Motherboard B85-PRO GAMER
J8922 初版 第1刷 2014年3月 Copyright © 2014 ASUSTeK COMPUTER INC. All Rights Reserved. バックアップの目的で利用する場合を除き、本書に記載されているハードウェア・ソフトウェアを含む、全ての内 容は、ASUSTeK Computer Inc.
もくじ 安全上のご注意.................................................................................................................iv このマニュアルについて......................................................................................................v パッケージの内容..............................................................................................................vi B85-PRO GAMER 仕様一覧..............................................................................................vi Chapter1: 製品の概要 1.1 始める前に.....
安全上のご注意 電気の取り扱い ・ 本製品、周辺機器、ケーブルなどの取り付けや取り外しを行う際は、必ずコンピューターと周 辺機器の電源ケーブルをコンセントから抜いて行ってください。お客様の取り付け方法に問 題があった場合の故障や破損に関して弊社は一切の責任を負いません。 ・ 電源延長コードや特殊なアダプターを用いる場合は専門家に相談してください。これらは、 回路のショート等の原因になる場合があります。 ・ ご使用の電源装置に電圧選択スイッチが付いている場合は、システムの損傷を防ぐために 電源装置の電圧選択スイッチがご利用の地域の電圧と合致しているかをご確認ください。ご 利用になる地域の電圧が不明な場合は、各地域の電力会社にお問い合わせください。 ・ 電源装置が故障した場合はご自分で修理・分解をせず、各メーカーや販売店にご相談ください。 ・ 光デジタルS/PDIFは、光デジタルコンポーネントで、クラス1レーザー製品に分類されてい ます。 (本機能の搭載・非搭載は製品仕様によって異なります) 不可視レーザー光です。ビームを直接見たり触れたりしないでください。 操作上の注意 ・ 作業を行う前に
このマニュアルについて このマニュアルには、マザーボードの取り付けや構築の際に必要な情報が記してあります。 マニュアルの概要 本章は以下のChapter から構成されています。 • Chapter 1:製品の概要 マザーボードの機能や各部位についての説明、及びコンポーネントの取り付けに必要なハ ードウェアのセットアップ手順。 • Chapter 2:UEFI BIOS設定 UEFI BIOS Utilityでのシステム設定の変更方法とパラメータの詳細。 • Chapter 3:付録 製品の規格や海外の法令について。 詳細情報 1. ASUSオフィシャルサイト(http://www.asus.com/) 多言語に対応した弊社ウェブページで、製品のアップデート情報やサポート情報をご確認 いただけます。 2.
パッケージの内容 製品パッケージに以下のものが揃っていることを確認してください。 マザーボード B85-PRO GAMER ケーブル SATA 6Gb/sケーブル×2 アクセサリー I/Oシールド ×1 ディスク サポートDVD ドキュメント ユーザーマニュアル 万一、付属品が足りない場合や破損していた場合は、すぐにご購入元にお申し出ください。 B85-PRO GAMER 仕様一覧 対応CPU LGA1150ソケット: 4th Generation Intel® Core™ i7/Intel® Core™ i5/ Intel® Core™ i3、 Pentium® /Celeron® プロセッサー 22nm CPU サポート Intel® Turbo Boost Technology 2.0 サポート* * Intel® Turbo Boost Technology 2.0のサポートはCPUにより異なります。 ** 詳細はASUS Web サイト(www.asus.co.
B85-PRO GAMER 仕様一覧 オーディオ機能 SupremeFX (7.
B85-PRO GAMER 仕様一覧 Gamer’s Guardian 搭載機能 - ESD保護 (LAN、オーディオ、キーボード/マウス、USBポート) DRAM 過電流・短絡損傷保護 10K ブラックメタリックコンデンサー ステンレスI/Oバックパネル DIGI+ VRM Performance Optimization Dual Intelligent Processors 2 with DIGI+ VRM DIGI+ VRM - ASUS DIGI+ VRM ユーティリティ - 8フェーズデジタル電源回路 EPU - EPU TPU - Auto Tuning, TurboV, GPU Boost Fan Xpert 2 - ファンの回転数をCPU温度に応じて自動でコントロール USB 3.0 Boost - 超高速USB 3.
製品の概要 1.1 始める前に 1 マザーボードのパーツの取り付けや設定変更の際は、次の事項に注意してください。 1.
この面をケースの 背面に合わせます。 1.2.
1.2.4 レイアウトの内容 コネクター/ジャンパ/スロット/スイッチ/LED ページ 1. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、8ピン EATX12V) 1-22 2. CPUソケット: Intel®LGA1150 1-3 3. CPUファン、CPUオプションファン、ケースファンコネクター(4ピン CPU_FAN、 4ピン CPU_OPT、CHA_FAN1、CHA_FAN2、CHA_FAN3) 1-21 4. DDR3 DIMMスロット 1-7 5. USB 3.0 コネクター (20-1ピン USB3_12) 1-24 6. Intel® B85 SATA 6Gb/s コネクター (7ピン SATA6G_1、SATA6G_2、SATA6G_3 SATA6G_4 [グレー]) 1-25 7. Intel B85 SATA 3Gb/s コネクター (7ピン SATA3G_5、SATA3G_6 [ブラック]) 1-25 8. スタンバイ電源LED (SB_PWR) 1-27 9.
CPUを取り付ける際は、全ての電源ケーブルをコンセントから抜いてください。 1.3.
4 5 C A B 1.3.
CPUクーラーの取り付け手順 1 2 A B B A 3 4 CPUクーラーの取り外し手順 1 2 A B B A 1-6 Chapter 1: 製品の概要
1.4 システムメモリー 1.4.1 概要 本製品には、DDR3 メモリーに対応したDIMMスロットが4基搭載されています。 DDR3メモリーはDDR2メモリーと同様の大きさですが、DDR2メモリースロットに誤って取り付け ることを防ぐため、ノッチの位置は異なります。DDR3メモリーは電力消費を抑えて性能を向上さ せます。 1.65Vを超過する電圧の必要なメモリーを取り付けるとCPUが損傷することがあります。1.65V 未満の電圧を必要とするメモリーを取り付けることをお勧めします。 チャンネル スロット Channel A DIMM_A1、DIMM_A2 Channel B DIMM_B1、DIMM_B2 L 1.4.
