Motherboard PRIME X570-PRO
J17432 改訂版 V3 2020年11月 Copyright © 2020 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複製、頒布および逆コンパイル を制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。購入者によるバックアップ目的の場合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 安全上のご注意..................................................................................................................v このマニュアルについて.....................................................................................................vi PRIME X570-PRO 仕様一覧............................................................................................viii パッケージの内容............................................................................................................xiii 取り付け工具とコンポーネント...................
3.3 My Favorites................................................................................................. 3-11 3.4 Main.............................................................................................................. 3-13 3.5 Ai Tweaker.................................................................................................... 3-13 3.6 3.7 Advanced...................................................................................................... 3-14 3.6.
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行う際は、必ずコンピューターと周 辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行なってください。お客様の取り付け方法に 問題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。ご 利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されてい ます。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 注意:不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作業を
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けやシステム構築の際に必要な情報が記してあり ます。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1: 製品の概要 マザーボードの機能とサポートする新機能についての説明、及び各部位の説明。 • Chapter 2: 基本的な取り付け コンピューターの組み立て方、バックパネルについての説明。 • Chapter 3: UEFI BIOS 設定 UEFI BIOS Utilityでのシステム設定の変更方法とパラメータの詳細。 • Chapter 4: 付録 製品の規格や海外の法令についての説明。 参考情報 1. ASUSオフィシャルサイト(https://www.asus.com/) 多言語に対応した弊社ウェブページで、製品のアップデート情報やサポート情報をご確認い ただけます。 2.
このマニュアルの表記について 本書には、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産への損害を未然に 防止していただくために、守っていただきたい事項が記載されています。次の内容をよくご理解 いただいた上で本文をお読みください。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回 避するための方法を説明しています。 重要: 作業を完了するために必要な指示や設定方法を記載しています。 メモ: 製品を使いやすくするための情報や補足の説明を記載しています。 ・ 本書に記載している画面は一例です。画面の背景、画面デザイン、表示される項目名、アイ コンなどの種類や位置などが実際の画面と異なる場合があります。 ・ 本書は、本書作成時のソフトウェアおよびハードウェアの情報に基づき作成されています。 ソフトウェアのバージョンアップなどにより、記載内容とソフトウェアに搭載されている機 能および名称が異なる場合があります。また、本書の内容は、製品やサービスの仕様変更 などにより将来予告なく変更することがあります。本製品の最新情報については弊社Web サイ
PRIME X570-PRO 仕様一覧 Socket AM4: 対応CPU - 第3/第2世代 AMD Ryzen™ プロセッサー - 第2/第1世代 Radeon™ Vega グラフィックス搭載 AMD Ryzen™ プロセッサー * 最新の対応状況について、詳しくはASUSオフィシャルサイトをご覧ください。 搭載チップセット AMD X570 チップセット DDR4 スロット×4:最大 128 GB / デュアルチャンネルサポート 第3世代 AMD Ryzen™ プロセッサー DDR4 4400(O.C.)/4266(O.C.)/4133(O.C.)/4000(O.C.)/3866(O.C.)/ 3733(O.C.)/3600(O.C.)/3466(O.C.)/3400(O.C.)/3200/3000/2933/2800/ 2666/2400/2133 MHz、Un-buffered DIMM 対応 第2世代 AMD Ryzen™ プロセッサー 対応メモリー DDR4 3600(O.C.)/3466(O.C.)/3400(O.C.)/3200(O.C.)/3000(O.C.
PRIME X570-PRO 仕様一覧 第3/第2世代 AMD Ryzen™ プロセッサー - NVIDIA® 2-way SLI® Technology マルチGPU対応 - AMD CrossFireX™ Technology (最大3-way 構成) 第2/第1世代 Radeon™ Vega グラフィックス搭載AMD Ryzen™ プロセッサー - AMD CrossFireX™ Technology (最大2-way 構成) 第3世代 AMD Ryzen™ プロセッサー - M.2 Socket 3 スロット×1 Key M、Type 2242/2260/2280/22110、SATA / PCI Express 4.0 x4 接続対応 第2世代 AMD Ryzen™ プロセッサー 第2/第1世代 Radeon™ Vega グラフィックス搭載AMD Ryzen™ プロセッサー ストレージ機能 - M.2 Socket 3 スロット×1 Key M、Type 2242/2260/2280/22110、SATA / PCI Express 3.
