ASUS Control Center Express ユーザーマニュアル Version: 01.
J17075 改訂版 V2 2020年12月 Copyright © 2020 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複製、頒布および逆コンパイル を制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。購入者によるバックアップ目的の場合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ このマニュアルについて...................................................................................................viii 1章:はじめに 1.1 セットアップ...................................................................................................... 1-2 1.1.1 ASUS Control Center Express (ACCE)のインストール..........................1-2 1.1.2 ASUS Control Center Expressへのログイン............................................1-6 1.2 1.1.3 アカウントのパスワードの変更.....................................................................
もくじ 3章: 実装管理 3.1 3.2 3.3 エージェントの実装.......................................................................................... 3-2 3.1.1 自動的にスキャンしてデバイスへ実装.......................................................3-3 3.1.2 指定範囲のIPアドレスのスキャン................................................................3-5 3.1.3 追加してデバイスへ実装.................................................................................3-7 3.1.4 デバイス情報の編集....................................................................................
もくじ 4.10 4.11 4.12 BIOS............................................................................................................... 4-19 4.10.1 BIOSフラッシュ管理........................................................................................4-19 4.10.2 BIOS設定............................................................................................................4-24 インストーラー............................................................................................... 4-26 4.11.
もくじ 5.9 5.10 5.11 リモートデスクトップ(KVM - 8117)................................................................. 5-49 USBのリダイレクション................................................................................... 5-52 5.10.1 画像の共有.......................................................................................................5-53 5.10.2 ローカルドライブの共有..............................................................................5-53 スマートBIOS.................................................................
もくじ 8.4 8.5 フィードバックの送信..................................................................................... 8-27 バックアップと復旧......................................................................................... 8-28 8.5.1 ASUS Control Center Expressのデータと設定のバックアップ.......8-28 8.5.2 ASUS Control Center Expressのデータと設定の復旧.......................
このマニュアルについて 本ユーザーガイドはASUS Control Center Express (ACCE)を使用して設定するために 必要な情報が記載されています。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8.
このマニュアルの表記について 本書には、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産への損 害を未然に防止していただくために、守っていただきたい事項が記載されています。 次の内容をよくご理解いただいた上で本文をお読みください。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その 危険を回避するための方法を説明しています。 重要: 作業を完了するために必要な指示や設定方法を記載しています。 メモ: 製品を使いやすくするための情報や補足の説明を記載しています。 表記 太字 選択するメニューや項目を表示します。 < >で囲った文字は、キーボードのキーです。 例: →Enter もしくはリターンキーを押してくださ い。 ・ 本書に記載している画面は一例です。画面の背景、画面デザイン、表示される項目名、アイ コンなどの種類や位置などが実際の画面と異なる場合があります。 ・ 本書は、本書作成時のソフトウェアおよびハードウェアの情報に基づき作成されていま す。ソフトウェアのバージョンアップなどにより、記載内容とソフトウェア
x
1章 1章:はじめに はじめに 本章はASUS Control Center Expressの 概要と、インストール方法と設定方法を 手短に紹介します。
1.1 セットアップ 1.1.1 1-2 ASUS Control Center Express (ACCE)のインストール 1. お使いのASUS製品のウェブサイトへ移動し、ASUS Control Center Expressのイ ンストーラーをダウンロードしてください。 2. インストールファイル(Zip形式)を解凍し、Setup.
3. 4. ASUS Control Center Expressをインストールするフォルダーを選択します。デ フォルトのフォルダー設定を使用することが推奨されます。終了したら、Next(次 へ進む)をクリックします。 • Browse...(別のフォルダーを選択)をクリックして、ASUS Control Center Expressをインストールするフォルダーを新たに設定できます。 • Disc Cost...
5.
6. 7.
8. インストールが完了したら、Close(閉じる)をクリックしてインストール画面を閉じ ます。 1.1.2 ASUS Control Center Expressへのログイン 1-6 1. ASUS Control Center Express.exeアプリケーション ASUS Control Center Expressを起動します。 をダブルクリックして、 2.
1.1.3 1. 2. 3.
1.1.4 ライセンスキーのアクティベーション • エージェントを実装するクライアントデバイスそれぞれにライセンスキーが必 要となります。 • インポートするライセンスキーか、以前にエクスポートしておいたライセンスキ ーがすでに存在する場合は、Import(インポート)機能を使用してください。ライ センスキーの詳細は、8.1.4 ライセンスを参照してください。 1. マザーボードのギフトボックスに付属するASUS Control Center Expressカード に記載されたライセンスキーを確かめてください。 2. アイコンをクリックし、続いてOptions(オプション)> License(ライセンス)タ ブを選択します。 3. Add Key(キーを追加)をクリックします。 4. ライセンスキーを入力し、続いてAdd Key(キーを追加)をクリックして、デバイス 1台に対するASUS Control Center Expressのライセンスを登録します。 1.1.
1.
メニューバーの項目: 画面上部のメニューバーには以下の項目が表示されます: 上部メニューバーの項目 説明 Switch view (ビューの切替) ユーザーインターフェースを切り替えます。 Report generator (レポートジェネレー ター) クライアントデバイスのオンライン/オフライン状態を示すグラフとレ ポートを生成します。また、ソフトウェアのインストールとハードウェア の一覧とレポートも生成します。 Management control (管理制御)* リモート管理コントローラー(RTL8117)を使用して、電源がオフのデバ イス、OSがインストールされていないデバイス、OSを開けないデバイ スなどで、デバイスのハードウェアを検査し特定の機能を実行します。 Metadata(メタデータ) 1台または複数のデバイスでデバイスのメタデータをカスタマイズしま す。 Deploy(実装) ASUS Control Center Expressエージェントを自動または手動で実装ま たは削除します。 Settings(設定) SMTP設定、通知ルール、ASUS Control C
2章 2章: メインメニューの概要 メインメニューの概要 本章はメインコントロールパネルの機能 を説明します。
2.
2.1.
2.1.2 イベントログ イベントログ表示は、すべてのクライアントデバイスの状態をリアルタイムで表示しま す。クライアントデバイスの状態変化を一目で確認できます。イベントログの右上をク リックして表示内容を拡張し、各イベント項目の詳細情報を確認することもできます。 通知ルール管理メニューを使用して、イベントログに表示するイベントの通知ルー ルを追加または編集できます。詳細は、8.1.
2.2 デバイスの概要 デバイスの概要にはクライアントデバイスがすべて表示されます。キーワードを使用 してクライアントデバイスを検索したり、クライアントデバイスの一覧をエクスポート したり、ショートカット機能を使用して選択したデバイスで特定の操作を行えます。 検索 バー デバイス 一覧 2.2.
• • デバイスの一覧を使用してデバイスをフィルタリング: 1. バイスの一覧で、条件として使用する列の上にポインターを移動させま デ す。 2.
2.2.2 デバイス情報の表示 デバイスの概要一覧でクライアントデバイスのセルをクリックすると、デバイス情報の ページへ移動します。クライアントデバイスの詳細情報を確認したり、デバイスに関す るその他の機能を操作できます。 デバイス情報ページに表示される詳細な情報については、4章 デバイス情報を参 照してください。 2.2.3 デバイス一覧のメタデータのカスタマイズ クライアントデバイスの一覧で表示する項目を選択する場合は、Customize(カスタマ イズ)アイコン をクリックします。新しく追加されたメタデータ項目にチェックを入 れると、デバイスの概要一覧でメタデータの列を追加して表示できます。 2.2.4 デバイス一覧のエクスポート デバイス一覧をバックアップする場合は、一覧を .csvファイル形式でエクスポートでき ます。 デバイス一覧をエクスポートする場合は、 (Export(エクスポート))をクリックし、 ファイル名を入力してSave(保存)をクリックすれば、デバイス一覧が.
2.2.5 クライアントデバイスのグループ作成 必要に応じて、クライアントのデバイス一覧にあるデバイスをグループに分けられま す。グループ機能とフィルタリング機能を使用して、クライアントデバイスを素早く見つ け出し、確認し、管理できます。作成したグループに通知ルールを設定したり、Report generator(レポートジェネレーター)でグループ別に出力されるレポートへデバイス を手軽に追加できます。 新規デバイスグループを作成する方法は次の通りです: 2-8 1. Group(グループ)をクリックします。 2. ドロップダウンメニューからNew group(新規グループ)を選択します。 3.
4. 5.
2.2.6 ショートカット機能の使用 クライアントデバイスで所定の操作を行ったり、タスクのスケジュールを設定できま す。 1. 操作するデバイスを選択します(複数のデバイスを選択可能)。 2. Select function(機能を選択)をクリックし、使用する機能を選択します。以下の 表に、各機能の内容が短く紹介されています。 • • • 2-10 以下に表示される機能の詳細は、以下の各章を参照してください。 - USBのリダイレクション:5.10 USBのリダイレクション - パスワードの設定:5.4.3 RTL8117のパスワード設定 - ファームウェアのアップデート:5.12 ファームウェアのアップデート - タスクスケジューラー:5.3 タスクスケジューラー - ソフトウェアの管理:5.2 ソフトウェアの管理 - スマートBIOS:4.11 BIOS - 8117-トラストゾーン:5.13 トラストゾーン - レポートジェネレーター:7章レポートジェネレーター - 動作状態:4.2 動作状態 - クライアントエージェントのアップデーター:3.
