAR 型のデ ータに1つに対し、1バイト分の外字データを入れて下さい。 例) 12dot フォントの場合 TCHAR Command[3] = {0x1B, 0x6D, 0xE100}, Data[24] ={外字データ...
CASIO CONFIDENTIAL ESC G 【名称】 【コード】 【機能】 スタンプ印刷 1Bh 47h スタンプデータを印刷データとして展開します。 スタンプを印刷する場合は、ESC G の後に CR や LF を送信して下さい。 例 TCHAR cmd[] = {0x1B, 0x47, 0x0D}; TCHAR cmd2[] = {0x20, 0x20, 0x20, 0x20, 0x1B, 0x47, 0x0D}; PRNTextOut(3, cmd); PRNTextOut(7, cmd2); /* スペースでスタンプの印刷位置を右へずらして印刷 */ 注意:スタンプの大きさ(横幅)と左右マージン設定の関係が下記のような場合は、スタンプ を印刷することはできません。 スタンプの横幅 > 印字領域(576dot or 384dot) − (左マージン+右マージン) ESC Q n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 イメージデータ合成 1Bh 51h n n=00h(解除)、01h(合成開始) イメージデータとテキストデータの合成の開始、解除を指定します。 イメージデータとテ
CASIO CONFIDENTIAL ESC V n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 印字速度指定 1Bh 56h n n=00h (高速印字) n=01h (低速印字(高品位)) n=02h (グラフィック印字) 印字速度を指定します。 プリンタの印字速度を指定します。 高速印字:印刷速度を重視した印字速度指定です。低速印字と比較し、印字品位が低下します。 低速印字:印字品位を重視した印字速度指定です。高速印字に比べて印字速度が低下します。 グラフィック印字:ビットイメージ印字を重視した印字速度です。ビットイメージの印字品位 を向上させるため、低速印字よりも更に遅い速度での印字となります。 ※印字速度指定は、印字停止(未印字吐き出し実行)後に行ってください。 ESC D n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 印字濃度指定 1Bh 44h n 01h≦n≦09h (05h:標準。n<05h 標準より薄い。n>05h 標準より濃い。) 印字濃度を指定します。 印字濃度は 9 段階の指定が可能であり、各印字速度指定に対して標準的に印加するエネル ギーに対してエネル
CASIO CONFIDENTIAL ESC T n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 オートローディング指定 1Bh 54h n n=00h (無効) 0Ah≦n≦60h (有効。この場合 n はローディング量(mm 単位)を指定します。) オートローディングの有効、無効を指定します。 有効の場合は、ローディング量の指定も兼ねています。 本体に専用の単票用紙ホルダを装着している状態で、単票用紙ホルダから用紙が挿入され た場合に指定されたローディング量の紙送りを行います。ローディングの指定が 10mm 以 下の場合は強制的に 10mm とします。 ESC R n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 【動作】 エラー時継続印字指定 1Bh 52h n n=00h(無効)、01h(有効) エラー発生時の継続印字の有効、無効を指定します。 エラーが発生した場合に既に受信済みの印字データをクリア、または保持します。エラー が発生した場合に最初から帳票を印刷する場合は、予めエラー時継続印字指定を無効とし、 エラー発生後は帳票データを最初から送信して下さい。 ESC M 【名称】 【コ
CASIO CONFIDENTIAL ESC f n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 バーコードのデータ印字指定 1Bh 66h n n=00h(付加文字無し)、01h(8X16dot フォント)、02h(6X7dot フォント)、03h(OCR-BⅠ) バーコードの下に印刷するデータのフォントを指定します。 ※0 を指定した場合は、文字データは印刷されません ESC e n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 バーコード印字時の左マージン指定 1Bh 65h n 0≦n≦69(mm)、FFFFh(バーコードをセンタリングする場合) バーコード印字時の左マージンを指定します。 ※FFFFh を指定した場合は、バーコードをセンタリングします。 ESC d n 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 バーコードの印字方向指定 1Bh 64h n n=00h(縦方向)、01h(横方向) バーコードを印刷する方向を指定します。 ESC g n1 n2 Data 【名称】 【コード】 【定義域】 【機能】 バーコード印字 1Bh 67h n1 n2 Data バーコードの種類指
CASIO CONFIDENTIAL 3 SOBR 3-1 概要 本章では、DT-9700 用の SOBR(シリアル・オプティカル・バーコード・リーダ)ライブラリの機能仕様 について説明します。 SOBR ライブラリは以下の 2 種類のバーコードリーダーをサポートしてます。 1. DT-9650BCR:ペンスキャナ 2. DT-9656BCR:CCD スキャナ SOBR ライブラリはオプション機能です。初期状態の DT-9700 には SOBR を動作させるためのドライバ は入っていません。オプションとして供給される以下のファイルをアプリケーションに組み込むことに よって SOBR 機能が使用可能になります。 1. sobrlib.dll DLL ファイル。Windows フォルダ直下にコピーして使用します。 2. sobrlib.lib インポートライブラリ。アプリケーションにリンクしてください。 3. sobrlib.