1.4.3 • デフォルト設定のメモリー動作周波数はメモリーのSPDにより異なります。デフォルト設定 では、特定のメモリーはオーバークロックしてもメーカーが公表する値より低い値で動作 する場合があります。メーカーが公表する値、またはそれ以上の周波数で動作させる場合 は、 「2.5 Ai Tweaker メニュー」を参照し手動設定してください。 • すべてのスロットにメモリーモジュールを取り付ける場合やオーバークロックを行なう場 合は、安定した動作のために適切な冷却システムをご使用ください。 • 最新のQVLはASUSオフィシャルサイトをご覧ください。 (www.asus.com) メモリーを取り付ける メモリーやその他のシステムコンポーネントを追加、または取り外す前に、コンピューターの電 源プラグを抜いてください。プラグを差し込んだまま作業すると、マザーボードとコンポーネン トが破損する原因となります。 メモリーノッチ 1. クリップを外側に倒し、メモリースロット のロックを解除します。 2.
クリップを外側に倒す際にメモリーを軽 く引き上げると、メモリーに負荷をかけ ず簡単に引き抜くことができます。 2. メモリーをメモリースロットに対して垂直に 引き抜きます。 B85-PRO GAMER マザーボードメモリーQVL (推奨ベンダーリスト) DDR3 2133 MHz メモリースロット サポート (オプション) ベンダー パーツNo. サイズ SS/ DS チップ ブランド チップ No. タイミング A-DATA AX3U2133W4G10-DR(XMP) 8GB ( 2x 4GB ) SS - - 10-11-11-30 1.65 • • A-DATA AX3U2133W8G10-DR(XMP) 16GB ( 2x 8GB ) DS - - 10-11-11-30 1.65 • • Apacer 78.BAGE4.
DDR3 1866 MHz 1-10 ベンダー パーツNo. サイズ SS/ DS チップ ブランド チップNo. Transcend TX2133KLH-16GK(XMP) 16GB ( 2x 8GB ) DS - - Transcend TX2133KLN-8GK(XMP) 8GB ( 2x 4GB ) DS - CORSAIR CMD16GX3M2A1866C9 (Ver5.29)(XMP) 16GB ( 2x 8GB ) DS - CORSAIR CMD16GX3M4A1866C9 (Ver4.13)(XMP) 16GB ( 4x 4GB ) DS CORSAIR CMD16GX3M4A1866C9 (Ver8.16)(XMP) 16GB ( 4x 4GB ) CORSAIR CMD32GX3M4A1866C9 (Ver3.24)(XMP) 32GB ( 4x 8GB ) CORSAIR CMD8GX3M2A1866C9 (Ver4.
DDR3 1600 MHz メモリースロット サポート (オプション) ベンダー パーツNo. サイズ SS/ DS チップ ブランド チップ No. タイミング 2/4 1/2 3/4 A-DATA AD3U1600W4G11 4GB SS A-DATA 3WCD-1211A 11-11-11-28 - - - A-DATA AD3U1600W8G11 8GB DS A-DATA 3WCD-1211A 11-11-11-28 - - - A-DATA ADDU1600W4G11-B 4GB SS A-DATA DWND-1211A 9-9-9-24 - - - A-DATA ADDU1600W8G11-B 8GB DS ELPIDA J4208EBBG-GN-F 9-9-9-24 - - - A-DATA AX3U1600W4G9-DB(XMP) 8GB ( 2x 4GB ) SS - - 9-9-9-24 1.
DDR3 1600 MHz (続き) パーツNo. サイズ SS/ DS チップ ブランド チップ No. タイミング 2/4 1/2 3/4 CORSAIR CMZ8GX3M1A1600C10 (Ver3.23) (XMP) 8GB ( 1x 8GB ) DS - - 10-1010-27 1.5 - - CORSAIR CMZ8GX3M1A1600C10 (Ver8.21) (XMP) 8GB ( 1x 8GB ) DS - - 10-1010-27 1.5 - - CORSAIR CMZ8GX3M2A1600C8(XMP) 8GB ( 2x 4GB ) DS - - 8-8-8-24 1.5 - - CORSAIR CMZ8GX3M2A1600C9(XMP) 8GB ( 2x 4GB ) DS - - 9-9-9-24 1.5 • • Crucial BLS4G3D1609DS1S00.16FMR(XMP) 4GB DS - - 1600-9-99-24 1.
DDR3 1600 MHz (続き) メモリースロット サポート (オプション) ベンダー パーツNo. サイズ SS/ DS チップ ブランド チップ No. Patriot PV316G160C9K(XMP) 16GB ( 2xGB ) SS - - 1600-9-9-9-24 1.5 Patriot PV316G160C9K(XMP) 16GB (2x GB ) SS - - 1600-9-9-9-24 1.
DDR3 1333 MHz (続き) ベンダー パーツNo. サイズ SS/ DS チップ ブランド チップ No. タイミング Apacer 78.B1GDE.
DDR3 1333 MHz (続き) メモリースロット サポート (オプション) ベンダー パーツNo. サイズ SS/ DS チップ ブランド チップ No.
1.5 拡張スロット 拡張カードを取り付ける前に、本項に記載してある内容をよくお読みください。 拡張カードの追加や取り外しを行う前は、電源コードを抜いてください。電源コードを接続し たまま作業をすると、負傷やマザーボードコンポーネントの損傷の原因となります。 1.5.1 拡張カードを取り付ける 手順 1. 拡張カードを取り付ける前に、拡張カードに付属するマニュアルをよく読み、拡張カードの 使用に必要なハードウェアの設定を行ってください。 2. マザーボードをケースに取り付けている場合は、ケースのカバーを開けます。 3. 拡張カードを取り付けるスロットのブラケットカバーを取り外します。ネジは後で使用する ので、大切に保管してください。 4. 拡張カードの端子部分をスロットに合わせ、拡張カードがスロットに完全に固定されるま でしっかり挿し込みます。 5. 拡張カードのブラケット部をネジで固定します。 6. カバーを取り付け、ケースを閉じます。 1.5.2 拡張カードを設定する 拡張カードを取り付けた後、ソフトウェアの設定を行い拡張カードを使用できるようにします。 1.