Restart Computer (コンピューターの再起動) Power Off(電源オフ) Remote Control(リ モート制御) 選択したデバイスの電源をオフにします。 選択したデバイスの電源をオンにします。 電源オフのクライアントデバイス は、ウェイクオンLANをサポートし ている場合にのみ、電源オンにで きます。 Power On(電源オン) Restart Computer (コンピューターの再起動) RTL8117を通じて選択したデバイスを再起動しま す。 Force Power OFF (電源を強制的にオフ) RTL8117を通じて、選択したデバイスの電源を4 秒間オフにします。 Power Off(電源オフ) RTL8117を通じて選択したデバイスの電源をオ フにします。 Power On(電源オン) RTL8117を通じて選択したデバイスの電源をオ ンにします。 WatchDog Enable (ウォッチドッグを有効) 選択したデバイスでRTL8117ウォッチドッグ監視 を有効にします。 WatchDog Disable (ウォッチドッグを無効) 選択し
Enable Regedit デバイスでWindowsレジストリエディタを (レジストリエディタを有効) 有効にします。 Security (セキュリティ) Disable Regedit デバイスでWindowsレジストリエディタを (レジストリエディタを無効) 無効にします。 Enable USB(USBを有効) デバイスでUSBポートを有効にします。 Disable USB(USBを無効) デバイスでUSBポートを無効にします。 USB Read Only (USBを読取専用) Task Scheduler(タスクスケジューラー) デバイスのUSBポートを読み取り専用に設 定します。 選択したデバイスのタスクのスケジュール を設定します。 Software Dispatch (ソフトウェアを配布) ソフトウェアやスクリプトをデバイスへ配布 します。 Software Information (ソフトウェア情報) デバイスのアプリケーション、プロセス、サ ービスを表示または設定します。 デバイスで禁止されているソフトウェアを Software Blacklist(ソフト Software
2.3 グラフィックビューのカスタマイズ クラシックビューとグラフィックビューを切り替えられます。グラフィックビューではオ フィスのフロアといったレイアウト画像をアップロードし、レイアウトでクライアントデ バイスのショートカットアイコンを配置できます。 2.3.1 グラフィックビューのカスタマイズ方法(初回) 1. をクリックしてグラフィックビューへ切り替えます。 2. Edit(編集)をクリックしてレイアウトファイルを追加します。 3. Browse(ブラウズ)をクリックして、レイアウト画像として使用する画像ファイル を選択しアップロードします。 4.
5. ステップ4を繰り返して、複数のクライアントデバイスのアイコンを追加します。 すべてのクライアントデバイスを一度に削除する場合は、Reset(リセット)をクリッ クします。 2-14 6. クライアントデバイスをクリックして好みの位置へ移動させて、配置できます。 Icon Size(アイコンのサイズ)スクロールバーを使用して、クライアントデバイス のアイコンのサイズを調整することもできます。 7.
2.3.2 グラフィックビューのメニュー項目の操作 グラフィックビューで利用可能な各種機能については、以下の表を参照してください。 Check all machines (すべての機器を選択) レイアウト上のクライアントデバイスすべてを選択します。 Uncheck all machines (すべての機器の選択 を解除) レイアウト上のクライアントデバイスすべての選択を解除します。 Edit(編集) ショートカットアイコンとバックグラウンドを編集します。詳細な手順 は 2.3.
2.3.
2.4 ミッションセンター ミッションセンターではタスクの進捗と状況を確認できます。保留中、終了、進行中の タスク、およびタスクの進捗度と実行結果をすべて、 ミッションセンターで確認できま す。 2.4.
• タスク情報の表示: ミッションセンターを拡大表示した状態でタスク名をクリックすると、タスクが実 行されているクライアントデバイスを確認でき、各クライアントデバイスの状態 または結果も表示されます。 2.4.
• タスクの進捗バー脇にある「X」をクリックすると、終了したタスクが削除され ます。削除できるのは終了したタスクのみです。保留中または進行中のタスク は、終了するまで削除できません。 • 複数のステップに分かれるタスクも、 ミッションセンターで完了させられます。 例えば、BIOSのアップデート後にクライアントデバイスを再起動するタスクの 場合、BIOSアップデートのステップが終了次第、 ミッションセンターを通じてク ライアントデバイスを再起動できます。 • ミッションセンターはASUS Control Center Expressのメインサーバーへ現在 進行中のタスクを記録します。ASUS Control Center Expressのメインサーバ ーがシャットダウンされ再起動された場合、 ミッションセンターのタスクはリセ ットされ、ASUS Control Center Expressのメインサーバーが再起動した後に、 進行中のタスクのみを記録します。 ASUS Control Center Express 2-19
2-20 2章: メインメニューの概要
3章 3章: 実装管理 実装管理 本章はASUS Control Center Expressの エージェントを自動または手動で実装、 削除、アップデートする方法を説明しま す。
3.1 エージェントの実装 デバイスへエージェントを新しくインストールし、ASUS Control Center Expressサー バーへ追加すれば、管理、監視、制御を手軽に行えます。 右上のメニューバーで の画面が開きます。 をクリックするとAgent Management(エージェント管理) 本セクションのスクリーンショットは参考情報です。 実装を開始する前に、以下の条件を満足させてください: 3-2 • エージェントをクライアントデバイスへ実装する前に、ライセンスキーを登録し てください。ライセンスキー登録の詳細は、8.1.
• クライアントの管理者用アカウントではパスワードを設定できるようにしてくだ さい。このデバイスへ実装する際に、そのアカウント名とパスワードを正確に入 力してください。アカウント名とパスワードが入力されない場合、デフォルトのア カウント名とパスワードが使用されます。アカウント情報を確認して編集する場 合は、Settings(設定)> Options(オプション)> General Configurations(一般 設定)> Agent device’s administrator account(エージェントデバイスの管理 者用アカウント)で行えます。詳細は8.1.3 一般設定を参照してください。 管理者用アカウント設定はWindowsのバージョンに応じて異なります。 Windowsのアカウント設定に関する詳細情報は、Microsoftのウェブサイトを参 照してください。 • エージェントがクライアントデバイスに実装済みであり、再実装が必要な場合、 事前にエージェントをクライアントデバイスから削除してください。詳細は3.2 エージェントの削除を参照してください。 3.1.
3. スキャンされたデバイスをダブルクリックするとデバイス情報を編集できます。 編集し終わったら、Save(保存)をクリックしてください。 • • 4. Account(アカウント)欄には管理者権限を有するアカウントを入力してくださ い。 デフォルトで表示されるアカウントはエージェントデバイスの管理者用ア カウント名とパスワードです。編集する場合は、Settings(設定)> Options (オプション)> General Configurations(一般設定)> Agent device’s administrator account(エージェントデバイスの管理者用アカウント)で行え ます。詳細は8.1.
3.1.2 指定範囲のIPアドレスのスキャン ネットワーク環境によっては、スキャンするデバイスのIPアドレスの範囲を指定し、 エージェントを素早く効率的に実装できます。 メインサーバーのIPアドレス メインサーバーのIPアドレスをスキャン範囲として設定できます。 1. Scan IP range(IPアドレスの範囲をスキャン)をクリックし、Local IP Address (ローカルのIPアドレス)を選択します。 2. IP Source(IPアドレスのソース)欄でメインサーバーのIPアドレスを選択し、 Subnet Mask(サブネットマスク)欄でスキャンするサブネットマスクの範囲を選 択します。 3. OKをクリックしてスキャンを開始します。 4. スキャンされたデバイスをダブルクリックするとデバイス情報を編集できます。 編集し終わったら、Save(保存)をクリックしてください。 5.
クライアントデバイスのIPアドレス クライアントデバイスのIPアドレスをスキャン範囲として設定できます。 1. 2.
Start Address(開始アドレス) スキャンするクライアントデバイスの開始IPアドレスを 入力します。 End Address(終了アドレス) スキャンするクライアントデバイスの終了IPアドレスを 入力します。 スキャンするメインサーバーのネットワークカード(NIC) のIPアドレスを選択します。 NIC 3. OKをクリックしてスキャンを開始します。 4. スキャンされたデバイスをダブルクリックするとデバイス情報を編集できます。 編集し終わったら、Save(保存)をクリックしてください。 5. スキャンされたデバイス情報の編集が終了したら、エージェントを実装するデバ イスを選択し、Deploy(実装)をクリックします。 ACC CSMがすでにクライアントデバイスにインストールされている場合は、エー ジェントを実装する前にデータをエクスポートしてバックアップし、Remove the client device’s ACC agent(クライアントデバイスのACCエージェントを削除)を有 効にしてください。 6. 実装終了後に、実装結果を一覧で確認できます。 3.1.
