J15251
J15251 改訂版 V2 2019年7月 Copyright © 2019 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複 製、頒布および逆コンパイルを制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。 購入者によるバックアップ目的の場合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 1 製品の概要 2 セットアップ 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 2.1 はじめに...................................................................................... 7 パッケージ内容......................................................................... 7 各部の名称................................................................................ 8 無線LANルーターの設置..................................................... 10 ご使用になる前に.................................................................. 11 無線LANルーターのセットアップ...................................
3.5 3.6 3.7 3.8 ゲーマープライベートネットワーク.....................................36 Game Profile...........................................................................38 Game Radar............................................................................40 WiFi Radar................................................................................ 42 3.8.1 ワイヤレス検出....................................................................... 43 3.8.2 ワイヤレスチャンネル統計.................................................44 3.8.
4.5 WAN...........................................................................................72 4.5.1 4.5.2 4.5.3 4.5.4 4.5.5 4.5.6 4.5.7 4.6 インターネット接続...............................................................72 デュアル WAN........................................................................ 75 ポートトリガー........................................................................ 76 ポートフォワーディング.......................................................78 DMZ................................................
5 5.1 5.2 5.3 ユーティリティ Device Discovery................................................................. 112 Firmware Restoration(ファームウェアの復元).......................113 プリンターサーバーの設定................................................ 114 5.3.1 ASUS EZ Printer Sharing.................................................. 114 5.3.2 LPRを共有プリンターに使用する.................................. 118 5.4 Download Master ..............................................................123 5.4.1 BitTorrent設定..........................
1 製品の概要 1.1 はじめに この度はASUS製品をお買い上げいただき、誠にありがとうござい ます。 本マニュアルでは、本製品の設置方法、接続方法、各種機能の設 定方法について説明をしています。お客様に本製品を末永くご愛 用いただくためにも、ご使用前このユーザーマニュアルを必ずお読 みください。 1.
1.3 各部の名称 電源ボタン 本製品の電源のON/OFFを切り替えます。 電源ポート (DC-IN) 付属の電源アダプターを接続します。 USB 3.0ポート 外付けHDDやUSBメモリー等のUSB 3.0デバイスを接続します。 WAN ポート モデム/回線終端装置と接続します。 ゲームポート(1〜2) ネットワークケーブルをこれらのポートに接続することで優先してパケットが 転送されます。 リンクアグリゲーションポート(5〜6) ネットワークケーブルをこれらのポートに接続することでリンクアグリゲーシ ョン(802.11ad)を使用することができます。 LANポート(3~4、7~8)* コンピューターやゲーム機などと接続します。 電源LED 消灯: 電源が入っていません。 点灯: デバイスが利用可能な状態です。 低速点滅: レスキューモードで起動 しています。 2.4GHz LED 消灯: 無線LANを使用していません。 点灯: 2.4GHzで通信可能な状態です。 点滅: 2.
5GHz LED 消灯: 無線LANを使用していません。 点灯: 5GHzで通信可能な状態です。 点滅: 5GHzでデータ送受信をしています。 WAN LED 赤: ケーブルが接続されていない、またはIPアドレスが取得できていません。 白: WANのリンクが確立しています。 LAN LED 消灯: ケーブルが接続されていない、または電源が入っていません。 点灯: LANのリンクが確立しています。 WPS LED 消灯: WPS認証プロセスが無効、または完了しています。 点滅: WPS認証プロセスが有効になっています。 LEDオン/オフ切替ボタン パネル上のLEDをON/OFFにするには、このボタンを押します。 WPSボタン WPS機能をオンにします。 Wi-Fi オン/オフボタン このボタンを押すと、Wi-Fi 接続のON/OFFができます。 ご注意: • 電源アダプターは、必ず本製品に付属のものをお使いください。 また、本製品に付属の電源アダプターは他の製品に使用しないで ください。火災、感電、故障の原因となります。 • 仕様: DC電源アダプター DC出力 +19V、2.37A/3.
1.4 無線LANルーターの設置 本製品を利用する際は、次のことに注意して設置してください。 • 複数のワイヤレスデバイスを接続する場合は、最適な通信環境 のためにすべてのデバイスの中心位置に無線LANルーターを設 置します。 • 無線LANルーターの周囲にパソコンや金属物などのものがない 場所に設置します。 • 直射日光のあたる場所やストーブ、ヒーターなどの発熱機のそば など、温度の高い所には設置しないでください。 • 同じ2.
1.5 ご使用になる前に 本製品をご使用になる前に、次のことをご確認ください。 回線契約とインターネットサービスプロバイダー (ISP) の加入 ・ 本製品をお使いの前に、予め回線の契約とインターネットサー ビスプロバイダー(ISP)の契約を行ない、ブロードバンド回線 が開通していることをご確認ください。 ・ 本製品の設定に必要な情報(接続ユーザー名、接続パスワー ドなど)については、ご契約時の書類またはご契約のプロバイ ダーへお問い合わせください。 設定を行なうために必要なコンピューターの要件 ・ 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T 対応LANポートまたは IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 無線LAN機能を搭載するコンピュータ ー ・ TCP/IPサービスがインストール済み ・ Webブラザー (Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Safari) ご参考: • 本製品はIEEE802.
2 セットアップ 2.1 無線LANルーターのセットアップ 重要: • セットアップ中の通信エラーなどによる問題を回避するために、有 線接続でセットアップを行なうことをお勧めします。 • 無線LANルーターのセットアップを開始する前に、次の操作を行 なってください。 - 既存のルーターと交換を行なう場合は、現在実行されているすべ ての通信を停止します。 - モデム/回線終端装置とコンピューターに接続されたLANケーブ ルを取り外します。モデム/回線終端装置がバックアップ用バッテ リーを搭載している場合は、バッテリーを一旦取り外します。 - モデム/回線終端装置とコンピューターを再起動します。(推奨) A. 有線接続 ご参考: 本製品はオートネゴシエーション機能に対応しています。ネッ トワークケーブルがストレートケーブルかクロスケーブルかを自動的に 判定し接続を行ないます。 接続方法 1.
B. 無線接続 接続方法 1. 無線LANルーターに電源ケーブルを接続し、電源を入れます。 Smart phone Tablet 1 Modem WAN 3 2 Internet Laptop 2.
ASUS router 2.4G Wi-Fi 名 (SSID): ASUS_XX_2G 5G-1 Wi-Fi 名 (SSID): ASUS_XX_5G 5G-2 Wi-Fi 名 (SSID): ASUS_XX_5G_Gaming * 「XX」は2.
セットアップ 1. 接続された後にWebブラウザーを開くと、クイックインター ネットセットアップ(QIS)のページが自動的に起動します。 自動的に起動しない場合は、Webブラウザーのアドレス 欄に「http://router.asus.com」または「192.168.1.1」を入 力してください。 2. 不正なアクセスを防ぐため、パスワードを設定してください。 3. ISP(インターネットサービスプロバイダー)の接続に必要 な情報を入力します。接続タイプがダイナミックIP(動的) の場合は、自動的に無線設定画面に移動します。 4. 2.
2.2 クイックインターネットセットアップ (QIS) クイックインターネットセットアップ (QIS) では、簡単な操作でネット ワーク環境を構築することができます。 注意: はじめから設定をやり直したい場合は、本体背面のリセットボタ ンを5秒以上押し、工場出荷時の状態にリセットしてください。 クイックインターネットセットアップを使用する 1. コンピューターと本製品をLANケーブルで接続し、コンピュー ターを起動します。ウェブブラウザーを起動して、アドレス欄に 「http://router.asus.com」または「http://192.168.1.1」を入力 してWebのセットアップ画面にアクセスします。 2. 本製品のセットアップ画面が表示されたら「GO」ボタンをク リックし、ログインのセットアップ画面に移動します。ログイン 名、パスワードを入力して「次へ」をクリックします。 注意: 無線LANルーターのログイン名とパスワードは、2.
3.
注意: • 接続タイプの自動検出に失敗した場合は、下記の画面が表示 されるので手動で設定を行ってください。 4. 2.
5. 詳細情報は、GT-AC5300及びGame ISPの機能説明をご参照く ださい。初めはGame IPSを有効にし、セキュリティを強化するこ とを強くお勧めします。 6.
2.3 ワイヤレスネットワークに接続する セットアップの完了後は、コンピューターやゲーム機、スマートフォン などの無線LANデバイスをワイヤレスネットワークに接続することが 可能になります。本製品では、次の方法で接続することができます。 コンピューターでワイヤレスネットワークに接続する 1. 通知領域(タスクトレイ)に表示されているワイヤレスネットワー クアイコン をクリックします。 2. クイックインターネットセットアップで設定したネットワーク名 (SSID) を選択し、 「接続」をクリックします。 3. ネットワークキー (暗号化キー) を設定している場合は、キーを入 力し「OK」をクリックします。 4.
3 全般設定 3.1 管理画面にログインする 本製品は誰にでも使いやすいインターフェースを採用しており、Web ブ ラウザーでどなたでも簡単に設定をすることができます。 ご注意: ファームウェアのバージョンによって、利用できる機能や表示 される画面、操作するボタンの名称が異なる場合があります。予めご 了承ください。 管理画面にログインする: 1. Webブラウザーのアドレス欄に「http://router.asus.com」と入 力します。 2. ユーザー名とパスワードを入力し、管理画面にログインします。 3.