1.5.3 PCI スロット IEEE1394カード、USBカード等のPCI 規格準拠のカードをサポートしています。 1.5.4 PCI Express 2.0 x1 スロット ネットワークカード、SCSI カード等のPCI Express 2.0 規格準拠のx1スロット対応拡張カードをサポ ートしています。 1.5.5 PCI Express 3.0/2.0x16 スロット ビデオカード等のPCI Express 3.0/2.
1.6 ジャンパ 1. Clear CMOS ジャンパ(3ピン CLRTC) このジャンパは、CMOSのリアルタイムクロック (RTC)RAMを消去するためのものです。 CMOS RTC RAMのデータを消去することにより、日、時、およびシステム設定パラメータをク リアできます。システムパスワードなどのシステム情報を含むCMOS RAMデータの維持は、 マザーボード上のボタン型電池により行われています。 CMOS RTC RAMを消去する手順 1. コンピューターの電源をOFFにし電源コードをコンセントから抜きます。 2. ジャンパキャップをピン 1-2( 初期設定)からピン 2-3 に移動させます。5~10秒間そ のままにして、再びピン1-2にキャップを戻します。 3. 電源コードを差し込み、コンピューターの電源をONにします。 4.
1.7 コネクター 1.7.1 パックパネルコネクター 1. PS/2 マウスポート(グリーン): PS/2マウスを接続します。 2. 光デジタルS/PDIF出力ポート: アンプスピーカー、ヘッドフォン、S/PDIF対応デバイスを接続 します。 3. VGA出力ポート: VGAモニター等のVGA対応デバイスを接続します。 4. USB 2.0ポート1/2/3/4: USB 2.0デバイスを接続することができます。 5.
6. PS/2 キーボードポート(パープル): PS/2 キーボードを接続します。 7. HDMI出力ポート: HDMIデバイスを接続します。著作権保護技術の1つであるDCP(Highbandwidth Digital Content Protection)にも対応していますので、HD DVD、Blu-ray、そ の他の著作権保護コンテンツの再生も可能です。 8. DVI-D出力ポート: DVI-Dと互換性のあるデバイスを接続します。DVI-D信号をRGB信号に 変換してCRTモニターに出力することはできません。また、DVI-DはDVI-I とは互換性があ りません。また、HDCP互換ですので、HD DVD やBlu-ray ディスク等の保護コンテンツの再 生も可能です。 9. USB 3.0ポート5/6: USB 3.0デバイスを接続することができます。 10. • Windows® 7 環境下では、Intel®チップセットのUSB 3.0ポートはドライバーをインストール した場合にのみUSB 3.0として動作します。 • USB 3.
1.7.2 1. 内部コネクター シリアルポートコネクター (10-1ピン COM) シリアルポート(COMポート)用コネクターです。シリアルポートモジュールのケーブルを接続 し、モジュールをバックパネルの任意のスロットに設置します。 2.
3. ATX電源コネクター (24ピン EATXPWR、8ピン EATX12V) ATX電源プラグ用のコネクターです。電源プラグは正しい向きでのみ取り付けられるように 設計されています。正しい向きでしっかりと挿し込んでください。 • システムの快適なご利用のために、容量 350W以上のATX 12V バージョン2.0規格以 降の電源ユニットを使用することをお勧めします。 • 最小構成として、24ピンメイン電源コネクターと4ピンATX12Vコネクターを接 続することでも動作します。CPUへの安定した電流を確保するために8ピンの EPS12Vコネクターを[EATX12V]に接続することを推奨します。 • 大量に電力を消費するデバイスを使用する場合は、高出力の電源ユニットの使用をお勧 めします。電源ユニットの能力が不十分だと、システムが不安定になる、またはシステムが 起動できなくなる等の問題が発生する場合があります。 • 4. システムに最低限必要な電源が分からない場合は、ASUSオフィシャルサイトの 「電源用ワット数計算機」をご使用ください。 http://support.asus.
5. フロントパネルオーディオコネクター (10-1ピン AAFP) PCケースのフロントパネルオーディオI/Oモジュール用コネクターで、HDオーディオ及び AC’97オーディオをサポートしています。オーディオ I/Oモジュールケーブルの一方をこのコ ネクターに接続します。 6. • HDオーディオ機能を最大限に活用するため、HD フロントパネルオーディオモジュールを 接続することをお勧めします。 • HDフロントパネルオーディオモジュールを接続する場合は、UEFI BIOS Utilityで「Front Panel Type」の項目を [HD Audio] に設定します。AC’97フロントパネルオーディオモジュールを接続 する場合は、この項目を [AC97] に設定します。デフォルト設定は [HD Audio] に設定されてい ます。詳細はセクション「2.6.
7. 8. USB 3.0 コネクター (20-1ピン USB3_12) USB 3.0ポート用コネクターです。USB 3.0の転送速度は理論値でUSB 2.0の約10倍となり、 プラグアンドプレイに対応しているので接続も非常に簡単です。ご利用のPCケースやデバ イスが9ピン+10ピンのピンヘッダーに対応したUSB 3.0 デバイスの場合は、このコネクタ ーに接続して利用することが可能です。 • USB 3.0 モジュールは別途お買い求めください。 • Windows® 7 環境下では、Intel® チップセットのUSB 3.0ポートはドライバーをインストー ルした場合にのみUSB 3.0として動作します。 USB 2.0コネクター (10-1ピン USB1314、USB34) USB 2.0 ポート用のコネクターです。USBケーブルをこれらのコネクターに接続します。この コネクターは最大480Mbps の接続速度を持つUSB 2.0 規格に準拠しています。 1394モジュールをUSBコネクターに接続しないでください。マザーボードが損傷する原因と なります。 • USB 2.
9. Intel® B85 SATA 6Gb/s コネクター (7ピン SATA6G_1、SATA6G_2、 SATA6G_3、SATA6G_4、[グレー]) SATA 6Gb/s ケーブルを使用し、SATA記憶装置を接続します。 図はL型(直角系)を取り付ける場合 SATAケーブルをマザーボートのSATAコネ クターとSATAデバイスのSATAコネクター にしっかりと接続します。接続する際は SATAコネクターの内部形状を確認し、 ケーブルの向きに十分ご注意ください。 SATAポートのホットプラグ機能やNCQ (Native Command Queuing) は[AHCI] モー ドでのみ使用することができます。 10.
11.
1.8 1.
