ESC500 G4 SFF ワークステーション ユーザーマニュアル
J13272 初版 2017年10月 Copyright © 2017 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. 本書およびそれに付属する製品は著作権法により保護されており、その使用、複製、頒布および逆コ ンパイルを制限するライセンスのもとにおいて頒布されます。購入者によるバックアップ目的の場 合を除き、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ ご注意 ................................................................................................................................ vi Federal Communications Commission Statement (原文)........................................... vi Canadian Department of Communications Statement (原文)................................. vi REACH (原文)..................................................................................................................................... vi 安全上のご注意..................................
もくじ 2.13 初めて起動する..................................................................................................2-23 2.14 システムの電源をオフにする.............................................................................2-23 Chapter 3: マザーボードについて 3.1 マザーボードの概要.............................................................................................3-2 3.2 ジャンパー............................................................................................................3-4 3.3 オンボードLED...................
もくじ 4.5 Security.............................................................................................................4-37 4.6 Boot Menu........................................................................................................ 4-40 4.7 Monitor Menu.................................................................................................. 4-42 4.8 Tool menu........................................................................................................ 4-42 4.
ご注意 Federal Communications Commission Statement (原文) This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • This device may not cause harmful interference, and • This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
回収とリサイクルについて 使用済みのコンピューター、ノートPC等の電子機器には、環境に悪影響を与える有害物質が含ま れており、通常のゴミとして廃棄することはできません。 リサイクルによって、使用済みの製品に使 用されている金属部品、プラスチック部品、各コンポーネントは粉砕され新しい製品に再使用され ます。また、その他のコンポーネントや部品、物質も正しく処分・処理されることで、有害物質の拡散 の防止となり、環境を保護することに繋がります。 ASUSは各国の環境法等を満たし、またリサイクル従事者の作業の安全を図るよう、環境保護に関 する厳しい基準を設定しております。ASUSのリサイクルに対する姿勢は、多方面において環境保護 に大きく貢献しています。 本機は電気製品または電子装置であり、地域のゴミと一緒に捨てられません。また、本機の コンポーネントはリサイクル性を考慮した設計を採用しております。なお、廃棄の際は地域の 条例等の指示に従ってください。 本機に装着されているボタン型電池には水銀が含まれています。通常ゴミとして廃棄しないで ください。 vii
安全上のご注意 電気の取り扱い • 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外し、移動を行う際は、必ずコンピュ ーターと周辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行なってください。お客様の取 り付け方法に問題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 • 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 • 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 操作上の注意 • 本製品をご自分で修理・分解・改造しないでください。火災や感電、やけど、故障の原因となり ます。修理は弊社修理センターまたは販売代理店にご依頼ください。 • 作業を行う前に、本パッケージに付属のマニュアル及び取り付ける部品のマニュアルを全て 熟読してください。 • 電源を入れる前に、ケーブルが正しく接続されていることを確認してください。また電源コー ドに損傷がないことを確認してください。 • 各コネクター及びスロット、ソケット、回路にクリップやネジなどの金属を落とさないよ
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けやシステム構築の際に必要な情報が記してあります。 マニュアルの概要 本書は以下のChapter から構成されています。 1. Chapter 1: 製品の概要 フロントパネル、バックパネルの仕様を含むワークステーションについての説明。 2. Chapter 2: ハードウェア コンポーネントの取り付け、取り外しについての説明 3. Chapter 3: マザーボードについて マザーボードのレイアウト、ジャンパーや内部コネクターの説明 4. Chapter 4: BIOS設定 BIOSセットアップメニューからのシステム設定、BIOSのパラメーターの説明 5.
このマニュアルの表記について 本書には、製品を安全にお使いいただき、お客様や他の人々への危害や財産への損害を未然に 防止していただくために、守っていただきたい事項が記載されています。次の内容をよくご理解 いただいた上で本文をお読みください。 警告: 作業人が死亡する、または重傷を負う可能性が想定される内容を示してい ます。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を 回避するための方法を説明しています。 重要: 作業を完了するために必要な指示や設定方法を記載しています。 メモ: 製品を使いやすくするための情報や補足の説明を記載しています。 表記 太字 斜字 選択するメニューや項目を表示します。 文字やフレーズを強調する時に使います。 < > で囲った文字は、キーボードのキーです。 + + 例: →Enter もしくはリターンキーを押してください。 一度に2つ以上のキーを押す必要がある場合は(+)を使って 示しています。 Command 例: 記載されているとおりにコ
Chapter 1: 製品の概要 製品の概要 フロントパネル、バックパネルの仕様を含むワークステーションに ついての説明 1
1.1 パケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 モデル名 ESC500 G4 SFF アクセサリー isplayPort - VGAドングル×1 (特定地域のみ:日本向けSKUは対象外) D ESC500 G4 SFF サポートCD×1 Windows® 10 Recovery DVD×1 (特定地域のみ:日本向けSKUは対象外) Windows® 7 Recovery DVD×1 (特定地域のみ:日本向けSKUは対象外) AC 電源ケーブル×1 VGA サポートCD×1 ( Windows® 10) VGA サポートCD×1 (Windows® 7) オプション アイテム Smart Card Reader アンチウイルスソフトCDパック 1.
1.
ESC500 G4 SFF 仕様一覧 USB 3.0 ポート×2 USB 2.0 ポート×2 光デジタル S/PDIF 出力ポート×1 HDMI 出力ポート×1 バックパネル I/O DisplayPort 出力ポート×1 LAN ポート×2 DVI-D 出力ポート×1 8チャンネル オーディオ I/O ポート×1 (オーディオジャック×6) USB Flashback ボタン×1 USB 3.0 ポート×2 フロントパネル I/O USB 2.0 ポート×2 ヘッドホンポート×1 オンボード I/O マイクポート×1 M.
1.4 フロントパネルの機能 本ワークステーションは、シンプルでスタイリッシュなフロントパネルデザインを採用しています。 電源ボタンとリセットボタン、光学ドライブ、USBポートは全てフロントパネルに配置されているた め、簡単にアクセスできます。 光学ドライブ(オプション) カードリーダー(オプション) HDDアクセスLED ヘッドフォンポート マイクポート リセットボタン 電源ボタン C/SUB LINE IN REAR LINE OUT SIDE MIC IN SPDIF OUT USB BIOS Flashback USB 3.0 バックパネルの機能 HDMI 1.5 DisplayPort DVI KY USB 2.0ポート 電源LED USB 3.
1.6 内部機能 ASUS ESC500 G4 SFFペデスタルサーバーシステムには、次のような基本コンポーネントが含まれ ています。 1. 電源ユニット 2. システムファン 3. ASUS P10S-M WSワークステーションボード 4. 拡張カードロック 5. 光学ドライブ(オプション) 6. カードリーダー(オプション) 7. フロントI / Oボード(非露出) 8. 3.
1.7 LEDについて 1.7.1 フロントパネルLED HDDアクセスLED (非露出) C/SUB LINE IN REAR LINE OUT システム電源オン オフ アクティビティなし 点滅 HDDへのデータの読み書き C/SUB オフ グリーン 点滅 ASUS ESC500 G4 SFF 説明 KY LINE IN LINE OUT DVI C/SUB REAR MIC IN SPDIF OUT SIDE DisplayPort HDMI アクティブ/リンクLED アクティブ/リンクLED 状態 BIOS MIC IN SIDE スピードLED USB BIOS Flashback REAR LINE OUT スピードLED SPDIF OUT USB BIOS Flashback BIOS LINE IN KY バックパネルLED アクティブ/リンクLED USB 3.0 MIC IN DVI SPDIF OUT USB BIOS Flashback USB 3.0 オン DVI 1.7.