PRIME X570-PRO 仕様一覧 5-Way Optimization - ワンクリックでPCを最適化 DIGI+VRM - DrMOS採用デジタル電源設計 EPU - 省電力機能 TPU - Auto Tuning Fan Xpert 4 - 自動最適化機能を搭載した究極の冷却性と静穏性を実現する高性能ファンコ ントロール機能 Turbo App - 使用中のアプリケーションに基づきシステムパフォーマンスを自動切り替え Armoury Crate Visual Beauty - Aura Lighting Control - 第2世代 アドレサブルヘッダー - RGB ヘッダー 特殊機能 ASUS Q-Design - Q-Slot - Q-DIMM - Q-Connector - Q-LED ASUS 独自機能 - OptiMem - Turbo LAN - Ai Charger - AI Suite 3 SafeSlot - 重いカードも安心な高耐久PCI Expressスロット ASUS 5X Protection III - SafeSlot Core: はんだ付け箇所の
PRIME X570-PRO 仕様一覧 サーマル ソリューション 静音サーマルデザイン - Fan Xpert 4 - デュアルサーマルパッド設計MOSヒートシンク、PCHファン、PCH/M.2ヒートシンク PS/2コンボポート×1 DisplayPort出力ポート×1 HDMI 出力ポート×1 バックパネル インターフェース LAN ポート×1 USB 3.2 Gen2 ポート×3 USB Type-C™ with USB 3.2 Gen 2 ポート×1 USB 3.2 Gen1 ポート×4 光デジタル S/PDIF 出力ポート×1 オーディオ I/O ポート×5 USB 3.2 Gen2 コネクター×1 USB 3.2 Gen1 コネクター×1 USB 2.0 コネクター×2 M.
PRIME X570-PRO 仕様一覧 256 Mb Flash ROM、UEFI AMI BIOS、PnP、SM BIOS 3.2、ACPI 6.2、多言語 BIOS、 ASUS EZ Flash 3、CrashFree BIOS 3、F6 Qfan Control、F3 My Favorites、 Last Modified log、F12 画面キャプチャー、F4 AURA ON/OFF、F9 Search、 F11 EZ Tuning Wizard、ASUS SPD information BIOS機能 WOL by PME、PXE 管理機能 サポートDVDの 主な内容 ドライバー各種 ASUS ユーティリティ各種 EZ Update サポートOS Windows® 10 (64-bit) フォームファクター ATX フォームファクター: 30.5 cm x 24.4 cm(12インチx 9.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 マザーボード PRIME X570-PRO SATA 6Gb/s ケーブル ×2 ケーブル アドレサブルヘッダー延長ケーブル×1 アクセサリー Q-connector×1 M.
取り付け工具とコンポーネント 各種取付用ネジ プラスドライバー PC ケース 電源ユニット AMD Socket AM4 CPU AMD Socket AM4 対応 CPUクーラー DDR4 SDRAMメモリー ストレージドライブ SATA 光学ドライブ (必要に応じて) グラフィックスカード (必要に応じて) 上記の工具とコンポーネントはマザーボードのパッケージには同梱されていません。 xiv
製品の概要 1.1 マザーボードの概要 1.1.
1.1.2 マザーボードのレイアウト 1 2 3 Chapter 1 24.4cm(9.6in) 4 5 3 6 CPU_FAN AIO_PUMP RGB_HEADER1 KBMS _U32G1 _910 EATX12V_1 PLUG_8PIN_PWR1 EATX12V_2 23 CPU_OPT BOOT_DEVICE_LED VGA_LED CPU_LED DRAM_LED DIGI +VRM 7 RGB_HEADER2 EATXPWR PWR_SW 22110 U32G2_C11 M.2_1(SOCKET3) CHA_FAN1 SPI_TPM 256Mb BIOS 22 2280 2260 2242 5 8 30.
