MA1107-B P 5161 JA 取扱説明書 5161 このたびは、弊社製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 末長くご愛用いただくために、この説明書をよくお読みいただき、正しくお取り 扱いくださいますようお願い申し上げます。 本機を安全に正しくお使いいただくための注意事項「安全上のご注意」を本書に 記載しています。本機をご使用になる前に、必ずお読みください。 なお、この説明書は大切に保管し、必要に応じてご覧ください。 ■ 本機の特長 ● ソーラーパワー .................................................................... 6 ● 電波時計 ................................................................................ 18 ● ワールドタイム .................................................................... 30 ● アラーム・時報 .........
安全上のご注意 絵表示に 本書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あ なたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、色々な ついて 絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。 危険 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。 警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を 負う危険が想定される内容を示しています。 注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う危険が 想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示して います。 絵表示の例 記号は「気をつけるべきこと」(注意)を意味しています (左の例は感電注意)。 記号は「してはいけないこと」(禁止)を意味しています (左の例は分解禁止)。 記号は「しなければならないこと」(強制)を意味してい ます(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)。
警告 本機をスキューバダイビング(アクアラング)に使用しないでくだ さい。 ※本機はダイバーズウオッチではありません。誤って使用すると、 事故の原因となります。 電池の取り扱いについて 本機で使用しているボタン電池を取り外した場合は、誤ってボタン電池を飲むこと がないようにしてください。特に小さなお子様にご注意ください。 電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください。万一、お子様が飲み込ん だ場合は、ただちに医師と相談してください。 1
注意 お手入れについて ケース・バンドは汚れからサビが発生し、衣服の袖口を汚すことがあります。ケー ス・バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸した後放置しておく とサビ易くなります。 かぶれについて 時計の本体およびバンドは、直接肌に接触していますので、使用状態によってはか ぶれを起こす恐れがあります。 1 金属・皮革に対するアレルギー 2 時計の本体およびバンドの汚れ・サビ・汗等 3 体調不良等 バンドをきつくしめると、汗をかきやすくなり、空気の通りが悪くなりますので かぶれ易くなります。バンドは余裕をもたせてご使用ください。 「抗菌防臭バンド」は汗などによる細菌の繁殖を抑え、においの発生を防ぐもので、 皮膚のかぶれを防ぐものではありません。 万一、異常が生じた場合は、ご使用を中止し、医師にご相談ください。 2
注意 分解しないでください 本機を分解しないでください。ケガをしたり、本機が故障する原因となる ことがあります。 ご使用にあたって 時計表示の確認は、思わぬ転倒やケガの予防のため、十分に安全が確認された場所 で行なってください。特に、道路でのマラソンやジョギング、自転車やバイク・自 動車等の運転中は事故の原因になることがありますので、十分にご注意ください。 また、第三者への接触による事故防止にも十分にご注意ください。 時計着脱の際に、中留で爪を傷つける恐れがありますのでご注意ください。特に、 長く伸ばした爪では、中留の操作はおやめください。 思わぬケガやアレルギーによるかぶれを防ぐため、就寝時は時計をはずすなど十分 にご注意ください。 幼児を抱いたり、接したりする場合は、幼児のケガやアレルギーによるかぶれを防 ぐため、時計をはずすなど十分にご注意ください。 3
目次 安全上のご注意 表紙裏面 十分に光を当ててご使用ください 6 操作のしくみと表示の見方 8 受信日時の確認 .......................................................25 自動受信 ON / OFF の設定 .................................25 受信に関するご注意 ...............................................27 こんなときには .......................................................27 ワールドタイムの使い方 操作音について 10 操作音の ON / OFF 設定 .....................................10 液晶表示について 11 電源について 12 パワーセービング機能について 16 ライト点灯について 17 電波時計について 18 電波時計とは ..............................................
ホームタイムデータ (時刻・カレンダー)の合わせ方 38 セットのしかた .......................................................38 針の基準位置合わせ 42 製品仕様...................................................................45 ご使用上の注意 .......................................................46 お手入れについて ...................................................49 本製品で使用している電池について ....................50 金属バンドの駒詰めについて ................................