1-8 Chapter 1: 製品の概要
Chapter 2: ハードウェア ハードウェア コンポーネントの取り付け、取り外しについての説明 2
2.1 ケースカバー 2.1.1 ケースカバーの取り外し • ケースカバーを取り外す前に、電源コードのプラグを抜いてください。 • ケースカバーを取り外すときは、充分にご注意ください。CPUファン、バックパネルファン、 その他の鋭利なパーツなど、けがをする可能性のあるケース内部のコンポーネントには 指を触れないでください。 • 本書に記載されているイラストや画像は参考用で、購入したモデルと正確には一致しな い場合があります。 手順 2-2 1. ケースカバーを固定している4本のネジを外します。 2.
2.
ロードレバー 保持タブ CPUノッチ 三角マーク 位置合わせキー 位置合わせキー ロードプレート ロードレバー ロードレバー 保持タブ 保持ロック 2-4 Chapter 2: ハードウェア
2.
2.
2.4.
2.5 アセンブリモジュール 5.25インチドライブ、カードリーダー、3.5インチHDDを取り付ける前に、まずフロントパネルカバ ーとアセンブリモジュールを取り外す必要があります。 システムコンポーネントの着脱を行う前に、電源ケーブルのプラグを抜いてください。マザーボ ードや他のシステムコンポーネントの故障や損傷の原因となる恐れがあります。 2.5.1 アセンブリモジュールの取り外し 手順 2-8 1. フロントパネルのカバーラッチの位置を確認し、両方のラッチを静かに持ち上げてフロン トパネルカバーを取り外します。 2.
2.5.2 アセンブリモジュールとフロントカバーの取り付け 手順 1. アセンブリモジュールをケースに合わせ、ケースに挿入します。 2. アセンブリモジュールのロックをバックパネル側に押して、アセンブリモジュールを固定し ます。 3.
2.6 5.25インチドライブ 5.25インチドライブをアセンブリモジュールに取り付ける 1. ケースからアセンブリモジュールを取 り外します。詳細は、 「2.5.1アセンブリ モジュールの取り外し」をご参照くだ さい。 2. ドライブをベイに挿入して、ドライブの ネジ穴とベイの穴の位置が揃うまで、 慎重に押し込みます。 3. 5.25インチドライブを2本のネジでアセ ンブリモジュールの左側のネジ穴に固 定します。 ネジ穴 2-10 4. SATAケーブルをドライブのSATAコネ クターに接続します。 5. SATA電源ケーブルを電源装置からドラ イブの電源コネクターに接続します。 6. アセンブリモジュールとフロントパ ネルカバーを元に戻します。詳細は、 「2.5.
2.7 カードリーダー カードリーダーをアセンブリモジュールに取り付ける 1. ケースからアセンブリモジュールを取 り外します。詳細は、 「2.5.1アセンブリ モジュールの取り外し」をご参照くだ さい。 2. カードリーダーをベイに挿入して、ネジ 穴がベイの穴と揃うまで慎重に押し込 みます。 3. カードリーダーを2本のネジで、アセンブリモジュールの右側のネジ穴とアセンブリモジュ ールの左側のネジ(1本)に固定します。 ネジ穴 4. コネクターを付属のUSB 3.0ケーブルに接続し、USB 3.0ケーブルをマザーボードの USB3_34コネクターに接続します。 USB3_34コネクターの位置についてはセクション「3.
2.8 ハードディスクドライブ(HDD) 本サーバーシステムは、アセンブリモジュールを使用して3.5インチSATAハードディスクドライブ を2台取り付けることができます。 3.5インチSATA HDDを右側のHDDベイに取り付ける 1. ケースからアセンブリモジュールを取 り外します。詳細は、 「2.5.1アセンブリ モジュールの取り外し」をご参照くだ さい。 2. HDDをベイに挿入して、ドライブのネ ジ穴とベイの穴の位置が揃うまで、慎 重に押し込みます。 3. HDDを2本のネジでアセンブリモジュ ールの右側のネジ穴に固定します。 ネジ穴 2-12 4. SATAケーブルをドライブのSATAコネ クターに接続します。 5. SATA電源ケーブルを電源装置からドラ イブの電源コネクターに接続します。 6. アセンブリモジュールとフロントパ ネルカバーを元に戻します。詳細は、 「2.5.
3.5インチSATA HDDを左側のHDDベイに取り付ける 1. ケースからアセンブリモジュールを取 り外します。詳細は、 「2.5.1アセンブリ モジュールの取り外し」をご参照くだ さい。 2. HDDをベイに挿入して、ドライブのネ ジ穴とベイの穴の位置が揃うまで、慎 重に押し込みます。 3. 図のように、ネジ穴に4本のネジで HDDを固定します。 ネジ穴 ネジ穴 4. SATAケーブルをドライブのSATAコネ クターに接続します。 5. SATA電源ケーブルを電源装置からドラ イブの電源コネクターに接続します。 6. アセンブリモジュールとフロントパ ネルカバーを元に戻します。詳細は、 「2.5.
2.9 拡張スロット 拡張カードの追加や取り外しを行う際は、必ず電源をオフにし、電源ケーブルを抜いてから行 なってください。電源ケーブルを接続したまま作業をすると、負傷やマザーボードコンポーネン トの損傷の原因となります。 スロット No. 2-14 説明 1 PCIE 3.0 x1_1 スロット 2 PCIE 3.0 x16_1 スロット 3 PCIE 3.
2.9.1 拡張カードを取り付ける 手順 1. 金属ブラケットのロックからネジを外します。 金属ブラケットロック 2. 金属ブラケットロックを外側に押し(A)、金属ブラケットを取り外します(B)。 3. 拡張カードをPCI-Eスロットに合わせて挿入し、ネジで固定します。 拡張カード PCI-Eスロット 4.
2.9.2 M.2(NGFF)カードの取り付け 手順 1. マザーボード上のM.2コネクター(NGFF1)の位置を確認します。 2. スタンドスクリューのネジを外します。 3. M.2カードを手元に用意します。 4. M.2カードをM.2コネクター(NGFF1)に合わせて挿入します。 5. 手順2で取り外したネジでM.2カードを固定します。 ネジ NGFF1 ネジ穴 スタンド用ネジ 2-16 • ネジを取り外す際は、スタンドのネジが一緒に取り外される場合があります。ご注意くだ さい。 • M.2カードを固定する前に、ネジとスタンドネジの間にM.
2.10 システムファン このセクションでは、以前に取り付けたシステムコンポーネントまたは新しいシステムコンポーネ ントを着脱する必要がある場合や、システムファンが損傷や故障により交換が必要な場合に、シ ステムファンを取り外す方法について説明します。 手順 1. マザーボードのFRNT_FAN4コネクターからシステムファンケーブルを外します。 2.
2.11 UEFI BIOSを更新する USB BIOS Flashback USB BIOS Flashback はこれまでのBIOS更新ツールとはまったく違う、とても便利なUEFI BIOSの更 新手段です。UEFI BIOS UtilityやOSを起動することなく、簡単にUEFI BIOSを更新することができ ます。CPUやメモリーの取り付けは不要で、特定のUSBポートにBIOSイメージファイルを保存した USBメモリーを接続し、USB BIOS Flashback ボタンを数秒間押すだけで、スタンバイ電源で自動的 にUEFI BIOSの更新を行なうことができます。 手順 1. 2. ASUSオフィシャルサイトからBIOSファイルをダウンロードし、ダウンロードした圧縮ファイ ルを展開します。 • 安定した動作のために、Q-Code LoggerとUSB BIOS Flashback機能はUSB 2.0規格のFAT32/16 ファイルシステムをもつ、シングルパーティションのUSBメモリーをご使用ください。 • 展開によって出現したBIOSファイルの名前を「P10SMWSI.