コマンドボタン クイック インターネット セットアップ 情報バナー ナビゲーション パネル ご参考: 本機をはじめて使用する場合、Webブラウザーを起動すると 自動的にクイックインターネットセットアップが開始されます。 22
3.
3.
3.3.1 Game IPSの設定 Game IPSでは、悪質なWebサイトへのアクセスや不正な通信を防 ぎ、ネットワークを保護します。 Game IPSを設定する 1. Web GUIナビゲーションパネル全般の「Game IPS」を開きます。 2. Game IPSのメイン画面で、 「ネットワーク保護」をクリックし ます。 3.
重要:「セキュリティ評価」画面で「はい」でマークされている項目 は、 安全な状態です。 (新規) 4. 必要に応じ、 「セキュリティ評価」画面で「脆弱」、 「良好」、 「強 力」の項目に対し手動設定を行います。 手順 a. 項目をクリックすると、その項目の設定画面に移動します。 b. 項目のセキュリティ設定画面から、設定して、必要な変更 を行い、完了したら「適用」をクリックします。 c. 「セキュリティ評価」画面に戻り、 「閉じる」をクリックして 画面を閉じます。 5. セキュリティ設定を自動で行うには、 「ルーターの保護」をクリ ックします。 6.
3.3.2 悪質サイトブロック トレンドマイクロが提供するデータベースを参照し、悪質サイトへ のアクセスを制限します。 注意: 「ルーターの保護」を実行すると、この機能は自動的に有効に なります。 悪質サイトブロックを有効にする 1. Web GUIナビゲーションパネル全般の「Game IPS」を開きます。 2. Game IPSのメイン画面で、 「ネットワーク保護」をクリックします。 3.
3.3.3 脆弱性保護 疑わしい通信や脆弱性を悪用する攻撃があった場合は即座に通 信を遮断し、自宅のネットワーク内の機器やデータを守ります。 注意: 「ルーターの保護」を実行すると、この機能は自動的に有効に なります。 脆弱性保護を有効にする 1. Web GUIナビゲーションパネル全般の「Game IPS」を開きます。 2. Game IPSのメイン画面で、 「ネットワーク保護」をクリックし ます。 3.
3.3.4 感染デバイス検出/ブロック ウイルスやマルウェアに感染したデバイスが不正サーバーへの接続 を試みる際にトレンドマイクロが提供するデータベースを参照させ ることで、不正サーバーへの接続をブロックします。 ご参考: セキュリティスキャンの結果画面で「ルーターの保護」を実行 した場合、 「感染デバイス検出/ブロック」は自動的にONになります。 感染デバイス検出/ブロックを有効にする 1. 「Game IPS」をクリックします。 2. 「感染デバイス検出/ブロック」のスイッチをONにします。 アラートを設定する 不正な通信が検出され通信の遮断が発生した場合に登録したメー ルアドレスに通知メールを送信することができます。 1. 「感染デバイス検出/ブロック」の「アラート設定」をクリックし ます。 2.
3.3.5 ペアレンタルコントロールの設定 ペアレンタルコントロール機能では、1日あたりの利用時間を制限し たり、有害なウェブサイトの表示をブロックするなど、子供の成長に 合わせて制限設定をすることができます。 1. 「Game IPS」をクリックします。 2.
Web&アプリケーションフィルター 有害なウェブサイトの表示をブロックしたり、不要なアプリケーシ ョンへのアクセスをクライアントごとに制限することができます。 Web&アプリケーションフィルターを設定する 1. 「ペアレンタルコントロール」画面右上の「Web&アプリケーシ ョンフィルター」をクリックします。 2. 「Web&アプリケーションフィルター」のスイッチをクリックし ONにします。 3. 「Cliant MAC Address」ドロップダウンリストから、制限を設定 するクライアントを選択します。 4. フィルターを実行するカテゴリーをクリックしてチェックします。 (成人向け、インスタントメッセンジャー/コミュニケーションツ ール、P2P/ファイル転送サービス、ストリーミング/エンターテイ ンメント) をクリックしクライアントのプロファイルを追加します。 5. 6.
タイムスケジュール クライアントごとにインターネットを使用することができる時間を制 限することができます。 ご注意: タイムスケジュール機能を使用するには、本機のタイムゾーン とNTPサーバーが正しく設定されている必要があります。 手順 1. 「ペアレンタルコントロール」画面右上の「タイムスケジュール」 をクリックします。 2. 「タイムスケジュール」のスイッチをクリックしONにします。 3. 「クライアント名」ドロップダウンリストから、制限を設定するク ライアントを選択します。 「クライアント名」と「クライアントのMACアドレス」を手動で入力す ることでも設定することができます。クライアント名は半角英数字文字 のみで入力してください。記号、スペース、特殊文字を使用した場合、正 常に機能しない場合があります。 4. をクリックし、クライアントのプロファイルを追加します。 5.
3.
3.4.1 QoS QoS(Quality of Service)とは、ネットワーク上でデータの種類に応 じた優先順位に従ってデータを転送したり、ある特定の通信用にネ ットワーク帯域を予約し、一定の通信速度を保証する技術です。 QoS機能を有効にする 1. 「Game Boost」を選択し、画面上部の「QoS」タブをクリックし ます。 2. 「QoS 機能を有効」のスイッチをクリックしONにします。 3. アップロードおよびダウンロードの帯域幅を入力します。 ご参考: 帯域幅に関する情報はご契約のプロバイダーにご確認く ださい。次のWeb サイトで実測値を測定することができます。 (http://speedtest.net) 4. QoS Type(Ataptive / Traditional / 帯域リミッター)を選択します。 5. 「適用」をクリックします。 6.
3.4.2 ウェブ履歴 無線LANルーターに接続しているクライアントのWeb ブラウジング の履歴を表示することができます。 ウェブ履歴を表示する 1. 「Game Boost」を選択し、画面上部の「ウェブ履歴」タブをク リックします。 2.
3.5 ゲーマープライベートネットワーク WTFast は独自に開発されたゲーマー・プライベート・ネットワーク (GPN) を利用します。オンラインゲーム使用時に最適なトラフィッ クルートを選択することで、パケット損失を改善し、快適なゲーム 環境を提供します。 ファームウェアの更新: 1. Webブラウザーを起動し、アドレス欄に次のURLを入力しルー ターのログイン名とパスワードを入力してASUSWRT GUIを開き ます。 (http://router.asus.com) 2. 「管理者」→「ファームウェア更新」で「チェック」をクリック し、画面の指示に従いファームウェアを更新します。 手動で更新する場合は、最新のファームウェアを次のURLから ダウンロードしてください。 (http://support.asus.com/ServiceHome.
WTFastを使用する 1. Web GUIナビゲーションパネル全般の「Game Boost」を開き ます。 2. WTFast の無料アカウントを次のURLで作成します。 (https://www.wtfast.com/) 3. WTFast アカウントでログインします。 4. ゲームブーストリストから、WTFast GPNを使用するデバイスの プロファイルを作成します。 5. お住まいの地域に応じたGPNサーバーを選択するか、 「Auto」 を選択し、 「適用」を選択して設定を適用します。 6.
3.6 Game Profile PCゲームやコンソールゲームでは、NATやポートブロックなどのISP の環境やルーターの設定により、接続に問題が発生することがあ ります。Game Profile では、ゲームの環境に合わせたポートフォワ ーディングの設定をリストから選択することができます。 ゲームプロファイルを使用する 1. ナビゲーションパネルの「全般」→「ゲームプロファイル」の順 に進み、 「はい」をチェックしてポートフォワーディングを有効に します。 2.
3. をクリックしゲームを追加します。 4.
3.7 Game Radar Game Radarは特定のゲームサーバーの接続状況を確認すること ができます。 Game Radar を使用する 1.
2. 各サーバーの「Pingステータス」をチェックします。 3.
3.8 WiFi Radar WiFi Radarは、ワイヤレスのトラブルシューティング時にチャンネル状 況やパケットデータを詳細に分析可能なネットワークツールです。 注意: WiFi Radar を有効にすると、ワイヤレスパフォーマンスが低下 する場合があります。必要なときのみ、WiFi Radar を有効にしてくだ さい。 WiFi Radar を使用する 1.
2. 「Start Data Collection」をクリックします。 3. 全てのパラメータを設定したら、 「適用」をクリックします。 3.8.
3.8.2 ワイヤレスチャンネル統計 この機能では、ご使用の環境内の全ての帯域のチャンネル使用状 況とチャンネルごとの統計を表示します。 3.8.
3.9 VPN VPN (Virtual Private Network) とは、インターネット上に仮想的な専 用回線を構築する技術です。VPNを使用することで、外部ネットワー クに接続されたコンピューターからインターネット経由でLAN側にア クセスすることができます。 ご注意: VPN接続を設定するには、VPNサーバーのIPアドレスまたはド メイン名が必要となります。 VPNサーバーのセットアップ 1. 「VPN」をクリックし、 「VPNサーバー」タブを選択します。 2. 「PPTP VPNサーバーを有効にしますか」の「はい」をチェックし ます。 3. PPTPとOpenVPNは画面右上のボタンで切り替えることができ ます。 4. 「ネットワークプレース (Samba) サポート」の「はい」をチェック します。 ボタン 5. VPNサーバー用のユーザー名とパスワードを入力し、 をクリックします。 6.