十分に光を当ててご使用ください 本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっております。 安定してお使いいただくためには、本機のソーラーセルに光が当たるようにしてお使いください。 ● 光が当たっているときと当たらないとき ● ライト(表示用照明)をたくさん使うと ライトを多用すると二次電池の容量は早く減ります。 〈光が当たっているとき〉 光 ソーラーセル (光で充電) 放 電 電気エネルギー 二次電池 二次電池 供給 充 電 供給 〈光が当たっていないとき〉 放 電 二次電池 供給 時計は光が当たらないときでも常に動いていますので、この ままでは二次電池の容量が減って機能が使えなくなります。 6
● 時計に光が当たるようにしましょう 電池容量を示すバッテリーインジケーターがレベル 3 になると機能に制限がかかりますので、レベル 1、レ ベル 2 を保つように光を当ててください。 腕に付けているときはなるべく袖が表示面(ソーラー セル)にかからないように使用してください。 光 <バッテリーインジケーター> レベル1 レベル2 レベル3 二次電池 レベル4 すべての機能が 使えます 機能に制限が かかります 一部でも袖に隠れていると、 充電効率が著しく低下します。 腕から外したときは表示面(ソーラーセル)を明るい 方に向けて置くなどして、充電を心掛けてください。 ソーラーセル 光 蛍光灯下や窓際などの光が 当たる所に置いてください。 7
操作のしくみと表示の見方 B ボタンを押すごとに確認音が鳴り、モードが切り替わります。 時刻モード ★表示切替えについて 時針 分針 (ライト点灯) ボタン C ボタンを押すごとに、デジタル部の表示が切り替わり ます。 <カレンダー表示> ※詳しくは40ページを ご覧ください。 曜日 日 ボタン ボタン (表示切替え) 秒針 受信成功マーク (受信が成功すると点灯) <時刻表示> <秒表示> デジタル表示部 ● B ボタンを 2 秒以上押し続けると、 どの状態からでも時刻モードに戻りま す。 8 時 午後マーク 分 受信マーク 秒 (受信が成功すると点灯) ★曜日の表記について 本機の曜日表記は、下記の各言語から選ぶことができま す(41 ページ)。 日本語 英語 ドイツ語 スペイン語 中国語 B
※ バッテリー/電波モードでは 1 ∼ 2 分間、アラームモードでは 2 ∼ 3 分間何も操作を行なわないと、自動的に時刻モー ドに戻ります。 ※ 海外でお使いになる場合は、ホームタイム都市の設定を変更してください(38 ページ参照)。 工場出荷時は、TYO(東京)に設定してあります。 バッテリー/電波モード ワールドタイムモード アラームモード 電池容量/電波の受信日時を知ること ができます。 世界 29 都市、29 タイムゾーンの時 刻を知ることができます。 アラーム日時のセットや時報の ON / OFF ができます。 バッテリーマーク モード名 B B アラーム番号 都市コード P-12 モード名 約1秒 ごと P-30 P-32 B タイマーモード ストップウオッチモード 1 分単位で 100 分間までセットでき、 セットした時間を経過すると電子音が 鳴ります。 1/100 秒 単 位 で 59 分 59 秒 99 (60 分計)まで計測できます。 モード名 モード名 B B P-36 P-35 9
操作音について モード切替え時などに鳴る操作音の ON / OFF を切り替 えることができます。 ※ 操作音が OFF でも、アラーム・時報などの報音は鳴り ます。 2. 「操作音設定」にする B ボタンを 9 回押します ➟“MUTE”または“KEY ♪” が点滅します。 ■ 操作音の ON / OFF 設定 1. セット状態にする 時刻モードのとき、 A ボタンを約 3 秒間押し続 け、“ADJ”と表示されたら ボタンを離します 3. ON / OFF を切り替える C ボタンを押します 操作音ON ➟C ボタンを押すごとに操 作音の ON / OFF が切り 替わります。 ➟12 時間制表示“12H”また は、24 時 間 制 表 示“24H” が点滅します。 ※ セット状態で 2 ∼ 3 分間何も操作を行なわないと、 自動的にセット状態が解除されます。 操作音OFF 4.
液晶表示について 機種によって液晶表示のタイプが異なりますが、本書は、 < A タイプ ( 白地に黒 ) >の液晶表示で説明しております。 < B タイプ ( 黒地に白 ) >をお使いの方は、A タイプで黒 く点灯するところが白くなると置き換えてご覧ください。 ※ 液晶表示のタイプは製品によって決まっているため、1 つ の製品でタイプを切り替えることはできません。 <Aタイプ> <Bタイプ> 11
電源について 本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使 うようになっております。 光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が 隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し て表示しなくなることがあります。 安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう にしてお使いください。 ● リカバーインジケーター( している場合 )が点滅 ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に 大きな負担がかかった場合、リカバーインジケーターが点 滅して、一時的に以下の操作ができなくなります。 ライトの点灯 アラーム・時報などの報音 運針 この場合は、時間がたてば電池 電圧が復帰し、使用できるよう になります。 リカバーインジケーター ● 電池残量の確認 二次電池の残量を確認するには、バッテリー/電波モード に切り替えます。 ※ バッテリー/電波モードに切り替えるには、時刻モー ドのときに B ボタンを 1 回押します。 12
● バッテリーインジケーターの見方 レベル 1 すべての機能が使用可能 レベル 2 すべての機能が使用可能 レベル 3 時刻モードになり、秒針 が 2 秒ごとに運針、ライ ト点灯不可、アラーム・ 時報などの報音不可、 電波受信不可 レベル 4 全ての針が 12 時位置で 停止、液晶表示不可、 ライト点灯不可、アラー ム・時報などの報音不可、 電波受信不可 レベル 5 時計機能停止(時計発振 不可) ※ 直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリー インジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレ ベルを表示することがあります。レベルは充電後しば らくしてから確認してください。 ※ レベル 5 になっても再度充電を行なうことで使用でき ます。 ※ レベル 5 から充電したときは、レベル 2 になると表示 が点灯します。レベル 2 またはレベル 1 になるまで十 分に光を当ててから、ご使用ください。 ※ レベル 5 になるとホームタイム都市がリセットされ TYO(東京)に戻ります。TYO(東京)以外のホーム タイム都市を設定していた場合は再度、設定し直して ください。 13
● 充電必要サイン ● 充電のしかた レベル 3、レベル 4 の状態は、電池残量が極端に少なくなっ ています。このときは、本機を光に当てて、十分に充電を 行なってください。 本機のソーラーセル部を光源に向けます。 ※ ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がり ますので、ご注意ください。 ● 充電時のご注意 以下のような高温下での充電はお避けください。 炎天下に駐車中の車のダッシュボード 白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所 直射日光が長く当たって、高温になる所 なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり ますが、温度が下がれば正常に戻ります。 充電の際、光源の条件によっては時計本体 が極端に高温になることがありますので、 やけどなどをしないようにご注意ください。 14 ソーラーセル ※ イラストは樹脂バンドの場合です。
● 各レベルに回復するための充電時間 ● 充電の目安 ● 1 日、安定した状態で時計を使用するために必要な充 電時間 ※ 下記の条件で使用した場合 ライト:1.
