BIOSマニュアル Motherboard PRIME/Pro/ ProArt/TUF GAMING B550/A520 Series
J16863 初版 2020年11月 Copyright © 2020 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複製、頒布および逆コンパイル を制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。購入者によるバックアップ目的の場合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 1.1 1.2 UEFIとは..............................................................................................................4 UEFI BIOS Utility.................................................................................................5 1.2.1 1.3 EZ Mode...................................................................................................................6 1.2.2 Advanced Mode....................................................................................................7 1.2.
UEFI BIOS設定 1.
1.
1.2.
1.2.
メニューバー 画面上部に表示されるメニューバーはカテゴリーを表しています。各カテゴリーで設定できる内容は 次のとおりです。 My Favorites 登録したお気に入り項目 Main 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool 独自機能 Exit 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード メインアイテム 設定可能なアイテムまたは各種情報のタイトルが表示されます。 サブアイテム サブアイテムが含まれる項目には矢印マークが表示されています。 表示言語 UEFI BIOS Utility で表示する言語を選択することができます。 My Favorites (F3) ツリーマップから頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなどの 面倒な操作をせずに一画面で各種設定を変更することができるようになります。 詳細は「1.
AURA ON/OFF (F4) オンボードAURA LEDのオン/オフに関連するBIOS設定を一括して変更することができます。 Hot Keys (操作ガイド) UEFI BIOS Utilityを操作するためのキーボードの基本操作一覧を表示します。 スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスやカーソルキー、または / で、画面をスクロールすることが できます。 詳細情報 選択した項目に関する詳細な情報を表示します。 構成フィールド 構成フィールドには各項目の現在設定されている状態や数値が表示されます。ユーザーによる変 更が可能でない項目は、選択することができません。 設定可能なフィールドは選択するとハイライト表示されます。構成フィールドの値を変更するに は、フィールドを選択してドロップダウンリストからオプションを選択するか値を直接入力しま す。 Last Modified (最終変更内容) 前回保存したUEFI BIOS Utilityの変更内容を表示します。 PRIME/Pro/P
1.2.
ファンの回転数を手動で設定する プロファイルの「Manual」を選択することで、ファンの回転数を手動で設定することができます。 スピードポイント マニュアル設定 手順 1. 設定を変更するファンを選択し、プロファイルの「Manual」を選択します。 2. スピードポイントをドラッグして、CPU温度に対するファンの回転数を設定します。 3.
1.
お気に入り項目を追加する 手順 1. Advanced Modeでキーボードのを押すか「MyFavorites(F3)」をクリックし、Setup Tree Mapを開きます。 2. Setup Tree Mapでお気に入りに登録したい項目を選択します。 メインメニュー パネル 追加した項目 サブメニューパネル すべて削除 デフォルト状態に戻す 3. まず、メインメニューパネルでカテゴリーを選択し、次にサブメニューパネルでお気に入り に追加したい項目を選択します。お気に入りに追加したい項目でを押すか を クリックして項目を追加します。 次の項目はお気に入りに追加することはできません: ・ ユーザー管理項目(システム言語や起動デバイス優先順位など) ・ ユーザー設定項目(システム日付や時間など) 4. 「Exit (ESC)」をクリックするか、を押してメインメニューに戻ります。 5.
1.
Administrator Password 管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を 要求するように設定することをお勧めします。 管理者パスワードの設定手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、を押します。 3. パスワードの確認のため、 「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワー ドと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。 管理者パスワードの変更手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、を押しま す。 3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、を押します。 4.
1.5 Ai Tweaker 高度なシステムの調整をすることができます。 不適切な値を設定した場合、システムの誤作動や故障などの原因となる恐れがあります。設定 を変更する際は十分ご注意ください。 本項目で表示される設定オプションは取り付けたCPUとメモリーにより異なります。 スクロールすることで画面の外に隠れているコンテンツを表示することができます。 Ai Overclock Tuner CPUのオーバークロックオプションを選択して、CPUのベースクロック (基本動作周波数) などを 設定することができます。 [Auto] 標準ベースクロックで動作 [Manual] ベースクロックを任意に設定可能 次の項目は「Ai OverClock Tuner」を [Manual] のいずれかに設定すると表示されます。 BCLK Frequency ベースクロック (基準動作周波数) を設定します。設定範囲は 96.0 - 118.