2.12 バックパネルとオーディオ接続 2.12.1 バックパネルコネクター バックパネルコネクター 1. USB 2.0 ポート 12 6. HDMI 出力ポート 2. DisplayPort 出力ポート 7. 3. DVI-D 出力ポート 8. 4. LAN ポート* 9. 光デジタルS/PDIF 出力ポート 5. 電源ボタン 10. オーディオ I/O ポート** USB 3.
• 接続されたUSB 3.0デバイスは、OSの設定に応じて、xHCIモードまたはEHCIモードで動作 します。 • USB 3.0デバイスは、データストレージとしてのみ使用できます。 • より良いパフォーマンスを得るには、USB 3.0デバイスをUSB 3.0ポートに接続することを 強くお勧めします。 * LAN ポート LED アクティブリンクLED アクティブリンクLED スピードLED 状態 説明 状態 説明 消灯 未確立 消灯 10 Mbps グリーン リンク確立 オレンジ 100 Mbps 点滅 データ送受信中 グリーン 1 Gbps スピードLED スピードLED アクティブリンクLED ** オーディオ構成表 2-20 ポート ヘッドセット 2.1チャンネル ライトブルー ライン入力 ライム ライン出力 4.1チャンネル 5.1チャンネル 7.
2.12.2 オーディオ I/O接続 オーディオ I/O ポート ヘッドホンとマイクを接続 ステレオスピーカーに接続 2.
4.1 チャンネルスピーカーに接続 5.1 チャンネルスピーカーに接続 7.
2.13 初めて起動する 1. すべてのコンポーネントやデバイスの取り付けが完了したら、PCケースのカバーを取り付 けます。 2. すべてのスイッチをがオフになっていることを確認します。 3. 電源コードをPCケース背面の電源ユニットのコネクターに接続します。 4. 電源コードをコンセントに接続します。 5. 以下の順番でデバイスの電源をオンにします。 6. a. モニター/ディスプレイ b. 外部デバイス類(デイジーチェーンの最後のデバイスから) c.
2-24 Chapter 2: ハードウェア
Chapter 3: マザーボードについて マザーボードについて マザーボードのレイアウト、ジャンパーや内部コネクターの説明 3
3.1 マザーボードの概要 バックパネルコネクターの詳細については「3.4 内部コネクター」 と 「2.12.
レイアウトの内容 名称 ページ 1. DDR4 DIMM スロット 2-6 2. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR1、8ピン EATX12V1) 3-20 3. Smart Ride Through 設定ジャンパー (3ピン SMART_PSU1) 3-6 4. 電源SMBus コネクター (5ピン PSUSMB1) 3-24 5. ファンコネクター (4ピン CPU_FAN1、4ピン REAR_FAN1、4ピン FRNT_FAN1-4) 3-19 6. USB 3.0 コネクター (20-1ピン USB3_12、USB3_34) 3-18 7. システムマネジメントバスコネクター (5-1ピン SMBUS1) 3-16 8. MEファームウェアリカバリージャンパー (3ピン ME_RCVR1) 3-6 9. PCH_MFG1 設定ジャンパー(3ピン PCH_MFG1) 3-5 10. TPMコネクター (14-1ピン TPM1) 3-19 11. M.2スロット 3-21 12.
3.2 1. ジャンパー Clear CMOS ジャンパ (3ピン CLRTC1) このジャンパは、CMOSのリアルタイムクロック(RTC)RAMを消去するためのものです。 CMOS RTC RAMを消去することにより、システム時計、システムパスワード、および設定パ ラメータを工場出荷時の状態に戻すことができます。システムパスワードなどのシステム 情報を含むCMOS RAM データの維持は、マザーボード上のボタン型電池により行われてい ます。 手順: 1. コンピューターの電源をオフにし電源ケーブルをコンセントから抜きます。 2. ジャンパキャップをピン 1-2(初期設定)からピン 2-3 に移動させショートさせます。5~10 秒ほど待ってから、再びピン 1-2にキャップを戻します。 3. 電源ケーブルを差し込み、コンピューターの電源をオンにします。 4.
2. PCH_MFG1 設定ジャンパー (3ピン PCH_MFG1) Management Engine(ME)ファームウェア保護機能の有効/無効を設定することができま す。ジャンパーをSecurityoverrideに設定することで、MEファームウェアは書き込み保護さ れます。 3.
4. MEファームウェアリカバリージャンパー (3ピン ME_RCVR1) Intel® Management Engineを強制的にリカバリーモードで起動する場合に使用します。 リカバリーモードで起動するにはジャンパーキャップをピン2-3(ME force update)に取り 付けます。 5.
6.
3.3 オンボードLED 1. Q-LED (CPU_LED、DRAM_LED、VGA_LED、BOOT_DEVICE_LED) システムは起動時にPOST(Power-on Self Test) と呼ばれる動作チェックを実行します。QLEDは重要なコンポーネント(CPU、メモリー、ビデオカード、起動デバイス)をPOST時に 順番にチェックし、エラーが検出されると該当箇所のLEDを点灯させ問題個所を通知しま す。LEDが点灯している場合、システムは正常に動作することができません。Q-LEDは、素早 く問題個所を発見することができる非常に便利な機能です。 2.
3. ME LED (MELED1) このオンボードLEDはMEの状態を示します。Active modeではLEDは点滅します。 Recovery modeではLEDは点灯しない、または点灯したままになります。 4.
5.
Q-Code 表 コード 00 01 02 03 04 06 07 08 09 0B 0C – 0D 0E 0F 10 11 – 14 15 – 18 19 – 1C 2B – 2F 30 31 32 – 36 37 – 3A 3B – 3E 4F 50 – 53 54 55 56 57 58 59 5A 5B 5C – 5F E0 E1 E2 E3 E4 – E7 E8 説明 未使用 電源ON リセットタイプ検出(ソフト/ハード) マイクロコードローディング前のAP 初期化 マイクロコードローディング前のシステムエージェント 初期化 マイクロコードローディング前のPCH 初期化 マイクロコードローディング マイクロコードローディング後のAP 初期化 マイクロコードローディング後のシステムエージェント初期化 マイクロコードローディング後のPCH 初期化 キャッシュ初期化 AMI SEC エラ−コード用に予約 マイクロコードが見つからない マイクロコードがロードされていない PEI Core を開始 プリメモリーCPU 初期化を開始 プリメモリーシステムエージェント初期化を開始 プリメモリーPCH 初期化を開
コード E9 EA EB EC – EF F0 F1 F2 F3 F4 F5 – F7 F8 F9 FA FB – FF 60 61 62 63 – 67 68 69 6A 6B – 6F 70 71 72 73 – 77 78 79 7A – 7F 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 9A 9B 説明 S3 レジュームPPIが見つからない S3 レジュームブートスクリプトエラー S3 OS ウェイクエラー AMI エラー コード用に予約 ファームウェアによりリカバリー状態を決定 (Auto リカバリー) ユーザーによりリカバリー 状態を決定 (Forced リカバリー) リカバリープロセス開始 リカバリーファームウェアイメージが見つかりました リカバリー ファームウェアイメージをロード済み AMI プログレスコード用に予約 リカバリー PPI無効 リカバリー カプセルが見つからない 無効なリカバリー カプセル AMI エラー コード用に予約 DXE Coreを開始 NVRAM 初期化 PCH Runtime Servicesのインストール CPU DXE 初期化開始 PCI ホスト
コード 9C 9D 9E – 9F A0 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 AA AB AC AD AE AF B0 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8– BF D0 D1 D2 D3 D4 D5 D6 D7 D8 D9 DA DB DC 説明 USB 検出 USB 有効 AMI コード用に予約 IDE 初期化開始 IDE リセット IDE 検出 IDE 有効 SCSI 初期化開始 SCSI リセット SCSI 検出 SCSI 有効 パスワード認証のセットアップ セットアップの開始 ASL用に予約 (ACPI/ASL ステータスコードをご参照ください) セットアップ入力待ち ASL用に予約 (ACPI/ASL ステータスコードをご参照ください) ブートイベント準備完了 レガシーブートイベント ブートサービスイベント終了 ランタイムセットバーチャルアドレスマップ開始 ランタイムセットバーチャルアドレスマップ終了 レガシーオプション ROM 初期化 システムリセット USB ホットプラグ PCI バスホットプラグ NVRAMクリーンアップ 設定リセット(NVRAM設定リセット)
ACPI/ASL チェックポイント (OS環境下) コード 03 04 05 30 40 AC AA 3-14 説明 システムは S3 スリープ状態に入っています。 システムは S4 スリープ状態に入っています。 システムは S5 スリープ状態にな入っています。 システムは S3 スリープ状態からウェイクアップしています。 システムは S4 スリープ状態からウェイクアップしています。 システムは ACPI モードになりました。割り込みコントローラーは PIC モードです。 システムは ACPI モードになりました。割り込みコントローラーは APIC モードです。 Chapter 3: マザーボードについて
3.4 1. 内部コネクター シリアルポートコネクター (10-1ピン COM1) 製品パッケージに付属のシリアルポートブラケットのケーブルを接続します。 2.