パワーセービング機能について パワーセービング機能とは、暗いところに放置すると自動的に針の運針を停止し、液晶表示を消してスリープ状態にし、 節電する機能です。 ※ 時計が袖などで隠れている場合でも、表示が消えることがあります。 ● スリープ状態になるには ● スリープ状態を解除するには 表示スリープ 午後 10 時∼午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時 間放置します。 本機を明るいところに置く 本機のいずれかのボタンを押す ※ タイマーモード、ストップウオッチモードのときは、 スリープ状態になりません。 ➟液晶表示が消え、秒針が 12 時 位置で停止します。 アラーム・時報などの報音は鳴 ります。 機能スリープ 表示スリープのまま暗いところで 6 ∼ 7 日間放置します。 ➟全ての針が 12 時位置で停止します。 アラーム・時報などの報音も鳴りません。 自動受信も行ないません。 ※ 時計機能は正常に作動しています。 16 ※ 本機を明るいところに出した場合は、表示が点灯する までに最大 2 秒かかる場合があります。 机の中などに長期間しまっておくときはスリープ
ライト点灯について セット中(表示点滅)以外のどのモードのときでも、A ボ タンを押すとライトが点灯し、暗いところでも時刻を見る ことができます。 ※ 直射日光下ではライト点灯が見えにくくなります。 ※ ライト点灯中にアラームなどが鳴り出すと点灯を中断 します。 ※ 電波の受信中はライトは点灯しません。 17
電波時計について ■ 電波時計とは 正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ り、正しい時刻を表示する時計です。 送信所 セシウム 原子時計 長波標準電波 本機 電波時計は正確な標準時を受信していますが、時計内 部の時刻演算処理等により、時刻表示に 1 秒未満のず れが生じます。 ■ 標準電波 ● 日本の標準電波(JJY)は独立行政法人情報通信研究 機構(NICT)が運用しており、福島県の「おおたかど や山(40kHz)」および佐賀県と福岡県の境にある「は がね山(60kHz)」から送信されています。 ● 中国の標準電波(BPC)は中国科学院の国家授時中心 (NTSC)が運用しており、河南省商丘市から送信され ています。 18 ● アメリカの標準電波(WWVB)は National Institute of Standards and Technology(NIST)が運用しており、 コロラド州のフォートコリンズから送信されています。 ● イギリスの標準電波(MSF)は National Physical Laboratory(NPL)が運用しており、イングランド北 部のアンソーンから
■ 電波の受信範囲の目安 本機は、ホームタイム都市を下記の都市に設定すると、その都市に対応した標準電波を受信します。 ※ ホームタイム都市の設定については 38 ページ参照。都市コードについては 31 ページ参照。 ホームタイム都市(受信機能対応都市) 電波受信 TYO 日本の標準電波(JJY) HKG 中国の標準電波(BPC) (HNL)、(ANC)、LAX、DEN、CHI、NYC アメリカの標準電波(WWVB) LON、PAR、ATH イギリスの標準電波(MSF)、ドイツの標準電波(DCF77) ※( )内の各都市は、条件が良ければ受信する場合もあります。 19
送信所の位置 <日本(JJY) > <中国(BPC) > 1500km 1000km 長春 500km 500km はがね山 (60kHz) 北京 上海 成都 500km おおたかどや山 (40kHz) 香港 商丘 1000km <アメリカ (WWVB) > <イギリス (MSF)/ドイツ (DCF77) > 1500km アンソーン 1000km マインフリンゲン 500km 3000km フォートコリンズ アンソーンから送信されている電波は、 この範囲でも受信できます。 ● 受信環境により、図の範囲内でも電波を受信できない場合があります。内側の円の範囲を越えると電波が弱くなります ので、受信環境の影響はより大きくなります。 ※ 受信に影響を与える環境・・・地形、建物、天気、季節、時間帯(昼・夜)、各種ノイズ ● 本機をご使用になる国と標準電波を送信している国で、サマータイム制度(サマータイムの有無や実施期間など)が異 なる場合、正しい時刻が表示されないことがあります。 20