ページ 電源コネクター 1-18 2. LEDコネクター 1-19 3. ファン/ポンプコネクター 1-17 4. CPUソケット 1-4 5. RGB ヘッダー 1-10 6. DDR4 DIMM スロット 1-4 7. Q-LED 1-8 8. 電源ボタン 1-20 9. USB 3.2 Gen 2 コネクター 1-14 10. M.2 Socket 3 スロット 1-21 11. 1-18 PCH ファンコネクター 12. SATA 6 Gb/s ポート 1-13 13. CMOS クリアジャンパー 1-9 14. システムパネルコネクター 1-16 15. 1-11 第2世代アドレサブルヘッダー 16. NODEコネクター 1-20 17. 1-14 USB 3.2 Gen1 コネクター 18. USB 2.0 コネクター 1-15 19. 1-15 温度センサーコネクター 20. シリアルポートコネクター 1-19 21. 1-12 フロントパネルオーディオコネクター 22.
1.1.3 プロセッサー 本製品には、Socket AM4 が搭載されており、Socket AM4 プラットフォームの対応する CPU(Central Processing Unit)のみを取り付けることができます。 Chapter 1 PRIME X570-PRO CPU socket AM4 ・ 1.1.4 本製品の対応するCPUについて、詳しくはASUSオフィシャルサイトをご覧ください。 (https://www.asus.
DIMM_B2* DIMM_A2* DIMM_A2* Chapter 1 推奨メモリー構成 DIMM_B1 DIMM_B2* DIMM_A1 DIMM_A2* メモリー構成 本製品のメモリースロットには、4GB、8GB、16GB、32GBのDDR4 Unbuffered DIMMを取り付け ることができます。 • 異なる容量のメモリーをマルチチャンネル構成で取り付けた場合、アクセス領域はメモリ ー容量の合計値が小さい方のチャンネルに合わせて割り当てられ、容量の大きなメモリ ーの超過分に関してはシングルチャンネル用に割り当てられます。 • CPUの仕様電圧範囲以上の高い電圧を必要とするメモリーを取り付けるとCPUが損傷す ることがあります。CPUの仕様上の制限を超過しないメモリーをご使用ください。 • 同じCASレイテンシを持つメモリーを取り付けてください。またメモリーは同じベンダー の同じ製造週の製品を取り付けることをお勧めします。 • 対応するメモリーの動作速度や枚数、ECC Memory(ECC mode)サポートは搭載するプ ロセッサーにより異なります。 • メモリーの動作周
1.1.5 拡張スロット Chapter 1 拡張カードの追加や取り外しを行う際は、必ず電源をオフにし、電源ケーブルを抜いてから行 なってください。電源ケーブルを接続したまま作業をすると、負傷やマザーボードコンポーネン トの損傷の原因となります。 PCIEX16_1 PCIEX1_1 PCIEX1_2 PCIEX16_2 PCIEX1_3 PCIEX16_3 スロット No.
第3世代 AMD Ryzen™ プロセッサー PCI Express 動作モード PCIe 4.0 x16_1 PCIe 4.0 x16_2 シングル x16 - デュアル x8 x8 Chapter 1 VGA 構成 第2世代 AMD Ryzen™ プロセッサー VGA 構成 PCI Express 動作モード PCIe 3.0 x16_1 PCIe 3.0 x16_2 シングル x16 - デュアル x8 x8 第2/第1世代 Radeon™ Vegaグラフィックス搭載 AMD Ryzen™プロセッサー VGA 構成 シングル PCI Express 動作モード PCIe 3.
1.1.6 1. Q-LED オンボードLED Chapter 1 システムは起動時にPOST(Power-on Self Test)と呼ばれる動作チェックを実行しま す。Q-LEDは重要なコンポーネント(CPU、メモリー、グラフィックスカード、起動デバイス) をPOST時にチェックし、エラーが検出されると該当箇所のLEDを点灯させ問題個所を通 知します。LEDが点灯している場合、システムは正常に動作することができません。Q-LED は、素早く問題個所を発見することができる非常に便利な機能です。 BOOT (YELLOW GREEN) VGA (WHITE) CPU (RED) DRAM (YELLOW) PRIME X570-PRO CPU/DRAM/BOOT_DEVICE/VGA LED Q-LEDはシステムの起動問題が発生している個所の特定を補助するためのものであり、あらゆる 状況での問題を正確に特定するものではございません。あくまでも目安としてご利用ください。 2.
