ソフトウェア開発者マニュアル ESC/P コマンドリファレンス RJ-4230B/4250WB RJ-3230B/3250WB RJ-2030/2050/2140/2150 TD-4410D/4420DN/4510D/4520DN/4550DNWB/4210D TD-2020/2120N/2130N TD-2020A/2030A/2125N/2125NWB/2135N/2135NWB Version 3.
brother のロゴはブラザー工業株式会社の登録商標です。 ブラザーは、ブラザー工業株式会社の登録商標です。 © 2023 Brother Industries, Ltd. All rights reserved. Bluetooth とそのロゴマークは、Bluetooth SIG, Inc. の登録商標で、ブラザー工業はライセンスに基づき使用して います。 BarStar Pro Encode Library (PDF417, Micro PDF417, DataMatrix, MaxiCode, AztecCode, GS1 Composite, GS1 Databar, Code93, MSI/Plessey, POSTNET, Intelligent Mail Barcode) Copyright(C) 2007 AINIX Corporation. All rights reserved.
重要なお知らせ – 必ずお読みください ご注意 本資料は、お客様が直接プリンター(対応機種については、「付録 A:対応機種一覧表」をご参照ください)を制御され る場合に必要な情報を提供するものです。 お客様が以下の内容にご同意いただいた場合のみ、本資料のご利用が可能です。 もしご同意いただけない場合は、お客様は本資料をご利用いただけません。 ご利用条件 お客様は、お客様ご自身でプリンターをご利用いただくため(以下「本目的」といいます)に必要な範囲においてのみ、 本資料を使用し、複製することができるものとします。なお、お客様は次のことを行ってはならないものとします。 (i) 本目的以外の目的で本資料を複製すること (ii) 本資料を改変し、翻案・翻訳し、または第三者に再頒布すること (iii) 本資料を第三者に貸与・提供すること (iv) 本資料に含まれるブラザーの権利に関する表示を削除・改変すること 無保証 a. 対応機種および本資料のバージョンアップや修正等はブラザーが任意で行うものとし、お客様からの本資料の内 容に関するお問い合わせまたはご要望に対しては一切応じかねます。 b.
ESC/P コマンドリファレンス 目次 はじめに ······························································································ 1 ESC/P とは? ······················································································· 2 1. ESC/P コマンドを使った文書作成の流れ ·················································· 3 2. ESC/P コマンド使用例 ········································································· 5 3. ESC/P コマンドの制限事項 ································································· 11 3.1 印字領域 .....................
ESC/P コマンドリファレンス CR ESC D HT ESC $ ESC ¥ ESC a 印字復帰 ........................................................................................ 49 水平タブ位置設定 ........................................................................... 50 水平タブの実行 ............................................................................... 51 絶対水平位置指定 .......................................................................... 52 相対水平位置指定 .......................................................................... 52 位置揃えの設定 .....
ESC/P コマンドリファレンス ESC i G ESC i F P ESC i a ESC i S ESC i L ESC i C ESC i H 指定書体設定 ............................................................................... 104 転送データプリント......................................................................... 105 コマンドモード切替 ........................................................................ 109 プリンターステータス要求 .............................................................. 110 ランドスケープ設定 ........................................................................
ESC/P コマンドリファレンス はじめに 本書はプリンターにデータを送り、PC 以外の端末を直接制御して印刷する方法が記されています。 本書は、お客様の開発環境におけるプログラミングに関しての知識がある方への説明書となっております。 本書の画面に登場するモデル名は、お使いのプリンター名称に置き換えてお読み下さい。 万一、本書を元にプログラムを開発したにもかかわらず、プリンター及び、ESC/P を用いたシステムなどのデータが 消えたり変化した場合、生じた損害や逸失利益、または第三者からのいかなる請求につきましても、当社では一切 その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。加えて、本書はいかなる請求の証拠にもなり得ませんので、 あらかじめご了承ください。 また、本書の内容の一部または全部を無断で複写、転載することは禁じられています。 -1はじめに
ESC/P コマンドリファレンス ESC/P とは? ESC/P とはプリンターで使用される制御コードの 1 つです。本文書にて紹介されている制御コードを用いることによっ て、様々なラベルを作成・印刷することができます。 ESC/P 制御コードは ASCII コードとバイナリコードのいずれかで表現されますが、プリンターに制御コードを送信する 場合は、必ずバイナリコードに変換するように注意してください。 -2- ESC/P とは?
ESC/P コマンドリファレンス 1. ESC/P コマンドを使った文書作成の流れ 以下に、文書作成の流れを示します。 「2. ESC/P コマンド使用例」も併せて参照してください。 (1) ESC/P を起動する 1. コマンドモード切替 2. 初期化 - コマンドモード切替 (ESC i a 0) ※ESC/P モード - 初期化 (ESC @) (2) 書式設定 1. 方向設定 - ランドスケープ設定 (ESC i L) 2. ページサイズ設定 - ページ長設定 (ESC ( C) 3. 印字領域設定 - ページフォーマット設定 (ESC ( c) - 左右マージン設定 (ESC I, ESC Q) 4. 改行量設定 - 改行量設定 (ESC 0, ESC 2, ESC 3, ESC A) 5. タブ設定 - 水平タブ位置設定 (ESC D) - 垂直タブ位置設定 (ESC B) (3) 印字動作 1. 印字位置設定 - 垂直位置設定 (ESC ( v, ESC ( V, VT, ESC J) - 水平位置設定 (ESC $, ESC ¥, HT, ESC a) 2.
ESC/P コマンドリファレンス (4) テキスト処理 1. 文字セットの指定 - 書体選択 (ESC k) 文字コード選択 (ESC t) 国際文字選択 (ESC R) 文字サイズ指定 (ESC X) 文字間隔 (ESC P, ESC M, ESC SP) 2. 文字装飾の設定 - 文字スタイル選択 (ESC 4, ESC 5, ESC E, ESC F, ESC G, ESC H, ESC W, SO, ESC SO, SI, ESC SI, DC2, DC4, ESC -, ESC !) 3. 文字コードの設定 4. ANK モード/漢字モードの 選択 - (FS &, FS .) 5. 漢字用 文字セットの指定 - 書体選択 (FS k) - 文字サイズ指定 (FS Y) - 文字間隔指定 (FS S, FS T, FS U, FS V) 6. 漢字用 文字装飾の設定 - 漢字用 文字装飾設定 (FS D, FS J, FS K, FS W, FS r, FS -, FS ! , FS SI, FS DC2, FS SO, FS DC4) 7.
ESC/P コマンドリファレンス 2. ESC/P コマンド使用例 まず最初に、初期設定を行います。 初期設定 1. 使用する媒体を登録する 2. ESC/P モードを指定する 初期設定 1: 使用する媒体を登録する 用紙サイズ設定ツールにて使用媒体を登録してください。 ※用紙サイズ設定ツールでは、コマンドファイルに保存すること も可能です。 初期設定 2: ESC/P モードを指定する 入力コマンド ESC i a 00h -5- 2.
ESC/P コマンドリファレンス 下記のようなラベルを作成してみます。 5 インチ ステップ 1: ランドスケープ方向を 設定する 1 インチ ステップ 2: ページ長さを指定する ステップ 4: 垂直位置を設定する 1 インチ ステップ 5: 書体を選択する フォントタイプ: ヘルシンキ (プロポーショナルピッチ) ステップ 3: 水平位置を指定する ステップ 6: 文字サイズを選択する 文字サイズ: 100 ドット 上記のラベルを作成する場合、ESC/P モードに変更した後、以下の 6 つのステップの実行が必要です。 ステップ 1. ランドスケープ方向を設定する 2. ページ長さを指定する 3. 水平位置を指定する 4. 垂直位置を設定する 5. 書体を選択する 6. 文字サイズを選択する -6- 2.
ESC/P コマンドリファレンス ステップ 1: ランドスケープ方向を設定する 入力コマンド ESC i L 01h ステップ 2: ページ長さを指定する 5 インチ 5 インチ=1015 ドット 1015 ドット–48 ドット=967 ドット ページ長さ = mL+mH*256=967 入力コマンド = = = = 199 ページ長さに余白は含まれないので、ページ長から 余白分 6mm (48dot) を引く必要があります。 3 nL ESC ( C 02h C7h 03h nH mL mH 00h C7h 03h ※203dpi モデルの例 -7- 2.
ESC/P コマンドリファレンス ステップ 3: 水平位置を指定する 1インチ 1 インチ=203 ドット = = = = 203 n1 入力コマンド 水平位置 = n1+n2*256=203 n2 ESC $ CBh 00h 0 CBh 00h ※203dpi モデルの例 ステップ 4: 垂直位置を設定する 1インチ 1インチ=203ドット 入力コマンド 垂直位置 = mL+mH*256=203 = = = = 203 nL nH ESC ( V 02h 00h 0 mL CBh mH 00h CBh 00h ※203dpi モデルの例 -8- 2.
ESC/P コマンドリファレンス ステップ 5: 書体を選択する 書体:ヘルシンキ アウトライン 入力コマンド ESC k 0Bh n=11=0Bh ステップ 6: 文字サイズを選択する 文字サイズ: 100 ドット 文字サイズ = nL+nH*256=100ドット = = = = 100 入力コマンド 0 ESC X m nL nH 00h 64h 00h 64h 00h ※203dpi モデルの例 -9- 2.
ESC/P コマンドリファレンス ラベル作成に必要な全てのコマンドは以下のとおりです。 ESC/P モード選択 バイナリ表現: 1B 69 61 00 ESC i a 00h ESC/P モード初期化 バイナリ表現: 1B 40 ESC @ ESC i L 01h ESC ( C 02h 00h C7h 03h 前出の 6 ステップ ESC $ CBh 00h ESC ( V 02h 00h CBh 00h ESC k 0Bh 印刷したいテキスト バイナリ表現: 41 74 20 79 6F 75 72 20 73 69 64 65 ESC X 00h 64h 00h At your side FF 印刷開始コマンド バイナリ表現: 0C プリンターにコマンドを送信する際は、必ずバイナリデータに変換してください。 下記は、バイナリデータをキャプチャーしたものです。 上記のバイナリデータをプリンターが受信すると、以下のラベルが印刷されます。 - 10 - 2.
ESC/P コマンドリファレンス 3. ESC/P コマンドの制限事項 3.1 印字領域 印字媒体には、長尺テープ・ダイカットラベル・マーク付きメディアの 3 種類があります。 印字可能領域は用紙設定によって異なります。 ダイカットラベル 上マージン 下マージン 印字禁止領域 非印字領域 印字領域 上マージン位置 (TOF 位置) 左マージン 右マージン 印字禁止領域 - 11 - 3.
ESC/P コマンドリファレンス 印字領域 ラベル幅 ラベル長 印字可能範囲長さ 上余白 左余白 印刷可能範囲 右余白 下余白 ラベル間の距離 サーマルヘッド ※媒体の設定は用紙サイズ設定ツールにて行ってください。 ※長尺テープの最大印字可能範囲長は、3m です。 - 12 - 3.
ESC/P コマンドリファレンス 3.2 文字について 使用する文字コードの違いにより ANK モードと漢字モードがあります。 ANK モード 1 バイトの文字コードを使用します。 6 書体、4 サイズ(16 ドット系、24 ドット系、32 ドット系、48 ドット系)のビットマップフォントと 4 書体のアウトラインフォントがあります。 漢字モード* 2 バイトの文字コードを使用します。 縦横 32 ドット×32 ドット、24 ドット×24 ドット、16 ドット×16 ドットの 3 サイズのビットマップフ ォントとアウトラインフォントがあります。 *1 名称は「漢字モード」ですが、漢字だけでなく ANK(アルファベット・数字・カナ)も ANK モードとは異なるコードで含 んでいます。 *2 漢字モードでの文字コードは、第 2 水準までの JIS とシフト JIS コード、異体字が使用できます。 ※機種ごとの対応については、「付録 B:仕様」をご参照ください。 3.2.
ESC/P コマンドリファレンス <組み合わせ例> (1) 縦書きの文字の時 全 横2倍 半 縦2倍 4倍角 上 下 横2倍の半角 (2) 横書きの文字の時 全 半 横2倍 縦2倍 4倍角 縦 2 倍 の 半 角 上 下 - 14 - 3.
ESC/P コマンドリファレンス 3.2.
ESC/P コマンドリファレンス 3.3 印字位置 印字位置とは、文字やビットマップ、バーコードを印字する基準位置です。 印字位置には水平方向印字位置と垂直方向印字位置があり、垂直位置移動や水平位置移動の基点としても扱わ れます。 3.3.
ESC/P コマンドリファレンス 3.3.2 ビットマップ、バーコード、転送イメージ これらのイメージデータは、文字と同等に見なしてイメージ下端がベースラインに一致するように印字されます。 - 17 - 3.
ESC/P コマンドリファレンス 3.4 改行量について 改行量は印字位置から次の行の印字位置までの垂直方向の移動量を表します。 HHHHHHHHHHHHH 改行量 HHHHHHHHHHHHH HHHHHHHHHHHHH 改行量は、ESC 0、ESC 2、ESC A、ESC 3 により設定します。 その行内の最大文字高さが行の高さとなります。 アンダーラインが付けられると行の高さには 4 ドットが付加されます。 アンダーラインは、横書き時には文字の下部に付き、縦書き時には文字の上部に付きます。 同一行に横書きのアンダーラインと縦書きのアンダーラインとが混在する時は行の高さには 8 ドットが付加され ます。 「行の高さ>改行量の設定値」の時、実際の改行量には行の高さを用います。 それにより、改行量の設定値が小さい場合も、改行した上下の行が重なり合うことはありません。 (内蔵フォントの場合) - 18 - 3.
ESC/P コマンドリファレンス 4. コマンド対応一覧 文字/スタイル選択コマンド (「5.1 文字/スタイル選択コマンド」を参照してください。) コマンド 内容 ESC R 国際文字セットの設定 ESC q 文字スタイル選択 ESC k 英数カナ書体選択 ESC t 文字コード表選択 備考 テキスト印字コマンド (「5.
ESC/P コマンドリファレンス 改行量コマンド (「5.3 改行量コマンド」を参照してください。) コマンド 内容 ESC 0 1/8 インチ改行 ESC 2 1/6 インチ改行 ESC 3 最小単位の改行量設定 ESC A n/60 インチ改行量設定 備考 水平方向移動コマンド (「5.4 水平方向移動コマンド」を参照してください。) コマンド 内容 ESC l 左マージン設定 ESC Q 右マージン設定 CR 印字復帰 ESC D 水平タブ位置設定 HT 水平タブの実行 ESC $ 絶対水平位置指定 ESC ¥ 相対水平位置指定 ESC a 位置揃えの設定 備考 垂直方向移動コマンド (「5.5 垂直方向移動コマンド」を参照してください。) コマンド 内容 LF 改行 FF 改ページ ESC J 順方向紙送り ESC B 垂直タブ位置設定 VT 垂直タブの実行 ESC ( V 絶対垂直位置指定 ESC ( v 相対垂直位置指定 備考 用紙書式コマンド (「5.
