Motherboard Pro WS X299 SAGE II
J16184 改訂版 V2 2020年7月 Copyright © 2020 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複製、頒布および逆コ ンパイルを制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。購入者によるバックアップ目的の場合 を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 安全上のご注意.................................................................................................................vi このマニュアルについて....................................................................................................vii Pro WS X299 SAGE II 仕様一覧........................................................................................ix パッケージの内容............................................................................................................xiii 取り付け工具とコンポーネント....................
Chapter 3 3.1 3.2 UEFI BIOS Utility............................................................................................. 3-2 3.2.1 EZ Mode...............................................................................................................3-3 3.2.2 Advanced Mode................................................................................................3-4 3.2.3 QFan Control......................................................................................................
Chapter 4 4.1 4.2 4.1.1 RAID定義..............................................................................................................4-1 4.1.2 ストレージデバイスを取り付ける.................................................................4-2 4.1.3 UEFI BIOS Utility上でRAIDの設定をする..................................................4-2 4.1.4 UEFI BIOS Utility上でIntel® VROCの設定をする.....................................4-6 4.1.5 Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティ......................
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行なう際は、必ずコンピューターと 周辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行なってください。お客様の取り付け方法 に問題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。 ご利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されてい ます。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作業を行
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けやシステム構築の際に必要な情報が記してあ ります。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1: 製品の概要 マザーボードの機能や各部位についての説明。 • Chapter 2: 基本的な取り付け コンピューターの組み立て方、バックパネルについての説明。 • Chapter 3: UEFI BIOS 設定 UEFI BIOS Utilityでのシステム設定の変更方法とパラメータの詳細。 • Chapter 4: RAID RAID 設定についての説明。 • Chapter 5: マルチGPUテクノロジー AMD CrossFireX™ とNVIDIA® SLI®の複数ビデオカードの取り付けと設定方法の説明。 • Chapter 6: 付録 製品の規格や海外の法令についての説明。 参考情報 1. ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.
このマニュアルの表記について 本書には、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産への損害を未然に 防止していただくために、守っていただきたい事項が記載されています。次の内容をよくご理解 いただいた上で本文をお読みください。 警告:作業人が死亡する、または重傷を負う可能性が想定される内容を示していま す。 意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回 注 避するための方法を説明しています。 重要:作業を完了するために必要な指示や設定方法を記載しています。 メモ: 製品を使いやすくするための情報や補足の説明を記載しています。 表記 太字 選択するメニューや項目を表示します。 < > で囲った文字は、キーボードのキーです。 ++ 一度に2つ以上のキーを押す必要がある場合は(+)を使って示し ています。 例:→Enter もしくはリターンキーを押してください。 例:++ viii ・ 本書に記載している画面は一
Pro WS X299 SAGE II 仕様一覧 LGA 2066 ソケット Intel® Core™ X-Series プロセッサー・ファミリー 対応CPU 14nm CPU サポート Intel® Turbo Boost Technology 3.0 サポート* * サポートする機能は搭載するCPUにより異なります。 搭載チップセット Intel® X299 チップセット Intel® Socket 2066 Core™ X-Series プロセッサー (6コア以上のCPU) DDR4 スロット×8:最大 256 GB 対応メモリー DDR4 4266(O.C.) / 4200(O.C.) / 4133(O.C.) / 4000(O.C.) / 3600(O.C.
Pro WS X299 SAGE II 仕様一覧 Realtek S1220A - 7.
Pro WS X299 SAGE II 仕様一覧 Intel Virtual RAID on CPU (VROC) 対応 ASMedia USB 3.2 Gen 2 コントローラー Thunderbolt 3 対応 - ThunderboltEX 3 カードを取り付けることで最大 40Gb/s のデータ転送速度 が実現可能 M.2 / U.2 オンボード搭載 M.
Pro WS X299 SAGE II 仕様一覧 Intel® X299 チップセット - USB 3.2 Gen1 ポート×8(バックパネル6ポート、フロント2ポート ) - USB 2.0 ポート×4(バックパネル4ポート) USB機能 ASMedia® USB3.1 コントローラー - USB 3.2 Gen 2 ポート×2(バックパネル: タイプA×1;タイプC®×1) - USB 3.2 Gen 2 ポート×1(フロント: オプション; タイプAまたはタイプC®) アドレサブルヘッダー×2 AAFP コネクター×1 RGBヘッダー×2 USB 3.2 Gen 1 コネクター×1 USB 3.2 Gen 2 コネクター×1 M.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 マザーボード Pro WS X299 SAGE II SATA 6Gb/s ケーブル×8 ケーブル アドレサブル LED用延長ケーブル×2 M.2 固定用ネジ (ネジ・スペーサー) ×1 M.
取り付け工具とコンポーネント Intel® LGA 2066 CPU Intel® LGA 2066 対応CPUクーラー PC ケース ストレージドライブ 各種取付用ネジ 電源供給ユニット プラスドライバー DDR4 SDRAMメモリー 光学ドライブ(必要に応じて) グラフィックスカード(必要に応じて) M.
製品の概要 1.1 マザーボードの概要 1.1.
1.1.
レイアウトの内容 1. DDR4 DIMM スロット 1-5 2. 電源コネクター 1-18 3. CPUソケット 1-4 4. ファン/ポンプコネクター 1-17 5. U.2 ポート (U.2) 1-20 6. M.2 Socket 3 スロット 1-21 7. SATA 6 Gb/s コネクター 1-14 8. USB 3.2 Gen 1 コネクター 1-16 9. USB 3.2 Gen 2 コネクター 1-15 10. システムパネルコネクター 1-19 11. 温度センサーコネクター 1-22 12. VROC キーコネクター 1-25 13. U.2 LED スイッチジャンパー 1-11 14. TPMコネクター 1-25 15. CPU過電圧ジャンパー 1-11 16. アドレサブルヘッダー 1-24 17. RGB ヘッダー 1-23 18. シリアルポートコネクター 1-22 19. CMOS クリアボタン 1-10 20. Q-Code LED 1-9 21.
1.1.
1.1.