1.1.7 1. ヘッダー CMOS クリアジャンパー Chapter 1 CMOSクリアジャンパーは、CMOSのリアルタイムクロック(RTC)RAMを消去するためのも のです。CMOS RTC RAMを消去することにより、システム時計、システムパスワード、およ び設定パラメータを工場出荷時の状態に戻すことができます。システムパスワードなどの システム情報を含むCMOS RAM データの維持は、マザーボード上のボタン型電池により行 われています。 +3V_BAT GND CLRTC PIN 1 PRIME X570-PRO Clear RTC RAM CMOS RTC RAMを消去する手順 1. コンピューターの電源をオフにし電源ケーブルをコンセントから抜きます。 2. ドライバーなどの金属製品を使用して、2つのピンに数秒間触れショートさせます。 3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をオンにします。 4.
2.
3.
1.1.8 1. 内部コネクター フロントパネルオーディオコネクター SENSE2_RETUR AGND NC SENSE1_RETUR Chapter 1 フロントパネルオーディオ機能用のコネクターです。PCケースなどに付属するフロントパネ ルオーディオモジュールを接続することができます。 PORT1 L PORT1 R PORT2 R SENSE_SEND PORT2 L AAFP HD-audio-compliant pin definition PRIME X570-PRO front panel audio connector 本製品を最高のオーディオパフォーマンスでご使用いただくために、HDオーディオモジュール を使用することをおすすめします。 2. TPM-SPIコネクター Serial Peripheral Interface (SPI) を備えたTrusted Platform Module (TPM) を取り付け、セ キュリティ機能を強化することができます。 SPI_TPM PIN 1 +1.
3.
4. USB 3.2 Gen 2 コネクター USB 3.2 Gen 2 ポート拡張用コネクターです。Key-A タイプの USB 3.2 Gen 2 ポート増設用 Chapter 1 ブラケットやフロントパネルの USB 3.2 Gen 2 端子を接続することで、1つの USB Type-C ポート または1つの Type-A ポートを使用することができます。 U32G2_C11 SBU2 SBU1 CC1 VBUS RX1RX1+ GND TX1TX1+ VBUS VBUS TX2+ TX2GND RX2+ RX2GND DD+ CC2 PRIME X570-PRO USB3.2 Gen2 front panel connector 5. USB 3.2 Gen 1 コネクター USB 3.2 Gen 1 ポート拡張用コネクターです。USB 3.2 Gen 1 増設用ブラケットやフロント パネルの USB 3.
6. USB 2.0 コネクター Chapter 1 USB 2.0 ポート拡張用コネクターです。USB 2.0 増設用ブラケットやフロントパネルのUSB 2.0 端子を接続することができます。 PIN 1 USB+5V USB_P2USB_P2+ GND USB+5V USB_P4USB_P4+ GND PIN 1 USB+5V USB_P1USB_P1+ GND NC USB12 USB+5V USB_P3USB_P3+ GND NC USB34 PRIME X570-PRO USB2.0 connectors IEEE 1394用ケーブルをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因 となります。 7.
8.
9.
10. 電源コネクター A B EATXPWR +12V DC +12V DC B A EATX12V_2 EATX12V_1 +12V DC +12V DC +12V DC +12V DC Chapter 1 電源ユニット用コネクターです。電源ユニットのメインコネクターやCPU補助電源を接続し ます。電源ケーブルとコネクターにはツメがあるので、お互いがかみ合う方向に正しく接続 してください。 PIN 1 GND GND GND GND GND GND PIN 1 +3 Volts +12 Volts +12 Volts +5V Standby Power OK GND +5 Volts GND +5 Volts GND +3 Volts +3 Volts GND +5 Volts +5 Volts +5 Volts -5 Volts GND GND GND PSON# GND -12 Volts +3 Volts PIN 1 PRIME X570-PRO ATX power connectors 11.
12. シリアルポートコネクター Chapter 1 シリアルポート (COMポート) 用コネクターです。シリアルポート増設用ブラケットを接続す ることができます。 PIN 1 DCD TXD GND RTS RI RXD DTR DSR CTS COM PRIME X570-PRO Serial port (COM) connector 13.