CASIO CONFIDENTIAL 7) CODE93 8) CODE128 9) MSI/Plessey 3-2-2 データ読み取り方法 バーコードリーダを使用したバーコードデータの読み取りにはライブラリ関数を使用します。 バーコードリーダの使用に先立ち、バーコードリーダと DT-9700 の通信を確立するために関数 「SOBROpen」を実行する必要があります。 バーコードデータの読み取りはバーコードリーダのトリガーキーを押すと実行され、バーコードリ ーダ内のメモリに保存されます。バーコードデータがメモリに保存されると DT-9700 はメッセージま たはイベントによる通知を行います(アプリケーションはこの通知を受けてからデータの読み出しを 行うよう設計することを推奨します)。 関数「SOBRStatus」を使用すると、保存されているデータ数と通信状態を確認することができます。 アプリケーションはデータ受信通知を受けた後 SOBRStatus を使用して、保存されているデータ数を 確認し、関数「SOBRReceive」を実行することでデータを取得することができます。 SOBRStatus を実行して通
CASIO CONFIDENTIAL Start SOBROpen() SOBRSetEventNotification で読み取り完了通知を 「イベント」に設定 ハンディターミナル操作 WaitForSingleObject で 読み取り完了イベントの発行を待つ SOBRStatus() N 通信エラーなし? Y SOBRRead() バーコードリーダの操 作を終了する? Y SOBRClose() End - 36 - N
CASIO CONFIDENTIAL 3-3 シリアルバーコードリーダ機能設定 3-3-1 設定可能な機能 SOBR ライブラリにを使用して、バーコードリーダに設定コマンドを送信することができます。設定可能な 機能を以下に示します。 1.DT-9650BCR 1. 読み取り桁数指定 2. CODE39/NW−7 ICG 指定 3. 読み取りコード条件指定 4. データ転送フォーマット指定 5. ブザー鳴動及び LED 点灯モードの指定 6. 解読不能時 BEL 出力指定 7. スキャニングモード指定 8. スリープモード/ストップモード要求 9.
CASIO CONFIDENTIAL 3-3-3 設定コマンド バーコードリーダの設定を変更するコマンドは以下の通りです。 ・DT9650BCR 1.読み取桁数指定 指定桁数 コマンド 初期設定 指定桁数 コマンド 1∼42 桁 ^P ◎ 16 桁 スペース 1桁 ^Q 17 桁 ! 2桁 ^R 18 桁 " 3桁 ^S 19 桁 # 4桁 ^T 20 桁 $ 5桁 ^U 21 桁 % 6桁 ^V 22 桁 & 7桁 ^W 23 桁 ‘ 8桁 ^X 24 桁 ( 9桁 ^Y 25 桁 ) 10 桁 ^X 26 桁 * 11 桁 ^[ 27 桁 + 12 桁 ^¥ 28 桁 ,(コンマ) 13 桁 ^] 29 桁 - 14 桁 ^^ 30 桁 .