3. SATA 6Gb/sコネクター (7ピン SATA 6Gbps_1-8 connectors [Gray]) SATAストレージデバイスや光学ドライブを接続することができます。これらのポートに接続 したストレージデバイスを使用してRAIDを構築することが可能です。 • ・ 4. SATA動作モードはデフォルトで [AHCI]に設定されています。SATA RAIDを構築する場合 は、BIOS Setup Utilityで「SATA Mode Selection」を [RAID] に設定してください。詳細は 「3.4.5 SATA Configuration」をご参照ください。 M.
5. フロントパネルオーディオコネクター (10-1ピン AAFP1) フロントパネルオーディオ機能用のコネクターです。PCケースなどに付属するフロントパネ ルオーディオモジュールを接続することができます。 6. • 本製品を最高のオーディオパフォーマンスでご使用いただくために、HDオーディオモジ ュールを使用することをおすすめします。 • HDオーディオモジュールを接続する場合は、BIOSセットアップユーティリティで「Front Panel Type」を [HD Audio] に、AC’97オーディオモジュールを接続する場合は、 「Front Panel Type」を [AC97] に設定します。 USB 2.0 コネクター (10-1ピン USB78) USB 2.0 ポート拡張用コネクターです。このコネクターは最大480Mbps の接続速度を持つ USB 2.0 規格に準拠しています。 IEEE 1394用ケーブルをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因 となります。 USB 2.
7. 8. USB 3.0 コネクター (20-1ピン USB3_12、USB3_34) USB 3.0ポート用コネクターです。USB 3.0 増設用ブラケットやフロントパネル USB 3.0 コネ クターなどを接続することができます。 ・ USB 3.
9. ファンコネクター (4ピン CPU_FAN1; 4ピン REAR_FAN1; 4ピン FRNT_FAN1-4) 冷却ファン用コネクターです。冷却ファンのケーブルをこのコネクターに接続します。 10.
11. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR1、8ピン EATX12V1) 電源ユニット用コネクターです。電源ユニットのメインコネクターやCPU補助電源などを接 続します。電源ケーブルとコネクターにはツメがあるので、お互いがかみ合う方向に正しく 接続してください。 12. • ATX12V version 2.
13. M.2スロット M.2規格のSSDを取り付けることができます。本製品のM.2 スロットは、SATA / PCIe 両イン ターフェース規格のストレージデバイスをサポートしています。 • 本製品のM.2スロットは、Type 2242/2260/2280/22110サイズのM.2 Socket 3(Key M) SSDモジュールをサポートしています。 • M.2スロットとSATA6Gb/sポート(SATA6G_8)は同じ帯域を使用しており同時使用には制 限があります。 M.2 SSD モジュールは別途お買い求めください。 14.
15.
16.
17.
Chapter 4: BIOS 設定 BIOS設定 BIOSセットアップメニューからのシステム設定、BIOSのパラメーターの説明 4
4.1 BIOSの管理と更新 本製品では、次のユーティリティを使用してBIOSの管理や更新を行うことができます。 1. ASUS CrashFree BIOS 3: BIOSイメージに破損やエラーが発生した際、USBメモリーを使用 してBIOSイメージを復旧することができます。 2. EzFlash Utility: GUIベースのツールを使用して、USBメモリーからBIOSイメージを更新する ことができます。 3. BIOS Updater (Bupdater Utility): DOS環境からBIOSを更新することができます。 4. USB BIOS Flashback: CPUやメモリーの取り付けは不要で、BIOSやOSを起動することなく、 簡単にBIOSを更新することができます。 4.1.
4.1.2 ASUS EzFlash Utility ASUS EzFlash Utilityは、GUIベースのツールを使用してUSBメモリーからBIOSイメージを更新 することができるツールです。 最新のBIOSイメージファイルは、ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com)からダウン ロードすることができます。 手順 1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットします。 2. BIOSセットアップユーティリティを起動して「Tool」「 - Start EzFlash」の順に進み、ASUS EzFlash Utilityを起動します。 ASUS Tek.
4.1.3 BIOS Updater (Bupdater Utility) BIOS Updater (Bupdater Utility) では、DOS環境からBIOSイメージを更新することができます。 DOS環境でシステムを起動する 手順 1. 最新のBIOSイメージファイルとBIOS Updater (Bupdater Utility) を保存したUSBメモリーを USBポートに接続します。 2. システムを起動し、POST中にを押して起動デバイスの選択画面を表示します。 3. 続いて起動デバイスの選択画面が表示されたらサポートDVDを光学ドライブに挿入し、カ ーソルキーで光学ドライブを選択し<Enter>を押します。 4. 画面に「ISOLINUX 3.20 2006-08-26...」 と表示されたら、5秒以内にを押しサポート DVDから起動します。 5. Create Driver Diskette Menuで「FreeDOS command prompt」を選択するか、を押 してFreeDOSモードを起動します。 6.
8. EzFlash Utilityが起動しBIOSイメージファイルのチェックが開始されます。BIOSイメージファイ ルのチェックが正常に終了するとシステムは自動的にBIOSイメージの更新を開始します。 ASUS Tek. EzFlash Utility Current Platform Platform : P10S-M WS Version : 3022 Build date: 04/10/2017 Start Programming Flash. New Platform Platform : P10S-M WS Version : 3301 Build date: 05/17/2017 DO NOT SHUTDOWN THE SYSTEM!!! Write 75% BIOSイメージの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。BIOSイメ ージが破損、損傷しシステムを起動することができなくなる恐れがあります。BIOSイメージの更 新に伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。 9.
4.
4.2.1 メニュー メニュー画面 メインメニューバー 構成フィールド ヘルプ 操作説明 4.2.