メモリー構成 本製品のメモリースロットには4GB、8GB、16GB、32GBのDDR4 Non-ECC Unbuffered DIMM を取り付けることができます。 Chapter 1 1-6 • 6コア以上のCPUを取り付けた場合:すべてのチャンネルのスロットを使用して、クアッ ドチャンネルメモリーを構成することができます。 • 異なる容量のメモリーをマルチチャンネル構成で取り付けた場合、アクセス領域はメモ リー容量の合計値が小さい方のチャンネルに合わせて割り当てられ、容量の大きなメモ リーの超過分に関してはシングルチャンネル用に割り当てられます。 • CPUの仕様電圧範囲以上の高い電圧を必要とするメモリーを取り付けるとCPUが損傷す ることがあります。CPUの仕様上の制限を超過しないメモリーをご使用ください。 • 同じCASレイテンシを持つメモリーを取り付けてください。またメモリーは同じベンダー の同じ製造週の製品を取り付けることをお勧めします。 • デフォルト設定のメモリー動作周波数はメモリーのSPDにより異なります。デフォルト設 定では、特定のメモリーはオーバークロックしてもメー
1.1.
1. PCIEX16_1 X16 X16 X16 X16 X16 セプチュプ ル(7) X16 2. PCIEX16_2 - - - - - X8 3. PCIEX16_3 - X16 - X16 X16 X8 4. PCIEX16_4 - - - - - X8 シングル スロット説明 Chapter 1 1-8 デュアル トリプル クアッド 5. PCIEX16_5 - - X16 X16 X16 X8 6. PCIEX16_6 - - - - - X8 7. PCIEX16_7 - - - - X16 X8 • SLI® やCrossFireX™環境を構築する場合は、システム構成に見合った大容量の電源ユニット ご用意ください。 • 複数のビデオカードを使用する場合は、安全性及び信頼性を確保するためケースファン を設置することを推奨します。 • 2-Way SLI® ブリッジを構築する場合は、グラフィックスカードを PCIe 3.0/2.0 X16_1 ス ロットと PCIe 3.0/2.
1.1.6 1. オンボードボタン 電源ボタン (PWR_SW) 2.
3.
1.1.7 1. オンボードジャンパー CPU過電圧ジャンパー (3ピン CPU_OV) 2. Chapter 1 CPU過電圧ジャンパーを有効 (ピン2-3) に設定することでCPUに高い電圧を供給すること が可能となり、より柔軟なオーバークロック設定を行うことが可能になります。工場出荷 時は無効 (ピン1-2) に設定されています。 U.2 LED スイッチジャンパー U.
1.1.8 1. オンボードLED M.2 LED Chapter 1 M.2 ソケットの近くに搭載されているM.2 LEDは、本製品ではサポート外のSATA SSDデバ イスを検出すると、点灯します。 2.
3.
1.1.9 1.
2. フロントパネルオーディオコネクター Chapter 1 フロントパネルオーディオ機能用のコネクターです。PCケースなどに付属するフロントパネ ルオーディオモジュールを接続することができます。 本製品を最高のオーディオパフォーマンスでご使用いただくために、HDオーディオモジュー ルを使用することをおすすめします。 3. USB 3.2 Gen 2 コネクター USB 3.2 Gen 2 ポート拡張用コネクターです。USB 3.
4. USB 3.2 Gen 1 コネクター USB 3.2 Gen 1ポート拡張用コネクターです。USB 3.2 Gen 1増設用ブラケットやフロントパ ネルの USB 3.1 Gen 1 端子を接続することができます。 Chapter 1 USB 3.
5.
6. 電源コネクター 電源ユニット用コネクターです。電源ユニットのメインコネクターやCPU補助電源を接続 します。電源ケーブルとコネクターにはツメがあるので、お互いがかみ合う方向に正しく接 続してください。 Chapter 1 1-18 • EATX12Vコネクターには必ず電源ユニットのCPU補助電源ケーブルを接続してくださ い。 • CPU補助電源 は 8ピン EPS12V(8ピン)を接続してください。6ピン ATX12V 接続のみで 使用すると、異常温度上昇などの原因になる恐れがあります。 • ATX12V version 2.
7.
8. Thunderbolt ヘッダー ASUS ThunderboltEX 拡張カードを接続する際に使用します。ASUS ThunderboltEX 拡 張カードでは、デイジーチェーン接続により1つのポートで最大6台のThunderbolt™デバ イスと3台のネイティブDisplayPort対応ディスプレイを接続することができます。 Chapter 1 9. U.2 ポート マザーボードにオンボード搭載されたU.2 ポートは、高速タイプのPCIe 3.0 x4接続 NVM Express ストレージに対応しています。 1-20 • U.2 モジュールは別途お買い求めください。 • U.2 コネクターは 48/44レーン CPUでのみのサポートです。 • U.
10. M.2 Socket 3 スロット Chapter 1 M.2 socket 3(Key M)規格のSSDを取り付けることができます。 • M.2_1 ソケットは、PCIe 3.0 x4 および SATA モード M Key 設計、ならびに、タイプ 2242 / 2260 / 2280 / 22110 PCIe および SATA ストレージデバイスに対応します。 ・ M.2_2 スロット: Key M、Type 2242/2260/2280、PCI Express 3.0 x4 接続対応。 • M.2_1 ソケットは SATA6G_1 ポートと帯域を共有します。M.2_1 ソケットが SATA モー ドで動作している場合は、SATA6G_1 ポートは無効になります。 • M.2_1 と M.2_2 スロットはIRST (Intel Rapid Storage Technology) に対応しています。 • M.2規格のSSDは別途お買い求めください。 • M.2_2 ソケットの近くに搭載されているM.
11. 温度センサーコネクター サーミスタケーブルを接続することで、任意の場所やデバイスの温度をモニタリングする ことができます。 Chapter 1 サーミスタケーブルは別途お買い求めください。 12.
13.
14.
15. VROC キーコネクター Chapter 1 Intel® Virtual RAID on CPU(VROC)用コネクターです。利用するRAIDレベルに応じてハー ドウェアキーをこのコネクターに接続します。 16.
Chapter 1 1-26 Chapter 1: 製品の概要
Chapter 2 基本的な取り付け 基本的な取り付け 2.1 コンピューターを組み立てる 2.1.1 マザーボードを取り付ける 2 PCケースにI/Oシールドとマザーボード設置用のスペーサーを取り付けます。 2. I/Oシールドとマザーボードのバックパネルの位置が合っていることを確認し、スペーサー とマザーボードのネジ穴を合わせるように正しい位置に設置します。 Chapter 2 1.
3.