14. NODEコネクター 互換性のある電源ユニットやファン拡張カードを接続し、制御などを行うことができ ます。 Chapter 1 NODE PIN 1 PRIME X570-PRO Node connector 15.
16. M.2 Socket 3 スロット M.2 Socket 3(Key M)規格のSSDを取り付けることができます。 Chapter 1 A M.2_1(SOCKET3) 22110 2280 2260 2242 B M.2_2(SOCKET3) A B 22110 2280 2260 2242 PRIME X570-PRO M.2 sockets M.2_1 スロット • 第3世代 AMD Ryzen™ プロセッサー - Key M、Type 2242 / 2260 / 2280 / 22110、SATA / PCI Express 4.0 x4 接続対応 • 第2世代 AMD Ryzen™ プロセッサー 第2/第1世代 Radeon™ Vega グラフィックス搭載AMD Ryzen™ プロセッサー - Key M、Type 2242 / 2260 / 2280 / 22110、SATA / PCI Express 3.0 x4 接続対応 M.
Chapter 1 1-22 Chapter 1: 製品の概要
Chapter 2: 基本的な取り付け 基本的な取り付け 2.1 コンピューターを組み立てる 2 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際とは異なる場合があります。マザーボー ドのレイアウトはモデルにより異なりますが、取り付け方法は同じです。 CPUを取り付ける ・ 本製品の対応するCPUについて、詳しくはASUSオフィシャルサイトをご覧ください。 (https://www.asus.com/) ・ CPUは取付方向が決まっています。取付方向を間違えないようにしてください。間違えて 取り付けた場合、故障の原因となります。 ASUS PRIME X570-PRO Chapter 2 2.1.
2.1.
Chapter 2 タイプ2 ネジとリテンションだけを取り外します。マザーボード底面のプレートは取り外さないでください。 ASUS PRIME X570-PRO 2-3
AIOクーラーを取り付ける Chapter 2 AIO_PUMP CPU_FAN CPU_OPT 2-4 Chapter 2: 基本的な取り付け
マザーボードを取り付ける 1. PCケースとマザーボードのバックパネルの位置が一致していることを確認してバックパネル 側から慎重に挿入し、マザーボードのネジ穴とスペーサーが合うように設置します。 2. 下図を参考に、取り付けるネジをすべて仮止めし、対角線上に少しずつ締めていきます。 Chapter 2 2.1.
2.1.
2.1.
2.1.
2.1.7 フロント I/O コネクターを取り付ける フロントパネルコネクター USB 3.2 Gen 2 コネクター USB 3.2 Gen 2 USB 3.2 Gen 1 コネクター Chapter 2 コネクターは接続できる向きが決まってい ます。端子形状を確認し、まっずぐ奥まで 差し込んでください。 USB 2.0 コネクター USB 3.2 Gen 1 USB 2.
2.1.
2.1.9 M.2 SSD を取り付ける ・ 本マニュアルで使用されているイラストや画面は実際のものと異なる場合があります。 ・ M.2 ヒートシンクはサーマルパッド保護フィルムの剥がし忘れにご注意ください。 Chapter 2 M.
M.
バックパネルとオーディオ接続 2.2.1 バックパネルコネクター 1 2 7 9 3 8 4 7 6 5 Chapter 2 2.2 バックパネルコネクター 1. PS/2 コンボポート 2. DisplayPort 出力ポート 3. USB 3.2 Gen 2 ポート 4. LANポート* 5. オーディオ I/O ポート** 6. 光デジタルS/PDIF 出力ポート 7. USB 3.2 Gen 1 ポート 8. USB Type-C™ with USB 3.2 Gen 2 ポート 9.
* LAN ポートLED アクティブリンク LED スピード LED 状態 説明 状態 説明 消灯 未接続 消灯 10 Mbps オレンジ (点灯) リンク確立 オレンジ 100 Mbps オレンジ (点滅) データ送受信中 グリーン 1 Gbps オレンジ (一定間隔で点滅) S5から起動可能な 状態 アクティブリンクLED スピードLED LAN ポート Chapter 2 *** オーディオ構成表 2-14 ポート ヘッドセット 2.1チャンネル 4.1チャンネル 5.1チャンネル 7.