3.10 トラフィックアナライザー トラフィックアナライザーでは、ネットワークのトラフィック状況を 日、週、月ごとに統計を確認することができます。各ユーザーの帯 域幅の使用状況や、使用デバイス、使用アプリを簡単に確認でき るので、インターネット接続のボトルネックの軽減に役に立ちます。 また、ユーザーのインターネット使用状況や利用コンテンツの監視 も可能です。 トラフィックアナライザーを使用する 1. Web GUIナビゲーションパネル全般の「トラフィックアナライザ ー」を開きます。 2. 「トラフィックアナライザー」メイン画面で、統計機能をオンに します。 3. グラフを表示したい日付を選択します。 4. 「表示種別」の欄で、情報を表示したいルーターまたはアプリ を選択します。 5.
4 詳細設定 4.1 ネットワークマップを使用する ネットワークマップでは、ネットワークのセキュリティ設定、ネットワ ーククライアントの管理、USBデバイスの管理を行なうことができ ます。 4.1.1 セキュリティのセットアップ ワイヤレスネットワークを不正なアクセスから保護するには、セキュ リティの設定を行なってください。 ワイヤレスネットワークのセキュリティを設定する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2. 「セキュリティレベル」をクリックしてステータスパネルにシステ ムの状態を表示します。 ご参考: Smart Connect機能がOFFの場合、2.
2.4GHz セキュリティ設定 5GHz-1 セキュリティ設定 5GHz-2 セキュリティ設定 3. 「ワイヤレス名(SSID)」に、他のワイヤレスネットワークと重複し ないネットワーク名を入力します。 4. 「認証方式」ドロップダウンリストから利用する認証方式を選択 します。 重要: IEEE 802.11n/ac 規格では、ユニキャスト暗号として WEPまたは TKIPで高スループットを使用することを禁じています。このような暗号 化メソッド (WEP、WPA-TKIP) を使用している場合、データ転送レート は54Mbps 以下に低下します。 5. 認証方式にPersonalを設定した場合は、ネットワークキー (WPAPSKキー) を設定します。 6.
4.1.
ネットワーククライアントの状態を確認する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2. 「クライアント」をクリックすることで現在無線LANルーターに 接続されているクライアントの状態を確認することができます。 4.1.
ご参考: • この機能を使用するには、外付けHDDやUSBメモリー等のUSBス トレージデバイスを無線LANルーターのUSBポートに接続する必 要があります。本製品がサポートするUSB ストレージデバイスのフ ォーマットタイプや容量については、次のWeb サイトでご確認くだ さい。http://event.asus.com/networks/disksupport • USBポートは同時にUSBドライブ2台、またはUSBプリンター1台と USBドライブ1台を接続することが可能です。 重要: 本機能を使用するには、ネットワーククライアントがFTPサイト/ サードパーティのFTPクライアントユーティリティ、Servers Center、Samba、 AiCloud経由でUSBデバイスにアクセスできるよう、共有アカウントと アクセス権を作成する必要があります。詳しくは「4.6 USBアプリケーシ ョンを使用する」と「4.7 AICloud 2.0を使用する」をご覧ください。 USBデバイスの状態を確認する 1. 「ネットワークマップ」をクリックします。 2.
USBディスクを安全に取り外す 重要: USBストレージデバイスを取り外す際は、必ず安全な取り外しを 行なってから取り外してください。適切な取り外し操作を行わずにデバ イスを切断すると、デバイス上のデータが破損する可能性があります。 手順 1. 「ネットワークマップ」画面で取り外したいUSB デバイスをクリ ックします。 2.
4.2 ワイヤレス 4.2.1 全般設定 全般タブでは基本的なワイヤレス設定を行なうことができます。 基本的なワイヤレス設定 1. 「ワイヤレス」をクリックします。 2. Smart Connect のON / OFF を設定します。 3.
4. 「SSIDを非表示」の項目で「はい」を選択すると、無線LANルー ターは他のパソコンからのアクセスに対しネットワークの参照に 応答しないため、ネットワーク名を検出することができなくなりま す。この機能を有効にした場合、ワイヤレスデバイスがワイヤレス ネットワークにアクセスするにはネットワーク名をワイヤレスデバ イス上で手動で入力する必要があります。 5. 通信に使用するワイヤレスモードを選択します。 • 自動: IEEE802.11 a/b/g/n/acで通信します。 • L egacy: IEEE802.11 b/g/nで通信します。ただし IEEE802.11nを ネイティブサポートするハードウェアの最大通信速度は54Mbps となります。 •N only(2.4GHz), N/AC mixed: IEEE802.11nのみ、または IEEE802.11n/acでのみ通信します。IEEE802.11a/b/gでの通信は 行えません。 ご参考: 「b/g Protection」をチェックするとIEEE802.11bとIEEE802.11g が混在する環境でIEEE802.
4.2.2 WPS WPS (Wi-Fi Protected Setup) は、Wi-Fi Allianceが策定したワイヤレ スネットワーク接続・セキュリティの設定を簡単に行なうための規格 です。WPS に対応したワイヤレスデバイスをプッシュボタン方式また はPIN方式で簡単に接続することができます。 ご参考: WPS機能を使用する前に、ご利用のデバイスがWPSに対応し ていることをご確認ください。 WPSを有効にする 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「WPS」タブを選択します。 2. 「WPSを有効にする」のスイッチをクリックして、WPS機能をON にします。 3. WPSで接続設定を行なう周波数帯はデフォルト設定で「2.
ご参考: WPS機能は次の認証方式でのみ利用することができます。 Open System、WPA-Personal、WPA2-Personal。また、SSID非表示 設定が有効の場合、WPS機能は使用できません。 4. 「WPS方式」で接続方法を選択します。プッシュボタン方式で接 続する場合は手順4へ、PINコード方式で接続する場合は手順5へ 進みます。 5. プッシュボタン接続方式を使用して接続する場合は、次の手順 に従って操作します。 a. コンピューターの場合は、WPSで接続設定を行なう周波数帯 のネットワーク名 (SSID) を選択し、ネットワークキーの入力画 面にします。その他のデバイスの場合は、デバイス上のWPSボ タンを押し、接続待機状態にします。 b. 管理画面でWPS方式の「Push button」をチェックし「開始」ボタ ンをクリックするか、または本体背面のWPSボタンを押します。 ご参考: WPSボタンの位置については、ご使用のデバイスの取扱説明 書をご覧ください。 c.
4.2.3 ブリッジ ブリッジとは、別々のネットワークを1つのネットワークとして結合す ることです。本製品は、物理的に離れたネットワークをワイヤレス接 続で結合するWDS (Wireless Distribution System) をサポートしてい ます。WDSは「ワイヤレスブリッジ」、 「リピーター機能」、 「アクセス ポイント間通信」とも呼ばれており、通信範囲を広げたり、電波の届 きづらい場所への中継を可能にします。 ワイヤレスブリッジのセットアップ 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「WDS」タブを選択します。 2.
3. 「APモード」ドロップダウンリストから動作モードを選択します。 • AP Only: ワイヤレスブリッジ機能を使用しません。 • WDS Only: ワイヤレスブリッジとしてのみ動作します。アクセス ポイントとして動作しないため、ワイヤレスデバイスを接続する ことはできません。 • Hybrid: ワイヤレスブリッジとして動作し、ワイヤレスデバイス を接続することもできます。 ご注意:「Hybrid」モードに設定した場合、本製品のアクセスポイント の通信速度は通常の半分の速度となります。 4. リモートブリッジリストに登録したアクセスポイントに接続する 場合は、 「リスト内のAPに接続しますか」の「はい」をチェックし ます。 5. リモートブリッジリストに新たなアクセスポイントを追加するに は、プルダウンリストから選択するか、MACアドレスを入力し ボタンをクリックします。 ご注意: リモートブリッジリストに追加されたアクセスポイントを使用 するには、無線LANルーターとアクセスポイントが同じチャンネル上に ある必要があります。 6. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 7.
4.2.4 ワイヤレスMACフィルター ワイヤレスMACフィルターでは、MACアドレスによる接続制限 (MAC アドレスフィルタリング) を設定することができます。 ワイヤレスMACフィルターのセットアップ 1. 「ワイヤレス」をクリックし、 「ワイヤレスMACフィルタリング」 タブを選択します。 2. 「MACフィルター」の「はい」を選択します。 3. MACフィルターモードでフィルター動作を選択します。 • 許可: MACフィルターリストに登録されているデバイスのみ接 続を許可します。 • 拒否: MACフィルターリストに登録されているデバイスの接続 を拒否します。 4. MACフィルターリストに接続制限を行なうデバイスを追加するに ボタンをクリックします。 は、MACアドレスを入力し 5.