ESC/P コマンドリファレンス プリンター制御コマンド (「5.7 プリンター制御コマンド」を参照してください。) コマンド 内容 ESC @ 初期化 ESC iUx 再起動 備考 グラフィックコマンド (「5.8 グラフィックコマンド」を参照してください。) コマンド 内容 ESC * ビットイメージ選択 ESC K 8 ドット単密度ビットイメージ ESC L 8 ドット倍密度ビットイメージ ESC Y 8 ドット倍速倍密度ビットイメージ ESC Z 8 ドット 4 倍密度ビットイメージ 備考 漢字コマンド (「5.9 漢字コマンド」を参照してください。) コマンド 内容 FS & 漢字モード指定 FS .
ESC/P コマンドリファレンス 拡張コマンド (「5.10 拡張コマンド」を参照してください) コマンド 内容 ESC i B バーコード ESC i Q 2 次元バーコード QR コード ESC i P QR コードバージョン設定 ESC i V 2 次元バーコード PDF417 ESC i D 2 次元バーコード DataMatrix ESC i M 2 次元バーコード MaxiCode ESC i J 2 次元バーコード AZTEC ESC i G 指定書体設定 ESC i F P 転送データプリント ESC i a コマンドモード切替 ESC i S プリンターステータス要求 ESC i L ランドスケープ設定 ESC i C カット設定 ESC i H リカバリー有無設定 備考 TD-4XXX のみ対応 静的拡張コマンド (「5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXm1 デフォルト文字コード表取得 ESC iXd2 リカバリー有無設定 ESC iXd1 リカバリー有無取得 ESC iXE2 バーコード余白有無設定 ESC iXE1 バーコード余白有無取得 ESC iX_2 (00h) ラインプリント有効・無効設定 ESC iX_1 (00h) ラインプリント有効・無効取得 ESC iX_2 (01h) ラインプリントタイムアウト時間設定 ESC iX_1 (01h) ラインプリントタイムアウト時間取得 ESC iDC1SQ(01h) 自己印刷 QR コード内容設定 RJ-3XXX のみ対応 ESC iDC1SQ(00h) 自己印刷 QR コード内容取得 RJ-3XXX のみ対応 ESC iDC1SR(01h) 設定変更ロック設定 RJ-3XXX のみ対応 ESC iDC1SR(00h) 設定変更ロック取得 RJ-3XXX のみ対応 注意: *静的コマンドで設定した項目は、保存され記憶されます。 - 23 - 4.
ESC/P コマンドリファレンス 5. 制御コマンド詳細 5.1 文字/スタイル選択コマンド ESC R 国際文字セットの設定 ASCII: ESC R n 16 進: 1B 52 n パラメーター 0≦n≦13, 64 説明 各国別の文字セットを選択し、n の値によりコード表の一部文字コードが切り替わります。 n=0: U.S.A n=1: フランス n=2: ドイツ n=3: イギリス n=4: デンマークⅠ n=5: スウェーデン n=6: イタリア n=7: スペインⅠ n=8: 日本 n=9: ノルウェー n=10: デンマークⅡ n=11: スペインⅡ n=12: ラテンアメリカ n=13: 韓国 n=64: リーガル 切り替わるコードは、以下の 12 コードです。 23h, 24h, 40h, 5Bh, 5Ch, 5Dh, 5Eh, 60h, 7Bh, 7Ch, 7Dh, 7Eh 初期設定は、n=8 (日本) コマンド例 コード: 5Ch ESC R 00h 5Ch FF 印字結果: ¥\ - 24 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC q 文字スタイル選択 ASCII: ESC q n 16 進: 1B 71 n パラメーター 0≦n≦3 説明 文字スタイルを選択します。 n=0: 解除(通常文字) n=1: 袋文字 n=2: 影付き文字 n=3: 影付き袋文字 コマンド例 コード: ABC ESC q 01h ABC ESC q 00h ABC FF 印字結果: ABC ABC - 25 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC k 書体選択 ASCII: ESC k n 16 進: 1B 6B n パラメーター 0≦n≦5, 8≦n≦11 説明 ANK モードで使用する書体を選択します。 ビットマップフォント アウトラインフォント n=0 ゴシック(プロポーショナルピッチ) n=8 ゴシック(プロポーショナルピッチ) n=1 レターゴシックボールド(固定ピッチ) n=9 レターゴシック(固定ピッチ) n=2 ブリュッセル(プロポーショナルピッチ) n=10 ブリュッセル(プロポーショナルピッチ) n=3 ヘルシンキ(プロポーショナルピッチ) n=11 ヘルシンキ(プロポーショナルピッチ) n=4 サンディエゴ(プロポーショナルピッチ) n=5 ブルーアム(固定ピッチ) 選択書体をビットマップフォントからアウトラインフォントへ変更すると、文字サイズが初期値(28 ドット)となりま す。 選択書体をアウトラインフォントからビットマップフォントへ変更すると、文字サイズが初期値(24 ドット)となりま す。 選択書体を
ESC/P コマンドリファレンス フォント出力サンプル - 27 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC t 文字コード表選択 ASCII: ESC t n 16 進: 1B 74 n パラメーター 0≦n≦4 説明 4 つの内蔵する文字コード表の中から使用する文字コード表を選択します。 n=0: ブラザー標準文字コード表 n=1: 東欧文字のコード表 n=2: 西欧文字のコード表 n=3: 予約 n=4: 日本向け文字コード表 初期設定は、n=4 設定可能値以外の値を設定しないでください。 - 28 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス 5.2 テキスト印字コマンド ESC 4 イタリック文字の指定 ASCII: ESC 4 16 進: 1B 34 パラメーター なし 説明 イタリック文字を指定します。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 漢字縦書き時にも受け付けますが、イタリックは横書きの時のみ掛かります。 行の途中でも有効です。 ESC 5 イタリック文字の解除 ASCII: ESC 5 16 進: 1B 35 パラメーター なし 説明 イタリック文字を解除します。 行の途中でも有効です。 コマンド例 コード: ABC ESC 4 DEF ESC 5 GHI FF 印字結果: ABCDEFGHI - 29 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC E 強調指定 ASCII: ESC E 16 進: 1B 45 パラメーター なし 説明 以降の印字データを強調で印字します。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 行の途中でも有効です。 ESC F 強調解除 ASCII: ESC F 16 進: 1B 46 パラメーター なし 説明 強調を解除します。 行の途中でも有効です。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 コマンド例 コード: ABC ESC E DEF ESC F GHI FF 印字結果: ABCDEFGHI - 30 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC G 二重印字指定 ASCII: ESC G 16 進: 1B 47 パラメーター なし 説明 以降の印字データを強調で印字します。 行の途中でも有効です。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 ESC H 二重印字解除 ASCII: ESC H 16 進: 1B 48 パラメーター なし 説明 強調を解除します。 行の途中でも有効です。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 コマンド例 コード: ABC ESC G DEF ESC H GHI FF 印字結果: ABCDEFGHI - 31 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC P パイカ・ピッチ指定 ASCII: ESC P 16 進: 1B 50 パラメーター なし 説明 以後のデータ(ANK 文字)をパイカ・ピッチ(10 文字/インチ)で印字します。 1 文字当たりのピッチは 20 ドット(300dpi モデルでは 30 ドット)となります。 文字幅が 20(もしくは 30)ドット以下の場合は、文字間スペースとして“20(もしくは 30)-文字幅”を設定します。 文字幅が 20(もしくは 30)ドットを超える場合は、文字幅を 1 文字当りのピッチとして文字が配置されます。 (文字間スペースは 0 ドット) この場合、正確にはパイカ・ピッチとはなりません。 倍幅拡大時は、1 文字当りのピッチは倍の 40(もしくは 60)ドットとなります。 縮小時は、1 文字当りのピッチは半分の 10(もしくは 15)ドットとなります。 ESC SP で文字間スペース量が変更されている時も設定値が更新されます。 プロポーショナルピッチに設定してある時は無効です。 アウトラインフォント選択では、文字間スペ
ESC/P コマンドリファレンス 例 全角時の横幅が 15 ドットのフォントの時。 全角時 倍幅拡大時 15 ドット A 30 ドット B A 5 ドット B 10 ドット - 33 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC M エリート・ピッチ指定 ASCII: ESC M 16 進: 1B 4D パラメーター なし 説明 以後のデータ(ANK 文字)をエリート・ピッチ(12 文字/インチ)で印字します。 1 文字当たりのピッチは 16 ドット(300dpi モデルでは 25 ドット)です。 文字幅が 16(もしくは 25)ドット以下の場合は、文字間スペースとして“16(もしくは 25)-文字幅”を設定します。 文字幅が 16(もしくは 25)ドットを超える場合は、文字幅を 1 文字当りのピッチとして文字が配置されます。 (文字間スペースは 0 ドット) この場合、正確にはエリート・ピッチとはなりません。 倍幅拡大時は、1 文字当りのピッチは倍の 32(もしくは 50)ドットとなります。 縮小時は、1 文字当りのピッチは 8(もしくは 13)ドットとなります。 ESC SP で文字間スペース量が変更されている時も設定値が更新されます。 プロポーショナルピッチに設定してある時は無効です。 アウトラインフォント選択では、文字間スペースは
ESC/P コマンドリファレンス ESC g ミクロン・ピッチ指定 ASCII: ESC g 16 進: 1B 67 パラメーター なし 説明 以後のデータ(ANK 文字)をミクロン・ピッチ(15 文字/インチ)で印字します。 203dpi モデルは対応していません。 1 文字当たりのピッチは 20 ドットです。 文字幅が 20 ドット以下の場合は、文字間スペースとして“20-文字幅”を設定します。 文字幅が 20 ドットを超える場合は、文字幅を 1 文字当りのピッチとして文字が配置されます。 (文字間スペースは 0 ドット) この場合、正確にはミクロン・ピッチとはなりません。 倍幅拡大時は、1 文字当りのピッチは倍の 40 ドットとなります。 縮小時は、1 文字当りのピッチは 10 ドットとなります。 ESC SP で文字間スペース量が変更されている時も設定値が更新されます。 プロポーショナルピッチに設定してある時は無効です。 アウトラインフォント選択では、文字間スペースは 0 ドットです。 例 全角時の横幅が 11 ドットのフォントの時。 全
ESC/P コマンドリファレンス ESC p プロポーショナル文字の選択 ASCII: ESC p n 16 進: 1B 70 n パラメーター n=0, 1, 48 (“0”), 49 (“1”) 説明 プロポーショナル文字の選択を行います。 n=1、49 (“1”): プロポーショナル文字の指定を行います。 n=0、48 (“0”): プロポーショナル文字の解除を行います。 ANK モードの英数文字のみに有効です。 ESC W 倍幅拡大文字の選択 ASCII: ESC W n 16 進: 1B 57 n パラメーター n=0, 1 または 48 (“0”), 49 (“1”) 説明 倍幅拡大を指定します。 n=1 または 49 (“1”): 倍幅拡大を指定します。 n=0 または 48 (“0”): 倍幅拡大を解除します。 このコードで指定した倍幅拡大は、DC4、FS DC4 コードや改行では解除されません。 倍幅拡大の解除は、英数カナ文字モードの縮小指定、漢字モードの 1/4 角文字指定と半角文字指定を解除しま す。 英数カナ文字、漢字
ESC/P コマンドリファレンス SO 自動解除付き拡大指定 ASCII: SO 16 進: 0E パラメーター なし 説明 以後のデータを倍幅拡大文字で印字します。 このモードは、DC4、CR、LF、VT、FF、ESC J または自動改行によって解除されます。 このモードは、ESC $、ESC ¥、ESC ( V、ESC ( v によって解除されます。 このモードは、ESC W0 によっても解除されます。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 ESC SO 自動解除付き拡大指定 ASCII: ESC SO 16 進: 1B 0E パラメーター なし 説明 SO に同じ。 コマンド例 コード: ABC ESC SO ABCDEFGHIJK…XYZ FF 印字結果: ABCABCDEFGHIJK…(自動改行) XYZ - 37 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス SI 縮小の指定 ASCII: SI 16 進: 0F パラメーター なし 説明 以後のデータを半角で印字します。 ESC SI 縮小の指定 ASCII: ESC SI 16 進: 1B 0F パラメーター なし 説明 SI に同じ。 DC2 縮小の解除 ASCII: DC2 16 進: 12 パラメーター なし 説明 SI で指定された縮小を解除します。 - 38 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス DC4 自動解除付き倍幅拡大の解除 ASCII: DC4 16 進: 14 パラメーター なし 説明 ESC SO、SO、FS SO による倍幅拡大を解除します。 ESC W による設定は解除されません。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 コマンド例 コード: ABC ESC SO ABCDEF DC4 GHIJK FF 印字結果: ABCABCDEFGHIJK - 39 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC – アンダーライン指定/解除 ASCII: ESC - n 16 進: 1B 2D n パラメーター n=0, 1, 2, 3, 4 または 48 (“0”), 49 (“1”), 50 (“2”), 51 (“3”), 52 (“4”) 説明 アンダーライン(下線)の指定と解除を行います。 n=4 または 52 (“4”): 4 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=3 または 51 (“3”): 3 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=2 または 50 (“2”): 2 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=1 または 49 (“1”): 1 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=0 または 48 (“0”): アンダーラインを解除します。 行の途中でも有効です。 このコードによるアンダーラインは連続した線になります。 アンダーラインは文字間やスペースの部分にも引かれます。 絶対水平位置指定(ESC $)、相対水平位置指定(ESC ¥)によって移動した部分にはアンダーラインは引かれま せん。
ESC/P コマンドリファレンス ESC ! 一括指定 ASCII: ESC ! n 16 進: 1B 21 n パラメーター 0≦n≦255 説明 各種の印字モードを組み合わせで指定します。 n の値の各ビットによって指定を行います。 ESC !コードを使用すると、複数の印字モードの組み合わせがー度で指定できます。 ここでの強調の設定、倍幅拡大の設定、イタリックの設定は漢字モードでも有効です。 優先度は、bit5>bit2 とします。 bit0 は、bit1 が 0 の時のみ、有効です。 文字スタイル選択を解除し、通常文字になります。 倍幅拡大の解除は、英数カナ文字モードの縮小指定、漢字モードの 1/4 角文字指定と半角文字指定を解除しま す。 文字スタイル設定は無効になります。 ビット 7 6 5 4 3 2 1 0 1 アンダーライン イタリック 倍幅拡大 縦倍拡大 強調 縮小 プロポーショナル 12 cpi 0 解除 解除 解除 解除 解除 解除 解除 10 cpi コマンド例 アンダーラ
ESC/P コマンドリファレンス ESC SP ANK 文字のスペース量設定 ASCII: ESC SP n 16 進: 1B 20 n パラメーター 0≦n≦127 説明 文字間のスペース量を設定します。 n はドット数を示します。 初期値は 0 ドットです。 倍角時にはスペース量は 2 倍になり、半角時には 1/2 倍に扱われます。 ANK モードにおいて有効です。 - 42 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC X 英数カナ文字サイズ指定 ASCII: ESC X m nL nH 16 進: 1B 58 m nL nH パラメーター 文字幅: m の値については関知しません。 文字サイズ: <ビットマップフォント> 下記の場合のみ有効です。 nL=16, 24, 32, 48 nH=0 <アウトラインフォント> 下記の値が最大値です。 nL=144 nH=1 説明 このコマンドはサイズを変更する目的だけに使用します。 アウトラインモードは存在しません。 文字幅は設定できません。 文字サイズを n=nL+nH*256 ドットに設定します。 ビットマップフォントのゴシックは、n=16、24、32 が有効です。 ビットマップフォントのレターゴシックボールド、ヘルシンキは、n=16、24、32、48 が有効です。 ビットマップフォントのブリュッセル、サンディエゴ、ブルーアムは、n=24、32、48 が有効です。 アウトラインフォントは、n=400 まで有効です。 拡大指定、縮小指定、英数カナ文字スペース量設定
ESC/P コマンドリファレンス 5.3 改行量コマンド ESC 0 1/8 インチ改行量設定 ASCII: ESC 0 16 進: 1B 30 パラメーター なし 説明 改行量を 1/8 インチ(約 0.32cm)に設定します。 ESC 2 1/6 インチ改行量設定 ASCII: ESC 2 16 進: 1B 32 パラメーター なし 説明 改行量を 1/6 インチ(約 0.42cm)に設定します。 - 44 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC 3 最小単位の改行量設定 ASCII: ESC 3 n 16 進: 1B 33 n パラメーター 0≦n≦255 説明 改行量を n ドットに設定します。 ESC A n/60 インチ改行量設定 ASCII: ESC A n 16 進: 1B 41 n パラメーター 0≦n≦255 説明 改行量を n/60 インチに設定します。 - 45 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス 5.