CPUを取り付ける ・ LGA2066 ソケットは2本のロードレバーで固定されています。CPUの取り付けを行う際は、 必ずCPU付属のマニュアルを確認の上、正しい手順で行なってください。製品保証は、CPUの 間違った取り付け・取り外しに起因する故障及び不具合には適用され ません。 ・ CPUが所定の位置に取り付けられた状態でロードレバーが押し込まれると、ロードプレ ート上のソケットキャップは自動的に外れます。ソケットキャップは大切に保管してくださ い。 Chapter 2 2.1.
三角マーク 三角マーク Chapter 2 2-4 Chapter 2: 基本的な取り付け
2.1.
2.1.
ATX 電源を取り付ける Chapter 2 2.1.
2.1.
2.1.7 フロント I/O コネクターを取り付ける Q-Connector(システムパネルコネクター) USB 3.2 Gen 2 コネクター USB 3.2 Gen 2 USB 3.2 Gen 1 コネクター Chapter 2 コネクターは接続できる向きが決まってい ます。端子形状を確認し、まっずぐ奥まで差 し込んでください。 フロントパネルオーディオコネクター USB 3.
2.1.
2.1.9 M.2 SSD を取り付ける 1 2 1 または Chapter 2 3 4 6 5 8 7 8 • M.2 SSD は必ず付属の M.
2.1.
2.2 UEFI BIOSを更新する BIOS FlashBack™ BIOS FlashBack™ はこれまでのBIOS更新ツールとはまったく違う、 とても便利なUEFI BIOSの更 新手段です。UEFI BIOS UtilityやOSを起動することなく、簡単にUEFI BIOSを更新することができ ます。CPUやメモリーの取り付けは不要で、特定のUSBポートにBIOSイメージファイルを保存し たUSBメモリーを接続し、BIOS FlashBack™ ボタンを数秒間押すだけで、スタンバイ電源で自動 的にUEFI BIOSの更新を行なうことができます。 1. ASUS オフィシャルサイトからBIOS イメージファイルをダウンロードし、ダウンロードした ファイルを展開します。 2. 展開によって出現したBIOS ファイルの名前を「WSXSG2.CAP」に変更します。 3. BIOS イメージファイルをUSB メモリーのルートディレクトリにコピーします。 4.
• UEFI BIOS更新中はUSBメモリーを取り外す、電源プラグを抜く、オンボードスイッチを押す、 ジャンパスイッチの位置を変更するなど一切の行為を行わないようご注意ください。BIOS 更新中に他の行為を行なった場合、UEFI BIOSの更新が中断する可能性があります。 • BIOS FlashBack™ LEDが5秒ほど点滅したあとで点灯状態となる場合は、BIOS FlashBack™ 機能が正常に動作していないことを示しています。 考えられる原因: 1. USBストレージが正しく取り付けられていない。 2.
バックパネルとオーディオ接続 2.3.1 バックパネルコネクター Chapter 2 2.3 バックパネルコネクター 1. BIOS FlashBack™ ボタン 7. USB 3.2 Gen 1 ポート 2. USB 2.0 ポート 8. USB 3.2 Gen 1 ポート 3. Intel® LAN ポート (LAN2)* 9. USB Type-C® with USB 3.1 Gen 2 ポート 4. Intel LAN ポート (LAN1)* 10. 光デジタルS/PDIF 出力ポート 5. USB 3.2 Gen 2 ポート 11. オーディオ I/O ポート** 6. USB 3.
* LANポート アクティブリンク LED スピード LED 状態 説明 状態 説明 消灯 未確立 グリーン 2.5 Gbps グリーン(点灯) リンク確立 イエロー 1 Gbps グリーン (点滅) データ送受信中 消灯 100/10 Mbps 消灯 未確立 アクティブリンク LED スピード LED LAN ポート LANコントローラーはUEFI BIOS Utilityで無効にすることができますが、LAN ポートのLEDは無 効状態でも点灯/点滅する場合があります。 Chapter 2 ** オーディオ構成表 2-16 ポート ヘッドセット 2.1チャンネル 4.1チャンネル 5.1チャンネル 7.
2.3.
4 チャンネルスピーカーに接続 5.1 チャンネルスピーカーに接続 Chapter 2 7.
2.4 初めて起動する 1. すべてのコンポーネントやデバイスの取り付けが完了したら、PCケースのカバーを取り付 けます。 2. すべてのスイッチをがオフになっていることを確認します。 3. 電源コードをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。 4. 電源コードをコンセントに接続します。 5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。 モニター/ディスプレイ b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから) c. システム電源 電源ユニットにスイッチがある場合はスイッチをオン状態にします。次にPCケースの電源 ボタンを押してシステムの電源をオンにします。正常に電源がオンになるとシステム電源 LEDが点灯します。また、ディスプレイがスタンバイ状態の場合、システムの電源をオンに するとディスプレイは自動的にスタンバイ状態から復帰します。 Chapter 2 6. a.
Chapter 2 2-20 Chapter 2: 基本的な取り付け
Chapter 3 UEFI BIOS設定 UEFI BIOS設定 3.
3.
3.2.
3.2.
メニューバー 画面上部に表示されるメニューバーはカテゴリーを表しています。各カテゴリーで設定できる内容 は次のとおりです。 My Favorites Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool Exit 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード メニュー 設定可能なアイテムまたは各種情報のタイトルが表示されます。設定の変更は、カーソルキーで 項目に移動しを押して選択します。 サブメニュー サブメニューが含まれる項目には矢印マークが表示されています。サブメニューを開くには、カ ーソルキーで項目に移動しを押します。 表示言語 UEFI BIOS Utility で表示する言語を選択することができます。 My Favorites (F3) Chapter 3 ツリーマップから頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなど の面倒な操
Search (F9) UEFI BIOS Utility 内の項目を検索することができます。 (検索は英語でのみご利用いただけます) AURA ON/OFF (F4) オンボードAURA LEDのオン/オフに関連するBIOS設定を一括して変更することができます。 Search on FAQ このボタンの上にマウスカーソルを合わせるとQRコードが表示されます。表示されたQRコード をお使いのスマートデバイスでスキャンすることで、ASUSサポートサイトにすばやくアクセスする ことができます。 スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カーソルキー、または / で、画面をスクロールすること ができます。 詳細情報 選択した項目に関する詳細な情報を表示します。また、本製品ではを押してUEFI BIOS Utility 画面のスクリーンショットを撮影し、USBメモリーに保存することができます。 Chapter 3 構成フィールド 構成フィールドには各項目の現在設定されている状態や数
3.2.