■ 受信時間について 受信時間はおよそ 3 ∼ 8 分です。 ※ ただし、周波数を変えて再受信するため、最大 16 分 かかる場合があります。 ● ご注意 電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、 このような場所を避けて受信を行なってください。 ※ 電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお 考えください。 ■ 電波受信を行なうときの場所について 本機を腕からはずし、金属をさけて下図のように時計上部 (12 時位置のアンテナ)を外に向けて窓際に置いてくだ さい。 ビルの中およびその周辺 (ビルの谷間など) 高圧線、架線の近く 乗り物の中 家庭電化製品、OA機器のそば テレビ、スピーカー、FAX、 パソコン、携帯電話など 樹脂バンド (自動車、電車、飛行機など) 金属バンド ● 時計本体を横向きに置くと受信しにくくなります。 ● 受信中、時計を動かさないようにしてください。 電波障害の起きるところ (工事現場、空港のそばなど) ( ) 山の裏側…など 受信がうまくいかないときは、上記のような場所から離 れ、受信状況の良いところで再度受信してみてください。 21
■ 受信方法について 受信方法には、以下の 2 種類があります。 ● 自動受信:1 日最大 6 回(中国電波は 1 日最大 5 回) ● 手動受信:必要なときに、ボタンを押して受信を行ないます。 ■ 自動受信 下 記 の 表 中 の 各 都 市 を、 ホ ー ム タ イ ム 都 市 に 設 定 (38 ページ参照)しているときは、自動受信を行ない ます。 ただし、HNL、ANC の各都市の自動受信の設定は、工 場出荷時には OFF になっています。 時刻モードの時刻(8 ページ参照)が下記の表中の自 動受信開始時刻になると、1 日最大 6 回(中国電波は 1 日最大 5 回)、自動的に受信を行ないます。ただし、 1 日 1 回受信が成功すれば、それ以降、その日の自動 受信は行ないません。 また、自動受信開始時刻は、設定したホームタイム都 市やサマータイム設定によって異なります。 TYO をホームタイム都市に設定していて自動受信に失 敗した場合、自動受信開始時刻の 16 分後に、受信す る電波 (40KHz・60KHz、20 ページ参照 ) を変えて 再度受信を開始します。 * 自動受信
★自動受信を行なうモード 自動受信は、時刻モードとワールドタイムモードでのみ行 なわれます。自動受信を行なう前に、B ボタンを押して、 「時刻モード」または「ワールドタイムモード」にしてお いてください。 ■ 手動受信 必要なときに、ボタンを押して受信を行ないます。 受信に適した場所や環境(21 ページ参照)で行なってく ださい。 また、受信中は時計を動かさないでください。 ★受信が成功すると 成功した時点で受信を終了し、時刻を修正して、自動受信 を開始する前のモードの表示に戻ります。 ※ 受信成功マークが点灯します。 時刻モード、またはバッテリー/電波モードのとき、 C ボタンを約 2 秒間押 し続けます ➟秒針が「READY」(ま たは「R」 )位置に移動 し受信を開始します。 ※ 時針、分針は通常通り 運針します。 (約2秒間) READY(またはR) 受信成功マーク ★受信が失敗すると 時刻修正は行なわずに、自動受信を開始する前のモードの 表示に戻ります。 23
★受信中は 受信中は秒針が受信状況を 指します。 「READY」 (または「R」): 不安定な受信 「WORK」 (または「W」): 安定した受信 WORK (またはW) ※ 安定状態がなるべく長く保 てる場所で受信してください。 ※ 受信が完了するまで、時計を動かさないでください。 ※ 受信しやすい場所でも、安定するまで約 30 秒ほどか かります。 ★受信を中止するときは いずれかのボタンを押します ★受信が成功すると(“GET”表示) 受信が成功すると“GET”を表示して受信を終了し、時 刻を修正します。 ※“GET”表示後は、B または C ボタンを押すか、1∼ 2分間何も操作を行なわないと、自動的に時刻モード に戻ります。 ※ 受信成功マークが点灯します。 ※ 受信状況は、受信状態の確認および受信場所を決める 際の目安としてお使いください。 ※ 天候、時間、環境等により電波状況は変化します。 ※ 時針、分針は通常通り運針します。 受信成功マーク ★受信が失敗すると(“ERROR”表示) 時刻修正は行なわれず“ERROR”を表示します。 ※“ERROR”表示後は、B または C ボタ
■ 受信日時の確認 ■ 自動受信 ON / OFF の設定 時刻モードのとき、 自動受信を OFF にすると、電波の自動受信は行ないませ ん。 1. バッテリー/電波モードにする ※ ホームタイム都市を受信機能対応都市に設定している と、自動受信 ON / OFF の設定を行なうことができま す。 B ボタンを押します * 受信機能対応都市については、19 ページ参照。 2. 受信日時を表示させる 時刻モードのとき、 C ボタンを押します 1. ➟受信マークと、受信により最後に修正した月日と時 刻を表示します。 ※ 一度も受信に成功しなかったときは、“- -:- -”を表 示します。 ※ 時刻モードに戻すには、B ボタンを 2 秒以上押し 続けます。 ※ 1 ∼ 2 分間何も操作を行なわないと、自動的に時刻 モードに戻ります。 B ボタンを押します 2.