4.2.5 RADIUSの設定 RADIUS (Remote Authentication Dial In User Service) の設定で は、RADIUS認証サーバーへの接続設定をすることができます。 この設定は、ワイヤレスネットワークの認証方式をWPA/WPA2 Enterprise、またはRadius IEEE802.1xに設定した場合に必要となり ます。 RADIUS認証サーバーアクセスのセットアップ 1. ワイヤレス全般設定で認証方式をWPA/WPA2 Enterprise、また はRadius with 802.1xに設定したネットワークを構築します。 ご参考: 認証方式については、 「4.2.1 全般設定」をご覧ください。 2. 「ワイヤレス」をクリックし、 「RADIUSの設定」タブを選択し ます。 3. 「バンド」ドロップダウンリストで設定する周波数帯を選択します。 4. 「サーバーIPアドレス」に、RADIUS認証サーバーのIPアドレスを 入力します。 5. 「サーバーポート」に、サーバーのポート番号を入力します。 6.
4.2.
• ワイヤレス機能を有効にする日 (週末) : ワイヤレス機能を有効 にする日を曜日単位で設定します。 • ワイヤレス機能を有効にする時間: 「ワイヤレス機能を有効に する日 (週末)」で設定した日のワイヤレス機能を有効にする時 間帯を設定します。 • APを隔離: ネットワーク上の各ワイヤレスデバイスが相互通信 をできないようにします。この機能は多くのゲストユーザーが 頻繁にネットワークに接続する場合などのセキュリティ強化と して効果を発揮します。 • ローミングアシスタント:複数のアクセスポイント、またはワ イヤレスリピーターを含むネットワーク構成では、ワイヤレスク ライアントがメインのワイヤレスルーターに接続されているた め、ワイヤレスクライアントが利用可能なAPに自動的に接続 できないことがあります。 この設定を有効にすると、信号強 度が特定のしきい値を下回っている場合にクライアントがメ インのワイヤレスルーターから切断され、より強い信号に接 続されます。 • IGMPスヌーピングを有効にする:この機能を有効にすると、 デバイス間でIGMP(Internet Group Management P
• RTSしきい値: RTS (送信要求) 信号を送信するパケットサイズ を設定します。しきい値を小さく設定することで、複数のデバ イスを接続している場合などの通信の安定性を向上させるこ とができます。 • DTIM間隔: DTIM (Delivery Traffic Indication Message) とは、 省電力モードのワイヤレスデバイスに対してパケットの送信待 ちであることを伝えるメッセージのことです。DTIM間隔では、 ビーコンに対してDTIMを挿入する間隔を設定します。 • Beacon間隔: ワイヤレスネットワークを同期させるためにアク セスポイントから送信するパケット (ビーコン) の間隔を設定 します。ビーコン間隔を小さくすることでワイヤレスデバイスと の接続効率は向上しますが、通信効率は低下します。 • Txバースト: IEEE802.
• Turbo QAM: この機能を有効にすると、2.4GHz帯で256-QAM (MCS 8/9)をサポートし、この機能を有効にすると、2.
4.3 ゲストネットワークを構築する ゲストネットワークは、普段利用しているネットワークとは別の隔離 されたネットワークをゲスト用に設定することで、安全にインターネ ットを共有することができます。 ご参考: 本製品では、各周波数帯で3つずつ、合計9つのゲストネットワ ーク設定を行なうことができます。 手順 1. 「ゲストネットワーク」をクリックします。 2.
3. ゲストの設定を変更するには、変更したいゲストの設定をクリ ックします。ゲストの設定を削除するには、 「削除」をクリックし ます。 4. 「ネットワーク名 (SSID)」の欄にゲストネットワーク用のネット ワーク名を入力します。 5. 「認証方式」ドロップダウンリストから利用する認証方式を選 択します。 6. WPA認証方法を選択した場合は、WPA暗号化を選択してくだ さい。 7. 「アクセス時間」にゲストがネットワークに接続可能な合計時 間を入力します。制限を設けない場合は、 「無制限」をチェック します。 8. イントラネットのアクセスの項目で「無効」または「有効」を選 択します。 9.
4.4 LAN 4.4.1 LAN IP LAN IP では、本機に割り当てられているのIPアドレス設定を変更 することができます。 ご注意: ・ LAN IP の変更に伴い、DHCPサーバーの設定が変更されます。 ・ LAN IP を変更した場合、管理画面にログインするには、変更 後のIPアドレスを使用する必要があります。 LAN IP設定を変更する 1. 「LAN」をクリックし、 「LAN IP」タブを選択します。 2. 「IPアドレス」と「サブネットマスク」に新たなアドレスを入力し ます。 3.
4.4.2 DHCPサーバー 本製品は、DHCPサーバー機能 (IPアドレス自動割り当て) をサポート しています。この設定では、DHCPサーバーが自動で割り当てるIPアド レスの範囲やリースタイムなどの詳細設定を行うことができます。 DHCPサーバー のセットアップ 1. 「LAN」をクリックし、 「DHCP サーバー」タブを選択します。 2. 「DHCP サーバーを有効にしますか」の「はい」をチェックし ます。 3. 「ドメイン名」にDHCPサーバー機能で割り当てるドメイン名を入 力します。プロバイダーからドメイン名が指定されている場合や、 独自のドメイン名を使用する場合に入力してください。指定がな い場合は、空欄のままで使用します。 4.
5. 「IP プール終点アドレス」に終点となるIPアドレスを入力します。 6. 「リースタイム」のフィールドに、現在割り当てられているIP アド レスを破棄し、DHCPサーバーによるIPアドレスの再割り当てを要 求する時間を入力します。 ご注意: • IPプール起点アドレスとIPプール終点アドレスは、次の範囲内で 設定されることをお勧めします。 IPアドレス: 192.168.1.xxx「xxx」 ( は 2~254の任意の数) • IPプール起点アドレスの値はIPプール終点アドレスより小さい数 値である必要があります。 7. 設定が必要な場合は、 「DNS と WINS サーバーの設定」で各サ ーバーのIPアドレスを入力します。 8.
4.4.3 経路 ネットワーク上に複数の無線LANルーターが存在する場合など、す べての経路で同じインターネットサービスを使用するためにルーテ ィング (経路制御) を設定する必要があります。この項目では、ルー ティングテーブルに関する詳細設定を行うことができます。 ご参考: ルーティングテーブル (経路表) の設定を間違った場合、ネッ トワークがループする、またはネットワークに繋がらなくなる等の問 題が生じる可能性があります。これらの設定を適切に行うには、高度 な専門知識が必要です。通常はデフォルト (初期値) のままでご使用 になることを推奨いたします。 ルーティングテーブルのセットアップ 1. 「LAN」をクリックし、 「経路」タブを選択します。 2. 「静的経路を有効にしますか」の「はい」をチェックします。 3. 「静的経路リスト」にアクセスポイントまたは中継ノードの情報 を入力し、リストに追加します。 4.
4.4.
4.5 WAN 4.5.1 インターネット接続 インターネット接続では、WAN接続に関する各種設定をすること ができます。 WAN接続のセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「インターネット接続」タブを選択します。 2.
• NATを有効: NAT (Network Address Translation) は、プライベー トIPアドレスを、インターネットで使用できるようグローバルIPア ドレスに変換する機能です。これにより、1つのグローバルIPアド レス環境でプライベートIPアドレスを割り当てられた複数のコン ピューターが、同時にインターネットへアクセスできるようになり ます。 「いいえ」に設定した場合、インターネットは1台のみで利 用可能です。 • UPnPを有効にしますか: UPnP (Universal Plug and Play) 機能 の有効/無効を設定します。UPnPは、コンピューターやその周 辺機器をはじめとして、AV機器、電話、家電製品、情報機器な どのあらゆる機器をネットワーク経由で相互接続するための 技術です。この機能を有効にすることで、UPnPによるデバイス 検出、LAN内機器からのポートマッピング要求、LAN内機器へ のWAN側IPアドレス通知、ポートフォワーディングの動的設定 などを行なうことができます。 • DNS サーバーに自動接続しますか: DNSサーバーアドレス自動 取得の有効/無効を設定し
• MACアドレス: MAC (Media Access Control) アドレスは、ネット ワーク上で各ノードを識別するために、LANカードやネットワー クデバイスに割り当てられている物理アドレスです。プロバイダ ーによっては、登録されたMACアドレスのデバイスでのみ通信 を許可するなどの監視を行っている場合があります。未登録 MACアドレスによる接続問題が発生した場合、次の手段で問 題を回避することができます。 ・ ご契約のプロバイダーへ新しいMACアドレスを通知し登録 を更新する。 ・ 「MACクローン」機能を使用し、ご契約のプロバイダーに 登録されているMACアドレスを無線LANルーターのMAC アドレスとしてクローン設定する。 • DHCPクエリの頻度: DHCPサーバー検出頻度を設定し、DHCP サーバーへの負荷を軽減することができます。 74
4.5.
4.5.3 ポートトリガー ポートトリガーは、LAN デバイスからのトリガーポートの要求に応じ て外部ポートを一時的に開くことができます。 ポートトリガーは、次のような場合に使用することができます。 • 複数のクライアントが、同じアプリケーションで異なる時間に ポート開放 (仮想サーバーまたはポートフォワーディング) を必 要とする場合 • アプリケーションが発信ポートとは異なる特定の着信ポートを 必要とする場合 ポートトリガーのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「ポートトリガー」タブを選択します。 2. 「ポートトリガーを有効にする」を「はい」にチェックを入れます。 3.