Memory Frequency メモリーの動作周波数を設定することができます。設定可能なオプションはBCLK Frequency (ベースクロック)の設定に応じて変化します。 設定オプション: [Auto] [DDR4-1333MHz] – [DDR4-6000MHz] メモリー動作周波数を高く設定したり変更をするとシステムが不安定になる場合があります。不 安定になった場合は、デフォルト設定に戻してください。 FCLK Frequency FCLK周波数を設定します。 設定オプション: [Auto] [666MHz] [800MHz] – [3000MHz] CPU Core Ratio CPUの動作倍率の同期方法を設定します。 CPU Core Ratio (Per CCX) Core VID カスタムCPUコアVIDを設定します。アイドル状態のコア(例:cc 6 sleep)の省電力機能はア クティブです。設定範囲は 0.700 - 1.550 です。 CCX0/1 Ratio CCXのカスタムコア比を設定します。設定範囲は 28.00 - 63.
Max CPU Boost Clock Override recision Boost 2アルゴリズムによって自動的に達成される最大CPU周波数を増加させ P ます。 設定オプション: [Auto] [0MHz] [25MHz] [75MHz] [100MHz] [125MHz] [150MHz] [175MHz] [200MHz] Platform Thermal Throttle Limit プロセッサーの最大許容温度(摂氏)を下げることができます。 設定オプション: [Auto] [Manual] DRAM Timing Control メモリーのアクセスタイミングに関する設定を行うことができます。デフォルト設定に戻すには、 キーボードで [auto] と入力し で決定します。 メモリーのアクセスタイミングを変更するとシステムが不安定になる場合があります。不安定 になった場合は、デフォルト設定に戻してください。 DRAM CAS# Latency 設定オプション: [Auto] [5] – [33] Trcdrd 設定オプション: [Auto] [8] – [27] Trcdwr
TrdrdScl 設定オプション: [Auto] [1] – [15] TwrwrScl 設定オプション: [Auto] [1] – [63] Trfc 設定オプション: [Auto] [60] – [1023] Trfc2 設定オプション: [Auto] [60] – [1023] Trfc4 設定オプション: [Auto] [60] – [990] Tcwl 設定オプション: [Auto] [9] – [22] Trtp 設定オプション: [Auto] [5] – [14] Trdwr 設定オプション: [Auto] [1] – [31] Twrrd 設定オプション: [Auto] [1] – [15] TwrwrSc 設定オプション: [Auto] [1] – [15] TwrwrSd 設定オプション: [Auto] [1] – [15] TwrwrDd 設定オプション: [Auto] [1] – [15] TrdrdSc 設定オプション: [Auto] [1] – [15] TrdrdSd 設定オプション: [Auto] [1] – [15] TrdrdDd 設定オプション: [Auto] [1] –
Gear Down Mode 設定オプション: [Auto] [Enabled] [Disabled] Power Down Enable 設定オプション: [Auto] [Enabled] [Disabled] RttNom 設定オプション: [Auto] [Rtt_Nom Disable] [RZQ/4] [RZQ/2] [RZQ/6] [RZQ/1] [RZQ/5] [RZQ/3] [RZQ/7] RttWr 設定オプション: [Auto] [Dynamic ODT Off] [RZQ/2] [RZQ/1] [Hi-Z] [RZQ/3] RttPark 設定オプション: [Auto] [Rtt_PARK Disable] [RZQ/4] [RZQ/2] [RZQ/6] [RZQ/1] [RZQ/5] [RZQ/3] [RZQ/7] MemAddrCmdSetup 設定オプション: [Auto] [0]-[63] MemCsOdtSetup 設定オプション: [Auto] [0]-[63] MemCkeSetup 設定オプション: [Auto] [0]-[63] MemCadBusClkDrvStren