ファンの回転数を手動で設定する プロファイルの「Manual」を選択することで、ファンの回転数を手動で設定することができます。 スピードポイント マニュアル設定 手順 Chapter 3 3-8 1. 設定を変更するファンを選択し、プロファイルの「Manual」を選択します。 2. スピードポイントをドラッグして、CPU温度に対するファンの回転数を設定します。 3.
3.2.
3.2.5 EZ Tuning Wizard 設定ウィザード表示される画面の選択肢を選ぶだけで、簡単にRAIDの構築をすることができ ます。 RAIDの構築 手順 1. EZ Mode画面上部の EZ Tuning Wizard をクリックし、EZ Tuning Wizard を起動しま す。 2. RAIDを構築するストレージデバイスのインターフェースを「CPU」「PCH」「SATA」のいず れかから選択し「Next」をクリックします。 3. RAIDに使用するドライブが正しいことを確認し、 「Next」をクリックします。 4.
a. Easy Backupを選択した場合は、 「Easy Backup (RAID1)」または「Easy Backup (RAID10)」どちらかのRAIDレベルを選択します。 Easy Backup (RAID10) は、SATAストレージデバイスを4台以上接続している場合にのみ選択 することができます。 Super Speedを選択した場合は、 「Super Speed (RAID0)」または「Super Speed (RAID5)」どちらかのRAIDレベルを選択します。 Chapter 3 b. Super Speed (RAID5) は、SATAストレージデバイスを3台以上接続している場合にのみ選択 することができます。 5. RAIDレベルを選択したら「Next」をクリックします。 6.
3.
お気に入り項目を追加する 手順 1. Advanced Modeでキーボードのを押すか MyFavorite(F3) をクリックし、Setup Tree Mapを開きます。 2. Setup Tree Mapでお気に入りに登録したい項目を選択します。 メインメニュー パネル 追加した項目 サブメニューパネル すべて削除 デフォルト状態に戻す 3. まず、メインメニューパネルでカテゴリーを選択し、次にサブメニューパネルでお気に入り に追加したい項目を選択します。お気に入りに追加したい項目でを押すか を クリックして項目を追加します。 ・ ユーザー管理項目 (システム言語や起動デバイス優先順位など) ・ ユーザー設定項目 (システム日付や時間など) 4. 「Exit (ESC)」をクリックするか、を押してメインメニューに戻ります。 5.
3.4 Main Advanced Modeのメインメニューでは、マザーボード、CPU、メモリーの基本的な情報を表示す る他に、表示言語やセキュリティの設定を行なうことができます。 Security システムセキュリティ設定の変更が可能です。 3.
ASUS MultiCore Enhancement オーバークロック設定を行なった際やメモリーの動作周波数を変更した際などに、自動的にパフ ォーマンスを最適化するASUS MultiCore Enhancement 機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Auto] [Disabled] CPU Core Ratio CPUの動作倍率の同期方法を設定します。 設定オプション: [ Auto] [Sync All Cores] [By Core Usage] [By Specific Core] [AI Optimized] BCLK Frequency : DRAM Frequency Ratio CPUの基準動作周波数 (ベースクロック) に対するメモリー動作周波数の比率を設定します。 [Auto] 自動的に最適な値を割り当てます。 [100:133] 100:133 の比率で動作させます。 [100:100] 100:100 の比率で動作させます。 DRAM Frequency メモリーの動作周波数を設定することができます。設定可能なオプションは、ベースクロック周 波数の設定に応じ
3.6 Advanced CPU、チップセット、オンボードデバイスなどの詳細設定の変更ができます。 アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となることがあります。設定の 変更は十分にご注意ください。 3.6.
3.6.4 PCH Configuration チップセット(PCH)が提供する各機能の設定をすることができます。 PCI Express Configuration PCI Expressスロットに関する設定をすることができます。 PCIe Speed チップセットが制御するPCI Express スロットの動作モードを設定します。 設定オプション: [Auto] [Gen1 (2.5 GT/s)] [Gen2 (5 GT/s)] [Gen3 (8 GT/s)] 3.6.
3.6.6 CPU Storage Configuration CPUが搭載するストレージ機能に関する設定をします。 この項目は6コア以上のCPUを取り付けた場合にのみ表示されます。 3.6.
3.6.9 USB Configuration チップセットが内蔵するUSB コントローラーに関する設定をすることができます。 USB Single Port Control 個別にUSBポートの有効/無効を設定することができます。 USBポートの位置は「マザーボードのレイアウト」をご参照ください。 3.6.10 HDD/SSD SMART Information マザーボードに取り付けられたストレージデバイスのS.M.A.R.T.情報を表示します。 NVM Express デバイスのS.M.A.R.T. 情報表示はサポートしておりません。 3.6.11 NVMe Configuration NVM Express(NVMe)コントローラーとドライブの情報を表示します。 3.6.12 Thunderbolt(TM) Configuration Thunderbolt に関する設定をすることができます。 TBT Root port Selector 3.6.
3.
Boot Configuration Setup Mode UEFI BIOS Utility起動時の初期動作モードを選択します。 設定オプション: [Advanced Mode] [EZ Mode] CSM (Compatibility Support Module) CSM (Compatibility Support Module) のパラメータ設定です。この設定によってUEFIドライバ ーを持たないデバイスとの互換性を向上することが可能です。 Launch CSM CSM (Compatibility Support Module) の有効/無効を設定します。 [Auto] システムは自動的に起動可能デバイスと追加デバイスを検出します。 [Enabled] CSMを有効にし、Windows® UEFIモード、またはUEFIドライバーを持た ない追加デバイスを完全にサポートし互換性を高めます。 [Disabled] Security Firmware UpdateとSecure Bootを完全にサポートするために CSMを無効にします。 次の項目は、 「Launch CSM」を [Enabled
Boot Option Priorities 使用可能なデバイスから、起動デバイスの起動優先順位を指定します。画面に表示される デバイスの数は、起動可能なデバイスの数に依存します。 • システム起動中に起動デバイスを選択するには、POST時にを押します。 • Windows® OSをセーフモードで起動する方法は、Microsoft®のサポート情報をご確認く ださい。(http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/support) Boot Override 起動デバイスを選択し起動します。画面に表示されるデバイスの項目の数は、システムに接続さ れたデバイスの数により異なります。項目(デバイス)を選択すると、選択したデバイスからシス テムを起動します。 3.