4. トリガーポートリストの各項目に必要事項を入力することで、手 動でアイテムを追加することもできます。 • 説明: トリガーポートリストに登録する際の識別名を入力し ます。 • トリガーポート: 監視するトリガーポート (発信ポート) 範囲を 指定します。 • プロトコル: トリガーポートの通信プロトコルを選択します。 • 着信ポート: トリガーによって一時的に開放される着信ポートの 範囲を指定します。 • プロトコル: 着信ポートの通信プロトコルを選択します。 5. をクリックし、ポートトリガーに関する情報をリストに追加し ます。 ボタンをクリックすることで、追加されたエントリーを 削除することができます。 6.
4.5.4 ポートフォワーディング ポートフォワーディングは、インターネットから特定のポート番号宛 にパケットが届いた場合に、あらかじめ設定しておいた LAN 側の コンピューターにパケットを転送する機能です。ポートフォワーディ ング機能を有効にすることで、LANの外側からLAN内部のコンピュ ーターが提供するサービスにアクセスすることが可能になります。 ご参考: ポートフォワーディング機能を有効に設定した場合、本製品は インターネットからの未承認の着信トラフィックをブロックし、LANから の発信要求の応答のみを許可します。クライアントとインターネットは 直接アクセスすることはできません。 ポートフォワーディングのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「ポートフォワーディング」タブを選択し ます。 2.
3. 「よく知られたサーバーリスト」を選択することで、一般的に使 用されるサーバーを簡単にセットすることができます。 4. 「よく知られたゲームリスト」を選択することで、一般的にプレ イされるゲームを簡単にセットすることができます。 5.
• ローカルIP: ポートフォワーディングによって転送されたパケッ トを受信するクライアントのIPアドレスを設定します。 ご注意: ポートフォワーディング機能を使用するには、クライアントに 静的IPアドレスを割り当てる必要があります。詳細については、 「4.
4.5.5 DMZ DMZ (DeMilitarized Zone) とは、ネットワーク上でファイアウォー ルによって包囲された、外部ネットワークからも内部ネットワーク からも隔離された領域のことです。外部からアクセスされるDNSサ ーバー、メールサーバー、Webサーバーなどのホストコンピューター を仮想DMZ領域に配置することで、既存のLANに対してセキュリテ ィを確保することができます。 警告: DMZを設定した場合、登録したIPアドレスに対してすべてのポー トを開放した状態になります。セキュリティが低下しますのでご注意く ださい。セキュリティには十分ご注意ください。 DMZのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「DMZ」タブを選択します。 2. 「DMZを有効」の「はい」を選択します。 3. 公開ステーションのIPアドレス: DMZ指定するクライアントのIPア ドレスを入力します。サーバークライアントは静的IPアドレスが割 り当てられている必要があります。 4. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 DMZの削除 1.
4.5.6 DDNS DDNS (Dynamic Domain Name System) は、固定のIPアドレスが割 り当てられていない場合でも、特定のドメイン名を利用できるサー ビスです。本製品では、ASUS DDNS Serviceまたはその他のDDNS サービスを介することにより外部ネットワークからのアクセスを可 能にします。 DDNSのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「DDNS」タブを選択します。 2. ご利用環境に応じて以下の設定を行います。設定完了後は 「適用」をクリックし、設定を保存します。 • DDNSクライアントを有効にしますか: インターネット経由で外 部から無線LANルーターにアクセスを可能にするDDNS機能の 有効/無効を設定します。 • サーバー/ホスト名: DDNSサービスを利用するサーバーをドロ ップダウンリストから選択します。ASUS DDNS Service を利用 する場合は、希望ホスト名 (ドメイン名) を入力します。 • ASUS DDNS Service (WWW.ASUS.
ご注意: DDNSサービスは次の条件下で動作しません。 • 無線LANルーターにプライベートIPアドレスが割り当てられている 場合。 例: 192.168.x.x、172.16.x.x、10.x.x.x この場合、管理画面上に黄色のテキストで警告が表示されます。 • 複数のNATテーブルが存在するネットワーク上に無線LANル ーターがある場合。 4.5.7 NATパススルー NATパススルーでは、クライアントからの各VPNの接続要求に対し てパケットをWAN (インターネット) 側に通過させるかどうかの設定 が可能です。 PPTP、L2TP、IPsec、RTSP、H.323、SIP パススルーはデフォルトで有 効に設定されています。 NATパススルーのセットアップ 1. 「WAN」をクリックし、 「NAT パススルー」タブを選択します。 2.
4.6 USBアプリケーションを使用する 無線LANルーターに接続したUSBストレージデバイスやプリンター などを使用するためには、各アプリケーションで設定を行なう必要 があります。 重要: 各種サーバー機能を使用するには、本体の外付けHDDやUSBメ モリーなどの対応デバイスを接続する必要があります。本製品がサポ ートするUSBストレージデバイスのフォーマットタイプや容量について は、次のWeb サイトでご確認ください。 (http://event.asus.com/networks/disksupport ) 本製品がサポートするプリンターついては、次のWeb サイトでご確認 ください。 (http://event.asus.
4.6.1 AiDiskを使用する AiDisk は、無線LANルーターのUSBポートに接続したUSB ストレー ジデバイスをクラウドストレージのように使用することができる機 能です。 AiDisk を使用する: 1. 「USBアプリケーション」→「AiDisk」の順にクリックします。 2. 「GO」をクリックし、AiDisk ウィザードを開始します。 3.
4. 外部ネットワークからのアクセスを可能にする場合は、asuscomm. comのドメインを作成します。 5. 「次へ」をクリックし設定を完了します。 6. AiDiskにアクセスするには、WebブラウザーまたはFTPクライアン トに次のアドレスを入力します。 ftp://<LAN IP アドレス> ftp://<ドメイン名>asuscomm.
4.6.
• Media Server Name メディアサーバーの表示名を設定 • Media Server Status: 現在のメディアサーバーの状態を表示 • Media Server Path Setting: メディアサーバー用ディレクトリパスの設定 ネットワークプレース (Samba) 共有サービスを使用する ネットワークプレース (Samba) を利用するためのアカウントとアク セス権限を設定することができます。 手順 1.
2.
3. フォルダーリストから、フォルダーに割り当てるアクセス権限を選 択します。ゲストアクセスがONの場合、この設定は不要です。 • R/W: 読み取りアクセス許可 / 書き込みアクセス許可。 • R: 読み取りアクセスのみ許可。 • No: アクセスを許可しない (共有しない) 。 4. 「権限を保存」をクリックし、変更を適用します。 FTP共有サービスを使用する 本製品はFTPサーバーとして使うことができ、接続されたUSBストレ ージデバイスを共有することができます。 重要: • USBストレージデバイスを取り外す際は、必ず安全な取り外しを行 ってから取り外してください。適切な取り外し操作を行わずにデバ イスを切断すると、デバイス上のデータが破損する可能性があり ます。 • USBディスクを安全に取り外す方法は、 「4.1.
FTP共有サービスを使用する ご参考: 本機能を使用する前に、AiDisk機能を設定しFTPサーバーを 利用可能な状態にしてください。詳しくは「4.6.1 AiDiskを使用する」 をご覧ください。 1. 「USBアプリケーション」→「サーバーセンター」の順にクリック し、 「FTP共有」タブを選択します。 2. 各項目を設定します。 ・ 匿名アクセスを許可する FTPリソースへの匿名アクセスの許可 ・ 最大同時接続数 FTPサービスへの同時接続上限 ・ 文字はFTPサーバーで設定 FTPで使用する文字コード 3. フォルダーリストから、フォルダーに割り当てるアクセス権限を 選択します。 匿名アクセスの許可がONの場合、この設定は不 要です。 • R/W: 読み取りアクセス許可 / 書き込みアクセス許可。 • W: 書き込みアクセスのみ許可。 • R: 読み取りアクセスのみ許可。 • No: アクセスを許可しない (共有しない) 。 4. 「権限の保存」をクリックし、変更を適用します。 5.
4.6.3 3G/4G 本製品のUSBポートに3G/4G USBモデムを接続することで、モバイ ルネットワークを使用してインターネットアクセスをすることができ ます。 ご参考: 本製品がサポートする3G/4Gモデムついては、次のWeb サイトでご確認ください。 (http://event.asus.com/networks/3gsupport/) 3G/4Gインターネットアクセスをセットアップする 1. 「USBアプリケーション」→「3G/4G」の順にクリックします。 2. 「USBモデムを有効にしますか」の「はい」をチェックします。 3.