1.9 ソフトウェア 1.9.1 OSをインストールする 本製品は、Windows® 7、Windows® 8、Windows® 8.1オペレーティングシステムをサポートしてい ます。ハードウェアの機能を最大限に活用するために、OSは定期的にアップデートしてください。 1.9.
2 UEFI BIOS設定 2.1 UEFI BIOS更新 ASUSオフィシャルサイトでは最新バージョンのBIOSを公開しています。BIOS更新により、システム の安定性、互換性、パフォーマンスの向上が期待できますが、BIOS更新には常にリスクが伴いま す。使用上特に問題がない場合はBIOS更新は不要ですので、BIOS更新を行わないでください。不 適切なBIOS更新はシステムが起動しない、または不安定になるといった症状が出ることがありま す。BIOS更新が必要な場合は、本Chapterに記載の指示に従い、慎重に行ってください。 最新のBIOSファイルはASUSオフィシャルサイトからダウンロードすることができます。 (http://www.asus.co.jp) 次のユーティリティで本マザーボードのUEFI BIOSの更新と管理が可能です。 1. EZ Update: Windows® 環境でUEFI BIOS更新を行います。 2. ASUS EZ Flash 2: USBフラッシュメモリーを使用してUEFI BIOS更新を行います。 3.
2.1.2 ASUS EZ Flash 2 ASUS EZ Flash 2 Utility は、起動フロッピーディスクまたはOSベースのユーティリティを使うこと なく、UEFI BIOSを短時間で更新することができます。 このユーティリティをご利用になる前に、最新のBIOSをASUSのオフィシャルサイトからダウンロ ードしてください。 (http://www.asus.co.jp) EZ Flash 2 を使用してUEFI BIOSを更新する 2-2 1. 最新のBIOSファイルを保存したUSBフラッシュメモリーをシステムにセットします。 2. UEFI BIOS Utility のAdvanced Mode を起動し、Tool メニューの「ASUS EZ Flash 2 Utility」 を選択します。 3. キーボードまたはマウスを使用して、Driver Infoフィールドの最新のBIOSファイルを保存 したUSBフラッシュメモリードライブを選択します。操作するフィールドはキーボードの で切り替えることができます。 4.
2.1.3 ASUS CrashFree BIOS 3 ASUS CrashFree BIOS 3 は UEFI BIOSの自動復旧ツールで、UEFI BIOSの更新時に障害を起こした 場合や破損したBIOSファイルを復旧します。破損したBIOSファイルはサポートDVD、またはBIOS ファイルを保存したUSBフラッシュメモリーで更新することができます。 • 本機能を使用する前に、 リムーバブルデバイスに保存されたBIOSファイルのファイル名を 「B85PGM.CAP」に変更してください。 • サポートDVDに収録のBIOSファイルは最新のものではない場合もあります。最新バージョ ンのUEFI BIOSはASUSオフィシャルサイトで公開しております。USBフラッシュメモリーに ダウンロードしてご使用ください。 (http://www.asus.co.jp) UEFI BIOSを復旧する 手順 1. システムの電源をONにします。 2.
DOS環境でシステムを起動する 1. 最新のBIOSファイルとBIOS Updater を保存したUSBフラッシュメモリーをUSBポートに 接続します。 2. コンピューターを起動し、POST中に を押します。 3. 続いてBoot Device Select Menu が表示されたらサポートDVDを光学ドライブに挿入し、 カーソルキーで光学ドライブを選択し<Enter>を押します。 Please select boot device: E1: ASUS DVD-E818A6T (4069MB) USB DISK 2.0 (3824MB) UEFI: (FAT) USB DISK 2.0 (3824MB) Enter Setup and to move selection ENTER to select boot device ESC to boot using defaults 4. 画面に「ISOLINUX 3.20 2006-08-26...」 と表示されたら、5秒以内にを押し FreeDOSを起動します。 ISOLINUX 3.
2. BIOS Updater 画面が表示されたら、を押しドライブパネルへ移動し、BIOSファイル が保存されているUSBフラッシュメモリーを選択します。 ASUSTeK BIOS Updater for DOS V1.30 [2014/01/01] Current ROM BOARD: B85-PRO GAMER VER: 0212 (H :00 B :00) DATE: 02/12/2014 PATH: C:\ C: D: ドライブ パネル Update ROM BOARD: Unknown VER: Unknown DATE: Unknown FORMAN~1 B85PGM.CAP Note 8390626 [Enter] Select or Load [Up/Down/Home/End] Move 2014-02-10 [Tab] Switch [Esc] Exit 21:14:34 ファイル パネル [V] Drive Info 3. 再度を押してファイルパネルへ移動します。 4.
2.
2.2.1 EZ Mode デフォルト設定では、UEFI BIOS Utilityを起動すると、EZ Mode 画面が表示されます。EZ Mode で は、基本的なシステム情報の一覧が表示され、表示言語やシステムパフォーマンスモード、ブート デバイスの優先順位などが設定できます。Advanced Mode を開くには、 「Exit/Advanced Mode」 をボタンをクリックし、 「Advanced Mode」を選択するかを押します。 UEFI BIOS Utility起動時に表示する画面は変更することができます。詳細はセクション「2.