Main Server(メインサーバー)ASUS Control Center ExpressサーバーのIPアドレスを入力します。 OS Type(OSのタイプ) クライアントのOSのタイプを選択します。 Host Type(ホストのタイプ) IP Address(IPアドレス)を選択してクライアントのIPアドレスを入 力します。 または Host name(ホスト名)を選択してクライアントの名前を入力します。 Host Port(ホストポート) ポート名を入力します。 Account Type(アカウントの クライアントのアカウントをローカルまたはドメインから選択しま タイプ) す。 Local(ロ エージェントの管理者権限はエージェントがインストー ーカル) : ルされたデバイスのみを管理できます。 Domain エージェントの管理者権限はドメイン内のデバイスす (ドメイ べてを管理できます。 ン) : Domain(ドメイン)* ドメイン名を入力します。 Account(アカウント) クライアントの管理者用アカウント名を入力します。 Password(パスワード) クライアントの管理者用アカウントのパス
4. 実装終了後に、実装結果を一覧で確認できます。 Export(エクスポート)をクリックすると現在のデバイス一覧がCSVファイルへエク スポートされます。テキストエディタを使用して編集できます。 3.1.4 デバイス情報の編集 エージェントを実装する前に、スキャンまたは追加したデバイスのデバイス情報を編 集できます。 1. 編集するデバイスをダブルクリックします。 2.
3.1.5 3-10 エージェントの手動インストール 1. Manual Installation of an Agent(エージェントの手動インストール)をクリック して、インストールファイル(Setup.msi)をダウンロードします。 2. USBメモリーなどの外付けストレージデバイスを使用し、エージェントをインス トールするクライアントへSetup.msiをコピーして貼り付けます。 3. クライアントデバイスでSetup.
4. メインサーバーのIPアドレスをServer IP(サーバーのIPアドレス)欄へ入力し、 Next(次へ)をクリックします。必要であれば、Server Port(サーバーポート)欄の デフォルトのポートを変更することもできます。 5. メインサーバーがクライアントデバイスの情報を受信できるか、確かめてくださ い。デフォルトのポートが既に使用されている場合、ASUS Control Centerのメイ ンサーバーを通じて、インストール後に調整を行ってください。 6.
3.2 エージェントの削除 本セクションのスクリーンショットは参考情報です。 本セクションは、エージェントを再実装したり削除する場合にエージェントを削除する 手順を紹介します。 3.2.1 メインサーバーを通じたエージェントの削除 1. Agent Management(エージェント管理)ページで、エージェントを削除するデ バイスを選択して(複数のデバイスを選択可能)ダブルクリックします。 2.
3.2.2 手動でインストールしたエージェントの削除 クライアントデバイスへエージェントを手動でインストールした場合、以下のステップ に従ってエージェントを削除してください。 • エージェントが実装されているクライアントデバイスが修理やメンテナンスの 最中の場合、まずクライアントデバイスからエージェントを削除し、続いてその デバイスへ別のエージェントを再実装してください。デバイスへエージェント を実装する手順は、3.1 エージェントの実装を参照してください。 • クライアントデバイスから手動でエージェントを削除するだけでなく、クライア ントデバイスをASUS Control Center Expressからも削除してください。 1. ASUS Control Center Expressサーバーからデバイスを削除します。詳細は3.2.1 メインサーバーを通じたエージェントの削除を参照してください。 2. クライアントデバイスで、Apps & features(アプリと機能)メニューを選択しま す。 3.
3.
3.3.1 1. エージェントのアップデート エージェントをアップデートするデバイスを選択します(複数のデバイスを選択 可能)。 Classic dashboard(クラシックダッシュボード) Graphic dashboard(グラフィックダッシュボード) 2. Select function(機能の選択)をクリックし、 ドロップダウンメニューからClient Agent Updater(クライアントエージェントのアップデーター)を選択します。 3.
4.
4章 4章: デバイス情報 デバイス情報 本章はデバイスを管理するためのデバイ ス情報とソフトウェア制御の機能を説明し ます。
4.
Device Name (デバイス名) デバイス名を表示します。 OS Information (OS情報) OSの情報を表示します。 をクリックするとデバイス名を編集できます。 Logon user クライアントデバイスにログオンしたユーザーを表示します。 (ログオンしたユーザー) BIOS Version (BIOSバージョン) BIOSのバージョン情報を表示します。 Model Name(モデル名) クライアントデバイスのモデル名を表示します。 IP Address(IPアドレス) クライアントデバイスのIPアドレスを表示します。 Time Zone (タイムゾーン) Up Time(稼働時間) クライアントデバイスの所在地のタイムゾーンを表示します。 クライアントデバイスの稼働時間を表示します。 Agent Version(エージェ エージェントのバージョン情報を表示します。 ントのバージョン) Operating Status (動作状態) デバイスの動作状態(メンテナンス、スタンバイ、通常)を設定できます。詳細 は、4.
4.
4.3 ハードウェアセンサー(ソフトウェア) この機能ではS.M.A.R.T.属性を確認したり、電圧/温度/ファン動作/グラフィックスカー ドなどのしきい値を編集できます。この機能はソフトウェアで制御され、ハードウェア バージョンに応じて異なる場合があります。Hardware(ハードウェア)モードの詳細 は、5.6 ハードウェアセンサー(ハードウェア)を参照してください。 • • グラフィックスカードなどの機能は、クライアントデバイスにコンポーネントを インストールしない限り利用できない場合があります。 をクリックするとアイテムを隠したり表示させることができます。 • この機能はデバイスがOSへログインされていなかったり、RTL 8117 LAN ICを サポートする管理LANポートを使用して接続されていない場合、利用できま せん。 • マザーボードがRTL8117をサポートしている場合、ハードウェアモードへ切り 替えられます。また、デバイスが現在電源オフの場合、前回に電源がオンにな った際のハードウェアセンサー情報を確認できます。 S.M.A.R.T.
4.3.
4.4 使用率 この機能はデバイスのCPU、DIMM、パーティション、ネットワークの使用率のしきい値 を確認して設定できます。 をクリックするとサブアイテムを隠したり表示させることができます。 CPU CPUの使用状況と使用率(%)を表示します。アイテムのしきい値を編集すること もできます。 DIMM メモリーの使用状況と使用率(%)を表示します。アイテムのしきい値を編集する こともできます。 Partition (パーティション) ディスクパーティションの使用状況と使用率(%)を表示します。アイテムのしき い値を編集することもできます。 Network (ネットワーク) ディスクのネットワークの使用状況と使用率(%)を表示します。アイテムのしき い値を編集することもできます。 4.4.
4.5 目録(ソフトウェア) この機能はデバイスがOSへログインされていなかったり、RTL 8117 LAN ICをサ ポートする管理LANポートを使用して接続されていない場合、利用できません。 この機能は1台のクライアントデバイスとディスクの詳細情報を表示します。この機能 はソフトウェアで制御され、ハードウェアバージョンに応じて異なる場合があります。 Hardware(ハードウェア)モードの詳細は、5.7 目録(ハードウェア)を参照してくださ い。 4.5.
4.5.
4.6 ソフトウェア この機能は1台のデバイスに関するソフトウェアとアプリケーションの詳細情報 を、Application(アプリケーション)、Processes(プロセス)、Services(サービス)、 Environment(環境)タブに分けて表示します。 4.6.
4.6.2 プロセスタブ Processes(プロセス)タブではアクティブなプロセスの情報を確認できます。プロセス をクリックし、End Task(タスクの終了)を選択してプロセスを終了することもできます。 4.6.
4.6.
4.7 制御(ソフトウェア) デバイスがOS環境にログインしていない場合、この機能は利用できません。 この機能はレジストリエディタ、USBストレージデバイス、電源制御機能などを設定で きます。この機能はソフトウェアで制御され、ハードウェアバージョンに応じて異なる 場合があります。Hardware(ハードウェア)モードの詳細は、5.
4.8 イベントログ この機能ではMonitor(監視)、Application(アプリケーション)、System(システム)、 Security(セキュリティ)タブをクリックして、ASUS Control Center Expressのクライアン トデバイスのイベントログを表示できます。各イベントログのタブで、イベントをクリッ クして詳細情報を確認できます。 表を.csvファイルへエクスポートしたり、ACC CSMイベントログの.csvファイルをイン ポートできます。 • 表をエクスポートする場合はExport(エクスポート)ボタンをクリックし、 ファイル名を入力してSave(保存)をクリックします。 • ACC CSMイベントログ表をインポートする場合はImport(インポート)ボタ ンをクリックし、インポートするACC CSMイベントログの.csvファイルを選 択して、Open(開く)をクリックします。 列のヘッダーをクリックすると、列内のアイテムがアルファベット順に整列されま す。 4.8.