ESC/P コマンドリファレンス 水平方向の印字位置を左マージン位置へ移動します。 左マージンの設定を行の先頭で無い時にした場合は、改行をした後、左マージンの設定を行います。 なお、行の先頭とは、左寄せの時は、左マージン位置にいることを表し、右寄せ、中央寄せの時は、その行にイ メージや文字の入力が無いことを表します。 左マージン設定後に文字幅を変更しても、左マージン位置は変化しません。 左マージン位置が右マージン位置より右側になるような左マージン設定は無視されます。 左マージンを設定する場合、右マージンより少なくとも 1 桁小さく設定します。 右マージン位置と左マージン位置の差が 1 文字に満たない場合、その文字は無視されます。 ESC p コマンドでプロポーショナルが指定されている時は、10cpi の文字幅で処理します。 印字媒体が長尺テープかつ印字方向がランドスケープかつページ長が設定されていない場合、左マージン設定 コマンドは無効となります。 コマンド例 左マージンを 3 桁に設定します。 コード: ABC CR ESC l 03h EFGHIJ FF 印字結果
ESC/P コマンドリファレンス ESC Q 右マージン設定 ASCII: ESC Q n 16 進: 1B 51 n パラメーター 1≦n≦255 左マージン<設定時の文字幅*n≦印字可能領域 説明 左マージン、右マージンは印字可能領域の左端が基準となります。 右マージン位置は設定桁の右端です。(文字幅*n) 1≦(文字幅*n)≦x の範囲で設定し、この範囲を超える設定は無視されます。ただし、x は媒体に依存した値とな ります。 左マージン≦印字領域<右マージン となります。 左端から(設定時の文字幅*n)の位置を右マージン位置とします。 設定時の文字幅は、文字間スペース量設定、全角文字スペース量設定、または、半角文字スペース量の設定 の値を含みます。また、10cpi、12cpi、15cpi、縮小や倍幅拡大設定がされている時は、その文字幅を単位とし て処理します。 ただし、文字修飾により文字幅が広がる分には対応しません。 水平方向の印字位置を左マージン位置へ移動します。 右マージンの設定を行の先頭で無い時にした場合は、改行をした後、右マージンの設定を行います
ESC/P コマンドリファレンス CR 印字復帰 ASCII: CR 16 進: 0D パラメーター なし 説明 1 行の入力が確定し、2 行目の入力待ち状態になります。 次の印字位置は、次の行の先頭となります。 CR 直後の LF コマンドは無視されます。 SO、ESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動解除付 き倍角文字指定は解除されます。 LF と同様の処理を行います。 - 49 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC D 水平タブ位置設定 ASCII: ESC D [n]k NUL 16 進: 1B 44 [n]k 00 パラメーター 1≦n≦255, 0≦k≦32 説明 水平タブ位置を左マージン位置から(設定時の文字幅*n 桁)の位置に設定します。 n は小さい順に入力して、NUL で設定を終了させます。 n が前の値より小さい場合はタブ設定が終了します。 水平タブ位置設定後に文字幅を変更しても水平タブ設定位置は変わりません。 ESC D NUL によりすべての水平タブ位置を解除します。 左マージンが移動すると、それに合わせて水平タブ位置も移動します。 水平タブ位置は 32 箇所まで設定できます。ただし、右マージンを越える水平タブ位置は無効とし、右マージン設 定または左マージン設定の変更により印字領域内となる時点で有効となります。 水平タブ設定時の文字幅は文字間スペース量設定、全角文字スペース量設定、半角文字スペース量設定の値 を含みます。また、10cpi、12cpi、15cpi、縮小、倍幅拡大の設定がされている時は、その
ESC/P コマンドリファレンス HT 水平タブの実行 ASCII: HT 16 進: 09 パラメーター なし 説明 水平方向の印字位置を入力した位置から最も近い右側の水平タブ位置へ移動します。 現在の水平方向位置の右側に水平タブ位置が存在しない時や、次の水平タブ位置が右マージンを越えて設定さ れている時は HT を無視します。 アンダーラインが指定されている場合、現在位置と次の水平タブ位置との間にはラインは引かれません。 電源投入時には、10cpi 相当で 8 桁ごとに水平タブ位置が設定されます。 水平タブ位置を設定する以前に文字幅が変ってもこの水平タブ位置は変わりません。 左寄せの時にのみ有効です。 コマンド例 水平タブを 4 桁、8 桁、12 桁に設定し水平タブを実行。 コード: ESC D 04h 08h 0Ch 00h 123456789012 CR A HT B HT C HT D FF 印字結果: 123456789012 A B C D - 51 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC $ 絶対水平位置指定 ASCII: ESC $ n1 n2 16 進: 1B 24 n1 n2 パラメーター 0≦n1≦255, 0≦n2≦255 説明 次のデータの印字位置をドット数で絶対位置指定します。 絶対位置指定とは、左マージンからのドット数によって次の印字位置を指定することです。 n1、n2 は左マージンからのドット数を示します。 (ドット数=n1+n2*256) n1、n2 によって指定できるドット数の最大値は、媒体に依存します。 左寄せの時にのみ有効です。 ESC ¥ 相対水平位置指定 ASCII: ESC ¥ n1 n2 16 進: 1B 5C n1 n2 パラメーター 0≦n1≦255, 0≦n2≦255 説明 水平方向の印字位置をドット数により現在位置からの相対位置として指定します。 相対位置指定とは、現在位置からのドット数によって次の印字位置を指定することです。 n1、n2 は現在位置からのドット数を示します。(ドット数=n1+n2*256) 左マージン位置≦
ESC/P コマンドリファレンス ESC a 位置揃えの設定 ASCII: ESC a n 16 進: 1B 61 n パラメーター 0≦n≦3 または “0”≦n≦“3” 説明 以後のデータを n の値により以下の位置揃えを行い印字します。 n=0, 48 (“0”): 左寄せの指定 n=1, 49 (“1”): 中央寄せの指定 n=2, 50 (“2”): 右寄せの指定 n=3, 51 (“3”): 未対応 初期設定は n=0。 位置揃えは、左右マージン間において、CR、LF、FF コードの入力または、バッファーフル印字により行われます。 位置揃えの設定を行の先頭で無い時にした場合は、改行をした後、位置揃えの設定を行います。 なお、行の先頭とは、左寄せの時は、左マージン位置にいることを表し、右寄せ、中央寄せの時は、その行にイ メージや文字の入力が無いことを表します。 HT、ESC ¥、ESC $は、n=1 または 2 の時無視されます。 印字媒体が長尺テープかつ印字方向がランドスケープかつページ長が設定されていない場合、位置揃えの設定 コマンドは無効となります
ESC/P コマンドリファレンス 5.5 垂直方向移動コマンド LF 改行 ASCII: LF 16 進: 0A パラメーター なし 説明 改行量設定コマンド(ESC 0,ESC 2,ESC 3,ESC A)で設定された量、改行を行います。 印字位置は、次の行の先頭になります。 初期値は、32 ドットの改行量となります。 LF 直後に CR を指令した場合は、CR は無効となります。 SO、ESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動解除付 き倍角文字指定は解除されます。 CR と同様の処理を行います。 FF 改ページ ASCII: FF 16 進: 0C パラメーター なし 説明 印刷を開始します。 これ以前に入力された文字およびコマンドのデータ列は、印刷後にクリアされます。 その時、SO、ESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動 解除付き倍角文字指定は解除されます。 - 54 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC J 順方向紙送り実行 ASCII: ESC J n 16 進: 1B 4A n パラメーター 0≦n≦255 説明 現在の行の入力を終了し、垂直方向の印字位置を n ドット順方向に移動します。 下マージン設定を越える場合は、印刷を開始します。 次の行の印字位置は、左寄せの時には、現在の行の終了位置となります。 (水平位置は左マージンには移動しません。) 右寄せ・中央寄せの時は、水平位置は行の先頭位置に移動します。 SO、ESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動解除付 き倍角文字指定は解除されます。 Abcdefg ABC Abcdefg ABC SDFASG 左寄せの時 SDFASG 中央寄せの時 Abcdefg ABC SDFASG 右寄せの時 例: 2 行目の後での順方向紙送り実行 - 55 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC B 垂直タブ位置設定 ASCII: ESC B [n]k NUL 16 進: 1B 42 [n]k 00 パラメーター 1≦n≦255 0≦k≦16 説明 垂直タブ位置を上マージン位置から(設定時の改行量*n)の位置に設定します。 n は小さい順に入力して、NUL で設定を終了させてください。 n が前の値より小さい場合はタブ設定が終了します。 設定可能な垂直タブ位置は最大 16 箇所です。 全ての垂直タブ位置を解除するには、ESC B NUL と指令してください。 垂直タブ位置は、下マージン位置の設定に関わらず設定可能です。ただし、印字領域外(下マージン位置より外) の垂直タブ位置は無効とし、上下マージン位置の変更により印字領域内となる時点で有効となります。 垂直タブ位置までの移動は VT で行います。 垂直タブ位置を変更する時は、全ての位置を再設定します。 上マージンが移動すると、上マージンの移動量分垂直タブ位置も移動します。 垂直タブ位置設定後に改行量を変更しても垂直タブ設定位置は変わりません。
ESC/P コマンドリファレンス VT 垂直タブの実行 ASCII: VT 16 進: 0B パラメーター なし 説明 印字位置は VT を入力した位置から最も近い下側の垂直タブ位置へ移動します。 次の水平方向の印字位置は、行の先頭です。 次の垂直タブ位置が下マージンを越えている場合や現在位置以後に垂直タブ位置が設定されていない場合、現 在の改行量分移動します。(次ページの TOF 位置まで移動) ABCD • 改行量 21 EfghijkL 3 VT コード 4 5 • タブ位置 6 7 Abcdefg 8 • VT コード 9 10 タブ位置 11 12 ABCDEFG 13 VT コード 14 タブ位置 15 16 あいうえお 17 18 例:垂直タブを 6、11、15 行に設定し、VT を実行しながら入力した場合 初期状態もしくは ESC B NUL で垂直タブ位置を全て解除した時には、現在の改行量分移動します。 SO、ESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動解除付
ESC/P コマンドリファレンス ESC (V 絶対垂直位置指定 ASCII: ESC ( V nL nH mL mH 16 進: 1B 28 56 nL nH mL mH パラメーター nL=2 nH=0 0≦mL≦255 0≦mH≦127 説明 垂直方向の印字位置を、上マージン位置からの絶対位置として指定します。 垂直位置=mL+mH*256+上マージン 絶対垂直位置はその時点での上マージン位置から測定します。 下マージンを越える位置を指定した場合は印刷を開始します。 次の行の印字位置は、左寄せの時には、現在の行の終了位置となります。 (水平位置は左マージンには移動しません。) 右寄せ・中央寄せの時は、水平位置は行の先頭位置に移動します。 SO、ESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動解除付 き倍角文字指定は解除されます。 - 58 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC (v 相対垂直位置指定 ASCII: ESC ( v nL nH mL mH 16 進: 1B 28 76 nL nH mL mH パラメーター nL=2 nH=0 0≦mL≦255 0≦mH≦63、192≦mH≦255 -16384≦(mL+mH*256)≦16383 説明 垂直方向の印字位置※を、現在位置からの相対位置として指定します。 移動後の垂直位置=mL+mH*256+現在位置 上方向に移動する場合の指定値は 2 の補数で表し、具体的には次式で求めます。 mL+mH*256=65536-実際の移動量 上マージンより上に移動させる設定は無視されます。 下マージンを越える位置を指定した場合は印刷を開始します。 次の行の印字位置は、左寄せの時には、現在の行の終了位置となります。 (水平位置は左マージンには移動しません。) 右寄せ・中央寄せの時は、水平位置は行の先頭位置に移動します。 SO、ESC SO による ANK モードでの自動解除付き倍幅拡大の指定、FS SO による漢字モードでの自動解除付 き倍
ESC/P コマンドリファレンス 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC (C ページ長設定 ASCII: ESC ( C nL nH mL mH 16 進: 1B 28 43 nL nH mL mH パラメーター nL=2, nH=0 0≦(mL+mH*256)<27575 (203dpi モデル) 0≦(mL+mH*256)<35999 (300dpi モデル) 説明 ページ長を設定します。(ページ長 0 は Auto 設定を意味します。) 1 ドット単位で設定します。 ページ長=mL+mH*256 現在の用紙位置を TOF とします。 ESC ( c による上下マージン設定を解除します。 基準ユニットは未使用です。 長尺テープのみ有効です。 これ以前のテキストの内容はクリアされます。 インチ・mm・ドット数換算表 インチ mm ドット数(203dpi) ドット数(300dpi) 0 0 0 0 1 25.4 203 300 2 50.8 406 600 3 76.2 609 900 4 101.
ESC/P コマンドリファレンス 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i U x 再起動(リブート) ASCII: ESC i U x 16 進: 1B 69 55 78 パラメーター なし 説明 本体を再起動(リブート)します。 本コマンドはラスターグラフィックモードで実行する必要があります。ESC i a コマンドモード切替 を参照くださ い。 - 63 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス 5.