バックボタン メニュー サブメニュー メニューバー 構成フィールド ポップアップウインドウ ヘルプ ナビゲションキー Last Modified スクロールバー Quick Note メニューバー 画面上部のメニューバーには次の項目があり、主な設定内容は以下のとおりです。 Main 登録したお気に入り項目 基本システム設定 Ai Tweaker オーバークロック関連 My Favorites Advanced 拡張システム設定 Monitor システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定 Boot システム起動関連 Tool 独自機能 終了メニュー、及びデフォルト設定のロード Exit メニュー メニューバーの各項目を選択することにより、各項目に応じた設定メニューが表示されます。例え ば、メニューバーで「Main」を選択すると、 「Main」の設定メニューが画面に表示されます。 メニューバーのAi Tweaker、Adbanced、Monitor、Boot、Tool、Exitにも、それぞれ設定メニューが あります。 バックボタン サブメニューの項目が開か
スクロールバー 設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示されま す。マウスや カーソルキー、または / で、画面をスクロールすることが できます。 ナビゲーションキー UEFI BIOSメニュー画面の右下には、操作のためのナビゲーションキーが表示されています。表示 されるナビゲーションキーに従って、各項目の設定を変更します。 ヘルプ メニュー画面の右上には、選択した項目の簡単な説明が表示されます。また、本製品では を押してUEFI BIOS Utility 画面のスクリーンショットを撮影し、USBフラッシュメモリーに保存する ことができます。 構成フィールド 構成フィールドには各項目の現在設定されている状態や数値が表示されます。ユーザーによる変 更が可能でない項目は、選択することができません。 設定可能なフィールドは選択するとハイライト表示されます。フィールドの値を変更するに は、そのフィールドをマウスで選択するか、表示されるナビゲーションキーに従い数値を変更 し、を押して決定します。 Quick N
2. キーボードで選択した項目をお気に入りに追加するにはを、マウスでお気に入りに追 加するには項目を右クリックし、 「Add to MyFavorite page」を選択します。 次の項目はお気に入りに追加することはできません: ・ サブメニューを含む項目 ・ ユーザー管理項目(システム言語や起動デバイス優先順位など) ・ ユーザー設定項目(システム日付や時間など) 2.4 メインメニュー 2.4.1 System Language [English] UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動すると、まずメインメニュー画面が表示されます。メ インメニューでは基本的なシステム情報が表示され、システムの日付、時間、言語、セキュリティの 設定が可能です。 UEFI BIOS Utility の表示言語を選択することができます。 設定オプション: [ English] [Русский] [한국어] 2.4.2 [Español] System Date [Day xx/xx/xxxx] システムの日付を設定します。 2.4.
Administrator Password 管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を要 求するように設定することをお勧めします。 管理者パスワードの設定手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、を押します。 3. パスワードの確認のため、 「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワー ドと同じパスワードを入力し、を押します。 管理者パスワードの変更手順 1. 「Administrator Password」を選択します。 2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、を押します。 3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、を押します。 4.
2.
画面をスクロールすることですべての項目を表示することができます。 Target CPU Turbo-Mode Speed : xxxxMHz 設定保存後のTurbo boost時最大CPU動作周波数の目安が表示されます。 Target DRAM Speed : xxxxMHz 設定保存後の最大メモリー動作周波数の目安が表示されます。 Target Cache Speed : xxxxMHz 設定保存後のキャッシュ動作周波数の目安が表示されます。 Target DMI/PCIE Speed : xxxxMHz 設定保存後のDMI/PCI Express動作倍率の目安が表示されます。 Target iGPU Speed: xxxxMHz 設定保存後の統合グラフィックスの動作周波数の目安が表示されます。 2.5.1 Ai Overclock Tuner [Auto] CPUのオーバークロックオプションを選択して、CPUの内部周波数を設定することができます。 オプションは以下のとおりです。 [Auto] [XMP] 2.5.
1-Core Ratio Limit [Auto] アクティブなコアが1つの場合の動作倍率上限を設定します。 「CPU Core Ratio」を[Sync All Cores]に設定した場合、この値はすべてのコアの動作倍率として設定されます。 [Auto] CPUの既定値を使用します。 [Manual] アクティブなコアが1つの場合の動作倍率上限を手動で設定します。設定値 は[2-Core Ratio Limit]と同じか、またはそれ以上で設定する必要があります。 2/3/4-Core Ratio Limit [Auto] この項目は「CPU Core Ratio」を[Per Core]に設定すると表示され、アクティブなコアが 2/3/4つの場合の動作倍率上限を設定することができます。 2.5.3 Min. / Max. CPU Cache Ratio [Auto] キャッシュを含む、CPUアンコア部の最小/最大動作倍率を設定します。 設定オプション: [Auto] [1] ~ [30] 2.5.
2.5.9 EPU Power Saving Mode [Disabled] 省電力機能「EPU」の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 2.5.
DRAM WRITE to READ Delay [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [15 DRAM Clock] DRAM CKE Minimum pulse width [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [15 DRAM Clock] DRAM CAS# Write Latency [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [31 DRAM Clock] RTL IOL control DRAM RTL (CHA_R0D0) [Auto] 設定オプション: [Auto] [1] - [63] DRAM RTL (CHA_R0D1) [Auto] 設定オプション: [Auto] [1] - [63] DRAM RTL (CHA_R1D0) [Auto] 設定オプション: [Auto] [1] - [63] DRAM RTL (CHA_R1D1) [Auto] 設定オプション: [Auto] [1] - [63] DRAM RTL (CHB_R0D0) [Auto] 設定オプション
DRAM IO-L (CHB_R0D1 [Auto] 設定オプション: [Auto] [1] - [15] DRAM IO-L (CHB_R1D0 [Auto] 設定オプション: [Auto] [1] - [15] DRAM IO-L (CHB_R1D1 [Auto] 設定オプション: [Auto] [1] - [15] Third Timings tRDRD [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [7 DRAM Clock] tRDRD_dr [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [15 DRAM Clock] tRDRD_dd [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [15 DRAM Clock] tWRRD [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [63 DRAM Clock] tWRRD_dr [Auto] 設定オプション: [Auto] [1 DRAM Clock] – [15 DRAM Clock] tWRRD_dd [Auto] 設定
MISC MRC Fast Boot [Auto] 起動時にメモリーモジュールの動作チェックをパスし、起動時間を短縮することができます。 [Auto] MRC Fast Boot の既定値を使用します。 [Enabled] MRC Fast Bootを有効にします。 [Disable] この機能を無効にします。 DRAM CLK Period [Auto] メモリー周波数に合わせてメモリーコントローラーの遅延時間を設定します。 設定オプション: [Auto] [1] – [14] Channel A/B DIMM Control [Enable Both DIMMS] マザーボード上のメモリースロットの有効/無効をチャンネル毎に設定します。 設定オプション: [ Enable Both DIMMS] [Disable DIMM0] [Disable DIMM1] [Disable Both DIMMS] Scrambler Setting [Optimized (ASUS)] スクランブラー(周波数帯変換機)の動作モードを設定します。 設定オプション: [Optimized (ASUS)] [D
CPU Voltage Frequency [Auto] CPU用電圧調整モジュール (VRM) のスイッチング周波数の制御方法を設定します。スイッチング 周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができます。 設定オプション: [Auto] [Manual] 本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けてから行ってください。 CPU Fixed Frequency(KHz) [300] この項目は「CPU Voltage Frequency」を [Manual] に設定することで表示され、CPU用 VRMのスイッチング周波数を設定することができます。 設定オプションは300 KHz〜1000 KHzで、数値の調整は <+> <-> で行います。 VRM Spread Spectrum [Disabled] この項目は「CPU Voltage Frequency」を [Auto] に設定することで表示され、CPU動作周波数を変 調させることでノイズの発生を抑制させシステムの安定性を図る機能の有効/無効を設定します。 CPU Power Phase Control [Auto] 動作
2.5.