4.8.
4.8.
4.8.
4.9 リモートデスクトップ(一般) Remote Desktop(リモートデスクトップ)機能は、ASUS Control Center Expressでア クセスするデスクトップを通じて、柔軟なデバイス管理のインターフェースを提供しま す。 クライアントデバイスがリモート管理コントローラー(RTL8117)をサポートしている 場合、ウィンドウが出現してGeneral(一般)またはKVM - 8117のどちらかを選択でき ます。ここではGeneral(一般)を選択し、Yes(はい)をクリックすれば、クライアントデ バイスをリモートで制御できるようになります。KVM-8117を選択すればモートデスク トップへ直接移動します。KVM-8117モードでリモートデスクトップを使用する方法 は、5.
4.10 BIOS ここでは、1台または複数のデバイスで各種のBIOS設定(Advanced(詳細)、Boot(起 動)、Monitor(監視)、Security(セキュリティ))を調整できます。また、BIOSファイルを 手動でアップロードするか、BIOSキャッシュからアップロードして、1台または複数のデ バイスのBIOSをアップデートすることもできます。 デバイス情報からBIOSページへアクセスすると、選択したデバイスのBIOS設定を確 認して管理するか、アップデートする作業のみが行えます。複数のデバイスでBIOS設 定を確認して管理したり、アップデートする場合は、メインメニューのページへ戻り、 複数のデバイスを選択してから、Selection Function(機能の選択) ドロップダウンメ ニューでSmart BIOS(スマートBIOS)を選択してください。 4.10.
2. 3.
4. (複数のデバイスの場合)各モデル名の脇にあるドロップダウンメニューで、デ バイスでフラッシュするBIOSを選択します。 5. Flash Mode(フラッシュモード)を選択し、Flash BIOS(BIOSのフラッシュ)をクリッ クします。 ハードウェアフラッシュモードは、RTL 8117 LAN ICをサポートする管理LANポート を使用して接続したクライアントデバイスでのみ使用できます。 6. ポップアップメッセージでOKをクリックすると、新たなポップアップメッセージ が出現します。 7.
BIOSをBIOSキャッシュからフラッシュ BIOSキャッシュからBIOSファイルを選択できます。 1. BIOS Flash Type(BIOSのフラッシュタイプ)欄からFlash from BIOS Cache(BIOS キャッシュからフラッシュ)を選択します。 このオプションは、1台のデバイスを選択した場合にのみ出現します。 2. 適用されるBIOSファイルが自動的に選択されます。別のBIOSファイルを選択す る場合は、BIOS Cache List(BIOSキャッシュ一覧)のドロップダウンメニューをク リックします。複数のデバイスでBIOSをアップデートする場合は、すべてのデバ イスのBIOSファイルを選択してください。 3. Flash Mode(フラッシュモード)を選択し、Flash BIOS(BIOSのフラッシュ)をクリッ クします。 ハードウェアフラッシュモードは、RTL 8117 LAN ICをサポートする管理LANポート を使用して接続したクライアントデバイスでのみ使用できます。 4.
BIOSキャッシュからBIOSファイルを削除 BIOSキャッシュブロックにある、クライアントデバイスで利用可能なBIOSファイルを確 認できます。BIOSキャッシュからBIOSファイルを削除する場合は、削除するBIOSファイ ルを選択し、Remove(削除)をクリックします。 ASUS Control Center Express 4-23
4.10.
BIOS設定機能: BOS設定ページで利用可能な各種機能については、以下の表を参照してください。 Load Default 工場出荷時のデフォルトBIOS設定を読み込みます。 (デフォルトの読み込み) Import(インポート) クライアントデバイスのBIOS設定をインポートします。 Export(エクスポート) クライアントデバイスのBIOS設定をエクスポートします。 Apply(適用) BIOS設定ページの変更内容をクライアントデバイスのBIOSへ適用 します。 BIOSが変更されたりデフォルトのBIOS設定を読み込んだ場合は、必ずクライアン トデバイスを再起動してくだあい。 ASUS Control Center Express 4-25
4.11 インストーラー メインサーバーがインターネットに安定して接続されるようにしてください。 この機能を使用して、 ドライバー、ユーティリティアプリケーション、BIOSをダウンロー ドして1台または複数のデバイスへアップデートできます。 デバイス情報からインストーラーページへアクセスすると、選択したデバイスのドライ バー、ユーティリティアプリケーション、BIOSをダウンロードしてアップデートする作業 のみが行えます。複数のデバイスでドライバー、ユーティリティアプリケーション、BIOS をダウンロードしてアップデートする場合は、メインメニューのページへ戻り、複数の デバイスを選択してから、Selection Function(機能の選択) ドロップダウンメニュー でSoftware Management(ソフトウェア管理)> Installer(インストーラー)を選択して ください。 4.11.
3. ダウンロードのパスを新たに設定する場合は をクリックします。さもなけれ ば、デフォルトのダウンロードパスが使用されます。 4.
5. 6.
4.11.2 ドライバー / アプリケーション / BIOSのダウンロードとインス トール ドライバー、アプリケーション、BIOSをASUS Control Center Expressのメインサーバー へダウンロードし、クライアントデバイスへインストールしたりアップデートできます。 1. Load the list of drivers for all models(すべてのモデルのドライバー一覧を読 み込む)をクリックします。 2. 複数のデバイスを選択している場合は、Yes(はい)をクリックします。 ドライバーを読み込む時間は、モデルの数と接続状況に応じて異なります。 3.
4. ドロップダウンメニューからモデルを選択し、続いてドライバーやアプリケー ションをダウンロードするクライアントデバイスを選択します(クライアントデバ イスはデフォルトですでに選択されています)。 5.
6.
4.
5章 5章: 管理機能 管理機能 本章はメタデータの管理、ソフトウェア の管理、タスクスケジューラー、ハード ウェアベースの管理機能を説明します。
本章のスクリーンショットは参考情報です。 5.1 メタデータの管理 この機能を使用して、デバイス情報を確認する際に表示されるメタデータ欄と情報を 追加したり編集できます。 右上のメニューバーで 理)の画面が開きます。 5.1.1 1.
2. 追加するメタデータ欄の名前を入力し、Add(追加)をクリックします。 3.
5.1.2 5-4 メタデータ欄の削除 1. Editor(エディター)をクリックします。 2.
5.1.
5.1.4 1. バッチアップデートを使用したメタデータのアップデート まず、Export(エクスポート)をクリックして、アップデートするメタデータ欄の.csv ファイルをエクスポートします。 エクスポートするメタデータをカスタマイズする場合は、Options(オプション)をク リックし、続いてエクスポートするメタデータ欄を選択します。メタデータ欄の選択 を解除すると欄が非表示され、.csvファイルへはエクスポートされません。 5-6 2. エクスポートした.csvファイルへメタデータ欄のデータを入力して更新します。 3. Batch Update(バッチアップデート)をクリックし、更新したした.csvファイルを選 択してOpen(開く)をクリックします。 メタデータ欄には.
4.
5.2 ソフトウェアの管理 この機能は、選択したデバイスへソフトウェアのセットアップとスクリプトファイルを 配布、ソフトウェアプールへソフトウェアパッケージを追加、ソフトウェア情報を確認、 ソフトウェアをブラックリストに追加、選択したクライアントデバイスへソフトウェアの ルールを設定など、中央一括でソフトウェアを管理します。 5.2.1 ソフトウェアの配布 この機能を使用して、ソフトウェアのセットアップとスクリプトのファイルを配布できま す。 Software Dispatch(ソフトウェアの配布)へアクセスする場合は、クライアントデバイ スを選択し、続いてSelect Function(機能の選択)> Software Management(ソフト ウェアの管理)> Software Dispatch(ソフトウェアの配布)をクリックします。 ソフトウェアのクライアントデバイスへの配布 1.
2. (オプション)スクリプトがクライアントへ送付されてセットアップが完了した 際、またはスクリプトがクライアントへ送付された場合の通知シナリオを選択で きます。 3.
4.
セットアップの結果はソフトウェア配布レポートで確認できます 5.2.2 • Windows Installer応答ファイルスクリプトがソフトウェア配布結果とメッセー ジコードを返す場合は、MsiExec.exeとInstMsi.
2. Software Name(ソフトウェア名)、OS Type(OSのタイプ)、Platform(プラット フォーム)、Version(バージョン)欄へ必要な情報を入力します。Description(説 明)欄でソフトウェアパッケージを短く説明することもできます。 3. アップロードするSetup File(セットアップファイル) とScript File(スクリプトファ イル)を選択します。終了したらSave(保存)をクリックします。 4. 5-12 • 以下のセットアップファイル形式がサポートされます:.zip、.exe、.msi。 • セットアップファイルのサイズは1.
ソフトウェアプールを使用したソフトウェアの配布 1. Software Pool(ソフトウェアプール)で、配布するソフトウェアパッケージをクリッ クします。 2.