重要: ・ 3G/4G インターネットアクセスの設定に必要な情報について は、ご契約の回線事業者にご確認ください。 ・ ISPを選択した際に自動入力される値は最新でない可能性があ ります。設定を適用する前に、必ずご契約の回線事業者が指 定する設定であることをご確認ください。 ・ ご契約の回線事業者によっては、3G/4G USBモデムによるネ ットワーク接続を使用した場合に別途通信料が発生する場合 があります。本機能を利用するために必要となる通信機器、 動作環境の整備及び通信料等は、ユーザーの責任で準備・負 担するものとし、当社は一切責任を負いません。 93
4.7 AiCloud 2.0を使用する AiCloud 2.0 はホームネットワークとクラウドを結び、iOSやAndroid のアプリ、またはWeb ブラウザーで外出先から自宅のデータにアク セスすることができます。 AiCloudを使用する 1. AndroidやiOSを搭載したスマートデバイスで、Google Playまた はApp Storeから「ASUS AiCloud」アプリをダウンロードしてイ ンストールします。 2. ASUS AiCloudアプリをインストールしたスマートデバイスを本 機のワイヤレスネットワークに接続します。次にASUS AiCloud アプリを起動し、画面の指示に従ってセットアップを行います。 4.7.
Cloud Diskを作成する 1. 本機のUSBポートにUSBストレージデバイスを接続します。 2. 「AiCloud 2.0」を選択し、 「Cloud Disk」のスイッチをクリックし ONにします。 3. Web ブラウザーのアドレス欄に「https://router.asus.
4.
4.7.2 Smart Access Smart Access は、利用環境に関わらずインターネット経由でLAN上 のPCにアクセスすることができる機能です。WoL(Wake-on-LAN) に対応しているので、リモート操作でPCの電源を操作することが 可能です。 ご参考: • 本製品は、ASUS DDNS Serviceを利用してドメイン名を作成するこ とができます。詳しくは「4.5.6 DDNS」をご覧ください。 • AiCloudはセキュアな接続 (HTTPS) を利用することが可能で す。次のURLでCloud DiskやSmart Accessを安全に使用するこ とができます。 https://<ドメイン名>.asuscomm.
4.7.3 AiCloud Sync AiCloud Syncは、無線LANルーターに接続されたUSBストレージデバ イスのデータをオンラインストレージサービスASUS Webstorage と 同期することができる機能です。リアルタイムに同期するので、アクセ スするデータを常に最新の状態に保つことができます。 AiCloud Syncを使用する 1. 「AiCloud 2.0」を選択し、 「AiCloud Sync」のGOボタンをクリ ックします。 2. スイッチをクリックしONにします。 3. 「新しいアカウントの追加」をクリックします。 4. ASUS WebStorageのアカウントとパスワードを入力し、同期を 行うディレクトリを設定します。 5. ドロップダウンリストから同期ルールを選択します。 6.
4.8 IPv6 本製品はIPv6をサポートしています。IPv6とは、従来のIPv4をベース に開発されたインターネットの新しい通信プロトコルです。 IPv6のセットアップ 1. 「IPv6」をクリックします。 2. 「接続タイプ」のドロップダウンリストから、ご契約のプロバイダ ーが提供するサービスに合わせて接続タイプを選択し、基本設 定を行います。 3. 必要に応じて、LAN設定とDNS設定を入力します。 4.
4.9 ファイアウォール 本製品はハードウェアファイアウォールをサポートし、より安全な 接続を提供します。 ご参考: ファイアウォール機能はデフォルト設定で有効に設定され ています。 4.9.1 全般設定 基本的なファイアウォールのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「全般」タブを選択します。 2. 「ファイアウォールを有効にしますか」の「はい」をチェックし ます。 3. 「DoS保護を有効にしますか」でDoS (Denial of Service) 攻撃 からネットワークを保護する機能の有効/無効を設定します。通 常使用される場合は、この項目を「はい」にチェックすることを お勧めします。 4. LAN接続とWAN接続間のパケットを監視してログを取得する場 合は、パケットタイプを選択します。 5. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 4.9.
URLフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「URLフィルター」タブを選択 します。 2. 「URL フィルターを有効にする」の「有効」をチェックします。 3. アクセス制限を行いたいWebサイトのURLを入力し、 をクリックします。 ボタン 4. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 4.9.3 キーワードフィルター キーワードフィルターでは、任意のキーワードを設定し、一致し た文字列を含むWebサイトへのアクセスを制限することができ ます。 キーワードフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「キーワードフィルター」 タブを選択します。 2.
3. 単語またはフレーズを入力し、 ボタンをクリックします。 4. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 ご注意: • キーワードフィルター機能はDNSクエリに基づいておこなわれま す。システムストアの閲覧履歴はDNSキャッシュに格納されてお り、ネットワーククライアントが閲覧した履歴のあるWeb サイトは ブロックすることができません。この問題を解決するには、キーワ ードフィルター機能を設定する前にDNSキャッシュをクリアする必 要があります。 • HTTP圧縮を使用しているWebページをフィルタリングすることは できません。また、HTTPSセキュア接続のWebページはキーワー ドフィルター機能でフィルタリングすることができません。 4.9.
ネットワークサービスフィルターのセットアップ 1. 「ファイアウォール」をクリックし、 「LANからWANフィルター」 タブを選択します。 2. 「ネットワークサービスフィルターを有効にしますか」の「はい」 をチェックします。 3. フィルターリストのタイプを選択します。 「ブラックリスト」は特 定のネットワークサービスをブロックします。 「ホワイトリスト」 は指定したネットワークサービスのみアクセスを許可します。 4. ネットワークサービスフィルターを実施する日時を指定します。 5. フィルタリングを行うネットワークサービスを指定するには、ソー スIP、宛先IP、ポートレンジ、プロトコルを入力し、 ボタンをク リックしリストに追加します。 6. 「適用」をクリックし、設定を保存します。 4.9.
4.10 管理者 4.10.1 動作モード 動作モードでは、本製品の動作モードを簡単に切り替えることが できます。 動作モードのセットアップ 1. 「管理者」をクリックし、 「動作モード」タブを選択します。 2. 動作モードを選択します。 • 無線ルーターモード (デフォルト): 本製品を無線LANルーター として使用します。ルーターはWAN側 (インターネット) へ接続 することが可能です。 • アクセスポイント(AP)モード: ルーター機能を停止し、本製品を無 線アクセスポイントとして使用します。ネットワーク上に別のルーター が存在している場合などに使用します。(ブリッジモードとも言う) • Media bridge: メディアブリッジモードを使用するには本製品が2 台必要です。メディアブリッジモードは、有線LANに接続したデバ イス間を無線LANで繋ぐことができる機能です。 3.
4.10.2 システム システムでは、無線LANルーターのログイン名やパスワード、タイムゾ ーンなどのシステムに関連する設定を行うことができます。 手順 1. 「管理者」をクリックし、 「システム」タブを選択します。 2.
4.10.3 ファームウェア更新 ご参考: 最新のファームウェアはASUSのオフィシャルサイトからダウン ロードいただけます。(http: //www.asus.co.jp/) ファイルからファームウェアを更新: 1. 「管理者」をクリックし、 「ファームウェア更新」タブを選択します。 2. 「新しいファームウェアファイル」の「参照」ボタンをクリックし、コ ンピューターに保存したファームウェアファイルを指定します。 3. 「アップロード」をクリックし、ファームウェアの更新を開始しま す。ファームウェアの更新には約3分ほどかかります。 ご参考: • ファームウェアの更新後は、無線LANルーターの再起動が必要です。 • ファームウェアの更新に失敗した場合、無線LANルーターは自動 的にレスキューモードに移行し、電源LEDがゆっくりと点滅しま す。復旧方法ついては、 「5.2 Firmware Restoration (ファームウ ェアの復元)」をご覧ください。 4.10.4 復旧/保存/アップロード設定 無線LANルーターの設定の保存とアップロード 1.
4.11 システムログ システムログでは、本製品で行われた通信に関する履歴 (ログ) をカ テゴリーごとに確認することができます。 ご参考: 本製品を再起動または電電をオフにすると、システムログは 自動的に消去されます。 システムログを参照する 1. 「システムログ」をクリックします。 2.
4.12 スマートコネクト スマートコネクトでは、クライアントを3つの無線(2.4 GHz、低帯域 5 GHz、高帯域5 GHz)のいずれかに自動的に切り替えます。 4.12.1 スマートコネクトのセットアップ 次の2つの方法で、Web GUIからスマートコネクトを有効にすること ができます。 • ワイヤレス画面から 1. ウェブブラウザーのアドレス欄に「http://router.asus.com」と 入力します。 2. ログイン画面でユーザー名とパスワードを入力し、 「OK」をクリ ックします。管理画面が表示されます。 3. ナビゲーションパネルから「詳細設定」→「ワイヤレス」→「一 般タブ」の順に開きます。 4. スマートコネクト機能を使用する場合は、 「スマートコネクト」の スライダーを「ON」に移動します。 (新規) この機 能により、自動的に適切な周波数帯(2.
4.12.
帯域切替条件 こちらの設定項目では、バンドステアリングを作動させる基準を 設定します。 • 帯域の最適化 帯域幅の使用率がこのパーセンテージを超えると、ステアリン グが作動します。Broadcomでは、利用率の測定基準について公 開しておりません。 • Enable Load Balance (負荷分散) 負荷分散を制御します。Broadcomでは、負荷分散の測定基準 について公開しておりません。 • 信号強度 (RSSI) 接続クライアントの受信信号レベルがこの基準を満たすと、ス テアリングが作動します。 • PHY Rate Less / PHY Rate Greater これらの制御項目により、バンドステアリング (帯域切換) を作 動させる無線レート(The Physical Layer Rate)を決定します。 • VHT この制御項目により、802.11acクライアントと非ACクライアント の処理方法を決定します。 • ALL (デフォルト) では、あらゆるタイプのクライアントがステ アリングを作動させることができます。 • AC onlyでは、802.