CPU Internal Power Configuration CPU Integrated VR Efficiency Management [Auto] CPUが低電力状態にあるときの省電力性能を向上させる機能を設定します。 設定オプション: [Auto] [High Performance] [Balanced] Power Decay Mode [Auto] この設定を有効にすることで、統合電圧レギュレーター(Fully integrated voltage regulator) により、省電力状態にあるCPUの省電力パフォーマンスを 向上させることができます。 設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled] Idle Power-in Response [Auto] 手動優先モードに移行した際の、統合電圧レギュレーター(Fully integrated voltage regulator) のアイドル状態に移行する際のスルーレートを設定します。 設定オプション: [Auto] [Regular] [Fast] Idle Power-out Response [Auto
2.5.13 Extreme Over-voltage [Disabled] この項目を[Enabled]に設定することで、CPUの過電圧保護を解除し、より高い電圧レベルを設定 することを可能にします。ただし、CPUが破損・故障する可能性があります。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 2.5.14 CPU Core Voltage [Auto] プロセッサーのコアに供給する電圧の調整方法を設定します。 設定オプション: [Auto] [Manual Mode] [Offset Mode] 次の項目は「CPU Core Voltage」を[Manual Mode] にすると表示されます。 CPU Core Voltage Override [Auto] CPU Core Voltageを手動で設定します。数値の調節は <+> <->で行います。 設定範囲は 0.001V〜1.920Vで、0.
Offset Mode Sign [+] この項目は「CPU Cache Voltage」を [Offset Mode] にすると表示されます。 [+] CPU Cache Voltage Offsetで指定した値の電圧を上げます。 [-] CPU Cache Voltage Offsetで指定した値の電圧を下げます。 CPU Cache Voltage Offset [Auto] CPU Cache Voltageのオフセット調整値を設定します。デフォルトでは取り付けたCPUの標 準値が設定されています。数値の調節は <+> <->で行います。 設定範囲は 0.001V〜0.999Vで、0.001V刻みで調節します。 2.5.16 CPU Graphics Voltage [Auto] 統合グラフィックスに供給する電圧の調整方法を設定します。 設定オプション: [Auto] [Manual Mode] [Offset Mode] [Adaptive Mode].
2.5.17 CPU System Agent Voltage Offset Mode Sign [+] [+] CPU System Agent Voltage Offsetで指定した値の電圧を上げます。 [–] CPU System Agent Voltage Offsetで指定した値の電圧を下げます。 CPU System Agent Voltage Offset [Auto] CPUシステムエージェント部への供給電圧のオフセット調整値を設定します。数値の調節は <+> <->で行います。 設定範囲は 0.001V〜0.999Vで、0.001V刻みで調節します。 2.5.
2.5.22 DRAM Voltage [Auto] メモリーの駆動電圧を設定します。 設定範囲は 1.20000V ~1.92000Vで、0.01000V刻みで調節します。 1.65Vを超過する電圧の必要なメモリーを取り付けるとCPUが損傷することがあります。1.65V 未満の電圧を必要とするメモリーを取り付けることをお勧めします。 2.5.23 PCH Core Voltage [Auto] PCH (Platform Controller Hub) のI/Oへの供給電圧を設定します。数値の調節は <+> <->で行い ます。設定可能な最小電圧は0.70000Vで、最大電圧 DRAM 電圧により異なります。0.01250V 刻 みで調節します。 電圧の設定を変更する際は、安定した動作を行なうために適切な冷却システムをご使用くだ さい。 2.5.24 PCH VLX Voltage [Auto] PCH (Platform Controller Hub) のI/O部への供給電圧を設定します。数値の調節は <+> <->で行 います。設定範囲は 1.2V~2.0Vで、0.
2.6 アドバンスドメニュー CPU、チップセット、オンボードデバイスなどの詳細設定の変更ができます。 アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となることがあります。設定の 変更は十分にご注意ください。 2.6.
Execute Disable Bit [Enabled] [Enabled] [Disabled] Intel® eXecute Disable bit (XD bit)を有効にします。 この機能を無効にします。 Intel Virtualization Technology [Disabled] [Enabled] [Disabled] VMwareなどを使用した仮想マシーンで、CPUが備える仮想化支援機能を利用 して効率的な処理を行なうことができます。 この機能を無効にします。 Hardware Prefetcher [Enabled] [Enabled] [Disabled] 2次キャッシュ内に先読み可能なデータパターンを検出した際に、メモリーから 2次キャッシュに先読みを行い、データアクセスの効率化を図ります。 この機能を無効にします。 Adjacent Cache Line Prefetch [Enabled] [Enabled] [Disabled] CPUは要求されたキャッシュラインと隣接するキャッシュラインの先読み込み を行います。 この機能を無効にします。 Boot per
CPU C3 Report [Enabled] CPUがアイドル状態にあるときにクロック、バス、内部PLLを停止させディープスリープ状態 に移行するC3ステートの設定をします。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] CPU C6 Report [Enabled] CPUの1次キャッシュと2次キャッシュの内容をフラッシュし、CPUコア電圧を最大限まで下 げディープスリープ状態に移行するC6ステートの設定をします。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] C6 Latency [Short] C6 ステートのためのレイテンシー(待機時間)を設定します。 設定オプション: [Short] [Long] CPU C7 Report [CPU C7s] CPUの1次、2次、3次キャッシュの内容をフラッシュし、CPUコア電圧を最大限まで下げディ ープスリープ状態に移行するC7ステートの設定をします。 設定オプション: [Disabled] [CPU C7] [CPU C7s] C7 Latency [Long] C7 ステートのためのレイテンシー(待機時間)を設定します。 設定オ
Entry After [0] Intel® Rapid Start Technology (IRST) に移行するまでのシステムアイドル時間を設定します。 設定範囲は 0〜120分です。 Active Page Threshold Support [Enabled] 既定値よりも小さいパーティションサイズでのIntel®Rapid Start Technologyサポートの有 効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Active Memory Threshold [0] Intel® Rapid Start Technologyを実行するために必要なキャッシュ用パーティションのし きい値をMB単位で入力します。数値を[0]に設定した場合、システムはIntel®Rapid Start Technologyを実行するためのパーティション容量のしきい値を、現在のシステムに合わせ て自動的にチェックします。パーティション容量がこのしきい値を下回る場合、Intel®Rapid Start Technology はシステムで自動的に無効となります。 Intel® Rapid
S.M.A.R.T. Status Check [Enabled] SSDやHDDなどの自己診断機能S.M.A.R.T. (Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology) の有効/無効を設定します。記憶装置で読み込み/書き込みエラーが発生する と、POST実行中に警告メッセージが表示されます。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Hot Plug [Disabled] (SATA_6G 1~4 [グレー], SATA_3G 5~6 [ブラック]) この項目はSATA Mode Selectionを[AHCI]に設定すると表示されます。SATAポートのホットプラ グ機能の有効/無効を設定することができます。 設定オプション: [Disabled] [Enabled] 2.6.