3.9.
3.9.
3.10 Exit 設定の保存や取り消しのほか、デフォルト設定の読み込みを行なうことができます。 Load Optimized Defaults すべての設定を初期設定値に戻します。を押すことで同じ動作を行なうことができます。 Save Changes & Reset 設定した変更を保存し、セットアップを終了します。再起動後、設定した値が適用されま す。を押すことで同じ動作を行なうことができます。 Discard Changes & Exit 設定した変更を保存せず、セットアップを終了します。再起動後、設定は変更前の状態に戻りま す。 Launch EFI Shell from filesystem device Chapter 3 EFI Shell アプリケーション (shellx64.
3.11 UEFI BIOSの更新 ASUSオフィシャルサイトでは、最新のBIOSイメージファイルを公開しております。UEFI BIOSを 更新することで、システムの安定性や互換性、パフォーマンスが上がる場合があります。ただ し、UEFI BIOSの更新にはリスクが伴います。現在のバージョンで問題がない場合は、UEFI BIOS の更新を行わないでください。不適切な更新は、システム起動エラーの原因となります。更新は 必要な場合のみ行ない、更新の際は次の手順に従い慎重に行なってください。 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com)からダウ ンロードすることができます。 本製品では、次の機能を使用してUEFI BIOSの更新と管理を行なうことができます。 1. EZ Update: Windows® 環境でBIOSイメージを更新することができます。 2. ASUS EZ Flash 3 Utility: USBメモリーを使用してUEFI BIOS UtilityからBIOSイメージを更新 することができます。 3.
3.11.2 ASUS EZ Flash 3 Utility ASUS EZ Flash 3 Utility は、OSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短時間で 更新することができます。 ・ 安全性及び信頼性を確保するため、Load Optimized Defaults を実行しUEFI BIOSの 設定を初期設定値に戻してから更新を行なってください。 ・ インターネットアップデートは、国や地域によっては利用できない場合があります。ご利 用可能地域であっても、お客様の回線契約内容によってはご利用いただけない場合が あります。予めご了承ください。 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2. UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 3 Utility」を起動します。 3. 「via Storage Devices(s)」を選択し、 「Next」をクリックします。 4.
• 安全性及び信頼性を確保するため、FAT32/16ファイルシステムをもつシングルパーティ ションのUSBメモリーをご使用ください。 • UEFI BIOSの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI BIOS が破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOSの更新に 伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 安全性及び信頼性を確保するため、UEFI BIOSの更新後はUEFI BIOS Utilityの初期設定値を ロードすることをおすすめします。 インターネットを使用してUEFI BIOSを更新する手順 UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 3 Utility」を起動します。 2. 「via Internet」を選択します。 3. インターネット接続方法を選択します。 4. 画面に表示される指示に従い、UEFI BIOSを更新します。 5.
3.11.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 はUEFI BIOSを復旧することができるツールです。更新時などに破損し たUEFI BIOSをサポートDVDまたはUSBメモリーを使用して復旧することができます。 • 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com)か らダウンロードすることができます。 • 本機能を使用する前にUSBメモリーに保存したBIOSイメージファイルの名前を 「WSXSG.CAP」に変更してください。 UEFI BIOSを復旧する 手順 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーまたはサポートDVDをシステムにセットしま す。 2. システムの電源をオンにします。 3. USBメモリーまたはサポートDVDのBIOSイメージファイルが検出されると、BIOSイメー ジファイルを読み込み自動的にUEFI BIOSの復旧を開始します。 4.
Chapter 3 3-30 Chapter 3: UEFI BIOS設定
Chapter 4 RAID RAID 4.1 RAID設定 4 本製品は、Intel® Rapid Storage TechnologyによるRAID (Redundant Array of Inexpensive Disks) レベル 0、1、5、10 をサポートしています。 RAIDアレイに組み込まれたSATAストレージデバイスにWindows® OSをインストールする場 合は、RAIDドライバーディスクを作成し、OSのインストール時にRAIDドライバーを読み込ま せる必要がある場合があります。 4.1.
4.1.2 ストレージデバイスを取り付ける 本製品はSATA接続とPCI Express接続のストレージデバイスをサポートしています。ディスクアレイ を作成する場合は、最適なパフォーマンスを得るために、同じモデル、同じ容量のストレージデバ イスをご使用ください。 4.1.3 UEFI BIOS Utility上でRAIDの設定をする 手順 1. POST実行中にUEFI BIOS Utility を起動します。 2. Advanced Modeに切り替え、 「Advanced」→「PCH Storage Configuration」の順に進 みます。 3. 「SATA Mode Selection」を [Intel RST Premium (RAID)] に設定します。 PCI Express接続のストレージデバイスを使用する場合は、併せて PCIE Storage RAID Support に関連するアイテムも有効にしてください。 4.
RAIDボリュームを作成する 手順 メインメニューより 「Create RAID Volume」を選択します。 2. 「Name」では1~16文字のRAIDボリューム名を入力します。RAID ボリュームの名前は ASCII英数字で入力する必要があります。 3. 「RAID Level」でRAIDレベルを選択します。 4. 「Select Disks」でRAIDを構成するSATAストレージデバイスを選択します。 Chapter 4 1.
5. 「Strip Size」でストライプサイズを選択します。 6. 「Capacity (MB)」でRAIDボリュームのサイズを入力します。 7.
RAIDボリュームを削除する RAIDボリュームを削除すると、そのボリューム上の既存のデータはすべて失われます。大切な データはRAIDボリュームを削除する前に必ずバックアップをお取りください。 手順 Intel® Rapid Storage Technology メインメニューより削除する RAID ボリュームを選択 し、を押します。 2. 確認画面が表示されたらを選択してRAIDボリュームの削除を実行します。を 選択すると RAIDボリュームの削除をキャンセルします。 Chapter 4 1.