STA選択ポリシー ステアリングが作動すると、ASUSWRTはSTA選択ポリシーに従い、 クライアント(STA)は最も適切な帯域に切り替えられます。 インターフェースの選択と品質 これらの制御項目では、ステアリングされたクライアントの切替条 件を設定します。Target Band の制御項目では、ステアリングする 第1・第2候補の帯域を選択します。無線のSTA選択ポリシー基準を 満たすクライアントは、第1候補にステアリングされます。ただし、 その無線のBandwidth Utilization (帯域幅使用率) が設定値未満 である場合に限られます。設定値を超過している場合は、クライア ントは第2候の帯域にステアリングされます。 バウンス検出 これらの制御項目では、クライアントがステアリングされる頻度を 設定します。これはクライアントが頻繁にステアリングされるのを 防ぐためです。ただし、クライアント自身による切断や、バウンス発 生時のカウントは防ぐことはできません。各クライアントは、猶予 時間の範囲内であれは、無制限にステアリングされます。カウント 回数の上限に達すると、滞留時間の間は、クライアントステア
5 ユーティリティ ご参考: • 無線LANルーター用ユーティリティは、次のURLからダウン ロードいただけます。 • Device Discovery: http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/ LiveUpdate/Release/Wireless/Discovery.zip • Firmware Restoration: http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/ LiveUpdate/Release/Wireless/Rescue.zip • Windows Printer Utility: http://dlcdnet.asus.com/pub/ASUS/ LiveUpdate/Release/Wireless/Printer.zip • 無線LANルーター用ユーティリティはWindows® OS 環境での みご利用いただけます。 5.
5.2 FirmwareRestoration(ファームウェアの復元) 本製品は、ファームウェアの更新に失敗した際に復旧を行うための レスキューモードを備えています。レスキューモードでは、Firemware Restorationユーティリティを使用して指定したファームウェアファイ ルからファームウェアを復旧することができます。 重要: Firmware Restoration ユーティリティは、本機がレスキューモー ドで動作している場合にのみご使用ください。 ご注意: 本ユーティリティは、Windows® OS 環境でのみご利用いた だけます。 Firmware Restorationユーティリティを使用する 1. 無線LANルーターの電源アダプターをコンセントから取り外し ます。 2.
3. コンピューターのIP アドレスを次の値に設定します。 IPアドレス: 192.168.1.x サブネットマスク: 255.255.255.0 4. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「ASUS Utility」→ 「Wireless Router」→「Firmware Restoration」の順にクリック します。 5. ファームウェアファイルを指定し、 「アップロード」をクリックします。 ご注意: Firmware Restorationユーティリティはファームウェア更新用 のユーティリティではありません。ファームウェアの更新を行う場合は、 管理画面から実行してください。詳細については本マニュアルに記載 の「4.7.3 ファームウェアの更新」をご覧ください。 5.3 プリンターサーバーの設定 5.3.
ご参考: • 本製品がサポートするプリンターついては、次のWeb サイト でご確認ください。 (http://event.asus.com/networks/printersupport) • ご利用のOS環境により使用できる機能は異なります。 EZ Printer 共有モードのセットアップ 1. 管理画面で「USBアプリケーション」→「ネットワークプリンタ ーサーバー」の順にクリックします。 2. 「Download Now!」をクリックし、Printer Setup Utility をダ ウンロードします。 ご参考: LPRプロトコルでプリンターに接続する場合は、手動で設定を 行う必要があります。 3. ダウンロードしたファイルを解凍し、実行ファイル「Printer.
4. Printer Setup Utility によるセットアップウィザードが表示されま す。画面に表示される指示に従ってセットアップを行います。 5. 初期セットアップが完了したら「次へ」をクリックします。初期セ ットアップには数分かかる場合があります。 6.
7. Windows® OSの指示に従い、プリンタードライバーをインストー ルします。 8.
5.3.2 LPRを共有プリンターに使用する LPR/LPD (Line Printer Remote/Line Printer Daemon) プロトコルを 使用することで、ネットワーク上にあるWindows® OSやMac OSなど 複数の環境でプリンターを共有することができます。 LPRプリンターを共有する (Windows® OS) 手順 1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサ ウンド」→「デバイスとプリンター」の順にクリックし、画面上部の 「プリンターの追加」をクリックしてウィザードを起動します。 2.
3. 「新しいポートの作成」をチェックし、ポートの種類を「標準の TCP/IP ポート」に設定し「次へ」をクリックします。 4.
5. デバイスの種類の「カスタム」をチェックし、 「設定」をクリック します。 6.
7. 「次へ」をクリックし、ドライバーの検出へ進みます。 8.
9. プリンター名を入力し、 「次へ」をクリックします。 10.
5.4 Download Master Download Masterは、コンピューターや他のデバイスの電源がオフ の状態でも無線LANルーターだけでファイルのダウンロードを行う ことができる画期的な機能です。 ご参考: この機能を使用するには、外付けHDDやUSBメモリー等の USBストレージデバイスを無線LANルーターのUSBポートに接続する 必要があります。本製品がサポートするUSB ストレージデバイスのフォ ーマットタイプや容量については、次のWeb サイトでご確認ください。 (http://event.asus.com/networks/disksupport) Download Master を使用する 1. 「USBアプリケーション」を選択し、 「Download Master」の Install をクリックします。接続されているUSBストレージドライブ を選択するとDownload Masterユーティリティがインストールさ れます。 2.
5. 各種設定の変更を行なうには、ナビゲーションパネルの設定か ら設定変更を行います。 5.4.
5.4.
6 トラブルシューティング 本製品の使用中に問題が発生した場合は、まずトラブルシューテ ィングをご覧ください。ここに記載されているトラブルシューティン グを行っても問題を解決できない場合は、コールセンターに電話 またはメールでお問い合わせください。 6.1 基本的なトラブルシューティング ルーターに関する基本的なトラブルシューティングです。 ファームウェアを最新バージョンに更新します。 1. 管理画面で「管理者」をクリックし、 「ファームウェア更新」タブ を選択します。ファームウェアバージョンの「チェック」ボタンを クリックし、利用可能なファームウェアをチェックします。 2. または、ASUSオフィシャルサイトから最新のファームウェアをダ ウンロードします。 http://www.asus.com/Networking/RTAC88U/HelpDesk_Download/ 3. 「新しいファームウェアファイル」の「参照」ボタンをクリックし、 コンピューターに保存したファームウェアファイルを指定します。 4.
ネットワークケーブルが正しく接続されていることを確認します。 • 本製品とモデム/回線終端装置が正しく接続されている場合、本 製品のWAN LEDが点灯します。 • 本製品とコンピューターが正しく接続されている場合、コンピュー ターの電源が入っている状態で本製品のLAN LEDが点灯します。 お使いのコンピューターのワイヤレスネットワーク接続設定が正し いことを確認します。 • コンピューターをワイヤレスネットワークで接続する場合は、ネッ トワーク名 (SSID) 、認証方式、ネットワークキー、通信チャンネル などが正しく設定されていることを確認します。 ルーターのネットワーク設定が正しいことを確認します。 • ネットワーク上のクライアントが通信を行なうには、各クライアント すべてに個別のIPアドレスが割り当てられている必要があります。 本製品ではDHCPサーバー機能を有しており、この機能を使用する ことで個別のIPアドレスを自動的に割り当てることが可能です。 127
6.2 FAQ (よくある質問) 管理画面 にアクセスすることができません。 • 有線接続の場合は、コンピューターと無線LANルーターにネット ワークケーブルが正常に接続され LAN LEDが点灯していることを 確認する。 • 管理画面にアクセスする際に使用する、管理者名 (ユーザー名) とパスワードが正しいことを確認する。大文字/小文字の入力を 間違わないようご注意ください。 • Web ブラウザーのCookie や一時ファイルを削除する。 例: Internet Explorer 1. メニューバー、またはツール から「インターネットオプシ ョン」を起動します。 2.
無線LANルーターとコンピューターのワイヤレス接続が確立 できません。 ご注意: 5GHz帯ネットワークに接続できない場合は、ワイヤレスデバ イスが5GHzに対応していること、またはデュアルバンド対応であるこ とをご確認ください。 • 電波の有効範囲外: • 無線LANルーターとコンピューターの距離を近づける。 • 無線チャンネルを変更する。 • 無線LANルーターのアンテナの角度を調整する。 • DHCPサーバーを有効にする: 1. 管理画面で「ネットワークマップ」をクリックし、クライアン トに該当のコンピューターが表示されていることを確認し ます。 2.