DIGI+ VRM この項目の設定を変更するとシステムが不安定になる場合があります。不安定になった場合 は、デフォルト設定に戻してください VDDCR CPU Load Line Calibration CPUへの供給電圧を調整します。高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き 上げることができますが、CPUとVRMの発熱量は増加します。レベル1 - 5 を選択し、ロー ドラインの傾きを調整します。 設定オプション: [Auto] [Default] [Level 1] - [Level 5] 実際のパフォーマンスは取り付けられたCPUの仕様により異なります。 サーマルモジュールは取り外さないでください。温度条件を監視する必要があります。 VDDCR CPU Current Capability CPUに供給する電流の上限値を設定します。オーバークロック時は高い値を設定すること で動作を安定させることができます。ただし、VRMの消費電力は上昇します。 設定オプション: [100%] [110%] [120%] [130%] オーバークロック時や高負荷時には、より高い値を設定することでマージンを確
VDDCR CPU Power Duty Control CPU用VRMの制御方法を設定します。 [T.
VDDCR SOC Voltage Override 設定オプション: [Auto] [0.750] - [2.000] 次の項目は「VDDCR SOC Voltage」を [Offset mode] に設定すると表示されます。 VDDCR SOC Offset Mode Sign [+] VDDCR SOC Voltage Offsetで指定した値の電圧を上げます。 [-] VDDCR SOC Voltage Offsetで指定した値の電圧を下げます。 VDDCR SOC Offset Voltage 設定オプション: [Auto] [-0.00625] - [+0.50000] DRAM Voltage 設定オプション: [Auto] [1.20] – [1.80] VDDG CCD Voltage Control 設定オプション: [Auto] [0.700] – [1.80] VDDG IOD Voltage Control 設定オプション: [Auto] [0.700] – [1.80] CLDO VDDP voltage 設定オプション: [Auto] [0.700] – [1.
1.
1.6.
1.6.
1.6.
SATA6G_1(Gray) - SATA6G_6(Gray) SATA6G_1 - SATA6G_6 SATA 6Gb/sポートに接続したSATAデバイスが表示されます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] ポート数はご使用のマザーボードにより異なります。 Hot Plug SATAポートのホットプラグ機能の有効/無効を設定することができます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] M.2_1(Gray) - M.2_2(Gray) M.2_1 - M.2_2 スロットを簡単に識別できるように、項目をクリックしてM.2 Socket 3 スロットの名前を設 定することができます。 M.2 Socket 3 スロット数はご使用のマザーボードにより異なります。 1.6.
PCIEX16_1 Mode PCI Express x16 第1スロット(PCIEX16_1)の動作モードを設定します。 設定オプション: [Auto] [Gen 1] [Gen 2] [Gen 3] [Gen 4] M.2_1 Link Mode M.2 Socket 3 第1スロット(M.
Realtek 2.5G LAN Controller Realtek 2.5G LAN コントローラーの有効/無効を設定します。 設定オプション: [On] [Off] 本項目は、ご使用のマザーボードにRealtek 2.
1.6.
1.6.6 PCI Subsystem Settings PCIサブシステムに関する設定をすることができます。 SR-IOV Support SR-IOV (Single Root I/O Virtualization) の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 1.6.
USB Single Port Control 個々にUSBポートの有効/無効を設定することができます。 USBポートの位置については、お使いのマザーボードのユーザーマニュアルをご覧ください。 1.6.8 Network Stack Configuration UEFIネットワークスタックに関する設定をすることができます。 Network stack PXE(Pre-Boot eXecution Environment) によるUEFI ネットワーク・スタックの有効/無効を設定し ます。 設定オプション: [Disable] [Enable] 次の項目は「Network Stack」を [Enabled] に設定すると表示されます。 Ipv4/Ipv6 PXE Support IPv4/IPv6プロトコルによるPXEネットワークブートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 1.6.9 HDD/SSD SMART Information SATAポートに接続されたストレージデバイスのS.M.A.R.T.