CASIO CONFIDENTIAL 2.CODE39/NW−7 ICG 指定 項 目 コマンド 初期設定 ICG1 キャラクタ未満 = ◎ ICG8 キャラクタ未満 ? 3 読取コード条件指定 項 目 全コード CODE39 NW−7 WPC 2 of 5 (Industrial/Standard) ITF CODE11 CODE93 CODE128 WPC add on コマンド 初期設定 読取許可 X 読取禁止 x 読取許可 A 読取禁止 a 読取許可 B 読取禁止 b 読取許可 C 読取禁止 c 読取許可 D 読取禁止 d 読取許可 E 読取禁止 e 読取許可 F 読取禁止 f 読取許可 G 読取禁止 g 読取許可 W 読取禁止 w ◎ 読取禁止 l ◎ 読取許可 m 強制読取 n ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 4 データ転送フォーマット 項 目 CODE39 NW−7 コマンド 初期設定 フルアスキー変換許可 h フルアスキー変換禁止 i スタート/ストップコ
CASIO CONFIDENTIAL 転送しない { コードを大文字にする q コードを小文字にする r ABC コード転送許可 j ABC コード転送禁止 k ◎ C/D (CODE39/NW−7/ 検査禁止 R ◎ 2of5/CODE11) 検査許可/転送する S 検査許可/転送しない T 転送しない P 転送する Q スタート/ストップコード 読取 CODE ID ◎ ◎ 5 ブザー鳴動及び LED 点灯設定 項目 コマンド 初期設定 正読後、ブザー鳴動/LED 点灯の許可 J ◎ 正読後、ブザー鳴動/LED 点灯の禁止 K ブザー鳴動/LED 点灯 の1回駆動 L sleep モードコマンド復帰時または電源立ち上げ時 LED 消灯 s sleep モードコマンド復帰時または電源立ち上げ時 LED 点灯 t ◎ 6 解読不能時 BEL 出力 項目 コマンド 初期設定 出力許可 M 出力禁止 N ◎ 項目 コマンド 初期設定 スキャニング許可 H ◎ スキャニング禁止 I スペシャルモード
CASIO CONFIDENTIAL 9 EEPROM への書き込み 項目 コマンド デフォルト設定値の書き込み Y 現在の設定値の書き込み y 項目 コマンド 現在 EEPROM へ保存されている設定値に設定 0 初期設定 10 設定変更 初期設定 11 拡張コマンド 項 目 拡張コマンド制御 CODE39 C/D NW−7 C/D 2 of 5 C/D CODE11 C/D CODE93 C/D CODE128 C/D コマンド 送信開始 u 送信終了 v 検査禁止 (転送機能変化無し) A 検査許可/転送する B 検査許可/転送しない C 検査禁止/転送しない Y 検査禁止/転送する Z 検査禁止 (転送機能変化無し) D 検査許可/転送する E 検査許可/転送しない F 検査禁止/転送しない [ 検査禁止/転送する ¥ 検査禁止(転送機能変化なし) G 検査許可/転送する H 検査許可/転送しない I 検査禁止/転送しない ] 検査禁止/転送する ^ 検査(1)許可/転送する J 検査(1)許
CASIO CONFIDENTIAL 項 目 CODE128 C/D コマンド 検査禁止/転送しない U 検査禁止/転送する V 検査許可/転送しない W 検査許可/転送する X ・DT9656BCR 1.
CASIO CONFIDENTIAL 2.読取コード追加指定 項目 コマンド 初期設定 ◎ UPC 読取許可 R1 UPC+2 桁 add on 読取許可 R2 UPC+5 桁 add on 読取許可 R3 JAN/EAN 読取許可 R4 EAN+2 桁 add on 読取許可 R5 EAN+5 桁 add on 読取許可 R6 Industrial 2 of 5 (DTF) 読取許可 R7 ◎ Interleaved 2 of 5 (ITF) 読取許可 R8 ◎ WPC(add on 含む) 読取許可 B1 CODE39 読取許可 B2 ◎ NW-7 (CODABAR) 読取許可 B3 ◎ DTF と ITF 読取許可 B4 ◎ CODE93 読取許可 B5 CODE128 読取許可 B6 MSI/Plessey 読取許可 B7 IATA 読取許可 B8 ◎ 3.