ESC/P コマンドリファレンス m=0, 1, 2, 3, 4, 6 の場合 n1、n2 はドットポジション数を表します。 n1: ドットボジション数を 256 で割った余りです。 n2: ドットポジション数を 256 で割った商です。 B7 B6 B5 B4 B3 B2 B1 B0 イメージデータとドットの関係 data は、まずは以下のように一列に並べます。 1byte … 1byte 1byte 1byte 1byte LSB 1byte MSB n1+n2*256 バイト イメージデータ 1 ドットは、m の値により下記のように拡大されます。 m=0 m=1 m=2 m=3 m=4 m=6 その結果、イメージは、m の値により下記のサイズとなります。 m=0 縦 32 ドット×横(n1+n2*256)*4 ドット m=1 縦 32 ドット×横(n1+n2*256)*2 ドット m=2 縦 32 ドット×横(n1+n2*256)*2 ドット m=3 縦 32 ドット×横(n1+n2*256)*1 ドット m=4 縦
ESC/P コマンドリファレンス m=32, 33, 38, 39 の場合 n1、n2 はドットポジション数を表します。 n1: ドットボジション数を 256 で割った余りです。 n2: ドットポジション数を 256 で割った商です。 第 1 バイト B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 第 2 バイト B 1 B 0 B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 第 3 バイト B 1 B 0 B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 B 1 B 0 . . . . . . . . . . . . . . . .
ESC/P コマンドリファレンス イメージデータ 1 ドットは、m の値により下記のように拡大されます。 m=32 m=33 m=38 m=39 その結果、イメージは、m の値により下記のサイズとなります。 m=32 縦 24 ドット×横(n1+n2*256)*4 ドット m=33 縦 24 ドット×横(n1+n2*256)*2 ドット m=38 縦 24 ドット×横(n1+n2*256)*3 ドット m=39 縦 24 ドット×横(n1+n2*256)*1 ドット - 67 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC * ビットイメージ選択<300dpi モデル> ASCII: ESC * m n1 n2 data 16 進: 1B 2A m n1 n2 data パラメーター m=0, 1, 2, 3, 4, 6, 32, 33, 38, 39, 40, 71, 72, 73 data には、m の値によって下記のサイズのイメージデータが入ります。 m=0, 1, 2, 3, 4, 6 の時、n1+n2*256 バイト m=32, 33, 38, 39, 40 の時、(n1+n2*256)*3 バイト m=71, 72, 73 の時、(n1+n2*256)*6 バイト 説明 203dpi モデルは「ESC * ビットイメージ選択<203dpi モデル>」を参照してください。 ビットイメージを m の値によって選択し、出力します。 n1,n2 はドットポジション数を表します。 n1: ドットポジション数を 256 で割った余りです。 n2: ドットポジション数を 256 で割った商です。 m 横のドット密度 縦のドット密度 横ドット
ESC/P コマンドリファレンス m=0, 1, 2, 3, 4, 6 の場合 n1、n2 はドットポジション数を表します。 n1: ドットボジション数を 256 で割った余りです。 n2: ドットポジション数を 256 で割った商です。 B7 B6 B5 B4 B3 B2 B1 B0 イメージデータとドットの関係 data は、まずは以下のように一列に並べます。 1byte … 1byte 1byte 1byte 1byte LSB 1byte MSB n1+n2*256 バイト イメージデータ 1 ドットは、m の値により下記のように拡大されます。 m=0 m=1 m=2 m=3 m=4 m=6 その結果、イメージは、m の値により下記のサイズとなります。 m=0 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*6 ドット m=1 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*3 ドット m=2 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*3 ドット m=3 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*2 ドット m=4 縦
ESC/P コマンドリファレンス m=32, 33, 38, 39,40 の場合 n1、n2 はドットポジション数を表します。 n1: ドットボジション数を 256 で割った余りです。 n2: ドットポジション数を 256 で割った商です。 第 1 バイト B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 第 2 バイト B 1 B 0 B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 第 3 バイト B 1 B 0 B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 B 1 B 0 . . . . . . . . . . . . . . . .
ESC/P コマンドリファレンス イメージデータ 1 ドットは、m の値により下記のように拡大されます。 m=32 m=33 m=38 m=39 m=40 その結果、イメージは、m の値により下記のサイズとなります。 m=32 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*6 ドット m=33 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*3 ドット m=38 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*4 ドット m=39 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*2 ドット m=40 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*1 ドット - 71 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス m=71 72, 73 の場合 n1、n2 はドットポジション数を表します。 n1: ドットボジション数を 256 で割った余りです。 n2: ドットポジション数を 256 で割った商です。 第 1 バイト B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 第 2~5 バイト B 1 B 0 B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 B 1 第 6 バイト B 0 B 7 B 6 B 5 B 4 B 3 B 2 B 1 B 0 . . . . . . . . . . . . . . . . イメージデータとドットの関係 data は、まずは以下のように六列に並べます。 - 72 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte 1byte … 1byte 1byte … 1byte LSB … 1byte MSB 1byte LSB 1byte MSB 1byte LSB 1byte MSB … 1byte LSB 1byte MSB … 1byte LSB 1byte MSB … 1byte LSB 1byte MSB (n1+n2*256)*6 バイト イメージデータ 1 ドットは、m の値により下記のように拡大されます。 m=71 m=72 m=73 その結果、イメージは、m の値により下記のサイズとなります。 m=71 縦 48 ドット×横(n1+n2*256)*2 ドット m=72 縦 48 ドット×横(n1+n2*256
ESC/P コマンドリファレンス ESC K 8 ドット単密度ビットイメージ ASCII: ESC K n1 n2 data 16 進: 1B 4B n1 n2 data パラメーター 0≦n1≦255, 0≦n2≦3 data には、n1+n2*256 バイトのイメージデータが入ります。 説明 n1、n2 によって定められたドットボジション数の 8 ドット単密度ビットイメージ印字を指定します。 ESC * において m=0 と指定した場合と同様です。 ESC L 8 ドット倍密度ビットイメージ ASCII: ESC L n1 n2 data 16 進: 1B 4C n1 n2 data パラメーター 0≦n1≦255, 0≦n2≦3 data には、n1+n2*256 バイトのイメージデータが入ります。 説明 n1、n2 によって定められたドットポジション数の 8 ドット倍密度ビットイメージ印字を指定します。 ESC * において m=1 と指定した場合と同様です。 - 74 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC Y 8 ドット倍速度倍密度ビットイメージ ASCII: ESC Y n1 n2 data 16 進: 1B 59 n1 n2 data パラメーター 0≦n1≦255, 0≦n2≦3 data には、n1+n2*256 バイトのイメージデータが入ります。 説明 8 ドット倍密度ビットイメージと同様です。 横に隣り合うドットの省略はされません。 ESC Z 8 ドット 4 倍密度ビットイメージ ASCII: ESC Z n1 n2 data 16 進: 1B 5A n1 n2 data パラメーター 0≦n1≦255, 0≦n2≦7 data には、n1+n2*256 バイトのイメージデータが入ります。 説明 n1、n2 によって定められたドットポジション数の 8 ドット 4 倍密度ビットイメージ印字を指定します。 ESC * において m=3 を指定した場合と同様です。 横に隣り合うドットの省略はされません。 - 75 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス 5.9 漢字コマンド FS & 漢字モード指定 ASCII: FS & 16 進: 1C 26 パラメーター なし 説明 漢字モードを指定します。 漢字は 2 バイトのコードで表され、第 1 バイト、第 2 バイトの順に入力します。 漢字コードは JIS X0208-1983 (JIS-6226-1983) に準拠します。 漢字コードはシフト JIS 入力にも対応しています。 FS . 漢字モード解除 ASCII: FS . 16 進: 1C 2E パラメーター なし 説明 漢字モードを解除します。 - 76 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス FS D 半角文字縦書き2文字印字 ASCII: FS D n1 n2 n3 n4 16 進: 1C 44 n1 n2 n3 n4 パラメーター n1, n2: 左側に印字する漢字コードを表します。n1 は第 1 バイト、n2 は第 2 バイトを表します。 n3, n4: 右側に印字する漢字コードを表します。n3 は第 1 バイト、n4 は第 2 バイトを表します。 説明 縦書き指定時、全角文字の幅に n1 から n4 で指定する漢字 2 文字を印字します。 英数カナ文字選択、横書き指定、1/4 角文字指定時は、本コードは無視されます。(2 文字とも印字しません。) n1, n2 または n3, n4 が漢字コードでない、または縦書き禁止コードを指定した場合は無視されます。 (2 文字とも印字しません。) FS J 縦書き指定 ASCII: FS J 16 進: 1C 4A パラメーター なし 説明 以後の漢字を縦書きで印刷します。 FS K 横書き指定 ASCII: FS K 16 進: 1C 4
ESC/P コマンドリファレンス FS S 全角文字のスペース量設定 ASCII: FS S n1 n2 16 進: 1C 53 n1 n2 パラメーター 0≦n1≦127, 0≦n2≦127 説明 全角文字の左右スペース量を設定します。 n1、n2 はドット数を示し、文字の左側に n1 ドット、右側に n2 ドットのスペースを各文字間に確保します。 初期値は、左スペース量=0、右スペース量=0 倍角時にはスペース量も 2 倍として扱います。 FS T 半角文字のスペース量設定 ASCII: FS T n1 n2 16 進: 1C 54 n1 n2 パラメーター 0≦n1≦127, 0≦n2≦127 説明 半角文字の左右スペース量を設定します。 n1、n2 はドット数を示し、文字の左側に n1 ドット、右側に n2 ドットのスペースを各文字間に確保します。 初期値は、左スペース量=0、右スペース量=0 です。 この値は横書きの時のみ使用し、縦書きの時は全角文字のスペース量が使われます。 - 78 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス FS U 半角文字間のスペース補正 ASCII: FS U 16 進: 1C 55 パラメーター なし 説明 半角文字の左右スペース量を n1、n2 とした時、n2 に対し、1 文字おきに+1 ドットの補正を行います。 初期設定では、半角文字間スペース補正は解除されています。 FS V 半角文字間のスペース補正解除 ASCII: FS V 16 進: 1C 56 パラメーター なし 説明 半角文字スペース量の補正を解除します。 初期設定ではこの状態になっています。 - 79 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス FS W 4 倍角文字選択 ASCII: FS W n 16 進: 1C 57 n パラメーター n=0,1 または 48 (“0“), 49 (“1“) 説明 4 倍角文字を指定/解除します。 n=1, 49 (“1”): 4 倍角文字を指定します。 n=0, 48 (“0”): 4 倍角文字を解除します。 全ての漢字に有効です。 4 倍角文字とは、文字の標準の大きさに対し、縦横 2 倍の文字です。 倍幅拡大の解除は、英数カナ文字モードの縮小指定、漢字モードの 1/4 角文字指定と半角文字指定を解除しま す。 - 80 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス FS Y 漢字サイズ指定 ASCII: FS Y mL mH nL nH pL pH 16 進: 1C 59 mL mH nL nH pL pH パラメーター 文字間隔 mL、mH の値については関知しません。 文字サイズ(縦) <ビットマップフォント> 下記の場合のみ有効です。 nL=16, 24, 32 ドット nH=0 文字サイズ(横) pL、pH の値については関知しません。 <アウトラインフォント> 下記の値が最大値です。 nL=144 nH=1 縦横比は(1:1)として扱い、縦のサイズで代表します。 説明 このコマンドは漢字のサイズを変更する目的だけに使用してください。 漢字の文字サイズを n=nL+nH*256 ドットに設定します。 縦横同じサイズです。 ビットマップフォントは、n=16、24、32 が有効です。 アウトラインフォントは、n=400 まで有効です。 倍幅拡大、半角縦書き 2 文字指定、4 倍角、半角文字、1/4 角文字指定、全角文字スペース量設定、半角文字ス ペース量設定、
ESC/P コマンドリファレンス FS k 漢字モード書体指定 ASCII: FS k n 16 進: 1C 6B n パラメーター n=0, 8 n=0: ビットマップゴシック (初期値) n=8: アウトラインゴシック 説明 選択した書体をビットマップフォントからアウトラインフォントへ変更すると、文字サイズが初期値(28 ドット)となり ます。 選択した書体をアウトラインフォントからビットマップフォントへ変更すると、文字サイズが初期値(24 ドット)となり ます。 FS r 1/4 角文字指定 ASCII: FS r n 16 進: 1C 72 n パラメーター n=0,1 または 48 (“0”), 49 (“1”) 説明 1/4 角文字を指定します。 漢字コード表にある全ての文字を 1/4 角で印字します。 n は通常の印字に対する 1/4 角文字の印字位置を示します。 n=0, 48 (“0”): 上側に印字します。 n=1, 49 (“1”): 下側に印字します。 このコードは FS SI または FS DC2 コード
ESC/P コマンドリファレンス FS - 漢字アンダーライン設定 ASCII: FS - n 16 進: 1C 2D n パラメーター n=0, 1, 2, 3, 4 または、48 (“0”), 49 (“1”), 50 (“2”), 51 (“3”), 52 (“4”) 説明 アンダーライン(下線)の指定と解除を行います。 n=4, 52 (“4”): 4 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=3, 51 (“3”): 3 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=2, 50 (“2”): 2 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=1, 49 (“1”): 1 ドット幅のアンダーラインを指定します。 n=0, 48 (“0”): アンダーラインを解除します。 行の途中でも有効です。 このコードによるアンダーラインは連続した線になります。 文字間やスペースの部分にもアンダーラインが引かれます。 絶対水平位置指定(ESC $)、相対水平位置指定(ESC ¥)によって移動した部分には漢字アンダーラインは引か れません。 ビットイメージ
ESC/P コマンドリファレンス FS ! 漢字印字モードの設定 ASCII: FS ! n 16 進: 1C 21 n パラメーター 0≦n≦255 説明 漢字印字モードの設定を行います。 ビット 7 6 5 4 3 2 1 0 1 アンダーライン イタリック 下付 1/4 角 1/4 角 縦倍拡大 倍幅拡大 半角 縦書き 0 解除 解除 上付 1/4 角 解除 解除 解除 解除 横書き ビット 4 とビット 1 がともに 1 の場合、ビット 1 は無視されます。 ビット 2 とビット 3 をともに 1 とした場合、FS W コードの指定と同じ 4 倍角になります。 ビット 0 とビット 6 がともに 1 の場合、ビット 6 は無視されます。 文字パターンは文字の選択(上つき・下つきを含む)→縦書き・横書き→拡大の順に変換処理されます。 優先度は、下記のとおりです。 ビット 4>ビット 3、ビット 1 ビット 4>ビット 2>ビット 1 ビット 5 の設定はビット 4 が 1 の時のみ有効になります。 F
ESC/P コマンドリファレンス FS DC2 半角文字解除 ASCII: FS DC2 16 進: 1C 12 パラメーター なし 説明 FS SI による半角指定を解除します。 このコードは、FS r による 1/4 角文字指定も解除されます。 FS SO 自動解除付き倍角文字指定 ASCII: FS SO 16 進: 1C 0E パラメーター なし 説明 以後の文字を倍角文字で印字します。倍角文字とは、横 2 倍した文字のことです。 英数カナ文字、漢字ともに有効です。 このモードは、DC4、CR、LF、VT、FF、ESC J または自動改行によって解除されます。 このモードは、ESC $、ESC ¥、ESC ( V、ESC ( v によって解除されます。 このモードは、ESC W0 によっても解除されます。 FS DC4 自動解除付き倍角文字の解除 ASCII: FS DC4 16 進: 1C 14 パラメーター なし 説明 ESC SO、SO、FS SO コードによる倍角文字(=倍幅拡大)を解除します。 英数カナ
ESC/P コマンドリファレンス 5.