4.2.3 メニュー 4.2.4 サブメニュー 4.2.5 操作説明 4.2.6 ヘルプ 4.2.7 構成フィールド 4.2.8 ポップアップウィンドウ 設定可能なアイテムまたは各種情報のタイトルが表示されます。設定の変更は、カーソルキーで 項目に移動しを押して選択します。 サブメニューが含まれる項目には矢印マークが表示されています。サブメニューを開くには、カー ソルキーで項目に移動しを押します。 BIOSセットアップユーティリティ画面の右下には、BIOSセットアップユーティリティを操作するた めの操作説明が表示されています。 現在選択している項目の説明や注意書きが表示されます。 現在設定されている値または各種情報の詳細が表示されます。ユーザーが設定をすることができ ない項目はカーソルキーで移動することはできません。 選択された項目の設定オプションはポップアップウィンドウに表示されます。上下カーソルキーで 変更したい値を選択しで決定します。 4.2.
4.3 Main 4.3.1 System Date [Day xx/xx/xxxx] Advanced Modeのメインメニューでは、マザーボード、CPU、メモリーの基本的な情報を表示す る他に、表示言語やセキュリティの設定を行うことができます。 システムの日付を設定します。 4.3.
4.4 Advanced CPUやチップセット、オンボードデバイスが備える機能の設定をすることができます。 アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となることがあります。設定の 変更は十分にご注意ください。 4.4.1 Trusted Computing セキュリティハードウェアに関する設定をすることができます。 Configuration Security Device Support [Disabled] セキュリティデバイスサポートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 4.4.
Runtime Error Logging System Enabling [Enabled] Runtime Error Logging Systemの有効/無効を設定します。 設定オプション:[Disabled] [Enabled] Memory Error Enabling [Enabled] Memory Error Enablingの有効/無効を設定します。 設定オプション:[Disabled] [Enabled] PCI/PCI Error Enabling [Enabled] PCI/PCI Error Enablingの有効/無効を設定します。 設定オプション:[Disabled] [Enabled] 次の項目は、 「PCI / PCI Error Enabling」を [Enabled] に設定すると表示されます。 Corrected Error Enable [Enabled] 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Uncorrected Error Enable [Enabled] 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Fatal Err
System Agent (SA) Configuration CPUが内蔵するシステムバスやPCI Expressのリンク速度に関する設定をします。 VT-d [Enabled] Intelが開発したCPUによる仮想化支援技術Intel® Virtualization Technologyの有効/無効を設定 します。仮想環境を使用する場合、この項目を有効に設定する必要があります。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Above 4GB MMIO BIOS assignment [Disabled] 64bit 対応デバイスで4GBを超えるアドレス空間へデコードする機能の有効/無効を設定します。 システムが64bit PCI デコーディングをサポートしている場合のみ、この設定を利用することがで きます。アパーチャサイズが2048MB以上に設定されている場合、この機能は自動的に無効にな ります。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Graphics Configuration 統合グラフィックス (iGPU) に関する設定をします。 Internal Gr
GTT Size [8MB] GTTサイズを選択することができます。 設定オプション: [2MB] [4MB] [8MB] Aperture Size [256MB] アパーチャサイズを選択することができます。 設定オプション: [128MB] [256MB] [512MB] [1024MB] [2048MB] [4096MB] [2048MB]アパーチャを選択すると、 「Above 4GB MMIO BIOS assignment」が自動的に有効に なります。この機能を使用するには、 「CSM Support」を無効にしてください。 DVMT Pre-Allocated [64MB] 内蔵グラフィックスデバイスで使用されているDVMT 5.
LCD Control この項目は以下の条件を満たす場合のみBIOS画面に表示されます。 1:内蔵グラフィック機能のみを使用。 2:CSMでを選択。 3:OS Typeでを選択。 Primary IGFX Boot Display [VBIOS Default] POST中にアクティブになるビデオデバイスを選択することができます。外付け グラフィックスが存在する場合は、この項目の効果は発生しません。ユーザー の設定に応じ、セカンダリブートディスプレイ選択の項目が表示されます。VGA モードはプライマリディスプレイでのみサポートされます。 設定オプション: [VBIOS Default] [CRT] [EFP] [LFP] [EFP3] [EFP2[ [LFP2] LCD Panel Type [VBIOS Default] 適切な設定項目を選択することで、内蔵グラフィックスデバイスで使用さ れるLCDパネルを選択することができます。 設定オプション: [VBIOS Default] [640x480 LVDS] [800x600 LVDS] [1024x768 LVDS]
DMI/OPI Configuration DMI Max Link Speed [Auto] DMIの速度を設定します。 設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen3] DMI Vc1 Control [Disabled] DMI Vc1 の有効/無効を設定します。 設オプション: [Enabled] [Disabled] DMI Vcm Control [Enabled] DMI Vcm の有効/無効を設定します。 設オプション: [Enabled] [Disabled] DMI Link ASPM Control [L1] システムエージェントとPCH間のASPMによる制御の 有効/無効を設定します。 設オプション: [Disabled] [L1] PEG Port Configuration PEG 0:1:0 Enable Root Port [Auto] ルートポートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] [Auto] ASUS ESC500 G4 SFFWS Series 4-15
Max Link speed [Auto] 最大速度を設定します。 設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen3] Max Link Width [Auto] 動作モード(動作レーン数)を設定します。 設定オプション: [Auto] [Force X1] [Force X2] [Force X4] [Force X8] Power Down Unused Lanes [Auto] 使用していないレーンの電力を下げることができます。 [Disabled] 節電を行いません。 [Auto] BIOSは最大可能リンク帯域に応じ、使用していないレーンの電 力を下げます。 ASPM [Auto] PCI Express接続のビデオカードに対する省電力機能「ASPM(Active State Power Management)」 のステートを設定します。 設定オプション: [Disabled] [Auto] [ASPM L0s] [ASPM L1] [ASPM L0sL1] PEG0 Max Payload size [Auto]] 最大ペイロードサイズを設定します。 設オプション: [Aut
Max TOLUD [Dynamic] Top of Low Usable DRAM(TOLUD)の最大値を設定します。動的割り当て(Dynamic)に設 定した場合、TOLUDは取り付けれたグラフィックスコントローラーの最大MMIO領域に基 づいて調整されます。 設オプション: [ Dynamic] [1 GB] [1.25 GB] [1.5 GB] [1.75 GB] [2 GB] [2.25 GB] [2.5 GB] [2.75 GB] [3 GB] [3.25 GB] [3.
USB Configuration USB Precondition [Disabled] USBホストコントローラーとルートポートの高速エニュメレーション調整の有効/無効を設 定します。 設オプション: [Enabled] [Disabled] xDCI Support [Disabled] xDCI (USB OTG Device) の有効/無効を設定します。 設オプション: [Disabled] [Enabled] USB Port Disable Override [Disabled] 対応するUSBポートがデバイス接続をコントローラーに報告する機能の有効/無効を設定 します。 設オプション: [Disabled] [Select Per-Pin] HD Audio Configuration HD Audio [Auto] HDオーディオデバイスの制御検出機能の設定をします。 [Disabled] HDオーディオは無条件に無効になります。 [Enabled] HDオーディオは無条件に有効になります。 [Auto] HDオーディオが存在する場合のみ有効になります。 DeepSx Powe
Serial IRQ Mode [Continuous] シリアルIRQモードの設定をします。 設定オプション: [Quiet] [Continuous] High Precision Timer [Enabled] 高精度イベントタイマーの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Intel Server Platform Services Intel TXT Information ASUS ESC500 G4 SFFWS Series 4-19
PCI/PCIE Subsystem Settings PCI Latency Timer [32 PCI Bus Clocks] PCIバス上のバス占有時間を設定します。 設オプション: [ 32 PCI Bus Clocks] [64 PCI Bus Clocks] [96 PCI Bus Clocks] [128 PCI Bus Clocks] [160 PCI Bus Clocks] [192 PCI Bus Clocks] [224 PCI Bus Clocks] [248 PCI Bus Clocks] PERR# Generation [Disabled] PCI デバイスがPERR# (パリティエラー) を生成する機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] SERR# Generation [Disabled] PCI デバイスがSERR# (システムエラー) を生成する機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Load RT32 Image [Enabled] RT32 イメージローデ
4.4.