1.6.10 NVMe Configuration NVM Express(NVMe)コントローラーとドライブの情報を表示します。 1.6.
IOMMU 設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled] PCIe ARI Support 設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled] PCIe Ten Bit Tag Support 設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled] 1.6.
設定オプション: [Full Size] [Half Size] [Three Quarters] Legacy/Native/RTD3 電源管理モードを設定します。 設定オプション: [Legacy Mode] [Native Mode] [Native + RTD3Hot] [Native + RTD3Cold] Thunderbolt Wake Up Command Thunderbolt™ ウェイクアップコマンドを設定します。 設定オプション: [Disabled] [GO2SX Command] [GO2SX_NO_WAKE Command] 次の項目は特定のCPUを取り付けた場合にのみ表示されます。 Data Link Feature Exchange Data Link Feature Exchangeの有効/無効を設定します。レガシー エンドポイントが起動できな い場合は、このオプションを[Disabled]に設定してお試しください。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 1.6.
1.7 Monitor システムの温度、電源状態、ファン回転数を確認することができます。また、この項目では取り付け られたファンの制御を行なうことができます。 CPU Temperature, CPU Package Temperature, MotherBoard Temperature, Chipset Temperature, T_Sensor Temperature [xxx°C/xxx°F] システムの温度を自動検出し摂氏/華氏で表示します。温度の検出を停止する場合は[Ignore]に 設定します。 CPU Fan Speed, CPU Optional Fan Speed, Chassis Fan 1-3 Speed, AIO PUMP Speed, PCH Fan Speed [xxxx RPM] 各ファンの回転数を自動検出し、RPM単位で表示します。マザーボードにファンが接続されてい ない場合は、[N/A] と表示されます。回転数の検出を停止する場合は[Ignore]に設定します。 CPU Core Voltage, 3.
Q-fan Configuration Q-fan Tuning マザーボードに取り付けられたファンの最低回転数を計測し、各ファンの最小デューティサ イクルを自動で設定します。 CPU Q-Fan Control CPUファンの制御方法を選択します。 [Auto] 接続されているファンを検出し、自動的に最適な動作モードに切り 替えます。 [PWM Mode] CPUファンをPWM制御します。 [DC Mode] CPUファンをDC制御します。 [Disabled] この機能を無効にします。 次の項目は「CPU Q-Fan Control」を [Auto] [PWM Mode] [DC Mode] に設定すると表示さ れます。 CPU Fan Step Up/Down CPUファンの回転数を上昇/下降させるためにかける時間を設定します。冷却性を重視する 場合は短時間に、静音性を重視する場合は長時間に設定します。 設定オプション: [0 sec] [2.1 sec] [2.8 sec] [3.6 sec] [4.2 sec] [5.0 sec] [6.3 sec] [8.
CPU Middle Temperature CPUファンの中間温度を設定します。CPU温度が設定された温度を上回ると CPUファンは中間デューティサイクルで動作します。 CPU Fan Middle. Duty Cycle(%) CPUファンの中間デューティサイクルを設定します。CPU温度が設定された中 間温度を上回るとCPUファンは中間デューティサイクルで動作します。 CPU Lower Temperature CPUファンの下限温度を設定します。CPU温度が設定された温度を下回ると CPUファンは最小デューティサイクルで動作します。 CPU Fan Min.