3. ★自動受信を ON にすると… セット状態にする A ボタンを約 3 秒間押 し続けます (約3秒間) ➟“ON”または“OFF”が 点滅します。 ※ セット状態で 2 ∼ 3 分間 何も操作を行なわないと、 自動的にセット状態が解 除されます。 4.
■ 受信に関するご注意 ■ こんなときには ● 自動受信は時刻モードとワールドタイムモードでのみ 行なわれます。 1.電波が受信できないのですが? ● 以下のときは、電波受信を行ないません。 タイマー計測中のとき バッテリーレベルがレベル 3 または 4 のとき リカバーインジケーターが点滅しているとき パワーセービング中のとき(機能スリープ時) ● 自動受信中にボタン操作を行なうと、受信を中断します。 ● 受信は送信されている電波の届く範囲内で行なってく ださい。 ただし、電波の届く範囲内でも、地形や建物の影響を 受けたり、季節や時間帯(昼・夜)などによってうま く受信できないことがあります。 ● 電波障害により、誤った信号を受信することがありま す。そのときは、再度受信を行なってください。 ● 電波が届かない地域では通常の時計としてご使用くだ さい。 ● 電波受信を行なわないときは、製品仕様に記載の精度 範囲で動きます。 ● 極度の静電気により、誤った時刻を表示することがあ ります。 ● 受信中にアラームが鳴ると、受信を中断します。 ● 本 機 の カ レ ン ダ ー 機
● 自動受信を行なう時間帯(22 ページ参照)に、時刻モー ドまたはワールドタイムモード以外になっていません か。 自動受信は時刻モードまたはワールドタイムモードで しか行なわれませんので、自動受信時間帯は他のモー ドに切り替えないでください。 5.自動受信 ON / OFF の設定ができないのですが? ● ホームタイム都市の設定が 19 ページの「電波の受信 範囲の目安」に記載されている都市以外の場合は、自 動受信 ON / OFF の設定を行なうことができません。 38 ページの「セットのしかた」をご覧になり、ホーム タイム都市を正しく設定してください。 2.電波を受信したのに、時報と時計の表示が若干ずれる のですが? 6.自動受信は何時頃行なわれるのですか? ● 電波時計は標準電波を受信して時刻修正を行ないます が、時計内部の演算処理等により若干(1 秒未満)の ずれが発生します。 ● 自動受信は電波状況の良い夜間に行なわれます。夜間 にお休みのときは、電波送信所方向の窓際に時計の 12 時位置(受信アンテナ部)を外に向けて置いてくだ さい(21 ページ参照)。 3.電波を受信したのに、時刻
★ 電波受信ができないときや受信しても時刻が合わない ときなどは、設定を確認してください。 ※ 本機は工場出荷時、電池交換後、レベル 5 からの充 電時には、以下の内容でセットされています。 自動受信 自動受信する ホームタイム 都市 東京 サマータイム 電波受信による自動 切替え 29
ワールドタイムの使い方 ワールドタイムモードでは、世界 29 都市(29 タイムゾー ン)の時刻を知ることができます。 8 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、ワールドタイムモードにします。 ■ 都市のサーチ ワールドタイムモードのとき、 ※ ワールドタイムモードに切り替えると、前回このモー ドで最後に見た都市の時刻を表示します。 ※ ワールドタイムの「秒」は基本時刻の「秒」に連動し ています。 ※ ホームタイム(基本時刻)を 24 時間制にしていると きは、ワールドタイムも 24 時間制で表示されます。 C ボタンを押します ➟C ボタンを押すと、現在設定されている都市コードを 約 2 秒間表示し、続いてその都市の時刻を表示します。 ※ 都市コードを表示中に C ボタンを押すと、都市コード が進みます。 ※ 押し続けると早送りします。 ※ ワールドタイムモードでは、ワールドタイムモードマー クが点灯します。 都市コード ワールドタイムモード マーク (進む) ワールドタイム ■ ご注意 ■ ワールドタイムが合っていないときは、時刻モードの時刻 およびホーム
■ サマータイム(DST)について サマータイムとは DST(Daylight Saving Time)とも 言い、通常の時刻から 1 時間進める夏時間制度のことです。 サマータイムの採用時期は国や地域により異なりますし、 採用していないところもありますのでご注意ください。 ■ 都市コード一覧 コード 時差 UTC 0 LON 0 PAR ATH ■ サマータイムの ON / OFF 設定 コード 時差 〈世界協定時〉 TYO 都市名 +9 都市名 東京 ロンドン ADL + 9.5 アデレード +1 パリ SYD + 10 シドニー +2 アテネ NOU + 11 ヌーメア JED +3 ジェッダ WLG + 12 ウェリントン 準備:ワールドタイムモードのとき、C ボタンを押して、 設定したい都市を選びます。 THR + 3.5 テヘラン PPG − 11 パゴパゴ DXB +4 ドバイ HNL − 10 ホノルル DSTマーク (約3秒間) KBL + 4.