USB Mass Storage Driver Support [Enabled] USBマスストレージドライバーサポートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Port 60/64 Emulation [Enabled] I/Oポートの60h/64hエミュレーションのサポートの有効/無効を設定します。有効に設定すること で、USBを正式にサポートしていないOSでUSBキーボードやマウスのレガシーサポートすること ができます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] USB hardware delays and time-outs USB transfer time-out [20 sec] コントロール、バルク、割り込み転送のタイムアウト時間を設定します。 設定オプション: [1 sec] [5 sec] [10 sec] [20 sec] Device reset time-out [20 sec] USBマスストレージデバイスのStart Unitコマンドのタイムアウト時間を設定します。 設定オプション: [10 sec] [2
Onboard LAN Configuration Intel LAN1 Enable [Enabled] Intel LAN コントローラー1の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Intel LAN1 ROM Type [PXE] Intel LAN コントローラー1のROMタイプを選択します。 設定オプション: [Disabled] [PXE] [iSCSI] Intel LAN2 Enable [Enabled] Intel LAN コントローラー2の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Intel LAN2 ROM Type [Disabled] Intel LAN コントローラー2のROMタイプを選択します。 設定オプション: [Disabled] [PXE] [iSCSI] Super IO Configuration ASUS ESC500 G4 SFFWS Series 4-23
Serial Port 1 Configuration シリアルポート(COMポート)の設定を行います。 Serial Port [Enabled] シリアルポート (COM)の有効/無効を設定します。 設オプション: [Disabled] [Enabled] 次の項目は「Serial Port」を [Enabled] にすると表示されます。 Change Settings [Auto] シリアルポートベースアドレスを選択することができます。 設オプション: [ Auto] [IO=3F8h; IRQ=4;] [IO=3F8h; IRQ=3, 4, 5, 6, 7, 9, 10, 11, 12;] [IO=2F8h; IRQ=3, 4, 5, 6, 7, 9, 10, 11, 12;] [IO=3E8h; IRQ=3, 4, 5, 6, 7, 9, 10, 11, 12;] [IO=2E8h; IRQ=3, 4, 5, 6, 7, 9, 10, 11, 12;] Serial Port Console Redirection COM1 / COM2 Console Redirection [Disa
次の項目は「Console Redirection」を [Enabled] にすると表示されます。 Console Redirection Settings ホストコンピューターとリモートコンピューター間のデータ交換方式の設定をすることができます。 データ交換を行うコンピューターは互いに同一または互換性のある設定にする必要があります。 Terminal Type [VT-UTF8] コンソールリダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプを選択します。 [VT100] サポートされているVT100ビデオ端末とその文字セットが使用され ます。 [VT100+] サポートされているVT100+ビデオ端末とその文字セットが使用さ れます。 [VT-UTF8] UTF-8文字セットのビデオ端末が使用されます。 [ANSI] ANSI 端末フォントが使用されます。 Bits per second [57600] シリアルポートの伝送速度として使用されるボーレートを選択します。 「Console Redirection」を[Disabled]に設定した場合、このオプションは使用できません。 設定オプション
Flow Control [Hardware RTS/CTS] フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうかを設定します。送信要求/クリ ア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフ レームコリジョンを減らすことができます。 設定オプション: [None] [Hardware RTS/CTS] VT -UTF8 Combo Key Support [Enabled] ANSI/VT100端末用のVT-UTF8コンビネーションキーの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Recorder Mode [Disabled] テキストのみを送信し端末データを捕捉する機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Legacy OS Redirection Resolution [80x24] レガシーOSでサポートするターミナルサイズを設定します。 設定オプション: [80x24] [80x25] Putty Keypad [VT100] PuTTYファンクションキーお
次の項目は「Console Redirection」を[Enabled]に設定すると表示されます。 Console Redirection Settings Out-of-Band Mgmt Port [COM1] Microsoft Windows Emergency Management Services (EMS) により、シリアルポートを介 したWindows Server OSのリモート管理が可能です。 設定オプション: [COM1] [COM2] Terminal Type [VT-UTF8] コンソールリダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプを選択します。 設定オプション: [VT100] [VT100+] [VT-UTF8] [ANSI] Bits per second [115200] シリアルポートの伝送速度として使用されるボーレートを選択します。 設定オプション: [9600] [19200] [57600] [115200] Flow Control [None] フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうかを設定します。送信要求/クリア ツー センド(RTS
APM Advance Power Management (APM) を設定することができます。 Restore AC Power Loss [Power Off] 停電などにより、コンピューターへの電力が突然遮断されたしまった場合、再度通電した際の動 作を設定します。 [Power On] 電源オンにします。 [Power Off] 電源オフの状態を維持します。 [Last State] 電源遮断時の状態に戻します。 Power On By PCI-E/PCI [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] オンボードLANデバイスおよびPCI/PCI Expressデバイスで起動信号を受信し た際のWake-On-LAN機能を有効にします。 Power On By Ring [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] 外部モデムが起動信号を受信した場合のウェイクアップ機能を有効にします。 シリアルポートコネクター(COM1)のみサポート。 Power On By RTC [Disabled
WHEA Configurations WHEA Support [Enabled] Windows Hardware Error Architecture (WHEA)の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 4.4.
Hyper-threading [Enabled] 1つのコアで2つのスレッドを同時に実行することができる、Intel® Hyper-Threading Technology の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Active Processor Cores [All] 有効にするコア数を設定します。 設定オプション: [All] [1] [2] [3] Intel Virtualization Technology [Enabled] CPUによる仮想化支援技術Intel® Virtualization Technologyの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Hardware Prefetcher [Enabled] メインメモリーからCPUの2次キャッシュに先読みを行い、効率化を図るハードウェアプリフェッチ 機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Adjacent Cache Line Prefetch [Enabled] メインメモリーからCP
Turbo Mode [Enabled] この設定を有効にすることで、CPUにかかる負荷や発熱の状況に応じて動作クロックを変化 させる、Intel®Turbo Boost Technologyを使用することができます。 [Enabled] CPUにかかる負荷や発熱の状況に応じて動作クロックを変化させ る、Intel® Turbo Boost Technologyを有効にします。 [Disabled] この機能を無効にします。 CPU C states [Enabled] CPUの省電力機能Cステートの設定をします。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 次の項目は「CPU C States」を [Enabled] にすると表示されます。 Enhanced C-States [Enabled] アイドル状態にあるCPUを休止状態にして電力消費を抑える拡張C1ステート(C1E)の有効/ 無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] C-State Auto Demotion [C1 and C3] Cステートの動作方法を設定します。 設定オプション:
4.4.