3.
• Windows Installer応答ファイルスクリプトがソフトウェア配布結果とメッセー ジコードを返す場合は、MsiExec.exeとInstMsi.exeのエラーメッセージを参照 してください。 • ソフトウェアのインストールはOSのアンチウイルスソフトウェアに影響を受け ることがあります。ソフトウェアパッケージとスクリプトファイルに問題がない と確信できるにも関わらずインストールがうまくいかない場合は、配布とイン ストールのプロセス中にクライアントデバイスのアンチウイルスを一時的に 無効にしてください。 ソフトウェアパッケージの編集 1. 2.
ソフトウェアパッケージの削除 5-16 1. Software Pool(ソフトウェアプール)で、削除するソフトウェアパッケージを選択 し、Modify(編集)をクリックします。 2.
5.2.
サービスタブ Services(サービス)タブでは選択したデバイスで利用できるサービスの情報を確認 できます。サービスをクリックしてStart(開始)をクリックすればサービスが開始され、 Stop(停止)をクリックすれば実行中のプロセスが停止します。 環境タブ Environment(環境)タブでは、共通の環境変数の情報を確認できます。 5.2.4 ソフトウェアのブラックリスト 選択したデバイスすべてで、ソフトウェアをブラックリストへ追加できます。 Software Blacklisth(ソフトウェアのブラックリスト)へアクセスする場合は、クライアン トデバイスを選択し、続いてSelect Function(機能の選択)> Software Management (ソフトウェアの管理)> Software Blacklist(ソフトウェアのブラックリスト)をクリック します。 ソフトウェアをブラックリストへ追加 1. Add(追加)をクリックします。 2.
ソフトウェアをブラックリストから削除 ソフトウェアのブラックリストからソフトウェアを選択し、Remove(削除)をクリックし て、OKをクリックします。 5.2.5 インストーラー この機能を使用して、 ドライバー、ユーティリティアプリケーション、BIOSをダウンロー ドして1台または複数のデバイスへアップデートできます。インストーラーの詳細につ いては、4.
5.2.6 ソフトウェアルールの管理 ソフトウェアルールの管理を使用してソフトウェアルールを設定し、ユーザーがクライ アントデバイスへインストールできるソフトウェアアプリケーションを管理できます。 ソフトウェアをホワイトリストまたはブラックリストへ追加でき、ユーザーがホワイトリ ストに適合しないか、ブラックリストに適合するソフトウェアをインストールした場合、 ユーザーが定義したレシーバーへそのソフトウェアのインストールについてメールが 通知されます。 Software Rule Management(ソフトウェアルールの管理)へアクセスする場合は、 クライアントデバイスを選択し、続いてSelect Function(機能の選択)> Software Management(ソフトウェアの管理)> Software Rule Management(ソフトウェアルー ルの管理)をクリックします。 5-20 • ソフトウェアルールの管理機能を使用する前に、SMTP設定が行われており、 試験的にメールを受信できることを確かめてください。詳細は、8.1.
ルール一覧へ新規ルールを追加 1. Add(追加)をクリックします。 2.
3.
Blacklist / Whitelist (ブラックリスト/ホワイトリスト) Type(タイプ) ブラックリストまたはホワイトリストの条件としてルールを 設定します。 ブラックリストまたはホワイトリストのキーワードとしてData (データ)欄へ入力するデータのタイプ(Software Name (ソフトウェア名)、Software Version(ソフトウェアバージ ョン)、Publisher(発行者)、Installation Dat(インストール 日))を選択します。 Compare(比較) 比較条件を選択します。選択したType(タイプ)に応じて、選 択肢は異なります。 Data(データ) 選択したType(タイプ)に対応するキーワードを入力しま す。 4. ステップ3を繰り返して、ブラックリストまたはホワイトリストの条件を追加しま す。 5.
ホワイトリストの条件 Type(タイプ) Compare(比較) Contains(含む) Software Name (ソフトウェア名) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される名前に一致しな い場合、通知メールが送信されます。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される名前に一致しな Does not contain い場合、通知メールは送信されません。 (含まない) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される名前に一致した 場合、通知メールが送信されます。 > < Version(バージョン) Data(データ) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される名前に一致した 場合、通知メールは送信されません。 = != >= クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン よりも高い場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入
Version(バージョン) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン と同じかそれよりも低い場合、通知メールは送信さ れません。 <= クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン と同じかそれよりも高い場合、通知メールが送信さ れます。 Contains(含む) Developer(開発者) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される開発者名に一致 した場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される開発者名に一致 しない場合、通知メールが送信されます。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される開発者名に一致 Does not contain しない場合、通知メールは送信されません。 (含まない) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される開発者名に一致 した場合、通知メールが送信されます。 > < Install
クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付と 等しいかそれよりも新しい場合、通知メールは送信 されません。 >= クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付よ りも古い場合、通知メールが送信されます。 Installation Date (インストール日) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付と 等しいかそれよりも古い場合、通知メールは送信さ れません。 <= クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付よ りも新しい場合、通知メールが送信されます。 ブラックリストの条件 Type(タイプ) Compare(比較) Contains(含む) Software Name (ソフトウェア名) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入力される名前に一致しな い場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアの名前がここに入
クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン と等しくない場合、通知メールが送信されます。 != クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン と等しい場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン と同じかそれよりも高い場合、通知メールが送信さ れます。 >= Version(バージョン) クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン よりも低い場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン と同じかそれよりも低い場合、通知メールが送信さ れます。 <= クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのバージョンがここに入力されるバージョン と同じかそれよりも高い場合、通知メールは送信さ れません。 Contains(含む) Developer(開発者) クライアントデ
= != Installation Date (インストール日) >= <= クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付と 等しい場合、通知メールが送信されます。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付と 等しくない場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付と 等しくない場合、通知メールが送信されます。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付と 等しい場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付と 等しいかそれよりも新しい場合、通知メールが送信 されます。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力される日付よ りも古い場合、通知メールは送信されません。 クライアントデバイスにインストールされたソフト ウェアのインストール日がここに入力され
ソフトウェアルールの削除 1. 削除するルール脇の 2.
5.3 タスクスケジューラー クライアントデバイスでタスクのスケジュールを設定し、指定された日に実行させた り、定期的に繰り返して実行させることができます。タスクの設定を開始する場合は、 デバイス一覧からタスクのスケジュールを設定するデバイスを選択し、Select Function (機能の選択) ドロップダウンロストからTask Scheduler(タスクスケジューラー)機能 を選択します。 5.3.
5.3.2 1. 新しいタスクの設定 タスクを新たにスケジュール設定するデバイスを選択します。 クラシックダッシュボード グラフィックダッシュボード 2.
3. Add(追加)をクリックします。 4.
5. Start Date & Time(開始日と時刻)を選択します。一定期間の間タスクを繰り返 す場合は、Repeat(繰り返し)を選択し、End Date & Time(終了日と時刻)を選択 します。 End Date & Time(終了日と時刻)はRepeat(繰り返し)を選択した場合にのみ出現 します。 6.
7. Add Task(タスクの追加)をクリックし、Software(ソフトウェアベースの機能)ま たはHardware(ハードウェアの管理機能)を選択します。 Hardware(ハードウェア)機能は、RTL 8117 LAN ICをサポートする管理LANポート を使用して接続したクライアントデバイスでのみ使用できます。 8.
アクション アクションのタ のカテゴリ アクションのオプション 説明 イプ ー Power Off(電源オフ) Power Control Power On(電源オン) (電源制御) Power Reboot(電源 再起動) Service Name(サービ Service ス名) Control Start(開始) (サービス制 Stop(停止) 御) Restart(再起動) Software (ソフトウ ェア) Software Dispatch (ソフトウェア の配信) デバイスを再起動します サービスの名前を入力します サービスを開始します サービスを停止します サービスを再起動します Package Name(パッ ソフトウェアプールからソフトウェアパッ ケージ名) ケージを選択します Enable(有 効) Disable(無 効) Security Enable(有 Control 効) (セキュリティ USB Disable(無 制御) Control 効) (USB制 Read Only 御) (読み取り 専用) Registry Tool(レ ジストリ ツール) BIOS C
9. Delay Time(遅延時間、分単位)を入力します。遅延時間は、直前のタスクが終了 した後、このタスクが実行を開始するまで待機する時間を設定します。 複数のタスクのスケジュールを設定する場合は、各タスクが適切に実行されるよ う、それぞれに遅延時間を設けてください。 10. Save(保存)をクリックし、タスクを保存します。 11.
12.
5.3.3 タスクの編集 1. タスクスケジューラーのカレンダーで、編集するスケジュール設定済みのタスク をクリックします。 2. Start Date & Time(開始日と時刻)、End Date & Time(終了日と時刻)、 Repetition Schedule(繰り返しスケジュール)、Activation(有効)、List of tasks (タスク一覧)を編集できます。 タスクを削除する場合は、List of Tasks(タスク一覧)のタスク脇にある「X」をクリッ クします。 3.