4.1.4 UEFI BIOS Utility上でIntel® VROCの設定をする 利用できるRAIDレベルはハードウェアキーによって異なります。 • ハードウェアキーは別途お買い求めください。 • CPUの動作により、 Intel® CPU RSTe 対応のCPU RAID機能は、Intel®Core™ X-series プ ロセッサー (6コア以上) とIntel® SSD モジュールのみのサポートとなります。 • VROC_HW_KEY コネクターの位置は、セクション「1.1.9 内部コネクター/ヘッダー」で ご確認ください。 • ハードウェアの設計のため、OSドライブとしてのCPU RAID構成は次の構成セットでのみ サポートされ、異なるセット間においては構築できません。 [Set 1] U.2_1、U.2_2、U.2_3 [Set 2] PCIEX16_1 to PCIEX16_3 : Intel® SSDを装着。 [Set 3] PCIEX16_4 to PCIEX16_7: Intel® SSDを装着。 • ハードウェアの設計上、本機搭載のM.2_1とM.
RAIDボリュームを作成する 手順 メインメニューより 「Create RAID Volume」を選択します。 2. 「Name」では1~16文字のRAIDボリューム名を入力します。RAID ボリュームの名前は ASCII英数字で入力する必要があります。 3. 「RAID Level」でRAIDレベルを選択します。 4. 「Enable RAID spanned over VMD Controllers」では、Intel® Volume Management Device(Intel® VMD)コントローラーをまたいだRAID構成の有効/無効を選択します。 5. 「Select Disks」でRAIDを構成するSATAストレージデバイスを選択します。 Chapter 4 1.
6. 「Strip Size」でストライプサイズを選択します。 7. 「Capacity (MB)」でRAIDボリュームのサイズを入力します。 8.
RAIDボリュームを削除する RAIDボリュームを削除すると、そのボリューム上の既存のデータはすべて失われます。大切な データはRAIDボリュームを削除する前に必ずバックアップをお取りください。 手順 「Intel® Virtual Raid on CPU」で削除するRAIDボリュームを選択します。 2. 「Delete」で を押し「Yes」を選択しRAIDボリュームの削除を実行します。削除 しない場合は、 「No」を選択します。 Chapter 4 1.
RAIDアレイにOSをインストールする (Windows® 10) 手順 構築したRAIDアレイにOSをインストールするには、OSインストール時にRAIDドライバーを読み 込ませる必要がある場合があります。このセクションでは、RAIDドライバーをインストールする 方法をご説明します。 1. Windows® インストールメディアから起動します。 2. インストールの種類で「カスタム」を選択します。 3.
RAIDドライバーをコピーしたUSBメモリーをシステムに接続、または光学ドライブのOSイ ンストールメディアをサポートDVDと入れ替え「参照」をクリックします。 5. RAIDドライバーが保存されている場所を選択して「OK」をクリックします。 6 必要なドライバーが表示されていることを確認し「次へ」をクリックします。 7. 正常にRAIDドライバーが読み込まれると、インストール場所にRAIDアレイが表示されま す。インストールするRAIDアレイを選択し「 次へ」をクリックします。 8. 表示される指示に従い、Windows® をインストールします。 Chapter 4 4.
4.1.5 Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティ Intel® Rapid Storage Technology Option ROMユーティリティを開く 1. POST実行中にUEFI BIOS Utility を起動します。 2. Advanced Modeに切り替え、 「Advanced」→「PCH Storage Configuration」→「SATA Mode Selection」の順に進み、[Intel RST Premium With Intel Optane System Acceleration(RAID)] に設定します。 3. 「Boot menu」→「CSM (Compatibility Support Module)」→「Launch CSM」の順 に進み、この項目を [Enabled] に設定します。また、 「Boot from Storage Devices」が [Legacy only] に設定されていることも確認します。 4.
RAIDボリュームを作成する 手順 1. メインメニューより「1. Create RAID Volume」を選択します。 2. 「Name」では1~16文字のRAIDボリューム名を入力し、を押します。RAID ボリュ ームの名前はASCII英数字で入力する必要があります。 Name: Volume 0 RAID Level: aaaaaaaaaaaaaaa Disks: dssdsdsds Strip Size:aaaaaaaaaaaaaaaa Capacity:aaaaaaaaaaaaaa Sync:aaaaaaaaaa Create volume [HELP] Enter a unique volume name that has no special characters and is 16 characters or less. 3. 「RAID Level」ではRAIDレベルを選択し、で確定します。 4.
6. 「Disks」では必要に応じてストライプサイズを選択し、で確定します。 7. 「Capacity」ではRAIDボリュームのサイズを入力し、で確定します。 8. すべての設定が完了したらを選択し、を押します。 9. 確認画面が表示されたらを押してRAIDボリュームの作成を実行します。 WARNING: ALL DATA ON SELECTED DISKS WILL BE LOST.
RAIDボリュームを削除する RAIDボリュームを削除すると、そのボリューム上の既存のデータはすべて失われます。大切な データはRAIDボリュームを削除する前に必ずバックアップをお取りください。 手順 1. メインメニューより「2. Delete RAID Volume」を選択します。 2. カーソルキーで削除するRAIDボリュームを選択し、 を押します。 Name Volume0 [DELETE VOLUME MENU] Level Drives RAID0 (Stripe) 2 Capacity 298.0GB Status Normal Bootable Yes [HELP] Deleting a volume will reset the disks to non-RAID. WARNING: ALL DISK DATA WILL BE DELETED. (This does not apply to Recovery volumes) [↑↓]-Select 3.
Intel® Rapid Storage Technology Option ROM ユーティリティを閉じる 手順 1. メインメニューより「6. Exit」を選択します。 2. 確認画面が表示されたらを押してオプションROMを閉じます。 [CONFIRM EXIT] Are you sure you want to exit? (Y/N): 4.2 RAIDドライバーをインストールする 構築したRAIDアレイにOSをインストールするには、OSインストール時にRAIDドライバーを読み 込ませる必要がある場合があります。 4.2.1 ・ RAIDドライバーは、付属のサポートDVDに収録されています。 ・ 最新のドライバーは、ASUSオフィシャルサイトからダウンロードすることができます。 (http://www.asus.com) Windows® OSインストール時にRAIDドライバーをインストー ルする 手順 1.
マルチGPUテクノロジー マルチ GPU テクノロジー 5.1 AMD CrossFireX™ テクノロジー 5.1.1 システム要件 5 Chapter 5 Chapter 5 本製品はAMD CrossFireX™ テクノロジーをサポートしており、マルチGPUビデオカードを取り付 けることができます。 • デュアルモード:対応するGPUを1基搭載するAMD CrossFireX™ テクノロジー対応ビデオ カード2枚。 • トリプルモード:対応するGPUを1基搭載するAMD CrossFireX™ テクノロジー対応ビデオ カード3枚。 • ビデオカードドライバーがCrossFireXテクノロジーをサポートしていること。 最新のドライバーはAMDオフィシャルサイト(http://www.amd.com)からダウンロードす ることができます。 • 最低電源条件を満たす電源ユニット。 5.1.