2.2.2 オーディオ I/O接続 オーディオ I/O ポート Chapter 2 ヘッドホンとマイクを接続 ステレオスピーカーに接続 2.
4.1 チャンネルスピーカーに接続 5.1 チャンネルスピーカーに接続 Chapter 2 7.
2.3 初めて起動する 1. すべてのコンポーネントやデバイスの取り付けが完了したら、PCケースのカバーを取り付け ます。 2. すべてのスイッチをがオフになっていることを確認します。 3. 電源コードをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。 4. 電源コードをコンセントに接続します。 5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。 モニター/ディスプレイ b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから) c. システム電源 電源ユニットにスイッチがある場合はスイッチをオン状態にします。次にPCケースの電源ボ タンを押してシステムの電源をオンにします。正常に電源がオンになるとシステム電源LED が点灯します。また、ディスプレイがスタンバイ状態の場合、システムの電源をオンにする とディスプレイは自動的にスタンバイ状態から復帰します。 Chapter 2 6. a.
Chapter 2 2-18 Chapter 2: 基本的な取り付け
Chapter 3: UEFI BIOS設定 UEFI BIOS設定 3.
3.
3.2.
3.2.2 Advanced Mode Advanced Modeでは、高度なシステムの調整から、オンボード機能の有効/無効など詳細な設定を行 なうことができます。 UEFI BIOS Utility起動時に表示する画面モードは変更することができます。詳細は「3.
メニューバー 画面上部に表示されるメニューバーはカテゴリーを表しています。各カテゴリーで設定できる内容は 次のとおりです。 My Favorites Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool Exit 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード メニュー 設定可能なアイテムまたは各種情報のタイトルが表示されます。設定の変更は、カーソルキーで 項目に移動しを押して選択します。 サブメニュー サブメニューが含まれる項目には矢印マークが表示されています。サブメニューを開くには、カー ソルキーで項目に移動しを押します。 表示言語 UEFI BIOS Utility で表示する言語を選択することができます。 My Favorites (F3) Chapter 3 ツリーマップから頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなどの 面倒な操
Search (F9) UEFI BIOS Utility 内の項目を検索することができます。 (検索は英語でのみご利用いただけます) AURA ON/OFF (F4) オンボードAURA LEDのオン/オフに関連するBIOS設定を一括して変更することができます。 Search on FAQ このボタンの上にマウスカーソルを合わせるとQRコードが表示されます。表示されたQRコードを お使いのスマートデバイスでスキャンすることで、ASUSサポートサイトにすばやくアクセスすること ができます。 Hot Keys (操作ガイド) UEFI BIOS Utilityを操作するためのキーボードの基本操作やショートカットの一覧を表示します。 EZ Mode (F7) / Advanced Mode (F7) UEFI BIOS Utility の表示モードを変更することができます。 スクロールバー Chapter 3 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カーソルキー、または / で、画面をスクロールするこ
3.2.
ファンの回転数を手動で設定する プロファイルの「Manual」を選択することで、ファンの回転数を手動で設定することができます。 スピードポイント マニュアル設定 Chapter 3 手順 3-8 1. 設定を変更するファンを選択し、プロファイルの「Manual」を選択します。 2. スピードポイントをドラッグして、CPU温度に対するファンの回転数を設定します。 3.
3.2.4 EZ Tuning Wizard 設定ウィザード表示される画面の選択肢を選ぶだけで、簡単にシステムのオーバークロックをする ことができます。 システムオーバークロック OC Tuning キーボードのを押すか、画面上部の Wizardを起動します。 2. 次に、 「OC」を選択し「Next」をクリックします。 3. 「Daily Computing」「Gaming/Media Editing」のいずれかから、PCの利用環境を選択 し、 「Next」をクリックします。 ASUS PRIME X570-PRO をクリックし、EZ Tuning Chapter 3 1.
4. 「Box cooler (リファレンス/ストッククーラー)」「Tower cooler (大型/タワー型クーラー)」 「Water cooler (液冷)」の中から、取り付けられているCPUクーラーのタイプを選択し、 「Next」 をクリックします。 5.