次の項目は「SATA Mode Selection」を [RAID] に設定すると表示されます。 Software Feature Mask Configuration RAID0 [Enabled] RAID0機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] RAID1 [Enabled] RAID1機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] RAID10 [Enabled] RAID10機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] RAID5 [Enabled] RAID5機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Intel Rapid Recovery Technology [Enabled] Intel Rapid Recovery Technologyの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] OROM UI and BANNER [Enabled] [Disabled
IRRT Only on eSATA [Enabled] [Disabled] 任意のRAIDボリュームが内部/外部SATAにまたがることを許可します。 [Enabled] Intel Rapid Recovery Technology (IRRT) ボリュームのみが内部/外 部SATAにまたがることを許可します。 Smart Response Technology [Enabled] Smart Response Technology 機能の有効/無効を設定します。 設オプション: [Disabled] [Enabled] OROM UI Normal Delay [4 sec] 通常の状態でOROM UIスプラッシュ画面の遅延時間を選択することができます。 設オプション: [2 sec] [4 sec] [6 sec] [8 sec] RST Force Form [Disabled] 設定オプション: [Disabled] [Enabled] SATA Port 1 / SATA Port 2 / SATA Port 3 / SATA Port 4 / SATA Port 5 / SATA Port
4.4.7 Network Stack Configuration Network Stack [Disabled] PXE (Pre-Boot eXecution Environment) によるUEFI ネットワーク・スタックの有効/無効を設定し ます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 次の項目は「Network Stack」を [Enabled] にすると表示されます。 Ipv4 PXE Support [Enabled] IPv4を使用したPXEによるネットワークブートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled]. Ipv6 PXE Support [Enabled] IPv6を使用したPXEによるネットワークブートの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled].
4.4.
Other PCI devices [Legacy] ネットワーク、ストレージ、ビデオカード以外のPCIデバイスにおけるUEFIとレガシーPXEオプショ ンROMの実行ポリシーを設定します。 設定オプション: [UEFI ] [Legacy] 4.4.9 NVMe controller and Drive information NVMeデバイスが接続されている場合は、NVMeコントローラーとドライブ情報を表示することが できます。 4.4.10 iSCSI Configuration Internet Small Computer System Interface (iSCSI) に関する設定をすることができます。 4.
Administrator Password 管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を 要求するように設定することをお勧めします。 管理者パスワードの設定手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、を押します。 3. パスワードの確認のため、 「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワー ドと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。 管理者パスワードの変更手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、を押します。 3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、を押します。 4.
Secure Boot Menu セキュアブートに関する設定をすることができます。 Secure Boot Control [Disabled] セキュアブート機能の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Secure Boot Mode [Custom] セキュアブートの動作モードを設定します。 設定オプション: [Standard] [Custom] Key Management セキュアブートキーの管理を行うことができます。 Provision Factory Default Keys [Disabled] 設定オプション: [Disabled] [Enabled] Enroll All Factory Default Keys / Delete all Secure Boot variables すべてのセキュアブートキーを工場出荷時の状態に戻します。 次の項目はデフォルトのセキュア変数がロードされている場合に利用可能です。 Save all Secure Boot variables すべてのセキュアブート環境変数をシステムルートフォルダーに保
Platform Key (PK) 設定オプション: [Set New Key] [Delete Key] Key Exchange Keys / Authorized Signatures / Forbidden Signatures 設定オプション: [Set New Key] [Delete Key] [Append Key] Authorized TimeStamps 設定オプション: [Set New Key] [Append Key] OsRecovery Signatures 設定オプション: [Set New Key] [Append Key] 4.
Boot Option Priorities システムの起動を試みるドライブの優先順位を設定します。画面に表示されるデバイスの数は、 ブート可能なデバイスの数に依存します。 • システム起動中にブートデバイスを選択するには、POST時に キーを押します。 • Windows® OSをセーフモードで起動する方法は、Microsoft®のサポート情報をご確認くだ さい。 http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/support Chassis Intrusion Message [Warning] ケース開閉検出センサーによりケースの開閉が検知された際のアクションを設定します。 [Warning] 3秒間ビープ音とメッセージで通知します。 [Halt] 通知画面で停止します。 Set the booting order of network devices.
4.7 Monitor Menu CPUの温度、電源状態、ファン回転数を確認することができます。また、この項目では取り 付けられたファンの制御を行うことができます。 Fan Speed Control [Generic Mode] ファン回転速度を設定します。 設定オプション: [Generic Mode] [High Speed Mode] [Full Speed Mode] [Manual Mode] 4.
4.9 Save & Exit menu 設定の保存や取り消しのほか、デフォルト設定の読み込みを行うことができます。 を押しても終了メニューを直接閉じることはできません。オプションを1つ選択するか、レ ジェンドバーから を選択してください。 Discard Changes and Exit 設定した変更を保存せず、BIOSセットアップユーティリティを終了します。 Save Changes and Reset 設定した変更を保存し、システムをリセットします。 Restore Defaults すべての設定を初期設定値(工場出荷状態)に戻します。 Boot Override 起動デバイスを選択し起動します。システムの起動を試みます。 Launch EFI Shell from filesystem device 使用可能なファイルシステムデバイスのうちの1つから、EFI Shellアプリケーション(Shellx64.
4.10 Event Logs イベントログに関する設定やログを閲覧することができます。 4.10.
When Log is Full [Do Nothing] SMBIOSイベントログがいっぱいになった場合の動作を設定します。 設定オプション: [Do Nothing] [Erase Immediately] Smbios Event Log Standard Settings Log System Boot Event [Disabled] システムブートイベントログ取得の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] MECI [1] MECI (Multiple Event Count Increment) では、ログエントリのマルチイベントカウンターの更新 前に、実行する必要のある重複イベント発生回数を設定します。 設定オプション: [1] - [255] METW [60] METW (Multiple Time Event Window) では、マルチイベントカウンターを利用する重複ログエン トリ間を経過する時間を分単位で設定します。 設定オプション: [0] - [99] Custom Options Log OEM Codes [Enabled]
4-46 Chapter 4: BIOS設定
Chapter 5: RAID RAID RAIDドライバーのインストール、各種ドライバーやユーティリティの インストールについての説明..
5.1 RAID設定 本製品は、次のRAID (Redundant Array of Inexpensive Disks)ソリューションをサポートします。 • Intel® Rapid Storage Technology enterprise Option ROM によるソフトウェアRAID 0/1/5/10 対応 (Windows® / Linux) RAIDアレイに組み込まれたSATAストレージデバイスにWindows® OSをインストールする場合 は、RAIDドライバーディスクを作成し、OSのインストール時にRAIDドライバーを読み込ませる 必要があります。詳細は「5.2 RAIDドライバーをインストールする」をご参照ください。 5.1.
5.1.2 SATAストレージデバイスを取り付ける 本製品は、SATAストレージデバイスをサポートします。最適なパフォーマンスのため、ディスクアレ イを作成する場合は、モデル、容量が同じストレージデバイスをご使用ください。 手順 1. SATAストレージデバイスをドライブベイに取り付けます。 2. SATA信号ケーブルを接続します。 3. SATA電源ケーブルを各ドライブの電源コネクターに接続します。 5.1.3 BIOSでRAIDを設定する RAIDを作成する前にBIOS Setup UtilityでRAIDを設定してください。 1. POST実行中にBIOS Setup Utility を起動します。 2. Advanced Modeに切り替え、 「Advanced」→「SATA Configuration」の順に進みます。 3. 「SATA Mode Selection」を [RAID] に設定します。 4.
5.2 Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM では、Intel® チップセットのSATA コントローラーが制御するSATAポートに接続されたストレージデバイスでRAIDレベル 0/1/5/10 のソフトウェアRAIDアレイを構築することができます。 Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM の起動 1. RAIDアレイを構築するSATAストレージデバイスを接続し、システム電源を投入します。 2. POST時に「Press to enter Configuration Utility..」 と表示さている間にを押します。 Intel(R) Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM - 3.6.0.
5.2.1 RAIDボリュームを作成する 手順 1. メインメニューより 「1. Create RAID Volume」を選択します。 2. 「Name」では1~16文字のRAIDボリューム名を入力し、を押します。RAID ボリュー ムの名前はASCII英数字で入力する必要があります。 Intel(R) Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM - 3.6.0.1023 Copyright(C) 2003-12 Intel Corporation. All Rights Reserved. [ CREATE VOLUME MENU ] Name: Volume0 RAID Level: RAID0(Strips) Disks: Select Disks Strip Size: 128KB Capacity: 0.
