User Manual

取扱説明書
■接続のしかた
*ギターを接続するときは必ずエフェクターを通してください。直接接続したい場合は
FV-50H(高インピーダンス用)をお使いください。
このたびは、ボリューム・ペダルFV-50Lをお買い上げいただき、まことに
ありがとうございます。
本機の優れた機能を十分にご理解いただき、末永くご愛用いただくために、
この取扱説明書をよくお読みくださるようお願い申し上げます。
■特長
FV-50Lは、キーボードやエフェクターの出力インピーダンスの低いもの
を直接接続する場合に適した、低入力インピーダンスの小型軽量ステレ
オ・フット・ボリュームです。ミニマム・ボリュームにより最小時の音量
が自由に設定でき、演奏に応じてペダルの音量コントロール範囲を変える
ことが出来ます。また、ライブ・ステージでのチューニングがスムーズに
行なえるチューナー・アウト・ジャックも装備しています。
■ご使用上の注意
●次のような場所でのご使用や保存は、故障の原因となりますので、ご注意ください。
○温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、発熱する機器の上
など)
○水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所
○ホコリの多い場所
○振動の多い場所
●通常のお手入れは、柔らかい布で空拭きするか、堅く絞った布で汚れを拭き取ってく
ださい。汚れが激しいときは、中性洗剤で汚れを拭き取ってから、必ず柔らかい布で
空拭きしてください。
●変色や変形の原因となるベンジン、シンナー及びアルコール類は、絶対にご使用にな
らないでください。
●本機に強い衝撃を与えないでください。
●本機に異物(硬貨や針金など)、または液体(水、ジュース、酒など)を入れないよ
うに注意してください。
●本機に異常や故障が生じた場合は直ちに使用を中止し、お買い上げ店、またはローラ
ンド・サービスへご連絡ください。
●当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)
を、製造打切後6年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて
いただきます。保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合があり
ますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
■主な仕様
メイン・ボリューム・ペダル
ミニマム・ボリュームつまみ
インプット・ジャック(1, 2)
アウトプット・ジャック(1, 2)
チューナー・アウト・ジャック
外形寸法:86(幅)× 200(奥行)× 54(高さ)mm
重量: 400g
付属品: 取扱説明書、サービスの窓口、保証書/愛用者カード
注)無理な力を加えることは避けてください。
*製品の仕様、および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
*製品やアフター・サービスに関するお問い合わせは、付属の『サービスの窓口』をご
覧ください。
©1995 ボス株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
■操作方法
1.ギターやキーボード、FV-50L、アンプを正しく接続します。
2.ペダルをいっぱいに踏み込み、ギターやキーボードのボリュームとアンプ
のボリュームで、最大音量を設定します。
3.
ギターやキーボードとアンプのボリュームを変えずに、ペダルを戻した(上
げた)状態にし、ペダルのミニマム・ボリュームを調節して、最小音量を設
定します。(ミニマム・ボリュームで最大音量は変えられません。)
4.ペダルのミニマム・ボリュームで設定した最小音量から、ギターやキー
ボード及びアンプのボリュームで設定した最大音量までが、ペダルでコン
トロールできる音量の範囲です。
■チューナー・アウトの使いかた
ギターやキーボードの出力をFV-50LのINPUT1へ接続し、チューナー・アウ
ト・ジャックにチューナーを接続します。(INPUT2の音はチューナー・ア
ウトから出力されません。)この状態でペダルを戻して(上げて)チューニ
ングすれば、アンプから音を出さずにチューニングできます。(このとき、
ミニマム・ボリュームは0にしておきます。)
エレキ・ギター
ベース・ギター
エフェクター
アンプ
チューナー
ミニマム・ボリューム
アンプ
キーボード
発売元:ローランド株式会社
26030736

Summary of content (2 pages)