• SSIDの非表示設定を解除する: 管理画面で「ワイヤレス」をクリックし、 「SSIDを非表示」の 「いいえ」をチェックします。次に、 「チャンネル」を「自動」に設 定します。 • 通信チャンネルを確認する: 無線LANアダプターをお使いの場合、現在設定しているチャンネ ルがご使用の地域で利用可能であることを確認します。許可され ていない通信チャンネルに設定されている場合、ネットワークを 構築することができません。 • システムを工場出荷時の状態に戻す: 無線LANルーターの設定を工場出荷時の状態に戻し、再度ネッ トワークの設定を行います。システムを工場出荷時の状態に戻す には、管理画面で「管理者」をクリックし、 「復元/保存/アップロ ード設定」タブを選択します。 「工場出荷時のデフォルト」の「復 元」をクリックします。 130
インターネットに接続できません。 • ル ーターがプロバイダーに接 続 可 能 でことを確 認 する: 管理画面で「ネットワークマップ」をクリックしインターネットの 接続状態が「接続済み」と表示され、 「WAN IP」が割り当てられ ていることを確認します。 • ネットワークを再起動する: ルーターがWAN IPを取得していない場合は、 「6.
ネットワーク名またはネットワークキーを忘れました。 • ネットワーク名とネットワークキーを再設定する: 管理画面の「ネットワークマップ」、または「ワイヤレス」をクリ ックし、ネットワーク名 (SSID) とネットワークキーを再度設定し ます。 • システムを工場出荷時の状態に戻す: 無線LANルーターの設定を工場出荷時の状態に戻し、再度ネッ トワークの設定を行います。システムを工場出荷時の状態に戻す には、管理画面で「管理者」をクリックし、 「復元/保存/アップロ ード設定」タブを選択します。 「工場出荷時のデフォルト」の「復 元」をクリックします。 システムを工場出荷時の状態に戻す方法を教えてください。 • 管理画面からシステムを工場出荷時の状態に戻す: 管理画面で「管理者」をクリックし、 「復元/保存/アップロード設 定」タブを選択します。 「工場出荷時のデフォルト」の「復元」をク リックします。 工場出荷時のデフォルト設定は以下のとおりです。 ユーザー名: admin パスワード: admin DHCP: 有効(WANポート接続時) IPアドレス: http://router.
管理画面にアクセスできません。 本製品のセットアップを行う前に、お使いのコンピューターが次の環 境であることをご確認ください。 A. プロキシサーバー設定を無効にする Windows® 7 1. Internet Explorerを開くには、 「スタート」ボタンをクリック し、検索ボックスに「Internet Explorer」と入力して、結果の一 覧の「Internet Explorer」 をク リックします。 2. 「ツール」ボタン→「インターネ ットオプション」→「接続」タブ →「LAN の設定」の順にクリック します。 3. 「LAN にプロキシサーバー を使用する」チェックボック スをオフにします。 4.
MAC OS 1. Safari を起動し、 「Safari」→「環境設 定」→「詳細」タブ→プロ キシ項目「設定を変更」 の順にクリックします。 2. 「設定するプロキシサー バーを選択」で「FTP プ ロキシ」と「Web プロキ シ」のチェックボックスを オフにします。 3. 変 更 が 終 了し た ら 、 「今すぐ適用」をクリック して設定を適用します。 ご参考: 設定方法についてはブラウザーのヘルプも併せてご覧くだ さい。 B. IP アドレスの自動取得を設定する Windows® 7 1. ネットワーク接続を開くには、 「スタート」ボタン→「コントロ ールパネル」の順にクリックし ます。検索ボックスに「アダプタ ー」と入力し、ネットワークと共 有センターの「ネットワーク接 続の表示」をクリックします。 2. 変更する接続を右クリックし、 「プロパティ」をクリックします。 3.
4. DHCP を使用してIP 設定を 自動的に取得するには、 「IP アドレスを自動的に取得す る」をクリックします。 5. 変更が終了したら、 「OK」 をクリックして設定を適用 します。 MAC OS 1. をクリックし、アップル メニューを開きます。 2. 「システム環境設定」を 選択し、インターネットと ネットワークの「ネットワ ーク」をクリックします。 3. 現在使用しているネット ワークを選択し、 「設定」 をクリックします。 4. 「TCP/IP」タブをクリック し、 「IPv4 の設定」ドロッ プダウンリストで「DHCPサーバを参照」を選択します。 5.
C. ダイヤルアップ接続を無効する Windows® 7 1. Internet Explorerを開くには、 「スタート」ボタンをクリック し、検索ボックスに「Internet Explorer」と入力して、結果の一 覧の「Internet Explorer」をクリ ックします。 2. 「ツール」ボタン→「インターネ ットオプション」→「接続」タブ の順にクリックします。 3. 「ダイヤルしない」をクリックし ます。 4.
付録 回収とリサイクルについて 使用済みのコンピューター、ノートPC等の電子機器には、環境に 悪影響を与える有害物質が含まれており、通常のゴミとして廃棄す ることはできません。リサイクルによって、使用済みの製品に使用 されている金属部品、プラスチック部品、各コンポーネントは粉砕 され新しい製品に再使用されます。また、その他のコンポーネント や部品、物質も正しく処分・処理されることで、有害物質の拡散の 防止となり、環境を保護することに繋がります。 REACH Complying with the REACH (Registration, Evaluation, Authorisation, and Restriction of Chemicals) regulatory framework, we published the chemical substances in our products at ASUS REACH website at http://csr.asus.com/english/index.
radio communications. However, there is no guarantee that interference will not occur in a particular installation. If this equipment does cause harmful interference to radio or television reception, which can be determined by turning the equipment off and on, the user is encouraged to try to correct the interference by one or more of the following measures: • Reorient or relocate the receiving antenna. • Increase the separation between the equipment and receiver.
Prohibition of Co-location This device and its antenna(s) must not be co-located or operating in conjunction with any other antenna or transmitter except in accordance with FCC multi-transmitter product procedures. Safety Information This equipment complies with FCC radiation exposure limits set forth for an uncontrolled environment. This equipment should be installed and operated with minimum distance 31cm between the radiator and your body.
This equipment may be operated in AT, BE, CY, CZ, DK, EE, FI, FR, DE, GR, HU, IE, IT, LU, MT, NL, PL, PT, SK, SL, ES, SE, GB, IS, LI, NO, CH, BG, RO, RT. Canada, Industry Canada (IC) Notices This device complies with Industry Canada license-exempt RSS standard(s). Operation is subject to the following two conditions: (1) this device may not cause interference, and (2) this device must accept any interference, including interference that may cause undesired operation of the device.
WARNING! • This radio transmitter (3568A-RTGZ00) has been approved by Industry Canada to operate with the antenna types listed below with the maximum permissible gain and required antenna impedance for each antenna type indicated. Antenna types not included in this list, having a gain greater than the maximum gain indicated for that type, are strictly prohibited for use with this device.
NCC警語 經型式認證合格之低功率射頻電機,非經許可,公司、商號或使用 者均不得擅自變更頻率、加大功率或變更原設計之特性及功能。 低功率射頻電機之使用不得影響飛航安全及干擾合法通信;經發 現有干擾現象時,應立即停用,並改善至無干擾時方得繼續使用。 前項合法通信,指依電信法規定作業之無線電通信。低功率射頻 電機須忍受合法通信或工業、科學及醫療用電波輻射性電機設備 之干擾。 「產品之限用物質含有情況」之相關資訊,請參考下表: 鉛 汞 限用物質及其化學符號 六價 多溴聯苯 多溴二苯醚 鎘 鉻 (PBB) (PBDE) 印刷電路板及 - ○ ○ ○ ○ ○ 電子組件 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 外殼 - ○ ○ ○ ○ ○ 天線 ○ ○ ○ 其他及其配件 ○ ○ ○ 備考1.“○”係指該項限用物質之百分比含量未超出百分比 含量基準值。 備考2.
GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2, June 1991 Copyright (C) 1989, 1991 Free Software Foundation, Inc. 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA Everyone is permitted to copy and distribute verbatim copies of this license document, but changing it is not allowed. Preamble The licenses for most software are designed to take away your freedom to share and change it.
We protect your rights with two steps: (1) copyright the software, and (2) offer you this license which gives you legal permission to copy, distribute and/or modify the software. Also, for each author’s protection and ours, we want to make certain that everyone understands that there is no warranty for this free software.
1. You may copy and distribute verbatim copies of the Program’s source code as you receive it, in any medium, provided that you conspicuously and appropriately publish on each copy an appropriate copyright notice and disclaimer of warranty; keep intact all the notices that refer to this License and to the absence of any warranty; and give any other recipients of the Program a copy of this License along with the Program.
terms, do not apply to those sections when you distribute them as separate works. But when you distribute the same sections as part of a whole which is a work based on the Program, the distribution of the whole must be on the terms of this License, whose permissions for other licensees extend to the entire whole, and thus to each and every part regardless of who wrote it.
for all modules it contains, plus any associated interface definition files, plus the scripts used to control compilation and installation of the executable. However, as a special exception, the source code distributed need not include anything that is normally distributed (in either source or binary form) with the major components (compiler, kernel, and so on) of the operating system on which the executable runs, unless that component itself accompanies the executable.
7. If, as a consequence of a court judgment or allegation of patent infringement or for any other reason (not limited to patent issues), conditions are imposed on you (whether by court order, agreement or otherwise) that contradict the conditions of this License, they do not excuse you from the conditions of this License.
9. The Free Software Foundation may publish revised and/ or new versions of the General Public License from time to time. Such new versions will be similar in spirit to the present version, but may differ in detail to address new problems or concerns. Each version is given a distinguishing version number.
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