DMI Configuration DMI (Desktop Management Interface) に関する設定をします。 DMI Gen 2 [Auto] DMI Gen 2の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Auto] [Enabled] [Disabled] NB PCIe Configuration PCI Expressインターフェースに関する設定をします。 PCIEX16_1 Link Speed [Auto] PCIEX16_1 スロットのリンク速度を設定します。 設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen3] DMI Link ASPM Control [Auto] システムエージェント側とPCH側のASPMによる制御の設定をします。 設定オプション: [Auto] [Disabled] [L0s] [L1] [L0sL1] PEG - ASPM [Disabled] PCI Express グラフィックスデバイスのASPMによる制御の設定をします。PCI Express グラフ ィックスデバイスがアクティブでない場合、この設定は効力を発揮しません
Intel xHCI Mode [Smart Auto] [Smart Auto] [Auto] [Enabled] [Disabled] xHCIコントローラーの制御するUSBポートの動作モードを自動的に切り替えま す。 xHCIコントローラーはDOS上で常にEHCIとして動作します。ただし、OS上では xHCIとして動作します。 xHCIコントローラーは常にxHCIとして動作します。 xHCIコントローラーは常にEHCIとして動作します。 EHCI Hand-off [Disabled] [Enabled] [Disabled] EHCI ハンドオフ機能のないOSでも問題なく動作させることができます。 この機能を無効にします。 USB Single Port Control USB3_1/2/5/6, USB_3/4/9~14 [Enabled] 個々にUSBポートの有効/無効を設定することができます。USBポートの位置は「1.2.3 マザ ーボードのレイアウト」をご参照ください。 設定オプション: [Enabled] [Disabled]. 2.6.
Intel LAN Controller [Enabled] Intel®イーサネット・コントローラーの有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Intel PXE Option ROM [Disabled] この項目は前の項目を [Enabled] にすると表示され、Intel®イーサネット・コントローラーのオプ ションROMによるPXE(Pre Boot eXecution Environment)ネットワークブートの有効/無効を設定 します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Serial Port Configuration この項目は、マザーボードのシリアルポートの設定を行います。 Serial Port [Enabled] シリアルポート (COM)の有効/無効を設定します。 設定オプション: [Enabled] [Disabled] Change Settings [IO=3F8h; IRQ=4] この項目は「Serial Port」を [Enabled] にすると表示され、シリアルポートベースアドレスを 選択することがで
Power On By PS/2 Mouse [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] PS/2 マウスで電源をONにする機能を有効にします。この機能を利用するに は、+5VSBラインに最低1Aを供給するATX電源を必要とします。 Power On By PCI-E/PCI [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] オンボードLANデバイスおよびPCI-E/PCI デバイスで起動信号を受信した際の Wake-On-LAN機能を有効にします。 Power On By Ring [Disabled] [Disabled] この機能を無効にします。 [Enabled] 外部モデムが起動信号を受信した場合のウェイクアップ機能を有効にします。 Power On By RTC [Disabled] [Disabled] [Enabled] 2.6.
2.
2.7.1 CPU Temperature [xxxºC/xxxºF] オンボードハードウェアモニターはCPUの温度を自動検出しその値を表示します。なお、[Ignore] にすると、表示されなくなります。 2.7.2 MB Temperature [xxx° C/xxx° F] オンボードハードウェアモニターはマザーボードの温度を自動検出しその値を表示します。なお、 [Ignore] にすると、表示されなくなります。 2.7.3 CPU Fan Speed, CPU Optional Fan Speed, Chassis Fan Speed [xxxx RPM] / [Ignore] / [Monitor] オンボードハードウェアモニターは各ファンのスピードを自動検出し、RPMの単位で表示します。 マザーボードにファンが接続されていない場合は、[N/A] と表示されます。なお、[Ignore] にする と、表示されなくなります。 2.7.4 CPU Core Voltage, 3.
次の4つの項目は「CPU Fan Profile」を [Manual] にすると表示されます。 CPU Upper Temperature [70] CPU温度の上限温度を設定します。CPU温度がこの上限値に達すると、ケースファンはデュー ティーサイクルの最大値で動作します。CPU温度が上限値を超えた場合、ケースファンは最大 回転数で動作します。 設定範囲は20℃~75℃です。 CPU Fan Max. Duty Cycle(%) [100] ケースファンのデューティーサイクルの最大値を設定します。設定値は最小デューティーサイ クル以上である必要があります。 設定範囲は20%〜100%です。 CPU Lower Temperature [20] CPU温度の下限温度を設定します。CPU温度がこの下限値を下回ると、CPUファンはデューテ ィーサイクルの最小値で動作します。設定値はCPU温度の上限値以下である必要があります。 設定範囲は 20℃~75℃です。 CPU Fan Min.