ESC/P コマンドリファレンス h (高さのサイズ) h n1 n2 高さ=n1+n2*256 (ドット) 48≦高さ≦480 高さ<48 の時は、高さ=48 高さ>480 の時は、高さ=480 ただし、tc の場合は以下のようになります。 131≦高さ≦最大ドット幅 (GS1 Databar Standard) 71≦高さ≦最大ドット幅 (GS1 Databar Truncated) 71≦高さ≦最大ドット幅 (GS1 Databar Stacked) 239≦高さ≦最大ドット幅 (GS1 Databar Stacked Omni) 62≦高さ≦最大ドット幅 (GS1 Databar Limited) 134≦高さ≦最大ドット幅 (GS1 Databar Expanded) 高さ<最小値の時は、高さ=最小値 高さ>最大値の時は、高さ=最大値 機種ごとの最大ドット幅については、「付録 B:仕様」をご参照ください。 ただし、te のときの最小値は以下のようになります。 203dpi : 高さ<48 のときは、高さ=25 300dpi : 高さ<48 のときは、高さ=37 ただし、th のときの最小値は以下
ESC/P コマンドリファレンス 注意: * パラメーターの数字の 0~9 は、00h~09h、30h~39h 共に認識されます。 * パラメーター type の a~h は大文字でも認識されます。 * パラメーター(括弧削除)は GS1-128 (UCC/EAN-128)選択時のみ有効です。 * パラメーター(太バーと細バーの比率)は t0、t1、t9、tg 選択時のみ有効です。 * パラメーター(バーの長さを揃える)は t5、t6 選択時のみ有効です。 * 各パラメーターに合った type を選択していない場合は、そのパラメーターは無視されます。 * type コマンドがない時、あるいは無効な type コマンドを指定した時は CODE39 になります。 * 各規格ごとの入力文字数は以下のとおりです。 t0: 1~50 文字 (両サイドの*は含まれません。) t1: 1~64 文字 t5: 7 文字 (EAN-8) 12 文字 (EAN-13) 11 文字 (UPC-A) t6: 6 文字 t9: 3~64 文字 (先頭と終了は A、B、C、D のいずれか) ta: 1~64 文字
ESC/P コマンドリファレンス (4) ¥ : バーコードデータの末尾 バーコード規格 コマンド POSTNET, UPC/EAN Extension, CODE39, ITF(I-2/5), EAN-8, EAN-13, UPC-A, UPC-E, CODABAR, GS1 Databar(RSS), MSI/Plessey, Intelligent Mail Barcode ESC i [パラメーター] B or b [バーコードデータ] ¥ CODE93, CODE128, GS1-128 (UCC/EAN-128) ESC i [パラメーター] B or b [バーコードデータ] ¥¥¥ 説明 バーコードイメージを指定します。 右マージンを越える部分は無視されます。 チェックデジットはバーコードデータを使って自動的に生成するので、チェックデジットの値をバーコードデータとし ては送りません。バーコードデータの長さもチェックしている為、チェックデジットのデータがあると正しく認識され ません。 CODE39、ITF (I-2/5)、CODABAR、CODE128、GS1-1
ESC/P コマンドリファレンス ESC i Q 二次元バーコード・QR コード制御 ASCII: ESC i Q or q data 16 進: 1B 69 51 or 71 data フォーマット: ESC i Q or q [パラメーター] (1) [バーコードデータ] ¥¥¥ (2) (3) パラメーター (1) [パラメーター] 一次元バーコードと異なり、上から順に全てのパラメーターを設定する必要があります。 それぞれのパラメーターにおいて指定外の数値が入力された場合、そのパラメーターにはデフォルト値が設定 されます。 1. セルサイズ [10 進 1 バイト] 1~32 1 セルあたりのドットサイズを設定します。 (デフォルト値は 3) 2. シンボルタイプ [10 進 1 バイト] 1 [10 進 1 バイト] 2 [10 進 1 バイト] 3 Model 1 Model 2 (デフォルト値) マイクロ QR 3.
ESC/P コマンドリファレンス ※1 マイクロ QR では、連結設定は無効となり、デフォルト値になります。 ※2 マイクロ QR では、誤り訂正レベル 4 は無効となり、デフォルト値になります。 ※3 セルサイズの指定で 1 ドット及び 2 ドットが選択された場合、バーコードリーダーで認識できない可能性があるの で注意してください。 ◆QR コード連結設定とは? QR コードでは連結設定があります。 長い文字列を 2 個~16 個の範囲内で分割して印字する事が可能です。 ESC/P コマンドでは分割数の分だけ入力する必要があります。 例えば 3 個に分割する場合には以下の様になります。 ESC ESC ESC i i i Q or q Q or q Q or q [1 個目のパラメーター] [2 個目のパラメーター] [3 個目のパラメーター] [1 個目のバーコードデータ] [2 個目のバーコードデータ] [3 個目のバーコードデータ] ¥¥¥ ¥¥¥ ¥¥¥ (1) [パラメーター]に 3~6 を設定した場合は、下記も参照してください。 3.
ESC/P コマンドリファレンス まとめ: 文字列「123456789」をセルサイズ 4 ドット、MODEL2、誤り訂正レベルは標準、データ入力は AUTO 入力の条 件で印字する場合、コマンドは以下のようになります。 連結なし ESC i Q 02h 00h “123456789” ¥¥¥ 連結あり [3 個に分割] ESC i Q 04h 02h 01h 01h 03h 31h 02h ESC i Q 04h 02h 01h 02h 03h 31h 02h ESC i Q 04h 02h 01h 03h 03h 31h 02h (文字列 123456789 のパリティは 31h となります。) 00h 00h 00h “123” ¥¥¥ “456” ¥¥¥ “789” ¥¥¥ (2) [バーコードデータ]: 04h 02h 00h 00h 00h 00h バーコードデータ パラメーターの 8.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i P QR コードバージョン設定 ASCII: ESC i P n 16 進: 1B 69 50 n パラメーター 0≦n≦40 説明 バーコードの大きさを固定できます。 初期値は 0 (自動) です。 シンボルによって、設定できるバージョン値は異なります。 設定値以外を設定した場合は、初期値に戻ります。 各シンボルタイプの設定値は以下のようになります。 Model1 (0~14)、Model2 (0~40)、マイクロ QR (0~4) - 93 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i V 二次元バーコード・PDF417 制御 ASCII: ESC i V or v data 16 進: 1B 69 56 or 76 data フォーマット: ESC i V or v [パラメーター] (1) [バーコードデータ] ¥¥¥ (2) (3) パラメーター (1) [パラメーター] 一次元バーコードと異なり、上から順に全てのパラメーターを設定する必要があります。 それぞれのパラメーターにおいて指定外の数値が入力された場合には、そのパラメーターはデフォルト値が設 定されます。 1.
ESC/P コマンドリファレンス 8. アスペクト値 アスペクト値を入力します。 本来は 0.01~10.0 ですが小数点入力が不可のため、100 倍入力としています。 デフォルト値は 50 です。 (実際の値は 0.
ESC/P コマンドリファレンス [シンボルタイプが microPDF417 の場合] 英数字 最大 250 字、数字 最大 366 字、バイナリ 最大 150 バイト ただし、シンボルサイズ X、Y 指定によって、最大情報量は以下の表のようになります。 (3) ¥¥¥: X 指定 Y 指定 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 11 14 17 20 24 28 8 11 14 17 20 23 26 6 8 10 12 15 20 26 32 38 44 4 6 8 10 12 15 20 26 32 38 44 最大情報量 英数字 数字 バイナリ 6 12 18 22 30 38 14 24 36 46 56 64 72 10 18 26 34 46 66 90 114 138 162 14 22 34 46 58 76 106 142 178 214 250 8 17 26 32 44 55 20 35 52 67 82 93 105 14 26 38 49 67 96 132 16
ESC/P コマンドリファレンス ESC i D 二次元バーコード・DataMatrix 制御 ASCII: ESC i D or d data 16 進: 1B 69 44 or 64 data フォーマット: ESC i D or d [パラメーター] [バーコードデータ] ¥¥¥ (1) (2) (3) パラメーター (1) [パラメーター] 一次元バーコードと異なり、上から順に全てのパラメーターを設定する必要があります。 それぞれのパラメーターにおいて指定外の数値が入力された場合には、そのパラメーターはデフォルト値が設 定されます。 1. セルサイズ 2. シンボルタイプ 3.
ESC/P コマンドリファレンス 3. 縦サイズ (続き) 4. 横サイズ (前ページから続く) [10 進 [10 進 [10 進 [10 進 1 バイト] 104 1 バイト] 120 1 バイト] 132 1 バイト] 144 [10 進 [10 進 [10 進 [10 進 1 バイト] 0 1 バイト] 8 1 バイト] 12 1 バイト] 16 [10 進 1 バイト] [10 進 1 バイト] 5.
ESC/P コマンドリファレンス (3) ¥¥¥: バーコードの末尾 二次元バーコードでは 3 個必要です。 コマンド例 セルサイズが 3 ドットで、シンボルタイプが ECC 正方形 40×40 で、データが、「12345」の場合、コマンドは以下のよ うになります。 ESC i D 03h 00h 28h (40d) 28h 00h 00h 00h 00h 00h “12345” ¥¥¥ - 99 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i M 二次元バーコード・MaxiCode 制御 ASCII: ESC i M or m data 16 進: 1B 69 4D or 6D data フォーマット: ESC i M or m [パラメーター] (1) ¥ [バーコードデータ] (2) (3) ¥¥¥ (4) パラメーター (1) パラメーター それぞれのパラメーターにおいて指定外の値が入力された場合には、そのパラメーターはデフォルト値が設定 されます。 1. シンボルタイプ [10 進 1 バイト] [10 進 1 バイト] [10 進 1 バイト] 0 1 2 スタンダード (デフォルト値) フル EEC 配送データ構造 2.
ESC/P コマンドリファレンス 注意: 上記の入力可能な文字数は、頻出文字セット(MaxiCode 仕様におけるコードセットA)のみが使用された場合の 値です。使用文字によっては、入力可能文字数が減少する場合があります。 シンボルタイプが配送データ構造の場合、通常のデータとは別にサービスクラス、国コード、ポストコードが指 定可能です。通常データの直前に「¥,」(¥マークとカンマ)で区切り、それぞれの値を指定します。 ポストコード¥,国コード¥,サービスクラス¥,通常バーコードデータ 「¥,」が 3 つに満たない場合は次の例に準じます。 データ 1¥,データ 2¥,通常のバーコードデータ サービスクラス(デフォルト値) 国コード ポストコード 指定外の値が入力された場合にはデフォルト値が設定されます。 ポストコード 数字 9 桁以下、または 英数字 6 桁以下 配送データ構造以外の場合は無視されます。 デフォルト値: 000000000 国コード 数字 3 桁以下 配送データ構造以外の場合は無視されます。 デフォルト値: 000 サービスクラス 数字 3 桁以下 配送データ構造以外の
ESC/P コマンドリファレンス ESC i J 二次元バーコード・AZTEC 制御 ASCII: ESC i J or j data 16 進: 1B 69 4A or 6A data フォーマット: ESC i J or j [パラメーター] [バーコードデータ] ¥¥¥ (1) (2) (3) パラメーター (1) [パラメーター] それぞれのパラメーターにおいて指定外の数値が入力された場合には、そのパラメーターはデフォルト値が設 定されます。 1.