5.1.3 CrossFireX™ 対応ビデオカードを2枚取り付ける Chapter 5 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。ビデオカー ドとマザーボードのレイアウトはモデルにより異なりますが、セットアップ手順は同じです。 1. CrossFireX™対応ビデオカード2枚を手元 に準備します。 2. 両方のビデオカードをPCIEX16スロットに 取り付けます。マザーボードにPCIEX16 スロットが2基以上ある場合は、本マニュ アルChapter 1でビデオカードを2枚以上 取り付ける際に推奨するPCIEX16スロット をご確認ください。 3. 各カードをしっかり取り付けます。 4.
各ビデオカードに補助電源装置を接続 します。 6. ディスプレイケーブルをビデオカードに 接続します。 5.1.4 Chapter 5 5. CrossFireX™ 対応ビデオカードを3枚取り付ける 1. CrossFireX™対応ビデオカード3枚を手元に準備します。 2. 3枚のビデオカードをPCI Express x16 スロットに取り付けます。ビデオカードを取り付けるスロ ットについては本マニュアルChapter 1の拡張カードに関する記述をご覧ください。 3. 各カードをしっかり取り付けます。 4. CrossFireX™ブリッジコネクターを各ビデ オ カードのゴールドフィンガーに挿入しま す。コネクターはしっかり取り付けます。 5. 各ビデオカードに補助電源装置を接続 します。 6.
5.1.5 Chapter 5 5-4 CrossFireX™ 対応ビデオカードを4枚取り付ける 1. CrossFireX™対応ビデオカード4枚を手元に準備します。 2. 4枚のビデオカードをPCI Express x16 スロットに取り付けます。ビデオカードを取り付けるスロ ットについては本マニュアルChapter 1の拡張カードに関する記述をご覧ください。 3. 各カードをしっかり取り付けます。 4. CrossFireX™ブリッジコネクターを各ビオ カードのゴールドフィンガーに挿入しす。 コネクターはしっかり取り付けます。 5. 各ビデオカードに補助電源装置を接 続します。 6.
5.1.6 デバイスドライバーをインストールする デバイスドライバーのインストールの詳細は、ビデオカードに付属のマニュアルをご参照 ください。 5.1.7 Chapter 5 PCI Express ビデオカードドライバーがAMD CrossFireX™ テクノロジーをサポートしているこ とをご確認ください。最新のドライバーはAMDオフィシャルサイト(http://www.AMD.com) からダウンロードすることができます。 AMD CrossFireX™ テクノロジーを有効にする ビデオカードとデバイスドライバーをセットアップしたら、Windows® OSを起動し、Catalyst™ Control Center で CrossFireX™ 機能を有効にします。 Catalyst Control Centerを起動する 手順 1.
CrossFireX 設定を有効にする Chapter 5 5-6 1. Catalyst Control Centerの画面で「パフォーマンス」→「AMD CrossFireX™」の順にクリック します。 2. 「AMD CrossFireX™ を有効にする」をクリックしチェックします。 3. ドロップダウンリストから該当のGPU数を選択します。 4.
5.2 NVIDIA® SLI®テクノロジー 5.2.1 システム要件 • SLI® モード:同じGPUを1基搭載するNVIDIA®SLI®対応のビデオカード2枚。 • 3-way SLI®モード:同じGPUを1基搭載するNVIDIA®SLI®対応のビデオカード3枚。 • 4-way SLI®モード:同じGPUを1基搭載するNVIDIA®SLI®対応のビデオカード4枚。 • NVIDIA SLI テクノロジー対応のビデオカードドライバー。最新のドライバーはNVIDIAの Webサイト(www.nvidia.com)からダウンロードすることができます。 • 最低電源条件を満たす電源ユニット。 5.2.2 • 熱管理の観点から、ケースファンの追加をお勧めします。 • NVIDIAオフィシャルサイト(http://www.nvidia.
Chapter 5 4. SLI®ブリッジコネクターを各ビデオカードのゴールドフィンガーに挿入します。コネクター はしっかり取り付けます。 5. 各ビデオカードに補助電源装置を接続します。 6. ディスプレイケーブルをビデオカードに接続します。 SLI®ブリッジ ゴールドフィンガー 5.2.3 5-8 SLI®対応ビデオカードを3枚取り付ける 1. SLI®対応ビデオカード3枚を手元に準備 します。 2. 3枚のビデオカードをPCI Express x16 ス ロットに取り付けます。ビデオカードを取 り付けるスロットについては本マニュアル Chapter 1の拡張カードに関する記述をご 覧ください。 3.
SLI®ブリッジコネクターを各ビデオカー ドのゴールドフィンガーに挿入します。 コネクターはしっかり取り付けます。 5. 各ビデオカードに補助電源装置を接続 します。 6. ディスプレイケーブルをビデオカードに 接続します。 5.2.4 3-Way SLI®ブリッジ Chapter 5 4. SLI®対応ビデオカードを4枚取り付ける 1. SLI®対応ビデオカード4枚を手元に準備します。 2. 4枚のビデオカードをPCI Express x16 スロットに取り付けます。ビデオカードを取り付ける スロットについては本マニュアルChapter 1の拡張カードに関する記述をご覧ください。 3. 各ビデオカードをしっかり取り付けます。 4. SLI®ブリッジコネクターを各ビデオカードのゴールドフィンガーに挿入します。コネクター はしっかり取り付けます。 5. 各ビデオカードに補助電源装置を接続します。 6.
5.2.5 デバイスドライバーをインストールする デバイスドライバーのインストールの詳細は、ビデオカードに付属のマニュアルをご 参照ください。 Chapter 5 5.2.6 NVIDIA® SLI®テクノロジーを有効にする ビデオカードとデバイスドライバーをセットアップしたら、Windows® OSを起動し、NVIDIA® Control PanelでSLI®機能を有効にします。 NVIDIA® コントロールパネルを起動する 手順 1. デスクトップ上で右クリックし、 「NVIDIA® コントロールパネル」 を選択します。 2.