3.
お気に入り項目を追加する 手順 1. Advanced Modeでキーボードのを押すか、 Tree Mapを開きます。 2. Setup Tree Mapでお気に入りに登録したい項目を選択します。 をクリックし、Setup メインメニュー パネル 追加した項目 サブメニューパネル すべて削除 デフォルト状態に戻す 3. まず、メインメニューパネルでカテゴリーを選択し、次にサブメニューパネルでお気に入り に追加したい項目を選択します。お気に入りに追加したい項目でを押すか を クリックして項目を追加します。 次の項目はお気に入りに追加することはできません: Chapter 3 3-12 ・ ユーザー管理項目(システム言語や起動デバイス優先順位など) ・ ユーザー設定項目(システム日付や時間など) 4. 「Exit (ESC)」をクリックするか、を押してメインメニューに戻ります。 5.
3.4 Main Advanced Modeのメインメニューでは、マザーボード、CPU、メモリーの基本的な情報を表示す る他に、表示言語やセキュリティの設定を行なうことができます。 Security システムセキュリティ設定の変更が可能です。 3.5 • パスワードを忘れた場合、CMOSクリアを実行しパスワードを削除します。 CMOSクリアジャンパーの位置は「1.1.
Performance Bias 特定のソフトウェア実行時にパフォーマンスの最適化を図る機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Auto] [None] [CB15] [Aida/Geekbench] [CB11.5] 3.6 Advanced CPU、チップセット、オンボードデバイスなどの詳細設定の変更ができます。 アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となることがあります。設定の 変更は十分にご注意ください。 3.6.1 AMD fTPM Configuration AMD CPUに統合されたTPM機能に関する設定をすることができます。 3.6.
3.6.3 NB Configuration APUが内蔵するノースブリッジ機能に関する設定をすることができます。この項目はRadeon™ Vega グラフィックス搭載 AMD Ryzen™プロセッサーを取り付けた場合にのみ設定することがで きます。 Primary Video Device 画面出力を行なうデバイスの優先順位を設定します。 設定オプション: [IGFX Video] [PCIE Video] 3.6.
3.6.5 Onboard Devices Configuration オンボードデバイスに関する設定をすることができます。 HD Audio Controller オンボード実装されたオーディオコントローラーの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] PCIEX16_2 Bandwidth PCI Express x16 第2スロット(PCIEX16_2)の動作モードを設定します。 [X8 Mode] x8 モードで動作します。 [PCIe RAID Mode] x4 / x4 モードで動作します。Hyper M.2 x16カードおよびその他のM.2 拡張カードをx4モードで動作し、PCIe RAIDアレイを構築することがで きます。 Hyper M.2 x16カードまたは他のM.
3.6.
USB Single Port Control 個別にUSBポートの有効/無効を設定することができます。 USBポートの位置については、 「1.1.2 マザーボードのレイアウト」をご参照ください。 3.6.9 HDD/SSD SMART Information マザーボードに取り付けられたSATAデバイスのS.M.A.R.T.情報を表示します。 NVM Express デバイスのS.M.A.R.T. 情報表示はサポートしておりません。 3.6.10 Network Stack Configuration ネットワークスタックに関する設定をすることができます。 3.7 Monitor 3.7.
3.8.2 CSM (Compatibility Support Module) CSM (Compatibility Support Module) のパラメータ設定です。この設定によってUEFIドライバー を持たないデバイスとの互換性を向上することが可能です。 3.8.3 Secure Boot システム起動時に許可されていないファームウェア、オペレーティングシステム、UEFIドライバー (オプションROM)が実行されないようにするWindows® Secure Boot に関する設定を行なうこ とができます。 Boot Option Priorities 使用可能なデバイスから、起動デバイスの起動優先順位を指定します。画面に表示される デバイスの数は、起動可能なデバイスの数に依存します。 Windows® OSをセーフモードで起動する方法は、Microsoft®のサポート情報をご確認ください。 https://support.microsoft.