アラーム・時報の使い方 ■ アラームについて ● 通常アラーム(AL1 ∼ AL5) 設定した時刻になると 10 秒間の電子音が鳴ります。 ● 時報(SIG) 毎正時(00 分)に時報を鳴らすこともできます。 8 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、アラームモードにします。 ■ アラームのセット 1.
2. 4. 「分」をセットする セット状態にする (約3秒間) A ボタンを約 3 秒間押 し続けます ➟「時」が点滅します。 ※ 自動的にアラームが ON になります。 ※ セット状態で 2 ∼ 3 分 間何も操作を行なわない と、自動的にセット状態 が解除されます。 (進む) 分 時 3. 「時」をセットする C ボタンを押します ➟C ボタンを 押 すごとに B ボタンを押します ➟「分」が点滅します。 「分」も「時」と同様に C ボタンでセットします。 点滅箇所の数字が進みま (進む) す。 ※ 押し続けると早送りします。 ※「時」のセットのとき午前/午後(P 点灯)または 24 時間制にご注意ください。 ※ 基本時刻を 24 時間制にしているときは、アラーム 時刻も 24 時間制で表示されます。 5. アラーム ON / OFF のセット状態にする B ボタンを押します 6. アラームの ON / OFF を設定する C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとにア ラ ー ム の ON / OFF が 切り替わります。 7.
■ 時報の ON / OFF 設定 準備:アラームモードのとき、C ボタンを押して、時報 表示を選びます。 1. A ボタンを約 3 秒間押し続けます ➟“ON”が点滅し、自動的に時報が ON になります。 ※ セット状態で 2 ∼ 3 分間何も操作を行なわないと、 自動的にセット状態が解除されます。 2. 時報をセットする C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに時 報の ON / OFF が切り替 わります。 3.
ストップウオッチの使い方 8 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、ストップウオッチモードにします。 ストップウオッチは 1/100 秒単位で 59 分 59 秒 99(60 分計)まで計測できます。計測範囲を超えると、自動的に 0 に戻って計測し続けます。 (約1秒間) ■ 計測のしかた ストップウオッチモードのとき、 スタート ストップ リセット C ボタンを押します <計測ストップ中> ➟C ボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップし ます。 約1秒ごと 分 分 秒 スタート/ストップ、 リセット (約1秒) ● C ボタンを約 1 秒間押し続けると、計測値が 0 に 戻ります(リセット)。 秒 1/100秒 分・秒と 1/100 秒が交互に表示されます。 積算計測…ストップ後リセットせずに C ボタンを押すと 表示タイムに引き続き計測が再開されます。 35
8 ページの「操作のしくみと表示の見方」にしたがい B ボタンを押し、タイマーモードにします。 タイマーの使い方 タイマーは 1 分単位で 100 分までセットできます。セットした時間を経過(タイムアップ)すると 10 秒間の電子音が 鳴ります。 ■ タイマーのセット 1. セット状態にする 2. 「分」をセットする タイマーモード(リセット状態)のとき、 (約3秒間) A ボタンを約 3 秒間 押し続けます ➟「分」が点滅します。 ※ セット状態で 2 ∼ 3 分 間何も操作を行なわな いと、自動的にセット 状態が解除されます。 分 C ボタンを押します ➟C ボ タ ン を 押 す ご と に 点滅箇所の数字が進みま (進む) す。 ※ 押し続けると早送りします。 ※「100 分」をセットする場合は、 「00:00」とセッ トしてください。 3.
■ タイマーの使い方(減算計測の しかた) ■ 鳴っている電子音を止めるには いずれかのボタンを押すと音が止まります。 タイマーモードのとき、 C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに、計測がスタート/ストップし ます。 ※ 1 秒単位で計測を行ないます。 分 秒 スタート/ストップ、 リセット (約1秒) ● C ボタンを約 1 秒間押し続けると、計測前の表示 に戻ります(リセット)。 ● 計測中に C ボタンを押すと一時的に計測が止まり ます。もう一度 C ボタンを押すと計測が再開され ます(競技中など、一時的に計測を止めたいときに 便利です)。 37
ホームタイムデータ(時刻・カレンダー)の合わせ方 ホームタイムデータのセットとは、お使いになる地域(都市)や時刻・カレンダー等を合わせることです。 ※ ホームタイムデータのセットや修正は時刻モードで行ないます。 デジタルのホームタイムデータを修正すると、アナログの時刻も連動して、自動的に修正されます。 もし、デジタルのホームタイムデータを修正しても、あるいは電波受信を行なっても、アナログの時刻が合っていな い場合、針の基準位置を確認し、必要に応じて基準位置を合わせてください(42 ページ参照)。 ■ セットのしかた 1. セット状態にする 2.
4. 6. ホームタイム都市を選ぶ C ボタンを押します ➟C ボ タ ン を 押 す ご と に 都 市 コ ー ド が 進 み ま す。 本機をお使いになる地域 (都市)を選びます。 *31 ページ「都市コード一覧」参照。 ※ 押し続けると早送りします。 5.