CASIO CONFIDENTIAL 項目 コマンド 初期設定 NW-7 abcd/abcd 転送 F4 ◎ スタート/ストップコード転送 C/D を転送する F5 ◎ C/D を転送しない F6 C/D を計算しない F7 C/D を計算する(m10、w1,2) F8 C/D を計算する(m16) F9 スタート/ストップを FA ◎ DC1DC2DC3DC4/ DC1DC2DC3DC4 で 転送する C/D を計算する(セブンチェック) C/D を計算する(m11) FB FC C/D の計算と転送をしない FD 2 of 5 (ITF/DTF) C/D を計算しない G0 C/D C/D を計算する G1 転送する G2 転送しない G3 C/D を転送する E0 C/D を転送しない E1 13 桁:すべて転送する E2 12 桁:桁調整先頭"0"を転送しない E3 12 桁:C/D を転送しない E4 11 桁:桁調整先頭"0"、C/D を転送しない E5 8 桁:すべて転送する E6 7 桁:桁調
CASIO CONFIDENTIAL 5.ブザー鳴動モード 項目 コマンド 鳴動禁止 W0 3kHz W1 3kHz / 2.5kHz W2 3kHz / 4kHz W3 50msec W7 100msec W4 200msec W5 400msec W6 小 T3 中 T2 大 T1 最大 T0 3kHz(200ms) V5 3kHz / 2.5kHz(200ms) V6 3kHz / 4kHz(200ms) V7 読取成功ブザー音程 ブザー鳴動時間 ブザー音量 ブザーを 1 回鳴らす 初期設定 ◎ ◎ ◎ 6.LED 点灯モード 項目 コマンド 点灯禁止 T4 点灯時間:200msec T5 点灯時間:400msec T6 点灯時間:800msec T7 点灯時間:400msec V8 点灯時間:800msec V9 読取成功時点灯 LED を一回点灯する 初期設定 ◎ 7.
CASIO CONFIDENTIAL 8.読取時間 項目 コマンド 無限 Y0 1sec Y1 2 sec Y2 3 sec Y3 4 sec Y4 6 sec Y5 8 sec Y6 10 sec Y7 項目 コマンド 照合なし X0 1 回照合 X1 2 回照合 X2 3 回照合 X3 初期設定 ◎ 9.照合回数 初期設定 ◎ 10.
CASIO CONFIDENTIAL 項目 CODE39 NW-7 Industrial 2 of 5 (DTF) Interleaved 2 of 5 (ITF) CODE93 CODE128 MSI/Plessey IATA すべてのレングスデータ コマンド 初期設定 転送しない 2I ◎ 転送する 3I 転送しない 2J 転送する 3J 転送しない 2K 転送する 3K 転送しない 2L 転送する 3L 転送しない 2M 転送する 3M 転送しない 2N 転送する 3N 転送しない 2O 転送する 3O 転送しない 2P 転送する 3P 転送しない 2Z 転送する 3Z ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 11.EEPROM への書き込み 項目 コマンド - Z2 項目 コマンド 設定を初期化する- U1 初期設定 12.
CASIO CONFIDENTIAL 3-4 EEPROM への設定値保存 DT-9650/DT-9656 は EEPROM を内蔵しており、各種設定を記憶させることができます(EEPROM 内に記憶させていない設定値は DT-9650/DT-9656 の電源を OFF/ON するとクリアされ、初期設定値 に戻ってしまいます)。 3-4-1 設定値書き込み方法 EEPROM へ の 設 定 値 書 き 込 み に は SOBR ラ イ ブ ラ リ 関 数 「 SOBR9650Send 」 ま た は 「SOBR9656Send」を使用します。書き込みは通常の設定値を送信した後に EEPROM への書き込み コマンドを送信することによって行います(下記フロー図参照)。EEPROM への書き込みコマンドは DT-9650 の場合'y'、DT-9656 の場合"Z2"です。 例)DT-9656 に「全コードの読み取り」を設定する場合 Start SOBROpen SOBR9656Send(“ A0 ”) SOBR9656Send(“ Z2 ”) SOBRClose End 例)DT-9650 に「全コードの読
CASIO CONFIDENTIAL ※DT-9650 では以下のコマンドを EEPROM に書き込むことができませんのでご注意ください。 設定内容 コマンド ブザー鳴動/LED 点灯の 1 回駆動 ‘L’ スキャニング許可 ‘H’ スキャニング禁止 ‘I’ スペシャルモード(1 回正読後スキャニング禁止) ‘U’ スリープモード要求 ‘o’ ストップモード要求 ‘p’ 拡張コマンド制御送信開始 ‘u’ 拡張コマンド制御送信終了 ‘v’ - 49 -