次の4つの項目は「Chassis Fan Profile」を [Manual] にすると表示されます。 Chassis Fan Upper Temperature [70] CPU温度の上限温度を設定します。CPU温度がこの上限値に達すると、ケースファンはデュー ティーサイクルの最大値で動作します。CPU温度が上限値を超えた場合、ケースファンは最大 回転数で動作します。 設定範囲は40℃~75℃です。 Chassis Fan Max. Duty Cycle(%) [100] ケースファンのデューティーサイクルの最大値を設定します。設定値は最小デューティーサイ クル以上である必要があります。 設定範囲は60%〜100%です。 Chassis Fan Lower Temperature [40] CPUの下限温度です。CPU温度がこの下限値を下回ると、ケースファンはデューティーサイク ルの最小値で動作します。 CHASSIS Fan Min.
2.8 ブートメニュー システムをブートする際のオプションを変更します。 画面をスクロールすることですべての項目を表示することができます。 2.8.
USB Support [Partial Initialization] [Disabled] すべてのUSBデバイスはOSが実行されるまで無効状態になります。最も 早くPOSTを完了することが可能です。 [Full Initialization] すべてのUSBデバイスはPOST時に利用可能です。POST完了までの時間 は遅くなります。 [Partial Initialization] POST時間を短縮するためにキーボードとマウスを接続したUSBポート のみをPOSTで検出します。 PS/2 Keyboard and Mouse Support [Auto] Fast Bootを有効に設定した場合のPOST時のPS/2キーボードとマウスの動作を設定します。 [Auto] 起動時に接続されているPS/2デバイスをNVRAMに記憶し、起動時間を早くし ます。 [Full initial] PS/2デバイスはシステム起動時からに利用可能となり、システムを完全にコン トロールすることができます。この設定はPOSTに時間がかかります。 [Disabled] オペレーティングシステムが実行されるまで
2.8.4 Bootup NumLock State [On] [On] システム起動時、キーボードのNumLock 機能をONにします。 [Off] システム起動時、キーボードのNumLock 機能はOFFの状態です。 2.8.5 [Disabled] [Enabled] 2.8.6 Wait for ‘F1’ If Error [Enabled] この機能を無効にします。 POSTエラー発生時に を押すまでシステムを待機させます。 Option ROM Messages [Force BIOS] [Force BIOS] サードパーティのROMメッセージをブートシーケンス時に強制的に表示させ ます。 [Keep Current] アドオンデバイスの設定に従い、サードパーティROMメッセージを表示させます。 2.8.
Boot from Storage Devices [Legacy OPROM first] 起動に使用するストレージデバイスの優先タイプを選択します。起動時間を短縮する場合は [Ignore] を選択します。 設定オプション: [ Both, Legacy OPROM first] [Both, UEFI first] [Legacy OPROM first] [UEFI driver first] [Ignore] Boot from PCI-E/PCI Expansion Devices [Legacy OPROM first] 起動に使用するPCI Express/PCI 拡張デバイスの優先タイプを選択します。 設定オプション: [Legacy OPROM first] [UEFI driver first] 2.8.
Delete PK プラットフォームキー (PK) を削除します。PKを削除した場合、Secure Bootは利 用できません。 設定オプション: [Yes] [No] Load PK from File プラットフォームキー(PK) をUSBストレージデバイスから読み込みます。 読み込むファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 KEK Management KEK(キー交換キーデータベース、またはキー登録キーデータベース)は、署名データベース (db) と失効した署名データベース (dbx) の更新に使用されます。 キー交換キーデータベース (KEK) はMicrosoft® キー登録キーデータベース (KEK) を示します。 Delete the KEK キー交換キーデータベース (KEK) を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] Load KEK from File キー交換キーデータベース (KEK) をUSBストレージデバイスから読み込みます。 Append KEK from file 追加されたdb/dbxの管理用にKEK
DBX Management 失効した署名データベース (dbx) は、信頼されなくなったために読み込みが許可されない アイテムの、失効したイメージが登録されています。 Delete the DBX 失効した署名データベース (dbx) を削除します。 設定オプション: [Yes] [No] Load DBX from File 失効した署名データベース (dbx) をUSBストレージデバイスから読み込みます。 Append DBX from file より多くの失効した署名が読み込まれないように、USBストレージデバイスか ら失効した署名データベース (dbx) を追加します。 読み込むファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている 必要があります。 2.8.11 Boot Option Priorities 使用可能なデバイスから、ブートデバイスの起動優先順位を指定します。画面に表示される デバイスの数は、ブート可能なデバイスの数に依存します。 2.8.
2.9 ツールメニュー 2.9.1 ASUS EZ Flash 2 Utility ASUS独自機能の設定をします。マウスで項目を選択するか、キーボードのカーソルキーで項目を 選択し、を押してサブメニューを表示させることができます。 ASUS EZ Flash 2 Utility を起動します。を押すと、確認メッセージが表示されます。 カーソルキーを使って [Yes] または [No] を選択し を押して選択を決定します。 詳細はセクション「2.1.2 ASUS EZ Flash 2」をご参照ください。 2.9.
2.9.3 ASUS SPD Information DIMM Slot # [Slot 1] 選択されたスロットに取り付けられたメモリーのSPD(Displays the Serial Presence Detect)情報 を表示します。 設定オプション: [Slot 1] [Slot 2] [Slot 3] [Slot 4] 2.
Chapter3 付録 付録 ご注意 Federal Communications Commission Statement 3 This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: • • This device may not cause harmful interference. This device must accept any interference received including interference that may cause undesired operation. This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
Canadian Department of Communications Statement This digital apparatus does not exceed the Class B limits for radio noise emissions from digital apparatus set out in the Radio Interference Regulations of the Canadian Department of Communications. This class B digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
ASUSコンタクトインフォメーション ASUSTeK COMPUTER INC. 住所: 電話(代表) : ファックス(代表) : 電子メール(代表) : Webサイト: テクニカルサポート 電話: ファックス: オンラインサポート: 15 Li-Te Road, Peitou, Taipei, Taiwan 11259 +886-2-2894-3447 +886-2-2890-7798 info@asus.com.tw http://www.asus.com +86-21-3842-9911 +86-21-5866-8722, ext. 9101# http://support.asus.com/techserv/techserv.
3-4 Chapter 3:付録 (510)739-3777/(510)608-4555 800 Corporate Way, Fremont, CA 94539. Asus Computer International Date : Signature : Representative Person’s Name : Feb. 21, 2014 Steve Chang / President This device complies with part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: (1) This device may not cause harmful interference, and (2) this device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.