5.3.4 タスクの削除 1. タスクスケジューラーのカレンダーで、削除するスケジュール設定済みのタスク をクリックします。 2.
5.4 管理制御の概要 管理制御機能を使用して、RTL8117 LAN ICをサポートする管理LANポートを通じてリ モート接続された、クライアントデバイスを管理できます。また、アウトオブバンド管理 にも対応しています。 • クライアントデバイスがリモート管理制御にRTL8117を使用しており、初回使 用または工場出荷状態へリセットされた直後の場合は、デバイスでRTL8117 を有効にしてください。デバイスのBIOSで、Advanced(詳細)> RTL8117 setting(RTL8117設定)へナビゲートし、RTL8117を有効にします。 • エージェントがすでにデバイスへ実装されている場合は、BIOS機能を使用し てRTL8117を有効にすることもできます。詳細は4.10.2 BIOS設定を参照してく ださい。 右上のメニューバーで 面が開きます。 5.4.
5.4.2 ショートカット機能の使用 1. 操作するデバイスを選択します(複数のデバイスを選択可能)。 2. Select function(機能を選択)をクリックし、使用する機能を選択します。次ペー ジの表に、各機能の内容が短く紹介されています。 • 以下に表示される機能の詳細は、以下の各章を参照してください。 - USBのリダイレクション:5.10 USBのリダイレクション - パスワードの設定:5.4.3 RTL8117のパスワード設定 - ファームウェアのアップデート:5.12 ファームウェアのアップデート - スマートBIOS:5.11 スマートBIOS - 8117-トラストゾーン:5.
5.4.3 RTL8117のパスワード設定 この機能を使用して、RTL8117の暗号化パスワードを設定できます。 1. 2. 暗号化パスワードを設定するデバイスを選択します。 Select function(機能の選択)> 8117 - Control(8117 - 制御)> Set password (パスワードの設定)をクリックします。 3. Password(パスワード)欄へ現在のパスワードを入力するか、Default Password (デフォルトのパスワード)を選択して、前回のパスワードを読み込むことができ ます。 RTL8117パスワードがまだ設定されていない場合は、Default Password(デフォル トのパスワード)を選択すると工場出荷時のパスワードが読み込まれます。 3. 新しいパスワードをNew password(新規パスワード)欄に入力し、Confirm Password(パスワードの確認入力)欄へ再度入力します。 パスワードは最低8文字で、大文字、小文字、数字のみで構成する必要があります。 5-42 4. 終了したらSave(保存)をクリックします。 5.
5.
デバイスアイ コン ソフトウェアモードとハードウェア モードの切替* クライアントデバイス の詳細情報 * 管理制御を通じて管理制御情報ページへアクセスした場合は、 この機能は利用できません。 機器名 デバイスアイコン 機器名を表示します。 をクリックすると機器名を編集できます(最大 32文字)。 デバイスアイコンをクリックするとそのデバイスのイベントログが表示さ れます。 OS Information(OS情報) OSの情報を表示します。 Management Controller (管理コントローラー) 管理制御用LAN ICを表示します モデル名 クライアントデバイスのモデル名を表示します。 IP Address(IPアドレス) クライアントデバイスのIPアドレスを表示します。 Up Time(稼働時間) クライアントデバイスの稼働時間を表示します。 Firmware Version(ファー ムウェアバージョン) クライアントデバイスのファームウェアのバージョンを表示します。 Kernel Version(カーネル バージョン) クライアントデバイスのカーネルのバー
5.6 ハードウェアセンサー(ハードウェア) この機能は、デバイスが前回電源オンにされた際の電圧、温度、ファン値などのしきい 値を表示します。この機能はハードウェアで制御され、ソフトウェアバージョンとは異 なる場合があります。Software(ソフトウェア)モードの詳細は、4.
5.7 目録(ハードウェア) この機能は、クライアントデバイスが前回電源オンにされた際のハードウェアの詳 細情報を表示します。この機能はハードウェアで制御され、ソフトウェアバージョンと は異なる場合があります。Software(ソフトウェア)モードの詳細は、4.
5.8 制御(ハードウェア) この機能を使用して、クライアントにOSがインストールされていないか、OSを開けな い場合に、KVMとウォッチドッグを設定し、CMOSを消去し、サービスを再起動し、暗号 化パスワードを設定し、電源制御機能を設定できます。この機能はハードウェアで制 御され、ソフトウェアバージョンとは異なる場合があります。Software(ソフトウェア) モードの詳細は、4.
オーバークロッキングやその他のエラーでクライアントが ハングアップした場合、RTL8117を通じてBIOSの設定情報 を消去します。 Clear CMOS(CMOSの消去) CMOSを消去する前に、クライアントデバイス の電源が完全にオフになっていることを確か めてください。CMOSを消去した後にクライア ントデバイスの電源をオンにします。 RTL8117暗号化パスワードを設定します。 Set password (パスワードの設定) Restart Service (サービスの再起動) KVM 新規パスワードを設定し終わったらクライア ントデバイスを再起動してください。 RTL8117を通じてサービスを再起動します。 KVMを有効/無効にします。 * こうした機能は、エージェントが既にデバイスへ実装され、ソフトウェアモードからハードウェアモードへ切り替えた場合にのみ 表示されます。 5-48 5章: 管理機能
5.9 リモートデスクトップ(KVM - 8117) リモートデスクトップ機能は、ASUS Control Center Expressでアクセスするデスクトッ プを通じて、柔軟なアウトオブバンドデバイス管理のインターフェースを提供します。 このリモートデスクトップ機能を使用して、クライアントデバイスがBIOSなどのOS環境 を開けない場合でも、デバイスを制御できます。 • このリモート制御機能は、KVMを有効にし、RTL 8117 LAN ICをサポートする 管理LANポートを使用して接続したクライアントデバイスでのみ使用できま す。 • メインサーバーは現在のKVM状態を保存します。この状態が変更された場合 は、システムを再起動して変更内容を保存してください。 リモートデスクトップを使用する前にKVMをセットアップ アウトオブバンド管理リモートデスクトップ機能を使用する前に、KVMを有効にし、 KVM表示モードを選択してください。 1.
アウトオブバンド管理リモートデスクトップの使用 KVM - 8117を選択してYes(はい)をクリックし、クライアントデバイスがOS環境を開 けない場合でもリモートで制御できるようにします。 機能ボタンをクリックすると、 リモートデスクトップ画面をナビゲートする他のオプショ ンが表示されます。 機能ボタン 5-50 5章: 管理機能
終了 :前のオプションに戻ります。 リモートのマウスカ ーソルを表示する : クライアントにマウスが接続されていない場合、 リモート画面 ではマウスカーソルを使用できない場合があります。ここをク リックすれば、 リモートデスクトップ画面にリモートのマウス カーソルが表示されます。 終了 :前のオプションに戻ります。 フルスクリーン表示 :リモートデスクトップ画面をスクリーン全体へ拡大します。 画面サイズへズーム :リモートデスクトップ画面を中央に配置します。 ダイナミックなズー ムサイズ : :水平方向のスライドバーを使用してズームイン/ズームアウト します。 リモート制御セッションを終了します。 ASUS Control Center Express 5-51
5.
5.10.1 画像の共有 1. Share Image(画像の共有)を選択します。 2. ファイルピッカーで画像ファイルを選択し、Mount(マウント)をクリックします。 3. 画像ファイルが正しくマウントされたことを確かめてください。 4. KVMまたはリモート制御を通じてマウントされた画像をインストールします。 5.10.2 ローカルドライブの共有 1. Share a local drive(ローカルドライブの共有)を選択し、 リモートデバイスの USB機能を有効にします。 2. マウントするUSBデバイスを検索し、Mount(マウント)をクリックします。 3. USBデバイスが正しくマウントされたことを確かめてください。 4.
5.11 スマートBIOS Smart BIOS(スマートBIOS)機能を使用して、BIOSのアップデートや修復を行うために デバイスの電源をオンにできない場合、BIOSファイルを手動でアップロードするか、 BIOSキャッシュからアップロードして、デバイスのBIOSをアップデートできます。 クライアントデバイスはBIOSフラッシュの終了後に再起動して変更内容を有効に します。 5.11.1 BIOSフラッシュ管理 BIOSファイルを手動でアップロードしたり、BIOSキャッシュから以前にフラッシュさ れたBIOSファイルを選択して、BIOSをフラッシュできます。必要であれば、BIOSキャッ シュからBIOSファイルを削除することもできます。 BIOSファイルを手動でアップロードしてBIOSをフラッシュ BIOSファイルを手動でアップロードして、クライアントデバイスのBIOSをフラッシュし ます。アップロードされフラッシュされたBIOSファイルはBIOSキャッシュへ追加されま す。 1.