Chassis Fan Profile ケースファンの動作プロファイルを設定します。 [Standard] 温度により自動調整します。 [Silent] 常時低速回転で動作します。 [Turbo] 常時最大回転数で動作します。 [Manual] ファン回転数を手動で設定します。 次の項目は「Chassis Fan Profile」を [Manual] に設定すると表示されます。 Chassis Fan Upper Temperature ケースファンの上限温度を設定します。熱源温度が設定された温度に達するとケ ースファンは最大デューティサイクルで動作します。 Chassis Fan Max. Duty Cycle (%) ケースファンの最大デューティサイクルを設定します。熱源温度が設定された上 限温度に達するとケースファンは最大デューティサイクルで動作します。 Chassis Fan Middle Temperature ケースファンの最大デューティサイクルを設定します。熱源温度が設定された上 限温度に達するとケースファンは最大デューティサイクルで動作します。 Chassis Fan Middle.
AIO PUMP Control AIO (All-in-One) ポンプの制御方法を選択します。 [Disabled] この機能を無効にします。 [Auto] 接続されているポンプを検出し、自動的に最適な動作モードに切り 替えます。 [DC mode] AIOポンプをDC制御します。 [PWM mode] AIOポンプをPWM制御します。 次の項目は「AIO PUMP Control」を [Auto] [DC Mode] [PWM Mode] に設定すると表示さ れます。 AIO Pump Upper Temperature AIOポンプの上限温度を設定します。熱源温度が設定された温度に達すると AIOポンプは最大デューティサイクルで動作します。 AIO Pump Max.
1.
Boot up NumLock State システム起動時のNumLockキーの有効/無効を設定します。 設定オプション: [On] [Off] Wait For ‘F1’ If Error POST実行中にエラーが発生した場合、F1 キーを押すまでシステムを待機させる機能の有効/無 効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Option ROM Messages オプションROMメッセージの表示方法を設定します。 [Force BIOS] オプションROMを強制的に表示します。 [Keep Current] サードパーティ製のROMメッセージが拡張カードに設定されている場合にの み表示されます。 Interrupt 19 Capture サービス割り込み信号 INT 0x19命令の有効/無効を設定します。複数の拡張カードにオプション ROMが搭載されている場合は[Enabled]に設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] AMI Native NVMe Driver Support NVMeデバイスのネイティブオプションROM
Boot from Storage Devices 起動するストレージデバイスの種類を選択します。 設定オプション: [Ignore] [Legacy only] [UEFI driver first] [UEFI only] Boot from PCI-E/ PCI Expansion Devices 起動するPCI-E/PCI拡張デバイスの種類を選択します。 設定オプション: [Ignore] [Legacy only] [UEFI only] Secure Boot システム起動時に許可されていないファームウェア、オペレーティングシステム、UEFIドライバー (オプションROM)が実行されないようにするWindows® Secure Bootに関する設定をすること ができます。 OS Type セキュアブートの動作モードを設定します。 [Windows UEFI Mode] セキュアブートによる署名チェックを実行します。Windows® UEFI モード、またはWindows® Secure Bootに対応するOSの場合はこ のオプションを選択します。 [Other OS] 非UEFIモード、ま
KEK Management KEK(キー交換キーデータベース、またはキー登録キーデータベース)は、署名データベース (db) と失効した署名データベース (dbx) の更新に使用されます。 キー交換キーデータベース (KEK) はWindows® Secure Boot キー登録キーデータベース (KEK) を示します。 Save to file KEKをUSBストレージデバイスに保存します。 Set New key USBストレージデバイスからKEKを読み込みます。 Append Key システムにKEKを追加します。 Delete key KEK を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 DB Management 署名データベース (db) は、署名者、または個別のコンピューター上で読み込みが許可され る UEFI アプリケーション、オペレーティング システム ローダー、UEFI ドライバーのイメー ジ ハッシュが登録されています。 Save to file dbをUSBストレ
Set New key USBストレージデバイスからdbxを読み込みます。 Append Key システムにdbxを追加します。 Delete key dbx を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 Boot Option Priorities 使用可能なデバイスから、起動デバイスの起動優先順位を指定します。画面に表示される デバイスの数は、起動可能なデバイスの数に依存します。 • システム起動中に起動デバイスを選択するには、POST時にを押します。 • Windows® OSをセーフモードで起動する方法は、Microsoft®のサポート情報をご確認くだ さい。https://windows.microsoft.