7. 8. セット箇所を選ぶ C ボタンを押します B ボタンを押します ➟C ボタンで点滅箇所をセットします。 ➟B ボタンを押すごとに以 下の順で点滅箇所が移動し ますので、設定したい箇所 を点滅させます。 12/24時間制 切替え a.「秒」セットのとき ホームタイム 都市設定 サマータイム 設定 曜日の表記 言語設定 秒 時 操作音設定 月 年 分 C ボタンを押すと「00 秒」か らスタートします。 ※ 秒が 00 ∼ 29 のときは切り 捨 て ら れ、30 ∼ 59 の と き は 1 分繰り上がって「00 秒」 になります(時報は「時報サー ビス 117 番」が便利です)。 00秒になる b.
c.「操作音設定」のとき C ボタンを押すごとに、モード切 替え時などに鳴る操作音の ON / OFF が切り替わります。 操作音ON 操作音OFF d.「曜日の表記言語設定」のときは… C ボタンを押すごとに言語が切り 替わります。 B ボタンを押して点滅箇所を移動させ、C ボタン を押してセットする操作を繰り返して、時刻・カレ ンダーを合わせます。 ※「時」のセットのとき午前/午後(P 点灯)、または 24 時間制にご注意ください。 ※「年」は 2000 年∼ 2099 年の範囲内でセットできま す。正しくセットすると、 自動的に曜日が算出されます。 ※ カレンダーはうるう年および大の月、小の月を自動判 別するフルオートカレンダーです。 9.
針の基準位置合わせ 強い磁気や衝撃を受けると、針が基準位置からずれること があり、電波受信を行なっても正しい時刻を表示できませ ん。以下の操作を行なって針の基準位置を確認し、ずれて いる場合は、基準位置を合わせてください。 ※ 時刻モードで、アナログ部の時刻とデジタル部の時刻 が合っているときは、針の基準位置合わせを行なう必 要はありません。 ※ 以下の操作中、C ボタンを押して針の位置を合わせる とき、C ボタンは、押し続けるとボタンを離しても針 が連続して動き続ける早送り状態にできます。早送り を止めるには、いずれかのボタンを押します。 1. 基準位置確認状態にする 時刻モードのとき、 A ボタンを約 6 秒間押し 続け、“H.SET”と表示さ れたらボタンを離します 秒針 (約6秒間) ➟秒針が基準位置 (12 時位 置 ) に移動し、“SEC 00” が点滅します。 ※ A ボタンを押し続けて約 3 秒 後 に“ADJ” と 表 示 されますが、そのまま押し 続けてください。 “H.
2. 3. 秒針を基準位置(12 時位置)に合わせる C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに、秒 針が1秒ずつ時計回りに移 動します。 ※ 秒針は時計回りにだけ移動 します。 秒針 時・分針を確認する B ボタンを押します ➟ 時・分針が基準位置(12 時位置)に移動し、“+0:00” が点滅します。 ※ 時計が進む方向にずれているときは、もう一度 B ボタンを押します。“− 0:00”が点滅します。 ※ 時・分針がずれていなければ、手順5.
4. 時・分針を基準位置(12 時位置)に合わせる C ボタンを押します ➟C ボタンを押すごとに時・分針が 1/6 分(10 秒) ずつ移動します。 ※“+0:00”点滅中は、時・分針が時計回りに移動し ます。 ※“− 0:00”点滅中は、時・分針が反時計回りに移 動します。 5.
製品仕様 水 晶 発 振 周 波 数:32,768Hz 精 基 度:電波受信による時刻修正が行なえない場合は、 平均月差±15秒以内 本 機 能:アナログ部= 時・分(10 秒運針)・秒 3 針 デジタル部= 時・分・秒、午前/午後(P)/ 24 時間制表示 月・日・曜日、フルオートカレンダー (2000 ∼ 2099 年) 電 波 時 計 機 能:自動受信・手動受信 受信日時確認機能 サマータイム自動切替え 受信局自動選択機能(JJY、MSF/DCF77 で対応) 受信電波= コールサイン:JJY(40kHz/60kHz)、 WWVB(60kHz) 、 MSF(60kHz) 、 DCF77(77.5kHz) 、 BPC(68.
