User manual - システムライブラリマニュアルver.1.09(2014年2月12日)

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[複数の仮想キーコードの指定例]
VF_PAGE | VK_0, VK_1, VK_2, VK_3, VF_KANA | WCH_A, VF_KANA | WCH_I, VF_KANA |
WCH_U, VF_KANA | WCH_E, VK_A, VK_B, VK_C, VK_D, VK_SHIFT | VK_A, VK_SHIFT | VK_B,
VK_SHIFT | VK_C, VK_SHIFT | VK_D
上記のように、KeySetBuff[16] の最初の仮想キーコードに VF_PAGE オプションを指定した場合は、
「めくりキー」動作となり、キーを 1 回押すごとに、「01234→ア→イ→ウ→エ→abcdA
BCD→(以下、繰り返し)」の順に出力します。
最初の仮想キー(VF_PAGE | VK_0)の VF_PAGE オプションを削除し、2 番目の仮想キー(VK_1)以降
すべてに KEYBD_DEVICE_SILENT オプションを指定すると、キークリック音を一度だけ鳴らして、
01234 アイウエ abcdABCD」を一度に出力します。
最初の仮想キーコードの値に 0 を指定すると、当該キーを操作しても、コードが何も発生しません(操
作が無視されます)。
注意事項
一通り設定した後、
SysSetUserDefineKeyStateTRUE)を呼ぶこと
でキーボードドライバに通知し、ユ
ーザ定義キーを有効にすることができます。
ユーザ定義キーが有効状態であっても、設定後にリセットするか、SysSetUserDefineKeyState(TRUE)
を呼ばない限
り、有効とはなりません。
対応情報
機種
: DT-5200 / DT-X7 / DT-9800 / DT-5300 / IT-300 / DT-X8 / IT-9000
ヘッダ
: SystemLib.h
ライブラリ
: SystemLib.lib