ESC/P コマンドリファレンス 注意: この入力可能な文字数は、フルレンジモードのものです。設定によっては入力可能文字数が減少します。 (3) ¥¥¥: バーコードの末尾 二次元バーコードでは 3 個必要です。 - 103 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i G 指定書体設定 ASCII: ESC i G n1 n2 data 16 進: 1B 69 47 n1 n2 data パラメーター n1=0, 1 1≦n2≦16 説明 指定書体を設定します。 n1=0: ANK モード用書体 n1=1: 漢字モード用書体 n2: 文字列(指定書体名)の長さ指定 data: 文字列(書体名) コマンド例 ANK モードの HelOb.FNT という書体を選択したい場合、コマンドは以下のようになります。 ESC i G 00h 09h HelOb.FNT - 104 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i F P 転送データプリント ASCII: ESC i F P n 16 進: 1B 69 46 50 n パラメーター n: 転送時に指定したキー割り当て番号(1~255)-1 0≦n≦254 説明 転送済みのイメージデータを呼び出して印字位置から展開します。 イメージデータが存在しない時は無視します。 事前に転送が必要。 P-touch Transfer Manager をご使用ください。 画像ファイル (.bmp) PC 本機 Abcdefg ABCDEFG HIJK 例:文字と転送イメージとの組み合わせ - 105 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス 文字と同様に、現在の行に入りきらない時は、自動改行が働き、次の行の先頭に配置されます。その時、印字範 囲を越える部分は削除されます。 Abcdefg Abcdefg Abcdefg 2.続けて転送 1.文字入力 イメージ入力 3.入りきらないので自動で改行 した後、貼り付けられます。 例:普通のサイズの時 Abc Abc 1.文字入力 Abc 2.続けて転送 イメージ入力 3.入りきらないので自動で改行し た後、左右マージンの幅に合せ て削除後、貼り付けられます。 例:左右マージンより大きい時 - 106 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス 転送イメージを貼り付けた結果が下マージン位置を越える時は、改ページした後に貼り付けられます。その時、下 マージン位置を越える部分は削除されます。 Abcdefg Abcdefg Abcdefg WLMBGOr WLMBGOr Dabfdifpdzra Dabfdifpdzra BGHJgmfg BGHJgmfg gfdslrt gfdslrt 1.文字入力 2.続けて転送 イメージ入力 3.入りきらないので自動で改ペー ジした後、貼り付けられます。 例:上下マージンより小さい時 Abcdefg Abcdefg Abcdefg WLMBGOr WLMBGOr WLMBGOr Dabfdifpdzra Dabfdifpdzra Dabfdifpdzra 1.文字入力 2.続けて転送 イメージ入力 3.入りきらないので自動で改ペー ジした後、下マージンの位置に 合せて削除後、貼り付けられま 例:上下マージンより大きい時 - 107 - す。 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i F P で呼び出されるイメージデータは事前に本体に登録しておく必要があります。登録するためには BMP ファイルを P-touch Transfer Manager により本体に転送します。本体に保存できるイメージデータの容量には 限界があり、保存領域のサイズは機種によって異なります。 (保存領域のサイズについては「付録 B:仕様」をご 参照ください。) 用紙サイズを超えるイメージデータは、媒体サイズに収まりきらない部分を削除したイメージとして扱われます。 同じイメージデータでも、その時の用紙方向により削除される部分が異なります。 - 108 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i a コマンドモード切替 ASCII: ESC i a n 16 進: 1B 69 61 n パラメーター n: コマンドモード 説明 モードを切り替えます。 n=00h または 30h: ESC/P モード n=01h または 31h: ラスターモード n=03h または 33h: P-touch Template モード(デフォルト) / ZPL II emulation モード n=04h または 34h: CPCL Page Print mode n=05h または 35h: CPCL Line Print mode n=06h または 36h: SBPL emulation モード n=07h または 37h: EPL emulation モード n=08h または 38h: DPL emulation モード n=FFh 初期値に戻る 動的にコマンドモードを切り替えます。 FFh (255) を指定すると、本体の電源オン初期値に戻ります。 n の範囲外の値を設定しないでくだ
ESC/P コマンドリファレンス ESC i S プリンターステータス要求 ASCII: ESC i S 16 進: 1B 69 53 パラメーター なし 説明 プリンターステータスを要求します。プリンターステータスは 32 バイトで構成されます。 プリンターは印刷動作中に応答を返しません。 オフセット 名称 値/参照 0 ヘッドマーク 80h 固定 1 サイズ 20h 固定 2 「ブラザー」コード “B” (42h)固定 3 シリーズコード 下記の表(6)を参照してください。 4 機種コード 下記の表(7)を参照してください。 5 国別コード “0” (30h)固定 6 電源状態 下記の表(5)を参照してください。 7 予約 00h 固定 8 エラー情報 1 下記の表(1)を参照してください。 9 エラー情報 2 下記の表(2)を参照してください。 10 メディア幅 11 メディア種類 下記の表(3)を参照してください。 12 色数 00h 固定 13 メディア長(上位バイト) 14 メディ
ESC/P コマンドリファレンス (1) エラー情報 1 フラグ マスク 意味 Bit 0 01h 未使用 Bit 1 02h メディア終了エラー/用紙切れエラー Bit 2 04h 未使用 Bit 3 08h バッテリーウィーク/要充電エラー Bit 4 10h 未使用 Bit 5 20h 電源オフ Bit 6 40h 未使用 Bit 7 80h 未使用 (2) エラー情報 2 フラグ マスク 意味 Bit 0 01h 未使用 Bit 1 02h バッファーフルエラー Bit 2 04h 通信エラー Bit 3 08h 未使用 Bit 4 10h カバーオープン Bit 5 20h 未使用 Bit 6 40h 先端検出エラー/用紙間違いエラー Bit 7 80h システムエラー (3) メディア種類 メディア種類 長尺テープ 4Ah ダイカットテープ/マーク付きメディア 4Bh 値 備考 値 備考 (4) ステータス種類 ステータス種類 ステータスリクエストへの返信 00h (未
ESC/P コマンドリファレンス (5) 電源状態 (RJ-4XXX, RJ-3XXX) 値 AC アダプター状態 電池状態 20h 電池残量 フル 非接続 21h 電池残量 ハイ 非接続 22h 電池残量 ハーフ 非接続 23h 電池残量 ロー 非接続 24h 電池残量 要充電 非接続 30h 電池残量 フル 接続 31h 電池残量 ハイ 接続 32h 電池残量 ハーフ 接続 33h 電池残量 ロー 接続 34h 電池残量 要充電 接続 37h 電池無し 接続 上記以外 未定義 未定義 (TD-4XXX) 値 電池状態 37h AC アダプター接続(固定) (RJ-2XXX, TD-2XXX) 値 電池状態 00h 電池残量 フル 01h 電池残量 ハーフ 02h 電池残量 ロー 03h 電池残量 要充電 04h AC アダプター接続 (6) シリーズコード シリーズ 値 RJ-4XXX, RJ-3XXX, RJ-2XXX “7” (37h) TD-4XXX, TD-2XXX “5” (
ESC/P コマンドリファレンス (7) 機種コード 機種 値 RJ-4230B ”C” (43h) RJ-4250WB ”D” (44h) RJ-3230B “E” (45h) RJ-3250WB “F” (46h) RJ-2030 “6” (36h) RJ-2050 “7” (37h) RJ-2140 “8” (38h) RJ-2150 “9” (39h) TD-4410D ”7” (37h) TD-4420DN ”8” (38h) TD-4510D ”9” (39h) TD-4520DN ”A” (41h) TD-4550DNWB ”B” (42h) TD-4210D “C” (43h) TD-2020 “3” (33h) TD-2120N “5” (35h) TD-2130N “6” (36h) TD-2020A “3” (33h) TD-2030A “D” (44h) TD-2125N “E” (45h) TD-2125NWB “F” (46h) TD-2135N “G” (47h) TD-2135NWB
ESC/P コマンドリファレンス ESC i L ランドスケープ設定 ASCII: ESC i L n 16 進: 1B 69 4C n パラメーター n=0, 1 または 48, 49 説明 ランドスケープ(横置き)の指定と解除を行います。 n=1 または 49 (“1”): ランドスケープを指定します。 n=0 または 48 (“0”): ランドスケープを解除します。 このコマンドを実行すると、テキストは全てクリアされます。 テキストを作成する時には、予めこのコマンドで用紙の方向を設定します。 電源立上げ時の状態は、ESC iXL2(デフォルトランドスケープ設定)の設定に従います。 ABC ABC - 114 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC i C カット設定 ASCII: ESC i C n 16 進: 1B 69 43 n パラメーター n=0, 1 または 48, 49 説明 印刷後のカット設定を行います。 n=1 または 49 (“1”): カット設定の指定を行います。 n=0 または 48 (“0”): カット設定の解除を行います。 このコマンドはオートカッター搭載プリンターでのみ有効です。 「P-touch テンプレート設定ツール」“P-touch Template Settings.exe”で、オートカット設定の初期値を変更する ことができます。 「P-touch テンプレート設定ツール」“P-touch Template Settings.
ESC/P コマンドリファレンス 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXk2 デフォルト書体設定 ASCII: ESC i X k 2 01h 00h n1 16 進: 1B 69 58 6B 32 01 00 n1 パラメーター 00h≦n1≦05h, 08h≦n1≦0Bh 説明 ANK モードで使用されるデフォルト書体を選択します。 ビットマップフォント アウトラインフォント n1=00h ゴシック(プロポーショナルピッチ) n1=08h ゴシック(プロポーショナルピッチ) n1=01h レターゴシックボールド(固定ピッチ) n1=09h レターゴシック(固定ピッチ) n1=02h ブリュッセル(プロポーショナルピッチ) n1=0Ah ブリュッセル(プロポーショナルピッチ) n1=03h ヘルシンキ(プロポーショナルピッチ) n1=0Bh ヘルシンキ(プロポーショナルピッチ) n1=04h サンディエゴ(プロポーショナルピッチ) n1=05h ブルーアム(固定ピッチ) このコマンドは、静的コマンドです。 工場出荷時のデフォルトは n1
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXk1 デフォルト書体取得 ASCII: ESC i X k 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 6B 31 00 00 パラメーター なし 説明 ANK モードのデフォルト書体設定値を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h: ゴシック(ビットマップ) 01h: レターゴシックボールド(ビットマップ) 02h: ブリュッセル(ビットマップ) 03h: ヘルシンキ(ビットマップ) 04h: サンディエゴ(ビットマップ) 05h: ブルーアム(ビットマップ) 08h: ゴシック(アウトライン) 09h: レターゴシック(アウトライン) 0Ah: ブリュッセル(アウトライン) 0Bh: ヘルシンキ(アウトライン) 取得値は、静的コマンドで設定した値です。 - 118 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXX2 デフォルト英数カナ文字サイズ設定 ASCII: ESC i X X 2 02h 00h n1 n2 16 進: 1B 69 58 58 32 02 00 n1 n2 パラメーター 00h≦n1≦FFh, 00h≦n2≦01h 説明 デフォルト英数カナ文字サイズを設定します。 n1+(n2*256): デフォルト英数カナ文字サイズ(ドット) n=400 が最大値 (工場出荷時のデフォルトは 24 ドットです。) このコマンドは、静的コマンドです。 備考 設定値が範囲外の値の場合は無効になります。 ESC iXX1 デフォルト英数カナ文字サイズ取得 ASCII: ESC i X X 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 58 31 00 00 パラメーター なし 説明 デフォルト英数カナ文字サイズ設定値を 4 バイトのデータで返信します。 [1] 02h (固定) [2] 00h (固定) [3、4] n1 n2 設定値 n1+(n2*256): デ
ESC/P コマンドリファレンス ESC iX32 デフォルト改行量設定 ASCII: ESC i X 3 2 02h 00h n1 n2 16 進: 1B 69 58 33 32 02 00 n1 n2 パラメーター 00h≦n1≦FFh, 00h≦n2≦02h 説明 デフォルト改行量を設定します。 n1+(n2*256): デフォルト改行量(ドット)(工場出荷時のデフォルトは 32 です。) 0~2 インチまで設定可能です。 このコマンドは、静的コマンドです。 備考 設定値が範囲外の値の場合は無効になります。 ESC iX31 デフォルト改行量取得 ASCII: ESC i X 3 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 33 31 00 00 パラメーター なし 説明 デフォルト改行量設定値を 4 バイトのデータで返信します。 [1] 02h (固定) [2] 00h (固定) [3、4] n1 n2 設定値 n1+(n2*256): デフォルト改行量 (ドット) 取得値は、
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXA2 デフォルト位置揃え設定 ASCII: ESC i X A 2 01h 00h n1 16 進: 1B 69 58 41 32 01 00 n1 パラメーター 00h≦n1≦02h 説明 デフォルト位置揃えを選択します。 n1=00h: 左寄せ (工場出荷時のデフォルト) n1=01h: 中央寄せ n1=02h: 右寄せ このコマンドは、静的コマンドです。 備考 n1 が範囲外の値の場合は無効になります。 ESC iXA1 デフォルト位置揃え取得 ASCII: ESC i X A 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 41 31 00 00 パラメーター なし 説明 デフォルト位置揃え設定値を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h: 左寄せ 01h: 中央寄せ 02h: 右寄せ 取得値は、静的コマンドで設定した値です。 - 121 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iX(2 デフォルトページ長設定 ASCII: ESC i X ( 2 02h 00h n1 n2 16 進: 1B 69 58 28 32 02 00 n1 n2 パラメーター 00h≦n1≦FFh, 00h≦n2≦6Bh (203dpi モデル) 00h≦n1≦FFh, 00h≦n2≦8Ch (300dpi モデル) 説明 デフォルトページ長を設定します。 n1+(n2*256): デフォルトページ長(ドット) デフォルトページ長 0 は Auto 設定を意味します。(工場出荷時のデフォルトは 0 です。) 1~120 インチまで設定可能です。 このコマンドは、静的コマンドです。 備考 設定値が範囲外の値の場合は無効になります。 ESC iX(1 デフォルトページ長取得 ASCII: ESC i X ( 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 28 31 00 00 パラメーター なし 説明 デフォルトページ長設定値を 4 バイトのデータで返信します。
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXL2 デフォルトランドスケープ設定 ASCII: ESC i X L 2 01h 00h n1 16 進: 1B 69 58 4C 32 01 00 n1 パラメーター 00h≦n1≦01h 説明 デフォルトランドスケープ設定を選択します。 n1=00h: ランドスケープ解除 (工場出荷時のデフォルト) n1=01h: ランドスケープ設定 このコマンドは、静的コマンドです。 備考 n1 が範囲外の値の場合は無効になります。 ESC iXL1 デフォルトランドスケープ取得 ASCII: ESC i X L 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 4C 31 00 00 パラメーター なし 説明 デフォルトランドスケープ設定値を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h: ランドスケープ解除 01h: ランドスケープ設定 取得値は、静的コマンドで設定した値です。 - 123 -
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXj2 デフォルト国際文字セット設定 ASCII: ESC i X j 2 01h 00h n1 16 進: 1B 69 58 6A 32 01 00 n1 パラメーター 00h≦n1≦0Dh, 40h 説明 デフォルト国際文字セットを選択します。 n1=00h: USA n1=01h: フランス n1=02h: ドイツ n1=03h: イギリス n1=04h: デンマークⅠ n1=05h: スウェーデン n1=06h: イタリア n1=07h: スペインⅠ n1=08h: 日本 n1=09h: ノルウェー n1=0Ah: デンマークⅡ n1=0Bh: スペインⅡ n1=0Ch: ラテンアメリカ n1=0Dh: 韓国 n1=40h: リーガル (工場出荷時のデフォルト) このコマンドは、静的コマンドです。 備考 n1 が範囲外の値の場合は無効になります。 - 124 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXj1 デフォルト国際文字セット取得 ASCII: ESC i X j 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 6A 31 00 00 パラメーター なし 説明 デフォルト国際文字セット設定値を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h: USA 01h: フランス 02h: ドイツ 03h: イギリス 04h: デンマークⅠ 05h: スウェーデン 06h: イタリア 07h: スペインⅠ 08h: 日本 09h: ノルウェー 0Ah: デンマークⅡ 0Bh: スペインⅡ 0Ch: ラテンアメリカ 0Dh: 韓国 40h: リーガル 取得値は、静的コマンドで設定した値です。 - 125 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXm2 デフォルト文字コード表設定 ASCII: ESC i X m 2 01h 00h n1 16 進: 1B 69 58 6D 32 01 00 n1 パラメーター 00h≦n1≦04h 説明 デフォルト文字コード表を選択します。 n1=00h: ブラザー標準文字コード表 n1=01h: 東欧文字のコード表 n1=02h: 西欧文字のコード表 n1=03h: 予約 n1=04h: 日本向け文字コード表 (工場出荷時のデフォルト) このコマンドは、静的コマンドです。 備考 n1 が範囲外の値を設定しないでください。 ESC iXm1 デフォルト文字コード表取得 ASCII: ESC i X m 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 6D 31 00 00 パラメーター なし 説明 デフォルト文字コード表設定値を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h: ブラザー標準文
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXd2 リカバリー有無設定 ASCII: ESC i X d 2 01h 00h n1 16 進: 1B 69 58 64 32 01 00 n1 パラメーター 00h≦n1≦01h 説明 リカバリー印刷有無設定を選択します。 n1=00h: リカバリー印刷なし n1=01h: リカバリー印刷あり このコマンドは、静的コマンドです。 工場出荷時のデフォルト設定 00h リカバリー印刷なし: TD-2XXX 01h リカバリー印刷あり: RJ-4XXX, RJ-3XXX, RJ-2XXX, TD-4XXX 備考 n1 が範囲外の値の場合は無効になります。 ESC iXd1 リカバリー有無取得 ASCII: ESC i X d 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 64 31 00 00 パラメーター なし 説明 リカバリー印刷有無設定値を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h:
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXv2 (0Ch) リカバリー回数設定 ASCII: ESC 16 進: 1B i X v 2 03h 00h 00h 0Ch 69 58 76 32 03 00 00 n1 0C n1 パラメーター n1: 00h, 01h 説明 リカバリー印刷の回数を選択します。 n1=00h: リカバリー回数 1 回 n1=01h: リカバリー回数 制限なし デフォルト値は 00h (1 回)です。 このコマンドは、静的コマンドです。 コマンド例 リカバリー印刷回数を制限なしにする場合。 n1=01h になるため、コマンドは以下のようになります。 ESC i X v 2 03h 00h 00h 0Ch 01h (1Bh 69h 58h 76h 32h 03h 00h 00h 0Ch 01h) - 128 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXv1 (0Ch) リカバリー回数取得 ASCII: ESC 16 進: 1B i X v 1 03h 00h 00h 0Ch 00h 69 58 76 31 03 00 00 0C 00 パラメーター なし 説明 リカバリー回数設定値を取得します。 本体からは、3 バイトのデータが返信されます。 [1]: 01h (固定) [2]: 00h (固定) [3]: 設定値 00h: リカバリー回数 1 回 01h: リカバリー回数 制限なし 取得値は、静的コマンドで設定した値です。 コマンド例 リカバリー回数 1 回に設定されている場合。 コード: ESC i X v 1 03h 00h 00h 0Ch 00h (1Bh 69h 58h 76h 31h 03h 00h 00h 0Ch 00h) 戻り値: 01h 00h 00h - 129 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iXE2 バーコード余白有無設定 ASCII: ESC i X E 2 01h 00h n1 16 進: 1B 69 58 45 32 01 00 n1 パラメーター 00h≦n1≦01h 説明 バーコード余白有無設定を選択します。 n1=00h: 余白なし n1=01h: 余白あり (工場出荷時のデフォルト) このコマンドは、静的コマンドです。 備考 n1 が範囲外の値の場合は無効になります。 ESC iXE1 バーコード余白有無取得 ASCII: ESC i X E 1 00h 00h 16 進: 1B 69 58 45 31 00h 00h パラメーター なし 説明 バーコード余白有無設定値を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h: 余白なし 01h: 余白あり 取得値は、静的コマンドで設定した値です。 - 130 - 5.