6. 「Disks」では必要に応じてストライプサイズを選択し、で確定します。 7. 「Capacity」ではRAIDボリュームのサイズを入力し、で確定します。 8. すべての設定が完了したらを選択し、を押します。 9. 確認画面が表示されたらを押してRAIDボリュームの作成を実行します。 WARNING: ALL DATA ON SELECTED DISKS WILL BE LOST.
5.2.2 RAIDボリュームを削除する RAIDボリュームを削除すると、そのボリューム上の既存のデータはすべて失われます。大切なデ ータはRAIDボリュームを削除する前に必ずバックアップをお取りください。 手順 1. メインメニューより 「2. Delete RAID Volume」を選択します。 2. カーソルキーで削除するRAIDボリュームを選択し、 を押します。 Intel(R) Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM - 3.6.0.1023 Copyright(C) 2003-12 Intel Corporation. All Rights Reserved. [ DELETE VOLUME MENU ] Name Volume0 Level RAID0(Stripe) Drives 2 Capacity 298.
5.2.3 RAIDボリュームを解除する RAIDボリュームの解除を行うと、ボリューム上のデータにアクセスできなくなります。 手順 1. メインメニューより 「3. Reset Disks to Non-RAID」を選択します。 2. カーソルキーでRAIDボリュームから解除したいSATAストレージデバイスにカーソルを合わ せを押します。選択されたデバイスの左側にはマークが表示されます。 [ RESET RAID DATA ] Resetting RAID disk will remove its RAID structures and revert it to a non-RAID disk. WARNING: Resetting a disk causes all data on the disk to be lost.
5.2.5 RAIDボリュームの再構築 RAIDボリュームの再構築は、冗長性のあるRAIDレベルからのみ変更することが可能です。 RAID未設定ドライブを使用したRAIDボリュームの再構築 ( Windows®) RAID構成時にSATAストレージデバイスが故障した場合は、故障したSATAストレージデバイスを交 換してRAIDボリュームの再構成(リビルド)をすることができます。ここでは、Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROMがRAIDボリュームに組み込まれたSATAストレージ デバイスのDegraded(縮退)を検出し、RAIDボリュームが設定されていないSATAストレージデバ イスが接続されている場合の再構築方法を説明します。 手順 1. POST時に「Press to enter Configuration Utility.」 と表示さている間に を押します。 2.
3. DISK/VOLUME INFORMATIONのRAID Volumes「Status」が「Rebuild」になっていることを 確認します。 Intel(R) Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROM - 3.6.0.1023 Copyright(C) 2003-12 Intel Corporation. All Rights Reserved. 1. Create RAID Volume 2. Delete RAID Volume RAID Volumes: ID Name 1 Volume0 [ MAIN MENU ] 3. Reset Disks to Non-RAID 4. Exit [ DISK/VOLUME INFORMATION] Level1 RAID1(Mirror) Physical Devices: Port Drive Model 1 ST3160812AS 2 ST3160812AS Strip N/A Serial # 9LS0F4HL 3LS0JYL8 Size 149.
5.2.6 RAIDボリュームを起動デバイスとしてセットする Intel® Rapid Storage Technology enterprise - SATA Option ROMで作成したRAIDボリュームか ら起動するには、BIOSセットアップユーティリティでドライブの優先順位を設定する必要があり ます。 手順 1. POST中にを押し、BIOSセットアップユーティリティを起動します。 2. Bootメニューを開き、Boot Option Prioritiesの「Boot Option」を選択します。 3. 起動に使用したいRAIDボリュームを選択します。 4.
5.3 Intel® Rapid Storage Technology enterprise (Windows®) Intel® Rapid Storage Technology enterpriseはIntel®製のストレージ管理ソフトで、Intel® C612 チップセットが制御するSATAポートに接続されたSATAストレージデバイスのRAIDシステム(ディ スクアレイ)を管理することができます。 Intel® Rapid Storage Technology enterpriseを起動する 5-12 1. システム電源を投入し、Windows® OS を起動します。 2.
5.3.1 RAIDボリュームの作成 手順 1. インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー・エンタープライズのホームメニューで[ボリュ ームの作成]をクリックします。 2. コントローラーの選択で正しいコントローラーが選択されていることを確認します。 3. ボリュームタイプの選択で、希望のRAIDレベルをチェックし、[次へ]をクリックします。 4. ボリュームの設定ででRAIDボリュームを構成するSATAストレージデバイス(アレイディスク) をチェックします。 5.
6. ボリューム作成の確認が表示されます。構成に問題がなければ[ボリュームの作成]をクリッ クし、RAIDボリュームの作成を実行します。 RAIDボリュームに含まれるSATAストレージデバイスに、RAIDを構築することで削除されるデータ が含まれている可能性がある場合は「データの削除を実行する」をチェックする必要があります。 7.
5.3.2 RAIDタイプの変更 手順 1. ホーム画面でタイプを変更するRAIDボリュームをクリックします。 2 「ボリュームプロパティ」に表示される「タイプ」欄にある[タイプの変更]をクリックします。 3. 新しいボリュームタイプを選択します。 4.
5.3.3 ボリュームの削除 RAIDボリュームを削除すると、そのボリューム上の既存のデータはすべて失われます。大 切なデータはRAIDボリュームを削除する前に必ずバックアップをお取りください。 手順 5-16 1. ホーム画面で削除するRAIDボリュームをクリックします。 2. 「ボリュームプロパティ」に表示される「システムボリューム」欄にある[ボリュームの削除]をク リックします。 3.
5.3.
5-18 Chapter 5: RAID
Chapter 6: 付録 付録 6
6.1 プレインストールモデルのOSリカバリー情報 6.1.1 PCをリセットする 初期状態に戻す操作では、個人用ファイルを保持するか削除するかを選択することができます。 その後、Windows が再インストールされます。手順は次のとおりです。 1. スタートに移動して、 「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」を選択します。 2. 「このPCを初期状態に戻す」で、 「開始する」を選択してオプションを選びます。 POST時にキーを押すか、或いは、Windows上のスタートからを選んで も、回復メニューが呼び出せます。 6.1.2 回復ドライブを作成する 回復ドライブは、PCを起動できない場合でも、PCに関する問題のトラブルシューティングと解決 に役立ちます。回復ドライブを作成するには、USBドライブが必要です。 1. タスクバーで、 「回復ドライブを作成する」を検索して選びます。管理者パスワードの入力や 選択内容の確認を求められる場合があります。 2.
6. 選択メニューが表示される場合は、リセットする必要のある対象のオペレーティング システ ムを選択します。(これは PC にインストールされている現在のオペレーティング システムを 指します。) 7. 「ファイルの削除のみ行う」または「ドライブを完全にクリーンアップする」のどちらかを 選択します。 ドライブをクリーンアップするオプションを使用する方が安全ですが、所要時間が長くなり ます。たとえば、PC をリサイクルに出す場合は、ドライブをクリーンアップする必要がありま す。PC を引き続き使用する場合は、ファイルの削除のみでかまいません。 8.
6.
6.3 ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : 電子メール(代表) : Webサイト: 4F, No. 150, Li-Te Rd., Peitou, Taipei 112, Taiwan +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw www.asus.com/ テクニカルサポート 電話: ファックス: オンラインサポート: +86-21-3842-9911 +86-21-5866-8722, ext. 9101# https://www.asus.
6-6 付録