ご使用上の注意 ■ 防水性 ● 防 水 時 計 は 時 計 の 表 面 ま た は 裏 蓋 に「WATER RESIST」 「WATER RESISTANT」と表示されているもので、次のように 分類されます。 表示 日常 生活用 防水 使用例 時計の表面または 「BAR」 裏蓋に表記 表記無し 洗顔、雨 ○ 水仕事、水泳 × ウインドサーフィン × スキンダイビング × (素潜り) 日常生活用強化防水 5 気圧 10 気圧 20 気圧 防水 防水 防水 5BAR 10BAR 20BAR ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ 専門的な潜水=スキューバダイビング(空気ボンベ使用)でのご 使用はお避けください。 ● 時計の表面または裏蓋に WATER RESIST または WATER RESISTANT と表示されていないものは防汗構造になっており ませんので、多量の汗を発する場合、もしくは湿気の多い場所で のご使用や直接水に触れるようなご使用はお避けください。 ● 防水構造の機種でも水中や、水分のついたまま、りゅうずやボタ ンの操作をしないでください。 ● 防水構造の機種で
■ 温度 ■ 静電気 ● 自動車のダッシュボードや暖房器具の近く等の高温になる場所に 放置しないでください。また、寒い所に長く放置しないでくださ い。遅れ、進みが生じたり、止まったり、故障の原因となります。 ● + 60℃以上の所に長時間放置すると液晶パネルに支障をきた すことがありますのでご注意ください。液晶表示は、0℃以下や + 40℃以上では、表示が見えにくくなることがあります。 ● 静電気により誤った時刻を表示したりします。また、極度に強い 静電気は、電子部品を破損する恐れがあります。 ● 静電気により、一時的に液晶の点灯していない部分ににじみ現象 が発生することがあります。 ■ ショック ● 通常の使用状態でのショックや軽い運動(キャッチボール、テニ スなど)には十分耐えますが、落としたり、強くぶつけたりする と、故障の原因になります。 ただし、耐衝撃構造の時計の場合(G-SHOCK/Baby-G/G-ms) は腕につけたままでチェーンソーなどの強い振動や、激しいス ポーツ(モトクロスなど)でのショックを受けても時計には影響 ありません。 ■ 薬品類 ● シンナー、ガソリン、各種溶剤、油脂
■ 樹脂製品について ■ 金属製品について ● 長時間、他の製品と密着させたり、濡れたまま他の製品と一緒に しておくと、他の製品に色が移行したり、他の製品の色が樹脂製 品に移行したりすることがありますので、濡れているときはすぐ に水分をふきとり、他の製品に密着させたままにしないでくださ い。 ● 長時間、直射日光(紫外線)に当てたり、汚れが付着したまま放 置すると色あせする場合があります。 ● 塗装部品は、使用状況(過度の外力、連続したこすれ、衝撃等) により磨耗し色落ちしたりすることがあります。 ● バンドにプリントがしてある場合は、プリント部分を強くこする と他の部分に色がつくことがあります。 ● 蛍光商品は、長時間濡れたままにしておくと色が落ちる恐れがあ りますので、濡れているときはすぐに水分をふきとって、乾かし てください。 ● スケルトン(透明)仕様の部品は、汗や汚れ等の吸収や高温多湿 への放置により変色を起こすことがあります。 ● 樹脂部品の交換は、「修理サービス窓口」にお申し付けください。 有償にて申し受けます。 ● 金属を使用した製品・バンドは、ステンレスやメッキ品でも汚れ たままご使用
お手入れについて ■ お手入れのしかた ● ケース・バンドは汚れからさびが発生し、衣服の袖口を汚したり、 皮膚がかぶれたり時計の性能が劣化することがあります。ケース・ バンドは常に清潔にしてご使用ください。特に、海水に浸した後 放置しておくとさび易くなります。 ● 樹脂バンドの表面にシミ状の模様が発生することがありますが、 人体および衣服への影響はありません。また布等で簡単にふきと ることができます。 ● 皮革バンドは乾いた布で軽く拭くなどして常に清潔にしてご使用 ください。樹脂バンドも皮バンド同様、日々の使用により劣化し、 切れたり折れたりする場合があります。 ● バンドにヒビなどの異常がある場合は、必ず新しいバンドと交換 してください。そのときは、お買い上げの販売店または「修理サー ビス窓口」にバンド交換をお申し付けください。保証期間内であっ ても有償にて申し受けます。 ● 時計も衣服同様、直接身につけるものです。本体ケースやバンド の汚れ、汗・水分などは吸湿性のよい柔らかい布でふきとり、常 に清潔にご使用ください。 ■ お手入れを怠ると 〈さび(錆)〉 ● 時計で使用している金属はさびにくい性質ですが
本製品で使用している電池について ● 専用の二次電池を使用しておりますので、お客様は電池を取り外 さないでください。専用の二次電池以外の電池を入れると時計の 破損の原因になります。 ● 二次電池は、ソーラーパネルが受ける光により充電されますので、 定期的な電池交換の必要はありません。ただし、長年の充電と放 電を繰り返すことにより性能が劣化して、充電しても使用時間が 短くなることがあります。その場合は、お買い上げの販売店また は「修理に関するお問い合わせ窓口」にご相談ください。 金属バンドの駒詰めについて 金属バンド(フリータイプの中留構造バンド※を除く)の駒詰めに は専用の工具が必要となります。 お取り扱いによる、部品の変形や破損、またはケガ等を予防するた めにも、お買い上げの販売店にご相談ください。 なお、「持込修理サービス受付窓口」においても保証期間内は無償、 保証期間経過後は有償にて承っております。 詳しくは、 「持込修理サービス受付窓口」または「修理に関するお問 い合わせ窓口」へお問い合わせください。 ※ 中留をスライドさせて長さ調整するフリータイプのバンドでは、 駒の取り外しはできません。 (例