Profile Name プロファイル名を入力します。設定したプロファイルが分かりやすいように、ご希望の名前を英数 字で入力してください。 Save to Profile 現在の設定をプロファイルとして保存します。キーボードで1から8の数字を入力しプロファイル番 号を割り当て、を押し「Yes」を選択します。 Load/Save Profile from/to USB Drive. USBストレージデバイスを使用して、UEFI BIOS設定のインポート/エクスポートをすることができ ます。 3.9.3 ASUS SPD Information メモリースロットに設置されたメモリーモジュールのSPD (Serial Presence Detect) 情報を読み出 して表示します。 3.9.
3.11 UEFI BIOSの更新 ASUSオフィシャルサイトでは、最新のBIOSイメージファイルを公開しております。UEFI BIOSを 更新することで、システムの安定性や互換性、パフォーマンスが上がる場合があります。ただ し、UEFI BIOSの更新にはリスクが伴います。現在のバージョンで問題がない場合は、UEFI BIOS の更新を行わないでください。不適切な更新は、システム起動エラーの原因となります。更新は 必要な場合のみ行ない、更新の際は次の手順に従い慎重に行なってください。 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com)からダウン ロードすることができます。 本製品では、次の機能を使用してUEFI BIOSの更新と管理を行なうことができます。 1. EZ Update: Windows® 環境でBIOSイメージを更新することができます。 2. ASUS EZ Flash 3 Utility: USBメモリーを使用してUEFI BIOS UtilityからBIOSイメージを更新す ることができます。 3.
3.11.2 ASUS EZ Flash 3 Utility ASUS EZ Flash 3 Utility は、OSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短時間で 更新することができます。 安全性及び信頼性を確保するため、Load Optimized Defaults を実行しUEFI BIOSの設定を 初期設定値に戻してから更新を行なってください。 UEFI BIOSを更新する: • 安全性及び信頼性を確保するため、FAT32/16ファイルシステムをもつシングルパーティシ ョンのUSBメモリーなどをご使用ください。 • UEFI BIOSの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI BIOSが破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOS の更新に伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2.
3.11.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 はUEFI BIOSを復旧することができるツールです。更新時などに破損した UEFI BIOSをUSBメモリーを使用して復旧することができます。 • 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(https://www.asus.com) からダウンロードすることができます。 • 本機能を使用する前にUSBメモリーに保存したBIOSメージファイルの名前を 「PX570PRO.CAP」に変更してください。 UEFI BIOSを復旧する 手順 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2. システムの電源をオンにします。 3. USBメモリーのBIOSイメージファイルが検出されると、BIOSイメージファイルを読み込み自 動的にUEFI BIOSの復旧を開始します。 4.
Chapter 3 3-24 Chapter 3: UEFI BIOS設定
付録 特記事項 付 FCC Compliance Information Responsible Party: Address: Phone / Fax No: 録 Asus Computer International 48720 Kato Rd., Fremont, CA 94538, USA (510)739-3777 / (510)608-4555 This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: (1) This device may not cause harmful interference, and (2) this device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.
Compliance Statement of Innovation, Science and Economic Development Canada (ISED) This device complies with Innovation, Science and Economic Development Canada licence exempt RSS standard(s). Operation is subject to the following two conditions: (1) this device may not cause interference, and (2) this device must accept any interference, including interference that may cause undesired operation of the device.
REACH Complying with the REACH (Registration, Evaluation, Authorisation, and Restriction of Chemicals) regulatory framework, we published the chemical substances in our products at ASUS REACH website at https://csr.asus.com/english/REACH.htm. 付 DO NOT throw the motherboard in municipal waste. This product has been designed to enable proper reuse of parts and recycling.
English ASUSTeK Computer Inc. hereby declares that this device is in compliance with the essential requirements and other relevant provisions of related Directives. Full text of EU declaration of conformity is available at: www.asus.com/support Français AsusTek Computer Inc. déclare par la présente que cet appareil est conforme aux critères essentiels et autres clauses pertinentes des directives concernées. La déclaration de conformité de l’UE peut être téléchargée à partir du site Internet suivant : www.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : Webサイト: テクニカルサポート 電話: オンラインサポート: 1F., No. 15, Lide Rd., Beitou Dist., Taipei City 112, Taiwan +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 https://www.asus.com 付 録 +86-21-38429911 https://qr.asus.
付 録 4-6 付録