付録 Pro WS X299 SAGE II ブロックダイアグラム (48レーン) 付 録 ASUS Pro WS X299 SAGE II A-1
Pro WS X299 SAGE II ブロックダイアグラム (44レーン) 付 録 Pro WS X299 SAGE II ブロックダイアグラム (28レーン) A-2 付録
Q-Code 表 コード 00 説明 未使用 02 マイクロコードロード前の AP 初期化 03 キャッシュ有効 04 マイクロコードロード前の PCH 初期化 06 マイクロコードロード 10 PEI コア起動 11 – 14 プリメモリーCPU 初期化を開始 15 – 18 プリメモリーシステムエージェント初期化の開始 19 – 1C プリメモリーPCH 初期化を開始 2B – 2F メモリー初期化 30 ASL用に予約 31 メモリー装着済み 32 – 36 CPUポストメモリー初期化 37 – 3A ポストメモリーシステムエージェント初期化の開始 3B – 3E ポストメモリーPCH 初期化の開始 4F DXE IPLを開始 50 – 53 メモリーの初期化エラー 無効なメモリータイプまたは互換性のないメモリー速度 54 未指定のメモリー初期化エラー 55 メモリーが取り付けられていない 56 無効な CPU タイプまたは速度 57 CPU の不一致 58 CPU 自己診断が失敗したか、CPU キャッシュエラーの可能
付 録 A-4 コード 説明 F0 F1 F2 F3 F4 F5 – F7 F8 F9 FA FB – FF 60 61 62 63 – 67 68 69 6A 6B – 6F 70 71 72 73 – 77 78 79 7A – 7F ファームウェアによって引き起こされた復旧状態 (自動復旧) ユーザーによって引き起こされた復旧状態 (強制復旧) 復旧プロセス開始 復旧ファームウェアイメージが見つかりました 復旧ファームウェアイメージがロードされる 将来の AMI 進行状況コードのために予約済み 復旧 PPI が使用不可 復旧カプセルが見つからない 無効な復旧カプセル 将来の AMI エラーコードのために予約済み DXE コアが起動 NVRAM の初期化 PCH ランタイムサービスのインストール CPU DXE 初期化 PCI ホストブリッジ初期化 システムエージェントDXE 初期化開始 システムエージェントDXE SMM 初期化開始 システムエージェントDXE 初期化 (システムエージェント モジュール固有) PCH DXE 初期化開始 PCH DXE SMM 初期化開始 PCH デバイス初
コード 説明 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 9A 9B 9C 9D 9E – 9F A0 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 AA AB ブートデバイス選択 (BDS) フェーズが開始 ドライバー接続開始 PCI バス初期化開始 PCI バスホットプラグコントローラー初期化 PCI バス列挙型 PCI バスリクエストリソース PCI バス割当リソース コンソール出力デバイス接続 コンソール入力デバイス接続 スーパーIO 初期化 USB 初期化開始 USB リセット USB 検出 USB 有効 将来の AMI コードのために予約済み将来の AMI コードのために予約済み 付 IDE 初期化開始 IDE リセット 録 IDE 検出 IDE 有効 SCSI 初期化開始 SCSI リセット SCSI 検出 SCSI 有効 確認パスワードのセットアップ セットアップの開始 ASL 用に予約済み セットアップ入力待機 ASUS Pro WS X299 SAGE II A-5
付 録 コード 説明 AC ASL用に予約 (ACPI/ASL ステータスコードをご参照ください) AD ブート可能イベント AE レガシーブートイベント AF ブートサービス終了イベント B0 ランタイム設定仮想アドレス MAP 開始 B1 ランタイム設定仮想アドレス MAP 終了 B2 レガシーオプション ROM の初期化 B3 システムのリセット B4 USB ホットプラグ B5 PCI バスホットプラグ B6 NVRAM のクリーンアップ B7 構成リセット (NVRAM 設定のリセット) B8– BF 将来の AMI コードのために予約済み D0 CPU 初期化 エラー D1 システムエージェント 初期化 エラー D2 PCH 初期化 エラー D3 一部のアーキテクチャープロトコルが使用不可 D4 PCI リソース割り当てエラー リソース不足 D5 レガシーオプション ROM の容量なし D6 コンソール出力デバイスが見つからない D7 コンソール入力デバイスが見つからない D8 無効なパスワード D9
ご注意 Federal Communications Commission Statement This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • This device may not cause harmful interference. • This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
Compliance Statement of Innovation, Science and Economic Development Canada (ISED) This Class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003, RSS-210, and CAN ICES3(B)/NMB-3(B). This device complies with Industry Canada license exempt RSS standard(s). Operation is subject to the following two conditions: (1) this device may not cause interference, and (2) this device must accept any interference, including interference that may cause undesired operation of the device.
Declaration of compliance for product environmental regulation ASUS follows the green design concept to design and manufacture our products, and makes sure that each stage of the product life cycle of ASUS product is in line with global environmental regulations. In addition, ASUS disclose the relevant information based on regulation requirements. Please refer to http://csr.asus.com/Compliance.
DO NOT throw the motherboard in municipal waste. This product has been designed to enable proper reuse of parts and recycling. This symbol of the crossed out wheeled bin indicates that the product (electrical and electronic equipment) should not be placed in municipal waste. Check local regulations for disposal of electronic products. DO NOT throw the mercury-containing button cell battery in municipal waste.
English ASUSTeK Computer Inc. hereby declares that this device is in compliance with the essential requirements and other relevant provisions of related Directives. Full text of EU declaration of conformity is available at: www.asus.com/support Français AsusTek Computer Inc. déclare par la présente que cet appareil est conforme aux critères essentiels et autres clauses pertinentes des directives concernées. La déclaration de conformité de l’UE peut être téléchargée à partir du site Internet suivant : www.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : 電子メール(代表) : Webサイト: テクニカルサポート 電話: ファックス: オンラインサポート: 4F, No. 150, Li-Te Rd., Peitou, Taipei 112, Taiwan +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw www.asus.com/ +86-21-3842-9911 +86-21-5866-8722, ext. 9101# https://www.asus.
FCC COMPLIANCE INFORMATION Per FCC Part 2 Section 2.1077 Responsible Party: Address: Phone/Fax No: Asus Computer International 48720 Kato Rd., Fremont, CA 94538 (510)739-3777/(510)608-4555 hereby declares that the product Product Name : PRO WS X299 SAGE II Model Number : PRO WS X299 SAGE II 付 録 compliance statement: This device complies with part 15 of the FCC Rules.
付 録 A-14 付録