4. Normal Mode(通常モード)またはRecovery Mode(復旧モード)でBIOSをフ ラッシュするか選択し、OKをクリックします。 Recovery Mode(復旧モード)でBIOSをフラッシュすると、すべてのBIOS設定がリ セットされ、以前の設定内容が削除されます。 BIOSをBIOSキャッシュからフラッシュ BIOSキャッシュからBIOSファイルを選択できます。 1. BIOS Flash Type(BIOSのフラッシュタイプ)欄からFlash from BIOS Cache(BIOS キャッシュからフラッシュ)を選択します。 2. BIOS Cache List(BIOSキャッシュ一覧) ドロップダウンメニューからBIOSファイ ルを選択します。 3.
4. Normal Mode(通常モード)またはRecovery Mode(復旧モード)でBIOSをフ ラッシュするか選択し、OKをクリックします。 Recovery Mode(復旧モード)でBIOSをフラッシュすると、すべてのBIOS設定がリ セットされ、以前の設定内容が削除されます。 5.
5.12 ファームウェアのアップデート Firmware Update(ファームウェアのアップデート)機能を使用すればRTL 8117 LAN IC のファームウェアをアップデートし、アップデートの結果を確認できます。 Firmware Update(ファームウェアのアップデート)機能はKVMが有効の場合は無 効にされます。ファームウェアをアップデートする場合は、KVMを無効にしてくださ い。 5.12.1 ファームウェアのアップロードとアップデート 1. Import File(ファイルのインポート)をクリックし、ファームウェアファイル(.img)を 選択してOpen(開く)をクリックします。 2.
5-58 3. Firmware Update Result(ファームウェアのアップデート結果)ブロックでファー ムウェアのアップデート結果を確かめられます。 4.
5.
2. クライアントデバイスのトラストゾーンに追加するメインサーバーのIPアドレス を入力し、Save(保存)をクリックします。 3. ステップ1と2を繰り返して、 トラストゾーンへ他のIPアドレスを追加します。 4.
5. (オプション)Clients(クライアント) ドロップダウンリストから別のデバイスを 選択し、そのデバイスへトラストゾーンを設定できます。 トラストゾーンを設定するデバイスを複数選択した場合にのみ、このステップを実 行してください。 6.
5.13.
6章 設定の移行ツール 本章はACC CSMの設定情報をASUS Control Center Expressへインポートする 方法と、ASUS Control Center Expressの エージェントをACC CSMが管理するデバ イスへ実装する方法を説明します。
6.1 設定の移行ツール ACC CSMを既に使用しており、ACC CSM設定をすべてASUS Control Center Express へインポートする場合、設定の移行ツール機能を使用できます。また、ASUS Control Center Expressのエージェントをお使いのACC CSMで管理される既存のデバイスへ 実装することも可能です。 右上のメニューバーで をクリックしてSettings Migrator(設定の移行ツール)を 選択すると設定の移行ツールの画面が開きます。 本セクションのスクリーンショットは参考情報です。 6.1.1 ACC CSMサーバーの設定を移行 以下のステップに従い、ACC CSMサーバーの設定をASUS Control Center Expressへ 移行できます。 6-2 1. (オプション)Enable secure transfer protocol(セキュアな転送プロトコルを有 効)を選択すると、移行データは安全なプロトコルで保護されます。 2.
3.
Sync account setting(ア 選択するとACC CSMのアカウントと役割をインポートします。 カウント設定の同期) ACC CSMのデフォルトアカウントはインポートできま せん。 セキュリティ確保のため、インポートされたACC CSM アカウントのパスワードはASUS Control Center Expressへはインポートされません。これらアカウント のパスワードは「admin」のデフォルト設定に戻されま す。インポートしたクライアントデバイスの管理者用 パスワードを必ず編集して変更してください。 移行したCSM製品のライセンスキーは、ASUS Control Center ExpressのLicense (ライセンス)タブでCSM License Information(CSMライセンス情報)へ移行され ます。詳細は8.2 ライセンス情報を参照してください。 4.
6.1.2 ACC CSMデータのインポート ACC CSMのクライアントデバイス情報をインポートすれば、ASUS Control Center ExpressのエージェントをACC CSMクライアントデバイスへ実装できるようになりま す。 1. Import ACC CSM data(ACC CSMデータのインポート)をクリックします。 2. 入力欄へ必要な情報を記入します。 ACC Express server IP ASUS Control Center ExpressサーバーのIPアドレスです。 (ACC Expressサーバー IPアドレス) ACC CSM server IP(ACC インポートするACC CSMサーバーのIPアドレスです。 CSMサーバーIPアドレス) ACC CSM account(ACC インポートするACC CSMサーバーの管理者用アカウント名で CSMアカウント) す。 ACC CSM password(ACC インポートするACC CSMサーバーの管理者用アカウントのパ CSMパスワード) スワードです。 3.
4. ACC CSMが管理するクライアントデバイスのデータがインポートされ、デバイス ブロックに表示されます。 インポートしたクライアントデバイスへすでにASUS Control Center Expressの エージェントを実装している場合、This device has already been deployed to(こ のデバイスはすでに実装されています) と表示されます。このデバイスへ再実装す る場合は、まずエージェントを削除してから、3.2 エージェントの削除を参照してく ださい。 6.1.3 1. ACCEエージェントをACC CSMデバイスへ実装 ASUS Control Center ExpressのエージェントをACC CSMデバイスへ実装する 前に、ACC CSM製品デバイス用のCSMライセンスキーが登録済みであることを 確かめてください。 CSMライセンスキー登録の詳細は、8.1.4 ライセンスを参照してください。 6-6 2.
4.
6-8 6章: 設定の移行ツール
7章 レポートジェネレーター 本章はクライアントデバイスに関する各種 レポートを生成する方法を説明します。
7.1 レポートジェネレーター 接続状態、ソフトウェアのインストール履歴、クライアントデバイスのハードウェア情報 に関するレポートを生成できます。 本章に記載される内容は参考情報です。 7.1.
生成された接続レポートのグラフ 生成された接続レポートのExcelファイル ASUS Control Center Express 7-3
7.1.
生成されたソフトウェアレポートのチャート 生成されたソフトウェアレポートのExcelファイル ASUS Control Center Express 7-5
7.1.
生成されたハードウェアレポートのチャート 生成されたハードウェアレポートのExcelファイル ASUS Control Center Express 7-7
7-8 7章: レポートジェネレーター
8章 8章: アカウントと一般設定 アカウントと一般設定 本章はユーザー設定とASUS Control Center Expressの設定を説明します。
8.1 オプションメニュー SMTP Settings(SMTP設定)、Rule Management(ルール管理)、General Configurations(一般設定)などの設定を行ったり、License(ライセンス)キーを追加 できます。 右上のメニューバーで をクリックしてOptions(オプション)を選択するとOptions (オプション)の画面が開きます。 本章に記載される内容は参考情報です。 8.1.1 SMTP設定 ASUS Control Center ExpressでSMTP (簡易メール転送プロトコル)を設定して、シス テム障害のフィードバックや、システム管理者へのアラートをメール送信できます。 入力される設定はサービスプロバイダーに応じて異なります。サービスプロバイ ダーから提供される情報を参照してください。 1.
2. (オプション)Send Test Mail(テストメールの送信)をクリックし、メールアドレ スを入力してSend(送信)をクリックすると、SMTPの状態を検査するためのテス トメールを受信できます。SMTPが正常に機能していれば、メールが送信されま す。 3. Save(保存)をクリックし、変更内容を保存します。 8.1.2 ルールの管理 ルール管理を通じて、通知ルールを追加したり削除できます。デバイスが警告または 危険状態にある時、システム管理者へ通知が送信されます。 新ルールの追加 1.
2.
3. 通知を送信する条件(ハードウェアまたは使用率センサーの種類や状態)を選択 し、Next(次へ進む)をクリックします。 ハードウェアセンサーや使用率の種類と状態を選択する際にチェック ボックスにチェックを入れると、選択された状態へ他の状態から移行し た場合に通知が送信されます。例えば、Normal(通常)を選択すると、状態が Warning(警告)やCritical(危険)からNormal(通常)へ変更された場合に通知が 送信されます。 4.
5. 以下から通知の方法を選択してください(複数の通知方法を選択できます) : • Event Log(イベントログ) 通知はデバイスのイベントログとシステム概要に表示されます。 • Email(メール) 通知は入力されたメールアドレスに送信されます。 メール機能を使用する前に、SMTPサーバー設定を行ってください。詳細は、8.1.
6.
通知ルールの編集方法: 編集機能を使用して、通知ルールへ新規デバイスや再実装されたデバイスを追加 できます。 8-8 1. 編集するルールをRule List(ルール一覧)から選択し、Edit Rule(ルールの編集) 列で をクリックします。 2.
通知ルールの削除方法: 1. 削除するルールをRule List(ルール一覧)から選択し、Delete Rule(ルールの削 除)列で をクリックします。 2.
