User manual - DT-870M52 ソフトウェア機能解説書ver.1.01(2004年3月8日)

DT-870 ソフトウェア機能解説書
■バックライトの自動バックライトオフ (外部電源駆動 および バッテリ駆動時 両方)
電源オンした状態でキーやタッチパネルの入力を一切行わないで放置したとき(アイドル時)に、節電のた
めにバックライトを自動的に 「オフ」 します。
自動バックライトオフ状態のときは、キーやタッチパネルの入力により、自動バックライトオフ状態が解除さ
れて通常時の明るさに戻ります。
自動バックライトオフをする/しないの設定(デフォルトは する)やバックライトをオフするまでの待ち時間
(デフォルトは 5分)を、コントラスト&明るさのプロパティにより設定できます。
バッテリ駆動時において、上述の自動減光機能と自動バックライトオフ機能の両方が設定されていた場合、設定
時間の短いほうが有効となります。 (例: 自動減光1分、自動バックライトオフ5分の場合 → 1分後自動減光
し、その4分後自動バックライトオフ。 自動減光5分、自動バックライトオフ1分の場合 → 1分後自動バックライ
トオフのみ(このときは自動減光は行われません)。
■温度センサーによるバックライトの明るさ制限 (外部電源駆動 および バッテリ駆動 共通)
温度センサーにより、デバイスの温度が高温になったときに、自動的にバックライトの明るさに制限をしま
す。
制限は 2段階 あり、制限の1段階目はバックライトの明るさ設定(9段階)のうち、1∼8段階までの8段階ま
でしか設定できないように制限がかかります。制限の2段階目は明るさ設定(9段階)のうち、1∼6段階まで
の6段階までしか設定できないように制限がかかります。
通常時の明るさや自動減光機能における減光時の明るさ(バッテリ駆動時のみ)が、制限時の明るさの有
効範囲(段階)よりも明るく設定されていた場合、自動的に制限範囲内の最大の明るさまで暗くなります。が、
温度が下がって制限が解除されると自動的に元の設定の明るさに戻ります。
現在、デバイスに温度制限がかかっているかどうかは、レジストリで確認することができます。
[ HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥Display¥CM7200F1 ] DispSensorLevel : DWORD (0:Nomal, 1, 2)
■画面 180 度回転表示機能
画面を 180 度回転して表示する機能をサポートします。当然ながら画 180 回転時は、タッチパネルの
座標系も回転したものになります。
ExtEscape() API により、アプリケーションからの設定が可能です。
システムライブラリでも、アプリケーションからの設定が可能です。
90 度、270 度の回転はサポートしておりません。
Microsoft の ChangeDisplaySettingsEx() API によしておりませ
ん。
5