ESC/P コマンドリファレンス ESC iX_2 (00h) ラインプリント有効・無効設定 ASCII: ESC i X _ 2 03h 00h 16 進: 1B 69 58 5F 32 03 00 00h 00 00h 00 n1 n1 パラメーター 00h≦n1≦FFh 説明 ラインプリントの有効・無効設定を選択します。 n1=00h: ラインプリント有効(デフォルト) n1=01h~FFh: ラインプリント無効 このコマンドは、静的コマンドです。 長尺テープのみ有効です。 ESC iX_1 (00h) ラインプリント有効・無効取得 ASCII: ESC i X _ 1 02h 00h 16 進: 1B 69 58 5F 31 02 00 00h 00 00h 00 パラメーター なし 説明 ラインプリントの有効・無効設定を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3] 設定値 00h: ラインプリント有効 01h~FFh: ラインプリント無効
ESC/P コマンドリファレンス ESC iX_2 (01h) ラインプリントタイムアウト時間設定 ASCII: ESC i X _ 2 03h 00h 00h 16 進: 1B 69 58 5F 32 03 00 00 01h 01 n1 n1 パラメーター 00h≦n1≦FFh 説明 改行コマンド受信から印刷開始までの時間を設定します。 n1=00h: 1000msec(デフォルト) n1=01h~FFh: 指定のタイムアウト時間(100msec 単位) このコマンドはラインプリント設定時のみ有効です。 このコマンドは、静的コマンドです。 ESC iX_1 (01h) ラインプリントタイムアウト時間取得 ASCII: ESC i X _ 1 02h 00h 16 進: 1B 69 58 5F 31 02 00 00h 00 01h 01 パラメーター なし 説明 改行コマンド受信から印刷開始までの時間を 3 バイトのデータで返信します。 [1] 01h (固定) [2] 00h (固定) [3]
ESC/P コマンドリファレンス ESC i DC1 SQ(01h) 自己印刷 QR コード内容設定 ASCII: ESC i DC1 S Q 01h n1 n2 data 16 進: 1B 69 11 53 51 01 n1 n2 data パラメーター 00h≦n1≦5Ah n2:00h 説明 自己印刷に含まれる QR コードの内容を設定します。 n1:QR コードに設定する内容の長さ(90 バイトまで) data:QR コードに設定する内容 このコマンドは、静的コマンドです。 ESC i DC1 SQ(00h) 自己印刷 QR コード内容取得 ASCII: ESC i DC1 S Q 00h 00h 00h 16 進: 1B 69 11 53 51 00 00 00 パラメーター なし 説明 自己印刷 QR コード内容設定値を下記のデータで返信します。 [1] 00h (固定) [2] 01h (固定) [3] コマンド受付応答 00h: コマンド受付 OK 01h: コマンド受付 NG [4
ESC/P コマンドリファレンス ESC i DC1 SR(01h) 設定変更ロック設定 ASCII: ESC i DC1 S R 01h n1 n2 n3 16 進: 1B 69 11 53 52 01 n1 n2 n3 パラメーター n1:01h n2:00h n3:00h 又は FFh 説明 設定の変更、転送データの書き換えを禁止する。 n3=00h: 設定変更禁止解除 n3=FFh: 設定変更禁止 このコマンドは、静的コマンドです。 ESC i DC1 SR(00h) 設定変更ロック取得 ASCII: ESC i DC1 S R 00h 00h 00h 16 進: 1B 69 11 53 52 00 00 00 パラメーター なし 説明 設定変更ロック設定値を 6 バイトのデータで返信します。 [1] 00h (固定) [2] 01h (固定) [3] コマンド受付応答 00h: コマンド受付 OK 01h: コマンド受付 NG [4] 01h (固定) [5] 00h (固定
ESC/P コマンドリファレンス 付録 A: 対応機種一覧表 本書に対応しているプリンターのシリーズ、機種名は下記のとおりです。 シリーズ RJ-4XXX RJ-3XXX 機種名 RJ-4230B RJ-4250WB RJ-3230B RJ-3250WB RJ-2030 RJ-2XXX RJ-2050 RJ-2140 RJ-2150 TD-4410D TD-4420DN TD-4XXX TD-4510D TD-4520DN TD-4550DNWB TD-4210D TD-2020 TD-2120N TD-2130N TD-2020A TD-2XXX TD-2030A TD-2125N TD-2125NWB TD-2135N TD-2135NWB - 135 - 付録 A: 対応機種一覧表
ESC/P コマンドリファレンス 付録 B: 仕様 RJ-4XXX の仕様は下記のとおりです。 RJ-4230B 機種 RJ-4250WB 印刷モード ラスター ESC/P P-touch Template SBPL emulation 最大印字長 3m 解像度 (dpi) 203 dpi × 203 dpi 最大ドット幅 832 ドット 印字 テキスト ビットマップ フォント 和文:ゴシック(16/24/32 ドット)、 欧文:レターゴシックボールド(16/24/32 ドット)、ヘルシンキ(16/24/32 ドット) アウトライン フォント 和文:ゴシック 欧文:レターゴシック、ブリュッセル、ヘルシンキ (最大 400 ドット) 文字スタイル なし、イタリック、強調、二重印字 アンダーライン ○ 文字幅 パイカ・ピッチ、エリート・ピッチ、ミクロン・ピッチ 水平位置 左寄せ、中寄せ、右寄せ 回転 - 規格 バーコード CODE39, ITF (I-2/5), EAN-13, EAN-8, UPC-A, UPC-E, CODABAR, CODE128, G
ESC/P コマンドリファレンス RJ-3XXX の仕様は下記のとおりです。 RJ-3230B 機種 RJ-3230WB 印刷モード ラスター ESC/P P-touch Template SBPL emulation 最大印字長 3m 解像度 (dpi) 203 dpi × 203 dpi 最大ドット幅 576 ドット 印字 テキスト ビットマップ フォント 和文:ゴシック(16/24/32 ドット) 欧文:レターゴシックボールド(16/24/32/48 ドット)、 ヘルシンキ(16/24/32/48 ドット)、ブリュッセル(24/32/48 ドット)、 サンディエゴ(24/32/48 ドット)、ブルーアム(24/32/48 ドット) アウトライン フォント 和文:ゴシック 欧文:レターゴシック、ブリュッセル、ヘルシンキ (最大 400 ドット) 文字スタイル なし、イタリック、強調、二重印字 アンダーライン ○ 文字幅 パイカ・ピッチ、エリート・ピッチ、ミクロン・ピッチ 水平位置 左寄せ、中寄せ、右寄せ 回転 - 規格 バーコード CODE39, I
ESC/P コマンドリファレンス RJ-2XXX の仕様は下記のとおりです。 RJ-2030 機種 RJ-2050 印刷モード ラスター ESC/P P-touch Template SBPL emulation 最大印字長 1m 解像度 (dpi) 203 dpi × 203 dpi 最大ドット幅 432 ドット 印字 テキスト RJ-2140 RJ-2150 ビットマップ フォント 和文:ゴシック(16/24/32 ドット)、 欧文:レターゴシックボールド(16/24/32 ドット)、ヘルシンキ(16/24/32 ドット) アウトライン フォント 和文:ゴシック 欧文:レターゴシック、ブリュッセル、ヘルシンキ (最大 400 ドット) 文字スタイル なし、イタリック、強調、二重印字 アンダーライン ○ 文字幅 パイカ・ピッチ、エリート・ピッチ、ミクロン・ピッチ 水平位置 左寄せ、中寄せ、右寄せ 回転 - 規格 バーコード CODE39, ITF (I-2/5), EAN-13, EAN-8, UPC-A, UPC-E, CODABAR, CODE
ESC/P コマンドリファレンス TD-4XXX の仕様は下記のとおりです。 TD-4410D 機種 TD-4420D N 印刷モード ラスター ESC/P P-touch Template SBPL emulation EPL emulation DPL emulation 最大印字長 3m 解像度 (dpi) 203 dpi × 203 dpi 最大ドット幅 1280 ドット 印字 テキスト TD-4510D TD-4520D N 4550DNW B 300 dpi × 300 dpi ビットマップ フォント 和文:ゴシック(16/24/32 ドット) 欧文:レターゴシックボールド(16/24/32/48 ドット)、 ヘルシンキ(16/24/32/48 ドット)、ブリュッセル(24/32/48 ドット)、 サンディエゴ(24/32/48 ドット)、ブルーアム(24/32/48 ドット) アウトライン フォント 和文:ゴシック 欧文:レターゴシック、ブリュッセル、ヘルシンキ (最大 400 ドット) 文字スタイル なし、イタリック、強調、二重印字 アンダーライン
ESC/P コマンドリファレンス 太字でアンダーラインの項目は、初期値です。 TD-2XXX の仕様は下記のとおりです。 TD-2020 機種 TD-2120N TD-2130N 印刷モード ラスター ESC/P P-touch Template 最大印字長 1m 解像度 (dpi) 203 dpi × 203 dpi 300 dpi x 300 dpi 最大ドット幅 448 ドット 672 ドット 印字 テキスト ビットマップ フォント 和文:ゴシック(16/24/32 ドット)、 欧文:レターゴシックボールド(16/24/32 ドット)、ヘルシンキ(16/24/32 ドット) アウトライン フォント 和文:ゴシック 欧文:レターゴシック、ブリュッセル、ヘルシンキ (最大 400 ドット) 文字スタイル なし、イタリック、強調、二重印字 アンダーライン ○ 文字幅 パイカ・ピッチ、エリート・ピッチ、ミクロン・ピッチ 水平位置 左寄せ、中寄せ、右寄せ 回転 - 規格 バーコード CODE39, ITF (I-2/5), EAN-13, EAN-8,
ESC/P コマンドリファレンス TD-2020 A 機種 TD-2125 N TD-2125 NWB TD-2030 A TD-2135 N 印刷モード ラスター ESC/P P-touch Template SBPL emulation 最大印字長 3m 解像度 (dpi) 203 dpi × 203 dpi 300 dpi x 300 dpi 最大ドット幅 448 ドット 672 ドット 印字 テキスト ビットマップ フォント 和文:ゴシック(16/24/32 ドット) 欧文:レターゴシックボールド(16/24/32/48 ドット)、 ヘルシンキ(16/24/32/48 ドット)、ブリュッセル(24/32/48 ドット)、 サンディエゴ(24/32/48 ドット)、ブルーアム(24/32/48 ドット) アウトライン フォント 和文:ゴシック 欧文:レターゴシック、ブリュッセル、ヘルシンキ (最大 400 ドット) 文字スタイル なし、イタリック、強調、二重印字 アンダーライン ○ 文字幅 パイカ・ピッチ、エリート・ピッチ、ミクロン・ピッチ 水平位
ESC/P コマンドリファレンス 付録 C: 文字コード一覧表 文字コード一覧表 (1) Windows1252 (西欧文字コード表) 0 1 2 3 4 5 6 7 8 B C D E F 0 SP 0 @ P ` p € ° À Ð à ð 1 ! 1 A Q a q ~ ‘ ¡ ± Á Ñ á ñ 2 ” 2 B R b r , ’ ¢ ² Â Ò â ò 3 # 3 C S c s ƒ “ £ ³ Ã Ó ã ó 4 $ 4 D T d t „ ” ¤ ´ Ä Ô ä ô 5 % 5 E U e u … • ¥ µ Å Õ å õ 6 & 6 F V f v † - | ¶ Æ Ö æ ö 7 ’ 7 G W g w ‡ — § · Ç × ç ÷ 8 ( 8 H X h x ˆ ˜ ¨ ¸ È Ø è ø
ESC/P コマンドリファレンス (2) Windows1250 (東欧文字コード表) 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 SP 0 @ P ` p € tˇ 1 ! 1 A Q a q À ‘ 2 " 2 B R b r , 3 # 3 C S c s B C D E F ° Ŕ Đ ŕ đ ˇ ± Á Ń á ń ’ ˘ ˛ Â Ň â ň ˇ “ Ł ł Ă Ó ă ó 4 $ 4 D T d t „ ” ¤ ´ Ä Ô ä ô 5 % 5 E U e u … • Ą µ Ĺ Ő ĺ ő 6 & 6 F V f v † – | ¶ Ć Ö ć ö 7 ’ 7 G W g w ‡ — § · Ç × ç ÷ 8 ( 8 H X h x ľ ¨ ¸ Č Ř č ř 9 ) 9 I Y i y