8.1.
レポートジェネレーター: 接続レポートの有効/無効を切り替えます。Save(保存)をクリックし、変更内容を保存 します。 エージェントの設定一覧: エージェントのセンサー間隔と応答時間を設定します。Save(保存)をクリックし、変更 内容を保存します。 Hardware sensor interval(ハードウェア センサーの間隔) Utilization time interval(使用率タイマ ーの間隔) Agent response timer (エージェントの応答 タイマー) ハードウェアセンサーがセンサー値を返す間隔を秒単位で設定しま す。 使用率センサーがセンサー値を返す間隔を秒単位で設定します。 エージェントがメインサーバーからタスクをクエリする間隔を秒単位で 設定します。 ASUS Control Center Express 8-11
エージェントデバイスの管理者用アカウント: エージェントを実装する際に管理者用アカウントとパスワードが入力されていない 場合に、デフォルトの管理者用アカウントとパスワードを設定します。Save(保存)をク リックし、変更内容を保存します。 Account(アカウント) デフォルトの管理者用アカウントを設定します。 Password デフォルトの管理者用パスワードを設定します。 (パスワード) • • アカウントのタイプ)タイプがドメインアカウントの場合、Domain\Account (ドメイン\アカウント)の形式で入力できます。 ドメインアカウントへ実装す る際のデフォルトアカウントとして機能します。 実装時にデフォルトアカウントを使用する場合、クライアントデバイスの設定 言語に気を付けてください。管理者権限を持つシステムアカウントはシステム 言語に応じて異なる可能性があり、デバイスへのエージェント実装に影響を与 えることがあります。 エージェントポート: エージェントとメインサーバーがクライアントデバイスへ接続する場合のポートを設 定します。Save(保存)をクリックし、変更内容を保存します。 デ
表示設定: メインサーバーのバージョンを確認し、バナーのロゴを設定できます。Save(保存)を クリックし変更内容を保存するか、Reset(リセット)をクリックしてデフォルトのバナー ロゴへ戻せます。 Software version (ソフトウェアバージョン) Banner Logo (バナーロゴ) Ignore MC Descriptor (MC記述子を無視) ASUS Control Center Expressメインサーバーのバージョンを表示 します。 Browse(ブラウズ)をクリックして、新しいバナーロゴを選択しアッ プロードできます。バナーロゴはメインダッシュボードの概要画面 の左上に表示されます。 デバッグモードを有効または無効にします。 アップデート設定: メインサーバーとクライアントのアップデート設定を変更します。Update(アップデー ト)をクリックし、変更内容を保存します。 Allow Auto Updates (自動アップデートを許 可) Allow Update Notifications(アップデ ートの通知を許可) Update All Clients (すべてのクラ
インストーラー設定: インストーラーの設定を変更します。Save(保存)をクリックし、変更内容を保存しま す。 Installer Update Period (インストーラーのアップ デート頻度) Download path (ダウンロードのパス) Select download path (ダウンロードパスの選 択) 8-14 インストーラーが新規アップデートをチェックする頻度を設定しま す。 現在のダウンロードのパスが表示されます。 新たなダウンロードパスを選択します。 8章: アカウントと一般設定
8.1.4 ライセンス このメニューでライセンスキーを追加または削除できます。また、ACCの旧バージョン からライセンス情報をインポートすることもできます。 エージェントを実装するクライアントデバイスそれぞれに、対応するライセンス キーが必要となります。 ライセンスキーの追加 1. マザーボードのギフトボックスに付属するASUS Control Center Expressカード に記載されたライセンスキーを確かめてください。 2.
3. ライセンスキーを入力し、続いてAdd Key(キーを追加)をクリックして、デバイス 1台に対するASUS Control Center Expressのライセンスを登録します。 複数のライセンスキーをインポート 8-16 1. Export(エクスポート)をクリックしてテンプレートの.csvファイルをエクスポート した後、.csvファイルに必要な情報を入力します。 2. Import(インポート)をクリックして、編集した.
ACC CSMライセンスキーの追加 CSMクライアントデバイスへ実装する場合は、CSM License Information(CSMライセ ンス情報)ブロックへ18文字のCSMライセンスキーを入力し、CSMクライアントデバイ スを有効にしてください。 また、Setting Migrator(設定の移行ツール)を使用してACC CSMからCSMライセンス キーをASUS Control Center Expressへ移行できます。設定の移行ツールの詳細な情 報については、6章 設定の移行ツールを参照してください。 エージェントを実装するCSMクライアントデバイスそれぞれに、対応するCSMライ センスキーが必要となります。 移行したCSM製品のライセンスキーは、CSM License Information(CSMライセン ス情報)一覧へ移行されます。 1. ACC CSMライセンスキーを準備します。 2. Add Key(キーを追加)をクリックします。 3.
複数のACC CSMライセンスキーのインポート 1. Export(エクスポート)をクリックしてテンプレートの.csvファイルをエクスポート した後、.csvファイルに必要な情報を入力します。 2. Import(インポート)をクリックして、編集した.csvファイルをインポートします。 ライセンスキーの削除 1.
8.2 アカウントメニュー アカウントメニューを使用して、ASUS Control Center Expressのアカウントを管理で きます。また、QRコードをスキャンしてASUS Control Center Expressのウェブバージョ ンへ簡単にアクセスするか、開発者へフィードバックを送信することもできます。 本章に記載される内容は参考情報です。 8.2.
アカウントの追加 1. Add(追加)をクリックします。 2. 必要な情報を入力し、Active(有効)欄でEnable the account(アカウントを有効 にする)を選択した後、Save(保存)をクリックしてこの新規アカウントを追加しま す。 Username アカウントのユーザー名です。 (ユーザー名) Password アカウントのパスワードです。 (パスワード) Confirm Password アカウントのパスワードを再度入力します。 (パスワードの確認入力) Email(メール) アカウントのメールアドレスです。 Role Name(役割名) アカウントに割り当てられる役割はアカウントの権限を規定します。 プリセットされたadministrator(管理者)またはviewer(ビューワ) の役割を選択するか、新たな役割を追加できます。 役割を追加したり編集する場合は、8.2.
アカウントの編集 1. 編集するアカウントをクリックします。 2.
アカウントの削除 1. 削除するアカウントを選択し、Delete(削除)をクリックします。 ASUS Control Center Expressの管理者用アカウントは削除できません。 2.
8.2.2 役割権限の管理 役割権限の管理機能はASUS Control Center Expressの役割すべてを表示します。 ユーザーへ割り当てる様々な役割の権限を追加、編集、変更できます。 右上のメニューバーで をクリックしてSettings(設定)を選択すると、Role Privilege Management(役割権限の管理)画面が開きます。 新たな役割の追加 1. Add(追加)をクリックします。 2.
3. Add(追加)をクリックして新たな役割を追加します。 役割の編集 8-24 1. 編集する役割をクリックします。 2.
役割の削除 1. 削除する役割を選択し、Delete(削除)をクリックします。 2.
8.
8.
8.5 バックアップと復旧 ASUS Control Center Expressメインサーバーのデータと設定をバックアップし復旧で きます。データと設定は定期的にバックアップしてください。 8.5.1 ASUS Control Center Expressのデータと設定のバックアップ 1. 8-28 ASUS Control Center Expressがメインサーバーにインストールされているフォ ルダーを開きます。 • デフォルトのフォルダーは次の通りです:C:\Program Files (x86)\ASUS\ASUS Control Center Express。 • ASUS Control Center Expressのフォルダーパスは、インストール時に選択し たパスに応じて異なります。 2. apro_consoleフォルダーへ進みます。 3.
8.5.2 ASUS Control Center Expressのデータと設定の復旧 以前にバックアップしたASUS Control Center Expressのデータと設定を復旧させ られます。旧バックアップの設定とデータを復旧する前に、ASUS Control Center Expressの現在のデータと設定をバックアップすることを推奨します。ASUS Control Center Expressのデータと設定のバックアップの詳細は、8.5.1 ASUS Control Center Expressのデータと設定のバックアップを参照してください。 1. ASUS Control Center Expressが現在稼働しているか使用されている場合は、 ASUS Control Center Expressを閉じて終了してください。 2. メインサーバーで、Start(スタート)> ASUS Control Center Expressへ進み、 Stop ACCE Service(ACCEサービスの停止)をクリックします。 3.
4. 8-30 ASUS Control Center Expressがメインサーバーにインストールされているフォ ルダーを開き、apro_consoleフォルダーを開きます。 • デフォルトのフォルダーは次の通りです:C:\Program Files (x86)\ASUS\ASUS Control Center Express。 • ASUS Control Center Expressのフォルダーパスは、インストール時に選択し たパスに応じて異なります。 5. ステップ3でコピーしたconfigフォルダーとその内容すべてをapro_console フォルダーの中へ貼り付け、configファイルとそのファイルをすべて置き換えま す。 6.