1.9 Tool 1.9.1 ASUS EZ Flash 3 Utility ASUS独自機能を設定することができます。 UEFI BIOS更新ツール「ASUS EZ Flash 3 Utility」を起動します。このユーティリティはカーソル キーとを使用して操作します。 詳細は「1.11.2 ASUS EZ Flash 3 Utility」をご参照ください。 1.9.
状態の定義: Frozen IOSによりSSDが凍結されている状態です。ASUS Secure Erase を実行するには、 B SSDの凍結状態を解除するためにコンピューターのハードリセットを行なう必要が あります。 Locked Secure Eraseでの作業が中断または停止した場合、SSDがロックされます。この 状態は、ASUSによって定義されたものとは異なるパスワードを使用するサードパ ーティ製ソフトウェアを使用した場合に発生することがあります。ASUS Secure Erase を実行するには、サードパーティ製ソフトウェアでSSDのロック状態を解除 する必要があります。 1.9.
1.10 Exit 設定の保存や取り消しのほか、デフォルト設定の読み込みを行なうことができます。 Load Optimized Defaults UEFI BIOS Utilityの既定値を読み込みます。を押すことで同じ動作を行なうことができま す。 Save Changes & Reset 設定した変更を保存し、セットアップを終了します。再起動後、設定した値が適用されます。 を押すことで同じ動作を行なうことができます。 Discard Changes & Exit 設定した変更を保存せず、セットアップを終了します。再起動後、設定は変更前の状態に戻ります。 Launch EFI Shell from USB drives 利用可能なファイルシステムデバイスからEFI Shellアプリケーション (Shell.
1.11 UEFI BIOSの更新 ASUSオフィシャルサイトでは、最新のBIOSイメージファイルを公開しております。UEFI BIOSを 更新することで、システムの安定性や互換性、パフォーマンスが上がる場合があります。ただ し、UEFI BIOSの更新にはリスクが伴います。現在のバージョンで問題がない場合は、UEFI BIOS の更新を行わないでください。不適切な更新は、システム起動エラーの原因となります。更新は 必要な場合のみ行ない、更新の際は次の手順に従い慎重に行なってください。 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(https://www.asus.com)からダウ ンロードすることができます。 次の機能を使用してUEFI BIOSの更新と管理を行なうことができます。 1. EZ Update: Windows® 環境でBIOSイメージを更新することができます。 2. ASUS EZ Flash 3 Utility: USBストレージデバイスを使用してUEFI BIOS UtilityからBIOSイメー ジを更新することができます。 3.
1.11.2 ASUS EZ Flash 3 Utility ASUS EZ Flash 3 Utility は、OSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短時間で 更新することができます。 安全性及び信頼性を確保するため、Load Optimized Defaults を実行しUEFI BIOSの設定を 初期設定値に戻してから更新を行なってください。 UEFI BIOSを更新する: • 安全性及び信頼性を確保するため、FAT32/16ファイルシステムをもつシングルパーティシ ョンのUSBメモリーなどをご使用ください。 • UEFI BIOSの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。UEFI BIOSが破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。UEFI BIOS の更新に伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2.
1.11.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 はUEFI BIOSを復旧することができるツールです。更新時などに破損した UEFI BIOSをサポートDVDまたはUSBストレージデバイスを使用して復旧することができます。 • 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(https://www.asus.com) からダウンロードすることができます。 • USBストレージデバイスで本機能を使用する際は、USBストレージデバイスに保存したBIOSイ メージファイル名を製品固有のファイル名に変更する必要があります。詳しくは各マザーボー ドのユーザーマニュアルをご確認ください。 UEFI BIOSを復旧する 手順 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBストレージデバイスまたはサポートDVDをシステムにセッ トします。 2. システムの電源をオンにします。 3.