ESC/P コマンドリファレンス (3) ブラザー標準文字コード表 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E 0 SP 0 @ P ` p Ç É á ░ └ α 1 ! 1 A Q a q ü æ í ▒ ┴ β 2 ” 2 B R b r é Æ ó ▓ ┬ 3 # 3 C S c s â ô ú │ ├ 4 $ 4 D T d t ä ö ñ ┤ ─ 5 % 5 E U e u à ò Ñ 6 & 6 F V f v å û 7 ’ 7 G W g w ç ù 8 ( 8 H X h x ê ÿ ¿ © ╚ 9 ) 9 I Y i y ë Ö ® ╣ ╔ ┘ A * : J Z j z è Ü € ║ ╩ ┌ Ω B + ; K [ k { ï ¢ ½ ╗ ╦ δ C
ESC/P コマンドリファレンス (4) 日本文字コード表 0 1 2 3 4 5 6 7 0 SP 0 @ P ` 1 ! 1 A Q 2 ” 2 B 3 # 3 4 $ 5 8 B C D E F p ┴ SP ー タ ミ ═ × a q ┬ 。 ア チ ム ╞ 円 R b r ┤ 「 イ ツ メ ╪ 年 C S c s ├ 」 ウ テ モ ╡ 月 4 D T d t  ̄ 、 エ ト ヤ ◢ 日 % 5 E U e u ─ ・ オ ナ ユ ◣ 時 6 & 6 F V f v │ ヲ カ ニ ヨ ◥ 分 7 ’ 7 G W g w ▕ ァ キ ヌ ラ ◤ 秒 8 ( 8 H X h x ┌ ィ ク ネ リ 〒 9 ) 9 I Y i y ┐ ゥ ケ ノ ル 市 A * : J Z j z └
ESC/P コマンドリファレンス 国際文字セット表 文字によっては、国際文字セットを切り替えると文字コードが切り替わります。 n 23 24 40 5B 5C 5D 5E 60 7B 7C 7D 7E 0 合衆国 (U.S.A) # $ @ [ \ ] ^ ` { ¦ } ˜ 1 フランス # $ à ° ç § ^ ` é ù è ¨ 2 ドイツ # $ § Ä Ö Ü ^ ` ä ö ü ß 3 イギリス (U.K.) £ $ @ [ \ ] ^ ` { ¦ } ˜ 4 デンマークⅠ # $ @ Æ Ø Å ^ ` æ ø å ˜ 5 スウェーデン # ¤ É Ä Ö Å Ü é ä ö å ü 6 イタリア # $ @ ° \ é ^ ù à ò è ì 7 スペインⅠ Pt $ @ ¡ Ñ ¿ ^ ` ¨ ñ } ˜ 8 日本 # $ @ [ ¥ ] ^
ESC/P コマンドリファレンス 漢字コード一覧表 2 0 2 1 2 2 2 3 2 4 2 5 2 6 2 7 2 8 2 9 2 A 2 B 2 C 2 D 2 E 2 F 3 0 3 1 3 2 3 3 3 4 3 5 3 6 3 7 3 8 3 9 3 A 3 B 3 C 3 D 3 E 3 F 、 。 , . ・ : ; ? ! ゛ ゜ ´ ` ¨ ^  ̄ _ ヽ ヾ ゝ ゞ 〃 仝 々 〆 〇 ー ― ‐ / 20 21 22 23 S P ◆ □ ■ △ ▲ ▽ ▼ ※ 〒 → ← ↑ ↓ 〓 ∈ ∋ ⊆ ⊇ ⊂ ⊃ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 24 ぁ あ ぃ い ぅ う ぇ え ぉ お か が き ぎ く ぐ け げ こ ご さ ざ し じ す ず せ ぜ そ ぞ た 25 ァ ア ィ イ ゥ ウ ェ エ ォ オ カ ガ キ ギ ク グ ケ ゲ コ ゴ サ ザ シ ジ ス ズ セ ゼ ソ ゾ タ 26 Α Β Γ Δ Ε Ζ Η Θ Ι Κ Λ Μ Ν Ξ Ο Π Ρ Σ Τ
ESC/P コマンドリファレンス 2 0 2 1 2 2 2 3 2 4 2 5 2 6 2 7 2 8 2 9 2 A 2 B 2 C 2 D 2 E 2 F 3 0 3 1 3 2 3 3 3 4 3 5 3 6 3 7 3 8 3 9 3 A 3 B 3 C 3 D 3 E 3 F 40 澄 摺 寸 世 瀬 畝 是 凄 制 勢 姓 征 性 成 政 整 星 晴 棲 栖 正 清 牲 生 盛 精 聖 声 製 西 誠 41 繊 羨 腺 舛 船 薦 詮 賎 践 選 遷 銭 銑 閃 鮮 前 善 漸 然 全 禅 繕 膳 糎 噌 塑 岨 措 曾 曽 楚 42 臓 蔵 贈 造 促 側 則 即 息 捉 束 測 足 速 俗 属 賊 族 続 卒 袖 其 揃 存 孫 尊 損 村 遜 他 多 43 叩 但 達 辰 奪 脱 巽 竪 辿 棚 谷 狸 鱈 樽 誰 丹 単 嘆 坦 担 探 旦 歎 淡 湛 炭 短 端 箪 綻 耽 44 帖 帳 庁 弔 張 彫 徴 懲 挑 暢 朝 潮 牒 町 眺 聴 脹 腸 蝶 調 諜 超 跳 銚 長 頂 鳥 勅 捗 直 朕
ESC/P コマンドリファレンス 4 0 4 1 4 2 4 3 4 4 4 5 4 6 4 7 4 8 4 9 4 A 4 B 4 C 4 D 4 E 4 F 5 0 5 1 5 2 5 3 5 4 5 5 5 6 5 7 5 8 5 9 5 A 5 B 5 C 5 D 5 E 5 F 21 \ ~ ∥ | … ‥ ‘ ’ “ ” ( ) 〔 〕 [ ] { } 〈 〉 《 》 「 」 『 』 【 】 + - ± × 20 22 ∪ ∩ 23 A B C D E F G H ∧ ∨ ¬ ⇒ ⇔ ∀ ∃ I J K ∠ ⊥ ⌒ ∂ L M N O P Q R S T U V W X Y Z 24 だ ち ぢ っ つ づ て で と ど な に ぬ ね の は ば ぱ ひ び ぴ ふ ぶ ぷ へ べ ぺ ほ ぼ ぽ ま み 25 ダ チ ヂ ッ ツ ヅ テ デ ト ド ナ ニ ヌ ネ ノ ハ バ パ ヒ ビ ピ フ ブ プ ヘ ベ ペ ホ ボ ポ マ ミ 26 α β γ δ ε
ESC/P コマンドリファレンス 4 0 4 1 4 2 4 3 4 4 4 5 4 6 4 7 4 8 4 9 4 A 4 B 4 C 4 D 4 E 4 F 5 0 5 1 5 2 5 3 5 4 5 5 5 6 5 7 5 8 5 9 5 A 5 B 5 C 5 D 5 E 5 F 40 誓 請 逝 醒 青 静 斉 税 脆 隻 席 惜 戚 斥 昔 析 石 積 籍 績 脊 責 赤 跡 蹟 碩 切 拙 接 摂 折 設 41 狙 疏 疎 礎 祖 租 粗 素 組 蘇 訴 阻 遡 鼠 僧 創 双 叢 倉 喪 壮 奏 爽 宋 層 匝 惣 想 捜 掃 挿 掻 42 太 汰 詑 唾 堕 妥 惰 打 柁 舵 楕 陀 駄 騨 体 堆 対 耐 岱 帯 待 怠 態 戴 替 泰 滞 胎 腿 苔 袋 貸 43 胆 蛋 誕 鍛 団 壇 弾 断 暖 檀 段 男 談 値 知 地 弛 恥 智 池 痴 稚 置 致 蜘 遅 馳 築 畜 竹 筑 蓄 44 沈 珍 賃 鎮 陳 津 墜 椎 槌 追 鎚 痛 通 塚 栂 掴 槻 佃 漬 柘 辻 蔦 綴 鍔 椿 潰 坪 壷 嬬 紬 爪 吊
ESC/P コマンドリファレンス 6 0 6 1 6 2 6 3 6 4 6 5 6 6 6 7 6 8 6 9 6 A 6 B 6 C 6 D 6 E 6 F 7 0 7 1 7 2 7 3 7 4 7 5 7 6 7 7 7 8 7 9 7 A 7 B 7 C 7 D 7 E 7 F 20 21 ÷ = ≠ < > ≦ ≧ ∞ ∴ ♂ ♀ ° ′ ″ ℃ ¥ $ ¢ £ % # & * @ § ☆ ★ ○ ● ◎ ◇ 22 ∇ ≡ ≒ ≪ ≫ √ ∽ ∝ ∵ ∫ ∬ 23 a b c d e f g h i j Å ‰ ♯ ♭ ♪ † k l m n o p q r s t u ‡ ¶ v w x y ◯ z 24 む め も ゃ や ゅ ゆ ょ よ ら り る れ ろ ゎ わ ゐ ゑ を ん 25 ム メ モ ャ ヤ ュ ユ ョ ヨ ラ リ ル レ ロ ヮ ワ ヰ ヱ ヲ ン ヴ ヵ ヶ 26 27 о п р с т у ф х ц ч ш щ ъ ы ь э ю я 28 2
ESC/P コマンドリファレンス 6 0 6 1 6 2 6 3 6 4 6 5 6 6 6 7 6 8 6 9 6 A 6 B 6 C 6 D 6 E 6 F 7 0 7 1 7 2 7 3 7 4 7 5 7 6 7 7 7 8 7 9 7 A 7 B 7 C 7 D 7 E 7 F 40 窃 節 説 雪 絶 舌 蝉 仙 先 千 占 宣 専 尖 川 戦 扇 撰 栓 栴 泉 浅 洗 染 潜 煎 煽 旋 穿 箭 線 41 操 早 曹 巣 槍 槽 漕 燥 争 痩 相 窓 糟 総 綜 聡 草 荘 葬 蒼 藻 装 走 送 遭 鎗 霜 騒 像 増 憎 42 退 逮 隊 黛 鯛 代 台 大 第 醍 題 鷹 滝 瀧 卓 啄 宅 托 択 拓 沢 濯 琢 託 鐸 濁 諾 茸 凧 蛸 只 43 逐 秩 窒 茶 嫡 着 中 仲 宙 忠 抽 昼 柱 注 虫 衷 註 酎 鋳 駐 樗 瀦 猪 苧 著 貯 丁 兆 凋 喋 寵 44 釣 鶴 亭 低 停 偵 剃 貞 呈 堤 定 帝 底 庭 廷 弟 悌 抵 挺 提 梯 汀 碇 禎 程 締 艇 訂 諦 蹄 逓 45 凍 刀 唐
ESC/P コマンドリファレンス 2 0 2 1 2 2 2 3 2 4 2 5 2 6 2 7 2 8 2 9 2 A 2 B 2 C 2 D 2 E 2 F 3 0 3 1 3 2 3 3 3 4 3 5 3 6 3 7 3 8 3 9 3 A 3 B 3 C 3 D 3 E 3 F 50 弌 丐 丕 个 丱 丶 丼 丿 乂 乖 乘 亂 亅 豫 亊 舒 弍 于 亞 亟 亠 亢 亰 亳 亶 从 仍 仄 仆 仂 仗 51 僉 僊 傳 僂 僖 僞 僥 僭 僣 僮 價 僵 儉 儁 儂 儖 儕 儔 儚 儡 儺 儷 儼 儻 儿 兀 兒 兌 兔 兢 竸 52 辧 劬 劭 劼 劵 勁 勍 勗 勞 勣 勦 飭 勠 勳 勵 勸 勹 匆 匈 甸 匍 匐 匏 匕 匚 匣 匯 匱 匳 匸 區 53 咫 哂 咤 咾 咼 哘 哥 哦 唏 唔 哽 哮 哭 哺 哢 唹 啀 啣 啌 售 啜 啅 啖 啗 唸 唳 啝 喙 喀 咯 喊 54 圈 國 圍 圓 團 圖 嗇 圜 圦 圷 圸 坎 圻 址 坏 坩 埀 垈 坡 坿 垉 垓 垠 垳 垤 垪 垰 埃 埆 埔 埒
ESC/P コマンドリファレンス 4 0 4 1 4 2 4 3 4 4 4 5 4 6 4 7 4 8 4 9 4 A 4 B 4 C 4 D 4 E 4 F 5 0 5 1 5 2 5 3 5 4 5 5 5 6 5 7 5 8 5 9 5 A 5 B 5 C 5 D 5 E 5 F 50 仞 仭 仟 价 伉 佚 估 佛 佝 佗 佇 佶 侈 侏 侘 佻 佩 佰 侑 佯 來 侖 儘 俔 俟 俎 俘 俛 俑 俚 俐 俤 51 兩 兪 兮 冀 冂 囘 册 冉 冏 冑 冓 冕 冖 冤 冦 冢 冩 冪 冫 决 冱 冲 冰 况 冽 凅 凉 凛 几 處 凩 凭 52 卆 卅 丗 卉 卍 凖 卞 卩 卮 夘 卻 卷 厂 厖 厠 厦 厥 厮 厰 厶 參 簒 雙 叟 曼 燮 叮 叨 叭 叺 吁 吽 53 喟 啻 啾 喘 喞 單 啼 喃 喩 喇 喨 嗚 嗅 嗟 嗄 嗜 嗤 嗔 嘔 嗷 嘖 嗾 嗽 嘛 嗹 噎 噐 營 嘴 嘶 嘲 嘸 54 埓 堊 埖 埣 堋 堙 堝 塲 堡 塢 塋 塰 毀 塒 堽 塹 墅 墹 墟 墫 墺 壞 墻 墸 墮 壅 壓 壑 壗 壙 壘 壥
ESC/P コマンドリファレンス 6 0 6 1 6 2 6 3 6 4 6 5 6 6 6 7 6 8 6 9 6 A 6 B 6 C 6 D 6 E 6 F 7 0 7 1 7 2 7 3 7 4 7 5 7 6 7 7 7 8 7 9 7 A 7 B 7 C 7 D 7 E 7 F 50 俥 倚 倨 倔 倪 倥 倅 伜 俶 倡 倩 倬 俾 俯 們 倆 偃 假 會 偕 偐 偈 做 偖 偬 偸 傀 傚 傅 傴 傲 51 凰 凵 凾 刄 刋 刔 刎 刧 刪 刮 刳 刹 剏 剄 剋 剌 剞 剔 剪 剴 剩 剳 剿 剽 劍 劔 劒 剱 劈 劑 辨 52 呀 听 吭 吼 吮 吶 吩 吝 呎 咏 呵 咎 呟 呱 呷 呰 咒 呻 咀 呶 咄 咐 咆 哇 咢 咸 咥 咬 哄 哈 咨 53 噫 噤 嘯 噬 噪 嚆 嚀 嚊 嚠 嚔 嚏 嚥 嚮 嚶 嚴 囂 嚼 囁 囃 囀 囈 囎 囑 囓 囗 囮 囹 圀 囿 圄 圉 54 壜 壤 壟 壯 壺 壹 壻 壼 壽 夂 夊 夐 夛 梦 夥 夬 夭 夲 夸 夾 竒 奕 奐 奎 奚 奘 奢 奠 奧 奬 奩 55 它 宦 宸
ESC/P コマンドリファレンス 異体字一覧 漢字コード表の 0x7821~0x787E、0x7921~0x793D の文字コードには、以下の異体字を割り当てています。 +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F 0x7820 0x7830 0x7840 0x7850 0x7860 0x7870 0x7920 0x7930 - 156 - 付録 C: 文字コード一覧表
ESC/P コマンドリファレンス 付録 D: 開発者ツールサイト(Brother Developer Center)のご紹介 下記のサイトに、開発者の方に役立つ情報を掲載しております。ぜひご参照下さい。 ・アプリケーション、ツール、SDK の紹介 ・操作手順動画 ・よくある質問 https://support.brother.co.jp/j/s/es/dev/ja/index.